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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

7246とはずがたり:2021/09/16(木) 22:49:13
>>7245
麻生もえげつないことするなあw
>正午から所属する第2勢力麻生派(53人)の会合が設定され、河野氏は「決起集会」への欠席を余儀なくされた。

7247とはずがたり:2021/09/16(木) 23:59:32

今の自民党は、まるで昔の民主党
衆院選の「顔」求め右往左往
https://nordot.app/810158812668690432
2021/9/15 07:00 (JST)9/15 18:54 (JST)updated
c株式会社全国新聞ネット
尾中 香尚里 ジャーナリスト

 ここ半月の政界の動きはかまびすしい。8月22日、菅義偉首相の地元・横浜市の市長選で、閣僚を辞めてまで出馬した首相側近の小此木八郎氏が、立憲民主党が推薦した事実上の野党統一候補、山中竹春氏に惨敗。自民党内で「菅首相では秋の衆院選を戦えない」との声が吹き荒れた。菅首相は党役員人事や衆院解散の先行などの奇策をもくろんだが奏功せず、9月3日に自民党総裁選への不出馬、つまり事実上の退陣表明に追い込まれた。現在は17日の総裁選告示に向け、党を挙げて「誰が勝ち馬か」の品定めに余念がない、というところだろう。


横浜市長選で当選を決め、花束を受け取る山中竹春氏(左)=8月22日夜、横浜市
 そんなわけで永田町は自民党の動きにくぎ付けだが、ここまでの一連の流れを見ていて、筆者はある種の懐かしさを感じた。こういう光景をかつて何度も見たことがある。今はなき民主党(民進党)である。

 今回の自民党総裁選は、政権与党たる自民党が、党内ガバナンスが効かず国民の失望を招いたかつての民主党・民進党のレベルに落ちていることを、白日のもとにさらすイベントになるのかもしれない。(ジャーナリスト 尾中香尚里)


立民・枝野氏「自民は旧民主党化している」
https://www.sankei.com/article/20210915-G3J2422GB5JMZE3UGIOOORWHGY/
2021/9/15 16:12

立憲民主党の枝野幸男代表は15日、菅義偉(すが・よしひで)首相に代わる「衆院選の顔」を決める総裁選を実施する自民党について、平成24年に政権を失った旧民主党の姿に重ね合わせた。東京都内で記者団に「自民党はこの2、3カ月、あのときのような民主党化している。こちら(立民)がむしろ、安定と安心感を示してきている」と述べ、衆院選への自信をのぞかせた。

旧民主党勢力が結集した立民は15日、結党から1年を迎えた。枝野氏はこの1年の成果について「新型コロナウイルス対策の決定的な判断ミスや遅れをはじめ、政権の問題点を問いただした。菅政権を事実上の退陣に追い込むことができた」と成果を強調した。

7248とはずがたり:2021/09/17(金) 00:03:37
2847 名前:チバQ[] 投稿日:2021/09/16(木) 20:57:09
なぜ埼玉県で人気?
https://news.yahoo.co.jp/articles/7afb3c422a05df9dd0ff5903505ddd4dbd03a257
自民総裁選 埼玉県議が岸田氏支援組織 20人超参加か
9/16(木) 19:54配信

産経新聞
自民党総裁選(17日告示、29日投開票)に向け、党所属の埼玉県議らが、出馬を表明している岸田文雄前政調会長の支援組織を設立することが16日、分かった。県議会最大会派・自民党議員団の小島信昭団長が明らかにした。関係者によると、会派所属議員49人のうち少なくとも二十数人が参加する見通しという。

支援組織は小島氏が呼び掛け人代表を務め、18日にさいたま市内のホテルで決起大会を開催する。小島氏は「党員票の上積みを目指して活動する」と話した。

自民党埼玉県連所属議員では、岸田派(宏池会)に所属する村井英樹衆院議員(埼玉1区)が岸田氏を支持し、菅義偉首相を支えてきた無派閥議員グループ「ガネーシャの会」の黄川田仁志衆院議員(埼玉3区)は高市早苗前総務相を支援すると決めている。(中村智隆)

7249とはずがたり:2021/09/17(金) 01:09:34

原子力ムラの天敵、「変節」太郎 一挙手一投足に経済界は戦々恐々
https://mainichi.jp/articles/20210915/k00/00m/020/189000c
深掘り 浅川大樹 岡大介 古屋敷尚子
毎日新聞 2021/9/15 22:44(最終更新 9/16 10:03) 有料記事 3455文字

 出馬表明した3氏の動きが活性化する自民党総裁選。中でも経済界の視線は1人の人物に注がれる。自民党議員でありながら「脱原発」を掲げてきた河野太郎行政改革担当相だ。出馬に際しては当面の原発再稼働を容認する考えを表明。原子力ムラの「天敵」は変節したのか? 発言をひもとくと、ライバルの岸田文雄前政調会長との明確な違いが浮かび上がってきた。

原子力政策を真っ向から批判してきた過去
 「やはり河野さんも保守の一員。個人の考えで動くことはできないのでしょう」。ある大手電力幹部は、河野氏が出馬表明した記者会見に胸をなで下ろした。原発は「いずれゼロになる」としつつも、菅義偉首相が掲げた2050年の温室効果ガス排出量実質ゼロ(カーボンニュートラル)達成に向け、「再稼働が現実的」という姿勢を見せたからだ。

 自民党はこれまでの国政選挙でも再稼働を度々公約してきた。それを踏襲する発言をしただけで、ここまで反響を呼ぶのは、河野氏が日本の原子力政策を真っ向から批判してきた過去があるからだ。1996年の初当選以降、脱原発路線を貫き、福島原発事故後の12年には超党派議員による「原発ゼロの会」を結成。自身のブログ「ごまめの歯ぎしり」で政権与党の政策を批判する姿勢も人気を博し、永田町では「異端児」扱いされてきた。

 ただ、安倍前政権下の15年の内閣改造で行政改革担当相として初入閣を果たし、外相、防衛相と重要閣僚を歴任する中で、かつての鋭さは影を潜めていく。脱原発の考えを問…

7250チバQ:2021/09/17(金) 12:17:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/139a9bbcc0b11231ba738840c077696f5c198d8f
総裁選、鳴りを潜める“派利派略”…異例の展開のワケ
9/17(金) 10:26配信

西日本新聞
自民党本部

 17日告示、29日投開票の自民党総裁選で「派閥支配」が薄らいでいる。党内7派閥のうち、戦線に立つ岸田文雄前政調会長が率いる岸田派を除く、6派閥が事実上の自主投票とする方向。党最大の権力闘争で数の力を示し、人事で優遇を勝ち取る“派利派略”は鳴りを潜める異例の展開だ。直後に衆院選を控え、支持者らの声を無視できない議員個々人の事情を考慮せざるを得なかった上、本命不在で「勝ち馬」の見極めが難航したことが背景にある。


 16日、麻生派は河野太郎行政改革担当相か岸田氏を基本的に支持し、高市早苗前総務相への投票も容認することを決定。会合で麻生太郎副総理兼財務相は「まとめて一本にやろうとすれば会派が成り立たない。それはそれでいいんじゃないかと思っていたが、(一本化)するなという意見が大変多かった」と、トップとしての苦悩をにじませた。

 菅義偉首相が不出馬を表明した3日以降、麻生氏は派所属の河野氏か、ベテランに推す声のある岸田氏かで着地点を探ってきた。将来のリーダーとして河野氏に目をかけてきた麻生氏だが、当初はカードを温存したい構えも見せていた。予測不能な新型コロナウイルス禍で立ち往生する安倍晋三、菅両政権を支えた経験から「本格政権を担うにはまだ早い」(麻生氏周辺)との思いもあったという。

 ただ抜群の知名度を誇る河野氏に、自らの衆院選再選を託す中堅・若手の期待は想定以上だった。最終的に「やるからにはしっかりやれ」と送り出した麻生氏。16日も河野氏を推す若手らを念頭に「負けたら冷や飯を食う。やる以上は腹を決めて勝つつもりでやらなきゃいかん」と忠告も交えつつ「終わったらまとまるのがルールだ」と“戦後”の再結束も念押しした。

 最大派閥の細田派(96人)は既に高市、岸田両氏を支持すると決定。派内に影響力を残す安倍氏自ら電話をかけ、高市氏への流れをつくる一方、中堅以上には派を飛び出した高市氏への忌避感があった。派内のバランス維持に苦慮した派幹部は「俺の仕事もここまでだ」と解放感を漂わせる。

 「情勢が見えづらい。様子見で多方向に布石を打つ必要がある」。ある派閥幹部は、5派閥が首相支持で雪崩を打った昨秋の総裁選と比べ、立ち位置を鮮明にする難しさを吐露する。二階派、石原派は16日、支援候補の絞り込みを断念。石破派は、不出馬表明した石破茂元幹事長が河野氏を支援するが、派としては議員個人の対応を拘束しないことを決めた。竹下派も自主投票を選択する見込みだ。

 当選3回以下の衆院議員でつくる「党風一新の会」が従来の派閥支配に反発する場面も目立つ。各派閥が、多数を占める中堅・若手を無視できなくなっており情勢をも左右しつつある。

 とはいえ、1回目の投票で決まらず、上位2人で行う決選投票は、党員票の比重が減り、議員票が一気に重みを増すため「派閥の論理」が復活し、主導権を取り戻すと見る向きもある。

 無派閥の小泉進次郎環境相はこの日、河野氏を支援する派閥横断の会合でこうくぎを刺した。「党員の声は国民の声だ。国民の声が、国民とはかけ離れた党内力学や派閥の力学によって覆されるようなことがあってはならない」 (河合仁志、前田倫之、井崎圭)

7251チバQ:2021/09/17(金) 12:23:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/23905a47f12acb22ff7bb5697bfb0af49a0e07c8
小石河連合、「反安倍」前面 「古い自民と決別」訴え 自民総裁選
9/17(金) 7:06配信


時事通信
「河野太郎の総裁選必勝を期す会」に出席し、あいさつを交わす自民党の石破茂元幹事長(手前左)と小泉進次郎環境相(同右)=16日、東京都港区

 自民党総裁選で、河野太郎規制改革担当相(58)の陣営が「反安倍」色を強めている。

【写真】「河野太郎の総裁選必勝を期す会」に出席した議員ら

 主導しているのは、小泉進次郎環境相と石破茂元幹事長。3氏による「小石河連合」は、長期政権を築き、退任後も隠然たる影響力を振るう安倍晋三前首相を「古い自民党」の象徴と見立て、安倍氏との対立軸を前面に「改革派」を印象付ける狙いだ。

 「古い自民党と国民との戦いだ。派閥が横行する党を変えよう」。石破氏は16日、河野氏を支援する派閥横断の「必勝会」でこう強調。小泉氏も「派閥の力学ではなく、説明を尽くし、国民の理解と共感を得て共に歩む政権をつくらなければならない」と足並みをそろえた。

 「古い自民党」が安倍氏を指すのは明白だ。石破氏はこの後、自身が要職を務めた安倍政権の前半と、役職を退いた後半以降では「(党が)変わってきた」と記者団に指摘。森友学園問題などのスキャンダルが相次いだことを念頭に、「国民の納得と共感は得られていない」と断じた。安倍氏が誇る歴代1位の長期政権の価値も「野党が駄目だから自民が選ばれた」と否定した。

 小泉氏は、安倍氏が実質的なオーナーと目される最大派閥の細田派に矛先を向けた。14日の記者会見で、同派が岸田文雄前政調会長(64)と安倍氏が推す高市早苗前総務相(60)の支持を打ち出したことに触れ、「最大派閥は『河野太郎は絶対に駄目』ということ。党風一新の点からも全力で応援したい」と語った。

 小泉氏らの脳裏には、同氏の父、純一郎元首相が選挙戦を「改革勢力」と「抵抗勢力」の対立構図に持ち込み、党員の圧倒的な支持を背に大勝した2001年総裁選の再現もあるようだ。

 総裁選の裏の構図も見えてきた。二階俊博幹事長と気脈を通じる森山裕国対委員長は16日、河野氏支持を表明。菅義偉首相も河野氏を支える意向だ。安倍氏とその盟友、麻生太郎副総理兼財務相は、二階氏の幹事長交代を探っていたとされる。二階氏らは、総裁選を機に安倍氏の力をそぐ思惑のようだ。冷遇されてきた石破派議員は「安倍氏の影響力を断ち切る」とリベンジを誓った。

 ただ、河野氏自身は16日のフジテレビ番組で、安倍氏らと「決別する必要はない」と述べた。国会議員の支持が物を言う決選投票にもつれ込んだ場合に備えて自身は旗色を鮮明にせず、小泉氏らと役割分担をしている可能性がある。所属する麻生派会長の麻生氏への配慮もあるとみられ、河野氏は必勝会には出席せず、ビデオメッセージを寄せるにとどめた。

 安倍氏側は小泉氏に強い不快感を示している。周辺は「党内を分断している。純一郎氏が首相になれたのは森派(現細田派)が結束して支えたからだ」と派閥の力を指摘。竹下派若手も「政策論争を期待したのに権力闘争になった。小泉氏にはがっかりだ」と漏らした。

 ◇野田氏出馬で目算狂う
 ただ、野田聖子幹事長代行(61)が土壇場になって出馬表明し、河野氏らの目算は狂いが生じた。候補者が4人となり、いずれも過半数を得られず決選投票となる可能性が高まったためだ。党員の支持が厚い3人が組んだ小石河連合で、1回目の投票で勝ち切る戦略は修正を迫られそうだ。

7252チバQ:2021/09/17(金) 12:24:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/4019098e0e1ff47c142119cc51047f1da7a5df4b
河野氏「決選投票回避」に黄信号 野田氏出馬で
9/16(木) 21:32配信


産経新聞
河野太郎ワクチン担当相=16日午前、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)

自民党総裁選(29日投開票)の告示前日となる16日に出馬表明した野田聖子幹事長代行は、土壇場まで立候補に必要な20人の推薦人確保に腐心した。支持を見込んでいた石破茂元幹事長に近い議員から協力を拒否されたが、他の陣営から支援を受ける動きが広がった。背景には、野田氏の出馬で票を分散させ、党員票で有利とみられる河野太郎ワクチン担当相の勢いにブレーキをかけたいという他陣営の思惑もありそうだ。

【表でみる】識者に聞いた、次期首相にふさわしいのは?

「一度くらいはスタートラインに立たせてあげたいのが本音だ」

別候補の陣営で役員を務める閣僚経験者は、こう打ち明ける。野田氏は過去3回の総裁選で出馬への意欲を見せたものの、無派閥の影響などで推薦人をまとまって集めることができず、いずれも断念してきた。

今回の総裁選では、推薦人として衆院初当選同期や地元岐阜県選出など野田氏と縁の深い議員だけでなく、独自候補を立てない二階派(志帥会、47人)や竹下派(平成研究会、52人)に所属する議員が目立つ。

野田氏の陣営は当初、石破氏が率いる石破派(水月会、17人)の取り込みを狙っていたが、石破氏は15日に自身の不出馬と河野氏への支持を表明した。水面下では側近らに野田陣営に流れないよう求めた。

ただ、党内では野田氏と親しい議員がいる二階、竹下両派だけでなく、総裁選に出馬表明している岸田文雄前政調会長の陣営でも、野田氏の支援を模索する動きが広がった。野田氏が出馬し、高市早苗前総務相と岸田氏、河野氏を交えた4人で争う構図となれば、総裁選の勝敗にも大きな影響を与えるからだ。

今回の総裁選は、国会議員票と党員・党友票をそれぞれ383票ずつ、合計766票で争われる。過半数を獲得した候補がいなければ、上位2人が国会議員票と47都道府県連に1票ずつの合計430票による決選投票で当選者を決める。

河野氏は自身の知名度と地方人気の高い石破氏の協力を武器に党員票を集め、初回の投票で過半数を得る戦略を描いていた。岸田氏や高市氏を支持する勢力は河野氏への忌避感が強く、決選投票となれば逆転される可能性があるからだ。

野田氏は選択的夫婦別姓に賛成するなど、河野氏と主張が近い傾向もある。「野田氏の出馬で、河野氏が一番割を食う」(閣僚経験者)との見方は強い。

高市氏も「女性初の首相」という目標が野田氏と重なるだけに、陣営では影響を慎重に分析している。(市岡豊大)

7253チバQ:2021/09/17(金) 12:26:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/78929dc806358d07ab4fe137afa383e4dce342be
自民総裁選、岸田・河野・高市3氏が競り合う…国会議員調査
9/17(金) 5:01配信

読売新聞オンライン
 菅首相の後継を選ぶ自民党総裁選(29日投開票)は17日告示される。野田聖子幹事長代行(61)が16日、立候補を表明し、岸田文雄・前政調会長(64)、高市早苗・前総務相(60)、河野太郎行政・規制改革相(58)の4氏による争いが固まった。読売新聞社が行った党所属国会議員の支持動向調査では、岸田、河野、高市の3氏が競り合っている。約3割の議員が態度を決めておらず、情勢は流動的だ。


野田氏も出馬表明
(写真:読売新聞)

 野田氏は16日、党本部で記者団に対し、出馬に必要な推薦人20人を確保したと述べた上で、「女性、子ども、高齢者、障害者が、しっかりと社会の中で生きていける保守の政治を作り上げていきたい」と語った。具体的な政策は17日以降に発表するという。

自民党本部

 野田氏は、衆院岐阜1区選出で当選9回。37歳で郵政相に起用され、総務相や党総務会長を歴任した。過去3回の総裁選は、推薦人が足りずに出馬を断念した。女性が複数立候補するのは初めてとなる。

 一方、支持動向調査は6日から実施し、衆参両院の議長を除く同党国会議員383人のうち、95%にあたる363人の意向を聞き取りなどにより確認した。16日現在、岸田氏と河野氏が約2割、高市氏は約15%の支持を得た。16日に出馬を表明した野田氏は約10人の支持を集めている。

 岸田氏は、自ら率いる岸田派(46人)のほとんどの支持を受けているほか、細田(96人)、麻生(53人)両派のベテランや参院議員に支持を広げている。河野氏は所属する麻生派の3割強が支持すると答えた。二階(47人)、石破(17人)両派の中堅・若手に加え、菅首相に近い無派閥の衆院議員グループの大半も河野氏支持だ。

 安倍前首相が支持する高市氏は、安倍氏が影響力を持つ細田派の約4割が支持する意向を示したほか、無派閥の保守系議員も支持している。4割弱の議員が「未定」「答えない」としており、今後の動向が勝敗に影響を与えそうだ。

 総裁選は、衆参両院の議長を除く国会議員票(383票)と、同数の党員・党友票(383票)を合わせ計766票で争われる。1回目の投票で過半数を得た候補がいなかった場合は、上位2人で決選投票を行う。

7254とはずがたり:2021/09/17(金) 15:04:26

まあ当選はないので好き勝手云う役割やわね。

野田氏、森友問題の再調査に言及
2021/9/17 14:35 (JST)
c一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/811471001054052352

 野田氏は演説会で、森友学園問題の再調査に言及した。財務省の決裁文書改ざんを批判し「総裁になったら党に解明チームをつくり、必要に応じて調査する」と語った。

閣僚の半分は女性登用したいと野田氏
2021/9/17 14:33 (JST)
c一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/811470544568664064?c=39550187727945729

 野田聖子幹事長代行は所見発表演説会で、首相に就任した場合、閣僚の半分は女性を登用したいとの意向を示した。

7255とはずがたり:2021/09/17(金) 15:42:44
>>5254
追加

野田氏、女系天皇は選択肢
2021/9/17 15:26 (JST)
c一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/811483717839388672?c=39550187727945729

 自民党総裁選に立候補した野田聖子幹事長代行は17日の記者会見で、安定的な皇位継承策に関し、女系天皇は選択肢の一つに含まれるとの見解を示した。

7256チバQ:2021/09/17(金) 16:18:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fa5a449770af31e4e7a528728af4d7f012e8a12
4候補の推薦人から見えるのは 前首相の影響、確保に苦労の痕跡
9/17(金) 12:18配信

朝日新聞デジタル
自民党総裁選の届け出順を決めるくじを引く推薦人=2021年9月17日午前10時17分、東京・永田町、関田航撮影

 29日投開票の自民党総裁選に立候補した河野太郎行政改革相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行は届け出に必要な20人の推薦人名簿を提出した。名簿からは各陣営の狙いや思惑が透ける。

【アーカイブ動画】自民党総裁選候補者による所見発表演説会

 河野氏の推薦人は、若手・中堅が中心となった。6派閥から推薦人が名を連ね、菅義偉首相に近い議員も目立つ。

 無派閥からは菅首相側近として知られる園田修光参院議員が名簿に載った。ほかの無派閥推薦人も菅氏を支援してきた面々が主だ。石破茂元幹事長の支援を受けることもあり、他陣営の名簿にはない、石破派からの推薦人も確保した。当選4回以下の衆院議員が11人を占め、党改革を意識した布陣といえそうだ。

 岸田氏は昨年の総裁選とは対照的に幅広い支援を受けていることをアピールする。

 昨年の推薦人は岸田派(16人)と谷垣グループ(4人)だけだったが、今回は岸田派と谷垣グループは各2人にとどめ、細田派、麻生派、竹下派、無派閥から各4人が名を連ねた。ベテラン・中堅・若手のバランスにも配慮している。昨年は菅首相支援に回った梶山弘志経産相が名を連ねたのも特徴の一つだ。

 高市氏の推薦人は、支援を表明している細田派出身の安倍晋三前首相の影響が色濃く表れている。

 細田派からは、選択的夫婦別姓に慎重な山谷えり子元拉致問題相ら最多の7人が推薦人になった。二階派の衛藤晟一前沖縄北方相、無派閥の古屋圭司元拉致問題相など安倍氏側近の議員も多く、皇統維持を重視する議員を並べた。

 告示日前日に推薦人確保のメドがついた野田氏。推薦人は、過去の総裁選でも野田氏擁立を目指してきた浜田靖一元防衛相など野田氏の個人的な人脈が中心だ。小泉政権下で郵政民営化に反対した野田氏らしく、元全国郵便局長会会長で柘植芳文参院議員の名前もある。

 一方で推薦人集めに苦労した跡もにじむ。無派閥で衆院議員の野田氏だが、参院議員が他候補と比べて多く、さらに特徴的なのは、幹事長代行として仕えた二階俊博幹事長が率いる二階派の推薦人が最多の8人を占めたことだ。二階派は、二階氏の幹事長続投を事実上否定した岸田氏以外の3候補に推薦人を送っている。

 ◆河野太郎氏の推薦人は以下の通り

 〈推薦人〉

 【細田派】穴見陽一(3)、義家弘介(3)【麻生派】阿部俊子(5)、高橋比奈子(3)、中西健治(2)参【竹下派】野中厚(3)、宮崎政久(3)、山下雄平(2)参【二階派】伊藤忠彦(4)、岡下昌平(2)【石破派】古川禎久(6)、平将明(5)【石原派】坂本哲志(6)、石原宏高(4)、上野賢一郎(4)【無派閥】伊藤達也(8)、田中良生(4)、武村展英(3)、島村大(2)参、園田修光(1)参

 ◆岸田文雄氏の推薦人は以下の通り

 〈推薦人〉

 【細田派】高木毅(7)、吉野正芳(7)、森雅子(3)参、宮本周司(2)参【麻生派】鈴木俊一(9)、山際大志郎(5)、猪口邦子(2)参、今井絵理子(1)参【竹下派】渡辺博道(7)、西銘恒三郎(5)、鈴木隼人(2)、二之湯智(3)参【岸田派】根本匠(8)、堀内詔子(3)【谷垣グループ】加藤鮎子(2)、本田太郎(1)【無派閥】土屋品子(7)、石田真敏(7)、梶山弘志(7)、大野敬太郎(3)

 ◆高市早苗氏の推薦人は以下の通り

 〈推薦人〉

 【細田派】馳浩(7)、西村康稔(6)、高鳥修一(4)、佐々木紀(3)、山谷えり子(3)参、佐藤啓(1)参、山田宏(1)参【竹下派】木原稔(4)、小野田紀美(1)参【二階派】山口壮(6)、小林鷹之(3)、小林茂樹(2)、衛藤晟一(3)参、片山さつき(2)参【谷垣グループ】黄川田仁志(3)【無派閥】古屋圭司(10)、江藤拓(6)、城内実(5)、石川昭政(3)、青山繁晴(1)参

 ◆野田聖子氏の推薦人は以下の通り

 〈推薦人〉

 【竹下派】百武公親(1)、渡辺猛之(2)参、元栄太一郎(1)参【二階派】福井照(7)、大岡敏孝(3)、神谷昇(2)、出畑実(1)、鶴保庸介(4)参、三木亨(2)参、清水真人(1)参、岩本剛人(1)参【石原派】宮路拓馬(2)【谷垣グループ】川崎二郎(12)【無派閥】浜田靖一(9)、渡海紀三朗(9)、木村弥生(2)、山田俊男(3)参、柘植芳文(2)参、三原じゅん子(2)参、徳茂雅之(1)参

朝日新聞社

7257チバQ:2021/09/17(金) 16:51:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/57ca29d53e2de44847ec3afc1135ed2327134b18
石破氏・小泉氏を「二枚看板」に…河野氏陣営の「役割分担」
9/17(金) 10:43配信

読売新聞オンライン
 自民党総裁選に出馬表明した河野太郎行政・規制改革相の陣営は16日、発信力を期待できる石破茂・元幹事長と小泉環境相を「二枚看板」として前面に出す戦略を鮮明にした。安倍前首相と安倍氏の出身派閥・細田派(96人)への対抗も軸に据える構えだ。党改革を旗印に、党員や、世論動向に敏感な中堅・若手議員の支持獲得を狙う。


■「古い自民党」

 「石破さんや小泉さん、皆さんと一緒に、次の時代の自民党に改革し、前へ進む国を作っていきたい」

 河野氏は16日、都内のホテルで石破、小泉両氏が中心で開いた派閥横断の決起集会にビデオメッセージを寄せ、党改革への意欲をにじませた。

 壇上には石破、小泉両氏が並んだ。石破氏は「古い自民党と国民との戦いだ。派閥が横行する党を変えようと若い皆さんが立ち上がってくれた」と訴えた。小泉氏は「派閥の力学ではなく、国民、党員の支持のもとに歩む政権を作らないといけない」と同調した。

 両氏が意識する派閥とは、最大派閥・細田派にほかならない。念頭には同派に影響力を行使する安倍氏があるとみられる。石破氏は、森友学園問題への対応で批判を繰り返すなど、安倍氏と長く対立する。小泉氏も、「安倍1強」と称された第2次安倍内閣以降、政権に物言う姿勢で存在感を示した。

■役割分担か
 河野氏は、議員の支持基盤が盤石と言えないなか、党員を含む国民の支持を集め、態度未定の議員も取り込みたい考えだ。

 そもそも細田派には、河野氏のエネルギー政策などに警戒感を抱くベテランが多い。同派は岸田文雄・前政調会長と高市早苗・前総務相を支持する方針を掲げた。河野陣営では「細田派に配慮しても多くの票は見込めない。徹底して戦う姿勢を見せた方が党員にアピールできる」(無派閥議員)との声が力を増していた。

 とはいえ、河野氏陣営には、安倍氏や細田派との対決路線への傾斜は「議員票を減らしかねない」(河野氏周辺)と危ぶむ向きもある。河野氏自身は対決路線と距離を置いている。河野氏は16日のフジテレビの番組で、安倍氏や、自らが属する麻生派を率いる麻生副総理兼財務相と決別する覚悟があるかを問われ、「別に決別する必要もない」と語った。攻撃的な発言は、石破、小泉両氏に委ねる役割分担の側面もありそうだ。

 集会には麻生派と竹下派、二階派、石破派、石原派、無派閥の中堅・若手ら28人、代理が29人参加した。

7258チバQ:2021/09/17(金) 19:18:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ba30f2683ac4fa6cc37587ee7c1863f5197fbf6
総裁選ドキュメント 若手、女性、保守…推薦人名簿から透ける各陣営事情
9/17(金) 16:50配信
産経新聞
【自民党総裁選2021】候補者共同記者会見を前に記念撮影に臨む(左から)河野太郎ワクチン担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行=17日午後、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)

自民党総裁選に立候補した4候補の推薦人20人の顔ぶれをみると、各陣営の支持層や選挙戦術がみえる。


河野太郎氏の推薦人は、当選3回以下の衆院議員や当選2回以下の参院議員の若手が半数を超えた。「長老支配」「派閥支配」など党運営に不満を持つ若手の受け皿を狙っているようだ。衆院選の「顔」を求める若手の支持も当て込む。

岸田派を除く党内6派に加え、菅義偉首相に近い無派閥議員も推薦人として配置し、現政権の後継色が濃い。

岸田文雄氏の推薦人には、細田派、麻生派、竹下派の主要派閥の議員が4人ずつ、谷垣禎一元幹事長に近い議員グループと、自ら会長を務める岸田派の議員が2人ずつ入った。当選回数別では「老壮青」の幅広い支持がみえる。女性の推薦人が4候補の中で最多の3割に当たる6人おり、「女性活躍」でリードした形だ。

菅首相に近いが、河野氏の「脱原発」路線には距離を置く梶山弘志経済産業相もおり、河野氏への警戒心がみえる。

無派閥の高市早苗氏は保守色を前面に出した。安倍晋三前首相の出身派閥である細田派から7人が入った。山谷えり子元拉致問題担当相ら保守の論客をそろえ、「唯一の保守系候補」として党員・党友票の上積みを図る。一方、麻生、岸田、石破、石原各派の議員がおらず、横断的な支持が課題といえそうだ。

同じく無派閥の野田聖子氏の推薦人には、二階俊博幹事長率いる二階派の議員が8人並んだ。野田氏が告示前日の16日になって滑り込みで出馬表明にこぎつけたのは、二階氏の助力があった可能性がある。加えて、元夫の鶴保庸介参院議員ら個人的なつながりのある推薦人が目立ち、ぎりぎりかき集めた上での出馬だったことがうかがえる。

全体でみると、二階派は岸田氏以外の3候補に推薦人を出した。ある閣僚は二階氏の思惑について「岸田氏包囲網だ。岸田氏が決選投票に残れば、『岸田氏以外』にまとめるのではないか」と話している。(沢田大典)

7259とはずがたり:2021/09/17(金) 22:18:46
大手メディアは報じない総裁候補4人「自民党内でのホントの評判」
9/12(日) 10:02配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bd2cf0d5acb26d065034fffd4ed49708f1fc2c2
FRIDAY

東京・永田町の自民党本部。総裁選を前に、警備がいっそう厳しくなっている。自由に出入りできるのは大手メディアの記者クラブ…記者たちが報じない、政局の本当の姿は 撮影:TEN

ニュースは自民党総裁選ばかり。暗躍する党内各派の思惑が入り乱れる「報道」が興味深い。

次期総裁への期待は、世論調査によると、河野太郎が31.9%でトップ(共同通信)。一方、本誌が既報し、政治関係者が注目した「自民党員・党友調査」によると、石破茂が29%で1位だ。(史上最熱の総裁選。石破、河野、岸田の激戦舞台裏 ))

河野と石破の人気には、唯一最大の共通項がある。安倍、麻生、二階との「ディスタンス」だ。この距離感こそが、権力におもねらない、志のある政治家としての石破、河野の評価に繋がっている。しかしというか、それだけに、自民党内の声は微妙だ。

◆河野と石破。自民議員の「本音」を聞いて歩いた

「河野太郎は今、権力を目前に猫をかぶっているだけ。総裁になったら、制御不能になる。脱原発、女帝容認の方向を明確にするだろう。党の方針なんて無視。トランプさながら『官邸発河野ツイッター』を炸裂させる。河野は、いわば日本のトランプ、リトル小泉純一郎なんだ」(細田派議員)

「河野は安倍政権で初入閣。このとき、父・河野洋平元自民党総裁が官房長官時代に発した、従軍慰安婦問題に関する『河野談話』を否定したじゃないか。つまり、踏み絵だ。同時に、脱原発ブログも閉鎖して権力におもねった。状況に応じてそういう変節が平気でできる。信用できるわけがないじゃないか」(無所属議員)

一方、国民人気No.1の石破だが、党内の声は手厳しい。

「石破茂の正論は、相手に逃げ道を作らせてやらないから、聞いていて息苦しくなる。しかも回りくどい口調が鼻につく。間違ったことは言わないが、あの調子で安倍・麻生批判をしたので嫌われた。顔も怖いし、なぜ世論がいつも『次の首相にふさわしい政治家』のトップに選ぶのか、ちっとも分からない」(麻生派議員)

「石破のように、野党と一緒になって体制批判をすればそりゃ人気は出るでしょう。外にいい顔しすぎて、自民党内では友達が少ない。派閥が大きくならないことが石破と党の関係性を如実に物語っているんですよね」(安倍周辺)

これが、世論から最も支持されている「自民党2トップ」の党内評判と現実だ。

主に若年層が支持する河野、実年層以上に人気の石破と支持層は明確に分かれる。逆にいえばこの2人で全世代をカバーしている。それなら、間近に迫った衆議院総選挙をこの2トップで挑めば、全世代対応で自民不人気の失地は挽回できるのではないか。だが、そうは簡単にいかないのが、自民党という政党だ。どちらも総裁には選出されないだろうと大方は見ているのだ。

7260とはずがたり:2021/09/17(金) 22:19:05
>>7259
◆高市はなぜ…?

