したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

欧州情勢・西洋事情

1067チバQ:2016/03/12(土) 10:59:31
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160312/mcb1603120500010-n1.htm
ドイツ首相、信任問われる地方選 争点は難民問題、与党苦戦の予想 (1/2ページ)
2016.3.12 06:33
 ドイツでは13日、南西部のバーデン・ビュルテンベルク州、西部のラインラント・プファルツ州、東部のザクセン・アンハルト州の3州で地方選挙が行われる。

 最大の焦点はバーデン・ビュルテンベルク州だ。同州はドイツの宣伝係のような存在で、失業率は国内で最も低く、質の高いワインや有名なシュバルツバルト(黒い森)、ポルシェやダイムラーの本社があることで有名だ。

 世論調査によると、メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)は同州で勝利できない見通しだ。CDUは2011年までの58年間、同州の第1党を維持してきた。しかし、東京電力福島第1原子力発電所の事故後に行われた前回の選挙は、メルケル首相の原子力政策転換への信任投票の様相を呈し、CDUは緑の党に敗北した。

 今年の選挙戦では、難民政策が争点になる。CDUは支持を失う一方、反移民を掲げる「ドイツのための選択肢(AfD)」が勢いを増している。

 バーデン・ビュルテンベルク州の地方選でCDUが2回連続敗北し、今回地方選が行われる3州すべてでAfDが躍進すれば、メルケル首相に方針転換を求める圧力が高まるだろう。CDUはラインラント・プファルツ州とザクセン・アンハルト州でも苦戦が予想されている。難民流入数は昨年100万人以上に達し、そのうち13%が人口1070万人のバーデン・ビュルテンベルク州に割り振られた。

 コンサルティング会社、テネオ・インテリジェンスのアナリスト、カルステン・ニッケル氏は「CDUへの信頼が蒸発している。党内の内輪もめも多く、地方選の後で、メルケル首相に対する圧力が高まると予想している」と述べた。

 9日に発表されたフォルザの世論調査では、バーデン・ビュルテンベルク州での各党の支持率は、緑の党が32%、CDUが27%、緑の党と連立を組む社会民主党(SPD)は16%だった。昨年夏に難民問題が浮上する前は、CDUは40%以上の支持率を獲得しており、緑の党を15ポイントほどリードしていた。

 政府の経済諮問委員を務める、バルター・オイケン研究所のラーズ・フェルト所長は、前回の選挙結果は予想外だったが、緑の党はドイツ最大の経済州の一つを統治できることを証明したと指摘。「バーデン・ビュルテンベルク州でCDUが第1党になれなかったことは、政治的な事故だと常に言われてきた。皮肉なことに、緑の党は最も人気があり、最も保守的な州首相を輩出した」と話した。(ブルームバーグ Patrick Donahue)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板