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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

6387名無しさん:2021/02/04(木) 16:30:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/22cab7b7a51101a1d0a416548e758b466b637fdf
「素直におわび」は誤用?  首相スピーチ、美しい日本語で 自民・伊吹氏が苦言
2/4(木) 16:07配信
時事通信
 自民党の伊吹文明元衆院議長は4日の二階派会合で、菅義偉首相の記者会見での言葉遣いに関し、「『素直におわび』と言ったことに違和感がある。美しい日本語を使うように官邸スタッフは原稿作成で注意してもらいたい」と苦言を呈した。

 伊吹氏が問題にしたのは緊急事態宣言下の深夜に同党所属国会議員(既に離党)が東京・銀座のクラブを訪れた問題を謝罪した2日の記者会見の冒頭。首相は「あってはならないことで、素直におわびを申し上げる」と述べた。

 首相が原稿を読み間違えた可能性もあるとみられるが、伊吹氏は「素直に」の使い方について「『言いたいことはあるがそれを封印しておっしゃる通りです』という意味だ」と自説を展開。その上で、「『率直におわび』、『心からおわび』が正しい日本語だ」と指摘した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/294c984fc6c3d3766cd3725a70021e67abe654a6
伊吹元衆院議長「首相には美しい日本語を」 裏方の官邸スタッフに苦言
2/4(木) 15:45配信
産経新聞
 自民党の伊吹文明元衆院議長は4日の二階派会合で、菅義偉(すが・よしひで)首相が2日の記者会見で、初めてプロンプター(原稿映写機)を使用したことについて、「非常に良かった。前を向いてしっかりとお話しされていた」と評価した。

 その上で、首相が会見で与党議員の深夜会食について「素直におわびを申し上げます」と述べたことについて、「日本語として違和感があった」と指摘。「『素直に』とは、言いたいことはいろいろあるが、それを封印しておっしゃる通りでございますということだ。だから『率直におわびを申し上げます』が正しい日本語だ」と語った。

 伊吹氏はまた、「プロンプターに映った文章は当然ライターが書いている。一国の首相にものを言わせるときは、美しい日本語で話をするように官邸スタッフは注意してもらいたい」と苦言を呈した。

6388名無しさん:2021/02/04(木) 19:27:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/38061bbba5a3254cf0f72a7ba255c7345b9e39ed
河井案里被告 有罪判決確定へ 自民党重鎮たちの反応は
2/4(木) 17:50配信
RCC中国放送
 「河井案里さんの辞職を許可することにご異議ありませんか?」「異議なし」(参院・本会議 3日)

 東京地裁が4人に対する160万円の買収を認め、懲役1年4か月、執行猶予5年とした有罪判決を受けた河井案里被告。3日、議員辞職願を提出し、辞職が認められました。

 「この広島において、『安定政権の象徴の県』として、なんとしても河井案里さん、案里さんをみなさんのお力で…」(菅官房長官・当時 2019年)

 官房長官だった当時、複数回、広島入りし、県民に案里被告への投票を呼びかけた菅首相は…。

 「今回のことで国民のみなさんから政治に対して批判が広がっていることに対し、重く受け止めております。(政治家は)国民の疑念を招くことがないよう対応していく、このことが大事。」(菅義偉首相 3日)

 「当選の折には、重要な役職に就いてもらおうと思っていますから。それにふさわしいご支援をぜひ。地元はこんなに期待しているぞということを示していただく得票を…。」(自民党 二階俊博幹事長 2019年)

 案里被告は、当選後、二階派入りしました。二階幹事長は、文書で…。

 「今回、河井議員は自ら判断され、けじめをつけられたものであると思います。このような事態に至ったことは、誠に残念なことであり、私どもも改めて自らを律するとともに、国民の信頼回復に努めてまいりたいと思います。」(自民党 二階俊博幹事長のコメント)

 案里被告自身から説明責任が果たされていないことについては、党内からも…。地元・広島選出のこの人は…。

 「今回の事件によって、広島の政治、あるいは自民党の政治に対する信頼が大きく損なわれたということについては、あらためて強い危機感を感じています。直接、本人の説明というものは今、現在ない。このことをあらためて残念に思いますし、深刻に受け止めている。こういった次第です。」(岸田文雄前政調会長)

 控訴期限は4日で、案里被告の有罪判決は確定する見通しです。

RCC BROADCASTING CO.,LTD.

最終更新:2/4(木) 17:50
RCC中国放送

6389名無しさん:2021/02/04(木) 19:29:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/67e5c34a20a02209ce91f5f26874a5c12dd73cee
自民・中西氏が石破派退会
2/4(木) 14:46配信
時事通信
 自民党の中西哲参院議員が所属する石破派を退会した。

 4日の同派総会で鴨下一郎事務総長が報告した。石破派は18人となる。中西氏は竹下派の参院議員、無派閥議員らで構成する参院竹下派に所属しており、当面は参院竹下派のメンバーとして活動する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3fb247aa05a123aa579b0565de5e38748213a9a5
菅首相 会見1時間前にプロンプター極秘練習 目撃記者「どす黒いほどの孤独感じた」
2/3(水) 16:36配信
デイリースポーツ
 菅義偉首相が2日夜の記者会見で、初めてプロンプターを使ったことが賛否両論巻き起こしている。

 大阪・MBS(毎日放送)の三澤肇解説委員は3日、夕方の報道・情報番組「ミント!」(月〜金曜、後3・49)に出演し、同僚記者が目撃したという菅首相の“極秘練習”を明かした。

 三澤氏は会見の20分ほど前に首相官邸に到着。すると、同僚記者が「さっき総理が(プロンプターの)練習してたよ」と教えてくれたという。菅首相は、午後7時40分からの会見の1時間ほど前に官邸に到着し、職員ら6、7人と、誰もいない会場で「ずーっと練習をしていた」のだという。

 その極秘練習を目撃した同僚記者は「どす黒いほどの孤独さを感じた」といい、同時に「ちょっとかわいそうになった」とも話していたという。

 プロンプターとは、特殊なアクリル板に文字が浮かび上がるもので、安倍晋三前首相も活用していた。2日の会見では左右に置かれており、菅首相は冒頭13分にわたり新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言などについて、国民の協力を呼びかけたが、その間、手元の書類を読み上げるいつものスタイルとは違い、ぎこちなかったが、13分間で右→左と視線は9往復した。

6390チバQ:2021/02/05(金) 00:38:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/ada0e47a223c63a8cd425cb4633160686b32597e
首相長男の官僚接待疑惑、政権に新たな火種、立民が攻勢強める
2/4(木) 20:07配信
202




衆院予算委員会で質問する立憲民主党・黒岩宇洋氏=4日午後、国会・衆院第1委員室(春名中撮影)
 4日の衆院予算委員会では、立憲民主党が総務省幹部への接待に菅義偉首相の長男が関与したとされる疑惑への追及を強めた。新型コロナウイルスの感染拡大や与党議員の相次ぐ「政治とカネ」の問題などで菅政権の支持率低迷が続く中、立民はさらに攻勢を強める構えだ。

【表】想定される主な政治日程と衆院解散のタイミング

 「この疑惑は菅政権そのものにかけられた疑惑だ」

 立民の黒岩宇洋(たかひろ)氏は、週刊文春が報じた総務省幹部への接待疑惑に質問時間の大半をあて、文春に掲載された人物が本当に長男なのかどうかなどを首相に事細かに確認した。政府参考人として出席した秋本芳徳情報流通行政局長には接待での会費の支払いの有無などをただし、「自己分の負担は行っていなかった。確認できる範囲で返金した」と認めさせた。

 黒岩氏は安倍晋三前首相の「桜を見る会」前日の夕食会費用補填(ほてん)問題などでも論陣を張ったが、立民は当初予定していた質問者を差し替えて黒岩氏を登板させ、疑惑追及に躍起になった。首相の身内に生じた疑惑を掘り下げ、政権にさらなる打撃を与えようという狙いが透ける。

 ただ、立民は菅政権への世論の風当たりが厳しさを増す中でも支持率が低迷しており、今国会では従来の「批判一辺倒」だけではなく、枝野幸男代表が新型コロナの感染者がいなくなるまで封じ込めた後に経済を再開する「ゼロコロナ」を訴え、提案路線にもかじを切りつつあった。

 立民は今後も接待疑惑を追及する構えだが、首相はすでに「関わった者が誰であれ、国民に疑念を抱かせることがないように総務省で事実関係を確認してほしい」と省内で調査を進めるべきだとの立場を示している。総務省は、首相の長男が勤める放送事業会社「東北新社」の子会社が総務省から衛星基幹放送事業者の認定を受けており、倫理規程が禁じる「利害関係者」からの接待に抵触しないか調査している。

 立民はこの日、新型コロナ対策に加え、玄葉光一郎元外相が中国海警局に武器使用の権限を付与した海警法の問題やミャンマー国軍によるクーデターを取り上げ、外交・安全保障などの質問にも時間を割いたが、今後、週刊誌報道に固執し、「批判のための批判」に回帰すれば、政権担当能力に疑問符が付きかねない。自民幹部は「淡々とやるだけだ」と冷静に語った。(永原慎吾)

6391チバQ:2021/02/05(金) 00:52:46
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2102040035.html
下村氏が存在感、脱「政局会長」なるか 発言の軽さに課題も
2021/02/04 20:14産経新聞

下村氏が存在感、脱「政局会長」なるか 発言の軽さに課題も

衆院予算委員会質問する自民党・下村博文政調会長=4日午前、国会・衆院第1委員室(春名中撮影)

(産経新聞)

 自民党の下村博文政調会長が積極的に党の提言を政府に伝えるなど発信を強めている。4日の衆院予算委員会では質問に立ち、菅義偉首相(すが・よしひで)から新型コロナウイルス禍で収入が減った人への支援拡充に前向きな答弁も引き出した。ただ、調整力不足や発言の「軽さ」も指摘されている。

 予算委で下村氏は「緊急事態宣言下で、特に女性のパートやアルバイト労働者が困っている」と述べ、休業支援金の対象を大企業の非正規労働者にも拡充するよう首相に迫った。首相は厚生労働省に対応を指示すると明言した。

 保守政治家として知られる下村氏は中国や韓国への毅然(きぜん)とした対応も要求。チベットやウイグル、香港に対する中国の態度については「深刻な人権侵害が生じており、決して看過できない」などと強調した。

 最近は新型コロナ対策で先行して発信する場面が目立つ。昨年12月の記者会見で特別措置法の今国会での改正を打ち出したほか、先月には全世界を対象にビジネス往来を停止するよう政府に求め、いずれも実現に結びつけた。昨年9月の政調会長就任直後には、ペーパーレス・デジタル化の観点から党政務調査会の部会の紙資料をタブレット端末で閲覧する形式に切り替えて先見性もアピールした。

 下村氏は今月に入り公式ツイッターを始め「政策や、政調会長としてどんなことをしているのか広く告知したい」と意気込む。所属する細田派(清和政策研究会)内には「たたき上げで自分の言葉を持っている数少ない政治家だ」(中堅)として、下村氏を首相候補に推す声もあるが、課題も少なくない。

 昨年末の75歳以上の医療費窓口負担をめぐる自民、公明両党の協議は、政調会長レベルでまとまらず党首間の決着となり、調整力に不安を残した。

 4月の衆参の補欠選挙をめぐっては、自民が敗れたら「政局になる可能性がある」と言及し、二階俊博幹事長が不快感を示した。党内不和の発信源にもなりかねず「政局会長」との呼び名もあり、言動が注目される。(沢田大典)

6392名無しさん:2021/02/05(金) 18:57:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/afb0702a3b5d36a002c657b4ac38dfea6b3ba4e4
首相の「素直におわび」謝罪に伊吹氏が苦言 「日本語として違和感」
2/4(木) 19:52配信
毎日新聞
 自民党の伊吹文明元衆院議長は4日の二階派の会合で、菅義偉首相が2日の記者会見で「素直におわび申し上げる」と述べたことについて、「日本語として違和感があった」と苦言を呈した。

 指摘したのは、緊急事態宣言下の深夜に自民党議員(既に離党)3人が、東京・銀座のクラブを訪問した問題について、首相が「あってはならないことだ。素直におわびを申し上げる次第だ」と述べた部分。伊吹氏は「『素直に』とは、言いたいことは、いろいろあるが封印して『おっしゃっている通りでございます』ということだ」だと言及。「『率直におわびを申し上げます』とか『心からおわびを申し上げます』が正しい日本語だ」と語った。

 首相の演説や答弁は、首相秘書官らがつくることが多いため、伊吹氏は「一国の総理に物を言わせる時は、美しい日本語で話をするように、(原稿の)ライターや官邸のスタッフは注意してほしい」と注文をつけた。【野間口陽】

https://news.yahoo.co.jp/articles/234c3db3cb06512d86b4e3da9e7770d2e36e1c53
元衆院議長、首相発言に「美しい日本語で」と苦言…「素直におわびを申し上げる」の正解示す
2/5(金) 7:15配信
読売新聞オンライン
 自民党の伊吹文明・元衆院議長は4日の二階派会合で、菅首相が記者会見で「素直におわびを申し上げる」と述べたことについて、「日本語として違和感があった」と指摘した。正しいのは「率直におわび」「心からおわび」だとし、「美しい日本語で話すように官邸スタッフは注意してもらいたい」と苦言を呈した。

 首相の発言は、自民党議員3人が東京・銀座のクラブに深夜まで滞在した問題を受け、2日に謝罪した際のもの。

6393名無しさん:2021/02/05(金) 18:58:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ceb4b8657d5fb41f56b5f12eac716782d4e7192
自民派閥総会、深夜会合で軒並み引き締め 麻生財務相「自らの行動に責任を」 
2/4(木) 20:11配信
産経新聞
 緊急事態宣言下に深夜まで東京・銀座のクラブを訪れていた党所属衆院議員3人が離党に追い込まれたことを受け、自民党は危機感を募らせている。4月に衆参の補欠選挙、秋までには衆院解散・総選挙を控えており、さらなる不祥事の防止に躍起だ。

 「政治家は自らの行動に責任を持たなければいけない。行動に説明をしきらなければならない」。麻生太郎副総理兼財務相は4日の麻生派(志公会)の会合で、同派所属議員に対してこう強調した。

 麻生派には、深夜会合問題で離党した松本純衆院議員が所属。松本氏は事務局長として他派閥との交渉の窓口や、派閥のパーティー運営など中心的な役割を務めてきた。同派会合の司会も担ってきたが、この日は事務局長代理の井上信治科学技術担当相が務め、松本氏は欠席した。

 派閥関係者は「春には派閥パーティーを計画しているが、このような事態となってどうなるのか」と頭を抱え、同派幹部は「今回の問題で派閥運営に影響が出ないようにしなければならない」と語った。

 他派閥も引き締めに余念がない。伊吹文明元衆院議長は4日の二階派(志帥会)の会合で、「息苦しいが、一般の人はもっと大変な状態にある。少し我慢して頑張ろう」と強調。再び深夜会合のような不適切行動が報じられることがないよう、所属議員に責任ある行動を求めた。

 岸田文雄前政調会長も同日の岸田派(宏池会)の会合で、「政治の側から、国民が力や心を合わせて頑張ろうという雰囲気に、冷や水を浴びせる行動が出たことは誠に残念だ」と発言。「今一度、わが身を振り返り、気持ちを引き締めて行動や活動を続けてほしい」と語った。(今仲信博)

https://news.yahoo.co.jp/articles/c1ffc268a2e3c4afe147ebb710d1ec5d98726e96
反省?下村政調会長、首相にエール…「重圧の中で努力されている」
2/4(木) 19:11配信
読売新聞オンライン
 自民党の下村政調会長は4日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルス対応に追われる菅首相に「党は全力で支える。思い切ってやっていただきたい」とエールを送った。「首相になった人しか分からない重圧の中で努力されている」とも語った。

 下村氏は1月、4月の衆参2選挙区の補欠選挙について「二つ負けると政局になる可能性もある」と発言。二階幹事長が不快感を示すなど、党内から批判を浴びた。党内では「反省の意を込めたのではないか」(ベテラン)と見る向きもある。

6394名無しさん:2021/02/05(金) 19:00:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/6575d4536133d437476a515c4007ee50af3ecda7
「男に媚びを売る時代は私で終わらせる」…自民党・野田聖子60歳が狙うのは「ポスト菅」?
2/5(金) 6:12配信
文春オンライン
「“親殺し”の責任でしょうか」

 政治部記者がそう表現するのは自民党の野田聖子幹事長代行(60)の振る舞いだ。自民分裂選挙となった1月24日の岐阜県知事選。野田氏ら多数の国会議員が推す現職の古田肇氏が5選を果たしたが、野田氏は分裂の責任を取って県連会長を辞任した。知事選は野田氏と「岐阜のドン」猫田孝県議(80)の代理戦争と呼ばれた。猫田氏は「俺の言うことを聞かなくなった」とばかりに古田知事降ろしに動き、新顔の経産官僚を擁立。古田知事を支援した野田氏は、権勢を誇ってきた猫田氏を念頭に「長老支配の政治を変えたい」と宣戦布告していた。

 野田氏にとって猫田氏は大恩人。2005年の郵政選挙で郵政民営化に反対して党公認を得られなかったが、猫田氏主導で県連は野田氏に「県連公認」を与え、当選させた。一方で、当時の小泉純一郎首相に弓を引いた責任を問われた猫田氏も離党を余儀なくされた。そんな猫田氏を野田氏は父のように慕っていた。だが、

「野田氏にとって今回の一件は次のステップに進むための親殺しだった」(前出・記者)。ステップとは、菅義偉首相の支持率低迷によって、いつ号砲が鳴ってもおかしくない「ポスト菅」レースへの参戦だ。これまでの野田氏は総裁選のたびに出馬を模索するも推薦人が集まらず断念してきた。次に向けて頼るのが二階俊博幹事長。二階氏もたびたび野田氏に「推薦人が足りない時は言ってこい」と軽口を叩いてきたが、菅氏の凋落で「二階氏が本気で野田氏に乗り換えようとしている」との臆測が広がる。自民党関係者は「二階氏にとっての気がかりは今年の衆院選。菅首相で勝てそうにないなら『初の女性宰相』の看板で野田氏のほうがベターと見ているのでは」。

「男に媚びを売る時代は私で終わらせる」
 野田氏は岐阜県議を経て、1993年衆院選で初当選。県議時代には猫田氏に、国会議員になってからは野中広務元官房長官や古賀誠元幹事長ら時の実力者に可愛がられ、「爺殺し」の才覚を発揮してきた。酒席では党幹部になった今でも、率先して下ネタを連発し、男性客を困惑させる。同席した女性の議員や記者に「男に媚びを売る時代は私で終わらせる。あなたたちが偉くなった時にこんなことはやらせない」と親分風を吹かすこともあるという。

 猫田氏は、二階氏と折り合いが悪い麻生太郎副総理と近い。「首相を目指す野田氏にとっては二階氏の支援が不可欠。それを得るために猫田氏を切ったのか。それとも知事選は、最大の権力闘争である総裁選の予行演習だったのか」(政治部デスク)。親殺しを果たした野田氏の次の一手は如何に。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年2月11日号

6395名無しさん:2021/02/05(金) 19:03:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7c9648698720af03a33a877112c5f4f2ba43669
河井案里氏、議員辞職に込められた「ある思惑」
2/5(金) 7:01配信
東洋経済オンライン
 2019年参院選における巨額買収事件で有罪判決を受けた参院議員の河井案里被告(自民党を離党)が2月3日、議員辞職した。

 案里被告は、2020年6月に同事件で逮捕・起訴された夫で元法相の河井克行被告(自民離党・公判中)とともに、その後の公判で無罪を主張してきた。2020年10月の保釈後も雲隠れしたまま議員活動もせず、「歳費泥棒」と批判されて与党内からも議員辞職を求める声が強まっていた。

■4月25日の統一補選に込められた思惑

 折しも、与党4議員による「銀座の夜遊び」が発覚して、議員辞職や離党に追い込まれたばかり。案里被告の議員辞職には、政権運営への打撃を恐れる菅義偉首相や自民党の二階俊博幹事長の意向も影響したとみられている。

 案里被告の辞職により、4月25日の衆参統一補欠選挙の1つとして参院広島選挙区の補選が実施される。同統一補選では、「鶏卵」汚職に問われた吉川貴盛元農水相(自民離党)の議員辞職に伴う衆院北海道2区と、立憲民主党参院幹事長だった羽田雄一郎元国土交通相の死去に伴う参院長野選挙区の実施が決まっていた。

 これにより4月25日の補選は現時点では3選挙区となるが、自民党はすでに北海道2区の不戦敗を決めている。候補者を擁立している参院長野は「羽田氏の弔い選挙なので勝ち目はない」(地元県連)との見方が支配的だ。

 これに対し、2人区の参院広島は残る現職が立憲民主党所属議員で、「改選をにらむと野党は強力な候補を出しにくく、自民党に勝機がある」(自民選対)とみられている。そのため、統一補選全敗を回避したい自民党の思惑が、案里被告辞職の背景にあるとみられている。

 東京地裁は1月21日、案里被告に懲役1年4月、執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。これを受けて案里被告は3日午後、山東昭子参院議長宛てに辞職願を提出、同日夕刻の参院本会議で許可された。控訴断念で案里被告の刑も確定した。

 案里被告は3日、「判決内容は納得できないが、政治家として情けなく、政治的責任を引き受けるべきだと考えた」とのコメントを発表した。案里被告は克行被告とともに、東京地検特捜部に逮捕される前日の2020年6月17日に離党。同年8月に始まった一審では無罪を主張して争ってきた。

■「4月総選挙論」の可能性はほぼゼロに

 判決によると、案里被告は2019年3〜5月、河井克行被告と共謀し、広島県議4人に現金計160万円を配った。判決は、いずれの県議も案里被告を応援しており、政治資金の処理に必要となる領収書もないことから、現金の趣旨は買収だったと認定した。

 案里被告の辞職に対し、地元の有権者からは「遅すぎる」との声が相次ぎ、ネット上では「受け取った歳費を返せ」などの書き込みがあふれた。

菅首相は3日夕、「政治に批判が広がっていることを重く受け止めている」と淡々とした表情でコメント。案里被告の後見人とされる二階幹事長は「このような事態に至ったことは誠に残念なことであり、私どもも改めて自らを律するとともに、国民の信頼回復に努めてまいりたい」と苦々し気な表情で語った。

 4月25日の3補選は菅首相にとって就任後初の国政選挙となる。すでに、衆参2補選が決まった段階で、下村博文政調会長が「ダブルで負ければ政局になる」と発言。「政局になるはずがない」と怒った二階幹事長への謝罪と釈明に追われるなど、自民党内は補選の情勢にピリピリしている。

 自民党内では、2補選の実施が決まった2020年末の段階で「状況次第では新年度予算成立後の3月末か4月初旬に菅首相が解散を断行して、補選を吸収する」との戦略も取りざたされた。しかし、1月7日の緊急事態宣言の再発令で4月総選挙論は一気に下火となり、今回の宣言延長で「可能性はほぼゼロ」(自民幹部)となった。

 4月25日の補選は、その時点でのコロナ感染状況や東京五輪開催の可否などによって有権者の反応も変わるとみられる。ただ、ここにきて地方選挙で自民党の惨敗や取りこぼしが相次いでいる。3補選が全敗となれば、10月までに実施される次期衆院選に向けて、自民党内で「菅首相では選挙を戦えない」として「菅おろし」の声が噴き出す可能性もある。

 もし圧倒的な保守地盤の広島補選で自民が勝てば、「1勝1敗1不戦敗でダメージは半減する」(自民幹部)との読みもある。すでに自民広島県連は地元の有力経済人か地元出身のキャリア官僚の擁立に向けて調整を進めている。「保守地盤だから与党が固まれば負けない」との見方が多い。

6396名無しさん:2021/02/05(金) 19:03:39
>>6395

■浮上した「ウルトラCの秘策」

 ただ、次期衆院選での政権交代を目指す立憲民主など主要野党にとって、「4月25日の補選に全勝すれば、一気に勢いがつく」(立憲民主幹部)のは間違いない。このため、「4年後の改選など考えず、野党統一候補で勝ちにいくべきだ」(同)との声も相次ぐ。

 対する自民党も「公明党とも連携して。万全の選挙態勢で臨まないと、足をすくわれる」(選対幹部)と不安を隠せない。

 そこで、与党内の一部に「ウルトラCの秘策」(自民選対)として浮上しているのが、克行被告の議員辞職による広島3区での補選実施だ。同被告の公判は途中で案里被告と別になり、東京地裁の判決は3月末以降になる可能性がある。広島3区を4月25日の補選に加えるためには、3月15日までに克行被告が議員辞職することが必要だ。

 克行被告はこれまでの公判で徹底抗戦の姿勢を続けており、「議員辞職の気配はまったくない」(被告周辺)とされる。克行被告はもともと菅首相の側近で、辞職した案里被告は二階幹事長の率いる二階派の特別会員だった。そのため、「菅首相や二階幹事長が秘かに圧力をかければ、克行被告も辞職を受け入れるのでは」(自民幹部)との指摘もある。

 「広島3区の特殊な選挙事情」(自民県連)もある。克行被告の離党に伴い、地元では与党としての後任候補擁立で調整が進んでおり、「いつでも臨戦態勢がとれる」(自民選対)からだ。

 広島3区では、公明党が斉藤鉄夫副代表の擁立を決定。自民県連が公募で石橋林太郎県議の擁立を決めて与党内調整が続いていたが、2月5日に二階幹事長の裁定により、斉藤氏への一本化が決まる見通しだ。石橋氏は中国ブロックの単独比例1位で出馬する方向だ。

 立憲など主要野党も同区に野党統一候補を擁立する構えで、与野党全面対決の構図となるのは確実だ。ただ、広島は保守地盤が強く、「危機感の強さで自公が一体となって戦えば負けない」(自民幹部)との声が多い。仮に克行氏が議員辞職して4補選となり、結果的に自民と野党の2勝2敗となれば、「菅首相や二階幹事長の責任論も出ず、政権危機も避けられる」(同)との思惑もある。

■首相長男のスキャンダルも浮上

 ただ、こうした「あからさまな党利党略」(立憲民主幹部)が透けて見えれば、有権者の反発を買って「かえって与党が傷口を広げる」(同)可能性もある。

 衆院予算委員会では4日から新年度予算案の審議が始まった。野党側はコロナ対応の迷走だけでなく、案里、克行両被告の買収事件や与党で相次ぐ政治スキャンダルの追及に全力を挙げる構えだ。

 3日夕刻には『週刊文春』が電子版で菅首相の長男にまつわる疑惑を速報した。4日発売の本誌は「総務省の谷脇康彦総務審議官ら幹部4人が昨年、衛星放送などを手がける会社勤務の菅首相の長男から、国家公務員倫理法に抵触する可能性のある接待を受けた」と報じている。

 菅首相は3日夜、記者団に「まったく承知していない。総務省で適切に対応されると思う」と必死に平静を装った。今後、総務省幹部の処分問題に発展する可能性は大きいとみられている。

 4日の衆院予算委員会で野党から追及された菅首相は、長男と電話で話したことを明らかにしたが、「長男は一民間人でプライバシーもある」と詳しい説明は避けた。そして、「国民に疑念を抱かせないよう総務省でルールにのっとって対応してほしい」と繰り返したが、事実関係でちぐはぐな答弁も目立った。

 まさに「菅首相自身も火だるま状態」(自民幹部)で、「二階幹事長とともに統一補選まで求心力を維持できるかどうかも微妙」(自民長老)になりつつある。政局混迷の中で4月の補選に突入すれば、「与党の小細工など通用せず、本物の政局になる」(選挙アナリスト)との声も広がっている。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

6397名無しさん:2021/02/07(日) 13:18:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/67bd405d3c3b394de75df819cb6bcb18b24e7ba7
二階俊博、石破茂、松本純……政治家が会食をやめられない理由
2/7(日) 13:02配信
FRIDAY
自民党の松本純(中央)、大塚高司(左)、田野瀬太道(右)の3議員は銀座通いと虚偽説明により離党届を提出した

12月14日、二階俊博幹事長(81)が菅義偉首相(72)らと8人で高級ステーキ。12月17日、橋本聖子五輪担当相(56)が6人で高級寿司。1月8日、石破茂元幹事長(64)が9人でふぐ懐石。そして、松本純元国家公安委員長(70)らの「銀座クラブ通い」……。

ここまで来ると、素朴な疑問が湧いてくる。国民に自粛を要請しているのに、なぜ、彼らはこれほどまでに会食を我慢できないのか。自民党の現役国会議員が言う。

「田中角栄元首相の有名な言葉に、『握手の数しか票は出ない』というのがあるでしょ。自民党ではいまでも、新人議員に徹底的にこの言葉を叩き込む。ベテラン議員、それも菅総理のように叩き上げの人ほど『会食=票』という意識は強い。

何もないところから、先輩政治家や地元の有力支援者と酒を飲み続け、男芸者として取り入ることで成り上がったわけですからね。そんな人たちに、急に会食を止めて一人でメシを食えといっても不可能ですよ」

今秋には衆院選が予定されている。そのことも、会食=票集めが止まらない理由のようだ。当選2回の自民党・岡下昌平衆議院議員(45)は、「私は一切会食に行っていない」と断ったうえで、政治家の心情についてこう語る。

「相手のメンツを立てるというのも、政治家にとって重要なことです。支援者に誘われたら断れない。行ってみたら5人以上だった。では私は帰ります、とは言いづらいんですよ。(秋に選挙があるのに)演説会もできない。選挙事務所の感染対策を徹底することで人が寄り付かなくなるのが心配だと、みんなで話している」

1月19日には、自民党本部で新型コロナ対策会議が開かれ、再び批判を浴びた。大勢の議員が狭い会議室でぎゅうぎゅう詰めになっている様子は「密」そのものだったからだ。議員にリモートワークという発想はないのか。国民民主党の玉木雄一郎代表(51)が吼える。

「リモートを推進しない議員連中は、会って話さないと本音は引き出せないというんです。しかし、民間の皆さんに7割リモートしてくださいと要請したなら、政治家はやるしかない。私は仕事のほとんどをリモートに切り替えました。最初は役人もできないと言っていましたが、やればできるんです」

本誌は他にも複数の国会議員や秘書に取材し、会食がなくならない理由を尋ねた。彼らは「会わないとその人の本音がわからない」と口を揃えたが、それはサラリーマンだって同じである。「選挙が近い」というのも、営業自粛を余儀なくされている飲食店からすれば許せない言い訳だろう。結局、会食を〝しなければいけない〟理由などないのだ。

2月5日(金)発売のフライデーでは、会食を「やめられない」ことに関する国会議員らの言い分についてさらに詳報している。

FRIDAYデジタル

6398名無しさん:2021/02/07(日) 13:34:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bc8bec06181367aff067ea0f0cf2452c288e804
支持率急落のウラで…菅政権「4月の解散説」が急浮上したワケ
2/7(日) 7:02配信
現代ビジネス
永田町を駆け巡った
 「このままでは菅さんは終わり。選挙が近いという緊張感を演出しないと、もう『菅おろし』に歯止めがかけられないのでしょう」(自民党中堅議員)

 官邸から「4月解散・総選挙」の風が吹き始めた。1月14日夕方、自民党の山口泰明選対委員長が官邸の菅総理を訪ねた。

 するとその数日後、「3月末に新年度予算案が成立したら解散。投票日は衆院北海道2区と参院長野選挙区の補欠選挙と同じ4月25日」との情報が永田町を駆け巡ったのだ。

 14日に山口氏が菅総理に報告したのは、総理が年明け、自民党の事務方に指示していた、党独自の極秘世論調査についてだった。

 「結果は〈政権支持率は急落しているが、野党の支持率も低いため、自民党は減らしても10〜40議席。単独過半数維持は十分に可能〉というものでした。年末からふさいでいた菅総理は、これを聞いて励まされたようです」(官邸スタッフ)

 そして菅総理は、親しい議員や秘書官ら側近に依頼し、「総理が4月解散を本気で考えている」と新聞各紙の記者を個別に呼び、耳打ちするよう指示。解散風が吹き始めたというわけだ。