では「女性初」の看板をもち最大派閥の細田派と安倍前首相が後ろ盾となった高市早苗が優勢なのか。

「高市は、野田聖子が総裁選に出馬したときの対立軸という役まわり。それに加えて、安倍が、支持団体の日本会議に向けて党として送ったメッセージという役割です。なんにしても、ツールに過ぎない」(中堅議員)

「女性初」が、リベラル寄りの野田聖子では、自民党コア支持層が離れてしまうという理屈らしい。哀れである。

◆結局「ふにゃふにゃ」の岸田は安倍の顔色最優先

そして岸田文雄。自民党有力代議士が解説する。

「岸田は、外相時代に安倍本人から政権禅譲というニンジンをぶら下げられ、総理の椅子を強く意識するようになった。そのとき、岸田派の名誉会長として隠然たる力を持っていた古賀誠元幹事長が目障りだった麻生が、『古賀切り』を条件に禅譲をちらつかせた。昨年暮れ、岸田はついに古賀を放逐して、今回の総裁選を迎えたんです」

どっぷり保守の安倍と麻生は、古賀にコントロールされている岸田派が安倍らに敵対する勢力になることを警戒した。そのため、根こそぎ排除したのだ。伝統の派閥「宏池会」の長老政治家を裏切り追いやった岸田には、総理の座が転がり込んでくるはずだったが…。

モリカケ、桜、河井夫婦への政治資金など解明されないまま放置されている安倍前政権の疑惑の数々。なかでもモリカケ問題について岸田は、BS番組で「さらなる説明をしないといけない」と発言。これが安倍の逆鱗に触れ、安倍と細田派は高市全面支持へと舵を切ることになったのである。

「岸田が安倍に謝った」(関係者)

直後に流れた怪情報とともに、岸田は「再調査は考えていない」と発言を一変させ、今度は「安倍の靴を舐めた」と世論からバッシングを受ける。波紋は拡大するばかりだ。

「総裁選は、どの候補者も過半数に達しないのがミソだ。決選投票で大派閥が票の流れを作る事になるだろう。おそらく、1回目の投票とはまったく違う結果がでることになる」

自民党の幹部は、含み笑いでそう言った。が、しかし、である。

党員票「383票」の大半を、河野なり石破がごっそりとかっさらい、万が一にも過半数に近い得票だったとき、世論はどのように反応するだろうか。

◆国民の声が反映されない総裁選を注視する

「党員・党友の声は、国民の声に近いのですから、本来なら反映されてしかるべきなんですが…」(関係者)

態度を保留している石破がもし不出馬を決めれば、党員票は河野に集中すると見られている。その後の決選投票で、議員票が他の候補に集中して党員投票の結果が覆されたら「自民総裁選は公正な選挙ではなく大派閥による数の力学、単なるセレモニーだった」と断罪されるだろう。国民は懐疑の目を向けるに違いない。もちろん、中堅若手が立ち上げるという「党風一新の会(仮称)」にも、同じ目が向けられることは言うまでもない。

「若手議員のなかには、迷いに迷っている者も少なくない」(ベテラン議員)

「派閥は一致結束して主流派を獲り、党四役のポストを獲るべしと言います。けど、僕らはとにかく、まずは選挙に勝てる総裁を選びたい。まずは議員バッジが必要なんです」(自民若手議員)

自民総裁選に一般の国民は投票権をもたないが、自民総裁は総理になるのだ。まるごと自民党の、すべての振る舞いをしっかり見届けるべき総裁選挙だ。この国のリーダーが決まる選挙なのだから。

取材・文:永田タイラ

7261チバQ:2021/09/18(土) 00:08:10
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20210917k0000m010339000c.html
総裁選、渦巻く期待と不安 自信深める陣営も「もし負けたら…」
2021/09/17 22:36毎日新聞

総裁選、渦巻く期待と不安 自信深める陣営も「もし負けたら…」

自民党総裁選の候補者所見発表演説会に臨む(左から)河野太郎行政改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行=東京都千代田区の同党本部で2021年9月17日午後1時1分、竹内幹撮影

(毎日新聞)

 17日告示の自民党総裁選に立候補した4氏の陣営は「初日が肝心」とばかりに党所属国会議員や党員へのアピールに躍起になった。混戦が予想される中、総裁の座へ期待と不安を抱える各陣営からは、悲喜こもごもの声が聞かれた。

 「リスクを取って誰よりも早く行動を起こす『ファーストペンギン』は、紛れもなく岸田さんだ。後から改革を言うのは誰でもできる」。岸田文雄前政調会長を支持する甘利明税制調査会長は17日の会合で、菅義偉首相の退陣表明前に「挑戦」を表明した岸田氏を後押しした。「極寒の地で微動だにせずに卵を守る(ペンギンの)ように、コロナの中で国民に寄り添う」と持ち上げる一方で、「永田町以外では知らない人が多い」と課題の発信力不足も指摘した。

 オンラインの出陣式で気勢を上げた河野太郎行政改革担当相には、ワクチン担当閣僚として登用した菅首相が17日に支持を明言した。石破茂元幹事長と小泉進次郎環境相の支持で党員人気に自信を深める陣営だが、4候補の出馬で「先行逃げ切りは難しい」との声も増える。陣営幹部の一人は勝利への戦略を練り直しつつ、「これで負けたら地下に2〜3年こもる。(安倍政権で冷遇された)石破さんの気持ちが分かるなあ」と苦笑した。

 安倍晋三前首相ら保守系議員に支援される高市早苗前総務相。支援する細田派の高鳥修一衆院議員は所見発表演説会後、「(高市氏が)国旗に一礼してから話を始めたのは好印象」と満足げだった。安倍氏が影響力を持つ細田派で岸田氏を支持するある議員は「安倍さんに『岸田さんをやるの? 困るなあ』と言われた」と明かす。高市氏の勢いに自信を示す陣営幹部が多い一方、「今日の陣営会合に代理が出席した議員は、岸田氏支持との両にらみではないか」(別の同派議員)との見方も漏れる。

 野田聖子幹事長代行は、告示前日に「滑り込み」で総裁選出馬を表明した。選対幹部の渡辺猛之副国土交通相は「野田氏が悲願の舞台に立ったのが心からうれしい」と高揚した様子だった。別の選対幹部は「ある党幹部が昨夕、推薦人を翻意させようと電話をかけていた。(闘志の)ロケットに火がついた」と息巻く。ただ事前の準備不足は陣営の多くが認めるところで、届け出順で野田氏が4番目になると、支持議員の一人は「(現時点で最も劣勢という)順番通りじゃないか」とぼやいた。【東久保逸夫】

7262チバQ:2021/09/18(土) 00:10:13
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2021091701001713.html
野田氏「ブロックしない」 SNS発信、河野氏に皮肉
2021/09/17 22:38共同通信

 自民党の野田聖子幹事長代行は17日のフジテレビ番組で、ツイッターで意見の合わない相手をブロック(遮断)している河野太郎行政改革担当相を皮肉った。会員制交流サイト(SNS)などでの発信力を問われ「私はブロックしない。どんな嫌なことも受け止めて、逆に返すように努めている」と述べた。

 番組には総裁選に出馬した4人が勢ぞろい。河野氏は口を真一文字にして聞いていた。


https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-210917X231.html
都市封鎖法制化、3候補前向き=自民総裁選
2021/09/17 23:04時事通信

 自民党総裁選に立候補した河野太郎規制改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相は17日夜のテレビ朝日の番組で、新型コロナウイルス対策の一環として、ロックダウン(都市封鎖)を可能にする法整備に前向きな考えを明らかにした。野田聖子幹事長代行は慎重な姿勢を示した。

 河野氏は「将来どういう感染症が入ってくるか分からない。法整備が必要だ」と指摘。高市氏も「一刻も早く法整備しなければ手の打ちようがなくなる」と述べた。岸田氏は「ワクチン証明や陰性証明を組み合わせた日本型ロックダウンをしっかり考えなければいけない」と語った。

 これに対し、野田氏は「もっと科学的にやるべきことはある」と強調した。 





 高市早苗前総務相は「河野氏のツイッターの(フォロワーの)数には全然及ばないが、記者会見などでは誠実に、最後まで答える」と語った。

7263チバQ:2021/09/18(土) 00:10:40
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_OFI5CECC2ZPR7HFSEQOJKZH3ZA.html
総裁選を追う…改革派は誰か 首相の座かけ乱戦開幕
2021/09/17 21:54産経新聞

総裁選を追う…改革派は誰か 首相の座かけ乱戦開幕

【自民党総裁選2021】所見発表演説を行う河野太郎ワクチン担当相=17日午後、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)

(産経新聞)

17日に告示された自民党総裁選。主要5派閥が首相の菅義偉支持を決めた昨年から一転、結末が予想できない乱戦が始まった。

■「異端児の強い個性を」午前9時、河野陣営

ワクチン担当相の河野太郎の出陣式はオンライン形式で行われた。

「広く国民のご支援をいただき、戦いに勝っていきたい」。河野は笑みを一切浮かべずに語った。陣営の選挙対策本部長の元金融担当相、伊藤達也は「異端児とも呼ばれる河野さんの強い個性を私たちが支えていこう」と呼び掛けた。

河野は元幹事長の石破茂と組んだ。石破は今回の総裁選を「古い自民党と国民の戦い」と位置づけ、前首相の安倍晋三や副総理の麻生太郎の政敵でもある。国会議員票が盤石とはいえない河野の言葉には、国民人気を武器に、衆院選を控えた国会議員の票を獲得したいとの思いがにじむ。

■「やっとスタートラインに」9時、野田陣営

党本部の一室で行われた幹事長代行の野田聖子の出陣式は安堵(あんど)感が漂った。過去3度、出馬を目指したものの推薦人が集まらずに断念したからだ。

選対本部長の厚生労働副大臣、三原じゅん子は「やっとスタートラインに立たせていただくことができた」。野田は「無謀だ、やめろと何度も言われたが、チャレンジし続けてきた」と感無量の様子で語った。

■「日本を守るために」11時、高市陣営

「日本を守るために、誰が一番ふさわしいか。高市を応援しているグループは結束力は一番ある!」。国会内の大会議室で開いた前総務相、高市早苗の出陣式で、選対本部長の元拉致問題担当相、古屋圭司が叫んだ。保守色の強い議員が多く参加した。

高市は「こういう国家経営を行うべきだという政策に賛同していただいた最も強い同志だ」と強調した。背後には国会議員約60人が陣取り、その言葉に拍手や声援を送った。熱気は4陣営で一番だった。

■「後から改革を述べるなら…」11時半、岸田陣営

国会内のホールで前政調会長、岸田文雄の出陣式が始まった。「後から(党の)改革を述べることは誰にだってできます」。こうあいさつしたのは選対顧問の税調会長、甘利明だ。麻生派(志公会)の後輩でもある河野への批判がにじむ。役員任期制限を打ち出し、幹事長の二階俊博を標的にしたと党内を騒がせた岸田こそが、党改革派だというわけだ。

岸田は「時代が求めているリーダーは私だ」と自信たっぷりにアピールした。煮え切らない、話がつまらないと評されてきたが、元防衛相の小野寺五典は「力強く、首相のイメージで見えた」と語った。

■「自民を変えてくれ」午後2時半、河野陣営

河野が、国会内の会議室に駆け付けた。陣営が開いた激励の会合。にこやかに出迎えたのは石破と環境相の小泉進次郎だった。

「国民の支持をバックに…」。河野が改めて決意を語ると、石破は「自民党を変えてくれ、日本を変えてくれ(と願う)国民とともに勝利する」と応じた。その後、3人は報道陣の前に並んでガッツポーズを披露した。安倍に近い議員の一人は「河野さんは完全にあちら側に行ってしまったのかな」と首をかしげた。

朝から沈黙を守っていた菅は、午後6時に首相官邸を退邸する際、記者団の取材に応じた。

「新型コロナウイルス対策は継続が極めて大事だ。河野さんを支持します」。安倍、麻生、甘利と盟友関係を築いていた男の朴訥(ぼくとつ)としながらも明確な表明は、政界への小さくない波紋となる。=敬称略(田中一世)

7264チバQ:2021/09/18(土) 00:11:38
https://news.goo.ne.jp/article/tokaitv/region/tokaitv-20210917-2131-11815.html
推薦人集まったけど…自民党総裁選に野田聖子氏出馬 地元の票固めも雲行き怪しく 重鎮県議「戸惑いある」
2021/09/17 21:31東海テレビ

推薦人集まったけど…自民党総裁選に野田聖子氏出馬 地元の票固めも雲行き怪しく 重鎮県議「戸惑いある」

自民党総裁選に立候補した野田聖子自民党幹事長代行

(東海テレビ)

 自民党幹事長代行の野田聖子さんが、総裁選への立候補を表明し、お膝元の岐阜では期待の声が上がっていますが、支持拡大は厳しい道のりとなりそうです。

野田聖子幹事長代行:
「次の日本をつくるために、これまで主役になれなかった女性、子ども、高齢者、障害者が、しっかりとこの社会の中で生きていける、そして生きる価値があるんだという保守の政治を、自民党の中で作り上げていきたいと思います」

 16日の会見で野田さんが語ったのは「社会的弱者への支援」。その背景にあるのは、重度の障害がある長男・真輝くんの存在です。

 3年前の総務大臣の時には、人工呼吸器の調整など24時間ケアが必要として、海外出張に真輝くんを同行させていました。

野田聖子総務相(当時):
「私は女性活躍や働き方改革を推進しております。今回の出張が一つのモデルとして、同様の悩みを抱える方々の参考になることを願っています」

 当時、働く女性のモデルケースになればとも話していました。今回の野田さんの出馬に地元・岐阜の人たちは…。

山県市の19歳女性:
「誇らしいというのはありますね。会社とかで上の立場にいる人が女性が少ないなと思うので、ちゃんと女性の価値を見出してその人の力に合わせた職を」

羽島市の80代女性:
「私もちょっと足が悪いもんで、そういう道(福祉政策に)に力を入れてもらえればと思います」

美濃加茂市の60代男性:
「4回目かな、やっと出られて、ぜひ頑張っていただきたいですね。今はとにかくコロナを何とかしてほしいだけですよね」

「新総裁に」と期待が上がる一方、支援拡大は容易ではありません。

自民党岐阜県連の村下幹事長:
「県連としては機関決定していないので、県連として一本化は当然無理ということで」

 野田さんが会長を務める岐阜県連は、特定の候補を支持せず自主投票としています。

 保守分裂となった2021年1月の岐阜県知事選で、野田さんと対立した岐阜の自民党の重鎮・猫田県議は…。

猫田岐阜県議:
「長年の夢だったので、良かったのは良かったんだけどタイミングとしては遅すぎたという感じがするね。県議会の議員の仲間でも戸惑いもあるし、僕は僕なりに考えて動きます」

 岐阜県内の国会議員で野田さんを支持するのは、推薦人にも名を連ねた渡辺猛之参院議員のみになる見通しで、地元・岐阜の票固めも雲行きは怪しくなっています。

7265チバQ:2021/09/18(土) 00:19:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2fbe150e46340a7f0e881f3f374ef4720e6e5af
岸田氏の出陣式が大盛り上がり、派閥横断で支持広がる 河野氏には逆風 
9/17(金) 20:12配信


日刊スポーツ
候補者共同記者会見に臨む岸田文雄前政調会長(撮影・江口和貴)

菅義偉首相の後継を決める自民党総裁選(29日投開票)は17日告示され、河野太郎行革相(58)、岸田文雄前政調会長(64)、高市早苗前総務相(60)、野田聖子幹事長代行(61)の4氏が立候補した。女性2人の出馬は史上初で、乱立選は必至の状況。河野氏が所属する麻生派の重鎮らが、岸田氏の選対顧問に就任するなど、選挙戦初日から岸田氏と河野氏の明暗がくっきり浮かび上がった。


    ◇    ◇    ◇

ポスト菅を巡る乱立の争いは幕開けから岸田氏の支持拡大、河野氏の苦境が浮かび上がった。岸田氏は出陣式で「今の時代が求めているリーダーは私なんだ」と力強く宣言した。岸田派、麻生派、最大派閥の細田派、竹下派、石原派、谷垣グループなどから計107人(議員63人、代理人15人、オンライン29人)が出席して気勢を上げ、その熱気は他陣営を圧倒した。

河野氏が所属する麻生派(53人)からは、甘利明税調会長、鈴木俊一元五輪相、森英介元法務相の3重鎮が出席し、岸田氏の選対顧問に就任した。甘利氏は「明日から総理ができるような幅広い政策がある」などと岸田氏を高く評価し、反河野を打ち出した。

他派閥からも同調の動きだ。石原派の石原伸晃元国交相、谷垣グループの代表世話人の中谷元元防衛相、細田派の塩谷立元文科相や竹下派の船田元氏も選対顧問に就任するなど、派閥横断した支持を拡大させている。会場には他候補者の関係者も姿を見せ、模様を動画で撮影するなど警戒感をあらわにした。

河野氏はオンラインで出陣式を行い、派閥を横断した82人(議員65人、代理人17人)が出席した。だが、次期衆院選へ向け、盤石な選挙基盤を構築できていない若手議員も少なくない。中堅議員は「岸田さんの動きに引き寄せられてしまう可能性も」と危惧した。

河野氏は前日16日の決起集会で後ろ盾である石破茂元幹事長、小泉進次郎環境相との、そろい踏みを狙ったが、麻生派の会合出席によって、引き剥がされた。そこで、この日は党本部での所見発表演説会後に車で移動し、議員会館内で石破、小泉両氏と、わずか数分間で3ショット撮影を行って共同記者会見へ、とんぼ返りと奔走した。

共同会見では森友学園を巡る問題について河野、岸田、高市の3氏は再調査には否定的だった。中でも河野氏は「公文書の管理が、しっかり行われるのは非常に大事なこと」としたが、会見の度にトーンダウンしていく印象を強めた。

河野氏は、報道各社の調査で「次の総理にふさわしい」ランクで票を集め、トップの評価を受けた。それでも、国民世論と自民党内の情勢は別世界。実績も兼ね備えた人気者が、まさかの逆風にさらされての船出となった。【大上悟】

7266チバQ:2021/09/18(土) 05:43:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5d22b2019604220a421b4dba9cf3b929f2734bd
自民党総裁選 推薦人名簿から透けて見える二階幹事長の奇策、“河野推し”なのになぜ野田陣営に8人?
9/18(土) 5:30配信

スポニチアネックス
共同記者会見前に写真に納まる、左から河野太郎行革相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行

 菅義偉首相の後継を決める自民党総裁選が17日、告示され、河野太郎行政改革担当相(58)、岸田文雄前政調会長(64)、高市早苗前総務相(60)、野田聖子幹事長代行(61)の4氏が立候補を届け出た。共同記者会見では早速火花を散らせるなど、議員票と党員・党友票の計766票の争奪へ論戦をスタートさせた。一方、各陣営が提出した推薦人名簿。二階派の不気味な動きが投影されているようで、関心を集めている。

 寝業師と言われる二階俊博幹事長がどう動くか読み切れない中、注目が集まった推薦人名簿。ふたを開けてみれば、二階派は第4派閥ながら最多の計15人が名前を連ねた。

 野田陣営8人、高市陣営5人、河野陣営2人…。混戦を見越し「保険をかけた」(二階派幹部)との解説も聞かれ、まんべんなく配置したと思いきや、有力候補の岸田陣営はゼロだった。首相が再選に向けてやる気満々だった8月26日に真っ先に出馬を表明、二階氏続投を封じる党改革案をぶち上げた岸田氏。首相不出馬の着火点となった。再選支持をいち早く唱え主導権確保を狙った二階氏の野望をも打ち砕いた張本人だけに、恨み骨髄ぶりが表れた分かりやすい対応だ。

 対峙(じ)してきた安倍晋三前首相が全面支援する高市陣営への割り振りは保守系もいる関係とされるが、「岸田総裁 絶対阻止」のアナウンス効果アップも見込まれる。岸田、高市両氏を推すわけにいかず、乗るとされる河野陣営に関しては、改革派を標ぼうしている手前、世間受けの悪い二階色を薄めるため2人にとどめたとの見方も出ている。

 最も分かりにくいのが推薦人集めが難航した野田陣営への8人。知名度の高い野田氏出馬で河野票は食われるなどして分散、河野陣営が目指す第1回投票で決着させる戦略は崩壊寸前だ。自身を支えた幹事長代行への支援では説明がつかない。

 そこで指摘されているのが二階氏と「小石河連合」との新たな主導権争い。小泉進次郎環境相、石破茂元幹事長が前面に出て発足させた派閥横断的な「河野太郎の総裁選必勝を期す会」。3人の頭文字から「小石河連合」と称されるが、総裁選が3人の争いのまま勢いに乗せると、二階氏の出る幕もなく第1回投票で「河野総裁」が誕生、権勢を振るう余地などない「小石河連合」の天下となる。それを防ぐため目指すのが決選投票。二階派は決選投票では結束して行動する方向で調整。他派閥にはない塊感で河野氏当選の流れをつくり、選挙後に甘い汁を吸おうとの算段だ。

 総裁選の行方を注視する政府関係者は「今のポストに居座るのはほぼ無理だろうが、それでも暗躍する二階さんを一つの軸として政局を見極める必要がある」とし、キープレーヤーの一人であり続けるとの見方を示した。

7267チバQ:2021/09/18(土) 05:48:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/dad15c1788753b5de2b3fa1ca4b76e551fdcbe30
宮腰氏、出陣式で喫煙 自民総裁選、オンライン出席中 禁煙の議員会館執務室
9/18(土) 5:01配信

北國新聞社
北國新聞

 自民党の宮腰光寛衆院議員が総裁選に立候補した岸田文雄前政調会長の出陣式にオンラインで出席中、衆院第2議員会館内の執務室で喫煙していたことが17日、分かった。喫煙の様子が会場のスクリーンに映し出された。改正健康増進法では議員会館は原則屋内禁煙となっており、宮腰氏は取材に対し「申し訳ありません。気を付けます」と陳謝した。


 出陣式は衆院第1議員会館で行われ、会場に設置されたスクリーンには、オンラインの出席者の映像が映し出されていた。宮腰氏の画面には時折、煙のようなものも映し出された。

 改正健康増進法が施行された昨年4月から、議員会館は喫煙専用室を除いて屋内禁煙で、悪質な違反者には罰則もある。議員会館には各階に喫煙専用室が設置されている。宮腰氏は普段は専用室を利用しているとし「長時間だったので。すいません」と話した。加熱式たばこを吸っていたとみられる。

 宮腰氏は岸田派で事務総長も務めたベテラン。会場にいた岸田派の議員は「(喫煙には)気付かなかったが、もっと気を引き締めて、緊張感を持ってもらいたい」と苦言を呈した。

7268チバQ:2021/09/18(土) 21:33:43
https://news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-20210918204000.html
【自民党総裁選】石破氏、他派閥の動きもちくり 河野陣営が農業関係者と交流
2021/09/18 20:40神奈川新聞

【自民党総裁選】石破氏、他派閥の動きもちくり 河野陣営が農業関係者と交流

神奈川新聞

(神奈川新聞)

 自民党総裁選に立候補している河野太郎行政改革担当相(衆院15区)を支援する小泉進次郎環境相(11区)と石破茂元幹事長は17日夜、オンラインで農業関係者らと意見交換した。業界の現状や新型コロナウイルスの影響などを聞き取り、河野氏への支持を求めた。

 河野氏は公務などで活動が限られるため、河野氏を支持する派閥横断の有志議員グループ「総裁選必勝を期す会」(必勝会)が企画した。中心メンバーの小泉、石破両氏はそれぞれ国会内の事務所から参加した。

 やりとりでは、総裁選で動向が注目されている「派閥」についての質問も。石破派を率いる石破氏は派閥の意義を認めつつ、水面下で締め付けを強める他派閥の動きを念頭に「派閥の親方の言うことを聞けというのはおかしい。有権者の気持ちに反するような集団ならない方がいい」とちくり。

 一方、無派閥の小泉氏は「派閥の力学で政権をつくってしまったら、安定した政治はできない。派閥ではなく、国民から支えられる政権をつくらなければいけない」と応じ、河野氏への支持を呼びかけた。


https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASP9L6KBCP9LUTFK010.html
河野氏に質疑が集中、「改革」に異論が相次ぐ 自民党総裁選の討論会
2021/09/18 20:40朝日新聞

河野氏に質疑が集中、「改革」に異論が相次ぐ 自民党総裁選の討論会

自民党総裁選の候補者討論会の冒頭、色紙を手に記念写真に納まる、(左から)河野太郎行政改革相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行=2021年9月18日午後1時57分、東京都千代田区、藤原伸雄撮影

(朝日新聞)

 自民党総裁選に立候補した河野太郎行政改革相(58)、岸田文雄前政調会長(64)、高市早苗前総務相(60)、野田聖子幹事長代行(61)の4氏が18日、日本記者クラブ主催の討論会に臨んだ。「改革」を唱える河野氏に対し、他候補から異論が相次ぐなど、政策論争が本格化した。

 討論会では冒頭、新型コロナウイルス対策や今後の社会像が問われた。

 ワクチン接種の担当閣僚を務める河野氏は「ブースター(ワクチンの3回目接種)にも必要量は確保している」と説明したが、政権のコロナ対応をめぐる自身の責任には触れなかった。岸田氏は数十兆円規模の経済対策を進めるとしたほか、高市氏は危機管理投資の必要性を訴えた。野田氏は希望すれば11歳以下でワクチン接種できるようにすべきだとの認識を示した。

 候補者同士の討論では河野氏に質疑が集中。最低限の年金を保障する河野氏の年金改革について、岸田氏と高市氏が財源をただすと、河野氏は「資産・収入が一定以上ある人には(最低保障の)その分はお出ししない」などと説明した。

 河野氏が唱える「核燃料サイクル政策」の見直しについては岸田氏が疑問を呈し、河野氏は、高速増殖原型炉「もんじゅ」の廃炉に触れ、サイクル政策が事実上行き詰まっているとの考えを強調。「核のごみ」について、「現実的な処分方法をどうするのかをテーブルに載せて議論した方がいい」と述べた。

7269チバQ:2021/09/18(土) 21:34:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/adbb585021a6be8e9443362d2f3b946f9ac62293
自民総裁選は「関ケ原」 安倍VS菅、代理戦争(時事通信解説委員長 高橋正光)
9/18(土) 8:13配信

時事通信
◆党員票で圧倒狙う―河野陣営(東軍)
自民党総裁選候補者の共同記者会見を前に、撮影に応じる(左から)河野太郎規制改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行=9月17日午後、東京・永田町の同党本部

 自民党は17日、菅義偉総裁(首相)の任期満了に伴う総裁選を告示し、河野太郎規制改革担当相(58)、岸田文雄前政調会長(64)、高市早苗前総務相(60)、野田聖子幹事長代行(61)の4氏が立候補を届け出た。長期政権を誇った安倍晋三前首相と、安倍政権で官房長官を務め安倍氏の支持も得て就任した菅首相は、それぞれ別の候補を支援、「代理戦争」の様相だ。選挙後、両氏と麻生太郎副総理兼財務相の3人が権力の中心を占めてきた自民党内の支配構造の転換は必至。実力者の生き残りを賭けた「関ケ原の戦い」がスタートした。

【図解】自民総裁選の構図

 再選出馬を断念した菅首相は、河野氏支持を親しい議員に伝達済み。総裁選で河野氏を担ぐのは09年以来、2回目だ。その菅首相が河野氏と同様に目を掛けてきた小泉進次郎環境相も14日、河野氏支持を表明。安倍、麻生両氏の政敵・石破茂元幹事長も陣営に加わった。河野、石破、小泉の3氏は「次期首相候補」の世論調査で上位を占めており、「国民的な人気」を武器に、党員・党友投票による「地方票」で他候補に大差をつけ、1回目の投票での過半数獲得を目指す。

