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第24回参議員議員選挙(2016年)

1391チバQ:2016/05/26(木) 23:38:56
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/feature/20160510-OYT8T50045.html
政治の現場 野党融合
(5)共産秋波 戸惑う連合
2016年04月06日 12時00分
 民進党と共産党の接近は、民進党の支持団体・連合を混乱させている。


 春の肥後路を走る蒸気機関車を目当てに、観光客が集まる熊本県人吉市。同市内のJR人吉駅近くで1日、参院選熊本選挙区から出馬する無所属新人・阿部広美氏の支援集会が開かれた。

 連合熊本の顧問弁護士である阿部氏を支援するため、共産党は昨年12月、候補予定者を取り下げた。阿部氏は今回の参院選で、民進、共産などが推薦する全国初の「野党統一候補」だ。

 集会には民進党県連、共産党県委員会の幹部も来ていたが、司会の連合熊本幹部は聴衆に「政党の旗やプラカードは掲げません。政党のあいさつは控えます」と説明した。

 民進党を登壇させれば、共産党も登壇させなければならない。しかし共産党との連携はアピールしたくない――という連合の都合だった。結局、両党の県幹部は聴衆に紛れ、発言する機会はなかった。

 連合は1989年、旧社会党系労組の「総評」と、旧民社党系の「同盟」の流れをくむ民間労組が統一して誕生した。政治活動では「非自民・非共産」を掲げた。連合に反発した共産党と関係の深い組合などは、全労連(全国労働組合総連合)を結成。規模の大きい連合は労組の世界で「主流派」となり、共産党や全労連を敵視した。

 長く敵対関係にあった共産党が連合に秋波を送るきっかけとなったのは、昨年9月、志位委員長が安全保障関連法の廃止を主眼とする「国民連合政府」構想を発表し、民主党(当時)の岡田代表に共闘を呼びかけたことだ。志位・岡田会談後、共産党の各都道府県委員会は、連合の地方組織に対して「参院選に向けて懇談したい」などと連携を働きかけた。

 連合本部には、地方組織から「共産党にどう対処すればいいのか」と、戸惑いの声が相次いで寄せられた。連合は昨年10月、「共産党のアプローチに門戸を開く必要はない」との通知を地方組織に出した。

 「寄り合い所帯」は民進党に限った話ではなく、連合もまた、憲法、原発、安全保障などの政策をめぐって対立を抱えている。特に護憲を掲げる自治労など官公労系の労組は、比較的共産党に政策が近いとされる。連合内では「万が一、官公労が共産党に引きずられるようなことになったら、分裂の危機に直面しかねない」(幹部)という声もある。

 参院選青森選挙区でも、共産党が候補を取り下げ、民進党元衆院議員・田名部匡代氏が統一候補となった。

 使用済み核燃料の再処理工場や中間貯蔵施設がある青森県では、原子力産業が地域の雇用を支えている。原発を推進する立場の連合の有力団体・電力総連にとって、「反原発」を掲げる共産党との連携は「あってはならないこと」(電力総連幹部)だ。

 青森県電力総連の長嶺渉会長は3月中旬、連合青森の内村隆志会長に電話で「共産党と文書を交わすようなことはしないでほしい。共産党と一緒に活動はできない。下手なことをすると、参院選で戦えなくなる」と語り、けん制した。連合青森はその後、「共産党と街頭活動は一緒にやらない」との方針を打ち出した。

 参院選は、連合にとって共産党からの組織防衛の戦いでもある。

予想の顔ぶれ(読売新聞社調べ。衆院の党派勢力順)
 ◇熊本◇(改選定数1)
 松村祥史 51 自現《2》
 木下順子 57 諸新
 阿部広美 49 無新

 ◇青森◇(改選定数1)
 山崎力 68 自現《3》
 田名部匡代 46 民新
 三国佑貴 30 諸新

2016年04月06日 12時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbu


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