 もっとも冒頭の議員が指摘するように、これは党内向けの「脅し」の可能性が高い。下村博文政調会長が「(4月にある2つの補選で)両方負ければ政局になる」と述べるなど、党内は早くも浮き足立っている。総理が仕掛けた情報戦は、焦りの証拠なのだ。別の自民党中堅議員が言う。

 「確かに諸々の政治日程を勘案すれば、4月はチャンス。もし東京五輪が中止なら、それが決まる前に解散したほうが傷が浅くて済む。

 ただ、ワクチン接種が遅れているので厳しいでしょう。この状況で奇をてらった解散なんてすれば、国民から総スカンを食らってしまいますよ」

 笛吹けど誰も踊らず。解散という「伝家の宝刀」さえ、もはや切れ味を失ってしまったようだ。

 『週刊現代』2021年1月30日・2月6日号より

週刊現代(講談社)

6399名無しさん:2021/02/07(日) 14:08:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/293bbb301c2021ea82fc3edbb81deb2c48eca5ff
森喜朗会長、二階幹事長…振り返ると驚愕する「政治家の差別的発言」一覧
2/7(日) 10:02配信
現代ビジネス
「口だけのお詫び」
 子どもが友達に差別的な言葉を口にしたとする。それを聞いた大人は、「ひどいことを言って! ちゃんと謝りなさい」というだろう。しかしただ単に「ごめんね」と口だけのお詫びをしても、その子の意識が変わらなければ、同じことを繰りかえすだろう。最も大切なことは「なぜ差別にあたるのか」を理解し、差別される側の気持ちを理解し、差別的な考え方そのものを改めることだ。

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が2月4日に行った記者会見はまさに「口だけのお詫び」のようではなかったか。

 森会長が日本オリンピック委員会(JOC)評議員会で女性の理事を40%に増やす方向にあることにふれ、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と発言したのは2月3日のこと。「女性は優れており、競争意識が強い。誰か一人が手を挙げて言われると、自分も言わないといけないと思うんでしょうね。それでみんな発言される」と続けた。さらに「私どもの組織委にも女性は何人いる? 7人くらいかな。みんなわきまえておられる」と続けた。その言葉を受け、「#わきまえない女」というハッシュタグがTwitterでトレンドとなるほどだった。

 何度聞いても読んでも「意見を言うことがいけないことなのか」「意見をいうと必ずしも理事会は不要な時間がかかるのか」「そもそも意見を言わない理事は必要なのか」「男性は長い意見を言わないのか」など、頭にはてなマークがついてしまう。ここでわかったのは、森会長に「会議を短く終えるために女性はわきまえて意見など言わなくていい」という認識があるということと、「そもそも女性は競争意識が強く、それゆえに発言するものだ」と決めつけているということだ。むしろ「女性は優れており」と褒め言葉を用いながらそれを問題点のように語る褒め殺しのようなものの言い方も不快に思う人は少なくないだろう。

 翌日、即座に設定された謝罪会見の冒頭で、森会長は紙を読み上げてお詫びと反省の辞を伝えたが、自身がなにをもって「不適切」と思い、どう「反省」しているのかは具体的に語られなかった。記者たちが丁寧に根気強く質問を続けていたが、「面白おかしく書こうとしてるんだろ」「あなたはどう思うんだ」という逆切れと言われても仕方のない状況に終わった。

森会長だけではない
 最も大切なのは、何が不適切なのかを正確に理解し、認識の間違いを自覚し、そして学んだうえでお詫びをすることだ。

 「同じ人間に優劣がつくのはおかしいのではないか」「性別で分けるのではなく、個々の人格や能力で最適なことをしていく必要があるのではないか」という気づきがあり、世界は大きく変化してきた。

 3月8日は国際ガールズデーだ。これは1904年3月8日にNYで婦人参政権をもとめてデモが行われた日を記念したもの。この運動が欧州にも広がり、女性の権利と政治的・経済的分野への参加が進められるようになった。女性だけではない、あらゆる人種差別だって、誰かが声をあげ続けてきたからこそ変わってきたことだ。それらの声を聞いて、古い価値観に縛られていることに気づき、改めることは誰にだってある。

 そんなときに自身の間違いを認め、発言の問題点を認識し、変えようという姿勢があるかどうかが重要だ。しかし残念ながら、過去を振り返ると、政治家のこのような差別的発言は繰り返されてきた。その時に問題となった発言を各々が「自分事」として考えてきていたら、また別の人が同じような発言を繰り返すことはなかったのではないだろうか。

 改めてここで、失言のいくつかを振り返ってみよう。なお、役職は発言当時のものを記している。

6400名無しさん:2021/02/07(日) 14:08:42
>>6399

少子化問題の原因を理解しているか
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【麻生太郎】

「(日本人の平均寿命が延びたのは) いいことじゃないですか。素晴らしいことですよ。いかにも年寄りが悪いみたいなことを言って いる変なのがいっぱいいるけど間違ってますよ。子どもを産まなかったほうが問題なんだから」
(麻生太郎副総理兼財務相 2019年2月3日、福岡県内での国政報告会にて)
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 出産というのは授かりもので、産みたくても産めない人がいるのは周知の事実だ。そして産み育てることに抵抗のない社会環境がなければ、なかなか簡単に選べることではない。しかし、少子化問題を「出産しない女性が悪い」とでもいうような発言は本当に多い。

 上記の発言に際し、麻生氏は翌日衆議院予算委員会にて発言を「誤解を与えたとすれば撤回する」とし、5日には「不快に思われた人がいるとすればお詫び申し上げる」と述べた。しかしこれは言葉そのものに問題があったと認識していないということではないだろうか。

麻生太郎氏は2018年9月にも、財務事務次官のセクハラ問題が明らかになった際、「(訴えられた)本人が、ないと言っている以上、あるとはなかなか言えない」「はめられた可能性は否定できない」「セクハラ罪という罪はない」という発言をしていた。こちらも後になって一部撤回をしたようだ。

「勝手なことを考えて」
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【二階俊博】

「子どもを産まない方が幸せに送れるじゃないかと勝手なことを自分で考えて(いる人がいる)」
「皆が幸せになるためには子どもをたくさん産んで、国も栄えていく」
「食うや食わずの戦中、戦後、子どもを産んだら大変だから産まないようにしようと言った人はいない」(二階俊博幹事長 2018年6月26日、東京都内の講演会にて)
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 「自民党と政府が一体になって、早く結婚して早く子どもを産むように促進してもらいたい」という質問についての回答。なぜいま少子高齢化となっているのかの認識があれば出てこない発言だ。

一番大きな功績は子どもを作ったこと
 驚くような発言はまだある。

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【三ツ矢憲生】
「この6年間で吉川有美(参院議員)は何をしてきたのか。一番大きな功績は子どもをつくったこと」(三ツ矢憲生三重県連会長・衆議院議員 7月12日、三重県内での参院選応援演説)
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 参議院議員の選挙応援演説で、「一番の功績」が子どもを作ったことと言われる。どんな思いで聞いたのか想像すると胸が苦しくなる。

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【萩生田光一】
「0〜3歳の赤ちゃんに、パパとママどっちが好きかと聞けば、はっきりとした統計はありませんけど、どう考えたってママがいいに決まっているんですよ。0歳から「パパ」っていうのはちょっと変わっていると思います」(萩生田光一副幹事長 2018年5月27日 宮崎県連講演にて)
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 待機児童ゼロを目指す問題に関してこのように述べたのは当時の副幹事長。待機児童ゼロを目指すために3歳までは母親がずっと子どもと一緒にいるべき、と言っているように聞こえるが…。

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【櫻田義孝】
「お子さんやお孫さんにぜひ、子どもを最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」(櫻田義孝衆議院議員 2019年5月29日、千葉県内の会合)
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 かつて国務大臣をつとめ、東京オリンピック・パラリンピック競技担当大臣だったが、「復興以上に大事なのが議員だ」の発言を受けて辞任したばかりだった。その後謝罪し、発言を撤回した。

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稲田朋美
「私たち3人には共通点がある。みんな女性で、同世代。そして全員がグッドルッキング」(稲田朋美防衛相 2017年6月3日 アジア安全保障会議)
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 オーストラリアとフランスの女性国防大臣に言及して「私たち3人」について「グッドルッキング(美しい)」と語った。褒めるからいいということではなく、容姿を品評の対象として国際的な会議で口にすること自体に疑問の声が挙がった。

6401名無しさん:2021/02/07(日) 14:08:52
>>6400

「女性はいくらでも嘘をつけますから」
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【杉田水脈】

「女性はいくらでも嘘をつく」(杉田水脈衆議院議員 2020年内閣第一部会、内閣第二部会合同会議)
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 性暴力についての議題に於いて、「女性はいくらでも嘘をつけますから」と発言したことを指摘され、報じられると、9月26日に自身のブログで「一部報道における私の発言について」と題し、「報道にありましたような女性を蔑視する趣旨の発言(「女性はいくらでも嘘をつく」)はしていない」と明記した杉田水脈氏。5日後の10月1日に「内閣第一部会・内閣第二部会合同会議に於ける私の発言について」とブログを更新し、発言をしたことを認め、ブログで事実と間違えたことを述べたことや不快な思いをした人に対して謝罪した。

 かつて、杉田水脈氏は2018年2月26日に都内で開かれた「第25回平成の大演説会」で以下のように言っていたことがある。

 「みなさん知ってますかね、#Me Too運動っていうのがあるんですよ。Me tooってのは『私も』っていうことなんですが、これセクハラの運動なんですね。
『私は実はこんなセクハラにあったことがあるんです』と誰か一人の女性が告白するとですね、『私も! 』『私も! 』ってハッシュタグ付けてでてきて、ツイッターとかでばーっと自分の経験談を女性が語るんですね。これはヨーロッパでばーっと出てきて、まあ主に女優さんたちがですね、実は20年前にですね、こんな役あげるからってそういう関係もってくれと監督やプロデューサーたちに言われたとか。

 そこで往年の名女優のカトリーヌ・ドヌーブさんがですね、『あなたたち、それおかしいでしょう』と。『その時はそれで役もらったんだったら、そういうことを今さら言うの』と。私も、『もっともやな』と思ったんですけれど」

 ちなみに、カトリーヌ・ドヌーブ氏は上記のようなことは一切言っていない。まるで#Metoo運動で声をあげる女性そのものに問題があるかのような言い方ではないだろうか。ここから「女性はいくらでも嘘をつける」という発言にもつながっているようにも感じられる。ちなみに2020年の発言に対し、「「女性はいくらでも嘘をつけますから」自民党・杉田水脈衆議院議員の性暴力被害者への発言撤回、謝罪、辞職を求めます」という署名には13万筆以上(2020年10月当時)が集まったが、自民党は受け取りを拒否したという。

 まだまだあることが悲しくはなるが、最後に森喜朗氏の発言で終わりにしよう。

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「子どもをたくさんつくった女性が将来、国が『ご苦労さまでした』といって面倒見るのが本来の福祉。子どもを一人もつくらない女性が、好き勝手とは言っちゃいかんけども、自由を謳歌し楽しんで年取って、税金で面倒見なさいっていうのは本当はおかしいんですよ」(森喜朗自民党少子化問題調査会長・衆議院議員 2003年6月26日 鹿児島県)
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 この発言が、自民党少子化問題調査会長の口から出たものであることに失望を禁じえない。少子化問題の原因を本当に調査しての発言なのだろうか。

 「失言」とはその時のノリだけで出るものではない。常日頃感じていることが口に出ることが大半だ。たとえそれが立派な人格者であっても、なにかしら偉業をなした人でも、もしかしたら凝り固まった価値観を抱えており、人を傷つけてしまったり、間違えたことを言うことだってあるかもしれない。

 確かに日本では、高度経済成長を経て、馬車馬のように働く男性とそれを支える女性という構図を根付かせた。その構図があったからこそ、経済の発展もあったといえるのだろう。その過去を否定するのではなく、時代にあわせてアップデートしていけばいいだけなのだ。
大切なのは、問題の本質を理解し、考え方を改めること。それは大人も子どもも同じことだ。

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参考資料

女性はいくらでもうそをつけますから-杉田水脈議員の性暴力被害者への発言撤回-謝罪-辞職を求めます

杉田水脈オフィシャルブログ

公的発言におけるジェンダー差別を許さない会

【音声配信・文字起こし】自民党・二階幹事長の「子どもを産まないは勝手な考え」発言を検証▼2018年6月26日(火)放送分(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」)

萩生田氏「赤ちゃんはママがいいに決まっている」(朝日新聞デジタル)

〝天敵〟山口香理事が森喜朗会長に辞任勧告「外れていただければ、五輪は希望が残る」(東スポweb)
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FRaU編集部

6402名無しさん:2021/02/07(日) 20:48:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/a49f74c6587f5b8a4e72209161be0e923f2a97a7
岸田氏、地元・参院広島再選挙に意欲 「ポスト菅」へ巻き返しなるか
2/7(日) 19:14配信
産経新聞
 広島を地盤とする自民党の岸田文雄前政調会長が、公職選挙法違反事件で有罪判決を受け辞職した河井案里前参院議員=自民を離党=の当選無効に伴う参院広島選挙区の再選挙(4月25日投開票)での巻き返しに意欲を示している。次期衆院選の広島3区候補は公明党に奪われたが、菅義偉政権の支持率が下がる中で再選挙に勝てば、「ポスト菅」の芽も出てきそうだ。

 「広島の自民党の信頼回復のため、是が非でもしっかり選挙をやらないと広島の政治が持たない。『出直すんだ』という姿勢を示さなければならない大事な選挙だ」

 岸田氏は5日夜のBSフジ番組でこう訴え、再選挙への決意を表明した。昨年9月の党総裁選で首相に完敗して以降、岸田氏は存在感を発揮できていない。平成24年の安倍晋三政権発足後、7年8カ月ぶりに閣僚や党三役から外れ、メディアに出る機会も激減した。

 そんな中、河井前議員の夫で元法相の衆院議員、克行被告=同罪で公判中=の選挙区である衆院広島3区の候補者選定をめぐり、与党は公明の斉藤鉄夫副代表に一本化する方針を決定。この間、岸田氏の影は薄かった。

 一方、内閣支持率は新型コロナウイルスの感染拡大や与党議員の深夜会合発覚などで下降。再選挙と同じ4月25日投開票の2補欠選挙のうち、自民は衆院北海道2区で不戦敗となり、参院長野選挙区も苦戦が予想される。こうした状況で岸田氏が再選挙勝利に貢献できれば、次期首相候補として踏みとどまる可能性があり、岸田派(宏池会)からは「真価が問われる選挙だ」との声が上がる。

 ただ、岸田氏自身は擁立に否定的だったとはいえ、案里前議員が自民の議員だった事実に変わりはなく、不祥事の負のイメージや、広島3区をめぐる公明とのしこりを2カ月で解消できるかは不透明だ。

 岸田氏は周囲に「やるからには絶対に勝つ」と闘志を燃やすが、敗れれば「ポスト菅」候補が次世代に移る可能性もあり、首相の座を諦めていない岸田氏にとっては落とせない一戦となる。(永原慎吾)

6403名無しさん:2021/02/08(月) 09:52:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bd35d4eb5ec159fe6d1a1d114e6c31991903085
自民党議員の「コロナ特権」 銀座クラブ飲みの離党3人も身分安泰か
2/8(月) 7:05配信
NEWSポストセブン
 国民には不要不急の外出自粛を要請しておきながら、国会議員は銀座で深夜まで豪遊──自分たちは“上級国民”で、自粛など関係ないと言わんばかりの振る舞いが次々と明らかになっている。

 国民からの批判など、大したことないと考えているのが丸見えである。

 自民党の国対委員長代理だった松本純氏ら3議員が、2月1日に離党した。緊急事態宣言下に銀座のクラブで飲み歩き、当初は後輩議員2人(田野瀬太道・前文科副大臣、大塚高司・前国対副委員長)と一緒だったことを隠す嘘までついていた。

 昨年12月、俳優やタレント、そして菅義偉・首相まで呼び出した“8人ステーキ会食”の問題で追及された時は、「飯を食うために集まったんじゃない」と言い放った二階俊博・幹事長だが、今回は自分のことは棚に上げて、「私のほうから離党勧告しました」などと胸を張り、松本氏の所属派閥のドンである麻生太郎・財務相兼副総理も、「国民にも何かと迷惑や苦労をかけている最中、はなはだ不適切」と怒って見せたが、ポーズだけである。

 同じく深夜の銀座クラブに行った責任を問われた公明党の遠山清彦氏が議員辞職させられたのと比べれば、自民党の処分が大甘なのは明白だ。

 それもそのはず、松本氏は“麻生―二階会談”にも同席する麻生氏の側近中の側近だ。

「離党した3人はいずれも前回の総選挙では小選挙区で議席を獲得しており、とくに神奈川1区の松本氏の地盤は堅い。今年の総選挙で自民党が別の公認候補を立てず、松本氏らが当選したら、“禊が済んだ”として復党させる可能性が高い」(政治アナリスト・伊藤惇夫氏)

 コロナ不況で多くの国民が失業の危機に直面するなか、自民党の国会議員だけは不祥事でも身分が安泰なのだから、まさに特権階級だ。

※週刊ポスト2021年2月19日号

6404名無しさん:2021/02/09(火) 07:45:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/f326abd114d9f3df48800d86d2e4d1e45fc8cb90
二階幹事長が森発言に「撤回したので問題ない」
2/8(月) 23:30配信
テレビ朝日系(ANN)
東京オリンピック組織委員会・森会長の“女性蔑視発言”について、自民党の二階幹事長は、撤回したので問題ないという認識を示しました。
二階幹事長:「今後、そうした発言・行動に対して十分ご留意なさるとに聞いているから、私は“撤回した”ということで、いいんじゃないかと思っている」

森会長の発言から5日間で、大会ボランティアを辞退する人が約390に上っています。
二階幹事長:「瞬間的に関係者の皆さんは『控えたい・協力できない』とおっしゃったんだと思うが、どうしてもお辞めになりたいということだったら、また新たなボランティアを募集・追加ということにならざるをえない」

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/17d3735abc8c20c8c37e7c7981819a8c2a703961
二階氏が森会長を擁護 「撤回したので問題ない」
2/9(火) 6:09配信
テレビ朝日系(ANN)
 森会長の発言について、自民党の二階幹事長は発言を撤回したので問題はないとしたうえで、辞任する必要はないという認識を示しました。

 自民党・二階幹事長:「私は撤回したということで、それでいいんじゃないかと思っています」「(Q.(五輪)開催に対する影響は?)撤回はもうすでにされたことでありますし、問題はないと思います」

 また、ボランティアの辞退が相次いでいるので、森会長が辞任すべきだとの考えについては次のように答えました。

 自民党・二階幹事長:「(ボランティアが)すぐやめちゃいましょうかなんてことは一時、瞬間に言ってもね、そんなことではなくて、協力して立派に仕上げましょうということになるんではないかと思います。森会長にもそこは一つ周囲の期待に応えてしっかりやって頂きたい」

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/ccfa2ca88b4f0766153fda3bd26674d4656dcda2
自民・二階氏 森会長続投に期待 「周囲の期待に応えて...」
2/9(火) 6:24配信
フジテレビ系(FNN)
「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言し批判されている、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森会長について、自民党の二階幹事長が会長続投に期待を示した。

自民党・二階幹事長「森会長にも、そこは1つ周囲の期待に応えて、しっかりやっていただきたい」

二階氏は、森会長は発言を撤回したとして、続投への期待を示した。

また、森氏の発言後、ボランティアの辞退が相次いでいることについて、二階氏は「落ち着いて静かになったら、その人たちの考えもまた変わる」との見方を示した。

そのうえで、「どうしても辞めるなら、新たなボランティアを募集、追加することにならざるを得ない」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/929e0f794f5d659f2d7602b161ffb9db34c80eb0
ランティア辞退次々 二階氏「追加する」
2/9(火) 6:25配信
日本テレビ系(NNN)
自民党の二階幹事長は8日夜、ボランティアの辞退が相次いでいることについて、「落ち着いて静かになったら、その人たちの考えも変わるだろう」とした上で、「どうしてもお辞めになりたいということなら、新たなボランティアを追加することになる」と指摘しました。

また、森会長の辞任は不要との考えを示しました。

6405名無しさん:2021/02/09(火) 07:45:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/306e7ced9e23c73a228266c6eff854fbf81e7baf
二階幹事長「撤回したということでいいんじゃないか」 森会長発言
2/9(火) 7:09配信
ABEMA TIMES
 森会長の発言について、自民党の二階幹事長は「私は撤回したということでそれでいいんじゃないかと思っています」「撤回はもうすでにされたことでありますし、問題はないと思います」と述べ、辞任する必要はないという認識を示した。

 また、ボランティアの辞退が相次いでいるので森会長が辞任すべきだとの考えについては、「(ボランティアが)すぐ辞めちゃいましょうかなんてことは、一時、瞬間に言ってもね、そんなことではなくて、協力して立派に仕上げましょうということになるんではないかと思います。森会長もそこは一つ周囲の期待に応えてしっかりやっていただきたい」とした。(ANNニュース)

https://news.yahoo.co.jp/articles/d1492f072869b2b7f997fa16f403d618c8a3f9e3
自民・二階氏「撤回したからいいのでは」 森氏を擁護
2/8(月) 21:25配信
産経新聞
 自民党の二階俊博幹事長は8日の記者会見で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視とも取れる発言をしたことについて「撤回したということで、それでいいのではないか」と擁護した。

 森氏の進退に関しては「党として辞めるべきだとか、辞めないべきだとか言及することは過ぎたことであり、冷静に見守るのが一番いい」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/912be222bcf8343794c6b1cf059ae448329fae91
二階幹事長、ボランティア辞退は「瞬間的」 五輪巡り
2/8(月) 21:32配信
朝日新聞デジタル
 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言を受けたボランティア辞退の動きについて、自民党の二階俊博幹事長は8日の記者会見で、「瞬間的」としつつ、「落ち着いて静かになったら、その人たちの考えもまた変わる」と語った。

 今後の対応については「どうしてもおやめになりたいということだったら、また新たなボランティアを募集する、追加するということにならざるを得ない」と指摘した。

 さらに「参画しよう、協力しようと思っておられる人はそんな生やさしいことではなく、根っからこのことに対してずっと思いを込めてここまで来た」としたうえで、「そのようなことですぐやめちゃいましょうとか、何しようか、ということは一時、瞬間には言っても、協力して立派に仕上げましょうということになるんじゃないか」との見方を示した。

 森会長の進退については「周囲の期待に応えてしっかりやっていただきたいということを我々は心から念願する次第だ」と語った。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/ca4f3824bab628e15361e338465cb3eb82ca82b5
森会長辞任の必要なし 自民幹事長
2/8(月) 21:47配信
時事通信
 自民党の二階俊博幹事長は8日の記者会見で、女性蔑視発言で辞任を求める声が出ている東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長について、「発言を撤回したので、それでいいのではないか。今後は発言、行動を留意される」と述べ、辞任の必要はないとの考えを示した。

 森氏の発言で五輪のボランティア活動を辞退する人が出ていることに関しては「どうしても辞めるなら、新たなボランティアの追加ということになる」としつつも、「(事態が)落ち着けば、その人の考えも変わる。立派に(五輪を)仕上げようとなる」と語った。

6406名無しさん:2021/02/09(火) 07:46:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/64d403db3126f93c2b2e9f2345d1b1d3c3fa0d1b
二階氏「期待に応えてしっかり」森会長の続投支持
2/8(月) 21:56配信
日刊スポーツ
東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の「女性蔑視発言」問題も終わる気配がない。

8日、菅義偉首相は、立憲民主党の早稲田夕季衆院議員に対する答弁で森会長の発言を「国益にとって芳しいものではない」との認識を示した。同党の山井和則衆院議員は「国際問題にもなっている今、菅首相がリーダーシップを発揮されるべき」と森会長の辞任を促すよう求めたが、菅首相は「大会組織委員会は政府とは独立した法人」と語るにとどめた。

自民党の二階俊博幹事長は森会長に関し「周囲の期待に応えてしっかりやってほしい」と続投支持の考えを示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3e0f792aca710de04ea66ef5992997d2c4b1424f
森喜朗氏の女性蔑視発言は「既に撤回、問題ない」 二階氏、認識示す
2/8(月) 22:33配信
毎日新聞
 自民党の二階俊博幹事長は8日の記者会見で、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言について「(発言の)撤回を既にしたことだし、問題はない」と述べた。森氏の進退に関しては「周囲の期待に応えて、しっかりやっていただきたいと心から念願する」と述べ、辞任は必要ないとの認識を示した。

 二階氏はまた、森氏について「今後発言、行動に対して十分留意なさると聞いている。それ以上のことはない。冷静に見守るのが一番いいと思う」とも指摘した。

 大会ボランティアや聖火ランナーの辞退者が出ていることについては、「瞬間的に言ったんだと思うが、落ち着いて静かになったら、考えも変わるだろう」と言及。「参画しよう、協力しようと思っている人は、根っからずっと思いを込めてここまできた。そのようなことで『辞めちゃいましょうか』と瞬間には言っても、協力して立派に仕上げましょうということになるのではないか」と語った。【野間口陽】

https://news.yahoo.co.jp/articles/d2805ed4b20001b7e7b5c47d64d4b1b61e40a3ef
森会長の“女性蔑視”発言、二階幹事長「問題ない」
2/9(火) 5:48配信
TBS系(JNN)
 東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森会長の発言を巡り自民党の二階幹事長は“撤回されたので問題ない”との見方を示しました。

 「撤回をもう既にされたことでありますし、問題はないと思います。森会長にもそこは1つ周囲の期待に応えて、しっかりやっていただきたい」(自民党 二階俊博幹事長)

 自民党の二階幹事長はこのように述べ、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言した森会長に続投を求めました。

 また、大会ボランティアの辞退が相次いでいる状況については「事態が落ち着けば、その人たちの考えも変わる」と述べる一方、「どうしてもお辞めになりたいということだったらまた新たなボランティアを募集する、追加するということにならざるを得ない」と語りました。(09日00:05)

https://news.yahoo.co.jp/articles/929e0f794f5d659f2d7602b161ffb9db34c80eb0
ボランティア辞退次々 二階氏「追加する」
2/9(火) 6:25配信
日本テレビ系(NNN)
自民党の二階幹事長は8日夜、ボランティアの辞退が相次いでいることについて、「落ち着いて静かになったら、その人たちの考えも変わるだろう」とした上で、「どうしてもお辞めになりたいということなら、新たなボランティアを追加することになる」と指摘しました。

また、森会長の辞任は不要との考えを示しました。

6407名無しさん:2021/02/09(火) 07:47:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce740c631fd0d3ca82cd10e7ea5c6f34aeb201c8
「連敗」ストップの自民、反転攻勢狙う 沖縄・浦添市長選勝利
2/8(月) 21:02配信
産経新聞
 7日投開票の沖縄県浦添市長選は、自民、公明両党が推薦する現職候補が、立憲民主党や共産党が支援する新人を破った。最近の自民は地方選で苦戦が続いていただけに、党内からは安堵(あんど)の声が漏れた。とはいえ、重要な地方選は今後も控えており、「天王山」の衆院選も秋までに実施される。自民は党内や支持基盤を引き締めて負の連鎖を断ち切り、確実に足元を固めたい考えだ。

 「関係者の奮起で勝利をもたらしたことは大変結構なことで、感謝を申し上げたい」。自民党の二階俊博幹事長は8日の記者会見で、浦添市長選の勝利についてこう述べた。沖縄県内の選挙に限れば、1月17日の宮古島市長選で敗れた後の嫌な流れを断ち、4月のうるま市長選や来年秋の知事選へ希望を残した形だ。

 最近の自民は地方選で逆風に直面していた。

 1月24日投開票の山形県知事選は自公推薦の新人候補が約23万票差で現職に完敗。同日の岐阜県知事選は55年ぶりに保守分裂の構図となり、野田聖子幹事長代行が混乱の責任を取り県連会長辞任を表明した。

 7月の東京都議選の前哨戦と位置付けられた1月31日の千代田区長選も小池百合子都知事が特別顧問を務める都民ファーストの会の推薦候補に敗れ、同日の北九州市議選では自民現職6人が落選した。

 苦戦が続いた理由について、党内では内閣支持率の低下を挙げる声が少なくない。共同通信社の世論調査によると、菅義偉政権が発足した昨年9月の内閣支持率は66・4%だったが、新型コロナウイルス対策などが評価されずに2月の調査では38・8%まで落ち込んだ。党関係者は「政府への信頼が落ちれば地方選で跳ね返ってくる」と語る。

 また、自民党内も緊急事態宣言下で深夜まで東京・銀座のクラブを訪れていた党所属衆院議員3人が離党に追い込まれたばかりだ。この不祥事が一連の地方選挙に悪影響を与えた可能性も排除できない。

 今後も地方選がめじろ押しだが、自民は出遅れ感が目立つ。3月の千葉県知事選では擁立を目指した前スポーツ庁長官の鈴木大地氏が出馬を辞退。リニア中央新幹線が争点になりそうな静岡県知事選では4選出馬が取り沙汰される現職への対抗馬が決まっていない。

 自民党は浦添市長選の勝利を反転攻勢の転機にしたい考えで、党幹部は「一つずつ勝ちを拾って、良い形で衆院選につなげたい」と強調した。(広池慶一)

6408名無しさん:2021/02/09(火) 14:50:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/615176cb0d876ed1ec10ceae27d47c702c6c89ae
自民幹部のボランティア発言不適切と五輪相
2/9(火) 10:49配信
共同通信
 橋本聖子五輪相は衆院予算委で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の発言を受け大会ボランティアの辞退が相次いでいる状況に関し、二階俊博自民党幹事長が「辞めたいなら新たに募集する」とした発言は不適切だったとの認識を示した。

6409名無しさん:2021/02/09(火) 17:20:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e1df7bff5a0291248a1a5ae31c0133bc56fc294
銀座会食、自民議員の離党会見は「まるでコント。謝罪の後ろに『国民のために働く』と菅さんのポスターが…」細川氏苦言
2/9(火) 11:10配信
ABEMA TIMES
 緊急事態宣言下の深夜に銀座のクラブを訪れ、公設秘書の政治資金キャバクラ支出も発覚した公明党の遠山清彦前幹事長代理が今月1日、「政治への信頼を傷つけた」として議員を辞職。今年行われる衆議院選挙への出馬も取りやめることなどを明らかにした。

 一方、緊急事態宣言下に銀座クラブをはしごした問題で「一人で行った」など虚偽の説明を行っていた自民党の松本純元国家公安委員長、同席していた大塚高司国対副委員長、田野瀬太道文科副大臣の3人は議員を辞職することなく、自民党の離党勧告を受け、離党することを同日に表明。3人そろって謝罪会見を行った。

 辞職と離党という対応の差に批判が広まっているが、ジャーナリストの山路徹氏は離党にとどまった3人の対応について「次の選挙は有権者と相談して決めると言っているが、考えられない。国民をなめている」と憤る。

 遠山氏の辞職について、7月4日に行われる都議会選挙が関係していると指摘したのは、国際政治学者の舛添要一氏だ。舛添氏は「都議会の選挙があり、いずれ衆議院の解散がある。都議会というのは公明党にとって権力のスタート。国政以上に落とせないので、パッと切って、神奈川6区から公明党は出さないという判断を下した」と述べ、遠山氏の辞職は公明党が選挙を意識しての決断が背景にあったと解説した。

 この話について政治ジャーナリストの細川隆三氏は「公明党の場合、選挙になると支持母体となる創価学会が大車輪で選挙運動をやっていく。その中の中心になるのが、婦人部。ここに睨まれたらダメ。婦人部はお金と女性がらみの問題を一番嫌う。キャバクラに行ったということは女性問題ではないが、経費を政治資金に計上していたという話になったら、創価学会の婦人部としてはダブルでアウト。もう選挙にはならない。(仮に遠山氏が)一人で頑張ろうとしても、立っていられない」と話し、遠山氏の辞任劇の裏側について触れた。

 その一方、離党にとどまった自民党の3人については「いつもの自民党の責任の取らせ方」と指摘すると、会見で最も気になったこととして「(3人が)頭を下げている後ろに『国民のために働く』と書いてある菅さんのポスターがあった。なぜ、こんなところでやらせたのか。菅さんは本当に迷惑。ほとんどコントだ。菅さんにしたら不愉快極まりない。」などと述べた。(ABEMA『ABEMA的ニュースショー』)

