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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ
1152
:
チバQ
:2019/03/29(金) 22:50:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190323-00000001-maiall-int
ウクライナ危機の現場を歩いた(3) クリミアが見た北方領土問題 3月初旬@クリミア
3/23(土) 11:32配信 毎日新聞
ウクライナ危機の現場を歩いた(3) クリミアが見た北方領土問題 3月初旬@クリミア
1945年2月にヤルタ会談が開かれたリバディア宮殿=ウクライナ南部クリミアのヤルタで2019年3月1日、大前仁撮影
クリミア南西部にある保養地のヤルタは大人でもふらつくほどの強風が吹いていた。街中から数キロの地点にあるリバディア宮殿は、日本にとって因縁浅からぬ地である。帝政ロシア最後の皇帝ニコライ2世が建てた離宮は1945年2月、米ソ英の3カ国首脳が顔をそろえた「ヤルタ会談」の開催場所だったからだ。
戦後の国際秩序を決めた会談では、ソ連が対日戦線への参戦を約束する一方、現在の北方領土(ロシア語でクリル諸島)を含む千島列島を自国領に組み込むことで同意を取り付けた。このときの密約が北方領土問題として残されて、日露の間に立ちふさがっている。
◇「誰も住んでいない島を、なぜ返してほしいんだ?」
ヤルタ会談から74年。舞台となったクリミア(ロシア語でクリム)をはじめとして、ウクライナ国内では北方領土問題への関心が高まっている。当然ながら、今年1月から日露の平和条約交渉が本格化しているからだ。私はウクライナの行く先々で「クリルの交渉が始まったね。どう思っている?」と尋ねられた。善意で解釈すれば「我々もロシアとの領土問題を抱えてしまった。お互いにがんばろう」というエールとして受け取れる。逆に「どうせロシアが日本に島を返すわけがないだろう」という冷笑が含まれていると感じる時もあった。
ヤルタまで同行したのは、クリミアで取材を助けてくれたロシア系の男性だ。かつてインターネットメディアで働き、今は地元政府で広報を担当する28歳。この男性も例に漏れず、平和条約交渉について尋ねてきた。
「そもそもクリルには、どれくらいの日本人が残っているんだ?」と素朴な疑問を投げてきた。
「一人もいないよ。ソ連が第二次大戦の後で全ての日本人を追い出してしまったからね」と即答する。
男性は不思議そうな表情になった。「もう一人も住んでいないのに、どうして島を返してほしいんだ?」
なぜ彼がこのような質問を発したのか? ここで手短にクリミアの歴史にふれてみよう。15〜18世紀はモンゴル帝国の血を引くクリミア・タタール人が統治していた。その後、帝政ロシアが18世紀末に自国領に組み込み、多くのロシア人が移住した。しかしソ連時代の1954年に後世の火種がまかれた。最高指導者のフルシチョフが行政手続きの一環として、クリミアの所轄をロシア共和国からウクライナ共和国へと移管したのだ。ところがソ連は91年に崩壊し、クリミアを領内に置いたままウクライナは独立国となった。この事態に、人口の6割超を占める現地のロシア系住民が強く反発した。
ロシアに住む愛国的なロシア人はクリミア半島に多くの同胞が残されたと考えるようになり、現地のロシア系住民も「本国への復帰」を訴え続けた。そして運命の2014年3月。前月に起きたウクライナの政変が引き金となり、ロシアは力ずくでクリミアを取り戻した。
北方領土問題に戻ろう。私に同行した男性はソ連崩壊直前に生まれ、独立したウクライナで育ったが、常に「ロシア人」だと自覚していたそうだ。クリミア半島に取り残された身として「祖国」への復帰を願い続け、5年前に夢がかなった。自らの体験を踏まえると、すでに北方領土に日本人が残されていないのに、日本政府が返還を求める理由を理解できないという。もはや同胞が一人もいないのに、なぜ求め続けるのか?
◇「日本は経済的な理由で返還を求めているの?」
「それならば日本は経済的な関心から、返還を求めているのか?」。男性は質問を変えてきた。
再び答えはノーである。今の日本政府は「日ソ共同宣言」に基づき、歯舞群島と色丹島の「2島返還」で幕を引く方針に転じたといえる。もし両島を日本領に再編成できれば、排他的経済水域(EEZ)を広げることができる。だが、経済的な権益はこの程度に限られている。
現在の日露両政府は北方領土での共同経済活動を検討しているが、この計画が実現したところで「利益はたかが知れている」(ロシアの担当官)。むしろ返還が実現すれば、日本は島を引き払うロシア人への補償を行わなければならず、支出の方が大きいのは確実だ。そう男性に説明した。
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