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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

6345チバQ:2021/02/02(火) 09:29:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e2f066907de602cbd179ed685dd8920176e3de2
自民・二階幹事長、党内「二階おろし」が始動…首謀者は“SHKトリオ”どうする菅総理?
2/2(火) 6:03配信
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「二階さんは、自民党のガンだ」
 そう言い捨てたのは、自民党の若手議員の一人だ。メディア各社の世論調査で、内閣支持率が30%台前半まで急降下している原因は、二階俊博自民党幹事長(81)の専横にあると言いたいのか。

【写真あり】「二階おろし」の首謀者3人 “SHK”

 他派閥幹部も不快感を隠さない。

「党の “骨格3ポスト” とされる幹事長、党紀委員長、金庫番の経理局長を、二階派が占めている。これは、いつでも他派を “強請れる” ということ。

 二階さんは “キングメーカー” を気取っているが、他派閥の支援もあったから菅さんは勝てた。不満が出るのも時間の問題なんだよ」(細田派幹部)

 権謀術数が渦巻く永田町に今、“二階おろし” の狼煙が上がり始めているという。

「2021年春にかけて、東京五輪開催の可否が判断され、新年度予算も成立します。それらが終わったら “二階おろし” が始まる。その中心となるのが、“反二階” の急先鋒として動いている『SHKトリオ』だというんです」(政治部記者)

「S」とは、世耕弘成参院幹事長(58)を指す。

「世耕さんは、次の衆院選で二階さんの選挙区である和歌山3区から、鞍替え出馬する意思を固めている。周囲には、『私には、まだ時間があるから焦らない』とうそぶくが、世耕さんは衆院に転じれば、細田派の総裁候補の目が出てくる。

 世耕さんは選挙に自信があって、二階さんが相手でも、後継と目される二階さんの三男が相手でも『勝てる』と踏んでいる。細田派からの “刺客” といったところだね」(自民党ベテラン議員)

 そして、「H」は林芳正元文科相(60)、「K」は河野太郎行革担当相(58)だ。「党内から上がる “反二階” の声の出所を探ると、“HとK” の周辺に行きつく」(全国紙政治部デスク)という。

 2012年に総裁選に出馬した林氏と、新聞の世論調査で “次期首相にふさわしい政治家1位” になった河野氏は、いま政界で一挙手一投足が注目される存在だ。

「林氏は2021年、『次期衆院選で山口3区へ鞍替えする』と宣言しましたが、同区は二階派の河村建夫元官房長官の地元で、二階氏は林氏に激怒した。二階氏は、『売られた喧嘩は買う』と集会で啖呵を切ったが、林氏も折れる気はなく、無所属でも出馬するつもりです。

 河野氏が “ワクチン担当” をまかされた件も、二階氏は『誰でもやれるのに』と、起用に不快感を露わにした。官邸からの根回しがなかったそうなんですが、このところ菅首相と二階氏のあいだには、隙間風が吹いている。

 河野氏は次期総裁選で菅氏の後ろ盾が欲しいから、菅首相に恩を売っておきたいわけで、親しい議員たちが “反二階” で呼応しているというわけです」(同前)

 動き始めた「二階おろし」は、「SHKトリオ」がこうして外堀を埋め、重鎮たちが二階氏へ “最後通牒” を突きつけるというシナリオだ。

「二階さんを幹事長から外さずとも、実質的な力を削ぐ必要がある。麻生さん、各派閥領袖、二階派最重鎮の伊吹(文明・元衆院議長)さんがまとまって、『もう、政府の言うことに口を出さないで』と二階さんに “忠告” する。

 菅総理も無派閥だし、二階派よりも、数が多いほうに与するだろう。政権運営を安定させて、総選挙に臨みたいからね」(自民党幹部)

 1月20日、衆院本会議での代表質問を終えた二階氏は、マスクを顎にかけたまま、目を閉じて頭を上下していた。幹事長、「二階おろし」が始まってますよ――。“裸のキングメーカー” に、その声は届きそうもない。

(週刊FLASH 2021年2月16日号)

6346名無しさん:2021/02/02(火) 12:34:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/f162937a68da9bfb07b873d4f3f96a677208421c
「引責ドミノ」が政権直撃 自公4議員、見通し甘く
2/2(火) 7:22配信
時事通信
 自民、公明両党の衆院議員計4人は1日、緊急事態宣言中の深夜に東京・銀座のクラブを訪れた問題で、離党や議員辞職に追い込まれた。

 政府・与党が当初、事態を甘く見た結果、「引責ドミノ」を招いた格好。新型コロナウイルス対策で世論の批判を浴び、内閣支持率の下落に直面する菅義偉首相は、一段と厳しい政権運営を強いられそうだ。

 「国民の批判を謙虚に受け止めたい。信頼回復に党を挙げて努力したい」。自民党の二階俊博幹事長は1日夕、国会内で記者団に言葉少なに語った。公明党の山口那津男代表も「国民に強い政治不信をもたらした。本当に申し訳ない」と頭を下げた。

 自民党の松本純元国家公安委員長は先月29日、週刊新潮に「銀座通い」を報じられて国対委員長代理を辞任した際、記者団に「1人だった」と説明。同席していた田野瀬太道文部科学副大臣、大塚高司国対副委員長の存在を明かさなかった。

 ところが、週末にかけて田野瀬氏も同誌に写真を撮られた可能性が浮上。この報告を受けた首相は、さらなる処分が必要だと判断した。結果的に3人が離党する事態となり、党幹部は「先週のうちに全員辞めておくべきだった。傷口を広げた」と嘆いた。

 公明党の対応も迷走した。遠山清彦前幹事長代理の問題が発覚した当初、党幹部は「大げさなことではない」と楽観。厳重注意で幕引きを図ろうとしたものの、自民党が松本氏の役職辞任を決めると、慌てて追随した。

 しかし、党本部などにはこの週末、抗議電話が殺到。支持母体の創価学会も、選挙の実動部隊となる婦人部を中心に、遠山氏への批判が相次いだという。

 公明党は今年、国政選挙並みに重視する7月の東京都議選、秋までの衆院選を控える。最終的に遠山氏の議員辞職を決断せざるを得なかった党幹部の心中を、関係者は「選挙への影響を恐れたんだろう」と推し量った。

 与党は最近の地方選で苦戦が続く。1月17日の沖縄県宮古島市長選と同31日の東京都千代田区長選は、いずれも推薦候補が敗北。同日の北九州市議選は自民党の現職22人中6人が落選した。同党幹部は「これから全ての選挙がきつくなる。負の連鎖だ」と危機感を隠さなかった。

 これに対し、立憲民主党の安住淳国対委員長は記者団に「うそをついて飲食を隠したことは許されない」と非難。「1人の飲食が分かった時点で調査しなかった首相の責任も大きい」として厳しく追及する考えを示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/278dd180b3ad70472615c9ed59d04b85ef6d4e1c
銀座のクラブハシゴの松本純氏ら3議員 ウソ釈明離党「一人で」って言ってたのに…
2/2(火) 5:59配信
デイリースポーツ
 新型コロナウイルス緊急事態宣言中に深夜、東京・銀座のクラブなどをハシゴ訪問した自民党の松本純議員が1日、自民党本部で会見し、他に大塚高司、田野瀬太道の2議員が同行していた事実を隠し、虚偽説明していたと謝罪した。3議員は離党届を提出した。同じく銀座のクラブを訪れたことを週刊誌に報じられた公明党の遠山清彦衆院議員(51)=比例九州=は、議員辞職願を提出した。党執行部は、遠山氏を公認していた次期衆院選神奈川6区への候補者擁立を見送る方向で検討に入った。

 問題発覚から1週間たち、虚偽を明かし、説明内容を訂正した。

 この日、田野瀬氏が菅義偉首相らに面会し「あってはならないことだ」と厳しく叱責され文科副大臣を更迭された。続いて3議員は二階俊博幹事長から呼び出しを受け、離党勧告を受け、離党届を提出。その後、自民党本部で3人そろって会見を開いた。

 「クラブには1人で行った」と報道陣にうその説明をした理由を問われた松本氏は「これからのこともある。なんとしてもかばいたい思いから、一人で行ったと説明した」と釈明した。3人で口裏合わせを行ったことはないかと聞かれ「ございません」とした。

 田野瀬氏はこれまで名乗り出なかったことに対して「松本氏がかばおうとしてくれており、心苦しかった」と吐露した。

 さらに、これまで銀座クラブで同席していた女性2人について、「私の知り合いの女性。時短要請で苦しんでいる中、お店にもお金を落として元気だしていこうというようなこともしたかった」と一軒目のイタリア料理店で会食したと説明。「銀座のお店の同伴か」と尋ねられると、松本氏が「同伴ではないと思います」と否定した。

 離党届は提出したが、議員辞職、および今秋までに実施される次期衆院選への出馬について問われると、3人は、「地元の支援者に相談する」と述べるにとどまり、即刻の議員辞職には言及せず。次期衆院選出馬に含みを持たせる発言となった。

6347名無しさん:2021/02/02(火) 12:35:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/c95e828c31e02feacff1b7f65f39f0f8a1e67397
銀座クラブ3議員が離党…ユルすぎ処分に批判殺到! それでも「二階降ろし」が起きないワケ
2/2(火) 6:15配信
東スポWeb
 緊急事態宣言下、東京・銀座のクラブを訪問した〝自民党のマツジュン〟こと松本純議員(70)が1日、党本部で会見を行い、離党を表明した。ケツを叩いたのは二階俊博幹事長(81)。そのウラにはこの問題を1日も早く幕引きしたい意図が見え隠れするが…

 松本氏は党本部で銀座クラブ行脚について陳謝。当初「私ひとりで行った」と説明していたが、実際は大塚高司、田野瀬太道の両議員も同行していた。虚偽説明した理由について松本氏は「(後輩を)かばいたい思いがあった」と話した。

 松本氏ら3人は党に離党届を提出。引導を渡したのは党内の最高実力者と評される二階氏で、松本氏を呼びつけ離党勧告を突き付けたという。

 二階氏は記者団との取材で「まあ、(政治家の)出処進退は、ご本人自らが決めることであります。(松本氏が)当初、説明した内容と異なることが判明したのを受けて、私のほうから離党勧告しました」と話した。

 同じく緊急事態宣言下で銀座のキャバクラ店通いがバレた公明党の〝永田町の遠山の金さん〟こと遠山清彦前幹事長代理(51)は議員辞職を表明。山口那津男代表は、国会内の会見で「国民に強い政治不信をもたらしてしまったことを深くおわびしたい」と頭を深々と下げて謝罪した。母体である創価学会の婦人部が〝厳罰〟を求めていたことも多分に影響したとみられる。

 かたや離党、かたや議員辞職…。二階氏は「われわれの党は、われわれの党独自の判断です」と述べたが、ネット上では「(自民党の)マツジュンたちも辞めろ」「処分がユルすぎる」といった声が殺到。政界関係者は「あれだけ逃げ切る気満々だった松本氏らが、離党を受け入れた。それでも議員は辞めていないわけで、ほとぼりが冷めたらしれっと復党する可能性は十分ある」と指摘する。

 ここにきて菅義偉首相の内閣支持率は30%台前半まで急落。新型コロナウイルス対策の失政もさることながら、二階氏の言動が国民の反発を招いている側面は大きい。自民党若手議員の間では、年内の総選挙に向けて危機感が広がっているというが…。

「菅&二階のコンビでここまで支持率が下がりました。党内では『これでは選挙を戦えない』という声が上がってもおかしくありませんが、実際に〝二階降ろし〟までいくかといったら、トーンダウンします。二階さんを怒らせて次期衆院選で党公認が取れなくなるのを、みんな恐れているんです」と話す。

 別の議員も「二階さんは、若手議員に『自民党は自由な政党なんだから、なんでも思いきってやりなさい』と葉っぱをかけてきます。二階さんの幹事長としての手法に反発しても、年内に選挙が控えているので、党内政局が起こるのは難しいことです」と同調する。

 当の二階氏は今回の松本氏らの処分が政権に与える影響について「それはみなさん(マスコミ)がお考えになることです。われわれは反省し、常に前向いていきます」とだけ語った。

〝二階大魔王〟は君臨し続けるようだ。

東京スポーツ

6348名無しさん:2021/02/02(火) 12:39:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5b4ce82c74b754e4731e139f7d60242c1200993
ウソが傷口拡大 自民3議員離党 公明は議員辞職 危機意識乏しい与党
2/1(月) 20:41配信
産経新聞
 自民党の松本純前国対委員長代理が緊急事態宣言下の東京都内で深夜まで銀座のクラブを訪れていた問題は、同党の2議員の同席が新たに判明し、3人が離党に追い込まれた。虚偽の説明は新型コロナウイルスへの危機意識の乏しさを浮き彫りにし、支持率回復の兆しがあった菅義偉(すが・よしひで)内閣には打撃となった。深夜会合などが批判された公明党の遠山清彦前衆院議員の辞職も、与党の次期衆院選戦略に悪影響を与えかねない。

 「改めて、党を挙げて信頼回復に努力したいと考えている」

 自民の二階俊博幹事長は1日の記者会見で、3人が離党したことを陳謝した。

 事態を深刻化させたのはクラブに「1人で行った」と一貫して説明していた松本氏だった。同日に2人が同席を認め、ウソが発覚。同席した田野瀬太道元文部科学副大臣は同日、記者団に「松本氏が私たち2人をかばおうとしているのを知っていた。心苦しかった」と釈明した。

 不祥事が小出しに明らかになったことで自民の傷口は広がり、対応は後手に回った。閣僚経験者は「危機管理としてウソが最も良くない。(新型コロナのワクチン対策などへの期待から)底を打ったとみられた内閣支持率も厳しくなる」との見方を示した。

 遠山氏の不祥事では、清廉なイメージを定着させてきた公明に批判の矛先が向かった。深夜会合が発覚した1月26日以降、党本部には「議員を辞めるべきだ」との声が殺到。支持母体の創価学会への抗議の電話も鳴りやまなかった。

 多くの会員が反発した集団的自衛権の限定行使を可能にする安全保障関連法(平成27年成立)を引き合いに、学会幹部は「クレームは安保法制の比ではない」と頭を抱えた。

 次期衆院選への影響も懸念される。特に候補者が比例代表から選挙区に転じ、初陣となる東京12区や広島3区では厳しい戦いを強いられそうだ。山口那津男代表は今月1日、記者団に「(選挙への)影響を最小限に食い止められるよう、最大の努力をしたい」と述べたが、明るい材料は見いだせていない。(力武崇樹、今仲信博)

https://news.yahoo.co.jp/articles/e3b50c22506476c3b3eb3471452f28e84566deb9
自民・松本純、大塚高司、田野瀬太道の3衆院議員が離党 深夜まで銀座クラブ滞在
2/1(月) 20:39配信
毎日新聞
 自民党の松本純、大塚高司、田野瀬太道の3衆院議員は1日、新型コロナウイルス感染拡大を受けた緊急事態宣言中に深夜まで東京・銀座のクラブを訪問した問題の責任を取り、二階俊博幹事長に離党届を提出し、同日の党紀委員会で受理された。二階氏が離党を促した。これに先立ち菅義偉首相は副文部科学相の田野瀬氏を首相官邸に呼び、「あってはならないことだ」と更迭。政府は田野瀬氏の後任に丹羽秀樹衆院議員を充てる人事を決定した。

 松本氏は問題が発覚した1月26日、「1人で陳情を受けていた」と説明し、他の議員の同席を否定していた。だが、松本氏は離党届を提出後、記者団に「後輩議員2人と訪問していたのが事実だ。前途ある有望な彼らをかばいたいと思った」と謝罪。大塚氏は「自粛をお願いしておいて申し訳なく思う」、田野瀬氏も「離党勧告を重く受け止め、信頼回復に向けて頑張りたい」と述べた。いずれも議員辞職の考えは示さなかった。

 菅首相は1日夜、首相官邸で記者団に「国民にご無理をお願いしている中で、政治家自ら襟を正さなければならない。改めて国民の皆さんにおわび申し上げたい」と陳謝した。田野瀬氏の更迭理由は「緊急事態宣言の中で深夜まで会食して、今日まで明らかにしなかった」と述べた。

 また二階氏も1日夜、国会内で記者団に、離党を促した理由を「当初の説明と異なる事実が判明した」と説明。議員辞職した公明党の遠山清彦氏との対応の差については「独自の判断だ」と述べるにとどめた。また「国民の批判を謙虚に受け止め、党を挙げて信頼回復に努力したい」とも語った。【遠藤修平、野間口陽】

6349名無しさん:2021/02/02(火) 12:43:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/47ab10b6cba8c2d879b0f23d3b975a72acbde1d2
二階幹事長〝松じゅん虚偽説明〟問題で「自民党は反省し、常に前を向いていきます」
2/1(月) 20:25配信
東スポWeb
 自民党の二階俊博幹事長(81)が1日、国会内でぶら下がり取材に応じ、緊急事態宣言中に銀座クラブをハシゴした問題で、虚偽説明を行い離党した〝永田町のマツジュン〟こと松本純衆院議員(70)らについて語った。

 二階氏は松本氏、会食に同席した大塚貴司衆院議員(56)、田野瀬太道衆院議員(46)ら3人が離党届を出す前に離党勧告した理由についてこう説明した。

「まあ(政治家の)出処進退は、ご本人自らが決めることであります。(松本氏が)当初、説明した内容と異なることが判明したのを受けて、私のほうから離党勧告しました」

 緊急事態宣言下、銀座のクラブ通いがバレた公明党の〝永田町の遠山の金さん〟こと遠山清彦前幹事長代理(51)は議員辞職した。これを受けて公明党の山口那津男代表(68)は国会内の会見で「国民に強い政治不信をもたらしてしまったことを深くおわびしたい」と頭を深く下げて謝罪した。

 連立を組む公明党の遠山氏が議員辞職したことを念頭に入れて松本氏、大塚氏、田野瀬氏に厳しい処分を下したのか。二階氏は「われわれの党は、われわれの党独自の判断です」とした。

 ネットでは、松本氏らの行動に対して離党するだけでなく「議員辞職すべき」という声が数多く書き込まれている。二階氏の考えは、議員辞職は本人が決めることだとして、これで幕引きをするのか。「これはやっぱり、ご本人のお考えを尊重したい」(二階氏)

 田野瀬氏は首相官邸で面会した菅義偉首相(72)から、文科副大臣を更迭すると伝えられたことを明らかにしている。今後の菅政権に影響についてはどうか。

 二階氏は「それはみなさん(マスコミ)がお考えになることです。われわれ(自民党)は反省し、常に前向いていきます」と話した。

 二階氏の対応を巡ってはネット上で「二階氏も責任を取るべきだ」「平時と違い、コロナ禍。ご自身も、身の処し方を考えてほしいです」と怒りの声が上がっている。

東京スポーツ

6350名無しさん:2021/02/02(火) 12:46:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ef500f09b12c3b2f2c472d0d470439206dba64f
クラブ訪問で虚偽説明の自民・松本氏陳謝 首相も説明へ
2/1(月) 19:21配信
朝日新聞デジタル
 自民党の松本純衆院議員、田野瀬太道・文部科学副大臣、大塚高司・国会対策副委員長は1日、緊急事態宣言下の深夜に東京・銀座のクラブなどを訪れた問題を受けて、同党を離党した。またこれとは別に銀座のクラブに行っていた公明党の遠山清彦衆院議員は同日、大島理森衆院議長宛てに議員辞職願を提出し、了承された。

 自民党の3氏は、二階俊博幹事長から離党勧告を受け、1日午後に離党届を提出。松本氏はこれまで「1人で行っていた」と説明していたが、二階氏と面会後に田野瀬、大塚両氏と一緒に行ったことを記者団に明らかにした。

 松本氏は虚偽の説明をした理由について「前途ある有望な彼らをなんとしてもかばいたいという思い」と説明。「事実と違うことを申し上げたことについては心からおわびを申し上げたい」と陳謝した。3氏とも議員辞職や次期衆院選への出馬については「地元の支援者とよく相談させていただく」などと述べるにとどめた。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/3749da71b563f388f38f0611bbca9448f0b81c43
銀座クラブ飲食問題 自民党はコロナ対策同様に後手
2/1(月) 19:20配信
日刊スポーツ
自民党の松本純衆院議員、田野瀬太道文部科学副大臣、大塚高司国会対策副委員長が1日、離党届を提出した。

3氏は緊急事態宣言下の1月18日、東京・銀座のクラブで深夜に飲食した上、松本氏が虚偽説明するなどの責任を取った。公明党の遠山清彦衆院議員は同日、東京・銀座のクラブを深夜に訪れるなどした責任を取って辞職願を提出し、辞職を許可された。政府与党は激震に見舞われている。

   ◇   ◇   ◇

緊急事態宣言下、深夜の銀座クラブ飲食問題が、急速に求心力を失いつつある菅政権をさらに追い詰める。自民党の二階俊博幹事長は1日午後、党本部に松本、田野瀬、大塚の3氏を呼び、離党勧告を言い渡した。これを受け入れた3氏は離党届を提出し、直後に記者会見に臨んだ。

松本氏は1月18日の深夜にイタリア料理店とクラブ2軒を訪れる「はしご酒」が発覚。先月29日、国対委員長代理を辞任し、「陳情をうけるために1人で行った」と説明していた。ところが、3軒目のクラブには大塚、田野瀬氏も同席しており、これまでの説明が虚偽だったことが判明した。松本氏は「1軒目は5人、2軒目は私1人。3軒目は私が2人を誘った」と説明。大塚氏は「私たち2人をかばっていただいて、心苦しい思いだった」と釈明した。松本氏はクラブでの飲食は「陳情だった」とする主張だけは変えなかった。

公明党の遠山清彦衆院議員は午前に会見し、松本氏らと同様に1月22日深夜に東京・銀座のクラブを訪れていた責任を取って、議員辞職を表明した。自民党の3人は辞職ではなく離党で違いがあるが、松本氏は「地元の後援者と次に向けて、どうするか相談したい」と述べるにとどめ、3人とも議員辞職や、次期衆院総選挙への出馬の是非については言及を避けた。

自公間で対応の違いが浮き彫りになった形だが、二階幹事長は本会議後の会見で、議員辞職について「わが党は、わが党独自の判断。本人がどう対処するか、本人のお考えです」と3氏の判断に委ねる姿勢を示した。公明党の動きに自民党がやむなく呼応したイメージはぬぐえず、コロナ対策同様に後手に回った。

菅義偉首相は1日、3議員について「国民に無理をお願いする中、政治家は襟を正さなければならない。国民におわびしたい」と陳謝した。田野瀬氏を文科副大臣から更迭した理由については「緊急事態宣言下の中で、深夜まで会食し、今日まで明らかにしなかった」と述べた。菅氏は2日に、野党の要求に応じる形で緊急事態宣言の延長についてだけでなく、クラブ問題についても、国会で説明せざるを得ない状況に追い込まれた。【大上悟】

6351名無しさん:2021/02/02(火) 12:53:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/9923c12e3056485120b13c31fc681479b8f1a08a
自民党大阪府連会長・大塚高司議員も“深夜に銀座クラブ同席”3人が離党届を提出
2/1(月) 17:35配信
MBSニュース
 緊急事態宣言中の深夜に銀座のクラブに滞在した責任をとって、自民党の松本純衆議院議員、田野瀬太道衆議院議員、大塚高司衆議院議員が離党届を提出しました。

 (自民党 松本純衆議院議員)
 「心からお詫びを申し上げます。誠に申し訳ありませんでした。」

 松本純衆議院議員は1月18日に深夜まで東京・銀座のクラブに滞在していたことが問題視され、1月29日に国会対策委員長代理を辞任していました。当初、松本議員は「1人で行っていた」と説明していましたが、2月1日には田野瀬太道衆議院議員と大塚高司衆議院議員も同席していたことを認め、3人は2月1日午後に二階俊博幹事長に離党届を提出しました。大塚議員は自民党大阪府連の会長も務めていました。

 (自民党 大塚高司衆議院議員)
 「会長の職を身を引かせていただくということはお伝えさせていただきました。(Q大阪府の有権者に一言お願いできますか?)今まで皆さん方が歯を食いしばってコロナ対策をやっていただいて、自粛も我々からお願いをしておいて、この度のこういう事例が出たことを本当に申し訳なく思っております。」

 これについて、大阪の街の人は…

 「(公明党の議員が)1人辞めたから全員辞めなあかん。連帯責任。一緒にやっているから自民党と公明党は。」
 「コロナの対応とかでちょっと息抜きたい時もあるやろなと、大きな心で見てんねん俺は。でも嘘はあかんわな。」
 「銀座のクラブで飲むなんて絶対あかんと思う。(Q許せます?)いや無理ですね。辞職せなあかんのとちゃいます。」

MBSニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/cc485cfc03a798cf2bf28f187632b3eaf3d206ca
議員3人銀座クラブヘ…当初は1人とウソも
2/1(月) 21:36配信
日本テレビ系(NNN)
緊急事態宣言のさなかに与党幹部が銀座のクラブを訪れていた問題で、自民党の松本純議員は当初、1人で行ったと説明していましたが、2人の国会議員が同席していたことがわかり、3人は離党届を提出しました。

     ◇◇◇◇◇

1日午後、記者団の前に自民党の松本衆議院議員、田野瀬文部科学副大臣、大塚国対副委員長の3人が現れました。

自民党 松本純議員「まことに申し訳ありませんでした」

緊急事態宣言下の深夜、銀座のクラブを訪れていた際、3人が同席していたことが明らかになったのです。

松本議員は当初……

──お店に行かれた時は松本先生1人だった?

松本純議員「1人です」

──複数人での会食は?

松本純議員「ありません。全部、要望・陳情を承るという立場で1人で行っております」

1人で行ったと虚偽の説明をしていました。その理由について。

松本純議員「前途ある有望な彼らに対しましては、これからのこともあります。何としてもかばいたいと」

女性2人も含め5人で会食をしていたことも明らかにしました。

また、後輩議員2人を呼んだ理由について、松本議員は。

松本純議員「毎日つらい思いで食事場も探していたところでありますので、行く用件があるので良かったらどうですかと」

3人は、二階幹事長から離党勧告を受け、1日、離党届を提出し、受理されました。

     ◇◇◇◇◇

今回の件を受け、政府は。

加藤官房長官「政府として、国民の皆さんにおわびを申し上げたいと思います」

党内からは、「松本議員は政治家失格。国民にウソをついていたわけですから、議員辞職じゃないと」といった声も。

一方で、銀座のクラブを訪れていた公明党の遠山議員は、1日朝、議員辞職願を提出。次の衆議院選挙にも立候補しない意向を示しました。

今回の事態を受け菅総理は、2日、緊急事態宣言の延長を国会に報告する場に出席し、この件についても説明することになりました。

立憲民主党 安住国対委員長「最高責任者としてこういう事態をどう考えておられるのか。これについてしっかりと質疑をしたいというふうに思っております」

6352名無しさん:2021/02/02(火) 12:54:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c4de96b8fe61f2b466a8fe2b28173040d7d6bb5
自民議員2人が同席、宣言下のクラブ訪問で“うそ”
2/2(火) 0:50配信
TBS系(JNN)
 緊急事態宣言下で深夜まで銀座のクラブをはしごして、先週、陳謝していた自民党の松本純衆議院議員。実は1日になって、銀座のクラブには他にも2人、国会議員がいたことが判明しました。うその説明をした理由とは。

 「私が1人で飲食店を訪問したとご説明させていただいてきたところでありますが、実は後輩議員2名とともに訪問していた、というのが事実でございます。誠に申し訳ありませんでした」(松本純衆院議員)

 緊急事態宣言中の先月18日に東京・銀座のクラブに深夜まで滞在していたとして、先週、国会対策委員長代理を辞任した松本純衆院議員。これまで「クラブへは1人で行っていた」と説明していましたが1日になり、自民党の大塚高司衆院議員と田野瀬太道文科副大臣も同席していたことを明らかにしました。

 「しょうもないですね。うそつくくらいなら最初から真実を言っていた方がダメージも少ない」(街の人・東京)
 「コロナの対応とかでちょっと息抜きたいときもあると大きな心で見ている。(でも)うそはあかんわな」(街の人・大阪)

 3人は、二階幹事長から離党勧告を受け、離党届を提出しました。

 先週の説明では・・・

 「いずれも要望、陳情をいただいているところでございまして」
Q.複数人での会食は?
 「ありません。全部、要望、陳情を承る立場で1人で行っております」(松本純衆院議員・先月26日)

 1軒目のイタリア料理店、そして2軒目、3軒目の銀座のクラブで1人で店から陳情を受けていたと説明。

Q.(各店舗は)時短営業ではなく?
 「違います。お店が閉まったあとです。お客さんもいないし誰もいません。店主たる人と」
Q.2人だけで?
 「そういうことです」(松本純衆院議員・先月26日)

 しかし実際は、1軒目の店に、松本氏、大塚氏、田野瀬氏と女性2人のあわせて5人が同席していたといいます。松本氏は、1人で2軒目に行ったあと、再び3軒目で合流したといいます。なぜ松本氏は、「1人で行った」とうそをついたのでしょうか。

 「前途ある有望な彼らに対してはこれからのこともあります。何としてもかばいたいというそんな思いから“1人で行った”と」(松本純衆院議員)

 松本氏がかばった2人は・・・

 「どうしたらいいのかどうしたらいいのかと、毎日思うような日々が続いておりました」(大塚高司衆院議員)
 「本当に心苦しい思いで、申し訳ない思いで、日々過ごしていたというのが正直なところ」(田野瀬太道衆院議員)

 そもそも松本氏はこの場で本当に陳情を受けていたのでしょうか。

Q.陳情を受けたという説明は変わらない?
 「そのとおりです」
Q.女性は銀座の店の同伴?
 「同伴ではないと思います」(松本純衆院議員)

 「もともと私の知り合いの女性でコロナで時短要請で苦しんでいる中、よかったら食事でもして、お店にお金を落として元気出していこうと、一緒に食事をしないかという話になりました」(田野瀬太道衆院議員)

 文科副大臣を務める田野瀬氏にいたっては受験シーズンで感染拡大防止を呼びかけている中での深夜のクラブ滞在となりました。

 「あの時どうして正しい判断ができなかったのか、というのは繰り返し自責の念もございます」(田野瀬太道衆院議員)

 菅総理は「あってはならないことだ」と厳しく叱責し、「副大臣の職を更迭する」と伝えたということです。

 1日夜、菅総理は・・・

 「政治家自ら襟を正さなければならない。そういう意味においては、こうしたことは誠に遺憾だと思います」(菅義偉首相)

 一連の問題に野党からは・・・

 「言葉は大変失礼ですけど確信犯。1人で陳情を聞きに行ったのは全く違っていて、同僚議員と飲んで食っていた話だから」(立憲民主党 安住淳国対委員長)

 一方で、先月22日に深夜まで銀座の高級クラブに滞在していたほか自らの資金管理団体がキャバクラ店などに支出したことが問題視された、公明党の遠山清彦衆院議員は、1日、辞職願を提出しました。

 「本当に申し訳ございませんでした」(公明党 遠山清彦衆院議員)

 遠山氏は今年の衆院選への立候補も断念する考えを明らかにしています。(02日00:11)

6353名無しさん:2021/02/02(火) 13:10:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea0ca3965a7df1211dd0d22f4c404e830e296cc9
自民・松本議員「1人」はウソ…実は3議員
2/1(月) 21:26配信
日本テレビ系(NNN)
緊急事態宣言下の東京で、深夜まで銀座のクラブを訪れていた自民党の松本純衆議院議員に、自民党の田野瀬文部科学副大臣と、大塚国対副委員長が同席していたことが明らかになり、3人とも自民党を離党しました。

自民党・松本純議員「前途ある有望な彼らに対しましては、これからのこともあります。何としてもかばいたいという、そんな思いから、1人で行ったということでの説明をさせていただいたところでございます。心からおわびを申し上げます」

自民党の松本純議員は、これまで「店には1人で行った」と説明していましたが、1日、自民党の田野瀬文部科学副大臣と大塚国対副委員長が同席していたことを明らかにしました。

また、女性2人も同席し、5人で会食していたということです。自民党の二階幹事長は、3人に対し離党勧告を出しましたが、3人が離党届を提出したため離党勧告を取り下げ、届けを受理しました。

また、これに先立ち田野瀬氏は、総理官邸で菅総理大臣と面会し、菅総理は、「あるまじき行為だ」として、文科副大臣の職を更迭しました。

自民党内からは、「国民にうそをついたのだから、議員辞職するべきだ」との声も上がっていますが、3人はそれぞれ「地元の後援者と相談したい」と述べるにとどめました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b84ed7395b0ea2292cb59b407fa490513f79e94f
公明・遠山氏、議員辞職 自民・松本氏ら3人 離党
2/1(月) 20:36配信
フジテレビ系(FNN)
緊急事態宣言下の深夜に、東京・銀座のクラブに滞在していたなどの問題をめぐり、公明党の遠山清彦前幹事長代理が議員辞職する一方、自民党では、松本純前国対委員長ら3人が離党した。

公明党・遠山清彦前幹事長代理「国民の皆さまの政治への信頼を深く傷つけてしまったことに対して、あらためて心からおわび申し上げたい。本当に申し訳ございませんでした」

遠山氏は、銀座のクラブ滞在問題などを受け、先週、党の幹事長代理を辞任していたが、1日、大島衆議院議長に議員辞職願を提出し、本会議で、辞職が認められた。

自民党・松本純前国対委員長代理「心からおわびを申し上げます。誠に申し訳ありませんでした」

自民党では、銀座クラブ問題で、先週、国対委員長を辞任した松本純衆議院議員と田野瀬太道文科副大臣、大塚高司国会対策副委員長の3人が、党本部で、二階幹事長に離党届を提出し、受理された。

松本議員が、これまで「銀座には1人で行った」と説明していたが、1日、「後輩議員2人と訪問していた」と初めて認めた。

また、田野瀬、大塚両議員は、それぞれの役職も辞任した。

田野瀬議員は、菅首相から、「あってはならないことをした」として、文科副大臣を更迭すると伝えられたことを明らかにした。

6354名無しさん:2021/02/02(火) 13:13:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/453e45fd771ab4e00252090278c072058833d7aa
自民・松本氏 虚偽でも離党止まり…遠山氏との差に批判殺到
2/1(月) 18:49配信
女性自身
緊急事態宣言下のなか深夜に銀座のクラブを訪れていたとして、2月1日に正式に辞職した公明党の遠山清彦議員(51)。

