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第24回参議員議員選挙(2016年)

1024チバQ:2016/04/03(日) 19:18:21
http://www.sankei.com/region/news/160403/rgn1604030013-n1.html
2016.4.3 07:00

自民県連が警戒感「トップの座奪われかねない」 参院選福岡、公明候補予定者を党本部が推薦

 今夏の参院選福岡選挙区(改選3)で、大家敏志氏(48)のトップ当選を至上命題とする自民党福岡県連内に、公明党への警戒感が高まる。衆参同日選の可能性もにらみ、党本部が連立を組む公明党の候補予定者に推薦を出したからだ。公明党は自民支持層への浸透を目指しており、自民党からは「トップ当選が危うい」との声が漏れる。(九州総局 村上智博)

                  ◇

 「参院選の勝敗は全国の10前後の激戦区で競り勝てるかで決まってくる。それはご理解いただきたい。これまで以上に自公の連携が必要となる。力が分散し、バラバラでは困るんです」

 2日、自民党の茂木敏充選対委員長は、福岡市中央区の天神スカイホールで開かれた自民党県連年次大会で、与党協力の必要性を切々と訴えた。

 公明党県本部の木庭健太郎代表も来賓あいさつで、「いろんなことを乗り越え、推薦してもらい、敬意と感謝しかない。与党への支持を広げ、2議席は与党で取りたい」と声を張り上げた。

 これに対し、蔵内勇夫県連会長は「党本部が高度の判断をし、県連も了承したところだ」と言葉少なだった。

 福岡選挙区は今回から定数増となる。この増えた1議席を狙い、公明党は新人で元外務省職員、高瀬弘美氏(34)の擁立を決めた。

 茂木氏ら党本部は3月、福岡を含め、自公両党が候補を擁立し、競合する5選挙区で、公明党候補に推薦を出した。参院選全体の勝敗のカギを握る32の「1人区」で、公明党の支援を確実にする狙いだ。もちろん、同日選に備えた動きでもある。

 だが、党本部の動きに、福岡県連内には不満もくすぶる。

 この日の大会では、男性党員から「過去の投票行動とは異なり票が分散するのは明白だ。選挙活動もやりにくい」との意見が出た。

 県連の松本国寛幹事長は「公明党と同じパイを食い合うのではなく、自民支持者を固め、さらに無党派に食い込まなければならない」と返すのが精いっぱいだった。

 大家氏本人もあいさつで「参院選は、推薦の候補者(高瀬氏)がおられ、環境は厳しい」と、表情を曇らせた。

 事実、公明党はすでに、県農政連や各種商工会など自民党の支持団体や企業の職域支部に「高瀬は『候補者力』がある。うちにも、並行して推薦してほしい」とアプローチする。

 公明県本部幹部の一人は「(推薦によって)これまで気兼ねしていた自民寄りの保守系団体への『通行証』を得た。真正面からぶつかるわけにはいかないが、文句を言われる筋合いもない」と語った。

 もし衆参同日選となれば、公明党の支援が欠かせない自民党の衆院議員も多い。だからこそ、公明党は強気に、自民支持層に浸透を図る。

 2日の県連大会でも公明党は当初、大会の場で高瀬氏をお披露目したいと自民党県連側に打診した。

 これを自民県連側が拒否すると、今度は茂木氏から高瀬氏に推薦状を手渡すセレモニーを開いてほしいと、掛け合った。

 結局、茂木氏は、支持者らの目につかない別室で、公明新人の高瀬氏と面会し、推薦状を手渡した。

 こうした公明党の“攻勢”に、自民県連も支持団体の引き締めにかかった。ある県連幹部はこう吐き捨てて、会場を後にした。

 「蟻の一穴にならないようにしないと公明に票をどんどん食われる。手を打たないと、トップの座を奪われかねない。(世論調査で)40%近くの支持率があるうちが、わずか数%の党(公明党)にしてやられてたまるか」

                  ◇

 参院福岡選挙区の立候補予定者

 大家敏志(48)財金委員長  自現

 古賀之士(56)元民放アナ  民新

 高瀬弘美(34)元外務省職員 公新

 柴田雅子(31)党県平和部長 共新

 竹内信昭(63)党県副代表  社新

 吉冨和枝(56)元小学教諭  幸新


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