 ただ、野田氏の出馬で波乱要因が増えたと言え、河野氏の地方票が一定程度食われるのは避けられない。「軍師」として総裁選を何回も戦ってきた菅首相は新型コロナウイルス対応の傍ら、河野氏らに戦い方を指南しているだろう。菅、河野、小泉の3氏とも神奈川県を地盤にしており、関ケ原に例えれば「東軍」だ。

 「言い換えれば、河野太郎は絶対ダメだということ」。小泉氏は会見で、岸田、高市両氏の支持をにじませつつ自主投票とした最大派閥・細田派をやり玉に挙げ、「この一点をもってしても、誰が自民党、日本を変えられるかは明らかだ」と対決姿勢をむき出しにした。石破氏も細田派や同派に強い影響力がある安倍氏を念頭に「派閥が横行する党を変えよう」と「古い自民党」の改革を訴える。

◆「2位、3位」連合で勝利目指す―岸田、高市陣営(西軍)

 細田派出身で小泉氏らの攻撃を受ける安倍氏は、保守的な政治信条が同じ高市氏を全面支援。16日にはツイッターで、高市氏の政策や国家観に触れ「支持します」と表明した。とはいえ、総裁選初挑戦の高市氏は、知名度で河野、岸田両氏に劣っており、議員や党員にどこまで浸透するかは未知数。このため、1回目の投票で河野氏の過半数獲得を阻止し、岸田氏との決選投票に持ち込む。そして、高市氏を支持した議員が岸田氏支持に回る「2位,3位連合」で岸田氏を勝利させる。安倍氏はこんな戦略を描いているとされる。安倍氏周辺からは「党を分断するものだ」と、小泉氏への怒りの声が漏れる。

 もし、高市氏が決選投票に残れば、親しい関係の岸田氏の協力を得る「2位、3位連合」で高市氏の勝利を目指す。細田派が総裁選対応について、高市、岸田両氏の名前を挙げて自主投票としたのも、決選投票を意識したからなのは明らかだ。

 一方、人気で河野氏に及ばない岸田氏も当然、決選投票を視野に入れており、「勝利の方程式」に安倍氏の支援は欠かせない。岸田氏が森友学園問題での国民への説明に関し、再調査を否定するなどトーンダウンしたのも、安倍氏の支援を念頭に置いたものだろう。安倍氏の地元は山口県、岸田氏は広島市、高市氏は奈良県。「岸田・高市連合」はさしずめ「西軍」だ。

7270チバQ:2021/09/18(土) 21:34:52

東西どちらを支持?―麻生氏
衆議院本会議で、麻生太郎元首相(右)と話す安倍晋三元首相=2012年9月7日午後

 そもそも、12年9月の総裁選で渋る安倍氏を説得し、出馬を決意させたのは菅氏。安倍氏を全面支援し、勝利の原動力となったのが麻生氏だ。こうした経緯から、同年12月の衆院選で自民党が大勝。安倍氏が首相に復帰すると、麻生氏は副総理兼財務相、菅氏は官房長官にそれぞれ就任。以降、安倍氏が昨年9月に退陣するまで、同じポストにとどまり「安倍1強」体制を支えてきた。また、前回総裁選で安倍、麻生両氏は菅氏を支持し、菅政権誕生に貢献。菅氏は「安倍路線」の継承を表明し、政権に就いた。安倍政権の後半からは、二階俊博幹事長の影響力も増したが、自民党が政権奪還して以降の9年近く、安倍、麻生、菅の3氏が権力の中枢を構成してきた。

 河野氏の所属する麻生派は、河野、岸田両氏の支持を前提にした自主投票の方針。麻生氏は自身の1票について、安倍氏との盟友関係を重視しての岸田氏、自派の河野氏のどちらに投じるかは明確にしていない。しかし、麻生氏が最終的にどちらを支持しようとも、3氏の行動が割れることに変わりはない。河野氏が勝利すれば、安倍氏の影響力が、岸田氏か高市氏が勝てば菅首相の影響力が、それぞれ低下するのは必至。麻生氏は、勝ち馬に乗れなければ同様だ。今回の総裁選の結果、党内の権力構造が大きく転換。天下分け目の「関ケ原」と言えるゆえんだ。

◆昔は「ニッカ」「サントリー」も

 政党のトップ選びは、公職選挙法の対象外で、自民党総裁選の歴史を振り返ると、かつては多数派工作で実弾(現金)が飛び交った。酒造会社に例え、2陣営に投票を約束して受け取る議員を「ニッカ」、3陣営から受け取る議員を「サントリー」と称した。さすがに、金銭のやり取りはなくなったと思われるものの、各陣営から執拗(しつよう)に支持を求められ、やむなく複数陣営に投票を約束する議員もいるだろう。

 実際の「関ケ原」は、東軍の主力・徳川秀忠軍が戦いに間に合わないミスを犯しながらも、石田三成を中心とする西軍の有力武将・小早川秀秋の寝返りで、徳川家康率いる東軍が勝利した。自民党版「関ケ原」の勝者は誰になるのか。権力を握ってきた安倍、菅、麻生の3氏が「勝ち組」と「負け組」にどう分かれるのか。今回は直後に衆院選が控えており、東西の優劣は不明。ぎりぎりで出馬にこぎつけた野田氏がどの程度、得票するかも見物だ。結果は、29日午後に判明する。

7271チバQ:2021/09/18(土) 21:36:57
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-pol2109180003.html
菅首相、総裁選で「河野氏支持」の吉凶 衆参・地方選挙と就任以来ことごとく敗北 鳩山元首相まで揶揄する弱さ
2021/09/18 17:05夕刊フジ

菅首相、総裁選で「河野氏支持」の吉凶 衆参・地方選挙と就任以来ことごとく敗北 鳩山元首相まで揶揄する弱さ

菅首相はどこまで影響力を及ぼせるのか

(夕刊フジ)

 自民党総裁選が17日告示され、河野太郎行革担当相(58)と、岸田文雄前政調会長(64)、高市早苗前総務相(60)、野田聖子幹事長代行(61)が立候補した。29日の投開票に向けて政策論争が始まったが、国民と国家を守り抜く安全保障政策は特に注目だ。こうしたなか、菅義偉首相が「河野支持」を明言した。重要選挙で連敗しているだけに、「吉」と出るか、「凶」と出るか…。

 中国の軍事的覇権拡大は深刻で、総裁選告示日も沖縄県・尖閣諸島周辺に海警局船を侵入させた。北朝鮮は15日、日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射し、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下させた。

 河野氏は所見発表演説で、「コロナ禍で、国際秩序が分断されようとしている」「価値観を共有する国々と連携して、私たちが大切に思う価値観を守っていく」と語ったが、防衛相経験者らしい具体性はなかった。

 岸田氏は「海上保安庁の能力強化や自衛隊との連携強化、ミサイル防衛力の強化、国家安全保障戦略の改定、インテリジェンス機能の充実などに全力で取り組む」などと詳細に語った。

 高市氏は「国の究極の使命は、国民の生命と財産、領土・領海・領空・資源、国家の主権と名誉を守り抜くこと」「(中国の)海警法に対応できるよう海上保安庁法の改正に取り組む。敵基地の無力化を可能とするための法制度整備や、防衛関連予算の増額を行う」と強い意欲を見せた。

 野田氏は「ICT(情報通信技術)の活用、外交力の強化で、サイバーテロなど国際社会の危機に対応する」などと語った。

 共同通信が、国会議員の支持動向を取材したところ、岸田、河野、高市3氏が接戦だという。

 混戦模様のなか、菅首相は17日、「新型コロナ対策の継続が極めて大事だ」として、河野氏を支持すると表明した。

 菅首相といえば、昨年9月の就任以来、今年3月の千葉県知事選や、4月の衆参3選挙、6月の静岡県知事選、8月の横浜市長選などで、自身や自民党が推した候補がことごとく敗北している。

 「史上最低の宰相」と呼ばれた鳩山由紀夫元首相にまで「菅総理、あなたがなぜ選挙に弱いかお分かりですか」とツイッターで揶揄(やゆ)されるほどだ。河野氏の「選挙運」に影響するのか。

7272チバQ:2021/09/18(土) 21:38:36
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASP9L4JYLN41UTFK03N.html
竹下亘衆院議員が死去、74歳 竹下派会長、食道がんを公表し療養
2021/09/18 14:12朝日新聞

竹下亘衆院議員が死去、74歳 竹下派会長、食道がんを公表し療養

竹下亘氏

(朝日新聞)

 自民党の竹下亘衆院議員が死去したことが18日、わかった。74歳だった。19年1月に食道がんを公表。同党竹下派の会長職を続けながら、治療に当たっていた。今年7月に体調不良を理由に次期衆院選に出馬せず、政界を引退する意向を表明していた。

 NHK記者、兄である故竹下登元首相の秘書を経て、2000年に兄の政界引退表明を受けて衆院島根2区の地盤を引き継ぎ、初当選した。当選7回。党総務会長や国会対策委員長のほか、第2次、第3次安倍内閣で復興相を務めた。

 18年4月には、兄が立ち上げた「経世会」を源流に持つ「平成研究会」を額賀福志郎元財務相から引き継ぎ、竹下派の会長に就任。同年9月の党総裁選では、安倍晋三首相(当時)の対立候補となった石破茂元幹事長支持で派閥の一本化をめざしたが、衆院側で安倍氏を支持する議員が大勢となり、事実上の自主投票となった。

 19年1月に入院治療後に同年11月に復帰したが、体調が十分に戻らず、今年5月以降は国会や派閥の会合を欠席していた。


https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20210918-567-OYT1T50223.html
総裁選の票数、竹下氏の死去で計764票に減
2021/09/18 20:25読売新聞

総裁選の票数、竹下氏の死去で計764票に減

竹下亘氏 【読売新聞社】

(読売新聞)

 自民党衆院議員の竹下亘氏の死去に伴い、29日に投開票される党総裁選の国会議員票は、383票から382票に減少する。総裁公選規程に基づき、国会議員票と同数の党員・党友票も382票となる。

7273チバQ:2021/09/18(土) 21:39:30
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangendai/life/nikkangendai-767405.html
自民党総裁選を「野田聖子票」が撹乱 論戦で他候補をグサリ、安倍・麻生・岸田連合はビクビク
2021/09/18 13:40日刊ゲンダイDIGITAL

自民党総裁選を「野田聖子票」が撹乱 論戦で他候補をグサリ、安倍・麻生・岸田連合はビクビク

「聞かせる力」のネックは夫の過去(C)JMPA

(日刊ゲンダイDIGITAL)

「ポスト菅」を決める自民党総裁選(29日投開票)は4候補が立つ乱戦で、勝敗の行方が分からなくなってきた。推薦人20人を確保し、滑り込みエントリーした野田聖子幹事長代行は遠慮ない物言いで論戦を撹乱。党員票に一定の影響を与えそうだ。世論人気の高い石破茂元幹事長や小泉進次郎環境相らの支持を前面に打ち出し、一発勝負で決めたい河野ワクチン担当相の目算はもろくも崩壊。決選投票にもつれ込む公算大だ。

 ◇  ◇  ◇

 総裁選告示日の17日、4候補は党主催の所見発表演説会や共同記者会見などに出席。ひときわ異彩を放ったのが野田氏だ。

 安倍前首相の子飼いの高市早苗前総務相はさておき、岸田文雄前政調会長も河野氏も最大派閥の細田派に影響力を持つ安倍氏や、第2派閥の麻生派を率いる麻生財務相の顔色をうかがって持論を封印。つまらない展開になる中、野田氏は唯一、森友問題の再調査に踏み込んだ。

「公文書の隠蔽、偽造、改ざん、廃棄。絶対にあってはならないこと」「多くの国民が納得していない」とハッキリ主張。安倍氏をイラ立たせようがお構いなし。他候補がそろって反対する女系天皇についても「議論を閉ざしてはいけない。さまざまな選択肢のひとつに女系天皇は含まれると理解している」と明言した。

 “ブロック太郎”の異名を持つ狭量な河野氏に対し、「私は決してブロックはしない。どんな嫌なことも受け止めて、それを逆に返せるように努めている」とグサリ。選挙候補者の一定比率を女性にするクオータ制導入を巡っても、「自民党では候補者選定をする段階で男性しかいない」「国民は半分が女性。政策のバランスを取るためには必要だと思う」と否定的な高市氏をやり込めた。

「女性初の首相候補」といわれてきた野田氏だが、過去3度の挑戦は推薦人が集まらず、今回が初出馬。今年3月出演のテレビ番組で「私が総裁選で推薦人を20人集めて全力で演説すれば、(女性首相誕生は)最短で今年の可能性はある」と言っていたぐらいだから、「聞かせる力」に、よほど自信があるのだろう。

「場数を踏んでいるだけあって話がうまい。顔と名前が売れているし、ジェンダー問題に関心の薄いタカ派の高市さんよりも親近感がある。女性に期待する党員・党友票は野田さんにだいぶ流れるんじゃないか。若手時代から夫婦別姓を訴えており、安倍さんらを意識して選択的夫婦別姓に消極的になった岸田さんの票も食うかもしれません」(自民党関係者)

■推薦人の6割が二階派と菅グループから

 もっとも、野田氏には「夫の過去」を報じた週刊誌との民事訴訟で、問題の夫が「元暴力団員」と認定された問題がくすぶる。幅広い支持を得られるかは微妙だ。

「野田陣営は推薦人代表と選対本部長くらいしか決めておらず、勝ち抜けるとは考えていない。だからこそ、開き直って論陣を張れる面があるし、『女性総裁候補』になるだけでも十分なハク付けになる。野田氏がカキ集めた推薦人は半数が参院議員なのも特徴ですが、二階派と菅グループが6割を占めている。告示ギリギリの出馬表明は、決選投票をにらんだすり合わせに時間を要したからでしょう。最終的には岸田・安倍・麻生連合vs“小石河”+野田連合の戦いになりそうです」(中堅議員)

 野田氏の撹乱で波乱の展開となるか。

7274チバQ:2021/09/19(日) 08:40:29
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/politics/dailyshincho-777012.html
「小石河連合」は意外とうまく行っていないところが「河野太郎」のアキレス腱に
2021/09/19 06:00デイリー新潮

「小石河連合」は意外とうまく行っていないところが「河野太郎」のアキレス腱に

「小石河連合」と呼ばれて

(デイリー新潮)

「次の首相にふさわしい候補」だけでは…
「次の首相にふさわしい候補」の上位3人が団結すれば圧倒的勝利へ……と見るムキも少なくなかったかもしれないが、コトはそう単純ではないようだ。自民党総裁選に立候補し、当選最右翼と目される河野太郎行政改革担当相(58)の支援者として、世間の人気者・小泉進次郎環境相(40)、石破茂元幹事長(64)が名を連ね、それぞれの頭文字を取って「小石河連合」を謳うものの、それがどうもプラスに働いておらず、逆にアキレス腱ではないかという声が上がっている。

 野田聖子幹事長代行(61)が出馬することで、総裁選は岸田文雄前政調会長(64)、高市早苗元総務相(60)、河野氏と合わせて4人での戦いでスタートした。当初想定された3人という設定に野田氏が割って入った格好だ。

「野田さんは最後まで推薦人20名の確保に追われていました。推薦に関して口約束だけで文書で残していない議員が数人いたこともあって、彼女はとても焦っていたようです」

 と政治部デスク。勝利はおぼつかないが、過去に出馬を訴えて断念すること3度。ようやくスタート地点に立つことができたというわけだ。

「知名度のある野田さんが出馬することで主に党員・党友票が割れ、決選投票の可能性が高まってきたのは事実です」

 と、全国紙の政治部デスクは解説する。

支持会見の評判が悪い進次郎氏
 デスクが続ける。

「野田さんのリベラル寄りの政策がカブる河野さんの票が削られるとか、唯一の女性首相候補とアピールできなくなった高市さんから野田さんに票が少し流れるとか、あれこれ言われていますが……正直、今回は本当に見えない選挙です。1週間後も見えていないかもしれませんね」

 それでもこのデスクが言うのは、「1週間前と比べて河野さんが伸びていないですね」とのこと。

「色々と分析してみたところ、河野さんを勢いづかせるはずの小泉・石破両氏が支持を表明したことで、逆に河野さんの支持率の足かせになっていると見ています。まず小泉さんから触れると、河野さんへの支持会見の評判がことのほか悪いですね」

 小泉氏は14日の会見で河野氏支持を表明した際に、その理由について〈これだけ日本も世界も変わる時に自民党も変わらなければならない。この時にだれが党風一新できるのか、答えは明らかだ〉と話した。

 さらに、最大派閥の細田派が高市、岸田両氏の支持を発表したことについて、
〈最大派閥の方から高市さんと岸田さん支持すると発言があったと聞き及んでいる。これは言い換えれば河野太郎は絶対だめだということ。そのこと1点をもってしても誰が自民党、日本を変えられる新しいリーダーかは明らかだ〉と語った。

エネルギー政策が仇に
 さらにエネルギー政策についても言及し、〈河野さんはいろいろ攻撃されていますが、なぜ攻撃されるかというと最大の既得権益と戦っているから。カーボンニュートラル(脱炭素社会の実現)は産業構造も転換しなくてはならない。そこに負けないようにするには国民、党員の支持を基盤にした改革への挑戦を続けなければならない〉と訴えていた。

「父・純一郎首相ばりに安倍・麻生連合を旧勢力、抵抗勢力と見立て、自分たちが改革派だと言ってのけたわけですが、裏返せばそれくらい敵を作って『小石河劇場』を演出し、世論を喚起しなければならないほど永田町では人気がなく、議員票が望めないということなんですよね」

 と、自民党のある閣僚経験者。

「河野さん自身がその後、テレビ番組に出演した際に、“(安倍・麻生両氏と)別に決別する必要はない”と言っていましたが、小泉発言でかなりハレーションが起こっていますね。エネルギー政策についても脱原発が革新的だと訴え続けていますが、“電力の安定供給なしに経済成長なし”というのは自明のこと。現状、その最適解は原発なわけで、河野さんのエネルギー政策は原発を抱える各地の党員・党友、そして議員に影響を及ぼしつつあります」

 実際、東奥日報は14日付で《核燃サイクル河野氏発言が青森県内で波紋》というタイトルで、〈自民党総裁選の有力候補の一人、河野太郎氏の核燃料サイクル政策は止めるべきだとする発言が青森県内で波紋を広げている。再処理工場をはじめ関連施設が集中立地する青森県の関係者らは総裁選の動向を注視。青森県の自民党国会議員からは「支持できない」と反発の声もある〉と報じている。

7275チバQ:2021/09/19(日) 08:40:49
河野さんのような劇薬は要らない?
 続いて石破氏については、

「石破さんに手下が50人いたら話は別ですがそうではない以上、“出馬したくてもできなかったんでしょ、仲間が少なすぎて”というのが見え透けている。麻生さんとの確執について、報道とは言えないような番組で語っていましたが、あれも不評でしたね。“あんなこと言わなきゃいいのに”とか“なんだかんだ言った割に謝ってないよね”とか、まぁ散々な言われようでした。国民の人気は高いかもしれませんが、アンチ安倍・麻生票を期待するとして、そういった党員・党友がどれくらいいるのか、というのはなかなか未知数だと見ています」(先の閣僚経験者)

 前出・デスクに総括してもらうと、

「今のところ、守旧派vs改革派の二項対立で総裁選を捉えようという傾向があるように感じますが、そんな単純なものではないと思います。二階幹事長のクビに鈴をつけたのは岸田さんであって、そういう意味では一番の改革者と言えるかもしれませんし……」

 加えて、自民党の支持率自体は下がっていないことに注目し、

「これが下がっているなら“自民党に革命を!”などと言って、河野さん的なショック療法が求められるのでしょうが、このまま推移すれば、来る総選挙で自民党はそんなに議席を減らさずに済みそうだと見られています。つまり、追い風で当選してきて逆風を経験していない3回生以下の約100人もそこそこ助かりそうだとなった時に、河野さんのような劇薬は要らないということになるのかもしれません」

デイリー新潮取材班

2021年9月19日 掲載

7276チバQ:2021/09/19(日) 08:43:29
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_BPLJ32J6NVMDVOT4WPWNNWVAUU.html
評伝 地方と派閥の復興を思い続けた竹下亘氏
2021/09/18 21:22産経新聞

評伝 地方と派閥の復興を思い続けた竹下亘氏

竹下派新会長として合同インタビューに答える竹下亘氏=2018年4月20日午後、東京都千代田区(宮川浩和撮影)

(産経新聞)

中国山地の山間。古い街道沿いに民家が並ぶ掛合(かけや)町(島根県雲南市)の小さな集落が、17日に死去した竹下亘(わたる)元復興相の生まれ故郷だ。その高台に、兄で元首相の登氏が眠る竹下家の墓がある。

平成28年11月、自民党国対委員長だった竹下氏の墓参に同行した。「兄貴はこの景色を見ていたんだよな」。ぼそっと話した後、墓地から見渡せる集落を眺め、たばこを吸う竹下氏の姿が、今も印象に残っている。登氏は昔、この景色を前に地方の発展を誓って政治家を志し、宰相に上り詰めたという。

後を継いだ竹下氏も、兄と同じ「ふるさと創生」を政治信条とした。「水、食糧、エネルギー、生きることは田舎が支えている」という言葉を何度か聞いた。

墓参の日の夜。移動の車中で私の家のルーツに話題が及ぶと「なんだ、田中君も所詮、僕と同じ田舎者じゃないか」と笑った。竹下氏は高校時代から東京暮らしだが「田舎者」を自称し、それを誇りにしていた。無愛想で口数が少なく記者の名前を覚えようとしない人が、初めて私を名前で呼んだのは、この時だったと記憶している。

昨年の自民党総裁選では菅義偉首相の支持を表明。決起集会では「菅さんは立っているだけで田舎の匂い。これが日本の匂いなんです」と食道がんの影響でかすれた声を振り絞った。

登氏が旗揚げした経世会の流れをくむ平成研究会(竹下派)の会長に就任したのは30年4月。登氏から数えて3人の首相を輩出した名門派閥の「鉄の結束」復活を目指した。同年9月の総裁選では石破茂元幹事長の支持に動いたが、安倍晋三首相(当時)の再選を支持する派内の声に押されて事実上の自主投票となった。「一本化したかったが私の力不足だった」とうなだれる姿が痛々しかった。

この時、竹下氏の動きは安倍氏への反旗だなどと評されもしたが、実際は本人にそうした思惑はなかった。安倍氏が圧倒的優勢に立つ中で「自民党に対する地方の声は厳しい。派閥同士の活発な政策論争を国民に見せないといけない」。それが一貫した思いだった。

この挫折を経て、以前にも増して「うちのムラ(派閥)から総理・総裁を出さないといけない」と語るようになった。

一緒に食事した際、私が「最大派閥(細田派=清和政策研究会)の支持が重要ですよね」と話すと「軍門に下るつもりはない」と珍しく語気を強めた。平成研こそが日本を真ん中で支えてきたという自負。もしかしたら、兄が作り上げた名門派閥の力をそいだ「反・経世会(平成研)」の小泉純一郎元首相と清和研に対する複雑な感情もあったのだろうか。

最期の病床でもふるさと創生と「うちのムラから総裁を」の思いを抱き続けていたに違いない。(田中一世)

7277チバQ:2021/09/19(日) 08:56:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b7d8afb0a51ef95d61e72f4708901e854b0b4d6
「衆院選の顔」本命不在 決選投票視野に多数派工作 自民総裁選〔深層探訪〕
9/18(土) 8:32配信

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時事通信
 自民党総裁選が告示され、目前に迫る衆院選の「顔」選びの号砲が鳴った。衆目の一致する本命候補は不在だ。いずれの候補も1回目の投票で過半数を得るのは困難とみられ、各陣営は決選投票も見据えた多数派工作を激化。9年近くに及んだ「安倍・菅政治」の総括が焦点となり、国民への説明の在り方や党改革への姿勢が問われそうだ。

 ◇2位―3位連合
 「間違いなく決選投票になる」。最大派閥、細田派の中堅議員は17日、4氏の顔触れを前にこう予想した。

 選挙戦は、河野太郎規制改革担当相(58)と岸田文雄前政調会長(60)の争いが軸との見方がもっぱらだ。河野氏は「異端児」としてベテランの間で忌避感が強い一方、各種世論調査の「次の首相」ではトップの常連。党員人気の高い小泉進次郎環境相と石破茂元幹事長が二枚看板で、選挙基盤の弱い中堅・若手が中心となって支援する。

 岸田氏は自身が率いる岸田派に加え、細田派や第2派閥の麻生派の一部から支援を受ける。河野氏と比べ、安定感を評価する声が目立つ。安倍晋三前首相と細田派の一部が支える高市早苗前総務相(60)は保守派に依拠し、土壇場で初出馬にこぎ着けた野田聖子幹事長代行(61)は弱者に寄り添うリベラルな政策で活路を探る。

 野田氏の参戦が計算外だったのは河野氏だ。4人の争いとなったことで、国会議員票と党員票が同数の1回目の投票では過半数確保へのハードルが上がった。小泉氏らは安倍氏を頂点とする派閥支配を批判し、党改革を主張するが、国会議員主体の決選投票にはマイナスとなる。「厳しい戦いだ」と陣営幹部はうめき、河野氏周辺は「一発で決めたいが、影響が読めない」と漏らした。

 逆に、岸田、高市両陣営は野田氏を歓迎している。岸田陣営の幹部は「2位に入ればチャンスはある」と強調。高市氏を推す細田派議員は「決選投票に持ち込めば派閥の力を示せる」と語った。両陣営は、決選投票での「2位―3位連合」を水面下で調整中とされる。

 ただ、党員の多数の支持を得た候補を決選投票で逆転すれば、衆院選や来年夏の参院選を前に、世論に好ましくない印象を与えると懸念する声は少なくない。河野氏を支持する重鎮は、同氏の高い支持率を指摘し、「これで河野氏にならなかったら、『派閥の論理』と言われて自民党が駄目になる」と岸田氏らをけん制した。

 ◇安倍氏との距離感
 4候補は早速、所見発表演説会と共同記者会見で舌戦を交わした。喫緊の課題である新型コロナウイルス対策では、ワクチン接種の促進や給付金拡充を含む経済対策を異口同音に訴えた。だが、安倍長期政権の「悪弊」が指摘された森友学園問題への対応では、違いが際立った。

 野田氏は会見で「公文書の隠蔽(いんぺい)、改ざん、廃棄は絶対にあってはならない」と主張。「多くの国民が納得せず信頼がなくなった」と断じ、再調査が必要だと言い切った。

 これに対し、岸田氏は財務省が調査報告を公表し、係争中だとして、「国民に納得感が足りないなら丁寧に説明したい」。高市氏も「遺族側が国を提訴しているのでコメントすべきではない」と、いずれも再調査には消極姿勢を示した。

 河野氏も「再調査の必要はないと思う」と歯切れが悪かった。陣営内で再調査を強く訴えている石破氏とは一線を画した形だ。岸田派中堅は「党員には、安倍氏に日和っていると映る」とほくそ笑む。「キングメーカー」とも称される安倍氏との距離の取り方は、改革姿勢の本気度を試す指標と見なされている。

7278チバQ:2021/09/20(月) 08:58:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/35a511da925212912ef1ce3eb8a08843d5990746
キングメーカー誇示 「安倍砲」SNSでさく裂 高市氏支援再アピール 真の狙いは「岸田政権」誕生
9/20(月) 5:30配信


スポニチアネックス
SNSで高市早苗氏をバックアップする安倍元首相(安倍晋三ツイッターから)

 自民党総裁選に立候補した河野太郎行政改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行は19日、フジテレビとNHKの番組で論戦を展開。地方組織とオンラインで会合を開くなど、連休中も支持拡大に腐心した。こうした中、安倍晋三前首相が高市氏支援の動きを加速化。勢力図にどのような影響を与えるか注目される。

 安倍氏はこの日投稿したツイッターで、18日に行われた日本記者クラブ主催の公開討論会に触れ、「高市早苗候補の冷静で的確な応答振りを賞賛する声が多数寄せられています。」と高市氏を絶賛。続けて、「彼女の外交安全保障に於(お)ける見識を示されたら困るのか、彼女をスルーする見識無き質問者まで出る始末(笑)。」とつづった。

 クラブ側による代表質問では河野、岸田両氏に質問が集中。ネット上では「高市外し」などの投稿が相次いでいた。

 ツイッターには自身と高市氏の顔写真が並んだ新しい「2連ポスター」も掲載。保守で政治信条が近く、「この国を守る。」と大書きされている。

 安倍氏のツイッターのフォロワー数は、政界屈指の河野氏の242万人に迫る228万人。「党員・党友票の獲得は告示後、数日間が勝負」とも言われており、支持拡大へ連休中にアクセルを強く踏み込んだ格好だ。

 安倍氏の意向は菅義偉首相の不出馬表明翌日の4日に表面化。告示を翌日に控えた16日にツイッターで正式に表明した。その後、高市氏支持の岸信夫防衛相、片山さつき参院議員らの投稿をリツイート。この日も秘蔵っ子の稲田朋美元防衛相が支持表明したツイッターを引用し紹介した。

 立候補に必要な推薦人20人の確保が課題とされた高市氏だが難なくクリア。安倍効果もあってか、議員のほか、党員・党友の間でも支持を広げている。

 「安倍氏のテーマは影響力の誇示」(党関係者)とも言われる総裁選。具体的には、第1回投票で高市氏に一定程度の票を集め自身の力を見せつけ、決選投票で岸田・高市連合を結成。敵対する石破茂元幹事長が全面支援する河野氏を撃破し、「岸田政権」を誕生させるというもの。総選挙後に細田派から安倍派へ代替わりするとされており、キングメーカーとしての地位確立へ、安倍氏にとっても負けられない戦だ。

7279チバQ:2021/09/20(月) 08:59:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/00581cf4982445bdf4145f3d3d6339b087540c88
河野・岸田氏が接戦 高市氏猛追、野田氏出遅れ 議員支持動向調査・自民総裁選
9/20(月) 7:12配信

時事通信
自由民主党本部=東京・永田町

 自民党総裁選について、時事通信は党所属国会議員の支持動向を調査した。

 それによると、河野太郎規制改革担当相(58)と岸田文雄前政調会長(64)が競り合い、高市早苗前総務相(60)が激しく追っている。出遅れた野田聖子幹事長代行(61)は挽回に懸命。ただ、2割程度が態度を決めておらず、党員・党友票の行方を含め、情勢は流動的だ。

 竹下亘衆院議員の死去を受け、総裁選は国会議員票と党員・党友票各382票の計764票で実施される。国会議員票の投開票は29日。

 調査は13〜19日に議員からの聞き取りなどにより実施した。河野、岸田両氏は党所属議員の25%前後の支持を固め、高市氏も約2割の支持を得て2人を猛追し、告示前日に出馬表明した野田氏は約5%にとどまっている。