6410名無しさん:2021/02/09(火) 17:21:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/be269388c80e8507c39bf09b86abd3ef6309cf7c
「二階氏も頭が上がらない」森会長に“唯一”意見できる人物とは…政治ジャーナリスト・細川氏が指摘
2/9(火) 7:06配信
ABEMA TIMES
「森さんにしたら珍しいくらい謝っていた方だと思う」

 今月4日、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森会長が会見を開き、JOC臨時評議員会における「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などとした女性に関する発言が国内外で問題視されていることを受け、自らの発言について「オリンピック・パラリンピックの精神に反する不適切な発言であった」などとしたうえで「不愉快な思いをされた皆様にはお詫びをしたい」と話し、一連の発言について謝罪、撤回した。

 この会見について政治ジャーナリストの細川隆三氏はそのように率直な感想を述べたうえで「老害だと思われたなら掃いてもらえればいいと言ったり、記者に逆ギレしたり、これがまた、いつもの森さん。テレビカメラやインタビューされている記者の後ろに国民が見ているということをあまり考えずに発言してしまう。サービス精神があるところもそう。それで口が滑ってしまう。良くも悪くも素直、正直。思っていても口にしてはいけないことをすぐ、口にしてしまう。思うのは森さんの勝手だが…」と今回の事態に至った要因を推察した。

 細川氏の話を受け、千原ジュニアが「周りの人で忠告できる人間はいないのか」と尋ねると「いないですよ」と即答した細川氏は「二階さんだって頭が上がらない。今の政界で森さんに頭が上がる人はいない。ましてや『辞めたらどうか』など、まともに言える政治家はいない」とまで言い切った。その一方、唯一、意見できる人物として名を挙げたのは、すでに政界を引退した元総理の小泉純一郎氏だった。

 再び千原ジュニアが「ここまで失言が多いのに、なぜ切り抜けてこれているのか」と素朴な疑問をぶつけると「あまり切り抜けてきてはいない。それなりに批判をされているし、総理だった頃の失言でも支持率は下がったし、挽回することはなかった」と指摘。「菅さんが言えば、菅さんの株も上がるのでは?」と切り返した千原ジュニアの意見に頷いた細川氏は「逆にチャンスだが、菅さんにも言えないのでは」と首を傾げた。

 すると国際政治学者の舛添要一氏が「おい舛添くん、菅のやつはあんなことを言っているが、ダメだよ菅は…菅のいうことばかり聞いたらダメだよという感じ。総理であれ何であれ、森さんはほとんどの人を『くん』で呼ぶ。現役だと人事に影響がある。なんでも率直に言うので、みんな黙ってしまう」と例え話を交えて話すと、細川氏は「もし辞めるとしたらご自分からしかない。今のところ、IOCもJOCも、この問題はひとまず結論が出ているというスタンス。森さんが自ら身を引くという判断をされるかは微妙なところ。ただ世論は収まらないだろう」と本音ものぞかせた。

 さらに細川氏は「世論も収まらないだろうから森さんとしても、立場的には厳しい。森さんにも自負がある。東京五輪の開催に向けて力を尽くしてきた方というのは事実なので、見届けたいという思いもあるだろう」と続けた。

 一連の問題について「森さん以外にまとめきる人がいない」と問題点を指摘した舛添氏は「政界をどう抑えるか、森さんなら、菅でも安倍でもという。財界をどうするか、財界も金出すにあたって、森さんが頼んだら出さないと大変だとなる。スポーツ界についても、JOCの山下会長含めて一切、反抗できない。イベント関係の代理店もそう。この人がいなかったらまとまらない。森さんが名誉会長になって、安倍さんが会長になる。森さん自身も半分は辞めたいと思っているだろうが、みんなが辞めさせない。安倍さんに早く渡したいというのもあったが、桜などの問題があったり、長期政権になったりという話もある」など理由を述べた。(ABEMA『ABEMA的ニュースショー』)

6411名無しさん:2021/02/09(火) 17:50:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/b17ea32c99d1b0053929fe8f914c8470182b6ed7
二階氏の「瞬間的」発言は「敬意を欠いていた」 麻生副総理
2/9(火) 14:43配信
産経新聞
 麻生太郎副総理兼財務相は9日の衆院予算委員会で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視ともとれる発言をしたことに関連し、自民党の二階俊博幹事長がボランティアの辞退が相次いでいる動きを「瞬間的」と指摘したことについて「ボランティアは大きな大会で必要な力だ。そういった方々に対する敬意に欠けるのではないか」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/69dc9ef9d600875869712e1c079fb3ba9a24a7e5
ボランティア辞退に「重い」 橋本五輪相、二階氏も不適切
2/9(火) 12:34配信
共同通信
 9日の衆院予算委員会で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言を巡り論戦が交わされた。橋本聖子五輪相は発言後に大会ボランティア約390人が辞退したことを「非常に重たい」と指摘。自民党の二階俊博幹事長が「辞めたいなら新たに募集する」とした発言についても「不適切だった」との認識を示した。立憲民主党の女性議員3人は抗議の意思を示すため、米国の婦人参政運動を象徴する白のスーツ姿で質問に立った。

 麻生太郎副総理兼財務相は森氏の発言に関し「国益に沿わないことは、はっきりしている」と言明した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/06d7a300be60416e72194448c2c2675bdff7a2d7
二階氏「いちいち論評加える必要ない」 橋本五輪相「不適切」指摘に
2/9(火) 12:39配信
産経新聞
会見で記者団の質問に答える自民党・二階俊博幹事長。奥は自民党・野田聖子幹事長代行=9日午前、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)

 自民党の二階俊博幹事長は9日午前の記者会見で、東京五輪・パラリンピックのボランティアをめぐる自身の発言に対し、橋本聖子五輪相が同日の衆院予算委員会で「不適切だった」と指摘したことについて、「大臣の発言にいちいち幹事長が論評を加える必要はない」と語った。

 二階氏は8日の会見で、大会組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視ともとれる発言をしたことを受け、ボランティアの辞退が相次いでいる状況に「瞬間的に協力できないとおっしゃったと思うが、事態が落ち着けば、その人たちの考えも変わるだろう」と述べた。

6412名無しさん:2021/02/09(火) 17:50:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/64667dcaa4a2999df75ddf87eae3b750882b3fc0
二階俊博幹事長 森会長を擁護も非難「撤回ってシステム何?」
2/9(火) 14:00配信
女性自身
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)による女性蔑視発言。森会長は2月4日、「発言を撤回する」と会見を開いたものの、横暴な振る舞いから“逆ギレ会見”とも揶揄された。世界中から非難が相次いでおり、その余波はいまだ収まりそうにない。

森会長の発言を受け、約390名が五輪のボランティアを辞退するというニュースが流れた8日。森会長を擁護したのが、自民党・二階俊博幹事長(81)だ。

毎日新聞によると二階幹事長は森会長について「撤回を既にしたことだし、問題はない」とコメント。さらに「今後、発言、行動に対して十分留意なさると聞いている。それ以上のことはない。冷静に見守るのが一番いいと思う」と話したという。

しかし、「撤回」とは何だろうか。近年、政治家の口からたびたび「言葉を撤回する」というフレーズを数多く聞くようになった。しかし、撤回しても発言したという事実は変わらない。

五輪憲章の「オリンピズムの基本原則」には、性別などを理由にした差別を否定するという旨が書かれている。つまり、五輪とは「性差別をなくす」ことを理念としている。しかし、森会長は組織委員会のトップにもかかわらず、自ら五輪憲章に反することをしたのだ。

にもかかわらず、「今後、発言や行動に留意するから問題なし」とした二階幹事長。ネットでは「撤回って何?」と非難が相次いでいる。

《放った言葉を撤回で済んだら、人生苦労しねぇんだよ》
《「撤回する」と言いさえすれば、何かが消えたり、何かが変わったりするのか?》
《一回言葉にしたんだから責任持つのが普通やろ!》
《撤回ってシステム何?》

東京五輪の組織委員会は7日、公式サイトで「会長自身も発言を撤回し、深くお詫びと反省の意を表明致しました」とコメント。さらに東京大会について「最もジェンダーバランスの良い大会」といい、「大会後の社会の在り方にもレガシーを残すように取り組んで参ります」としている。しかし、大会後ではなく「いま」を見つめるべきではないだろうか。

6413名無しさん:2021/02/09(火) 17:54:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbd639f9358d7b472f4b2f399695b38c080d20fc
森元首相、「蔑視発言」に菅政権が及び腰のわけ
2/9(火) 8:01配信
東洋経済オンライン
 東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長である森喜朗元首相が発した女性蔑視発言が、内外から激しい批判を浴びている。発言を撤回・謝罪しつつ、会長辞任を拒否した記者会見の不遜な態度も火に油を注ぎ、森氏の最終的な進退も含め、事態はさらに混迷しそうだ。

 森氏は会見で「辞めるつもりだったが、組織委の幹部から『やめてはいけない』と強く言われた」と説明。国際オリンピック委員会(IOC)は「(謝罪と撤回で)問題は終わった」と会長続投にお墨付きを与え、「あってはならない発言」と述べた菅義偉首相も、森氏続投で事態を収拾する構えだ。

■会長辞任はきっぱりと否定

 ただ、五輪憲章を否定するような差別発言に国際的な批判は広がるばかりだ。足元の日本オリンピック委員会(JOC、山下泰裕会長)の女性幹部からも批判が相次いでいる。苦境が続く菅首相にとって政権運営の新たな火種となり、五輪開催問題も絡んで、指導力が厳しく問われる場面が続きそうだ。

 森氏の発言は2月3日のJOC評議員会で飛び出した。40分間に及ぶあいさつの中で、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる。(日本)ラグビー協会も今までの倍、時間がかかる。女性っていうのは競争意識が強い。まわりの発言した人に続いてどんどん言う。(理事会などで)女性の数を増やしていく場合は、発言の時間をある程度規制を促しておかないと、なかなか終わらない」と述べた。

 同評議員会はテレビやネットで中継され、SNS上では「とんでもない発言」「露骨な女性差別」などの書き込みが殺到した。

 慌てた組織委は4日に幹部が森氏と協議し、同日午後に緊急の記者会見を行った。森氏は2分余りメモを棒読みし、「昨日の発言は、オリンピック、パラリンピックの精神に反する、不適切な表現であったと深く反省している。発言については撤回したい。不愉快な思いをされた皆さまには、おわびを申し上げたい」などと語った。

 だが、進退を問われると、「辞任するという考えはありません」と会長辞任をきっぱりと否定。「私は献身的に一生懸命、7年間お手伝いしてやってきた。自分からどうしようという気持ちはない。皆さんが邪魔だと言えば、掃いてもらったらいい」と述べ、薄笑いも浮かべながらの得意の“森節”でけむに巻く余裕も見せた。

 しかし、会長辞任を促すその後の質問には「面白おかしくしたいから聞いてるんだろう」「だから謙虚に受け止めております。撤回させていただくと言ってるんです」と逆切れ。すかさず、司会が打ち切りを宣言し、会見はわずか21分間で終わった。

 この間、ツイッターには「謝る気ない」「逆ギレの手本」などの投稿が相次ぎ、多くの外国メディアも「日本の組織委トップが女性差別発言」と速報した。

6414名無しさん:2021/02/09(火) 17:54:49
>>6413

■「会長辞任」を促す声が内外で相次ぐ

 対応が注目されたIOCは、森氏の発言撤回・謝罪を受けて、「発言の謝罪をもって、問題が終わったと考えている」との声明を出した。しかし、カナダの女子アイスホッケー代表で金メダリストのIOC委員・ヘイリー・ウィッケンハイザー氏は「朝食会のビュッフェでこの男性を追い詰める。絶対に」と怒りのコメントを発した。

 国内でも、元柔道世界王者である山口香JOC理事(女性スポーツ専門部会長)が「森会長が自ら外れていただければ、五輪はかすかに希望が残る」などと述べて辞任を促した。

 さらに、森氏が名指しした日本ラグビー協会で、女性初の理事となった稲沢裕子・昭和女子大特命教授も「私が入ったことできっと(ラグビー協会の)会議は長引いたでしょう。でも、素人の立場から疑問や意見を言うために理事になった。競争があるから発言しているわけではない」と森発言を批判した。

 こうした状況を踏まえ、組織委は7日、会長続投を前提に「五輪の精神に反する不適切なもので、会長自身も発言を撤回し、深くお詫びと反省の意を表明した」とする声明文を発表した。

 そうした中、菅首相をはじめとして、政府・与党幹部の対応には及び腰が目立った。菅首相は衆院予算委での野党側の追及に対し、「森会長が謝罪をし、これでIOCは問題終了と考えているとの見解が表明をされたと承知している」と、問題の幕引きを図る姿勢を示した。

 「森会長に辞職を求めるべきだ」との質問にも「内閣総理大臣にその権限はないと思っている」とかわした。政府としては、橋本聖子五輪担当相が4日、森氏に電話をして「こういう発言は絶対だめだ」と厳重注意したのみ。森氏の進退に踏み込む対応は避けている。

 これに対し、野党側は森氏の辞任要求を強め、2月8日の衆院予算委でも改めて菅首相の決断を迫った。立憲民主党の早稲田夕季氏は「国益を損なうと考えるか」と質し、菅首相も「国益にとって芳しいものではない」と答弁せざるをえなかった。ただ、森氏の進退については「独立した組織委の判断を尊重すべきだ」と述べるにとどまった。

 世論調査でも森氏の辞任を求める声が圧倒的で、野党側は「一刻も早く辞任すべきだ。対応が遅れれば政府、与党に対する批判になる」(共産党の小池晃書記局長)と警告。立憲民主党の幹部も「森氏が辞めるまで徹底的に追及する」と勢いづく。

■「神の国」で知られる失言王

 そもそも、森氏はかねて「失言王」として知られていた。首相時代も「神の国」や「(有権者は)寝ていてくれれば」など、失言は枚挙に暇がない。今回の発言についても、与党内では「いつものこと」(自民幹部)と軽視していたのが、事態を深刻化させた。

 ただ、森氏の組織委トップとしての手腕や実績については内外で評価する声も少なくない。組織委の武藤敏郎事務総長は「5000人の組織が崩壊する」と続投を求めたとされるが、自民党内でも「余人をもって代えがたい」(世耕弘成参院幹事長)との声が相次ぐ。

 森氏は首相経験者としての根回しや交渉力で、東京五輪開催に向けた道を切り開いてきた。会長辞任するとしても、森氏に代わって組織委という巨大組織のトップを務められる人物は極めて限られるのが実情だ。

 森氏はメディアのインタビューなどで、「そもそも私は3年くらいでさっさと(会長職を)退いて、安倍さんに引き継げればと考えていた」と述べ、後任の会長候補として安倍晋三前首相の名前を挙げた。ただ、安倍氏には「桜を見る会」の私物化批判が続いており、自民内でも「火中の栗を拾える状況ではない」(細田派幹部)との見方が支配的だ。

 森氏の辞任が避けられなくなる状況を想定して、自民党内の一部では丸川珠代元五輪担当相(参院議員)を後任会長とする案も取りざたされている。「森氏と親しく、五輪開催の実務も経験しており、即戦力」(自民幹部)との計算だ。

「女性が後任なら、森氏の差別発言を帳消しにできるメリットもある」(同)との読みもある。その場合、森氏は名誉会長などに退くことになるとみられるが、「実質的には森氏がトップの状況は変わらない」(組織委関係者)だけに、批判払拭につながる保証はない。

6415名無しさん:2021/02/09(火) 17:54:59
>>6414

■菅政権と森組織委は「瓜二つ」

 決断を迫られる菅首相と森氏は、「リーダーとしては同じ体質」(自民長老)との指摘もある。組織委の運営は「すべて森氏の意向を踏まえて進められてきた」(有力幹部)とされる。「まさに『森一存体制』で、『菅一存』が際立つ現内閣と二重写し」(自民長老)というわけだ。

 森氏の根回しを駆使する手法は「二階俊博自民党幹事長と同じ政界絶滅危惧種」(細田派幹部)とも揶揄される。さらに、菅政権の柱とされる麻生太郎副総理兼財務相も、森氏と同様に失言王と呼ばれて久しい。

 それだけに政界では、「側近を集めてトップに忖度を強いる組織運営でも、菅政権と森組織委は瓜二つ」(自民長老)とみる向きが少なくない。だからこそ与党内からも「菅首相ら政権幹部は、同じ穴のムジナの森氏には引導を渡せない」(自民若手)との声が出る。

 森氏は年末年始のインタビューなどで「菅さんという人は本当に木訥な人ですね。人の良い村役場か町役場の助役さんという感じで、みんなが親しみを持てる人だと思う」などと持ち上げた。菅首相も「大先輩の森氏をあえて批判しない」(側近)とされる。

 ただ、菅首相が今回の森問題への対応を誤ると、「五輪中止論も加速し、政権危機にもつながりかねない」(閣僚経験者)。今後も「森氏の首に鈴をつける度胸があるかどうか」(同)が問われそうだ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

6416とはずがたり:2021/02/10(水) 17:50:52
1人で銀座のクラブ3軒、午後11時までまわる…松本・自民国対委員長代理が謝罪
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210126-OYT1T50248/
2021/01/26 21:27
新型コロナ
 自民党の松本純国会対策委員長代理は26日、記者団に、東京都内の飲食店で深夜まで滞在していたことを明らかにした。


 松本氏によると、18日夜に銀座のクラブなど計3軒を1人で訪れ、最後の店を出たのは午後11時頃だったという。「国民に我慢を強いている時に行動が軽かった」と謝罪した。

 一方、公明党の遠山清彦衆院議員も22日深夜まで、銀座の高級クラブで知人と会っていたという。遠山氏は26日、「心から猛省している」と陳謝した。石井幹事長は遠山氏を厳重注意した。

6417名無しさん:2021/02/11(木) 11:10:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3627505aff9af6d7ceaf20e9a32f3eb00de4de6
森会長の不適切発言、政府内からも批判…麻生副総理「国益に沿わない」
2/9(火) 22:53配信
読売新聞オンライン
 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が女性に関して不適切な発言をした問題が尾を引いている。9日の衆院予算委員会では、政府内からも批判の声が上がった。

 「五輪の理念である男女共同参画とは全く異なるもので、あってはならない」

 橋本五輪相は衆院予算委で、こう述べた。麻生副総理兼財務相も「不適切だ。国益に沿わないのははっきりしている」と足並みをそろえた。

 この問題では、自民党の二階幹事長の発言も火に油を注いだ。

 二階氏は8日の記者会見で、森氏の発言を受けて大会ボランティアの辞退が相次いだことに「すぐ辞めちゃいましょうとか、(その)瞬間には言っても、協力して立派に(大会を)仕上げましょうということになるのではないか」「どうしてもやめたいなら、また新たに募集する」と述べた。こうした発言について、橋本氏は9日の衆院予算委で「不適切だった」と陳謝した。

 政府としては、森氏の辞任は避け、大会への影響を最小限に食い止めたいところだ。萩生田文部科学相は9日の記者会見で「国際社会とのやりとりは(森氏でなければ)なかなか難しかった。本来の業務の先頭で頑張ってほしい」とかばった。

 一方、野党は追及を続ける構えだ。野党有志の女性議員は9日、白いジャケットを身につけて国会に現れ、女性の発言権を求める挙手のポーズを取った。20世紀初頭、米国の女性参政権運動で参加者が白い服を着たことにちなんだものだ。衆院本会議では、白いバラを胸にさした野党の男性議員もいた。立民の辻元清美副代表は記者団に「政府も与党も森氏の辞任を求めないのは問題だ」と述べた。

6418名無しさん:2021/02/11(木) 11:34:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae26b4f100feeeffeedc806a214a1c613b591974
「古い体質浮き彫り」野党、二階氏“失言”も追及
2/10(水) 10:14配信
西日本新聞
 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言を巡り、野党が攻勢を強めている。9日の衆院予算委員会では、立憲民主党女性議員3人が米国で女性参政権の象徴とされる「白」のスーツ姿で質問に立った。「自民党の古い体質が浮き彫りになった」として、森氏への辞任圧力だけでなく自民党幹部や閣僚の過去の「失言」も追及した。

 立民の亀井亜紀子氏は欧州各国の大使館による批判的な反応を紹介して「3月8日の国際女性デーまでに森氏の交代が必要だ」と訴えた。

 自民の二階俊博幹事長が大会ボランティアの辞退に関し「辞めたいなら新たに募集する」とした発言を巡っては、橋本聖子五輪相は「不適切だった」と述べた。立民の枝野幸男代表は党会合で「昭和に生きているのではないかと感じざるを得ない」と皮肉った。

 矛先は、閣僚の過去の発言にも及んだ。立民の金子恵美氏は、麻生太郎副総理兼財務相の2年前の「子どもを産まなかった方が問題だ」との発言を追及。麻生氏は「いつの発言だか全く記憶がない」と不機嫌そうに語った。麻生氏は2019年2月、福岡県での会合で発言し、批判を受けて謝罪、撤回していた。

 平沢勝栄復興相は2年前、性的少数者(LGBTなど)について「この人たちばかりになったら国はつぶれてしまう」と発言していたが、平沢氏は「まともなマスコミは一切その部分は書かなかった」と開き直る場面もあった。

 立民中堅は「自民は自ら傷口を広げている。森氏が辞めるまで追及をやめるわけにはいかない」と息巻いた。 (川口安子、森井徹)

6419名無しさん:2021/02/11(木) 11:35:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed6b343c15f64e56ae0bfb6e0be3afbfe4fc498e
4.25全敗なら菅辞任「王手」 “官僚接待”長男との関係〈週刊朝日〉
2/10(水) 8:02配信
AERA dot.
 止まらぬ不祥事に、菅義偉首相が追い込まれている。2月3日、菅氏の長男で放送事業会社「東北新社」に勤める菅正剛氏が、総務省の幹部官僚を料亭などで接待していたことが週刊文春の報道で発覚。国家公務員倫理法に基づく倫理規程違反の疑いを指摘されている。

 菅氏は答弁の中で「私と長男とは、完全に別人格だ」と突き放したが、親子関係はどんなものだったのか。菅氏を古くから知る関係者が語る。

「菅氏が小此木彦三郎氏(元通産相)の秘書だったころ、政治家・中野正剛の著書を渡したことがある。竹下登元首相も中野の講演に感動して政界に入ったほどの人物。菅氏も感銘を受け、長男に『正剛』と名付けたそうです。多忙であまり家にいなかったから、男3人兄弟は真理子夫人がつきっきりで育てていました」

 選挙で家族を前面に出すことはなかった。菅氏の選挙事務所長を長年務めた齋藤精二氏が語る。

「菅さんの息子たちはほとんど選挙に関わらない。菅さんも彼らのことはあまり口に出しません。真理子夫人も地元事務所に来るのは選挙中だけですし、長男が選挙を手伝ったという話も聞かない」

 正剛氏は明治学院大学を卒業後、一時はバンドマンをしていたが、菅氏が総務相だった2006年に大臣秘書官に起用されている。その後、東北新社に就職した。

「菅さん自身はたたき上げだけど、地元に強い影響力があった小此木彦三郎氏の人脈を利用してのし上がった面がある。それをそばで見てきた正剛氏も、コネを重視するオヤジのやり方を吸収したのかもしれない。ただ、脇が甘すぎた。オヤジが総理という甘えがあったのか」(前出の関係者)

 2月3日には、東京地裁で公職選挙法違反の有罪判決を受けた河井案里氏(自民党を離党)が議員辞職。4月25日には衆院北海道2区、参院長野選挙区、参院広島選挙区で同時に補選・再選挙が行われることになった。このうち、鶏卵疑惑で検察の捜査を受けた吉川貴盛元農林水産相が議員辞職した北海道2区では、自民党は独自候補の擁立を断念している。

「他の二つも自民に逆風の選挙で、全敗の可能性もある。負け戦となれば『選挙前に総理を辞めろ』という声が高まるでしょう。だけど、菅さんは秋田県出身だから、ねばっこいよ。そう簡単には諦めないですよ」(地元後援者)

(本誌・上田耕司)

※週刊朝日  2021年2月19日号

6420名無しさん:2021/02/11(木) 15:02:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2193361700a640640fc03dbb49d3804351a59b0
自民党重鎮たちの失言を振り返ればわかる、これは「党の体質」だ
2/10(水) 20:33配信
ニューズウィーク日本版
<「下々の皆さん」から「アッケラカンのカー」まで人を見下した失言は昔からきりがない。それでも彼らを選び続けたのは我々だ>
失言・舌禍が国際問題になり批判の矢面に立たされている森喜朗氏(83歳)、それを援護する二階俊博幹事長(81歳)。10万円の一律再給付を頑なに拒否する麻生太郎財務大臣(80歳)。【作家・古谷経衡】

流石にここまでくると、国民世論から「老害」という言葉が闊歩している。加齢を重ねると、市井の人々の皮膚感覚と遊離する権威的思考が定着し、柔軟な対応が出来なくなるという意味で「老害」という言葉は使われる。ひるがえって彼ら「老害」が国政の中枢に居座っているから、この国はどんどん悪くなっている──という批判である。

彼らは加齢して老人になったから舌禍や批判に値する言動を繰り返すのだろうか。老人になると政治家は皆、傲慢になったり、権威的になったり、市井の市民感覚からどんどんと遊離していくのだろうか。

結論として私はこれは間違いだと思う。冒頭にあげた「老害」とされる人々は、壮年期であっても、青年期であっても、けだし同じような人間性を内包していたのである。つまり、老人であるか否かは関係が無く、彼らは元々「そういう人」だったのである。「三つ子の魂百まで」という諺はあながち間違いでもない。

ら復古的イデオロギー
森喜朗氏は2000年に小渕恵三首相の入院・急逝によって急遽組閣して総理大臣になるが、当時有名な失言は「神の国発言」「(無党派層は)寝ていてくれればいい」であった。これにより内閣支持率は激減したが、当時の森氏の年齢は62歳で、総理の年齢としては標準的であり決して老人ではない。「神の国発言」の評価はともかく、元来こうした復古的イデオロギーや世界観を持っており、それがそのまま加齢しても修正されずに残存しただけである。

二階俊博氏は2018年(第二次安倍政権、幹事長)に「戦中、戦後の食うや食わずの時代も、子どもを産んだら大変だから産まないようにしようと言った人はいない。この頃、子どもを産まない方が幸せじゃないかと勝手なことを考える人がいる」と発言して国内外で大きな問題になった。

二階氏は1939年生まれだが、当然従軍経験は無く、戦後の高度成長が一服した1975年に和歌山県議会議員に当選して政界入りする(36歳)。二階氏は皮膚感覚として戦中の事は分からないはずだが、高度成長時代に青年期を送った。確かにこの時代、少子化よりむしろ人口過剰と、大都市部への過度の人口流入によって引き起こされる住宅難が日本社会の大課題であった。二階氏もまた、加齢したから権威的になったのではなく、元々こういう価値観を持った政治家だったというだけである。

6421名無しさん:2021/02/11(木) 15:03:08
>>6420

尊大な自意識
森氏と並んで失言王の異名をとる麻生太郎氏は最もひどい。麻生氏は吉田茂首相を祖父、鈴木善幸首相を岳父に持つ政界きってのサラブレッドで、地元福岡県飯塚市に強烈な地盤を持つ「麻生グループ」の御曹司であるのは自明である。

有名な話だが、麻生氏が初めて衆議院議員に出馬した1979年、福岡県飯塚市駅前で街頭演説し「下々の皆さん」と失言した。このとき麻生氏は39歳。働き盛りの青年層で決して老人などではない。

二階氏と同じく自民党幹事長を務めた野中広務氏と作家の辛淑玉氏の対談本『差別と日本人』(角川書店)の中で、野中氏は麻生氏のこの失言を「彼は何の疑問もなしにそんなことを言う。不幸な人だ」と酷評している。

自らが特権階級のサラブレッドであるという尊大な自意識を持ち、市井の市民を「下々の皆さん」と呼ぶ差別的価値観は、麻生氏が加齢によって権威主義的な性格を持ったのではなく、青年時代から存在していたものだ。そういった歪んだ世界観を持ったまま、そのまま加齢しただけで、その他にも麻生氏の様々な失言は、権力者になったから形成されたがゆえなのではなく、「もともと」地金として彼の中に存在したのである。

<何度も国際問題化>

森氏、二階氏、麻生氏とやり玉に挙げられている三人を切り取っただけでもそうだが、過去の自民党の重鎮も五十歩百歩である。

例えば、小派閥・中曽根派の領袖でありながら長期政権を築いた中曽根康弘首相は、総理在任中の1986年に「米国には黒人やプエルトリコ人、メキシコ人がいて、日本より知的水準が低い」と発言して重大な人種差別と批判された。すわアメリカ下院から公式謝罪を求める決議が出されるという国際問題になった。

この時の中曽根氏は68歳。「老害」というにはまだまだ若い。また同じ年、中曽根首相は「日本は単一民族」と失言し、北海道ウタリ協会から不快感の表明を受けている。

1988年には竹下登内閣下で、タカ派で知られる渡辺美智雄氏(当時・自民党政調会長)が「米国には黒人だとかがいっぱいいるから、あすから破産だといわれても、アッケラカンのカーだ」と失言して、アメリカ黒人議員連盟から抗議文が送られ、竹下首相が遺憾の意を表する大問題になった。当時渡辺氏は65歳。「BLM」運動がアメリカで燃え上がる中、21世紀に総理大臣や政調会長がこんな発言をしたら内閣は総辞職だろう。

1991年になると、宮澤喜一内閣下で外務大臣となった渡辺氏はまたも「日本は単一民族」と発言して北海道ウタリ協会から抗議され、政府は「我が国は単一民族国家ではない」と公式に否定する大騒動となった。

6422名無しさん:2021/02/11(木) 15:03:46
>>6421

「自由と民主」の看板と矛盾
要するに、傲慢になったり、権威的になったり、市井の市民感覚からどんどんと遊離していく自民党政治家の感覚というのは、彼らが「老人・老害」ゆえだからではなく、彼らが「もともと」そういった感性や価値観(地金)を持ったまま自民党の重鎮になっただけに過ぎないのである。

つまるところ自民党とは、強い封建的世界観や差別意識、権威主義的発想を内包しているのに、表向きには「自由と民主主義」を高らかに掲げる、という二律背反を平然と並立させて権力を握り続けてきた、「理念なき大衆政党」と言えるのである。

もちろん、自民党議員の全員がこのような価値観を有している訳ではないことを断っておく。自民党議員にも真に「自由と民主主義」の忠実な護持者たらんとする政治家を、私は少なくない数知っているからだ。

が、昨今の杉田水脈代議士による「LGBTに生産性は無い」寄稿や「女性は嘘をつく」発言を観るに、このような封建的・権威的体質は、自民党政治家個人の加齢や高齢化が原因ではなく、自民党という政党が一方で、強固に有している「体質」そのものである。

そしてその体質とは、その自民党を戦後ながらく政権与党の座に選出し続けた、保守的な有権者一部の写し鏡ともいえる。つまりこの問題は、日本社会そのものに未だ残る封建的体質の残滓なのであり、仮に森氏や二階氏や麻生氏を政権中枢から除去しても、有権者全体の民主的自意識が向上しなければ、何ら解決することは出来ないのである。

6423名無しさん:2021/02/11(木) 15:05:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/031b0f98b94ddd0b30e0463272e36770ce614680
銀座クラブ「3議員」の謝罪はどこが間違っていたのか 危機管理のプロが解説
2/11(木) 6:00配信
デイリー新潮
 緊急事態宣言下で続出した与党議員の夜遊び。遊び方は与党内で一致していたものの、発覚後の謝罪には大きな差が出た。公明党の議員は潔く議員辞職したが、自民党の議員は嘘の弁明をした上に離党したのみ。このような違いが起きる原因と今後の影響について、危機管理の専門家3名に聞いてみた。

