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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

6669名無しさん:2021/03/30(火) 19:07:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ad6ea57c8047b689119bba79259a8fafe41b08e
二階氏「解散で立ち向かう」 不信任案検討の野党を牽制
3/29(月) 21:20配信
朝日新聞デジタル
 自民党の二階俊博幹事長は29日の記者会見で、野党側が内閣不信任案を提出した場合、解散・総選挙の大義となるか問われ、「自民党幹事長としてはそうした場合に直ちに解散で立ち向かうべきだという風に(菅義偉首相に)進言をしたい」と述べ、提出を検討している野党側を牽制(けんせい)した。

 内閣不信任案をめぐっては、立憲民主党の安住淳国会対策委員長が「4月中でも5月中でも出すことはありうる」などと言及している。これに対して二階氏は会見で「解散覚悟のうえでそれぞれの党は意見を述べるべきだ」と批判。「不信任案を出してくる限りは与党は解散に打って出る覚悟を持っている」と語った。

 また、次期総裁に誰がふさわしいかと問われ「現総裁が国民の信頼を得て立派に活躍しておられる。再選に向けて決意を新たにされた場合、党は全面的に支援をする」と述べ、菅首相を支援していく考えを改めて示した。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/fbec66292b8adec6a59f89c1567a3793fe03ffb9
二階幹事長、不信任案提出なら「解散進言したい」 立憲をけん制
3/29(月) 20:45配信
毎日新聞
 自民党の二階俊博幹事長は29日の記者会見で、立憲民主党が今国会で内閣不信任決議案を提出する構えを見せていることに対し、「(不信任案提出なら)ただちに(衆院)解散で立ち向かうべきだと(菅義偉首相に)進言したい」と述べた。「いつでもどうぞ」と挑発した上で、「それだけの覚悟の上で、それぞれの党は意見を述べるべきだ」と述べ、立憲側をけん制した。

 また、首相が9月の自民党総裁選に再出馬した場合の対応について「再選に向けて決意を新たにされた場合、党は全面的に支援する」と、支持する考えを示した。【野間口陽】

https://news.yahoo.co.jp/articles/bdeebbd6aafe063c3c65357f300609af7d2e2382
不信任案なら「解散進言」 自民幹事長、野党側をけん制
3/29(月) 19:52配信
時事通信
 自民党の二階俊博幹事長は29日の記者会見で、野党が6月16日までの今国会会期中に内閣不信任決議案を提出した場合、菅義偉首相(党総裁)に「直ちに衆院解散で立ち向かうべきだと進言したい」と明言した。

 立憲民主党の安住淳国対委員長は28日のNHK番組で、内閣不信任案について「(提出を)準備したい」と発言。これに対し、二階氏は「解散を覚悟の上で、各党は意見を述べるべきだ。与党は解散に打って出る覚悟を持っている」と指摘し、野党側の動きをけん制した。

 9月末の党総裁任期切れに伴う総裁選に関しては、「現総裁が国民の信頼を得て立派に活躍している。総裁が再選に向けて決意した場合、全面的に支援することを考えている」と述べ、菅氏の再選を支持する考えを強調した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/73cefae8ee57882ac6a504cc57bdb8b8ad9473ca
二階氏、不信任案提出なら「直ちに解散で立ち向かうべきだ」
3/29(月) 19:22配信
産経新聞
 自民党の二階俊博幹事長は29日の記者会見で、立憲民主党などが今国会で内閣不信任決議案を提出した場合の対応について「幹事長としては、直ちに解散で立ち向かうべきだと進言したい」と語った。「不信任案を出してくる限りは与党は解散に打って出る覚悟を持っている。だから、いつでもどうぞ」と野党を牽制(けんせい)した。

 立民の安住淳国対委員長は28日のNHK番組で、内閣不信任決議案の提出について「長期自民党政権に、われわれの考え方を伝える重要な方法だ。準備したい」と語っていた。

6670名無しさん:2021/03/30(火) 19:08:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0ee146bde194e2654496d424905c8b4b1693d16
内閣不信任案なら解散進言 自民二階氏、野党けん制
3/29(月) 19:14配信
共同通信
 自民党の二階俊博幹事長は29日の記者会見で、菅政権に対する内閣不信任決議案提出に言及する野党をけん制した。「私は衆院解散権を持っていないが、不信任案を出してきた場合、直ちに解散で立ち向かうべきだと菅義偉首相に進言したい」と語った。

 野党が不信任案提出に触れる場合は口先だけでなく、解散を覚悟した上で党の意見を述べるべきだと指摘。「不信任案はもちろん否決するが、解散を望むならばわれわれは受けて立つ。与党は解散に打って出る覚悟を持っている」と強調した。

 不信任案を巡っては28日、立憲民主党の安住淳国対委員長がNHK番組で「重要な方法だ。準備したい」と表明した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7c73d5467ed2d044998bf8beff0b22f0b4275959
二階幹事長 不信任なら“解散” 首相に“進言したい”
3/29(月) 19:05配信
TBS系(JNN)
 自民党の二階幹事長は野党が内閣不信任決議案を提出した場合、衆議院の解散・総選挙を菅総理に進言したいとの考えを示しました。

 「不信任案を出してくるかぎりはね、私はただちに解散で立ち向かうべきだというふうに進言をしたいと思います」(自民党 二階俊博幹事長)

 二階幹事長はこのように述べ、野党が内閣不信任案を提出した場合、「与党は解散にうって出る覚悟を持っている」と述べ、菅総理に解散を進言したいとの考えを示しました。

 内閣不信任案をめぐっては、先週、立憲民主党の安住国対委員長が“私が責任者であるかぎり、菅政権に対して最後は提出しなければいけない”として、野党間で意見が一致した場合には、今の国会で野党共同で不信任案を提出する可能性について言及しています。(29日18:48)

最終更新:3/29(月) 19:05
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/e5c251a5196f2b9277476a22ba636477d96fe42b
内閣不信任案提出ならば衆院解散と二階氏
3/29(月) 18:51配信
共同通信
 自民党の二階俊博幹事長は29日の記者会見で、野党が内閣不信任決議案を提出した場合の対応に関し「直ちに衆院解散で立ち向かうべきだと進言したい」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c0ee146bde194e2654496d424905c8b4b1693d16
内閣不信任案なら解散進言 自民二階氏、野党けん制
3/29(月) 19:14配信
共同通信
 自民党の二階俊博幹事長は29日の記者会見で、菅政権に対する内閣不信任決議案提出に言及する野党をけん制した。「私は衆院解散権を持っていないが、不信任案を出してきた場合、直ちに解散で立ち向かうべきだと菅義偉首相に進言したい」と語った。

 野党が不信任案提出に触れる場合は口先だけでなく、解散を覚悟した上で党の意見を述べるべきだと指摘。「不信任案はもちろん否決するが、解散を望むならばわれわれは受けて立つ。与党は解散に打って出る覚悟を持っている」と強調した。

 不信任案を巡っては28日、立憲民主党の安住淳国対委員長がNHK番組で「重要な方法だ。準備したい」と表明した。

6671名無しさん:2021/03/30(火) 19:09:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea0c9ba082280ad0716aa422ea91679e050bdfc6
二階幹事長「他山の石」発言の本当の問題点
3/29(月) 21:05配信
ニューズウィーク日本版
<河井元法相が公選法違反裁判で一転して罪を認め、議員辞職する見通しになった。事件について、自民党の二階幹事長が「他山の石」と評したことが「他人事のよう」と責められている。二階氏は「言い間違えた」のだろうか>
2019年7月の参議院選挙における公職選挙法違反(買収)の罪に問われていた河井克行元法相は、3月23日から始まった被告人質問でこれまでの無罪主張を改め、起訴事実の大半を認めるとともに、25日には議員辞職願を衆議院に提出した。近く開かれる衆議院本会議で河井元法相の議員辞職が認められる見込みだ。【北島 純(社会情報大学院大学特任教授】

いま問題となっているのは、被告人質問の約1時間前、自民党本部でなされた二階俊博幹事長の発言だ。二階幹事長は「党としても他山の石としてしっかり対応していかなくてはならない」と述べたが、この「他山の石」の解釈を巡って議論が起きている。

野党サイドやSNSでは、二階幹事長の発言を「他人事のようで、無責任」だと批判する声が多くあがっている。一方で、そのような批判は的外れであり、「他山の石」に「他人事」という意味はないという指摘もなされている。はたしてどう考えればよいのだろうか。

2005年に公表された文化庁の「平成16年度『国語に関する世論調査』の結果について」によれば、「他山の石」を、「他人の誤った言行も自分の行いの参考となる」という本来の意味で使っている人が26.8%だった。これに対して、「他人の良い言行は自分の行いの手本となる」という意味で使っていた人は18.1%、分からないと回答した人が27.2%だった(調査対象:全国の16歳以上の男女3,000人、有効回収数2,179人)。

<「他山の石」に共通理解なし>

つまり、「他山の石」という言葉の意味が「分からない」とする回答が最も多く、「良い手本」となるという意味で理解している人も相当数いた。やや古い調査ではあるが、二階幹事長発言が議論となっているのは、国民の間で、この言葉について一義的な共通理解がないことが背景としてあろう。

他人の良い行いをお手本にするという解釈は、文化庁によれば、本来の意味とは異なるとされている。では、「他山の石」を、他人の「悪い行い」、「誤った言行」も自分の行いの参考となるという意味だとした場合、「他人」とは誰を指すのか。

今回の「他山の石」発言を批判する側からすれば、河井前法相による買収事件は自民党の中枢で起きたことであり、他ならぬ自民党の幹事長が、参議院選挙当時自民党員であった河井前法相の事件を「他人」というのは、当事者意識を欠くものでおかしいということになる。

6672名無しさん:2021/03/30(火) 19:10:46
>>6671

<「他山の石」の出典元を確認すると>
ここで、「他山の石」の出典となった『詩経』を確認してみよう。『詩経』は中国最古の詩集で四書五経の一つ。国風・雅・頌の三編からなるが、「他山の石」は雅(小雅)の「鶴鳴」に登場する。次のような内容だ。

鶴鳴于九皐 聲聞于野
魚潜在淵  或在于渚
樂彼之園
爰有樹檀  其下維擇
佗山之石  可以為錯
 
鶴鳴于九皐 聲聞于天
魚在于渚  或潜在淵
樂彼之園
爰有樹檀  其下維穀
佗山之石  可以攻玉

故白川静・立命館大学名誉教授によれば、その意味は、

「澤深く 鶴が鳴き その声が野に透る 魚は淵にひそみ 時に渚に遊ぶ 樂しい園に 樹(う)えた檀がある その下には落葉 他山の石も 我が玉を磨くべきぞ

澤深く 鶴が鳴き その声が天に透る 魚は渚に遊び 時に淵にひそむ 樂しい園に 樹えた檀がある その下には楮(こうぞ) 他山の石も 我が玉を磨くべきぞ」

というものだ(東洋文庫『詩経雅頌1』(白川静訳注)平凡社1998、130-132ページ)。

鶴鳴(かくめい)は、明治期文明開化の象徴とされた鹿鳴館(現・千代田区内幸町)の鹿鳴(ろくめい:宴会の意)ほど有名ではないが、野や天に鶴の声が通ること。鶴の姿は見えないことが多いので、才能があるが世間から認められていない賢者を例えて「鶴鳴之士」とも言う。楮は梶の木(クワ科)の植物で、この詩では雑木の意味だ。「錯」は砥石、「攻玉」は玉を磨き切磋すること。ちなみに「檀」は香木の名前で、「まゆみ」と読む。

白川静によれば、「詩意の明らかにしがたいところがあるが、他山の石を以て切磋することをいうのは、教誨の旨と解してよい」とされている。教誨(きょうかい)とは、刑務所の教誨師と同じで「教え諭す」という意味であり、単に自然の美を謳い上げた祭事詩にとどまらず、教訓を記した詩ということだ。

つまり、「他山の石」はやはり「人の振り見て我が振り直せ」という教訓に限りなく近い意味を持つというべきであり、このような『詩経』の原義に忠実であるならば、「他」とはまさしく「他の人」(自分以外の人)と解するべきということになろう。

とすると、今回の二階幹事長発言は少なくとも言葉の意味としては正しいと思われるが、いかがであろうか。

なお、「他山の石」について、「在野の賢人を迎え入れる」意味だとする解釈や、新婚を祝福する句だとして「嫁ぎし他国の娘も、玉を磨く砥石のごとく立派な妻となろう」とする解釈もある(『新釈漢文大系111 詩経 中』石川忠久著、明治書院1998、269ページ)。

<当事者意識を持って説明・再発防止できるか>

とはいえ、河井前法相夫妻による買収原資となった1億5000万円の実態解明という点で、国民の納得が得られる説明はいまだ尽くされていないことも事実だ。今回の幹事長発言は、「他山の石」という言葉の解釈が正しいかどうかが本質なのではなく、正しい意味の用法であったとしても国民から批判を浴びてしまうという、その政治状況こそが本質的な問題だ。

河井前法相は3月25日に発表した所感で、「皆様の信頼を裏切ってしまったこと、万死に値すると考えます。お金で人の心を「買える」と考えた自らの品性の下劣さに恥じ入るばかりです。この度の件については、裁判の場で誠心誠意丁寧に説明責任を果たして参る所存です」と述べている。

今回の選挙買収事件は民主政の手続的正当性という根幹を揺るがすものだ。買収資金の出所詳細も含めて、事件の実態を解明することが必要であり、河井夫妻の冷徹な切り捨てで終わりということにはなるまい。「政治とカネ」を巡る問題が相次いでいる。自民党は当事者意識をもって丁寧に説明責任を果たした上で、再発防止策を具体化しない限り、今回の事件を「他山の石」とすることは難しいだろう。

6673名無しさん:2021/03/30(火) 19:13:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/84d71736acb26f4868c611192bfaa21d0f2651f7
元タレントの森下千里氏、自民・二階氏と面会
3/29(月) 19:09配信
産経新聞
 次期衆院選で宮城5区からの出馬を目指している元タレントの森下千里氏(39)が29日、自民党宮城県連会長の西村明宏元官房副長官とともに二階俊博幹事長と党本部で面会した。西村氏は宮城5区の公認候補となる同区支部長に森下氏を任命するよう申請した。

 森下氏は面会後、記者団に「旅番組などで国内各地を回った中で、本当に日本は素晴らしい国だなと思うことがあり、その地域や、出会った方々に恩返しがしたいという気持ちが膨らんできた」と出馬の理由を語った。

 森下氏は名古屋市出身だが「今年は(東日本大震災の)震災10年という大きな節目だが、風化させないという意味でも自分でできることがあると思い決意した」と、同区からの出馬の理由を語った。同区は、立憲民主党の安住淳国対委員長が現職。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0586965d40cfd4b7f3f431642bbc27efbacf8800
元タレント森下千里氏、自民党本部で二階氏らと面会
3/29(月) 19:00配信
日刊スポーツ
元タレントの森下千里氏(39)が29日、東京・永田町の自民党本部を訪れ、二階俊博幹事長ら党幹部に、宮城第5支部の新支部長就任を報告し、正式申請を行った。党内の承認手続きを経て、次期衆院選では宮城5区(石巻市、東松島市など)から、公認候補として立候補する。

森下氏は政界転進について「政治の道というのは昔から興味があったが、芸能界にいると、そういう発言などができなかった。旅番組などで日本中を回させていただいた中で、本当に日本って素晴らしい国だなと思い。その地域のために、出会った方々に恩返しがしたいという気持ちが膨らんできた」と説明した。

名古屋市出身で、東日本大震災では被災での炊き出しやチャリティー活動を行った。「自分が好きで、自分が選んでその地を訪れる。または住む。その地を盛り上げていきたい気持ちは出身ではない方でも思うことはある。私もその1人」とした。そして「特に今年は東日本大震災から10年という大きな節目ではありましたが、風化させないという意味でも、自分で出来ることがあるのではないかと、決意した」と語った。

宮城5区の現職は立憲民主党の安住淳国対委員長で8期連続で当選した強さを誇る。森下氏は「本当に胸を借りるつもりで」と、選挙戦を見据えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ae08ee50d33da7017c11574e94b228f86dec7ef5
森下千里氏 候補者手続きで自民党本部訪問 愛知出身なのに…なぜ宮城で出馬?
3/29(月) 18:50配信
東スポWeb
 元タレントの森下千里氏(39)が29日、衆院宮城5区の候補者になる手続きのために自民党本部を訪れた。森下氏は宮城県石巻市を中心とした同区からの出馬を目指している。

 27日に地元県連は森下氏が同区支部長になることを承認。次のステップとして党本部で二階俊博幹事長ら幹部の決済を受ける必要があり、この日はあいさつと申請を兼ねての訪問となった。

 あいさつ後、森下氏が記者団の取材に応じた。政治の道を志した理由を聞かれると「昔から興味がありましたが、芸能界にいますとそういう発言はできなかったので、なかなか20代の時は深く考えてきませんでした。30歳を過ぎたころから『日本っていうものは何だろうか』と思うようになりました」と、徐々に政治について考えるようになったと明かした。

「というのは旅番組などで日本中を回らせていただいた中で、本当に日本って素晴らしい国だなあと思うことがあり、その地域や出会った方々に恩返しをしたいという気持ちが膨らんできました。自分が何を目指していくかという中で政治の道にぜひ行きたいなと思いました」

 愛知県出身なのに宮城県の選挙区なのはどうしてかとの疑問には「出身ではないですが、自分が好きでとか、自分が選んでその地を訪れる、または住む、そこの地を盛り上げていきたい気持ちは出身でない方でも思うことがあると思うんですね。私もその1人です」と訴えた。

 続けて「特に今年は震災10年という大きな節目がありましたが、それを風化させないという意味でも自分ができることがあるのではないかと決意しました」と東北の選挙区である理由を語った。

 選挙となったら対立候補は立憲民主党の安住淳国対委員長(59)になる。8回連続当選という強者だが…。「私としては胸を借りるつもりというか、いろいろ教えていただくこと、そして地域のためなら共に考えることもあるのかなと思っています」と森下氏。正式な候補者となるのはもうすぐだ。

東京スポーツ

6674名無しさん:2021/03/30(火) 19:14:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/773da5838db29d946a69243aa8634c7282099f6c
二階氏、次期総裁選も首相支持
3/29(月) 20:17配信
産経新聞
 自民党の二階俊博幹事長は29日の記者会見で、菅義偉首相の総裁任期満了(9月末)に伴う次期総裁選にふさわしい候補について問われ、「現総裁が国民の信頼を得て立派に活躍している。総裁が再選に向けて決意を新たにされた場合、党は全面的に支援することを考えている」と述べた。

6675名無しさん:2021/03/30(火) 20:57:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b9299b84aeb778692e505439434fa3408a8b68f
自民・二階幹事長、解散めぐる野党の応酬「結構。それが研鑽」
3/30(火) 12:37配信
産経新聞
 自民党の二階俊博幹事長は30日午前の記者会見で、衆院解散・総選挙をめぐって、立憲民主党の福山哲郎幹事長が「新型コロナウイルスの状況で解散できるならどうぞ。いつでも受けて立つ」と述べたことについて、「大いに結構ではないか。与党も野党も互いに相手が強くなったらこっちも強くなる。それが研鑽(けんさん)だ」と歓迎した。

 二階氏はその上で、「国民に『なるほど』といわれるような国政選挙を展開していくためには、日ごろから野党の皆さんがやる努力の3倍ぐらいは自民党はやらないといかんと思っている」と語った。

 二階氏は29日の記者会見で、野党が今国会で内閣不信任決議案を提出した場合は「直ちに解散で立ち向かうべきだと(菅義偉=すが・よしひで=首相に)進言したい」と発言。それを受けて福山氏が応酬していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a0a2d592e334ddfbac1cfeae1cd9ff1a828eef6
“五輪前の解散・総選挙”の見方も 与野党内で浮上
3/30(火) 18:29配信
TBS系(JNN)
 「不信任案が提出されればただちに解散を」。衆議院の解散総選挙をめぐる自民党・二階幹事長の発言が波紋を広げています。菅総理が沈黙を続ける中、オリンピック前の解散総選挙の見方も与野党双方から出始めました。

 「自民党幹事長としては、そうした(内閣不信任案が出された)場合に、私はただちに解散で立ち向かうべきだというふうに進言をしたいと思います」(自民党 二階俊博幹事長 きのう)

 二階幹事長は、立憲民主党など野党が内閣不信任案が提出した場合、菅総理に解散・総選挙を進言する考えを示しました。菅総理が29日、安倍前総理と50分にわたって内政や外交について会談したことも相まって、二階氏の発言はさまざまな憶測を呼んでいます。

 「党内を引き締める狙いなんだろうね。常在戦場ということだよ」(自民党若手議員)

 「(解散・総選挙は)いつあってもおかしくないと私は思ってません。コロナ対策、やるべきことをやはりしっかりやる必要があると思っています」(菅義偉首相 26日)

 菅総理は先週、早期の解散総選挙には慎重ともとれる発言をしました。関係者によりますと、菅総理は周囲に来月から始まる高齢者へのワクチン接種の道筋をつけることに全力で取り組む考えを示したということです。裏を返せば、4月から5月にかけ高齢者へのワクチン接種に一定の効果が現れた場合、オリンピック前の解散総選挙も菅総理の選択肢に入ってくることになります。政権幹部の1人も“オリンピック前”の可能性を匂わせます。

 「コロナの収束を待っていては選挙の日程が立たない」(政権幹部)

 一方、野党側も「取りうる行動は躊躇なくとっていく」として、不信任案提出も辞さない姿勢を改めて示しました。

 「ワクチンとこの第4波、これが防げなかった時には、私は総辞職に値するんではないかという認識で一致しました」(立憲民主党 安住淳国対委員長)

 オリンピック前の解散総選挙も視野に入れた与野党の駆け引きが活発化し始めています。(30日16:55)

6676名無しさん:2021/03/30(火) 20:57:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/33223a99d4fd4d157d3d074d925a8ae5cd35fb8d
永田町で始まる「解散」駆け引き 二階氏なぜ踏み込んだ?
3/30(火) 16:21配信
フジテレビ系(FNN)
二階幹事長の「解散」をめぐる発言の思惑について、国会記者会館から、フジテレビ政治部・佐藤友紀記者が中継でお伝えする。

二階幹事長の発言だが、自民党内からは「裏には『不信任案を出せるものなら出してみろ』という意味がある」との声が出るなど、まず野党をけん制する狙いがあるとみられる。

また、永田町では「解散はいつになるんだ」という話題に日に日に関心が強まっているため、「あくまで解散を判断するのは総理」ということを強調することで、首相の求心力を高める狙いもあるとの指摘もある。

一方、連立与党を組む公明党は、夏の東京都議選を非常に重要な選挙としている。

そのため、早期解散によって衆院選が同じ日になったり、近い日になると消耗が激しくなるため、早期の解散は避けたいというのが本音。

国会の後半戦は、解散をにらんで、与野党、そして与党内の議論が活発化するものとみられる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0a53bc55842e32371d9ecb8deb4ce54c02342c78
二階幹事長 野党をけん制 内閣不信任案なら「解散で...」
3/30(火) 6:21配信
フジテレビ系(FNN)
自民党の二階幹事長は29日、記者会見で、野党が内閣不信任案を提出した場合、「解散で立ち向かうべきだ」として、衆議院の解散・総選挙を菅首相に進言する考えを表明した。

自民党・二階幹事長「自民党幹事長としては、そうした場合(内閣不信任案提出)には、私は直ちに解散で立ち向かうべきだというふうに進言をしたい」

二階氏は、内閣不信任案提出の検討に言及する野党に対し、「解散を望むなら、われわれは受けて立つ。不信任案を出す限り、与党は解散に打って出る覚悟を持っている」と述べ、野党を強くけん制した。

一方、自民党の総裁選挙については、「菅首相が再選に向けた決意を新たにした場合、党は全面的に支援をすることを考えている」と述べた。

6677名無しさん:2021/03/30(火) 21:03:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/8da12dd42e7dbdce7040050c952210b9de33e07b
首相はコロナが対策が最優先と発言、解散観測で加藤官房長官
3/30(火) 12:21配信
ロイター
[東京 30日 ロイター] - 加藤勝信官房長官は30日の閣議後会見で、二階自民党幹事長が前日、野党から内閣不信任案が提出されれば衆院解散で立ち向かうべきと発言したことについて、解散をどうするかは首相の専権事項だと指摘した。その上で、解散に関して菅義偉首相は「9月までに考えていくことは事実だが、とにかく優先すべきはコロナ(対策)だと述べている」と説明した。

新型コロナの新規感染者が増加している大阪府からまん延防止重点措置要請の考えが示されたことについては、同措置の「考え方」に沿って大阪府と緊密に連携して対応したいと述べた。兵庫県でも変異株のクラスターが報告されるなどの影響から病床使用率が50%を超えており、「状況を注視する」とした。

まん延防止等重点措置の適用になった場合、その地域で時短要請に協力した飲食店などに支払う協力金の額は「現時点で確としたものはない」という。加藤長官は「国会の付帯決議で、要請に応じたことやそれによる影響の度合い、法律の円滑な執行に配慮して十分な理解が得られるよう努めるとされており、そのことも踏まえて適切な対応を図っていく」と述べた。

営業時短への協力金については現在4月21日までの経過措置として、午後9時までの時短要請に応じた場合に1日4万円を支払う要請が全ての都道府県を対象に発出されている。

(中川泉 編集:田中志保)

6678名無しさん:2021/03/30(火) 21:04:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/51d08e43f0223fe5d2bbe1ba7dd782e3d5bec5f4
奇言乱発の二階幹事長 ドンの地位を守るため菅氏による解散阻止へ
3/30(火) 7:05配信
NEWSポストセブン
 無派閥で党内の足場が弱い菅義偉・首相の政権基盤を支えているのは、「二階」「創価学会」「維新」の3本柱といわれる。

 後見人の二階俊博・幹事長が自民党内に睨みを利かせ、与党では公明党・創価学会とのパイプに支えられ、野党には友好関係にある日本維新の会という“補完勢力”を持つ。その微妙なバランスで、コロナ対策に失敗しても「菅おろし」の動きを防ぎ、政権を維持してきた。

 だが、その柱が1つずつ折れていく。蜜月だった二階氏との関係は、いまや冷め切っていると言っていい。

 首相を支える者が誰もいなくなると、自民党内で仲間割れが始まった。政権をかき乱す側に回ったのが二階氏だ。

「そこまで言うのか」。さる3月10日、超党派の「日朝国交正常化推進議員連盟」の会合で二階氏の発言を聞いた自民党議員たちは衝撃を受けた。

 議連は4月に訪米する菅首相にバイデン大統領との日米首脳会談で拉致問題解決への協力を働きかけるよう求めたが、二階氏は首相が「条件をつけずに会う用意がある」と金正恩総書記に呼びかけていることに、

「条件をつけずに向き合うって、それどうするんだ。こんなことでは国民は納得していない」

 と真っ向から批判の言葉を浴びせたからだ。

 二階氏の“奇言”はそれだけではない。大規模な選挙買収事件の被告、河井克行・元法相が公判で議員辞職を表明したことに、二階氏は会見(3月23日)で、「他山の石としてしっかり対応していかなくてはならない」と発言。「妻の案里氏は二階派で“他山”とは言えないだろう。無責任だ」と党内でも批判が出ている。二階氏側近に言わせると、「河井は菅首相の側近。“菅の監督責任、不始末で迷惑している”という思いがあったんじゃないか」ということになる。

 その二階氏が気色ばんだのは解散・総選挙をめぐる問題だった。菅首相が会見で「9月までが(総裁)任期だから、その中で考えていく」と発言し、10月の衆院任期満了の前にあくまで自分の手で解散する姿勢を示せば、下村博文・政調会長も「追い込まれ解散という構図はつくりたくない」と4月の首相訪米後の解散の可能性に言及するなど、自民党幹部たちから一斉に解散論が流された。

 それに対して、二階氏は自民党大会後の会見(3月21日)で、「(下村氏は)どれだけ仲間の選挙のために汗をかいたのか。自分の選挙は大丈夫なのか」と言い切った。

 その背後にあるのは二階氏の焦りだ。党内第4派閥の勢力しか持たない二階氏が“自民党のドン”と呼ばれる力を持ったのは、菅政権の生みの親で、後見人として菅首相に強い影響力を持っていたからだ。一蓮托生だった2人の関係が悪化すれば、菅首相が求心力を失うと同時に、二階氏も“ドン”の座は維持できない。

 実際、菅首相の長男の接待など一連の総務省接待問題では、二階派幹部の武田良太・総務相や二階氏が「次の総裁候補」として目を掛けている野田聖子・元総務相らに火の手が広がり、二階氏の力にはっきり翳りが見えてきた。政治ジャーナリスト・野上忠興氏が指摘する。

「二階派には選挙基盤が弱い議員が多く、総選挙になれば大きく勢力を減らす可能性が高い。そうなると総裁選への発言力もなくなり、二階氏の幹事長続投は難しい。総裁選まで幹事長として党内の実権を握っておきたい二階氏は、菅首相の手で解散・総選挙を絶対にさせたくない」

※週刊ポスト2021年4月9日号

6679名無しさん:2021/03/30(火) 21:21:35
>>6627

https://news.yahoo.co.jp/articles/57ab5614a4fed26f08d45a02d0e457d3aa4abe09
自公連立、首相に就いたら「ぎくしゃくする場面」も[菅流政治]検証半年<6>
3/24(水) 5:01配信
読売新聞オンライン
不満が充満
 今月1日、自民党本部で記者団の前に立った自民党選挙対策委員長の山口泰明、公明党選対委員長の西田実仁に笑顔はなかった。

 「もっと強引にやってもいい部分もあったが、丁寧に丁寧にやって、ここに至った」

 山口は慎重に言葉を選んだ。「感情も含めて色んなことがあるが、信頼関係をより強固にできるきっかけになった」。西田は自らに言い聞かせるように語った。

 2人はこの日、衆院広島3区を巡り、公明党副代表の斉藤鉄夫を与党統一候補とする合意文書に署名した。だが、参加を予定していた両党の地元組織トップの姿はなかった。自民党広島県連には、斉藤擁立への不満がくすぶっているためだ。

 その夜、斉藤が菅義偉首相の携帯電話を鳴らすと、すぐに菅から折り返しがあった。

 「自民党県連の理解をいただけるよう、とにかく頑張ります」。斉藤の言葉に、菅は「頑張って。応援するから」と励ました。菅は官房長官時代、公明党幹事長だった斉藤と毎日のように連絡をとりあっていた。「菅さんは本当に公明党に配慮してくれた」。斉藤は振り返る。