 岸田派を除く6派閥が事実上の自主投票とする中、河野氏は岸田派以外の中堅若手を中心に支持を広げ、所属する麻生派(53人)では約半分の支持を獲得。石破派(17人)の半数以上も固め、二階派(47人)、石原派(10人)、無派閥にも浸透する。岸田氏は自身が率いる岸田派(46人)をまとめ、細田派(96人)、麻生派、無派閥からもベテランや参院議員を中心に支持を取り付けた。

 安倍晋三前首相が後押しする高市氏は、安倍氏が影響力を持つ細田派の中堅若手に浸透。麻生派、竹下派(51人)、二階派にも食い込みを図る。野田氏は推薦人20人からの上積みが課題だ。

 ◇地方幹部は岸田氏
 一方、47都道府県連の幹部を対象に時事通信がアンケート調査を実施したところ、岸田氏支持が12人で最多だった。河野氏支持は3人、高市氏支持は2人、野田氏支持はいなかった。ただ、河野氏の地元神奈川、野田氏の地元岐阜を含む29都府県連が支持候補を回答しなかった。

 岸田氏支持は福島、石川、広島、福岡などの幹事長ら。河野氏支持は北海道、青森、鳥取、高市氏支持は滋賀、奈良の幹事長らだった。党員の支持動向も尋ねたところ、支持候補にかかわらず、河野氏優位との回答が目立った。

 総裁選を通じた世代交代について聞くと、25府県連が「全面的に」「多少は」を含めて「世代交代を進めるべきだ」と回答。津田健児三重県連幹事長は「若い力で党や国を変えていく必要がある」とした。

7280チバQ:2021/09/20(月) 09:09:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ad64e16e41f8126d248249a4b701f822bad3a98
自民総裁選、国会議員票は岸田、河野、高市氏に三分 決選投票も視野
9/19(日) 18:48配信

産経新聞
自民党総裁選立候補者討論会でポーズをとる(左から)河野太郎ワクチン担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行=18日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ(代表撮影)

自民党総裁選は29日の投開票日を見据え、4陣営が熾烈(しれつ)な票の争奪戦を展開している。産経新聞の調べでは、国会議員票の支持動向は岸田文雄前政調会長、河野太郎ワクチン担当相、高市早苗前総務相に三分。これを野田聖子幹事長代行が追い、未定は約3割となっている。党員・党友票は河野氏が優位とされるが、他候補も支持拡大に躍起となっている。本命なき混戦だけに決選投票も視野に入れた駆け引きが続きそうだ。

竹下亘元復興相の死去に伴い、党所属国会議員票と党員・党友票各382票の計764票を争う。産経新聞の取材では、岸田氏は国会議員票の4分の1近くを固め、河野、高市両氏もそれに迫る勢い。野田氏は推薦人20人から大きな上積みができていない。

岸田氏は自身が率いる岸田派(宏池会、46人)を固め、細田派(清和政策研究会、96人)や麻生派(志公会、53人)、旧竹下派(平成研究会、51人)という主要派閥のベテランに浸透。17日の出陣式には代理を含めて107人が出席した。態度未定の中では来年の参院選を見据え、安定感を重視する参院議員の間に岸田氏を支持する動きがある。

河野氏は、菅義偉(すが・よしひで)首相ら現政権の中枢幹部に加え、「選挙の顔」や世代交代を求める中堅・若手が支持する。17日にオンラインで行われた出陣式には代理を含め約80人が出席した。知名度の高い石破茂元幹事長、小泉進次郎環境相らの支援も受け、世論を背景に議員心理に訴える戦略だ。

保守層の期待が高い高市氏は細田派衆院議員の7割超から支持を得る。同派出身の安倍晋三前首相が支持する影響が大きく、19日には稲田朋美元防衛相がツイッターで高市氏支持を表明した。17日の出陣式には代理を含め93人が出席した。陣営幹部は「世論調査で支持も上がっている。議員票は100を超える」と語った。野田氏は現時点で支持が広がっていない。

共同通信が17、18両日に行った党員・党友に対する支持動向調査では河野氏が48・6%と最多で、総裁選の仕組みに沿って換算すると、党員・党友票のうち河野氏は210票を超えた。今のところ河野氏が優位とされるが、岸田、高市両氏陣営も手応えを感じており、情勢は流動的だ。

4候補の出馬により、1回目の投票で過半数を得る候補がおらず、上位2人による決選投票に進むとの見方が強い。その場合、国会議員票の比重が高まるだけに、各派閥の合従連衡が想定される。(沢田大典)

おことわり 自民党竹下派の竹下亘会長が死去したことに伴い派閥名称を「旧竹下派」とします。

7281チバQ:2021/09/20(月) 09:18:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/48ab52d8fa3ebd2e2c21c864cad672003670f5a3
“公開票読み” 自民党総裁選 SNS表明も続々…あの候補者を支持しているのは誰?
9/18(土) 17:41配信

日本テレビ系(NNN)
“公開票読み”自民党総裁選SNS表明も続々

17日に告示された自民党総裁選挙。各候補の推薦人や、SNSなどで支持を明らかにしている議員を一覧にまとめました。今後もアップデートしていきます。

一覧に掲載したのは、各候補の推薦人、会見やSNSなどで特定の候補者を支援する考えを明らかにしている議員、各候補の選挙対策本部のコアメンバーに名を連ねている議員らです。(9月18日午前時点/衆参のあとは当選回数)

国会議員票382票の行方は…?

●河野太郎氏 61人
<細田派>4人
柴山昌彦 衆6
越智隆雄 衆4
義家弘介 衆3参1
穴見陽一 衆3

<麻生派>20人
岩屋毅 衆8
棚橋泰文 衆8
原田義昭 衆8
井上信治 衆6
阿部俊子 衆5
永岡桂子 衆5
御法川信英 衆5
赤間二郎 衆4
鈴木馨祐 衆4
井出庸生 衆3
井林辰憲 衆3
工藤彰三 衆3
高橋ひなこ 衆3
長坂康正 衆3
務台俊介 衆3
大隈和英 衆2
船橋利実 衆2
高野光二郎 参2
中西健治 参2
中西祐介 参2

<竹下派>5人
井野俊郎 衆3
鈴木憲和 衆3
野中厚 衆3
宮崎政久 衆3
山下雄平 参2

<二階派>7人
櫻田義孝 衆7
鷲尾英一郎 衆5
伊藤忠彦 衆4
伊東良孝 衆4
佐藤ゆかり 衆3参1
小倉將信 衆3
岡下昌平 衆2

<石破派>5人
石破茂 衆11
古川禎久 衆6
平将明 衆5
赤澤亮正 衆5
齋藤健 衆4

<石原派>4人
森山裕 衆6参1
坂本哲志 衆6
石原宏高 衆4
上野賢一郎 衆4

<無派閥>16人
伊藤達也 衆8
菅義偉 衆8
小泉進次郎 衆4
坂井学 衆4
田中良生 衆4
山本朋広 衆4
秋本真利 衆3
大串正樹 衆3
武村展英 衆3
星野剛士 衆3
三谷英弘 衆2
穂坂泰 衆1
島村大 参2
三宅伸吾 参2
朝日健太郎 参1
園田修光 参1

7282チバQ:2021/09/20(月) 09:18:48

●岸田文雄氏 72人
<細田派>6人
衛藤征士郎 衆12参1
塩谷立 衆9
高木毅 衆7
吉野正芳 衆7
森まさこ 参3
宮本周司 参2

<麻生派>6人
甘利明 衆12
森英介 衆10
鈴木俊一 衆9
山際大志郎 衆5
猪口邦子 参2衆1
今井絵理子 参1

<竹下派>6人
船田元 衆12
渡辺博道 衆7
西銘恒三郎 衆5
平口洋 衆4
鈴木隼人 衆2
二之湯智 参3

<岸田派>45人
竹本直一 衆8
根本匠 衆8
宮腰光寛 衆8
山本幸三 衆8
小野寺五典 衆7
金子恭之 衆7
北村誠吾 衆7
平井卓也 衆7
上川陽子 衆6
三ツ矢憲生 衆6
左藤章 衆5
寺田稔 衆5
葉梨康弘 衆5
木原誠二 衆4
盛山正仁 衆4
岩田和親 衆3
古賀篤 衆3
國場幸之助 衆3
小島敏文 衆3
小林史明 衆3
武井俊輔 衆3
辻清人 衆3
藤丸敏 衆3
堀内詔子 衆3
村井英樹 衆3
渡辺孝一 衆3
大西宏幸 衆2
吉川赳 衆2
畦元将吾 衆1
金子俊平 衆1
国光文乃 衆1
西田昭二 衆1
深澤陽一 衆1
松山政司 参4
水落敏栄 参3
藤井基之 参3
金子原二郎 参2衆5
宮沢洋一 参2衆3
磯崎仁彦 参2
古賀友一郎 参2
馬場成志 参2
森屋宏 参2
足立敏之 参1
小鑓隆史 参1
藤木眞也 参1

<石原派>1人
石原伸晃 衆10

<無派閥>8人
中谷元 衆10
遠藤利明 衆8
石田真敏 衆7
梶山弘志 衆7
土屋品子 衆7
大野敬太郎 衆3
加藤鮎子 衆2
本田太郎 衆1

●高市早苗氏 47人
<細田派>28人
馳浩 衆7参1
西村康稔 衆6
鈴木淳司 衆5
中山泰秀 衆5
宮下一郎 衆5
関芳弘 衆4
高鳥修一 衆4
土井亨 衆4
岸信夫 衆3参2
池田佳隆 衆3
大西英男 衆3
小田原潔 衆3
佐々木紀 衆3
長尾敬 衆3
根本幸典 衆3
細田健一 衆3
宮澤博行 衆3
簗和生 衆3
上野宏史 衆2参1
杉田水脈 衆2
谷川とむ 衆2
和田義明 衆2
高木啓 衆1
山谷えり子 参3
赤池誠章 参2
佐藤啓 参1
松川るい 参1
山田宏 参1

<麻生派>3人
安藤裕 衆3
中村裕之 衆3
有村治子 参4

<竹下派>3人
木原稔 衆4
宇都隆史 参2
小野田紀美 参1

<二階派>6人
山本拓 衆8
山口壯 衆6
小林鷹之 衆3
小林茂樹 衆2
衛藤晟一 参3
片山さつき 参2衆1

<無派閥>7人
古屋圭司 衆10
安倍晋三 衆9
江藤拓 衆6
城内実 衆5
石川昭政 衆3
黄川田仁志 衆3
青山繁晴 参1

●野田聖子氏 20人
<竹下派>3人
百武公親 衆1
渡辺猛之 参2
元榮太一郎 参1

<二階派>8人
福井照 衆7
大岡敏孝 衆3
神谷昇 衆2
出畑実 衆1
鶴保庸介 参4
三木亨 参2
岩本剛人 参1
清水真人 参1

<石原派>1人
宮路拓馬 衆2

<無派閥>8人
川崎二郎 衆12
渡海紀三朗 衆9
浜田靖一 衆9
木村弥生 衆2
山田俊男 参3
柘植芳文 参2
三原じゅん子 参2
徳茂雅之 参1

7283チバQ:2021/09/20(月) 11:45:17
こんな感じ?


   河野 岸田 高市 野田 未定 合計
細田 04 06 28 00 58 96
麻生 20 06 03 00 24 53
竹下 05 06 03 03 34 51
岸田 00 45 00 00  1 46
二階 07 00 06 08 36 47
石破 05 00 00 00 11 16
石原 04 01 00 01 04 10
無派 16 08 07 08
合計 61 72 47 20

7284チバQ:2021/09/20(月) 12:02:16
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-210919X311.html
「つまらない男」でもリーダーに=岸田文雄前政調会長―自民党総裁選
2021/09/19 14:23時事通信

 「岸田の話はつまらない」。昨年の自民党総裁選で敗北を喫した後、こんな声が投げ掛けられたという。「しかし、私の特長は聞く力。今の時代に求められているリーダーは私だ」。岸田文雄前政調会長は総裁選が告示された17日、衆院議員会館で開いた選対本部の出陣式でこう訴えた。

 安倍晋三前首相の下で、外相や政調会長といった要職を担い、「ポスト安倍」の最右翼とみられていた。ただ、安倍氏からの後継指名は得られず、党内7派閥のうち五つが支援に回った菅義偉首相に大差で敗れた。

 今回の総裁選では、新型コロナウイルスの感染収束が見通せない中とあって、岸田派名誉会長を務めた古賀誠元幹事長を含め、岸田氏の出馬には難色を示す向きもあった。しかし、「今回こそ首相になる」との決意を胸に出馬に踏み切った。

 真っ先に打ち出した「自民党の信頼回復」の目玉は、党役員の1期1年連続3期までの任期制限。在任期間が長期にわたる二階俊博幹事長を念頭に「権力の集中と惰性を防ぐ」と力強く宣言。これが、菅首相の退陣に至る一連の政局につながった。

 温和な人柄のイメージが強い岸田氏だが、周辺からは「目の色が変わった」「戦う姿勢が前面に出るようになった」との声が漏れる。

 出馬表明以来、新型コロナ対策、経済政策、外交・安全保障とテーマごとに記者会見に臨んでいる。「小出し」との批判もあるが、今後も地道に政策を訴え続ける考えだ。

 今やトレードマークとなった「岸田ノート」には、全国各地で直接聞いた有権者の声が書きためてあるという。17日の演説会では広島弁も交えて自らの「聞く力」をアピール。「丁寧で寛容な政治」を体現するリーダーを目指す。

7285とはずがたり:2021/09/20(月) 20:05:16
共産「暴力革命」認識変わらず 上川法相
2021年09月17日12時33分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091700568&g=pol&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

 上川陽子法相は17日の記者会見で、共産党の「敵の出方論」に立った暴力革命の方針をめぐり、「現在においても共産党の方針に変更はないものと認識している」と述べた。

7286チバQ:2021/09/20(月) 21:58:48
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/politics/dailyshincho-777375.html
【総裁選】高市早苗が2位?岸田陣営に衝撃 「お公家集団」宏池会の悲劇は繰り返されるか
2021/09/20 17:01デイリー新潮

【総裁選】高市早苗が2位?岸田陣営に衝撃 「お公家集団」宏池会の悲劇は繰り返されるか

岸田文雄氏、高市早苗氏

(デイリー新潮)

 泡沫、噛ませ犬、安倍と森の操り人形……

 高市早苗前総務大臣が自民党総裁選に意欲を示し始めた9月初旬、永田町では多くが彼女のことをこのように軽んじていた。

 タカ派の高市は右の論客やネット民からは威勢良く支持されているが、国民の多くの支持は得ていないと判断され、見くびられていた。

 ところが……。

 共同通信が17、18日に行った自民党員を対象にした世論調査では、1位の河野太郎行政改革担当大臣が48.6%だった。驚いたのはそのあとだ。

 岸田文雄前政調会長が18.5%に対し、高市が15.7%……その差は3ポイントもない。選挙戦が始まってみれば、調査結果を見る限り高市は2位の岸田に肉迫。大方の予想を裏切る健闘だ。

 これを受けて、高市陣営の気勢は上がっている。安倍晋三前総理は19日に更新したTwitterで高市をベタ褒めし、ツーショットポスターの写真を貼り付けた。

 また、高市サイドからは「選挙は追い上げる方が強い」「岸田の背中をとらえた、いや追い抜いたかもしれない」と自信を示すコメントも聞かれる。

 一方、追われる側の岸田陣営はどうか?

「これはヤバい」。岸田陣営の一人はうめいた。「地元で聞かれるのも高市さんのことばかりだ。まあ、高市さんの方は熱狂的で、岸田さんの支持者はおとなしいから」。岸田の安定感を強調したいが、派手な高市に押されているといったところか。先の議員は祈るように言う。「猛追だけで終わってくれればいいが」

岸田側近と高市側近で水面下の打ち合わせ
 高市は当初、20人の推薦人さえ集められるか不透明な状態だった。後見人の森喜朗元総理が安倍に対して推薦人集めを依頼し、その安倍が清和会の親しい議員たちに声をかけ始めた頃でさえ、ここまでの追い上げは多くの党所属議員も予想していなかった。

 そして迎えた9月18日の日本記者クラブでの候補者討論会。

 候補者同士が質問をぶつけ合う討論で、岸田が高市に質問する、あるいはその逆がなかったのだ。これはどういうことか?

「2位3位連合」を視野に入れ、政策の違いを際立たせないための両者の配慮が垣間見える。

 メディアの世論調査を見ると、党員党友票を含む一回目の投票で河野の一位は動かないものの、どの候補も過半数は取れないという予測だ。河野は一発目で過半数を得て勝負を決めたい。河野支持を鮮明にした現職総理の菅義偉は、地方議員や元議員に電話をかけて河野への投票を呼びかけている。自らの不出馬宣言ではコロナ対策に専念する、総裁選と両立できないと言っていたが、内実は両立ばかりかコロナ対策より総裁選に熱心なようだ。

 誰も過半数を取れなければ決選投票は上位2候補で行われる。このような場合、3位4位となりそうな候補の支持議員は、決選で上位2候補のどちらに入れるか事前に決めておくものだ。

 岸田側は今回、総裁選での敵は河野と考えて戦略を練ってきた。そして、当初の目論見では3位の高市を大きく引き離し、3位以下の陣営には決選投票でこちらに投票をお願いしますと言うだけでなびいてくるだろうという計算だった。

 ところが、高市がかなりの票数を稼ぐ可能性が浮上し、お願いだけでは済まず、高市の政策にすり寄る必要が出てきた。告示から数日という今のタイミングが、岸田側近と高市側近で水面下の打ち合わせを始める潮時だろう。高市サイドは現在の善戦を背景に、自らの政策を飲むよう岸田サイドに迫る。岸田の今後の発言を見ていけば、どの辺りで折り合いを付けたのかも分かってくるはずだ。

 岸田が会長を務める宏池会は、今も名前が残るという意味では最古参の派閥だ。池田勇人に始まり、大平正芳、鈴木善幸、宮澤喜一と4人の総理を輩出した。一方で「お公家集団」と呼ばれ、政策に強いが権力闘争には弱い。例えば、政界のプリンスと呼ばれた第6代会長の加藤紘一。2000年の加藤の乱で森政権に反旗を翻したが、当時の森総理や野中広務幹事長という党人政治家に鎮圧され、総理になる道を断たれた。

7287チバQ:2021/09/20(月) 21:59:18

高市2位の可能性
 人格者として知られた谷垣禎一は、下野して意気消沈の自民党を総裁として支えたが、政権復帰する前にその座から引きずり降ろされている。

 さかのぼると、第2代会長の前尾繁三郎も二回最高権力者の座に手をかけたが、一度は総裁選に落ち、一度は「人事の佐藤」と呼ばれた佐藤栄作総理の計略にはまって無念の涙をのんだ。

 宏池会の歴史を見ると、政治は畢竟、権力闘争であるという厳しい現実に否応なしに気付かされる。

 その上、いまの高市の勢いを見ていると、高市2位、岸田3位という可能性も出てきた。毎日新聞が18日に行った世論調査では、自民党支持層のうち高市支持が25%、岸田支持が14%となり、高市は岸田を大きく引き離している。こうなると、一回目投票での岸田票は決選投票で高市に流れることになり、先輩の加藤・谷垣よろしく総理の座に手が届かない可能性が出てきた。

 岸田陣営のうち岸田派以外の議員からは「これだから宏池会は……、ユルむってのが宏池会らしいよな」と、お公家集団への苦言も出てきた。

 火事は最初の一分、選挙は最後の一分との言葉がある。

 岸田が少しでも気を緩めると、猛追する高市の軍門に下る可能性がある。

 またしても、最も総理に近い男が煮え湯を飲まされる宏池会の歴史が繰り返されるのだろうか。

武田一顕(たけだ・かずあき)
元TBS北京特派員。元TBSラジオ政治記者。国内政治の分析に定評があるほか、フェニックステレビでは中国人識者と中国語で論戦。中国の動向にも詳しい。

2021年9月20日 掲載

7288チバQ:2021/09/20(月) 22:02:27
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_Q5URWWZLFFP5PF3WOXDCL6HIKI.html
自民総裁選 吉か凶か「菅&石破&小泉」の河野氏支援
2021/09/20 20:30産経新聞

自民総裁選 吉か凶か「菅&石破&小泉」の河野氏支援

(産経新聞)

自民党総裁選(29日投開票)をめぐり、河野太郎ワクチン担当相が知名度の高い石破茂元幹事長と小泉進次郎環境相の支持を得て〝小石河連合〟で勝利を目指している。党内の無派閥議員に影響力がある菅義偉(すが・よしひで)首相も河野氏支持を表明、世論調査では他の3候補を圧倒する。ただ、石破氏らの支援には党内の遠心力も働いており、河野氏にとって吉と出るかは見通せない。

「議論を通じ国民にいろいろなことを聞いてもらった。さらに数字が伸びるように頑張りたい」。河野氏は20日、報道各社の世論調査で自身の支持率がトップを独占していることを記者団から問われ、こう胸を張った。産経新聞社とFNNの合同世論調査でも「新総裁にふさわしい人物」で52.6%を占めた。河野氏自身の知名度に、石破、小泉両氏らの人気が加わったとみられる。

河野氏は支援に対し「ありがたい」と謝意を口にするが、石破氏らは党内に確執も抱えており、議員票獲得にはマイナスとなる可能性もある。最大派閥の細田派(清和政策研究会、96人)に影響力を持つ安倍晋三前首相や第2派閥の麻生派(志公会、53人)を率いる麻生太郎副総理兼財務相らにとって、石破氏は政敵といえる。ある中堅議員は「石破氏が乗ることで、河野氏を支持できないという議員も出てくるのではないか」とみる。

小泉氏に対しても党内には不満がある。環境相としてエネルギー政策を「脱原発」の方向に進めたことに加え、河野氏支持を表明した記者会見では細田派に牙をむいた。同派が岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相の支持を打ち出したことに触れ「最大派閥は『河野太郎は絶対にダメ』ということ。党風一新の点からも全力で(河野氏を)応援したい」と語った。仮想敵を自らつくり注目を集める「劇場型」の政治手法に、党内からは「父親の純一郎元首相そっくりだ」と冷ややかな声も上がる。

菅首相の支援が〝逆バネ〟となる可能性もある。8月の横浜市長選では、小此木八郎前国家公安委員長を応援したが惨敗を喫した。新型コロナウイルス対応などをめぐり世論の批判が強まる中、首相の支持が足を引っ張ったとの見方もある。ある閣僚経験者は首相の河野氏支持表明に「横浜市長選で失敗しているのに」と語った。(奥原慎平)

7289チバQ:2021/09/21(火) 14:52:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/c433970663d56866f9f629b9f390512bfd9e88ec
山本元環境相、自民党総裁選「棄権」 体調不良が理由
9/21(火) 10:52配信

TBS系(JNN)
(写真:TBS系(JNN)

 自民党の総裁選挙をめぐり、山本公一元環境大臣が投票を棄権することが分かりました。

 山本元環境大臣は現在、体調を崩して入院していて、総裁選の投票を棄権することを周囲に伝えたということです。山本氏は前日までに認められている不在者投票も行わないとしています。

 山本氏は愛媛4区選出で、次の衆議院選挙には立候補せず、引退することを表明しています。(21日10:42)

7290とはずがたり:2021/09/21(火) 18:31:50
まともに質問に答えも出来ない癖に更問い可とか笑わせんな〜

河野氏「再質問ありだと思う」 「更問い」遮られがちな首相会見に
自民党総裁選2021自民
https://www.asahi.com/articles/ASP9P41Z4P9PUTFK004.html?iref=comtop_7_03
2021年9月21日 12時27分コメント

 自民党総裁選に立候補している河野太郎行政改革相は21日の閣議後の記者会見で、首相になった場合の会見での対応について、記者からの再質問に応じる考えを示した。菅義偉首相の記者会見では、首相が明確に答えなかった場合の再質問を司会の内閣広報官が遮る場面が目立っている。

 会見で河野氏は「丁寧に説明させて頂きたいと思っているので、再質問もありだと思う」と説明。「限られた時間の中で、再質問をどんどんやっていくのがいいのか、多くの人から質問を受けられるようにしたほうがいいのかは議論があるのではと思うが、(自分は)今も再質問をやっているのでいいんではないか」と話した。

 現在、首相官邸での会見は、内閣記者会加盟の常勤幹事社19社からと、地方紙やフリーの記者ら抽選で選ばれた10人の計29人が参加。従来は100人以上が参加できたが、「感染防止のため」として安倍前政権下の昨年4月から制限が続いている。これについて、河野氏は「コロナが終われば、人数も増やせるのではないかと思う」と話した。

7291チバQ:2021/09/21(火) 20:14:31
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_policy_TLN2367GIFK55IXIRDOTNIDMFA.html
新首相、外交空白回避なるか 国際会議目白押し
2021/09/21 19:45産経新聞

菅義偉(すが・よしひで)首相が自民党総裁選(29日投開票)への不出馬を表明したことは、秋の外交日程にも影響を与えている。首相は米ニューヨークで21日に始まった国連総会の一般討論演説にビデオメッセージで参加する予定だが、10月後半以降はイタリアで20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)、英国で国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)などが行われる。次の衆院選の最中に国際会議が重なる可能性も現実味を帯びてきた。

首相は24日にワシントンで開かれる米国、オーストラリア、インドとの首脳会議に出席するため23日から訪米する。ただ、28日までの「国連総会ハイレベル・ウイーク」中の演説や関連会合は事前録画のビデオメッセージで対応する。バイデン米大統領はじめジョンソン英首相、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領も現地で演説に立つ予定で、日本の存在感低下が不安視される。

首相が総裁選不出馬を表明した3日は、ロシア極東ウラジオストクで国際会議「東方経済フォーラム」が開かれている最中だった。外務省は「招待されなかった」というものの、安倍晋三前首相は例年参加していただけに、首相の欠席は平和条約交渉の行き詰まりを改めて印象付けた。

今後の政治日程も、外交上は障害となる可能性が高い。10月30〜31日はイタリアでG20サミットが対面で開催され、11月1〜2日には英国でCOP26の首脳会合が行われる見込みだ。

新首相が出席する場合、「10月26日公示、11月7日投開票」であれば外遊と選挙期間が重なるほか、「11月2日公示、14日投開票」でも公示日は外遊中になる。外務省では「心配しても選挙日程は考慮してくれない」(幹部)との声が漏れる。

「国民の安全と財産を守るのは国家の責任で、その責任を任期中、全うしていく。そして次の政権にしっかり継承していく」

北朝鮮が弾道ミサイルを発射した15日、内閣が変わる端境期に外交が十分にできるか問われた加藤勝信官房長官はこう強調した。(田村龍彦)

7292チバQ:2021/09/21(火) 20:15:43
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2021092100028.html
河野太郎氏「小石河連合」結集で党内勢力図に大異変 決選投票で勝つのは…
2021/09/21 18:24AERA dot.

河野太郎氏「小石河連合」結集で党内勢力図に大異変 決選投票で勝つのは…

総裁選への立候補を表明する河野太郎行革相(C)朝日新聞社

(AERA dot.)

