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第24回参議員議員選挙(2016年)

1023チバQ:2016/04/03(日) 19:02:47
http://www.sankei.com/region/news/160402/rgn1604020047-n1.html
2016.4.2 07:05
【選挙 夏決戦へ】
(下)友党の温度差 悪夢よぎる公明、減票懸念の自民
「公明党と自民党は友党。切っても切れない関係だ。自民としてはもちろん西田先生を推薦し、必ず一緒に戦う態勢になる。同じ道を歩く同志だ」

 3月20日、加須市内で開かれた公明党参院議員、西田実仁(53)の国政報告会。自民党県連副会長、野本陽一(76)は夏の参院選に出馬する現職、関口昌一(62)の支援を呼びかけるとともに、西田に対する自民の推薦を明言した。

 県議11期の実力者から言質を得た公明県本部の幹部は「野本さんが言うなら間違いない。ひと安心だ」と胸をなでおろした。

 4日後、自民党本部は西田への推薦を正式決定した。

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 参院選競合区での自民による公明候補への推薦は平成25年の前回、全国で初めて埼玉選挙区(改選数3)で導入。自民は現職を擁立しながら公明新人に推薦を出すという、「極めて異例の対応」(自民県連幹部)を取った。

 だが、票は政治家の命。すんなりと決定したわけではない。不満を募らせた自民現職が県庁での会見で、党執行部や公明側を公然と批判するなど紆余曲折(うよきょくせつ)があった。

 自民は最終的に「参院で過半数を得るため」として、10万票の支援を約束。県内全15の衆院選挙区でそれぞれ5千〜1万票を公明新人に回すよう割り振り、約60万票での2位当選につなげた。

 公明県本部幹部は「連立を組んで約15年がたち、自公の選挙協力は成熟期を迎えている」としながら、推薦が決定した今も「議論が再燃しないか心配はある」と明かす。

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 「党の世論調査で、西田は4番手だった。さらに、擁立を見送った社民党の票は共闘する民進党や共産党に行ってしまう」。公明県本部幹部の危機感は強い。

 調査では関口が優勢で、民進現職の大野元裕(52)が続いた。西田は共産新人、伊藤岳(56)に約5万票及ばないという試算も出たという。

 公明には苦い経験がある。19年、過去最高の約62万票を獲得した現職が落選したのだ。民主は選挙終盤に情勢を見極め、当選圏内に入った新人の女性候補の動きを弱めて現職に票を集中。作戦は的中し、公明候補は4位に押し出された。

 「悪夢だった。二度とあの思いはしたくない。今回は一律1万票の割り振りをお願いしたいくらいだ」と西田陣営は吐露した。

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 自民内部には推薦に反発する声がいまだにくすぶっている。

 「前回は新人だったからだ。なぜ県本部代表で党の参院幹事長まで務める西田に推薦が必要なのか。関口だって楽な選挙じゃない」

 関口は衆院議員や県議、各種団体の会合に積極的に出席、地道な活動を続けており、「自身の当選だけであれば問題ない」(自民関係者)。だが、「自民自体に現職が約100万票を獲得した前回ほどの勢いはない」として、票を割り振ることへの抵抗感は強い。

 一方の公明側も衆院選では多くの県内自民候補に推薦を出して支援している。

 「公明支持者の票を当選の原動力にしている現職も多い。西田への推薦は『与党で2議席』のため、弱い者を助けてほしいという願いだ」と公明関係者。

 参院選での公明への推薦は「埼玉方式」と呼ばれ、今回、全国5選挙区へと広がる。その原点で浮き彫りになる温度差。今後、両県組織は具体的な協力態勢について協議を進めるが、審判の日はもう3カ月余り先に迫っている。=敬称略(川畑仁志、川峯千尋が担当しました)


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