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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

59チバQ:2014/05/27(火) 22:33:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140527-00000070-reut-int
アングル:ウクライナ新大統領、笑顔の裏に「鋼の意志」
ロイター 5月27日(火)17時32分配信

5月26日、ウクライナの新大統領に決まったペトロ・ポロシェンコ氏は、流ちょうに数カ国語で冗談を交えて話す姿の一方で、強行策にも出るという硬軟両面の姿勢を見せた。25日撮影(2014年 ロイター)
[キエフ 26日 ロイター] - ウクライナの新大統領に決まったペトロ・ポロシェンコ氏(48)が記者団に対し、流ちょうに数カ国語で冗談を交えて話す姿は、いかにも世界中を常に飛び回っているという印象を与える。

コラム:ウクライナ再生に「最後のチャンス」

だが、富の創出や汚職撲滅、欧州的価値観の支持といったことには冗舌だった同氏が、クリミア問題や東部の親ロシア派勢力への対応について記者からせっつかれると、興奮で声が上ずった。

約1時間半にわたる会見で見せた感情の爆発は、世界中から集まったメディア向けに意図されたものだったのかもしれないが、ポロシェンコ氏は怒りを言葉だけでなく、実力行使に出る覚悟があることを示した。会見から1時間もしないうちに、ウクライナ軍が東部ドネツクの親ロシア派が占拠する国際空港を空爆したのだ。

ポロシェンコ氏は「対テロ作戦は2、3カ月続くべきではない。数時間で決着をつけるべきだ」とし、さらに軍を投入し攻撃の手を緩めない姿勢を示した。また同氏は、親ロシア派勢力の指導者らをソマリアの海賊と同じだと非難し、「テロリスト」との交渉はしないと断言した。

一方で同氏は、ロシア系住民の言語を保護する権利と、同氏いわく、ウクライナにとどまりたいと思っているが沈黙させられている大勢の住民の自治を認めるとしている。また、「お互いによく知る仲」だというロシアのプーチン大統領との会談を向こう3週間以内に予定していると明かした。

強国ロシアに対し弱い立場を強いられてきたが、ポロシェンコ氏は最強のカードを提示した。つまりそれは、ウクライナの暫定政権には正当性がないというロシアの主張が、25日の大統領選でのポロシェンコ氏勝利で成り立たなくなったということだ。過去の大統領選では、ロシア系とウクライナ系住民で票は二極化したが、同氏はロシア系の多い東部でも圧勝を収めた。

ポロシェンコ氏は経営者の目で、米国や欧州連合(EU)が原因でロシアや世界経済に押し付けられた経済的苦痛を見据えるとともに、ウクライナの西側への接近を阻んでいただけでなく、過去の大統領や首相を含む同国指導者らを腐敗させてきたロシアのガスへの依存から脱却すると公言した。

<優れたパフォーマー>

「チョコレート王」の異名を持つポロシェンコ氏は、大統領職に専念するため、1990年代以降に築き上げてきた自身のビジネス帝国を売却すると発表しているが、その経歴や閣僚を務めた経験から、指揮や政府内の仕組みには通じている。

ヤヌコビッチ前大統領とは対照的に、ポロシェンコ氏は卓越した話術を武器に質問者に応じてウクライナ語、ロシア語、英語でよどみなく答える優れたパフォーマーであり、日焼けした顔には疲れや不安を少しも表さない。

ポロシェンコ氏は汗を拭う姿をカメラマンから狙われれば、喜色満面でそれに応じ、外国人記者からすでに隣国の首脳と「関係」があるかと聞かれれば、片眉を上げ、この2重の意味に取られかねない質問からも笑いを誘う。

混迷深まるウクライナ危機を解決するには、ポロシェンコ氏をチョコレート王たらしめた効果的なマーケティング以上のことが必要になるだろう。

ドネツクへの強硬策、自信の誇示、短時間での問題把握などでポロシェンコ氏は敵も味方も説得することを始めている。同氏にしてみると、これはビジネスだ。同氏は英語で自身への挑戦をこう表現した。「新しい国家、新しい国民」を約束すると。

(Alastair Macdonald記者 翻訳:伊藤典子 編集:橋本俊樹)


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