 次の首相は誰か。9月17日に告示された自民党総裁選が混迷を深めている。安倍晋三前首相ら“キングメーカー”の動向に注目が集まるなか、河野太郎行政改革相は長老たちに“ケンカ”をふっかけた。はたして、激戦の行方は──。

 安倍政権を厳しく批判し、それゆえに党内で冷遇されてきた政治家が“戦場”に戻って来た。

 石破茂元幹事長は16日、自民党総裁選(29日投開票)に出馬した河野太郎行政改革相を支持する派閥横断のグループ「必勝を期す会」の設立総会に出席。すでに河野氏支持を表明している小泉進次郎環境相らと一緒に壇上にあがり、こう呼びかけた。

「古い自民党、派閥が横行する自民党を変えよう」

 この日、出席した国会議員は代理も含め57人。河野氏本人は公務のため欠席したが、ビデオメッセージでこう訴えた。

「石破さんや小泉さん、みなさんと一緒に、次の時代の自由民主党に改革し、前へ進む日本の国を作っていきたい」

「小石河連合」とも呼ばれる小泉氏、石破氏、河野氏の連携。狙いは党の運営に不満を持つ若手・中堅議員の支持の獲得だ。

 今回の総裁選では、党内7派閥のうち6派閥が候補者を一本化できず、自主投票となる見込み。これも、河野氏を支持する中堅・若手議員が中心となって派閥の会合などで長老議員の密室談議で総裁選が決まることを批判した結果、引き寄せた流れだ。自民党の中堅議員は言う。

「安倍政権になってからは官邸の意向で政策が決まり、党はただの追認機関になってしまった。党で政策をまとめても『官邸の方向性に合うようにしてくれ』と言われたこともある。そういった“党風”を変えるのが、今回の総裁選だ」

 自民党関係者は言う。

「河野さんや石破さんらが言う党改革とは、つまるところ『安倍支配からの脱却』。総理を辞めた後も党内で強い影響力を持つ安倍さんの存在そのものが、今回の総裁選の最大の争点です」

 派閥の縛りが弱まった異例の総裁選。その思わぬ結果として、自民党内の勢力図の再編成が起きている。

 14日、永田町に衝撃が走った。この日、今回の総裁選で安倍氏が支持を表明している高市早苗前総務相が、選対本部の発足式を開いた。驚くべきは会に駆け付けた人の数で、国会議員は代理も含め71人にのぼった。

 総裁選では、陣営関係者が開催する会に議員や代理人が参加することは、支持の表明と受け取られる。総裁選で投票権を持つ党所属の国会議員は382人。高市氏は、告示前の段階で党内議員の約2割の票をまとめたことになる。

 当初は“泡沫候補”と見る向きもあったが、今ではそう考える人はいない。他候補の選対関係者は「高市票はまったく読めない。投票日までに議員票だけで100票に届くかも」と警戒する。

 高市氏の選対本部長には、安倍氏に近い古屋圭司元国家公安委員長が就任。発足式終了後に出回った参加議員の名簿を見ても、安倍氏の政治信条に近い党内タカ派議員の名が目立つ。永田町では「事実上の安倍派の立ち上げだ」との声も漏れる。

7293チバQ:2021/09/21(火) 20:15:59
 一方、最も早く立候補を表明した岸田文雄前政調会長は、党内の穏健保守派を中心にベテラン議員の票を固めている。告示前日の16日には野田聖子幹事長代行が“すべり込み”で出馬を表明。野田氏は二階派や竹下派からも支援を受けており、情勢はさらに混沌としてきた。

 総裁選は、1回目の投票で1位が有効票の過半数に届かなければ、上位2人による決選投票になる。1回目の投票では議員票と党員・党友票は同じ382票だが、決選投票では、議員票382票と各都道府県連が各1票の計429票で決まる。国会議員の意向がより強く反映される仕組みだ。

 4氏が立候補を表明したことで、決選投票に進む確率が高くなった。すでにその時の投票を見据えた動きも始まっている。

 政治ジャーナリストの野上忠興氏は言う。

「安倍氏は、決選投票に高市氏が残れなくても、岸田氏を支援することで河野氏に勝てると考えているはずです。今後は、各陣営が河野氏になびいている中堅・若手に、選挙の公認権や人事などをちらつかせるなど、多数派工作が熾烈化していくことになるでしょう」

 現状では、相手が岸田氏にせよ高市氏にせよ、決選投票になれば河野氏が不利になるとの見方が強い。それでも、河野陣営関係者は党員票に望みをかけている。

「1回目の党員票で圧倒したのに、国会議員票でその結果をひっくり返したとなると、自民党は大きな批判にさらされる。それは危険なことだ。まずはそこに訴えて、党員票で圧倒的な差をつける」

 党員の間で人気が高い小泉氏と石破氏の相乗効果で、1回目の投票でどれだけ票をとれるかが焦点になりそうだ。一方、河野氏を支援する国会議員は「安倍さんと麻生(太郎・財務相)さんに敵対してきた石破さんに協力要請したのは大きなバクチだった」と話す。

 麻生氏は、総裁選で自主投票が広がっている現状を、こう警告した。

「負けたら冷や飯を食う。覚悟を決めた上でやってもらうことを期待する」

 仁義なき“総裁選アウトレイジ”の結末は、まだ見えていない。

(本誌・西岡千史、亀井洋志/今西憲之)

7294チバQ:2021/09/22(水) 09:48:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/485fa904c77159470027c0f5086017ebe9022ed1
高市氏「善戦」、安倍氏が猛烈支援 岸田陣営、決選投票へ焦り 自民総裁選
9/22(水) 7:06配信

時事通信
日本記者クラブ主催の自民党総裁選討論会で発言する高市早苗前総務相=18日、東京都千代田区

 自民党総裁選で高市早苗前総務相(60)が、国会議員票と党員・党友票の双方で善戦している。


 討論会などで幅広い政策課題をよどみなく語っていることに加え、安倍晋三前首相が「本気モード」(若手)で支援しているためだ。決選投票の可能性が高いと見て、1回目に2位以上を死守したい岸田文雄前政調会長(64)の陣営は、焦りを募らせている。

 日本記者クラブ主催の18日の討論会。候補者同士の質疑で高市氏は「恐縮ですが、河野候補にお願いします。国民年金(基礎年金)を全額税金でというアイデアはかなりの増税になると思うのですが」と下馬評で優位とされる河野太郎規制改革担当相(58)に年金改革で真っ先に切り込み、存在感を示した。

 報道各社の情勢調査で、高市氏の国会議員票は、河野氏と岸田氏に次ぐ。党員・党友票に関する調査でも、河野氏が優勢だが、岸田氏に迫っている。選挙戦の軸と目された両氏の間に割って入る勢いだ。

 要因の一つが高市氏の弁舌だ。討論会やテレビ番組で、外交・安全保障や皇位継承など「得意分野」だけでなく、新型コロナウイルス対策や社会保障、経済についても自身の考えをすらすらと説明する場面が目立つ。党関係者は、笑顔と関西弁を交えた語り口が「ソフトな保守派に見える」と評した。

 もう一つの要因は安倍氏の「猛烈なサポート」だ。態度未定の閣僚経験者によると、「高市氏は話がうまい」という安倍氏の電話に「そうですね」と相づちを打っただけで数時間後に知人から「先生は高市氏支持なんですね」との問い合わせがあったという。また、支持を決めかねていたベテランは、安倍氏からの電話で自身が高市陣営の役職に就いたことを知ったと明かした。

 安倍氏がここまで高市氏に入れ込むのは、自身が基盤とする保守層をつなぎ留め、「キングメーカー」としての立場を強化・誇示する狙いがあるとみられる。ただ、党内には「高市氏が伸びているのは細田派だけ」との見方もある。

 岸田陣営は危機感を強めている。21日の選対会議では、出席者が「複数の議員が岸田氏支持から高市氏に変わった」と報告した。中堅は「高市氏の2位もあり得る。脅威だ」と語った。岸田陣営の複数の細田派議員によると、安倍氏から高市氏支援を求める電話が何度もかかっている。

 高市氏が1回目で2位に入ると、「2位―3位連合」で河野氏の勝利を阻もうという岸田、高市両陣営のもくろみは揺らぐ。岸田陣営にはタカ派色を敬遠する向きも少なくなく、決選投票で高市氏支援に回る保証はない。高市陣営幹部は「河野総裁になるかもしれない」と語った。

7295チバQ:2021/09/22(水) 09:49:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/403336596d770e4e96e10bf4b6336a1c69c027b8
河野太郎の「まるで野党」な政策を支える軍師2人 「異色・経産官僚」と「内閣府の政策参与」
9/22(水) 6:02配信
デイリー新潮
「うらやましい」と感想を語った
政策は野党寄り?

 自民党総裁選を有利に進めるとされる河野太郎行政・規制改革担当相(58)。脱原発などのエネルギー政策、年金改革など、目玉政策を後押しする2人の参謀がいる。経産省をはじめとする霞ヶ関の省庁幹部は、その存在に警戒を強めているという。

【写真】軍師2人とは?

 参謀の1人めが、内閣府の政策参与でシンクタンク「構想日本」の伊藤伸・統括ディレクター(43)。河野氏の出馬会見にも顔を見せていた。昨年10月から河野氏に請われ、内閣府政策参与となった。

「講演なんかでは、“1日の仕事の9割を河野さんと過ごしている”と話しています。これまではワクチン政策を主として担っていたようです。河野氏をレクなどで訪ねると、たいてい伊藤さんがそばにいるという状況だと聞きました」(政治部デスク)

 伊藤氏は毎日新聞(2020.12.17)の「ひと」欄に登場し、こう紹介されている。

〈大学卒業後、国会議員秘書をしながら構想日本の事業仕分けを手伝ううちに、住民や有識者が地方自治体の個々の事業を点検し、無駄や改善を議論する手法に魅力を感じた。構想日本の常勤スタッフに転じ、民主党政権で内閣府参事官に起用された〉

〈手がけた事業仕分けは、丁々発止の公開議論が注目を集めた。当時野党議員として視察した河野太郎氏は「うらやましい」と感想を語った〉

異例の育休官僚
 18日に行われた総裁選の公開討論会では河野氏の持論である「全額税方式による最低保障年金の創設案」をめぐって、財源や、そのために必要となる消費増税アップ率を問う声が相次いだ。

「最低保障年金創設を中心とする改革案については河野さんの持論で、民主党政権時代に枝野さん(幸男・現民主党代表)などと共に発表したものです。民主党政権時代といえば事業仕分け、つまり伊藤さんの存在とつながってくるので、霞ヶ関の省庁幹部は警戒を強めていると聞きます」(同)

 そしてもう1人が経産官僚の山田正人氏だ。彼が異色と呼ばれるのは課長補佐だった2004年、キャリア官僚としては異例の1年の育児休業を取ったことだった。妻は同期入省のキャリアで最初の子は男女の双子で、妻が1年の育休を取った。2年後、次男が生まれる前に、「モーレツ仕事官僚」は自ら育休を買って出た。その後に経緯を著書にまとめている。

「河野さんはその頃から注目していたようですね。山田さんは育休を取ることになる04年、資源エネルギー庁の若手官僚らと共に、『19兆円の請求書─止まらない核燃料サイクル』という資料を作成したことがあります。当時は原発推進派が巻き返しましたが、今回の総裁選で河野さんが核燃料サイクルの白紙化を訴えていることで、約20年前のリベンジを2人でやっているようにも見えますね」(同)

リーク合戦の様相? 
 山田氏はその“前科”もありエネルギー政策から遠ざけられてきたわけだが、河野氏は行政・規制改革担当相になるにあたり、〈内閣府規制改革推進室・河野大臣直轄チーム参事官〉に指名した。そして、河野氏が昨年12月に立ち上げた「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース」の事務局で山田氏は仕切り役を務めている。

「育休や件の資料によるハレーションは大きく、出世は遅れた印象はありますが、河野氏が浮上することで脚光を浴びた印象はありますね。参事官就任後もエネルギー政策をめぐって、資源エネルギー庁の幹部とやりあったりするなど歯に衣着せぬスタンスが、特に経産省内で警戒されています」(同)

 そんな山田氏に絡む報道があった。週刊文春は、8月24日に行われたオンライン会議の場で、河野氏が資源エネルギー庁の幹部職員にパワハラを行った疑いがあることを報じたのだった。

 会議には河野氏のほか、資源エネルギー庁の山下隆一次長、小澤典明統括調整官、そして山田氏の3名が参加。約28分間にわたる音声では、河野氏が山下氏と小澤氏を大声で怒鳴りつける様子が収録されていたという。

「記事はもちろん河野氏に打撃を与えることを意図していたわけですが、そこまでの効果は得られていないようです。それよりも、出身官庁を経産省とする3人が集った中でリークが行われたことが霞ヶ関では注目されています。リークしたのは誰か、菅さんの後をめぐった代理戦争ではないかというふうに見る人も少なくありません」

 いずれにせよ、軍師2人の今後は、この総裁選にかかっている。

デイリー新潮取材班

2021年9月22日 掲載

7296チバQ:2021/09/22(水) 09:50:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8b66812b5a706c6284597d028334b0437b784f9
総裁選で焦る若手 候補者を「面接」 冷ややかな声も
9/21(火) 22:13配信

産経新聞
党風一新の会との意見交換会に臨む(右手前から)福田達夫氏、岸田文雄前政調会長、武部新氏=21日午後、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)

自民党総裁選(29日投開票)を通じた党改革を求める衆院当選3回以下の議員でつくる「党風一新の会」(代表世話人・福田達夫衆院議員)は21日、党本部で4人の候補との意見交換会を開催した。自民に逆風が吹く大政局の度に「選挙の顔」を求めて若手議員の動きが活発化するのは永田町の風物詩ともいえるが、具体的な改革にはつながらないことが多い。今回も党内からは「選挙目当てだ」と冷ややかな声が聞こえてくる。

「各候補の政治への基本姿勢や政党運営の考え方を掘り下げたい」

意見交換会の冒頭、福田氏がこうあいさつすると、岸田文雄前政調会長は「誰よりも早く党改革を掲げ、この総裁選に名乗りをあげた」と応じた。

意見交換会は、岸田氏を含め河野太郎ワクチン担当相、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行の4候補が、30分ずつ個別に同会のメンバーから質問を受ける形式で行われた。

今月10日に発足した同会には党内全7派閥から90人が入会。同会がまとめた緊急提言は、平成24年12月の政権奪還以降続く安定政権の中で「強引ともとられる政権運営や、国民意識と乖離(かいり)した言動も散見される」と指摘し、党改革を求めた。

自民党の衆院議員は現在、当選3回以下の議員が126人で45%を占める一大勢力だが逆風下の選挙の経験がないため、選挙基盤が弱い議員が多い。また、若手の多くは「魔の3回生」と呼ばれた不祥事が相次いだ世代で、党内でも批判を浴びてきた。今回の総裁選で7派閥中6派閥が、支持する候補の一本化を見送った背景には「選挙で勝てる顔」を求める若手の危機感も影響している。

自民党では大政局の度に「勝てる顔」を求めて若手が動きを活発化してきた。

12年、森喜朗政権下では当時若手だった石原伸晃元幹事長らが「自民党の明日を創る会」を結成して党執行部を批判。21年の麻生太郎政権下でも中堅・若手議員が支持率低迷にあえぐ麻生氏の下での衆院解散・総選挙を回避するため総裁選の前倒しを求めた。当時の細田博之幹事長は「ほとんどの時間を地元で過ごして票を掘り起こしてほしい」とクギを刺している。

党改革自体は否定しないが、派閥に所属してポストや資金面での恩恵を受けつつ、総裁選では自分の意志を尊重しろというのは虫がいいとの見方もある。入会していない当選3回の若手は「党風が気に入らないなら普段から言うべきだ。選挙は地元を歩いて固めるものだろうよ」と顔をしかめた。(長嶋雅子)

7297チバQ:2021/09/22(水) 16:29:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa9a91e389e264f80a5e013db7c6813a54d9c9e9
総裁選 動向が見えない二階幹事長と二階派の行方
9/22(水) 13:02配信


ニュースソクラ
【小塚かおるの政界メモ】ワンポイントで「菅派」への移行があるのか?
CC BY /Joe Jones

 河野太郎ワクチン担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行の4人が立候補した自民党総裁選(29日投開票)は、安倍晋三前首相が高市氏を全面支援し、麻生太郎財務相は自派閥の河野氏を冷たく突き放すことはないものの、実態は岸田氏支持だ。

 議員票と党員票の比率が同じ最初の投票で河野氏が1位になったとしても、4人の混戦の中で過半数を獲得するのは難しく、決戦投票となれば、2位・3位連合で河野氏勝利を阻止――。盟友関係の安倍・麻生両氏はそんな思惑だ。中堅・若手の抵抗もあり、各派閥が自主投票になったと言っても、相変わらずの長老支配の構図が続いている。

 一方で、よく見えないのが、もう1人の長老・二階俊博幹事長の動向である。

 二階派は推薦人を、河野氏、高市氏、野田氏の3陣営に分散。岸田氏には推薦人を出さず、「岸田NO」だけはハッキリしている。岸田氏が出馬表明した最初の記者会見時に、党改革として「役員任期の1期1年、連続3期まで」を掲げ、事実上の二階幹事長外しを打ち出したことが、根深い恨みになっていることが分かる。

 告示日前日ギリギリになって野田氏が出馬にこぎ着けられたのは、二階派が8人もの推薦人を出したことが大きい。これについては、「二階派が河野氏の一発勝利(決選投票なし)を阻止した」という解説が多いが、ならば二階派は決戦投票の結果、岸田氏が勝利してもいいのか、という矛盾が生じる。

 いつも真っ先に勝ち馬に乗り、勝者を見定める嗅覚がバツグンの二階派が、今回ばかりはどうやって勝ち馬に乗るつもりなのか、どうにも見えてこないのである。

 二階氏個人について、聞こえてくるのは、河野氏が党本部で立候補の決意を報告した際に「頑張れ」と応じたとか、党改革をめざす若手・中堅の「党風一新の会」の福田達夫衆院議員らが面会した際に「自民党は若い人が新しいことをやる党だ。どんどんやれ」と激励したというもの。まるで好々爺のごとし、なのだ。

 そこで、こんな見方が上がる。

7298チバQ:2021/09/22(水) 16:29:40
 「今回の総裁選は、二階さんが二階派を主導しているようには思えない。二階派は権力闘争においては、これまでどの派閥よりも一致結束した行動を取ってきた。今回は、二階さんの最側近である林幹雄幹事長代理や武田良太総務相がそれぞれの判断でそれぞれに動いている。二階さんは元気をなくしてしまったのか、旗を振っていないのではないか」(二階派関係者)

 82歳の二階氏については、依然、引退説が燻り続けている。選挙区のある和歌山県は、人口比に合わせた区割り変更の実施が確実な次々回の衆院選(今秋ではなく)で、定数が現在の3議席から2議席に減る見通し。二階氏の意中の後継者は秘書をしている三男とされるが、議席を譲るなら定数減となる前の今秋がチャンスで、解散前後など選挙直前になって引退を表明する可能性がまだ残る。

 総裁選での二階派の“迷走感“に、こうした背景があるとすると、では、二階氏という重しがなくなったら、二階派はどうなるのかだが、実はウルトラCとして、ワンポイントで「菅派」への移行という観測が浮上している。

 武田氏は派閥領袖を目指して、派内の若手の面倒を見るなど着々と準備を進めている。ただ、53歳でまだ「次」は早いうえ、派内には異論もある。そこで、ワンポイントとして72歳の菅義偉首相が退陣後に二階派に合流し、一旦、「菅派」になる。菅氏は武田氏とは良好な関係。無派閥の菅グループはかつてより人数が減ったとはいえ、20〜30人を連れて合流すれば、二階派拡大にもつながる――というものだ。

 総裁選では菅氏は河野氏支持を公表した。武田氏も河野氏支援で実際には動いている。

 つまり、結局はやはり、「岸田・高市を支援する安倍・麻生VS河野を支援する菅・二階(武田)」というキングメーカー争いの構図になっているということ。

 立候補した4人の論戦は、テレビ討論などを見ると白熱している。自民党の次世代人材や政策の分厚さなどをアピールする格好の場となっているが、その裏には変わらぬ派閥政治と長老支配が横たわっている。

 次期総裁は次期首相とはいえ、あくまで自民党という一政党のコップの中の権力闘争。110万人の党員・党友にしか投票権はない。自民党員ではない約99%の有権者にとっては、この後、10月か11月に必ず実施される衆院選が意思表示の場だ。総裁選のお祭り騒ぎには、冷静な目を持ちたい。

■小塚かおる(日刊現代第一編集局長)
1968年、名古屋市生まれ。東京外国語大学スペイン語学科卒業。関西テレビ放送、東京MXテレビを経て、2002年から「日刊ゲンダイ」記者。その間、24年に渡って一貫して政治を担当。著書に『小沢一郎の権力論』、共著に『小沢選挙に学ぶ 人を動かす力』などがある■

7299チバQ:2021/09/22(水) 16:31:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9d3cb725d823cd466e80733d9107b0a56e83378
前代未聞!派閥から3人候補推し「キングメーカー」二階幹事長の評判 地元の「引退勧告」もどこ吹く風〈dot.〉
9/22(水) 10:34配信
 今回は大島理森衆院議長や二階派でもある伊吹文明元衆院議長、塩崎恭久元官房長官など大物が次々と高齢を理由に引退を表明している。だが、82歳の二階氏はどこ吹く風。次期衆院選への出馬意向は変わらないという。和歌山3区の地方議員は地元の「二階離れ」をこう語る。

「二階先生は昔から口癖のように『副総裁とか、そういうのはやらん』と言っていた。要するに名誉職はイヤ、幹事長のように権力がないとダメということです。次、誰が首相になっても二階先生が幹事長になることはない。引退にはいいタイミングと地元ではささやかれている」

 和歌山3区は「一票の格差」問題で、いずれ選挙区が2つになり、定数減となる公算が大きい。そうなれば、選挙区が広くなり、より幅広い活動が必要になってくる。和歌山3区では圧倒的な強さを誇る二階氏も、油断できない情勢だ。

 二階氏の地元、御坊市の市長選では16年に二階氏の長男が立候補。二階氏の威光もあって小泉進次郎環境相まで応援にやってきたが、大差で敗れた。この敗北が二階氏の後継問題に大きな影響を与えているという。

「今の感じでは二階先生の秘書の三男が後継でしょう。しかし、二階後援会を地元で仕切っているのは長男で、選挙に出たがっている。二階先生もなかなか、後継を決めることができない感じですよ」(前出・地方議員)AERA dot.
逆風の二階俊博幹事長(C)朝日新聞社

9月29日に投開票の自民党総裁選は折り返し点を迎え、終盤戦に突入した。河野太郎ワクチン担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行が火花を散らす。メディア各社では投票権がある自民党の党員に対しての世論調査も実施された。

【写真】二階幹事長のライバルに浮上したのは、この人物

 集計された数字をみると、河野氏がダブルスコアで岸田氏を引き離し、次いで高市氏、野田氏という順番だ。この数字を見て、ご機嫌なのが二階俊博幹事長だという。

「河野氏が大差リードと聞かされて『これでいい』『河野でいける』と嬉しそうに二階氏は話しています。キングメーカーが続くと夢見ているんでしょうかね」(二階派の国会議員)

 二階派は今回の総裁選で派閥で特定候補者は推さずに自主投票となった

 推薦人を出したのは、河野氏に2人、高市氏へ3人、野田氏には8人だ。出馬会見で党役員人事の改革案を発表し「二階外し」に打って出た岸田氏にはゼロというわかりやすい対応だ。

 自民党の幹事長になって5年以上、在任記録を更新し続ける二階氏。菅義偉首相が辞めると同時に、二階氏も幹事長の座から降りることになる。二階氏の存在は一気に小さくなっているというのだ。

 野田氏に8人もの推薦人を出したのは、推薦人集めに汗をかいた二階派の幹部・鶴保庸介参院議員が野田氏の元夫という背景もある。しかし、あまりに突出している。

「野田氏に推薦人を多く出したことで、高市氏を推す安倍前首相に女性票が分散すると不評を買っています。二階氏は河野氏が優勢と喜んでいるのですが、派閥内ではあまり反応がありません。総裁選後、二階氏は幹事長という大きな権力を手放すわけで、派閥内では2人寄れば、今後は誰が派閥を仕切るのか、という話題ばかりですよ」(前出・二階派の国会議員)

 二階氏には派閥内でも冷たい風が吹きつつある。それは二階氏の地元、衆院和歌山3区でも同様だ。10月に衆院議員の任期は満了となり、総選挙が行われる。

7300チバQ:2021/09/22(水) 16:31:35
 また、参院和歌山選挙区には衆院への転出が噂される世耕弘成・自民党参院幹事長がいる。

「世耕氏は参院のライバル、林芳正氏が衆院山口3区に転出することになり、いろいろと考えることもあるようです。無派閥の高市氏が総裁選に出馬し、所属する派閥・清和会を率いる安倍晋三前首相が熱心に推している状況もある。世耕氏がもともと強い地域は和歌山3区です。二階氏本人がいる間は我慢するでしょうが、世襲で息子が出るとなれば、考えるでしょう。二階氏も心配で仕方ないでしょう。また地元では『陳情は世耕氏に』という二階離れの流れになりつつありますね」(自民党幹部)
 総裁選でリードしている河野氏がそのまま総裁、首相になった際、二階氏は菅義偉首相の時と同様に、キングメーカーとして振る舞えるのか?河野陣営の国会議員は冷淡な評価だ。

「二階派の支援はありがたいが、寝技師、権謀術数的な派閥で河野氏のカラーとは相いれない。推薦人を出してもらっているので、無下にできないが、菅首相の継承と言っても、二階派を厚遇とはいかないでしょう。キングメーカーもあり得ない。それに野田氏へ推薦人を8人も出してあまりに風見鶏じゃないですか。党員票が分散するので、河野氏の形勢が不利になった。うちが負けたら、勝つのは岸田氏じゃないのかな。二階派はいったい、何をやりたいのか…」

 安倍前首相、菅首相と長く勝ち馬に乗り続け、キングメーカーとして権勢を振るってきた二階氏。だが、今回は永田町、地元で強烈な逆風にさらされているようだ。総裁選後、新たなキングメーカーとして誰が君臨するのか。(AERAdot.編集部 今西憲之)

7301チバQ:2021/09/23(木) 23:05:58

https://news.yahoo.co.jp/articles/97d5c1d94b4055d91c4b9f833d7f8b9bd7df0925
党員票圧倒の河野陣営に募る焦り 議員浸透に苦戦、「小石河連合」へのアレルギーも
9/23(木) 9:31配信

西日本新聞
29日の投開票まで1週間

 29日の投開票まで1週間と迫った自民党総裁選を巡り、河野太郎行政改革担当相の陣営が焦りの色を濃くしている。世論調査で他候補を引き離すものの、国会議員への浸透に苦戦しているからだ。党内きっての知名度を誇る石破茂元幹事長、小泉進次郎環境相との「小石河連合」も党内に遠心力を生んでいる。上位2人による決選投票になれば、議員票を着々と固める岸田文雄前政調会長や、2人を猛追する高市早苗前総務相に逆転を許す展開も想定される。


 共同通信社が17、18両日に行った全国の党員・党友支持動向調査では、「ポスト菅」にふさわしいと回答したのは河野氏が最多で48・6%を占め、2位の岸田氏(18・5%)らを圧倒した。それでも河野陣営幹部は「まだ五分五分。勝敗は見えない」と余裕はない。

 選挙コンサルタント会社「ジャッグジャパン」によると総裁選への態度を表明した国会議員は22日午後9時現在258人で、内訳は岸田氏が91人、河野氏80人、高市氏66人、野田聖子幹事長代行21人の順だった。

 党員票に比べて河野氏の国会議員支持が拡大しない理由は、「脱原発」や「女系天皇容認」など保守派の反発を買ってきたこれまでの主張に加え、石破、小泉両氏の反作用があるからだ。石破氏は安倍晋三前首相を公然と批判してきた経緯があり、麻生太郎副総理兼財務相とも不仲で知られる。麻生派の河野氏が石破氏と組んだことで、「同じ派閥の議員が何人か離れた」と麻生派中堅は言う。

 小泉氏も、最大派閥の細田派が岸田、高市両氏の支持を決めたことに「河野氏は絶対に駄目ということ。その一点で誰が新しいタイプのリーダーか分かる」と敵意をむき出しにする。これに対し、安倍氏は周囲に「党を分断するようなことを言うのはどうかと思う」と不快感を示したという。

 菅義偉首相も河野氏を支持するが新型コロナ対応での批判は根強く、首相個人でどこまで河野票を広げられるかは不透明だ。

 投票1回目で勝負を決めるには国会議員票と党員・党友票の合計764票の過半数が必要だが、河野陣営は「そう簡単ではない」と決選投票を早々に視野に入れる。ただ決選投票では、河野氏が強みとする党員票が合計で47票に減るだけに危機感を隠さない。河野氏を支援する石破派議員は「民意を反映できない総裁選になれば衆院選で手痛い目に遭う。中堅、若手にはそれを訴えるしかない」と語った。 (井崎圭)

西日本新聞社

7302チバQ:2021/09/23(木) 23:06:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/229652b6d4602a057c41a5285c36a47752f41cc9
自民総裁選、決選投票の公算大 河野氏4割強 党員票動向調査
9/23(木) 20:02配信

毎日新聞
自民党総裁選の候補者所見発表演説会で発言する(左から)河野太郎氏、岸田文雄氏、高市早苗氏、野田聖子氏=東京都千代田区の同党本部で2021年9月17日、いずれも竹内幹撮影

 毎日新聞は自民党総裁選の29日の投開票を前に、全国の同党地方組織の幹部らを取材し、党員・党友票の動向を分析した。河野太郎行政改革担当相(58)=麻生派=がトップで4割強を集め、次いで岸田文雄前政調会長(64)=岸田派=が3割弱、高市早苗前総務相(60)は2割強で追い、野田聖子幹事長代行(61)は1割未満の獲得にとどまる情勢だ。国会議員票の動向調査も踏まえると、1回目の投票で河野氏がトップになるものの全体の過半数に達するのは難しい状況で、上位2人による決選投票に持ち込まれる可能性が高いとみられる。

 今回の総裁選は、国会議員票382票と党員票382票の計764票で争われる。党員票は全国の党員・党友計110万4336人(16日現在)による投票結果を党本部で全国集計し、ドント方式で各候補に配分される。

 毎日新聞は告示日の17日から22日にかけて自民各都道府県連の幹部や関係者に取材し、党員・党友の投票動向を分析した。

 その結果、河野氏は地元・神奈川や東京など都市圏のほか、河野氏を支援する石破茂元幹事長の地元・鳥取など31都道府県で優勢の情勢と見込まれる。

 岸田氏は地元・広島に加え、岸田派議員や岸田氏の推薦人の地元の茨城や山梨、静岡など8県で優位な状況だ。高市氏は地元・奈良のほか、福井や滋賀などで善戦している。野田氏は地元・岐阜で得票が見込まれるが、ほかの地域でどう浸透を図れるかが課題だ。

 毎日新聞が19日までに実施した国会議員票の動向調査では、岸田氏が3割強、河野氏が2割台半ば、高市氏が約2割、野田氏が1割未満の支持を集めている。

 これに今回の党員票の動向も加味して分析すると、現段階では29日の1回目の投票では、1位河野氏、2位岸田氏、3位高市氏、4位野田氏――となる可能性がある。ただ、仮に河野氏がトップになっても過半数の得票に達するのは難しい状況だ。

 1回目の投票で過半数に達した候補者がいない場合は、上位2人による決選投票となる。国会議員票(382票)と都道府県票(47票)で争われ、都道府県票は、2人のうちその都道府県の党員投票結果が多かった候補に自動的に投じられる。1回目よりも国会議員票の比重が増すため、決選投票も見据えた各陣営の駆け引きが激しさを増しそうだ。【まとめ・木下訓明】

https://news.yahoo.co.jp/articles/3244a3e78060229bbff2114569095ce7bb568721
野田聖子氏ぶった斬り「派閥の縛りある。二択三択に野田聖子は入ってない」
9/23(木) 21:11配信

日刊スポーツ
ライブ配信番組で大胆発言を連発した野田聖子幹事長代行(右)と三原じゅん子厚労副大臣(撮影・大上悟)

菅義偉首相の後継を決める自民党総裁選(29日投開票)に立候補している野田聖子幹事長代行が23日、ライブ配信された党のインターネット特番に出演した。「総裁選の裏側」と題して、推薦人代表の三原じゅん子厚労副大臣とともに総裁選をぶった斬りにした。


三原氏から今回の総裁選について「派閥の縛りというものがなくなって」とされると、野田氏は「あるよ、実際は」とばっさり。「派閥の縛りは、1つの派閥が(例えば)三原じゅん子と決めること。今回の縛りは二択、三択。その中ならいい。そこに野田聖子、入ってないみたいなのよ」と笑い飛ばした。報道各社による議員票の「票読み」予測についても「ここからは、このぐらいの票と、前提にしているから、分かっているから。縛ってなかったら、絶対に読めない」などと辛口で指摘した。

また、総裁選に「4度目の正直」で初挑戦に至った野田氏は、これまで出馬に必要な国会議員20人の推薦人確保に難航し、断念を続けた。無派閥の悲哀を味わった野田氏は誰でも手を挙げられる「予備選方式」を提案し、「どうしても推薦人がいる、となると派閥に頼るのが一番楽。若い人たちにチャンスを与えるのに20人はハードルが高い」と主張した。

また、野田氏はこの日午前のネット番組では当選者を問われ「私以外の誰かだろうと思う」と語った。

河野太郎行革相は「街頭戦略」の第2弾を行った。20日の都内の畜産農家訪問に続き、この日は世田谷区の商店街を視察。コロナ禍でテレビやネットなどが主戦場となる中で、河野氏だけは街に飛び出している。

高市早苗前総務相は、オンライン会談が中心の1日で、高市氏を訪問した自民党大阪市議らからエールを受けた。岸田文雄前政調会長はリモート会議が中心だった。4氏は一般からの質問にライブで答える党のネット番組にも出演した。【大上悟】

7303チバQ:2021/09/23(木) 23:07:43
野田聖子は村上誠一郎ポジションにつきたいのか!?

