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第24回参議員議員選挙(2016年)

1056チバQ:2016/04/07(木) 22:48:39
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160401ddlk44010338000c.html
<豊の決戦>2016参院選おおいた/3 自民 攻勢と焦り 衣の下の悲願 /大分

04月01日 15:59毎日新聞

 「今年のテーマは、一に経済、二に経済、三に経済だ」。1月下旬、大分市のホテルであった自民県連セミナーで、同党の岩屋毅衆院議員はこう訴えた。この日は大寒波が襲ったが、夏の参院選大分選挙区に出馬する新人の古庄玄知氏(58)の事実上の決起集会とあって、二階俊博・党総務会長も東京から駆けつけていた。

 すると、続いて壇上に上がった穴見陽一衆院議員は、違う意見を口にした。「参院選で一番大きな意味を持つのは憲法改正だ。安倍政権でできなければ、この先いつ日本人が作った憲法をいただく日がやってくるのか」

 礒崎陽輔参院議員も衆参両院で改憲の発議に必要な3分の2の勢力を確保する必要性を強調。争点を巡る党内の温度差が、はからずも浮かび上がった。

    ◇

 東京で党大会が開かれる前日の3月12日、自民県連幹部が党本部に呼ばれた。「大分は6年前に九州で唯一、野党に負けた。党の大物も投入するから何が何でも勝て」。党本部はハッパをかけた。

 自民は大分選挙区の議席を3年ごとに野党と分け合ってきたが、全国では安倍政権の1強状態が続く。昨春の知事選と大分市長選を連勝した県連内にも、「2議席独占を狙う絶好のチャンス」という期待が渦巻いている。

 ところが、公募で擁立した古庄氏の知名度は高くはなく、浸透を目指して県内を駆け回る段階だ。さらに、ライバルの民進現職・足立信也氏に社民、共産が一本化する流れを見て、県連は危機感を濃くした。

    ◇

 「大分でも野党が党利党略のために野合している。自公ももっともっとがっちり連携する」。同27日、初めて県連レベルで公明党の比例候補を推薦した自民県連の衛藤晟一会長は、野党への対抗心をあらわにした。最近の自公協力は順調だが、初の推薦は「選挙区で公明票を一票でも多く固めたい」という自民のメッセージだ。

 ただ、それには冒頭の自民内の温度差が問題になる。古庄氏は昨年の出馬会見で「一番問題なのは9条。誰もが解釈を一致できる憲法にすべきだ」と改憲を前面に打ち出した。だが毎日新聞の全国世論調査では、参院選で改憲派が3分の2以上の議席を占めることを「期待しない」という人が半数近くで、「期待する」を上回る。

 一方、政権に復帰した12年衆院選からの国政選挙では、無党派層の関心も高いアベノミクスなどの経済政策を叫ぶのが、自民の「必勝パターン」だ。

 そして、公明が掲げる加憲は憲法の今の条文は変えず、新たな条文を加えるもの。安全保障関連法への批判に苦しんだ公明関係者は「9条もそのまま残すべきだ。古庄さんは黙っていてほしい。改憲を叫んだら抗議する」とけん制する。

 ある自民県連幹部も「古庄氏の政策の中心は、いかに大分を元気にするかだ」と同調し、自民側の発言はこのところトーンダウンぎみだ。とはいえ、改憲は結党以来の党是。安倍晋三首相も「任期中の改憲を目指す」と表明しており、自民は経済という衣の下に悲願をちらつかせたまま、前哨戦に突入している。=つづく

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