 ***

 まずは、今後の影響について――。

「言うまでもなく、議員本人および党への悪影響は公明党のほうが少ないでしょう」と分析するのは、(株)リスク・ヘッジの代表取締役でヘッドアナリストの田中優介氏だ。

「危機管理には、『感知・解析・解毒・再生』という4つのステージがあります。謝罪は、そのなかの“解毒”のために行うものです。自民党の松本純前国対委員長代理は、発覚後に嘘をついたことで、むしろ毒を増やしてしまった。さらに、公明党の遠山清彦前幹事長代理が議員辞職する一方で、松本氏は離党しただけでした。ここでも毒を十分に減らせていません。松本氏と行動を共にした自民党の議員二人(大塚高司氏、田野瀬太道氏)も離党のみ。国民は“いずれ復党するだけだろう”と感じたはずです。やはり、解毒の効果は薄かったと言わざるを得ません。そうなれば、次の段階である“再生”への道のりも険しくなる。この影響は選挙の結果に現れるでしょう」

 それでは、彼らが“解毒”に失敗したのはなぜなのか。

「解毒には『反省・後悔・懺悔・贖罪』、という4つのステップを踏むことが大切です。弊社が約20年前から提唱している理論ですが、たとえ世界的な大企業であっても、このステップを飛ばしたり、前後させるという過ちが少なくありません。松本氏の場合は、反省と後悔をスキップしたせいで、いい加減な懺悔と、甘い贖罪の印象ばかりが残ってしまった。遠山氏も当初は、役職辞任で済まそうとしました。しかし、解毒の効果が薄いと感じて、議員辞職と次回立候補の断念という重い贖罪を申し出たのだと思います。支援団体の反発もあったのかも知れませんが」

6424名無しさん:2021/02/11(木) 15:05:55
>>6423

 一方、自民党議員の夜遊び問題を含め、このところ菅義偉総理が謝罪する姿も目立つが、

「正直なところ、決して上手な謝罪とは言えません。“禁句”を使っていますので」

 そう指摘するのは、(株)リスク・ヘッジの取締役でシニアコンサルタントの田中辰巳氏だ。

「弊社では『遺憾、誤解、お騒がせし、知らなかった、まい進するのが責任』という5つの言葉を、謝罪の禁句と企業に申し上げてきました。頭の文字をつなげて、『イ・ゴ・オ・シ・マイ』と記憶してください、と。菅総理はこの禁句にある“誤解”と“遺憾”を使ってしまった。

 昨年12月に、自身と含めた8人での会食が発覚した時、“国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省しております”(12/16)と謝罪。また、松本氏らの離党が決まった時には、“誠に遺憾であり”(2/1)と陳謝しています。一見すると、問題のない謝罪に思えますが、そうではありません。“誤解”とは間違った理解をするという意味。すなわち相手側に責任の半分を押し付けているようなものなのです。また、端的に言えば、“遺憾”は“残念”を意味します。自民党の総裁が党所属議員の失態を“誠に残念”と、どこか他人事のように語っている。想像してみてください。奥さんに浮気の証拠を握られた亭主が、“誤解を与えて”とか“まことに遺憾でした”と言ったら、許してもらえるでしょうか?」

 そこで、危機管理のプロの観点から、謝罪で失敗しないための秘訣を教えてもらおう。

「まず、個人が過ちを犯した場合に、やってはいけない謝罪は6種類あります。

(1)遅い謝罪:追い詰められてから仕方なく謝罪する→大塚高司議員、田野瀬太道議員
(2)時間足らずの謝罪:時間制限を設けて謝罪会見をする→秘書が略式起訴の安倍元総理
(3)あいまいにボカした謝罪:“誤解”や“お騒がせし”というピント外れ言葉で謝罪する
(4)言い訳や反論まじりの謝罪:8人会食の際に二階幹事長が発した「飯を食うためではない」
(5)嘘と隠ぺいまじりの謝罪:松本純前国対委員長代理の「一人で行った」
(6)贖罪のともなわない謝罪:起訴されても議員辞職しなかった河井克行夫妻

そして、企業の場合は、さらに4種類が加わります。

(1)役者不足の謝罪:経営トップが出ない謝罪会見
(2)足並みの乱れた謝罪:加害者側の企業が責任をなすりつけ合いながらの謝罪
(3)頭を下げる方向を間違えた謝罪:被害者よりも株主や取引先に重点を置く謝罪
(4)安易な賠償が先走る謝罪:事実や原因などを懺悔しないで賠償金を先に提示する謝罪

 この10種類に該当しないかを見極めて行うのが謝罪の秘訣です」

 そう聞くと、危機を回避する謝罪方法を実践するのは、かなり大変なように思える。だが、(株)リスク・ヘッジの取締役でチーフオブザーバーの橘茉莉氏によれば、

「当社では謝罪は決して難しいものではないと伝えています。平たく言えば、被害者の溜飲が下がれば良いのですから。そのためには、被害者が言いたいことを、こちらから先に言うのが鉄則です。あるいは、被害者が期待するよりも重い罰を、自ら提案するのも良いでしょう。大局的に見れば政治家や企業経営者の夜遊び自体にかなりの危険が伴う時代になりました。もし、社員に行動自粛を求めていた経営者の夜遊びが発覚したら、世論から大バッシングを浴びかねません。であれば、むしろ今のうちに“謝罪”の準備をしておくと良いのではないでしょうか。間違っても、“夜の街や女性の市場調査をするためだった”などという迷言を口にしないために」

【経歴】
株式会社リスク・ヘッジ
代表取締役 田中 優介(ヘッドアナリスト) 明治大学→セイコーウオッチ(株)→セイコーホールディングス(株)→(株)リスク・ヘッジ

取締役 田中 辰巳(シニアコンサルタント) 慶応大学→アイシン精機(株)→(株)リクルート→(株)ノエビア→(株)リスク・ヘッジ

取締役 橘 茉莉(チーフオブザーバー) 横浜国立大学→住友生命保険相互会社→(株)リスク・ヘッジ

デイリー新潮取材班

2021年2月11日 掲載

新潮社

6425名無しさん:2021/02/11(木) 15:06:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f84ae6aed53e98760090bd947eea5d7836c6f4d
自民・野田幹事長代行 森会長は「間違った発言」
2/10(水) 19:57配信
テレビ朝日系(ANN)
 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長の女性蔑視発言について、自民党の野田幹事長代行は「間違った発言」と批判した一方で、出処進退は本人もしくは組織委員会で判断すべきと述べるにとどめました。

 野田幹事長代行:「今の世界の時代の枠組みのなかからすると間違ったご発言だと思います。しっかり多くの声を受け止めて頂いて、自ら方向性を示して頂ければと願っています」

 また、ボランティアの辞退が相次いでいることについて二階幹事長が「瞬間的な行動」との認識を示し、批判を浴びている問題については「うまく伝えられなかった」として問題視しない姿勢を示しました。

 野田幹事長代行:「実際の行動はボランティアということをよく理解しておられると思います。正直、言い間違いというか、そういうふうにうまく伝えられなかったのかなと。今後そういうことがないように私も気を付けてご一緒させて頂ければと思います」

 野党側は自民党から森会長の進退などを追及する声が少ないと批判しています。

 これについて野田幹事長代行は、党内に発言しにくい雰囲気はないと反論しました。

テレビ朝日

6426名無しさん:2021/02/11(木) 15:08:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/b82434b2db9b2c570f685c3ccf7301e93ec09560
「こんな時にごめんなさい。でも…」日本に住むミャンマー人女性が1枚の写真を投稿した理由
2/11(木) 9:02配信
BuzzFeed Japan
ミャンマーで2月1日早朝、国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー国家顧問兼外相やウィンミン大統領らを拘束した。ミャンマー各地では連日、大規模な抗議デモが繰り広げられている。日本でも、東京や大阪などで在日ミャンマー人による抗議デモが開かれた。デモ実施に際し、日本在住の1人のミャンマー人女性が、日本人に宛てたメッセージを紙に書いてSNSに投稿した。写真は2千回以上シェアされている。【 BuzzFeed Japan / 冨田すみれ子】

「日本の皆さん」、込めた思い
日本や国際社会に宛てたメッセージを日本語で書き、FacebookやTwitterに投稿したのは、大阪在住のミャンマー人留学生、ウィンさん(22)。

ミャンマーでの状況や、コロナ禍でデモを開くことについて、こう綴った。

「日本の皆さん。コロナ禍の中、ミャンマー人が多く集まり、抗議していることを申し訳なく思っております。私たち自分の国の平和と夢のために頑張って生きるためなのです」

「現在、ミャンマーで起きている事件は、もはや国内では解決できない問題となっています。ミャンマー国軍が、国民の人権を無視した行動に出ており、民主制が損なわれています」

スーチー氏や大統領が未だ解放されず、国軍による政治支配がされる中、「国際連合をはじめとるす先進国の方々の理解とご協力をお願い致します」とも呼びかけた。

なぜこのような日本語でのメッセージを書き、SNSに投稿したのか。ウィンさんにオンラインで話を聞いた。

「今、起きていることを知ってほしい」
ウィンさんは、日本語で状況を説明し、メッセージを書いた理由を「日本の人たちに少しでも関心を持って、今ミャンマーで起きていることについて知ってほしかったから」だと話す。

クーデターが発生した当日を振り返り、ウィンさんは「ニュースを見て本当にショックで、昔の独裁政治に戻ってしまうのかと国民は心配していました」と話す。

「電話やネットが遮断され、家族とも連絡が取れない状況。日本にいるミャンマー人も、どうしたらいいのかと不安に思っていました」

現在はヤンゴンやネピドーを中心に、各地で連日、大規模な抗議デモが続いているが、クーデター当日や翌日などは国軍の出方を見て、路上での大規模デモは開かれなかった。

人々が初めに抗議を展開したのは、ネット上。若者が中心となってソーシャルメディア上でクーデターに反対する投稿をし、拡散した。

また、ネットを使わない世代を含め、人々は鍋を叩いて抗議の意を示した。

その間、日本など海外にいるミャンマー人たちが、居住している国々で、ミャンマー大使館や外務省、国連関連施設前でデモを開いた。

ウィンさんも大阪城公園内で開かれた抗議デモに参加。コロナ禍ということもあり、参加人数を制限したり、マスク着用やアルコール消毒などできる限りの感染対策をした上で集まったという。

東京や大阪などでのデモの様子が報道されると、ウェブニュースやYouTube動画のコメント欄に、応援する声だけでなく「ミャンマーに帰って抗議しろ」「なぜ集まって抗議するんだ」といったコメントも多く残された。

コメントを読み、そして母国で抗議の声をあげる人たちのことを思い「胸が苦しくなった」。

「悲しさや悔しさなど様々な感情がありましたが、どれだけミャンマーが今、危機的な状況にあるのか、日本では伝わっていないと思いました」

「日本に住むミャンマー人たちも普段は、新型コロナの感染防止対策のルールに従って生活しています。こんなコロナで大変な時に抗議デモで集まって申し訳ないと思い、謝りたいと思いました。でもそれと同時に、今のミャンマーの危機的な状況をより多くの日本人に知ってほしいとも思いました」

6427名無しさん:2021/02/11(木) 15:20:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/6843e69ccd4bca61220601334336c71da9b63bf7
自民・岸田氏 参院広島選挙区の再選挙 「しっかりとした候補者で出直す」
2/5(金) 23:33配信
産経新聞
 自民党の岸田文雄前政調会長は5日夜、BSフジ番組に出演し、参院選広島選挙区をめぐる公職選挙法違反事件で有罪判決を受けた河井案里前参院議員の辞職に伴う同選挙区の再選挙(4月25日投開票)について「しっかりとした候補者を立て、われわれは出直すんだという姿勢を示さなければならない」と述べ、候補者の擁立を進める考えを強調した。

 与党幹部だった衆院議員らによる深夜会食などの不祥事が相次いだことに関し、「さまざまな不祥事は間違いなく(選挙に)影響してくる。これはしっかり受け止めなければならない」と指摘。次期総裁選への出馬の考えを問われると、「もちろん(出馬の気持ちは)変わっていない。だが、今は新型コロナウイルスとの戦いに専念しなければならない」と菅義偉(すが・よしひで)政権を支える姿勢を示した。

6428名無しさん:2021/02/11(木) 15:21:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/77594ebb258b4a4b36263d4f044ce9b17683b74a
コロナ禍にもかかわらず、「2月解散説」がささやかれるワケ
2/5(金) 10:19配信
サンデー毎日×週刊エコノミストOnline
2021年の最大の政治イベントは衆院選だろう。

衆院議員の任期は21年10月21日で満了となる。菅義偉首相はそれまでに衆院選に臨まなくてはならない。

政権発足当初こそ高い内閣支持率に支えられた首相だが支持率は急落しており、自民党内では早期に衆院解散・総選挙に臨むよう求める声が強まりつつある。

20年12月12日。衝撃的な数字が首相のもとに届けられた。毎日新聞が行った世論調査で菅内閣の支持率は40%で、前月調査の57%から17ポイントも下落した。不支持率は49%(前回36%)で一気に不支持が上回った。

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は感染急増地域で「GoToトラベル」事業を一時停止するよう提言していたが、首相は12月11日、全国での一時停止について「考えていない」と、事業を継続する意向を示した。

「支持率下落に加え、1日の感染者数が3000人を超えたことから、首相はGoToトラベルの一時停止を判断したが、遅きに失した」と語るのは自民党議員。

首相は12月13日に加藤勝信官房長官、田村憲久厚生労働相、西村康稔新型コロナ対策担当相の3人を集めGoToトラベル一時停止の意向を伝えたが、時既に遅し。

その後も緊張感に欠け、ステーキ会食などを続けたことから、朝日調査では支持率が39%まで落ち込んだ。

◇首相自身は否定的?

コロナ対策で下手を打ち内閣支持率が下落する一方、自民党支持率は堅調さを維持している。

NHKが12月11〜13日に行った調査では、自民党支持率は38・2%で、誤差の範囲内ではあるが前月から1・4ポイント増加。

毎日調査では33%で前月比4ポイント減に踏みとどまった。ここに解散論が出る理由がある。

通常国会は21年1月18日に召集される。まずは第3次補正予算案の審議が始まり、同月内には成立するとみられている。

バイデン氏が米大統領に就任するのは1月20日。菅氏は2月早々にも訪米しバイデン氏と会談を行いたい意向だ。

自民党議員は「首相はオーソドックスな手法を好むから2月解散は避けたいだろう。訪米して日米首脳会談もやりたいだろうし、解散は早くても21年度予算が成立した4月以降では」と推測する。

一方、自民党ベテラン議員は「新型コロナ対策で菅内閣は国民から見放されたが、自民党支持率にはまだ影響していない。自民党支持率が下がる前に、首相は解散・総選挙に踏み切るべきだ」と語る。

自民党内では第3次補正予算成立後の2月に速やかに解散することを求める声がジワジワと強まり始めているのだ。

派閥を持たない首相の権力基盤は必ずしも強くない。党内に解散を求める流れができれば、それに抗するのは首相といえどもなかなか難しくなることも予想される。

もちろん、新型コロナの感染状況など先が見通せないことも多く、感染状況がさらに悪化していれば「解散などしている場合ではないとの世論も強まるだろう。解散したくない首相がそうした声を理由に解散しないことも考えられる」(別の自民党議員)。

いずれにせよ、2月解散を逸すれば、次のタイミングは21年度予算成立後の4月になるだろう。

だが、4月解散は東京都議選に近づくことから同選挙を重視する連立与党・公明党からは反対の声が上がるだろう。7月の都議選とのダブル選挙も公明党は反対だ。

6429名無しさん:2021/02/11(木) 15:21:28
>>6428

◇「9月まで持たない」

その次となれば、東京五輪・パラリンピック後だが、果たして菅政権がそれまで続いているのかという声もある。

自民党中堅議員は「下手すると菅さんは(自民党総裁任期満了の)9月まで持たず、総裁選前倒しになるかもしれない」と指摘する。

首相にとって好材料なのは、ポスト菅の不在だろう。

安倍晋三前首相は退陣後、病状が安定し、精力的に政治日程をこなしていた。「ポスト菅は安倍」とささやかれるほどだった。

しかし、「桜を見る会」前夜祭の費用を安倍事務所が補填(ほてん)していた問題が安倍氏を直撃。捜査自体は安倍氏の公設秘書の略式起訴で終結し、安倍氏自身は不起訴になったが、国会で虚偽答弁をしてきた責任は免れない。

「事件になったことで、安倍さんの再々登板はなくなった」(自民党ベテラン議員)とみられている。

先の自民党総裁選で敗れた岸田文雄前政調会長は意気軒高に次を狙っているという。しかし、そののんきさが周辺をいらだたせている。

岸田氏の戦略は、会長を務める派閥「宏池会」で古賀誠前会長の影響力をそぎ、安倍氏や麻生太郎副総理兼財務相からの支援を得ることで、両氏との面会を重ねている。

だが、「古賀切り」に派内の反発が起きており、「派内もまとめきれないのに何が総裁選だ」といった声も漏れる。

石破茂元幹事長も派内のゴタゴタを抱える。石破氏は派閥会長の辞職を表明したが、これに中堅・若手が反発。いまだに結論は出ていない。

党内に敵がいなければ、当面の敵はコロナといったところか。

コロナは菅内閣の運命を大きく狂わせた。21年も最大の敵はコロナかもしれない。

(高塚保・毎日新聞政治部長)

(本誌初出 足元で広がる“2月解散”説 自民党支持率「下がらぬうちに」=高塚保 20210119)

6430名無しさん:2021/02/11(木) 15:22:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/abf27fdaa578c64da923ebfbd07c048596135168
河野行革相が「次期首相」一番手に浮上、ワクチン対応が試金石
2/9(火) 6:00配信
Bloomberg
(ブルームバーグ): 河野太郎行政改革担当相が、世論調査で次期首相候補の首位に浮上している。ワクチン接種という菅義偉政権の命運を左右する重要な役割を担い、手腕が試される局面だ。

日本経済新聞社とテレビ東京が1月29-31日に実施した世論調査では、「次の政権の首相にふさわしい人」の首位は河野氏の25%だった。2位は石破茂元自民幹事長で16%、菅首相は6%で5位。JNNが6、7両日に行った調査でも、「次の自民党総裁にふさわしい人」の首位は河野氏で22%だった。

河野氏は先月、新型コロナウイルスワクチンの接種開始を前に、海外からの輸送や保管、会場の設定など接種手続きを調整する担当に起用された。国会では「令和の『運び屋』と言われるよう頑張る」と表明。菅首相は「規制改革担当として、それぞれの役所にわたる問題を解決してきた」と述べ、厚生労働省をはじめ複数の省庁間の調整に手腕を発揮することに期待感を示した。

10都府県への緊急事態宣言が延長となる中、政府が感染対策の決め手とするワクチン接種を進めて感染を抑制できれば、政権浮揚に加え、首相候補としての河野氏の存在感も高まる。逆に失敗した場合は、菅首相だけではなく河野氏にとっても政治的な痛手は大きくなる。

秋田県の農家に生まれ国会議員秘書、横浜市議から政治の道に入った菅首相に対し、河野氏は祖父が元農相、父が元衆院議長と政治家一家出身だが、神奈川県選出の当選同期で関係は深い。自民党が野党だった2009年の総裁選に河野氏が出馬した際には、菅首相も支援した。

河野氏は米ジョージタウン大出身で、海外メディアの取材に英語で応じる数少ない閣僚だ。世界経済フォーラム(WEF)がオンライン開催した先月の「ダボス・アジェンダ」会議では英語のセッションに参加し、欧州連合(EU)のワクチン輸出規制への懸念を訴えた。

一方、ツイッターのフォロワー数は200万人を超え、ネット上での人気も高い。首相官邸や自身のアカウントで連日、ワクチンに関する情報を発信。発表前に政府関係者を引用して接種日程を伝えた報道には、「デタラメだ」と即座に否定した。フォロワーからは、メディアを通さない情報発信を歓迎するコメントが並んだ。

自身のアカウントでは誹謗(ひぼう)中傷したとみなす相手をブロックして閲覧できないようにしていることへの批判もある。昨年2月の記者会見では理由を問われ、「礼儀のない人をブロックするのは何の問題もない」と話した。

8日午後5時時点での河野氏のフォロワー数は226万6000人超で、安倍晋三前首相の226万100人超を上回っている。共同通信などは、安倍氏を抜いたことで河野氏のフォロワー数が国会議員最多となったと報じた。

菅首相の自民党総裁任期は9月までで、衆院議員が任期満了となる10月までには総選挙も実施される。河野氏は昨年9月の総裁選への出馬を模索したものの、所属する麻生派が菅首相支持を決めたことで見送った。次期総裁選には、岸田文雄前政調会長が再挑戦に意欲を示している。

河野氏は党運営を仕切る幹事長、政調会長など3役の経験がない。防衛相時代には地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備断念を巡り、決断の早さや突破力が評価される一方、与党への説明不足も指摘された。将来的に衆目の一致する総裁候補になれるかどうか、調整力が問われるワクチン対応がカギを握ることになる。

(c)2021 Bloomberg L.P.

Emi Nobuhiro

6431名無しさん:2021/02/11(木) 19:07:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/4543e5fa77855e51573952d2f8e7349488063953
森喜朗JOC会長がついに辞任 ”鈴”をつけた菅首相の前途多難〈週刊朝日〉
2/11(木) 18:22配信
AERA dot.
「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」

 女性蔑視ととれる発言で炎上している東京オリンピック・パラリンピック組織委員会(JOC)の森喜朗会長(83)が、女性を蔑視する発言をした責任を取り、会長をようやく辞任する。組織委が12日に開く緊急会合で表明する。 後任には、Jリーグの元チェアマン、川淵三郎氏(84)が有力視されている。

「森氏の失言は、政治家時代から知られるところ。総理の座を追われたのも神の国発言など、失言が重なり支持率が一桁台にまで落ち込んだことでした。今回も、反省の弁を述べても批判が一向に収まらないことで、自らが決断した」

 森氏がかつて派閥の領袖だった清和会の幹部はこう話す。失言直後から退任する意向をみせていた森氏。だが、組織委員会の幹部の説得で思いとどまったと記者会見でも説明している。

 東京オリンピック・パラリンピックの招致からトップの座につき、元首相という立場で仕切ってきた森氏。政官財、利権が入り乱れ、主張の違いや国際オリンピック委員会(IOC)との折衝もあり、それをまとめあげてきたのは確かに森氏の手腕だったのかもしれない。

「失言後、辞任意向だった森氏を一度は、説得して思いとどまらせたのは森氏のキャリアを重んじたからこそ。コロナ禍でオリンピック1年延期という異例の措置をまとめたのも森氏。意見と思惑が入り乱れるオリンピック委員会を抑えられるのは森氏しかいなかったからです」(JOC幹部)

 自民党幹部はこう解説する。

「菅政権はコロナ対応で精一杯。重鎮の森氏がしっかり睨みを利かすことで、東京五輪を開催する方向で進めると頼りにしていた」

 しかし、失言問題の批判は止まず、退任に追い込まれた森氏。一時は元首相の「同格」でなければならないと首相経験者として、安倍晋三前首相や小泉純一郎元首相の「待望論」が浮上していたが、後任は川渕氏に決まった。

「東京オリンピック・パラリンピックを誘致したのは安倍氏。こういう危機には安倍氏が一番だ。9月に首相辞任の際は、体調不良という理由だったが、最近では自民党の会合にも姿を見せて元気そうだ。だが、コロナ禍で東京オリンピック・パラリンピックが必ず開催される保証はない。その上、安倍氏は桜を見る会の問題で刑事告訴もされたので、話は消えた」(前出・自民党幹部)

マスコミの世論調査でも、森氏の失言は菅政権の支持率低下の要因になっていることがよくわかる。

そして、自民党の二階俊博幹事長も、森氏の失言後にオリンピックのボランティアを辞退者が急増していることについて「辞めたいなら新たに募集する」と発言し、炎上。菅首相はますます窮地に追い込まれていた。

「森氏の失言があまりに批判が根強く、菅首相も内心、森氏が辞任表明してくれないかと思っていた。マスコミの世論調査でも森氏の失言は問題という回答が9割もありましたからね。国会答弁で官邸が橋本五輪相に『不適切』と言わせたのは、抗議の現れでした。これまで『森氏に辞めてくれと誰が説得するのか』と押し付け合いになっていた。一時は森氏の説得を『安倍氏にお願いしては』との声もあった。しかし、森氏は母校の早稲田大学の1年先輩でもある川渕氏が引き受けてくれるならメンツも立つと退任を決めた。一番安心しているのは菅首相でしょう」(前出・自民党幹部)

 しかし、コロナと同様、今回の問題も後手の対応だった。政権運営がますます厳しくなることは間違いない。

(今西憲之)


※週刊朝日オンライン限定記事

6432名無しさん:2021/02/12(金) 07:23:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/2566b6e5e551699955ff76ad79169694e00cb1a2
「廊下は全長100メートル」…“右腕”を失った麻生太郎氏 蒸し返されたセレブ生活
2/12(金) 6:12配信
文春オンライン
「軽率のそしりは免れない。心から申し訳ない」

 2月4日、自派閥の例会で麻生太郎副総理兼財務相(80)は、こう頭を下げた。松本純衆院議員が緊急事態宣言下、深夜に銀座のクラブをはしごし、自民党離党に追い込まれたのを受けたボスの陳謝だ。

「右腕を失った麻生氏は、相当ガックリ来ているようだ」(政治部記者)

 松本氏は自他ともに認める麻生氏の最側近だった。麻生氏に気に入られるため、若い頃いかに宴会芸を磨いたかを番記者らに話し、「君たちも麻生さんに食い込むには、時には図々しく振る舞うことも大事だぞ」と指南していた。

 08年秋に発足した麻生政権では官房副長官を務め、リーマンショックと支持率低迷で苦しむ麻生氏の「精神安定剤」と呼ばれた。首相動静では二人きりで帝国ホテルの高級バーで3時間も過ごすこともしばしば。「麻生氏はこっそり別部屋で有力者と会食し、その後、バーに戻って松本氏と葉巻を吸いながらクールダウンしているといわれた」(前出・記者)。

蒸し返された麻生氏のセレブぶり
 麻生氏は当初、党幹部から示された松本氏の離党勧告の処分案に「そんな必要があるのか?」と難色を示したが、最終的に世論の反発を恐れた菅義偉首相に押し切られた。松本氏は昨秋の総裁選で麻生派が菅氏を推すことに消極的で、「能力がない」などと漏らしていたことが菅氏の耳に入っていたのも災いした。

 さらに、実は「松本切り」には同派の佐藤勉総務会長も加担していた。佐藤氏は17年、旧山東派などとの合流で生まれた新生麻生派の結成時に入会。「外様の佐藤氏と、古参側近の松本氏とは関係が悪かった」(自民党関係者)。佐藤氏は96年初当選同期の菅首相に近い。総裁選でも麻生氏に仁義を切らずに早くから菅支持を打ち出し、その功で総務会長の座を射止めた。

 右腕をもがれ、求心力を失いつつある麻生氏。弱り目に祟り目となったのは蒸し返されたセレブぶりだ。銀座通いで松本氏が注目されると、同氏が07年にHPに記した福岡県飯塚市の麻生邸潜入記がネット上で話題に。「本家だけで2万坪、離れが2000坪」「廊下の全長は100メートル」と記されており、10万円の一律給付の再支給を拒む麻生氏の発言と相まって「こんな人が財務相では、庶民の困窮などわかるはずもない」と批判を浴びた。

 蔵相・財務相の通算在職日数では歴代3位の麻生氏。この10月には6度蔵相を務めた高橋是清の記録更新が迫るが、右腕を失った麻生氏にその気力はあるか。周囲には「じいさんの歳まではやる」と公言するが、吉田茂が政界引退した85歳まではあと4年半だ。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年2月18日号

6433名無しさん:2021/02/12(金) 19:14:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0b94e385a95b2915b2130aa00e510397e812b39
森氏辞任劇「傷口を広げるだけ広げた」…首相官邸から恨み節
2/12(金) 8:02配信
読売新聞オンライン
 政府・与党は、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の辞任を一区切りとし、一連の混乱の収拾につなげたい考えだ。ただ、国内外で批判が強まりながら、身動きがとれずに事態を悪化させた面もあり、菅首相は痛手を負った形だ。

 政府は、森氏の進退問題とは距離をおいてきた。首相も「組織委は公益財団法人で、首相として(進退を)主張することはできない」と説明してきた。政財界に広く人脈を持つ森氏が会長職にとどまることが、大会成功には望ましいとの考えとともに、森氏に直言できる議員がいないとの事情もあった。自民党幹部は「世間の風当たりが強くなっていることは分かっていたが、辞任を促すことはできなかったのだろう」と解説する。

 しかし、これが森氏を擁護していると受け止められた。自民党の二階幹事長が大会ボランティアの辞退が相次いでいることに、「どうしてもやめたいなら、新たに募集する」などと述べたことも火に油を注いだ。首相は東京大会の成功を最大の政権浮揚策と位置づけるが、今回の混乱で国際的なイメージの悪化は確実だ。コロナ禍で規模の縮小が避けられない中、東京大会の中止を求める一部の野党に攻撃材料を与えたこともマイナスだ。

 首相に近い議員は「首相がリーダーシップを取っていないと国民に見られてしまった」と肩を落とす。公明党幹部は「政権運営に悪影響が出ないようにしなければいけない」と言葉少なに語った。

 緊急事態宣言で新型コロナウイルスの新規感染者数は減少傾向にあり、内閣支持率も下げ止まりの兆しを見せていた。来週からはコロナ対策の切り札と位置づけるワクチン接種も始まる。反転攻勢の前に起きた森氏の辞任劇に、首相官邸からは「傷口を広げるだけ広げた。遅すぎだ」との恨み節も漏れている。

6434名無しさん:2021/02/12(金) 19:14:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c038ee15e4ce7464a1eee6d21e43e9282b58fee0
森氏発言、自民女性議連が問題視「これまで遠慮あった」
2/12(金) 18:08配信
朝日新聞デジタル
 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言をめぐり、自民党の議員連盟「女性議員飛躍の会」は12日に緊急会合を開いた。出席者からは発言を問題視する声が相次ぎ、「真の男女平等の国」に向けた提言をまとめて二階俊博幹事長に提出する方針を決めた。

 「日本が男女の平等は進んでいない国であると世界に発信されてしまい、とても残念だ」。議連で共同代表を務める稲田朋美元防衛相はこう語り、憤りを隠さなかった。会合では「多様性を重んじて真の男女平等の国になることが必要」との認識で一致。会議体への女性参画、各界の女性登用などを盛り込んだ提言を党に提出することを決めた。

 稲田氏は会合後の記者ブリーフで、「女性の発言軽視の風潮を変えることが日本をよくする」と強調。森氏が後任として、元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏に要請したことについて、「現時点で透明性があるとは思えない」と異論を挟んだ。

 さらに女性議員からは「これまで自然に遠慮していた。女性側も変革していかないといけない」(太田房江氏)、「会議で発言しても議事録にも載らず、黙殺される経験をしてきた」(尾身朝子氏)という声が続いた。(石井潤一郎)

朝日新聞社

6435名無しさん:2021/02/13(土) 08:00:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8ea74627d414127804397bcd65645e223f39972
混迷続く会長人事、与党は政権への打撃懸念…「政府が泥をかぶらないようにしないと」
2/13(土) 5:01配信
読売新聞オンライン
 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の会長人事を巡り、12日も混迷が続いた。政府は大会開催に向けた準備を着実に進める方針だが、与党からは円滑な大会開催への影響を懸念する声も出ている。野党は政府や組織委への批判を強めており、菅政権への打撃となりかねない状況だ。

 「今後選出される新たな会長の下、よりいっそう五輪の理念と精神に基づいた運営が行われることを期待する」

 自民党の二階幹事長は12日、森喜朗会長の辞任表明を受け、こうコメントを発表した。

 「新たな会長」を巡っては、森氏が川淵三郎・日本サッカー協会相談役に就任を要請したことについて、「不適切な発言で引責辞任する人物が後継指名するのはおかしい」といった批判を浴び、会長就任を了承していた川淵氏が辞退に追い込まれる展開となった。

 白紙となった後任人事について、公明党の石井幹事長は12日、記者団に対し「なるべく混乱しないように、透明性を確保し、多くの国民が納得する形で後任を選んでほしい」と注文をつけた。

 政府は組織委の人事に関与しないとの立場だが、与党内には「政府が泥をかぶらないようにしないといけない」(自民党幹部)との危機感も広がる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dbee25fcfb3ce128c25724260b62c219890a376b
「バタバタ感、尋常じゃない」混迷するポスト森選び、橋本氏が浮上
2/12(金) 20:59配信
朝日新聞デジタル
 東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)=元首相=の辞任を受け、森会長が後任を要請した元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏(84)が辞退の意向を示した。事態は混迷を深めるが、菅義偉首相は12日夜に「川淵さんと話していません」などと記者団に語り、人選に直接関わらない立ち位置をとり続ける。後任人事をめぐる混迷が深まるなか、与党内では「ポスト森」に橋本聖子五輪相を推す声が上がる。

 「大混乱になるなぁ」。首相に近い自民党幹部は12日午後、川淵氏が会長辞退との報道に触れるとうめいた。自民中堅は「内閣支持率にも影響するだろう。バタバタ感が尋常じゃない」と話した。

 国会の衆院予算委員会では、野党が森会長の後任選びをめぐって「密室で、引責辞任する張本人が後継指名する。国民の五輪への理解は得られるか」などと政府の見解をただした。ただ、橋本五輪相は「(森会長と川淵氏の間で)どのようなことが行われたかは一切、承知していません」と述べるのみだった。加藤勝信官房長官も記者会見で「大会組織委員会が独自に判断されるべきものというのが一貫した立場だ」などと繰り返した。

朝日新聞社

6436名無しさん:2021/02/13(土) 21:32:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d741b88297262b75831327ba5747e9ce68fa953
五輪開催で支持率回復を狙う?菅首相が秋解散の「背水の陣」を敷くワケ
2/13(土) 9:46配信
サンデー毎日×週刊エコノミストOnline
菅義偉内閣の支持率が急落し、「これでは10月までにある衆院選を戦えない」と自民党内で「菅降ろし」が始まるとの観測がある。

政局の幕は上がるのか。

 ◇4月解散説

1月5日、下村博文自民党政調会長がBSフジの番組で、4月25日投開票の衆院・参院両補欠選挙について「両方負ければ、菅政権にとって大ダメージになる。その後政局になる可能性もある」と述べた。

衆院北海道2区は金銭スキャンダルで辞職した自民党の吉川貴盛元農相の議席を争う。自民党には逆風だ。

参院補選は新型コロナウイルス感染で急死した立憲民主党の羽田雄一郎氏の後任選びで「弔い合戦」の野党に有利だ。

さらに下村氏は「補選の時に衆院選もあるかもしれない」と踏み込んだ。菅首相が2敗を恐れ、一気に衆院解散で勝負に出るかもしれないという見方である。

番組後、記者団に「菅政権は大丈夫かということが出てこないとは言えない」と党内の疑心暗鬼を代弁。翌日の記者会見でも「勝つと負けるとではその後、大きな政治の流れが変わる」とダメ押しした。

森山裕国対委員長が「選挙に負けたから政局になることはあり得ない。解散は首相のご判断だ」と否定したが、そもそも下村氏は菅氏の真意を知り得る懇意な関係とは見られていないだけに、あえて「菅降ろし」をあおろうとしたと勘繰られたのも無理はない。

昨年9月の自民党総裁選で、下村氏は立候補の意思を表明。細田派が安倍晋三前首相の「継承者」として菅氏支持を決めたため、不本意ながら出馬を見送った。

党三役への起用は、菅氏が最大派閥・細田派を取り込むと共に、初当選同期の下村氏をなだめ、野心を抑えるための人事と見られた。

それでも菅氏と下村氏のよそよそしい関係は、昨年末の後期高齢者医療費負担増を巡る連立与党内調整のてんまつで明らかだ。

下村氏は公明党との協議を「負担増は総理の意向だから」と早々に事実上放り出し、党首会談に棚上げした。

他の政策でも下村氏は独自のスタンドプレーが目立ち、政権を支える本気度が薄い。

下村氏は安倍氏の側近だ。その安倍氏は11月、野田聖子幹事長代行や岸田文雄元政調会長ら初当選同期との会食で「私だったら1月に衆院解散する」と放言。

首相在任中はあれほど慎重だった解散権への野放図な言及は、当時既に東京地検特捜部の捜査が進んでいた「桜を見る会」前夜祭問題の窮地を念頭に、自分を真剣に守ろうとしない菅首相をけん制する意図がにじんだ。

菅氏は安倍発言に神経質になり、珍しく首相官邸の昼食に二階俊博幹事長を誘って政治日程をすり合わせたほどだ。

6437名無しさん:2021/02/13(土) 21:32:28
>>6436

 ◇「秋」は本音?