https://news.yahoo.co.jp/articles/8d74df9e8b411d8c34c348afba48e7750d6bdd36
自民総裁選の勝者は「私以外の誰か」 野田氏、ネット番組で問われ
9/23(木) 20:54配信
 自民党総裁選(29日投開票)に立候補している野田聖子幹事長代行(61)=無派閥=は23日、実業家の堀江貴文氏のユーチューブ番組に出演し、誰が勝つのかを問われた際、「まだわからない。私以外の誰かなんだろうなって思っている」と答える一幕があった。

 野田氏は推薦人の確保が難航し、出馬表明は告示前日の16日と、4人の候補者の中で最も遅かった。ほかの3候補者が支持拡大に向けた動きを加速する中、出遅れにより浸透に苦慮しているとみられ、野田氏陣営から「正直すぎる」との声も漏れている。【李舜】

7304チバQ:2021/09/23(木) 23:13:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f74870f64bfe7e6ac1e0dbeee3b99aba9733158
自民総裁選、決選投票濃厚に 議員票重み、逆転も
9/23(木) 7:10配信


時事通信
日本記者クラブ主催の自民党総裁選討論会を前に、記念撮影をする(左から)河野太郎規制改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行=18日、東京都千代田区

 自民党総裁選(29日投開票)は、4候補で争う1回目の投票では決まらず、上位2人による決選投票にもつれ込むとの見方が強まってきた。


 決選投票は国会議員票の比重が大きく、陣営間の合従連衡が勝敗を左右する。ただ、党員票の多数を得た候補を議員投票で逆転すれば「衆院選でしっぺ返しを食らう」(若手議員)との懸念も漏れる。

 総裁選は382人の議員票と、4候補が得た党員票を得票率に応じ比例配分する382票の計764票で争う。過半数を得た候補がいなかった場合は決選投票となり、382の議員票と、都道府県連ごとに得票最多の候補が1票を得る47票の計429票で勝負を決する。

 河野太郎規制改革担当相(58)は党員人気で他候補を引き離し、所属する麻生派(53人)の約半数や選挙基盤の弱い派閥横断の中堅・若手を中心に支持を得る。河野氏は22日、記者団に「1回目で勝てるよう頑張る」と強調。陣営は「衆院選で民意の支持がなくていいのか」と、世論受けのいい「選挙の顔」を望む議員心理に訴えている。

 ただ、決選投票となれば、河野氏には不利との見方がもっぱらだ。政府・与党の従来方針に反する年金や原発政策を掲げていることや、根回しを軽視する政治手法に根強い反発があるためだ。議員票を呼び込むため、陣営の閣僚経験者は「党員票で6割を取りたい」と語った。

 岸田文雄前政調会長(64)は、自身が率いる岸田派(46人)のほか、最大派閥の細田派(96人)と第2派閥・麻生派のベテランが主な支持基盤だ。決選投票に残り、高市早苗前総務相(60)の陣営との「2位―3位連合」による逆転を想定する。

 だが、高市氏の予想外の猛追に、岸田氏陣営は危機感を募らせる。てこ入れのため、1人当たり最低5議員に呼び掛けることを確認した。岸田氏ではなく高市氏が決選投票に残った場合は、「高市氏には乗れない」「政策的には河野氏の方が近い」との声が陣営には少なくない。

 高市氏は細田派出身の安倍晋三前首相から全面支援を受け、保守系議員らに浸透。党員の反応も悪くないことから、陣営幹部は「かなりの手応えだ」と語る。ただ、高市氏が2位に入るとタカ派色を敬遠して他陣営が河野氏に流れるとの見方もあり、勝算は立っていない。野田聖子幹事長代行(61)は一定の知名度を背景に、多様性を訴えて支持拡大を急ぐ。

 岸田派を除き事実上の自主投票で臨む6派閥でも、閣僚・党役員人事を見据え、決選投票では「結束すべきだ」との声が高まる。旧竹下派(51人)や二階派(47人)などは投票日までに対応を協議する予定だ。

 ◇おことわり
 自民党竹下派の竹下亘会長が死去したことを踏まえ、今後は同派の呼称を「旧竹下派」とします。

7305チバQ:2021/09/23(木) 23:14:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae44c02a6245d0c28253f79f85d57b935b6f3f92
岸田氏、さらなる説明求める考え 1・5億円支出で
9/23(木) 21:23配信

産経新聞
【自民党総裁選2021】タウンミーティング「国民の声に応える政策討論会」に臨む岸田文雄前政調会長=23日午後、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)

自民党総裁選に立候補している岸田文雄前政調会長(衆院広島1区)は23日、同党の柴山昌彦幹事長代理が令和元年参院選広島選挙区の買収事件をめぐり、党本部が河井案里元参院議員=公選法違反罪で有罪確定=の陣営に投入した1億5千万円は買収の原資ではないと説明したことについて、「幹事長室としては現状把握している内容を報告したということだと思う」と述べた。さらなる説明が必要との考えを示した形だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/94e4f37df328acdf172da94b735d22ae2752770f
岸田氏、自民説明十分か言及せず 案里氏陣営に1.5億円投入で
9/23(木) 21:46配信

共同通信
2019年参院選広島選挙区の買収事件について、報道陣の取材に応じる自民党の岸田前政調会長=23日夜、東京・永田町の党本部

 自民党の岸田文雄前政調会長は23日、2019年参院選広島選挙区の買収事件を巡り、河井案里氏陣営に投入した1億5千万円は買収原資ではないとした党本部の説明が十分かどうかについて言及を避けた。党本部で記者団の取材に応じた。

 河井氏の政治資金収支報告書などが総務省に提出され「添付書類も明らかになる。それをもって国民に理解してもらうということだろう」と語った。党対応に関しては「現状把握していることを報告したということだ」と述べるにとどめた。

7306チバQ:2021/09/24(金) 09:42:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/62052d0c3dbc195744b8c16cc6e012060ef5792f
安倍元総理の“本命”は岸田文雄氏? 参謀に元安倍側近の今井尚哉氏か
9/24(金) 5:59配信

デイリー新潮
変貌のカゲに策士あり

 話題先行で足並みの揃わない河野太郎氏、保守票に留まらず世論の支持を集める高市早苗氏。各陣営の情勢が明らかになるにつれ、漁夫の利ながら、総裁の椅子に近づいているのが岸田文雄氏である。


 そんな岸田氏を陰で支えているとされるのが、

「第2次安倍政権で政務担当秘書官を務めた、今井尚哉内閣官房参与です。経産省出身の今井氏は、安倍前総理の最側近として数多くの政策を主導してきました。しかし、菅総理は官房長官時代から、自分を通さず頭越しで話を進める今井氏を快く思っていなかった。そのため、菅氏の総理就任からまもなく、今井氏をはじめとする経産省出身の官邸官僚は政権中枢から放逐されたのです」(政治部記者)

 その後、コロナ対策の失敗などに批判が集まり、世論が“反菅”に傾くなか、

「菅総理は、今井氏が岸田陣営に出入りしているとの情報を知った。そして、表向きは“菅さんを支える”と言い続ける安倍氏が、自分を見切って岸田支持に動いたのではないかと疑念を募らせていきました」

 結局、菅総理は安倍氏への不信感を払拭できないまま、退陣へと追い込まれる。

安倍元総理の本命は岸田氏? 
 他方、今井氏が岸田陣営に深く喰い込んでいると語るのは、先のデスクである。

「というのも、岸田氏の選挙戦術が、安倍氏の総理時代と似通っているからです。たとえば、岸田氏は出馬表明会見で自民党が下野して以来、書き留め続けてきたという“岸田ノート”を披露しました。安倍氏も、持病の悪化によって第1次政権を中途で投げ出してからの雌伏の5年間、反省点や次なる戦略について“安倍ノート”に綴っていた。常に政権構想を練り続けていたことをノートに象徴させる“演出”は、いかにも策士の今井氏らしい」

 他にも、今井氏の影響は見受けられ、

「岸田さんは8月26日にノートを掲げて出馬表明演説に臨みました。その後、9月2日にコロナ対策をテーマに会見を開き、医療難民ゼロを目指す方針や、数十兆円規模の経済対策をアピール。続けて8日に経済政策として“令和版所得倍増計画”を提唱し、13日には外交・安保について持論を展開した。耳目を引く政策を断続的に打ち出す手法は、安倍政権の“一億総活躍社会”や“アベノミクス三本の矢”などを彷彿させます」(同)

 自らの参謀を当選請負人として差し向けたのなら、やはり安倍氏の“本命”は岸田氏ということになろう。

 岸田氏本人はいまも安倍氏に秋波を送り続け、周辺には「(モリカケ問題を)“再調査されたら困るから頑張ってね”と言ってほしいよ」と本音をこぼしている。

 勝利へのカギは水面下で安倍・岸田両氏をつなぐ“軍師”の存在にあった。

「週刊新潮」2021年9月30日号 掲載

新潮社

7307チバQ:2021/09/24(金) 19:47:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/21d20345fdd7b14aa470fa0d26840663dd50365d
二階派が高市氏「全面支持」の仰天情報! “2位・3位連合潰し”で岸田総理誕生を絶対阻止
9/24(金) 14:30配信
 岸田氏だけは許さないということか――。残り1週間を切った自民党総裁選(29日投開票)は、河野ワクチン担当相と岸田前政調会長が国会議員票で先行している。候補者3人に推薦人を出しながら岸田氏にだけは出さなかった二階派が、岸田氏勝利を阻止しようと、あっと驚くウルトラCを“画策”しているという話が広がっている。

 総裁選は国会議員票382票と、党員・党友票382票で争われ、どの候補者も過半数を獲得できなかった場合、国会議員票382票と、都道府県連票47票で決選投票が行われる。今回、決選投票にもつれる可能性が高い。

 1回目の投票は1位河野氏、2位岸田氏、3位高市前総務相との見方が大勢だ。決選投票になった場合は2位・3位連合で岸田氏が逆転勝利すると予測されている。

 しかし、岸田氏を敵視している二階派は、この構図をひっくり返すつもりだという。「役員任期は1期1年、連続3期まで」とブチ上げ、露骨な二階幹事長“外し”に動いた岸田氏に対し、二階派はいまでも「岸田だけは絶対、許さない」とカンカンだ。

■河野推しでキングメーカーに

「まことしやかにささやかれているのが、二階派による高市氏全面支持です。二階派は支持を一本化せず、最初の投票を自主投票にしていますが、イザとなったら高市さんに票を集め、岸田さんを3位に沈めるつもりなのではないか、とみられています。二階派は47人なので、全員が高市さんに流れたら、岸田さんとの逆転はあり得る。岸田さんは決選投票に進出できない。河野さんと高市さんの決選投票になったら、二階派は結束して河野さんを支持する。河野さんを総理に担ぎ、最終的にキングメーカーとして影響力を残すシナリオを描いているといいます」(自民党関係者)

 要するに、二階派は安倍前首相が支持する高市を支援することで、岸田氏を潰す“高等テクニック”に打って出ようというのだ。

「岸田さん以外の各陣営に推薦人を出して恩を売り、最後には笑う。岸田さんを蹴落とし、安倍・麻生の影響力を完全に排除しようとする二階幹事長の面目躍如だなんて声もあがっています」(永田町関係者)

 その答えはもうすぐ出る。

7308チバQ:2021/09/25(土) 22:59:21
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210925-OYT1T50055/
敵基地攻撃論を「ピント外れだ」と河野氏、高市氏は「先に無力化した方が勝ち」…深層NEWS
2021/09/25 07:16
自民党総裁選2021
 自民党総裁選に立候補している河野太郎行政・規制改革相(58)、岸田文雄・前政調会長(64)、高市早苗・前総務相(60)、野田聖子幹事長代行(61)が24日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、安全保障などを巡って議論を交わした。

総裁選候補者の共同記者会見に出席した(左から)河野氏、岸田氏、高市氏、野田氏(17日)
 敵のミサイル発射基地などを自衛目的で破壊する「敵基地攻撃能力」の保有について、河野氏は「ミサイルを撃ち落とすことは、技術が高度化すると難しくなってくる。相手がミサイルを撃つことをためらう抑止力を日米で高めなければいけない」と主張し、敵基地攻撃論を「ピント外れだ」と批判した。


 岸田氏は「北朝鮮は日本に届くミサイルだけで500〜600発持っている。第2撃への備えとして(保有も)一つの選択肢だ」と主張した。発射位置の特定が難しいという指摘に対しては、「日米で位置を確認するための技術開発を行う」と強調した。

 高市氏は「敵基地を先に無力化した方が勝ちになる。対抗手段をしっかり持ち、日本を守るための最善の努力をする」と語り、保有に前向きな姿勢を示した。

 野田氏は「どこが敵か、どんな状態か、議論されないまま言葉だけが進むのは怖い。外交が最善の安全保障だ」と訴えた。

 閣僚・党役員人事を巡り、安倍前首相や麻生副総理兼財務相を要職に起用するかどうかを聞かれたのに対し、河野氏は「総裁選を戦っているさなかに、人事についてぺらぺらしゃべるほど、不謹慎な男ではない」と言及を避けた。岸田氏は「『この人は除きます』と排斥するような議論はしてはならない」と述べるにとどめた。

7309とはずがたり:2021/09/25(土) 23:50:28

この辺,ホントなのか嘘なのか。ホントだとしたらそれは珍しいのか政治家関連の企業なら良くある事なのか,その辺誰か詳しい方いないのかな?

中国も自由化はしてるので時系列的に当時としてはどうなのかという検証も必要でややこしいが

自民党総裁選:無視できない河野太郎氏と「日本端子」の関わり【朝香豊の日本再興原論 No69】
公開日:2021年9月21日 更新日:2021年9月21日
https://web-willmagazine.com/politics/M7rcb

いわゆる「主流メディア」では全くといって報道されないが、河野太郎氏および河野家と日本端子という企業の関わりがウェブメディアを中心に問題視されはじめた。すなわち、同企業があまりに中国と"濃い"関係にあるというものだ。また、太陽光発電システムに必要な製品も製造しており、河野氏が打ち出すエネルギー政策との深い関連も垣間見える。「経済活動は自由」であるかもしれないが、日本のリーダーとなるかもしれない人物が関連する企業が中国と濃すぎる関係を有していることは、日本の将来を考えるにあたって、大いに議論すべき問題であろう。ここに事実を整理し、お伝えする―


 日本端子は中国との関係が深く、早くも1995年に北京東方電子集団(現在の北京東方科技集団)との合弁で北京日端電子を設立している。外資系企業が中国に進出する場合には、中国の現地企業が51%以上の資本出資となるのが通例であるのに対して、北京日端電子は中国側の出資は40%にとどまり、日本側の出資が60%にも達していることがわかっている。ここには河野洋平氏の政治力が大きく影響していることが想像される。


 もう一つ注目したいのが昆山日端電子である。同社は江蘇省の昆山(すなわち香港ではなく、中国本土内)に設立されたものだが、日本資本が100%で、中国資本が入っていないという破格の特別扱いを受けている。

7310とはずがたり:2021/09/26(日) 00:00:16
負ければ冷や飯…自民総裁選、推薦人にも「覚悟」
2021/9/15 20:17
広池 慶一
https://www.sankei.com/article/20210915-5LJFJPBAJBPRVB5TBKVZBPSI4I/
自民党総裁選(17日告示、29日投開票)を前に、各陣営は15日、立候補に必要な20人の推薦人名簿の作成を進めた。告示日に公開される推薦人名簿は、候補者の党内基盤を示し、投票権を持つ党員・党友へのアピールにもつながる。推薦人は候補者が当選すれば人事などで優遇が期待できる一方、負ければ冷や飯を食うリスクを抱えるだけに、運命共同体とも言われる。

「これだけ集まってくれたんだから、ちゃんと扱わないといけない」

立候補を表明している高市早苗前総務相の選対幹部は15日、前日の選対本部発足式に出席した議員から優先的に推薦人を選ぶ方針を示した。名簿は衆参両院、当選回数、男女などのバランスを考慮した上で派閥横断的な議員による構成にし、党内の幅広い支持基盤を示した上で、支持拡大につなげたい考えだ。

推薦人制度は、候補者の乱立を防ぐため、田中角栄氏が勝利した昭和47年の総裁選で「推薦人10人」の要件を設けた。派閥の影響力が増すにつれ、推薦人は52年に20人、中曽根康弘内閣が誕生した57年は50人まで引き上げられた。しかし、議員定数削減などで徐々に要件は緩和され、現在の20人に至っている。

推薦人になる最大のメリットは、論功行賞で内閣や党の役職を得やすいことだ。昨年9月の前回総裁選では、菅義偉首相の推薦人に河野太郎ワクチン担当相をはじめ、平沢勝栄復興相、坂本哲志地方創生担当相、山口泰明選対委員長らが名前を連ねていた。一方、首相と争った岸田文雄前政調会長の推薦人では上川陽子法相のみが入閣し、石破茂元幹事長の推薦人からの入閣はゼロだった。


今回は、推薦人となることに慎重な議員も少なくない。主要派閥が首相支持に雪崩を打った前回とは異なり、支持候補を一本化しない派閥が相次ぎ、「勝ち馬」を読みにくいためだ。

7311とはずがたり:2021/09/26(日) 00:13:08

こういうことを平気で云える穢らしい心の持ち主が河野太郎って訳だ。

森友問題で心の痛みに向き合うと河野氏
2021/9/18 15:18 (JST)9/18 15:35 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/811844334006730752

 河野氏は公開討論会で、森友学園問題で自殺した元職員の遺族への対応を巡り「心の痛みに向き合わなければいけない。お目にかかって話を聞くなど政治の責任が残っているかもしれない」と述べた。

7312とはずがたり:2021/09/26(日) 00:14:08

こういう恥知らずを平然と付ける穢らしい…(以下略

野田聖子氏「夫を信じている」…週刊誌の「元暴力団員」報道に事実無根と説明
2021/09/20 18:41
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210920-OYT1T50092/

 自民党総裁選に出馬した野田聖子幹事長代行は20日、地方議員とのオンライン会議で、自らの夫が「元暴力団員」などと週刊誌に報じられたことについて「夫を信じている。歯を食いしばって頑張りたい」と述べ、事実無根だと訴えた。

7313とはずがたり:2021/09/26(日) 00:27:04
えっ?もう落選・引退やろ。

引きずり下ろされた菅首相の逆襲が始まる「河野内閣」で官房長官で復活説も
9/21(火) 7:05配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/190fa2de9c3345eea965df80cd3d4ca0327a6b40
NEWSポストセブン

 自民党総裁選が本番を迎える中、退陣を待つばかりのはずの菅義偉・首相が俄然、行動的になっている。このまま引き下がる男ではない──。

 後手後手だと批判されたコロナ対策では、「ワクチン・検査パッケージ」という出口戦略を発表。希望者にワクチンが行き渡る「今年11月頃」から、飲食店の営業時間やイベント人数制限を緩和し、県をまたぐ移動の自粛を解除して国内旅行を解禁する方針を打ち出した。

 外交面でも、首相は9月下旬に訪米して日米豪印の4か国首脳会議(クアッド)に出席する予定だ。

「新型コロナ対策に専念したい」

 その言葉を実践しているように見えるが、菅首相の心象風景は全く違う。官邸の菅側近が言う。

「総理を突き動かしているのは安倍晋三・前首相と麻生太郎・副総理の2Aに対する怒りだ。総理の座から引きずり下ろされた仕打ちは絶対許せないと復讐に燃えている」

一度は蟻地獄に落ちたが
「仕打ち」とは、菅首相があがけばあがくほど“蟻地獄”に落ちた羽虫のように追い詰められ、権力を奪われていったプロセスを指している。

 最初の仕掛けは二階俊博氏の幹事長外しだった。岸田氏の出馬表明で劣勢に立たされた菅首相のもとに、閣僚など複数のルートを通じて、「安倍さんと麻生さんは二階幹事長を交代させることが総裁選で総理を支持する条件と言っている」という情報が入る。それを鵜呑みにした首相は、二階氏を官邸に招いて交代の方針を告げた(8月30日)。

 それは菅-二階を離間させる2Aの計略だった。

 二階氏を交代させる方針を決めても、麻生派、細田派では若手が菅首相の再選に反対し、2Aの「首相支持」の約束は守られなかった。

 目論見が外れた菅首相は、総裁選を先送りしようと「9月中旬解散」を決意する。だが、党内に反対論が噴き出し、菅首相は安倍氏から電話で、「『総裁選は予定通り実施すべきだ。いま解散すべきではない』と強く反対され、解散権を封じ込められた」(前出・菅側近)。

 進退窮まった菅首相は、最後の賭けに出る。内閣改造・党役員人事を行なって河野氏を幹事長など要職に横滑りさせ、求心力を回復しようとした。

 そこに立ち塞がったのが麻生氏だった。菅首相の要請に、河野氏起用を頑として認めなかった。

 万事休す。完全に孤立した首相は、翌日、退陣(総裁選不出馬)を表明するしかなかった。

 二階派幹部の河村建夫・元官房長官は9月11日の地元の支援者集会で、菅首相が二階氏を外そうとしたことについて、「菅首相が生まれたのは誰のおかげだったのかという声が出てきた」と指摘し、「自ら墓穴を掘った」と苦言を呈したと報じられている(共同通信)。

 しかし、そこから菅首相の逆襲が始まる。

7314とはずがたり:2021/09/26(日) 00:27:22
逆に離間の計を仕掛ける
「河野が出馬すれば支持するつもりだ」

 菅首相は自分の不出馬を表明すると、周辺にそう語って麻生派の河野氏に出馬を促した。

「総理はハンコ廃止などの規制改革やワクチン接種で指示を忠実に実行してきた河野さんを後継首相にすることで、菅改革を受け継がせようとしている」(同前)

 コロナ対策や外交で退陣後のレールを敷いているのはそのためだ。

 総裁選では、今度は逆に菅首相が2Aの足元に「離間の計」を仕掛ける番だった。

 麻生派では幹部の甘利明氏らベテラン組に岸田氏を支持する声が強く、麻生氏も「河野はまだ早い」と出馬を認めていなかったが、菅首相に背中を押された河野氏は出馬に動く。河野氏は連日、麻生氏と会い、9月9日には3時間にわたって会談した。麻生氏は折れ、「出馬は止めないが、支持はしない」という立場から、「やるなら、しっかりやれ」と容認する。

 自民党の掟では、派閥領袖の麻生氏のお墨付きを得たことで、河野氏は派内の中堅若手に公然と支持を求めることができるようになった。麻生派は岸田支持のベテラン組と、河野支持の中堅若手に大きな亀裂が入った。

 菅首相は麻生氏に一矢報いたのだ。

 さらに安倍氏の出身派閥・細田派でも若手の“クーデター”が起きた。

 安倍氏は総裁選で無派閥の高市氏を支援しているが、細田派内には派閥を退会した高市氏への反発が強い。そこに福田康夫・元首相の長男で「細田派のプリンス」と呼ばれる達夫氏が派閥談合や長老支配を批判して自民党の当選1〜3回生90人が参加する派閥横断的な「党風一新の会」を旗揚げした。

 安倍氏の権力基盤とも言える細田派から16人が参加し、大揺れとなっている。「河野支持派」の二階派幹部が語る。

「党風一新の会には、菅グループのガネーシャの会からも4人が参加している。若手を河野支持でまとめ、細田派にも亀裂を促す。菅さんは本気で2A支配の構造を崩壊させようとしている」

 そのうえで、菅首相が目指すのは自らの復権だ。

 河野氏が総裁選に勝利すれば、国会の首相指名選挙の後、河野内閣の組閣が行なわれる。

 新内閣の顔触れが総選挙シフトになるのは間違いない。

7315とはずがたり:2021/09/26(日) 00:27:48
>>7313-7315
 河野氏は9月13日に2Aのもう1人の政敵である石破氏と会談して「当選したあかつきには挙党態勢をつくりたい」と協力を求めており、自民党内には“河野政権”ができれば石破氏を幹事長、小泉進次郎・環境相を官房長官などに抜擢するという見方が浮上している。

 政治ジャーナリスト・野上忠興氏はそうした若手中心の組閣案に菅首相の出番が隠されていると指摘する。

「若い河野首相-進次郎官房長官コンビでは総選挙の看板にはなっても、官僚組織を動かして改革路線を実行していくのは難しい。そこで菅氏は“影の官房長官”として官僚組織に睨みをきかせ、河野官邸を裏から支えるつもりではないか。そうすれば2Aの影響力を排除することができる」

 それどころか、「菅さんは総理としては失敗したが、官房長官としては実績がある。安倍前首相が総選挙に大敗した麻生さんを副総理にしたように、河野首相・菅官房長官の組み合わせもないとは言えない」(閣僚経験者)との声まである。

 では、河野氏が総裁選で負けた場合はどうなるか。その時は岸田内閣が誕生し、自民党は2A支配が続く。菅首相は完全に失脚し、菅改革路線も転換されるはずだ。

 菅首相と安倍・麻生ラインの潰すか、潰されるかの“怨念のシーソーゲーム”はこれから最後の決戦を迎える。

※週刊ポスト2021年10月1日号

7316チバQ:2021/09/26(日) 08:37:16
総裁選終わったら即解散(総理選出せず菅総理、新総裁で選挙)にしたほうが自民は圧勝できるのでは?
緊急事態宣言解除もあわせてお祭りムードで圧勝できそうなのに。

7317チバQ:2021/09/26(日) 14:11:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/86258981ac94bbf7d4519a135183e222b9dee82f


「軍師」安倍氏が高市氏てこ入れ 自民総裁選、キングメーカーの思惑?

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9/26(日)��10:12配信

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服装、メークに口出し 「露出もっと」

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地元支援者の前であいさつする安倍晋三前首相=2020年11月01日午後、山口県長門市

 自民党総裁選(29日投開票)に立候補した高市早苗前総務相を、安倍晋三前首相が強力にてこ入れしている。国会内の自身の事務所にこもり、党所属議員に電話をかけて応援を依頼し、高市氏の好感度を上げる演出にまでもの申す「軍師」ぶりだ。迫る衆院選に向けて保守層をつなぎ留め、次期政権下でも影響力を保とうとする思惑が明らかで、他の陣営は警戒を隠さない。  
選挙戦中盤の22日。安倍氏からどんな激励を受けているか記者団に問われた高市氏は、「折に触れ、アドバイスをいただいている」と話した。例えば、人前に出る服装やメークも、違和感を覚えた点を安倍氏は容赦なく「ダメ出し」しているのだという。告示前、訴えていく政策の草稿作りにのめりこんでいた高市氏に対し、むしろ露出を増やした方がよいと、安倍氏が忠告する一幕もあった。  
「女性リーダーは世界から注目されるし、何より国家観が共通している」。安倍氏は高市氏をこう評し、いち早く支持を打ち上げた。もう一段、深掘りすれば「唯一の純粋保守候補だから」(安倍氏に近い自民中堅)との理由になる。1年前に憲政史上最長政権に幕を引いた後も、安倍氏はたびたび靖国神社を参拝するなど、自らの岩盤支持層への目配りに心を砕いてきた。出身派閥であり最大派閥である細田派を中心に今も保持し続ける「力」の源泉が、そこに脈々と息づいている。  今回の総裁選。当初、推薦人20人の確保さえ不透明とみられていた高市氏だが、安倍氏のバックアップを得ると保守層の「受け皿」と認知され、短期間のうちに勢いを急伸させた。安倍氏は連日、細田派の若手らの携帯電話を自ら鳴らし、周囲にはこう語気を強める。「首相時代、どれだけ選挙の応援に行ったか。(向こうから)裏切られるようなことがあったら、こっちから縁を切る」。警告のメッセージは、じわじわ党内に伝わっていく。       
■   
その一方で、高市氏への度を越した傾注は、あくまで党員票で優位に立つ河野太郎行政改革担当相を勝たせないがため、その支持を分散させることが安倍氏の真意、と見る向きもある。どういうことか。  自らを指導者と仰ぐ者たちの数を見せつけ、衆院選後に細田派復帰、会長就任を果たし、「キングメーカー」として君臨する-。  こうした安倍氏の戦略は、不倶戴天(ふぐたいてん)の敵である石破茂元幹事長、党内の既得権益への対抗意識を隠さない小泉進次郎環境相と組んだ「河野政権」下にあっては、画餅に帰してしまう。安倍路線の継承者だった菅義偉首相が、河野氏支持を表明したことも安倍氏の心中に影を落としている。その以前に、当選3回以下の「安倍チルドレン」が衆院選に不安を覚え、「選挙の顔」を求めて河野氏に軸足を移していくような事態は、安倍氏にとってマイナスでしかないのだ。  
仮に、河野路線に沿う形で世代交代が進めば、保守層の間に待望論がある安倍氏の首相「再々登板」も遠のく。当の安倍氏は、周囲を「桂太郎も、3回目(の首相)をやってから評判が落ちたからね」とけむに巻き、待望論を歯牙にもかけない姿勢を見せてはいるが…。  
安倍氏の本命はかつて、「意中の人」と語った当選同期の岸田文雄前政調会長とされた時期があった。最近実施された報道各社の調査の中には、国会議員票では岸田氏が河野氏をしのぎ、高市氏も河野氏に迫りつつあるとの結果も出ている。いわば「詰み」の展開が視野に入ってきたのか、24日、いよいよ終盤戦に突入した総裁選の感想を安倍氏はこう漏らしたという。「河野氏の主張は迷走している。私だったら、もっとたたかれているよ」  (河合仁志)

西日本新聞

7318チバQ:2021/09/26(日) 14:12:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fc8f2b2a4d499436e5a09e317702cf150d74640
総裁選ドキュメント 河野氏「フェイクニュースだ!」 フジ番組解説に抗議

9/26(日)��12:31配信

タウンミーティング「国民の声に応える政策討論会」に臨む、河野太郎ワクチン担当相=23日午後、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)

自民党総裁選(29日投開票)に立候補した4候補が出演した26日午前のフジテレビ番組で、決選投票を想定した党内情勢に関する番組側の解説に対し、河野太郎ワクチン担当相が「ひどいフェイクニュースだ!」と抗議する場面があった。
番組冒頭、解説者が「気になる動きを見せているのは河野氏の陣営だ」と切り出し、「河野氏と岸田文雄前政調会長の決選投票になると、岸田氏が議員票で逆転する可能性があるという考え方が一般的」と指摘。そのため、河野氏の陣営が1回目の投票で一部票を高市早苗前総務相に回し、高市氏を2位にしようとする動きがあると伝えた。 すると、「するわけないですよ、そんなこと! 冗談はよしてください!」などと河野氏の荒らげた声が流れた。解説者は「そういった意見も出ているということで聞いているが…」と目線を横に向けると、スタジオ脇で待機する河野氏らの姿が映し出された。
4候補の出演後、解説者は番組後半で「自民党総裁選の情勢を伝える中で、河野陣営の一部が高市陣営に票を移すべきだとの意見が出ていると伝えた。これに対して、出演した河野氏はこうした動きを否定している」と改めて説明した。

