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自民党スレ

8123チバQ:2022/08/02(火) 16:30:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/621f551fdc17db6820d25f971700b96a431d3924
異例の政治判断も…記者が見た“社労族”安倍氏の二面性
8/2(火) 10:16配信
西日本新聞
記者コラム
自民候補への支持を呼びかける安倍晋三元首相=24日午後、北九州市小倉北区のJR小倉駅前(撮影・平山成美)

 安倍晋三元首相といえば保守派の印象が強いが、実は社会保障や労働政策に熱心な「社労族」の顔もあった。1990年代半ば、山口支局勤務だった私は安倍氏の国政報告会を取材したことがある。若き日の安倍氏は地元の高齢者たちを相手に、年金制度か何かを真剣に話していた。難解な制度論に深入りし、会場に微妙な空気が流れていた。


 第2次安倍政権の2019年6月、ハンセン病患者の隔離政策で引き起こされた家族への差別を巡り、熊本地裁が国に賠償を命じた。判決には時効の解釈などで過去の判例に反する部分があり、国の控訴が確実視された。

 「控訴へ」と報じた全国紙もあったが、東京報道部長だった私は何となくそうならない気がしていた。

 安倍氏は控訴しなかった。当時は参院選の真っ最中。異例の政治判断は「控訴した場合の世論の反発を避ける選挙対策」と解説されたが、私には久しぶりに安倍氏に社労族の顔がのぞいたように感じた。参院選後、安倍氏は元患者家族を官邸に招き「大変な苦痛と苦難を強いた」と謝罪し、一人一人の手を握った。

 そんな安倍氏だが、保守的な国家観、歴史観、家族観を刺激されると、全く別の顔を見せる。

 親が育てられない新生児を受け入れる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)。第1次安倍政権の07年2月、民間病院の設置申請を受けた熊本市が、厚生労働省に関係法令の解釈を尋ねた。新生児の放置が児童虐待防止法に抵触する恐れはないのか、といった論点があった。

 上京した熊本市長に、厚労省は「ただちに違法とは言えない」との見解を示したが、官邸担当記者だった私は嫌な予感がした。

 翌日、安倍氏は記者団に「匿名で子どもを置いていけるものをつくるのがよいのか、大変抵抗を感じる」とポストを批判した。慌てた厚労省は熊本のケースを例外とし、議論を封印した。伝統的な家族観に阻まれてポストは広がらず、法的な根拠は今もあいまいなままだ。

 従軍慰安婦問題もそうだった。15年11月、韓国を訪れた安倍氏は3年半ぶりの日韓首脳会談後、ソウルのホテルで記者団の取材に応じた。慰安婦問題に関し「未来志向の協力関係を構築する上で、将来世代に障害を残すことがあってはならない」と述べた。

 ソウル特派員だった私は脱力した。安倍氏は国会答弁で「筆舌に尽くし難い、つらい思いをされた方々のことを思い、非常に心が痛む」と何度も繰り返している。なのに元慰安婦が存命するこの韓国で、なぜ彼女たちに心を寄せる言葉が全く出ないのか。

 社労族・安倍氏の二面性を今も考えている。


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