遠山氏はクラブ通いだけでなく、19年の政治資金支出報告書でキャバクラなどに飲食代として約11万円を計上していたことも明るみになった。

「具体的には、福岡市にあるキャバクラと宮崎県延岡市にあるスナックへの支出5件を計上。公設秘書が福岡市のキャバクラに行った際の飲食代が4件、もう1件は遠山氏が延岡市のスナックを利用した際のものだといいます。結局、支出分は資金管理団体に返金。政治資金収支報告書を訂正しましたが、風当たりはいっそう強くなりました」(社会部記者)

複数の不祥事が明るみになり、1月29日に党の幹事長代理の役職を辞任した遠山氏。しかし「政治への信頼を深く傷つけた」として、1日午前に議員辞職願を提出したという。

各メディアによると、国会内の記者団に対して「先週、党の幹事長代理の役職を辞任したが、週末に熟慮した結果、潔く議員辞職すべきだと決意した」と説明。次の衆議院選挙には立候補しない意向を明らかにしたという。

■自民党・松本純氏は虚偽説明のうえ、離党止まり

いっぽう遠山氏と同じタイミングで、銀座での“深夜のはしご酒” が報じられた自民党の松本純議員(70)。その責任をとって、1月29日に党の国会対策委員長代理の役職を辞任していた。

そんななか遠山氏の辞職が報じられた直後、松本氏も同日午後に離党届を提出したという速報が走った。さらに同党の田野瀬太道文部科学副大臣(46)と大塚高司国対副委員長(56)も松本氏と酒席を共にしたとして、同時に離党したのだ。

当初、記者団の一問一答に対して「1人で店に行った」と返答していた松本氏。さらに「複数人での会食は各飲食店であったのか」という質問に対しても、「全部、要望・陳情を承る立場として1人で行っている」と否定していた。

このことについて松本氏は同日の会見で、「実は後輩議員2名とともに訪問したのが事実です」と虚偽を認めた。その理由として、「後輩を庇いたかった」と釈明。離党については、二階俊博幹事長(81)から「離党勧告を頂戴した」と経緯を明かした。

遠山氏は議員を辞職したが、虚偽説明のうえ離党にとどまった松本氏ら3名。その“温度差”に批判の声が上がっている。

《離党届と言う事は議員は続けるんだね。ほとぼりが冷めたら党に復帰? 公明党の遠山議員は議員辞職でしょ?》
《嘘までついて議員辞職しないんだ。遠山は辞職したで》
《公明党の遠山清彦議員は辞職した。この差は問われるだろう。そして是非はともかく、世論は止まらなくなっている》

6355名無しさん:2021/02/02(火) 13:38:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b2729ac7a86b4cee25dcb7b6131447d9242f9a5
嘘がバレて離党した自民党の松本純衆院議員に“献金”疑惑も 摘発企業から献金84万円【独自】〈週刊朝日〉
2/1(月) 18:32配信
AERA dot.
「緊急事態宣言中に銀座でこっそり一杯、飲んで、こんな騒動になるとはね。”マツジュン”の嘘のおかげでまた、支持率が下がる」

 こうこぼすのは、自民党幹部の一人。

 緊急事態宣言の中、深夜まで銀座で飲食をしていたことが発覚した自民党の「マツジュン」こと松本純衆院議員(国対委員長代理はすでに辞任)は、2月1日に自民党に離党届を提出。その後、松本氏はクラブ訪問について「1人だったと説明したが、実は後輩議員2人とともに訪問した。事実と違うことを申し上げ、心からおわびしたい」と嘘をついたことを記者団に謝罪した。

 クラブには、松本氏とともに離党届を提出、受理された田野瀬太道文部科学副大臣と大塚高司国対副委員長が同席していた。自民党の二階俊博幹事長は、3人に対して離党勧告を出し、同時に3人からは離党届が提出された。

同じく、銀座で深夜まではしご酒をしていた、公明党の遠山清彦前衆院議員は議員辞職を表明。遠山氏は政治資金収支報告書でキャバクラやスナックの代金を支出していたことも判明し、辞職が決定的となった。

 そこで本誌が松本氏の政治資金収支報告書を調べると、“疑惑の献金”を複数回、受け取っていたことが判明した。

 松本氏の政治資金管理団体「自民党神奈川県第一選挙支部」には、東証一部上場のナイス社(横浜市)から毎年のように献金されていた。調べると、2011年から16年から毎年、それと18年に12万円を7回、計84万円が献金されていた。

 ところが、献金したナイス社は19年5月、横浜地検と証券取引等監視委員会の強制捜査を受けた。そして、同年7月に元会長ら3人が金融商品取引法違反(粉飾決済)の容疑で逮捕されている。

 現在、横浜地裁で審理が行われ、検察側はナイス社元会長らに懲役2年6か月を求刑。ナイス社側 は全面的に否認し、争っている。

 松本氏は粉飾決済が行われたとされる15年以降も3度(36万円)にわたってナイス社から献金を受け取っていた。

本誌の取材に対し、松本氏の事務所は「粉飾決算が行われた14年にもらった献金12万円は事件が発覚した19年7月に返金している」と回答した。だが、粉飾決算の有価証券報告書を提出したのは15年で
それ以降も松本氏は献金を受領していた。

 松本氏は麻生太郎副総理兼財務相の側近とされ、麻生派の事務局長として派閥を取り仕切っていた。麻生派幹部はこう言う。

「松本氏が多忙な麻生氏に代わって、手堅く派閥をまとめてきた。閣僚経験もあり、官房副長官という要職も務めたことがある松本氏の信頼は派閥で厚かった。それが銀座の飲み歩きと嘘がばれてしまい、『なんだよ、あの人』とすっかり信頼を失っている」

 公明党の遠山氏の議員辞職で松本氏の動向も注目される。

「年が明けて、養鶏疑惑で吉川貴盛元農相が起訴、すでに議員辞職。菅政権はコロナ対応の失敗で支持率が低下する中、松本氏が嘘の説明をしていたことでますます窮地に追い込まれた。離党した議員たちは次の衆院選挙で自民党から出られないので、無所属の出馬となる。かなり厳しい選挙になるだろう」(前出・自民党幹部)

(本誌取材班)
※週刊朝日オンライン限定記事

6356名無しさん:2021/02/02(火) 13:40:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/54410a4577054a7344f68642a825adf00c4d4da3
神奈川6区、与党で擁立 二階自民幹事長
2/2(火) 11:42配信
時事通信
 自民党の二階俊博幹事長は2日の記者会見で、公明党の遠山清彦氏が出馬予定だった衆院神奈川6区について「公明党の意見も聞いて決断したい。候補者を与党で立てないことはない」と強調した。

 遠山氏は、緊急事態宣言中の深夜に東京・銀座のクラブを訪れた問題などの責任を取って議員辞職し、次期衆院選への不出馬を表明した。

 二階氏はまた、北九州市議選などの地方選で与党候補が敗北したことに関し、「衆院議員はそれぞれの地域で日夜努力している。すぐ何らかの影響があるとは考えにくい」と述べた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/c5dd34efb66a865d519aa0608e5e213bb660c824
夜の銀座問題「胸に手当てて律して」 自民・二階氏が注意喚起
2/2(火) 11:57配信
産経新聞
 自民党の二階俊博幹事長は2日の記者会見で、緊急事態宣言発令中の深夜に自民党議員が東京・銀座のクラブを訪れていた問題に関して、「議員は国民の模範とならないといけない立場なのでそういう問題は論外だ。それぞれ胸に手を当てて自らをよく律していただきたい」と党内に注意を促した。

 二階氏は「子供ではないので党がどうこう言う話ではない。選挙区の皆さんから日頃から注意も指導も受けているはずだ。謙虚に対応してもらいたい」とも語った。

6357名無しさん:2021/02/02(火) 13:48:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/535dd998ac4b0e0fc380799a290f91e23da9ccb6
菅氏を窮地に追い込む与党議員「銀座の夜遊び」
2/2(火) 5:51配信
東洋経済オンライン
 通常国会のさなかに発覚した与党幹部議員2人による「銀座の夜遊び」が、菅義偉首相の苦境に追い打ちをかけている。

 国民的批判が爆発し、自民、公明の2議員はそれぞれ離党と議員辞職に追い込まれたが、危機管理の甘さも含め、菅首相の「政権運営の欠陥」(閣僚経験者)を露呈することになった。

■与野党攻防の最中に炸裂した「砲弾」

 政府は1日、首都圏や関西圏などに発令した緊急事態宣言を3週間から1カ月間程度延長する方針を固めた。2日に正式決定する。罰則を含めた対応強化のためのコロナ特措法・感染症法改正も2月3日に成立する見通しだ。首都圏は1月8日から、関西圏や福岡県などは同14日から宣言が発令され、1日当たりの新規感染者数も減少傾向にあるが、医療態勢はなお逼迫している。

 国民の不信感は根強く、与党幹部議員の不謹慎な行動が菅内閣や自民党への批判を拡大させている。国会論戦で集中砲火を浴び続ける菅首相にとって、まさに泣きっ面に蜂の状況だ。

 国会冒頭の与野党攻防がヤマ場を迎えた1月26日午後、週刊新潮と週刊文春が同時に放った“砲弾”が炸裂し、永田町は大騒ぎとなった。標的となったのは自民党の松本純国会対策委員長代理(当時、離党)と公明党の遠山清彦幹事長代理(同、議員辞職)。

 両誌は、松本、遠山両氏が国会開会中で、かつ緊急事態宣言下の深夜に銀座の高級クラブに出入りしていたことを暴露。菅首相が国民に不要不急の外出自粛を懇請しているのに、それを無視した2人の行動に批判が爆発。菅首相や公明党の山口那津男代表は平謝りせざるをえなかった。

 松本氏と遠山氏が銀座の高級クラブを訪れていたのは、第3次補正予算案の衆院予算委審議やコロナ特措法・感染症法改正での与野党修正協議のヤマ場で国会が緊迫していた最中だった。ネット上では「与党議員は銀座で豪遊し、国民はコロナで刑事罰か」などと憤激する書き込みがあふれた。

 週刊新潮や週刊文春によると、松本氏は通常国会が召集された1月18日夜、銀座のイタリア料理店で飲食した後、午後11時過ぎまでお気に入りの銀座のクラブをはしごしていた。一方の遠山氏は、衆参両院での各党代表質問が終わった1月22日夜、有力な後援者との会食後に、深夜まで銀座の高級クラブで過ごしていた。

 国対委員長代理だった松本氏は与野党修正協議の当事者で、幹事長代理だった遠山氏も1月25日の衆院予算委で公明党のトップバッターとして質問したばかり。1月27日の参院予算委で野党から厳しい追及を受けた首相は「大変申し訳ない」と陳謝。山口代表も「心からお詫びする」と謝罪した。

6358名無しさん:2021/02/02(火) 13:48:53
>>6357

■秘書のキャバクラ代を政治資金で支出

 しかし、松本氏は職務を継続し、遠山氏は秘書のキャバクラ代を政治資金で支出していた事実も発覚。野党だけでなく国民の間にも「議員辞職にも値する」との厳しい声が広がった。国会運営にも影響が出かねない状況となったため、松本、遠山両氏は1月29日午後、それぞれ党執行部に役職辞任を申し出て受理された。 

 ただその後も批判が拡大し、2月1日午前に遠山氏が議員辞職願を大島理森衆院議長に提出。同日午後には松本氏が党執行部に離党届を提出し、受理された。また、銀座のクラブで松本氏と同席していた自民党の大塚高司衆院議院運営委員会理事と田野瀬太道文部科学副大臣も更迭され、離党した。

 松本氏も関与した1月28日の与野党協議ではコロナ特措法と感染症法の政府案について「懲役・罰金の刑事罰をすべて削除し、行政罰としての過料にとどめる」などで与野党が合意した。与党側からは「松本、遠山両氏の無自覚な行動が大幅譲歩の原因」(自民国対)との恨み節も漏れた。

 自民執行部が当初、松本氏の処分に及び腰だったのは、菅首相と二階俊博幹事長が2020年12月の銀座での「8人ステーキ会食」で猛批判されていたからだ。政府与党の間では「秘かに夜会食を行う、同じ穴のムジナも少なくない」(自民若手)との声もあり、「厳しい処分をすると前例になる」(自民幹部)ことを恐れたとみられている。

 菅首相は1月27日の国会答弁で野党議員から処分を求められると、「幹事長室で(飲食自粛の)通達を出しており、しっかり対応していく」と答弁した。しかし、松本氏はその日午後に開かれた麻生派総会の司会をつとめ、麻生氏が挨拶で「はなはだ不適切」と発言したが、松本氏自身は「どこ吹く風の態度」(派閥担当記者)だったとされる。

 一方、クリーンを標榜する公明党の反応は「自民党とは違った」(幹部)。不祥事発覚後、遠山氏は平身低頭で謝罪し、党執行部に進退伺いも出していたとされる。しかし、山口代表らは「こちらが先行して遠山氏を処分して、自民党を困らせるわけにはいかない」(党幹部)との判断から、様子見を続けたとみられている。

 第3次補正予算が1月28日に成立し、特措法改正などでの与野党修正協議も29日に合意した。水面下で調整のうえ、同日夕刻に松本、遠山両氏が相次いで役職辞任を申し出る形で幕引きを図った。しかし、批判は収まらず、週明けの2月1日にそれぞれ離党と議員辞職を余儀なくされた。

■永田町の「マツジュン」と「遠山の金さん」

 針のむしろに座る事になった松本氏は、当選7回の閣僚経験者で、所属する麻生派では麻生太郎副総理兼財務相の側近中の側近として知られる。政界では人気タレントに模して「永田町のマツジュン」と呼ばれ、国会対策での実績も持つ有力議員。しかも、菅首相とは初当選同期の親しい仲間で、菅、麻生両氏のパイプ役も務めてきた。

 小選挙区となった衆院神奈川1区で1996年に初当選した松本氏は、その後、落選と比例復活を経験するなど、必ずしも選挙基盤は盤石ではない。今回の不祥事とその後の対応の拙劣さから、「次期衆院選では苦戦必至」(自民国対)との声が広がる。

 一方、遠山氏は参院議員を経て衆院比例九州ブロックで当選し、次期衆院選では神奈川6区での立候補が決まっていた。党内では「将来の代表候補」との呼び声もあり、こちらも「永田町の遠山の金さん」と呼ばれる有力議員だった。

 自らツイッターに投稿した謝罪動画では、「申し訳ありませんでした!」と大声で叫び、画面から姿が消えるくらい深く頭を下げるなど、事態の深刻さに身を縮めていた。遠山氏は週末に議員辞職の意向を固めて2月1日、大島理森衆院議長に議員辞職願を提出した。

 遠山氏が出馬を予定した神奈川6区は、前回衆院選で公明党が唯一議席を獲得できなかった小選挙区だ。このため、必勝を期す党執行部が将来のエースと目される遠山氏を落下傘の形で投入していた。

 今回の不祥事でも「候補者差し替えはない方針」(公明選対)だったが、「創価学会婦人部を激怒させた」(幹部)こともあって、遠山氏は1日、次期衆院選の立候補を断念した。

 そうした中、政府は2月2日に緊急事態宣言の延長を正式に決める方針だ。その時点で全国的に新規感染者が大幅に減少していても、死亡者や重症者数が高止まりしている限り、国民の不安は消えない。当然、下落した内閣支持率も回復せず、今回の2議員らの不祥事で自民、公明両党の支持率低下も避けられない。

6359名無しさん:2021/02/02(火) 13:49:03
>>6358

■都議選への悪影響は避けられず

 7月4日の投開票が決まった東京都議選では、前回惨敗した自民党は議席回復、公明党は前回以上の勢力確保がそれぞれの目標だ。しかし、今回の不祥事で都民がそっぽを向く不安は拭えない。とくに公明党は「選挙への悪影響は確実」(幹部)と嘆く。

 1月31日に投開票された千代田区長選では、自公の推薦候補が小池百合子知事が支援した都民ファーストの会推薦の新人候補に敗れた。同日投開票の北九州市議選でも、自民公認候補の現職が6人も落選する事態となった。10月までに必ず実施される次期衆院選までに自公両党への逆風がやむ保証はない。

 しかも、横浜市の区分けにより、松本氏の神奈川1区と遠山氏が出馬予定だった同6区は菅首相の神奈川2区を挟む形となっている。「次の選挙では、菅首相も自粛破りと批判されるのは確実」(自民選対)との厳しい見方も出る。

 菅首相は、国会質疑で2度目の特別定額給付金の実施を否定した際、政府のセーフティネットとしては「最終的に生活保護がある」と発言して大炎上した。伝家の宝刀となる解散権も、「現状のままでは、抜く力すら失う」(自民長老)との見方も広がる。

 菅首相が最後の頼りとするワクチン接種が難航するような事態ともなれば、今回の「銀座の夜遊び」が自民党内の菅降ろしの伏線となり、「新年度予算成立後の4月政変が現実味を帯びる」(同)との不穏な予測も出始めている。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

6360名無しさん:2021/02/02(火) 17:37:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/90b239b419db645f8f239639f0ff0457d30a33a1
菅首相 銀座3議員問題で繰り返し陳謝 年末の自身会食にも飛び火「大いに反省」
2/2(火) 16:57配信
デイリースポーツ
 菅義偉首相は2日の参院本会議で、緊急事態宣言下で深夜まで銀座のクラブで飲食し、自民党を離党した田野瀬前文部科学副大臣ら3人の議員について「国民の皆さんにご苦労をお願いする中で、政治家は率先して襟を正すべき立場。誠に残念であり、私自身も国民の皆さんに心からお詫び申し上げたい」「二度と再びこういうことがあってはならない」と陳謝した。

 立憲民主党・青柳陽一郎議員への答弁。2日の参院本会議では、野党から何度も“銀座クラブ3議員”問題に対する答弁を求められ、謝罪を繰り返した。

 また、共産党・塩川鉄也議員からは、3議員に関連し、「自身は処分なくお詫びだけ、この3人と一体どこが違うのか」と昨年12月14日、二階俊博幹事長の呼びかけにより王貞治氏、杉良太郎、みのもんたら8人での会食に出席した問題を追及された。当時、政府は会食について「4人以下」を呼びかけていた。

 菅首相は「私の会食については大いに反省しているところであります。(ただ)緊急事態宣言下でもありませんでしたし、当時、(午後)10時までの(会食が)許されていたという風に記憶しております。いずれにせよ、あってはならないこと。大いに反省しております」と謝罪した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/22d083542ad8674f47c348fdb1a48fe003a2ad9c
世耕氏「自民に厳しい目が向けられている」 「夜の銀座」問題で
2/2(火) 15:45配信
産経新聞
 自民党の世耕弘成参院幹事長は2日の記者会見で、緊急事態宣言発令中の深夜に自民党に所属していた議員が東京・銀座のクラブを訪れていた問題について「深夜にわたって会食をしたこと自体がとんでもないが、事実上、虚偽の説明をし、大変残念だ。当然、自民党に対して非常に厳しい目が向けられているということを自覚しなければいけない」と述べた。

 世耕氏は、二階俊博幹事長が深夜飲食をしていた松本純衆院議員ら3人に離党勧告を出したことについては「自民党としては、かなり重い処分だ。総選挙を目前に党籍を失うことは、本人たちにとっても大変重い」と語った。

6361チバQ:2021/02/02(火) 17:39:48
国会議員全員に聞いてみようw
https://news.yahoo.co.jp/articles/0028d78b321ab7593352fd276ccebd0dbcdaeace
副大臣ら10人がマイナカード未取得 閣議決定で実名
2/2(火) 14:00配信




マイナンバーカード=総務省提供
 菅義偉首相が2022年度末までにほぼ全国民への普及をめざすマイナンバーカード。大臣は全員取得しているが、政務三役などを含めると菅内閣の13%が持っていなかった。政府は2日、未取得の10人の実名を記した答弁書を閣議決定した。

 菅内閣の大臣、副大臣、政務官の政務三役と首相補佐官は計77人。答弁書によると、このうちカードを持っていなかったのは、赤沢亮正内閣府副大臣▽宇都隆史外務副大臣▽中西健治財務副大臣▽丹羽秀樹文部科学副大臣▽葉梨康弘農林水産副大臣▽岩井茂樹国土交通副大臣▽小林茂樹国交政務官▽鳩山二郎国交政務官▽大西宏幸防衛政務官▽柿崎明二首相補佐官――の10人だった。この10人も「申請済み」か「申請予定」だとした。

 「NHKから自国民を守る党」の丸山穂高衆院議員の質問主意書に答えた。(河合達郎)
朝日新聞社

6362チバQ:2021/02/03(水) 11:11:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c5ee8dafa28b84d65586b2570b8b5cc512ee77e
水際対策緩和、悩む政権 「世論」と「五輪」の板挟み
2/3(水) 7:00配信




 緊急事態宣言の延長に伴い、昨年末以降に強化した水際対策もそのまま延長された。いずれも宣言中の措置とされているが、政府内では宣言解除と同時の全面緩和は難しいとの見方が強まっている。緩和が遅れると東京五輪・パラリンピックの観客受け入れに影響するため、政府は水際対策の「出口戦略」にも苦慮している。


 「国内外の感染状況とニーズを見極めながら政府全体で検討していく」。茂木敏充外相は2日の会見で水際対策の行方を問われ、そう述べるにとどめた。政府内では水際対策の出口に向けた検討が進むが、「議論百出」(関係者の一人)で先行きは見通せていない。

 政府は約150カ国・地域からの外国人の入国を原則拒否する一方、段階的に入国緩和を進めてきた。オリパラで全世界から観客を受け入れるという目標を見据えた措置だった。

 ところが、海外での新型コロナの変異ウイルス感染拡大と国内の緊急事態宣言を受け、先月14日までに全ての緩和策を停止。感染状況が収まりつつある中韓など11カ国・地域からビジネス関係者らを優先的に受け入れる仕組みも止め、新規入国は事実上、全面停止となった。海外から帰国する日本人や、再入国する在留資格のある外国人の全員に、空港で検査を行うなどの検疫強化策も追加した。

 いずれも期間は宣言中とされているが、政府関係者は「宣言が解除されてすぐ元に戻すことにはならない」と口をそろえる。そもそも菅義偉首相自身、当初は中韓などからの入国停止に慎重だったが、自民党や世論の反発に押されて全面停止に至った経緯があるからだ。内閣支持率の低迷が続くなか、首相周辺は「政権に体力がなければ、(反発を押し返して)再開するのは難しい」と漏らす。
朝日新聞社

6363名無しさん:2021/02/03(水) 18:35:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a1724b417d474cf863eb01257f13329b82b79b4
“銀座クラブはしご”うそ説明 総理いつ知った?
2/2(火) 17:52配信
テレビ朝日系(ANN)
 国会議員が辞職、離党することとなった銀座クラブはしご問題。菅総理大臣が国会で謝罪です。

 緊急事態宣言のさなか、与党議員が東京・銀座のクラブを訪れていた問題。

 1日に自民党を離党した3人は先月18日、2人の女性を含めた5人で、まずイタリアレストランで会食。その後、再び銀座のクラブで合流していました。

 先月26日、1回目の会見です。

 自民党(当時)・松本純国対委員長代理:「全部、要望・陳情を承るという立場で1人で行っております」

 実は永田町では、すでにこのころから「複数の同席者がいた」との噂が出ていて、ほどなく田野瀬前文部科学副大臣と大塚前国対副委員長の名前が浮上していました。

 しかし、噂は噂のまま2回目の会見でも否定しました。

 自民党(当時)・松本純国対委員長代理:「(Q.1人で行ったと説明したが、その事実は?)変わりありません」

 実際には同席者がいたと報告したのは、週が明けた今月1日になってからでした。

 自民党・二階幹事長:「当初、説明のあった内容と異なる事実が判明したということを受けて、離党の勧告をしたという経緯であります」

 2日午後、菅総理大臣は改めて国民に謝罪しました。

 菅総理大臣:「国民の皆さんにご苦労をおかけしているなかにあって、政治家は率先して範を示すべきところ、こうした行動はあってはならないことであり、極めて遺憾であります。私からも国民の皆さんに心からおわびを申し上げます」

 立憲民主党・青柳陽一郎議員:「特に問題を大きくしたのは嘘です。すでに先週時点で複数人で行っていた事実が周知され始めていました。総理には一体、いつ情報が上がったのか?」

 菅総理大臣:「私が承知したのは昨日です。二度と再びこのようなことがあってはならない…、そういう思いで取り組んで参りたいと思います」

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/309cad14e3b05aa992d5ce9e0f3b1375ec67deb4
「大いに反省」 菅首相、12月の会食問題で改めて陳謝
2/2(火) 17:30配信
朝日新聞デジタル
 菅義偉首相は2日の衆院議院運営委員会で、国民に自粛を呼びかけるなか、昨年12月に二階俊博自民党幹事長らとステーキ店で会食をした問題について、「大いに反省している」と改めて陳謝した。

 共産党の塩川鉄也氏の質問に答えた。ただ、深夜に東京・銀座のクラブなどを訪れていた自民党の衆院議員3人が離党勧告された件との対応の違いについて問われると、「(12月は)緊急事態宣言でもなく、午後10時まで(飲食店の営業が)許されていたと記憶している」と弁明した。

 また、塩川氏は、安倍晋三前首相が「桜を見る会」前日の夕食会の問題を巡り、国会で事実に反する答弁を重ねていた問題に触れ、「(3人が)会食の事実を隠した、うそをついたから更迭や離党勧告の処分を行ったというなら、1年以上うそをつき、事実を隠していたのに何の処分もない安倍前首相の場合とどこが違うのか」と追及。菅首相は「安倍(前)総理については、先般、自らの発言の相違点について、議運委員会の中で説明をされたのではないか」と述べた。

 塩川氏は「まさに政治への信頼が問われている大問題だ」と指摘した。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/2c946050b00c0ad59fe331d69acf02f21c1593b1
深夜会合、再発防止誓う ステーキ会食「当時は許された」 菅首相
2/2(火) 17:56配信
時事通信
 菅義偉首相は2日、衆院議院運営委員会に出席し、松本純・元国家公安委員長ら自民党議員3人(1日に離党)が緊急事態宣言下の深夜に東京・銀座のクラブを訪れたことを陳謝し、「二度とこのようなことがあってはならない」と強調した。

 立憲民主党の青柳陽一郎氏への答弁。

 青柳氏は「政治と国民の信頼関係が壊れ、多くの国民が怒りを越えあきれている」と非難。首相は「国民にご苦労をお願いする中で、政治家は率先して襟を正すべき立場だ。心からおわびを申し上げる」と語った。

 松本氏は問題が発覚した1月26日、「1人で(クラブに)行った」としていた。首相は、3人で訪れたことを把握したのは離党勧告処分を決めた2月1日だと改めて説明した。

 首相自身、12月に自民党の二階俊博幹事長らと「ステーキ会食」を行った経緯がある。共産党の塩川鉄也氏は3氏の処分との整合性をただしたが、首相は「その会食の際は緊急事態宣言(下)でもなく、当時(午後)10時まで許されていた」と釈明した。

6364名無しさん:2021/02/03(水) 18:39:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/97945704c88393b48f5797f1f34ffddf212d4052
「緊急事態宣言」3月7日まで延長、菅首相は自民議員の深夜クラブ飲食を謝罪「あってはならないこと」
2/2(火) 19:46配信
BUSINESS INSIDER JAPAN
新型コロナ特措法に基づく緊急事態宣言について、政府は2月2日、栃木県を除く10都府県で3月7日まで延長することを正式に決定した。

新型コロナウイルス感染症をめぐっては、年末年始に感染者が急増し、国内で医療提供体制がひっ迫。1月8日〜2月7日にかけて1都3県(東京・埼玉・千葉・神奈川)を対象とする緊急事態宣言を発出した。

その後、政府は対象地域を拡大。1月14日から栃木・岐阜・愛知・京都・大阪・兵庫も加わった。

政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長は1月8日の会見で、「1カ月未満でステージ3に近づけるのはそう簡単ではないが、4条件を満たせば可能」と見解を述べていたが、現時点では栃木県以外では解除は妥当ではないという判断に至った。

菅義偉首相は2日、緊急事態宣言延長を報告した参院・議運委員会で「結果として宣言を延ばすことになり、国民に大変申し訳ない」と発言。当初、緊急事態宣言を1カ月で解除できなかった責任は「全て私が背負う」と語った。

政府は今後も「手洗い」「マスクの着用を含む咳エチケット」「3密の回避」など基本的な感染対策の重要性を周知。新しい生活様式への行動変容、昼夜を問わず不要不急の外出自粛、テレワークなどの推進で出勤者7割減などを呼びかける。

厚生労働省の専門家会合は、重症者や死亡者の数は過去最多レベルであり、医療提供体制の逼迫も続いていると指摘している。

政府は新型コロナ感染症対策の基本的対処方針の中で、感染者数が減少傾向にある仲で「今後の減少傾向を確かなものにするため、これまでの対策を継続・徹底することで「医療提供体制・検査体制の拡充等を図り、早期にステージ3・2を目指す」と記した。

飲食店へも引き続き営業時間の短縮要請も呼びかける方針だ。ただ、緊急事態宣言の対象地域では、法律には基づかない「呼びかけ」として、自治体が営業時間の短縮を呼びかけている。

協力金の支給対象ではないが、呼びかけに応じてイベントの開催制限に協力したり、時短営業に応じたりする事業者もある。緊急事態宣言の延長によって、こうした事業者への補償をどうするかも焦点になりそうだ。

6365名無しさん:2021/02/03(水) 18:40:05
>>6364

与党議員、緊急事態宣言下に銀座のクラブへ 虚偽説明で離党も
一方、緊急事態宣言下に自民・公明の衆院議員4人が東京・銀座のクラブを訪れていたことなどが明らかになり、議員辞職や離党に追い込まれた。

デイリー新潮は1月26日、自民党の松本純衆院議員が1月18日深夜に銀座のクラブを訪れていたと報道した。

松本氏は党の国対委員長代理を辞任し、問題が報じられた当初は報道陣に対し、クラブの閉店後に「要望・陳情を承るという立場で一人で行った」と釈明していた。

ところが、この説明が後に虚偽だと発覚。田野瀬太道・文部科学副大臣、大塚高司・国会対策副委員長が同行していたことが明らかになった。

政府や党の役職を辞めるだけでは収拾できないと判断した二階俊博幹事長は、3氏に離党勧告を出した。

相次ぐ不祥事、年内には総選挙
1月31日に実施された北九州市議選と東京・千代田区長選で、自民党は厳しい戦いを迫られた。北九州市議会選では、自民党は現職22人全員が立候補。当選10回の重鎮を含めた6人が落選し、当選者は16人。前回の18人を下回った。

千代田区長選では自民・公明が推薦した前区議が立候補したが、小池百合子都知事が特別顧問の地域政党「都民ファーストの会」推薦の樋口高顕氏に敗れた。

10月21日には、衆院が任期満了を迎える。新型コロナ禍の収束が見通せない中、来たるべき総選挙を前に、菅政権は難しい舵取りを引き続き迫られることになる。

菅首相は2日、参院本会議や衆参両院の議院運営委員会で「国民の皆さんにご苦労をおかけしている中、政治家は率先して範を示すべきところ、あってはならないこと。極めて遺憾。国民の皆様にお詫び申し上げる」と頭を下げた。

(文・吉川慧)

吉川慧

6366名無しさん:2021/02/03(水) 18:43:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/677a92dfdd3c84649979020dac7bd72442dbefd6
「それぞれ胸に手を当てて」 銀座クラブ問題で二階氏
2/2(火) 19:15配信
朝日新聞デジタル
 自民党の二階俊博幹事長は2日の記者会見で、緊急事態宣言下の深夜に松本純衆院議員ら3人が東京・銀座のクラブなどを訪れていた問題について、「議員は模範とならなきゃいけない立場で、そういう問題は論外だ。それぞれ胸に手をあてて自らをよく律していただきたい」と述べた。

 二階氏は続けて「子どもに言うんじゃないから、党がどうこう言う話ではない。謙虚に対応してもらいたい」と呼びかけた。

 一方、自民を離党した3氏や議員辞職した公明の元衆院議員の選挙区に、次期衆院選で候補者を擁立するかと聞かれると、「地元の実情をよく聞いて慎重に対応する」としたうえで、「もちろん候補者を立てないということはない」と述べた。3氏が無所属で立候補した場合、与党から公認候補を擁立する可能性もあることを示唆した。

 一方、世耕弘成参院幹事長も同日の会見で、クラブ問題について「深夜にわたって会食をしたこと自体、とんでもない。自民党に対して非常に厳しい目が向けられていると自覚しなくてはいけない」と語った。

 そのうえで「自民党はすべての選挙区に公認候補を立てていくというのが基本路線」と述べ、3氏の選挙区への自民党からの候補者擁立に含みを持たせた。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/b80d6f443da4e62f658196ee9a2a3a69164f4aa6
陳謝の首相 揺さぶる野党 衆参議運委で「銀座深夜会合」攻防
2/2(火) 21:22配信
産経新聞
 菅義偉首相は2日の衆参両院の議院運営委員会で、与党に所属していた衆院議員が緊急事態宣言下の深夜に東京・銀座のクラブを訪れていた問題について謝罪の言葉を繰り返した。立憲民主党や共産党は4日から始まる衆院予算委員会での本格論戦も見据えて攻勢を強め、首相を揺さぶった。

 「多くの国民が怒りを超えてあきれている。首相も無念ではないか」

 立民の青柳陽一郎氏が衆院議運委でこう厳しい言葉を投げかけると、首相は神妙な面持ちで「二度とこのようなことはあってはならない。そういう思いで取り組みたい」と述べた。

 政府・与党は当初、この日の議運委への首相出席は想定しておらず、首都圏に対する宣言発令を事前報告したときなどと同様、担当の西村康稔経済再生担当相の説明にとどめる予定だった。

 ところが、すでにクラブを訪れていたことが判明していた松本純元国家公安委員長=自民を離党=に加え、自民に所属していた2人の同席が1日に発覚すると、風向きが変わった。立民の安住淳国対委員長は「首相に説明してもらわなければ令和3年度予算案の審議に入れない」と強硬な姿勢で臨み、与党側に首相の出席を認めさせた。