そもそも菅氏は1月4日の年頭記者会見で、コロナ対策と経済対策に全力・最優先で取り組むと強調し、「いずれにしろ秋のどこかで衆院選を行わなければならない」と述べた。

「時間の制約も前提にしながらよくよく考えた上で判断したい」とも語った。

「秋」となれば、9月5日の東京パラリンピック閉会後、9月末の総裁任期前後に限定される。

会見後、官邸報道室は首相発言を「秋までのどこか」に訂正したが、後の祭り。本音を漏らした、というのが政界の大方の受け止めだ。

下村氏の4月解散説は、その翌日。発言を知った菅氏は、11月の安倍発言が伏線の焼き直しと聞いただろう。4月解散自体が政権の起死回生策というより、どうせ議席を減らすと見越して菅氏の責任を問う「菅降ろし」の布石だ。

それでは補選と抱き合わせの「追い込まれ解散」と変わらない。

「何カ所か時機がある」(10日のNHK番組・菅首相)といっても、秋までは他に7月の東京都議選とのダブル選挙しかない。

公明党・創価学会が全国組織を一極総動員する時期の衆院選は、強行したら連立与党の大幅議席減につながりかねない。

いずれにせよ菅首相は既に秋の衆院選へ退路を断った。

背水の陣を敷く首相はしぶとい。たとえ安倍氏と麻生太郎副総理兼財務相が退陣を迫っても、辞めさせるのは容易ではない。

ところで、首相側近議員によると、菅氏は決して秋を「追い込まれ解散」とは考えていないようだ。

どんな形式・内容であれ東京五輪を行えば、世論は結果オーライで「やって良かった。菅さんよくやった」と必ずや一気に好転すると確信しているからだという。

この状況で開けるのか、というのは愚問らしい。

東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会のツートップは年明け、各メディアで繰り返し断言している。

「もう中止はできない。再延期もない。無観客でも工夫してやるべきだ。野球やサッカーは工夫してやっている」(森喜朗会長)

「無観客は望ましくはないが、観客がいなければできないとは考えていない。コロナは既に想定内。徹底的な対策を講ずれば開催可能と確信している。やるとなった以上、五輪の価値を東京で実現する」(武藤敏郎事務総長)

五輪の意義は、「震災復興」から「コロナに打ち勝った証し」を経て、今や「コロナでも開催の歴史的偉業」に変わっているのだ。

「大ばくち」には違いない。だが、「ばくち打ち」こそは「政治家・菅義偉」の本性である。

(伊藤智永・毎日新聞専門記者)

(本誌初出 五輪後解散の“大ばくち” 退路を断った首相の「しぶとさ」=伊藤智永 20210126)

6438名無しさん:2021/02/14(日) 08:44:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/6062677c67e1b275e45ccd9f3c7f4bde74571e73
二階幹事長「菅おろし」が始まる時、担がれる「ポスト菅」候補者たちの裏事情
2/14(日) 8:01配信
現代ビジネス
 「やっぱり菅さんはトップに立つよりも、支える側の人なのかな。このままでは選挙の『顔』として通用するかと言うことになるね」

 第1次安倍政権時代に閣僚だった自民党ベテラン議員はこう言ってため息をついた。昨年9月の菅義偉政権発足直後、この議員は「菅さんをしっかり支えていく」と語っていた。

 当初は自民党内の大半の支持を受けて成立した菅政権だが、最近では支持率が大きく落ち込んでいる。早くも「ポスト菅」候補として河野太郎行革担当相や石破茂元幹事長、野田聖子幹事長代行などの名前が取り沙汰されており、その背後には二階幹事長の影がちらつく。混沌を極めた今後の政局と菅首相の後継者選びは、どのように展開するのだろうか。

再選を狙った菅首相の大誤算
 そもそも政権発足当初、政界で語られていた菅氏のベストシナリオは次のような展開だ。

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東京五輪・パラリンピック(7月23日〜9月4日)後、自民党総裁の任期が終わる9月末までに総裁選を実施した上で、衆院(10月21日に任期満了)の解散・総選挙に打って出る。五輪直後に解散してその後の総裁選で再選を果たす。
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 いずれも菅氏の総裁再選を前提にしているシナリオだ。確かに発足当初は、報道各社の世論調査で内閣支持率が軒並み6割以上に達し、自民党内では菅首相の安定した政権運営を予想する空気が優勢だった。

 ところが、状況は大きく様変わりした。新型コロナ感染拡大に伴い政府対応への「後手」批判が影響し、内閣支持率は昨年12月に大幅に下落。この傾向は年明け後に一段と加速する形となった。

 1月の毎日新聞世論調査(16日実施)は前月比7ポイント減の33%となり、支持率は政権発足直後からほぼ半減。また、朝日新聞調査(1月25、26日実施)では同6ポイント減の33%、不支持率は同10ポイント増の45%に。こうした惨憺たる結果に自民党内では衝撃が走った。

 東京都選出の元閣僚は

 「毎日、支持者からは厳しい声ばかりだ。それは首相のコロナ対策への批判にとどまらない。菅首相自身への批判も少なくない」

 と顔をしかめた。

 1月31日に実施された東京都千代田区長選では自公の推薦候補が敗北。北九州市議選では公認した22人中6人が落選した。さらに緊急事態宣言中に松本純元国家公安委員長らが深夜、東京・銀座のクラブを訪れていた問題が発覚。

 くわえて東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(当時)の女性蔑視発言や、総務省幹部が菅首相の長男から接待を受けていた問題も噴出し、「負のスパイラル」が続いた。

 第2次安倍政権の閣僚経験者もこうつぶやいた。

 「(民主党への政権交代が起こった)2009年8月の総選挙のときの雰囲気に似てきた。自民党支持者の間でも政権への怨嗟(えんさ)の声が渦巻いている」

 まだ、こうした声は表面化していない。五輪開催が「防波堤」となっているからだが、五輪中止が現実となれば、「菅戦略は根底から破綻する」(党三役経験者)。このため党内では、「ポスト菅」に向けた動きも胎動している。2月調査の内閣支持率も不支持が支持を上回り、好転の兆しはない。

6439名無しさん:2021/02/14(日) 08:46:21
>>6438

二階幹事長との蜜月ぶり
 ただ、昨年9月の自民党総裁選の構図が今も基本的に変わらない点は確認しておく必要がある。

 つまり、表向きは菅氏、岸田文雄前政調会長、石破氏の3者による争いだったが、その底流には安倍―麻生(太郎副総理)ラインと菅―二階(俊博幹事長)ラインによる権力闘争の構図もあった。安倍―麻生ラインは「石破潰し」には成功したが、結果として二階氏が権力を握り、現在に至っている。

 一方で、菅政権は「無派閥宰相」であり、派閥の後ろ盾は強固とは言えない。しかも、安倍前首相を支えた「ウルトラ保守」のような強固な支持勢力は不在であり、政権基盤はかなり脆弱だ。このため、菅氏の二階氏への依存度が高い。

 しかもコロナ禍さなかに開催されて批判を浴びた昨年12月の「ステーキ会食」にて、主催者の二階氏が首相を呼び付けていたことが、政権内における二階氏優位の力関係を見せつけた。

 菅首相が昨年12月14日にGo Toトラベルの一斉停止を決定した際も、二階派幹部が「勝手なことをしやがって」と不快感をあらわにすると、政界では「二階氏の本音が出た」(公明党関係者)と受け止められた。

 これには「菅―二階関係に溝が入ったのでは」との憶測も飛んだが、この点について、年末に時事通信のインタビューに応じた二階氏側近の林幹雄幹事長代理は「(溝は)全くない」と打ち消した。

 1月18日、二階氏は今年初めて菅首相と会談し、コロナ対応で政府・与党が結束することを確認。20日には衆院本会議の代表質問に1年ぶりに登壇し、首相について「地方に住む人の心を十分理解する政治家の代表だ」と持ち上げて、蜜月ぶりをアピールした。

 二階氏と気脈を通じる与党関係者も言う。

 「二階氏が菅政権を支える姿勢は変わらない。他に誰を支えるのかが見えないうちは、菅氏を支える姿勢を変えまい」

 それでも、菅政権が失速気味となる中、二階氏の言動に注目が集まる。総勢48人の第4派閥を率いる二階氏にとって力の源泉は「幹事長ポスト」である以上、将来、「菅降ろし」を主導するとしても、党内主流派の地位を死守することが前提だ。闇雲に菅降ろしに動くわけにはいくまい。次の「当て」、つまり次期首相としてふさわしい候補者がいることが必須条件なのだ。安倍政権を支えた閣僚経験者はこう語る。

 「今後、『菅降ろし』の動きが始まった場合、首相に鈴を付けるか、引導を渡すとすれば、政権の後見人である二階氏の役回りとなるのではないか」

6440名無しさん:2021/02/14(日) 08:46:37
>>6439

「ポスト菅」として人気の河野氏
 そうした中、1月19日。首相が新型コロナのワクチン接種の総合調整役として河野太郎規制改革担当相を充てたことに政界はざわついた。昨年の政権発足に伴い、菅首相は同じ神奈川県選出で自身の息がかかった河野氏を行政改革担当相に起用。肝いりの「縦割り行政の打破」を担わせた。それに続くワクチン担当への抜てきにこんな憶測も飛んでいる。

 「菅首相は、自身の後継として河野氏に政権を引き継ぐための布石を打ったのではないか。仮に9月の総裁選に出馬しない状況となれば、直ちに(河野氏を)『菅後継』とする含みがあるのではないか」(二階派中堅議員)

 河野氏は最近の世論調査でも、これまでポスト菅候補としてトップだった石破氏を抜いて一番人気だ。このため菅首相自ら「ポスト菅」をにらんで先手を打つ形で動きだしたようにも見える。これに対し表向きは「適材適所だ」と理解を示す二階氏だが、胸中穏やかではなかろう。「菅氏の二階氏離れ」(公明党関係者)とも受け止められるからだ。

 事実、二階派幹部は「田村憲久厚生労働相もいる、西村康稔経済再生担当相もいるのに、ワクチン担当相は必要なのか」と不快感をにじませている。菅、二階両氏の間に漂う微妙な空気が、一層の不透明感につながっている。

 しかも、河野氏は麻生派に所属。先の総裁選ではぎりぎりまで出馬の可能性を模索したが、麻生氏の説得を受け入れて断念した経緯がある。麻生氏としては河野氏を将来の「麻生派自前の首相候補」として温存したい考えとされる。

 次の自民党総裁選に菅氏が出馬して再選を目指す場合は、前回と同様、岸田、石破両氏が菅氏に挑む構図が想定される。このケースだと、昨年9月の総裁選では投票権がなかった党員も投票することになるが、「現職の菅氏が優勢」(自民党関係者)との見方が有力だ。一方、将来の総裁選への立候補に意欲を示す河野氏も、菅氏を相手に出馬する可能性は小さいと見られている。

 しかし菅氏の再選がほぼ絶望となる五輪中止や五輪花道論が現実となれば、様相は一変する。総裁選は目前に迫った衆院選の「顔」選びとなり、河野氏も出馬に踏み切るだろう。

6441名無しさん:2021/02/14(日) 08:47:36
>>6440

他にも取り沙汰され3人の名前
 昨年の総裁選で2位につけた岸田氏は、次期総裁選に強い出馬意欲を示している。1月17日に出演したBSの番組でもこう言明した。

 「どんな政治状況になっているか分からないが、行われるならばぜひ挑戦したい」

 ただ、岸田氏は、総裁選後も地味なイメージが払拭できず、依然として世論の支持が低い。1月16日の毎日新聞調査では「次の衆院選後にふさわしい人は」との問に、トップは河野氏の12%、次いで石破氏は10%なのに対し、岸田氏は2%で9位にとどまった。

 昨年の総裁選で岸田派は、所属47人に対し国会議員票79票を獲得。菅氏に次ぐ2位につけたとはいえ、党員投票を含めフルスケールの総裁選はハードルが高い。岸田氏は、「ポスト安倍」で政権禅譲を期待した安倍氏や、「宏池会」(岸田派)の流れをくむ麻生氏との連携を模索するが、展望は開けていない。

 総裁選で3位に甘んじた石破氏は昨年12月、総裁選敗北の責任を取って派閥会長を辞任。石破派は集団指導体制に移行した後、退会者も出て現在は18人の所帯となり、総裁選出馬に必要な推薦人20人の確保が大きな課題だ。また党内の「アンチ石破」の空気も依然として根強い。

 ただ、世論調査では国民的な人気は依然高いのも事実。派内からは「石破氏は意欲があれば出るべきだ」(平将明衆院議員)との声も聞かれる。

 「菅氏が再選を目指さない総裁選が五輪後に行われれば、河野、岸田両氏との戦いになるのかな」

 最近、周辺にこうつぶやいた石破氏は、いずれは派閥会長に復帰したい意向とされる。「ポスト菅」を決める総裁選が党員投票も含めた形で行われることになれば、地方党員からの支持が根強い石破氏が波乱要因となる可能性は否定できない。

 ポスト菅のサプライズカードとして野田聖子幹事長代行の名もささやかれている。総選挙前に、「選挙の顔」選びの総裁選が実施された場合を想定したものだ。無派閥の野田氏にとって推薦人集めは依然高いハードルに見えるが、自身は次期総裁選について「常に出馬すると言っている」と強い意欲を示している。

 野田氏をめぐっては、昨年の総裁選も含めて過去3回の総裁選で出馬を目指しながら、推薦人20人が集められず断念した経緯がある。ただ、女性の閣僚経験者は

 「野田氏が出馬するなら、今度は応援したい。今回の総裁選は何が起こるか分からない選挙になる」

 と話す。

 ポスト菅をめぐって、旧来の党内力学の論理を超えて河野氏や野田氏の名が取りざたされる。それ自体が今後の「ポスト菅」をめぐる混沌とした状況を予感させる。

山田 惠資(ジャーナリスト)

6442名無しさん:2021/02/14(日) 12:40:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/ace976c028d01eaeec083d5a1ebc74f3db5aebda
「横紙破り」河野太郎の政権盗り
2/14(日) 10:48配信
毎日新聞
 河野太郎氏に政界の耳目が集まっている。菅義偉首相が新型コロナウイルスのワクチン接種を仕切る担当相に指名したからだ。コロナ第3波で激増する感染者、重症者救済の切り札となるワクチン対策は政権の最重要課題。菅首相が河野氏に対して並々ならぬ期待感を持っていることをうかがわせた。

 昨年9月、7年8カ月続いた安倍晋三政権の後を受け、自民党内の圧倒的支持を受け首相に就任した菅氏だが、コロナ禍対策のまずさで、発足4カ月で内閣支持率はつるべ落としだ。衆院解散・総選挙のタイミングも失いつつある。今年9月には総裁選が控えるが、菅氏の反転攻勢は次第に難しくなっている。

 そんな中、菅首相にしてみれば、河野氏を自分の後継者とみなすことで、ポスト菅をにらんで影響力を行使できるようにしておきたいとの思惑もあるのだろう。河野氏自身も政権盗りに意欲満々だ。

 ◇一族の悲願

 河野氏は政界屈指の名門一族の出だ。父の洋平氏は副総理・外相、自民党総裁、衆院議長、祖父の一郎が農相、建設相、副総理格の東京五輪(1964年)担当相、大叔父の謙三は参院議長だ。参院議員だった謙三は除き、一郎も洋平氏も首相の座を目前で逸しているだけに、太郎氏が首相に就任すれば、河野一族の悲願がかなうことになる。

 太郎氏はハト派で親中韓だった洋平氏よりも、横紙破りでばく進型の党人政治家だった一郎のDNAを引き継いでいるようだ。

 ここで、河野一郎という政治家を振り返っておきたい。一郎は1898(明治31)年生まれ、早大を卒業後、朝日新聞社に入り、記者として活躍した。一郎は早大時代陸上長距離選手であり、箱根駅伝でも活躍したことで有名だ。

 戦後は吉田茂首相に敵対し、吉田のライバル鳩山一郎の有力な幕僚として、吉田内閣打倒にまい進、吉田からは「梟雄(きょうゆう)」として蛇かつのごとく嫌われた。一郎は吉田とは不倶戴天の敵同士だったのだ。

 1954年鳩山内閣の農相。日ソ国交正常化に尽力し、鳩山首相に同行してモスクワに乗り込んだ。岸内閣末期に自民党内の反主流派に転じ、60年の日米安保改定の国会承認時は衆院本会議を欠席している。

 岸内閣退陣後、自民党総裁選に大野伴睦副総裁を擁立しようとして失敗、一時、自民党離党、新党結成を模索したこともあった。池田勇人内閣ができて、1年ほどで再び農相として入閣。その後建設相や副総理格の五輪担当相として、佐藤栄作を凌駕(りょうが)し、党内きっての実力者にのしあがった。五輪に向けた首都高速道路の新設などを指揮し、「池田内閣のうち建設、農林行政は河野内閣だ」と豪語したと言われる。

 ただ、吉田茂や石橋湛山ら首相経験者から嫌われたことや、当時の河野派拡大に対する自民党内の反発から、池田首相退任表明後の池田による後継首相指名(64年11月)は、河野ではなく佐藤になり、首相の座を逸する。そして翌年6月佐藤内閣の国務相を退任した直後、腹部大動脈瘤(りゅう)で急死してしまい、悲劇の政治家と言われた。京の都を目の前にして死んだ戦国武将・武田信玄のようでもあった。

 息子の洋平氏は一郎の地盤を引き継いで衆院議員となったが、父の派閥を引き継いだ中曽根康弘(元首相)のタカ派色になじめず、その上田中角栄(元首相)の金権体質に反発して76年に自民党を離党し、新自由クラブを結成した。しかし新自由クラブは10年で解党し、再び自民党に戻る。自民党では宏池会(当時は宮沢派)に所属し、宮沢内閣の官房長官を務めた。この時、従軍慰安婦の河野官房長官談話を出す。

 宮沢政権後、自民党総裁に当選したが、非自民の細川護熙内閣の誕生で、首相にはなれず、初の野党総裁に甘んじる。94年自民、社会、さきがけ3党の村山富市内閣の副総理兼外相となるが、政権与党に返り咲いたとは言え、社会党の村山首相に次ぐナンバー2にすぎなかった。95年の自民党総裁選では出馬辞退に追い込まれ、98年には宏池会を脱会し、麻生太郎氏(後に首相)らとともに河野グループ大勇会を結成する。約6年の衆院議長を経て2009年に政界を引退している。

 一郎も洋平氏も反骨精神があったが、一郎の方がはるかに野性味があったという。攻めて攻めて攻めまくり、最後は刀折れ矢尽きたという感が強い。しかも「陽性」(岸信介元首相の言=「岸信介回想録」より)だった。洋平氏は敗軍の将というイメージが強く、総裁再選を果たせなかったひ弱さ、暗さがその後もついてまわった。

6443名無しさん:2021/02/14(日) 12:40:47
>>6442

 ◇祖父に似て物議醸す太郎氏

 太郎氏は実は父よりも祖父の政治家像に強い親近感を持っていると言われる。一郎は65年に死去しているので、63年生まれの太郎氏は実際の思い出はないだろうが。

 安倍晋三前首相が父の安倍晋太郎元外相より母方の祖父だった岸元首相の政治行動を敬愛している姿と似ている。岸・安倍3代と河野3代の類似性と言ってよい。太郎氏が所属する麻生派の幹部によると「(河野)太郎さんは息子に一平と名前をつけたが、『一は一郎の一だが、平は洋平の平ではない。(自分の選挙区の)平塚(神奈川県平塚市)の平だ』と言っている」という(長男一平氏は2002年生まれ。太郎氏の衆院初当選は1996年)。ただそうは言っても父洋平氏と息子太郎氏の間の情愛は健在で、かつて洋平氏が生体肝移植を受けた時に、太郎氏はドナーになったこともある。

 河野家3代目の太郎氏も自民党では有数の閣僚経験者に育っている。2度の規制改革・行政改革担当相、外相、防衛相を歴任。菅氏の後継首相になってもおかしくない経歴だ。日本経済新聞社の1月29〜31日の世論調査では、「次の首相にふさわしい人は」という問いに、太郎氏が1位の25%、2位が石破茂元幹事長の16%、3位が小泉進次郎環境相の13%、4位が安倍前首相の7%、5位が菅首相の6%との結果が出ている。

 しかし、太郎氏は祖父の一郎同様、ハレーションを起こしやすい体質を持っている。ワクチン担当相になってまもなく、ワクチン接種の時期を巡り、首相側近の坂井学官房副長官と認識が食い違い、物議をかもした。

 ワクチン接種は「日本医療史上、最大のプロジェクト」(鴨下一郎・自民党ワクチンプロジェクトチーム座長)となるのは間違いない。厚生労働省、総務省、経済産業省、国土交通省の4省にまたがる事業だ。田村憲久厚生労働相、武田良太総務相、梶山弘志経済産業相、赤羽一嘉国土交通相ら一家言を持つ関係閣僚と調整を行うのは容易ではない。

 また、コロナ対策の司令塔とも言うべき、西村康稔経済再生担当相もいる。西村氏は最大派閥・細田派のプリンス的存在で安倍前首相にも近く、ポスト菅を虎視眈々(たんたん)と狙っている。太郎氏をライバルとみなし、強い警戒感を持っている。菅首相のワクチン担当相人事は「船頭多くして」の典型になりかねない危険性を秘めている。突破力はあっても、太郎氏のアキレスけんは、切れやすく強情だという点だ。

 所属する麻生派も太郎氏を総力挙げて支えようという空気ではない。同派会長の麻生太郎副総理兼財務相は太郎氏を高く評価し、将来への期待感を隠さないが、一匹狼的な太郎氏が政治家として練れることを願っているようだ。

 練れるとはどういうことか。吉田茂元首相の孫だった麻生太郎氏は祖父が嫌った一郎の息子の洋平氏とタグを組み、ハト派の洋平氏とは全くそりの合わない安倍晋三氏の政権下では、安倍氏の盟友として副総理兼財務相を全期間務めた(第1次安倍内閣では外相、自民党幹事長)。また保守本流の吉田とは全く違う保守傍流の三木武夫元首相の流れをくむ番町政策研究所を自派に引き入れた。

 自民党派閥の系譜を乗り越えて、10人程度の河野グループから党内第2派閥に成長させ、1度は首相の座に上り詰めた麻生氏からすれば、太郎氏の行状は見ていて、まだまだ危なかしさを感じるのであろう。太郎氏の祖父一郎への憧憬(しょうけい)はもろ刃の剣になりかねない。【中川佳昭】

6444名無しさん:2021/02/15(月) 13:42:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/b827172ecff8b0cec6612c7c1ebc02a36e47b6f7
失言・森喜朗政権と同じ…“支持率暴落”の菅政権を待ち受ける「崩壊シナリオ」
2/15(月) 8:01配信
現代ビジネス
政権の支持率が急落している
 2020年の年末から、菅政権の支持率が残念ながら低下を続けていて、新聞各紙の世論調査で30%代と報じられている。最初の3か月だけご祝儀的に政権支持率が高い「ハネムーン」期間を過ぎ、2021年に入ってからは、多くのメディアで支持と不支持が逆転することが常態化するようになった。

 1月31日に、緊急事態宣言の中で行われた東京都の千代田区長選や北九州市議選でも、自民党は手痛い敗北を喫した。このままでは、7月4日投開票の東京都議選、そして今年の10月21日の任期満了までには必ず行われる衆院選にも、悪影響をおよぼす可能性がある。

 自民党内では、「菅は9月の総裁選に勝てないかもしれない」と、ささやかれ始めている。菅氏が続投出来ないとすると、辞任のタイミングは4月か9月が有力ではないだろうか。21世紀になって、似たような結末を迎えたのが、それぞれ2001年、2009年に辞職した森喜朗内閣と麻生太郎内閣である。

 仮にコロナが沈静化し、東京オリンピック・パラリンピックが開催できたとして、どういった「菅政権の終幕シナリオ」が予想されるのか、過去の事例から考察する。

菅首相、コロナ対応の大誤算
 「サルは木から落ちてもサルだが、政治家は選挙に落ちればただの人」

 とよくいわれる。そこで一般に、政党のリーダーに要求されている資質は「選挙に勝てるカオ」ということになる。安倍晋三前首相が憲政史上最長の連続政権を維持できたのは、彼が自民党にとって「選挙に勝てるカオ」だったからである。

 そこで、後継の菅氏はまず、政策面で結果を出すことで国民の支持を取り付け、「選挙に勝てるカオ」として解散総選挙に勝利し、その勢いで政権を継続することを企図したのであった。

 しかしそもそも菅政権は、二階俊博幹事長を領袖とする二階派に先導され、「派閥の力学」によって誕生したという経緯があった。また首相として異例の「無派閥」であることは、自身を支持する強力な集団がなく、二階派を中心に、自分を支持してくれた各派閥に配慮しなければならないという弱点を抱えていた。

 そのため菅氏が政権を維持するためには、何よりも国民からの支持を維持して、党内が納得する「選挙に勝てるカオ」になるしかなかった。つまり党内基盤が弱いため、これまでの総理総裁以上に国民からの支持を必要としているのだ。しかし最近の支持率低下によって、菅氏の「長期政権計画」は根本から崩壊しかけている。

 経済再生を優先させコロナ対策が後手に回ってしまったことにより、支持を失ってきた菅政権。そして重要な地方選での敗北は、東京都議選の帰趨にも不安を与える結果となった。連立のパートナーである公明党が、歴史的に「政界進出の原点」と重視する東京都議選への影響は、菅内閣の命運を握るといってもいい。

 1993年以降の日本政治は「93年体制」と呼ばれる「連立内閣の時代」であり、自民党は公明党と協力することで政権を維持してきた。そこで、単に党内だけではなく、連立のパートナーの意向にも配慮しながら、政権運営を行う必要がある。

 支持率が低迷する中で、選挙のために総辞職せざるを得なかった内閣は、93年体制下で2つ存在する。その2つである森内閣と麻生内閣がそれぞれ、菅政権が4月と9月に辞職した場合のモデルケースとなるのだ。

6445名無しさん:2021/02/15(月) 13:42:56
>>6444

4月で辞職する「森内閣ルート」
 森内閣は、前任の小渕恵三首相の予期せぬ入院、死去により「緊急避難」的に成立した。政権の空白を防ぐために、早急に総理を決定しなければならなかったとはいえ、各派閥の5人の有力者が主導して成立させた政権には批判が集まった。この点で、菅内閣とも、重なるところがある。

 2000年4月5日に成立した森内閣は、失言が尾を引いた6月2日の「神の国解散」に続く第42回衆院選で、単独過半数を失うという手痛い敗北を喫した。森内閣の支持率は低下し続け、11月には自民党内の加藤紘一・山崎拓が中心となって森内閣打倒を試みる、いわゆる「加藤の乱」を招いた。

 この森内閣の命運を決定したのが、2001年2月に水産高校の練習船がアメリカの原子力潜水艦に衝突、沈没して9名が亡くなった「えひめ丸事故」である。事件の一報を聞いた後もゴルフを続けた森氏の対応に批判が集まることで支持率は1ケタまで低下し、6月の都議選の結果が不安視された。そこで2001年度の予算が成立した後、4月26日に森内閣は総辞職することとなった。

 菅内閣が辞任するシナリオのうち、第一の4月パターンは、この森内閣が先行事例となる。もし新年度までに菅政権の支持率が思ったように上がらないとすると、2021年7月の東京都議選への影響は必至である。今回の都議選は、与党にとって非常に重要な選挙であり、その後の国政への影響も大きい。

 先述の通り連立相手の公明党が重視しているのはもちろん、自民党の東京都連にとっても、小池百合子都知事や都民ファーストの会に惨敗した、前回2017年都議選のリベンジと位置づけている。また小池氏や都民ファ側も、菅内閣の支持率の低下を見ながら、先日の千代田区長選にみられるように自民との対決姿勢を強めてきている。

