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欧州情勢・西洋事情

1201チバQ:2016/06/18(土) 10:58:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160618-00000030-jij-int
英、いばらの道=離脱は孤立、残留でも溝-EU国民投票〔深層探訪〕
時事通信 6月18日(土)8時29分配信

英、いばらの道=離脱は孤立、残留でも溝-EU国民投票〔深層探訪〕
討論会で発言するキャメロン英首相=10日、ロンドン(AFP=時事)
 欧州連合(EU)離脱か残留かを問う英国民投票が23日に迫った。世論は真っ二つに割れ、このままいけば僅差の結果となりそうだ。離脱を選択し英国のEU加盟に終止符が打たれれば、欧州で孤立するのは必至。ただ、残留する場合もEUとの溝は深まりそうで、投票結果にかかわらず、英国にはいばらの道が待ち受けている。

 ◇「内戦」状態
 「英国が外国の投資を呼び込めるのは、欧州各国と結び付いているからだ」。キャメロン首相は連日、EU残留こそ正しい選択だと訴えてきた。しかし、世論調査では離脱派と互角の勝負。首相がここまで厳しい戦いを強いられるのは、国民の多くがもともとEUに批判的だからだ。

 首相率いる与党・保守党からは、ジョンソン前ロンドン市長らが大挙して造反、離脱派に回った。欧州各地の反EU勢力は極右や新興政党が担い手だが、英国では責任政党の大物が最前線に陣取っている。欧州シンクタンク「フレンズ・オブ・ヨーロッパ」のジャイルズ・メリット事務局長は「これは英政治の内戦だ」と指摘する。

 ◇同床異夢
 EUにつながる戦後の欧州統合は「ドイツとフランスが再び戦火を交えてはならない」との思いが根底にある。一方、英国がEUの前身の欧州共同体(EC)に1973年に加盟したのは、復興を遂げる独仏と協力して実利を得るのが狙いで、当初から同床異夢だと指摘されてきた。

 しかも、EUはその後の活動分野を外交・政治に拡大。全会一致だった意思決定は多数決が増え、英国の異議が通らない場面が多くなった。離脱派が「決定権を(EUから英国に)取り戻そう」と呼び掛けるゆえんだ。

 ◇離脱なら英に報復も
 権限移譲に歯止めをかけるため、キャメロン首相は今年2月、英国が残留を決めた場合は「絶えず緊密化する連合」の構築というEUの基本理念に拘束されないとの確約をEUから得た。欧州単一通貨ユーロの採用免除や、自由越境圏(シェンゲン圏)不参加に続く特別待遇だが、「英国はEUとの距離をさらに広げた」(EU当局者)との印象は否めない。

 欧州メディアによると、元ベルギー首相のフェルホフスタット欧州議員は、英国が残留しても他のEU加盟国だけで団結を深めると指摘。EU内で英国の孤立化が進む見通しを示した。また、オランダのルッテ首相は、英離脱派が勝利して公約通りEU市民を対象に移民規制を行えば、各国も対抗措置で報復するだろうと警告しており、投票後の英国は、EUとの関係が急速に悪化する恐れもある。(ロンドン時事)


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