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自民党スレ

8503OS5:2023/02/16(木) 19:27:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7da892869d85a02f99ad0a667b485f3b57a8e4a
[最長政権の軌跡 安倍晋三 回顧録]<5>コロナ逆風、菅氏にバトン…対策批判され自身も不調に
2/16(木) 11:11配信

読売新聞オンライン
 「官邸の力が、知事や厚生労働省の技官、さらに医師会には及ばなかった」

(写真:読売新聞)

 世界中を襲った新型コロナウイルスに、安倍政権は翻弄(ほんろう)された。「官邸一強」と呼ばれた強力な首相官邸主導は、十分に機能しなかった。

(写真:読売新聞)

 安倍晋三・元首相は当初、国内の流行は抑え込めると踏んでいた。だが、2020年1月15日に国内初の感染者が確認されて以降、感染は急拡大。病床は逼迫(ひっぱく)し、十分なPCR検査数も確保できない「目詰まり」に苦しめられた。

 コロナ対策の担当相だった西村康稔・経済産業相はこの頃、安倍氏が「いつまで『目詰まりを解消する』と言い続けなければいけないのか」と不満げに語る姿を何度も見かけた。安倍氏は「権限や仕組みがなく、自治体や保健所、医療機関を国が動かせない。壁は厚かった」と悔しさをにじませた。

 感染収束の兆しが見えない中、政府は全国一斉の休校要請や布マスクの配布など様々な対策を講じた。安倍氏は「走りながら考えた」と説明するが、調整不足なども相まって、世論の批判を浴びる結果となった。中国の習近平(シージンピン)国家主席の国賓来日や東京五輪・パラリンピックも延期となり、4月7日には、緊急事態宣言の発令に踏み切った。

 「一律10万円は、もはや理屈ではない。気持ちの問題です。経済合理性は考えず、国民に寄り添う政策を実行すべきではないかと思いました」

 政府は宣言発令に合わせ、減収世帯などへの30万円給付を盛り込んだ20年度補正予算案を閣議決定した。しかし、給付対象世帯の線引きなどを巡って与党に不満が残り、公明党の山口那津男代表が「政治的に大変なことになる」と、全国民に一律10万円を給付するよう安倍氏に直談判した。その結果、閣議決定から9日後に、補正予算案を組み替える異例の方針転換を決断。20日に閣議決定をやり直した。安倍氏は「責任を問われかねない極めて危険な行為だった」としながらも、「自粛ばかり求められて国民に憤懣(ふんまん)が鬱積(うっせき)する中、不安を払拭(ふっしょく)する責任が政治にはあると考え直した」と説明する。

 その後も迷走は続いた。5月には検察庁法改正案の通常国会での成立を断念。6月には地上配備型迎撃システム「イージスアショア」の配備中止に追い込まれたほか、河井克行・元法相夫妻が公職選挙法違反容疑で逮捕される不祥事も起きた。

 悪循環は、安倍氏の体調にも影響することになる。

 「これはダメかもしれないと弱気になった瞬間には、もう交代すべきなのです」

 安倍氏は6月に慶応大病院で受けた検査で潰瘍性大腸炎の再発の兆候が確認され、7月には体調が悪化した。「精神面も含め、いろんな疲れがたまってしまった」と振り返る。

 甘利明・自民党前幹事長は証言する。8月12日に首相官邸を訪れた際、安倍氏の異変に気づき、「休んでください」と進言して退席した。首相秘書官の今井尚哉氏に「こんな状態で執務させちゃダメだ」と申し入れたが、今井氏も「聞き入れてもらえない」と困惑していたという。甘利氏は「生気が感じられず、第1次内閣の退陣がフラッシュバックした」と語る。

 実際、安倍氏は6日の広島の平和記念式典の頃から辞任を考えていた。式典に出席するのもきつく、このままではコロナ対策の陣頭指揮を執ることはできないと判断したためだ。第1次内閣で国会開会直後に辞任して混乱を招いた反省も踏まえ、官房長官の菅義偉・前首相や、今井氏ら側近だけに辞意を伝え、水面下で退陣の準備を進めていた。


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