 そこで、森内閣と同様に、2021年度の予算を成立させた後、「ピンチヒッター内閣として一定の仕事はした」ということを花道とする辞任が考えられるだろう。支持率の低下に歯止めがかからないとすれば、最短ではこの4月辞職シナリオが考えられる。

 この選択には、春先の時点で、都議選で菅を「選挙のカオ」として勝てるかどうか、ということへの見極めが必要であろう。つまり3月ごろまでの支持率が政権の命運を決めると思われる。

 その後の総選挙の日程は、オリ・パラ後の9月が有力ではないだろうか。

6446名無しさん:2021/02/15(月) 13:43:29
>>6445

9月までねばる「麻生内閣ルート」
 さて、仮にワクチンの接種や、オリ・パラの開催が決定し4月までに少しは支持率が好転すれば、都議選への影響はそれほど大きなものではないかもしれない。そうであれば、菅首相は予算成立後という早期での辞任を選ばず、秋まで政権の維持は可能かもしれない。菅氏にとっては、この4月が正念場なのだ。

 しかし、オリ・パラ以降も大幅な支持率の好転がない場合、次の辞任の可能性は自民党総裁の任期満了にともなう9月末の総裁選ということになる。

 というのも5月にもなって「菅おろし」で政局が混乱していては、7月の都議選までにあまりに時間がなく、選挙の準備が十分に出来ない。同時に、7月23日から予定されているオリ・パラまでにもあまりに時間が足りなく、その準備も満足に出来ないということになる。それでは有権者の批判を招き、結局都議選や、やがて来る衆院選などの選挙にとって不利となる。

 そこで党内の「菅おろし」は一旦落ち着きを見せ、秋の総裁選まで政権は継続する可能性が高い。

 コロナ・ワクチンが行き渡り、オリ・パラが無事に開催された高揚感と経済再生への実感があれば、支持率が好転する可能性もある。場合によっては秋の総裁選を菅は乗り切ることが出来るかもしれない。だが、そうでなければ、菅の政権継続は難しく、オリ・パラを開催したことを花道に辞任という結果となるであろう。

 ここで第二の9月シナリオを検討するために参考にすべき先行事例は、麻生太郎氏を首班とした麻生内閣である。麻生氏は2008年9月24日に、衆参ねじれ国会の中で政権運営に難を抱えていた福田康夫政権の総辞職をうけ、事態の打開のために発足した。

 陽気で明るい人柄から、就任当初は党内から圧倒的な人気を誇り、就任冒頭での解散を考えていたとされる。しかしリーマンショックによる世界的な金融危機への対応を優先させたために、解散総選挙の時期を逸してしまった。奇しくもそのとき麻生首相に解散先送りを進言したのは、菅氏だったと言われている。

 麻生氏は政権運営を続けていく中で、閣僚の辞任も続き、支持率が低下した結果、衆議院の任期間際の解散総選挙という「ジリ貧」に追い込まれたのであった。その総選挙で政権交代が起こり、民主党の鳩山由紀夫内閣が成立した。

 コロナという国難といえる危機に対峙している菅内閣は、リーマンショック後の麻生内閣と似ており、「就任当初の高い支持率での解散総選挙」という機会を逸した点でも共通している。菅氏が9月に総裁を辞職した場合、彼よりは少しでも「選挙に勝てそうなカオ」の新総裁が選ばれ、任期満了の前に衆院選が行われると考えられる。

菅首相の「命綱」は東京オリンピック
 先述の通りここまでの分析は、コロナが沈静化し、東京オリンピック・パラリンピックが開催されるという前提に立ったものである。オリ・パラがなければ、菅政権は短命に終わる可能性もあり、ある意味で、コロナとオリンピックが辞任時期を決めるとも言える。

 というのも、コロナとオリ・パラにより、菅内閣の支持率は大きく変動する可能性があるからである。これらの政策が成功し、感染拡大を防止することができて、国民が「経済が再生した」という実感を共有することになれば、支持率は息を吹き返し、菅内閣が継続する可能性はある。が、党内的に無派閥であり、そのために政権の維持には国民の支持を得ること以外に方法がないといった束縛からは逃れられない。

 およそ政治家は、ひとたび権力を手にしてしまうと、それを失うことに恐怖するようになる。中でも菅氏は、上述の事情のため権力の源泉となる支持率に人一倍敏感なはずだ。権力を失って辞任するにしても、有権者の好感を得られて、本人にとっても次につながる辞め方が理想的である。しかし、そうした辞め方を探すのは非常に難しいといわざるをえない。はたして菅政権の最後は、綺麗な終わり方になるのだろうか。

白鳥 浩(法政大学教授)

6447チバQ:2021/02/15(月) 23:09:35
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20210215-567-OYT1T50101.html
「鼻出し」二階氏に批判、自民が急きょアクリル板設置
2021/02/15 20:43読売新聞

「鼻出し」二階氏に批判、自民が急きょアクリル板設置

新型コロナウイルス感染対策で会見室に設置されたアクリル板越しに記者会見する二階幹事長(右)=源幸正倫撮影 【読売新聞社】

(読売新聞)

 自民党は15日、党本部の記者会見場の演台に、新型コロナウイルス対策として飛沫ひまつ感染を防ぐためのアクリル板を設置した。

 党関係者によると、二階幹事長が今月8日、マスクから鼻を出した状態で記者会見した姿がインターネット上などで批判されたため、急きょ設置することになったという。二階氏はこの日、マスクを外して記者会見に臨み、記者団と質疑を行ったが、党関係者は「二階さんは質問が聞きづらかったようだ」と語った。

6448チバQ:2021/02/15(月) 23:44:19
田村厚労相にこれ以上仕事増やすな と
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASP2D4DBBP2DUTFK004.html
「孤独」担当、厚労相から坂本地方創生相に 首相が指名
2021/02/12 13:26朝日新聞

「孤独」担当、厚労相から坂本地方創生相に 首相が指名

首相官邸に入る坂本哲志地方創生担当相=2021年2月12日午前8時17分、恵原弘太郎撮影

(朝日新聞)

 菅義偉首相は12日午前、坂本哲志地方創生相と首相官邸で面会し、新型コロナウイルスの感染拡大で深刻化する「孤独問題」を担当するよう指示した。首相は「いろいろな問題が顕在化している。そういったものを洗い出し、各省庁と調整し、総合的に対策を進めてほしい」などと述べたという。

 坂本氏は閣議後の記者会見で「社会全体のつながりが希薄化している中、新型コロナで人の接触機会が減っている」と指摘。自殺防止、高齢者の見守り、子供の貧困などの対策をめぐり、「それぞれの省庁が様々な支援に取り組んできたが、これらをよりいっそう的確に、必要とする方々に届けていく」と述べた。

 孤独担当の新設は、1月28日の参院予算委員会で、国民民主党の伊藤孝恵氏が要求。伊藤氏が「今はどの大臣が担当なのか」と問うと、首相は「厚労大臣です」と答弁。田村憲久厚生労働相は「任命いただいたのかよく分からないが……」と困惑しながら、「孤独問題もしっかり取り組みたい」と述べていた。

 加藤勝信官房長官は12日の記者会見で、首相の参院予算委での発言について「さまざまな課題は、かなりの部分は厚生労働行政にかかる話であり、それを踏まえて話したと思う」と説明。「坂本氏は1億総活躍、子どもの貧困対策などに取り組んできた。調整担当ということで坂本氏が適任と首相が指名したと承知している」と語った。(菅原普)

6449名無しさん:2021/02/16(火) 11:02:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/95e49ba517211459e4a84b2509d30c717038f6f7
自民、1.5億円使途の再説明せず 河井元法相公判では「原資」供述も
2/15(月) 22:13配信
中国新聞デジタル
 自民党の林幹雄幹事長代理は15日、2019年7月の参院選広島選挙区の公示前、党本部が元法相の河井克行被告(広島3区、自民党を離党)と妻の案里元参院議員の党支部へ提供した1億5千万円の経緯や使途に関して「事実関係はもう申し上げている通り。あとは裁判の行方を見守るだけ」と述べ、党として現時点では再説明しない姿勢を示した。

 参院選広島選挙区を舞台にした大規模買収事件を巡る克行被告の9日の公判で、1億5千万円の一部が運動員買収の原資に充てられたとする陣営の会計担当者の供述調書が明らかにされた。菅義偉首相は15日の衆院予算委員会で「使途の詳細は検察に押収された関係資料が返還され次第、党の公認会計士がチェックする」と従来の答弁などと同じ言葉を繰り返した。

 これを受け、押収資料の返還後、党として事実関係を改めて説明するかどうかをただす質問が同日の二階俊博幹事長の記者会見で出たが、二階氏は答えず、同席した林氏が見解を示した。

 また、衆院予算委では立憲民主党の今井雅人氏が「1億5千万円も交付したことが結果的に買収事件を招いたのではないか」と追及したが、菅氏は党としての責任に触れなかった。

中国新聞社

6450名無しさん:2021/02/16(火) 11:04:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb99401a92562083090af1aa60ab439a2ba41368
自民・二階氏「自分で感想考えれば」 記者会見場にアクリル板設置
2/15(月) 20:25配信
産経新聞
 自民党は15日、新型コロナウイルス対策のため、党本部の記者会見場に透明アクリル板を設置した。マスクを外して記者会見に臨んだ二階俊博幹事長はアクリル板の感想を記者に問われ、「あなたも後でここにきてやってみて、自分で感想を考えればいい」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8b223e71ec785f49ca4694ba352cf6505601e1c7
自民も会見場にアクリル板
2/15(月) 19:54配信
時事通信
 自民党は15日、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、党本部の記者会見場の演台前に透明なアクリル板を設置した。

 記者との間に挟むことで飛沫(ひまつ)を防ぐためで、これまでマスクを着用して臨んでいた二階俊博幹事長は同日からマスクを外して会見を行った。

 立憲民主党など各党は既に会見室にアクリル板を置いている。一方、菅義偉首相や加藤勝信官房長官らの首相官邸での会見には導入されていない。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/a92b80bb7123dc1f8631812dc0543bf91d2764de
「鼻出し」二階氏に批判、自民が急きょアクリル板設置
2/15(月) 20:47配信
読売新聞オンライン
 自民党は15日、党本部の記者会見場の演台に、新型コロナウイルス対策として飛沫(ひまつ)感染を防ぐためのアクリル板を設置した。

 党関係者によると、二階幹事長が今月8日、マスクから鼻を出した状態で記者会見した姿がインターネット上などで批判されたため、急きょ設置することになったという。二階氏はこの日、マスクを外して記者会見に臨み、記者団と質疑を行ったが、党関係者は「二階さんは質問が聞きづらかったようだ」と語った。

6451名無しさん:2021/02/16(火) 11:07:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfe59933e97d2333b8879cc54fd744a8afe15c1f
稲田氏らが森氏発言批判 二階幹事長に女性役員増など緊急提言
2/15(月) 19:22配信
産経新聞
 辞任表明した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視とも受け取れる発言を受け、自民党の稲田朋美前幹事長代行が共同代表を務める議員連盟「女性議員飛躍の会」は15日、党本部で二階俊博幹事長と面会し、党の要職や役員会メンバーに女性議員の登用を求める緊急提言を申し入れた。

 提言には、女性閣僚の倍増や各種選挙で女性候補を将来的に35%とする要求なども盛り込まれ、二階氏は「全くその通りだ」と応じたという。

 森氏の発言について、稲田氏は記者団に「日本が女性の発言を軽視したり、偏見があったりということを世界に知らしめる結果になったことはとても残念だ」と指摘。「日本は男女が不平等な国だと世界に思われたことを払拭する必要があり、これを契機に社会全体を変えていくことが求められている」と強調した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b381dbe06a0f746c33802b6f846967c7fc041ca7
党4役への女性起用提言 自民・稲田氏らが二階幹事長に
2/15(月) 19:29配信
時事通信
 自民党の議員連盟「女性議員飛躍の会」の稲田朋美元防衛相らは15日、党本部で二階俊博幹事長と面会し、女性議員を党4役に起用することなどを求める提言書を提出した。

 各種選挙での女性候補者の積極的な擁立を求め、次期衆院選では30%を女性にすべきだと明記した。

 稲田氏は、衆院予算委員会で同党女性議員が所属していないことは問題だと指摘。二階氏は改善を約束したという。

 提言は、森喜朗元首相の女性蔑視発言を念頭に「(会議などで)女性の声が半分に近づかなければ社会のひずみは直らないし、女性蔑視の失言もなくならない」と訴えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1556bff8ca0bdd7700a336d3ce058705141dfc3c
党役職に女性登用を 自・女性議員有志が申し入れ
2/16(火) 7:37配信
テレビ朝日系(ANN)
 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長の女性蔑視発言などを受けて自民党の女性議員有志は、党の役職に女性を登用することなどを求める提言を二階幹事長に申し入れました。

 自民党・稲田朋美議員:「今の日本の女性の偏見であったり、そういったものをですね、あと女性の発言を軽視するような、そういう風潮であったり、社会変革を目指すためにやはりここで緊急に提案する意味があると思いました」

 提言では幹事長らいわゆる「党4役」や役員会メンバーに女性を登用することや、閣僚や政府の管理職の女性を倍増させること、国政選挙などで女性候補者の割合を将来的に35%にすることなどを求めています。

 この提言を受けて女性候補者の数値目標を掲げる考えがあるか問われた二階幹事長は、否定的な見解を示しました。

 自民党・二階幹事長:「我々の側から何名にしよう、何名にしようなんていうことを言ってみるところで、それよりも選挙民の皆さんがどうお考えになるかということに、しっかりと耳を傾けながら対応して参りたいと思います」「(Q.女性議員が増えにくいのは社会的障壁があるとお考えか?)障壁なんか全然ありませんよ。我々もなすべきことがあれば、そうしたことに対して配慮していくことは当然のことだと思っております」

テレビ朝日

6452名無しさん:2021/02/16(火) 11:07:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/015179989fa09aeec53ae66f967a7e5fad97b588
自民党の女性議員、幹部への女性登用推進求める
2/16(火) 5:18配信
TBS系(JNN)
 森元総理の女性蔑視発言など一連の問題を受けて自民党の女性議員は、多様性確保のため党幹部などに女性を登用するよう二階幹事長に求めました。

 自民党の「女性議員飛躍の会」のメンバーは15日、会議への女性参画を加速化し発言の多様性を確保することなどを求める提言を二階幹事長に申し入れました。提言では、党幹部への女性登用や、女性閣僚の人数を倍増すること、党の政策立案の中心メンバーに必ず女性を入れることなども求めています。

 稲田元防衛大臣は“森元総理の発言などを契機に社会全体を変えていくことが求められている”などと述べ、女性参画の重要性を強調しました。提言は菅総理らが出席した役員会でも話題となり、女性の意見を尊重し、党運営を行う姿勢を強めていくことを確認したということです。(16日00:16)

https://news.yahoo.co.jp/articles/9572ff8ae3a24164d9fce520c231ba718b4bbb14
二階幹事長に女性議員“女性登用”申し入れ
2/15(月) 20:54配信
日本テレビ系(NNN)
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長による女性蔑視発言を受け、自民党の女性議員が二階幹事長に対し、女性候補者の比率を引き上げることなどを申し入れました。

稲田元防衛相「今回のことで、やっぱり日本って男女が不平等の国だねと世界で思われたことについても、それを払拭するっていうことが必要だと思います」

稲田元防衛相など自民党の有志の女性議員の会は二階幹事長に対し、次の衆議院選挙などで、女性候補者の比率を当面30%まで引き上げることや、自民党役員に女性を登用することを求めました。

これに対して二階幹事長は、その後の記者会見で「選挙民のみなさんの考えにしっかりと耳を傾けて対応したい」との考えを示しました。

また、女性候補が増えにくい状況については、「障壁はない。女性議員のほうが歓迎される風潮にある」と述べた上で、「我々のなすべきことがあれば、配慮するのは当然だ」と強調しました。

6453名無しさん:2021/02/16(火) 11:08:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb404ce4704091ba386e0d359865a1184a045fd1
二階俊博幹事長が着用 党のマークが入った「自民党マスク」の正体
2/15(月) 19:05配信
NEWSポストセブン
 2月9日、自民党本部で会見した二階俊博幹事長の姿に、SNSが反応した。〈これ、自費で作ったのかな?〉〈いつのまにこんなもの作ってたんだ〉──二階氏の着用していたマスクに、自民党のシンボルマークが描かれていたからだ。これはどんな目的で作られたのか。党本部に聞いた。

「党が制作している『自民党グッズ』のひとつです。最近は国会中継を見た一般の方からも問い合わせも多い。数量限定ですが、自民党サービスセンター(永田町)で販売しています。製造費用など細かい点については答えられません」

 値段はひとつ700円(税込)。洗って繰り返し使える布マスクで、商品の袋には「薄型」「無縫製」「立体形状」といったアピール点も列挙されている。

 購入者によれば、「付け心地はなかなか良かった」という。

 血税260億円を投じた「アベノマスク」が作られてからまだ1年余。政権与党がわざわざ“別のマスク”を作る必要があるのだろうか。

 森喜朗氏の女性蔑視発言を受けて東京五輪ボランティアの辞退者が続出したことについて、「瞬間的なもの」と述べて批判を浴びた二階氏。飛沫はさておき失言を食い止める効果はなさそうだ。

※週刊ポスト2021年2月26日・3月5日号

6454名無しさん:2021/02/16(火) 18:16:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/3955b19c3e5125063e8956d14e9e8fd39f6d16b4
自民・二階幹事長 役員会への“女性参加”を指示
2/16(火) 15:09配信
TBS系(JNN)
 自民党の二階幹事長は、役員会など党の幹部会合に女性議員を参加させることを検討するよう党幹部に指示しました。

 森元総理の女性蔑視発言が問題となるなか、自民党の女性議員は15日、二階幹事長に党幹部への女性の登用や女性閣僚の倍増などを求めました。これを受け、二階氏は16日、役員会や総務会など党幹部が集まる会議に女性議員をオブザーバーとして参加させることを検討するよう党幹部に指示しました。

 「この役員会等で、あるいは総務会等で、どういう議論がなされているのかということが十分ご了解いただくことが大事ですからね。それをご覧にいれようと」(自民党 二階俊博幹事長)

 自民党は党の組織である女性局を通じて、女性議員参加に向けた調整を図ることにしています。(16日13:59)

最終更新:2/16(火) 16:52
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/f58c0d216b48e3a6deeeaba08849ed39231e1e35
自民、女性議員が幹部会議に出席案 ただし発言権はなし
2/16(火) 16:36配信
朝日新聞デジタル
 自民党の二階俊博幹事長は16日の役員連絡会で、党所属の女性国会議員を5人程度ずつ、党の幹部会議にオブザーバーとして出席してもらうことを提案した。今後、どの会議に出席するかなどについて検討する方針だ。

 出席を想定している会議は、党としての方針を機関決定する総務会や、党幹部らが情報共有を図る役員連絡会など。ただ、党幹部らによるとオブザーバーとして出席する女性議員には発言権はなく、あくまで「見学」にとどまる見通しだという。

 二階氏は同日の記者会見で、女性のオブザーバー参加の狙いについて、「どういう議論がなされておるかを十分ご了解いただくことが大事。それをご覧に入れようということだ」と説明した。

 これに先立ち、15日には自民党の議員連盟「女性議員飛躍の会」の共同代表を務める稲田朋美元防衛相らが二階氏と面会。会議への女性参画や各界における女性登用などを盛り込んだ提言を提出していた。(野平悠一)

朝日新聞社

6455名無しさん:2021/02/16(火) 18:16:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/f37fcd008663508f5e9d2bab7f9aedb41f4acc1f
自民、幹部会合に女性議員をオブザーバー参加へ
2/16(火) 16:49配信
産経新聞
 自民党の二階俊博幹事長は16日の党役員連絡会で、党幹部が集まる会議に女性議員のオブザーバー参加を認める方針を示した。女性活躍の推進や党役員を目指す女性議員の育成に役立てたい考え。今後、女性局が中心となり陪席を希望する議員を募る。

 二階氏は同日の記者会見で、「役員会などが男性に偏重されているように言われがちだが、選挙で公明正大に選んできているので問題はない」と指摘。その上で、オブザーバー参加に関し「役員会や総務会でどういう議論がなされているか、ご覧に入れようということだ」と説明した。

 これに先立ち、15日には稲田朋美前幹事長代行が共同代表を務める議員連盟「女性議員飛躍の会」が二階氏と面会し、党の要職や役員会メンバーに女性議員の登用を求める緊急提言を行った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/641a56b5161382e5e5b9c18ff5d2d355b93d1e21
自民、役員会に女性議員陪席へ 二階氏、意思決定「知ってもらう」
2/16(火) 17:04配信
時事通信
 自民党の二階俊博幹事長は16日の記者会見で、役員会や総務会など党の意思決定を行う重要会合に、女性議員を毎回5人程度、オブザーバー参加させる方針を明らかにした。

 将来の女性幹部の育成が目的。二階氏は「(幹部間で)どういう議論が行われているかを知ってもらうことが大事だ」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/998ada9d17b0097bb1e5d47a2eff1e8dfcd2f316
二階幹事長、女性議員を幹部会議オブザーバー参加へ
2/16(火) 15:22配信
テレビ朝日系(ANN)
 自民党の二階幹事長は党の幹部会議において女性の目線を反映させるべきとの意見があったことを受けて、今後は女性議員を陪席させる考えを示しました。

 自民・二階幹事長:「政治のこの現場、現場だけではなくて、さらにこの役員会等で、どういう議論がなされているのかということが、十分ご了解頂くことが大事ですからね、それをご覧にいれようと」

 さらに、佐藤総務会長も「オブザーバー出席みたいな形で、雰囲気を味わって頂け」と幹事長から指示があったことを明かしました。

 党所属の女性議員を数名、毎回入れ替えて出席させる方針ですが、陪席という形では議決権などがないため「そういうことではない」「カメラに映るだけでいいのか」と疑問視する声も出ています。

 一方、候補者の一定割合を女性とする「クオータ制」について、佐藤総務会長は「地域ごとのしきたりや文化がある」として次の衆院選からの導入には否定的な考えを示しました。

 まずは比例区や現職議員が引退したいわゆる「空白区」などで女性候補の擁立を促していく方針です。

テレビ朝日

6456名無しさん:2021/02/16(火) 18:27:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/94b3c0f554d1693701a77bf346a0d6a737620eca
自民、3月21日に党大会 衆院選方針を決定
2/16(火) 12:08配信
時事通信
 自民党の二階俊博幹事長は16日の記者会見で、3月21日に東京都内のホテルで定期党大会を開催すると発表した。

 菅義偉首相(党総裁)の就任以降、初めての開催。秋までに行われる次期衆院選への対応など、今後の運動方針を決定する。

 党大会には例年、国会議員ら約3000人が参加してきた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年は中止。今年は感染防止のため、会場を国会議員のみに限定し、地方組織の代表者はオンラインで参加する。

6457名無しさん:2021/02/16(火) 18:34:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/9638f8b291d0c84491c27d5188b2d44ea3c20d8e
低空飛行だが墜落せず?菅政権発足5カ月 鍵握るワクチン接種
2/16(火) 16:02配信
47NEWS
 逆風下にある菅義偉首相だが、意外なことに与党内では「なんとか墜落せずに持ちこたえる」と延命予想が膨らんでいる。永田町に「菅降ろし」の動きは見えない。新型コロナウイルス感染の第3波収束とワクチン接種の進捗に伴い、政権運営は低空飛行の安定期に入ったのか。2月16日で発足5カ月となった菅内閣の“現在地”を、世論調査を手がかりに分析した。(共同通信=杉田雄心)

 ▽臨界点は支持率30%

 「感覚的に30かな」。自民党最大派閥の細田派幹部は「内閣支持率がどこまで落ちたら政局になるか」との問いに、こう答えた。そして2月6、7両日の共同通信社電話世論調査の支持率が38.8%だったのを踏まえた上で、「このまま菅内閣で衆院選に突っ込む確率が高い」と付け加えた。

 どうして、不人気内閣のまま、選挙を迎えることができるのか?後手に回っているコロナ対応、女性蔑視発言による森喜朗氏の東京五輪・パラリンピック組織委員会会長辞任、首相長男の総務省幹部への高級接待、自公議員の夜の銀座訪問…。政権のマイナス材料を数え上げれば、きりがない。秋までの自民党総裁選と衆院選をにらみ、「ポスト菅」へのうごめきが表出してもおかしくない。

 過去の世論調査結果を振り返ると、「30」には、経験則が導く特別な意味があったのだ。最近20年の内閣支持率の変遷のグラフを見てほしい。共同通信社世論調査は携帯電話を対象に追加するなど手法の変化があるため、厳密な比較はできないが、大きな傾向は十分つかめる。

 赤い楕円でくくったのが6人の首相による短期政権期。この期間の内閣はいずれも、どこかで支持率が30%を下回った。重要なのは、落ち込んだ後に50%を超えて上昇した動きは、全て首相の交代を伴っていることだ。裏返すと、冷徹な現実が浮かぶ。「内閣支持率が30%を下回ったら、その首相の下では支持率は復活しない」―。

 菅内閣支持率は昨年11月の63.0%から50.3%(12月)、41.3%(1月)、38.8%(2月)と続落が止まらない。立憲民主党の長妻昭副代表は「徐々に下がる傾向は変わらないだろう。森喜朗さんの女性蔑視発言の際は、首相しか辞任の鈴を付けられなかったが、やり切れなかった。煮え切らないと世論に思われている」と、世論離反の加速を予想した。低落傾向が進み30%を切るという見立てだ。

 一方、公明党の山口那津男代表は取材に「油断できないけれども、これからの取り組みにかかっている」と低落が底を打つ可能性に言及した。2月の落ち込み幅が小さく、30%台に低迷していても、30%を切っている訳ではないことを踏まえた発言だ。

 双方とも政界の化学変化が起きる臨界点「30」を意識しているとみられる。

 ▽「指導力発揮」で支持に転換?

 次に、世論調査で毎回質問している「不支持理由」に視点を移したい。安倍、菅内閣にまたがる過去1年の不支持理由の変化を見ると、次のグラフのようになる。

 見えてくるのは「首相に指導力がないから菅内閣を支持しない」とする世論が多いことだ。2020年11月以降の不支持率の上昇と、グレー線の「首相に指導力がない」はほぼ連動している。

 不支持理由のうち、この「指導力がない」は「首相にふさわしいと思えない」「首相が信頼できない」と比べて反感の度合いが弱いと言える。

 2020年、安倍内閣の不支持率が高かったときの理由は「信頼できない」が多かった。桜を見る会問題に象徴される詭弁と独善的対応に対し、多く人がノーを突き付けた表れだ。この安倍内閣の不支持層を、支持に転じさせるのは難しい。

 それに比べ、菅内閣の不支持層は、支持に変わる余地がある。指導力の発揮と言えば、目下の情勢ではコロナ感染対策だ。山口公明代表は取材に「今まで『首相に指導力がない』というのがどんどん増えていたが、これがちょっと戻している。だから、『ワクチン接種の準備に不安はあるが、しっかりやってもらいたい』という期待感の裏返しだ」と解説した。

6458名無しさん:2021/02/16(火) 18:34:41
>>6457

 ▽派閥の支持、野党の体たらく

 最近、菅首相に2つの小さなサプライズがあった。一つは、のど飴の差し入れだ。せき込む様子を見た麻生太郎副総理兼財務相が心配して贈った。「麻生派は首相の後ろ盾、という重要なメッセージを感じ取った」(首相周辺)という。

 もう一つは細田派の下村博文政調会長の2月4日の衆院予算委員会での質問だ。締めくくりで「菅総理にエールを送りたい。自民党は全力で支えていく。国民の安心安全だけ考えて思い切ってやっていただきたい」と激励した。

 下村氏は1月には「4月の補欠選挙の結果次第で政局になる」と発言。次の首相を狙っているとされ「政調会長ならぬ『政局』会長」とやゆされた。そんな下村氏が一転した背景は「細田派を実質的に統括する安倍前首相が、派閥として菅首相を支えることを明確にするよう強く伝えた」(党関係者)という。

 党内第1、第2派閥である細田派、麻生派に加え、幹事長職を持つ二階派の支持があれば政権基盤は強い。野党第1党の立憲民主党の支持率が伸びない「体たらく」も変わらない。だから、30%台に内閣支持率が低迷しても、菅内閣が続くとの楽観論が今は与党内に広がる。

 ▽ワクチン最優先

 しかし、派閥の支持も野党の低迷も、全ては移ろいやすい世論の動向が左右する。内閣支持率が臨界点となる30%を割り込めば、一気に局面が転換するもろさをはらむ。

 さらに、秋にかけて想定される自民党総裁選から衆院選への流れが議員心理を敏感にする。閣僚経験者は「次の総理総裁は、選挙に勝てるかどうかが唯一無二の基準となる」と指摘する。

 国会答弁にも慣れ、喉の調子も戻った菅首相。内閣支持率に直結するワクチン政策を政権の最優先課題とする。

 まずは医療従事者からで、4月以降に住民への接種が高齢者から始まる。輸入に頼り、国と市町村との連携が問われる前例のない事業が綱渡りとなるのは間違いない。

 菅首相は15日、「ワクチンは感染対策の決め手であり、なんとしても全ての国民に安心して接種していただけるような態勢を速やかに構築しなければならない」と強調した。17日に接種が始まるワクチンには国民の健康だけではなく、政権の浮沈が懸かっているからだ。

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6459名無しさん:2021/02/16(火) 19:02:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/7576e7da34b6a09ea85fbec8564e400911607e51
森喜朗氏vsマスコミ「失言報道」の歴史 「報道は意図的」なのか?
2/16(火) 16:05配信
NEWSポストセブン
〈恨み節残し途中退席、森会長「意図的な報道があった」〉(読売新聞オンライン 2021年2月13日)
〈奔走7年 志半ばの退場 森喜朗氏「解釈の問題だが迷惑かけた」〉(産経ニュース 2021年2月12日)

 2月12日、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が「女性蔑視発言」の責任を取って辞任表明した。同日の組織委の評議員と理事による合同懇談会では、上記の見出しにあるように「多少、意図的な報道があった」とも口にしたという。

 今回の問題発言の翌日には、『プライムニュース』(BSフジ・2月4日放送)に出演。反町理キャスターから〈森会長の発言。「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」。「組織委員会も女性は7人くらいおられるが皆わきまえておられる」。発言と撤回の真意は〉と問われると、森氏は〈女性を蔑視する意図ではない。発言の前後が消えている〉と答えていた。

 森氏の発言は、今回だけでなく過去にも何度となく問題視されてきた。それらの直後の弁明では、どんな言葉を述べていたのだろうか。

 自民党、社会党、新党さきがけの3党連立による村山富市内閣の1995年5月10日、自民党の森幹事長は内外情勢調査会の講演でこう話した。

〈三党連立がこういう形で続いていることは、国民には必ずしも満足感がない。いらいらも出てくる。首相自身も、第一党でない党首が内閣をつくることについては、過渡的な内閣であり、おのずと仕事に限界がある、ということを吐露されている〉(1995年5月11日・読売新聞)

 読売はこの一部を切り取ったわけではなく、以下の発言も記している。

〈ただ、森氏は同時に「そういうことが伝わると、村山首相は投げ出すと受けとられるから気を付けなければならない。自民、さきがけ両党も、さらに協力して首相を支えて行くことが大事だ」と強調した〉(前掲紙)

 森氏には〈そういうことが伝わると、村山首相は投げ出すと受けとられる〉と分かっていながら、〈過渡的な内閣であり、おのずと仕事に限界がある、ということを吐露されている〉と自ら伝えてしまうという矛盾が生じていた。読売が〈村山首相、退陣意向もらす 「過渡的内閣に限界」 森自民党幹事長ら周辺に〉と見出しを打つなど、各紙とも森氏の発言を取り上げ、大ニュースとなった。

 これには与党内から批判が相次いだ。特に、野中広務自治相は手厳しくコメントした。

〈公邸内での話を公の場所で話すのは(問題がある)、しかも最大与党の幹事長というのは誠に重大な責任だ。こういうことをするのは政治家の資質に欠けているとさえ思う〉(1995年5月13日・産経新聞)