 安倍政権で、菅は公明との調整役を担った。公明の支持母体・創価学会の副会長で、選挙を取り仕切ってきた佐藤浩ともパイプを持ち、強固な関係は「SSライン」と称された。

 2019年10月に消費税率が10%に引き上げられた際、公明党が主張した軽減税率が導入された。首相だった安倍晋三や副総理兼財務相の麻生太郎は当初慎重だったが、導入を後押ししたのが菅だった。麻生が衆院の早期解散を安倍に進言すると、菅は公明の意向を踏まえ、強く反対した。「菅は公明の方ばかり向いている」。安倍時代、麻生が不満を漏らすこともあった。

 ところが、菅が首相に就くと、自公がぎくしゃくする場面が目立ち始めた。「調整役の『菅官房長官』がいなくなった」(自民党職員)ことが影響しているのは明らかだ。広島3区の調整が難航しても、菅は最後まで口を出さなかった。

トップ会談
 トップ同士のやりとりは、安倍時代より格段に増えている。

 「2週間程度、延長する方向です。この後、記者発表します」。3日夕、菅は1都3県の緊急事態宣言を再延長する方針を決めると、すぐに公明代表・山口那津男の携帯電話を鳴らした。

 頻繁に電話がかかってくるため、山口は何度か気付かず、電話を取り損ねた。最近では携帯電話を常に手放さず、寝る時も近くに置いておくようにしている。「ケミストリー(相性)が合わない」と評された安倍との関係とは対照的だ。

 昨年末、後期高齢者が医療機関で支払う窓口負担を巡り、菅と公明の主張はずれた。政調会長、幹事長レベルでまとまらず、最後は菅と山口の会談で決着した。

6680名無しさん:2021/03/30(火) 21:22:22
>>6679

https://news.yahoo.co.jp/articles/85653de85193d337452c9423cb1be7ebc35945d3
「首相はいいかげんにしてほしい」批判の返信はがき…[菅流政治]検証半年<7>
3/25(木) 5:01配信
読売新聞オンライン
党員から批判
 自民党本部は先月、所属議員に対して、地元有権者1000人に往復はがきを送るよう指示した。次期衆院選をにらみ、有権者の意見をすくい取る狙いだ。首都圏選出の衆院議員のベテラン秘書は、返信されたはがきを見て驚いた。

 「菅首相にはいいかげんにしてほしい」「首相を交代させろ」

 菅義偉首相への批判の声が、少なからずあった。はがきは党員や熱心な支持者に送った。「党員ですらこの有りさまで、衆院選は大丈夫か」。秘書は危機感を募らせる。

 菅の自民党総裁任期は9月末まで。10月21日には衆院議員の任期満了を迎える。菅が政権を担い続けるには、これから半年余りの間に、衆院選と総裁選という二つの戦いを乗り切らなければならない。

 衆院選に勝利し、総裁選を無風で切り抜ける――。そのために、どのタイミングで衆院解散に踏み切るか、菅は模索している。

 18日の記者会見では、衆院解散について「9月までが任期だから、その中で考えていく」と口にした。党内では「衆院議員任期(10月)の言い間違い」と見る向きもあるが、「首相は総裁選より前の衆院解散を考えており、本音が漏れた」(党幹部)と臆測を呼んでいる。

 ベテラン議員は「菅内閣の支持率がそれなりにあれば、代える必要はない」と語る。ただ、党内には菅の政権運営への不安がくすぶっており、「支持率が急落すれば、一気に『ポスト菅』に動き出す」との指摘もある。

世論調査1位
 「地元でどういうことがあったかを吸い上げ、改善すべきことがあれば言ってほしい」

 行政・規制改革相の河野太郎は3月に入り、党内全派閥の領袖(りょうしゅう)を訪ね歩いた。自らが担当するワクチン接種についての意見を聞き、協力を求めるためだ。突破力や発信力には定評のある河野だが、かねて「調整力が課題」とされてきた。「今までこんなことする人じゃなかった。色々なことを考え始めたのだろう」。領袖の一人は、総裁への意欲を強く感じ取った。

 次の首相にふさわしい自民党の政治家は――。読売新聞の世論調査(5〜7日実施)で、河野は26%で1位となり、3%にとどまった菅を大きく引き離した。

 菅と河野は、同じ神奈川県選出で関係は深い。環境相の小泉進次郎とともに、定期的に衆院議員宿舎で「神奈川会合」を開いている。「菅首相が総裁選で再選を目指せば、河野氏は出馬しない」(麻生派中堅)と目されているものの、菅が不出馬という事態になれば、総裁候補の筆頭に躍り出る可能性がある。

 河野のネックは、所属する麻生派で衆目一致する総裁候補となっていないことだ。過激な言動を繰り返してきた河野へのアレルギーは、派内で根強い。

6681名無しさん:2021/03/30(火) 21:24:31
>>6680

https://news.yahoo.co.jp/articles/48e89111b17f666e00adac7559cbf2a7bc6db6a7
伊吹氏「自助は弱者切り捨てというのは間違い、首相は理念堂々と」…[菅流政治]検証半年<8>
3/26(金) 5:01配信
読売新聞オンライン
与党と両輪で
 新型コロナウイルスの感染拡大で、国民には不安や不自由さ、いらだちがある。誰が首相をやっても、国民のいらだちを収め、内閣支持率を維持するのは難しい。菅政権は、平時ではないという目で評価すべきだろう。

 菅首相が内閣の最優先課題として、新型コロナの収束と経済の正常化を挙げているのは正しい現状認識だ。指導力不足との評もあるが、私はあると思う。ただ、首相官邸、与党を含めて「チーム菅」という感じが希薄で、気の毒な印象だ。

 コロナ対策は「後手」と批判されている。官邸、与党との十分な協調体制の中で、民意をしっかり首相にインプットしてあげる役割、人物が大切だ。

 安倍晋三前首相がいみじくも言ったように、菅内閣には「菅官房長官」がいない。官邸スタッフの力も、安倍内閣の時と比べて弱い。安倍内閣は、菅官房長官と官邸スタッフが強力に安倍氏をサポートしていた。

 選挙の洗礼を受けていない者(官僚)が、政治の意思決定に強く介入するのは賛成ではない。菅内閣では、官僚を含む政府と与党が車の両輪になって、政策を動かしていくことが望ましい。

 政治家と官僚は、国民への奉仕者という意味では対等だが、政策決定の最後の責任は政治家にある。今は官邸から党への報告、連絡、相談がちょっと欠けている。与党が全面的に協力できる雰囲気をうまく作るのが、官邸スタッフの仕事だ。

政策うまくプレゼンを
 首相は、「理念がない」とか、携帯電話料金の引き下げなど個別政策が多いといわれる。政策をうまくくくってプレゼンテーション(発表)すれば、「国家像がない」という批判を招かないのではないか。

 首相は、自らの目指す社会像として「自助・共助・公助、そして絆」という理念を示している。自助は、弱者切り捨ての新自由主義的な発想だというのは間違いで、出来る範囲で努力してみるという人間社会の基本だ。自助をする人に「ばからしい」と思わせたら、国家や財政は成り立たない。首相は、堂々と自分の理念を出した方がいい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/771f4a638c5459f4bf45706c07f2bc39d1697888
国民へのメッセージ、届け方は安倍政権の方がうまかった…[菅流政治]検証半年<9>
3/30(火) 5:01配信
読売新聞オンライン
増える死者
 菅内閣のこの半年の最重要課題は、新型コロナウイルス対応だった。だが、対策は不十分で、安倍政権の時に比べて死者数は増えている。

 11月中旬以降に起きた医療体制の逼迫(ひっぱく)に、もっと注意するべきだった。安心・安全は全ての活動の基本だ。病気になった時にすぐ病院に行ける、心臓発作が起きたら救急車を呼んですぐ診てもらえる――。こうした社会基盤が揺らげば、他の政策を前に進めることはできない。

 菅首相は、観光支援策「Go To トラベル」にこだわりすぎ、対応が遅れた。人が移動すれば感染は広がる。国民に感染対策の徹底を求めながら、「トラベル」や「Go To イート」の旗を振った。日本国民は真面目なので、政府がきちんと方針を伝えれば、基本的に協力すると思う。それなのに、メッセージに統一性がなく、国民はどう協力すればいいのか困惑した。

 政府と自治体の連携不足も、解消されていない。感染者数が多いのは東京23区で、区長が感染対策にかなり責任を負う。首相は区への対応を東京都任せにせず、国と区の協議会設置など、自ら区長とパイプを開き、「検査をお願いします」「困ったことはありませんか」と相談するべきだった。病床確保のため、専門病院化を含め、国立病院の活用を検討すべきだった。今からでも遅くはない。

五輪の成否
 東京五輪・パラリンピックの成否は、感染対策に全てかかっている。五輪までの間にもう一度、感染が拡大する可能性は十分にある。首相が陣頭指揮して、感染対策を行う必要がある。感染拡大を抑え込んだ上で、東京大会を開催するべきだ。

 新型コロナ対策で打ち消された感はあるものの、菅内閣が半年間で、将来世代のための政策を打ち出してきた点は評価したい。デジタル庁の創設や不妊治療の保険適用、2050年カーボンニュートラルなどは意義深いことだ。

 ただ、国民へのメッセージの届け方は、安倍政権の方がうまかった。国民は日々の生活に追われている。時の政権が何をやろうとしているのかを伝えるには、分かりやすいメッセージが必要だ。安倍政権は「1億総活躍社会」「人生100年時代」など、上手に発信していた。

6682名無しさん:2021/03/31(水) 05:29:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/38c7aba7872bd3ee36fb9cce5da484b41e367635
二階幹事長の解散発言 与野党内に波紋広がる
3/30(火) 20:57配信
フジテレビ系(FNN)
自民党の二階幹事長が29日、「内閣不信任案が提出された場合は、衆議院の解散を菅首相に進言する」と発言した波紋が、与党内にも広がった。

公明党・山口代表「内閣不信任案が出て、どう判断するかも含めて、総理が判断すべきこと。先般、総理と懇談した際には、このコロナの対応をしっかりやっていこうと」

公明党の山口代表は、「解散するかどうかは首相の専権事項」としたうえで、現在はコロナ対応が最優先だとの意向をにじませた。

一方、二階氏は、自身の解散発言について、野党幹部が「解散できるなら受けて立つ」と語ったことについて聞かれ、「大いに結構ではないかと思う」と述べるなど、強気の構え。

こうした中、立憲民主党と共産党、国民民主党の国対委員長が、30日に国会内で会談し、新型コロナウイルス感染の第4波が防げなかった場合、菅内閣は総辞職に値するとの認識で一致した。

立憲民主党の安住国対委員長は、「第4波を防げなかったり、ワクチンの接種がうまくいかない場合は、明確に政治責任を問わなければならない。そのためにとりうる行動は、ちゅうちょなくとっていきたい」と述べ、内閣不信任決議案の提出を検討する考えを重ねて示した。

6683名無しさん:2021/03/31(水) 05:33:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8c9b704374ab0ddb9e2ea83f13f9d12cbe24356
菅首相と二階幹事長が目論む解散総選挙 最有力は5月11日告示 23日投開票?!〈週刊朝日〉
3/30(火) 20:12配信
AERA dot.
  菅義偉首相が約5か月ぶりに安倍晋三・前首相とサシで面談したことが永田町で憶測を呼んでいる。菅首相は3月29日午前、首相官邸から衆院議員会館の部屋に出向き、安倍氏と約50分に渡り、2人っきりで面会した。

 首相官邸に戻ると、「訪米するので意見交換した」と記者団を煙に巻いたが、「衆院解散についても話したんだろう」(野党幹部)との憶測が一斉に流れた。

「挨拶だけで、すぐに出てくるのかと思ったら、話し込んでいた。解散じゃないかと憶測を呼んでマスコミの数は膨れ上がり、安倍さんの部屋の周辺に30人は超える記者が詰めかけた」(政治部記者)

 一方、安倍氏は菅首相との会談が終わると10分ほどで記者団を振り切って議員会館を離れた。

 その後、自民党本部で二階俊博幹事長が記者会見。野党が内閣不信任案を出す動きを牽制し、解散にこう言及した。

「ただちに解散して立ち向かうべきだという進言を(菅首相に)したいと思います。解散に打って出る覚悟を持っています。私に解散の権限はないが、(野党が)衆議院の解散、総選挙を望むなら、受けて立ちます」

 その後、自民党の衆院議員から筆者に送られてきたメモには、次のように記されていた。

【5月23日総選挙説】

4月中にデジタル庁法成立させ、28日(水)or30日(金)に衆議院解散。

5月11日(火)衆院選挙告示

5月23日(日)投開票

6月2日(水)特別国会召集、首班指名、組閣

6月18日(金)衆参本会議※所信演説 

6月21日(月)衆本会議※代表質問

6月22日(火)参本会議※代表質問、衆本会議※代表質問

6月23日(水)参本会議※代表質問、沖縄慰霊の日

6月25日(金)東京都議選告示

7月4日(日)東京都議選

7月23日(金)オリンピック開幕――。

 メモを送ってくれた自民党衆院議員はこう語る。

「菅首相がアメリカ訪問で成果をあげて、コロナ感染も小康状態ならこのタイミングで解散、総選挙があってもおかしくない」

 また、ある閣僚の秘書も「5月23日に選挙の投開票となるので、そのつもりで準備に取り掛かれと言われた」と証言する。

 永田町では今後、解散、総選挙のタイミングは3つの時期だと見られる。

1つ目は、菅首相の訪米後の5月23日。

2つ目は、東京都議選に合わせた7月初めの投開票。

3つ目は、7月下旬からはじまる東京五輪とパラリンピックが終わり任期満了に近い時期だ。

 二階派の衆院議員はこう話す。

「29日の二階氏の踏み込んだ発言は、解散、総選挙でも自民党は過半数は取れ、菅政権も続くという前提です。東京五輪が終わった後は正直、解散総選挙はやりにくい。新型コロナウイルス感染拡大で、東京五輪開催自体も危うい。東京五輪が行われたとして、日本が目標にする金メダル30個の獲得が達成できなかった場合、政治責任が追及される雰囲気になることもあり得ます。それに任期満了で、追い込まれて解散というパターンは最悪になる。それは菅首相も二階氏も同じ意見でしょう。そうなれば、5月か7月に解散に打って出る可能性が高い。私もその覚悟はしている」

 それに対して、立憲民主党幹部はこう胸の内を話す。

「解散はいつあってもおかしくない、準備はしている。しかし、正直、まだ野党は統一候補でまとまるか不透明な情勢です。任期満了に近い日程の方が、菅政権を追い詰める時間があるので助かるという感じはあるね」

 先週末のマスコミの世論調査の数字を見ると、菅政権への内閣支持率は一時よりは回復している。しかし、「不支持」が「支持」をやや上回るか、拮抗という現状が続いている。

 また新型コロナウイルスのワクチン接種も思うようには進まず、東京や大阪では感染の「第四波」という懸念が現実のものとなり始めている。

「正直、4月末解散に5月23日投開票でやりたいと思います。4月25日の衆院と参院の補選、再選挙での世論調査を自民党本部は頻繁にやっているが、数字は思ったほど悪くない。ただ、解散したが、新型コロナウイルスの第四波となれば、選挙どころじゃない。菅首相がどこでどう踏ん切りをつけるかだね」(自民党幹部)

 解散風は吹くか。(今西憲之)

※週刊朝日オンライン限定記事

6684チバQ:2021/03/31(水) 15:57:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/7533210134808513795b095fda7d72be8331ec83

“ポスト菅”さえない面々 任期残り半年「無投票再選」狙う首相
3/31(水) 10:17配信




自民党新総裁に選出された当時の菅義偉氏(撮影・中村太一)
 菅義偉首相の自民党総裁としての任期(9月30日)満了まで、30日で半年。後見役の二階俊博幹事長からいち早く続投支持のエールを送られた首相は、総裁選で無投票再選を狙うのが基本戦略だ。政権の浮沈は新型コロナウイルスの感染状況と軌を一にする。「ポスト菅」をうかがう面々はその局面に備えて地力を蓄え、存在感をアピールしようと躍起だ。

【写真】秋田時代、友人と実家近くの川で捕ったマスを手にする菅氏

 「(菅)現総裁が国民の信頼を得て立派に活躍している。総裁が再選に向けて決意を新たにされた場合、党は全面的に支援する」

 昨秋の総裁選で勝利の流れをつくった二階氏は29日の記者会見で、次の総裁選でも首相を支持することを明確に打ち出した。首相の再選戦略は、10月21日の衆院議員の任期満了までにある解散・総選挙と連動する。党幹部は「先に解散を断行して衆院選で良い結果を得られれば、党内の反対論は下火になり、総裁選の無投票再選が見えてくる」と話す。
 ただ、新型コロナの感染状況によっては内閣支持率が急落し、首相が「選挙の顔」にならないと見なされ、党内政局になる可能性もゼロではない。その場合、「ポスト菅」の筆頭候補に上がってきそうなのが河野太郎行政改革担当相。国民的な知名度が高く、ツイッターのフォロワー数は230万超を誇る。

 自民内の評価は微妙だ。首相からワクチン接種の司令塔役を託されているが、党側との対話が足りないまま独走して不興を買うことも。所属する麻生派からは「自分が発信して目立つことだけでなく、どうやったら仲間が付いてくるかを考えてほしい」(ベテラン)と、リーダーとしての心得を諭されている。

 前回総裁選で首相に敗れた後、無役となった岸田文雄前政調会長は、安倍晋三前首相らとのパイプを頼りに活路を開こうとしているが、露出は減り埋没している。地元の参院広島選挙区再選挙(4月25日投開票)を県連会長として勝利に導けるかが今後を占う一里塚となるが、岸田派内には「勝つのが当たり前。結果次第では総裁選どころではなくなる」(若手)との声もある。
 さらに苦境に立つのが石破茂元幹事長だ。最下位に沈んだ前回総裁選後、派閥会長を辞任。所属議員は2人が退会して17人となり、総裁選立候補に必要な20人の推薦人集めも厳しくなっている。党総裁、首相への意欲は捨てていないとされるが、所属議員は「まだ、次期総裁選の話題を口に出せる雰囲気ではない」。

 このほか、野田聖子幹事長代行が初の女性宰相への意欲を示し続けており、若手の小泉進次郎環境相に飛躍を期待する声もある。

 (郷達也、湯之前八州、河合仁志)

6685名無しさん:2021/03/31(水) 18:04:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f6335864f069e028c6e32fcae2dc8725442c742
菅政権を“支えるふり”の麻生副総理 秘かに狙う安倍前首相の復権
3/31(水) 7:05配信
NEWSポストセブン
 無派閥で党内の足場が弱い菅義偉・首相の政権基盤を支えてきたのは、後見人の二階俊博・幹事長が自民党内に睨みを利かせてきたからだ。だが、蜜月だった二階氏との関係は、いまや冷め切っていると言っていい。

 二階氏に代わって菅政権をコントロールしようとしているのが麻生太郎・副総理兼財務相だ。

 菅首相は二階氏とは距離を置く一方で、麻生氏に急接近。昨年10月、12月、今年1月と毎月のように会食を重ねてきた。

 麻生氏も、菅首相が喉を痛めていることを知ると、「のど飴」を差し入れ、菅首相が「効果てきめんです。感謝しています」と感謝のメッセージを送るほどの蜜月ぶりだ。

「コロナの追加経済対策でも総理は麻生さんの顔色を窺って追加の給付金を『考えていない』と否定していたが、低所得の子育て世帯に子ども1人あたり5万円の特別給付金支給を決めた。これも麻生さんがウンと言ったから支給できることになった」(官邸の中堅官僚)

 ところが、麻生氏が力を持つや始めたのが二階派大臣への露骨な批判だ。麻生氏は同じ福岡選出で“犬猿の仲”として知られる二階派幹部の武田良太・総務相が国会答弁でNTTとの会食について「国民の疑念を招く会食はしていない」と繰り返したことに、

「武田にちょっと言おうかなと思ったんですけど。あんまり仲が良くないので黙っておきました」
「正直なところ、『いい加減にしろや』と言おうと思った」

 と“閣内不一致”を暴露し武田氏を追い詰めた。

 また、緊急事態宣言の解除にあたっては「マスクなんて暑くなって口の周りがかゆくなって最近えらい皮膚科がはやっているそうだけど。いつまでやるの?」と語って物議を醸している。

 麻生氏も、言いたい放題で政権の足を引っぱり、本気で菅政権を支えようとしているとは思えない。菅側近はこう言う。

「麻生さんは菅総理を全く信用していない。コロナ対応で麻生さんの考えは、自粛などやめて経済を回せというものだが、総理は西村康稔・経済再生担当相、田村憲久・厚労相、加藤勝信・官房長官の3大臣と協議して決め、副総理の麻生さんはメンバーにも入っていない。マスク発言は“いつまで自粛させるのか”という総理への当てつけだ」

 末期症状の菅政権にあって、麻生氏が政権を支えているふりをしているのは盟友の安倍晋三・前首相の復権を待っているからだ。

「麻生さんは安倍さんに最大派閥・細田派の会長に就任するように強く勧めている。両派が組めば9月の総裁選で新総裁を担ぎ、キングメーカーになれるからだ。安倍さんもその気だが、会長になるには準備がいる」(細田派ベテラン)

 安倍氏の復権計画については、森喜朗・元首相が地元の月刊誌のインタビューで興味深い秘話を語っている。

 森氏は東京五輪組織委員会会長の辞任にあたって、川淵三郎氏より前に安倍氏に後継を打診した。しかし、安倍氏が秘書を通して「次の総選挙に向けて派閥の議員の応援に回りたい」という理由で辞退した経緯を明かしたうえで、こう語っている。

「うちの派の幹部連中に安倍さんの思いを教えておいたよ。みんなしっかり選挙に勝ち抜いて、安倍さんをうちの派に迎えようと。そして、あらためて安倍派をつくればいいと言っておきました」(月刊北國アクタス4月号)

 その安倍氏が派閥会長に復権したとき、麻生―安倍の院政コンビによる菅おろしが始まる。

 官邸サイドは、そうなる前に一か八かの「解散・総選挙」に踏みきり、9月の総裁再選に向けて求心力を回復しようと動いているが、果たして“裸の王様”になった菅首相に解散権という「伝家の宝刀」を抜く力が残っているのか――。

※週刊ポスト2021年4月9日号

6686名無しさん:2021/03/31(水) 18:11:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/7533210134808513795b095fda7d72be8331ec83
“ポスト菅”さえない面々 任期残り半年「無投票再選」狙う首相
3/31(水) 10:17配信
西日本新聞
 菅義偉首相の自民党総裁としての任期(9月30日)満了まで、30日で半年。後見役の二階俊博幹事長からいち早く続投支持のエールを送られた首相は、総裁選で無投票再選を狙うのが基本戦略だ。政権の浮沈は新型コロナウイルスの感染状況と軌を一にする。「ポスト菅」をうかがう面々はその局面に備えて地力を蓄え、存在感をアピールしようと躍起だ。

 「(菅)現総裁が国民の信頼を得て立派に活躍している。総裁が再選に向けて決意を新たにされた場合、党は全面的に支援する」

 昨秋の総裁選で勝利の流れをつくった二階氏は29日の記者会見で、次の総裁選でも首相を支持することを明確に打ち出した。首相の再選戦略は、10月21日の衆院議員の任期満了までにある解散・総選挙と連動する。党幹部は「先に解散を断行して衆院選で良い結果を得られれば、党内の反対論は下火になり、総裁選の無投票再選が見えてくる」と話す。

 ただ、新型コロナの感染状況によっては内閣支持率が急落し、首相が「選挙の顔」にならないと見なされ、党内政局になる可能性もゼロではない。その場合、「ポスト菅」の筆頭候補に上がってきそうなのが河野太郎行政改革担当相。国民的な知名度が高く、ツイッターのフォロワー数は230万超を誇る。

 自民内の評価は微妙だ。首相からワクチン接種の司令塔役を託されているが、党側との対話が足りないまま独走して不興を買うことも。所属する麻生派からは「自分が発信して目立つことだけでなく、どうやったら仲間が付いてくるかを考えてほしい」(ベテラン)と、リーダーとしての心得を諭されている。

 前回総裁選で首相に敗れた後、無役となった岸田文雄前政調会長は、安倍晋三前首相らとのパイプを頼りに活路を開こうとしているが、露出は減り埋没している。地元の参院広島選挙区再選挙(4月25日投開票)を県連会長として勝利に導けるかが今後を占う一里塚となるが、岸田派内には「勝つのが当たり前。結果次第では総裁選どころではなくなる」(若手)との声もある。

 さらに苦境に立つのが石破茂元幹事長だ。最下位に沈んだ前回総裁選後、派閥会長を辞任。所属議員は2人が退会して17人となり、総裁選立候補に必要な20人の推薦人集めも厳しくなっている。党総裁、首相への意欲は捨てていないとされるが、所属議員は「まだ、次期総裁選の話題を口に出せる雰囲気ではない」。

 このほか、野田聖子幹事長代行が初の女性宰相への意欲を示し続けており、若手の小泉進次郎環境相に飛躍を期待する声もある。

 (郷達也、湯之前八州、河合仁志)

6687名無しさん:2021/03/31(水) 18:56:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/da02befec5f323e2269c9726b3c78d16bb34978c
下村氏「高度な政治判断」 二階氏「内閣不信任案なら解散進言」に
3/31(水) 16:34配信
産経新聞
 自民党の下村博文政調会長は31日の記者会見で、同党の二階俊博幹事長が内閣不信任決議案が提出された場合には菅義偉首相に衆院解散を進言したいと表明したことについて「高度な政治判断で発言していると思う」と述べた。

 内閣不信任案に関して下村氏は「国民からみて、新型コロナウイルス対応や経済対策をしているのかということが目線として大切だ。中身が問われる」と述べ、野党を牽制(けんせい)した。解散については「首相の専権事項なので、最終的には首相の判断だ」と語った。

 一方、野党が衆院に提出した武田良太総務相の不信任決議案については「総務相としての実績を積み重ねている。正々堂々と与党として否決し、武田氏はその後も説明責任を果たしてほしい」と述べた。

6688名無しさん:2021/03/31(水) 18:57:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ba0dba81c1603aa33de0ff92fb9f93fa9c783be
“中国カジノ疑惑” 無罪主張の秋元司被告 二階派の元盟友・河井克行被告との共通点と違い
3/31(水) 6:15配信
東スポWeb
 カジノを含む統合型リゾート(IR)を巡り、中国企業から賄賂を受け取ったとされる衆院議員の秋元司被告(49)が29日、東京地裁での初公判で「すべての事件は無罪だ」と身の潔白を主張した。永田町で注目されているのは、秋元氏がどうケジメをつけるかだ。

 秋元被告は中国企業「500ドットコム」から中国や北海道への旅行費や衆院選の陣中見舞いなど計約760万円を受け取った疑いで、2019年に収賄容疑で逮捕された。昨年2月に保釈されたが、中国企業の元顧問2人に裁判での偽証を依頼していたことを暴露され、証人等買収の疑いで同年8月に再逮捕されていた。

 初公判で秋元被告は、白髪頭で「職責を果たせないでいることは大変申し訳ない」と謝罪したうえで、起訴内容は全面否認した。秋元被告が「職責」と言葉にしたのは、逮捕された後も議員バッジをつけたままで、辞職していないからだ。

 自民党関係者は「最初の逮捕時に離党こそしましたが、いまも二階派の特別会員で籍を置いている。最高裁までもつれることが必至の裁判は長期化が予想され、10月までに衆院選が行われる。秋元氏がどうするかで、野党も含めて対応を見守っている状況です」と指摘する。

 秋元氏の地盤は東京15区(江東区)で、自民党は後継候補をまだ擁立していない。「区議の山崎一輝氏を擁立する動きがあったが、都議会幹事長の要職に就き、7月に都議選が控える。元みんなや希望で、無所属の柿沢未途衆院議員をスカウトの声もあったが、止まったまま。秋元氏が無所属で出馬する公算が高いが、地元は再逮捕された一件があるのでドン引きしています」(前出の関係者)

 一方で、衆院議員の河井克行被告(58)が無罪主張から一転、選挙買収を認め、議員辞職届を出したケースもある。

 直前で反省の態度を示すことで、執行猶予付きの判決を狙った説や選挙への影響を考慮し、自民党幹部から説得されたのではないかとの声も飛び交っているが、河井氏も元二階派だった。果たして秋元被告は徹底抗戦を貫き通すのか、それともどこかの場面で白旗を上げる時が来るのか――。

東京スポーツ

6689名無しさん:2021/04/01(木) 07:04:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/82dd53baf3a2175674a50333dc5269e8cee88681
小泉環境相、菅氏が自民総裁選出馬なら支持 「全力で支える」
4/1(木) 6:01配信
カナロコ by 神奈川新聞
 小泉進次郎環境相(衆院神奈川11区)は3月31日、神奈川新聞社の単独インタビューに応じ、今秋の自民党総裁任期満了に伴う次期総裁選について、菅義偉首相(2区)が再選出馬した場合は支持する考えを示した。「全力でお支えする」と明言した。

 首相の総裁任期は9月30日まで。首相本人は再選出馬を明らかにしていないが、二階俊博幹事長はすでに続投への支持を表明している。

 小泉氏はインタビューで、総裁選への自身の対応について「短期政権にプラスはない。菅総理が掲げている政策は1、2年で形になるものではない」と強調。首相の肝いり政策で、自身が旗振り役を担う2050年までの温室効果ガス排出の実質ゼロ(カーボンニュートラル)や気候変動対策を挙げ、「菅政権発足後、考えられないスピードで政策が実現している。この流れを止めたくないし、さらに加速させたい。菅総理と一緒に政策実現を目指すことが日本の次世代への責任だと考えている」と語った。

神奈川新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/af360b4d46d98b893f28d8ba77df59034da52fb4
二階氏の解散発言「高度な判断」 自民・下村氏
3/31(水) 18:17配信
時事通信
 自民党の下村博文政調会長は31日の記者会見で、二階俊博幹事長が内閣不信任決議案の提出には衆院解散で応じるなどと発言したことについて、「幹事長なりの高度な政治判断だろう」との見方を示した。

 同党幹部は22日の役員会で解散に関する発言の自粛を申し合わせていたが、二階氏はこの1週間後に言及していた。

6690チバQ:2021/04/01(木) 17:26:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/da8f83604434d28aac1d2e11dad82416c964e3ef
自民・岸田氏、総裁選にらみ保守傾斜 背後に安倍氏? 賛否交錯
4/1(木) 7:14配信
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 自民党の岸田文雄前政調会長が、敵基地攻撃能力保有を柱とする提言を発表するなど「保守」への傾斜を強めている。

 菅義偉首相の9月末の党総裁任期切れに伴う総裁選をにらみ、保守層の支持を取り込む狙いとみられる。背後に安倍晋三前首相の存在を指摘する向きもあるが、同党を代表するリベラル勢力、宏池会(岸田派)会長の突然の「転向」に賛否は交錯している。

