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欧州情勢・西洋事情

104チバQ:2014/09/08(月) 21:32:34
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140907/erp14090721100009-n1.htm
スコットランドの住民投票、世界各地の独立の動きにも注目集まる
2014.9.7 21:10 (1/2ページ)
 【ベルリン=宮下日出男、モスクワ=遠藤良介】英国からの独立の是非を問う北部スコットランドの住民投票は8日、実施まで10日に迫った。欧州では近年、中央政府からの独立・分離を目指す地域の動きが活発化している。スコットランドの行方は英国のみならず、各地でくすぶる独立の動きを改めてクローズアップすることになりそうだ。

 欧州でこうした動きが活発化した背景には、債務危機以降、裕福な地域が貧しい地方のために富を奪われているとの意識が、独自文化を背景にした従来の独立志向に拍車を掛けているためだ。

 とりわけ、独自の言語を持つスペイン北東部カタルーニャ自治州では、同州政府が11月9日に独立に関する住民投票を実施すると公言している。スペイン第2の都市バルセロナを州都とし、その経済規模は全国の約2割を占める。

 州政府の調査によると、独立支持は45%に上り、反対は28%。5月の欧州議会選挙で、独立を目指す左派政党が国内第1党の座に就いた。スコットランドの住民投票の結果次第では、独立への機運がさらに高まる可能性もある。

 ただ、英国と異なり、スペイン政府は投票阻止の方針を貫く。ラホイ首相は国家主権に関わる独立問題は国民全体で決めるべきだとの姿勢。投票は「違憲」で、強行の場合は提訴する構えだ。これに対し、カタルーニャ州のマス首相は「英国のように法的枠内で行いたい」と漏らしている。

 北部オランダ語圏と南部フランス語圏の対立が続くベルギーでは5月の総選挙で、北部の分離独立を目指す「新フランドル同盟」(N−VA)が躍進し、前回選に続き第1党を維持。前政権で同党は排除されたが、今回は新政権樹立に向けた連立交渉に加わり、初の政権参加が実現するかに関心が集まっている。

 一方、ロシアのプーチン政権も「地元住民の意思」を盾にウクライナ情勢に介入してきた経緯があり、スコットランドでの住民投票の行方を注視している。独立賛成票が過半数を占めた場合、ロシアは3月のウクライナ南部クリミア半島併合や、同国東部での親露派支援を正当化するために結果を援用する可能性が高い。

 ただ、ロシアは世界有数の多民族国家であり、民族主義や地域の分離運動が自国内で高まる事態には潜在的な警戒感もある。


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