 共産の塩川鉄也氏は、宣言が発令されていなかった昨年12月の首相と自民の二階俊博幹事長らのステーキ店での会食を持ち出し、「首相が行った会食はおわびだけだった。3人とどこが違うのか」などと追及した。首相は「その会食の際には宣言はなかった」と説明しつつ、反省の言葉を述べて低姿勢に徹した。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、菅政権の支持率は発足時と比べ低迷している。それにもかかわらず、野党の支持率も低迷しており、野党は政権批判の受け皿になりきれていない。立民や共産が「深夜会合」問題で攻勢を強めるのは、政府・与党の失態を契機に政権への打撃を狙う思惑が透ける。

 ただ、立民も昨春の宣言時に所属議員が東京・歌舞伎町の「セクシーキャバクラ」と呼ばれる飲食店を訪れていたことが発覚し、除籍(除名)処分にする不祥事に見舞われた。午後8時以降の外出や会食の自粛は与野党にかかわらず国会議員全員の姿勢が問われており、自民幹部は野党議員について「何もなければいいけど」と話した。(永原慎吾)

6367名無しさん:2021/02/03(水) 18:43:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/88d909c13c654be97b1bb453015f3f5c897f3a4b
菅首相、崖っぷちの1カ月 五輪、政権運営を左右 新型コロナ緊急事態宣言延長
2/3(水) 7:08配信
時事通信
 新型コロナウイルスへの対応に苦しむ菅義偉首相が10都府県を対象に緊急事態宣言の延長を決めた。

 感染を抑え、逼迫(ひっぱく)する医療提供体制を立て直すためだが、1カ月間での事態好転を約束していただけに後のない状況だ。3月7日の期限までに結果が出なければ、夏の東京五輪・パラリンピック開催や政権運営を左右しかねない。

 「あらゆる方策を尽くし、全ての力を注ぐ」。首相は2日の記者会見でこう述べ、感染収束への決意を示した。

 首相は緊急事態宣言の再発令を決めた1月7日の会見で「1カ月後には必ず事態を改善させる」と明言し、飲食店を中心に営業時間短縮などの徹底を呼び掛けた。その結果、東京都の新規感染者は同日の2447人をピークに減少に転じ、2月1日時点で393人まで低下した。

 だが、解除の目安は感染状況が2番目に深刻な「ステージ3」相当。東京では1日当たりの感染者数が500人を下回るのが条件となるが、宣言下の達成は2月1日のわずか1日だ。

 「1カ月で(収束)できなかった責任は全て私が背負う」。首相は宣言延長について、事前報告の場となった2日の参院議院運営委員会で「大変申し訳ない」と陳謝し、無念さをにじませた。野党は立憲民主党の枝野幸男代表が「失策」と断じるなど、厳しく追及する姿勢だ。

 関係者によると、首相は延長の判断に当たり、愛知、岐阜両県の解除に意欲を示した。しかし、解除対象を広げれば国民に緩みが生まれる可能性がある。両県とも延長不可避とする専門家の見解を最後に受け入れた。

 東京五輪は7月23日に開幕する。昨年、五輪・パラリンピックの1年延期が決まったのは開会式4カ月前。今年3月25日には聖火リレーが始まる。今回の宣言期間中に感染を抑え込めなければ、中止・再延期論が内外で広がるのは必至だ。政府関係者は「今がラストチャンス」と語る。

 首相は2日の会見で、無観客とする案について見解を問われ「安全・安心の大会にすることを最優先に検討を進めていきたい」と答えた。

 ただ、与党議員が宣言下の深夜に東京・銀座のクラブに出入りした問題は重くのしかかる。首相は2日、国会答弁で何度も「おわび」に言及したが、首相自身が昨年12月に自民党の二階俊博幹事長らと「ステーキ会食」をした経緯もある。知事からも、国会議員が自粛を破るなら「国民も守らなくていい、ということに当然なる」(大阪府の吉村洋文知事)と不満が出た。感染抑制に不可欠な国民の協力をどこまで得られるか不透明だ。

 感染防止や五輪開催の決め手とされるワクチン接種が順調に進むかも見通せない。仮に今回の宣言が再延長となったり、五輪開催に影響が及んだりすれば、政権への風当たりは一層厳しくなる。「菅政権の命運はこの1カ月に懸かっている」。ある自民党ベテランはこう指摘した。

6368名無しさん:2021/02/03(水) 18:49:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/c89d7e9d70ca84189f15cf2cfbf4cb9b888330af
河野ワクチン担当相起用で菅・二階に亀裂 総裁選前哨戦の様相
2/3(水) 11:05配信
NEWSポストセブン
 菅義偉・首相は1月18日、コロナワクチン接種の総合調整を行なう「ワクチン担当相」に河野太郎・行革相を起用する人事を発表した。その翌日には、菅首相は河野氏とともに小泉進次郎・環境相を官邸に呼んでワクチン対応を協議し、進次郎氏を河野氏の事実上の“補佐役”に任じた。

 河野氏のワクチン担当相起用は政権の屋台骨に亀裂を広げている。大いに不満を鳴らしているのが菅首相の後見人でもある二階俊博・自民党幹事長だ。

「党は人材豊富だが、とりあえず河野君だけでいい」

 会見で二階氏は“とりあえず”と人事を渋々認めたものの、ワクチン接種のスケジュールをめぐる河野氏と坂井学・官房副長官の官邸内バトルが勃発すると、“そら見たことか”といわんばかりに、「論評するに至らない。発言を片方が取り消すとか面倒くさい。よく調整してもらいたい」と、突き放した。

 二階氏は河野起用の裏に菅首相の“叛意”を感じて警戒している。いまや菅首相と二階氏の関係は急速に冷えつつある。

 内閣支持率が急落すると二階氏は距離を置き、ポスト菅の総裁選に野田聖子・幹事長代行を擁立する構えを見せたからだ。

「とにかくこの悪いムードを変えないと選挙を戦えない。そのためには憲政史上初の女性首相とか思いきったことが必要だと二階さんは考えている。野田後継なら選挙はなんとかしのげる」

 二階派幹部からそうした情報が流され、党内でも野田氏がポスト菅の有力な総理・総裁候補との見方が広がっていた。ところが、菅首相が「河野カード」を切ったことで目算に狂いが生じた。「ワクチン担当相」という人事一つで、河野氏が野田氏に代わる有力な次期首相候補としてクローズアップされたからだ。政治ジャーナリストの野上忠興氏が語る。

「このまま支持率が回復しなければ、菅首相は9月の自民党総裁選への出馬は見送らざるを得なくなる。“万が一”に備えて後継者として河野氏を擁立し、河野首相・小泉官房長官コンビで総選挙を戦うシナリオも念頭にあるのではないか。党内基盤に乏しい菅首相が退陣後も党内に影響力を残すにはその選択肢しかない」

 河野氏にとっても二階氏は人事で“煮え湯”を飲まされた相手だ。

「昨年の菅内閣の組閣の際、菅首相はいったん河野氏を総務相に“内定”して地方創生を担わせようとしたが、二階氏の横槍で土壇場で当時、国家公安委員長だった二階派の武田良太氏が総務相に“昇格”、河野氏は外相から格下の行革相に回ることになり、『ハンコ廃止』というパフォーマンスに走らざるを得なかった」(自民党幹部)

 菅首相にとっても、河野氏の抜擢は二階氏の横槍に一矢報いるもので、総裁選は二階氏が担ぐ野田氏と、菅首相が後継者に立てる河野氏の対決の構図が生まれている。

そして誰もいなくなる
 ワクチン接種の国家プロジェクトは、自民党総裁選の前哨戦の様相を呈してきた。政権中枢に残った総裁候補たちは、コロナ危機乗り切りで手腕を発揮できるかが問われた。

 しかし、加藤勝信・官房長官と西村康稔・コロナ担当相は危機に有効な手を打てず、ワクチン接種の「総合調整」からも外された。

 茂木敏充・外相は、「米国のバイデン新大統領が就任したのに、菅首相との電話会談が大幅に遅れてしまった」(自民党閣僚経験者)とこちらも失格の評価で、有力候補が次々に消えている。

 いまや残っている有力候補は河野氏くらいだ。だが、ワクチン供給に不安があるうえ、ワクチン接種券、接種シールの印刷や発送など自治体の準備次第では希望者が受けられない「ワクチン格差」が生じる可能性は十分ある。元厚労省医系技官の木村盛世氏が言う。

「欧米ではワクチン接種で混乱が起き、『接種拒否』が広がるなど決して計画通りには進んでいません。日本は地方自治体の保健所が有能なので単純な比較はできませんが、国内でも問題は山積みです。一番の問題はコロナ対応に追われる医師や看護師が接種する時間的余裕があるのかどうか。それが遅れると国民全員への接種も遅れかねない。河野ワクチン担当相の手腕にかかっていると言えます」

 混乱やワクチン格差への不満が高まれば河野氏は批判の矢面に立たされることになる。

「ワクチン頼み」の菅首相だが、河野氏の起用が裏目に出れば、“副反応”で官邸崩壊どころか「官邸沈没」となる危うさをはらんでいる。

※週刊ポスト2021年2月12日号

6369名無しさん:2021/02/03(水) 19:14:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/957375c0377939083a0fa1e653f75e28d6fd43b3
首相「夜の銀座」謝罪…野党「ブーメランが心配」議員辞職求める雰囲気高まらず
2/3(水) 8:01配信
読売新聞オンライン
 自民党の衆院議員3人が緊急事態宣言下に東京・銀座のクラブに深夜まで滞在した問題について、菅首相は2日の衆参各院の議院運営委員会に出席し、陳謝した。攻勢を強める野党に対し、政府・自民党は3人の離党で早期の幕引きを図りたい考えだ。

自民、離党で幕引き狙う
 「政治家は率先して範を示すべきところ、こうした行動はあってはならないことで極めて遺憾だ。心からおわび申し上げる」

 首相は2日、衆参各院の議運委の冒頭で、3議員の問題を自ら切り出し、深く頭を下げた。

 議運委は、緊急事態宣言の延長に関する事前報告のために開かれたものだ。首相は宣言を再発令した1月7日や区域拡大時の13日には出席しなかったが、今回は3議員の問題の影響で野党からの出席要求を拒めず、異例の出席となった。

 野党からは「夜の銀座」問題への質問が相次いだ。立憲民主党の青柳陽一郎衆院議員が「多くの国民が怒りを超えて、あきれてしまっている」と攻め立てると、首相は「国民にご苦労をお願いする中にあって、政治家は襟を正すべき立場だ」と謝罪を繰り返した。

 松本純、大塚高司、田野瀬太道の3衆院議員は1日、自民党の離党勧告を受けて離党したが、公明党の遠山清彦氏は同様の問題で衆院議員を辞職した。共産党の小池書記局長は「当然3人とも辞職すべきだ。自民党が辞職を求めなければ、補欠選挙を恐れていると言われても仕方がない」と主張した。

 自民党内にも「論外だ」(二階幹事長)と厳しい声が多いが、議員辞職は避けたいのが本音だ。3人が3月15日までに辞職すれば、公職選挙法の規定に基づき、4月25日に補選が行われる。苦戦が予想される参院長野選挙区と、与党が不戦敗を選んだ衆院北海道2区の両補選と重なれば、「政権へのダメージがさらに大きくなる」(党関係者)との懸念があるためだ。

 一方で、野党側でも議員辞職を求める雰囲気は高まっていない。「野党議員にも同様の問題が発覚した時、ブーメランとして返ってくるのが心配だ」(立民中堅)との声も漏れている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6bd9f266a2beef3877ce20c00594cac5553d23b2
“銀座クラブ”議員への批判 「クラブなんかに…ではなく、エビデンスに基づいてするべき」
2/3(水) 8:15配信
ABEMA TIMES
 1日、会見を開き謝罪したのは、自民党の松本純衆院議員と田野瀬太道文科副大臣、大塚高司国対副委員長の3人。緊急事態宣言下の1月18日深夜、銀座のクラブに3人が同席していたことが明らかになった。

 松本氏は当初、「要望・陳情を承るという立場で、1人で行った」「お店が閉まった後。お客もいなく店主と2人だけ」と話していた。虚偽の説明をしたことについて松本氏は「前途ある有望な彼らに対しては、これからのこともある。何としてもかばいたい、そんな思いから」と会見で述べた。

 3人は1日、二階幹事長から離党勧告を言い渡され、自民党を離党した。ただ、議員辞職はせず、次の衆議院選挙についても「地元の支援者と相談する」として明言を避けている。

 一方、1月22日深夜まで銀座のクラブに滞在していかほか、自らの資金管理団体がキャバクラ店に支出していたことが問題となっていた公明党の遠山清彦議員は1日、その責任を取り議員辞職願を提出した。

 問題となった議員の行動について、BuzzFeed Japan News副編集長の神庭亮介氏は「国民に負担を強いておきながら、非常に危機意識が希薄。軽率な行動で呆れるしかない」と指摘。

 自民議員と公明議員で対応が分かれた点については、「公明党の方が支持者の中によりクリーンさを求める人が多いので、ここは辞めざるを得ないと判断したのだと思う。もちろん反省すべきことだが、これをもって辞めるほどのことなのかは疑問も残る」との見方を示す。

 一方で、批判の仕方には気をつける必要があるとし、「コロナ禍なのに銀座のクラブなんかに行って…と批判している人も多いが、そういう言い方には危うさも感じる。昨年末、菅さんや二階さんがステーキ店に行っていたが、銀座のクラブと感染リスクが大きく変わるとは思えない。私は以前から『コロナと道徳、混ぜるな危険』と言い続けてきたが、批判するならエビデンスベースですべきで、そこに道徳観念を混ぜない方がいい。去年春の緊急事態宣言の時も、パチンコなんかに行くなんて…と非難が巻き起こった。『◯◯なんか』と言い始めると、必ず自分に返ってくる。いつか◯◯に自分の大切なものが入ってしまうかもしれない。だからこそ、こうした批判は冷静かつ客観的に、エビデンスに基づいてするべきだ」と述べた。
(ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)

6370名無しさん:2021/02/03(水) 19:16:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddf3874faf28c8f0e8b18273cf64adf54eee4975
案里氏が辞職願、永田町の古参が描いていた「シナリオ」
2/3(水) 14:56配信
西日本新聞
【東京ウオッチ】秘書ひしょ話
 「いつまで居座らせるつもりなんだ」

 九州選出の自民党議員秘書がひとりごちた。2019年参院選広島選挙区を巡る買収事件で1月21日、有罪判決を言い渡された河井案里参院議員(自民党を離党)のことだ。

 歳費と文書通信交通滞在費で毎月203万5200円、6月と12月には各310万円超の期末手当-。昨年6月の逮捕から7カ月で得た議員報酬は、計2000万円を超える。一度も本会議や委員会の場に姿を見せていないにもかかわらず。

 ちなみに昨年10月、案里氏が保釈された際に支払った保証金は1200万円。「十分、お釣りが来てるはずなのに」。議員辞職せず、さらなる法廷闘争も視野に入れる案里氏に、この古参秘書は眉をひそめる。なおも、国民の血税をむさぼるつもりなのかと。

 気掛かりなのは、党内に案里氏の辞職を促す声が乏しいことだ。離党前、案里氏は二階俊博幹事長率いる二階派に属し、買収事件の原資となったとされる1億5000万円も党本部から案里氏側に選挙資金として送金されていた。二階氏ににらまれるのを恐れて党所属の国会議員たちが口をつぐんでいるのだとしたら、今の政権与党に自浄作用など望むべくもない…。

 と、ここまでは表向きの批評。永田町の古株が目を向けるのは、その先だ。

 政治とカネの問題や世論の受けが芳しくない新型コロナ対応を抱えたまま、菅義偉政権は4月25日に衆参の補欠選挙を迎える。自民は、元農相が汚職事件の在宅起訴前に辞職して空席となった衆院北海道2区の候補者擁立を早々に断念。野党現職の死去に伴う参院長野選挙区も、形勢有利とはいかぬ。

 「案里氏に辞めてもらってだな、自民の強固な支持基盤がある参院広島選挙区も補選に組み込むとする。それでもし『0勝2敗』を『1勝2敗』にできたら、印象もだいぶ違うだろ?」

 職責を果たすことなく歳費などを受け取り続ける案里氏に引導を渡す演出をして世論のルサンチマン(怨恨=えんこん)を鎮め、反転攻勢を妨げる補選の敗北感も和らげる-。くだんの秘書は、本気とも冗談ともつかないシナリオをささやくのだ。

 公職選挙法の規定により、3月15日までに一定の欠員が出た選挙区は「4・25」補選に統合される。つまり焦点は、案里氏が判決を受け入れて失職するのか、あるいは控訴するのか。

 生き馬の目を抜く政界をしたたかに遊泳してきた秘書たちは、時に主人をしのぐ“千里眼”を起動する。果たして、その見立ての結末やいかに。控訴期限は2月4日。(河合仁志)

6371名無しさん:2021/02/03(水) 19:19:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ca782113e1d37801ba5605be51c676ed2cd536c
自民・二階幹事長、河井案里被告の議院辞職でコメント「信頼回復に努める」
2/3(水) 16:46配信
産経新聞
 自民党の二階俊博幹事長は3日、一昨年の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公職選挙法違反の罪に問われ一審で有罪判決を受けた参院議員の河井案里被告=自民党離党=が議員辞職願を提出したことについて「政治家の出処進退は自らの判断でなされるものであり、今回、河井議員は自ら判断され、けじめをつけられたものであると思う」とのコメントを発表した。

 その上で「このような事態に至ったことは、誠に残念なことであり、私どもも改めて自らを律するとともに、国民の信頼回復に努めてまいりたい」とした。

6372名無しさん:2021/02/03(水) 19:26:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/80db677dbcf14ade280e2c1e02c80da697d96ee4
辞職願を提出した河井案里被告の摩訶不思議なエピソード
2/3(水) 17:27配信
東スポWeb
 2019年の参院選広島選挙区の買収事件で、公職選挙法違反の罪に問われ、有罪判決が出た河井案里被告(47)が3日、山東昭子参院議長(78)宛てに辞職願を提出した。

 案里被告の控訴期限が今月4日に迫っており、有罪が確定すれば当選無効で失職するため、このタイミングで辞職願を提出したものとみられているが、これに先立ち自民党幹部に電話で「お世話になりながら、何もできずに申し訳ありません」と謝罪したという。

 辞職願を出すため既に離党した自民党幹部にわざわざ連絡したとは、摩訶不思議がまかり通る永田町ならではのエピソードとして受け止められている。

 案里被告の選挙戦は、自民党岸田派の溝手顕正前参院議員を落選させようと、当時の安倍晋三前首相(66)と二階俊博幹事長(81)が主導し「保守分裂選挙」として世間の話題を集めた。

「案里被告の選挙にタッチしていない自民党議員たちにしたら、迷惑な話ですよ。夫・克行被告は案里被告の選挙戦で、広島県議や市議などに票の取りまとめをしていたんですからね。河井夫婦は当時の党執行部とベッタリぶりは異様でしたよ」(自民党秘書)

 案里被告の辞職に伴う参院広島補欠選挙は4月25日の衆院北海道2区、参院長野選挙区と同じ日程となった。

「去年の総裁選で菅義偉首相に負けた宏池会の岸田文雄会長は、本拠地の広島で地盤を固めたいはずです。岸田氏は補選を弾みに、9月の総裁選で菅首相に戦いを臨むでしょう」(永田町関係者)

 一方で、案里被告に有罪判決が出た直後から議員辞職を求めてきた野党はなおも追及を緩める姿勢を崩しておらず、「自民党は政党として案里被告の選挙資金の流れを説明する責任が残されています」と声が上がっている。

東京スポーツ

6373名無しさん:2021/02/03(水) 19:27:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/105ffd729a16552546bf9ab28de98230247b7bdb
菅政権存続を危ぶむ声も… 今に似た状況と言われる「三木おろし」とは?
2/3(水) 17:31配信
THE PAGE
 新型コロナウイルス対策の相次ぐ失敗で、菅義偉首相の求心力が急激に低下してきました。政権存続を危ぶむ声も出始める中、永田町では三木武夫政権時代の「三木おろし」に状況が似てきたとの声も聞かれます。三木おろしとはどのような政局だったのでしょうか。

 三木おろしとは、1974年から1976年まで首相の座にあった三木武夫氏に対する激しい倒閣運動のことを指します。戦後政治史を少しでもかじったことがある人ならば、この言葉はほぼ100%見聞きしたことがあるでしょう。

 三木氏は金権政治に対する激しい批判から退陣を余儀なくされた田中角栄元首相の後任として首相の座につきました。三木氏は弱小派閥で大きな派閥には属していませんでしたから、本来であればなかなか首相にはなりにくい政治家です。ところが、田中内閣という極めて大きな影響力を持った政権が倒れた直後ということもあり、各派閥が力の均衡を保つため、あえて弱小派閥の三木氏を推したという側面があります。加えて三木氏にはクリーンなイメージがありましたから、金権政治脱却というイメージにはぴったりだったことも大きく影響しました。

 三木内閣成立の最大の立役者となったのは、当時、自民党の副総裁だった椎名悦三郎氏です(椎名氏は外相時代、日米安保をめぐって「アメリカは日本の番犬である」と発言し、訂正を促されると「番犬様でございます」と言い直したことで有名)。椎名氏が三木氏を指名したことによって三木内閣が成立しましたから、これは「椎名裁定」と呼ばれています。特定の派閥に属せず、党の有力者の支持(菅氏の場合には二階俊博氏)で首相の座についたことなど、三木氏と菅氏には多くの共通点があります。三木氏はクリーンなイメージとは裏腹に寝技を駆使する策略家としての顔もあり、永田町では「バルカン政治家」(大国の狭間で策略を駆使して生き延びたバルカン諸国に由来)などと呼ばれていましたが、この点でも菅氏と三木氏は良く似ています。

 最大の違いは、三木氏は国民に直接語りかけることが得意でしたが、菅氏はこれを非常に苦手としている点です。三木氏は、田中氏がロッキード事件で逮捕されたことを逆手に取り、事件の真相究明と政治資金改革を前面に打ち出し、国民の支持を取り付けて権力基盤の強化を図ろうとしました。ところが一連の施策に対して党内が猛反発し、これをきっかけに一気に倒閣運動が盛り上がってしまいます。

 三木氏はかなり粘りましたが、なかなか解散には踏み切れず、結局、任期満了で衆院選を迎えて自民党は大敗。三木氏はその責任を取る形で辞任しました。衆院の任期が迫っているという点でも菅内閣とよく似ており、形勢を逆転できずに選挙に突入することになれば、確かに三木内閣の末路とイメージが重なってしまいます。菅氏は過去の政局にも精通しているそうですが、果たしてその知見を政局に生かすことができるのでしょうか。

(The Capital Tribune Japan)

6374名無しさん:2021/02/03(水) 19:32:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/23ba5189c4ce48f7f1a292d3c3ee92a9a139d596
自民離党3人の関係は“国対族”か…銀座クラブ問題
2/3(水) 15:14配信
テレビ朝日系(ANN)
 松本純氏ら3人の議員は緊急事態宣言下の先月18日に、深夜まで銀座のクラブなどをはしごしていたことが週刊誌で伝えられ、1日に自民党を離党しました。

 明らかになった当日の動きは、最初に訪れたイタリア料理店では、松本氏のほかに、田野瀬太道衆院議員と大塚高司衆院議員が同席。
 さらに、2人の女性も加わり、5人での会食でした。

 その後、松本氏は一人で2軒目のクラブへ行き、3軒目の別のクラブで再び合流。
 同伴をした女性を含め、深夜まで飲酒したとされています。

■松本氏はクラブに「一人で月に1回から2回来る」

 松本氏とクラブとは、どんな関係にあるのでしょうか。松本氏は、このクラブの常連だったというのです。

 2軒目のクラブ関係者によりますと、「(松本氏は)一人で月に1回から2回来ます。(先月18日は)ぱっと来て、ぱっと話して、30分いなかった。(松本氏は)優しい方ですよ」ということです。

 ただ、松本氏が陳情を受けたという話の内容は聞けませんでした。

■松本氏ら3人は「一言でいうと“国対族”仲間」

 興味深いのは、同じ自民党とはいえ、松本氏ら3人は世代も違えば、それぞれ派閥も違います。

 一体、どんな人間関係があったのでしょうか。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏は、「一言でいうと“国対族”仲間ですね。田野瀬さん、大塚さんはそれぞれ松本さんの部下という。先輩後輩という立場で、国会対策委員会に所属をしていましたから。要するに、国対っていうのは、実は派閥を超えてどころか、かつては党派を超えて仲良しだった」と話していました。

テレビ朝日

6375チバQ:2021/02/03(水) 20:04:29
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASP235WYXP23ULFA01C.html
総務省幹部、放送関係者と無届け会食 首相長男も同席か
2021/02/03 19:15朝日新聞

総務省幹部、放送関係者と無届け会食 首相長男も同席か

東北新社の本社

(朝日新聞)

 総務省の谷脇康彦総務審議官ら複数の幹部が、衛星放送やテレビ番組制作などを手がける東北新社(東京)の幹部と無届けで会食し、タクシーチケットなどを受け取っていたことがわかった。3日付の文春オンラインが報じた。会食には、東北新社社員の菅義偉首相の長男も同席していたという。

 総務省は「詳細な事実関係は確認中」としながらも、国家公務員倫理規定に違反する可能性があるとして、会食を報じられた幹部に2日付で届けを出させた。自己負担分について、相手側に支払うことなども指示した。

 総務省は具体的な会食相手が誰だったかについては、明らかにしていない。

 報道によると、谷脇氏ら幹部4人が昨年10〜12月、東北新社幹部と個別に会食し、手土産やタクシーチケットを受け取っていた。

 国家公務員倫理規定では、1回1万円を超える利害関係者との飲食は事前に届け出が必要となる。また、利害関係者が費用を負担する接待は、国家公務員倫理法で禁じられている。

 総務省によると、会食をしたのは谷脇氏と吉田真人総務審議官、秋本芳徳・情報流通行政局長、同局の湯本博信官房審議官の計4人。谷脇氏らは主要な幹部で、放送・通信行政などにも関わる立場だ。東北新社は映像関連の事業をしており、衛星放送なども展開している。

 昨年10〜12月の東北新社幹部との会食について、4人は事前の届け出をしておらず、湯本氏以外の3人は1万円を超える会食だと確認された。総務省は4人に対し、自己負担すべき費用があれば相手側に支払い、タクシー代金や手土産代は返すよう指示しているという。

 谷脇氏は朝日新聞の取材に、東北新社側との会食を認めた上で、「2日付で届け出を出した。当日、支払いをしたかは覚えておらず、総額を人数で割った分を弁済した」と話した。

 吉田氏は「こうした報道で取り上げられること自体が行政への不信感を与えかねず、申し訳ない。反省すべきところは反省したい」と述べた。

 東北新社広報室は朝日新聞の取材に、「本件の回答は現段階では控えます。見解については4日にホームページでお知らせします」などとしている。

6376とはずがたり:2021/02/03(水) 20:59:52

パフォーマンスだなあ。許可は下りるのかな?

自民・長尾敬氏 尖閣海域へ出漁を計画 許可下りれば5日にも
2021.2.2 17:11政治政局
https://www.sankei.com/politics/news/210202/plt2102020035-n1.html

 自民党の長尾敬衆院議員が尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺海域で漁業活動を計画していることが2日、分かった。長尾氏は漁業経験があり、地元漁師らの活動をサポートするという。現職の国会議員が尖閣周辺を訪れるのは異例。

 長尾氏によれば、水産庁の許可が下りれば5日夜に石垣市の漁港から出港するという。尖閣海域は好漁場として知られ、長尾氏は落選中の平成25年にも尖閣周辺を訪れている。

 長尾氏は産経新聞などの取材に「石垣の漁師たちの漁業活動を手伝うことが目的だ。漁業従事者の見習いとして、許可が出ればきっちりと行きたい」と語った。一方、中国政府は尖閣諸島の領有を主張し、中国海警局(海警)に武器使用を認める権限を定めた海警法も1日に施行した。懸念については「わが国固有の領土で漁業を行うというだけだ。漁業活動はどんな場所でも危険なので気を引き締めたい」と述べた。

 尖閣諸島周辺は中国海警局の船の領海侵入が相次ぎ、漁業者の安全が脅かされている。長尾氏が新型コロナウイルス禍に出航を企画する背景には、尖閣諸島が日本固有の領土であることを示す狙いがある。

6377名無しさん:2021/02/04(木) 08:16:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd3104e5b233a9a76f10ea16c8e7e482684aab31
いら立つ麻生大臣…駆け寄る職員手元に“謝罪”資料
2/3(水) 15:20配信
テレビ朝日系(ANN)
 緊急事態宣言下で、銀座のクラブをはしごした問題で、自民党の議員が離党してから一夜が明け、麻生財務大臣がいら立ちをぶつけました。

 2日午前、記者から「与党議員の振る舞いについて大臣の受け止めを」と問われ、麻生大臣は「財務大臣の記者会見だからね、これは。忘れんで下さいね。あんた時々、そういう質問、社会部的な質問がすごく多い人なんだよね。テレビ朝日というところか、あなたの性格か知りませんけど」と答えました。
 
 自民党麻生派の“最側近”である松本純衆院議員が起こした不祥事に、麻生財務大臣は、質問した記者に対していら立ちを見せました。

 とはいえ、回答直前に職員が何やら耳打ちし、手元の資料をよく見ると、“不祥事に対する回答”を準備していたようです。

 麻生大臣は「とにかく夜の8時以降だったっけな。外食・会食等々は控えるようにという自粛をお願いしている最中に、この種のことが起きているわけで。極めて不謹慎、もしくは軽率ということのそしりは、免れないということ」と述べました。

テレビ朝日

6378名無しさん:2021/02/04(木) 09:26:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/99f1132e35358c2c41fc5e0a3abecb912bd6b5c2
二階氏「信頼回復に努めたい」 河井案里被告の議員辞職、政権に打撃
2/3(水) 20:28配信
毎日新聞
 2019年参院選を巡る公職選挙法違反事件(買収)で有罪判決を受けた河井案里被告(47)=参院広島選挙区、自民党を離党=が3日、議員辞職した。有罪が確定すれば、参院広島選挙区の再選挙は4月25日に投開票される。「政治とカネ」を巡る問題が相次ぎ、菅政権にとって逆風となりそうだ。

 菅義偉首相は3日、河井元議員の辞職を受け、「今回のことで国民から政治に批判が広がっていることは重く受け止めている。政治家は自らの責任を自覚し、国民から疑念を招くことがないようにしっかりと対応していくことが大事だ」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 河井元議員は3日、山東昭子参院議長に辞職願を提出し、参院本会議で辞職が許可された。河井元議員はこれに先立ち、報道各社に発表したコメントで「控訴申し立てはしない」とし、控訴しない意向を示した。4日の控訴期限までに検察側も控訴しないとみられ、有罪判決が確定する見通しだ。

 河井元議員はコメントで「判決内容には納得しかねる。これまでの政治生活のいずれの場合においても、有権者の皆様を裏切るようなことは決してしていない」と事件への関与を改めて否定。そのうえで「たとえ1審でもその信頼を回復できなかったことは政治家として情けなく、政治的責任を引き受けるべきだ」とした。

 河井元議員は19年参院選広島選挙区(改選数2)で、当時の自民党現職に続く2人目の公認候補として出馬し、初当選した。しかし、地元議員に買収目的で現金を配ったとして元法相で夫の克行被告=自民党を離党=とともに公選法違反に問われ、1月21日に東京地裁から懲役1年4月、執行猶予5年の判決を言い渡された。

 参院広島選挙区の再選挙は羽田雄一郎氏の死去に伴う参院長野選挙区補選と同じ日に投開票されるほか、衆院解散がなければ、収賄罪で在宅起訴された吉川貴盛元農相=自民党を離党=の議員辞職に伴う衆院北海道2区補選とのトリプル選となる。

 自民党の二階俊博幹事長は3日、「このような事態に至ったことは誠に残念なことだ。改めて自らを律するとともに、国民の信頼回復に努めてまいりたい」とのコメントを発表した。【野間口陽、川口峻】

6379名無しさん:2021/02/04(木) 09:27:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd139280b27bd76fd15e566cd904f52b3bd14efc
自民党に試練の春…4月の3補選へ強まる逆風
2/3(水) 21:29配信
産経新聞
 東京地裁から公職選挙法違反罪で有罪判決を受けた参院議員の河井案里被告=自民党を離党=の議員辞職に伴い、4月25日は衆院北海道2区と参院長野選挙区に加え、参院広島選挙区の補欠選挙が行われることになった。与党は不戦敗を決めた北海道以外で2勝を目指すが、最近は緊急事態宣言下の深夜会合などで辞職や離党する議員が続出し、世論の風当たりは厳しい。菅義偉政権にとっては試練の春となりそうだ。

 自民の二階俊博幹事長は3日、河井被告の議員辞職願提出を受け、「このような事態に至ったことは誠に残念。国民の信頼回復に努めてまいりたい」とのコメントを発表した。

 ただ、4月補選に向け与党には逆風が強まっている。新型コロナウイルス対策への不満などから内閣支持率が低迷する中、今月1日には東京・銀座のクラブを夜遅くに訪れた自民党の3議員が離党、公明党議員が辞職に追い込まれたからだ。

 一方、今回新たに補選となった広島では、自民党本部と地元県連との連携に不安を残す。

 一昨年の参院選広島選挙区(改選数2)では自民現職を推す県連の意に反し、議席独占を目指した党本部が河井被告の擁立を強行した。当時の菅官房長官らが河井被告を集中支援した結果、自民現職が落選。後に党本部から河井陣営に1億5千万円もの選挙資金が渡ったことも判明し、「参院選以降、党本部と県連との溝が解消されていない」(選対関係者)状況だ。

 広島では次期衆院選をめぐり、河井被告の夫で元法相、克行被告=同罪で公判中、自民離党=の選挙区である衆院広島3区に関するしこりも残る。自公は公明の斉藤鉄夫副代表に与党候補を一本化する方針で大筋合意した。ただ自民県連は一連の過程に不信感を募らせたままだ。

 また、参院長野補選は、昨年12月に立憲民主党の羽田雄一郎元国土交通相の急逝に伴うものだ。野党は実弟の次郎氏を後押しし「弔い選挙」と位置づける。

 次郎氏は父の孜元首相が築いた地盤に支えられており、自民は「長野で『羽田』の名前を持つだけで強敵だ」(竹下亘元総務会長)と苦戦を覚悟する。

 もともと、収賄事件で在宅起訴された元農林水産相、吉川貴盛被告=自民離党=の議員辞職に伴う北海道の補選は自民が反省の意を示すために候補擁立を断念した。自民選対幹部は3補選を「1勝1敗1不戦敗で乗り切りたい」と本音を語る。