 岸田氏は26日、「安全保障上の喫緊の課題について」とのタイトルでツイッターに投稿。「中国の覇権主義的台頭」や「北朝鮮の軍事力増強」に言及した上で、「敵のミサイル発射能力を直接打撃できる能力の保有が必要」と主張した。中国海警船による領海侵入が常態化している沖縄県・尖閣諸島の防衛に関しては、海上保安庁の権限、能力充実を訴えた。

 岸田氏は、昨年9月の総裁選で首相に敗北。かねて発信力不足を指摘され、同氏周辺は「強く発信すれば、その分注目される」と説明する。

 岸田氏は3月25日に設立された選択的夫婦別姓制度推進派による議員連盟への出席を見送った。呼び掛け人に名前を連ねたが、保守派を中心とした党内の根強い反対論に配慮した格好だ。岸田派議員は、一連の岸田氏の言動について「安倍氏に言われたからではないか」との見方を示した。

 安倍氏は昨年、首相退陣の直前に、ミサイル阻止に関する談話を発表し「年末までに方策を示す」と明記。しかし、菅内閣で議論が進まない現状に不満を募らせているという。安倍氏は30日に約25分間、岸田氏と会談した。

 4月25日には、岸田氏の地元広島で参院広島選挙区再選挙が投開票される。県連会長の岸田氏にとって、その勝敗には総裁選への挑戦権が懸かる。

 岸田氏の保守傾斜について、同派内では「挑戦者なんだからあれくらいとんがった方がいい」(閣僚経験者)と評価する声がある一方、ある中堅議員は「自分の考えがないのか」と猛反発している。

6691名無しさん:2021/04/01(木) 20:38:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/3458d29cd634038949dd80a879678a915aa31f6a
【独自】こども庁 自民が次期衆院選の公約化を調整
4/1(木) 16:42配信
テレビ朝日系(ANN)
 子ども・子育て政策を一元化して対応する「こども庁」の創設について、自民党は次の衆議院選挙の公約に掲げ、実現を目指す方向で調整していることが分かりました。

 自民党・二階幹事長:「(私からは)子どものことは一番大事だから、国の宝だからしっかりやりましょう。こういうことです」

 菅総理大臣と会談した自民党の二階幹事長はこのように述べ、菅総理がこども庁の創設に前向きな姿勢を示したことを明らかにしました。

 菅総理は党内に総裁直轄の機関を立ち上げて議論を進めてほしいと指示したということです。

 関係者によりますと、菅総理は子育て政策に力を入れたいとしていて、政府内では省庁再編につながる行政改革の観点からもこども庁創設に向けた検討が進められています。

 具体的には未就学児の子どもについて、幼稚園と保育園といった厚生労働省や文部科学省にまたがる政策を一元化する案があるということです。

 一方で、自民党の若手議員が菅総理に提言しているのは虐待やいじめ、貧困や教育の格差など幅広い課題について各省庁の縦割りではなく、一元的に対応できる強い権限を持ったこども庁の創設です。

 今後、こども庁の役割をどうするのかが焦点となります。

 自民党は今年秋までに行われる衆議院選挙でこども庁の創設を公約に掲げて目玉政策にすることを検討していて、調整を急ぎたい考えです。

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d78ca045f9f775c3d388081ebf3abcdf379dba1
「子ども庁」創設、検討指示 自民が提言 菅首相
4/1(木) 16:34配信
時事通信
 菅義偉首相は1日、首相官邸で自民党の自見英子参院議員らと会い、子どもに関する行政を一元的に担う「子ども庁」創設に関する提言を受けた。

 首相はこの後、同党の二階俊博幹事長と会談し、党内に新たな関係機関を設け、具体的な検討を行うよう指示した。

 提言は、厚生労働省が保育園、文部科学省が幼稚園と所管が分かれ、縦割り行政になっていると指摘。子どもの医療、教育、福祉を一元的に担う「子ども庁」を新設し、担当相を置くなどの体制整備を求めた。首相は「強い決意でしっかり取り組む」と応じた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/24ac8e6517f1ff9356c44817204dfefaa8204824
「こども庁」の創設、首相が検討指示 衆院選の目玉狙う
4/1(木) 19:00配信
朝日新聞デジタル
 菅義偉首相は1日、首相官邸で自民党の二階俊博幹事長と会談し、子どもに関連する諸課題に一元的に取り組む「こども庁」の創設に向け、党で具体的な検討を進めるよう指示した。次期衆院選の公約に盛り込み、政権の新たな目玉政策としたい考えだ。

 首相は二階氏に対し、党則に基づく総裁直属の新たな機関を設置して検討するよう指示した。二階氏は会談後、記者団に「子どもはいちばん大事で国の宝なのでしっかりやりましょう」と応じたと明かした。

 こども庁をめぐっては、自民の当選4回以下の議員30人が呼びかけ人となって子育て問題を議論する勉強会を今年2月に設置。首相と二階氏の会談に先立ち、勉強会のメンバーが首相に同庁創設についての提言書を手渡した。

朝日新聞社

6692名無しさん:2021/04/01(木) 20:38:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d007e06c39897bb69e390e16acc6229287d6c12
菅首相「子ども庁」検討指示 「子どもは国の宝」公約化も
4/1(木) 19:23配信
TBS系(JNN)
 菅総理は1日、自民党の二階幹事長らと会談し、子どもに関する政策を一元的に担当する「子ども庁」の創設に向け、党内に総裁直属の機関を設置して検討を進めるよう指示しました。

 「子どものことは、一番大事だから国の宝だから、しっかりやりましょう」(自民党 二階俊博 幹事長)

 子どもに関する施策は現在、厚労省や文科省など各省庁にまたがっていて、縦割りによる弊害が指摘されています。

 自民党幹部によりますと、菅総理は、こうした弊害を打破する「子ども庁」の創設に意欲を示していて、今年の秋までに行われる衆議院選挙での党の公約に盛り込むことも検討していくということです。(01日18:37)

最終更新:4/1(木) 19:23
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/b5fdfa23595a702cddaa6b8d8fd5fcbe1dc0ae14
首相、「こども庁」創設に意欲 直属の準備組織設置も指示
4/1(木) 19:27配信
毎日新聞
 菅義偉首相(自民党総裁)は1日、自見英子参院議員ら党の少子化対策に関する勉強会のメンバーと首相官邸で会談し、子どもに関する施策の司令塔となる「こども庁」創設へ意欲を表明した。首相は同庁設置を求める提言を手渡され「大変重く受け止めた。強い決意だ」と強調。その後、二階俊博幹事長に対し、同庁発足に向けた総裁直属の準備組織を党内に設置するよう指示した。

 提言は、児童虐待や自殺など「子どもの命や安全を脅かす深刻な状況」への懸念を示し「『子ども最優先』の子ども・子育て施策に大きくかじを切る時だ」とこども庁創設を求めた。具体的には専任の閣僚を置いて権限を強化し、省庁横断で虐待や自殺、不登校など子どもに関する情報を一元的に把握し、政策立案や関連省庁との調整を担う。

 首相は会談で、3月の党大会で「なんとしても進めたいのが、未来を担う子どもたちのための政策だ」と発言した自身のあいさつの原稿をメンバーに手渡し、同庁創設への意欲を表明。その後、二階氏、森山裕国対委員長、林幹雄幹事長代理らと会食し、同庁設置議論の加速化を指示し、二階氏は「(子どもは)国の宝だからしっかりやりましょう」と応じた。【川口峻、野間口陽】

https://news.yahoo.co.jp/articles/77fa0a0c7f25e8c62cc3700328b7ec32b909f47f
菅首相「こども庁」創設 党に検討を要請
4/1(木) 17:31配信
日本テレビ系(NNN)
菅首相は自民党の二階幹事長らと会談し、子どもに関する政策を一括して担当する「こども庁」の創設について、党として検討を進めるよう要請しました。

自民党・二階幹事長「子どものことは一番大事だから、国の宝だから、しっかりやりましょうと、こういうことです」

菅首相は1日、首相官邸で自民党の二階幹事長、林幹事長代理、森山国対委員長と会談しました。会談では、新型コロナ対策での政府と党の協力を確認したほか、子どもに関する政策を一括して担当する「こども庁」の創設について、党に総裁直轄の機関を立ち上げて議論を進めるよう、菅首相から要請があったということです。また、二階幹事長によると、衆議院解散・総選挙は話題にならなかったということです。

「こども庁」の創設については自民党の有志議員が1日朝、菅首相に対して創設を求める提言を手渡し、菅首相は「しっかり取り組む」と応じたということです。

6693名無しさん:2021/04/01(木) 20:39:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f9c4970826944918c1144d933d51110b3fa24bd
「子ども庁」創設へ 検討を指示 菅首相が二階幹事長と会談
4/1(木) 17:46配信
フジテレビ系(FNN)
菅首相は1日午後、自民党の二階幹事長と会談し、「子ども庁」創設に向けた党内での検討を指示した。

自民党・二階幹事長「子どものことは一番大事だから、国の宝だから、しっかりやりましょうと」

菅首相は二階幹事長に対し、子どもに関する政策を一元的に担当する「こども庁」の創設に向け、党内に総裁直属機関を設置して検討を進めるよう指示した。

これに先立ち、菅首相は自民党の有志議員から、「こども庁」を創設し専任の大臣を置くことなどを提言され、「強い決意でしっかりと取り組んでいく」と応じていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/06cd86ca21f64efbbe5c00fe367e8542e8b56b21
【独自】「こども庁」創設を公約へ 菅総理の思惑は
4/1(木) 18:20配信
テレビ朝日系(ANN)
 子ども・子育て政策を一元化して対応する「こども庁」の創設を自民党が次の選挙の公約にする方向で調整していることが分かりました。菅総理大臣の思惑は。

 1日朝、自民党の若手議員が菅総理大臣にこども庁創設を求める緊急提言を申し入れました。

 現在は子どもに関する課題は複数の府省庁が対処しているため、連携が取りづらく、対応が遅れるなど縦割り行政の弊害に直面しています。

 提言にはこども庁を創設して専任の大臣を置き、一元的に問題解決にあたらせることなどが盛り込まれています。

 自民党・山田太郎参院議員:「子どもの司令塔ですよね。そういったものがないという問題意識も、きょう総理とはできたと」

 その山田議員が突然、菅総理から声を掛けられたのは、2週間前のことでした。

 ある政府関係者はこう話しています。

 政府関係者:「菅総理は『不妊治療』や『35人学級』など、若者や子ども向けの政策で良い反応が返ってきたことに心動かされている。『こども庁』の話を選挙の目玉にしたがっている」

 秋までに行われる衆議院選挙の目玉政策として、菅総理が目を付けたのが「こども庁創設」でした。

 菅総理は1日、こども庁創設について自民党内に総裁直轄の機関を作って議論を進めるよう指示しました。

 自民党・二階幹事長:「子どものことは一番大事だから、国の宝だから、しっかりやりましょうと」

 実は「こども庁」構想はかつて民主党政権でも検討されていました。

 元厚生労働大臣・小宮山洋子さん:「なぜ、それが実現しなかったかというと、関係する法案だけで63本もあったんです。各省庁に分断されている子どものものを合わせるということなので、省庁の抵抗も結構強くてですね。結局、『こども家庭省』も『こども家庭庁』も実現には至らなかったということです」

 省庁の抵抗。それが今回も思惑の違いを生んでいます。

 政治部(自民党担当)・土田沙織記者:「若手議員が目指しているのは、幅広い年齢層を対象に虐待やいじめ等の問題に取り組める庁なんです。一方、官邸内では0歳から6歳の未就学児を対象に省庁をつくることを検討しています。というのも、義務教育を担う文科省からすると、そこに手をつけられるのは抵抗があるんです。義務教育前の部分は切り離しやすいとみていて、まず実現性の高いところから着手したい考えです」

 自民党は、来たる選挙で「こども庁創設」を公約に掲げ、目玉政策にすることを検討しています。

テレビ朝日

6694名無しさん:2021/04/01(木) 21:29:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ffe4016f8290cf1647211161092c15755e65c6d
首相と二階氏が会談、コロナ対策で連携確認
4/1(木) 15:25配信
産経新聞
 菅義偉(すが・よしひで)首相は1日、自民党の二階俊博幹事長と官邸で会談し、新型コロナウイルスの感染拡大阻止に向け、政府と党が連携していく方針を確認した。二階氏によると、衆院解散・総選挙は話題に上らなかったという。会談には、森山裕国対委員長と林幹雄幹事長代理が同席した。

 首相は、少子化を克服するため子供に関連する政策を一元的に担当する「子ども庁」の新設に触れ、党総裁直属機関を立ち上げて検討を進めてほしいと要請。二階氏は、「子供は国の宝だ。しっかり取り組みたい」と応じた。

 二階氏は会談後、新型コロナの感染が急拡大している大阪府などへの「蔓延防止等重点措置」適用について、「今、われわれがなすべきことの中で最も重要なことだ。緊張感を持って対応したい」と記者団に語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/daf9f6875abc2c53b894fd0da5b2c43a694b5397
菅首相 自民・二階幹事長と会談、今後の政権運営協議か
4/1(木) 14:03配信
TBS系(JNN)
 菅総理は先ほど自民党の二階幹事長ら党幹部と会談しました。今後の政権運営などについて協議したものとみられます。

 菅総理は二階幹事長や森山国対委員長など自民党幹部とおよそ40分会談しました。

 「コロナのこういう状態の中で政府もしっかりやりますから、政府と一体になって協力協調して頑張りましょうと」(自民党二階幹事長)
Q.解散については?
 「ありません」(自民党二階幹事長)

 会談後、二階氏は一連のコロナ対策などについて政府与党が一体となって取り組むことを確認したと説明しました。衆議院の解散・総選挙については話題にならなかったと答えていますが、二階、森山両氏は菅総理と特に近い関係にあることから今後の政権運営についても意見交換したものとみられます。(01日13:25)

最終更新:4/1(木) 14:03
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/90c461d99aef6923b44c11631b613f5a33412e64
首相動静(4月1日)
4/1(木) 7:50配信
時事通信
 午前7時44分、東京・赤坂の衆院議員宿舎発。
 午前7時48分、官邸着。官邸の敷地内を散歩。
 午前8時51分から同9時17分まで、「子ども庁」創設を目指す自民党有志の勉強会から提言書受け取り。
 午前9時57分から同10時9分まで、岸田文雄自民党広島県連会長。
 午前10時15分から同31分まで、安藤久佳経済産業事務次官。
 午前10時32分から同43分まで、自民党財務金融部会の鈴木馨祐会長らから提言書受け取り。
 午前10時45分から同11時まで、都倉俊一、宮田亮平新旧文化庁長官。同4分から同24分まで、小野寺五典自民党組織運動本部長。
 午前11時25分から同54分まで、桜田謙悟経済同友会代表幹事。
 午後0時4分から同47分まで、自民党の二階俊博幹事長、森山裕国対委員長、林幹雄幹事長代理と会食。
 午後1時50分、官邸発。同51分、国会着。同53分、衆院本会議場へ。衆院本会議出席。
 午後2時44分、衆院本会議を途中退席し、同45分、国会発。同47分、官邸着。
 午後4時5分から同31分まで、鷲尾英一郎自民党衆院議員。
 午後4時32分から同44分まで、滝崎成樹官房副長官補、外務省の山田重夫総合外交政策局長、小野啓一地球規模課題審議官、岡真臣防衛省防衛政策局長。(了)

6695名無しさん:2021/04/01(木) 21:30:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f9dd02459932e62cbcac02e4255db6ec02551cb
官邸で異例の「派閥」会合 首相側近の私物化と批判
4/1(木) 17:39配信
共同通信
 坂井学官房副長官は1日、菅義偉首相を支持する自民党の無派閥議員グループ「ガネーシャの会」メンバーと官邸で会合を開いた。同会は衆院当選4回以下の議員で構成され、トップは坂井氏。各派閥の例会がある毎週木曜昼に議員会館に集まっていた。派閥的色彩の強い会合を官邸で開催するのは異例で、早速「首相側近による官邸の私物化」(ベテラン議員)と批判が上がった。

 会合には三谷英弘文部科学政務官ら10人程度が参加。昼食を取り、約40分間にわたって国会情勢などについて意見交換した。出席者の一人は「以前から一度、副長官室で開こうという話があった。距離を取って食事した」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dd87e6c5b1afb23f8a56dc02f6a4da21d3178322
菅グループ、官邸で会合 自民
4/1(木) 17:42配信
時事通信
 菅義偉首相に近い自民党の無派閥若手議員グループ「ガネーシャの会」は1日、首相官邸で会合を開いた。

 まとめ役は坂井学官房副長官で、藤井比早之内閣府副大臣や三谷英弘文部科学政務官らが出席した。参加者の1人は「副長官室に入ったことがない人もいるし、坂井氏を囲もうということになった」と説明した。派閥などの会合が官邸で開かれるのは異例だ。

 岡田直樹官房副長官は同日の記者会見で官邸開催の是非を問われ、「事実関係を承知していないので、お答えしかねる」と述べるにとどめた。

6696名無しさん:2021/04/01(木) 21:34:25
>>6695

https://news.yahoo.co.jp/articles/4f9dd02459932e62cbcac02e4255db6ec02551cb
首相官邸で大人数会合、食事も 坂井官房副長官「問題ない」
4/1(木) 17:39配信
共同通信
 坂井学官房副長官は1日、菅義偉首相を支持する自民党の無派閥議員グループ「ガネーシャの会」メンバー約10人と首相官邸で食事を伴う会合を開いた。坂井氏は分かれて弁当を食べたと記者団に説明し「逆に何が問題なのか」と述べた。国会内で記者団の取材に答えた。謝罪の弁はなかった。

 同会は衆院当選4回以下の議員で構成され、トップは坂井氏。各派閥の例会がある毎週木曜昼に議員会館に集まっていた。派閥的色彩の強い会合を官邸で開催するのも異例だ。

 首相は、会合について官邸で記者団に問われ「全く承知していない。本人が説明すると思う」と述べた。

最終更新:4/1(木) 20:57
共同通信

6697名無しさん:2021/04/02(金) 06:34:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f36935a035a6b60b93cf17905751b08a4a1c913
【独自】菅総理「4月解散」に否定的
4/1(木) 21:13配信
テレ東NEWS
【独自】菅総理「4月解散」に否定的
菅総理大臣は1日夜、テレビ東京系WBS(ワールドビジネスサテライト)のインタビューに応じ、大阪、兵庫、宮城の3府県を対象とした「まん延防止等重点措置」の期間内の衆議院解散に否定的な姿勢を示しました。まん延防止措置の期間は来月5日までのため、一部で取りざたされる菅総理訪米後の今月中の衆議院解散論を否定した形です。

【WBS滝田洋一解説キャスター】

まん延防止等重点措置の最中は、そのさなかは、(衆議院)解散はしないという理解でよいか

【菅総理大臣】

基本的にコロナの感染拡大が最優先ですから、(感染拡大防止を)最優先で行っていくことが大事だと思っています。

菅総理はこのように述べて、大阪など3府県にまん延防止措置が適用される期間内の衆議院解散に否定的な姿勢を示しました。まん延防止措置の期間は来月5日までのため、一部で取りざたされる菅総理訪米後の「4月解散論」を否定した形です。

また、菅総理がきょう自民党の二階幹事長に対し、設立に向けた党内議論を指示した「こども庁」については、「日本の将来を考えたとき、子どもは極めて大事なので、しっかり対応するのが私の役割だ。」と述べました。そのうえで、「長年の縦割り(行政)の中で、子供たちにとって何が良いのか考える必要がある」として、政府内で子ども政策を一元的に担う「こども庁」設立に強い意欲を示しました。

菅総理へのインタビューの模様は、1日よる10時からのテレビ東京系WBSで放映されます。

6698名無しさん:2021/04/02(金) 06:38:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/8354849bf1c0928c011bc5400afcb9f0b875c6eb
河野太郎ワクチン担当相に「覇権争い」で敗れた田村厚労相 厚労省が「諸悪の根源」〈dot.〉
4/1(木) 21:16配信
AERA dot.
 厚生労働省の失態続きで、田村憲久厚生労働相と河野太郎ワクチン担当相との「覇権争い」は、勝負あったとなりつつある。

 河野大臣は3月30日の会見で、新型コロナウイルスワクチン接種をめぐり、「希望するワクチンを選択できる」とした小林史明ワクチン担当大臣補佐官の発言について「完全に勇み足」とバッサリ斬った。

 厚労省が開設したウェブサイト「コロナワクチンナビ」は、製造元を選択して接種会場を検索できる仕組みになっており、加藤勝信官房長官も小林補佐官の発言をあえて否定しなかった。ところが、河野大臣は厚労省のナビについても「停止しろと言ってある。誤解を招きかねない」と上から目線で断じた。

「河野大臣と厚労省の主導権争いはどんどん先鋭化しています。河野大臣は厚労省のことを一切信用していませんし、むしろ、諸悪の根源扱いをし、情報を共有していません。だからこそ田村厚労相、小林補佐官、加藤官房長官との間でイザコザが起こる。今回の小林補佐官の発言を巡っても、河野大臣は田村厚労相に激高していました。”縦割り打破”のために送り込まれた河野大臣が、むしろ、縦割りを作っているという声が官僚の間で出ています」(官邸関係者)

 ワクチンのことを「ゲームチェンジャー」と称する河野大臣は、「大臣はワクチンを利用して(権力)掌握しつつある」と官邸で囁かれているという。

「小池百合子都知事は国産ワクチンの重要性をアピールするなど、国のワクチン供給の遅れを横目に機を見るに敏です。こうした動きが一層、河野大臣の気に障り苛立たせている」(同前)

 一方、足元の厚生労働省老健局老人保健課の職員23人が東京・銀座の飲食店で送別会をしていたことが判明し、大量の処分者を出した田村厚労相。自身も大臣給与2カ月分を自主返納したが、問題の送別会は悪質極まりないものだった。

 3月24日午後7時15分ごろから開始し、仕事を終えた職員が次々に飲食店に集結。課員約40人中23人が集まった。厚生労働省幹部はこう話す。

「ネットメディアにこの送別会のニュースが出ると、大騒ぎになった。すぐに招集がかかり、省内で調査がはじまった。送別会を言い出したのは、処分された課長。前日に店を予約した。予定時間の午後7時15分から仕事が終わった者が集まり始めた。最後に合流した職員は午後10時半ころ。時短営業のため午後9時には店を閉めなければならないのに、『まだ店を閉めないで』『あと何人か来る』などと幹事役の職員は店に掛け合っていたそうだ。誰も注意するものはいなかったと聞いている」

 送別会をした飲食店は宴会場を2つをつなげて対応したという。だが、新型コロナウイルスの感染対策のアクリル板はなく、厚労省の職員らはマスクを外して大声で歓談していた。

「店が営業終了だと言っても、なかなか帰らず、日付変わるころまで居座った。店の方も困惑していたが、コロナ禍で客も少なく、
仕方なく対応したようだ」(前出・厚生労働省幹部)

 実際に参加した厚労省職員らは、調査に対して次のように回答したという。

「送別会は当然じゃないかという感じで誘われた」

「断った人もいたが『なんで来ないの』と送別会の場で非難されていた」

「時短営業、午後9時で店が終了というのは頭になかった。あらかじめ、幹事役が交渉してくれていたんじゃないかと思って、遅くまで飲んでいた」

「久しぶりの外での会食、送別会で盛り上がって、時間を忘れた」

「送別される人が10名、うち3人は地方自治体から来ていた人。そういう方は断れなかったと思う」

6699名無しさん:2021/04/02(金) 06:38:47
>>6698

 霞が関の役所では毎年、春の異動シーズンには、送別会が多数、開催される。同じ部局もあれば、同期生同士の集まり、退職者など、その集まりはさまざまだ。

「霞が関には送別会文化がある。送別会がなければ、異動した感覚にならないという感じですね。課長以上の幹部の異動なら、コロナ禍でなければ、普通なら5、6回は送別会がある」(厚生労働省の元キャリア官僚)

 厚生労働省は新型コロナウイルスに対応する最前線の役所だ。

「マスク」「手洗い」「うがい」を推奨しているのも、PCR検査、ワクチン接種も厚労省の所管である。時短営業による、休業支援金・給付金なども所管は厚労省。大阪府や兵庫県では新型コロナウイルスの第4波が来襲したといわれ、「まん延防止等重点措置」の適用が実施されることを表明したのも田村厚労相だ。

 3月31日の衆院厚労委員会で、この問題について立憲民主党の長妻昭衆院議員がこう迫った。

「23時50分まで居座って店が閉めれなかった。悪質ではないか。店には時短要請をしながら厚労省幹部が時短要請破る。厚労省が承認したようなもの、時短と言っているだけだ。厚労省がやっているならやってもいいと思われる」

 平身低頭で謝罪した田村厚労相。飲み会に参加した一人は、「申し訳ないです。落ち込んでいます」と会う人ごとに、深々と頭を下げているという。
(今西憲之&AERAdot取材班)

6700名無しさん:2021/04/02(金) 13:19:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/82f06539479bf107c67ad01032796263086d87c0
進まぬ男女共同参画は「自民党政権の負の歴史」 期待が裏切られた内実
4/2(金) 7:00配信
マネーポストWEB

最終更新:4/2(金) 7:00
マネーポストWEB

6701名無しさん:2021/04/02(金) 13:21:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/658ce27d671a2eee70240390da0ba63b555eadbe
子ども庁、貧困虐待も議論 厚労相、首相指示巡り
4/2(金) 9:51配信
共同通信
 田村憲久厚生労働相は2日の記者会見で、菅義偉首相が自民党幹部に検討を指示した子ども庁新設について、子どもの貧困や障害児、虐待問題に関する施策も担うかどうか議論する考えを示した。「福祉は切り分けられるのか、どう包含していくのか。課題を詰めなければならない」と述べた。

 子ども庁は、子ども政策を扱う厚労省、文部科学省、内閣府の司令塔の役割を担う。田村氏は、内閣府を中心に、党と連携して検討を進めるとした。首相は1日、党の二階俊博幹事長と官邸で会談し、子ども庁を巡って党総裁直属機関を設置して検討を進めるよう指示した。

6702名無しさん:2021/04/03(土) 08:05:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/e246700dba42af5e6574d58b19b8f2f35f963543
<独自>「子ども庁」創設を議論 自民PT 7日から 衆院選公約盛り込みへ
4/2(金) 20:13配信
産経新聞
 自民党が、子供に関連する諸課題に一元的に取り組む「子ども庁」の創設に向け、新たにプロジェクトチーム(PT)を立ち上げ、7日に議論をスタートさせることが2日、分かった。菅義偉首相(党総裁)が同庁新設に意欲を示しており、来年中の設置を目指し、次期衆院選の政権公約に盛り込む方針だ。

 子供をめぐる問題は虐待や不登校、自殺、教育格差など幅広く、所管が複数の省庁にまたがることが少なくない。7日の初会合では厚生労働省や文部科学省、内閣府の担当者も出席し、所管の一元化に向けた課題を整理する。

 PTは党行政改革推進本部(本部長・棚橋泰文元科学技術政策担当相)のもとに設置し、猪口邦子元少子化担当相が座長に就く。

 首相は1日、二階俊博幹事長と会談し、子ども庁の創設に向けた検討を指示した。PTで庁設置をめぐる詳細を詰め、新たに立ち上げる総裁直属の組織に議論の場を移行させる方針だ。

 首相は1日のテレビ東京番組で、子ども庁創設をめぐり、「日本の将来を考えたときに子供は極めて大事だ。そこにしっかり対応するのが私の役割だ」と述べた。自身が掲げてきた「縦割り行政の打破」の一環として、政権の新たな看板政策に位置付けたい考えだ。

 田村憲久厚労相は2日の記者会見で、子ども庁の新設について「福祉は切り分けられるのか、どう包含していくのか。課題を詰めなければならない」と述べた。

6703名無しさん:2021/04/03(土) 08:12:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/611e7dca7578ddc5a505499008ae4640f2e3e658
解散・総選挙いつ決断 再選戦略、コロナ禍で手探り【政界Web】
4/2(金) 18:09配信
時事通信
 菅義偉首相の自民党総裁任期が折り返し点を過ぎ、残り半年となった。菅氏は「安倍政治の継承」を掲げて昨年9月の総裁選に圧勝。内閣支持率7割の好スタートを切ったものの、新型コロナウイルス対策にてこずり、安定軌道に乗り切れていない。総裁再選戦略は手探りを強いられ、これと密接に絡む衆院解散・総選挙の判断も迫る。「仕事をしたい」と実績作りを急ぐ菅氏が、その裏付けとなる2021年度予算を仕上げた後、真っ先に訪ねた実力者が安倍晋三前首相だった。(時事通信政治部長・松山隆)

◇安倍氏の真意は

 場所は、衆院第1議員会館12階の安倍氏の事務所。3月29日午前11時前、首相官邸から道路を挟んですぐ隣にある議員会館に専用車で乗り付けると、さしの会談は約50分間に及んだ。

 「先週予算が成立し、4月には訪米しますので、8年間にわたり政権を担われた安倍前総理にお会いして、内政また外交について意見交換をしました」。会談を終え、まっすぐ官邸に戻った菅氏は記者団にこう説明した。「非常に有意義だったと思います」とも語った。

 菅氏が二人きりで安倍氏と会うのは就任後2度目。前回は就任から間もない昨年10月1日で、やはり同じ議員会館の安倍氏事務所だった。この時も初外遊として東南アジア2カ国歴訪を控えた時期で、外交を得意とする安倍氏に助言を請うのが目的と受け取られた。だが今回、菅氏には気になる動きがあった。

 21年度予算が成立した3月26日。昨年9月の総裁選で菅氏と争った岸田文雄前政調会長が、ツイッターで「安全保障上の喫緊の課題について」と題する提言を発表していた。中国や北朝鮮のミサイルを「直接的かつ喫緊の脅威」と指摘し、「敵のミサイル発射能力そのものを直接打撃し、減衰させる能力を保有することが必要だ」と、いわゆる敵基地攻撃能力の保有を訴えた。

 敵基地攻撃能力について、岸田氏は「ハト派リベラル」を旗印とする宏池会(岸田派)会長として臨んだ前回総裁選では「さまざまな複雑な議論がある」と慎重論を唱えていた。無役ながら「ポスト菅」を諦めていない岸田氏は安倍氏を頼りにしており、そのにわかな右旋回に、党内では「安倍氏がやらせたのではないか」と臆測が広がった。

 最大派閥細田派の実質的オーナーと目される安倍氏は昨年8月、健康上の理由で退陣を決断した際、菅氏を後継に指名したものの、もともと「意中の人」は岸田氏だった。発信力に乏しく世論の支持が広がらない岸田氏を見放す形での菅氏支持だったが、この期に及んで安倍氏はまだ「岸田カード」を捨てていなかったのか。菅氏が訪米にかこつけて、安倍氏の真意に自ら探りを入れたとしても不思議はない。

