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欧州情勢・西洋事情

1102チバQ:2016/04/07(木) 22:22:42
http://www.sankei.com/world/news/160407/wor1604070036-n1.html
2016.4.7 19:25

オランダ国民投票、EU懐疑派に勢い 英のEU離脱問う国民投票に影響も
 国民投票はEUとウクライナの連合協定の是非を問うものだったが、欧州ではEU統合に対するオランダ国民の態度を測る機会として注目された。今回の結果は統合に懐疑的な世論が広がっていることを示したといえ、EUは離脱の是非を問う国民投票を6月に行う英国を含め、反EU勢力の伸長を警戒している。

 「このまま批准作業を進めることはできない」。オランダのルッテ首相は6日夜、「ノー」が大勝したことを受け、厳しい表情を見せた。

 貿易立国のオランダにとって、自由貿易協定を含む連合協定は本来、有益だ。2014年には乗客だった多くのオランダ人が犠牲になったマレーシア航空機撃墜事件も発生し、オランダでは対ロシア感情は悪化した。にもかかわらず、ロシアを利するような投票結果が出た衝撃は大きい。

 こうした結果になったのは、争点が「ウクライナ」だけでなく「EU統合」とみなされたことが影響したとみられる。投票を推進したのはEUに批判的な市民団体で、協定はウクライナのEU加盟につながる-などと、EU批判に重点を置いたからだ。

 オランダは過去、EUが制定を目指した欧州憲法の批准を国民投票で否決したこともあったが、基本的にEU原加盟国として統合を推進してきた。だが、難民・移民らの流入問題が深刻化して以降、反移民や反EUを主張する極右の自由党が支持率を伸ばし、首位に立つ。そうした世論が投票結果にも反映された形だ。

 EUのユンケル欧州委員長は「欧州の危機の扉を開きかねない」とかねて危機感を表明。一方、自由党のウィルダース党首は6日、「EUの終わりの始まりだ。英国や他国も続くと期待している」と強調した。(ベルリン 宮下日出男)


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