 一方、野党は河井被告の議員辞職も踏まえ、4日からの衆院予算委員会などで追及を強める構えだ。立民の安住淳国対委員長は3日、「国会での説明責任を一切、自民も本人も果たしていない」と述べ、河井被告の問題を予算委で取り上げる方針を示した。

6380名無しさん:2021/02/04(木) 09:27:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/2589568b5d30f59c0d321eccf9e7282652aa17b2
自民、案里被告事件の幕引き急ぐ 4月補選・再選挙に与野党照準
2/4(木) 7:05配信
時事通信
 2019年参院選をめぐる買収事件で有罪判決を受けた河井案里被告が参院議員を辞職した。

 かつて案里被告が所属した自民党は幕引きを急ぐ考えだが、野党は追及を続ける方針だ。一方、与野党は今後の行方を左右するとみて、参院広島選挙区を含む4月の補選・再選挙に照準を合わせる。

 「お世話になったのに、申し訳ありません。二階俊博幹事長によろしくお伝えください」。案里被告は3日午前、自民党幹部の一人に電話し、辞職の意向を伝えた。

 昨年9月の発足以来、菅政権は失点続きだ。安倍晋三前首相の「桜を見る会」をめぐる問題の再燃に加え、吉川貴盛元農林水産相の贈収賄事件が発覚。1日には自民党衆院議員3人が緊急事態宣言下のクラブ通いで離党に追い込まれ、公明党衆院議員は辞職せざるを得なくなった。

 自民党幹部の表情には「何とかフェーズを変えたい」との焦りがにじむ。二階氏は3日、「誠に残念」と淡々としたコメントを発表。別の幹部は「これで一つの区切りになる」と強調する。

 ただ、案里被告の夫である克行被告は同じ事件で公判中。事件をめぐっては自民党本部から提供された計1億5000万円が買収の原資になったとの見方が根強いが、解明は進んでいない。

 野党は4日から始まる2021年度予算案の審議で首相を徹底追及する構え。立憲民主党の安住淳国対委員長は記者団に「当時の菅義偉官房長官も深く関わった悪質な事件。辞職だけでは済まされない」と語った。

 与野党は4月25日投開票の参院広島選挙区再選挙に向けて候補擁立を急ぐ。同日選となる衆院北海道2区、参院長野選挙区両補選と合わせ、結果は首相の政権運営に大きく影響する。

 自民党は北海道で擁立見送りを決定。長野は野党支持層が多く苦戦必至とみられている。そこへ加わった広島。県内の有権者には事件を招いた同党への不信感が渦巻き、勝負は楽観できない。閣僚経験者は「広島を含めた三つを落とせば政局が不安定になる」と懸念を隠さない。

 立憲は定数2の広島選挙区で既に現職1人を抱え、2人目の擁立をためらう声もあるが、「不戦敗にはできない」(幹部)と主戦論が強まる。共産党の小池晃書記局長は「野党統一候補を立てて戦いたい」と表明。国民民主党の玉木雄一郎代表も野党共闘に向け協議する考えを示した。

6381名無しさん:2021/02/04(木) 09:35:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/98149551cb0a592e7a67c9ca49238c14ff9a02ed
菅首相、緊急事態宣言の延長で謝罪連発のわけ
2/4(木) 7:31配信
東洋経済オンライン
 緊急事態宣言が大方の予想通り、1カ月延長された。

 菅義偉首相は2月2日夜の記者会見で、「責任はすべて私が背負う」などと述べ、深々と頭を3回も下げた。そして、コロナ感染抑え込みに「すべての力を注ぐ」と強調し、トップリーダーとしての覚悟をアピールした。

 菅首相は同時に、与党4議員の「夜の銀座」問題でも謝罪を連発するなど低姿勢に徹した。ここにきての新規感染者数の急減については「確実に効果が出ている」と強調。感染防止の決め手とされるワクチン接種を「2月中旬から開始したい」と日程前倒しを表明し、国民に対し「もうひと踏ん張りの協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

■4月から高齢者のワクチン接種を表明

 今回の記者会見で菅首相はプロンプターを初めて使用し、これまでと違うカメラ目線で国民に訴え続けた。ただ、メモの代わりに投映された文字を読み続ける対応は変わらず、「1人1問」「途中で打ち切り」など質疑ルールも従来通りだった。

 政府は2日、11都府県を対象に発令中の緊急事態宣言について、栃木県を除く10都府県で3月7日まで1カ月間延長することを決めた。これまで同様、飲食店の営業時間短縮などを柱とする感染対策を維持・徹底する方針だ。

 菅首相は宣言を延長した理由について、「感染の減少傾向を確かなものにしなければならないと判断した」と説明。2月下旬からとしていた医療従事者へのワクチン優先接種は「2月中旬にスタートしたい」と前倒しを表明。4月から高齢者への接種を始める方針も示した。

 今後の焦点となる宣言解除の条件については「新規感染者数で言えば、東京で1日500人、大阪で1日300人を下回ること、さらに病床の逼迫に改善がみられることが重要だ」と強調。「次の1カ月ですべての都府県で解除できるよう対策の徹底を図っていきたい」と述べた。

 これに先立ち、政府は2日午後、基本的対処方針等諮問委員会に宣言延長の方針を示し、了承された。同日夕には衆参両院の議院運営委員会で菅首相自らが事前報告し、「何としても感染拡大を阻止したい」と各党の協力を要請、同夜の政府対策本部で宣言延長を正式決定した。

 宣言延長に伴い、観光支援策「Go To トラベル」の全国停止や、外国人の新規入国禁止などの措置も継続となった。

 菅首相は初めて出席した衆参議運委で、自民、公明両党の幹部議員が緊急事態宣言下で銀座のクラブに出入りし、議員辞職や離党を余儀なくされたことを「大変申し訳ない」と陳謝した。

■プロンプター使用に漂う「痛々しさ」

 一方、菅首相自身が2020年12月に銀座で「8人ステーキ会食」に参加したことについては、「大いに反省しているが、緊急事態宣言も出ていなかったし、会食自粛も午後10時までだった」と苦しい釈明に終始した。

 菅首相の正式な記者会見は今年に入って4度目となる。2日はNHKの主要ニュース報道が終わる午後7時40分から始まるため、「記者団の質問に徹底して答えるのでは」との臆測も出ていたが、質疑時間は約40分間にとどまった。

 プロンプターを初めて使ったことについて、首相周辺は「下を向いてメモを読むのでは国民に伝わりにくい、との秘書官らのアドバイスに従った」と説明。「すべての責任は私」のくだりでは、目を見開いて前方のテレビカメラを見据えて語るなど、「国民に訴える力が増した」(側近)のは事実だ。

 ただ、プロンプターに不慣れのためか、顔を左右に向けて文字を読む様子が目立ち、「不得手なことを強いられる痛々しさ」(有識者)もぬぐえなかった。

 宣言延長により、3月7日までが菅首相にとって「政権の命運もかかる勝負の1カ月」(自民長老)となるのは間違いない。感染が再拡大の恐れがない水準まで抑え込まれ、ワクチン接種が早期開始となれば、「反転攻勢のきっかけをつかめる」(自民幹部)ことになる。

 その場合、3月下旬の福島を起点とする聖火リレーの前に、東京五輪・パラリンピックの開催を決められる可能性も出てくる。そうなれば、政界の一部で浮上している4月政変説も消え、ここにきて急低下していた菅首相の求心力も回復する。

 東京五輪開催については2日、東京五輪組織委員会会長の森喜朗元首相が「無観客開催も選択肢」との認識を示した。これについて菅首相は、「今後、内外の感染状況も勘案しつつ、安心安全の大会にすることを最優先に検討したい」と明確な言及を避けた。

6382名無しさん:2021/02/04(木) 09:35:56
>>6381

■五輪強行なら激しい政権批判も

 無観客開催については「参加国数も少なく、国際的にも正当な五輪とは認められない」(JOC関係者)との声も少なくない。最近の世論調査では、国民の8割以上が五輪の中止か再延期を求めている。「強引な開催決定はかえって政権批判につながる」(閣僚経験者)ことにもなりかねない。

 五輪開催のカギを握るワクチンも、4月からの高齢者接種が順調に進む保証はない。日本のワクチン接種は世界の主要各国に比べ、周回遅れとなっている。「日本が各国に一気に追いつくのは不可能」(ワクチン専門家)との悲観論も多い。

 「夜の銀座」への国民的批判も収まる気配がない。公明党は2日、遠山清彦前幹事長代理の議員辞職により、同氏が出馬予定だった衆院神奈川6区への候補擁立を断念した。二階俊博自民幹事長は「自民党としての与党候補擁立」を目指すとしているが、「勝てる候補者を立てられるかどうかは未知数」(地元県連)だ。

 さらに、「夜の銀座」で事実を隠そうとし、離党に追い込まれた自民党の松本純前国対委員長代理(神奈川1区)、大塚高司前衆院議院運営委員会理事(大阪8区)、田野瀬太道前文部科学副大臣(奈良3区)についても、自民党は後任候補擁立に口を濁している。

 自民党内には「次期衆院選には無所属で出馬させ、当選したら復党」(選対幹部)との声もある。しかし、その姿勢そのものが「反省しない自民党」との批判を招き、選挙での逆風につながる可能性も大きい。

 菅首相が3月までの勝負の1カ月で、相次ぐ難題を乗り越えられるか。「すべての責任を背負う」と言い切っただけに、政権の命運は桜の開花宣言のころには決まることになりそうだ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

6383名無しさん:2021/02/04(木) 10:05:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/55b6a31316f75ad851ee9d280b6252d4d7f0ee95
菅首相が恐れる河井案里参院議員辞職で4月の補選3連敗 1億5千万円の”秘密の暴露”〈週刊朝日〉
2/4(木) 8:27配信
AERA dot.
 2019年の参院選挙で広島選挙区から当選後、公職選挙法違反(買収)の罪で逮捕され、有罪判決を言い渡された参院議員・河井案里被告(47)=自民離党=は3日、山東昭子参院議長宛てに辞職願を提出し、認められた。参院広島補欠選挙は衆院北海道2区、参院長野選挙区と同じ4月25日投開票となる。元法相で、夫の河井克行被告は無罪主張を継続しており、河井被告夫妻の選挙買収事件は大きな局面を迎えた。

「案里被告は控訴すると信じていたから、辞職願はびっくりした」

 自民党幹部は驚きの表情を隠せない。

 その要因の一つが、4月25日投開票に衆参で3つの選挙区で一斉に行われる補欠選挙だ。吉川貴盛元農相が、養鶏疑惑で議員辞職した衆院北海道2区と羽田元国交相が新型コロナウイルスで急死した、参院長野選挙区ですでに補欠選挙が決まっている。

 昨年6月に河井被告夫妻が逮捕されて以降、補欠選挙について、自民党内では議論されていた。克行被告の衆院広島3区は、公明党の斉藤鉄夫副代表が小選挙区で出馬表明。自民党も追認した。だが、参院広島選挙区までは、手が回っていなかった。

「案里被告は一審で有罪なら控訴、それでもダメなら上告と最後まで戦う意向と聞いていた。もともと自民党サイドで弁護士もつけていたこともあって、参院広島選挙区はすぐには決める必要がないと考えていた。広島は総裁候補の一人、岸田文雄衆院議員の地元ですから、任せるしかない」(前出・自民党幹部)

 自民党は衆院北海道2区については、独自候補の擁立を断念。参院長野選挙区は、羽田氏の実弟、次郎氏が出馬する見込みで自民党としては厳しい情勢だ。案里被告の議員辞職で時間がなく、候補擁立は厳しく、自民党の補欠選挙「3連敗」がほぼ決まった同然だ。

 最も頭を痛めるのは、菅義偉首相だ。菅首相が官房長官だった一昨年の参院選では、何度も広島に入り、案里被告と一緒にパンケーキまで頬張る動画まで公開した。メディアでは4月の補欠選挙に合わせて、菅首相と案里被告のツーショットが繰り返し報じられることになる。

 コロナ対応でも後手を踏み、支持率急落の菅首相。案里被告の議員辞職、控訴断念に続き、もう一つの「爆弾」があるという。

 1月の案里被告の判決公判で裁判所は「被告人は(克行被告の)配偶者であった」と読み上げた。その文脈はすでに過去形だった。前出・自民党幹部は話す。

「判決を見て克行被告とは離婚したのかと不安になった。もし、そうならば、世論は克行被告、自民党が悪者になりかねない」

 参院選で案里被告の当選以上に自民党に懸案だったのは、案里被告の陣営に渡った選挙資金1億5千万円の問題だ。案里被告は自身の裁判でも克行被告が作成したという2900万円の「買収リスト」記されていた手書きメモについて「主人のもの」と証言していた。

 いわば克行被告を法廷で“売った”ともとれる。河井被告夫妻の関係者はこう話す。

「自民党の1億5千万円は、党幹部以外では河井被告夫妻だけしか真相は知らないと思います」

 菅首相と二階俊博幹事長が最も恐れるのは、案里被告の「秘密の暴露」だ。

「案里被告が議員辞職に加えて、克行氏と離婚となれば、歯止めがきかず、自民党からの1億5千万円のことについて、何を言いいだすか。その動向いかんでは、菅政権は本当にヤバくなる」(前出・自民党幹部)


(本誌取材班)
※週刊朝日オンライン限定記事

6384名無しさん:2021/02/04(木) 10:10:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f8a68cc4e78b333fd6969d503a2020aa4947ceb
自民・石破派の中西哲議員が派閥退会
2/3(水) 22:00配信
朝日新聞デジタル
 自民党石破派に所属する中西哲参院議員(比例)が3日、派閥の退会届を事務総長の鴨下一郎元環境相に提出した。中西氏は竹下派(平成研究会)の参院議員と無派閥議員らでつくる「参院平成研」にもすでに所属しており、今後は参院平成研で活動するという。

 石破派では石破茂元幹事長が昨年10月、自民党総裁選敗北の責任をとって会長を辞任。その後、鴨下氏ら複数の世話人で運営する方式に改め、石破氏は今年1月に派閥の顧問に就任していた。所属議員は1人減って18人となり、総裁選立候補に必要な推薦人20人を満たしていない。

朝日新聞社

6385チバQ:2021/02/04(木) 13:16:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/5da37a100b456e863bca1ba425e07375d52bbab4
長男の〝コネ入社疑惑〟で…菅首相吹っ飛んだ「改革派、叩き上げ」イメージ
2/4(木) 11:30配信
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次々と問題が降りかかる菅首相
 新型コロナ対策で後手を踏んで支持率が急落している菅義偉首相(72)に、またしても頭を悩ます火種が増えてしまった…。4日発売の「週刊文春」が、衛星放送事業を手掛ける会社に勤務する菅首相の長男が、同事業の許認可をする総務省の幹部を接待していたと報道。総務省といえば、かつて菅首相が大臣を務め、いまだ影響力を持つとされるだけに、今後の展開次第では大問題に発展する可能性も出てきた。

【写真】笑顔でパンツを見せる小池都知事

 首相就任時の高支持率は見る影もなく、今や「いつまで持つか?」との厳しい声も出始めている菅首相。2日の緊急事態宣言延長を表明した会見では、初めてプロンプターを使って真っすぐ前を向き、「あらゆる方策を尽くし、全ての力を注ぐ」と捲土重来を期していたが、まさかの“文春砲”に頭を抱える事態となっている。

 週刊文春によれば、衛星放送事業を手掛ける会社に勤務する長男が、昨年10〜12月に放送行政の許認可をする総務省の幹部たちを複数回にわたって都内の料亭などで接待。長男は総務省とのパイプ役として会社から買われており、接待した相手の中には菅首相の肝いり政策「携帯電話料金引き下げ」の旗振り役で、次期事務次官と目される同省ナンバー2も含まれていた。

 長男の勤務する会社と総務省は衛星放送事業をめぐって利害関係にある。もし、報道が事実ならば、接待を受けた総務省幹部は国家公務員倫理法に基づく倫理規程が禁じる「利害関係者」からの接待に当たる可能性があり、一歩間違えば汚職問題にも発展しかねない。

 元総務省官僚で政策コンサルタントの室伏謙一氏はこう話す。

「相手が利害関係者と分かって官僚が接待を受けることはあり得ない。普通なら疑惑を持たれる会食は避けようとする。ましてや総務省は利害関係者が多く、私が在籍中は他省庁より公務員倫理が厳しく運用された。今回の件は接待する側が菅首相の長男だったことが、こうした行動に影響を与えたのではないか」

 菅首相は3日夜、「私自身は全く承知していない。総務省で適切に対応されると思う」と話し、無関係を強調した。

 しかし、かつて大臣を務め、今も強い影響力を持つといわれる総務省の幹部を相手に、自身の長男が“グレー”な接待をしていたとなれば、国民から疑惑の目が向けられるのは避けられない。

 今回の件について、永田町関係者は「長男のこととはいえ、菅首相がイメージを悪くしたのは確か。野党は厳しく追及する構えで、万が一、菅首相との関係が出てくればモリカケ問題のようになりかねない」と明かす。

 また、菅首相にとっては、別の頭が痛い問題も出てきた。菅首相は秋田の雪深い田舎から上京し、「地盤・看板・カバン」のないところから政治家になった「叩き上げ」の政治家というイメージをウリにしており、首相就任直後も「自助、共助、公助」を政治理念に掲げて、既得権を打破する改革派をアピールしていたが――。

「今回の報道で長男に“コネ入社疑惑”が浮上した。昨秋には事業に失敗して自己破産した実弟が、JR東日本の子会社に幹部として入社したのも“コネ疑惑”と報じられている。もはやガチガチの既得権益層と言われても仕方がなく、就任当初に掲げた理念は吹っ飛びかけている」(同永田町関係者)

 前出の室伏氏も「世間では菅首相が叩き上げで首相にまで上り詰めたというイメージがあるが、実際は裕福な農家出身で全然違うようだ。既得権打破などというのは大衆ウケを狙っただけで、今回の報道で実像の一端が現れたのでは」と辛口に分析する。

 新型コロナ対策の失敗で支持率を落とし、そこへ次から次に降りかかる問題の数々。菅首相の嘆き節が聞こえてきそうだ。
東京スポーツ

6386名無しさん:2021/02/04(木) 16:28:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5db238ca146d24d13b577287c14eb55c00f8929
「政治とカネ」強い逆風…案里議員辞職、4月に3補選 菅政権の消長占う戦いに
2/4(木) 10:45配信
西日本新聞
 公選法違反事件で有罪判決を受けた参院議員河井案里被告=自民党を離党=の議員辞職を受け、自民の岸田文雄前政調会長は3日、参院広島選挙区の補欠選挙(4月25日投開票)に党候補を擁立する考えを表明した。衆院北海道2区、参院長野選挙区と同日程の補選は、菅義偉政権の消長を占う戦いとなる。

 「自民党の政治に対する信頼が損なわれた。出直し選は大変厳しい選挙になる」。広島を地盤とする岸田氏はこの日、記者団にこう述べ、党内で相次ぐ「政治とカネ」問題の逆風に強い危機感を示した。

 自民は、衆院北海道2区は早々と不戦敗を決定し、参院長野選挙区も直近2回は野党に敗れている。党内から「補選で2敗したら政局」(下村博文政調会長)との発言も出て、二階俊博幹事長が「選挙は幹事長の責任だ」とくぎを刺すほど難しい状況だった。

 それだけに、自民の支持基盤が厚い参院広島選挙区を「4・25補選」に統合して1勝を加えようと、政権側が河井議員の早期辞職を望んでいるとのシナリオが臆測されていた。自民幹部は「補選で一つは取らないと政権が持たない。もし広島でも負ければ終わりだ」と厳しい表情を見せた。

 一方、立憲民主党の福山哲郎幹事長は記者会見で参院広島選挙区に関して、野党統一候補も視野に入れた上で「公認候補の擁立を目指すことは第一に考えたい。補選の原因である(河井議員の)買収事件は、有権者の一つの判断材料にしていくものだ」と述べた。 (郷達也、川口安子)

6387名無しさん:2021/02/04(木) 16:30:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/22cab7b7a51101a1d0a416548e758b466b637fdf
「素直におわび」は誤用?  首相スピーチ、美しい日本語で 自民・伊吹氏が苦言
2/4(木) 16:07配信
時事通信
 自民党の伊吹文明元衆院議長は4日の二階派会合で、菅義偉首相の記者会見での言葉遣いに関し、「『素直におわび』と言ったことに違和感がある。美しい日本語を使うように官邸スタッフは原稿作成で注意してもらいたい」と苦言を呈した。

 伊吹氏が問題にしたのは緊急事態宣言下の深夜に同党所属国会議員(既に離党)が東京・銀座のクラブを訪れた問題を謝罪した2日の記者会見の冒頭。首相は「あってはならないことで、素直におわびを申し上げる」と述べた。

 首相が原稿を読み間違えた可能性もあるとみられるが、伊吹氏は「素直に」の使い方について「『言いたいことはあるがそれを封印しておっしゃる通りです』という意味だ」と自説を展開。その上で、「『率直におわび』、『心からおわび』が正しい日本語だ」と指摘した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/294c984fc6c3d3766cd3725a70021e67abe654a6
伊吹元衆院議長「首相には美しい日本語を」 裏方の官邸スタッフに苦言
2/4(木) 15:45配信
産経新聞
 自民党の伊吹文明元衆院議長は4日の二階派会合で、菅義偉(すが・よしひで)首相が2日の記者会見で、初めてプロンプター(原稿映写機)を使用したことについて、「非常に良かった。前を向いてしっかりとお話しされていた」と評価した。

 その上で、首相が会見で与党議員の深夜会食について「素直におわびを申し上げます」と述べたことについて、「日本語として違和感があった」と指摘。「『素直に』とは、言いたいことはいろいろあるが、それを封印しておっしゃる通りでございますということだ。だから『率直におわびを申し上げます』が正しい日本語だ」と語った。

 伊吹氏はまた、「プロンプターに映った文章は当然ライターが書いている。一国の首相にものを言わせるときは、美しい日本語で話をするように官邸スタッフは注意してもらいたい」と苦言を呈した。

6388名無しさん:2021/02/04(木) 19:27:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/38061bbba5a3254cf0f72a7ba255c7345b9e39ed
河井案里被告 有罪判決確定へ 自民党重鎮たちの反応は
2/4(木) 17:50配信
RCC中国放送
 「河井案里さんの辞職を許可することにご異議ありませんか?」「異議なし」(参院・本会議 3日)

 東京地裁が4人に対する160万円の買収を認め、懲役1年4か月、執行猶予5年とした有罪判決を受けた河井案里被告。3日、議員辞職願を提出し、辞職が認められました。

 「この広島において、『安定政権の象徴の県』として、なんとしても河井案里さん、案里さんをみなさんのお力で…」(菅官房長官・当時 2019年)

 官房長官だった当時、複数回、広島入りし、県民に案里被告への投票を呼びかけた菅首相は…。

 「今回のことで国民のみなさんから政治に対して批判が広がっていることに対し、重く受け止めております。(政治家は)国民の疑念を招くことがないよう対応していく、このことが大事。」(菅義偉首相 3日)

 「当選の折には、重要な役職に就いてもらおうと思っていますから。それにふさわしいご支援をぜひ。地元はこんなに期待しているぞということを示していただく得票を…。」(自民党 二階俊博幹事長 2019年)

 案里被告は、当選後、二階派入りしました。二階幹事長は、文書で…。

 「今回、河井議員は自ら判断され、けじめをつけられたものであると思います。このような事態に至ったことは、誠に残念なことであり、私どもも改めて自らを律するとともに、国民の信頼回復に努めてまいりたいと思います。」(自民党 二階俊博幹事長のコメント)

 案里被告自身から説明責任が果たされていないことについては、党内からも…。地元・広島選出のこの人は…。

 「今回の事件によって、広島の政治、あるいは自民党の政治に対する信頼が大きく損なわれたということについては、あらためて強い危機感を感じています。直接、本人の説明というものは今、現在ない。このことをあらためて残念に思いますし、深刻に受け止めている。こういった次第です。」(岸田文雄前政調会長)

 控訴期限は4日で、案里被告の有罪判決は確定する見通しです。

RCC BROADCASTING CO.,LTD.

最終更新:2/4(木) 17:50
RCC中国放送

6389名無しさん:2021/02/04(木) 19:29:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/67e5c34a20a02209ce91f5f26874a5c12dd73cee
自民・中西氏が石破派退会
2/4(木) 14:46配信
時事通信
 自民党の中西哲参院議員が所属する石破派を退会した。

 4日の同派総会で鴨下一郎事務総長が報告した。石破派は18人となる。中西氏は竹下派の参院議員、無派閥議員らで構成する参院竹下派に所属しており、当面は参院竹下派のメンバーとして活動する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3fb247aa05a123aa579b0565de5e38748213a9a5
菅首相 会見1時間前にプロンプター極秘練習 目撃記者「どす黒いほどの孤独感じた」
2/3(水) 16:36配信
デイリースポーツ
 菅義偉首相が2日夜の記者会見で、初めてプロンプターを使ったことが賛否両論巻き起こしている。

 大阪・MBS(毎日放送)の三澤肇解説委員は3日、夕方の報道・情報番組「ミント!」(月〜金曜、後3・49)に出演し、同僚記者が目撃したという菅首相の“極秘練習”を明かした。

 三澤氏は会見の20分ほど前に首相官邸に到着。すると、同僚記者が「さっき総理が(プロンプターの)練習してたよ」と教えてくれたという。菅首相は、午後7時40分からの会見の1時間ほど前に官邸に到着し、職員ら6、7人と、誰もいない会場で「ずーっと練習をしていた」のだという。

 その極秘練習を目撃した同僚記者は「どす黒いほどの孤独さを感じた」といい、同時に「ちょっとかわいそうになった」とも話していたという。

 プロンプターとは、特殊なアクリル板に文字が浮かび上がるもので、安倍晋三前首相も活用していた。2日の会見では左右に置かれており、菅首相は冒頭13分にわたり新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言などについて、国民の協力を呼びかけたが、その間、手元の書類を読み上げるいつものスタイルとは違い、ぎこちなかったが、13分間で右→左と視線は9往復した。

6390チバQ:2021/02/05(金) 00:38:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/ada0e47a223c63a8cd425cb4633160686b32597e
首相長男の官僚接待疑惑、政権に新たな火種、立民が攻勢強める
2/4(木) 20:07配信
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衆院予算委員会で質問する立憲民主党・黒岩宇洋氏=4日午後、国会・衆院第1委員室(春名中撮影)
 4日の衆院予算委員会では、立憲民主党が総務省幹部への接待に菅義偉首相の長男が関与したとされる疑惑への追及を強めた。新型コロナウイルスの感染拡大や与党議員の相次ぐ「政治とカネ」の問題などで菅政権の支持率低迷が続く中、立民はさらに攻勢を強める構えだ。

【表】想定される主な政治日程と衆院解散のタイミング

 「この疑惑は菅政権そのものにかけられた疑惑だ」

 立民の黒岩宇洋(たかひろ)氏は、週刊文春が報じた総務省幹部への接待疑惑に質問時間の大半をあて、文春に掲載された人物が本当に長男なのかどうかなどを首相に事細かに確認した。政府参考人として出席した秋本芳徳情報流通行政局長には接待での会費の支払いの有無などをただし、「自己分の負担は行っていなかった。確認できる範囲で返金した」と認めさせた。

 黒岩氏は安倍晋三前首相の「桜を見る会」前日の夕食会費用補填(ほてん)問題などでも論陣を張ったが、立民は当初予定していた質問者を差し替えて黒岩氏を登板させ、疑惑追及に躍起になった。首相の身内に生じた疑惑を掘り下げ、政権にさらなる打撃を与えようという狙いが透ける。

 ただ、立民は菅政権への世論の風当たりが厳しさを増す中でも支持率が低迷しており、今国会では従来の「批判一辺倒」だけではなく、枝野幸男代表が新型コロナの感染者がいなくなるまで封じ込めた後に経済を再開する「ゼロコロナ」を訴え、提案路線にもかじを切りつつあった。

 立民は今後も接待疑惑を追及する構えだが、首相はすでに「関わった者が誰であれ、国民に疑念を抱かせることがないように総務省で事実関係を確認してほしい」と省内で調査を進めるべきだとの立場を示している。総務省は、首相の長男が勤める放送事業会社「東北新社」の子会社が総務省から衛星基幹放送事業者の認定を受けており、倫理規程が禁じる「利害関係者」からの接待に抵触しないか調査している。

 立民はこの日、新型コロナ対策に加え、玄葉光一郎元外相が中国海警局に武器使用の権限を付与した海警法の問題やミャンマー国軍によるクーデターを取り上げ、外交・安全保障などの質問にも時間を割いたが、今後、週刊誌報道に固執し、「批判のための批判」に回帰すれば、政権担当能力に疑問符が付きかねない。自民幹部は「淡々とやるだけだ」と冷静に語った。(永原慎吾)

6391チバQ:2021/02/05(金) 00:52:46
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2102040035.html
下村氏が存在感、脱「政局会長」なるか 発言の軽さに課題も
2021/02/04 20:14産経新聞

下村氏が存在感、脱「政局会長」なるか 発言の軽さに課題も

衆院予算委員会質問する自民党・下村博文政調会長=4日午前、国会・衆院第1委員室(春名中撮影)

(産経新聞)

 自民党の下村博文政調会長が積極的に党の提言を政府に伝えるなど発信を強めている。4日の衆院予算委員会では質問に立ち、菅義偉首相(すが・よしひで)から新型コロナウイルス禍で収入が減った人への支援拡充に前向きな答弁も引き出した。ただ、調整力不足や発言の「軽さ」も指摘されている。

 予算委で下村氏は「緊急事態宣言下で、特に女性のパートやアルバイト労働者が困っている」と述べ、休業支援金の対象を大企業の非正規労働者にも拡充するよう首相に迫った。首相は厚生労働省に対応を指示すると明言した。

 保守政治家として知られる下村氏は中国や韓国への毅然(きぜん)とした対応も要求。チベットやウイグル、香港に対する中国の態度については「深刻な人権侵害が生じており、決して看過できない」などと強調した。

 最近は新型コロナ対策で先行して発信する場面が目立つ。昨年12月の記者会見で特別措置法の今国会での改正を打ち出したほか、先月には全世界を対象にビジネス往来を停止するよう政府に求め、いずれも実現に結びつけた。昨年9月の政調会長就任直後には、ペーパーレス・デジタル化の観点から党政務調査会の部会の紙資料をタブレット端末で閲覧する形式に切り替えて先見性もアピールした。

 下村氏は今月に入り公式ツイッターを始め「政策や、政調会長としてどんなことをしているのか広く告知したい」と意気込む。所属する細田派(清和政策研究会)内には「たたき上げで自分の言葉を持っている数少ない政治家だ」(中堅)として、下村氏を首相候補に推す声もあるが、課題も少なくない。

 昨年末の75歳以上の医療費窓口負担をめぐる自民、公明両党の協議は、政調会長レベルでまとまらず党首間の決着となり、調整力に不安を残した。

 4月の衆参の補欠選挙をめぐっては、自民が敗れたら「政局になる可能性がある」と言及し、二階俊博幹事長が不快感を示した。党内不和の発信源にもなりかねず「政局会長」との呼び名もあり、言動が注目される。(沢田大典)

6392名無しさん:2021/02/05(金) 18:57:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/afb0702a3b5d36a002c657b4ac38dfea6b3ba4e4
首相の「素直におわび」謝罪に伊吹氏が苦言 「日本語として違和感」
2/4(木) 19:52配信
毎日新聞
 自民党の伊吹文明元衆院議長は4日の二階派の会合で、菅義偉首相が2日の記者会見で「素直におわび申し上げる」と述べたことについて、「日本語として違和感があった」と苦言を呈した。

 指摘したのは、緊急事態宣言下の深夜に自民党議員(既に離党)3人が、東京・銀座のクラブを訪問した問題について、首相が「あってはならないことだ。素直におわびを申し上げる次第だ」と述べた部分。伊吹氏は「『素直に』とは、言いたいことは、いろいろあるが封印して『おっしゃっている通りでございます』ということだ」だと言及。「『率直におわびを申し上げます』とか『心からおわびを申し上げます』が正しい日本語だ」と語った。

 首相の演説や答弁は、首相秘書官らがつくることが多いため、伊吹氏は「一国の総理に物を言わせる時は、美しい日本語で話をするように、(原稿の)ライターや官邸のスタッフは注意してほしい」と注文をつけた。【野間口陽】

https://news.yahoo.co.jp/articles/234c3db3cb06512d86b4e3da9e7770d2e36e1c53
元衆院議長、首相発言に「美しい日本語で」と苦言…「素直におわびを申し上げる」の正解示す
2/5(金) 7:15配信
読売新聞オンライン
 自民党の伊吹文明・元衆院議長は4日の二階派会合で、菅首相が記者会見で「素直におわびを申し上げる」と述べたことについて、「日本語として違和感があった」と指摘した。正しいのは「率直におわび」「心からおわび」だとし、「美しい日本語で話すように官邸スタッフは注意してもらいたい」と苦言を呈した。

 首相の発言は、自民党議員3人が東京・銀座のクラブに深夜まで滞在した問題を受け、2日に謝罪した際のもの。

6393名無しさん:2021/02/05(金) 18:58:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ceb4b8657d5fb41f56b5f12eac716782d4e7192
自民派閥総会、深夜会合で軒並み引き締め 麻生財務相「自らの行動に責任を」 
2/4(木) 20:11配信
産経新聞
 緊急事態宣言下に深夜まで東京・銀座のクラブを訪れていた党所属衆院議員3人が離党に追い込まれたことを受け、自民党は危機感を募らせている。4月に衆参の補欠選挙、秋までには衆院解散・総選挙を控えており、さらなる不祥事の防止に躍起だ。

 「政治家は自らの行動に責任を持たなければいけない。行動に説明をしきらなければならない」。麻生太郎副総理兼財務相は4日の麻生派(志公会)の会合で、同派所属議員に対してこう強調した。

 麻生派には、深夜会合問題で離党した松本純衆院議員が所属。松本氏は事務局長として他派閥との交渉の窓口や、派閥のパーティー運営など中心的な役割を務めてきた。同派会合の司会も担ってきたが、この日は事務局長代理の井上信治科学技術担当相が務め、松本氏は欠席した。