◇見えない国家観

 菅氏は16日、ワシントンでバイデン米大統領と初の対面での首脳会談に臨む。菅氏自身は外交への苦手意識を隠そうとしていない。総裁選期間中の昨年9月12日、日本記者クラブの討論会では、「私は私なりの外交をしたい」「外務省から報告を受けながら政府全体として進める」「(安倍氏とも)相談させていただきながらやっていく」と、首相候補には似つかわしくないつつましさだった。

 政権発足から半年、「菅さんは外交にまるで関心がない」というのは、政府・与党内では今や定説だ。外務省幹部は「説明に行っても10分で終わる。安倍さんは30分、時間を取ってくれた」と懐かしむ。ある自民党関係者は「菅さんはしょせん、ナンバー2の人。事務屋だ。長い付き合いだが、国家観など聞いたこともない」と手厳しい。

 ワシントンでの日米首脳会談は、中国と激しく覇権を争う米国に、日本がどこまで踏み込んで協調姿勢を示すかが最大の焦点だ。沖縄県・尖閣諸島周辺で威圧的行為を繰り返す中国をけん制する意味でも、盤石な日米同盟関係を内外に示すことは重要だ。自民党では「内閣支持率にもプラスになる」(下村博文政調会長)と、政権浮揚効果を期待する声も上がる。

 だが、米国の対中制裁に同調を迫られたり、米軍のミサイル配備を求められたりすれば、日本の経済や安全保障政策の根幹にも関わり、国論を二分する事態に発展しかねない。これを判断するのはまさに政治の領域だ。こうしたテーマに関心を示さない菅氏に的確に対処できるのか。

 実際、菅氏に対し、海警法を制定して圧力を強める中国に自民党有志が対応強化を求めたり、敵基地攻撃能力保有の可能性を検討すべきだと進言したりする場面は水面下も含めてあった。しかし、党幹部は「総理の関心は薄い」と諦め顔だ。「議論を進めたくない雰囲気だ。公明党に配慮しているのだろう」とも推し量る。

6704名無しさん:2021/04/03(土) 08:12:51
>>6703

◇危うい党内バランス

 無派閥で党内基盤が脆弱(ぜいじゃく)な菅氏が半年前の総裁選で圧勝できたのは、党内の主要派閥にとって一番都合の良い候補だったためだ。安倍氏の退陣表明を受け、当時官房長官だった菅氏と気脈を通じる二階俊博幹事長が真っ先に支持を明言。二階氏の突出を快く思わない麻生太郎副総理兼財務相が細田派と竹下派に声を掛け、麻生派を含む3派が後追いで支援を打ち出した経緯がある。

 二階氏と麻生氏の反目は公然化し、再選を目指す菅氏にとって頭痛の種になっていることは間違いない。二階派の勢力拡大になりふり構わぬ二階氏の党運営に、党内の不満は「爆発寸前」(関係者)とも言われ、盟友関係にある安倍、麻生両氏は、二階幹事長の交代が不可欠との認識で一致しているとされる。

 だが、二階氏は菅氏にとって大きな後ろ盾だ。その存在感の重さを図らずも示した場面があった。通常国会が召集されて間もない1月20日、衆院本会議で1年ぶりに代表質問に臨んだ二階氏が登壇する際、ひな壇に着席して見下ろす菅氏は腰を浮かせて頭を下げた。普通なら軽い会釈で済ませる場面だ。菅氏の政権運営は危ういバランスの上に成り立っており、再選戦略はその延長線上にある。

◇コロナ禍次第

 菅氏の再選が懸かる今秋の総裁選は、どういう政治情勢で迎えることになるのか。コロナ禍は収束のめどがまるで立たず、リバウンド(感染再拡大)の様相を呈して政権を脅かしている。衆目の一致する対抗馬が見当たらない中、東京五輪とパラリンピックが予定通り開催され、感染状況も落ち着いていれば、9月5日の閉幕時点で再選が確実視されているかもしれないし、手が付けられないほど悪化していれば、出馬断念に追い込まれているかもしれない。

 その総裁選の前後に衆院解散・総選挙がある、というのが政権中枢に近い自民党幹部らの共通した見立てだ。「コロナ禍のさなかの解散は批判を免れないが、秋は任期が切れるので仕方がないとなる」。ある幹部はこう解説する。衆院議員の任期満了は10月21日だ。菅氏は4月1日のテレビ東京の番組で「何回も同じことを言っているが、最優先はコロナの感染拡大を防ぐことだ」と早期解散に否定的な立場を示した。

 菅氏は昨年9月の組閣で、安倍政権の主要閣僚のほとんどを再任した。この顔触れを見た自民党関係者は「菅さんは慎重な性格だ。仕事をしたいというのは本当だ。すぐに解散する気はないと、これで分かった。パラリンピック後の解散と決めているのだろう」と推測する。安倍政権下でも、官房長官だった菅氏は党を通じて世論調査を重ね、選挙区情勢を緻密に調べ上げ、これなら負けないと見極めた上で解散を進言していたという。

 関係者は菅氏の手法を「慎重に熟慮して、一度決めたらぶれない」と口をそろえる。だが、官房長官時代と異なり、情報は思うように入らず、柔軟性を欠く対応は裏目に出ているようにも見える。人に任せようとせず、自身が前面に出て物事を決めようとする姿勢が、政権内の風通しを悪くしているとの評価もある。「菅総理に菅官房長官なし」。超長期政権を支えた有能な参謀が菅氏にはいないことを評した安倍氏の言葉が重く響く。

6705チバQ:2021/04/03(土) 23:38:37
あー、飲み会とかしてもいいのね
自粛するのが馬鹿らしい。コロナになったら運が悪かったね
  って感じになりますな
6966 :チバQ :2021/04/03(土) 23:37:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbfc4eba38e4e732e54d69cc45077136d2f81aaa

大阪市職員送別会や会食で感染相次ぐ 4人以下、マスク会食守らず
4/3(土) 20:32配信

毎日新聞
大阪市役所=林由紀子撮影

 大阪市は3日、庁内の2部署で会食に参加した職員計5人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。松井一郎市長は4人以下での飲食や「マスク会食」を呼び掛けているが、いずれも守られていなかった。

 市によると、高齢施設課で職員9人が3月26日夜に市内の焼き肉店で送別会を開き、うち2人が感染した。異動する課長らが出席して約2時間半にわたり会食。男性職員1人に38度以上の発熱があり、同29日に検査で陽性と判明。さらに、この職員と同じテーブルだった男性職員1人も陽性と分かった。

 また、建設局では男性職員5人が同26日夜に堺市内の居酒屋で懇親会を行い、うち3人が感染した。体調不良になった参加者の1人が同31日になって陽性と判明し、他の職員も検査を受けたところさらに2人が陽性だった。


 建設局の担当者は「緊急事態宣言中ではなかったため、顔なじみのメンバーで会食したようだ」と説明。高齢施設課の担当者は「こうした時期でもあり、猛省すべきだと思う」と話した。【田畠広景】

6706とはずがたり:2021/04/05(月) 13:35:50
二階,煽るなぁ。
野党に無理矢理コロナ禍下での総選挙の責任転嫁しようとしてるってことは,菅は任期満了だと引き摺り下ろされる可能性有るから前倒しで解散したがってる??

内閣不信任提出なら直ちに解散 自民・二階氏がBS番組で強調
04/04 18:09
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/529513

 自民党の二階俊博幹事長は4日のBSテレ東番組で、野党が今国会で内閣不信任決議案を提出した場合、「会期末だろうがどこだろうが、出してきたら解散だ」と述べ、直ちに衆院解散・総選挙で応じる構えを重ねて強調した。

 二階氏はこれまでも不信任案が出たら菅義偉首相に「解散を進言する」と述べていたが、より表現を強めて野党をけん制した形。不信任案が提出されなかった場合、解散時期は9月の党総裁選の前になるか後になるかについては「(首相と)まだ詰めた話はしていない」と述べるにとどめた。

残り:82文字/全文:317文字

6707チバQ:2021/04/07(水) 21:16:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9d62b4f9b277943735990e435ff9aed77d2d134

党内保守派に秋波、ポスト菅狙う岸田氏の苦悩
4/7(水) 5:41配信

3月10日、菅義偉首相に提言書を提出し、記者団の質問に答える岸田文雄氏(写真:時事)
 次期自民党総裁選への出馬を目指す岸田文雄前政調会長が苦闘を続けている。

 2020年9月の菅義偉政権発足で無役になって以来、党内での存在感が薄れ、「ポスト菅」候補の人気番付でも下位で低迷しているからだ。

 岸田氏にとっては、巨額買収による公職選挙法違反で有罪が確定した河井案里前参院議員の当選無効・失職に伴う参院広島選挙区再選挙が、当面最大の課題となる。広島は故池田勇人元首相以来、「宏池会(現岸田派)の天領」(自民長老)とされ、岸田氏の総理・総裁候補としての命運もかかる。
■注目の4.25トリプル選挙

 岸田氏はここへきて敵基地攻撃能力を提起するなど保守傾斜の動きも見せている。ただ、1957年の池田派発足以来、自民党内のリベラル勢力の牙城とされてきた名門派閥・宏池会の伝統にはそぐわず、岸田派内での批判も相次ぐ。派閥領袖としての真価も問われる状況だ。

 参院広島再選挙は4月8日告示・25日投開票の日程で行われる。鶏卵汚職事件での吉川貴盛・元農林水産相の議員辞職に伴う衆院北海道2区と、羽田雄一郎・前立憲民主党参院幹事長の死去に伴う参院長野選挙区の補欠選挙が同時に実施される。いわゆる「4.25トリプル選挙」として、秋までに断行される次期衆院選の試金石としても注目されている。
 広島の再選挙には自民党公認で公明党が推薦する元経済産業省課長補佐の西田英範氏(39)と、立憲民主党など主要野党が推薦・支援する無所属のフリーアナウンサー、宮口治子氏(45)らが出馬する。同選挙区は2019年7月の参院選で巨額買収事件の舞台となった。与野党双方の統一候補が「政治と金の在り方」をめぐって激突する。

 ただ、このトリプル選挙は自民党にとって「極めて厳しい状況での選挙戦」(自民選対)となる。北海道補選は、自民党が有権者の汚職事件への強い批判から候補擁立を見送る不戦敗を選択。長野補選も立憲民主党が故羽田氏の実弟を擁立したことで、「弔い選挙で自民候補には勝ち目がない」(同)とみられている。

 だからこそ、広島再選挙の勝敗が「その後の菅首相の政局運営も左右する」(閣僚経験者)とみられている。

 広島は圧倒的な保守地盤とされ、参院広島選挙区は定数2を与野党が1議席ずつ分け合ってきた。これまで自民候補が野党候補の2倍近い票を獲得しており、「本来なら負けるはずのない選挙」(自民選対)だからだ。

 しかし、今回は自民分裂の果ての巨額買収事件を受けての再選挙で、自民党にとって「猛反省のうえでのみそぎの戦い」(地元県連)となる。その一方、立憲民主党は当初、4年後の改選時に現職同士が競合するとの懸念から、野党統一候補で戦うことに及び腰だったとされる。

6708チバQ:2021/04/07(水) 21:16:43
■消えぬ前回選挙の「恨み」

 自民党は4.25ダブル補選での敗北ショックを避けるため、「二階俊博幹事長ら執行部が河井案里氏に有罪判決直後の議員辞職を働きかけたことが、再選挙につながった」(自民幹部)とされる。ただ、主要野党は「与党の思惑通りにはさせない。4年後への配慮など必要ない」(立憲民主幹部)として、統一候補擁立による全面対決に踏み切った。

 そこで問題となるのが、新人候補の西田氏をめぐる与党の支援体制だ。自民分裂選挙となった2019年7月の参院選で、岸田派重鎮で自民現職だった溝手顕正・元国家公安委員長が落選したのは、「公明党が菅首相や二階氏の意向も踏まえて、新人の河井氏に肩入れしたのが原因」(岸田派幹部)との見方が多い。このため、今回選挙では当初、地元の自民県連から「公明の支援はいらない」との声すら出ていた。
 しかし、公判中の案里氏の夫で元法相の河井克行被告(4月1日に議員辞職)が当選した衆院広島3区で、次期衆院選の与党統一候補として公明党の斉藤鉄夫副代表が決まり、公明党は西田氏の全面支援を表明。ただ、「西田氏陣営では前回選挙の恨みは消えていない」(自民選対)のが実態だ。

 自民党は岸田派が選挙戦の中軸を担い、3月27日に3度目の同党県連会長となった岸田氏が陣頭指揮をとる。岸田氏は同日、「出直し選挙だ。今度は間違いなくしっかりとした人間を選ぶ」と陣営に檄を飛ばし、岸田派所属議員や秘書団を西田陣営に集結させる必勝態勢を組んだ。

 ただ、前回分裂選挙のしこりもあって、二階幹事長ら党執行部は「選挙は岸田派任せで、お手並み拝見」(細田派幹部)の構え。菅首相は4月1日に岸田氏と会談し、「大切な選挙だ。頑張ってほしい」と激励したが、「党を挙げての総力戦とはなりそうもない」(自民幹部)のが実情だ。

 そうした中、岸田氏が3月26日夜、自身のツイッターに「敵のミサイル発射能力そのものを直接打撃し、減衰させることができる能力を保有することが必要」と投稿したことも波紋を広げた。中国や北朝鮮によるミサイル攻撃抑止のための敵基地攻撃能力の保有を訴える内容だったからだ。
 敵基地攻撃能力保有については、安倍晋三前首相が2020年9月の退陣直前に、年末までの結論を求める談話を発表した。しかし、公明党の反発もあり、菅首相は判断を先送りした。

 岸田氏は「1人の党員としての考え方」と語るが、次期総裁選出馬に向けて「安倍氏に代表される党内保守派に秋波を送った」(自民長老)と受け止められている。

■保守派へのすり寄りにしか見えない

 ただ、故大平正芳、故宮澤喜一両元首相らに代表される「軽武装・経済重視」のリベラルな政治路線を堅持してきたのが宏池会(岸田派)だ。同派内では「宏池会らしくない発言。自分の考えはないのか」(岸田派長老)との批判が噴き出す一方、自民党内には「公明を怒らせるだけだ」(幹部)と、広島再選挙への悪影響を指摘する向きもある。
 岸田氏は3月30日に安倍氏と会談。同25日に設立された選択的夫婦別姓制度推進派による議員連盟への出席も見送った。こうした岸田氏の動きについて、党内では「総裁選のカギを握る安倍氏や麻生太郎副総理兼財務相へのすり寄りにしかみえない」(自民長老)との声も広がる。

 広島再選挙の勝敗には岸田氏の総裁選への挑戦権が懸かる。岸田氏も連日地元に張り付いて、街頭演説や集会で西田氏への支援を訴えている。ただ、当初の自民党の情勢調査では「西田氏が一歩先行」という結果だったが、ここにきての地元メディアの情勢調査では「宮口氏の追い上げ」が目立っているとされ、自民県連も危機感を募らせている。
 菅首相は、トリプル選挙のヤマ場となる4月中旬に訪米し、バイデン大統領との首脳会談に臨む。自民党内の一部には「外交で成果を挙げれば、トリプル選挙で全敗しても連休前に解散を断行。5月衆院選で勝ってチャラにすればいい」(二階派幹部)との声も出る。

 西田氏が敗れると菅首相への打撃も大きいが、「岸田氏が失脚すれば、結果的に菅首相の再選へのプラス要因にもなる」(無派閥有力議員)とのうがった見方もある。まさに「広島特有の仁義なき戦いの様相」(自民県連)で、「平時の首相候補」と揶揄される岸田氏は「自らの殻を破れるかどうか」(岸田派長老)が問われることになる。
泉 宏 :政治ジャーナリスト

6709チバQ:2021/04/08(木) 20:05:55
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20210407-567-OYT1T50251.html
「菅降ろし」起きる前に自民党内けん制か…首相の「解散あり得る」発言が波紋
2021/04/08 07:11読売新聞

「菅降ろし」起きる前に自民党内けん制か…首相の「解散あり得る」発言が波紋

読売新聞 【読売新聞社】

(読売新聞)

 菅首相が9月末の任期満了に伴う自民党総裁選前の衆院解散・総選挙は「あり得る」と発言したことに、与党では「党内の引き締めを図った」との受け止めが広がっている。野党は内閣不信任決議案の国会提出が「解散を誘発しかねない」と警戒している。

 「首相は常在戦場という中で言われたことだと思う」。自民の下村政調会長は7日の記者会見で、首相の胸中をそう推し量った。

 首相の解散発言は、6日のBS日テレの番組で飛び出した。首相は同じ番組で、不信任案提出が解散の大義になるかを問われると「当然なる」と明言した。野党は6月16日の国会会期末までの提出を検討している。首相発言を額面通りに受け取れば、野党次第で夏までの解散はありうる。

 一方で、首相は3月26日に「(解散が)いつあってもおかしくないとは思っていない」と語っていた。解散・総選挙よりも新型コロナウイルス対策を優先する考えをにじませたもので、与党内では「解散は10月の衆院議員の任期満了に近い秋」(閣僚経験者)との見立てが強まっていた。

 自民党幹部は、ぶれたようにも見える首相発言の狙いを「秋まで解散がないと思うな、との党内向けメッセージだ」と解説する。

 衆院議員の任期満了に近づくと、政治状況によっては「衆院選は新しい顔で」という声が強まり、「菅降ろし」が起きるおそれがある。総裁選前に解散・総選挙に踏み切る選択肢を残しておけば、党内をけん制できるというわけだ。

 野党は、解散のフリーハンドを握ろうとする首相との間合いを計りかねている。立憲民主党の安住淳国会対策委員長は7日、記者団に「必要であれば不信任案はいつでも準備する」と強調した。そのうえで「我々にも解散に対して責任がある。いかなる時でも(提出の)判断ができるよう準備は整えたい」と訴えた。ただ、立民の支持率は低迷し、空白区解消も道半ばだ。「態勢が整わないのに、首相を挑発するのは無謀だ」(中堅)と危ぶむ声が大勢だ。

6710チバQ:2021/04/12(月) 00:56:15
https://mainichi.jp/articles/20210409/k00/00m/010/004000c
坂井副長官への不満、自民内で渦巻く 首相側近へのやっかみも
イチオシ 田中裕之
政治

速報
毎日新聞 2021/4/9 12:00(最終更新 4/9 17:09) 有料記事 1427文字
参院予算委員会で、菅義偉首相(手前左)と言葉を交わす坂井学官房副長官(右)=国会内で2021年3月15日午後4時42分、竹内幹撮影
参院予算委員会で、菅義偉首相(手前左)と言葉を交わす坂井学官房副長官(右)=国会内で2021年3月15日午後4時42分、竹内幹撮影
 菅義偉首相側近の坂井学官房副長官への不満が、自民党内で渦巻いている。副長官は若手政治家の「登竜門」とも呼ばれる重要ポストだが、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、首相官邸で首相を支持する党内グループの昼食会を開き、物議を醸した。坂井氏の「失点」が続けば首相の求心力にも影響しかねない。首相の「アキレスけん」になる可能性がある。

 「またか。坂井氏は政権の足を引っ張ってばかりだ」。自民党幹部は嘆いた。

 問題視されたのは、坂井氏が1日に官邸で行った自民党無派閥議員グループ「ガネーシャの会」メンバー12人との昼食会。この日、政府は「まん延防止等重点措置」を大阪、兵庫、宮城の3府県で初めて適用することを決めた。コロナ禍への対応に追われる官邸での昼食会の開催は、野党のみならず、自民党内から猛反発を受けた。

 官房副長官が担うのは、政府内や与党との連絡・調整役だ。政府の政策決定や国会運営など幅広い分野で調整力が…

6711とはずがたり:2021/04/12(月) 00:59:15
>>6707
戦えない岸田の不能だよなあ。

立たないから勝てない。

6712とはずがたり:2021/04/13(火) 01:01:33
菅氏、岸田氏、それぞれの「広島の陣」
2021/4/9 6:00
河合 仁志
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/720612.amp?__twitter_impression=true&s=09

 8日告示された参院長野選挙区補欠選挙と参院広島選挙区再選挙、13日告示の衆院北海道2区補選の「トリプル選」は、菅義偉首相の求心力や衆院解散・総選挙の戦略に直接影響する。地方選挙で苦戦が続く自民党は、特に「広島での確実な1勝」に重きを置く。「政治とカネ」の逆風が吹く中、衆院広島1区選出の岸田文雄前政調会長は「ポスト菅」としての生き残りも懸け、背水の戦いの陣頭に立つ。

 朝、広島市の平和記念公園にほど近い大通り沿い-。自民公認の新人候補の出陣式会場を取り囲むように「信頼回復と未来への改革」と大書されたのぼり旗がはためいた。対照的に、「自民」の文字はステージ背面の壁紙に小さく見える程度。選対関係者は「自民党ってだけで敬遠する人がいるからね」と声を潜めた。

 2019年参院選の買収事件で有罪が確定した、河井案里前参院議員の当選無効に伴う再選挙。公判中の夫・克行前衆院議員と二人三脚で、「自民公認」の旗の下に巻き起こした「政治とカネ」の不祥事の爪痕は深い。克行氏もこの3月に買収を認め、議員辞職したばかり。「最近の広島の地元ニュースは事件一色。タイミングが悪い」。陣営幹部のぼやきは止まらない。

 もともと広島は強固な自民、保守地盤のはずが、直近の選挙情勢調査の数字は野党候補と「僅差」の非常事態を告げていた。この日、出陣式で登壇した誰もが一様に「厳しい」「大逆風」と険しい表情を浮かべ、マイクを握りしめた山口泰明選対委員長も買収事件に触れつつ、「党本部を代表して深くおわびを申し上げたい」とこうべを垂れた。

 自民は、3月の千葉県知事選で推薦候補がトリプルスコア以上の大差で完敗を喫し、4月4日にも東京都小平市長選で公明党と一緒に推薦した候補が涙をのんだ。失速が地方選挙にとどまらず、「この国政3選挙で広島も崩されて全敗となれば、党内が一気に浮足立って政権が流動化する」と党三役経験者。詰まるところ、菅首相の解散権も封じられることになる。

     ■ 

 その首相以上に「広島の陣」に今後の政治生命を左右されるのが岸田氏だ。

 直前の3月27日、「火中の栗」となるかもしれない3回目の県連会長職を引き受けると、「逃げるわけにはいかない」と珍しく感情を表に押し出した。領袖(りょうしゅう)を務める岸田派の議員や秘書を広島県内にくまなく張り付け、支援組織・団体をぎりぎりと引き締める。


 昨秋の党総裁選で首相に敗れて以降、無役に甘んじ、露出も減っている岸田氏の焦りの色は濃い。

 3月下旬-。支援を頼もうと、財務省大臣室で向き合った麻生太郎副総理からは「負けは許されねーぞ」とハッパを掛けられ、「よく、分かっています」と深く2回、うなずいてみせた。すなわち一敗地にまみれれば、「自分の選挙そっちのけで秘書を応援に出してきた派内の信を失い、党総裁どころか派閥のボスの座すら危うくなる」(党関係者)修羅場が待つ。

     ■ 

 一方、共闘を成立させた野党側は自民の「政治とカネ」に照準を定め、クリーンさを前面に出す戦略で「3選挙全勝」をうかがう。

 女性の新人候補が挑む広島再選挙の出発式には、立憲民主党の蓮舫代表代行、国民民主党の舟山康江政調会長、社民党の福島瑞穂党首がそろい踏み。口々に政府、与党を突き上げた。「金権政治にノーを突きつける大事な選挙だ」

(河合仁志)

6713とはずがたり:2021/04/13(火) 01:02:39
自民、党員獲得ベスト10発表 トップは二階幹事長
2021.3.21 15:49政治政局
https://www.sankei.com/politics/news/210321/plt2103210010-n1.html

 自民党の小野寺五典(いつのり)組織運動本部長は21日の党大会で、党所属国会議員の昨年1年間の党員獲得数ランキングを発表した。トップは二階俊博幹事長(和歌山3区)だった。

 2位以下は、堀内詔子衆院議員(山梨2区)▽森山裕国対委員長(鹿児島4区)▽鷲尾英一郎外務副大臣(新潟2区)▽茂木敏充外相(栃木5区)▽野田毅元自治相(熊本2区)▽畦元将吾衆院議員(比例中国)▽中曽根康隆衆院議員(比例北関東)▽寺田稔総務副大臣(広島5区)▽青山繁晴参院議員(比例代表)。

 自民党の昨年1年間の党員数は113万6445人で、前年比で5万147人増え、自民党が政権を奪還した平成24年以降で最多になった。

6714チバQ:2021/04/13(火) 20:46:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/45620abbdca91c58c8003eaba544109c760c9da8

菅政権支える麻生派 次期総裁選で河野氏の去就焦点 他派に先駆けパーティー
4/13(火) 19:43配信


「志公会と語る夕べ」で挨拶する麻生太郎財務相=13日午後、東京都千代田区(川口良介撮影)
 自民党麻生派(志公会、53人)は13日夜、東京都内のホテルで他派に先駆けて政治資金パーティーを開いた。麻生太郎副総理兼財務相が率いる党内第2派閥は、安倍晋三前政権に続き菅義偉政権を支えているが、派には河野太郎ワクチン担当相という有力な次期総裁候補がいるだけに、秋の総裁選に向け一枚岩を維持できるかが焦点となる。

 「首相を先頭に総選挙に臨むにあたり、日本が進むべき道を堂々と訴え、戦っていかねばならない。志公会は、その中心的な役割を担っていきたい」。麻生氏は新型コロナウイルス対策が徹底された会場で、首相を支えながら次期衆院選に臨む決意を重ねて訴えた。

 麻生派は昨秋の総裁選で菅首相を支持し、新政権の誕生へと導いた。安倍政権時代は、消費税増税や衆院解散・総選挙の時期などをめぐり首相と距離があるとささやかれた麻生氏。しかし、最近は国会答弁でせき込む首相に愛用ののど飴を差し入れたり、答弁後の首相が着席しやすいように椅子の向きを直したりするなど気配りを見せている。

 麻生派の議員は「一度決めたら最後まで支えるのが麻生流だ」と解説する。同時に、無派閥出身の首相の後ろ盾になることで「政権に影響力を与えられる」(派のベテラン議員)との計算も透ける。

 首相も宰相の経験がある麻生氏との関係を重視しており、6日には官邸で約1時間にわたって昼食をともにした。今回のパーティーにも「大変な支援、協力をいただいていることを改めて感謝申し上げる」とビデオメッセージを寄せた。

 とはいえ、前回の総裁選では高い知名度を誇る河野氏を擁立すべきだとの主戦論も少なくなかった。河野氏は次期総裁選への言及は避けているが、再び主戦論が強まれば、麻生氏は難しい選択を迫られそうだ。(今仲信博)

6715チバQ:2021/04/14(水) 19:20:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd5904b3e855d28d9a90f818c33bea40b86960de

西川元農水相、幹事長特別参与に 自民
4/14(水) 18:56配信


時事通信
 自民党は、西川公也元農林水産相について、新たにポストを創設し、「幹事長特別参与」として処遇することを決めた。

 党幹部が14日明らかにした。担当は特になく、報酬も支払われないという。西川氏は前回衆院選で落選し、現在は二階俊博幹事長率いる二階派に所属している。

 西川氏は昨年12月に内閣官房参与を辞任。理由は「一身上の都合」とされたが、現金授受疑惑で刑事事件化した大手鶏卵生産会社との親密な関係が取り沙汰されていた。

6716とはずがたり:2021/04/14(水) 20:23:26

この二階の動じない清々しさw(;´Д`)

西川元農水相、幹事長特別参与に 自民
4/14(水) 18:56配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd5904b3e855d28d9a90f818c33bea40b86960de
時事通信

 自民党は、西川公也元農林水産相について、新たにポストを創設し、「幹事長特別参与」として処遇することを決めた。

 党幹部が14日明らかにした。担当は特になく、報酬も支払われないという。西川氏は前回衆院選で落選し、現在は二階俊博幹事長率いる二階派に所属している。

 西川氏は昨年12月に内閣官房参与を辞任。理由は「一身上の都合」とされたが、現金授受疑惑で刑事事件化した大手鶏卵生産会社との親密な関係が取り沙汰されていた。

6717チバQ:2021/04/17(土) 01:38:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/091727f1698d3bcdaa0d14c891412d4e00f6775e
こども庁、孤独・孤立…相次ぐ自民主導のリベラル政策、選挙争点つぶし?
4/16(金) 20:37配信
産経新聞
自民党「こども・若者」輝く未来創造本部の初会合で発言する本部長を務める二階俊博幹事長(中央)=13日午後、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)

 菅義偉政権が「こども庁」創設や孤独・孤立対策など、自民党がこれまで主要課題としてこなかった政策に取り組み始めている。少子高齢化に加え、新型コロナウイルス禍で生活困窮者の増加に伴う女性や若者の自殺、子供の貧困の深刻化といった社会の変容が背景にあるが、秋までに実施される衆院解散・総選挙を意識し、与野党対決の争点つぶしと無党派層への支持拡大の狙いもあるようだ。

 「社会保障費も含めて今まで高齢者中心だった。思い切って変えなければ駄目だ。子供は国の宝で、もっと力を入れるべきだ」

 首相は4日のフジテレビ番組でこども庁の意義をこう強調した。安倍晋三前政権では「1億総活躍」「まち・ひと・しごと」など首相官邸が打ち出した政策課題を党側が受け止める「政高党低」が目立った。これに対し菅政権では、政府が進める具体的な対策でも自民の主導が際立つ。

 こども庁は、今年に入って自民若手の間で議論が本格化。こうした動きを踏まえ、首相は二階俊博幹事長に党総裁直属の本部組織の立ち上げを指示し、13日に初会合を開催した。

 孤独・孤立対策も党主導の一例だ。首相は2月、坂本哲志地方創生担当相を孤独・孤立対策担当に任命し、対策室を設置した。これに先立つ令和元年10月、党では参院に「不安に寄り添う政治のあり方勉強会」(座長・世耕弘成参院幹事長)が発足して対策とりまとめを主導。若手議員も今年1月に「望まない孤独」について議論する勉強会を始動させた。

 政府が3月16日にまとめたコロナ禍の長期化による生活困窮者向けの「緊急支援策」では、勉強会が訴えるひとり親、ふたり親を問わず低所得の子育て世帯への現金給付や困窮者を支援するNPO(民間非営利団体)への補助も盛り込まれた。

