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第24回参議員議員選挙(2016年)

354名無しさん:2015/10/24(土) 01:31:42
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/241211
参院選連載(1)自民 TPP、安保で内憂外患
安倍1強と政党 始動16参院選さが
2015年10月20日 11時07分

■知事選しこりも拭えず

 「自民政治のありように対し、少し考えなければならない」

 環太平洋連携協定(TPP)交渉が大筋合意した2日後の7日。佐賀市で開かれたJA県青年大会の壇上で、JAさが組合長の金原壽秀は公然と自民党を批判した。農協改革への不満やTPPを批准した場合の主食用米の輸入量増加などに対する不信感をあらわにし、「これほどやられながらまだ自民を推薦するのかという声も聞く」。来年夏の参院選をにらみ、強くけん制した。

 JAグループ佐賀の政治団体・県農政協議会は自民最大の支持基盤だが、1月の知事選で候補者擁立をめぐって対立した。参院選で党公認候補となる現職の福岡資麿(42)はこの混乱の責任を取って県連会長を辞任した。知事選のしこり解消による関係修復が選挙でも大きな焦点になる。

 8月下旬、地ならしの動きがあった。自民党総務会長の二階俊博が佐賀入りした際、党県連やJA幹部らが一堂に会した懇談会が開かれ、雪解けムードが演出された。それでも「感情的なしこりの解消は一足飛びにはいかない。結局は、福岡先生が(農政協に)足しげく通うしかない」とベテラン県議の一人はみる。

 関税削減、撤廃が多品種に広がるTPPはさらなる懸念材料だ。安倍政権は農業対策に躍起だが、影響は計り知れず、農家の自民離れが再びわき起こってくる可能性は否めない。

 参院選佐賀選挙区(改選数1)で自民は、政権交代前の2007年に民主候補に敗北、21連勝を阻まれたが、10年(福岡資麿)、13年(山下雄平)と大勝した。今回も民主など対立候補の選考が遅れており、「強い候補であることに変わりはない」と県連幹部。ただ、決して「順風ではない」と付け加えた。

 逆風の代表格が、1カ月前に成立し、内閣支持率低下にもつながった安全保障関連法。国民理解が進まない中で与党が衆参両院で強行採決に踏み切り、自民支持層からも批判の声が上がる。「日ごろお世話になり、実名をよく知っている人から『これを突き進めるのであれば支持できない』という投書がかなり来た」。福岡はそう漏らす。危機感を肌で感じ、「私は名無しの権兵衛との闘いで劣勢に立たされている」。

 内憂外患ともいえる状況の中、内閣改造に伴い、福岡は9日、内閣府の副大臣に任命された。党県連幹部は今週、職域や支援団体へのあいさつ回りを本格化させる。従来の参院選準備に比べると大幅な前倒しで、非自民勢力が候補者を決める前に支持基盤固めを急ぐ。県連会長の留守茂幸は強調する。「可能なところから推薦もお願いする。その手応えが今後を占うバロメーターになる」(敬称略)

   ◇    ◇ 

 安倍自民党の「1強」政治が間もなく3年を迎える。安全保障関連法の成立やTPPの大筋合意など国の岐路に立つなか、野党は参院選へ向け再編や共闘を模索している。県内各政党の現状や課題を探る。


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