7319チバQ:2021/09/26(日) 14:22:12
>>7307
二階派が高市氏「全面支持」の仰天情報! “2位・3位連合潰し”で岸田総理誕生を絶対阻止


これですね。
1位河野.2位岸田だと岸田総理の可能性が高いけど
1位河野.2位高市だと河野総理の可能性が高まるからなあ

7320チバQ:2021/09/27(月) 00:42:24
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2021092601000696.html
総裁選4氏、同性婚に賛否 討論会が最終回
2021/09/26 20:49共同通信

総裁選4氏、同性婚に賛否 討論会が最終回

自民党総裁選のオンライン討論会に臨む(左から)河野行革相、岸田前政調会長、高市前総務相、野田幹事長代行=26日午後、東京・永田町の党本部

(共同通信)

 自民党総裁選に立候補した河野太郎行政改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行は26日、党主催のオンライン討論会に臨んだ。同性婚を巡り、河野、野田両氏が賛成、高市氏は慎重姿勢を示した。岸田氏は賛否を留保した。4氏は憲法改正に意欲を示した。討論会はこの日が最終回。

 河野氏は同性婚について賛意を示した上で「党議拘束なしで議論し、国会が結論を出すのが望ましい」と表明。野田氏も「息苦しさのない日本をつくりたい」と賛意を示した。高市氏は「今は婚姻はできないし、難しい」と語った。岸田氏は「個人的に結論に達していない」とした。

7321チバQ:2021/09/27(月) 00:43:31
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_policy_6NU36LJXW5O3ROXGSFJU25C63E.html
旧竹下派、岸田氏支持へ 議員票先行 自民党総裁選終盤情勢
2021/09/27 00:13産経新聞

旧竹下派、岸田氏支持へ 議員票先行 自民党総裁選終盤情勢

(産経新聞)

産経新聞は26日、自民党国会議員や都道府県連幹部らへの取材に基づき、総裁選(29日投開票)の終盤情勢を探った。旧竹下派(平成研究会、51人)が岸田文雄前政調会長を事実上支持することが新たに判明し、議員票は岸田氏が先行している。党員・党友票は河野太郎ワクチン担当相が優位とみられるが、1回目の投票で過半数を得る候補がおらず決選投票に進むことが確実視されており、多数派工作が激化しそうだ。

総裁選は党員票と議員票の各382票、計764票を争う。議員票は岸田氏を河野氏と高市早苗前総務相が追う展開で、野田聖子幹事長代行は伸びを欠く。議員の約1割が態度を明らかにしていないか未定な上、党員らの投票は続いており、情勢は流動的だ。

岸田氏は岸田派(宏池会、46人)を固め、細田派(清和政策研究会、96人)や麻生派(志公会、53人)のベテラン、来年の参院選に向け安定感を求める参院議員らが支持する。旧竹下派からは35〜40人程度が支持に回る見通しで、岸田氏は3割超の120票を固めた。旧竹下派はこれまで具体的な支持候補を示してこなかったが、派内では一定の方向性を求める意見が複数出ていた。

序盤情勢で岸田氏と競っていた河野氏は伸びが鈍っている。「選挙の顔」や世代交代を求める岸田派以外の6派の中堅・若手、菅義偉首相に近い約30人らの支持を得て3割をうかがう。当初は河野氏支持だったが、離れた議員もいる。

高市氏は2割を超えた。高市氏を支持する安倍晋三前首相の出身派閥である細田派の6割超のほか、麻生派、旧竹下派、二階派(志帥会、47人)や保守系無派閥議員に一定の支持がある。

党員票では河野氏が47都道府県のうち30前後でリードし、全体で4割を超える勢いで、岸田、高市両氏が追う。ただ、議員票の情勢を踏まえると、河野氏が第1回投票で当選するには党員票で6割超の得票が必要で、岸田氏か高市氏のどちらかが河野氏と争う決選投票となる公算が大きい。決選投票の党員票は各都道府県1票の計47票となり、議員票の比重が高まる。

7322チバQ:2021/09/27(月) 00:44:36
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-210925X927.html
議員支持、岸田氏一歩先行=河野氏猛追、高市氏追い上げ―自民総裁選
2021/09/25 18:02時事通信

 29日投開票の自民党総裁選の情勢を探るため、時事通信は党所属国会議員の終盤の支持動向を調査した。議員票では岸田文雄前政調会長(64)が一歩先行し、河野太郎規制改革担当相(58)が猛追。高市早苗前総務相(60)が激しく追う展開になっている。野田聖子幹事長代行(61)は支持が広がっていない。党員・党友票を加えた合計で、いずれも過半数に達せず、総裁選は上位2人による決選投票にもつれ込む公算が大きい。

 調査は25日までに、直接聞き取るなどして実施した。議員の約15%は態度を明らかにしておらず、情勢はなお流動的だ。

 議員票(382票)で、岸田氏は自身が率いる岸田派(46人)をまとめた。さらに、細田派(96人)、麻生派(53人)、旧竹下派(51人)のベテランや参院議員を中心に浸透しており、支持する議員は3割台に到達。1週間前の2割台半ばから伸ばした。

 1週間前に首位を争っていた河野氏は岸田氏に比べて伸び悩んでおり、支持議員は岸田派以外の6派閥と無派閥の中堅・若手を中心に2割台後半。政策決定過程での党の役割を軽視したとも取れる発言が反感を招いたとの見方もある。

 高市氏の支持議員は2割超。支援を受ける安倍晋三前首相の出身派閥である細田派の5割以上を固め、麻生派、旧竹下派、二階派(47人)でも支持を広げつつある。

 野田氏は推薦人20人からの上積みに苦しんでいる。当選するのは「私以外」と弱気を漏らしたことも響いた可能性がある。

 党員票(382票)は、各陣営や地方組織への取材を総合すると、河野氏がリードし、岸田、高市両氏が追っている。これらを加味すると、総裁選は(1)河野氏と岸田氏(2)河野氏と高市氏―のいずれかの組み合わせによる決選投票となる可能性が高い。

 決選投票では、議員票が382票に維持される一方、党員票は各都道府県連に1票の47票に圧縮されるため、議員票の比重が高まる。週明け以降、決選投票での合従連衡をにらみ、各陣営や各派閥の駆け引きが本格化しそうだ。

7323チバQ:2021/09/27(月) 00:47:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9ed46156f332c6a224158bce386049d76a4e284
総裁選の議員票、岸田氏と河野氏が競る 高市氏追う、情勢なお流動的
9/26(日) 20:06配信
朝日新聞デジタル

 自民党総裁選(29日投開票)で、朝日新聞社が党所属国会議員(382人)の支持動向を調査したところ、岸田文雄前政調会長(64)が110人超、河野太郎行政改革相(58)が100人超の支持を集め、議員票で競り合っていることがわかった。高市早苗前総務相(60)は80人超の支持で追う。野田聖子幹事長代行(61)は推薦人の20人から大きな上積みが見られない。


 26日までに、議員本人や周辺などへの取材で381人の意向を確認した。態度を明らかにしないなどの議員も60人超いるため、情勢はなお流動的な面もある。党内では、1回目の投票で地方票を含めて過半数を得る候補がおらず、上位2人による決選投票となる公算が大きいとの見方が強まっている。

7324チバQ:2021/09/27(月) 00:47:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8dc318c873eba298e93742635ec88feee12eaea
厚労省を分割? 省庁再編も争点に 自民党総裁選
9/26(日) 6:00配信

朝日新聞デジタル
分割案が浮上している厚生労働省

 自民党総裁選で、各候補者が中央省庁の再編案を次々と打ち出している。コロナ禍への対応などで課題が多い厚生労働省を分割する案や、新たな省庁で経済安全保障やこども政策を強化する案などがある。しかし、過去に立ち消えになった再編案も多く、その費用対効果や実現への道筋が重要だが、議論は深まっていない。


 厚労省の分割を主張しているのは、河野太郎行政改革相だ。厚生、労働の旧2省の統合で生まれた厚労省は担当業務が幅広く、コロナ対応でさらに仕事量が拡大。機能不全で感染抑止が遅れたとの批判もある。

 河野氏は22日のテレビ番組で、「いまの厚労省ではもう無理だ」と指摘。厚労省を医療分野と労働・年金分野に分割するか、特命担当大臣をもう一人置く私案を披露した。そのうえで、目玉政策である基礎年金の見直しなど、社会保障改革を進めると訴えている。

 これに対し、岸田文雄前政調会長は「単に分ければいいというものではない」と河野氏の分割案とは一線を画す。自らは感染症対応の司令塔として強い権限を持つ「健康危機管理庁」の新設を掲げる。

 高市早苗前総務相は「令和の省庁再編に挑戦したい」と意気込む。「環境問題とエネルギー問題は不可分」として、「環境エネルギー省」の新設を主張。経済安保政策を強めるため、サイバー攻撃への対応などに備える「情報通信省」やその外局の「サイバーセキュリティー庁」の創設も打ち出す。米国をモデルに、対外的な通商交渉の窓口を一本化した「通商代表部」や「対日外国投資委員会」の設置にも前向きだ。

 少子化対策に力を入れる野田聖子幹事長代行は、こどもに関する政策を一元化する「こども庁」の設立を訴えている。

 各氏とも、再編案を自身の目玉政策と結びつけ、強力に推し進める姿勢をアピールする狙いがみえる。いまの菅義偉首相がデジタル化の推進を掲げ、デジタル庁を新設したような形だ。

朝日新聞社

7325チバQ:2021/09/27(月) 00:52:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/3850a0336ee3147084b6227d5648813b4ef1f840
原潜保有、河野・高市氏前向き 岸田・野田氏は否定的 自民党総裁選
9/26(日) 11:02配信


時事通信
米海軍の原子力潜水艦「オハイオ」=2011年7月、神奈川県横須賀市(米海軍提供)

 自民党総裁選の4候補は26日、フジテレビの討論番組にそろって出演した。

 河野太郎規制改革担当相(58)と高市早苗前総務相(60)は日本の防衛力を強化するため、自衛隊による原子力潜水艦の保有を検討すべきだとの考えを明らかにした。岸田文雄前政調会長(64)と野田聖子幹事長代行(61)は否定的な見解を示した。

 原潜をめぐっては、米英両国が対中国の観点からオーストラリアと新たな安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」を創設し、豪州の建造に協力することで合意している。

 河野氏は番組で日本の取り組みを問われ、自治体の母港受け入れの可能性や運用能力、コストを検討する必要はあるとしつつ、「能力的には日本が原潜を持つことは非常に大事だ」と強調。高市氏は「今後の国際環境を考えると、長距離に対応できるものはあってもいい」と述べた。

 岸田氏は「日本の安保体制を考えた場合にどこまで必要なのか」と指摘。野田氏は「保有するつもりはない。非核三原則を堅持する国だと明確にしたい」と明言した。

 番組では核燃料サイクルの是非も議論になった。岸田、高市、野田各氏が継続を主張したのに対し、河野氏は「なるべく早く方向転換する必要がある」と表明。「(使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設が進む)青森県と話し合い、しばらく中間貯蔵してもらい、その間にどこで最終的に直接処分するか決めなければならない」と語った。

7326チバQ:2021/09/27(月) 00:54:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/02ddaab856559d1bd4a5f013b2b566fbc4af7493
選択的夫婦別姓、河野氏・野田氏「賛成」岸田氏「整理ついてない」高市氏「反対」
9/26(日) 5:00配信

読売新聞オンライン
自民党総裁選候補者の(左から)河野太郎氏、岸田文雄氏、高市早苗氏、野田聖子氏

 自民党総裁選では、選択的夫婦別姓の導入をめぐる4候補の主張が大きく食い違う。党内でも賛否が割れ、これまで先送りを重ねてきた「難題」だけに、党の分断につながりかねないと危ぶむ声も出ている。

 導入賛成を明言するのは、河野太郎行政・規制改革相と野田聖子幹事長代行だ。河野氏は25日のインターネット番組の収録で、「党議拘束をかけずに議論し、賛成か反対かは自分で決める形にするのがいい」と主張した。野田氏も「自由意思で名字が選べるように進めるべきだ」と訴えている。

 岸田文雄・前政調会長は、3月に発足した党有志による議員連盟「選択的夫婦別氏制度を早期に実現する議連」の呼びかけ人に野田氏とともに名前を連ねた。ただ、今回の総裁選では、子どもの姓の扱いなどで「整理がついていない」として賛否を明らかにしていない。

 高市早苗・前総務相は導入反対の立場だ。選択的夫婦別姓を導入すれば、「夫婦が子どもの氏(姓)を取り合う」と懸念する。夫婦別姓にしなくても旧姓の通称使用を広げれば、改姓による不利益は解消できるとしている。

7327チバQ:2021/09/27(月) 01:09:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/de1e366cb1204d49b522e835dc7865a55e2be492
総裁選終盤情勢 党員票は河野氏優勢 「失速」の声も
9/27(月) 1:02配信

産経新聞
自民党総裁選(29日投開票)の党員・党友票の動向は、産経新聞が同党国会議員や各都道府県連幹部らへの取材に基づいて分析した結果、河野太郎ワクチン担当相が優位に立つ情勢となった。ただ、持論とする「脱原発」や年金制度改革をめぐる主張を疑問視する声も目立つ。2位以下は、政策面でバランスの取れた岸田文雄前政調会長を、保守層への浸透を図る高市早苗前総務相が追う展開で、野田聖子幹事長代行の巻き返しは難しい状況だ。

「河野氏の改革マインドに期待する声は大きい」

河野氏支持の理由について大阪の市議はこう強調する。動向分析では、河野氏は地元・神奈川や東京など首都圏のほか、大阪や兵庫といった都市部、河野氏を支援する石破茂元幹事長の地元・鳥取など幅広い地域で支持を集める。

ただ、河野氏は「脱原発」を封印して当面の原発再稼働を容認する一方、核燃料サイクル事業を停止すべきだと明言した。サイクル事業関連施設が立地する青森では国会議員3人が岸田氏支持を打ち出す。

原発立地県での河野氏への警戒感も強く、宮城県連関係者は「河野、岸田、高市の3氏の接戦」とみる一方、「河野氏は何をいい出すのか分からない」と語る。福島も岸田氏率いる岸田派(宏池会)事務総長の根本匠元厚生労働相ら国会議員の多くが岸田氏支持を呼びかけ、福井県連関係者は「岸田氏か高市氏が優勢」とみる。

党関係者によると、東京は現段階で河野氏40%、岸田氏30%、高市氏10%台後半、野田氏5%程度の割合で票が分散しているという。河野氏優位だが、ベテラン国会議員は「思ったほど伸びていない」と話す。河野氏が全額税方式による「最低保障年金」の導入を提唱したことを「失速の原因」(宮崎県連関係者)とみる向きもある。

河野氏を追う岸田氏は、地元・広島のほか自身が率いる岸田派所属議員がいる山梨や長崎などで優位に立つ。岸田氏の推薦人となった梶山弘志経済産業相が県連会長を務める茨城では県議会最大会派が岸田氏推薦を決定。ベテラン県議は「岸田氏リードに持ち込みたい」と意気込む。

安倍晋三前首相の支持で勢いづく高市氏の陣営は地元・奈良で「6割は確実」とみる。安倍氏の地元・山口や、安倍氏の出身派閥、細田派(清和政策研究会)の影響力が強い石川などで支持を広げる。野田氏は出足の遅れも響き、地元・岐阜以外の地域での支持拡大が課題となる。

今回の総裁選は、衆参両院議長を除く国会議員票382票と党員・党友計110万4336人(16日現在)による投票結果を党本部で一括集計し、ドント方式でそれぞれの候補者に配分する。1回目の投票で過半数に達した候補者がいない場合、上位2人による決選投票が行われる。国会議員票382票と都道府県票47票で争われ、都道府県票は決選投票に残った2人のうち、1回目の都道府県の党員投票結果が多かった候補に自動的に投じられる。

7328チバQ:2021/09/27(月) 08:59:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d14f864c7e07e2880a48e2b5722b13d31a03991
河野太郎氏が総裁選票読みで伸び悩み決選投票へ 自民党支持率が回復し、まさかの大逆転劇も〈dot.〉
9/27(月) 8:45配信
 自民党総裁選は全国の自民党の党員・党友の投票の締め切りが9月28日、国会議員の投開票が29日と迫ってきた。マスコミの各種世論調査では、河野太郎ワクチン担当相が40%以上の支持を得ている。岸田文雄前政調会長が2番手で追い、小差で高市前総務相、少し離れて野田聖子幹事長代行という構図となっている。


 総裁選は全国の党員票(382票)と国会議員票(382票)を足した計764票のうち、1回目で1位の候補者が過半数を獲得すれば、当選となる。だが、過半数に届かない場合、1位と2位の候補者で決戦投票となる。

「党員票に強い、河野氏が1位になるのは間違いないでしょう。2位は岸田氏が優勢だが、高市氏も競っており、予断を許さないという見方が大勢です」(自民党幹部)

 総裁選終盤に入り、それぞれの派閥などでは党員票と議員票の「票読み」をしているという。会長の岸田氏自身が出馬している岸田派の国会議員によれば、議員票150票、党員票140票で計290票を固めたという。

「河野氏の議員票は120票、党員票は180票で計300票以上は取るでしょう。かなりの接戦になる。高市氏は議員票と党員票を合計して130票前後かなと予測している」(岸田派国会議員)

 だが、岸田氏が二階俊博幹事長に「党人事改革案」を迫り、「二階外し」のきっかけを作ったとして怒り心頭の二階派は、違う読みをしている。二階派幹部はこう解説する。

「岸田氏が議員票で140票、党員票では110票で計250票。河野氏が議員票130票、党員票200票で計330票とかなり優位になっている。高市氏は議員票と党員票150票ぐらいだろう」

 岸田派と二階派は立場の違いこそあるが、共通しているのは、議員票では岸田氏、党員票では河野氏がリードしているという認識だ。そして1回目の合計で河野、岸田両氏は過半数をとれず、決戦投票となる可能性が高い。

 昨年の総裁選では菅義偉総理に敗れた岸田氏。前出の岸田派国会議員は自信を見せる。

「前回の反省を生かして、岸田派だけでなく、派閥やそれを超えて幅広い支援を得ている。また、課題とされた党員票も全国の組織、個人を含めてアプローチ。党員票は前回の10倍は獲得できるはず。世論調査などでトップを走る河野氏にも肉薄し、決戦投票には持ち込めると思う」

 一方、岸田氏以外の3候補に推薦人を出す、二階派幹部はこう分析する。

「党員票で河野氏と岸田氏は大差がつくはずだ。だが、議員票は岸田氏へという流れがあり、河野氏も一回目で過半数までは取れない。決戦投票にもつれるだろう」

 だが、共通の懸念は高市氏の票が読めないことだ。

「高市氏の票読みをしているが、すごい勢いで日々、伸びている。どれぐらい取るのか、最後まで予断を許さない」(二階派幹部)

 河野陣営が当初、想定していた必勝パターンは、決戦投票ではなく、党員票で圧倒的優位に立ち、1回目で過半数を取り、逃げ切るシナリオだった。しかし、河野陣営の国会議員はこう語る。

「1回目で勝つというのは、かなり難しい情勢。今は決戦投票を想定して作戦を考え、動いている」

 決選投票にもつれ込み、河野氏と岸田氏が争うという構図になるのか?そこへ高市氏が割って入るのか?

 今回の総裁選は、会長の岸田氏が出馬している岸田派以外、各派閥は自主投票となっている。だが、麻生太郎副総理兼財務相が率いる麻生派の国会議員はこう語る。

「自主投票は1回目だけでしょう。決戦投票は違います、どの派閥も一致結束しての投票となるのは同じです。麻生派の一部は一回目の投票で岸田氏へ票を回します。決選投票になれば、誰に票を回すのか…」

 河野氏が1位で岸田氏が2位となれば、安倍晋三前首相が推す高市氏が3位となる公算が大だ。決戦投票では、安倍氏が率いる最大派閥「清和政策研究会(清和会)」の96票の行方がポイントとなる。また、安倍氏と盟友の麻生氏が河野氏に対し、決戦投票でどう対応するのか、も注目されている。

7329チバQ:2021/09/27(月) 08:59:46
 また高市氏が2位になり、河野氏との決戦投票となれば、岸田派の票の行方が気になるところ。河野陣営の国会議員がこういう。

「岸田氏との決戦投票になると、清和会の大半は岸田氏に流れそうだ。河野氏に確実に票が来るのは二階派と菅総理に近い無党派だけでしょう。決選投票では他の派閥はまとまると言っているが、票がバラける可能性もあると思う。正直、議員票で勝負となれば、河野氏は苦しい展開になる。しかし、高市氏が2位なら清和会の票はそちらに集中するが、保守的な主張に嫌気をさしている議員が多い岸田派の票は河野氏へくると聞いている。うちとしては高市氏が2位になってくれた方がやりやすい」

 一方、岸田派の国会議員は決選投票に持ち込めば、勝利が見えてくると語る。

「決戦投票になると、二階派以外の派閥の支援を得られやすいのは、うちだ。そこまで持ち込めればいける」

 次の総理官邸の主が決まる総裁選の行方を見守る官邸は各候補者の情勢をこう分析している。

「終盤になり、河野氏の票が伸び悩んでいるという話を聞きます。理由は各メディアの世論調査で自民党の支持率が大幅に回復していること、立憲民主党の支持率が総選挙前にも関わらず相変わらず1桁台で低迷していることもあります。“選挙の顔”として、劇薬でもある河野氏を支持していた若手議員の一部が、この先を冷静に考えて岸田氏支持にベクトルを移しつつある、という話も聞こえてきます。河野VS岸田で決選投票になった場合、河野氏が勝つためには、1回目の高市票から麻生派分を剥がし、加えて二階派47票も上乗せするとギリギリで勝てないことはない、という票読みもあります」

 総裁選が決戦投票となった2012年―-。安倍氏と石破茂元幹事長が争い、1回目は石破氏がリードしたが、決戦投票で安倍氏が逆転し、総理の座をつかんだ。

 自民党で20年以上、政務調査会の調査役を務めた政治評論家の田村重信さんはこう解説する。

「党員票は郵送ですから、ほぼ終わった。今、どの陣営も熾烈な国会議員の票を切り崩している真っ最中。『あちらこちらから○○に入れろと電話がきて大変』と相談してきた議員も数人いました。今回は河野氏と岸田氏に、高市氏が加わって三つ巴。3陣営が最後まで争うという総裁選は近年なかった。本当に読めませんね。順当なら、1位が河野氏で過半数にやや届かない45%前後の得票で、2位は岸田氏かな。ドラマはここからでしょう。3位の高市氏の票が河野氏か岸田氏のどちらに流れるか。決選投票は派閥間の駆け引き、引きはがし工作がより熾烈になるでしょう」

 各候補者が党員に配っている政策集は、おのおののキャラがよく現われているという。

「河野氏はナルシストで目立ちたがり。政策は改革派を標榜しつつも、実は至ってフツーの内容です。岸田氏は冒頭の手書きの文章からくそマジメで面白味がない。政策は自民党王道です。高市氏は『安倍カラー』『超保守』を前面に出し、資料のデザインまで 昔ながらの自民党です(笑)。野田氏の政策は少し野党的ですね。29日の投票直前に各候補者の最後の演説が行われますが、その内容も結果に大きな影響を与えると思います」(前出の官邸関係者)

 29日の投開票では、どんなドラマが見られるのだろうか。

(今西憲之 AERAdot.取材班)

7330チバQ:2021/09/27(月) 09:33:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e1635342e1fabd362300a8057c514c3c4f5414b
自民総裁選の中で細田派に不満のマグマ 若手が安倍氏に世代間闘争仕掛ける
9/27(月) 7:05配信

NEWSポストセブン
若手議員たちの不満続出?(写真/共同通信社)

「総選挙の顔」を選ぶはずの自民党総裁選。出馬した4人は、今後の日本を占う上で重要な役割を担うが、現実的には4人の候補より安倍晋三・前首相と麻生太郎・副総理という2人のキングメーカーのほうが政治的存在感を発揮している。

【写真】ややシャープな顎の福田達夫氏。他、眉間にしわを寄せる麻生太郎・副総理

 とくに安倍氏はツイッターで高市早苗・前総務相との2連ポスターを公開したり、議員に電話を掛けまくるなど自分の総裁選以上の熱の入れようで、「高市が票を伸ばしていることに上機嫌」(安倍側近)なのだという。

 安倍・麻生の2Aが取ったのが「3股作戦」だ。安倍氏の出身派閥・細田派は高市氏と岸田文雄・前政調会長を支持、麻生派は河野太郎・規制改革相と岸田氏への支持をそれぞれ打ち出し、「誰が勝っても2Aの権力は残る」(安倍側近)という計略をめぐらせた。だが、そうした計略が、逆に2Aの権力基盤を脅かしている。自民党で繰り返されてきた派閥の“世代間闘争”を呼び起こしたからだ。

「安倍さんのやり方は田中角栄・元首相に似ている。闇将軍になるつもりなら細田派は危うい」

 そう語るのは同派の長老だ。こう続けた。

「かつて最大派閥・田中派を率いた田中氏は、総裁選では自分の派閥から総裁候補を出さず、数の力で大平正芳氏、鈴木善幸氏、中曽根康弘氏らを順番に首相に据え、キングメーカーと呼ばれた。しかし、派内の不満がたまって最後は子分だった竹下登・元首相にクーデターを起こされた。安倍さんも同じ道を辿ろうとしている」

 たしかに自分の派閥から総裁候補を出馬させないという手法は似ている。安倍氏は前回の総裁選で無派閥の菅義偉・首相を支持し、今回もわざわざ無派閥の高市氏を担ぎ出した。細田派では安倍側近の下村博文・政調会長が出馬を希望していたにもかかわらず、安倍氏は後押ししようとはしなかった。細田派から総裁候補が出馬すれば、派内の世代交代が進んで実権を失う。派閥の後継者をつくらないのはキングメーカーの常套手段と言っていい。

 そうした手法は細田派内に大きな“不満のマグマ”を生み、ついに若手議員の“決起”を招いた。福田康夫・元首相の長男で「細田派のプリンス」と呼ばれる達夫氏が“長老支配打破”を掲げて派閥横断的な若手グループ「党風一新の会」(約90人)を旗揚げし、細田派からも1〜3回生議員16人が参加した。

 達夫氏は衆院当選3回とまだ若手だが、安倍氏にとってはキングメーカーとしての地位を脅かす存在だ。細田派は達夫氏の祖父の福田赳夫・元首相がつくった福田派がルーツで、いわば派閥のオーナー家と言える。3代目の達夫氏も、祖父、父に続く「将来の総理・総裁候補」の呼び声が高い。党内では、小泉進次郎・環境相の“兄貴分”としても知られる。

「安倍家と福田家には3代にわたる確執がある」と指摘するのは両家に詳しい政治ジャーナリスト・野上忠興氏だ。

「派閥の創立者である福田赳夫さんは、安倍氏の父・晋太郎さんが初めて総裁選に出馬したとき、子飼いの中川一郎氏を出馬させてわざと晋太郎さんの票を削った。晋太郎さんに後継者として力をつけさせないためだった。2代目の康夫氏と安倍氏も肌が合わず、小泉政権時代に官房長官と副長官として北朝鮮政策をめぐって激しく対立した。

 因果はめぐるで、いまは攻守所を変えて安倍氏が派の実権を握っているが、派閥を奪い返されないために福田家の3代目に絶対に力をつけさせたくないはずです」

 一方の達夫氏は安倍氏が派閥に君臨している限り、自分の出番を邪魔されることが分かっているから、この機会に若手を結集して安倍氏に世代間闘争を仕掛けた。最大派閥の細田派では、達夫氏に近い若手と父・康夫氏シンパの中堅・ベテランが一定の勢力を占めており、安倍氏に対抗する力もある。

 危機感を募らせた安倍氏は派内を猛烈に引き締めに出たという。

「達夫の旗揚げを聞いて安倍さんの目の色が変わった。それまでは高市応援といっても総裁選は高みの見物だったが、自分の力を見せつけようと、総裁選に深く介入していった」(前出・安倍側近)

 派内は安倍系と福田系とに大きな亀裂が入った。安倍氏のキングメーカーとしての力の源泉は、最大派閥・細田派の「数の力」だ。細田派が分裂状態になれば、誰が総裁選に勝利しようと、安倍氏の力は衰退に向かう。

※週刊ポスト2021年10月8日号

7331チバQ:2021/09/27(月) 11:18:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/5dd364821b4daa50783802fb5feb7712332445df
岸田氏2位なら河野氏不利?「2位3位連合」なるか
9/27(月) 0:59配信

産経新聞
自民党総裁選(29日投開票)は、4候補が1回目の投票で過半数を得られず、上位2人による決選投票に進むとの見方が強まっている。有力視されるのは1回目の投票で河野太郎ワクチン担当相が1位となり、決選投票が①河野氏と岸田文雄前政調会長②河野氏と高市早苗前総務相-となるケースだ。岸田、高市両陣営の「2位-3位連合」による逆転が可能か否かが焦点となっている。


「ひどいフェイクニュースだ」。河野氏は、4候補が出演した26日のフジテレビ番組で、こう声を荒らげた。番組出演者が「河野氏と岸田氏の決選投票になると、岸田氏が逆転する可能性があるという考え方が一般的」とした上で、河野氏陣営の議員が1回目の投票で高市氏に投票し、高市氏を2位にしようとする動きがあると伝えた。河野氏は否定し、猛反発した。

だが、この想定を裏書きするように、党内では決選投票に向け有力者が電話などで腹の探り合いを始めている。背景には、決選投票の仕組みと、岸田、高市両氏の支持層の違いがある。

決選投票は議員票382票と党員・党友票47票の計429票で争い、第1回投票に比べ議員票の重みが増す。①のケースは河野氏不利との見方がある。河野氏の「脱原発」や年金制度改革、党の部会を軽視する発言などに反発が広がっているためだ。

一方、岸田氏は新たに旧竹下派(平成研究会)の支持を得るほか、安倍晋三前首相や麻生太郎副総理兼財務相とも関係が良好だ。決選投票で安倍氏が支持する高市氏の票が乗りやすい環境といえる。

②の場合は複雑だ。高市氏は主に保守系議員の支持を受ける。岸田派(宏池会)をはじめ岸田氏に近い議員はリベラルな考えが多く「高市氏には乗れない」(岸田派幹部)との声も多い。野田聖子幹事長代行の票も多くが河野氏に流れる公算が大きい。