 勉強会の呼びかけ人の一人である鈴木貴子衆院議員は「首相は政策通で、官房長官時代から非常にアンテナを意識的に高くしている」と党内の議論の風通しの良さを評価する。

 自民は憲法改正を党是とし、安倍前首相は改憲に加え外交・安全保障に注力してきた。菅政権で自民が着手する政策は趣が異なるが、「安倍氏に比べ首相はイデオロギー色が薄い」(閣僚経験者)とみられていることも要因の一つのようだ。

 「国民目線」「国民のために働く内閣」を掲げる菅政権にとって、こども庁や孤独・孤立対策は、次の衆院選で無党派層に支持を広げるカードにもなり得る。

 こども庁に関する自民の初会合があった13日、立憲民主党も会合を開き、「子ども家庭庁(仮称)」創設の検討に着手した。福山哲郎幹事長は「選挙を目の前に(自民側から)こども庁が突然出てきたのは非常に驚く。思いつきで議論されては困る」と批判した。

 福山氏は「約15年前から設置を主張してきた」とも強調した。その間の旧民主党政権でも実現できなかった難題だが、与野党で選挙を見据えたさや当てが始まっている。

 一方、立民が打ち出すようなリベラル色の強い政策に対し、「岩盤地盤」として党を長く支える保守層には懸念もある。首相は党内で激しく賛否が分かれる選択的夫婦別姓の導入について過去に前向きな意向を示したことがあり、首相がリベラル色の強い政策に前のめりになれば、保守派議員の反発を招くことにもなりそうだ。(児玉佳子、大島悠亮)

6718チバQ:2021/04/17(土) 01:49:12
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2104160043.html
日米首脳対面 友好どう構築 歴代はゴルフ外交…不信招く発言も
2021/04/16 21:54産経新聞

 菅義偉首相とバイデン米大統領の初の対面会談が行われる。歴代首脳の初顔合わせでは、ゴルフや別荘でのもてなしを通じた「友好」が演出されてきた。新型コロナウイルス禍の今回は行事を最小限に抑えるが、菅首相がバイデン氏とどう信頼関係を構築するかも注目される。

 トランプ大統領と蜜月関係を築いたのが安倍晋三首相だ。2017年2月の初会談後、トランプ氏の別荘があるフロリダ州パームビーチを訪れ、共通の趣味であるゴルフをしながら国際情勢を話し合った。両氏のゴルフは通算5回に及び、関係を深める舞台となった。トランプ氏は退任する安倍氏に「歴代の首相で最も偉大」と賛辞を贈った。

 ゴルフ外交の系譜は安倍氏の祖父、岸信介首相とアイゼンハワー大統領にさかのぼる。1957年6月、ワシントン近郊でプレー。スコアは岸氏が「99」、アイゼンハワー氏が「74」だった。会談では「日米新時代」が打ち出され、旧日米安全保障条約の改定に道筋をつけた。

 2001年6月、ブッシュ(息子)大統領は初訪米した小泉純一郎首相をワシントン郊外の大統領別荘「キャンプデービッド」に招いた。小泉氏は贈られた野球ボールをブッシュ氏にトス。日米友好を印象付けた。

 首脳の発言が波紋を広げたこともある。1981年5月の鈴木善幸首相とレーガン大統領の会談は、共同声明に初めて日米を「同盟関係」と明記する成果をあげた。しかし、鈴木氏はその後の記者会見で「軍事的意味合いはない」と述べ、米国の不信を買った。

 2009年11月、オバマ大統領と2度目の会談に臨んだ鳩山由紀夫首相は「トラスト・ミー(私を信じて)」と語りかけたが、結果として米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の漂流を招いた。オバマ氏は回顧録で「感じは良いが厄介な同僚だった」と鳩山氏を論評している。(石鍋圭)

6719チバQ:2021/04/17(土) 01:50:03
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2104160041.html
日米、台湾の平和明記へ 共同声明 首脳会談で中国牽制
2021/04/16 21:44産経新聞

 【ワシントン=杉本康士、黒瀬悦成】訪米中の菅義偉(すが・よしひで)首相は16日(日本時間17日未明)、バイデン大統領とホワイトハウスで会談する。会談では台湾海峡の平和と安定が重要との認識で一致する見通しで、バイデン政権高官は15日の電話記者会見で会談後に発表される共同声明に明記したい意向を示した。中国企業がシェアを拡大する第5世代(5G)移動通信システムなどに関し、日米が20億ドル規模の協力を進める方針を発表することも明らかにした。

 首相はバイデン氏が就任してから初めて米国に迎える外国首脳で、対面形式で会談する外国首脳としても初めて。会談に先立ち、首相はハリス副大統領と会談し、「バイデン・ハリス政権が同盟国との協調を重視していることを高く評価したい。今回の訪米で日米同盟をさらに強固なものにしていきたい」と述べた。

 会談で両首脳は中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区と香港の人権状況について「深刻な懸念」を共有。中国に依存しない半導体などのサプライチェーン(調達網)構築や中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に対抗するインフラ整備支援での協調も確認する。

 バイデン氏は「核の傘」を提供する意向を示すほか、中国海警船が領海侵入を繰り返す尖閣諸島(沖縄県石垣市)に関し、米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約5条の適用対象に含まれることを確認するとみられる。

 首相はまた、北朝鮮による拉致問題の解決に向けバイデン政権の協力を改めて求める。核・ミサイル開発に関し、日米韓3カ国で連携して対処する方針でも足並みをそろえる。

 一方、両首脳は地球温暖化対策をめぐり、目標、手法、第三国支援の方針を共有し、パートナーシップ協定締結を目指す。2050年までの温室効果ガス排出実質ゼロに向け、22〜23日にオンラインで開催されるバイデン氏主催の気候変動サミットで日米が主導的役割を果たす姿を描く。

 新型コロナウイルス対策に関しては、日米豪印4カ国の首脳が3月12日のオンライン会合で東南アジア向けを中心に新型コロナワクチンの生産、流通で連携する方針を打ち出しており、日米首脳会談でも改めて協力を確認する。

 今夏の東京五輪・パラリンピックも議題に上る見通しで、バイデン政権高官は「(五輪開催を目指す)日本の取り組みに水を差したくない」としつつ、事態がどう展開するかを見通すのは「やや時期尚早だ」と述べるにとどめた。

6720チバQ:2021/04/22(木) 10:20:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/b066f9945d0026c166468102e2b219828d735633
内モンゴル自治区支援へ議連 中国「弾圧」問題視 自民有志
4/21(水) 19:11配信

「南モンゴルを支援する議員連盟」であいさつする高市早苗会長(左から3人目)=21日午後、衆院議員会館
 高市早苗前総務相ら自民党の有志議員は21日、中国・内モンゴル自治区で中国が進めている同化政策からモンゴル族の文化を守るため、「南モンゴルを支援する議員連盟」を発足させた。

 同日、衆院議員会館で開いた設立総会には21人が出席し、高市氏を会長に選んだ。

 議連によると、昨年秋から内モンゴルでは、教育の現場でモンゴル語を使うことが制限されている。これに抵抗したモンゴル族が拘束され、亡くなった人もいるという。

 高市氏は「中国共産党政府が内モンゴル自治区と呼ぶ南モンゴルで大変深刻な人権弾圧、迫害が発生している。これは中国への内政干渉ではなく、国際問題だ」と訴えた。

6721とはずがたり:2021/04/22(木) 16:14:24
「女性は野党に出して頂いて」 男女平等、遅れる政界
有料会員記事

野平悠一、吉川真布、諏訪和仁、阿部峻介 市野塊、土肥修一、明楽麻子
https://www.asahi.com/articles/ASNCC7FXSNCCULFA00Y.html
2020年11月12日 14時00分

 日本のジェンダー平等を進めるための、次の男女共同参画基本計画のメニューが出そろった。指導的地位の女性割合を30%に高める目標は未達のまま持ち越され、足もとでは取り組みを強める動きも広がるが、今度こそ達成に向かうのか。新たに緊急避妊薬の市販検討なども盛り込まれたが、議論が続く選択的夫婦別姓と同様に慎重論も根強く、実現は簡単ではない。

女性議員1割の自民、増えぬ理由は
 日本が特に遅れているのが政治分野だ。衆院議員の女性割合は1割足らずで、各国の議会を比べた世界ランキングは167位。2018年には、議会選挙の候補者を出来る限り男女同数にするよう政党に求める「候補者男女均等法」ができ、翌年の参院選では候補者の女性割合が過去最高の28・1%になったが、男女同数には遠く及んでいない。

 今年9月には、自民党の下村博文選挙対策委員長(当時)が「30年に党の女性議員が3割」になることを目指して、国政や地方の選挙で候補者の一定数を女性にする「クオータ制」を導入する提言をまとめて二階俊博幹事長に申し入れた。ただ、その後は導入に向けた動きは見えていない。二階氏は今月9日の記者会見で、その後の取り組みについて問われ「バックアップすることはできるが、女性議員をつくることに党が真正面からどうだと言ってみても、国民のみなさんが決めること。そう期待通りにはいかない」と述べた。

 自民党の国会議員393人(衆参両院議長を除く)のうち、女性国会議員は39人で約1割。選挙で候補者を擁立する際は、男性が多い「現職」が優先されるため、与党が女性候補を増やすのは簡単ではない、というのが党内の見方だ。野田聖子幹事長代行も9日、記者団に「野党にどんどん女性を出して頂いて、効果があれば循環していくのだろう。うち(自民)は残念ながら動かすだけの(空白区などの)キャパがない」と語った。

 野党第1党の立憲民主党は、国…

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6722チバQ:2021/04/25(日) 22:35:07
岸田派→林派への交代も近いか?

2234 :チバQ :2021/04/25(日) 22:33:52
野党が3つ取りましたね
https://news.yahoo.co.jp/articles/cca0704f5555c6a21fd7aed2bc7271a860d3e430
参院広島再選挙、野党系の新顔・宮口治子氏が当選確実に
4/25(日) 22:07配信

朝日新聞デジタル
支持を訴える宮口治子氏=2021年4月8日午前10時8分、広島市、小杉豊和撮影

 河井案里氏の当選無効に伴う参院広島選挙区の再選挙は25日投開票され、野党系で諸派新顔の宮口治子氏(45)=立憲、国民、社民推薦=が、自民新顔の西田英範氏(39)=公明推薦=らを破って初当選を確実にした。案里氏や夫の克行被告による買収事件に端を発した選挙で、「政治とカネ」が最大の争点だった。

 宮口氏は、事件による自民への批判票を取り込もうと党派色を薄めた選挙戦を展開。街頭演説では「金権政治を認めない意思表示を。選挙で事件に結論を出そう」と訴えた。推薦各党の党首らが続々と応援に駆けつけ、共産も支援した。

 西田氏は、逆風の中で「信頼を取り戻す。自民党は変わらなくてはならない」と身内批判も展開。県連会長の岸田文雄・前政調会長が中心となって組織戦を繰り広げ、連立を組む公明も「挙党態勢」で支援したが、及ばなかった。

朝日新聞社

6723チバQ:2021/04/25(日) 22:41:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/a93c0cdacbc7ca72916b6835cc454f1c2d5abcba
自民党が4・25選挙で4連敗 決定的になった「菅おろし」〈dot.〉
4/25(日) 22:30配信

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広島選挙区で勝利した野党統一候補の宮口治子氏(C)朝日新聞社

「とんでもないことになってきた」

 こう頭を抱えるのは菅義偉首相の側近議員。

 4月25日に北海道、長野、広島で3つの国政選挙の投開票が行われた。菅政権発足後、初の国政選挙となったが、自民党は3連敗となった。

 新型コロナウイルス感染拡大で3度目の緊急事態宣言、東京五輪・パラリンピック問題を控え、菅政権の失速が顕著になってきた。

 とりわけ、注目されたのが、接戦となった参院広島選挙区の再選挙だ。
2019年の参院選で、元法相の河井克行被告と妻、案里氏が2900万円の現金をバラまいて、公職選挙法違反で逮捕。案里氏は議員辞職に追い込まれた。案里氏に代わる候補として、自民党は元官僚の西田英範氏を擁立し、必勝を期した。

 選挙直前に野党統一候補として出馬表明した元アナウンサーの宮口治子氏と実質的な一騎打ち。広島は総理総裁候補とされる宏池会会長、岸田文雄衆院議員の地元だ。

「広島だけは何とか勝てるだろうと、菅首相も『1勝2敗か』と口にするほどでした」(前出・側近議員)

 しかし、結果は宮口氏の勝利で全敗となった。

 争点は河井夫妻の現金バラまきを受けての再選挙だけに「政治とカネ」。選挙戦の前半は出馬表明が早く、自民党、公明党の組織票で勝る西田氏が優位かと思われた。

 だが、宮口氏が猛追。西田氏は中盤から河井夫妻の問題に触れ、「河井夫妻は逮捕されても歳費をもらっていた。もらえない仕組みが必要。コロナで多くのお店の方々、多くの生活者、みなさんの生活が厳しい。なぜ国会議員だけ特別なのか?」と訴え始めた。

 河井夫妻への風当たりが強く、票が伸びないと西田陣営で判断したという。岸田氏も連日、西田氏と街頭演説。広島市内の繁華街でマイクを持つと、「広島ではおかしなことたくさんあった。おかしな人がいたから、再選挙になった」と話し始めた。

 地元市民の反応は厳しく、「おかしな人を応援していたのは、自民党でしょう。無責任や」とその場を離れた。

 応援演説に駆けつけていた元自民党幹事長、石原伸晃衆院議員は「ひどいことをやった人がいました。まず謝らなきゃいけない。広島を歩かせていただき、そう思った」とフォローせざるを得ない様子だった。

 また、自民党は河井夫妻から買収として、カネをもらった地方議員が
まったく動けず、集票につながらなかったことも敗因の一つだ。カネをもらった地方議員は今後、「被買収」として起訴される可能性が大きいためだ。そして、自民党は河井夫妻に1億5千万円という巨額な選挙資金を投じ、まだ収支報告書すら提出できていない。「政治とカネ」の問題が最後まで重くのしかかった。

「西田陣営にテコ入れといっても、カネはダメでしょう。コロナ禍で大臣や知名度ある議員の応援も限られる。地元で頑張ってもらうしかなかった」(自民党の幹部)

 西田陣営は自民党と公明党の連立与党が軸だ。宮口氏のスキャンダルが雑誌で報じられ、選挙戦終盤の情勢が宮口氏に有利との情報が流れた。

「公明党の地方議員たちは『だいたい河井夫妻のせいで、自民党の再選挙になった』と文句を言い、自民党の支援者と口論。陣営は険悪になり内部分裂でしたよ」と自民党の広島市議は打ち明ける。自民党幹部はこう語った。

「負けるべくして、負けたのだ」

6724チバQ:2021/04/25(日) 22:41:24
 衆院北海道2区の補欠選挙は、元農相の吉川貴盛被告が鶏卵汚職で議員辞職に追い込まれてのものだった。野党統一候補、前職の松木謙公氏が保守系無所属の候補らに圧勝、5回目の当選を果たした。
世論調査でもダブルスコア以上の数字で、優位に立っていた松木氏。

「10月までに解散があるから、もう一度、選挙をやらなきゃいけない」(松木氏)

 保守系無所属として立候補した元アナウンサーの鶴羽佳子氏や弁護士の長友隆典氏に自民党の国会議員が応援に入った。

「補欠選挙で勝つというより、そこそこの得票をあげて、次の解散総選挙で、自民党候補になりたい。そんな選挙戦でしたね」と自民党の北海道議は苦笑する。だが、今回の松木氏の圧勝で、解散総選挙で2人が自民党候補となれるかは微妙だという。

「吉川被告が、自分の息子を次期衆院選では出馬させたい意向があるそうだ。吉川被告が菅首相と近い関係だったのは間違いない。しかし、大臣室で現金もらった息子が、候補だなんて、さすがに菅首相もそんなことは認めないでしょう」(前出の道議)

 そして新型コロナウイルスに感染した立憲民主党の羽田雄一郎元国土交通相の死去に伴う参院長野選挙区補欠選挙では25日午後8時過ぎ、羽田氏の弟で立民新人の羽田次郎氏=共産、国民、社民推薦=が、自民党新人の小松裕氏=公明推薦=ら2人を破り、初当選を確実にした。

 野党共闘で「弔い合戦」を制し、自民は「羽田王国」の壁を破ることはできなかった。

 さらに同じ行われた名古屋市長選挙でも、現職の河村たかし市長が、自民党を離党して「反河村」の統一候補となった横井利明氏に競い勝った。

「現実として、国政選挙3連敗に、政令指定都市の名古屋市長選挙でも敗北。4連敗となった。やはり、どの選挙を見ても、東京五輪開催にこだわり、後手に回るコロナ対応が響いているようだ。そこに3回目の緊急事態宣言で党内でも菅おろしの声が高まっている」(前出の自民党幹部)

(今西憲之)

6725チバQ:2021/04/25(日) 22:42:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b95a56f5a31e806db38a0dea8f07085eb84f381
補選敗北の菅首相 政権運営に大ダメージ避けられず
4/25(日) 22:24配信


日刊スポーツ
菅義偉首相は政権発足から初の国政選挙で敗北を喫し、政権運営へのダメージは避けられない。今秋までに行われる次期衆院選の前哨戦となる国政選挙が25日、投開票された。参院長野選挙区補欠選挙は立憲民主党の新人羽田次郎氏(51)が、衆院北海道2区は立憲民主党の元衆院議員の松木謙公氏(62)が、それぞれ当選した。参院広島再選挙で「3選全敗」となれば、与党内の逆風は強まる。

   ◇   ◇   ◇

菅首相にとって次期衆院選への前哨戦に位置づけられる国政選挙は惨敗に終わった。中でも「政治とカネ」をめぐる問題が争点となった衆院北海道2区と、接戦となった参院広島再選挙のダメージは大きい。自民党幹部は本紙の取材に「不戦敗の北海道はしょうがないが、残る2つは絶対に負けられない。全敗すれば、次期衆院選への影響は計り知れない」と、警戒感をあらわにした。

その不安は、現実のものとなった。北海道2区は収賄罪で在宅起訴され、自民党を離党した吉川貴盛元農相の議員辞職に伴うもの。大逆風を前に自民党は公認候補の擁立を見送った。だが、「隠れ自民」とされる保守系無所属の立候補者に自主投票の公明、自民票が流れると予測したが、野党共闘の立憲民主党・松木氏の前に敗れた。

参院長野補選では、故羽田孜元首相の次男で立憲民主党の羽田次郎氏が当選を確実にした。選挙戦序盤で「各種調査ほどの差はない」と、自民党幹部は強気だったが、結果は強固な地盤を誇る「羽田王国」に風穴をあけることはできなかった。長野補選では野党共闘に不協和音もあったが、選挙買収事件で大逆風の参院広島再選挙では、野党の代表、党首ら幹部が総力戦の構えで広島入りし、次期衆院選へ向けたデモンストレーションを行った。

菅首相は23日夜に4都府県に対して3度目の緊急事態宣言を発令した。わずか17日間という「短期決戦」に、発令前から専門家から「延長」の可能性を指摘されるなど、批判は高まっている。東京五輪・パラリンピック開催への懸念も広がる中で衆院解散のタイミングを見極めている菅首相だが、惨敗の責任も浮上し、求心力は低下は避けられず、政権運営の軌道修正を迫られる。【大上悟】

6726チバQ:2021/04/25(日) 22:53:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/d69ea1df6394db9cba321db5498959a3360ea7e9
【点描・永田町】広島再選挙での岸田氏の苦闘
4/25(日) 19:02配信

時事通信
参議院広島選挙区再選挙が告示され、自民党の西田英範候補(右)の出陣式に応援に駆け付けた岸田文雄前政調会長=8日、広島市中区

 菅義偉政権初の国政選挙となる「4・25トリプル選挙」で、政界が注目しているのが参院広島選挙区の再選挙だ。次期衆院選だけでなく、9月に予定される自民党総裁選への出馬を目指す岸田文雄前政調会長の命運が懸かるからだ。昨年9月の菅政権発足で無役となって以来、党内での存在感も薄れ、“ポスト菅”候補の人気番付でも下位に低迷している岸田氏だけに、地元・広島の再選挙で同氏が主導して擁立した自民公認候補が敗れれば、「総理・総裁候補としての資格も失いかねない」(自民長老)という厳しい戦いとなっている。
 広島再選挙は、巨額買収による公職選挙法違反で有罪が確定した河井案里前参院議員の当選無効・失職に伴うもの。「鶏卵」汚職事件での吉川貴盛・元農林水産相の議員辞職に伴う衆院北海道2区と、羽田雄一郎・前立憲民主党参院幹事長の死去に伴う参院長野選挙区の両補欠選挙との同時実施となった。ただ、自民党はこのトリプル選挙の北海道補選では、早々に候補擁立を見送る「不戦敗」を選択。さらに、与野党対決の構図となった長野補選も、「故羽田氏の実弟の“弔い選挙”で自民党も諦めムード」(選挙アナリスト)とされる。このため、広島再選挙が「唯一勝てる可能性がある選挙」(自民選対)との見方が大勢だ。
 岸田氏は衆院広島1区で当選を重ね、2012年には名門派閥・宏池会(岸田派)の会長となった。広島は故池田勇人元首相以来の「宏池会の天領」(自民長老)とされ、現在も広島選出の自民党衆参議員の半数が岸田派所属だ。それだけに、3月末に3度目の自民党県連会長に就任した岸田氏は、4月8日の再選挙告示の前から地元に張り付き、選挙戦の陣頭指揮に当たっている。
◇負ければ総理・総裁候補から脱落も
 再選挙に出馬したのは、自民党公認で公明党が推薦する元経済産業省課長補佐の西田英範氏(39)と、立憲民主党など主要野党が推薦・支援する無所属のフリーアナウンサー、宮口治子氏(45)ら6人。2019年7月参院選での巨額買収事件の舞台となった同選挙区だけに、選挙戦は「政治とカネ」が最大の争点となり、与野党双方の「統一候補」による事実上の一騎打ちの構図だ。広島は「圧倒的な保守地盤」(自民選対)で、立憲民主も当初は、4年後の改選時での現職競合への懸念から、野党統一候補で戦うことに及び腰だったとされる。しかし、党内から「4年後のことなど考えずに、目の前の選挙で自民打倒を目指すべきだ」(幹部)との声が強まり、主要野党の共闘態勢を構築しての総力戦に持ち込んだ。
 定数2の参院広島選挙区は、これまで与野党がそれぞれ1議席を分け合ってきたが、自民候補は野党候補の2倍ほどの得票で圧勝してきた。しかし、今回は元法相の河井克行被告(公判中)と夫人の案里氏による買収事件を受けての再選挙。前回の自民分裂選挙の“後遺症”もあって、「挙党態勢を組めない」(自民選対)のが実態で、「前回に案里氏を応援した首相も広島に入れない」(同)とされる。
 このため、選挙戦は岸田派所属議員や秘書を大量動員した「文字通りの宏池会選挙」(同派幹部)となっており、党執行部や他派閥は「お手並み拝見」を決め込む。総裁選出馬を目指す岸田氏は、ここにきて「敵基地攻撃能力の提起」などで、安倍晋三前首相を中心とする党内保守派に擦り寄る動きも見せているが、自民党内では「再選挙で負ければ、岸田氏は総理・総裁候補から脱落する」(閣僚経験者)との見方も少なくない。主要メディアの情勢調査などで「野党候補がリード」との分析もあり、投票直前まで岸田氏の苦闘が続きそうだ【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」4月19日号より】。

6727チバQ:2021/04/25(日) 23:45:05
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021042400367&g=pol
安倍前首相、動き活発化 「再々登板視野」臆測も
2021年04月25日07時17分

 自民党の安倍晋三前首相が動きを活発化させている。同党の保守系グループや議員連盟の役員に相次いで就任。首相在任中に果たせなかった憲法改正への熱意を公の場で訴えている。党内では「再々登板が視野にあるのでは」との臆測も出ている。


 「新しい薬が大変よく効き、あと2回ぐらい点滴をすれば一応治療が終わる」。安倍氏は22日に東京都内で開かれた憲法に関するシンポジウムで、首相辞任の引き金となった潰瘍性大腸炎の治療についてこう報告した。
 安倍氏は「桜を見る会」前夜祭の問題を受け、首相辞任後しばらくは目立った活動を控えていた。しかし今月、自民保守系議員でつくる二つの議連に顔を出し、それぞれ顧問に就任。22日の議連会合では「保守政党として、日本を日本たらしめるものに、常に思いをはせながら取り組んでほしい」と呼び掛けた。
 宿願の憲法改正では、党憲法改正推進本部の最高顧問に就任し、同本部内から「挙党体制で推進できる」(幹部)と期待の声が出ている。安倍氏は22日のシンポジウムで、立憲民主党の枝野幸男代表が安倍政権の間は議論に応じない方針だったことを引き合いに「もう首相じゃないから議論しろよと思う」と批判してみせた。
 自民内には、安倍氏の3度目の首相登板を待ち望む声もあり、ベテラン議員は「あり得る話だ」と語る。
 注目されるのは出身派閥である細田派への復帰のタイミングだ。派内には衆院選前の会長就任を求める声もある。一方、同派幹部は、桜を見る会をめぐる事件で元公設第1秘書への東京地検の再捜査を踏まえ、「捜査が終わるまでは難しい」とみている。
 安倍氏の退陣後、長年暗礁に乗り上げていた国民投票法改正案の国会審議は動きだした。このため、「野党が再び反発しかねない。もうしばらく静かにしていてほしい」(自民中堅)と自重を求める声もある。

6728チバQ:2021/04/25(日) 23:47:03
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021042300457&g=soc
菅原前経産相を任意聴取 検審議決で再捜査―香典以外にも現金配布か・東京地検
2021年04月23日10時57分



 秘書が選挙区で香典を配ったとして検察審査会が「起訴相当」と議決した自民党衆院議員の菅原一秀前経済産業相(59)=東京9区=から、東京地検特捜部が任意で事情聴取したことが23日、関係者への取材で分かった。


 菅原氏が、香典以外にも選挙区内の行事で現金を配布した疑いがあることも判明。特捜部はいったん菅原氏を公選法違反容疑で不起訴としたが、こうした現金も含め、立件の可否を改めて判断するもようだ。
 菅原氏は同日、「当局からの要請があったら誠実に対応する」とのコメントを発表した。

6729チバQ:2021/04/26(月) 09:51:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a4f7297166dbc5e4c0588a48621a5dafdf051b3
参院広島で痛恨の敗戦、自民・岸田氏、次期総裁選へのもくろみ崩れる
4/26(月) 0:58配信
 25日に投開票された参院広島選挙区再選挙は、自民党広島県連会長として陣頭指揮を執った岸田文雄前政調会長にとっても、痛恨の敗戦となった。再挑戦をうかがう次期総裁選に向け、存在感を高める絶好の機会として岸田派(宏池会)を挙げての総力戦で臨んだが、発端となった「政治とカネ」の問題への風当たりは予想以上に強く、再選挙を総裁選への「追い風」とするもくろみは崩れた。

 「力不足で結果を出せなかった。申し訳ない」

 岸田氏は25日夜、広島市内のホテルで記者団にこう語り、無念の表情を浮かべた。

 広島は池田勇人、宮沢喜一両元首相を輩出した「保守王国」だ。元法相の河井克行被告(自民離党)と妻の案里前参院議員が引き起こした令和元年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件への批判は広がっていたが、党内では当初、「勝って当然だ」(幹部)と楽観ムードが漂っていた。

 ところが、選挙戦が始まり、報道各社の情勢調査で野党共闘候補のリードが判明すると、空気は一変した。元年参院選では、菅義偉(すが・よしひで)首相の後押しを受けた案里氏が初当選したあおりで岸田派の現職が落選したため、派内には「事件は案里氏側によるもの」との意識が強かったが、派幹部は「有権者から見れば同じ自民党だ。事件のダメージは想像以上に大きい」と漏らした。

 巻き返しに躍起になった岸田氏は選挙戦中はほとんど広島を離れず、街頭演説では「自民党は変わらなければならない」と支持を訴えた。地元紙に自らの写真付きの広告を掲載するなど、宣伝役も買って出た。

 これまで距離があるとされてきた二階俊博幹事長にも頻繁に電話をかけて情勢を報告するとともに支援を要請。外相などを歴任した「エリート」の印象が強かった岸田氏のなりふりかまわぬ戦いぶりに、「まるで岸田さん自身の選挙じゃ」(県議)との声も上がった。

 だが、買収事件にかかわった県議や広島市議らは表立った行動はできず、陣営はまとまりを欠いた。前県連会長の宮沢洋一元経済産業相が「事件に関わった議員は(再選挙の)応援に入らなくていい」などと発言したことで党本部も序盤は支援に及び腰となり、最終盤に野田聖子幹事長代行や丸川珠代五輪相らが広島入りしたが、出遅れ感は否めなかった。

 岸田氏は次期総裁選を見据え、自らの外交・安全保障戦略を打ち出し、安倍晋三前首相との連携強化に動き出した矢先だった。党内には県連立て直しのため、火中の栗を拾う形で会長を引き受けた経緯があることから「岸田さんの責任にするのは酷だ。首相を含め、党全体の責任だ」(幹部)と擁護する声が上がる。ただ、それでも地元での大一番を落としたことによる求心力への影響は避けられない。安倍、菅両政権を通じ、一貫して首相候補に名を連ねてきた岸田氏は、剣が峰に立たされた。(永原慎吾、児玉佳子)

6730チバQ:2021/04/26(月) 11:14:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/f95bfb7f5b4d1bc4e97336b298ab2c917f38f1c1
岸田氏の求心力低下は不可避 参院広島再選挙、自民敗北
4/26(月) 6:30配信

 参院広島選挙区の再選挙で自民党新人の西田英範氏(39)が敗れたことは、党広島県連会長として選挙戦を陣頭指揮した岸田文雄前党政調会長(衆院広島1区)の「ポスト菅」としての立ち位置に影を落とす。党総裁選再挑戦へ「負けられない戦い」だったからだ。

 「県連会長として心からおわびする」。西田氏の支持者が集まった広島市中区のホテルで、岸田氏は頭を下げた。

 広島は自身が率いる岸田派の拠点。池田勇人、宮沢喜一の両元首相を出し、県連所属国会議員8人のうち6人を岸田派が占める。次期首相を狙うには選挙の「顔」になれると示す必要がある。岸田氏は再選挙の「陰の主役」でもあった。

 再選挙は2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で有罪が確定した河井案里元参院議員(47)の当選無効に伴う。同選挙では党本部が強引に擁立し、陣営に1億5千万円を提供した新人の案里氏が当選。あおりで岸田派のベテラン現職が落選した。

 岸田氏は再選挙を党県連の「出直し選挙」と位置付け「自民党を作り直していく」と訴えた。選挙カーに乗り込み声をからした。岸田派議員や秘書団に携帯電話を配り、ノルマを設け電話作戦を指示。「あんな必死な姿は見たことがない」と周囲も目を見張った。

