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第24回参議員議員選挙(2016年)
161
:
チバQ
:2015/07/11(土) 09:53:23
◇
来夏の参院選、定数増によって福岡選挙区での公明党の対応が、がぜん注目されるようになった。同党県本部の幹部は10日、産経新聞の取材に「選挙区での候補者選定については今後、支持母体の創価学会の意向も踏まえ、党本部と慎重に判断する」と述べた。
慎重姿勢を崩さないのは、全国比例との兼ね合いが問題となるからだ。選挙区に力を入れることで、比例票が伸び悩み、議席獲得に影響を及ぼす可能性を危惧する。
同党選対幹部も「改選3の選挙区で候補者を出すかどうかは、本当に厳しい判断になる。参院選は選挙区も広く、準備に1年はかかる。これから新たに出すといっても『言うは易(やす)く、行うは難し』だ」と述べた。
ただ、選挙区での候補擁立に意欲があるのも事実。福岡県本部の幹部は「3人区なら本当は候補者を出したい。本音では3年前の参院選でも出したかったくらいだ」と語った。
福岡選挙区への候補擁立の前例はある。
平成元年7月の参院選では、木庭健太郎氏が公明公認で立候補し、当選した。10年7月にも、元公明党衆院議員の弘友和夫氏が無所属で出馬し、当選している。弘友氏はその後、公明党に戻った。
最終的な党判断が出るのは、早くとも8月の盆過ぎになりそうだという。
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