 派閥関係者は「春には派閥パーティーを計画しているが、このような事態となってどうなるのか」と頭を抱え、同派幹部は「今回の問題で派閥運営に影響が出ないようにしなければならない」と語った。

 他派閥も引き締めに余念がない。伊吹文明元衆院議長は4日の二階派(志帥会)の会合で、「息苦しいが、一般の人はもっと大変な状態にある。少し我慢して頑張ろう」と強調。再び深夜会合のような不適切行動が報じられることがないよう、所属議員に責任ある行動を求めた。

 岸田文雄前政調会長も同日の岸田派(宏池会)の会合で、「政治の側から、国民が力や心を合わせて頑張ろうという雰囲気に、冷や水を浴びせる行動が出たことは誠に残念だ」と発言。「今一度、わが身を振り返り、気持ちを引き締めて行動や活動を続けてほしい」と語った。(今仲信博)

https://news.yahoo.co.jp/articles/c1ffc268a2e3c4afe147ebb710d1ec5d98726e96
反省?下村政調会長、首相にエール…「重圧の中で努力されている」
2/4(木) 19:11配信
読売新聞オンライン
 自民党の下村政調会長は4日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルス対応に追われる菅首相に「党は全力で支える。思い切ってやっていただきたい」とエールを送った。「首相になった人しか分からない重圧の中で努力されている」とも語った。

 下村氏は1月、4月の衆参2選挙区の補欠選挙について「二つ負けると政局になる可能性もある」と発言。二階幹事長が不快感を示すなど、党内から批判を浴びた。党内では「反省の意を込めたのではないか」(ベテラン)と見る向きもある。

6394名無しさん:2021/02/05(金) 19:00:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/6575d4536133d437476a515c4007ee50af3ecda7
「男に媚びを売る時代は私で終わらせる」…自民党・野田聖子60歳が狙うのは「ポスト菅」?
2/5(金) 6:12配信
文春オンライン
「“親殺し”の責任でしょうか」

 政治部記者がそう表現するのは自民党の野田聖子幹事長代行(60)の振る舞いだ。自民分裂選挙となった1月24日の岐阜県知事選。野田氏ら多数の国会議員が推す現職の古田肇氏が5選を果たしたが、野田氏は分裂の責任を取って県連会長を辞任した。知事選は野田氏と「岐阜のドン」猫田孝県議(80)の代理戦争と呼ばれた。猫田氏は「俺の言うことを聞かなくなった」とばかりに古田知事降ろしに動き、新顔の経産官僚を擁立。古田知事を支援した野田氏は、権勢を誇ってきた猫田氏を念頭に「長老支配の政治を変えたい」と宣戦布告していた。

 野田氏にとって猫田氏は大恩人。2005年の郵政選挙で郵政民営化に反対して党公認を得られなかったが、猫田氏主導で県連は野田氏に「県連公認」を与え、当選させた。一方で、当時の小泉純一郎首相に弓を引いた責任を問われた猫田氏も離党を余儀なくされた。そんな猫田氏を野田氏は父のように慕っていた。だが、

「野田氏にとって今回の一件は次のステップに進むための親殺しだった」(前出・記者)。ステップとは、菅義偉首相の支持率低迷によって、いつ号砲が鳴ってもおかしくない「ポスト菅」レースへの参戦だ。これまでの野田氏は総裁選のたびに出馬を模索するも推薦人が集まらず断念してきた。次に向けて頼るのが二階俊博幹事長。二階氏もたびたび野田氏に「推薦人が足りない時は言ってこい」と軽口を叩いてきたが、菅氏の凋落で「二階氏が本気で野田氏に乗り換えようとしている」との臆測が広がる。自民党関係者は「二階氏にとっての気がかりは今年の衆院選。菅首相で勝てそうにないなら『初の女性宰相』の看板で野田氏のほうがベターと見ているのでは」。

「男に媚びを売る時代は私で終わらせる」
 野田氏は岐阜県議を経て、1993年衆院選で初当選。県議時代には猫田氏に、国会議員になってからは野中広務元官房長官や古賀誠元幹事長ら時の実力者に可愛がられ、「爺殺し」の才覚を発揮してきた。酒席では党幹部になった今でも、率先して下ネタを連発し、男性客を困惑させる。同席した女性の議員や記者に「男に媚びを売る時代は私で終わらせる。あなたたちが偉くなった時にこんなことはやらせない」と親分風を吹かすこともあるという。

 猫田氏は、二階氏と折り合いが悪い麻生太郎副総理と近い。「首相を目指す野田氏にとっては二階氏の支援が不可欠。それを得るために猫田氏を切ったのか。それとも知事選は、最大の権力闘争である総裁選の予行演習だったのか」(政治部デスク)。親殺しを果たした野田氏の次の一手は如何に。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年2月11日号

6395名無しさん:2021/02/05(金) 19:03:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7c9648698720af03a33a877112c5f4f2ba43669
河井案里氏、議員辞職に込められた「ある思惑」
2/5(金) 7:01配信
東洋経済オンライン
 2019年参院選における巨額買収事件で有罪判決を受けた参院議員の河井案里被告(自民党を離党)が2月3日、議員辞職した。

 案里被告は、2020年6月に同事件で逮捕・起訴された夫で元法相の河井克行被告(自民離党・公判中)とともに、その後の公判で無罪を主張してきた。2020年10月の保釈後も雲隠れしたまま議員活動もせず、「歳費泥棒」と批判されて与党内からも議員辞職を求める声が強まっていた。

■4月25日の統一補選に込められた思惑

 折しも、与党4議員による「銀座の夜遊び」が発覚して、議員辞職や離党に追い込まれたばかり。案里被告の議員辞職には、政権運営への打撃を恐れる菅義偉首相や自民党の二階俊博幹事長の意向も影響したとみられている。

 案里被告の辞職により、4月25日の衆参統一補欠選挙の1つとして参院広島選挙区の補選が実施される。同統一補選では、「鶏卵」汚職に問われた吉川貴盛元農水相(自民離党)の議員辞職に伴う衆院北海道2区と、立憲民主党参院幹事長だった羽田雄一郎元国土交通相の死去に伴う参院長野選挙区の実施が決まっていた。

 これにより4月25日の補選は現時点では3選挙区となるが、自民党はすでに北海道2区の不戦敗を決めている。候補者を擁立している参院長野は「羽田氏の弔い選挙なので勝ち目はない」(地元県連)との見方が支配的だ。

 これに対し、2人区の参院広島は残る現職が立憲民主党所属議員で、「改選をにらむと野党は強力な候補を出しにくく、自民党に勝機がある」(自民選対)とみられている。そのため、統一補選全敗を回避したい自民党の思惑が、案里被告辞職の背景にあるとみられている。

 東京地裁は1月21日、案里被告に懲役1年4月、執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。これを受けて案里被告は3日午後、山東昭子参院議長宛てに辞職願を提出、同日夕刻の参院本会議で許可された。控訴断念で案里被告の刑も確定した。

 案里被告は3日、「判決内容は納得できないが、政治家として情けなく、政治的責任を引き受けるべきだと考えた」とのコメントを発表した。案里被告は克行被告とともに、東京地検特捜部に逮捕される前日の2020年6月17日に離党。同年8月に始まった一審では無罪を主張して争ってきた。

■「4月総選挙論」の可能性はほぼゼロに

 判決によると、案里被告は2019年3〜5月、河井克行被告と共謀し、広島県議4人に現金計160万円を配った。判決は、いずれの県議も案里被告を応援しており、政治資金の処理に必要となる領収書もないことから、現金の趣旨は買収だったと認定した。

 案里被告の辞職に対し、地元の有権者からは「遅すぎる」との声が相次ぎ、ネット上では「受け取った歳費を返せ」などの書き込みがあふれた。

菅首相は3日夕、「政治に批判が広がっていることを重く受け止めている」と淡々とした表情でコメント。案里被告の後見人とされる二階幹事長は「このような事態に至ったことは誠に残念なことであり、私どもも改めて自らを律するとともに、国民の信頼回復に努めてまいりたい」と苦々し気な表情で語った。

 4月25日の3補選は菅首相にとって就任後初の国政選挙となる。すでに、衆参2補選が決まった段階で、下村博文政調会長が「ダブルで負ければ政局になる」と発言。「政局になるはずがない」と怒った二階幹事長への謝罪と釈明に追われるなど、自民党内は補選の情勢にピリピリしている。

 自民党内では、2補選の実施が決まった2020年末の段階で「状況次第では新年度予算成立後の3月末か4月初旬に菅首相が解散を断行して、補選を吸収する」との戦略も取りざたされた。しかし、1月7日の緊急事態宣言の再発令で4月総選挙論は一気に下火となり、今回の宣言延長で「可能性はほぼゼロ」(自民幹部)となった。

 4月25日の補選は、その時点でのコロナ感染状況や東京五輪開催の可否などによって有権者の反応も変わるとみられる。ただ、ここにきて地方選挙で自民党の惨敗や取りこぼしが相次いでいる。3補選が全敗となれば、10月までに実施される次期衆院選に向けて、自民党内で「菅首相では選挙を戦えない」として「菅おろし」の声が噴き出す可能性もある。

 もし圧倒的な保守地盤の広島補選で自民が勝てば、「1勝1敗1不戦敗でダメージは半減する」(自民幹部)との読みもある。すでに自民広島県連は地元の有力経済人か地元出身のキャリア官僚の擁立に向けて調整を進めている。「保守地盤だから与党が固まれば負けない」との見方が多い。

6396名無しさん:2021/02/05(金) 19:03:39
>>6395

■浮上した「ウルトラCの秘策」

 ただ、次期衆院選での政権交代を目指す立憲民主など主要野党にとって、「4月25日の補選に全勝すれば、一気に勢いがつく」(立憲民主幹部)のは間違いない。このため、「4年後の改選など考えず、野党統一候補で勝ちにいくべきだ」(同)との声も相次ぐ。

 対する自民党も「公明党とも連携して。万全の選挙態勢で臨まないと、足をすくわれる」(選対幹部)と不安を隠せない。

 そこで、与党内の一部に「ウルトラCの秘策」(自民選対)として浮上しているのが、克行被告の議員辞職による広島3区での補選実施だ。同被告の公判は途中で案里被告と別になり、東京地裁の判決は3月末以降になる可能性がある。広島3区を4月25日の補選に加えるためには、3月15日までに克行被告が議員辞職することが必要だ。

 克行被告はこれまでの公判で徹底抗戦の姿勢を続けており、「議員辞職の気配はまったくない」(被告周辺)とされる。克行被告はもともと菅首相の側近で、辞職した案里被告は二階幹事長の率いる二階派の特別会員だった。そのため、「菅首相や二階幹事長が秘かに圧力をかければ、克行被告も辞職を受け入れるのでは」(自民幹部)との指摘もある。

 「広島3区の特殊な選挙事情」(自民県連)もある。克行被告の離党に伴い、地元では与党としての後任候補擁立で調整が進んでおり、「いつでも臨戦態勢がとれる」(自民選対)からだ。

 広島3区では、公明党が斉藤鉄夫副代表の擁立を決定。自民県連が公募で石橋林太郎県議の擁立を決めて与党内調整が続いていたが、2月5日に二階幹事長の裁定により、斉藤氏への一本化が決まる見通しだ。石橋氏は中国ブロックの単独比例1位で出馬する方向だ。

 立憲など主要野党も同区に野党統一候補を擁立する構えで、与野党全面対決の構図となるのは確実だ。ただ、広島は保守地盤が強く、「危機感の強さで自公が一体となって戦えば負けない」(自民幹部)との声が多い。仮に克行氏が議員辞職して4補選となり、結果的に自民と野党の2勝2敗となれば、「菅首相や二階幹事長の責任論も出ず、政権危機も避けられる」(同)との思惑もある。

■首相長男のスキャンダルも浮上

 ただ、こうした「あからさまな党利党略」(立憲民主幹部)が透けて見えれば、有権者の反発を買って「かえって与党が傷口を広げる」(同)可能性もある。

 衆院予算委員会では4日から新年度予算案の審議が始まった。野党側はコロナ対応の迷走だけでなく、案里、克行両被告の買収事件や与党で相次ぐ政治スキャンダルの追及に全力を挙げる構えだ。

 3日夕刻には『週刊文春』が電子版で菅首相の長男にまつわる疑惑を速報した。4日発売の本誌は「総務省の谷脇康彦総務審議官ら幹部4人が昨年、衛星放送などを手がける会社勤務の菅首相の長男から、国家公務員倫理法に抵触する可能性のある接待を受けた」と報じている。

 菅首相は3日夜、記者団に「まったく承知していない。総務省で適切に対応されると思う」と必死に平静を装った。今後、総務省幹部の処分問題に発展する可能性は大きいとみられている。

 4日の衆院予算委員会で野党から追及された菅首相は、長男と電話で話したことを明らかにしたが、「長男は一民間人でプライバシーもある」と詳しい説明は避けた。そして、「国民に疑念を抱かせないよう総務省でルールにのっとって対応してほしい」と繰り返したが、事実関係でちぐはぐな答弁も目立った。

 まさに「菅首相自身も火だるま状態」(自民幹部)で、「二階幹事長とともに統一補選まで求心力を維持できるかどうかも微妙」(自民長老)になりつつある。政局混迷の中で4月の補選に突入すれば、「与党の小細工など通用せず、本物の政局になる」(選挙アナリスト)との声も広がっている。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

6397名無しさん:2021/02/07(日) 13:18:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/67bd405d3c3b394de75df819cb6bcb18b24e7ba7
二階俊博、石破茂、松本純……政治家が会食をやめられない理由
2/7(日) 13:02配信
FRIDAY
自民党の松本純(中央)、大塚高司(左)、田野瀬太道(右)の3議員は銀座通いと虚偽説明により離党届を提出した

12月14日、二階俊博幹事長(81)が菅義偉首相(72)らと8人で高級ステーキ。12月17日、橋本聖子五輪担当相(56)が6人で高級寿司。1月8日、石破茂元幹事長(64)が9人でふぐ懐石。そして、松本純元国家公安委員長(70)らの「銀座クラブ通い」……。

ここまで来ると、素朴な疑問が湧いてくる。国民に自粛を要請しているのに、なぜ、彼らはこれほどまでに会食を我慢できないのか。自民党の現役国会議員が言う。

「田中角栄元首相の有名な言葉に、『握手の数しか票は出ない』というのがあるでしょ。自民党ではいまでも、新人議員に徹底的にこの言葉を叩き込む。ベテラン議員、それも菅総理のように叩き上げの人ほど『会食=票』という意識は強い。

何もないところから、先輩政治家や地元の有力支援者と酒を飲み続け、男芸者として取り入ることで成り上がったわけですからね。そんな人たちに、急に会食を止めて一人でメシを食えといっても不可能ですよ」

今秋には衆院選が予定されている。そのことも、会食=票集めが止まらない理由のようだ。当選2回の自民党・岡下昌平衆議院議員(45)は、「私は一切会食に行っていない」と断ったうえで、政治家の心情についてこう語る。

「相手のメンツを立てるというのも、政治家にとって重要なことです。支援者に誘われたら断れない。行ってみたら5人以上だった。では私は帰ります、とは言いづらいんですよ。(秋に選挙があるのに)演説会もできない。選挙事務所の感染対策を徹底することで人が寄り付かなくなるのが心配だと、みんなで話している」

1月19日には、自民党本部で新型コロナ対策会議が開かれ、再び批判を浴びた。大勢の議員が狭い会議室でぎゅうぎゅう詰めになっている様子は「密」そのものだったからだ。議員にリモートワークという発想はないのか。国民民主党の玉木雄一郎代表(51)が吼える。

「リモートを推進しない議員連中は、会って話さないと本音は引き出せないというんです。しかし、民間の皆さんに7割リモートしてくださいと要請したなら、政治家はやるしかない。私は仕事のほとんどをリモートに切り替えました。最初は役人もできないと言っていましたが、やればできるんです」

本誌は他にも複数の国会議員や秘書に取材し、会食がなくならない理由を尋ねた。彼らは「会わないとその人の本音がわからない」と口を揃えたが、それはサラリーマンだって同じである。「選挙が近い」というのも、営業自粛を余儀なくされている飲食店からすれば許せない言い訳だろう。結局、会食を〝しなければいけない〟理由などないのだ。

2月5日(金)発売のフライデーでは、会食を「やめられない」ことに関する国会議員らの言い分についてさらに詳報している。

FRIDAYデジタル

6398名無しさん:2021/02/07(日) 13:34:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bc8bec06181367aff067ea0f0cf2452c288e804
支持率急落のウラで…菅政権「4月の解散説」が急浮上したワケ
2/7(日) 7:02配信
現代ビジネス
永田町を駆け巡った
 「このままでは菅さんは終わり。選挙が近いという緊張感を演出しないと、もう『菅おろし』に歯止めがかけられないのでしょう」(自民党中堅議員)

 官邸から「4月解散・総選挙」の風が吹き始めた。1月14日夕方、自民党の山口泰明選対委員長が官邸の菅総理を訪ねた。

 するとその数日後、「3月末に新年度予算案が成立したら解散。投票日は衆院北海道2区と参院長野選挙区の補欠選挙と同じ4月25日」との情報が永田町を駆け巡ったのだ。

 14日に山口氏が菅総理に報告したのは、総理が年明け、自民党の事務方に指示していた、党独自の極秘世論調査についてだった。

 「結果は〈政権支持率は急落しているが、野党の支持率も低いため、自民党は減らしても10〜40議席。単独過半数維持は十分に可能〉というものでした。年末からふさいでいた菅総理は、これを聞いて励まされたようです」(官邸スタッフ)

 そして菅総理は、親しい議員や秘書官ら側近に依頼し、「総理が4月解散を本気で考えている」と新聞各紙の記者を個別に呼び、耳打ちするよう指示。解散風が吹き始めたというわけだ。

 もっとも冒頭の議員が指摘するように、これは党内向けの「脅し」の可能性が高い。下村博文政調会長が「(4月にある2つの補選で)両方負ければ政局になる」と述べるなど、党内は早くも浮き足立っている。総理が仕掛けた情報戦は、焦りの証拠なのだ。別の自民党中堅議員が言う。

 「確かに諸々の政治日程を勘案すれば、4月はチャンス。もし東京五輪が中止なら、それが決まる前に解散したほうが傷が浅くて済む。

 ただ、ワクチン接種が遅れているので厳しいでしょう。この状況で奇をてらった解散なんてすれば、国民から総スカンを食らってしまいますよ」

 笛吹けど誰も踊らず。解散という「伝家の宝刀」さえ、もはや切れ味を失ってしまったようだ。

 『週刊現代』2021年1月30日・2月6日号より

週刊現代(講談社)

6399名無しさん:2021/02/07(日) 14:08:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/293bbb301c2021ea82fc3edbb81deb2c48eca5ff
森喜朗会長、二階幹事長…振り返ると驚愕する「政治家の差別的発言」一覧
2/7(日) 10:02配信
現代ビジネス
「口だけのお詫び」
 子どもが友達に差別的な言葉を口にしたとする。それを聞いた大人は、「ひどいことを言って! ちゃんと謝りなさい」というだろう。しかしただ単に「ごめんね」と口だけのお詫びをしても、その子の意識が変わらなければ、同じことを繰りかえすだろう。最も大切なことは「なぜ差別にあたるのか」を理解し、差別される側の気持ちを理解し、差別的な考え方そのものを改めることだ。

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が2月4日に行った記者会見はまさに「口だけのお詫び」のようではなかったか。

 森会長が日本オリンピック委員会(JOC)評議員会で女性の理事を40%に増やす方向にあることにふれ、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と発言したのは2月3日のこと。「女性は優れており、競争意識が強い。誰か一人が手を挙げて言われると、自分も言わないといけないと思うんでしょうね。それでみんな発言される」と続けた。さらに「私どもの組織委にも女性は何人いる? 7人くらいかな。みんなわきまえておられる」と続けた。その言葉を受け、「#わきまえない女」というハッシュタグがTwitterでトレンドとなるほどだった。

 何度聞いても読んでも「意見を言うことがいけないことなのか」「意見をいうと必ずしも理事会は不要な時間がかかるのか」「そもそも意見を言わない理事は必要なのか」「男性は長い意見を言わないのか」など、頭にはてなマークがついてしまう。ここでわかったのは、森会長に「会議を短く終えるために女性はわきまえて意見など言わなくていい」という認識があるということと、「そもそも女性は競争意識が強く、それゆえに発言するものだ」と決めつけているということだ。むしろ「女性は優れており」と褒め言葉を用いながらそれを問題点のように語る褒め殺しのようなものの言い方も不快に思う人は少なくないだろう。

 翌日、即座に設定された謝罪会見の冒頭で、森会長は紙を読み上げてお詫びと反省の辞を伝えたが、自身がなにをもって「不適切」と思い、どう「反省」しているのかは具体的に語られなかった。記者たちが丁寧に根気強く質問を続けていたが、「面白おかしく書こうとしてるんだろ」「あなたはどう思うんだ」という逆切れと言われても仕方のない状況に終わった。

森会長だけではない
 最も大切なのは、何が不適切なのかを正確に理解し、認識の間違いを自覚し、そして学んだうえでお詫びをすることだ。

 「同じ人間に優劣がつくのはおかしいのではないか」「性別で分けるのではなく、個々の人格や能力で最適なことをしていく必要があるのではないか」という気づきがあり、世界は大きく変化してきた。

 3月8日は国際ガールズデーだ。これは1904年3月8日にNYで婦人参政権をもとめてデモが行われた日を記念したもの。この運動が欧州にも広がり、女性の権利と政治的・経済的分野への参加が進められるようになった。女性だけではない、あらゆる人種差別だって、誰かが声をあげ続けてきたからこそ変わってきたことだ。それらの声を聞いて、古い価値観に縛られていることに気づき、改めることは誰にだってある。

 そんなときに自身の間違いを認め、発言の問題点を認識し、変えようという姿勢があるかどうかが重要だ。しかし残念ながら、過去を振り返ると、政治家のこのような差別的発言は繰り返されてきた。その時に問題となった発言を各々が「自分事」として考えてきていたら、また別の人が同じような発言を繰り返すことはなかったのではないだろうか。

 改めてここで、失言のいくつかを振り返ってみよう。なお、役職は発言当時のものを記している。

6400名無しさん:2021/02/07(日) 14:08:42
>>6399

少子化問題の原因を理解しているか
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【麻生太郎】

「(日本人の平均寿命が延びたのは) いいことじゃないですか。素晴らしいことですよ。いかにも年寄りが悪いみたいなことを言って いる変なのがいっぱいいるけど間違ってますよ。子どもを産まなかったほうが問題なんだから」
(麻生太郎副総理兼財務相 2019年2月3日、福岡県内での国政報告会にて)
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 出産というのは授かりもので、産みたくても産めない人がいるのは周知の事実だ。そして産み育てることに抵抗のない社会環境がなければ、なかなか簡単に選べることではない。しかし、少子化問題を「出産しない女性が悪い」とでもいうような発言は本当に多い。

 上記の発言に際し、麻生氏は翌日衆議院予算委員会にて発言を「誤解を与えたとすれば撤回する」とし、5日には「不快に思われた人がいるとすればお詫び申し上げる」と述べた。しかしこれは言葉そのものに問題があったと認識していないということではないだろうか。

麻生太郎氏は2018年9月にも、財務事務次官のセクハラ問題が明らかになった際、「(訴えられた)本人が、ないと言っている以上、あるとはなかなか言えない」「はめられた可能性は否定できない」「セクハラ罪という罪はない」という発言をしていた。こちらも後になって一部撤回をしたようだ。

「勝手なことを考えて」
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【二階俊博】

「子どもを産まない方が幸せに送れるじゃないかと勝手なことを自分で考えて(いる人がいる)」
「皆が幸せになるためには子どもをたくさん産んで、国も栄えていく」
「食うや食わずの戦中、戦後、子どもを産んだら大変だから産まないようにしようと言った人はいない」(二階俊博幹事長 2018年6月26日、東京都内の講演会にて)
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 「自民党と政府が一体になって、早く結婚して早く子どもを産むように促進してもらいたい」という質問についての回答。なぜいま少子高齢化となっているのかの認識があれば出てこない発言だ。

一番大きな功績は子どもを作ったこと
 驚くような発言はまだある。

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【三ツ矢憲生】
「この6年間で吉川有美(参院議員)は何をしてきたのか。一番大きな功績は子どもをつくったこと」(三ツ矢憲生三重県連会長・衆議院議員 7月12日、三重県内での参院選応援演説)
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 参議院議員の選挙応援演説で、「一番の功績」が子どもを作ったことと言われる。どんな思いで聞いたのか想像すると胸が苦しくなる。

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【萩生田光一】
「0〜3歳の赤ちゃんに、パパとママどっちが好きかと聞けば、はっきりとした統計はありませんけど、どう考えたってママがいいに決まっているんですよ。0歳から「パパ」っていうのはちょっと変わっていると思います」(萩生田光一副幹事長 2018年5月27日 宮崎県連講演にて)
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 待機児童ゼロを目指す問題に関してこのように述べたのは当時の副幹事長。待機児童ゼロを目指すために3歳までは母親がずっと子どもと一緒にいるべき、と言っているように聞こえるが…。

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【櫻田義孝】
「お子さんやお孫さんにぜひ、子どもを最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」(櫻田義孝衆議院議員 2019年5月29日、千葉県内の会合)
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 かつて国務大臣をつとめ、東京オリンピック・パラリンピック競技担当大臣だったが、「復興以上に大事なのが議員だ」の発言を受けて辞任したばかりだった。その後謝罪し、発言を撤回した。

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稲田朋美
「私たち3人には共通点がある。みんな女性で、同世代。そして全員がグッドルッキング」(稲田朋美防衛相 2017年6月3日 アジア安全保障会議)
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 オーストラリアとフランスの女性国防大臣に言及して「私たち3人」について「グッドルッキング(美しい)」と語った。褒めるからいいということではなく、容姿を品評の対象として国際的な会議で口にすること自体に疑問の声が挙がった。

6401名無しさん:2021/02/07(日) 14:08:52
>>6400

「女性はいくらでも嘘をつけますから」
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【杉田水脈】

「女性はいくらでも嘘をつく」(杉田水脈衆議院議員 2020年内閣第一部会、内閣第二部会合同会議)
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 性暴力についての議題に於いて、「女性はいくらでも嘘をつけますから」と発言したことを指摘され、報じられると、9月26日に自身のブログで「一部報道における私の発言について」と題し、「報道にありましたような女性を蔑視する趣旨の発言(「女性はいくらでも嘘をつく」)はしていない」と明記した杉田水脈氏。5日後の10月1日に「内閣第一部会・内閣第二部会合同会議に於ける私の発言について」とブログを更新し、発言をしたことを認め、ブログで事実と間違えたことを述べたことや不快な思いをした人に対して謝罪した。

 かつて、杉田水脈氏は2018年2月26日に都内で開かれた「第25回平成の大演説会」で以下のように言っていたことがある。

 「みなさん知ってますかね、#Me Too運動っていうのがあるんですよ。Me tooってのは『私も』っていうことなんですが、これセクハラの運動なんですね。
『私は実はこんなセクハラにあったことがあるんです』と誰か一人の女性が告白するとですね、『私も! 』『私も! 』ってハッシュタグ付けてでてきて、ツイッターとかでばーっと自分の経験談を女性が語るんですね。これはヨーロッパでばーっと出てきて、まあ主に女優さんたちがですね、実は20年前にですね、こんな役あげるからってそういう関係もってくれと監督やプロデューサーたちに言われたとか。

 そこで往年の名女優のカトリーヌ・ドヌーブさんがですね、『あなたたち、それおかしいでしょう』と。『その時はそれで役もらったんだったら、そういうことを今さら言うの』と。私も、『もっともやな』と思ったんですけれど」

 ちなみに、カトリーヌ・ドヌーブ氏は上記のようなことは一切言っていない。まるで#Metoo運動で声をあげる女性そのものに問題があるかのような言い方ではないだろうか。ここから「女性はいくらでも嘘をつける」という発言にもつながっているようにも感じられる。ちなみに2020年の発言に対し、「「女性はいくらでも嘘をつけますから」自民党・杉田水脈衆議院議員の性暴力被害者への発言撤回、謝罪、辞職を求めます」という署名には13万筆以上(2020年10月当時)が集まったが、自民党は受け取りを拒否したという。

 まだまだあることが悲しくはなるが、最後に森喜朗氏の発言で終わりにしよう。

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「子どもをたくさんつくった女性が将来、国が『ご苦労さまでした』といって面倒見るのが本来の福祉。子どもを一人もつくらない女性が、好き勝手とは言っちゃいかんけども、自由を謳歌し楽しんで年取って、税金で面倒見なさいっていうのは本当はおかしいんですよ」(森喜朗自民党少子化問題調査会長・衆議院議員 2003年6月26日 鹿児島県)
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 この発言が、自民党少子化問題調査会長の口から出たものであることに失望を禁じえない。少子化問題の原因を本当に調査しての発言なのだろうか。

 「失言」とはその時のノリだけで出るものではない。常日頃感じていることが口に出ることが大半だ。たとえそれが立派な人格者であっても、なにかしら偉業をなした人でも、もしかしたら凝り固まった価値観を抱えており、人を傷つけてしまったり、間違えたことを言うことだってあるかもしれない。

 確かに日本では、高度経済成長を経て、馬車馬のように働く男性とそれを支える女性という構図を根付かせた。その構図があったからこそ、経済の発展もあったといえるのだろう。その過去を否定するのではなく、時代にあわせてアップデートしていけばいいだけなのだ。
大切なのは、問題の本質を理解し、考え方を改めること。それは大人も子どもも同じことだ。

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参考資料

女性はいくらでもうそをつけますから-杉田水脈議員の性暴力被害者への発言撤回-謝罪-辞職を求めます

杉田水脈オフィシャルブログ

公的発言におけるジェンダー差別を許さない会

【音声配信・文字起こし】自民党・二階幹事長の「子どもを産まないは勝手な考え」発言を検証▼2018年6月26日(火)放送分(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」)

萩生田氏「赤ちゃんはママがいいに決まっている」(朝日新聞デジタル)

〝天敵〟山口香理事が森喜朗会長に辞任勧告「外れていただければ、五輪は希望が残る」(東スポweb)
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FRaU編集部

6402名無しさん:2021/02/07(日) 20:48:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/a49f74c6587f5b8a4e72209161be0e923f2a97a7
岸田氏、地元・参院広島再選挙に意欲 「ポスト菅」へ巻き返しなるか
2/7(日) 19:14配信
産経新聞
 広島を地盤とする自民党の岸田文雄前政調会長が、公職選挙法違反事件で有罪判決を受け辞職した河井案里前参院議員=自民を離党=の当選無効に伴う参院広島選挙区の再選挙(4月25日投開票)での巻き返しに意欲を示している。次期衆院選の広島3区候補は公明党に奪われたが、菅義偉政権の支持率が下がる中で再選挙に勝てば、「ポスト菅」の芽も出てきそうだ。

 「広島の自民党の信頼回復のため、是が非でもしっかり選挙をやらないと広島の政治が持たない。『出直すんだ』という姿勢を示さなければならない大事な選挙だ」

 岸田氏は5日夜のBSフジ番組でこう訴え、再選挙への決意を表明した。昨年9月の党総裁選で首相に完敗して以降、岸田氏は存在感を発揮できていない。平成24年の安倍晋三政権発足後、7年8カ月ぶりに閣僚や党三役から外れ、メディアに出る機会も激減した。

 そんな中、河井前議員の夫で元法相の衆院議員、克行被告=同罪で公判中=の選挙区である衆院広島3区の候補者選定をめぐり、与党は公明の斉藤鉄夫副代表に一本化する方針を決定。この間、岸田氏の影は薄かった。

 一方、内閣支持率は新型コロナウイルスの感染拡大や与党議員の深夜会合発覚などで下降。再選挙と同じ4月25日投開票の2補欠選挙のうち、自民は衆院北海道2区で不戦敗となり、参院長野選挙区も苦戦が予想される。こうした状況で岸田氏が再選挙勝利に貢献できれば、次期首相候補として踏みとどまる可能性があり、岸田派(宏池会)からは「真価が問われる選挙だ」との声が上がる。

 ただ、岸田氏自身は擁立に否定的だったとはいえ、案里前議員が自民の議員だった事実に変わりはなく、不祥事の負のイメージや、広島3区をめぐる公明とのしこりを2カ月で解消できるかは不透明だ。

 岸田氏は周囲に「やるからには絶対に勝つ」と闘志を燃やすが、敗れれば「ポスト菅」候補が次世代に移る可能性もあり、首相の座を諦めていない岸田氏にとっては落とせない一戦となる。(永原慎吾)

6403名無しさん:2021/02/08(月) 09:52:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bd35d4eb5ec159fe6d1a1d114e6c31991903085
自民党議員の「コロナ特権」 銀座クラブ飲みの離党3人も身分安泰か
2/8(月) 7:05配信
NEWSポストセブン
 国民には不要不急の外出自粛を要請しておきながら、国会議員は銀座で深夜まで豪遊──自分たちは“上級国民”で、自粛など関係ないと言わんばかりの振る舞いが次々と明らかになっている。

 国民からの批判など、大したことないと考えているのが丸見えである。

 自民党の国対委員長代理だった松本純氏ら3議員が、2月1日に離党した。緊急事態宣言下に銀座のクラブで飲み歩き、当初は後輩議員2人(田野瀬太道・前文科副大臣、大塚高司・前国対副委員長)と一緒だったことを隠す嘘までついていた。

 昨年12月、俳優やタレント、そして菅義偉・首相まで呼び出した“8人ステーキ会食”の問題で追及された時は、「飯を食うために集まったんじゃない」と言い放った二階俊博・幹事長だが、今回は自分のことは棚に上げて、「私のほうから離党勧告しました」などと胸を張り、松本氏の所属派閥のドンである麻生太郎・財務相兼副総理も、「国民にも何かと迷惑や苦労をかけている最中、はなはだ不適切」と怒って見せたが、ポーズだけである。

 同じく深夜の銀座クラブに行った責任を問われた公明党の遠山清彦氏が議員辞職させられたのと比べれば、自民党の処分が大甘なのは明白だ。

 それもそのはず、松本氏は“麻生―二階会談”にも同席する麻生氏の側近中の側近だ。

「離党した3人はいずれも前回の総選挙では小選挙区で議席を獲得しており、とくに神奈川1区の松本氏の地盤は堅い。今年の総選挙で自民党が別の公認候補を立てず、松本氏らが当選したら、“禊が済んだ”として復党させる可能性が高い」(政治アナリスト・伊藤惇夫氏)