 森氏は対応に追われ、自らの意図を述べた。

〈「連立の難しさに理解を得たいという趣旨だ」としたうえ、「私が一番強く村山政権を支えている」と述べた〉(1995年5月12日・読売新聞 ※11日の記者会見で)
〈「報道は真意を伝えていない」「村山首相の限界でなく連立の限界を指摘するためのもの」などと、説明した〉(1995年5月13日・朝日新聞 ※12日の総務会などで)

6460名無しさん:2021/02/16(火) 19:02:18
>>6459

 森氏の地元・石川県の地方紙『北國新聞』にはこんな一文も載っている。

〈「軽々に話すような内容ではない。幹事長には狙いがあったはず」と、自民党内では森氏が仕掛けに動いたとの見方も一人歩きしている〉(1995年5月14日・北國新聞)

 今思えば、特に狙いはなく、軽々と話してしまったのではないか、とも思える。見方を変えれば、当時は『森氏=失言』のイメージは定着していなかった。地元紙という性質も考慮に入れなければならないが、まだ〈狙いがあったはず〉という予想を書けるほどだったのだ。

 この時点で、森氏が幹事長という立場を頭に入れるべきだと思考を変えれば、その後の失言は生まれなかったかもしれない。しかし、森氏は前述のように〈報道は真意を伝えていない〉と不満を持っていた。

 その苛々は、年を追うごとに募っていく。自民党、自由党、公明党の連立内閣時代の1999年11月2日、自民党の森幹事長は東京・赤坂プリンスホテルでの懇談会で、次の総選挙について私見を述べた。

〈今の衆院選挙制度ではどんなに努力しても過半数を取るのは難しい。この間取った二百三十九を(次回も)取れるとは毛頭考えられない〉(1999年11月3日・読売新聞)

 すると、党内の加藤紘一氏や山崎拓氏、伊吹文明氏などから「過半数を目指すべき」という声が続出。森氏はまたしても弁明に追われた。

〈過半数を求めて努力するのは当然で、講演でもそう申し上げた。一部だけが報道されて遺憾だが、党の皆さんに心配をかけたことはわびたい〉(1999年11月6日・産経新聞)

 マスコミ不信を増大させていた森氏は、小渕恵三首相が倒れる直前の2000年3月に異例の表明をした。地元後援会などの会合の取材は地元の報道機関のみにしてほしいと石川県政記者会に申し入れたのだ。理由は以下だ。

〈秘書は「後援会など身内の会合で発言した内容を、自民党幹事長としての公の場での発言のようにとらえられると、真意が伝わらず、誤解を受ける。幹事長として話す場合は、担当記者が来る」ことなどを挙げた〉(2000年3月24日・朝日新聞)

 この提案は拒否された。森氏は、講演会でのリップサービスを大々的に報じるのは辞めてほしいと願ったのだろう。その場のノリで発した言葉を書いてほしくないという思いもあったはずだ。しかし、文章を吟味する時間もあり、誰もが読める出版物でも、森氏は筆を滑らせている。

 1999年出版の著書『あなたに教えられ走り続けます』(北國新聞社)の目次には、〈白紙答案で産経新聞に入社〉という項がある。

 同書によると、産経は1960年度の新卒採用予定がなかった。しかし、早稲田大学4年生で雄弁会の森氏はマスコミを志望し、政治家の紹介で水野成夫社長との面会に成功した。水野氏は秘書室長に「産経新聞の担当者を紹介してやってくれ」と指示し、森氏は産経本社を訪れた。その場で「わかった。追って連絡がいくから」と返答されたが、年が明けても何の音沙汰もない。業を煮やして電話すると、「新人は採用しない」と告げられる。

 それでも諦めず、なんとか入社試験の約束を取り付けた。テストは自分を落とすための口実と考えた森氏は、答案用紙に「天下の水野成夫氏は前途有望な学生をつぶすようなことがあってはならない」というようなことだけを書き、合格を勝ち取ったという。

6461名無しさん:2021/02/16(火) 19:02:29
>>6460

 首相になった直後の2000年4月24日の衆議院予算委員会で、社民党の保坂展人氏が同書の記述について追及した。

〈保坂氏は「コネ入社ではないか。恥ずかしいと思わないのか。若い人に悪い影響を与える。回収する考えはないのか」とただした。首相は「もう少し勉強しておけばよかったと反省している」としながらも「企業側は試験だけでなく、人間性を見るとか、運動部で鍛えたところを見るとか、多面的な要素を考えてほしい」と答弁。収まらない保坂氏は「首相が平然としていられることに不快感を覚える」と捨てゼリフを残した〉(2000年4月25日・日刊スポーツ)

 そして1か月も経たない5月16日、森氏は『神道政治連盟国会議員懇談会』の結成30周年記念祝賀会で「日本の国は天皇を中心とした神の国」と言い、批判を浴びた。代議士引退直前、こう話している。

〈私が言いたかったのは、「親子の間で殺人が起きる時代だ。これは机上の勉強、啓蒙だけで済む問題ではない。結局は宗教の理念が大事で、命を大切にする神様、仏様の考えが必要になってくる」ということ。「神の国」のほかにも、「キリスト様も、マリア様も、日蓮さんも、親鸞上人も、自分の心に宿る宗教文化が日本にはある」と言っているんですが、例の部分だけ取り上げられたんです〉(2012年8月27日号・日経ビジネス)

 これには、同情の余地があるかもしれない。一部を切り取って問題視する報道を許せないという心情も理解できる。一方、当時の読売新聞は発言の全文に言及した上で、こう書いている。

〈発言の全文を見ると、首相が言いたかったのは、一連の高校生による殺人事件などを念頭に、子供たちに命の大切さを教えるため、宗教教育を積極的に取り入れていくべきだという趣旨だったとわかる。首相も、憲法の主権在民や信教の自由を否定し、戦前のような天皇制に戻そうと考えているわけではあるまい。しかし、「神の国」発言は、そうした誤解を招きかねない表現である。現に野党は「憲法違反」との批判を強めている〉(2000年5月17日・読売新聞)

 この論評は、発言の意図も汲んだ上で、“誤解を招きかねない表現”と綴っている。森氏には前後の発言を聞けば国民が理解してくれるはずという自負がある一方、“誤解を招きかねない表現”に注意を払う様子がなかった。当時、既に森氏とマスコミの間には敵対関係が生まれていたようにも見える。その背景を考慮して警戒すれば、騒動は起きなかっただろう。もちろん、切り取る傾向のあるメディアも問題視されて然るべきだろう。

 森氏は首相就任以前から失言が取り沙汰され、弁明の場になると〈報道は真意を伝えていない〉〈一部だけが報道されて遺憾〉などと述べていた。25年以上前から現在まで森氏の根底には、「全文を読めばわかる」という考え方があったようだ。

 しかし、今回のいわゆる女性蔑視発言は全文を読んでも、アウトだと感じる。これからも、政治家とマスコミの間で“切り取り論争”は起こるに違いない。報道側が明らかに切り取ったと判断できる場合もあるだろう。逆に、全文を読んでも変わらないのに政治家が切り取り批判の風潮を利用し、自分に有利に進めるケースも生まれるはずだ。

 現在は、受け取る側が発言の全文を読めるような状況になりつつある。決して先入観を持って結論ありきで見るのではなく、ひとつ一つの事柄をフラットな状態で判断していきたい。(文中の役職、所属政党などは当時)

■文/岡野誠:ライター。著書『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)では、いわゆる『ビッグ発言』前後のマスコミ報道を徹底的に調査。当時の新聞雑誌記事のみならず、記者会見当日のワイドショーのVTRまで入手して事細かに分析した。1980年代以降、芸能マスコミがどのように変貌していったかも詳細に綴っている。

6462チバQ:2021/02/16(火) 23:04:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/277a735e84e378a0d26e72204098d4cfa573309a
自民・世耕氏、コロナ・孤独問題で存在感
2/16(火) 21:59配信


産経新聞
会見で記者団の質問に答える自民党・世耕弘成参院幹事長=16日午後、国会内(春名中撮影)

 自民党の世耕弘成参院幹事長が新型コロナウイルス禍で存在感を高めている。ワクチン接種をめぐる地方自治体の要望や、孤独に悩む人々の声を吸い上げて政府に対策を求めるなど参院自民の独自色を打ち出しているためだ。一方、野党は世耕氏が歴代の参院自民幹事長に比べ首相官邸や衆院の意向に従順だとの印象を持っており、「良識の府」の役割を果たせていないと不満げだ。


 「地方自治体の真剣な声に耳を傾け、ワクチンの円滑な接種に努めてほしい」

 世耕氏は9日、1012市区町村・団体などから寄せられたヒアリング結果を河野太郎ワクチン担当相に手渡す際、こう要望した。ヒアリングはワクチン接種の疑問点などを洗い出すために世耕氏が発案。「医師の数が足りず計画を立てづらい」(熊本県南関町)などの意見が寄せられた。

 世耕氏が座長を務める「不安に寄り添う政治のあり方勉強会」も精力的に活動。アンケートを通じて、コロナ禍の不安に関する1万3000件以上の声を集めた。世耕氏は16日の記者会見で「18日にコロナ禍の不安に関する緊急提言案を議論し、結果を関係各所に持っていきたい」と意欲を示した。

 参院自民関係者は、世耕氏について「官房副長官として長年、首相官邸で経験を積んだこともあってか政治的センスが高い。発信力もある」と語った。

 一方で参院の野党側には、首相官邸や衆院の「言いなり」(国民民主党参院幹部)といった厳しい見方がある。改正新型コロナウイルス特別措置法をめぐる与野党の修正協議は、衆院側の主導により刑事罰削除などで折り合った。

 「衆参2日ずつの審議」という異例のスピードで今月3日に成立させた日程も、参院への法案送付前に水面下で決まり、参院側には二院制の役割が果たせていないとの不満が募る。

 立憲民主党の参院幹部は「青木幹雄氏や村上正邦氏、吉田博美氏ら過去の自民の参院幹事長には『衆院や官邸の言いなりにならないぞ』という信念があったが、今は感じられない。参院全体として独自性を発揮できなくなった」と語る。

 野党側には、衆院議員へのくら替え話が絶えない世耕氏の下では参院の存在感は高まらないとの見方もある。「良識の府」のキーマンに上り詰めた世耕氏の今後の言動が注目される。(今仲信博、田中一世)

6463チバQ:2021/02/17(水) 11:36:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ddbce178b4ac1d770694d556bd6f6d703a07a68
自民党・白須賀衆院議員 緊急事態宣言下に麻布「高級ラウンジ通い」写真
2/17(水) 11:12配信
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白須賀貴樹衆院議員 ©共同通信社
 自民党の白須賀貴樹衆院議員(45)が緊急事態宣言下において、午後8時を過ぎてから港区の高級会員制ラウンジを訪れ、午後10時まで滞在していたことが「週刊文春」の取材で分かった。

 白須賀氏は2012年に千葉13区で初当選。安倍晋三前首相や森喜朗元首相らを輩出した清和政策研究会(細田派)に所属し、2018年10月から2019年9月まで文科政務官を務めている。

 2月10日の夕方、衆院予算委員会を終えた白須賀氏は事務所の車で六本木へと向かう。一人でマンションに入っていくと、約10分後、若い女性を連れて外に出てきた。二人はタクシーで赤坂に向かい、午後6時過ぎに高級フレンチレストランに入店。午後8時20分頃まで1万円以上のコース料理を堪能した後、タクシーで麻布十番に。そして午後8時34分、二人で会員制の高級ラウンジ「X」へと入店した。

「『X』は看板を出しておらず、自粛要請の中でも夜8時から深夜1時まで営業している。席料は60分1万円からで、銀座に飽きた芸能人やスポーツ選手がお忍びで訪れる穴場です。白須賀先生も以前から秋元司先生ら議員仲間とよく使っています」(「X」関係者)

 白須賀氏は同店に午後10時まで滞在し、その後タクシーで自宅マンションへと帰宅した。

 政府は1月8日の緊急事態宣言発令に伴い、二階俊博幹事長が自民党の国会議員に対して「飲食を伴う会合への参加」と「午後8時以降の不要不急の外出」の自粛を要請。1月に深夜まで銀座のクラブに滞在していたことが発覚した4人の与党議員のうち、公明党の遠山清彦氏は議員辞職、自民党の松本純・元国対委員長代理ら3議員は離党している。この“夜の銀座”事件を受け、自民党の衛藤晟一党紀委員長は2月1日付で、次のような自粛令を所属議員に重ねて通達していた。

〈各位におかれては、今般のことを機に、改めて自ら行動を厳しく律し、有権者の皆様からいささかも批判を受けることのないよう、党紀委員長として強く要請いたします〉

 2月16日、白須賀氏を電話で直撃した。

白須賀氏は直撃取材に何と答えたか
――二階幹事長の外出自粛要請を破ったことは?

「ないですね」

――20時以降に接待を伴う飲食店や、クラブやラウンジに行ってませんか?

「ないですね」

――銀座や麻布十番のラウンジに出入りしていない?

「質問は書面でいただけたらありがたいんですけど」

 そう言うと電話は切れた。

 事務所に書面で問い合わせると、午後8時以降にラウンジを訪れたかについては回答せず、同行していた女性との関係についてのみ、「交際している事実はございません」と答えた。”夜の銀座”事件で厳しい批判を受けた後だけに、自民党の対応が注目される。

 緊急事態宣言下に白須賀氏はなぜ、このラウンジを訪れたのか。そこには元アイドルで、現在はモデルをしている一人の女性の存在があった――。

「週刊文春」2月18日(木)発売号では、白須賀氏が訪れたラウンジに勤める女性との“パパ活”の実態や、夜の街での豪遊の様子などについて詳報する。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年2月25日号

6464チバQ:2021/02/17(水) 12:22:13
白須賀は公認差し替えになりそうですね

6465チバQ:2021/02/17(水) 16:49:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/f467095dcf107d24bc57df56e7b82bf4335b8e72
自民・白須賀議員が離党 宣言下の夜、高級ラウンジに
2/17(水) 15:51配信

取材に応じる自民党の白須賀貴樹衆院議員=2021年2月17日午後1時31分、東京・永田町の自民党本部、恵原弘太郎撮影
 自民党の白須賀貴樹衆院議員(千葉13区)は17日、緊急事態宣言下の夜に東京都内の接待を伴う飲食店に行ったとして、党に離党届を提出し、持ち回りの党紀委員会で了承された。白須賀氏は記者団に対して議員辞職を否定したが、次期衆院選への立候補は見送る考えを示した。

 文春オンラインが同日、白須賀氏が2月10日午後8時すぎから午後10時まで、女性を伴って東京・麻布の高級会員制ラウンジに滞在していたと報じた。

 白須賀氏は17日、記者団の取材に「コロナで自粛する方の気持ちを踏みにじる形で、本当にすみませんでした」と謝罪。報道の事実関係を認めたうえで、「売り上げに苦しんでいる飲食店の方々もいる。知り合いのお店だからということで、生意気ですけども、少しだけでも売り上げに貢献したいと思った」と述べた。議員辞職については、「(地元の)予算をとるため、陳情を受けるために頑張っていきたい」と否定する一方、次期衆院選には「出馬をいたしません」と話した。
朝日新聞社

6466名無しさん:2021/02/17(水) 19:59:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd270406193dc4a9033cb6569530127298d24c3d
自民党総務会に女性議員5人程度オブザーバー参加…二階幹事長方針
2/17(水) 0:03配信
読売新聞オンライン
 自民党の二階幹事長は16日の記者会見で、党の総務会などの重要会合に、毎回5人程度の女性議員を参加させる方針を示した。政策決定プロセスや党務を学ぶ機会を増やし、女性幹部の育成につなげる狙いがあるという。

 二階氏は「(幹部間で)どういう議論がなされているか、十分了解いただくことが大事だ」と述べた。基本的にオブザーバー参加となる見通しで、党女性局が人選を進める。

6467名無しさん:2021/02/17(水) 20:57:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f556c351621140a21d3c749261923221dcf4d12
森発言に対し「わきまえない女でありたい」――稲田朋美議員に聞く、自民党という男社会
2/16(火) 18:02配信
Yahoo!ニュース 特集
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長による「女性の多い会議は時間がかかる」発言に対し、国内外で「女性蔑視」との批判が巻き起こった。自民党・稲田朋美元防衛相は自身のTwitterに、「私はわきまえない女でありたい」「女性も臆せず意見を言うべきだから」などと投稿した。自民党内からの踏み込んだ発言。真意は何なのか、森発言はなぜ起きたのか。稲田氏に聞いた。(インタビュー:ジャーナリスト・森健、構成:Yahoo!ニュース 特集編集部)

――森喜朗会長が「女性蔑視発言」の責任を取り、辞任を表明しました。所感を聞かせて下さい。

稲田氏:今回の発言(の影響)が長引いたこともあって、世界から「日本は男女平等が実現されていない」「男女不平等の国」と受けとられることもあったのかと感じます。そういったなかで、森会長が重い決断をされたのだと思います。

――問題の発言をどう受け止めましたか。

稲田氏:日本に潜在的にある、女性の発言を軽視したり、偏見をもって捉えたりする風潮を表しているのではと感じました。

Twitter投稿の真意
2月4日、稲田氏はTwitterに「私は『わきまえない女』でありたい。なぜなら、女性も少々空気読めないと思われても、臆せず意見を言うべきだから」と投稿した。ただし稲田氏は「保守系」の議員として活動をしているため、投稿に対しては、「がっかりした」「そんな人だと思わなかった」などの批判が一部の支援者からあったという。発信の真意はどこにあったのか。

稲田氏:世の中の人が私をどう見ていたかなんですけど、ずっと「わきまえない人」だったんです。政治の世界で男性議員だったら、何かを通す際は8割ぐらいの力でもよいのかもしれません。しかし、女性議員の場合、100%の力でやりきるぐらいでないと成し遂げることはできないんです。「わきまえない」ぐらいでないとやってはいけない。
それに「わきまえる」「わきまえない」っていう言い方は、単に女性に対してだけでなく、上の人が会議で決めてきたことに対する姿勢も指していると思います。会議の場で(キャリアの浅い議員が)「おかしいですよね?」と声を上げることは、「わきまえない人」ということになる。でも国会議員である以上、おかしいと感じたことには異論を唱えないといけないのではないでしょうか。

――Twitterに投稿した後、党内の空気感は変わりましたか。

稲田氏:日本社会のありよう、あるいは女性の政治参画、会議のありかたなど党内の議論がもっと活発になるのかと思いました。しかし、そうでもなかった。寂しいなと感じました。

6468名無しさん:2021/02/17(水) 20:58:13
>>6467

森発言の背景
森会長の女性蔑視の発言はなぜ起きたのか。背景として指摘されるのは、政治の世界における圧倒的な男性優位性だ。一般企業は大きく変わりつつあるのに、政治の世界では男性優位の状態が長く続いていて、その延長として森会長の発言があるのではないか。森会長は、かつて自民党の派閥「清和政策研究会」の領袖で、稲田氏は現在そこに所属している。

稲田氏:私が国会議員になって16年、女性の国会議員はまったく増えていません。(衆議院で)1割という水準がずっと続いている。日本の総人口に占める女性の割合は約半分です。女性の意見が政策にもっと反映されてよいはずなのに、現実は違います。女性議員の数が少ないから、女性の意見は切り捨てても構わない、軽く扱っても構わない。そんな雰囲気を感じてきました。
日本のジェンダーギャップ指数は153カ国中121位です。経済界でも女性がトップに就くことがとても少ない。このことを言っても、党内で「大きなことだ」と捉えられたことはありません。

――自民党の部会や会議でも「男性優位」が続いているのでしょうか。

稲田氏:その場にいる女性議員がひとりだけ、という会議も珍しくありません。でもそれで発言を控えることは、私はしていないんです。議員を16年もやっていますので。けれども、各政策を議論する部会の前段階ですよね。その政策に詳しい議員たちが集まって大枠の方向性を決めてしまうことがあります。非公式な場ですね。納得がいかなければ後からひっくり返すこともできますが、意思決定のコアな部分に女性が入れていないな、とは感じます。
女性も入れて欲しいと、党に何度も提言をしてきました。ただ、満足な答えが返ってきたことはありません。「わかりました」「そうだね」とは言うものの、状況が変わることはありません。

――男性優位の現場といえば、「夜の会食」もあります。コロナ禍以前は連日あるのが当たり前でした。夜遅くまでこういった場に出るとなれば、子育て中の女性議員にとっては負担です。

稲田氏:女性で議員になりたい人が少ない原因に、「育児と仕事の両立」があるのは間違いありません。そもそも、子育てをしている女性が政治家だ、という視点が当たり前ではない。衆議院の規則は2001年に改正され、議会の欠席届の理由に出産と明記できるようになりましたが、それまでは出産・育児を理由にした欠席届はなく、「事故」扱いでした。いまだに女性の出産を想定していない地方議会は少なくないようです。

――夜の会食を通じて「男同士の絆」を確認したいという議員もいるかと思います。「おれとお前」という関係性を基盤に、事前の相談や根回しを進めることもあるでしょう。女性議員として疎外感をもったことはありますか。

稲田氏:それはしょっちゅうです。男性同士で「昨日はありがとう」「お世話になっている」「(この人は)兄貴みたいな存在だから」とか、そういう盛り上がりかたをすることは多い。そこに女性って入りにくいですよね。(男同士の)絆っていうのは……「違うな」「真似できないな」と感じます。

女性議員を増やす活動
女性議員を増やし政策に反映させようと、稲田氏は2019年に議員連盟「女性議員 飛躍の会」を発足させ、共同代表に就任した。会では、選挙候補者の3割を女性にすべきという提言もしている。

稲田氏:16年前、議員になりたての頃は、女性の割合を一定数に定めるクオータ制には反対でした。議員になったら男も女も関係ないと思ったからです。しかし、先ほど触れたように、16年間で女性議員の数が増えないことによる問題点も多く見てきました。だから考えを変えました。女性に寄り添った政策を作るために数を増やさなければならない。そのためのクオータ制なんです。最終的に有権者に選んでもらう必要があります。決して女性に「下駄を履かせる」ための施策ではありません。

6469名無しさん:2021/02/17(水) 20:58:25
>>6468

わたしたちにも責任があった
稲田氏は議員連盟で積極的な活動をしているが、これまでも「男性優位」を変える機会はあったのではないか、という疑問もある。これについては「わたしたちにも責任はあった」と認めた。

稲田氏:女性議員飛躍の会の会合で、メンバーからこんな話が出たんです。森会長の発言があった会議で笑い声が起きたという報道がありますね。「もし、自分があの場にいたら笑ったかもしれない」というんです。本心は違っても、雰囲気に流されてしまったかもしれないと。

――男性優位の自民党を認めてしまったところはありますか

稲田氏:男社会のなかで、うまく寄り添って生きていく。そういう選択をしたことも私自身ありました。責任はあったかなと思います。わたし自身、男性議員から「総理を目指すなら癒し系になった方がいいよ」と言われ、「何言っているのよ」とはっきり反論せず、「そうだね〜」と言って終わらせてしまった経験があります。

――稲田さんは2017年、陸上自衛隊の南スーダンの日報隠蔽問題で防衛大臣を引責辞任されました。著書では「挫折があったからこそ気づいたことがあまりに多い。人間、あまりに順調だと、周りの人の痛みに鈍感になる」と書いています。この経験も今に繋がっていますか。

稲田氏:防衛大臣時代の経験は非常に大きいですよね。大きな失敗であり、私にとっては試練でした。ただ、あのときがあったから、少し外れてしまう人だったり、排除されたり、後ろ指を指されたりする人のことが「自分ごと」になったんです。

――女性の声を大きく、増やしていくこと。この施策を進めるために、今後超党派の動きにつながることはあり得ますか。

稲田氏:衆院選が近づくなかで、小選挙区で戦うことになる他党の女性議員と活動できるかというと、ハードルは高いかもしれません。ただし、女性の声が政治に反映されない、そもそも女性議員が少ないという問題に与党も野党もないと思うんです。自民党は自民党で問題を抱えているけれど、野党がバラ色かといえばそんなことはありません。わたしは超党派で取り組んでよいと思います。


稲田朋美(いなだ・ともみ)
1959年2月20日生まれ。福井県出身。早稲田大学法学部卒業後、弁護士に。2005年の衆院選で自民党公認候補として立候補し、初当選(福井1区)。現在まで当選5回。第二次安倍政権で党政調会長、防衛大臣などを歴任。2019年、党内で議員連盟・女性議員飛躍の会を結成。共同代表に就任する。

森健(もり・けん)
ジャーナリスト。1968年東京都生まれ。早稲田大学卒業後、総合誌の専属記者などを経て独立。『「つなみ」の子どもたち』で2012年に第43回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。『小倉昌男 祈りと経営』で2015年に第22回小学館ノンフィクション大賞、2017年に第48回大宅壮一ノンフィクション賞、ビジネス書大賞2017審査員特別賞受賞。

6470チバQ:2021/02/17(水) 21:01:30
https://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/entertainment/tokyosports-2770623.html
離党した白須賀議員は〝魔の3回生〟過去に醜聞だらけ
2021/02/17 15:59東スポWeb

離党した白須賀議員は〝魔の3回生〟過去に醜聞だらけ

白須賀貴樹議員

(東スポWeb)

 緊急事態宣言下に自民党の白須賀貴樹衆院議員(45)が高級会員制ラウンジに行っていたと「文春オンライン」が17日に報道したことを受けて、白須賀氏は即日離党届を提出した。自民党からは松本純衆院議員ら3人が銀座の高級クラブに宣言中に行っていたとして離党している。

 白須賀氏は店長が知人だったと言い、「売り上げに貢献したかった」などと報道陣に説明。文春オンラインで報じられたパパ活疑惑については否定している。

 白須賀氏は醜聞の多い〝魔の3回生〟の1人。これまでもニュースをにぎわせてきた人物でもある。

 2018年には党内の会議でマタニティーハラスメントと受け取れる発言をして物議をかもした。19年に文科省政務官だったころには緊急時に備えて東京にいないといけない「在京当番」の日に選挙区の千葉に帰っていたことが問題視された。20年にはカジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件でも名前が報じられていた。

 次の衆院選には出馬しないという。

6471名無しさん:2021/02/17(水) 21:36:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/f641fc36d770c081282f3d109d34caf22f0c3b92
ワクチン、衆院解散の足かせ?  接種対応で自治体忙殺
2/17(水) 7:12配信
時事通信
 17日から始まる新型コロナウイルスのワクチン接種が本格化すれば、菅義偉首相の衆院解散判断に影響しかねないとの見方が出ている。

 現場で対応する自治体が職員を集中的に投入せざるを得なくなり、投開票などの選挙実務に割く余力がなくなる可能性があるからだ。

 「国家最大の課題であるワクチン接種を迅速かつ円滑に進めるため、関係者の力を結集して取り組む」。首相は15日の自民党役員会で、全国の自治体、医療関係者を総動員する考えを示した。

 自治体のうち「実施主体」の市町村は、特に多忙を極めると予想されている。4月以降に高齢者から始まる一般向けの接種で、政府が柱と想定するのは集団接種。市町村は会場を設営し、住民にクーポン券を配布し、接種を滞りなく終えた後、接種情報を管理しなければならない。健康被害の救済手続きも担うことになっており、「猫の手も借りたい」(関係者)のが実情だ。

 接種会場をめぐっては、選挙時に投票所となる学校の体育館などを予定している市町村が多いとみられる。衆院が解散されれば、投票所の確保に手間取る市町村も出てきそうだ。

 福岡県のある市長は「ワクチン接種と選挙実務の両立は至難の業。解散になればワクチン接種をストップせざるを得なくなる」と強調。政府関係者の一人は「高齢者への接種が始まれば、早期解散は難しくなるのではないか」と述べ、衆院選は10月の任期満了に近づくとの見方を示した。

 一方、北海道の自治体幹部は「負担は大きいが対応できないことはない」と話す。医療機関での個別接種が広がったり、扱いやすいワクチンが承認されたりすれば、自治体の負担は軽減されそうだ。自民中堅は「首相が決めればスタッフや投票所などどうにでもなる。早期解散の可能性は十分残っている」と指摘した。

6472名無しさん:2021/02/17(水) 21:53:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/36d595ccedd54a2766de67e6c05dc276e9e2b5ec
自民・白須賀衆院議員、緊急事態宣言下に「高級会員制ラウンジ」 週刊誌サイト報道
2/17(水) 12:07配信
産経新聞
 自民党の白須賀貴樹衆院議員(45)=千葉13区=が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言下の午後8時以降に東京都港区の飲食店に滞在していたと、文春オンラインが報じた。写真も撮影されているという。

 文春オンラインによると、白須賀氏は2月10日午後6時ごろ、東京・赤坂のフランス料理店に女性を伴って入店。午後8時20分ごろに店を出てタクシーで麻布十番に向かい、午後8時半すぎに同じ女性と会員制の高級ラウンジに入店し、同10時まで滞在した。

 自民党の二階俊博幹事長は党所属の国会議員に対し、飲食を伴う会合への参加と午後8時以降の不要不急の外出の自粛を要請している。国会議員による夜の飲食店への訪問をめぐっては、松本純、大塚高司、田野瀬太道の各衆院議員が銀座の飲食店を訪れたとして自民党を離党し、公明党の遠山清彦氏は議員辞職した。

 白須賀氏は平成24年衆院初当選で現在3期目。最大派閥の細田派(清和政策研究会)に所属し、文部科学政務官などを務めた。衆院3回生はトラブルが多いことなどから「魔の3回生」とも呼ばれている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e236f9f9c461e3f28fc5026279eb2fd130e11c7c
白須賀衆院議員が自民離党 緊急事態中にラウンジ訪問
2/17(水) 12:15配信
共同通信
 自民党の白須賀貴樹衆院議員(45)=千葉13区=は17日、緊急事態宣言中の夜に東京都内の高級ラウンジを訪れていたことが判明し離党した。緊急事態下の夜の飲食を巡っては、自民、公明両党の幹部らが先月、それぞれ東京・銀座のクラブで会食。離党や議員辞職に追い込まれた。与党内では、相次ぐ不祥事が政権への打撃となりかねないとの懸念が出ている。

 白須賀氏のラウンジ訪問は、週刊文春が17日にウェブサイトで報じた。これを受け白須賀氏は二階俊博幹事長を党本部に訪ねて離党届を提出し、受理された。二階氏は「より一層、各議員に規律の徹底を図っていきたい」とのコメントを発表した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3b2cc8e8bfe2ee9ca50b3324d425454ebfc9f69a
自民・白須賀議員が離党届、夜にラウンジ 次期衆院選出馬せず
2/17(水) 14:38配信
毎日新聞
 自民党の白須賀貴樹元文部科学政務官(45)=衆院千葉13区=は17日、党本部で二階俊博幹事長に離党届を提出し、受理された。緊急事態宣言下の10日夜、午後8時以降に東京都内の会員制ラウンジを訪れたと週刊文春電子版に17日に報じられたことを受けた対応。白須賀氏は離党届提出後に取材に応じ、「コロナで自粛されている皆様方の気持ちを踏みにじる形で飲食を伴う店に出入りしたことを心からおわび申し上げる。本当にすみませんでした」と頭を下げて謝罪した。

 白須賀氏は今秋までにある衆院選には立候補しない意向も表明。任期いっぱいは議員を続けるという。

 文春電子版によると、白須賀氏は10日夜に都内で女性と会食した後、女性とともに午後8時半過ぎから会員制ラウンジを訪れ、午後10時ごろまで滞在したという。白須賀氏は取材の際にそうした事実関係を認めた。店に赴いた理由については「その店の店長が私の(経営していた)学校の卒業生で『お店が厳しい』『潰れてしまう。やっていけない』と聞き、だったら1時間だけでも行って少しお金を落としてあげようと思って行ってしまった。非常に軽率な行動だった」と説明した。女性とは交際しておらず、「あくまでお客さんとホステスの関係だ」とした。