 一方で案里氏に肩入れした安倍晋三前首相や菅義偉首相、二階俊博幹事長を表立って批判することはなかった。昨秋の党総裁選で「踏み込んだ発言をしていく」と誓ったが、党内に波風を立てないことを優先したように見えた。

 敗因は自民党への不信に尽きる。「政治とカネ」問題の逆風に加え、説明責任を果たさない党本部と、党県連が同一視された結果だ。岸田氏の求心力低下は避けられない。
中国新聞社

6731チバQ:2021/04/26(月) 11:16:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/95603d3cf895c040a015c4dc48651ea325e8497f
衆参3選挙全敗の自民、それでも「菅降ろし」にはならず…「ポスト菅」不在
4/26(月) 5:01配信
 衆参3選挙の結果は、菅首相の政権運営に大きな影響を及ぼしそうだ。与党内では、衆院解散・総選挙は東京五輪・パラリンピック後の秋が軸になるとの見方が強まるとみられる。

 首相は25日、首相公邸でブレーンであるデービッド・アトキンソン小西美術工芸社社長や、厚生労働省の樽見英樹次官らと会い、経済対策や新型コロナウイルス対策を協議した。

 首相は3選挙に関し、「政権への逆風は極めて強いが、コロナ対策などやるべきことを一つ一つやっていくしかない」と周囲に語っている。
 解散時期については、9月末までの自民党総裁任期中を模索している。23日の記者会見でも、「私の総裁任期の中で、機会を見て考えなければならない」と強調した。首相が今後の政局の節目になるとみているのが7月だ。
 政府は、新型コロナワクチンの高齢者接種を7月末に終えることを目指している。7月23日には、東京五輪が開幕する。衆院選は、早くても7月4日投開票の東京都議選との同日選になるとの見方があり、首相はワクチン接種の進行状況や五輪開催に向けた国民の空気感を見極め、判断する考えとみられる。
 ただ、今回、保守地盤の参院広島選挙区で敗れたことで、「解散時期の選択肢は狭まり、『秋解散』に絞られつつある」(自民党幹部)との声が広がっている。主要閣僚の一人は3選挙の影響について、「党への風当たりは強くなり、野党は勢いづく。この政権で衆院選を本当に戦えるのかという声は必ず出てくる」と懸念を示した。
 それでも、自民党内では、有力な「ポスト菅」候補が不在なのが実情だ。自民党の閣僚経験者は「『菅降ろし』にはつながらず、結局菅氏で衆院選に突入するしかない」と指摘した。

6732とはずがたり:2021/04/26(月) 12:40:40
参院広島で痛恨の敗戦、自民・岸田氏、次期総裁選へのもくろみ崩れる
4/26(月) 0:58配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a4f7297166dbc5e4c0588a48621a5dafdf051b3
産経新聞
開票が進む中、取材に応じる岸田文雄前政調会長=25日夜、広島市(永原慎吾撮影)

 25日に投開票された参院広島選挙区再選挙は、自民党広島県連会長として陣頭指揮を執った岸田文雄前政調会長にとっても、痛恨の敗戦となった。再挑戦をうかがう次期総裁選に向け、存在感を高める絶好の機会として岸田派(宏池会)を挙げての総力戦で臨んだが、発端となった「政治とカネ」の問題への風当たりは予想以上に強く、再選挙を総裁選への「追い風」とするもくろみは崩れた。

【表でみる】次の首相にふさわしい政治家は

 「力不足で結果を出せなかった。申し訳ない」

 岸田氏は25日夜、広島市内のホテルで記者団にこう語り、無念の表情を浮かべた。

 広島は池田勇人、宮沢喜一両元首相を輩出した「保守王国」だ。元法相の河井克行被告(自民離党)と妻の案里前参院議員が引き起こした令和元年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件への批判は広がっていたが、党内では当初、「勝って当然だ」(幹部)と楽観ムードが漂っていた。

 ところが、選挙戦が始まり、報道各社の情勢調査で野党共闘候補のリードが判明すると、空気は一変した。元年参院選では、菅義偉(すが・よしひで)首相の後押しを受けた案里氏が初当選したあおりで岸田派の現職が落選したため、派内には「事件は案里氏側によるもの」との意識が強かったが、派幹部は「有権者から見れば同じ自民党だ。事件のダメージは想像以上に大きい」と漏らした。

 巻き返しに躍起になった岸田氏は選挙戦中はほとんど広島を離れず、街頭演説では「自民党は変わらなければならない」と支持を訴えた。地元紙に自らの写真付きの広告を掲載するなど、宣伝役も買って出た。

 これまで距離があるとされてきた二階俊博幹事長にも頻繁に電話をかけて情勢を報告するとともに支援を要請。外相などを歴任した「エリート」の印象が強かった岸田氏のなりふりかまわぬ戦いぶりに、「まるで岸田さん自身の選挙じゃ」(県議)との声も上がった。

 だが、買収事件にかかわった県議や広島市議らは表立った行動はできず、陣営はまとまりを欠いた。前県連会長の宮沢洋一元経済産業相が「事件に関わった議員は(再選挙の)応援に入らなくていい」などと発言したことで党本部も序盤は支援に及び腰となり、最終盤に野田聖子幹事長代行や丸川珠代五輪相らが広島入りしたが、出遅れ感は否めなかった。

 岸田氏は次期総裁選を見据え、自らの外交・安全保障戦略を打ち出し、安倍晋三前首相との連携強化に動き出した矢先だった。党内には県連立て直しのため、火中の栗を拾う形で会長を引き受けた経緯があることから「岸田さんの責任にするのは酷だ。首相を含め、党全体の責任だ」(幹部)と擁護する声が上がる。ただ、それでも地元での大一番を落としたことによる求心力への影響は避けられない。安倍、菅両政権を通じ、一貫して首相候補に名を連ねてきた岸田氏は、剣が峰に立たされた。(永原慎吾、児玉佳子)

6733チバQ:2021/04/26(月) 23:18:11
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2104260050.html
与党全敗、揺れる解散戦略 「ポスト菅」も見当たらず
2021/04/26 21:09産経新聞

与党全敗、揺れる解散戦略 「ポスト菅」も見当たらず

前日の衆参3選挙で自民党が全敗したことを受け記者団の取材に応じる菅義偉首相=26日午前、首相官邸(春名中撮影)

(産経新聞)

 次期衆院選の前哨戦と位置づけられた25日投開票の衆院北海道2区と参院長野選挙区の両補欠選挙、参院広島選挙区再選挙が「2敗1不戦敗」に終わったことに与党が危機感を強めている。菅義偉(すが・よしひで)首相(自民党総裁)の政権運営に影を落とし、衆院解散戦略に影響を及ぼす可能性があるためだ。一方で、党内抗争は内閣と自民の支持率低下を招きかねず、表立った首相批判は控える雰囲気に包まれている。

 首相は26日の自民党役員会で「国民の審判を謙虚に受け止め、正すべき点はしっかり正したい」と敗戦を悔やんだ。与党幹部の間では長野補選が野党側の「弔い選挙」となったことや、広島再選挙は自民の「政治とカネ」の問題がクローズアップされた地域事情を敗因とする反応が目立つ。

 秋までに控える次期衆院選への不安を打ち消したい思惑も透けるが、広島は平成29年の前回衆院選で自民が県内7選挙区中6選挙区で勝利した保守王国だけに衝撃は大きい。閣僚経験者は「政府の新型コロナウイルス対策への不満が直撃した。コロナは消えないから不満も消えない」と指摘。東京五輪・パラリンピックが中止に追い込まれたり、開催されても感染者が増えたりすれば、政府・与党に逆風となることは必至だ。

 「新型コロナ対策優先」を掲げる首相は早期の衆院解散を見送る公算が大きく、9月30日の自民党総裁としての任期満了や10月21日の衆院議員の任期満了をにらみ解散戦略を練る構えだ。自民関係者は「3選挙を落としたが新型コロナワクチンへの期待と連動している内閣支持率は堅調だ。ワクチン接種が増えれば支持率はさらに上がる」と述べ、解散戦略は「ワクチン次第」との見解を示す。

 一方で、選挙基盤が弱い若手を中心に、衆院選前に総裁選を実施して党に関心を引きつけ、国民的人気が高い新総裁の下で衆院選になだれこみたいとの声もあるが、実現するかは不透明だ。平成21年の衆院選前に麻生太郎首相(当時)の交代を求める「麻生降ろし」によって党内が混乱し、かえって支持を失った苦い記憶が鮮明に残っているからだ。

 ベテラン議員は「党内抗争は国民受けが悪い。菅首相のまま衆院選に突入することになるだろう」と予測する。堅調な内閣と自民の支持率に加え、主だった「ポスト菅」候補が見当たらない現実もこうした見方を後押ししている。(沢田大典、内藤慎二)

6734チバQ:2021/04/26(月) 23:19:29
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2104260054.html
岸田氏、総裁選に痛手 衆院選へ揺らぐ自公共闘
2021/04/26 21:14産経新聞

岸田氏、総裁選に痛手 衆院選へ揺らぐ自公共闘

戦を受け、支援者にあいさつする岸田文雄前政調会長=25日夜、広島市(永原慎吾撮影)

(産経新聞)

 自民党広島県連会長の岸田文雄前政調会長は、岸田派(宏池会)を挙げた総力戦で参院広島選挙区再選挙に臨んだが、公認候補の敗北で大きな痛手となった。次期総裁選への出馬を目指す岸田氏の求心力低下は避けられそうもない。公明党も全面支援が実らず、初めて公認候補を擁立する次期衆院選広島3区で自民側から「見返り票」を得られるのか不安を残した。

 「『政治とカネ』の問題への県民の怒りは大変大きいものがあると感じた」。岸田氏は自民新人の西田英範氏の敗北が確実となった25日夜、広島市内のホテルで記者団にこう語った。再選挙は、公選法違反で有罪となった河井案里前参院議員の当選無効に伴い行われた。「政治とカネ」の問題に対する有権者の視線は厳しく、保守王国として「勝って当然」(党幹部)との見方はもろくも崩れた。

 特に岸田氏のショックは大きい。

 「頑張っております。引き続きよろしくお願いします」

 20日朝、岸田氏は二階俊博幹事長に電話で、こう支援を要請。岸田派は過去の国政選挙対応で二階派(志帥会)と対立したこともあったが、岸田氏は選挙期間中の二階氏への情勢報告を欠かさず、党の勝利を優先した。なりふり構わない戦いぶりに県議からは「まるで岸田さんの選挙じゃ」との声も出たが、本拠地での負けは党内での存在感の低下につながりかねない。

 一方、公明は自民が地盤としてきた衆院広島3区に斉藤鉄夫副代表の擁立を決めたことで、与党内にしこりが残る中で選挙戦に臨む形となった。自民の支援がなければ斉藤氏の当選は厳しく、再選挙は「恩を売る」絶好の機会だった。

 「こちらも全力を挙げて頑張ります」

 斉藤氏は2日、県内の有力な公明支持者らとともに西田氏の選挙事務所を訪れた。公明票は県内で最大20万票近く。逆風の選挙を「公明のおかげ」で勝てば、衆院広島3区で自民の全面的な協力を得られる公算が大きくなる。このため、比例中国ブロックの全地方議員約170人を広島入りさせて票の上積みを図る「異例の対応」(公明幹部)をとった。

 だが、西田氏の当選にはつながらず、公明幹部は「うちが頑張ったことについては、しっかり自民に受け止めてもらいたい」と不安げに語った。(永原慎吾、力武崇樹)

6735チバQ:2021/04/27(火) 16:34:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/f607596add8ab112adda7733e3777376df2786f5
「勝つべき戦いに負けた」岸田氏崩れた“ポスト菅”戦略
4/27(火) 10:04配信

 最激戦となった参院広島選挙区再選挙で、自民党の広島県連会長として陣頭指揮に当たったものの、党公認の新人を勝利に導けなかった岸田文雄前政調会長。「政治とカネ」の逆風を押し返す凱歌(がいか)を「ポスト菅」レースにおける復活ののろしとし、秋の総裁選に弾みをつける-。そんな戦略はもろくも崩れ去った。 (河合仁志)


 26日、岸田氏は自身の公式ツイッターを更新し、再選挙での敗北を陳謝した上で「政治の信頼回復に向け先頭に立っていく」と発信した。県連トップの辞任など政治責任の取り方については触れなかった。

 池田勇人、宮沢喜一の両宰相を輩出した保守王国・地元広島での戦いは党だけでなく、昨秋の総裁選で菅義偉首相の後塵(こうじん)を拝し、無役となり露出も減った岸田氏にとっても「負けは許されない」ものだった。

 選挙買収での有罪確定という河井案里氏の不祥事のマイナスを覆し、「与党に価値ある1勝をもたらして『選挙に強い岸田』を売り込みたい」(岸田派幹部)。そのために、岸田氏は広島に後援会を持つ麻生太郎副総理兼財務相の携帯電話を鳴らし「助けてください」と泣きつくなど、なりふり構わぬ姿勢で臨んだ。自ら率いる岸田派の議員や秘書軍団も、出し惜しみせず現地に投入した。それでも-。

 自民や菅政権に向けられる有権者の拒否感は想定以上だった。ある陣営関係者は「一体、誰だったら勝てるんだと思うほど反応が悪かったよ」。潔く白旗を揚げた。

 党内には「岸田氏だけが責任を背負わされる話ではない」(参院ベテラン)との同情論がある一方で、「勝つべき戦いに負けた。結果が全てだ」(岸田派中堅)と冷めた総括も。他派閥の衆院若手は「『戦いに弱い岸田』のイメージが、有権者にさらに植え付けられた」と断じた。総裁選でリベンジを期す道は、このまま閉ざされてしまうのか。

6736チバQ:2021/04/27(火) 16:35:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/16fd280e0233115dd689448df04a37bf9a7ab845
全敗の余波収まらず…自民にショック与えた「力負け」
4/27(火) 9:53配信




イメージ
 与党「ゼロ勝」のインパクトをもたらした衆参3選挙から一夜明けた26日、その余波は収まらず永田町に広がった。自民党は、参院広島選挙区再選挙で競り負けた要因である「政治とカネ」の逆風などの影響が、今後も続くのかに神経をとがらす。片や、立憲民主党や連合は「共産党隠し」も奏功したと分析するが、次期衆院選での野党共闘の在り方は手探りが続く。

【写真】秋田時代、友人と実家近くの川で捕ったマスを手にする菅氏

 「大変厳しい結果となった。国民の審判を謙虚に受け止め、正すべき点はしっかり正す。国民の声に耳を傾け、今後、結果を出していきたい」。菅義偉首相はこの日の自民党役員会で、不戦敗を含む3選挙全敗への悔しさをにじませた。
 特に自民にショックを与えたのが、参院広島選挙区での「力負け」だ。保守地盤で確実な1勝をもくろんだが、再選挙の発端となった買収事件の「政治とカネ」を筆頭に、党幹部は「金権体質の政治、議員と官僚の不祥事、政権の新型コロナウイルス対策への不満が大きなうねりとなり、のみ込まれた」と話す。

 広島の投票率は、過去2番目に低い33・61%。一般的には、投票率が下がれば後援会や企業・団体など組織票を持つ自民候補に有利に働くと言われるが、今回は逆の結果となった。

 「勝利の前提となる自民支持層を固められなかったのが、大きな敗因。(そういう条件下で)野党が統一候補を立てれば、保守王国の広島ですら吹き飛ばされるってことだ」と党選対関係者。衆院解散・総選挙を控え、自民批判が全国的な底流となっている可能性も踏まえて地元活動を強化する必要を説く。

 公明党は、次期衆院選の広島3区に斉藤鉄夫副代表の擁立を決めたが、調整過程では自民との間にしこりも残した。それだけに、今回の広島再選挙では衆院選の自公協力を確たるものとするため、党幹部が次々に現地入りする異例の態勢で自民候補を支援した。
 ただ、支持者からは「『政治とカネ』をうやむやにした自民を応援するのは理解に苦しむ」との批判も。買収事件が尾を引いて自民の地方議員の運動量は上がらず、公明幹部からは「自民がもうちょっと動いてくれれば」と恨み節も漏れた。 (郷達也、森井徹)

  ◆   ◆

 立憲民主党の枝野幸男代表はこの日、野党系候補の全勝について記者団に「党派、立場を超えて幅広い皆さま方に応援をいただいたおかげだ」と繰り返し、ことさらに「幅の広さ」を強調した。

 この3選挙の期間中、立民が腐心し続けたのが、他の野党や最大の支持母体・連合にアレルギーが強い共産党との「距離感」だった。実際に、参院長野選挙区補欠選挙では立民新人が結んだ政策協定に対し、国民民主党と連合が「共産色が強すぎる」と反発。一時は推薦撤回を検討する騒ぎも起きた。

 そこで、参院広島選挙区の再選挙では共産には推薦願を出さず、街頭演説でも立民と共産の幹部が並んで立たないよう「共産隠し」を徹底。「政治とカネ」という敵失があったとはいえ、連合関係者は「長野のケースが良い薬となり、広島では共産カラーを薄くすることができた。保守層を含む幅広い菅政権批判票の受け皿になれた」と確かな手応えを口にする。
 「政権与党と、一対一の構図をつくっていくことが重要だと、今回の選挙でも明らかになった」と総括した枝野氏は、次期衆院選に向け野党の候補者一本化を加速させたい構え。だが、共産側には一方的な譲歩となることへの警戒が強い。

 小池晃書記局長はこの日の記者会見で、野党共闘の形は「政権に関わる合意などの度合いによって変わってくる」と述べ、立民と67選挙区で競合している小選挙区に関しても「擁立をやめるとはひと言も言っていない」とけん制した。共産関係者は「立民との駆け引きは、7月の東京都議選後に本格化するだろう」と読む。 (川口安子)

6737とはずがたり:2021/04/28(水) 12:45:29
青ざめる自民、楽観ムード霧散 「河井事件」の傷痕深く 参院広島再選挙
4/20(火) 7:14配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc549f09ebc7692e61cb6d15a599ff3af3bcbf46

◇背水の岸田
 自民党陣営は、広島県連会長で岸田派を率いる前政調会長、岸田文雄を中心に選挙態勢を敷く。陣営は「岸田派主導」の様相を呈する。

 その選挙活動は思うように回らない。最大の要因は買収事件の影響だ。克行が地方議員ら100人に現金を配ったとされ、有権者に自民党への不信感が渦巻いている。応援に入った参院議員の一人は「今回は勘弁してくれ」と支援を拒否されたという。別の議員は玄関先であしらわれ、冷たい反応に「心が折れた」。

 連携不足もある。県連は克行側から現金を受け取った地方議員を選挙に関わらせず、受領したある県議は「やっているのは電話掛けやポスター貼りぐらい」と明かした。

 県連内には19年参院選をめぐる党本部への遺恨がなお残る。案里擁立を強行され、県連支援の現職は落選。ベテラン県議は、案里をてこ入れした首相菅義偉の応援を「邪魔」と言い切る。こうした対応は陣営が自らの手足を縛るに等しい。

 厳しい状況を受け、岸田は急きょ、閣僚に電話して広島入りを要請し始めた。ただ、初動の遅れは否めない。昨年の党総裁選で菅に惨敗した岸田は次期総裁選をにらむが、周辺は「地元で敗北すれば総裁の芽がついえる」と危惧する。

 公明党も傍観者でいられない。克行が議席を得た広島3区に副代表斉藤鉄夫を擁立しているからだ。ここでの活動実績は次期衆院選での自民党の支援に跳ね返る。党代表山口那津男は11日に広島入りし、告示前には支持母体・創価学会会長の原田稔も現地で支持者を激励。「総力戦」で自民党を後押しする。

6738チバQ:2021/04/30(金) 14:58:28
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210429-OYT1T50292/?from=yhd
「まん延防止」下でも派閥パーティー…選挙見据え必死、感染者出れば批判必至
2021/04/30 07:13
新型コロナ
 自民党の各派閥は、6月までに政治資金パーティーを開く予定だ。新型コロナウイルスの感染収束は見通せないが、秋までに行われる衆院選に備え、「軍資金」を確保するためだ。感染者が出れば世論の批判を浴びるのは必至で、各派とも感染防止策に力を入れている。

 党内7派閥の先陣を切ったのは、麻生副総理兼財務相が率いる麻生派だ。4月13日夜に東京都内のホテルで政治資金パーティーを開催した。麻生氏は「秋までに衆院は解散になる。日本が進むべき道を堂々と訴え、戦っていかねばならない」と訴えた。派閥としての資金集めは、衆院選や参院選といった大型選挙の前には、とりわけ重要となる。麻生派に続き、岸田派が5月19日に政治資金パーティーを予定する。細田派、竹下派など他の5派閥も6月中に開く計画だ。
 各派が神経を使うのが、新型コロナ対策だ。麻生派のパーティーは「まん延防止等重点措置」の適用下で行われた。同派は、出席者に検温を求め、飲食提供を見送った。会場を3か所に分け、収容人数も定数の5割以下とした。出席した同派衆院議員の感染が4月下旬に判明。パーティーでの感染ではないと明確になるまで、気をもむ事態も起きた。
 各派がパーティーを開く東京都では、5月11日まで緊急事態宣言が発令されている。岸田派は宣言が延長され、開催時期に重なった場合、パーティーを延期する方針だ。

6739チバQ:2021/04/30(金) 15:00:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9517c486ac7c60e29af0be36fc5175d0b667003

みそぎ済んだ?安倍氏、再々始動のエンジン 麻生氏とうかがう「復権」
4/30(金) 9:45配信




父晋太郎氏が眠る墓前で手を合わせる安倍晋三前首相=(撮影・河合仁志)=2020年11月01日、山口県長門市
 首相在任中の「桜を見る会」に絡む問題が再燃し、表舞台から姿をくらましていた安倍晋三前首相が、再々始動のエンジンを吹かせ始めた。議員連盟、会合へ次々と参加し、ライフワークの憲法改正や原発推進など自身の思想信条を強くアピール。決して順調とは言えない菅義偉首相の政権運営を横目にじわり、存在感を高めており、その意図をいぶかる党内から警戒も呼んでいる。(河合仁志)

【写真】靖国神社での参拝を終え、記者の質問に答える安倍前首相=2021年4月21日

 4月22日、自身を指導者と仰ぐ自民党のグループ「保守団結の会」が国会内で開いた会合に講師として登壇した安倍氏は、国家観を前面に打ち出して若手議員を鼓舞した。「日本を日本たらしめているものは何か-。常に思いをはせながら、気概を持って取り組んでいただきたい」

 その2時間半後。今度は、民間の改憲派によるシンポジウムの舞台にパネリスト・安倍氏の姿はあった。持病の再発により、自らの手で憲政史上最長政権に幕を引いて約8カ月。「新しい薬が大変よく効いて、あと2回くらい点滴すれば一応治療も終わる」と体調が戻ってきたことを報告し、「肩の荷を下ろさせてもらった。今、その荷は全部菅さんの上に載っかっている」。気心の知れた支援者に囲まれリラックスしたのか、軽妙なトークで会場の笑いを誘い、沸かせた。
 宰相の座を去ってしばらく静養に努め、いったん活動を再開していた昨年末。「桜を見る会」前日の夕食会費補填(ほてん)問題が再燃し、秘書が東京地検特捜部に立件され、自分も事実と異なる国会答弁を繰り返したことを認めざるを得なくなり、記者会見では青白い顔で深々とこうべを垂れた。衆参両院の議院運営委員会にも呼ばれ、苦しい弁明の姿がテレビ中継に映し出されて、その政治生命は風前のともしびとも言われた。

 その後、今年3月末、「桜」問題の政治資金規正法違反容疑について「嫌疑不十分」や「嫌疑なし」で不起訴処分に。このころから、公の場に顔を見せるようになった。「『みそぎは済んだ』と思っているのだろう」と党関係者。安倍氏は、党憲法改正推進本部の最高顧問をはじめ、原発の新増設や建て替えを主張する議員連盟の顧問などに立て続けに就任。出身派閥の細田派からは「強い安倍さんが帰ってきた」(衆院若手)と歓呼の声が上がっている。

6740チバQ:2021/04/30(金) 15:01:10
 ■      

 安倍氏の路線を継承すると宣言した菅政権は、新型コロナウイルス対応で精彩を欠き、初の国政選挙となった25日の衆参3選挙では不戦敗も含め3敗の憂き目を見た。秋までに衆院解散・総選挙を控え、党内には「選挙の顔」としての首相のリーダーシップに物足りなさを隠せない不穏な空気も生まれつつある。

 そこに来ての、“選挙不敗の総裁”だった安倍氏の復権-。細田派の閣僚経験者は「万全な体調と本人の意思さえあれば、いつでも『(首相)再々登板』への片棒を担いでみせるよ」。まずは安倍氏の早期の派閥復帰と会長就任をその導火線に、と執念を燃やす。
 当の安倍氏は、盟友の麻生太郎副総理兼財務相をしばしば東京・富ケ谷の私邸に招き、互いの政局観を披歴しすり合わせ、「安倍派」発足の時機を慎重にうかがっているという。現時点では「菅政権を支えていく」(安倍氏)ことで一致する2人。次期衆院選で地盤の弱い若手の応援に飛び回り、「恩を売る」ことで党内無比の求心力を築き上げる青写真を描く。

 一方、首相の後見役として権勢を振るう二階俊博幹事長率いる二階派にとって、こうした安倍氏の動きは目の上のたんこぶ以外の何物でもない。あるベテランは「もう過去の人。おとなしくしてもらった方が何かとやりやすいのだが…」。細心の用心、けん制と抑止、そして白眼視が満ちる。

6741チバQ:2021/05/07(金) 07:44:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d7e36785c8526f8f7c46b2326acb1a2217e917c
<独自>菅原前経産相立件へ 東京地検特捜部 現金提供悪質と判断
5/7(金) 2:00配信

産経新聞
菅原一秀前経産相(春名中撮影)

 前経済産業相の菅原一秀(いっしゅう)衆院議員(59)=自民=が地元・東京9区の有権者に「会費」などの名目で現金を提供していた問題で、東京地検特捜部が公職選挙法違反(寄付行為)罪で菅原氏を立件する方針を固めたことが6日、関係者への取材で分かった。特捜部は近く菅原氏に聴取を要請し、認否などを改めて確認した上で、処分の内容を決定するもようだ。


 公選法は、政治家が自分の選挙区の有権者に寄付することを禁じており、違反すると50万円以下の罰金が科される。罰金以上の刑が確定すれば失職する。

 菅原氏をめぐっては昨年6月、秘書を通じ有権者に香典名目などで計約30万円相当を寄付した公選法違反事件で不起訴(起訴猶予)となったが、東京第4検察審査会が今年2月に「起訴相当」と議決。その後の特捜部の再捜査で、香典とは別の現金提供の疑いが浮上した。

 関係者によると、菅原氏は平成30年以降、地元有権者団体が企画した祭りなどのイベントに、1回数千〜1万円を支払うことを繰り返していた。総額は菅原氏本人や菅原氏名義などで3年間で数十万円に上るとみられる。

 会費が明示されていないイベントで選挙区内の有権者に現金を支払うことは公選法上、有権者への寄付行為に当たるとして禁じられている。関係者によると、菅原氏は会費制ではない祭りなどに現金を提供していたほか、新年会などでは通例の会費よりも増額して支払った疑いがある。

 特捜部は昨年、香典事件について「法を軽視する姿勢が顕著とまでは言い難かった」として立件を見送ったが、現金提供については、広範囲で長期間にわたるため、悪質性があると判断したとみられる。

 国会議員による寄付行為では、平成11年に小野寺五典(いつのり)元防衛相が氏名入りの線香を選挙区で配ったとして書類送検された。小野寺氏は翌年に議員を辞職し、その後、罰金40万円、公民権停止3年の略式命令を受けた。

6742チバQ:2021/05/08(土) 09:10:50
https://www.sankei.com/affairs/news/210507/afr2105070015-n1.html
秋元議員側が4度目の保釈請求 IR汚職公判
2021.5.7 20:26社会裁判


 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件で、収賄と組織犯罪処罰法違反(証人等買収)の罪に問われた衆院議員、秋元司被告(49)の弁護人は7日、東京地裁に保釈を請求した。請求は4度目。

 秋元被告は収賄罪で起訴後、昨年2月に保釈されたが、贈賄側に偽証を働き掛けた疑いで8月に再逮捕されて以降、勾留が続いている。

 これまでの公判では贈賄側や、証人買収の実行役だった秋元被告の知人らの証人尋問が実施された。18日から収賄罪の共犯に問われた元政策秘書、豊嶋晃弘被告(42)の被告人質問が始まる。その後、秋元被告の被告人質問も予定されている。

https://www.sankei.com/affairs/news/210506/afr2105060012-n1.html
IR汚職公判 白須賀議員「視察は秋元先生への接待」
2021.5.6 18:54社会裁判


 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件で収賄などの罪に問われた衆院議員、秋元司被告(49)らの公判が6日、東京地裁(丹羽敏彦裁判長)で開かれた。贈賄側の「500ドットコム」の本社(中国・深●(=土へんに川)=しんせん)やマカオのカジノ視察に同行した白須賀貴樹衆院議員(46)が証人として出廷。500社側がカジノで秋元被告に数十万円単位のチップを提供した上で、高級ブランド品の購入代金も負担したとし「旅行全体がぜいたくで、明らかに秋元先生を接待する視察だと感じた」と述べた。

 議員バッジを付けずに出廷した白須賀議員は平成29年12月の視察について「秋元先生から『世界のリッチな方々の生活を見に行こう。旅費は気にするな』と誘われた」と説明。マカオに到着した日の夜に向かったカジノでは、自身も500社の社長から額面1万香港ドル(約14万円相当)のチップ2枚を手渡され、秋元被告もそれ以上の枚数を受け取っていたと指摘した。

 翌日に訪れたショッピングモールでは、秋元被告がグッチやエルメスといった高級ブランド店で靴や財布などを購入する際、代金を社長に支払わせていたと証言。自身の旅費についても「500社が負担したと思った」と振り返った。

6743チバQ:2021/05/10(月) 20:09:29
言い方はなんだけど一理あって
ワクチン争奪戦だった、他国に比べて感染者数が少ない=後回しにされる
っての論理もいちおあるわけで
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3cdca039da65041caa375f8518589786a4828fc
「日本はさざ波、五輪中止とか笑」内閣参与の投稿に批判
5/10(月) 14:52配信
朝日新聞デジタル
内閣官房参与の高橋洋一・嘉悦大教授

 新型コロナウイルスの感染状況や五輪開催をめぐり、内閣官房参与を務める高橋洋一・嘉悦大教授が9日、ツイッターで世界各国の感染者数を比較するグラフとともに「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」と投稿した。日本の感染者数の低さを示すためとみられるが、ネット上で反発が広がっている。


