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欧州情勢・西洋事情

1058チバQ:2016/03/04(金) 21:50:17
■ 日本に格安高速鉄道の導入余地はあるか

 欧州ではLCCだけでなく、高速バスや自動車も“鉄道のライバル”として立ちはだかる。パリ―ブリュッセル間300キロメートルを自動車で移動すれば、高速道路を飛ばしても3時間程度、道路が混んでいればそれ以上かかる。イージーの2時間08分〜2時間30分という所要時間は、自動車やバスに十分対抗できる。

 「ほとんどの人は自動車よりもタリスの快適さと速さを好む」と、同社のアグネス・オジエCEOは言う。だが、タリスの価格を割高に感じる人も少なくない。そのため、「スピードを少し遅くしてサービスをシンプルにすることで、低価格を実現した。イージーは自動車よりも速く、安全で、環境に優しく、そして快適だ」(同)。

 日本でも、新幹線の割引サービスはある。東海道新幹線では、東京―名古屋間は速達タイプの「のぞみ」なら1万1090円かかるが、各駅停車タイプの「こだま」を使った「ぷらっとこだま」なら8100円で利用できる。およそ3割引きだ。だが、イージーのような破格の料金体系にはほど遠い。

 イージー最安値の10ユーロは1列車につき10人分しか販売しないことを考えると、話題作りの意味合いが大いにあるだろう。そもそも乗車率が高く、ダイヤが過密気味の東海道新幹線には、こうした割安列車を導入する意義は乏しい。

 だが、ほかの新幹線や利用者減に苦しむ在来線区間であれば、他国の事例も一考に値するだろう。欧州で動きだした高速列車の価格破壊の流れが日本にやってくる日は、意外とそう遠くないかもしれない。


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