 コロナ不況で多くの国民が失業の危機に直面するなか、自民党の国会議員だけは不祥事でも身分が安泰なのだから、まさに特権階級だ。

※週刊ポスト2021年2月19日号

6404名無しさん:2021/02/09(火) 07:45:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/f326abd114d9f3df48800d86d2e4d1e45fc8cb90
二階幹事長が森発言に「撤回したので問題ない」
2/8(月) 23:30配信
テレビ朝日系(ANN)
東京オリンピック組織委員会・森会長の“女性蔑視発言”について、自民党の二階幹事長は、撤回したので問題ないという認識を示しました。
二階幹事長:「今後、そうした発言・行動に対して十分ご留意なさるとに聞いているから、私は“撤回した”ということで、いいんじゃないかと思っている」

森会長の発言から5日間で、大会ボランティアを辞退する人が約390に上っています。
二階幹事長:「瞬間的に関係者の皆さんは『控えたい・協力できない』とおっしゃったんだと思うが、どうしてもお辞めになりたいということだったら、また新たなボランティアを募集・追加ということにならざるをえない」

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/17d3735abc8c20c8c37e7c7981819a8c2a703961
二階氏が森会長を擁護 「撤回したので問題ない」
2/9(火) 6:09配信
テレビ朝日系(ANN)
 森会長の発言について、自民党の二階幹事長は発言を撤回したので問題はないとしたうえで、辞任する必要はないという認識を示しました。

 自民党・二階幹事長:「私は撤回したということで、それでいいんじゃないかと思っています」「(Q.(五輪)開催に対する影響は?)撤回はもうすでにされたことでありますし、問題はないと思います」

 また、ボランティアの辞退が相次いでいるので、森会長が辞任すべきだとの考えについては次のように答えました。

 自民党・二階幹事長:「(ボランティアが)すぐやめちゃいましょうかなんてことは一時、瞬間に言ってもね、そんなことではなくて、協力して立派に仕上げましょうということになるんではないかと思います。森会長にもそこは一つ周囲の期待に応えてしっかりやって頂きたい」

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/ccfa2ca88b4f0766153fda3bd26674d4656dcda2
自民・二階氏 森会長続投に期待 「周囲の期待に応えて...」
2/9(火) 6:24配信
フジテレビ系(FNN)
「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言し批判されている、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森会長について、自民党の二階幹事長が会長続投に期待を示した。

自民党・二階幹事長「森会長にも、そこは1つ周囲の期待に応えて、しっかりやっていただきたい」

二階氏は、森会長は発言を撤回したとして、続投への期待を示した。

また、森氏の発言後、ボランティアの辞退が相次いでいることについて、二階氏は「落ち着いて静かになったら、その人たちの考えもまた変わる」との見方を示した。

そのうえで、「どうしても辞めるなら、新たなボランティアを募集、追加することにならざるを得ない」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/929e0f794f5d659f2d7602b161ffb9db34c80eb0
ランティア辞退次々 二階氏「追加する」
2/9(火) 6:25配信
日本テレビ系(NNN)
自民党の二階幹事長は8日夜、ボランティアの辞退が相次いでいることについて、「落ち着いて静かになったら、その人たちの考えも変わるだろう」とした上で、「どうしてもお辞めになりたいということなら、新たなボランティアを追加することになる」と指摘しました。

また、森会長の辞任は不要との考えを示しました。

6405名無しさん:2021/02/09(火) 07:45:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/306e7ced9e23c73a228266c6eff854fbf81e7baf
二階幹事長「撤回したということでいいんじゃないか」 森会長発言
2/9(火) 7:09配信
ABEMA TIMES
 森会長の発言について、自民党の二階幹事長は「私は撤回したということでそれでいいんじゃないかと思っています」「撤回はもうすでにされたことでありますし、問題はないと思います」と述べ、辞任する必要はないという認識を示した。

 また、ボランティアの辞退が相次いでいるので森会長が辞任すべきだとの考えについては、「(ボランティアが)すぐ辞めちゃいましょうかなんてことは、一時、瞬間に言ってもね、そんなことではなくて、協力して立派に仕上げましょうということになるんではないかと思います。森会長もそこは一つ周囲の期待に応えてしっかりやっていただきたい」とした。(ANNニュース)

https://news.yahoo.co.jp/articles/d1492f072869b2b7f997fa16f403d618c8a3f9e3
自民・二階氏「撤回したからいいのでは」 森氏を擁護
2/8(月) 21:25配信
産経新聞
 自民党の二階俊博幹事長は8日の記者会見で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視とも取れる発言をしたことについて「撤回したということで、それでいいのではないか」と擁護した。

 森氏の進退に関しては「党として辞めるべきだとか、辞めないべきだとか言及することは過ぎたことであり、冷静に見守るのが一番いい」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/912be222bcf8343794c6b1cf059ae448329fae91
二階幹事長、ボランティア辞退は「瞬間的」 五輪巡り
2/8(月) 21:32配信
朝日新聞デジタル
 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言を受けたボランティア辞退の動きについて、自民党の二階俊博幹事長は8日の記者会見で、「瞬間的」としつつ、「落ち着いて静かになったら、その人たちの考えもまた変わる」と語った。

 今後の対応については「どうしてもおやめになりたいということだったら、また新たなボランティアを募集する、追加するということにならざるを得ない」と指摘した。

 さらに「参画しよう、協力しようと思っておられる人はそんな生やさしいことではなく、根っからこのことに対してずっと思いを込めてここまで来た」としたうえで、「そのようなことですぐやめちゃいましょうとか、何しようか、ということは一時、瞬間には言っても、協力して立派に仕上げましょうということになるんじゃないか」との見方を示した。

 森会長の進退については「周囲の期待に応えてしっかりやっていただきたいということを我々は心から念願する次第だ」と語った。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/ca4f3824bab628e15361e338465cb3eb82ca82b5
森会長辞任の必要なし 自民幹事長
2/8(月) 21:47配信
時事通信
 自民党の二階俊博幹事長は8日の記者会見で、女性蔑視発言で辞任を求める声が出ている東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長について、「発言を撤回したので、それでいいのではないか。今後は発言、行動を留意される」と述べ、辞任の必要はないとの考えを示した。

 森氏の発言で五輪のボランティア活動を辞退する人が出ていることに関しては「どうしても辞めるなら、新たなボランティアの追加ということになる」としつつも、「(事態が)落ち着けば、その人の考えも変わる。立派に(五輪を)仕上げようとなる」と語った。

6406名無しさん:2021/02/09(火) 07:46:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/64d403db3126f93c2b2e9f2345d1b1d3c3fa0d1b
二階氏「期待に応えてしっかり」森会長の続投支持
2/8(月) 21:56配信
日刊スポーツ
東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の「女性蔑視発言」問題も終わる気配がない。

8日、菅義偉首相は、立憲民主党の早稲田夕季衆院議員に対する答弁で森会長の発言を「国益にとって芳しいものではない」との認識を示した。同党の山井和則衆院議員は「国際問題にもなっている今、菅首相がリーダーシップを発揮されるべき」と森会長の辞任を促すよう求めたが、菅首相は「大会組織委員会は政府とは独立した法人」と語るにとどめた。

自民党の二階俊博幹事長は森会長に関し「周囲の期待に応えてしっかりやってほしい」と続投支持の考えを示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3e0f792aca710de04ea66ef5992997d2c4b1424f
森喜朗氏の女性蔑視発言は「既に撤回、問題ない」 二階氏、認識示す
2/8(月) 22:33配信
毎日新聞
 自民党の二階俊博幹事長は8日の記者会見で、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言について「(発言の)撤回を既にしたことだし、問題はない」と述べた。森氏の進退に関しては「周囲の期待に応えて、しっかりやっていただきたいと心から念願する」と述べ、辞任は必要ないとの認識を示した。

 二階氏はまた、森氏について「今後発言、行動に対して十分留意なさると聞いている。それ以上のことはない。冷静に見守るのが一番いいと思う」とも指摘した。

 大会ボランティアや聖火ランナーの辞退者が出ていることについては、「瞬間的に言ったんだと思うが、落ち着いて静かになったら、考えも変わるだろう」と言及。「参画しよう、協力しようと思っている人は、根っからずっと思いを込めてここまできた。そのようなことで『辞めちゃいましょうか』と瞬間には言っても、協力して立派に仕上げましょうということになるのではないか」と語った。【野間口陽】

https://news.yahoo.co.jp/articles/d2805ed4b20001b7e7b5c47d64d4b1b61e40a3ef
森会長の“女性蔑視”発言、二階幹事長「問題ない」
2/9(火) 5:48配信
TBS系(JNN)
 東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森会長の発言を巡り自民党の二階幹事長は“撤回されたので問題ない”との見方を示しました。

 「撤回をもう既にされたことでありますし、問題はないと思います。森会長にもそこは1つ周囲の期待に応えて、しっかりやっていただきたい」(自民党 二階俊博幹事長)

 自民党の二階幹事長はこのように述べ、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言した森会長に続投を求めました。

 また、大会ボランティアの辞退が相次いでいる状況については「事態が落ち着けば、その人たちの考えも変わる」と述べる一方、「どうしてもお辞めになりたいということだったらまた新たなボランティアを募集する、追加するということにならざるを得ない」と語りました。(09日00:05)

https://news.yahoo.co.jp/articles/929e0f794f5d659f2d7602b161ffb9db34c80eb0
ボランティア辞退次々 二階氏「追加する」
2/9(火) 6:25配信
日本テレビ系(NNN)
自民党の二階幹事長は8日夜、ボランティアの辞退が相次いでいることについて、「落ち着いて静かになったら、その人たちの考えも変わるだろう」とした上で、「どうしてもお辞めになりたいということなら、新たなボランティアを追加することになる」と指摘しました。

また、森会長の辞任は不要との考えを示しました。

6407名無しさん:2021/02/09(火) 07:47:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce740c631fd0d3ca82cd10e7ea5c6f34aeb201c8
「連敗」ストップの自民、反転攻勢狙う 沖縄・浦添市長選勝利
2/8(月) 21:02配信
産経新聞
 7日投開票の沖縄県浦添市長選は、自民、公明両党が推薦する現職候補が、立憲民主党や共産党が支援する新人を破った。最近の自民は地方選で苦戦が続いていただけに、党内からは安堵(あんど)の声が漏れた。とはいえ、重要な地方選は今後も控えており、「天王山」の衆院選も秋までに実施される。自民は党内や支持基盤を引き締めて負の連鎖を断ち切り、確実に足元を固めたい考えだ。

 「関係者の奮起で勝利をもたらしたことは大変結構なことで、感謝を申し上げたい」。自民党の二階俊博幹事長は8日の記者会見で、浦添市長選の勝利についてこう述べた。沖縄県内の選挙に限れば、1月17日の宮古島市長選で敗れた後の嫌な流れを断ち、4月のうるま市長選や来年秋の知事選へ希望を残した形だ。

 最近の自民は地方選で逆風に直面していた。

 1月24日投開票の山形県知事選は自公推薦の新人候補が約23万票差で現職に完敗。同日の岐阜県知事選は55年ぶりに保守分裂の構図となり、野田聖子幹事長代行が混乱の責任を取り県連会長辞任を表明した。

 7月の東京都議選の前哨戦と位置付けられた1月31日の千代田区長選も小池百合子都知事が特別顧問を務める都民ファーストの会の推薦候補に敗れ、同日の北九州市議選では自民現職6人が落選した。

 苦戦が続いた理由について、党内では内閣支持率の低下を挙げる声が少なくない。共同通信社の世論調査によると、菅義偉政権が発足した昨年9月の内閣支持率は66・4%だったが、新型コロナウイルス対策などが評価されずに2月の調査では38・8%まで落ち込んだ。党関係者は「政府への信頼が落ちれば地方選で跳ね返ってくる」と語る。

 また、自民党内も緊急事態宣言下で深夜まで東京・銀座のクラブを訪れていた党所属衆院議員3人が離党に追い込まれたばかりだ。この不祥事が一連の地方選挙に悪影響を与えた可能性も排除できない。

 今後も地方選がめじろ押しだが、自民は出遅れ感が目立つ。3月の千葉県知事選では擁立を目指した前スポーツ庁長官の鈴木大地氏が出馬を辞退。リニア中央新幹線が争点になりそうな静岡県知事選では4選出馬が取り沙汰される現職への対抗馬が決まっていない。

 自民党は浦添市長選の勝利を反転攻勢の転機にしたい考えで、党幹部は「一つずつ勝ちを拾って、良い形で衆院選につなげたい」と強調した。(広池慶一)

6408名無しさん:2021/02/09(火) 14:50:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/615176cb0d876ed1ec10ceae27d47c702c6c89ae
自民幹部のボランティア発言不適切と五輪相
2/9(火) 10:49配信
共同通信
 橋本聖子五輪相は衆院予算委で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の発言を受け大会ボランティアの辞退が相次いでいる状況に関し、二階俊博自民党幹事長が「辞めたいなら新たに募集する」とした発言は不適切だったとの認識を示した。

6409名無しさん:2021/02/09(火) 17:20:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e1df7bff5a0291248a1a5ae31c0133bc56fc294
銀座会食、自民議員の離党会見は「まるでコント。謝罪の後ろに『国民のために働く』と菅さんのポスターが…」細川氏苦言
2/9(火) 11:10配信
ABEMA TIMES
 緊急事態宣言下の深夜に銀座のクラブを訪れ、公設秘書の政治資金キャバクラ支出も発覚した公明党の遠山清彦前幹事長代理が今月1日、「政治への信頼を傷つけた」として議員を辞職。今年行われる衆議院選挙への出馬も取りやめることなどを明らかにした。

 一方、緊急事態宣言下に銀座クラブをはしごした問題で「一人で行った」など虚偽の説明を行っていた自民党の松本純元国家公安委員長、同席していた大塚高司国対副委員長、田野瀬太道文科副大臣の3人は議員を辞職することなく、自民党の離党勧告を受け、離党することを同日に表明。3人そろって謝罪会見を行った。

 辞職と離党という対応の差に批判が広まっているが、ジャーナリストの山路徹氏は離党にとどまった3人の対応について「次の選挙は有権者と相談して決めると言っているが、考えられない。国民をなめている」と憤る。

 遠山氏の辞職について、7月4日に行われる都議会選挙が関係していると指摘したのは、国際政治学者の舛添要一氏だ。舛添氏は「都議会の選挙があり、いずれ衆議院の解散がある。都議会というのは公明党にとって権力のスタート。国政以上に落とせないので、パッと切って、神奈川6区から公明党は出さないという判断を下した」と述べ、遠山氏の辞職は公明党が選挙を意識しての決断が背景にあったと解説した。

 この話について政治ジャーナリストの細川隆三氏は「公明党の場合、選挙になると支持母体となる創価学会が大車輪で選挙運動をやっていく。その中の中心になるのが、婦人部。ここに睨まれたらダメ。婦人部はお金と女性がらみの問題を一番嫌う。キャバクラに行ったということは女性問題ではないが、経費を政治資金に計上していたという話になったら、創価学会の婦人部としてはダブルでアウト。もう選挙にはならない。(仮に遠山氏が)一人で頑張ろうとしても、立っていられない」と話し、遠山氏の辞任劇の裏側について触れた。

 その一方、離党にとどまった自民党の3人については「いつもの自民党の責任の取らせ方」と指摘すると、会見で最も気になったこととして「(3人が)頭を下げている後ろに『国民のために働く』と書いてある菅さんのポスターがあった。なぜ、こんなところでやらせたのか。菅さんは本当に迷惑。ほとんどコントだ。菅さんにしたら不愉快極まりない。」などと述べた。(ABEMA『ABEMA的ニュースショー』)

6410名無しさん:2021/02/09(火) 17:21:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/be269388c80e8507c39bf09b86abd3ef6309cf7c
「二階氏も頭が上がらない」森会長に“唯一”意見できる人物とは…政治ジャーナリスト・細川氏が指摘
2/9(火) 7:06配信
ABEMA TIMES
「森さんにしたら珍しいくらい謝っていた方だと思う」

 今月4日、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森会長が会見を開き、JOC臨時評議員会における「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などとした女性に関する発言が国内外で問題視されていることを受け、自らの発言について「オリンピック・パラリンピックの精神に反する不適切な発言であった」などとしたうえで「不愉快な思いをされた皆様にはお詫びをしたい」と話し、一連の発言について謝罪、撤回した。

 この会見について政治ジャーナリストの細川隆三氏はそのように率直な感想を述べたうえで「老害だと思われたなら掃いてもらえればいいと言ったり、記者に逆ギレしたり、これがまた、いつもの森さん。テレビカメラやインタビューされている記者の後ろに国民が見ているということをあまり考えずに発言してしまう。サービス精神があるところもそう。それで口が滑ってしまう。良くも悪くも素直、正直。思っていても口にしてはいけないことをすぐ、口にしてしまう。思うのは森さんの勝手だが…」と今回の事態に至った要因を推察した。

 細川氏の話を受け、千原ジュニアが「周りの人で忠告できる人間はいないのか」と尋ねると「いないですよ」と即答した細川氏は「二階さんだって頭が上がらない。今の政界で森さんに頭が上がる人はいない。ましてや『辞めたらどうか』など、まともに言える政治家はいない」とまで言い切った。その一方、唯一、意見できる人物として名を挙げたのは、すでに政界を引退した元総理の小泉純一郎氏だった。

 再び千原ジュニアが「ここまで失言が多いのに、なぜ切り抜けてこれているのか」と素朴な疑問をぶつけると「あまり切り抜けてきてはいない。それなりに批判をされているし、総理だった頃の失言でも支持率は下がったし、挽回することはなかった」と指摘。「菅さんが言えば、菅さんの株も上がるのでは?」と切り返した千原ジュニアの意見に頷いた細川氏は「逆にチャンスだが、菅さんにも言えないのでは」と首を傾げた。

 すると国際政治学者の舛添要一氏が「おい舛添くん、菅のやつはあんなことを言っているが、ダメだよ菅は…菅のいうことばかり聞いたらダメだよという感じ。総理であれ何であれ、森さんはほとんどの人を『くん』で呼ぶ。現役だと人事に影響がある。なんでも率直に言うので、みんな黙ってしまう」と例え話を交えて話すと、細川氏は「もし辞めるとしたらご自分からしかない。今のところ、IOCもJOCも、この問題はひとまず結論が出ているというスタンス。森さんが自ら身を引くという判断をされるかは微妙なところ。ただ世論は収まらないだろう」と本音ものぞかせた。

 さらに細川氏は「世論も収まらないだろうから森さんとしても、立場的には厳しい。森さんにも自負がある。東京五輪の開催に向けて力を尽くしてきた方というのは事実なので、見届けたいという思いもあるだろう」と続けた。

 一連の問題について「森さん以外にまとめきる人がいない」と問題点を指摘した舛添氏は「政界をどう抑えるか、森さんなら、菅でも安倍でもという。財界をどうするか、財界も金出すにあたって、森さんが頼んだら出さないと大変だとなる。スポーツ界についても、JOCの山下会長含めて一切、反抗できない。イベント関係の代理店もそう。この人がいなかったらまとまらない。森さんが名誉会長になって、安倍さんが会長になる。森さん自身も半分は辞めたいと思っているだろうが、みんなが辞めさせない。安倍さんに早く渡したいというのもあったが、桜などの問題があったり、長期政権になったりという話もある」など理由を述べた。(ABEMA『ABEMA的ニュースショー』)

6411名無しさん:2021/02/09(火) 17:50:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/b17ea32c99d1b0053929fe8f914c8470182b6ed7
二階氏の「瞬間的」発言は「敬意を欠いていた」 麻生副総理
2/9(火) 14:43配信
産経新聞
 麻生太郎副総理兼財務相は9日の衆院予算委員会で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視ともとれる発言をしたことに関連し、自民党の二階俊博幹事長がボランティアの辞退が相次いでいる動きを「瞬間的」と指摘したことについて「ボランティアは大きな大会で必要な力だ。そういった方々に対する敬意に欠けるのではないか」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/69dc9ef9d600875869712e1c079fb3ba9a24a7e5
ボランティア辞退に「重い」 橋本五輪相、二階氏も不適切
2/9(火) 12:34配信
共同通信
 9日の衆院予算委員会で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言を巡り論戦が交わされた。橋本聖子五輪相は発言後に大会ボランティア約390人が辞退したことを「非常に重たい」と指摘。自民党の二階俊博幹事長が「辞めたいなら新たに募集する」とした発言についても「不適切だった」との認識を示した。立憲民主党の女性議員3人は抗議の意思を示すため、米国の婦人参政運動を象徴する白のスーツ姿で質問に立った。

 麻生太郎副総理兼財務相は森氏の発言に関し「国益に沿わないことは、はっきりしている」と言明した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/06d7a300be60416e72194448c2c2675bdff7a2d7
二階氏「いちいち論評加える必要ない」 橋本五輪相「不適切」指摘に
2/9(火) 12:39配信
産経新聞
会見で記者団の質問に答える自民党・二階俊博幹事長。奥は自民党・野田聖子幹事長代行=9日午前、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)

 自民党の二階俊博幹事長は9日午前の記者会見で、東京五輪・パラリンピックのボランティアをめぐる自身の発言に対し、橋本聖子五輪相が同日の衆院予算委員会で「不適切だった」と指摘したことについて、「大臣の発言にいちいち幹事長が論評を加える必要はない」と語った。

 二階氏は8日の会見で、大会組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視ともとれる発言をしたことを受け、ボランティアの辞退が相次いでいる状況に「瞬間的に協力できないとおっしゃったと思うが、事態が落ち着けば、その人たちの考えも変わるだろう」と述べた。

6412名無しさん:2021/02/09(火) 17:50:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/64667dcaa4a2999df75ddf87eae3b750882b3fc0
二階俊博幹事長 森会長を擁護も非難「撤回ってシステム何?」
2/9(火) 14:00配信
女性自身
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)による女性蔑視発言。森会長は2月4日、「発言を撤回する」と会見を開いたものの、横暴な振る舞いから“逆ギレ会見”とも揶揄された。世界中から非難が相次いでおり、その余波はいまだ収まりそうにない。

森会長の発言を受け、約390名が五輪のボランティアを辞退するというニュースが流れた8日。森会長を擁護したのが、自民党・二階俊博幹事長(81)だ。

毎日新聞によると二階幹事長は森会長について「撤回を既にしたことだし、問題はない」とコメント。さらに「今後、発言、行動に対して十分留意なさると聞いている。それ以上のことはない。冷静に見守るのが一番いいと思う」と話したという。

しかし、「撤回」とは何だろうか。近年、政治家の口からたびたび「言葉を撤回する」というフレーズを数多く聞くようになった。しかし、撤回しても発言したという事実は変わらない。

五輪憲章の「オリンピズムの基本原則」には、性別などを理由にした差別を否定するという旨が書かれている。つまり、五輪とは「性差別をなくす」ことを理念としている。しかし、森会長は組織委員会のトップにもかかわらず、自ら五輪憲章に反することをしたのだ。

にもかかわらず、「今後、発言や行動に留意するから問題なし」とした二階幹事長。ネットでは「撤回って何?」と非難が相次いでいる。

《放った言葉を撤回で済んだら、人生苦労しねぇんだよ》
《「撤回する」と言いさえすれば、何かが消えたり、何かが変わったりするのか?》
《一回言葉にしたんだから責任持つのが普通やろ!》
《撤回ってシステム何?》

東京五輪の組織委員会は7日、公式サイトで「会長自身も発言を撤回し、深くお詫びと反省の意を表明致しました」とコメント。さらに東京大会について「最もジェンダーバランスの良い大会」といい、「大会後の社会の在り方にもレガシーを残すように取り組んで参ります」としている。しかし、大会後ではなく「いま」を見つめるべきではないだろうか。

6413名無しさん:2021/02/09(火) 17:54:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbd639f9358d7b472f4b2f399695b38c080d20fc
森元首相、「蔑視発言」に菅政権が及び腰のわけ
2/9(火) 8:01配信
東洋経済オンライン
 東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長である森喜朗元首相が発した女性蔑視発言が、内外から激しい批判を浴びている。発言を撤回・謝罪しつつ、会長辞任を拒否した記者会見の不遜な態度も火に油を注ぎ、森氏の最終的な進退も含め、事態はさらに混迷しそうだ。

 森氏は会見で「辞めるつもりだったが、組織委の幹部から『やめてはいけない』と強く言われた」と説明。国際オリンピック委員会(IOC)は「(謝罪と撤回で)問題は終わった」と会長続投にお墨付きを与え、「あってはならない発言」と述べた菅義偉首相も、森氏続投で事態を収拾する構えだ。

■会長辞任はきっぱりと否定

 ただ、五輪憲章を否定するような差別発言に国際的な批判は広がるばかりだ。足元の日本オリンピック委員会(JOC、山下泰裕会長)の女性幹部からも批判が相次いでいる。苦境が続く菅首相にとって政権運営の新たな火種となり、五輪開催問題も絡んで、指導力が厳しく問われる場面が続きそうだ。

 森氏の発言は2月3日のJOC評議員会で飛び出した。40分間に及ぶあいさつの中で、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる。(日本)ラグビー協会も今までの倍、時間がかかる。女性っていうのは競争意識が強い。まわりの発言した人に続いてどんどん言う。(理事会などで)女性の数を増やしていく場合は、発言の時間をある程度規制を促しておかないと、なかなか終わらない」と述べた。

 同評議員会はテレビやネットで中継され、SNS上では「とんでもない発言」「露骨な女性差別」などの書き込みが殺到した。

 慌てた組織委は4日に幹部が森氏と協議し、同日午後に緊急の記者会見を行った。森氏は2分余りメモを棒読みし、「昨日の発言は、オリンピック、パラリンピックの精神に反する、不適切な表現であったと深く反省している。発言については撤回したい。不愉快な思いをされた皆さまには、おわびを申し上げたい」などと語った。

 だが、進退を問われると、「辞任するという考えはありません」と会長辞任をきっぱりと否定。「私は献身的に一生懸命、7年間お手伝いしてやってきた。自分からどうしようという気持ちはない。皆さんが邪魔だと言えば、掃いてもらったらいい」と述べ、薄笑いも浮かべながらの得意の“森節”でけむに巻く余裕も見せた。

 しかし、会長辞任を促すその後の質問には「面白おかしくしたいから聞いてるんだろう」「だから謙虚に受け止めております。撤回させていただくと言ってるんです」と逆切れ。すかさず、司会が打ち切りを宣言し、会見はわずか21分間で終わった。

 この間、ツイッターには「謝る気ない」「逆ギレの手本」などの投稿が相次ぎ、多くの外国メディアも「日本の組織委トップが女性差別発言」と速報した。

6414名無しさん:2021/02/09(火) 17:54:49
>>6413

■「会長辞任」を促す声が内外で相次ぐ

 対応が注目されたIOCは、森氏の発言撤回・謝罪を受けて、「発言の謝罪をもって、問題が終わったと考えている」との声明を出した。しかし、カナダの女子アイスホッケー代表で金メダリストのIOC委員・ヘイリー・ウィッケンハイザー氏は「朝食会のビュッフェでこの男性を追い詰める。絶対に」と怒りのコメントを発した。

 国内でも、元柔道世界王者である山口香JOC理事(女性スポーツ専門部会長)が「森会長が自ら外れていただければ、五輪はかすかに希望が残る」などと述べて辞任を促した。

 さらに、森氏が名指しした日本ラグビー協会で、女性初の理事となった稲沢裕子・昭和女子大特命教授も「私が入ったことできっと(ラグビー協会の)会議は長引いたでしょう。でも、素人の立場から疑問や意見を言うために理事になった。競争があるから発言しているわけではない」と森発言を批判した。

 こうした状況を踏まえ、組織委は7日、会長続投を前提に「五輪の精神に反する不適切なもので、会長自身も発言を撤回し、深くお詫びと反省の意を表明した」とする声明文を発表した。

 そうした中、菅首相をはじめとして、政府・与党幹部の対応には及び腰が目立った。菅首相は衆院予算委での野党側の追及に対し、「森会長が謝罪をし、これでIOCは問題終了と考えているとの見解が表明をされたと承知している」と、問題の幕引きを図る姿勢を示した。

 「森会長に辞職を求めるべきだ」との質問にも「内閣総理大臣にその権限はないと思っている」とかわした。政府としては、橋本聖子五輪担当相が4日、森氏に電話をして「こういう発言は絶対だめだ」と厳重注意したのみ。森氏の進退に踏み込む対応は避けている。

 これに対し、野党側は森氏の辞任要求を強め、2月8日の衆院予算委でも改めて菅首相の決断を迫った。立憲民主党の早稲田夕季氏は「国益を損なうと考えるか」と質し、菅首相も「国益にとって芳しいものではない」と答弁せざるをえなかった。ただ、森氏の進退については「独立した組織委の判断を尊重すべきだ」と述べるにとどまった。

 世論調査でも森氏の辞任を求める声が圧倒的で、野党側は「一刻も早く辞任すべきだ。対応が遅れれば政府、与党に対する批判になる」(共産党の小池晃書記局長)と警告。立憲民主党の幹部も「森氏が辞めるまで徹底的に追及する」と勢いづく。

■「神の国」で知られる失言王

 そもそも、森氏はかねて「失言王」として知られていた。首相時代も「神の国」や「(有権者は)寝ていてくれれば」など、失言は枚挙に暇がない。今回の発言についても、与党内では「いつものこと」(自民幹部)と軽視していたのが、事態を深刻化させた。

 ただ、森氏の組織委トップとしての手腕や実績については内外で評価する声も少なくない。組織委の武藤敏郎事務総長は「5000人の組織が崩壊する」と続投を求めたとされるが、自民党内でも「余人をもって代えがたい」(世耕弘成参院幹事長)との声が相次ぐ。

 森氏は首相経験者としての根回しや交渉力で、東京五輪開催に向けた道を切り開いてきた。会長辞任するとしても、森氏に代わって組織委という巨大組織のトップを務められる人物は極めて限られるのが実情だ。

 森氏はメディアのインタビューなどで、「そもそも私は3年くらいでさっさと(会長職を)退いて、安倍さんに引き継げればと考えていた」と述べ、後任の会長候補として安倍晋三前首相の名前を挙げた。ただ、安倍氏には「桜を見る会」の私物化批判が続いており、自民内でも「火中の栗を拾える状況ではない」(細田派幹部)との見方が支配的だ。

 森氏の辞任が避けられなくなる状況を想定して、自民党内の一部では丸川珠代元五輪担当相(参院議員)を後任会長とする案も取りざたされている。「森氏と親しく、五輪開催の実務も経験しており、即戦力」(自民幹部)との計算だ。

「女性が後任なら、森氏の差別発言を帳消しにできるメリットもある」(同)との読みもある。その場合、森氏は名誉会長などに退くことになるとみられるが、「実質的には森氏がトップの状況は変わらない」(組織委関係者)だけに、批判払拭につながる保証はない。

6415名無しさん:2021/02/09(火) 17:54:59
>>6414

■菅政権と森組織委は「瓜二つ」

 決断を迫られる菅首相と森氏は、「リーダーとしては同じ体質」(自民長老)との指摘もある。組織委の運営は「すべて森氏の意向を踏まえて進められてきた」(有力幹部)とされる。「まさに『森一存体制』で、『菅一存』が際立つ現内閣と二重写し」(自民長老)というわけだ。

 森氏の根回しを駆使する手法は「二階俊博自民党幹事長と同じ政界絶滅危惧種」(細田派幹部)とも揶揄される。さらに、菅政権の柱とされる麻生太郎副総理兼財務相も、森氏と同様に失言王と呼ばれて久しい。

 それだけに政界では、「側近を集めてトップに忖度を強いる組織運営でも、菅政権と森組織委は瓜二つ」(自民長老)とみる向きが少なくない。だからこそ与党内からも「菅首相ら政権幹部は、同じ穴のムジナの森氏には引導を渡せない」(自民若手)との声が出る。

 森氏は年末年始のインタビューなどで「菅さんという人は本当に木訥な人ですね。人の良い村役場か町役場の助役さんという感じで、みんなが親しみを持てる人だと思う」などと持ち上げた。菅首相も「大先輩の森氏をあえて批判しない」(側近)とされる。

 ただ、菅首相が今回の森問題への対応を誤ると、「五輪中止論も加速し、政権危機にもつながりかねない」(閣僚経験者)。今後も「森氏の首に鈴をつける度胸があるかどうか」(同)が問われそうだ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

6416とはずがたり:2021/02/10(水) 17:50:52
1人で銀座のクラブ3軒、午後11時までまわる…松本・自民国対委員長代理が謝罪
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210126-OYT1T50248/
2021/01/26 21:27
新型コロナ
 自民党の松本純国会対策委員長代理は26日、記者団に、東京都内の飲食店で深夜まで滞在していたことを明らかにした。


 松本氏によると、18日夜に銀座のクラブなど計3軒を1人で訪れ、最後の店を出たのは午後11時頃だったという。「国民に我慢を強いている時に行動が軽かった」と謝罪した。

 一方、公明党の遠山清彦衆院議員も22日深夜まで、銀座の高級クラブで知人と会っていたという。遠山氏は26日、「心から猛省している」と陳謝した。石井幹事長は遠山氏を厳重注意した。

6417名無しさん:2021/02/11(木) 11:10:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3627505aff9af6d7ceaf20e9a32f3eb00de4de6
森会長の不適切発言、政府内からも批判…麻生副総理「国益に沿わない」
2/9(火) 22:53配信
読売新聞オンライン
 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が女性に関して不適切な発言をした問題が尾を引いている。9日の衆院予算委員会では、政府内からも批判の声が上がった。

 「五輪の理念である男女共同参画とは全く異なるもので、あってはならない」

 橋本五輪相は衆院予算委で、こう述べた。麻生副総理兼財務相も「不適切だ。国益に沿わないのははっきりしている」と足並みをそろえた。

 この問題では、自民党の二階幹事長の発言も火に油を注いだ。

 二階氏は8日の記者会見で、森氏の発言を受けて大会ボランティアの辞退が相次いだことに「すぐ辞めちゃいましょうとか、(その)瞬間には言っても、協力して立派に(大会を)仕上げましょうということになるのではないか」「どうしてもやめたいなら、また新たに募集する」と述べた。こうした発言について、橋本氏は9日の衆院予算委で「不適切だった」と陳謝した。