 このツイートに対し、「ウチの母親も『この程度のさざ波』の中で亡くなったんですよ」「一人ひとりの命が失われていくことに対し、笑笑って…人の命をなんだと思ってるのですか」などの批判的なコメントが相次いだ。

 高橋氏のツイートについて加藤勝信官房長官は10日の記者会見で、「個人としての発言で、政府としてコメントは従来差し控えている」と説明した。記者団から高橋氏が内閣官房参与を続けることが妥当かどうかを問われると、加藤氏は「高橋参与は経済、財政政策に関して意見を述べていただく非常勤の職だ。それにのっとって対応していただくことが非常に大事だ」と述べるにとどめた。

 高橋氏は元財務官僚で、菅義偉首相就任後の昨年10月、内閣官房参与に任命されている。10日の参院予算委員会で高橋氏のツイッターについて問われた首相は「五輪のことについては全く相談をしていない」とし、「高橋さん個人の主張について私から答弁することは控えるべきだろうと思う」と話した。首相は大型連休中の今月4日に高橋氏と首相公邸で面会した。

 新型コロナをめぐっては、国内の死者数は4月に1万人を超え、感染者数も9日時点で64万人以上にのぼる。医療体制が逼迫(ひっぱく)し、病床が足りなくなっている地域では、自宅待機中に死亡する事例も続出している。(菊地直己)

朝日新聞社

6744チバQ:2021/05/11(火) 19:26:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/99a3a96c2bb0e4da9e1cbe004f12e07e9cff21e7?tokyo2020
高橋内閣参与「さざ波」を釈明 ツイッターで、撤回や謝罪はせず
5/11(火) 12:35配信

共同通信
 内閣官房参与の高橋洋一嘉悦大教授は11日、国内の新型コロナウイルス感染状況を「さざ波」としたツイッター投稿に批判が集まったことに関し「世界の中で日本の状況を客観的に分析するのがモットーなので、それに支障が出るような価値観を含む用語は使わないようにします」とツイッター上で釈明した。撤回や謝罪はしなかった。

 加藤勝信官房長官は記者会見で「参与は非常勤。コメントは差し控えたい」と述べるにとどめた。

 高橋氏は9日、インドや欧米と比較した日本の感染状況を「この程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」とツイートし、インターネット上で批判が相次いだ。

6745チバQ:2021/05/12(水) 20:29:17
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20210512k0000m010275000c.html
片山さつき氏ら自民2議員 宣言下の東京から浜松まつりに参加
2021/05/12 19:41毎日新聞

片山さつき氏ら自民2議員 宣言下の東京から浜松まつりに参加

たこを揚げる片山さつき参院議員=片山氏のフェイスブックより(画像の一部を加工しています)

(毎日新聞)

 自民党の塩谷立衆院議員(静岡8区)と片山さつき参院議員(比例)が大型連休中、浜松まつり(3〜5日)に参加していたことが12日、毎日新聞の取材で明らかになった。今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、東京都を含む緊急事態宣言発令地域からの参加が禁止されていた。両氏は浜松市内に事務所を置いているが、現在は国会の会期中。

 浜松まつりは勇壮なたこ揚げで知られ、例年100万人以上の観客が見物する。昨年は中止されたが、今年は、無観客で開催▽夜間の屋台引き回し中止▽たこ揚げ会場での飲食禁止――などの制限を設け、開催した。

 両氏は自身がたこ揚げする写真をネット交流サービス・フェイスブックに投稿。塩谷氏は「大凧には、浜松市民の熱い想い、大きな願いが込められています」、片山氏は「2年ぶりに浜松まつり、凧揚げです」などと書き込んでいた。

 取材に対して、塩谷氏事務所は「参加禁止は承知していたが、事前にPCR検査や抗原検査などで陰性確認した」と釈明。片山氏事務所はPCR検査を受けて陰性確認したとしつつ、「たこ揚げへの参加は問題があったかもしれない。慎重に判断すべきだった」と答えた。まつりの組織委員会事務局は「2人がたこ揚げしたとすれば、参加禁止の指示に抵触する」との認識を示している。【太田圭介】

6746チバQ:2021/05/12(水) 23:15:13
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20210511k0000m010253000c.html
自民広島県連、岸田会長の続投了承 再選挙敗北の責任問う声なく
2021/05/11 19:07毎日新聞

自民広島県連、岸田会長の続投了承 再選挙敗北の責任問う声なく

岸田文雄氏=竹内幹撮影

(毎日新聞)

 自民党広島県連は10日、広島市内で開いた役員会で、岸田文雄前政調会長の県連会長続投を了承し、岸田氏の下で次期衆院選を戦う方針を確認した。県連関係者によると、党公認の新人が敗れた4月の参院広島選挙区再選挙での敗北の責任を問う声はなかったという。

 再選挙では「政治とカネ」が争点となり、3月に県連会長に就いた岸田氏が前面に出て選挙戦を戦ったが、党公認の新人が約3万4000票差で敗れた。【賀有勇】

6747チバQ:2021/05/14(金) 14:54:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/81bec1411e17144490dd76f6adebd9dae0b98dc6
岸田氏、再起へ苦難の道 「政治とカネ」で発信強化も派内結束どこまで
5/13(木) 21:06配信

産経新聞
岸田派会合後、記者団の取材に応じる自民党の岸田文雄前政調会長=13日午後、東京・永田町(永原慎吾撮影)

 4月の参院広島選挙区再選挙で公認候補が敗れた自民党の岸田文雄前政調会長(衆院広島1区)が再起に向け、苦難の道を歩みだした。敗因となった「政治とカネ」をめぐり二階俊博幹事長に党として説明責任を果たすよう要求。岸田派(宏池会)も次期総裁選出馬を目指す岸田氏を「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」の思いでもり立てる考えだが、宏池会は危機のたびに分裂してきた歴史があり、結束が問われる局面ともなっている。

 「『政治とカネ』は広島だけの問題ではなく、全国の選挙に影響する話だ。しっかり提言していきたい」

 岸田氏は13日、都内で開かれた岸田派会合でこう訴え、党の信頼回復を目指す考えを重ねて強調した。12日には二階氏を訪ね、再選挙の発端となった令和元年7月参院選で河井案里元参院議員側に党本部から提供された1億5千万円の具体的な使途に関する国民への説明を要請。今後もこの問題の発信に努める考えだ。

 宏池会出身の池田勇人、宮沢喜一両元首相を輩出した金城湯池である広島の再選挙に敗れ、党内には岸田氏の指導力を疑問視する声も少なくない。だが、逆風が予想されながら県連会長の職を引き受け、選挙戦の先頭に立ったことに「火中の栗を拾った」(党幹部)との前向きな評価もある。

 岸田派は4月28日に臨時会合を開き、「広島の選挙のやり方は甘かった」との指摘も出たが、若手が「全力で岸田さんを支えていこう」と呼びかけると、「そうだ」とのかけ声が上がった。別の議員は再選挙について、徳川家康が不利を承知で強敵の武田信玄に挑んだ合戦になぞらえ「『三方ケ原の戦い』にしなければダメだ」と話す。家康は合戦に敗れた教訓を踏まえ、後に天下人になった。

 岸田氏も再起を見据え、派閥を超えた経済政策勉強会の立ち上げを模索。閣僚経験者ら約20人が参加を検討しているという。

 ただ、過去には重要な局面で派が分裂した苦い記憶もある。「宏池会のプリンス」と呼ばれ、首相候補だった加藤紘一元幹事長が平成12年に森喜朗内閣の退陣を求めた「加藤の乱」では、加藤氏の支持と不支持をめぐり派が割れた。

 現在も波乱要因はある。岸田氏とたもとを分かち、派の名誉会長を退いた古賀誠元幹事長が再選挙中、全国紙で「岸田文雄さんには申し訳ないが、日本のたった一人の指導者を決めるということは、同じ派閥だから、友達だからというような生易しいものではない」と語った。菅義偉首相と気脈を通じる古賀氏が派内で再び影響力を強めようとする可能性もある。

 岸田氏は13日、記者団に「今は国難の時だ。政府与党が一致結束して取り組まなければならない」と述べ、新型コロナウイルスの感染が拡大する状況では菅政権を支える考えを示した。自身の総裁選出馬については「チャンスがあればまた挑戦したい」と強調したが、まずは約30年遠のく宏池会の「首相誕生」に向けた派の結束が必須となる。(永原慎吾)

6748チバQ:2021/05/14(金) 22:20:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/3910990ff2f09535a85b810827a12b55458efd9a
「上級国民」批判恐れ、ワクチン接種で悩む国会議員 派閥パーティー批判も
5/14(金) 20:25配信

産経新聞
自民党各派閥のパーティーの状況

 新型コロナウイルスの感染収束が見通せない中、国会議員がワクチン接種の対応で頭を悩ませている。接種希望者が殺到している最中に注射を打てば、「上級国民だ」と糾弾されかねないためだ。秋までに行われる衆院解散・総選挙を見据えた「軍資金」集めとなる自民党各派閥の政治資金パーティーも「コロナ禍にけしからん」との批判を避けるため、開催時期をずらす動きが出てきている。

【イラスト】他人に「うつす」時期はいつから?

 「差別化する必要はなく、自然体でやっていけばいいのではないか」。自民党の野田聖子幹事長代行は11日の記者会見で、国会議員へのワクチン接種も一般と同じく高齢者優先で行うべきだとの考えを示した。

 高齢の国会議員については、集団感染が立法府の機能低下を招く懸念があるため、国会内の施設を使った接種も水面下で検討されている。しかし、接種の申し込みが殺到し、混乱が生じている地方自治体が少なくない中、「特別扱い」と批判されることを心配する国会議員もいる。

 実際、1月に自民党本部の全職員を対象にPCR検査の実施を決めた際には一部から不満の声が寄せられた。党幹部は「国民と全く同じルールでやったとしても『特権階級』と攻撃される可能性がある。少し落ち着いてから接種した方がいいかもしれない」と語る。

 自民は政治資金パーティーの対応にも苦慮する。岸田派(宏池会)は19日に行う予定だったが、コロナ禍での開催が批判を招きかねないこともあり7月8日への延期を決めた。岸田文雄会長は今月13日の派閥会合で「国民から疑念を抱かれるようなことは控えなければならない」と説明した。

 党内7派閥のうちパーティーを行ったのは4月の麻生派(志公会)のみで、岸田派以外の5派は東京都に31日まで発令中の緊急事態宣言が解除された後の6月を予定している。ただ、感染が拡大すれば宣言延長の可能性がある上、宣言解除後でもパーティーで感染者を出せば批判されかねない。ある派閥のベテランは「しばらくパーティーを開くのは難しいのではないか」と悲観的に語った。(今仲信博、広池慶一)

6749チバQ:2021/05/14(金) 23:36:23
https://www.sankei.com/politics/news/210513/plt2105130031-n1.html
浜松まつりに国会議員4人 緊急事態地域から「参加禁止」要請中
2021.5.13 21:32政治政局


 浜松市で3〜5日に開かれた「浜松まつり」に、自民、立憲民主両党の衆参両院議員計4人が出席していたことが13日、分かった。祭りの組織委員会は、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が発令されている東京都などから参加を禁止するとしていた。

 出席したのは自民の塩谷立(しおのや・りゅう)元文部科学相(衆院静岡8区)、片山さつき参院議員(比例)、立民の源馬謙太郎衆院議員(比例東海)と日吉雄太衆院議員(同)。塩谷、片山両氏はたこ揚げに参加し、法被を着た写真をそれぞれフェイスブックに掲載した。源馬、日吉両氏は会場を訪れただけでたこ揚げはしていないとしている。浜松まつりはたこ揚げ合戦で有名。

 組織委は、緊急事態宣言発令地域からの参加禁止のほか、参加者を絞って開催時間を短縮するなどの対策を取っていた。国会議員4人も招待しておらず、委員長の鈴木康友浜松市長は13日の記者会見で「慎重な行動を取ってもらいたかった」と苦言を呈した。

6750チバQ:2021/05/18(火) 00:13:42
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20210517k0000m010269000c.html
自民・塩谷立衆院議員 100人を集めて講演、その後20人と朝食
2021/05/17 21:14毎日新聞

自民・塩谷立衆院議員 100人を集めて講演、その後20人と朝食

塩谷立衆院議員=竹内幹撮影

(毎日新聞)

 自民党の塩谷立衆院議員(静岡8区)が15日早朝、浜松市内のホテル宴会場(定員160人)で開かれたセミナーで、約100人を前に講演していたことが17日、毎日新聞の取材で明らかになった。塩谷氏はセミナー終了後、参加者との会食にも参加。新型コロナウイルス感染症対策に注力する政府・与党幹部(党財務委員長)で、17日に静岡県連会長に就任した塩谷氏の行動を疑問視する声が上がっている。【太田圭介】

 関係者によると、セミナーは、地元企業の経営者らで構成する一般社団法人が主催。塩谷氏は15日午前6時から「最近の国政について」をテーマに、新型コロナ対策やそれに絡む経済施策などについて語った。講演は約1時間で終了。関係者は「塩谷氏は午前7時過ぎから20人前後の参加者と一緒にホテル内のレストランで朝食を取った」と明かした。

 毎日新聞の取材に対して、塩谷氏の事務所はセミナーでの講演と会食への参加を認めた。一方、塩谷氏は東京都内から浜松市に入る前にPCR検査などで陰性を確認した▽セミナーの全参加者がマスクを着用した▽朝食時は「マスク会食」を徹底した――として、講演、会食ともに問題ないとの認識を示した。

 塩谷氏は大型連休中、浜松まつり(3〜5日)の会場にも来場した。緊急事態宣言発令地域からの参加が禁じられた「たこ揚げ」に参加。まつりの組織委員会委員長を務める鈴木康友市長が13日の記者会見で、「慎重に行動いただいた方がよかった」と苦言を呈した経緯がある。

 県内の政界関係者は「浜松市の感染状況は(15日に1日当たりで過去最多の40人の感染が発表されて)まつり時よりも悪化している。東京から出向いて大人数を相手に1時間も話し、会食まですることは理解できない」と塩谷氏の行動を批判。塩谷氏の事務所は今後の行事などへの参加について「感染状況や感染対策などを考慮して個別に判断する」と回答した。

6751チバQ:2021/05/20(木) 10:27:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb5162d7715cc3fb2d6f6b4dd10cd367dd6a3b75
末期状態の菅政権、でも何よりヤバいのは「ポスト菅」がいないこと
5/20(木) 6:02配信

現代ビジネス
菅政権、初の国政選挙で全敗
写真:現代ビジネス

 「菅政権初の国政選挙」が2021年4月25日に行われた。

 選挙結果は事実上の「全敗」、与党にとって惨憺たるものであった。衆院北海道2区では公認候補を立てることすらできず「不戦敗」、参院長野選挙区も、広島選挙区も与党公認候補は議席に届かないという結果となった。さらに同日に行われた名古屋市長選挙においても、与党が推した候補が河村たかし市長に敗北を喫した。

【写真】「菅さん、あなたに総理はムリだったね」全国民が思っていること

 この結果、永田町では、続く6月20日の静岡県知事選や、7月4日の東京都議会議員選挙などの地方選挙、さらには今年予定されている衆院選についても、「菅首相では勝てないのではないか」と懸念する声が聞こえてくるという。

 政党の代表がその地位にいられるのは、「選挙に勝てるカオ」だから、と考えてよい。2012年の政権奪還以降、自民党の安倍晋三氏があれほど長く総裁を務められたのも、選挙に勝ち続けたからである。通例であれば、現総裁が「選挙に勝てるカオ」ではないと判明すると、新たな総裁を選出しようという動きが党内で加速するはずである。その結果として、いわゆる「菅おろし」という事態もありうるだろう。

 しかしそれは「ポスト菅」あっての話である。現在の自民党は、政権への支持率が落ち込んでいるにもかかわらず、菅首相の代わりとなる「有力な総裁候補がいない」という状態である。

争点は「政治とカネ」と「新型コロナ」
 この補欠選挙、再選挙は日本政治の今後に重大な影響を与えるだろう。というのも「菅首相では選挙で勝てない」と露呈したのと同時に、「ポスト菅」の有力候補が失速した原因も、今回の補欠選挙、再選挙だからである。

 この3選挙はそもそも、与党自民党にとって不利な条件の下で始まっていた。菅政権に重くのしかかっていたのは、第一に「政治とカネ」の問題、第二に「新型コロナ・ウィルス」への対策といった、2つの課題に対する国民からの厳しい評価である。

 衆院北海道2区の補選は、アキタフーズにまつわるスキャンダル報道で自民党の吉川貴盛元農相が議員辞職したことに伴うものであり、参院広島選挙区の場合、2019年参院選での選挙買収容疑で有罪判決が確定した、自民党の河井安里氏の後任を選ぶものであった。これら2つの選挙では「政治とカネ」の問題が大きな争点であった。

 さらに、参院長野選挙区では、羽田雄一郎・立憲民主党参院幹事長の新型コロナ・ウィルス感染による死去にともなう補選が行われた。羽田氏は国会議員で初めて新型コロナ・ウィルスにより死去し、また投票日には東京などで3度目の緊急事態宣言も発令されたので、「新型コロナ・ウィルス」への政府の対策を争点とする選挙でもあった。

 このように3選挙の直前から、この2つが争点になっていたことで、与党の公認候補は厳しい戦いを強いられると予想された。

 しかし、与党公認の候補者が存在しない北海道2区は別としても、当初から与党自民党の公認候補が敗北、しかも全敗すると予想されていたわけではない。少なくとも自民は、参院広島選挙区では勝算はあるものと考えていた。しかしその「広島ですら」敗北したことが、現在の自民党の苦境を象徴していると思われる。

6752チバQ:2021/05/20(木) 10:27:35
「広島で敗北」の大きすぎる余波
岸田文雄元政調会長[Photo by gettyimages]

 というのも広島にはかつての池田勇人元首相に代表される強固な地盤があり、2019年参院選では、与党自民党の公認候補であった、河井杏里氏と溝手顕正氏の票を足して56万票以上を集めていた。対する野党候補は33万票にも満たず、共産党の7万票が上乗せされたとしても野党候補には負けないという計算があった。

 広島の選挙で、与党自民側も決して負けられない理由があった。それは広島1区選出の岸田文雄前政調会長の存在である。選挙直前の3月27日に自民党広島県連の会長に就任した岸田氏は、2019年参院選で自派の溝手氏が落選したことで、「岸田は選挙に弱い」という風評を立てられ、それが2020年の自民党総裁選で足を引っ張り、思ったように支持が広がらなかったという評価もある。

 そのため、今回の選挙を勝ち抜いて不名誉な風評を払拭することを目指していたという側面もあった。「ポスト菅」を狙う岸田氏にとっては、この選挙で勝つことで、そのポジションを確実なものにできる、まさに千載一遇のチャンスでもあった。そこで会長就任前に「先頭に立つ」という決意を表明し、今回の補選に全力を注いだのであった。

 2012年政権奪還以降の「安倍―菅」政権の政策を継続し、ポスト菅の一番手を確実にすると見られた岸田氏だったが、その戦略は、選挙結果によって打ち破られた。岸田氏の肝いりで行われた再選挙の結果、3万票以上の差を付けられて敗北することとなったのである。河井夫妻の「政治とカネ」の問題があったとしても、伝統ある宏池会の強固な地盤を持ち、「ポスト菅」の有力候補であった岸田氏の指揮の下での敗北の影響は大きいといえる。

 特に岸田氏にとって、お膝元の広島で敗北したことは、驚きをもって受け止められた。投票結果を細かく見れば、岸田氏の選挙区である衆院広島1区ですら、複数の行政区で野党候補に敗北している。

 これによって岸田氏は「選挙に弱い」「地元ですら勝てない」という評判が強まり、復権は遠のいたという見方もある。つまり岸田氏にとっては、自らの選挙区ですら「選挙に勝てるカオ」ではない、ということを再確認する結果となってしまった。

 菅首相が3選挙に敗北し、「選挙に勝てるカオ」の資質を不安視されるならば、自民党は次の総裁候補を選ばなければならない。しかし、ポスト菅の最右翼であった岸田氏も「カオ」ではないとすると、自民党のどこに、選挙に勝てる新しい総裁候補がいるのだろうか。この選挙結果は、そうした構造的な問題を明らかにしたのである。

自民党内に「ポスト菅」が見当たらない
石破茂元幹事長[Photo by gettyimages]

 この3選挙と直近の地方選挙は、菅首相の「選挙に勝てるカオ」としての資格に疑問符を付けるという結果となった。さらに「ポスト菅」として、「安倍―菅」路線を継承することが出来る岸田氏にも、マイナスのイメージを付けて終わった。

 現総裁の菅氏も有力候補の岸田氏も「勝てない」となると、それでは「選挙に勝てるカオ」たる資質のある候補者はいるのであろうか。「選挙に勝てるカオ」を探して、党内を見渡してみても、残念ながら、現状では突出した「ポスト菅」たる政治家は現段階では見えてこない。

 つまり、自民党内を見て、有力な次期首相候補が見当たらないという日本政治の問題点が、この菅政権初の国政選挙での敗北からあぶりだされてくるのである。

6753チバQ:2021/05/20(木) 10:28:01
 あえて、「候補者候補」を探すとするとどうなるだろうか。安倍政権の政策を継承した菅政権は、政策的には「安倍―菅」路線として一貫した方針を堅持してきている。この路線を継承する可能性のある岸田氏は、「ポスト菅」の筆頭だったが、先述の通り厳しい状況に追い込まれている。

 この路線が有権者に支持されないとするならば、この2人と総裁選で戦った石破茂元幹事長が第二に挙げられる。しかし、石破氏は2020年10月に自らの派閥・水月会の会長を辞任しており、派閥の拡大すら見えない状況である。派閥を基盤とした総裁選において、支持の広がりが見えない状況では、総裁の椅子は遠いものかもしれない。

「権力ゲーム」の勝利者
安倍晋三前首相[Photo by gettyimages]

 2020年の総裁選において明らかとなったように、令和になっても自民党総裁選は、複数の派閥の支持を集めて、獲得できる票の数で押し切るという伝統的な姿のままだった。そこでは「カズこそがチカラ」を地でいく、「権力ゲーム」が行われるというのは旧来通りである。

 総裁選が衆院選の前であれば、派閥を基盤とした「権力ゲーム」の中で、無派閥の菅首相は埋没し、勝利できないかもしれない。菅首相が生き残るには総裁選の前に、衆院選を行い、そこで「選挙に勝てるカオ」ということを証明する以外にない。

 そうした中で、「ポスト菅」の第三の候補として安倍前首相の再登板を求める声も上がってきている。安倍氏は党内最大派閥の細田派に属している。また、これまで6回の国政選挙で「選挙に勝てるカオ」として実績を示してきた。

 いわば現在の自民党の衆参の議員全てが、「勝てるカオ」としての安倍氏に恩義があり、当選の成功体験から彼に期待する声もある。しかし、5月3日のテレビ番組で菅首相の続投を支持するなど、安倍氏は再登板には消極的な姿勢を見せており総裁選出馬は微妙である。

 さらに第四番手以降の候補を探して若手を見回すと、コロナ対策で、若手である河野太郎行政改革相、西村康稔経済再生相も知名度を上げてはいることはある。しかし、ワクチンの接種の進行具合、さらにコロナの感染状況によっては責任を追及されて、支持は容易に不支持にかわるという「両刃の剣」となる可能性もある。

 そのうえ、派閥の領袖ではないために、総裁選出馬には派閥の構成員の合意と、領袖(それぞれ麻生太郎財相、細田博之氏)の後押しを必要とする。そうした彼らも、現状で「選挙に勝てるカオ」としての実力は未知数であり、ポスト菅の突出した候補として評価するには早いだろう。

長期政権の置き土産なのか?
麻生太郎財務大臣[Photo by gettyimages]

 こうして突出した「ポスト菅」候補がいない原因の1つは、安倍政権があまりにも長く、安倍氏、菅首相、麻生財相、そして二階俊博幹事長が、要職を長期間にわたって維持し続けてきたことに理由があるのではないだろうか。その結果、若手の政治家が育つ機会がなかったことも、影響しているのかもしれない。

 こうなってくると「ポスト菅」には、やはり菅首相しか残らないということになる。そこで菅首相の立場に立って考えてみると、政権の延命のためには、総裁選前に衆院選を行い、そこで勝利した実績で総裁選を乗り切ることしかない。そうでなければ派閥主導の総裁選が先行してしまい、「菅おろし」を誘発しかねず、無派閥の菅首相にとって予期せぬ事態を招く恐れがある。

 「ポスト菅」が見えてこない、それは日本政治史上最も長く権力を維持し続けた「長期政権の呪縛」なのかもしれない。この呪縛に対する無力感と、それを表す低投票率は、全国に蔓延しているウィルスならぬ、将来の見通せない「政治不信」、ひいては次のリーダーの見えない閉塞感を誘発していくのだろうか。

白鳥 浩(法政大学教授)

6754チバQ:2021/05/20(木) 20:10:21
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-210519X411.html
二階氏「関与せず」発言が物議=菅首相支持勢力に不協和音―参院選1.5億円支出
2021/05/19 20:01時事通信

 自民党の二階俊博幹事長が、2019年参院選広島選挙区の大型買収事件で原資になったとの指摘がある1億5000万円の支出について関与を否定した発言が物議を醸している。「担当」だったと名指しされた甘利明・元選対委員長が所属する麻生派は反発。菅義偉首相を支える勢力内の不協和音は政権の基盤を揺るがしかねないとして懸念の声が出ている。

 発端は17日の二階氏の記者会見。問題の支出について「私は関与していない」と明言し、同席した腹心の林幹雄幹事長代理は「当時の(甘利)選対委員長が広島を担当していた」と補足した。

 これに対し、甘利氏は18日、記者団に「1ミクロンも関わっていない」と完全否定。麻生派の閣僚経験者は「甘利氏のせいにしている。了解を取って言っているのか」と怒気を込めた。

 麻生派を率いる麻生太郎副総理兼財務相やその盟友の安倍晋三前首相と二階氏は、首相を挟んで緊張関係にあるとされる。二階氏側の「仕掛け」に安倍、麻生両氏に近い関係者は「党内政局だ」と語る。

 一方で二階、林両氏の発言は、党広島県連会長の岸田文雄前政調会長が12日に真相解明を二階氏に求めたことが伏線になったとみられている。岸田氏は安倍氏と近い。二階氏周辺は「責任を押し付けて幹事長から引きずり降ろす動きと感じ取った」と解説。内閣支持率低下を受け「永田町のパワーゲームが始まっている」との見方を示した。

 18日の二階氏の会見で林氏が「根掘り葉掘り党の内部のことまで踏み込まないでもらいたい」と記者団をけん制したことも火に油を注いだ。ある閣僚は「やましい感じが出ているから衆院選に響く」と嘆き、中堅は「国民からさらに疑念を招く」と漏らした。

 こうした状況に二階氏サイドは沈静化に乗り出した。林氏は18日に電話で甘利氏に「他意はなかった」と陳謝。関係者は19日、二階氏が来週にも会見で説明するとした上で「決裁は幹事長だが、どこにいくら出すかは各選挙区の担当が組み立てる。そこは戦略だから言えない」と語り、うやむやのまま幕引きを図る考えをにじませた。

 ◇野党「黒幕」追及へ

 1億5000万円の支出をめぐっては河井案里元参院議員擁立を主導した安倍、菅両氏の関与を疑う声が出ている。野党は「黒幕」が誰か追及する方針で、立憲民主党の安住淳国対委員長は19日、記者団に「誰も関わっていないなんてあり得ない」と強調した。

6755チバQ:2021/05/21(金) 23:30:51
次は岸田しかいないかねえ 
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f703b0b7dc35a7e86a4a673dbc93e912fad31f0
自民・岸田氏も「3A」半導体議連に参加 総裁選への布石か
5/21(金) 20:45配信

産経新聞
岸田文雄前政調会長=21日午後、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)

 自民党の岸田文雄前政調会長は、21日に初会合を開いた同党の半導体戦略推進議員連盟(会長・甘利明税調会長)に出席した。同議連は岸田氏が次期総裁選に向けて連携を模索する安倍晋三前首相と麻生太郎副総理兼財務相が最高顧問に就いており、総裁選への布石とみられる。

 岸田氏は同日夜、自身のツイッターで「日本の経済成長にとっても、また経済安全保障の観点からも日本の半導体産業に再び強い競争力を取り戻さなければなりません」とのコメントを投稿した。

6756チバQ:2021/05/21(金) 23:33:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/1948126ac1b13c472545e607448df9d713b613b0
自民半導体議連、甘利・安倍・麻生の「3A」結集に憶測も
5/21(金) 18:50配信

産経新聞
自民党・半導体戦略議連で発言する麻生太郎最高顧問。左は安倍晋三最高顧問、甘利明会長=21日午後、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)

 21日に初会合を開いた自民党の半導体戦略推進議員連盟は、会長を甘利明税調会長が務め、安倍晋三前首相と麻生太郎副総理兼財務相が最高顧問に就いた。平成24年12月の第2次安倍内閣発足以降、3氏と当時は官房長官の菅義偉首相は政府の中枢を担い、4人の姓の頭文字から「3A+S」と呼ばれた。3Aが結集して菅政権の経済安全保障戦略を牽引(けんいん)する構えだが、党内の主導権争いとの見方もある。

 「半導体は死活的に重要だ。補助金も異次元のものでなくてはならない。この場に麻生氏が座っているということは、議連の目標のかなりの部分が達成されつつある」。安倍氏は21日の会合で、“財布のひも”を握る麻生氏を持ち上げた。

 政権奪還後は安倍氏をトップに、麻生氏は副総理兼財務相、甘利氏は経済政策「アベノミクス」の司令塔となる経済再生担当相として政策を進め、長期安定政権の基盤を築いた。議連の出席者は「国家戦略という大きな視点で3氏が菅首相を後押しする意義は大きい」と話す。

 しかし、閣僚経験者は「党総裁選や人事、衆院選後にもありうる政局を見据えた3Aと『2F』の主導権争いだ」と語る。「2F」とは二階俊博幹事長の「二階」を変換したものだ。

 昨年9月の総裁選では、二階派がいち早く首相支持を表明し、流れを作った。安倍氏の出身派閥で党内最大勢力の細田派と第2派閥の麻生派は乗り遅れ、人事などで不満が残った。

 議連は細田派領袖(りょうしゅう)の細田博之元幹事長が顧問となるなど2大派閥の議員が中核だ。「半導体は台湾問題」ともいわれ、伝統的に台湾と近い細田派と中国と太いパイプがある二階氏との姿勢の違いが浮き彫りになる可能性もある。

