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自民党スレ

8247チバQ:2022/08/16(火) 19:03:20
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/717267/?rct=n_politics
<再始動 第2次岸田改造内閣>下 「10増10減」 調整難しく、解散左右
08/13 10:52 更新
<再始動 第2次岸田改造内閣>下 「10増10減」 調整難しく、解散左右
 12日の首相官邸。岸田文雄首相は物価高騰の影響を受ける企業経営者らから実情を聞き取った後、「15日に地域の実情に応じたきめ細かな支援や、エネルギーと食料品に集中して追加策を講じるよう指示する」と述べ、お盆期間中も休まず対策に取り組む姿勢をアピールした。

 閣僚19人のうち14人を入れ替えた一方で、5人を再入閣させ、即戦力と安定感に重きを置いた第2次岸田改造内閣。首相は10日の記者会見で「政策断行内閣」と銘打った上で「約束してきた政策を実行に移す段階だ」と力を込めた。

 首相が重点課題として挙げたのは、新型コロナウイルスの感染症法の位置づけ見直しや新しい資本主義による経済再生など5項目。その中で筆頭に挙げたのが防衛力の抜本的強化だ。反撃能力(敵基地攻撃能力)の保有を含め「あらゆる選択肢を排除せず検討していく」と強調。麻生太郎内閣で防衛相を務めた国防族の浜田靖一氏を再登板させ、「わが国の安全保障、防衛政策を熟知している」と起用理由を説明した。

■専守防衛、逸脱懸念

 ただ、相手領域内のミサイル発射基地などを破壊する敵基地攻撃能力は、防衛力行使を必要最小限にとどめる「専守防衛」を逸脱するとの懸念が根強い。「(能力を)保有すれば北朝鮮だけでなく中国も刺激してしまう。実際、難しい」。首相自身も就任前に周囲にこう漏らしており、議論は一筋縄ではいかない。

 さらに曲折が予想されるのが、1票の格差是正のため次期衆院選から小選挙区定数を「10増10減」する区割り変更だ。首相は秋の臨時国会で公選法改正案を成立させたい考えだが、定数1減となる10県は自民の支持基盤が強く、二階俊博元幹事長(和歌山3区)をはじめベテラン議員が多い。

 党内から不満の声が公然と上がる中、首相は党内調整を担う選対委員長に森山裕氏を起用。「識見と人徳と人望があるのは、あなたしかない」と口説き落としたものの、森山氏も10日の就任会見で「人口だけで定数を決めていいのか、大きな疑問がある」と語った。法改正を急いで党内調整をないがしろにすれば、不満がさらに高まり、政権基盤を揺るがしかねない。

 区割り変更は首相の衆院解散戦略も左右する。1票の格差が2倍以上のまま解散に踏み切れば、違憲判決が出る可能性がある。その一方で、「区割り変更を行い、合憲の状態で国民の信を問うのは立派な大義になる」(関係者)として、法改正によって解散の環境が整うとの見方がある。

■党総裁再選へ布石

 今回の内閣改造・党役員人事では、首相は党総裁再選に向けた布石も打った。総裁任期は2024年9月まで。昨年の総裁選で争った河野太郎デジタル相と高市早苗経済安保担当相を入閣させた。河野氏周辺は「閣内に入ったら変なことはできないということだ」と話し、起用は両氏に対するけん制とみる。

 茂木派の茂木敏充幹事長や安倍派の萩生田光一政調会長、西村康稔経済産業相といった「ポスト岸田」候補と目される面々も軒並み党役員や閣僚で留任、起用した。特定の人物や派閥に偏らない差配に中堅は「岸田さんは巧みだ」と話す。

 ただ、改造後の報道各社の世論調査で内閣支持率は下落か微増。改造効果は不発との見方もある。政治課題が山積し、繊細な党内力学を抱えた状態で、第2次岸田改造内閣が始動した。(吉田隆久、袖山香織)


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