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欧州情勢・西洋事情

1222チバQ:2016/06/22(水) 19:51:07
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160622k0000m030081000c.html
<英国民投票>残留でもEUに禍根
06月21日 21:06毎日新聞

 【ブリュッセル八田浩輔】英国の将来を左右する欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票が23日に行われる。英国がEUから離脱した場合の政治・経済的な影響への懸念が各方面から提示される一方、残留する場合でもEU内に禍根を残すとの見方が広がっている。専門家は、今回の国民投票は加盟国がEUから譲歩を引き出す「パンドラの箱」を開けたと指摘する。

 EU外交筋は「残留さえすればEUには何も起きない」と話すが、欧州議会最大会派・欧州人民民主党のシンクタンク政策ディレクター、ローランド・フロイデンシュタイン氏は否定的だ。

 同氏は、キャメロン英首相が今回の国民投票を実施するにあたり、EU側から「特別な地位」を引き出した点を重視。「英国にならい、賛成できないEUの政策や方針からの除外を求める加盟国が続出するのは避けられない」とし、英国が残留した場合でもハンガリー、チェコ、ポーランドなど難民受け入れを巡ってEUとの摩擦が表面化した国で、国民投票が続く可能性に言及した。

 EUの統合深化を推進してきたショイブレ独財務相は、独誌シュピーゲルに対し、いずれの結果でも僅差の場合は「従来通りの(EUの)やり方では通用しないという警告になる」として、残留後も加盟国との間でEUの権限を巡る議論がつきまとうとの見方を示している。

 またトゥスク欧州理事会常任議長(EU大統領)も欧州議員との会合で「国境のない欧州、利害対立のない欧州といった理想郷の前に、現実を直視することがわれわれの責任だ」と語り、EU懐疑派の声にも耳を傾けるべきだとの姿勢をみせている。

 フロイデンシュタイン氏は「どちらに転んだとしても、英国の国民投票で『パンドラの箱』は開いた」と指摘する。離脱、残留にかかわらずEUは難しい対応を迫られることになりそうだ。


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