一方で高市氏が2位の場合は党員票を想定以上に多く獲得したことになり、「選挙の顔」とみた議員が高市氏支持に多く流れることもあり得る。河野氏が所属する麻生派(志公会)会長の麻生氏が「高市氏を推す」との情報もある。

河野氏の陣営は「党員票の多数を得た候補を決選投票で逆転すれば、批判されて衆院選で痛い目にあう」と牽制(けんせい)する。これに対し閣僚経験者は「河野氏の党員票が5割以上なら逆転は許されない雰囲気になるが、5割未満なら『反河野』が半数以上いることになり、逆転は許される」と話す。決選投票の場合でも、1回目の党員票の行方がかぎを握ることになりそうだ。

投票の形式は異なるが、自民党総裁選では過去4回、決選投票が行われた。第1回投票で2位だった候補が逆転した例は、安倍氏が勝利した平成24年を含め2回ある。

7332チバQ:2021/09/27(月) 21:49:45
良い総裁選だと思います、今回
https://news.yahoo.co.jp/articles/13d9a6b82b88020e4851d4de4bae6860d3d16ccc
総裁選 政策を競う 岸田・高市氏 同姓婚に慎重 河野・野田氏は「別姓」賛成
9/27(月) 20:17配信

産経新聞
自民党総裁選(29日投開票)では選択的夫婦別姓やLGBT(同性愛者など性的少数者)など社会の多様性に関する課題も争点となっている。河野太郎ワクチン担当相や野田聖子幹事長代行が時代の変化に応じた柔軟性を求める一方、高市早苗前総務相は日本の伝統や文化に根差した家族制度の原則を崩すことに慎重な姿勢を示している。

夫婦で同じ姓にするか、婚姻前の姓を名乗るかを選ぶ選択的夫婦別姓をめぐっては、伝統的家族制度を破壊するとの観点から自民党内でも賛否が大きく分かれている。党ワーキングチームは6月に論点整理を行い、①夫婦同姓の意義②旧姓使用の拡充策③子供に不利益が生じないよう配慮された制度か否か―など10項目の論点を挙げている。

選択的夫婦別姓への反対を明言するのは高市氏だ。自民党が旧姓の通称使用拡大を公約に盛り込んできたことを指摘し、「まず公約を最大限実行することに全力を注いでいく」と述べた。実際に高市氏は総務相在任中に中央省庁や企業などでも通称が使用できるよう制度改正するなど柔軟な運用に尽力してきた実績もある。

岸田文雄前政調会長は3月に発足した党の「選択的夫婦別氏制度を早期に実現する議員連盟」の呼びかけ人に名を連ねたが、総裁選では「議論はすべきだ」と述べつつ、慎重な立場を崩していない。岸田氏は夫婦間での議論については理解を示すが、子供の姓の決め方などについては「国民の中でも十分に整理ができていない」と指摘し、乗り越えるべき多くの課題を抱えている現状を強調した。

同性婚に関し、岸田氏は「議論はあってもいいが、現状では認めるところまでは至ってない」と語り、慎重な姿勢を示す。高市氏も同じ立場だ。

一方、野田氏は積極的に選択的夫婦別姓の実現を目指すとともに、同性婚にも理解を示す。

野田氏は総裁選で、他の3候補と差別化するために「多様性社会」の必要性を前面に打ち出しており、選択的夫婦別姓についても「原則として自由意思で名字が選べることを進めていくべきだ」と主張した。野田氏は平成8年に法制審議会が選択的夫婦別姓の導入を答申したにもかかわらず、今も実現していないことについて「非常にじくじたる思いだ」と語っている。

河野氏も選択的夫婦別姓について、今月25日の党のインターネット番組で「夫婦別姓にしたいという人がいる。そう望んでいる人に反対する理由はない」と述べ、個人の自由を尊重する姿勢を強調した。同時に党内保守派に根強い反対意見があることも意識し、「党議拘束をかけずに議論し、本会議で賛成か反対か自分で決めてくださいという形にするのがいいのではないか」と語った。

河野氏はまた、同性婚を実現するには「婚姻は両性の合意のみに基づく」としている憲法24条が障壁になるとし、憲法改正も含めた議論の必要性を指摘している。(千田恒弥)

7333チバQ:2021/09/27(月) 21:53:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/91c97df54ef35f1c8fa16200a54e4e84875a3e92
総裁選ドキュメント 岸田陣営、決選投票「河野-高市氏」なら高市氏支援
9/27(月) 19:07配信

産経新聞
遠藤利明氏

自民党総裁選(29日投開票)に出馬している岸田文雄前政調会長を支援する陣営は27日、国会内で選挙対策本部会合を開いた。本部長を務める遠藤利明元五輪相は冒頭のあいさつで「何としてもみなさんの力で岸田新総裁を誕生させてほしい」と訴えた。

出席者によると、決選投票で河野太郎ワクチン担当相と高市早苗前総務相が対決する場合、高市氏の支援を回ることを確認したという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e612455a61143e4cabfeb678a527f7b0d90944e0
河野、岸田氏決選の公算大 国会議員票が勝敗左右
9/27(月) 19:19配信

共同通信
河野太郎氏(左)、岸田文雄氏(右)

 自民党総裁選は29日午後に投開票され、菅義偉首相の後任となる第27代総裁が選出される。共同通信社が調べた国会議員の支持動向に党員・党友票の情勢を加味すると、トップには河野太郎行政改革担当相が立つものの過半数に届かず、2位の岸田文雄前政調会長と決選投票に進む公算が大きくなった。高市早苗前総務相が追い、野田聖子幹事長代行は票が伸びていない。

 国会議員の支持動向調査は、27日までに議員本人や周辺などへの取材で確認した。議員票は、岸田氏が130票台半ばを固めてリード。河野氏は100票台に乗せ、高市氏は90票台後半、野田氏20票超と続く。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0ec70733c1b2447aa348296684c498a40dabd4f7
総裁選ドキュメント 旧竹下派、岸田氏支持に 茂木氏「派内の声多い」
9/27(月) 18:52配信
自民党旧竹下派(平成研究会、51人)会長代行の茂木敏充外相は27日の派閥会合で、党総裁選(29日投開票)について「ベテランから若手まで『分厚いオール自民党』の体制を誰だったら築けるか(派内の)意見を聞いた。現状では岸田文雄前政調会長を支持したいという声が多い」と述べた。その上で「1回目の投票はもちろん、特に決選投票では、できる限りまとまって対応していきたい」と訴えた。

同派では35〜40人程度が岸田氏支持に回る見通しで、茂木氏の発言は事実上の支持表明といえる。

7334チバQ:2021/09/27(月) 21:56:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b1f3f43bfab5e34a4ae6321dc9e6800dfe2731d
総裁選ドキュメント 小泉氏ら「四志の会」、縁起物で河野氏を激励
9/27(月) 18:56配信

産経新聞
高齢者と語り合う河野太郎ワクチン担当相(右)と小泉進次郎環境相=27日午前、東京都新宿区(奥原慎平撮影)

自民党総裁選(29日投開票)に出馬した河野太郎ワクチン担当相は27日、国会内で小泉進次郎環境相や斎藤健元農林水産相、橘慶一郎、伊東良孝両衆院議員の激励を受けた。

小泉氏ら4人は平成21年衆院選で初当選した同期で「四志(しし)の会」というグループを結成している。4人は鈴木貫太郎元首相が座右の銘とした「奉公十則」の直筆のコピーや日本酒「勝駒」など縁起物を河野氏に贈っていた。

民主党(当時)に政権交代を許した平成21年の衆院選で初当選した4人がそろって河野氏支持を訴える形になる。小泉氏は「総裁選後の衆院選も(野党転落の)危機感を持っているからこそ、リーダーは河野氏だ」と強調した。

斎藤氏も「自民党と国民の乖離(かいり)がまた生じているのではないか。それを埋めるのは河野氏だ」と語った。

河野氏も記者団に「自民党が国民の気持ちと乖離すると政権を託されない」と述べ、「国民一人一人が望むものに手が伸ばせる国を作りたい」と意気込んだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3ea5b6ca29edf941b072c456a92a9fa80a86153b
山本元農相が石破派を退会 16人に、昨年から休会
9/27(月) 13:09配信

共同通信
 自民党石破派(水月会)は27日、山本有二元農相(衆院比例四国、当選10回)が同派を退会したと発表した。17日付。石破派は16人となった。山本氏は昨年12月から休会中だった。事務総長の鴨下一郎元環境相に退会届を提出し、了承された。

 山本氏は派閥の会長代行を務めるなど、石破茂元幹事長の側近として活動。石破氏が立候補した昨年の総裁選では、選対本部長を務めた。

7335チバQ:2021/09/28(火) 07:41:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/453bc2945e7d2dddd31b33cd4b5429e65a218b68
自民総裁選 岸田氏、議員票130超か 全体首位は河野氏
9/27(月) 19:40配信

毎日新聞
オンラインで行われた「オープンタウンミーティング」で、参加者の質問に答える(左から)河野太郎氏、岸田文雄氏、高市早苗氏、野田聖子氏=東京都千代田区の自民党本部で2021年9月26日、いずれも宮間俊樹撮影

 29日に投開票される自民党総裁選について、毎日新聞は終盤情勢を探った。国会議員票(382票)は岸田文雄前政調会長(64)=岸田派=が130票超を固め、河野太郎行政改革担当相(58)=麻生派=と高市早苗前総務相(60)=無派閥=が追う。国会議員票と同数の党員・党友票を加味すると、河野氏が3割台半ばを占めて首位をうかがうが、当選に必要な過半数には達しない見通しで、上位2人による決選投票が実施されるのが確実な情勢だ。

 国会議員票の動向については、27日までに国会議員本人や秘書らを取材して確認した。130票超の岸田氏に対し、河野氏が100票超、高市氏が80票超で続いた。野田聖子幹事長代行(61)=無派閥=は約20票を獲得する見込みだ。

 岸田氏は自身が会長を務める岸田派(46人)を固め、竹下派(51人)の半数以上から支持を受ける。細田派(96人)や麻生派(53人)にも浸透する。竹下派は態度決定を先送りしてきたが、27日の派閥総会で事実上、岸田氏支持を確認した。ただし、他3候補を支持することも容認する。

 河野氏は麻生派の約5割、石破派(16人)や石原派(10人)の多くから支持を受け、二階派(47人)の約4割にも浸透。高市氏は支持を受ける安倍晋三前首相が強い影響力を持つ細田派の半数以上を固め、野田氏は苦戦している。

 17〜22日に都道府県連幹部らへの取材を基に分析した党員票の動向も加味すると、河野氏が全体の3割台半ばを獲得しそうだ。岸田氏は3割強の見込みで、両氏が競り合っている。高市氏は2割強、野田氏は1割未満の情勢だ。ただし、国会議員のうち1割程度は態度未定・不明で情勢はなお流動的な要素も残る。

 河野氏は27日、東京都内で記者団に「国民の広い支持をいただいて、それをもとに勝ち抜いていく戦略に変わりはない」と訴えた。岸田氏は「最後の最後まで結果は分からない。緊張感を持って戦い抜きたい」と強調。高市氏は「手応えはとても良くなってきている」と述べ、野田氏は「最後まで走り抜く」と述べた。【まとめ・高橋恵子】

 ◇29日の自民党総裁選スケジュール

午後1時     投開票開始(東京都内のホテル)

午後2時20分めど 投票結果発表

※過半数獲得の候補がいなければ上位2人で決選投票

午後3時40分めど 決選投票結果発表

夕以降      新総裁記者会見(党本部)

7336チバQ:2021/09/28(火) 07:54:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/6be01e0deca372180cf1fb66b43f8f074021eed4
自民総裁選、6派閥が支持候補を一本化せず…決選投票にらみ思惑交錯
9/28(火) 5:00配信
読売新聞オンライン


(写真:読売新聞)

 自民党総裁選(29日投開票)で、各派閥は上位2人による決選投票を見据えた戦略を巡らせている。1回目の投票について、岸田文雄・前政調会長が率いる岸田派を除く党内6派閥が支持候補の一本化を見送った。各派は、実施確実な情勢となった決選投票は国会議員票の比重が高まるため、派閥の力を示す好機とみている。


 第3派閥の竹下派(51人)は27日、党本部で会合を開き、事実上の自主投票を確認した。会長代行の茂木外相は同派所属議員の意向について「現状では、岸田氏を支持したいという声が多かった」と報告した。ただ、河野太郎行政・規制改革相と高市早苗・前総務相、野田聖子幹事長代行を支持する議員もいたとして、「最大限尊重する」と明言した。

 同時に、茂木氏は「決選投票では、できる限りまとまって対応したい」と強調した。茂木氏は、決選投票に岸田氏が残った場合は派の大半を岸田氏支持でまとめるシナリオを描く。

7337チバQ:2021/09/28(火) 08:50:15
河野政権だと、石破幹事長、小泉官房長官
として。

岸田政権だと、甘利か茂木幹事長ですかね。ポスト岸田狙いで林芳正官房長官?(それか根本匠?)高市も重要ポストが必要だな

7338とはずがたり:2021/09/28(火) 20:00:36
甘利が前懸かってるので甘利が2Aの名代として幹事長なんじゃないでしょうかね。高市副総裁とか!?出世するなあ。。

7339とはずがたり:2021/09/28(火) 20:22:35
まあべつに凄い事を云った訳では無くて派閥ってのは本来こういうものである。

二階幹事長「対応したくない人は出て行ってもらう」 総裁選の決選投票、派閥で結束する方針
2021年9月28日 13時40分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/133533

 自民党の二階俊博幹事長は28日の会見で、総裁選が決選投票にもつれ込んだ場合の二階派の対応について、「(派閥でまとまった)対応したくない人は出て行ってもらうよりしょうがないよね。ちょっと愚問じゃないかな。こういうプロの世界では」と述べ、二階派としてまとまって行動する考えを示した。
 記者が「若手から派閥一任ではなく自分の判断で投票する 環境を作ってほしいと要望があり、自主投票の派閥が多い」と質問すると、二階氏は「地域の期待を背負って出てきているわけですから。見識を持って自信を持って自らの信ずる所を、投票行動を行っていただきたい」と、個人の判断を尊重する考えを示した。
 ただ1回目の投票で決着がつかず、上位2人による決選投票となった場合は、「対応したくない人は出て行ってもらうよりしょうがないよね」などと述べ、二階派で結束する考えを示した。派としてだれに投票するかについては「まだそこはよく相談をして対応したいと思います」と述べるにとどめた。

7340チバQ:2021/09/28(火) 22:09:43
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20210928k0000m010327000c.html
自民総裁選、29日投開票 決選投票なら「岸田氏優位」の見方も
2021/09/28 20:26毎日新聞

自民総裁選、29日投開票 決選投票なら「岸田氏優位」の見方も

オンラインで行われた「オープンタウンミーティング」で、参加者の質問に答える(左から)河野太郎氏、岸田文雄氏、高市早苗氏、野田聖子氏=東京都千代田区の自民党本部で2021年9月26日、いずれも宮間俊樹撮影

(毎日新聞)

 菅義偉首相の後継総裁を決める自民党総裁選は29日、投開票される。1回目の投票でいずれの候補も過半数に届かず、河野太郎行政改革担当相(58)=麻生派=と、岸田文雄前政調会長(64)=岸田派=が決選投票に進んだ場合、党内では国会議員票で優勢な岸田氏が有利との見方が出ている。ただ、高市早苗前総務相(60)=無派閥=が追い上げるなど各陣営の争いは激しさを増している。

 総裁選には野田聖子幹事長代行(61)=無派閥=も立候補している。

 総裁選は382票の国会議員票と同数が党員・党友票に与えられているため、党員票でリードする河野氏は1回目の投票で1位になる可能性が高いとみられるが、勝利に必要な過半数の獲得は難しい状況だ。

 岸田氏は1回目の投票で2位に入り、上位2人による決選投票で逆転勝利するシナリオを描いている。決選投票は382票の国会議員票と都道府県票47票で行われるため、国会議員の動向が大きく左右する。岸田氏の陣営は高市氏陣営に対し、どちらかが河野氏に続いて2位になった場合は決選投票で協力する「2位3位連合」に向けた調整を進めている。ただ、高市氏も支持拡大を進め、両氏の2位争いは激しさを増しており、岸田氏は28日の岸田派会合で「開票が終わるまで予断は許されない。結果が出るまで戦い続ける」と引き締めを図った。

 これに対し、河野氏は28日の記者会見で「国民の声にきちんと耳を傾けた総裁選が行われるものと信じている」と述べ、「2位3位連合」の動きをけん制した。陣営は決選投票にもつれ込むことを見越して国会議員への働きかけを強めている。

 高市氏は28日、東京都千代田区の日枝神社を参拝し、記者団に「今日までいい選挙戦を戦わせてもらったことにお礼を申し上げた。人事を尽くして天命を待つ」と語った。野田氏は国会内で開いた陣営の会合で「最後まで一番を目指して頑張り抜く」と強調した。【堀和彦、小田中大】

7341チバQ:2021/09/28(火) 22:11:19
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-210928X218.html
「勝ち馬」乗って結束腐心=人事で処遇期待―自民派閥
2021/09/28 19:55時事通信

 29日投開票の自民党総裁選で、二階派など独自候補不在の派閥は決選投票にもつれ込んだ場合、できるだけ結束して対応しようと躍起となっている。「勝ち馬」に乗って勝利に貢献したとアピールし、その後の党役員・閣僚人事での処遇を期待しているためだ。

 二階派は28日の総会で決選投票での対応を協議し、1回目の投票と同様、自主投票を確認した。ただ、会長代行の河村建夫元官房長官は出席者に「迷った場合は会長や幹部に相談いただきたい」と念押しした。

 同派には全4候補の支持者が混在しているため、特定候補へ強引に集約すればあつれきが生じかねない。それでも「相談」を促すのは、総裁選後の人事をにらんで派の大半をまとめ、「勝ち馬に乗って党4役の一角を押さえたい」(幹部)との狙いがあるとみられる。

 実際、会長の二階俊博幹事長は総会に先立つ記者会見で決選投票でまとまった対応を取るか問われ、「(まとまって)対応したくない人は出ていってもらうしかない。愚問じゃないか、プロの世界では」とどう喝とも取れる答弁。若手からは「会長の意向を忖度(そんたく)しろということなのか」と戸惑う声が出た。

 二階氏はこれまで支持候補を表明せず、同日の会見でも「まだ決めていない」と述べた。この後、候補者の高市早苗前総務相(60)と河野太郎規制改革担当相(58)の訪問をそれぞれ受けたが、「頑張れ」と激励しただけだった。幹事長として政局を切り回してきた二階氏の沈黙に、党内からは「不気味だ」(細田派中堅)と警戒する向きもある。

 一方、同じく候補不在の旧竹下派は、会長代行の茂木敏充外相が会見で「大半が岸田氏支持でまとまった」と強調。勝ち馬を岸田文雄前政調会長(64)と見る同派幹部は決選投票に関し、所属議員51人のうち45人以上が岸田氏に投票するとの見方を示した。石原派は臨時総会で、会長の石原伸晃元幹事長が「一致協力して当たろう」と呼び掛けた。 

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021092801019&g=pol
「2-3位連合」焦点 自民総裁選、決選投票確実―29日投開票
2021年09月28日20時32分

【図解】自民総裁選の仕組み
【図解】自民総裁選の仕組み


 菅義偉首相の後継を選ぶ自民党総裁選は29日、党所属国会議員による投票が行われ、郵送などで投じられた党員・党友票と合わせて開票される。4候補とも1回目で過半数を獲得する勢いはなく、上位2人の決選投票に進むのは確実。「2-3位連合」の成否が焦点だ。
 議員や陣営への取材を基に最終盤の情勢を探ると、党員票では河野太郎規制改革担当相(58)、議員票では岸田文雄前政調会長(64)が先行し、党員票でも議員票でも高市早苗前総務相(60)が迫る。河野氏が1回目でトップに立つとみられるが、過半数には至らず、「河野氏と岸田氏」か「河野氏と高市氏」の組み合わせの決選投票となる公算が大きい。
 岸田、高市両陣営で「2-3位連合」を組み、決選投票で河野氏を追い落とそうという動きが出る中、河野陣営からは「厳しい情勢」(坂本哲志地方創生担当相)との声が漏れた。河野氏は閣議後の記者会見で「自民党が国民の声に耳を傾ける政党だと衆院選前に世の中に知らしめることが大事だ」と「2-3位連合」をけん制した。
 一方、岸田氏は岸田派の会合で「着実に支持を積み上げてきたと手応えを感じている」と強調。同時に、「開票が終わるまで決して予断は許されない。一つのミスが大きく勝敗に影響する」と述べ、緊張感を保つよう呼び掛けた。
 高市氏は国会近くの神社で必勝を祈願した後、記者団に「すがすがしい気持ち。人事を尽くして天命を待つ」と語った。これに先立ち、支持候補を明らかにしていない二階俊博幹事長を党本部に訪ねた。
 野田聖子幹事長代行(61)は選対本部の打ち上げ式で、「最後まで1番を目指して頑張り抜く」と強調した。
 党員投票は28日に締め切りを迎えた。29日は東京都内のホテルで午後1時に国会議員の投票が始まり、決選投票になれば同3時40分ごろに結果が判明する見通し。
 1回目は議員票と党員票各382票の計764票で争われる。党員票は各候補の得票数に基づいてドント方式で配分される。決選投票では議員票は382票のまま、党員票は都道府県各1票の計47票に圧縮される。上位2人のうち得票数が多かった方が各都道府県の1票を獲得する方式だ。

7342チバQ:2021/09/28(火) 22:12:38
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-pol2109280003.html
「政治のプロ」に聞く新政権人事予想! 高市新総裁で「岸田幹事長」、岸田総裁なら「高市官房長官」、河野新総裁なら「石破幹事長、小泉官房長官」か 自民党総裁選あす投開票
2021/09/28 17:05夕刊フジ

「政治のプロ」に聞く新政権人事予想! 高市新総裁で「岸田幹事長」、岸田総裁なら「高市官房長官」、河野新総裁なら「石破幹事長、小泉官房長官」か 自民党総裁選あす投開票

石破氏

(夕刊フジ)

 自民党総裁選はあす29日、投開票が行われる。河野太郎行革担当相と、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相が激しく競り合い、野田聖子幹事長代行が追いかけている。事実上、上位3人の三つどもえだが、新総裁・新首相次第で、政権中枢の布陣は大きく変わりそうだ。中でも、党の「人事とカネ」を握る幹事長と、政権のスポークスマンである官房長官の人事は注目される。果たして、自民党は一致結束して衆院選に突入できるのか。永田町をウオッチする「政治のプロ」に聞いた。

 ◇

 「誰が総裁になっても、かなり難しく悩める人事になるだろう」

 政治評論家の小林吉弥氏はこう語った。すでに幹事長と官房長官については、さまざまな名前が取り沙汰されている=別表。

 まず、河野氏が新総裁・新首相になった場合だが、「あくまで新政権は『選挙管理内閣』だ。国民的人気の高い石破茂元幹事長が幹事長、小泉進次郎環境相が官房長官になれば、衆院選も勝てるだろう」(若手議員)などとそろばんを弾く。

 だが、小林氏は「面白い考えだが、絵の描いた餅だ。その組み合わせでは、政権そのものが機能しないだろう」と指摘した。

 背景には、麻生太郎副総理兼財務相や安倍晋三前首相を中心とする、石破氏への強烈なアレルギーがある。石破氏は麻生政権末期、現職の農水相でありながら麻生氏に直接退陣を迫った。安倍政権下でも「後ろから鉄砲」を撃つような言動が目立った。党内不満が爆発するとの見立てだ。

 では、誰なら適任か。

 小林氏は「挙党体制を築くには、岸田氏がいいだろう。総裁選で激突した相手だが、総裁と幹事長は別の派閥という『総幹分離』の慣例に沿い、一致結束の姿勢を示すことになる。麻生氏も、将来の『大宏池会』構想をにらんで納得するはずだ。ただ、二階俊博幹事長が『岸田幹事長』に断固反対する可能性がある。そうなると、河野氏と同じ麻生派だが、安倍氏に近く、総裁選で岸田氏を推していた甘利明税調会長もある」と語った。

 岸田氏は、党役員の任期に「1期1年、3期まで」という党改革を打ち出し、事実上、二階氏続投を認めない流れをつくった。

 進次郎氏については、河野氏が21日、党内若手議員でつくる「党風一新の会」主催の意見交換会で、「党改革をするなら、幹事長は、はっちゃけていい」と、サプライズ登用も匂わせていた。

 小林氏は「進次郎氏に、390人近い国会議員や全国の地方組織をまとめる幹事長職は無理だ。現実的には、あくまで『選挙の顔』として官房長官に起用するくらいが妥当だろう」と語った。

 では、「岸田政権」の場合、人事はどうなりそうか。

 政治評論家の伊藤達美氏は、幹事長には、麻生派の甘利氏や鈴木俊一氏、細田派の塩谷立氏の名前も挙げ、「甘利氏は、麻生派のベテラン勢が総裁選で『岸田支持』に回る流れをつくった。鈴木、塩谷両氏は地味だが、実直な党運営が期待でき、党内融和も図れる」と語った。

 官房長官には、「高市氏が適任だ。総裁選で明確になったが、政策通で説明能力にもたけている。高市氏は、決選投票での『2位3位連合』での連携がささやかれる」と語った。

 高市氏が新総裁・新首相になれば、どうなりそうか。

 伊藤氏は「高市氏が総裁になれば、逆に、岸田氏の幹事長もあり得る。岸田氏には『聞く力』もあるし、適任だ」と語った。

7343チバQ:2021/09/28(火) 22:12:51
 ■高市政権ならば安倍氏「副総理兼外相」も

 政治ジャーナリストの安積明子氏は、あえて西村康稔経済再生相を幹事長に登用する可能性を示し、「高市氏を強力に支援してきた安倍氏にも、細田派の事実上のオーナーである森喜朗元首相にも近く、信頼も厚い。失言に気を付ければ務まるだろう」と語った。

 官房長官には今回、高市選対事務総長として汗をかいた城内実元外務副大臣を予想した。城内氏は、元外務官僚で、父は警察庁長官を務めるなど霞が関にも人脈を誇る。

 伊藤氏も「城内氏は弁が立ち、説明能力が高い」とした。

 このほか、注目の人事はありそうか。

 伊藤氏は「高市政権ならば、安倍氏が『副総理兼外相』などの立場で再び、国際舞台に出ていくことも考えられる。すぐにではなく、新総裁任期3年の間ではないか」と分析した。

7344チバQ:2021/09/28(火) 22:13:56
>>7339とは違いますね
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_TEWRZPHZJBPZHPYYCF4QBEUM6Q.html
総裁選ドキュメント 二階派、決選投票も自主投票
2021/09/28 17:39産経新聞

総裁選ドキュメント 二階派、決選投票も自主投票

自民党役員会に臨む二階俊博幹事長=28日午前、東京・永田町の自民党本部(松井英幸撮影)

(産経新聞)

自民党総裁選(29日投開票)をめぐり、二階俊博幹事長率いる二階派(志帥会、47人)は28日の会合で、決選投票になった場合も自主投票とする方針を確認した。会合後、河村建夫元官房長官が「気持ちは一つだが、それぞれの立場を尊重したい」と記者団に語った。

二階派は、1回目の投票は自主投票とし、決選投票は結束して行動することを目指していた。しかし、若手議員を中心に河野太郎ワクチン担当相を推す声が強い一方、高市早苗前総務相を支持する議員もいるため、意見集約が難しい状況となっていた。

7345チバQ:2021/09/28(火) 22:17:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c55773b625519c3786f87e21d565ad6539db5e8
麻生太郎氏が恐れる「河野家への大政奉還」 総裁選後に麻生派空中分解も
9/28(火) 7:05配信


NEWSポストセブン
麻生太郎・副総理が懸念することとは…(写真/共同通信社)

 まもなく投開票の日を迎える自民党総裁選。この国の舵取りを担うトップを決める選挙であるはずなのに、クローズアップされるのは候補者本人ではなく、「どの“重鎮”が誰を推しているか」ということばかりだ。麻生太郎・副総理は総裁選でテンションが上がりすぎてコロナをめぐる”舌禍事件“まで起こした。


「外で飯を食うな、人に会うな等々、制限をいつまでされるおつもりなのか、その根拠は何なのか、本当にそれが必要で効果があったものなのか」(9月21日の記者会見)

 副総理の立場にありながら、政府のコロナ対応をそう批判。国民にすれば、“お前が言うのか”と呆れる無責任ぶりだが、この人、“コロナは俺の仕事じゃない”とばかりに、総裁選での河野太郎・規制改革相潰しに本気も本気になっていた。

「学級委員の選挙と訳が違う。これは権力闘争だ」

 派閥の緊急総会でそのように檄を飛ばし、他の総裁候補ではなく、派閥会長の座を脅かす身内の河野氏との権力闘争に突入した。

 これまでも麻生氏は河野氏の総裁選出馬にことごとく“待った”をかけてきた。昨年9月の総裁選では、出馬に動いていた河野氏を呼び出し、

「おまえの父親は首相になれなかった総裁だ。俺も首相は1年で終わった。焦らないほうがいい。必ず良い機会は来る」

 そう説得して断念させたとされる。

 河野氏は過去1度、麻生内閣が総選挙に大敗して自民党が野党に転落した2009年総裁選に出馬したが、このときも「麻生さんは出馬にいい顔をせず、河野さんに推薦人を出して応援したのは菅(義偉)さんのグループだった」(麻生派議員)。

 それもこれも、「河野家への大政奉還」を恐れているからだ。麻生氏は河野氏の父・洋平氏(元自民党総裁、元衆院議長)から引き継いだ弱小派閥に、旧山崎派の甘利明グループ、旧谷垣派の佐藤勉グループ、旧山東派を合併させて細田派に次ぐ党内第2派閥へと拡大した。“俺が派閥のオーナー”という意識が強い。

 しかし、“創業家”出身の河野氏が総裁選に出馬すれば、麻生派は「河野派」へと世代交代し、派の実権を奪われかねない。権力を維持するために、80代の麻生氏は、60歳に近い河野氏に「まだ早い」「時期を待て」と言い続けてきたのだ。それが今回、河野氏の出馬で派閥は大混乱に陥った。麻生派の中堅議員が語る。

「派内は岸田支持に回った甘利さんと河野さんとの事実上の跡目争いになっている。こうなっては麻生会長も収拾できない。河野さんが勝てば河野派に衣替えして外様の一部の議員が離脱し、負けたら河野さんのほうが派を割って出るだろう」

 こちらも権力基盤の麻生派が総裁選後に空中分解を起こしそうだ。

※週刊ポスト2021年10月8日号


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