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第24回参議員議員選挙(2016年)

1539チバQ:2016/06/11(土) 01:00:56
http://www.sankei.com/politics/news/160610/plt1606100004-n1.html
2016.6.10 00:03
【参院選ルポ】
山梨 「今こそ山教組の出番だ」 第3の候補出馬に揺れる「輿石王国」

「参院のドン」と呼ばれた民進党重鎮で日教組を支持母体とする輿石東参院副議長(80)が引退を表明した参院選山梨選挙区(改選数1)は、議席奪還を目指す自民党候補と、「輿石王国」の死守を目指す野党統一候補とによる、一騎打ちの構図とみられていた。しかし、「第3の候補」の参戦で、乱戦の気配も漂っている。

 安倍晋三首相(自民党総裁)は「最激戦区」として、地方遊説の“第一声”に山梨の地を選んだ。

 「民進党は共産党と一緒になって、どんな経済政策を考えるのか。答えは何もない。こんな無責任な人たちに政権を任せるわけにはいかない」

 首相は8日、JR甲府駅前の街頭演説でこう声をからした。

 迎え撃つ輿石氏は同日、甲府市内の集会で民主党(当時)が政権交代を果たした平成21年衆院選の「逆転の夏」に触れ、「日本の政治をひっくり返す力をいただきたい」と訴えた。

 引退を決意した輿石氏が後継として白羽の矢を立てたのが宮沢由佳氏(53)。宮沢氏も1月、「輿石先生が築き上げたタスキを受け取りたい」と応諾し、“王国”は盤石な形で継承されるかにみえた。

 ところが、そこに待ったをかける事態が勃発する。甲府盆地に待ちわびた春が訪れた4月、民主党出身の米長晴信元参院議員(50)の参院選出馬説が浮上し、5月には無所属で出馬する意向を表明した。

 実は、1月に引退表明した輿石氏に対し、米長氏は自らを後継候補にするよう直訴。だが、輿石氏は首を縦に振らなかった。民主党政権で自らが幹事長を務めていた時代に消費税政局で離党した米長氏への不信感からだ。民進党から衆院山梨2区での出馬も模索した米長氏だが、輿石氏から「交渉に応じるな」と厳命された党県連幹部は「ゼロ回答」を繰り返し、しびれを切らした米長氏が出馬に踏み切ったわけだ。

 前回参院選で約6万票を獲得している米長氏の参戦は、与野党の「戦略」を狂わせた。米長氏が民主党出身だけに民進党には票を奪われるとの危機感が強く、党県連幹部は「今回は輿石さんの引退の花道を飾る選挙だ。空気が読めないのか」と憤る。

 米長氏を不気味な存在とみているのは自民新人の高野剛氏(67)サイドも同じだ。業界団体の支援を取りつけるなど組織票固めに奔走するが、県議会議長ポストをめぐる自民系2会派の対立が先鋭化した騒動も尾を引き、「反高野票」が米長氏に流れる事態を心配する。

 それ以上に警戒しているのが、宮沢氏の後ろ盾となっている輿石氏の強固な組織力だ。輿石氏の後援会「東明会」、教員OBらを中心につくる政治団体「山梨県民主教育政治連盟」(県政連)、日教組傘下で現職教員の労組「山梨県教職員組合」(山教組)-が輿石氏を支える“3本の矢”だ。

 山教組は16年、輿石氏に対する巨額の選挙資金カンパ問題で、動きが鈍くなったとの指摘もあるが、「3日選挙」と呼ばれる組織戦は健在のようだ。22年参院選で輿石氏に惜敗した自民党の宮川典子衆院議員は「投開票日まで残り3日もあれば、電話攻勢など組織がフル稼働し、1万から1万5千票の劣勢を簡単にひっくり返す力を持っている」と指摘する。

 5月21日、南アルプス市での山教組定期大会。輿石氏は檄(げき)を飛ばした。「子供たちに再び武器を持たせない。右手に夢を左手に希望を。だから私たちは勝利しなければならない。今こそ山教組の出番だ」(岡田浩明)


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