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欧州情勢・西洋事情

1057チバQ:2016/03/04(金) 21:49:58
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160304-00107907-toyo-int
立ち乗り10ユーロ、「LCC弾丸列車」の衝撃
東洋経済オンライン 3月4日(金)10時0分配信

立ち乗り10ユーロ、「LCC弾丸列車」の衝撃
真っ赤なカラーリングが特徴的なタリスの従来車両。パリ―ブリュッセル間を1時間20分程度で結ぶ(写真:リュウタ/PIXTA)
 立ったまま乗車すれば、料金はたったの10ユーロ(約1240円)。この春、パリ(フランス)―ブリュッセル(ベルギー)間に、格安料金の高速鉄道列車がお目見えする。

【画像あり】これが格安高速列車の完成予想図だ

 ベルギーを拠点にフランス、オランダ、ドイツを合わせた4カ国を高速鉄道で結ぶ鉄道会社・タリスは3月1日、新たな高速鉄道サービスを4月3日から導入すると発表した。

 新たな列車は「IZY(イージー)」いう愛称。従来タリスに使われている列車は真っ赤なボディが特徴だが、イージーの車両は白を基調に緑と紫で彩られる。2編成の国際列車がイージーに投入される。

■ 所要時間は最短で2時間強

 パリとブリュッセルは約300キロメートル離れており、東京―名古屋間(366キロメートル)よりも若干短い。従来のタリスはパリ北駅とブリュッセル南駅の間を1時間20分程度で行き来する。

 これに対し、イージーの所要時間は2時間08分〜2時間30分。フランスでは高速専用線でなく在来線を使うため、スピードを抑えざるをえないからだ。

 金曜と日曜は1日3往復、土曜は同1.5往復、それ以外の曜日は同2往復となる。朝の会議に間に合うよう午前8時〜10時に目的地に到着するという列車はない。つまり、ビジネスマンよりもレジャー目的の利用客を念頭に置いているのだ。土曜に本数が少なく、金曜と日曜に本数が多いのも、金曜に出発して日曜に帰るという行動パターンを想定しているからだろう。

 スピードが遅い分、価格は安い。タリスの同区間の料金は、エコノミー席なら2カ月前までに予約すれば41〜52ユーロ、当日なら99ユーロかかる(時間帯などによって価格はさらに変動)。一方のイージーは、2カ月前までの予約で19ユーロ、当日なら59ユーロだ。

 エコノミーよりも椅子が大きく、座席にコンセントが付いている、日本でいえばグリーン車に当たる席は69ユーロで乗車できる。家族同伴の場合、子供料金は10ユーロだ。

 さらに特筆すべき点として、椅子を倒して座る補助席25席を15ユーロで販売する。10人分と数に限りがあるものの、着席保証のない乗車券も10ユーロで売り出す。ビュッフェ車両での立ち乗りを想定しているが、もし車掌が空席を確認すれば着席することもできる。

 イージーでは、コスト削減のために、さまざまな方策を取っている。在来線に乗り入れるのは、高速線のインフラコストを減らすためだ。乗車方法はインターネットでの予約のみ。また、車内に無料で持ち込める手荷物の数も制限されており、余分に持ち込むには追加料金がかかる。

 そのコンセプトは、まさにLCC(格安航空会社)の発想と同じ。ただ、こうしたサービスはイージーが最初ではない。タリスの先輩格に当たるフランス国鉄の高速鉄道TGVが「Ouigo(ウィゴー)」というサービスを2013年に導入している。

 パリとリヨン、マルセイユなど主要都市を結び、料金は25ユーロ程度。専用サイトで3カ月前までに購入すれば、1人10ユーロという設定もある。持ち込み手荷物の制限もあり、イージーはウィゴーを倣ったともいえる。

 実際にウィゴーは人気を博しており、運行区間は年々拡大している。今回イージーがスタートしたことで、格安高速列車サービスはフランス国内から欧州圏に広がり始めたことになる。


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