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欧州情勢・西洋事情
1
:
とはずがたり
:2014/05/26(月) 18:46:47
平沼騏一郎や福沢諭吉に限らず西洋・欧州・EUその他あの辺綜合スレである。
前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/l50
より欧洲ネタを独立。
歴史ネタは西洋史スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1165050511/l50
へ
1085
:
とはずがたり
:2016/03/23(水) 12:06:51
ブリュッセルで連続爆発 後手に回ったベルギーのテロ対策
http://news.goo.ne.jp/article/thepage/world/thepage-20160323-00000002-wordleaf.html
08:00THE PAGE
ベルギーのブリュッセルの空港と地下鉄で連続テロが発生しました。昨秋の仏パリ同時テロの衝撃も冷めやらぬ中、ベルギーでいったい何が起きたのでしょうか。厳戒態勢だったはずのテロ対策はどうだったのでしょうか。
平日朝のブリュッセルを襲った爆弾テロ
ベルギーの首都ブリュッセルで22日、空港と地下鉄駅の2か所で連続して爆発が発生し、少なくとも34人が死亡し、180人以上が負傷する大惨事となった。これらの爆発で、2人の日本人も重軽傷を負っている。ブリュッセル空港で二度の爆発が発生したのが、現地時間の22日午前8時ごろ。爆発のあった空港内のターミナルビルは激しく損傷しており、少なくとも一回の爆発ではスーツケース爆弾が使用された可能性が指摘されている。現場では爆弾が取り付けられたベストや自動小銃も発見されている。1時間後の午前9時過ぎには、ブリュッセル市内中心部、EU本部に近い地下鉄のマールベーク駅で、発車直後の地下鉄で爆発が起こった。
事件発生から間もなくして、ベルギー政府はテロの警戒水準を最高レベルの4まで引き上げ、ブリュッセル市内の公共交通機関はストップし、国内の原子力発電所でもほとんどの職員に対して避難指示が出され、市民は極力外出を控えるよう伝えられた。ブリュッセル在住のジュリー・タイレルさんは、「こういったテロの可能性は以前から語られていたものの、実際に町の機能が全てストップしている光景に驚きを隠せません。今はメッセンジャーなどを使って家族や友人の無事を1人ずつ確認しています」と語った。
事件発生後、過激派組織「イスラム国」(IS)と繋がりがあるとされるニュースサイトがISの関与を伝えており、事実上の犯行声明とみられる。ベルギーの警察当局は空港の防犯カメラがとらえた3人の男性の写真を公表。3人のうち2人は自爆したとみられ、当局は残る1名の情報を市民に求めている。
「テロの温床」としてのベルギー
昨年11月にフランスのパリで発生した同時テロでは、バタクラン劇場の無差別銃撃でも多くの市民が殺害された。事件発生後に周辺の捜査を行っていたフランスの警察当局は、劇場近くに停められていた外国ナンバーのレンタカーを発見。車内にはクシャクシャの状態で放置された駐車違反のチケットがあり、そのチケットはベルギーのブリュッセル近郊のモーレンベークで発行されたものと判明した。その情報がベルギーの警察当局にわたり、モーレンベークで家宅捜索を行った警察は、パリの連続テロ事件で車両の提供などに協力した疑いで3人を逮捕している。ベルギーはISの戦闘員としてシリアやイラクに渡る人口別の割合がヨーロッパ内で一番高く、その中でもモーレンベークは、以前から「テロリストの温床」と国内外のメディアから指摘されてきた。
ISの戦闘員としてシリアに渡航したベルギー人は推定で500人弱とされており、シリア以外にもイラクやアフガニスタンに戦闘員として渡ったベルギー人も少なくない。この傾向は10年以上前から存在しており、2005年にはイラクで米軍の車列で自爆テロを起こしたメンバーの中に、ベルギー南部シャルルロワ出身で、イスラム教に改宗した女性も含まれていた(イラクで自爆テロを行った最初のヨーロッパ人女性とされる)。また、アフガニスタンでタリバンと共闘していたベルギー人らが帰国後に、国内でテロを計画したが、治安当局によって未然に阻止されている。移民の多いモーレンベーク の失業率は25パーセント以上で、定職に就けない若者の不満を地元の過激派ネットワークが上手く利用しているとの報道もある。
1086
:
とはずがたり
:2016/03/23(水) 12:07:14
>>1085-1086
モーレンベークの人口は過去10年で約25パーセントも増加しており、モロッコからの移民を中心としたイスラム系コミュニティが存在する。現在はイスラム教徒が町の人口の約4割を占めており、ベルギーの他の町よりもイスラム教徒の比率は高い。犯罪発生率が高いモーレンベークでは、地元警察も踏み込んだ捜査には消極的とされ、そこに旧ユーゴ諸国やアルバニアで70年代から80年代にかけて製造されたライフルなどが大量に流れ込み、銃などの密売が日常的に行われていると、複数のメディアは報じている。
なぜ未然に防げなかったのか
また、長きに渡って異なる言語や文化をめぐって国内で対立が続いている、独特の国内事情 も理解しておくべきだろう。ベルギーは文化的に、北部のフラマン語圏と南部のワロン語圏に二分され、前者はオランダ文化圏で後者はフランス文化圏になる。首都ブリュッセルでは公用語としてフランス語とオランダ語の両方が使われ、交通標識なども複数の言葉で書かれたものが珍しくない。数字だけを見れば、ブリュッセル周辺ではフランス語を使う市民の数が圧倒的に多いものの、ブリュッセルは地理的に南部のフランス文化圏の最北端に位置しており、ブリュッセルから少し離れると完全なオランダ文化圏に入ってしまうのだ。
ベルギーでは2010年6月に行われた総選挙のあとで、フランス語圏とオランダ語圏の議員の間で対立が深刻化。2011年暮れまでの約1年半、内閣不在の状態が続くという異常事態も発生している。北部と南部における文化的な違いは前述したが、北部のオランダ語圏が経済的により恵まれているといいう背景もあり、イタリアの南北問題に似た事情も存在する。
そのため、文化的に一つになれないベルギーが(事実、ベルギーからの分離・独立を主張する地域もある)、国内政策で一枚岩の結束を誇れない事情も見え隠れする。ブリュッセル在住の42歳男性は22日、米バズフィード の取材に対し、「まともな政府が存在せず、二分した官僚政治が存在した結果、テロを防ぐことができなかった」と語っている。
ベルギー、とりわけブリュッセル近郊のモーレンベークが「テロネットワークの温床」と指摘されてきたものの、22日にブリュッセルで発生したテロを政府が未然に防げなかった原因は、政府内の文化的対立だけが問題ではない。より具体的な原因として、テロ対策に多くの人員や予算を投入してこなかったツケが回ってきたのだという厳しい指摘も存在する。ベルギーの諜報関係者は英ガーディアン紙の取材に対し、テロ組織と関係があるとみられる数千人の行動確認をわずか数百人の諜報部員で行っており、「あまりにも人員が少ないため、みんな疲弊している」と匿名でコメントしている。
2年前にブリュッセルで発生したユダヤ人博物館襲撃事件や昨年11月のパリ同時テロ事件では、それぞれの首謀者がモーレンベークを拠点にしており、厳しい姿勢での摘発を望む声は以前から存在したが、ベルギー政府が総額で約200億円規模のテロ対策用緊急予算について発表したのは先月のことであった。後手に回ったベルギー政府の対応にも批判が噴出するのは必至だ。
(ジャーナリスト・仲野博文)
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