 最近では、二階派と麻生派のつばぜり合いも起きている。令和元年7月の参院選広島選挙区をめぐり、党が河井案里元参院議員の陣営に1億5千万円を提供していた関連で二階氏側と麻生派重鎮の甘利氏の言い分が食い違い、麻生派内に不満の声がある。

 「A、A、A。なんとなく政局という顔ぶれだから多くの新聞記者がいるが、半導体の話をしに来たので期待が外れる」。議連の会合で麻生氏はこう報道陣をけむに巻いたが、マイクを握っている最中に室内に張られた首相のポスターが自然とはがれる場面も。臆測を呼ぶ3氏の結集に二階派所属議員は「『反動』議連だ」と警戒感をあらわにした。(沢田大典)

6757チバQ:2021/05/22(土) 07:46:11

>ちょっとした差別や違和感でも、法律の趣旨に従って社会全体が受け入れるべきだとなれば、みんなが窮屈になるのではないかという意味で発言した」
頭に虫わいとんか!?こいつ


1059 :チバQ :2021/05/21(金) 23:32:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb05e0221f06e1e82bf696fb9f3606526ecf1500
「種の保存にあらがう」 自民議員のLGBT差別相次ぐ
5/21(金) 19:09配信

朝日新聞デジタル
報道関係者が詰めかけた自民党本部=2020年6月18日午後0時16分、東京・永田町、杉本康弘撮影

 LGBTなど性的少数者をめぐる「理解増進」法案を議論した20日の自民党会合で、差別や偏見に基づく発言があったことが分かった。自民党内の一部に残る差別意識を示すものだ。同会合では、法案の目的や基本理念に「差別は許されない」と加える修正をしたことなどに異論が相次ぎ、了承が見送られた。

 会合は非公開で開かれたが、複数の出席者によると、簗和生(やなかずお)・元国土交通政務官(42)=衆院栃木3区、当選3回=は「生物学的に自然に備わっている『種の保存』にあらがってやっている感じだ」と述べた。こうした主張を口にできなくなる社会はおかしい、との趣旨の発言もあったという。

 簗氏の発言中、同席者からは批判の声もあがった。だが、一部の議員は簗氏の発言をとがめる声が出たことを問題視し、「政治的に抹殺されるから言えないという状況が生まれつつある」「どんな発言をしても大丈夫な社会をつくるべきだ」などと擁護したという。

 性的少数者の存在は自然に反するとの主張は誤りであり、差別だ。簗氏は朝日新聞の取材に書面で「ご照会頂いた会議は非公開のため、発言についてお答えすることは差し控えさせて頂く」としたうえで、「性的少数者をめぐる理解の増進は必要なことだと考えている」とコメントした。

 また、西田昌司・党政務調査会長代理(62)=参院京都選挙区、当選3回=は「(性的少数者の当事者も非当事者も)お互い我慢して社会を守る受忍義務がある」と主張。こうした「道徳的な価値観」を無視し、「差別があったら訴訟となれば社会が壊れる」との趣旨の発言をしたという。

 差別や困難に直面した当事者が司法に訴える行為を批判するかのような発言だ。西田氏は朝日新聞の取材に「『受忍』とは寛容のこと。ちょっとした差別や違和感でも、法律の趣旨に従って社会全体が受け入れるべきだとなれば、みんなが窮屈になるのではないかという意味で発言した」と語り、修正前の法案に戻すよう訴えた。

朝日新聞社

6758チバQ:2021/05/23(日) 19:32:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/757b45328fdc8ee68548afae7d8338755e7f0248
【点描・永田町】安倍氏表舞台復帰に揣摩臆測
5/23(日) 18:31配信

時事通信
自民党の保守団結の会であいさつする安倍晋三前首相(中央)=4月22日、東京・永田町の参院議員会館

 東京五輪・パラリンピック開催の可否も絡んだ“コロナ政局”が一段と混迷する中、安倍晋三前首相が政治の表舞台に復帰したことが永田町に揣摩臆測(しまおくそく)を広げている。持病の悪化を理由に昨年8月末、突然首相を退陣してから8カ月余。コロナ禍の中、昨秋から「体調も回復しつつある」(安倍氏)と趣味のゴルフを再開し、各種会合にも時折顔を出すようになっていた安倍氏だが、ここにきて複数の議員連盟の顧問などを積極的に引き受け、自らの悲願とする憲法改正でも旗振り役を買って出るなど政治活動を本格化させている。これを踏まえて、自民党内の保守派からは「再々登板」を期待する声が相次ぎ、「今後の政局のキーパーソン」(細田派幹部)として永田町での存在感も増している。
 首相退陣後も安倍氏への批判が続く「桜を見る会」前日の地元後援者との夕食会での費用補填(ほてん)問題では、昨年暮れに同氏公設第1秘書が政治資金規正法違反(不記載)で略式起訴された。これを受けて安倍氏は国会招致に応じ、「事実に反するものがあった」と国会での“虚偽答弁”を認め、党内外からの厳しい批判で謹慎状態を余儀なくされていた。しかし、4月に入って自民保守系グループの議員連盟「伝統と創造の会」の顧問に就任。さらに、自民党憲法改正推進本部の最高顧問も引き受けるなど活動を再開。特に、憲法改正は安倍氏が首相在任中に実現を目指したが果たせなかっただけに、わざわざ最高顧問に就任したのは「改めて改憲論議をリードしようとの思惑」(自民幹部)からとみられている。
◇再々登板よりキングメーカー狙い
 そこで注目されるのが、昨秋の自民総裁選で安倍氏の後継者となった菅義偉首相との「政治的な間合い」だ。首相は憲法改正など安倍氏が委ねた“宿題”への慎重姿勢をにじませたことで、党内には“不仲説”が流れていた。しかし安倍氏は、4月中旬の首相初訪米の直前に、首相との会談で対米外交について親身にアドバイスし、首相を支える姿勢も明確にしてそれを打ち消してみせた。
 首相は大型連休明けの5月7日に、コロナの感染急拡大で東京、大阪など4都府県に発令していた3度目の緊急事態宣言の期限延長に追い込まれ、政権の命運が懸かる五輪開催にも黄信号が点滅している。その中で、安倍氏は憲法記念日の5月3日に、それまで封印していたテレビ報道番組に生出演し、9月に自民党総裁任期満了を迎える首相について「当然、継続して首相の職を続けるべきだ。昨年、総裁選をやったばかりで、1年後にまた総裁を代えるのか」などと党内でささやかれ始めた「菅首相早期交代論」を強い口調でけん制。これに呼応するように、首相も同日の改憲派集会への自民党総裁としてのビデオメッセージで、安倍前政権で自民党がまとめた自衛隊明記や緊急事態条項など「改憲4項目」の実現を目指す考えを強調して、息の合ったところを見せた。
 一方、安倍氏はテレビ番組の中で「菅首相を一議員として全力で支えることが私の使命だ」と再々登板説を否定した。これについて自民党内では「また『モリカケ』や『桜』で国民から批判されるより、キングメーカーとして党に君臨する方を選ぶはず」(幹部)との見方が多く、安倍氏周辺も「次期衆院選の当選で禊(みそ)ぎを済ませれば、細田派を安倍派に衣替えして最大派閥の領袖(りょうしゅう)となる」と明言する。そうなれば、今後の総裁選も含め「常に権力闘争の陰の主役になるのは確実」(自民長老)とされるだけに、今回の“菅続投論”も、「首相の援護射撃というより、自らの復権戦略の一環」(同)と勘繰る向きも少なくない【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」5月17日号より】。

6759チバQ:2021/05/24(月) 09:38:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f6d17e74258fb67b607c8e4ed1e90ce37297110
結束誇示、二階氏けん制か 安倍、麻生、甘利氏が新議連 自民
5/24(月) 7:07配信

時事通信
半導体戦略推進議員連盟を設立した(奥左から)自民党の甘利明氏、安倍晋三前首相、麻生太郎副総理兼財務相=21日午後、東京・永田町の自民党本部

 自民党の安倍晋三前首相と麻生太郎副総理兼財務相、甘利明税調会長が議員連盟を新たに発足させた。

 安倍政権の中核を担った3氏は、今後想定される党総裁選や閣僚・党役員人事に向けて結束をアピールした格好。菅義偉首相の後ろ盾として存在感を増す二階俊博幹事長をけん制する狙いもありそうだ。

 議連は半導体産業の再興が名目。甘利氏が会長を務め、安倍、麻生両氏は最高顧問に就任した。21日の設立総会には細田博之元幹事長や額賀福志郎元財務相、岸田文雄前政調会長を含む約60人が出席。各派の会長クラスが一堂に会するのは異例だ。一方で、二階派幹部の姿はなかった。

 麻生氏は冒頭のあいさつで「3人そろえば政局って顔だが、間違いなく半導体の話をしに来た」と語った。

 だが、党内では麻生氏の言葉を額面通りに受け取る向きは少ない。麻生派関係者は「安倍政権から変わらない連携を誇示する思惑だ。きな臭くなってきた」と強調。麻生、甘利両氏は総会前日の20日、派閥事務所で議連について協議した。他派閥からも「政局が始まった」との声が漏れる。

 麻生氏らには、首相との信頼関係をてこに党運営を意のままにする二階氏への不満が強い。幹事長在任が歴代最長を更新し、8月に5年を迎える二階氏の交代を求める声が党内でくすぶることも念頭にあるとみられる。

 二階派幹部は議連について「興味はない」と平静を装う。だが、同派ベテランは「政局絡みの感じがする。二階氏にしたら面白くないだろう」と不快感を示す。

 二階氏側と甘利氏は、2019年参院選広島選挙区の大型買収事件で原資になったとの指摘がある1億5000万円の支出をめぐり、責任を押し付け合っている。安倍氏に近い世耕弘成参院幹事長は21日の記者会見で、「説明責任は党本部にある。党本部の責任者は幹事長だ」と語った。

 党内からは対立激化への懸念が出ている。閣僚経験者は緊急事態宣言が発令中で、秋までに衆院選が控えることを踏まえ「そういう駆け引きは良くない」と指摘。竹下派の参院議員は「今、党内政局を起こしたら衆院選に負ける」と警告した。

6760チバQ:2021/05/25(火) 21:03:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/a876d625e9f8de4c20e1b739924c2e57503607aa?page=2
「ポスト菅首相」に急浮上 野田氏、稲田氏、小池氏、3人の女性候補
5/25(火) 16:05配信

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NEWSポストセブン
女性首相候補として名前があがる野田聖子氏(時事通信フォト)

 日本の政治は、言わずもがな“男社会”だ。しかし、いま急速に「初めての女性首相」を求める声が高まっている。菅政権の次は女性首相だろう──実は、自民党の男性議員の間からも、「女性首相の登場は時代の要請」という声があがっている。

【写真3枚】左手には中指だけに金色の指輪、ざっくりしたブラウス姿の稲田朋美氏。他、花柄ジャケットの小池知事も

「名前があがっているのは、自民党の野田聖子幹事長代行(60才)、稲田朋美元防衛相(62才)、そして“ダークホース”小池百合子都知事(68才)です」(自民党関係者)

 自民党政権下で首相の座に就くためには、総裁選で勝利しなければならない。

「今年9月に行われる次の総裁選に出馬を目指しているのが、野田さんと稲田さんです。鍵となるのは『自民党議員20人の推薦』を取り付けられるかどうかでしょう」(前出・自民党関係者)

 推薦人が集まらなければ、総裁選に出馬することはできない。つまり、首相になるための“スタートライン”にすら立つことができないのだ。

 自民党の女性議員は現在39人だ。計算上は、その半数と少しの支持があれば立候補可能に思える。しかし、議員の多くは各派閥に所属しており、総裁選になると「派閥が決めた候補に投票するように」という、旧態依然とした“男社会”による締め付けが行われる。

 野田氏と稲田氏には、ともに総裁選に苦い思い出がある。

 野田氏は無派閥のため、一挙に推薦人を集めることが難しい。過去3回の総裁選は、20人を集めることができずにいずれも出馬断念に追い込まれた。その際は、「天井は開いているんだけど、足を引っ張る人たちがいっぱいいる。時にスカートをはいた女の人たちも」と無念そうに語った。

 片や、稲田氏は自民党最大派閥「細田派」所属。2020年の総裁選では、「女性も総理を目指すことができるということを示していきたい」と出馬に動いた。

「稲田さんは後見人の安倍晋三前首相(66才)に『私、総裁選に出たいんです』と直訴して推薦人集めに協力を頼んだ。しかし、細田派が総裁選で菅首相支持を決めたので、推薦者数が集まらずに出馬を断念するしかなかったのです」(細田派議員)

 稲田氏もこう語っている。

「日本の場合、女性がいない民主主義といわれるくらい政治の世界に女性が少ない」

野田氏には二階氏、稲田氏には安倍氏
 派閥に頼っていては、支援は見込めない──そんな2人は、次の総裁選に向けて女性議員の「推薦人獲得競争」を展開している。

 野田氏は塾長を務める自民党「女性未来塾」に女性候補者育成コースを開講して候補者を募集。一方で、稲田氏が委員長代行を務める「自民党女性活躍推進特別委員会」では次期衆院選で自民党比例代表候補の15%を女性にする提言を議論している。

 さらに、稲田氏が自民党女性議員でつくる「女性議員飛躍の会」や「こども宅食推進議員連盟」を主宰しているのに対抗して、野田氏は「出産費用等の負担軽減を進める議員連盟」や超党派の「女性国会議員増を目指す勉強会」などを発足させた。

6761チバQ:2021/05/25(火) 21:04:04
 野田氏と稲田氏は、政策面でも「女性と子育て」の分野を競い合っている。

 不妊治療の末に50才で出産し、心臓などに障害を持つ男児を育てている野田氏は早くから「不妊治療への助成」「代理出産の解禁」「幼児教育の義務化」「出産一時金の増額」など、女性と子育て重視の政策を提唱してきたことで知られる。

 出馬を断念した2018年の総裁選の際には、女性や高齢者、障害者などすべての国民が活躍できるフェアな制度をつくるという内容の「落ち着いて、やさしく、持続可能な国へ」という政策集をまとめた。

 ジェンダーギャップの問題についても、「法律婚と事実婚をイコールにして、選択的夫婦別姓を認め、配偶者控除の撤廃が必要」というのが持論だ。

 一方の稲田氏は自民党内で「タカ派のマドンナ」と呼ばれ、これまでは憲法改正や靖国神社参拝などを主張してきた。最近は女性重視政策に大きくスタンスを変え、「婚前氏(旧姓)続称制度」(選択的夫婦別姓)やコロナ対策でのシングルマザーへの追加給付金を訴えている。

 政治ジャーナリストの野上忠興さんが総裁選出馬の見通しをこう語る。

「野田氏には二階俊博幹事長(82才)、稲田氏には安倍前首相という実力者が応援団について、女性議員の囲い込みを始めました。総理・総裁候補として男性議員も含めた党内の評価が高いのは野田氏です。卵子提供による出産では心ない批判を浴び、苦労しながら育児と議員活動を両立させてきた。その分、人の痛みもわかるし、包容力もあるという評価です。

 稲田氏は安倍前首相に気に入られて“出世街道”を上ってきたが、防衛大臣時代の失敗で政治手腕を疑問視する声があることがネックです」
「東京五輪中止」が隠し球か
 仮に2人が女性議員の支持を得て総裁選に出馬しても、当選して首相になるには自民党国会議員の9割を占める男性議員の支持が必要だ。

「自民党実力者に担がれて首相になったら、男性優位の政界の“操り人形の女性首相”と思われてしまう。それでは意味がない。そう思われないためにも、『自力でやっている』ことを提示することが必要です」(全国紙政治部記者)

 そこで野田氏や稲田氏が提唱するのが候補者や議員の一定数を女性枠にする「ジェンダー・クオータ制」の導入だ。クオータ制は、世界約130か国で採用。台湾の蔡総統やニュージーランドのアーダーン首相など女性のトップが誕生したのは、クオータ制で女性の国政進出(台湾約42%、ニュージーランド約48%)が進んだからともいわれている。

 野田氏は5月12日、超党派の女性議員の勉強会で「いったん女性が(責任ある立場を)担えば、男性じゃないとできないと思われている仕事でも、女性でもできるんだと理解してもらえる。そのいちばんの早道は、クオータ制で『見える化』をすること」と発言し、稲田氏も「比例候補のなかに『女性枠』を設けるのはどうか」(女性セブン2021年4月8日号)と提案している。

 しかし、実現は簡単ではない。「女性枠をつくると、それによって1つ議席がなくなるわけです。つまり、男性政治家にとっては、政治生命にかかわってくる話になるんです」と稲田氏が語る通り、男性議員から根強い反対があるからだ。

 もう1人、男社会の政界に風穴を開ける破壊力を秘めているのが“ガラスの天井”を突き破って女性初の東京都知事になった小池氏だ。自民党議員時代は女性議員で唯一、2008年に総裁選に出馬した経験を持つ。

「2017年の総選挙の際、小池氏は都知事の立場で新たに『希望の党』を立ちあげ、野党から多くの議員を合流させて政界再編を仕掛けた。自民党は一時“小池新党に負けるんじゃないか”とパニックになりました。新党は途中で失速したが、あのとき、小池氏が出馬して勢いが増していたら、政権交代で小池首相の可能性もあった。

 小池氏は総裁選の経験から、自民党の中にいても女性が首相になるのは難しいとよくわかっており、チャンスがあればもう一度、新党で勝負を賭ける可能性がある。

 現在、開催の是非が大きな話題になっている東京五輪の中止を突然訴えて、国民の求心力を高め、一気に国政に出てくるという予測もあります」(野上さん)

※女性セブン2021年6月3日号

6762チバQ:2021/06/06(日) 12:57:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcccb1456a271edce174c6ce89c85167e253b2d4
ポスト二階、自民「3A」の暗闘 菅政権の水面下で不協和音
6/6(日) 9:38配信

西日本新聞
国会議事堂

 通常国会の会期末を16日に控え、自民党内の主導権争いが顕在化しつつある。秋までにある衆院選や党総裁選、さらにその先を見据えた実力者たちの動きが活発化。現政権の継続を前提に人事を巡る派閥間の思惑も入り乱れ、さや当ても始まっている。政権運営を支える面々の不協和音は今後、菅義偉首相の頭痛の種にもなりかねない。
 3日午前、約30分の面会を終え、議員会館の安倍晋三前首相の部屋から出てきた首相の表情は晴れやかだった。官邸に戻ると、記者団の問い掛けに「非常に有意義だった」と応じてみせた。

 11〜13日に英国である先進7カ国首脳会議(G7サミット)に向け、安倍氏の助言を受けた首相。これまでも就任後初の外国訪問、日米首脳会談といった重要な外交日程を控えたタイミングで、安倍氏のもとを訪れている。

 その安倍氏は5月3日、BSフジの番組で「7年8カ月の官房長官の経験を生かして、しっかり取り組んでいる」と首相を評価し、次期総裁選の再選を支持した。4月の衆参トリプル選挙で惨敗し、新型コロナウイルス対応で世論の逆風にさらされる首相をかばい、支持率低下に動揺する党内ににらみを利かせた。

 安倍氏がいち早く首相支持を表明した裏には、次の人事への思惑がちらつく。出身派閥細田派への復帰をうかがう安倍氏にとって、首相との関係を生かして幹事長ポストを奪取すれば、何よりの「土産」となる。細田派関係者は「『次は幹事長派閥』。これが、わが派の総意だ」と言ってはばからない。

 安倍氏の盟友で、菅政権発足後も閣内に残る麻生太郎副総理兼財務相は5月21日、甘利明党税制調査会長の呼び掛けで発足した「半導体戦略推進議員連盟」の設立総会に出席し、声を張り上げた。「3人そろえば何となく政局という顔だが、その期待は外れる」

 3人とは安倍、麻生、甘利3氏を指す。2012年の第2次安倍政権発足直後、首相を加えた「3A+S(菅)」は政権の屋台骨とされた。麻生氏の言葉とは裏腹に、3Aのそろい踏みに党内からは「政策だけが目的ではない」(閣僚経験者)との声が上がる。

 麻生氏には、菅政権下での自派閥の処遇に不満が根強いという。周囲には「よくやっている」と首相への評価を口にする一方で、「そろそろ幹事長は譲ってもらわねえとな」。麻生派所属の甘利氏は安倍氏とも近く、「うちとしては『甘利幹事長』を推させてもらう」と麻生氏周辺の鼻息は荒い。

 こうした動きに神経をとがらせるのが、昨年の総裁選で首相を担ぎ出し、後見役となった二階俊博幹事長だ。5月の記者会見では、19年の参院選広島選挙区の買収事件で当選無効となった河井案里氏陣営に党から1億5千万円を送金した問題を巡り、当時選対委員長だった甘利氏や安倍氏の関与をにおわせた。

 細田、麻生両派所属の党幹部の言動や運営方針に、二階氏が露骨に不快感を示す場面も目立つ。「機略縦横、百戦錬磨の幹事長が、簡単にいすを手放すわけがない」と二階派ベテラン。ひるむ様子はない。

 19年秋の党役員人事で安倍氏を翻意させ、二階氏続投の路線を敷いたのは、他ならぬ当時官房長官の首相だった。既に史上最長、5年近い在職期間を誇る二階氏を続投させるか、否か―。党内基盤が強固とは言えない首相は最近、キーマンたちの微妙な空気を懸念する側近に、こう漏らしたという。「先のことは考えないようにしている」

(河合仁志)

6763チバQ:2021/06/06(日) 12:58:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/38f554d4387db3aefd4ffb835b6a3bc3aa36b939
<独自>存在感増す「3A」 日豪議連が安倍、麻生、甘利氏を重職起用へ
6/5(土) 18:08配信


産経新聞
超党派「日豪友好議員連盟」(逢沢一郎会長)が、自民党の安倍晋三前首相と麻生太郎副総理兼財務相を最高顧問に、甘利明税調会長を顧問に起用する方向で調整していることが5日、分かった。複数の議連関係者が明らかにした。中国が東・南シナ海で活動を活発化させる中、日豪両国は安全保障などの分野で連携を強めており、3氏の就任はオーストラリア重視のあらわれといえる。

議連は8日に国会内で開く会合で役員改選などを行い、3氏の就任を正式に決める方針。安倍氏と甘利氏は新加入で、麻生氏は顧問からの昇格となる。関係者は「首相として日豪関係強化に尽力した安倍氏に最高顧問に就いてもらう」と説明した。

中国の軍事的台頭に直面する両国は近年、協力関係を強化している。政府は4日、平成30年10月以来、9回目となる豪州との外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を9日にテレビ会議方式で開催すると発表した。法の支配など「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、安全保障や防衛協力などについて協議する予定だ。2人の首相経験者が議連の最高顧問に就くことで、豪州重視の日本の姿勢が改めて浮き彫りとなる。

第2次安倍内閣で政府の中枢を担った3氏は姓の頭文字から「3A」と呼ばれ、結束が強い。米国をはじめ友好国とのサプライチェーン(供給網)構築などを目指す自民の半導体戦略推進議員連盟では会長を甘利氏が務め、安倍氏と麻生氏は最高顧問に就いた。3氏のそろい踏みは、外交・防衛、経済安全保障戦略の分野で菅義偉首相を後押しすることにもなりそうだ。

6764チバQ:2021/06/06(日) 22:41:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/11d1ed2704336ccbcfb5e69bc158ddec5c255786?tokyo2020
北村誠吾・前地方創生相 五輪「何が何でもやるのは間違いのもと」
6/6(日) 19:35配信

毎日新聞
北村誠吾・前地方創生相=長崎県佐世保市役所で2021年6月6日、綿貫洋撮影

 衆院長崎4区選出の北村誠吾・前地方創生担当相(自民)は6日、長崎県佐世保市での報道各社の取材に対し、東京オリンピックについて「何が何でもやるというのは大きな間違いのもと。いつかどこかであった戦争みたいなことになってはいけない」と述べた。政府・与党内から五輪開催に否定的な見解が出るのは異例だ。

 北村氏は次期衆院選の争点が何かという質問に「争点となるかどうかは別だが」と断った上で、自ら五輪開催の是非に言及した。

 その中で、五輪開催に当たってはワクチン接種に全力を注ぎ、一定の時期に開催の見通しについて専門家の判断が必要と指摘。日本国民や参加選手、関係者らの命と安全の保証ができる体制がとれて初めて開催の判断ができるとして「(開催の可否には)いろんな人の意見があってしかるべきだ」と強調、五輪開催に突き進む政府の姿勢に疑問を呈した。【綿貫洋】

6765チバQ:2021/06/06(日) 22:48:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6ef71f8964cdcda4cb0fc3060e55abff6360f4f
【点描・永田町】「1.5億円」で二階氏不関与の“闇”
6/6(日) 18:33配信

時事通信
自民党役員会に臨む二階俊博幹事長(中央)=5月31日、国会内

 2019年参院選広島選挙区での河井案里氏(元参院議員・失職)陣営の巨額買収事件で、その原資とも指摘されている自民党本部からの1億5000万円について、二階俊博幹事長が「関与」を否定したことで、同事件の“闇”が一段と深まった。「相場の10倍」とされる巨額の選挙資金が、幹事長の決裁もなく支出されたとなれば、国民の税金から成る政党交付金を受け取る公党としての資格が問われ、次期衆院選での自民党への「政治とカネ」批判を倍加させて、菅義偉首相の今後の政局運営も揺るがしかねない事態につながるからだ。
 二階氏は5月17日の記者会見で1億5000万円について、「支出について、私は関与していない」と記者団をにらみ付け、側近の林幹雄幹事長代理が、「当時の(甘利明)選対委員長が広島選挙区を担当していた」と補足説明した。ところが甘利氏(党税制調査会会長)は翌18日、「1ミクロンも関わっていない」と真っ向から否定。与党内から「責任のなすり合いで、自民党はまるで伏魔殿」(公明党幹部)との批判が噴出したため、24日に林氏は甘利氏の関与も否定し、二階氏が「組織上の責任は我々にある」と軌道修正して沈静化を図った。
 すでに買収事件の捜査で支出総額の大半の1億2000万円が政党交付金と確認されており、5月12日には広島県連会長の岸田文雄前政調会長らが、二階氏ら党執行部に「早急な使途解明と国民への説明」を強く申し入れた。ただ、林氏は「検察から書類が戻れば、報告書を作成し、総務省に届ける」と従来の説明にとどめていた。それだけに、今回の二階氏の関与否定は、買収事件に巻き込まれた自民広島県連会長代理が「無責任で情けない発言。県民をこれほど侮辱した言葉はない」と発言撤回を要求するなど、地元の怒りを爆発させる結果となった。
◇“安倍封じ”や“二階降ろし”の臆測も
 19年の参院選広島選挙区(改選数2)には自民と野党の現職に挑む形で、案里氏が自民新人として立候補し、激烈な自民分裂選挙の末、岸田派重鎮の現職を抑えて初当選した。しかし、同年秋には河井陣営による選挙戦での大規模な買収事件が発覚し、20年6月に夫の克行元法相と案里氏が公選法違反容疑で検察に逮捕された。さらに、今年2月には案里氏が有罪確定による当選無効で失職、与野党対決となった4月の再選挙で自民が野党に敗北した。一方、3月下旬に突然買収を認めて衆院議員も辞職した克行被告は、5月18日の公判で結審、6月18日に判決が下される。捜査の結果、河井夫妻は買収に約3000万円使ったとされ、克行被告は「(原資は)すべて私の手持ち資金」と主張するが、政界では「党本部への責任追及を避けるための虚偽」(共産党)との見方が少なくない。
 そもそも、自民幹事長には選挙での党公認や資金配分などの権限が集中し、1億5000万円もの支出を決められるのは「党総裁か幹事長」(自民幹部)というのが党内の常識だ。となると、決裁したのは当時の安倍晋三首相(党総裁)か二階氏に絞られる。ただ、案里氏に肩入れしたのは安倍氏や当時官房長官の首相だっただけに、「安倍さんが甘利さんに(資金支出を)頼んだ」との噂も流れた。このため、今回の二階氏の発言をめぐっては「安倍さんに責任をかぶせ、復権を封じる謀略」との指摘がある一方で、「逆に“二階降ろし”の動きが出る」などと、生臭い臆測も飛び交う。菅政権発足後初の国政選挙だった「4・25トリプル選」の自民全敗も、「“政治とカネ”が理由」とされるだけに、党内には「今回の騒動が次期衆院選での大逆風につながる」との不安が募るばかりだ【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」5月31日号より】。

6766名無しさん:2021/06/09(水) 15:04:00
融資説明会に入党申込書 自民議員が出席した理由は 音声入手
https://twitter.com/eizo_desk/status/1402104270816645121

6767チバQ:2021/06/09(水) 20:35:43
原稿にあった言葉なんですかね?
https://news.yahoo.co.jp/articles/79d5d280e171d054bb2d157dbbeb9e52758eb20d
【党首討論】首相、台湾を「国」と表現
6/9(水) 16:59配信


産経新聞
出邸する菅義偉首相=8日午前、首相官邸(春名中撮影)

菅義偉首相は9日の党首討論で、海外の新型コロナウイルス対策の事例として、オーストラリア、ニュージーランド、台湾の名前を挙げ、「3国は強い私権制限を行っている」と述べた。台湾と外交関係がない日本政府は「一つの中国」の原則の下、台湾については「国」ではなく「地域」と呼ぶのが一般的となっている。

立憲民主党の枝野幸男代表も、台湾の名を挙げた上で、感染拡大の抑止に「成功している国」と表現した。

6768チバQ:2021/06/10(木) 10:34:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f1bc9b6b38e080bc373291582ab08b8c8dd2fa3
【独自】自民・武井議員乗せた車が当て逃げ 東京・六本木
6/9(水) 16:57配信

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TBS系(JNN)

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 自民党の武井俊輔衆議院議員の秘書が運転する乗用車が8日、東京・六本木の路上で当て逃げ事故を起こしていたことがJNNの取材でわかりました。車には武井議員も乗っていました。

 8日午後6時すぎ、港区六本木の路上で自民党の武井俊輔衆議院議員の60代の男性秘書が運転する乗用車が大通りから左折する際、50代の男性が乗る自転車にぶつかる事故を起こしました。

 捜査関係者によりますと、武井議員の秘書が運転する車はその場から立ち去りましたが、自転車の男性が追いかけ車を止めたということです。事故を起こした車には武井議員も乗っていました。また、車の車検は切れていて、無保険の状態だったということです。警視庁は道路交通法違反の疑いなどで捜査を進めています。

 武井議員の事務所は「議員が後部座席に乗車していましたが、運転していた秘書は被害者から指摘されるまで事故に気付きませんでした。被害者の方には大変申し訳なく、今後誠意をもって対応させていただきます」とコメントを発表しました。

 武井議員をめぐっては、2年前にも都内で20代の私設秘書の男性が飲酒運転をして警察車両に追突する事故を起こしています。(09日18:37)

最終更新:6/9(水) 21:42


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