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第24回参議員議員選挙(2016年)

1022チバQ:2016/04/03(日) 19:02:08
http://www.sankei.com/region/news/160401/rgn1604010056-n1.html
2016.4.1 07:09
【選挙 夏決戦へ】
(中)野党共闘に亀裂 埼玉
 ■敵視の民進、距離感つかめぬ共産

 「安倍政権の下で経済が良くなったのか。上から目線の政治、暴走を許してはいけない。民進党として必ず勝たせていただく」

 3月27日、民進党の結党大会を終えた参院議員、大野元裕(52)はJR大宮駅前でマイクを握り、夏の参院選に向けて決意を語った。

 大野が今回、「五分で争うことになる」とみる相手は自民党、公明党の現職ではない。共産党の新人、伊藤岳(56)だ。

 民進、共産などの野党は党本部が参院選に向け1人区で候補者を一本化する動きを進めている。3人区の埼玉は対象外だが、伊藤はこの流れを受けて積極的に「野党連携」をアピール。「どの距離感がよいか分からないが、野党が市民と力を合わせて安倍政権を打倒することが共通の目標だから」と説明し、「過去には民主の路線を批判したこともあったが、今回は控える」と戦略を明かす。

 だが、大野は応じない。「共産との連携は絶対にないから」。報道陣を前にこう繰り返し、敵意をむき出しにしたこともある。

          ◇

 「マイナスでしかない。共産は足し算で票を計算できるが、うちは引き算になるだけだ」。大野陣営には「民共共闘」の印象が有権者に広がることへの警戒感が強い。

 大野も伊藤と同様、安全保障関連法の廃止を訴えるが、他の政策には隔たりも大きい。さらに、大野の祖父は川口自民党(現自民党川口支部)を組織した元川口市長。保守系支持者が離れてしまう懸念がある。

 だが、伊藤はそんな懸念もお構いなしだ。同法が施行された3月29日、松伏町議選の立候補予定者の応援でこう呼びかけた。

 「対決構図は自民、公明対野党と市民。共産党に思いを寄せてほしい」

                   ◇

 大野が初当選した平成22年、民主には小選挙区と比例代表で15人の現職衆院議員がいた。大野は3番手に滑り込み、次点に泣いた現職と合わせ計約110万票を獲得。「選挙態勢は今の自民に近い状態だった。今回は全く違う」と嘆くのは大野の秘書だ。

 今回、民進の現職衆院議員は6人。だが、着実に候補者選定を進めており、昨年末以降、新人4人の擁立を内定した。現時点で埼玉11区(秩父市など)を除く14選挙区で総支部長を決定している。

 「各衆院選挙区で候補を持てば参院選で面的な展開ができる。大野の選挙で勝つことだけを考えている」

 元民主県連代表、大島敦(59)はこう話すが、現実味を帯びつつある衆参同日選への準備でもある。自前候補が10人にとどまり、維新の党と候補者調整を実施した26年衆院選の轍(てつ)を踏みたくはない。

                   ◇

 「衆院選では統一候補を出したいが、党本部の協議で民進党が話し合いに応じていない」。共産県委員会委員長の荻原初男(62)は自公政権の打倒に向け、民主が政権を奪った21年衆院選のように、共産が選挙区を絞って擁立する可能性もあるとする。

 「民進の本音が分からない」(荻原)という共産の目下の最重要課題は、「参院選の比例代表と選挙区でともに60万票の獲得」だ。

 「有権者は1人区で候補擁立を見送った共産を野党共闘の立役者と見てくれている。今回はおもしろい戦いになる」。荻原は自信をのぞかせる。

 現政権打倒に向け、全国では共同戦線を張る両者だが、県内の状況はまるで異なり、思いが交わることはない。「敵視する民進」と「距離感をつかめぬ共産」。夏に向けて、存在感を増すことができるのはどちらか。=敬称略


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