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自民党スレ
8227
:
チバQ
:2022/08/12(金) 23:18:25
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/politics/dailyshincho-889815.html
幻に終わった「ドリル優子」の完全復活 改めて注目される茂木幹事長vs.小渕後見人
2022/08/12 11:22デイリー新潮
幻に終わった「ドリル優子」の完全復活 改めて注目される茂木幹事長vs.小渕後見人
小渕優子氏
(デイリー新潮)
ドリル優子、完全復活ならず──。自民党総裁の岸田文雄首相(65)は8月10日、内閣改造と党役員人事を行った。実は永田町で、小渕優子氏(48)の処遇が注目を集めていたのだ。
***
何しろ「入閣しない」という速報も配信されたほどだった。FNNプライムオンラインは9日、「【速報】“焦点”小渕優子氏は入閣見送り あす内閣改造 大詰め調整」との記事を配信した。
結果は「自民党組織運動本部長」の続投で落ち着いた。まさに“大山鳴動して鼠一匹”という印象だが、一体何が起きていたのか、大手メディアの報道では全く分からない。
そこで改めて詳細をお伝えしよう。まずは“端緒”について担当記者が解説する。
「新聞各紙の『首相動静』を見ると、岸田首相は8月3日の午後6時20分から、東京・虎ノ門のThe Okura Tokyo(註:旧・ホテルオークラ東京)の日本料理店で会食を行いました。そこに参加した政界関係者に注目が集まったのです」
岸田首相と会食を共にしたのは、森喜朗元首相(85)、“参院のドン”と呼ばれた青木幹雄・元自民党参院議員会長(88)、遠藤利明選対委員長(72)──そして、小渕氏だった。
会食の真相
読売新聞と産経新聞は「首相動静」だけでなく、別記事まで掲載した。
見出しは「森元首相らと会食」(読売)、「首相が森元首相らと会食」(産経)。会食の様子は、産経が《内閣改造・党役員人事に向けて意見を交わしたとみられる》と報じた。
記事が掲載された翌5日、岸田首相が10日に内閣改造と党役員人事を行うと報じられたのだが、会食では《意見を交わした》どころか、もっと突っ込んだやり取りが行われていたという。
その様子をお伝えする前に、自民党の派閥「平成研究会(平成研)」の歴史を確認しておこう。
「1985年、竹下登さん(1924〜2000)が田中角栄さん(1918〜1993)に反旗を翻す形で、勉強会という位置づけの『創政会』を設立しました。そして87年に新派閥の『経世会』が誕生し、実質的に田中派は竹下派となったのです。94年には党内の派閥解消の流れに連動して経世会は解散し、政策集団『平成政治研究会』が発足。その後、現在の『平成研究会』に名称を改めました」(同・記者)
現在、平成研トップは茂木敏充幹事長(66)だ。そのため平成研は、茂木派とも呼ばれている。
入閣を依頼
小渕氏の父である小渕恵三元首相(1937〜2000)は、平成研の第3代会長。青木氏も会の重鎮として君臨し、小渕内閣では官房長官を務めた。
更に青木氏は2000年、小渕首相が病に倒れると首相代理を務め、内閣総辞職を決定。森氏が次期首相となる橋渡しを行った。
こんな面々が集まり、なおかつ小渕元首相の次女である優子氏も列席したわけだ。永田町が色めき立つのは当然だと言える。
自民党の国会議員は、「あの会食で、青木さんは岸田さんに『小渕優子の入閣をよろしくお願いします』と依頼したのです」と明かす。
「青木さんは昔から、『平成研は将来、小渕優子がトップになるべき』という考えを持っています。一方、現会長の茂木さんには、良い印象は持っていません。『自分のことしか考えていないし、派閥の継承も認めていないぞ』というわけです」
青木幹雄という名前を聞いても、「もう過去の人じゃないか」と思う向きもあるだろう。だが、依然として平成研の参議院議員には強い影響力を持っているという。
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