 政府としては、森氏の辞任は避け、大会への影響を最小限に食い止めたいところだ。萩生田文部科学相は9日の記者会見で「国際社会とのやりとりは(森氏でなければ)なかなか難しかった。本来の業務の先頭で頑張ってほしい」とかばった。

 一方、野党は追及を続ける構えだ。野党有志の女性議員は9日、白いジャケットを身につけて国会に現れ、女性の発言権を求める挙手のポーズを取った。20世紀初頭、米国の女性参政権運動で参加者が白い服を着たことにちなんだものだ。衆院本会議では、白いバラを胸にさした野党の男性議員もいた。立民の辻元清美副代表は記者団に「政府も与党も森氏の辞任を求めないのは問題だ」と述べた。

6418名無しさん:2021/02/11(木) 11:34:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae26b4f100feeeffeedc806a214a1c613b591974
「古い体質浮き彫り」野党、二階氏“失言”も追及
2/10(水) 10:14配信
西日本新聞
 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言を巡り、野党が攻勢を強めている。9日の衆院予算委員会では、立憲民主党女性議員3人が米国で女性参政権の象徴とされる「白」のスーツ姿で質問に立った。「自民党の古い体質が浮き彫りになった」として、森氏への辞任圧力だけでなく自民党幹部や閣僚の過去の「失言」も追及した。

 立民の亀井亜紀子氏は欧州各国の大使館による批判的な反応を紹介して「3月8日の国際女性デーまでに森氏の交代が必要だ」と訴えた。

 自民の二階俊博幹事長が大会ボランティアの辞退に関し「辞めたいなら新たに募集する」とした発言を巡っては、橋本聖子五輪相は「不適切だった」と述べた。立民の枝野幸男代表は党会合で「昭和に生きているのではないかと感じざるを得ない」と皮肉った。

 矛先は、閣僚の過去の発言にも及んだ。立民の金子恵美氏は、麻生太郎副総理兼財務相の2年前の「子どもを産まなかった方が問題だ」との発言を追及。麻生氏は「いつの発言だか全く記憶がない」と不機嫌そうに語った。麻生氏は2019年2月、福岡県での会合で発言し、批判を受けて謝罪、撤回していた。

 平沢勝栄復興相は2年前、性的少数者(LGBTなど)について「この人たちばかりになったら国はつぶれてしまう」と発言していたが、平沢氏は「まともなマスコミは一切その部分は書かなかった」と開き直る場面もあった。

 立民中堅は「自民は自ら傷口を広げている。森氏が辞めるまで追及をやめるわけにはいかない」と息巻いた。 (川口安子、森井徹)

6419名無しさん:2021/02/11(木) 11:35:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed6b343c15f64e56ae0bfb6e0be3afbfe4fc498e
4.25全敗なら菅辞任「王手」 “官僚接待”長男との関係〈週刊朝日〉
2/10(水) 8:02配信
AERA dot.
 止まらぬ不祥事に、菅義偉首相が追い込まれている。2月3日、菅氏の長男で放送事業会社「東北新社」に勤める菅正剛氏が、総務省の幹部官僚を料亭などで接待していたことが週刊文春の報道で発覚。国家公務員倫理法に基づく倫理規程違反の疑いを指摘されている。

 菅氏は答弁の中で「私と長男とは、完全に別人格だ」と突き放したが、親子関係はどんなものだったのか。菅氏を古くから知る関係者が語る。

「菅氏が小此木彦三郎氏(元通産相)の秘書だったころ、政治家・中野正剛の著書を渡したことがある。竹下登元首相も中野の講演に感動して政界に入ったほどの人物。菅氏も感銘を受け、長男に『正剛』と名付けたそうです。多忙であまり家にいなかったから、男3人兄弟は真理子夫人がつきっきりで育てていました」

 選挙で家族を前面に出すことはなかった。菅氏の選挙事務所長を長年務めた齋藤精二氏が語る。

「菅さんの息子たちはほとんど選挙に関わらない。菅さんも彼らのことはあまり口に出しません。真理子夫人も地元事務所に来るのは選挙中だけですし、長男が選挙を手伝ったという話も聞かない」

 正剛氏は明治学院大学を卒業後、一時はバンドマンをしていたが、菅氏が総務相だった2006年に大臣秘書官に起用されている。その後、東北新社に就職した。

「菅さん自身はたたき上げだけど、地元に強い影響力があった小此木彦三郎氏の人脈を利用してのし上がった面がある。それをそばで見てきた正剛氏も、コネを重視するオヤジのやり方を吸収したのかもしれない。ただ、脇が甘すぎた。オヤジが総理という甘えがあったのか」(前出の関係者)

 2月3日には、東京地裁で公職選挙法違反の有罪判決を受けた河井案里氏(自民党を離党)が議員辞職。4月25日には衆院北海道2区、参院長野選挙区、参院広島選挙区で同時に補選・再選挙が行われることになった。このうち、鶏卵疑惑で検察の捜査を受けた吉川貴盛元農林水産相が議員辞職した北海道2区では、自民党は独自候補の擁立を断念している。

「他の二つも自民に逆風の選挙で、全敗の可能性もある。負け戦となれば『選挙前に総理を辞めろ』という声が高まるでしょう。だけど、菅さんは秋田県出身だから、ねばっこいよ。そう簡単には諦めないですよ」(地元後援者)

(本誌・上田耕司)

※週刊朝日  2021年2月19日号

6420名無しさん:2021/02/11(木) 15:02:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2193361700a640640fc03dbb49d3804351a59b0
自民党重鎮たちの失言を振り返ればわかる、これは「党の体質」だ
2/10(水) 20:33配信
ニューズウィーク日本版
<「下々の皆さん」から「アッケラカンのカー」まで人を見下した失言は昔からきりがない。それでも彼らを選び続けたのは我々だ>
失言・舌禍が国際問題になり批判の矢面に立たされている森喜朗氏(83歳)、それを援護する二階俊博幹事長(81歳)。10万円の一律再給付を頑なに拒否する麻生太郎財務大臣(80歳)。【作家・古谷経衡】

流石にここまでくると、国民世論から「老害」という言葉が闊歩している。加齢を重ねると、市井の人々の皮膚感覚と遊離する権威的思考が定着し、柔軟な対応が出来なくなるという意味で「老害」という言葉は使われる。ひるがえって彼ら「老害」が国政の中枢に居座っているから、この国はどんどん悪くなっている──という批判である。

彼らは加齢して老人になったから舌禍や批判に値する言動を繰り返すのだろうか。老人になると政治家は皆、傲慢になったり、権威的になったり、市井の市民感覚からどんどんと遊離していくのだろうか。

結論として私はこれは間違いだと思う。冒頭にあげた「老害」とされる人々は、壮年期であっても、青年期であっても、けだし同じような人間性を内包していたのである。つまり、老人であるか否かは関係が無く、彼らは元々「そういう人」だったのである。「三つ子の魂百まで」という諺はあながち間違いでもない。

ら復古的イデオロギー
森喜朗氏は2000年に小渕恵三首相の入院・急逝によって急遽組閣して総理大臣になるが、当時有名な失言は「神の国発言」「(無党派層は)寝ていてくれればいい」であった。これにより内閣支持率は激減したが、当時の森氏の年齢は62歳で、総理の年齢としては標準的であり決して老人ではない。「神の国発言」の評価はともかく、元来こうした復古的イデオロギーや世界観を持っており、それがそのまま加齢しても修正されずに残存しただけである。

二階俊博氏は2018年(第二次安倍政権、幹事長)に「戦中、戦後の食うや食わずの時代も、子どもを産んだら大変だから産まないようにしようと言った人はいない。この頃、子どもを産まない方が幸せじゃないかと勝手なことを考える人がいる」と発言して国内外で大きな問題になった。

二階氏は1939年生まれだが、当然従軍経験は無く、戦後の高度成長が一服した1975年に和歌山県議会議員に当選して政界入りする(36歳)。二階氏は皮膚感覚として戦中の事は分からないはずだが、高度成長時代に青年期を送った。確かにこの時代、少子化よりむしろ人口過剰と、大都市部への過度の人口流入によって引き起こされる住宅難が日本社会の大課題であった。二階氏もまた、加齢したから権威的になったのではなく、元々こういう価値観を持った政治家だったというだけである。

6421名無しさん:2021/02/11(木) 15:03:08
>>6420

尊大な自意識
森氏と並んで失言王の異名をとる麻生太郎氏は最もひどい。麻生氏は吉田茂首相を祖父、鈴木善幸首相を岳父に持つ政界きってのサラブレッドで、地元福岡県飯塚市に強烈な地盤を持つ「麻生グループ」の御曹司であるのは自明である。

有名な話だが、麻生氏が初めて衆議院議員に出馬した1979年、福岡県飯塚市駅前で街頭演説し「下々の皆さん」と失言した。このとき麻生氏は39歳。働き盛りの青年層で決して老人などではない。

二階氏と同じく自民党幹事長を務めた野中広務氏と作家の辛淑玉氏の対談本『差別と日本人』(角川書店)の中で、野中氏は麻生氏のこの失言を「彼は何の疑問もなしにそんなことを言う。不幸な人だ」と酷評している。

自らが特権階級のサラブレッドであるという尊大な自意識を持ち、市井の市民を「下々の皆さん」と呼ぶ差別的価値観は、麻生氏が加齢によって権威主義的な性格を持ったのではなく、青年時代から存在していたものだ。そういった歪んだ世界観を持ったまま、そのまま加齢しただけで、その他にも麻生氏の様々な失言は、権力者になったから形成されたがゆえなのではなく、「もともと」地金として彼の中に存在したのである。

<何度も国際問題化>

森氏、二階氏、麻生氏とやり玉に挙げられている三人を切り取っただけでもそうだが、過去の自民党の重鎮も五十歩百歩である。

例えば、小派閥・中曽根派の領袖でありながら長期政権を築いた中曽根康弘首相は、総理在任中の1986年に「米国には黒人やプエルトリコ人、メキシコ人がいて、日本より知的水準が低い」と発言して重大な人種差別と批判された。すわアメリカ下院から公式謝罪を求める決議が出されるという国際問題になった。

この時の中曽根氏は68歳。「老害」というにはまだまだ若い。また同じ年、中曽根首相は「日本は単一民族」と失言し、北海道ウタリ協会から不快感の表明を受けている。

1988年には竹下登内閣下で、タカ派で知られる渡辺美智雄氏(当時・自民党政調会長)が「米国には黒人だとかがいっぱいいるから、あすから破産だといわれても、アッケラカンのカーだ」と失言して、アメリカ黒人議員連盟から抗議文が送られ、竹下首相が遺憾の意を表する大問題になった。当時渡辺氏は65歳。「BLM」運動がアメリカで燃え上がる中、21世紀に総理大臣や政調会長がこんな発言をしたら内閣は総辞職だろう。

1991年になると、宮澤喜一内閣下で外務大臣となった渡辺氏はまたも「日本は単一民族」と発言して北海道ウタリ協会から抗議され、政府は「我が国は単一民族国家ではない」と公式に否定する大騒動となった。

6422名無しさん:2021/02/11(木) 15:03:46
>>6421

「自由と民主」の看板と矛盾
要するに、傲慢になったり、権威的になったり、市井の市民感覚からどんどんと遊離していく自民党政治家の感覚というのは、彼らが「老人・老害」ゆえだからではなく、彼らが「もともと」そういった感性や価値観(地金)を持ったまま自民党の重鎮になっただけに過ぎないのである。

つまるところ自民党とは、強い封建的世界観や差別意識、権威主義的発想を内包しているのに、表向きには「自由と民主主義」を高らかに掲げる、という二律背反を平然と並立させて権力を握り続けてきた、「理念なき大衆政党」と言えるのである。

もちろん、自民党議員の全員がこのような価値観を有している訳ではないことを断っておく。自民党議員にも真に「自由と民主主義」の忠実な護持者たらんとする政治家を、私は少なくない数知っているからだ。

が、昨今の杉田水脈代議士による「LGBTに生産性は無い」寄稿や「女性は嘘をつく」発言を観るに、このような封建的・権威的体質は、自民党政治家個人の加齢や高齢化が原因ではなく、自民党という政党が一方で、強固に有している「体質」そのものである。

そしてその体質とは、その自民党を戦後ながらく政権与党の座に選出し続けた、保守的な有権者一部の写し鏡ともいえる。つまりこの問題は、日本社会そのものに未だ残る封建的体質の残滓なのであり、仮に森氏や二階氏や麻生氏を政権中枢から除去しても、有権者全体の民主的自意識が向上しなければ、何ら解決することは出来ないのである。

6423名無しさん:2021/02/11(木) 15:05:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/031b0f98b94ddd0b30e0463272e36770ce614680
銀座クラブ「3議員」の謝罪はどこが間違っていたのか 危機管理のプロが解説
2/11(木) 6:00配信
デイリー新潮
 緊急事態宣言下で続出した与党議員の夜遊び。遊び方は与党内で一致していたものの、発覚後の謝罪には大きな差が出た。公明党の議員は潔く議員辞職したが、自民党の議員は嘘の弁明をした上に離党したのみ。このような違いが起きる原因と今後の影響について、危機管理の専門家3名に聞いてみた。

 ***

 まずは、今後の影響について――。

「言うまでもなく、議員本人および党への悪影響は公明党のほうが少ないでしょう」と分析するのは、(株)リスク・ヘッジの代表取締役でヘッドアナリストの田中優介氏だ。

「危機管理には、『感知・解析・解毒・再生』という4つのステージがあります。謝罪は、そのなかの“解毒”のために行うものです。自民党の松本純前国対委員長代理は、発覚後に嘘をついたことで、むしろ毒を増やしてしまった。さらに、公明党の遠山清彦前幹事長代理が議員辞職する一方で、松本氏は離党しただけでした。ここでも毒を十分に減らせていません。松本氏と行動を共にした自民党の議員二人(大塚高司氏、田野瀬太道氏)も離党のみ。国民は“いずれ復党するだけだろう”と感じたはずです。やはり、解毒の効果は薄かったと言わざるを得ません。そうなれば、次の段階である“再生”への道のりも険しくなる。この影響は選挙の結果に現れるでしょう」

 それでは、彼らが“解毒”に失敗したのはなぜなのか。

「解毒には『反省・後悔・懺悔・贖罪』、という4つのステップを踏むことが大切です。弊社が約20年前から提唱している理論ですが、たとえ世界的な大企業であっても、このステップを飛ばしたり、前後させるという過ちが少なくありません。松本氏の場合は、反省と後悔をスキップしたせいで、いい加減な懺悔と、甘い贖罪の印象ばかりが残ってしまった。遠山氏も当初は、役職辞任で済まそうとしました。しかし、解毒の効果が薄いと感じて、議員辞職と次回立候補の断念という重い贖罪を申し出たのだと思います。支援団体の反発もあったのかも知れませんが」

6424名無しさん:2021/02/11(木) 15:05:55
>>6423

 一方、自民党議員の夜遊び問題を含め、このところ菅義偉総理が謝罪する姿も目立つが、

「正直なところ、決して上手な謝罪とは言えません。“禁句”を使っていますので」

 そう指摘するのは、(株)リスク・ヘッジの取締役でシニアコンサルタントの田中辰巳氏だ。

「弊社では『遺憾、誤解、お騒がせし、知らなかった、まい進するのが責任』という5つの言葉を、謝罪の禁句と企業に申し上げてきました。頭の文字をつなげて、『イ・ゴ・オ・シ・マイ』と記憶してください、と。菅総理はこの禁句にある“誤解”と“遺憾”を使ってしまった。

 昨年12月に、自身と含めた8人での会食が発覚した時、“国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省しております”(12/16)と謝罪。また、松本氏らの離党が決まった時には、“誠に遺憾であり”(2/1)と陳謝しています。一見すると、問題のない謝罪に思えますが、そうではありません。“誤解”とは間違った理解をするという意味。すなわち相手側に責任の半分を押し付けているようなものなのです。また、端的に言えば、“遺憾”は“残念”を意味します。自民党の総裁が党所属議員の失態を“誠に残念”と、どこか他人事のように語っている。想像してみてください。奥さんに浮気の証拠を握られた亭主が、“誤解を与えて”とか“まことに遺憾でした”と言ったら、許してもらえるでしょうか?」

 そこで、危機管理のプロの観点から、謝罪で失敗しないための秘訣を教えてもらおう。

「まず、個人が過ちを犯した場合に、やってはいけない謝罪は6種類あります。

(1)遅い謝罪:追い詰められてから仕方なく謝罪する→大塚高司議員、田野瀬太道議員
(2)時間足らずの謝罪:時間制限を設けて謝罪会見をする→秘書が略式起訴の安倍元総理
(3)あいまいにボカした謝罪:“誤解”や“お騒がせし”というピント外れ言葉で謝罪する
(4)言い訳や反論まじりの謝罪:8人会食の際に二階幹事長が発した「飯を食うためではない」
(5)嘘と隠ぺいまじりの謝罪:松本純前国対委員長代理の「一人で行った」
(6)贖罪のともなわない謝罪:起訴されても議員辞職しなかった河井克行夫妻

そして、企業の場合は、さらに4種類が加わります。

(1)役者不足の謝罪:経営トップが出ない謝罪会見
(2)足並みの乱れた謝罪:加害者側の企業が責任をなすりつけ合いながらの謝罪
(3)頭を下げる方向を間違えた謝罪:被害者よりも株主や取引先に重点を置く謝罪
(4)安易な賠償が先走る謝罪:事実や原因などを懺悔しないで賠償金を先に提示する謝罪

 この10種類に該当しないかを見極めて行うのが謝罪の秘訣です」

 そう聞くと、危機を回避する謝罪方法を実践するのは、かなり大変なように思える。だが、(株)リスク・ヘッジの取締役でチーフオブザーバーの橘茉莉氏によれば、

「当社では謝罪は決して難しいものではないと伝えています。平たく言えば、被害者の溜飲が下がれば良いのですから。そのためには、被害者が言いたいことを、こちらから先に言うのが鉄則です。あるいは、被害者が期待するよりも重い罰を、自ら提案するのも良いでしょう。大局的に見れば政治家や企業経営者の夜遊び自体にかなりの危険が伴う時代になりました。もし、社員に行動自粛を求めていた経営者の夜遊びが発覚したら、世論から大バッシングを浴びかねません。であれば、むしろ今のうちに“謝罪”の準備をしておくと良いのではないでしょうか。間違っても、“夜の街や女性の市場調査をするためだった”などという迷言を口にしないために」

【経歴】
株式会社リスク・ヘッジ
代表取締役 田中 優介(ヘッドアナリスト) 明治大学→セイコーウオッチ(株)→セイコーホールディングス(株)→(株)リスク・ヘッジ

取締役 田中 辰巳(シニアコンサルタント) 慶応大学→アイシン精機(株)→(株)リクルート→(株)ノエビア→(株)リスク・ヘッジ

取締役 橘 茉莉(チーフオブザーバー) 横浜国立大学→住友生命保険相互会社→(株)リスク・ヘッジ

デイリー新潮取材班

2021年2月11日 掲載

新潮社

6425名無しさん:2021/02/11(木) 15:06:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f84ae6aed53e98760090bd947eea5d7836c6f4d
自民・野田幹事長代行 森会長は「間違った発言」
2/10(水) 19:57配信
テレビ朝日系(ANN)
 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長の女性蔑視発言について、自民党の野田幹事長代行は「間違った発言」と批判した一方で、出処進退は本人もしくは組織委員会で判断すべきと述べるにとどめました。

 野田幹事長代行:「今の世界の時代の枠組みのなかからすると間違ったご発言だと思います。しっかり多くの声を受け止めて頂いて、自ら方向性を示して頂ければと願っています」

 また、ボランティアの辞退が相次いでいることについて二階幹事長が「瞬間的な行動」との認識を示し、批判を浴びている問題については「うまく伝えられなかった」として問題視しない姿勢を示しました。

 野田幹事長代行:「実際の行動はボランティアということをよく理解しておられると思います。正直、言い間違いというか、そういうふうにうまく伝えられなかったのかなと。今後そういうことがないように私も気を付けてご一緒させて頂ければと思います」

 野党側は自民党から森会長の進退などを追及する声が少ないと批判しています。

 これについて野田幹事長代行は、党内に発言しにくい雰囲気はないと反論しました。

テレビ朝日

6426名無しさん:2021/02/11(木) 15:08:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/b82434b2db9b2c570f685c3ccf7301e93ec09560
「こんな時にごめんなさい。でも…」日本に住むミャンマー人女性が1枚の写真を投稿した理由
2/11(木) 9:02配信
BuzzFeed Japan
ミャンマーで2月1日早朝、国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー国家顧問兼外相やウィンミン大統領らを拘束した。ミャンマー各地では連日、大規模な抗議デモが繰り広げられている。日本でも、東京や大阪などで在日ミャンマー人による抗議デモが開かれた。デモ実施に際し、日本在住の1人のミャンマー人女性が、日本人に宛てたメッセージを紙に書いてSNSに投稿した。写真は2千回以上シェアされている。【 BuzzFeed Japan / 冨田すみれ子】

「日本の皆さん」、込めた思い
日本や国際社会に宛てたメッセージを日本語で書き、FacebookやTwitterに投稿したのは、大阪在住のミャンマー人留学生、ウィンさん(22)。

ミャンマーでの状況や、コロナ禍でデモを開くことについて、こう綴った。

「日本の皆さん。コロナ禍の中、ミャンマー人が多く集まり、抗議していることを申し訳なく思っております。私たち自分の国の平和と夢のために頑張って生きるためなのです」

「現在、ミャンマーで起きている事件は、もはや国内では解決できない問題となっています。ミャンマー国軍が、国民の人権を無視した行動に出ており、民主制が損なわれています」

スーチー氏や大統領が未だ解放されず、国軍による政治支配がされる中、「国際連合をはじめとるす先進国の方々の理解とご協力をお願い致します」とも呼びかけた。

なぜこのような日本語でのメッセージを書き、SNSに投稿したのか。ウィンさんにオンラインで話を聞いた。

「今、起きていることを知ってほしい」
ウィンさんは、日本語で状況を説明し、メッセージを書いた理由を「日本の人たちに少しでも関心を持って、今ミャンマーで起きていることについて知ってほしかったから」だと話す。

クーデターが発生した当日を振り返り、ウィンさんは「ニュースを見て本当にショックで、昔の独裁政治に戻ってしまうのかと国民は心配していました」と話す。

「電話やネットが遮断され、家族とも連絡が取れない状況。日本にいるミャンマー人も、どうしたらいいのかと不安に思っていました」

現在はヤンゴンやネピドーを中心に、各地で連日、大規模な抗議デモが続いているが、クーデター当日や翌日などは国軍の出方を見て、路上での大規模デモは開かれなかった。

人々が初めに抗議を展開したのは、ネット上。若者が中心となってソーシャルメディア上でクーデターに反対する投稿をし、拡散した。

また、ネットを使わない世代を含め、人々は鍋を叩いて抗議の意を示した。

その間、日本など海外にいるミャンマー人たちが、居住している国々で、ミャンマー大使館や外務省、国連関連施設前でデモを開いた。

ウィンさんも大阪城公園内で開かれた抗議デモに参加。コロナ禍ということもあり、参加人数を制限したり、マスク着用やアルコール消毒などできる限りの感染対策をした上で集まったという。

東京や大阪などでのデモの様子が報道されると、ウェブニュースやYouTube動画のコメント欄に、応援する声だけでなく「ミャンマーに帰って抗議しろ」「なぜ集まって抗議するんだ」といったコメントも多く残された。

コメントを読み、そして母国で抗議の声をあげる人たちのことを思い「胸が苦しくなった」。

「悲しさや悔しさなど様々な感情がありましたが、どれだけミャンマーが今、危機的な状況にあるのか、日本では伝わっていないと思いました」

「日本に住むミャンマー人たちも普段は、新型コロナの感染防止対策のルールに従って生活しています。こんなコロナで大変な時に抗議デモで集まって申し訳ないと思い、謝りたいと思いました。でもそれと同時に、今のミャンマーの危機的な状況をより多くの日本人に知ってほしいとも思いました」

6427名無しさん:2021/02/11(木) 15:20:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/6843e69ccd4bca61220601334336c71da9b63bf7
自民・岸田氏 参院広島選挙区の再選挙 「しっかりとした候補者で出直す」
2/5(金) 23:33配信
産経新聞
 自民党の岸田文雄前政調会長は5日夜、BSフジ番組に出演し、参院選広島選挙区をめぐる公職選挙法違反事件で有罪判決を受けた河井案里前参院議員の辞職に伴う同選挙区の再選挙(4月25日投開票)について「しっかりとした候補者を立て、われわれは出直すんだという姿勢を示さなければならない」と述べ、候補者の擁立を進める考えを強調した。

 与党幹部だった衆院議員らによる深夜会食などの不祥事が相次いだことに関し、「さまざまな不祥事は間違いなく(選挙に)影響してくる。これはしっかり受け止めなければならない」と指摘。次期総裁選への出馬の考えを問われると、「もちろん(出馬の気持ちは)変わっていない。だが、今は新型コロナウイルスとの戦いに専念しなければならない」と菅義偉(すが・よしひで)政権を支える姿勢を示した。

6428名無しさん:2021/02/11(木) 15:21:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/77594ebb258b4a4b36263d4f044ce9b17683b74a
コロナ禍にもかかわらず、「2月解散説」がささやかれるワケ
2/5(金) 10:19配信
サンデー毎日×週刊エコノミストOnline
2021年の最大の政治イベントは衆院選だろう。

衆院議員の任期は21年10月21日で満了となる。菅義偉首相はそれまでに衆院選に臨まなくてはならない。

政権発足当初こそ高い内閣支持率に支えられた首相だが支持率は急落しており、自民党内では早期に衆院解散・総選挙に臨むよう求める声が強まりつつある。

20年12月12日。衝撃的な数字が首相のもとに届けられた。毎日新聞が行った世論調査で菅内閣の支持率は40%で、前月調査の57%から17ポイントも下落した。不支持率は49%(前回36%)で一気に不支持が上回った。

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は感染急増地域で「GoToトラベル」事業を一時停止するよう提言していたが、首相は12月11日、全国での一時停止について「考えていない」と、事業を継続する意向を示した。

「支持率下落に加え、1日の感染者数が3000人を超えたことから、首相はGoToトラベルの一時停止を判断したが、遅きに失した」と語るのは自民党議員。

首相は12月13日に加藤勝信官房長官、田村憲久厚生労働相、西村康稔新型コロナ対策担当相の3人を集めGoToトラベル一時停止の意向を伝えたが、時既に遅し。

その後も緊張感に欠け、ステーキ会食などを続けたことから、朝日調査では支持率が39%まで落ち込んだ。

◇首相自身は否定的?

コロナ対策で下手を打ち内閣支持率が下落する一方、自民党支持率は堅調さを維持している。

NHKが12月11〜13日に行った調査では、自民党支持率は38・2%で、誤差の範囲内ではあるが前月から1・4ポイント増加。

毎日調査では33%で前月比4ポイント減に踏みとどまった。ここに解散論が出る理由がある。

通常国会は21年1月18日に召集される。まずは第3次補正予算案の審議が始まり、同月内には成立するとみられている。

バイデン氏が米大統領に就任するのは1月20日。菅氏は2月早々にも訪米しバイデン氏と会談を行いたい意向だ。

自民党議員は「首相はオーソドックスな手法を好むから2月解散は避けたいだろう。訪米して日米首脳会談もやりたいだろうし、解散は早くても21年度予算が成立した4月以降では」と推測する。

一方、自民党ベテラン議員は「新型コロナ対策で菅内閣は国民から見放されたが、自民党支持率にはまだ影響していない。自民党支持率が下がる前に、首相は解散・総選挙に踏み切るべきだ」と語る。

自民党内では第3次補正予算成立後の2月に速やかに解散することを求める声がジワジワと強まり始めているのだ。

派閥を持たない首相の権力基盤は必ずしも強くない。党内に解散を求める流れができれば、それに抗するのは首相といえどもなかなか難しくなることも予想される。

もちろん、新型コロナの感染状況など先が見通せないことも多く、感染状況がさらに悪化していれば「解散などしている場合ではないとの世論も強まるだろう。解散したくない首相がそうした声を理由に解散しないことも考えられる」(別の自民党議員)。

いずれにせよ、2月解散を逸すれば、次のタイミングは21年度予算成立後の4月になるだろう。

だが、4月解散は東京都議選に近づくことから同選挙を重視する連立与党・公明党からは反対の声が上がるだろう。7月の都議選とのダブル選挙も公明党は反対だ。

6429名無しさん:2021/02/11(木) 15:21:28
>>6428

◇「9月まで持たない」

その次となれば、東京五輪・パラリンピック後だが、果たして菅政権がそれまで続いているのかという声もある。

自民党中堅議員は「下手すると菅さんは(自民党総裁任期満了の)9月まで持たず、総裁選前倒しになるかもしれない」と指摘する。

首相にとって好材料なのは、ポスト菅の不在だろう。

安倍晋三前首相は退陣後、病状が安定し、精力的に政治日程をこなしていた。「ポスト菅は安倍」とささやかれるほどだった。

しかし、「桜を見る会」前夜祭の費用を安倍事務所が補填(ほてん)していた問題が安倍氏を直撃。捜査自体は安倍氏の公設秘書の略式起訴で終結し、安倍氏自身は不起訴になったが、国会で虚偽答弁をしてきた責任は免れない。

「事件になったことで、安倍さんの再々登板はなくなった」(自民党ベテラン議員)とみられている。

先の自民党総裁選で敗れた岸田文雄前政調会長は意気軒高に次を狙っているという。しかし、そののんきさが周辺をいらだたせている。

岸田氏の戦略は、会長を務める派閥「宏池会」で古賀誠前会長の影響力をそぎ、安倍氏や麻生太郎副総理兼財務相からの支援を得ることで、両氏との面会を重ねている。

だが、「古賀切り」に派内の反発が起きており、「派内もまとめきれないのに何が総裁選だ」といった声も漏れる。

石破茂元幹事長も派内のゴタゴタを抱える。石破氏は派閥会長の辞職を表明したが、これに中堅・若手が反発。いまだに結論は出ていない。

党内に敵がいなければ、当面の敵はコロナといったところか。

コロナは菅内閣の運命を大きく狂わせた。21年も最大の敵はコロナかもしれない。

(高塚保・毎日新聞政治部長)

(本誌初出 足元で広がる“2月解散”説 自民党支持率「下がらぬうちに」=高塚保 20210119)

6430名無しさん:2021/02/11(木) 15:22:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/abf27fdaa578c64da923ebfbd07c048596135168
河野行革相が「次期首相」一番手に浮上、ワクチン対応が試金石
2/9(火) 6:00配信
Bloomberg
(ブルームバーグ): 河野太郎行政改革担当相が、世論調査で次期首相候補の首位に浮上している。ワクチン接種という菅義偉政権の命運を左右する重要な役割を担い、手腕が試される局面だ。

日本経済新聞社とテレビ東京が1月29-31日に実施した世論調査では、「次の政権の首相にふさわしい人」の首位は河野氏の25%だった。2位は石破茂元自民幹事長で16%、菅首相は6%で5位。JNNが6、7両日に行った調査でも、「次の自民党総裁にふさわしい人」の首位は河野氏で22%だった。

河野氏は先月、新型コロナウイルスワクチンの接種開始を前に、海外からの輸送や保管、会場の設定など接種手続きを調整する担当に起用された。国会では「令和の『運び屋』と言われるよう頑張る」と表明。菅首相は「規制改革担当として、それぞれの役所にわたる問題を解決してきた」と述べ、厚生労働省をはじめ複数の省庁間の調整に手腕を発揮することに期待感を示した。

10都府県への緊急事態宣言が延長となる中、政府が感染対策の決め手とするワクチン接種を進めて感染を抑制できれば、政権浮揚に加え、首相候補としての河野氏の存在感も高まる。逆に失敗した場合は、菅首相だけではなく河野氏にとっても政治的な痛手は大きくなる。

秋田県の農家に生まれ国会議員秘書、横浜市議から政治の道に入った菅首相に対し、河野氏は祖父が元農相、父が元衆院議長と政治家一家出身だが、神奈川県選出の当選同期で関係は深い。自民党が野党だった2009年の総裁選に河野氏が出馬した際には、菅首相も支援した。

河野氏は米ジョージタウン大出身で、海外メディアの取材に英語で応じる数少ない閣僚だ。世界経済フォーラム(WEF)がオンライン開催した先月の「ダボス・アジェンダ」会議では英語のセッションに参加し、欧州連合(EU)のワクチン輸出規制への懸念を訴えた。

一方、ツイッターのフォロワー数は200万人を超え、ネット上での人気も高い。首相官邸や自身のアカウントで連日、ワクチンに関する情報を発信。発表前に政府関係者を引用して接種日程を伝えた報道には、「デタラメだ」と即座に否定した。フォロワーからは、メディアを通さない情報発信を歓迎するコメントが並んだ。

自身のアカウントでは誹謗(ひぼう)中傷したとみなす相手をブロックして閲覧できないようにしていることへの批判もある。昨年2月の記者会見では理由を問われ、「礼儀のない人をブロックするのは何の問題もない」と話した。

8日午後5時時点での河野氏のフォロワー数は226万6000人超で、安倍晋三前首相の226万100人超を上回っている。共同通信などは、安倍氏を抜いたことで河野氏のフォロワー数が国会議員最多となったと報じた。

菅首相の自民党総裁任期は9月までで、衆院議員が任期満了となる10月までには総選挙も実施される。河野氏は昨年9月の総裁選への出馬を模索したものの、所属する麻生派が菅首相支持を決めたことで見送った。次期総裁選には、岸田文雄前政調会長が再挑戦に意欲を示している。

河野氏は党運営を仕切る幹事長、政調会長など3役の経験がない。防衛相時代には地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備断念を巡り、決断の早さや突破力が評価される一方、与党への説明不足も指摘された。将来的に衆目の一致する総裁候補になれるかどうか、調整力が問われるワクチン対応がカギを握ることになる。

(c)2021 Bloomberg L.P.

