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第24回参議員議員選挙(2016年)

647名無しさん:2016/01/05(火) 20:38:47
◆与党で過半数確保

反発避け控えめ目標

 安倍首相は4日の記者会見で参院選の目標議席を問われ「自民党と公明党の連立政権は風雪に耐えた強固な連立政権だ。安定した政治を前に進めるため、自公で過半数を確保したい」と語った。

 自民党の非改選議席は65議席で、公明党の非改選議席11と合わせれば76議席。参院の過半数122議席に達するには、今度の参院選で両党合わせて46議席獲得すればよい計算だ。改選議席は自民が50、公明が9であることを考えると、かなり控えめな目標だ。

 ただ、首相が掲げた「自公で過半数確保」の目標は、実際の目標ではなく、反発を招くことを避けるための発言との受け止めが大半だ。

 自民党幹部は「最初から高い目標を掲げると調子に乗るなという声が出てくる」と述べ、妥当な目標表明との考えを示した。

 別の与党幹部も「大風呂敷を広げておごっていると見られれば、おきゅうを据えられる」と解説。さらに、第1次安倍内閣で戦った07年参院選で獲得議席37にとどまる歴史的な惨敗を喫したことを念頭に「首相には参院選のトラウマがある」とも指摘した。

 ただ、経済政策に明るい自民党幹部は「中国経済は今後失速していく。日本の株価が7月までにどこまで下がるか分からないが、株価が下がれば選挙は厳しくなる」と指摘し、「与党で過半数は妥当な線。3分の2なんて絵空事だ」との見方を示した。

 ◆自民が単独過半数

対公明で発言力強化

 参院自民党を中心に議席獲得目標を「自民党単独での過半数」に置くべきだとの意見がある。参院幹部は「首相は自公で過半数と言うしかないが、実際の目標は自民党の単独過半数だ」と明言する。その理由を「単独過半数がないと軽減税率の議論や参院選挙制度改革のように公明党に押し込まれるから」と説明する。

 来年4月の消費増税とともに導入される軽減税率を巡っては、加工食品も対象に含めるよう求めた公明党の意向を自民党側がほぼ受け入れる形で妥結。参院選挙制度改革では、公明党が都道府県を境としていた選挙区をまたぐ合区の受け入れを主張し、自民党が受け入れを強いられた経緯がある。こうした事情を受け、参院自民党内にたまった不満を解消するためにも、単独過半数を確保し、自民党の発言力を強めようという思惑だ。

 自民党の非改選の65議席に57議席を上乗せすれば過半数の122議席に達する。しかし、改選議席の50から自民党だけで7議席増やすのは容易ではなさそうだ。

 また、自民党内からは「単独過半数を掲げてしまうと、連立解消の可能性が指摘され公明党との関係がぎくしゃくする」(幹部)と懸念する声が上がっている。


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