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第24回参議員議員選挙(2016年)

639チバQ:2016/01/04(月) 16:18:43
http://www.sankei.com/politics/news/160104/plt1601040004-n1.html
2016.1.4 01:00
【政界徒然草】
公明党、自民党との選挙協力にきしみ 道筋つけた参院選「合区」で苦悩…

政府与党協議会に臨む自民党の谷垣禎一幹事長(中央)と公明党の井上義久幹事長(右隣)ら=国会内(酒巻俊介撮影)
 公明党が今夏の参院選をめぐる自民党との選挙協力で頭を悩ませている。初めて導入される「鳥取・島根」「徳島・高知」の「合区」で、「選挙区は自民党、比例は公明党へ」と訴える従来の選挙協力が成り立たなくなったからだ。しかし、もともと「合区」は「一票の格差」是正に向けて公明党が発案した選挙制度改革。その改革に公明党自身が苦しむという、何とも皮肉な状況に陥っている。

 「今度の参院選は比例で自民票を公明党に回す余裕はない。選挙協力の関係を党本部レベルではっきりさせておいてほしい」

 昨年12月21日、合区対象の自民党県連を代表して、谷垣禎一幹事長や茂木敏充選対委員長と党本部で会談した石破茂地方創生担当相(衆院鳥取1区)や中谷元防衛相(衆院高知1区)らが切々と訴えた。

 自公両党の選挙協力はこれまで、衆院選も参院選も自民党が擁立した選挙区候補を公明党が支援し、比例で出馬した公明党候補に自民党が一部の票を回すことで成り立っていた。ところが、参院の新選挙制度では、合区の4県でこの方式が成り立たない。

 4県すべての選挙区で候補者を擁立してきた自民党は、合区により選挙区で出られない候補を比例候補とする方針だ。今夏の参院選では「鳥取・島根」から青木一彦議員(島根)、「徳島・高知」から中西祐介議員(徳島)が出馬し、鳥取と高知の候補が比例に回ることになる。

 ただ、参院選の比例は「非拘束名簿式」のため、鳥取、高知の候補者も、自身の氏名が記入された票を一定数確保しなければ当選できない。当選を確実にするには、公明党に票を回す余裕はないのだ。そのため自民党本部は4県連からの要望を受け、選挙区候補のみならず、比例候補への全面的な支援を確約している。

 これに焦りを募らせているのが公明党だ。公明党は比例選出の谷合正明議員を中国・四国エリアの重点候補として擁立するが、鳥取、島根、徳島、高知4県の自民党票があてにできない。

 しかし、振り返ってみると、平成25年参院選で最大4・77倍まで拡大した「一票の格差」の是正を目指して、合区を含む改革案を掲げたのは公明党だ。合区に慎重だった自民党を尻目に、27年7月初旬に民主党と10の合区を含む「12増12減」案を策定した。

 この動きに自民党は重い腰を上げ、他の野党と2つの合区を含む「10増10減」案で合意。これが今回の新選挙制度につながっている。

 石破氏や中谷氏らの訴えに対し、谷垣氏らは明確な回答をしなかったが、4県選出の国会議員の1人は「党本部の対応がどうであれ、公明党に票を回す気はない」と明言した。

 自公両党による「軽減税率」の対象品目をめぐる協議が、公明党が求めてきた「酒類と外食を除く飲食料品全般」で決着したことで、「公明党にこれ以上譲る必要はない」(自民党中堅)という雰囲気が自民党内に広がったことも、合区の選挙協力に微妙な影を落としている。

 ある自民党幹部は「現場レベルでは公明党が『何とか票の一部を回してほしい』と泣きついてきている」と打ち明ける。しかし、もはや後の祭りの感がある。

(政治部 力武崇樹)


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