 緊急事態宣言下の自民党議員の夜の飲食を巡っては、松本純元国家公安委員長ら3人が1月、東京・銀座のクラブを訪問。野党などの批判を受け、3人とも今月1日に離党していた。公明党の遠山清彦元幹事長代理も夜の銀座のクラブ訪問などが発覚し、1日議員辞職した。白須賀氏の飲食は松本氏らの離党・議員辞職後で、自民党内から即時離党を求める声が上がっていた。

 白須賀氏は2012年衆院選で初当選し、当選3回。党内最大派閥の細田派に所属していた。【野間口陽】

6473名無しさん:2021/02/17(水) 21:54:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/f12671fda5d1181c28c453ef92cec476bba3ccf9
自民・二階幹事長「規律の徹底図る」 “高級ラウンジ”白須賀氏の離党届で
2/17(水) 15:00配信
産経新聞
 自民党の二階俊博幹事長は17日、緊急事態宣言下で夜遅くに東京都内の高級ラウンジを訪問したことが報じられた白須賀貴樹衆院議員(千葉13区)の離党届提出を受けて、コメントを発表した。コメント全文は次の通り。

 本日、白須賀貴樹議員より離党届の提出があった。今後、党紀委員会の開催を求め、手続きを進めていく。

 政治家の出処進退は自らが決めることではあるが、今回の報道の内容が事実であるとすれば、大変遺憾であると申さざるを得ない。

 国民の負託を得て国政にあたる国会議員は、常日頃から国民の信頼に足る活動をすべきであり、党としても、各議員に対して自らの行動を厳しく律する旨、要請しているところ。

 わが党は、国民の皆さんのご批判を真摯(しんし)に受け止め、より一層、各議員に規律の徹底を図ってまいりたい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4a00399e28b2f084bea3ccfed0bedde0a787195f
二階幹事長が離党の白須賀議員に異例の「遺憾」コメント ネットでは議員辞職求める声
2/17(水) 15:45配信
東スポWeb
 自民党の二階俊博幹事長(83)は17日、白須賀貴樹衆院議員(45)が、緊急事態宣言下の夜8時以降、都内の高級会員制ラウンジを訪れたことが分かり、離党届を提出した問題についてコメントを発表した。

 この日「週刊文春」電子版は、白須賀氏が今月10日夜にラウンジを訪れていたと報じた。

 二階氏はこれを重く受け止め「白須賀貴樹議員より離党届の提出があった。今後、党紀委員会の開催を求め、手続きを進めていく」とした上で、「政治家の出処進退は、自らが決めることではあるが、今回の報道の内容が事実であるとすれば、大変遺憾であると申さざるを得ない」とした。

 続けて「国民の負託を得て国政にあたる国会議員は、常日頃から国民の信頼に足る行動を厳しく律する旨、要請しているところ。わが党は、国民の皆さまのご批判を真摯に受け止め、より一層、各議員に紀律の徹底を図ってまいりたい」と結んだ。

 夜の会食を巡っては、今月1日に松本純元国家公安委員長(70)ら3人の衆院議員が先月、東京・銀座のクラブを訪れるなどして自民党を離党している。二階氏はこの手の問題が起きると「出処進退は、ご本人自らが決めること」と繰り返してきたが、今回は事態を重くみたのか「大変遺憾」という言葉を付け加えた形だ。

 白須賀氏(千葉13区)は2012年衆院選で初当選し、当選3回。党内最大派閥・細田派に所属していた。

 ネット上では白須賀氏の議員辞職を求める声が多く上がっている。

東京スポーツ

https://news.yahoo.co.jp/articles/056edabdabb6b5ca0fe969e8f92920fecdceb479
二階氏「遺憾」高級ラウンジ訪問白須賀氏の離党受理
2/17(水) 16:28配信
日刊スポーツ
自民党の二階俊博幹事長は17日、緊急事態宣言中の今月10日夜、女性と都内の高級ラウンジを訪れていたことが判明した白須賀貴樹衆院議員(45=千葉13区)が離党届を提出したことを受けて、党を通じてコメントを発表した。

白須賀氏の行動は、この日、週刊文春が「文春オンライン」で報じて明らかになった。

二階氏は「政治家の出処進退は自らが決めること」とした上で「報道が事実であるとすれば、大変遺憾であると申し上げざるを得ない」とした。

「国民の負託を得て国政に当たる国会議員は、常日頃から国民の信頼に足る行動をすべきであり、党としても各議員に対して自らの行動を厳しく律する旨、要請しているところ」とも記し「より一層、各議員に紀律の徹底を図ってまいりたい」と、強調した。

離党届はこの日、受理され、白須賀氏は自民党を離党した。

6474名無しさん:2021/02/17(水) 21:55:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/853946a5475d4124913a5796b96c8f8c8835adec
自粛破りの白須賀議員「売り上げの足しにと…」、辞職はせず 一問一答
2/17(水) 17:47配信
産経新聞
 自民党の白須賀貴樹衆院議員(千葉13区)は17日、緊急事態宣言発令下の午後8時以降に東京都内の飲食店を訪れた問題の責任を取り、二階俊博幹事長に離党届を提出した。提出後、白須賀氏は記者団に「自粛されている皆さまの気持ちを踏みにじり、心からおわび申し上げる」と陳謝した。党本部での記者団との主なやり取りは次の通り。

 --幹事長室に入った用件は

 「明日発売の週刊誌で報道があるように、新型コロナウイルスで自粛されている皆さまの気持ちを踏みにじる形で、私が夜、飲食店に出入りをしたことに対し、まずは心からおわび申し上げます。本当にすみませんでした。その責任を取る形で本日、自民党に離党届を提出させていただいた」

 --二階氏からは

 「幹事長は受理をしていただいて、これからの政治活動についての励ましのお言葉を頂戴した」

 --議員辞職については

 「私の選挙区は、各市の予算がそれほど大きくない。これから大切な予算の時期でもあるので議員辞職はせず、しっかりと地域の陳情などを含め、自民党の先輩方に土下座してでも私の地元のために、予算を取るために、陳情を受けるために、頑張っていきたい」

 「しかし、私もけじめをつけないといけない。次回の衆院選には出馬しない。そして自民党の党本部の皆さま方には、次の千葉13区の支部長を選んでいただき、私はその方が当選するために一生懸命力を尽くしてまいりたいと思っている」

 「特に私の選挙区は予算の関係を含めて、どうしても自民党の衆院議員がいないと大変厳しい市町村がある。私が出馬することによって、保守票が割れてしまったり、また、与党議員がいなくなってしまうことは避けたいと思っているので、そういった意味での仕事のけじめと政治家としてのけじめをつけていきたい」

 --いつ誰と店を訪れたのか、事実関係を

 「たしか報道で2月10日だったと思うが、そちらのお店の女性の方と1時間ほど夜の接待を伴う店に伺った」

 --時間帯は

 「報道によると、自分では把握していないが、午後8時34分から午後10時前くらいと書いてあった。おそらくそれで間違いないと思っている」

 --(深夜の飲食店訪問で)既に自民党議員3人が離党している中、そういった行動を取ったことについて

 「私自身、本当に大変軽率な行動をしたことは重々分かっているが、実はそこの店の店長が、私の学校の卒業生で、その方から『店が厳しい』『もう潰れてしまう』という話を聞いて、だったら1時間だけでも行って少しお金を落としてあげようと、少しでも売り上げになればと思って行ってしまった。それは政治家の行動として非常に軽率な行動だったと思っているが、正直泣きつかれてしまったときに、少しでも売り上げの足しになればと思ってしまった私が本当に軽率だったと思うが、そういった理由で伺った」

6475名無しさん:2021/02/17(水) 21:55:57
>>6474

 --報道では「パパ活」と報じられているが、女性との関係は

 「その女性の名誉のために、そういったパパ活とか、そういう報道に出てくることはない。その彼女も売り上げをなんとかするために頑張っている子で、報道にあった通り、2日前に一緒に食事に行ったときは店に送って、私は自宅に帰った。その時は店の窮状を知らなかった。その後に店長から連絡をいただいて、そういう状況だと聞いて、それで伺った次第だ。その女性との交際関係は一切ない。あくまでお客さんとホステスさんの関係だ」

 --今回離党届を出されたのは幹事長らから促されたのか、自らの意思なのか

 「一切、他の先生方からそういった離党に対しての話はございません。3人の先生方が離党されたということもあり、たとえどんな事情で私の中で善悪があったとしても、やった行動に対しては責任を取らなければいけないと思って離党を決断した。また、次の衆院選に出馬しないのも、私の中である程度の政治家としてのけじめをつけなければいけない」

 「ただ、議員辞職をしてしまったら、地元の陳情も含め、予算もこれから取らなければいけない時期ですから、政治家としての最後のお仕事はさせていただかないと私は死んでも死に切れない。本当に地元にお世話になりっぱなしなので、最後のご奉公をさせていただいて、そのあとはちゃんとした次の自民党の代議士が誕生できるように一生懸命私も頑張る」

 --政治活動は完全に引退するのか

 「私みたいな人間が必要とされる政治の世界がひょっとしてあるかもしれない。ですから、引退するかしないかはこの先ゆっくり考えるが、まず目の前にある地元の陳情とか予算とか、そちらの獲得に向けて一生懸命やって、その結果だと思っている」

6476名無しさん:2021/02/17(水) 21:56:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc8a7a9494fbe4e84bd0f6cb4c34d971ee5c8fbf
「軽率だった」自民・白須賀氏も…離党ラッシュ 問われる与党の自覚
2/17(水) 18:09配信
産経新聞
 自民党の白須賀貴樹衆院議員=千葉13区=が緊急事態宣言下の10日夜遅く、東京・麻布十番の高級ラウンジを訪れていたことが判明し、白須賀氏は17日、二階俊博幹事長に離党届を提出し、受理された。白須賀氏は次の衆院選に出馬しない意向も示したが、自民では深夜会合が発覚した衆院議員3人が1日に離党したばかりで、改めて与党の自覚が問われている。

 文春オンラインの報道によると、白須賀氏は10日午後6時ごろ、東京・赤坂のフランス料理店に女性を伴って入店。その後、午後8時半すぎに同じ女性と麻布十番の会員制の高級ラウンジに入店し、同10時まで滞在した。

 白須賀氏は離党届を提出後、党本部で記者団を前に「自粛している皆さんの気持ちを踏みにじった。軽率だった」と謝罪した。次期衆院選に関しては「出馬することで保守票が割れてしまったり、与党議員がいなくなってしまうことは避けたい。政治家としてのけじめをつけたい」と述べ、立候補しない考えを示した。

 自民は所属国会議員に対し、飲食を伴う会合への参加と午後8時以降の不要不急の外出の自粛を要請していた。二階氏は白須賀氏の問題を受け、「国民の批判を真摯(しんし)に受け止め、より一層、各議員に規律の徹底を図ってまいりたい」とのコメントを発表した。

 白須賀氏は平成24年の衆院選で初当選し、現在3期目。最大派閥の細田派(清和政策研究会)に所属し、文部科学政務官などを務めた。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件では、事務所が東京地検特捜部の捜索を受けた。

 与党議員の深夜会合をめぐっては、松本純、大塚高司、田野瀬太道の各衆院議員が自民離党に追い込まれ、公明党の遠山清彦氏が議員辞職している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e107639ca14517adada7c0fcafa83c5442f3b7a7
離党の白須賀議員「客が一組しかいないと聞いて…」
2/17(水) 19:33配信
日刊スポーツ
またしても不適切な夜の飲食で政権与党から離党者が出た。自民党の白須賀貴樹衆院議員(45=千葉13区)が緊急事態宣言下の今月10日夜に、東京都内の高級ラウンジに女性同伴で訪れていたことが17日、明らかになった。白須賀氏は自民党党本部で二階俊博幹事長に離党届を提出し、受理され、「新型コロナウイルス禍で自粛している国民の気持ちを踏みにじる形で、夜に飲食を伴う店へ出入りしたことを心からおわびする」と陳謝した。

2012年の衆院選で初当選し、当選3回。文部科学政務官など歴任した白須賀氏は、今秋までに行われる次期衆院選に出馬しない意向を表明したが、議員辞職については否定した。

白須賀氏のラウンジ訪問は、週刊文春がウェブサイトで報じた。白須賀氏は10日午後6時すぎに女性と都内・赤坂のフランス料理店に入り、午後8時20分ごろまで滞在。その後、女性とともにタクシーで麻布十番にある、会員制の高級ラウンジに移動し、午後10時までいた、とされている。

1日に緊急事態宣言下の深夜の飲食が発覚した上、虚偽の説明をした松本純元国家公安委員長ら3人が離党したばかり。また公明党の遠山清彦衆院議員も、同じ日に深夜の東京・銀座クラブ飲食が明らかになり、議員辞職に追い込まれた。 

白須賀氏は高級ラウンジを訪れた理由を「以前、理事長をやっていた幼稚園の卒業生が店長をやっているお店。彼から、その日は客が一組しかいないという話を聞いて、1時間だけ」などと説明した。

立憲民主党の蓮舫代表代行は「政党を超えて、国民のみなさんにお願いをしている。その立ち位置にある政治家として、非常に残念であるとか言いようがない」と批判した。【大上悟】

6477名無しさん:2021/02/17(水) 21:57:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3555064702cd6d7079734e657e8ab3d09619eb9
白須賀議員が離党 宣言下で“飲食店滞在”
2/17(水) 20:15配信
日本テレビ系(NNN)
自民党の白須賀貴樹衆議院議員が緊急事態宣言中の今月、都内の飲食店に午後10時まで滞在していたとして、17日、離党しました。

白須賀議員「コロナで自粛されている皆様、そのお気持ちを踏みにじる形で、私が夜飲食を伴うお店に出入りしたことに対して、まず心からお詫び申しあげます。本当にすみませんでした」

白須賀議員は、緊急事態宣言中の今月10日、都内の飲食店に午後8時半から10時ころまで滞在していたとして、二階幹事長に対し離党届を提出し、受理されました。

白須賀氏は報道陣に対し、「知り合いのお店で、売り上げに貢献したいと思った」と説明しました。

また、次の衆議院選挙には立候補しない意向を明らかにしましたが、「地元のための予算を取る陳情を受けるため」に議員辞職はしないということです。

二階幹事長は「大変遺憾である。より一層、各議員に規律の徹底を図ってまいりたい」とコメントしました。

自民党では、今月1日にも、松本純元国家公安委員長ら3人の衆議院議員が、緊急事態宣言中の深夜に銀座のクラブを訪れていたとして、離党したばかりでした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f046637b649340aef4ada29a8d22d1f0a41d23b0
白須賀議員が離党届 次の衆院選には出馬しない意向
2/17(水) 16:04配信
テレビ朝日系(ANN)
 緊急事態宣言のさなかに都内の高級ラウンジを女性と訪問していたとして、自民党の白須賀貴樹衆議院議員が自民党に離党届を提出し、次の衆議院選挙には出馬しない意向を明らかにしました。

 自民党・白須賀貴樹衆議院議員:「軽率な行動をしたことに心からおわび申し上げます。本当にすみませんでした」

 白須賀議員は10日午後8時半ごろ、東京・港区麻布十番の高級ラウンジにその店で働く女性とともに来店し、午後10時くらいまで飲食していました。

 「店長から経営の厳しさを聞き、売り上げの足しになればと思い行ったが、軽率だった」と釈明しました。

 議員辞職はしませんが、「次の衆議院選挙には出馬しない」と述べました。

 二階幹事長は「大変、遺憾だ」としたうえで、「より一層、各議員に規律の徹底を図って参りたい」とコメントしました。

 与党議員による緊急事態宣言下での深夜のクラブ訪問は、これまでも相次いで発覚し、責任問題となってきました。

 1日には当時、公明党の幹事長代理だった遠山氏が議員を辞職したほか、当時、自民党の国対代理だった松本純衆議院議員、文部科学副大臣だった田野瀬衆議院議員ら3人が自民党を離党しました。

 この件で菅総理大臣は陳謝し、「襟を正さなければならない」と強調していました。

テレビ朝日

6478名無しさん:2021/02/17(水) 21:57:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f50471ced84293243d1b50a60b9d642eb395165
“夜に飲食店”自民・白須賀議員が離党届
2/17(水) 15:29配信
日本テレビ系(NNN)
自民党の白須賀衆議院議員が緊急事態宣言中の今月、都内の飲食店に午後10時まで滞在していたとして、17日、離党届を提出しました。

白須賀衆議院議員「コロナで自粛されている皆様、そのお気持ちを踏みにじる形で私が夜、飲食を伴うお店に出入りしたことに対して、まず心からおわび申しあげます。本当にすみません」

白須賀議員は、緊急事態宣言中の今月10日、都内の飲食店に午後8時半から10時ごろまで滞在していたとして、二階幹事長に対し離党届を提出しました。

白須賀議員は報道陣に対し、「知り合いのお店で、売り上げに貢献したいと思った」と説明しました。また、次の衆議院選挙には立候補しない意向を明らかにしましたが、「地元のための予算を取る陳情を受けるため」に議員辞職はしないということです。

自民党は、近く党紀委員会を開いて離党を認める方針で、二階幹事長は「大変遺憾である。より一層、各議員に規律の徹底を図ってまいりたい」とコメントしました。

自民党では、今月1日にも、松本純前国家公安委員長ら3人の衆議院議員が、緊急事態宣言中の深夜に銀座のクラブを訪れていたとして、離党したばかりでした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8930813552c3ab1fc8fb4dae0e1b3448d70d95b4
【速報】高級ラウンジ訪問 自民・白須賀氏離党届提出
2/17(水) 13:47配信
TBS系(JNN)
 自民党の白須賀貴樹衆議院議員が、緊急事態宣言中の夜に東京都内の高級ラウンジを訪れたなどと一部週刊誌で報じられたことをめぐり、離党届を提出しました。

 「ただいま、私、自民党総裁、菅義偉総裁に対して、離党届けを提出させていただきました」(自民党 白須賀貴樹衆院議員)

 自民党の白須賀衆院議員は午後1時過ぎ、二階幹事長のもとを訪れ離党届を提出しました。

 文春オンラインによりますと、白須賀氏は緊急事態宣言中の今月10日、東京・港区の高級ラウンジに午後10時まで滞在していたということです。

 今月1日には、松本純・元国家公安委員長ら3人の議員が緊急事態宣言中の夜の飲食を理由に離党していて、相次ぐ与党議員の夜の飲食に批判の声が高まっています。(17日13:45)

6479名無しさん:2021/02/17(水) 22:10:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/edd5b9139dc29f5f863d75bd0998b0c3b65566ef
女性議員見学も発言権なし 二階幹事長に「見下してる」の異論
2/17(水) 19:20配信
女性自身
《本日「自民党女性議員飛躍の会」で二階幹事長と面会。党の要職に女性の登用、女性閣僚の倍増や各種選挙で女性候補を将来的に35%とするなど緊急提言。幹事長は改善を約束》

2月15日、こうTwitterで報告したのは自民党の稲田朋美議員(61)。稲田氏が共同代表を務める議員連盟「女性議員飛躍の会」は、森喜朗氏(83)の女性蔑視発言を受けて二階俊博幹事長(82)と面会。女性議員を党の要職や役員に登用するよう求めた。

「同会は稲田氏が19年に発足させました。稲田氏が国会議員となった当初は、『男も女も関係ない』と考えていたそうです。ですが女性の政治家が増えないことから、彼女はこれまでも“議席や候補者の一定割合を女性にする”というクオーター制を呼びかけてきました。今回、二階氏は稲田氏らの提言に『全くその通りだ』と応じたといいます」(全国紙記者)

各紙によると提言を受けた二階氏は16日、幹部職に就いていない女性議員を役員会や総務会などでオブザーバーとして参加するよう提起。「役員会や総務会でどういう議論がなされているか、十分ご了解いただくことが大事。それをご覧に入れようという」と説明した。

党則に基づく参加資格を有する女性議員は現在、野田聖子幹事長代行(60)と丸川珠代広報本部長(50)の2人のみ。ただオブザーバー参加の女性議員は見学だけで、発言権はなし。意見があれば、会合後に事務局に伝える仕組みだという。

一見すると“女性議員推進”のように見える方策だが、異論を唱える声が広がっている。

■「完全に女性を見下してる」

《女性も出席させてやるから、黙って見てろってこと? 完全に女性を見下してる。これが自民党なんだよな》
《女性を積極的に参画する流れは大歓迎だけど、「幹部ではない議員」に同等にオブザーバーとして陪席する権利を与えるのでなければ、結局、性差別と変わらない。こういう取り組みが増えて、「女性だから」「男性だから」という性の垣根がない世界への布石となりますように》
《「幹部が男ばかりだから、女を増やそう」てするならわかるけど、これじゃ、「女はまず、男がやる会議を見てろ。それが正しい会議のあり方だから。そして男の会議のやり方を覚えろ」て言ってるも同然ではないか、と思う》

森氏の問題発言について「撤回したので問題はない」とコメントしていた二階氏。自らの提起もまた、波紋を呼んでしまったようだ。

6480チバQ:2021/02/18(木) 00:08:09
ラウンジとクラブってなにが違うんですか?

6481名無しさん:2021/02/18(木) 07:37:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/77eb43a2b2533dae7a52ca676ce92aa0554a422f
「夜の銀座」に続き政権に打撃…白須賀氏離党、「辞職すべきだ」の声も
2/17(水) 21:52配信
読売新聞オンライン
 緊急事態宣言下での自民党議員の不適切な行動が17日、新たに発覚した。同党は問題発覚後、すぐに離党させるなど火消しに躍起だが、菅政権への打撃は必至だ。

 白須賀貴樹衆院議員(細田派)は同日午後、党本部に離党届を提出した。記者団の質問には、「政治家として本当に軽率だった」と語った。二階幹事長は「大変遺憾だ。より一層、規律の徹底を図りたい」とコメントを出した。

 自民党では1日、衆院議員3人が深夜まで東京・銀座のクラブに滞在した問題で離党に追い込まれたばかり。その際は問題発覚から離党まで1週間かかり、批判の拡大を招いた。今回は細田派幹部らが主導して早期離党の流れを作った。

 自民党は、白須賀氏が党本部で取材に応じる直前、背後に映り込む位置にある菅首相のポスターをはがした。繰り返しテレビなどで流れると、菅政権の印象まで悪くなるとの懸念からだ。

 白須賀氏に対しては、与党からも厳しい意見が相次いだ。自民党の閣僚経験者は、「『夜の銀座』問題の後に信じられない。同情の余地はない」と語った。公明党の竹内政調会長は「もういいかげんにしてもらいたい。与党への悪影響を真剣に考えてもらいたい」と記者会見で述べた。白須賀氏は議員辞職は否定しているが、公明幹部は「辞職すべきだ」と語気を強めた。

 白須賀氏は2019年に、秋元司衆院議員(自民党を離党)が逮捕されたカジノを中核とする統合型リゾート(IR)事業を巡る汚職事件に絡み、事務所が東京地検特捜部の捜索を受けた。地元からは次期衆院選に向け、候補者差し替えを求める声が上がっていた。

 白須賀氏を含む12年衆院選の初当選組は、「魔の3回生」と呼ばれる。政策立案や党務で活躍する議員がいる一方、不祥事が相次いでいるためだ。ベテラン議員は「厳しい選挙を経験しておらず、資質に問題がある議員が多い」と指摘する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a69d841534c400770e1d049f3301760d447d4fc
女性議員陪席は「真逆」 自民・稲田氏
2/17(水) 22:44配信
時事通信
 自民党の稲田朋美元防衛相は17日のインターネット番組で、同党の役員会や総務会に女性議員をオブザーバー参加させる方針について「単に参加するだけではなく、重要な意思決定や政策をつくる場に女性を入れていただきたいという提言なので、アプローチの仕方が真逆だ」と指摘した。

 方針は二階俊博幹事長が16日の記者会見で表明。稲田氏が共同代表を務める議員連盟「女性議員飛躍の会」は15日、女性を要職に積極的に登用するよう求める提言を提出していた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/8e2e07639732a485759e1abe53bcbea3fbcab62f
幹部会出席も発言権ナシ?“政界の男女平等”実現は
2/17(水) 22:06配信
テレビ朝日系(ANN)
 森会長の発言などを受け、自民党の女性議員が出した党の役職への登用などを求める提言に対し、二階幹事長は数値目標には否定的に見解を示しました。

 自民党・稲田朋美議員:「やはり女性の意見が半分に近付くことが、そして多様性が担保されることが日本の社会を良くする」

 もっと女性に活躍の場を。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会、森会長の発言から広がった女性蔑視についての議論。

 自民党の稲田朋美議員らは女性議員の会議への参画について、二階幹事長に提言を行いました。その内容は…。

 自民党・稲田朋美議員:「例えば党の四役や役員会のメンバーに女性を登用する。政府の管理職や閣僚の女性の人数を倍増して頂きたい」

 提言を受けて二階幹事長は今後、役員連絡会や総務会など重要な会合に毎回、5人程度の女性議員を出席させる方針を示しました。

 自民党・二階幹事長:「役員会等で、総務会等で、どういう議論がなされているかということが十分ご了解頂くことが大事ですから」

 自民党・佐藤総務会長:「(二階幹事長からは)総務会にも毎回、女性の議員さんたちにオブザーバー出席みたいな形で雰囲気を味わって頂けというご下命もございましたので」

 “オブザーバー”。提案や議決の権利を持たない、いわゆる「見学」です。

 これには党内などからも「そういうことではない」「カメラに映るだけでいいのか」。

 一方、経済同友会の櫻田代表幹事は経済発展に多様性は重要であるとしたうえで…。

 経済同友会・櫻田代表幹事:「女性側にも原因がないことはない。与えられたらという方はいるが、自ら取りに行こうという人はまだまだそんなに多くないのではないかと思う」

テレビ朝日

6482名無しさん:2021/02/18(木) 07:56:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9456ad556e276fa232d9654aa51b32203c1da37
生活困窮者に現金給付 自民・岸田氏
2/17(水) 22:14配信
時事通信
 自民党の岸田文雄前政調会長は17日のBS―TBS番組で、新型コロナウイルスの緊急事態宣言延長を受けた追加経済対策として、生活困窮者に限定した給付金の支給が必要だとの考えを示した。

 岸田氏は「一人親世帯、学生、フリーターをはじめ弱い立場の方々に現金、手元流動性を考える必要がある」と指摘。金額については「5万とか10万とかいろいろ議論がある」と語った。

6483チバQ:2021/02/18(木) 09:49:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9aad300aa3d177727fb34389cdb047ae24d0416
自民党の新藤義孝元総務相が新型コロナ感染
2/17(水) 20:10配信


 衆院は17日、自民党の新藤義孝元総務相が新型コロナウイルスに感染したと発表した。

6484とはずがたり:2021/02/18(木) 15:07:59
こすっからい真似をw

背景の首相ポスター撤去 白須賀氏離党会見前
2021年02月17日19時10分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021021701077&g=pol

 自民党本部4階のエレベーターホールの壁に貼られていた菅義偉首相(党総裁)の顔が大きく映るポスターが17日、白須賀貴樹衆院議員の離党会見の直前に外された。首相ポスターが白須賀氏の背景に映るのを避けるための対応とみられる。会見後、首相ポスターは憲法改正を訴えるものに差し替えられた。

 白須賀氏は、緊急事態宣言下に夜の高級会員制ラウンジを訪れた責任を取って離党した。松本純前国対委員長代理を含む3議員が「自粛破り」で同党を離党したばかりで、党内からは「また夜の飲食がばれて離党者が出ることに備えたのでは」と疑心暗鬼の声も出ている。

6485とはずがたり:2021/02/18(木) 16:16:15
二階の女子陪席後は竹下が知事に注意http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1512569557/1960に引き続き橋本は男みたいな性格と。自民党って失笑系コントしかできないんじゃね?w

橋本氏は「男みたいな性格、ハグ当たり前」自民・竹下氏
大久保貴裕
https://www.asahi.com/articles/ASP2L51QYP2LUTFK00W.html
2021年2月18日 15時15分

 自民党竹下派会長の竹下亘元総務会長は18日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長就任が有力視される橋本聖子五輪相について、「スケート界では男みたいな性格でハグなんて当たり前の世界だ」と発言した。党本部での派閥会合後、記者団に述べた。

 橋本氏をめぐっては、2014年に男性アスリートに対して無理にキスをしたと週刊誌で報じられたことがある。竹下氏は橋本氏にとって「ハグなんて当たり前」とし、「セクハラと言われたらかわいそう。別にセクハラと思ってやっているわけではなく、当たり前の世界である」と主張。「我々とも簡単にハグ。普通はなかなかしないですよ、我々も。簡単にこの人とはハグができる」などと述べた。

 この発言の後、竹下氏の事務所は報道各社に「正確には『男勝り』と言いたかった」として発言を訂正した。

 橋本氏が新会長となる見通しの組織委の会長交代では、森喜朗会長が女性蔑視発言の責任を取って辞意表明した経緯がある。

 竹下氏は島根2区選出の当選7回。復興相や党総務会長などを歴任した。(大久保貴裕)

6486とはずがたり:2021/02/18(木) 21:02:18

話しが長いのは女性では無く森,お前じゃ!

森喜朗氏 通常数分程度の来賓挨拶でいつも30分以上話していた
2/15(月) 16:05配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/91d11771c6fa7229734bc9f3d4e7a67216f89a00
NEWSポストセブン

「女性は話が長い」と女性蔑視の発言をした森喜朗五輪・パラリンピック組織委員会会長が辞任表明したが、振り返れば、森氏はこれまで数々の女性へ放言を繰り返してきた。因縁のあった女性たちはいま何を思うのか。

 現職のJOC(日本オリンピック委員会)理事である山口香氏は新聞各紙の取材で、「東京五輪や日本のスポーツ界は多様性の順守に取り組んでいると思っていたが、一言ですべてが否定された」と発言。本誌・週刊ポストが改めて取材を申し込むと、「新聞で言ったことがすべてです」と回答した。

 森氏発言で「今までの倍時間がかかる」と槍玉に挙げられたラグビー協会で理事を務める谷口真由美氏はこう言う。

「今回の森さんの発言にはファクトがない。私は2019年から理事を務めていますが、会議時間が倍になったことはありません。ラグビー協会で女性理事が増えたのは森さんの退任後で、私は理事会で一度もお目にかかっていない。

 いま協会では会議のやり方を変え、時間をかけて議論しています。女性に限らず、どんな立場の人も言うべきことを発言するのは森さんの言う『競争心』ではなく責任感からです」

 同じく同協会理事で昭和女子大特命教授の稲沢裕子氏は、「今回の問題はなぜジェンダーギャップの解消が必要なのかを考えるきっかけになった」とメディアで発言している。

 政界にも、森氏と因縁浅からぬ女性は多い。滋賀県知事時代の2007年、新幹線の新駅建設を中断したことで森氏に「あぁ、女の人だなぁ。やっぱり視野が狭いなあ」と批判された嘉田由紀子・参院議員が語る。

「あの方はずっと、古典的な『女はこうだ、男はこうだ』という差別意識をもっていらっしゃると思います。私としては、国としての品格が疑われてしまうので、もっと早い段階で森さんは身を退かれたほうがいいと思っていました。

 萩生田文科大臣と橋本五輪担当大臣に宛てて、大臣として公正な決断をするよう求める要請文を出しました」

 2009年衆院選挙で民主党の刺客候補として森氏の地盤・石川2区に送り込まれた元衆院議員で現・金沢市議の田中美絵子氏は地元での姿をこう語る。

「客観的な事実を一つ申し上げたいのは、元総理とは現職時代よく公式行事でご一緒しましたが、通常2〜3分程度の来賓挨拶の際にいつもご本人だけ30分以上挨拶をされていたということです」

「話が長い」のは森氏自身なのだ。

 五輪の負担などについて、折に触れ森氏の口撃の的となった小池百合子・東京都知事には、こんな電話があったという。

「森会長から、『あの発言は誤りで撤回をした。申し訳ない』と連絡があった。私からも不適切だと申し上げました」(小池知事)

“森語録”のなかでもとりわけ有名なのが、ソチ五輪(2014年)に出場した浅田真央に向けられた「あの子、大事な時には必ず転ぶんですね」発言だろう。

 浅田は帰国後、日本外国特派員協会での会見で「森さんも少し後悔しているんじゃないかと思います」と“大人の対応”でたしなめた。

※週刊ポスト2021年2月26日・3月5日号


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