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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ
856
:
とはずがたり
:2017/05/12(金) 23:07:49
>>855-856
「双方とも疲れている」。「ドネツク人民共和国・国防省副司令官」の親露派幹部バスリン氏は苦境を認めた。一方「(親露派地域の高度な自治を認める)ウクライナ連邦化の改憲が無ければ、戦争は続く」とも述べた。
ロシアの戦略目標はウクライナの欧州連合(EU)や北大西洋条約機構(NATO)への加盟阻止とみられる。連邦化が実現した場合に親露政権を立てる狙いも見える。1989年に終結した東西冷戦後に失った欧米との「緩衝地帯」を再設定する試みだ。
ロシアの「勢力圏」だった旧東欧諸国などは次々とEU、NATOに加盟。ジョージア(グルジア)やウクライナでは親欧米政権が誕生してきた。ロシアには「悪夢」だった。
特にウクライナはロシアに重要性が高い。帝政時代の17世紀に大部分を支配下に収め、文化的に近い「弟分」と扱う。総人口約4500万人のうち2割はロシア系。その離反は政経両面で死活問題だ。ウクライナ東部紛争で、ロシアは大衆扇動や覆面部隊などあらゆる手段を駆使した「ハイブリッド(複合)戦争」を展開。犠牲者数は約1万人に及ぶ。
一方、ウクライナは米国に頼りたい。だが首脳会談はいまだ実現しない。ティモシェンコ元首相率いる野党「祖国」幹部のタラシュク元外相は『米国を世界最強に』というトランプ政権なら、ロシアの侵略的な動きを阻止する」と期待。殺傷兵器供与もあると見る。だが軍事専門家のミフネンコ氏は「自力で踏ん張るしかなくなる」と正反対の見方を示す。
トランプ米大統領は対露関係改善を志向する。ただ4月上旬にはロシアが支援するシリアのアサド政権軍を、化学兵器を使用したと断定してミサイル攻撃。ウクライナを巡る対露制裁も維持する。ウクライナ外務省のベシュタ政治局次長は「米国がロシアに強い姿勢を保つよう説得を続ける」と強調した。
ドネツクと約100キロ南の政府側支配都市マリウポリを結ぶ幹線国道。連日数十?数百台の検問待ち車列ができる。砲声が断続的に響くが、多くの人は慣れた様子だ。両都市は行き来に従来の倍の片道4時間は要する。それでも物資買い出しや行政手続きのため、親露派地域住民が危険を冒して移動する。
マリウポリでは昨夏結婚手続きを1カ月から1時間に短縮した行政サービスが始まり、約900組が利用。ドネツク近郊から来たマクシムさん(28)とオリガさん(23)は「(政府側地域への)移住は難しい。早く平和になって」と語る。大国の思惑のはざまで、普通の人々が過酷な生活を強いられている。【ドネツク、マリウポリ(ウクライナ東部)、キエフで真野森作】
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