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自民党スレ

8158チバQ:2022/08/08(月) 17:19:11

2系統が混在する複雑な事情
 放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ならぬ「安倍殿の7人」。跡目はいったいどうなるのでしょうか。

 史上の「13人の合議制」のうち権力闘争に直接関与しない文官4人を除くと実質9人。何だか規模感も近いですね。最終的に権力を掌握する北条氏に近いか遠いかが命運を決したのと同じように、7人も2系統へ分類できます。象徴的なのは2012年の総裁選。この時は領袖の町村信孝氏が出馬したにもかかわらず安倍氏も立候補。その時の推薦人が以下の通りです。

町村氏を推薦……塩谷、高木、松野の3氏

安倍氏を推薦……下村、世耕の2氏

残る西村、萩生田両氏は経歴から「安倍系」とみなされます。

 折しも岸田首相は予想より約1ヶ月早い10日に内閣改造・自民党役員人事を行うと発表。安倍派からすれば態勢が整わないうちの人事となります。ああ見えて「政策より政局が好き」とされる岸田首相。「弱い領袖」すらいない安倍派の分裂を誘発するような手を打ってくるとの観測も。現在は自らの岸田派に加え党は副総裁に麻生派、幹事長に茂木派の領袖を据え、内閣の要である官房長官たる松野氏は上記のように「安倍派内非安倍系」です。

 かつての5大派閥のうち「大分裂」を経験していないのは現安倍派のみ。そこが強みでもあったのですが、「絶対エース」が欠けた今かつてない危機にさらされています。岸田さんは絶対口にはしませんが、最大派閥が割れてくれれば重畳と思っていない、はずがありません。


坂東太郎
十文字学園女子大学非常勤講師
毎日新聞記者などを経て現在、日本ニュース時事能力検定協会監事、十文字学園女子大学非常勤講師を務める。近著に『政治のしくみがイチからわかる本』『国際関係の基本がイチから分かる本』(いずれも日本実業出版社刊)など。


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