Emi Nobuhiro

6431名無しさん:2021/02/11(木) 19:07:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/4543e5fa77855e51573952d2f8e7349488063953
森喜朗JOC会長がついに辞任 ”鈴”をつけた菅首相の前途多難〈週刊朝日〉
2/11(木) 18:22配信
AERA dot.
「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」

 女性蔑視ととれる発言で炎上している東京オリンピック・パラリンピック組織委員会(JOC)の森喜朗会長(83)が、女性を蔑視する発言をした責任を取り、会長をようやく辞任する。組織委が12日に開く緊急会合で表明する。 後任には、Jリーグの元チェアマン、川淵三郎氏(84)が有力視されている。

「森氏の失言は、政治家時代から知られるところ。総理の座を追われたのも神の国発言など、失言が重なり支持率が一桁台にまで落ち込んだことでした。今回も、反省の弁を述べても批判が一向に収まらないことで、自らが決断した」

 森氏がかつて派閥の領袖だった清和会の幹部はこう話す。失言直後から退任する意向をみせていた森氏。だが、組織委員会の幹部の説得で思いとどまったと記者会見でも説明している。

 東京オリンピック・パラリンピックの招致からトップの座につき、元首相という立場で仕切ってきた森氏。政官財、利権が入り乱れ、主張の違いや国際オリンピック委員会(IOC)との折衝もあり、それをまとめあげてきたのは確かに森氏の手腕だったのかもしれない。

「失言後、辞任意向だった森氏を一度は、説得して思いとどまらせたのは森氏のキャリアを重んじたからこそ。コロナ禍でオリンピック1年延期という異例の措置をまとめたのも森氏。意見と思惑が入り乱れるオリンピック委員会を抑えられるのは森氏しかいなかったからです」(JOC幹部)

 自民党幹部はこう解説する。

「菅政権はコロナ対応で精一杯。重鎮の森氏がしっかり睨みを利かすことで、東京五輪を開催する方向で進めると頼りにしていた」

 しかし、失言問題の批判は止まず、退任に追い込まれた森氏。一時は元首相の「同格」でなければならないと首相経験者として、安倍晋三前首相や小泉純一郎元首相の「待望論」が浮上していたが、後任は川渕氏に決まった。

「東京オリンピック・パラリンピックを誘致したのは安倍氏。こういう危機には安倍氏が一番だ。9月に首相辞任の際は、体調不良という理由だったが、最近では自民党の会合にも姿を見せて元気そうだ。だが、コロナ禍で東京オリンピック・パラリンピックが必ず開催される保証はない。その上、安倍氏は桜を見る会の問題で刑事告訴もされたので、話は消えた」(前出・自民党幹部)

マスコミの世論調査でも、森氏の失言は菅政権の支持率低下の要因になっていることがよくわかる。

そして、自民党の二階俊博幹事長も、森氏の失言後にオリンピックのボランティアを辞退者が急増していることについて「辞めたいなら新たに募集する」と発言し、炎上。菅首相はますます窮地に追い込まれていた。

「森氏の失言があまりに批判が根強く、菅首相も内心、森氏が辞任表明してくれないかと思っていた。マスコミの世論調査でも森氏の失言は問題という回答が9割もありましたからね。国会答弁で官邸が橋本五輪相に『不適切』と言わせたのは、抗議の現れでした。これまで『森氏に辞めてくれと誰が説得するのか』と押し付け合いになっていた。一時は森氏の説得を『安倍氏にお願いしては』との声もあった。しかし、森氏は母校の早稲田大学の1年先輩でもある川渕氏が引き受けてくれるならメンツも立つと退任を決めた。一番安心しているのは菅首相でしょう」(前出・自民党幹部)

 しかし、コロナと同様、今回の問題も後手の対応だった。政権運営がますます厳しくなることは間違いない。

(今西憲之)


※週刊朝日オンライン限定記事

6432名無しさん:2021/02/12(金) 07:23:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/2566b6e5e551699955ff76ad79169694e00cb1a2
「廊下は全長100メートル」…“右腕”を失った麻生太郎氏 蒸し返されたセレブ生活
2/12(金) 6:12配信
文春オンライン
「軽率のそしりは免れない。心から申し訳ない」

 2月4日、自派閥の例会で麻生太郎副総理兼財務相(80)は、こう頭を下げた。松本純衆院議員が緊急事態宣言下、深夜に銀座のクラブをはしごし、自民党離党に追い込まれたのを受けたボスの陳謝だ。

「右腕を失った麻生氏は、相当ガックリ来ているようだ」(政治部記者)

 松本氏は自他ともに認める麻生氏の最側近だった。麻生氏に気に入られるため、若い頃いかに宴会芸を磨いたかを番記者らに話し、「君たちも麻生さんに食い込むには、時には図々しく振る舞うことも大事だぞ」と指南していた。

 08年秋に発足した麻生政権では官房副長官を務め、リーマンショックと支持率低迷で苦しむ麻生氏の「精神安定剤」と呼ばれた。首相動静では二人きりで帝国ホテルの高級バーで3時間も過ごすこともしばしば。「麻生氏はこっそり別部屋で有力者と会食し、その後、バーに戻って松本氏と葉巻を吸いながらクールダウンしているといわれた」(前出・記者)。

蒸し返された麻生氏のセレブぶり
 麻生氏は当初、党幹部から示された松本氏の離党勧告の処分案に「そんな必要があるのか?」と難色を示したが、最終的に世論の反発を恐れた菅義偉首相に押し切られた。松本氏は昨秋の総裁選で麻生派が菅氏を推すことに消極的で、「能力がない」などと漏らしていたことが菅氏の耳に入っていたのも災いした。

 さらに、実は「松本切り」には同派の佐藤勉総務会長も加担していた。佐藤氏は17年、旧山東派などとの合流で生まれた新生麻生派の結成時に入会。「外様の佐藤氏と、古参側近の松本氏とは関係が悪かった」(自民党関係者)。佐藤氏は96年初当選同期の菅首相に近い。総裁選でも麻生氏に仁義を切らずに早くから菅支持を打ち出し、その功で総務会長の座を射止めた。

 右腕をもがれ、求心力を失いつつある麻生氏。弱り目に祟り目となったのは蒸し返されたセレブぶりだ。銀座通いで松本氏が注目されると、同氏が07年にHPに記した福岡県飯塚市の麻生邸潜入記がネット上で話題に。「本家だけで2万坪、離れが2000坪」「廊下の全長は100メートル」と記されており、10万円の一律給付の再支給を拒む麻生氏の発言と相まって「こんな人が財務相では、庶民の困窮などわかるはずもない」と批判を浴びた。

 蔵相・財務相の通算在職日数では歴代3位の麻生氏。この10月には6度蔵相を務めた高橋是清の記録更新が迫るが、右腕を失った麻生氏にその気力はあるか。周囲には「じいさんの歳まではやる」と公言するが、吉田茂が政界引退した85歳まではあと4年半だ。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年2月18日号

6433名無しさん:2021/02/12(金) 19:14:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0b94e385a95b2915b2130aa00e510397e812b39
森氏辞任劇「傷口を広げるだけ広げた」…首相官邸から恨み節
2/12(金) 8:02配信
読売新聞オンライン
 政府・与党は、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の辞任を一区切りとし、一連の混乱の収拾につなげたい考えだ。ただ、国内外で批判が強まりながら、身動きがとれずに事態を悪化させた面もあり、菅首相は痛手を負った形だ。

 政府は、森氏の進退問題とは距離をおいてきた。首相も「組織委は公益財団法人で、首相として(進退を)主張することはできない」と説明してきた。政財界に広く人脈を持つ森氏が会長職にとどまることが、大会成功には望ましいとの考えとともに、森氏に直言できる議員がいないとの事情もあった。自民党幹部は「世間の風当たりが強くなっていることは分かっていたが、辞任を促すことはできなかったのだろう」と解説する。

 しかし、これが森氏を擁護していると受け止められた。自民党の二階幹事長が大会ボランティアの辞退が相次いでいることに、「どうしてもやめたいなら、新たに募集する」などと述べたことも火に油を注いだ。首相は東京大会の成功を最大の政権浮揚策と位置づけるが、今回の混乱で国際的なイメージの悪化は確実だ。コロナ禍で規模の縮小が避けられない中、東京大会の中止を求める一部の野党に攻撃材料を与えたこともマイナスだ。

 首相に近い議員は「首相がリーダーシップを取っていないと国民に見られてしまった」と肩を落とす。公明党幹部は「政権運営に悪影響が出ないようにしなければいけない」と言葉少なに語った。

 緊急事態宣言で新型コロナウイルスの新規感染者数は減少傾向にあり、内閣支持率も下げ止まりの兆しを見せていた。来週からはコロナ対策の切り札と位置づけるワクチン接種も始まる。反転攻勢の前に起きた森氏の辞任劇に、首相官邸からは「傷口を広げるだけ広げた。遅すぎだ」との恨み節も漏れている。

6434名無しさん:2021/02/12(金) 19:14:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c038ee15e4ce7464a1eee6d21e43e9282b58fee0
森氏発言、自民女性議連が問題視「これまで遠慮あった」
2/12(金) 18:08配信
朝日新聞デジタル
 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言をめぐり、自民党の議員連盟「女性議員飛躍の会」は12日に緊急会合を開いた。出席者からは発言を問題視する声が相次ぎ、「真の男女平等の国」に向けた提言をまとめて二階俊博幹事長に提出する方針を決めた。

 「日本が男女の平等は進んでいない国であると世界に発信されてしまい、とても残念だ」。議連で共同代表を務める稲田朋美元防衛相はこう語り、憤りを隠さなかった。会合では「多様性を重んじて真の男女平等の国になることが必要」との認識で一致。会議体への女性参画、各界の女性登用などを盛り込んだ提言を党に提出することを決めた。

 稲田氏は会合後の記者ブリーフで、「女性の発言軽視の風潮を変えることが日本をよくする」と強調。森氏が後任として、元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏に要請したことについて、「現時点で透明性があるとは思えない」と異論を挟んだ。

 さらに女性議員からは「これまで自然に遠慮していた。女性側も変革していかないといけない」(太田房江氏)、「会議で発言しても議事録にも載らず、黙殺される経験をしてきた」(尾身朝子氏)という声が続いた。(石井潤一郎)

朝日新聞社

6435名無しさん:2021/02/13(土) 08:00:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8ea74627d414127804397bcd65645e223f39972
混迷続く会長人事、与党は政権への打撃懸念…「政府が泥をかぶらないようにしないと」
2/13(土) 5:01配信
読売新聞オンライン
 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の会長人事を巡り、12日も混迷が続いた。政府は大会開催に向けた準備を着実に進める方針だが、与党からは円滑な大会開催への影響を懸念する声も出ている。野党は政府や組織委への批判を強めており、菅政権への打撃となりかねない状況だ。

 「今後選出される新たな会長の下、よりいっそう五輪の理念と精神に基づいた運営が行われることを期待する」

 自民党の二階幹事長は12日、森喜朗会長の辞任表明を受け、こうコメントを発表した。

 「新たな会長」を巡っては、森氏が川淵三郎・日本サッカー協会相談役に就任を要請したことについて、「不適切な発言で引責辞任する人物が後継指名するのはおかしい」といった批判を浴び、会長就任を了承していた川淵氏が辞退に追い込まれる展開となった。

 白紙となった後任人事について、公明党の石井幹事長は12日、記者団に対し「なるべく混乱しないように、透明性を確保し、多くの国民が納得する形で後任を選んでほしい」と注文をつけた。

 政府は組織委の人事に関与しないとの立場だが、与党内には「政府が泥をかぶらないようにしないといけない」(自民党幹部)との危機感も広がる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dbee25fcfb3ce128c25724260b62c219890a376b
「バタバタ感、尋常じゃない」混迷するポスト森選び、橋本氏が浮上
2/12(金) 20:59配信
朝日新聞デジタル
 東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)=元首相=の辞任を受け、森会長が後任を要請した元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏(84)が辞退の意向を示した。事態は混迷を深めるが、菅義偉首相は12日夜に「川淵さんと話していません」などと記者団に語り、人選に直接関わらない立ち位置をとり続ける。後任人事をめぐる混迷が深まるなか、与党内では「ポスト森」に橋本聖子五輪相を推す声が上がる。

 「大混乱になるなぁ」。首相に近い自民党幹部は12日午後、川淵氏が会長辞退との報道に触れるとうめいた。自民中堅は「内閣支持率にも影響するだろう。バタバタ感が尋常じゃない」と話した。

 国会の衆院予算委員会では、野党が森会長の後任選びをめぐって「密室で、引責辞任する張本人が後継指名する。国民の五輪への理解は得られるか」などと政府の見解をただした。ただ、橋本五輪相は「(森会長と川淵氏の間で)どのようなことが行われたかは一切、承知していません」と述べるのみだった。加藤勝信官房長官も記者会見で「大会組織委員会が独自に判断されるべきものというのが一貫した立場だ」などと繰り返した。

朝日新聞社

6436名無しさん:2021/02/13(土) 21:32:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d741b88297262b75831327ba5747e9ce68fa953
五輪開催で支持率回復を狙う?菅首相が秋解散の「背水の陣」を敷くワケ
2/13(土) 9:46配信
サンデー毎日×週刊エコノミストOnline
菅義偉内閣の支持率が急落し、「これでは10月までにある衆院選を戦えない」と自民党内で「菅降ろし」が始まるとの観測がある。

政局の幕は上がるのか。

 ◇4月解散説

1月5日、下村博文自民党政調会長がBSフジの番組で、4月25日投開票の衆院・参院両補欠選挙について「両方負ければ、菅政権にとって大ダメージになる。その後政局になる可能性もある」と述べた。

衆院北海道2区は金銭スキャンダルで辞職した自民党の吉川貴盛元農相の議席を争う。自民党には逆風だ。

参院補選は新型コロナウイルス感染で急死した立憲民主党の羽田雄一郎氏の後任選びで「弔い合戦」の野党に有利だ。

さらに下村氏は「補選の時に衆院選もあるかもしれない」と踏み込んだ。菅首相が2敗を恐れ、一気に衆院解散で勝負に出るかもしれないという見方である。

番組後、記者団に「菅政権は大丈夫かということが出てこないとは言えない」と党内の疑心暗鬼を代弁。翌日の記者会見でも「勝つと負けるとではその後、大きな政治の流れが変わる」とダメ押しした。

森山裕国対委員長が「選挙に負けたから政局になることはあり得ない。解散は首相のご判断だ」と否定したが、そもそも下村氏は菅氏の真意を知り得る懇意な関係とは見られていないだけに、あえて「菅降ろし」をあおろうとしたと勘繰られたのも無理はない。

昨年9月の自民党総裁選で、下村氏は立候補の意思を表明。細田派が安倍晋三前首相の「継承者」として菅氏支持を決めたため、不本意ながら出馬を見送った。

党三役への起用は、菅氏が最大派閥・細田派を取り込むと共に、初当選同期の下村氏をなだめ、野心を抑えるための人事と見られた。

それでも菅氏と下村氏のよそよそしい関係は、昨年末の後期高齢者医療費負担増を巡る連立与党内調整のてんまつで明らかだ。

下村氏は公明党との協議を「負担増は総理の意向だから」と早々に事実上放り出し、党首会談に棚上げした。

他の政策でも下村氏は独自のスタンドプレーが目立ち、政権を支える本気度が薄い。

下村氏は安倍氏の側近だ。その安倍氏は11月、野田聖子幹事長代行や岸田文雄元政調会長ら初当選同期との会食で「私だったら1月に衆院解散する」と放言。

首相在任中はあれほど慎重だった解散権への野放図な言及は、当時既に東京地検特捜部の捜査が進んでいた「桜を見る会」前夜祭問題の窮地を念頭に、自分を真剣に守ろうとしない菅首相をけん制する意図がにじんだ。

菅氏は安倍発言に神経質になり、珍しく首相官邸の昼食に二階俊博幹事長を誘って政治日程をすり合わせたほどだ。

6437名無しさん:2021/02/13(土) 21:32:28
>>6436

 ◇「秋」は本音?

そもそも菅氏は1月4日の年頭記者会見で、コロナ対策と経済対策に全力・最優先で取り組むと強調し、「いずれにしろ秋のどこかで衆院選を行わなければならない」と述べた。

「時間の制約も前提にしながらよくよく考えた上で判断したい」とも語った。

「秋」となれば、9月5日の東京パラリンピック閉会後、9月末の総裁任期前後に限定される。

会見後、官邸報道室は首相発言を「秋までのどこか」に訂正したが、後の祭り。本音を漏らした、というのが政界の大方の受け止めだ。

下村氏の4月解散説は、その翌日。発言を知った菅氏は、11月の安倍発言が伏線の焼き直しと聞いただろう。4月解散自体が政権の起死回生策というより、どうせ議席を減らすと見越して菅氏の責任を問う「菅降ろし」の布石だ。

それでは補選と抱き合わせの「追い込まれ解散」と変わらない。

「何カ所か時機がある」(10日のNHK番組・菅首相)といっても、秋までは他に7月の東京都議選とのダブル選挙しかない。

公明党・創価学会が全国組織を一極総動員する時期の衆院選は、強行したら連立与党の大幅議席減につながりかねない。

いずれにせよ菅首相は既に秋の衆院選へ退路を断った。

背水の陣を敷く首相はしぶとい。たとえ安倍氏と麻生太郎副総理兼財務相が退陣を迫っても、辞めさせるのは容易ではない。

ところで、首相側近議員によると、菅氏は決して秋を「追い込まれ解散」とは考えていないようだ。

どんな形式・内容であれ東京五輪を行えば、世論は結果オーライで「やって良かった。菅さんよくやった」と必ずや一気に好転すると確信しているからだという。

この状況で開けるのか、というのは愚問らしい。

東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会のツートップは年明け、各メディアで繰り返し断言している。

「もう中止はできない。再延期もない。無観客でも工夫してやるべきだ。野球やサッカーは工夫してやっている」(森喜朗会長)

「無観客は望ましくはないが、観客がいなければできないとは考えていない。コロナは既に想定内。徹底的な対策を講ずれば開催可能と確信している。やるとなった以上、五輪の価値を東京で実現する」(武藤敏郎事務総長)

五輪の意義は、「震災復興」から「コロナに打ち勝った証し」を経て、今や「コロナでも開催の歴史的偉業」に変わっているのだ。

「大ばくち」には違いない。だが、「ばくち打ち」こそは「政治家・菅義偉」の本性である。

(伊藤智永・毎日新聞専門記者)

(本誌初出 五輪後解散の“大ばくち” 退路を断った首相の「しぶとさ」=伊藤智永 20210126)

6438名無しさん:2021/02/14(日) 08:44:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/6062677c67e1b275e45ccd9f3c7f4bde74571e73
二階幹事長「菅おろし」が始まる時、担がれる「ポスト菅」候補者たちの裏事情
2/14(日) 8:01配信
現代ビジネス
 「やっぱり菅さんはトップに立つよりも、支える側の人なのかな。このままでは選挙の『顔』として通用するかと言うことになるね」

 第1次安倍政権時代に閣僚だった自民党ベテラン議員はこう言ってため息をついた。昨年9月の菅義偉政権発足直後、この議員は「菅さんをしっかり支えていく」と語っていた。

 当初は自民党内の大半の支持を受けて成立した菅政権だが、最近では支持率が大きく落ち込んでいる。早くも「ポスト菅」候補として河野太郎行革担当相や石破茂元幹事長、野田聖子幹事長代行などの名前が取り沙汰されており、その背後には二階幹事長の影がちらつく。混沌を極めた今後の政局と菅首相の後継者選びは、どのように展開するのだろうか。

再選を狙った菅首相の大誤算
 そもそも政権発足当初、政界で語られていた菅氏のベストシナリオは次のような展開だ。

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東京五輪・パラリンピック(7月23日〜9月4日)後、自民党総裁の任期が終わる9月末までに総裁選を実施した上で、衆院(10月21日に任期満了)の解散・総選挙に打って出る。五輪直後に解散してその後の総裁選で再選を果たす。
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 いずれも菅氏の総裁再選を前提にしているシナリオだ。確かに発足当初は、報道各社の世論調査で内閣支持率が軒並み6割以上に達し、自民党内では菅首相の安定した政権運営を予想する空気が優勢だった。

 ところが、状況は大きく様変わりした。新型コロナ感染拡大に伴い政府対応への「後手」批判が影響し、内閣支持率は昨年12月に大幅に下落。この傾向は年明け後に一段と加速する形となった。

 1月の毎日新聞世論調査(16日実施)は前月比7ポイント減の33%となり、支持率は政権発足直後からほぼ半減。また、朝日新聞調査(1月25、26日実施)では同6ポイント減の33%、不支持率は同10ポイント増の45%に。こうした惨憺たる結果に自民党内では衝撃が走った。

 東京都選出の元閣僚は

 「毎日、支持者からは厳しい声ばかりだ。それは首相のコロナ対策への批判にとどまらない。菅首相自身への批判も少なくない」

 と顔をしかめた。

 1月31日に実施された東京都千代田区長選では自公の推薦候補が敗北。北九州市議選では公認した22人中6人が落選した。さらに緊急事態宣言中に松本純元国家公安委員長らが深夜、東京・銀座のクラブを訪れていた問題が発覚。

 くわえて東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(当時)の女性蔑視発言や、総務省幹部が菅首相の長男から接待を受けていた問題も噴出し、「負のスパイラル」が続いた。

 第2次安倍政権の閣僚経験者もこうつぶやいた。

 「(民主党への政権交代が起こった)2009年8月の総選挙のときの雰囲気に似てきた。自民党支持者の間でも政権への怨嗟(えんさ)の声が渦巻いている」

 まだ、こうした声は表面化していない。五輪開催が「防波堤」となっているからだが、五輪中止が現実となれば、「菅戦略は根底から破綻する」(党三役経験者)。このため党内では、「ポスト菅」に向けた動きも胎動している。2月調査の内閣支持率も不支持が支持を上回り、好転の兆しはない。

6439名無しさん:2021/02/14(日) 08:46:21
>>6438

二階幹事長との蜜月ぶり
 ただ、昨年9月の自民党総裁選の構図が今も基本的に変わらない点は確認しておく必要がある。

 つまり、表向きは菅氏、岸田文雄前政調会長、石破氏の3者による争いだったが、その底流には安倍―麻生(太郎副総理)ラインと菅―二階(俊博幹事長)ラインによる権力闘争の構図もあった。安倍―麻生ラインは「石破潰し」には成功したが、結果として二階氏が権力を握り、現在に至っている。

 一方で、菅政権は「無派閥宰相」であり、派閥の後ろ盾は強固とは言えない。しかも、安倍前首相を支えた「ウルトラ保守」のような強固な支持勢力は不在であり、政権基盤はかなり脆弱だ。このため、菅氏の二階氏への依存度が高い。

 しかもコロナ禍さなかに開催されて批判を浴びた昨年12月の「ステーキ会食」にて、主催者の二階氏が首相を呼び付けていたことが、政権内における二階氏優位の力関係を見せつけた。

 菅首相が昨年12月14日にGo Toトラベルの一斉停止を決定した際も、二階派幹部が「勝手なことをしやがって」と不快感をあらわにすると、政界では「二階氏の本音が出た」(公明党関係者)と受け止められた。

 これには「菅―二階関係に溝が入ったのでは」との憶測も飛んだが、この点について、年末に時事通信のインタビューに応じた二階氏側近の林幹雄幹事長代理は「(溝は)全くない」と打ち消した。

 1月18日、二階氏は今年初めて菅首相と会談し、コロナ対応で政府・与党が結束することを確認。20日には衆院本会議の代表質問に1年ぶりに登壇し、首相について「地方に住む人の心を十分理解する政治家の代表だ」と持ち上げて、蜜月ぶりをアピールした。

 二階氏と気脈を通じる与党関係者も言う。

 「二階氏が菅政権を支える姿勢は変わらない。他に誰を支えるのかが見えないうちは、菅氏を支える姿勢を変えまい」

 それでも、菅政権が失速気味となる中、二階氏の言動に注目が集まる。総勢48人の第4派閥を率いる二階氏にとって力の源泉は「幹事長ポスト」である以上、将来、「菅降ろし」を主導するとしても、党内主流派の地位を死守することが前提だ。闇雲に菅降ろしに動くわけにはいくまい。次の「当て」、つまり次期首相としてふさわしい候補者がいることが必須条件なのだ。安倍政権を支えた閣僚経験者はこう語る。

 「今後、『菅降ろし』の動きが始まった場合、首相に鈴を付けるか、引導を渡すとすれば、政権の後見人である二階氏の役回りとなるのではないか」

6440名無しさん:2021/02/14(日) 08:46:37
>>6439

「ポスト菅」として人気の河野氏
 そうした中、1月19日。首相が新型コロナのワクチン接種の総合調整役として河野太郎規制改革担当相を充てたことに政界はざわついた。昨年の政権発足に伴い、菅首相は同じ神奈川県選出で自身の息がかかった河野氏を行政改革担当相に起用。肝いりの「縦割り行政の打破」を担わせた。それに続くワクチン担当への抜てきにこんな憶測も飛んでいる。

 「菅首相は、自身の後継として河野氏に政権を引き継ぐための布石を打ったのではないか。仮に9月の総裁選に出馬しない状況となれば、直ちに(河野氏を)『菅後継』とする含みがあるのではないか」(二階派中堅議員)

 河野氏は最近の世論調査でも、これまでポスト菅候補としてトップだった石破氏を抜いて一番人気だ。このため菅首相自ら「ポスト菅」をにらんで先手を打つ形で動きだしたようにも見える。これに対し表向きは「適材適所だ」と理解を示す二階氏だが、胸中穏やかではなかろう。「菅氏の二階氏離れ」(公明党関係者)とも受け止められるからだ。

 事実、二階派幹部は「田村憲久厚生労働相もいる、西村康稔経済再生担当相もいるのに、ワクチン担当相は必要なのか」と不快感をにじませている。菅、二階両氏の間に漂う微妙な空気が、一層の不透明感につながっている。

 しかも、河野氏は麻生派に所属。先の総裁選ではぎりぎりまで出馬の可能性を模索したが、麻生氏の説得を受け入れて断念した経緯がある。麻生氏としては河野氏を将来の「麻生派自前の首相候補」として温存したい考えとされる。

 次の自民党総裁選に菅氏が出馬して再選を目指す場合は、前回と同様、岸田、石破両氏が菅氏に挑む構図が想定される。このケースだと、昨年9月の総裁選では投票権がなかった党員も投票することになるが、「現職の菅氏が優勢」(自民党関係者)との見方が有力だ。一方、将来の総裁選への立候補に意欲を示す河野氏も、菅氏を相手に出馬する可能性は小さいと見られている。

 しかし菅氏の再選がほぼ絶望となる五輪中止や五輪花道論が現実となれば、様相は一変する。総裁選は目前に迫った衆院選の「顔」選びとなり、河野氏も出馬に踏み切るだろう。

6441名無しさん:2021/02/14(日) 08:47:36
>>6440

他にも取り沙汰され3人の名前
 昨年の総裁選で2位につけた岸田氏は、次期総裁選に強い出馬意欲を示している。1月17日に出演したBSの番組でもこう言明した。

 「どんな政治状況になっているか分からないが、行われるならばぜひ挑戦したい」

 ただ、岸田氏は、総裁選後も地味なイメージが払拭できず、依然として世論の支持が低い。1月16日の毎日新聞調査では「次の衆院選後にふさわしい人は」との問に、トップは河野氏の12%、次いで石破氏は10%なのに対し、岸田氏は2%で9位にとどまった。

 昨年の総裁選で岸田派は、所属47人に対し国会議員票79票を獲得。菅氏に次ぐ2位につけたとはいえ、党員投票を含めフルスケールの総裁選はハードルが高い。岸田氏は、「ポスト安倍」で政権禅譲を期待した安倍氏や、「宏池会」(岸田派)の流れをくむ麻生氏との連携を模索するが、展望は開けていない。

 総裁選で3位に甘んじた石破氏は昨年12月、総裁選敗北の責任を取って派閥会長を辞任。石破派は集団指導体制に移行した後、退会者も出て現在は18人の所帯となり、総裁選出馬に必要な推薦人20人の確保が大きな課題だ。また党内の「アンチ石破」の空気も依然として根強い。

 ただ、世論調査では国民的な人気は依然高いのも事実。派内からは「石破氏は意欲があれば出るべきだ」(平将明衆院議員)との声も聞かれる。

 「菅氏が再選を目指さない総裁選が五輪後に行われれば、河野、岸田両氏との戦いになるのかな」

 最近、周辺にこうつぶやいた石破氏は、いずれは派閥会長に復帰したい意向とされる。「ポスト菅」を決める総裁選が党員投票も含めた形で行われることになれば、地方党員からの支持が根強い石破氏が波乱要因となる可能性は否定できない。

 ポスト菅のサプライズカードとして野田聖子幹事長代行の名もささやかれている。総選挙前に、「選挙の顔」選びの総裁選が実施された場合を想定したものだ。無派閥の野田氏にとって推薦人集めは依然高いハードルに見えるが、自身は次期総裁選について「常に出馬すると言っている」と強い意欲を示している。

 野田氏をめぐっては、昨年の総裁選も含めて過去3回の総裁選で出馬を目指しながら、推薦人20人が集められず断念した経緯がある。ただ、女性の閣僚経験者は

 「野田氏が出馬するなら、今度は応援したい。今回の総裁選は何が起こるか分からない選挙になる」

 と話す。

 ポスト菅をめぐって、旧来の党内力学の論理を超えて河野氏や野田氏の名が取りざたされる。それ自体が今後の「ポスト菅」をめぐる混沌とした状況を予感させる。

山田 惠資(ジャーナリスト)

6442名無しさん:2021/02/14(日) 12:40:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/ace976c028d01eaeec083d5a1ebc74f3db5aebda
「横紙破り」河野太郎の政権盗り
2/14(日) 10:48配信
毎日新聞
 河野太郎氏に政界の耳目が集まっている。菅義偉首相が新型コロナウイルスのワクチン接種を仕切る担当相に指名したからだ。コロナ第3波で激増する感染者、重症者救済の切り札となるワクチン対策は政権の最重要課題。菅首相が河野氏に対して並々ならぬ期待感を持っていることをうかがわせた。

 昨年9月、7年8カ月続いた安倍晋三政権の後を受け、自民党内の圧倒的支持を受け首相に就任した菅氏だが、コロナ禍対策のまずさで、発足4カ月で内閣支持率はつるべ落としだ。衆院解散・総選挙のタイミングも失いつつある。今年9月には総裁選が控えるが、菅氏の反転攻勢は次第に難しくなっている。

 そんな中、菅首相にしてみれば、河野氏を自分の後継者とみなすことで、ポスト菅をにらんで影響力を行使できるようにしておきたいとの思惑もあるのだろう。河野氏自身も政権盗りに意欲満々だ。

 ◇一族の悲願

 河野氏は政界屈指の名門一族の出だ。父の洋平氏は副総理・外相、自民党総裁、衆院議長、祖父の一郎が農相、建設相、副総理格の東京五輪(1964年)担当相、大叔父の謙三は参院議長だ。参院議員だった謙三は除き、一郎も洋平氏も首相の座を目前で逸しているだけに、太郎氏が首相に就任すれば、河野一族の悲願がかなうことになる。

 太郎氏はハト派で親中韓だった洋平氏よりも、横紙破りでばく進型の党人政治家だった一郎のDNAを引き継いでいるようだ。

 ここで、河野一郎という政治家を振り返っておきたい。一郎は1898(明治31)年生まれ、早大を卒業後、朝日新聞社に入り、記者として活躍した。一郎は早大時代陸上長距離選手であり、箱根駅伝でも活躍したことで有名だ。

 戦後は吉田茂首相に敵対し、吉田のライバル鳩山一郎の有力な幕僚として、吉田内閣打倒にまい進、吉田からは「梟雄(きょうゆう)」として蛇かつのごとく嫌われた。一郎は吉田とは不倶戴天の敵同士だったのだ。

 1954年鳩山内閣の農相。日ソ国交正常化に尽力し、鳩山首相に同行してモスクワに乗り込んだ。岸内閣末期に自民党内の反主流派に転じ、60年の日米安保改定の国会承認時は衆院本会議を欠席している。

 岸内閣退陣後、自民党総裁選に大野伴睦副総裁を擁立しようとして失敗、一時、自民党離党、新党結成を模索したこともあった。池田勇人内閣ができて、1年ほどで再び農相として入閣。その後建設相や副総理格の五輪担当相として、佐藤栄作を凌駕(りょうが)し、党内きっての実力者にのしあがった。五輪に向けた首都高速道路の新設などを指揮し、「池田内閣のうち建設、農林行政は河野内閣だ」と豪語したと言われる。

 ただ、吉田茂や石橋湛山ら首相経験者から嫌われたことや、当時の河野派拡大に対する自民党内の反発から、池田首相退任表明後の池田による後継首相指名(64年11月)は、河野ではなく佐藤になり、首相の座を逸する。そして翌年6月佐藤内閣の国務相を退任した直後、腹部大動脈瘤(りゅう)で急死してしまい、悲劇の政治家と言われた。京の都を目の前にして死んだ戦国武将・武田信玄のようでもあった。

 息子の洋平氏は一郎の地盤を引き継いで衆院議員となったが、父の派閥を引き継いだ中曽根康弘(元首相)のタカ派色になじめず、その上田中角栄(元首相)の金権体質に反発して76年に自民党を離党し、新自由クラブを結成した。しかし新自由クラブは10年で解党し、再び自民党に戻る。自民党では宏池会(当時は宮沢派)に所属し、宮沢内閣の官房長官を務めた。この時、従軍慰安婦の河野官房長官談話を出す。

 宮沢政権後、自民党総裁に当選したが、非自民の細川護熙内閣の誕生で、首相にはなれず、初の野党総裁に甘んじる。94年自民、社会、さきがけ3党の村山富市内閣の副総理兼外相となるが、政権与党に返り咲いたとは言え、社会党の村山首相に次ぐナンバー2にすぎなかった。95年の自民党総裁選では出馬辞退に追い込まれ、98年には宏池会を脱会し、麻生太郎氏(後に首相)らとともに河野グループ大勇会を結成する。約6年の衆院議長を経て2009年に政界を引退している。

 一郎も洋平氏も反骨精神があったが、一郎の方がはるかに野性味があったという。攻めて攻めて攻めまくり、最後は刀折れ矢尽きたという感が強い。しかも「陽性」(岸信介元首相の言=「岸信介回想録」より)だった。洋平氏は敗軍の将というイメージが強く、総裁再選を果たせなかったひ弱さ、暗さがその後もついてまわった。

6443名無しさん:2021/02/14(日) 12:40:47
>>6442

 ◇祖父に似て物議醸す太郎氏

 太郎氏は実は父よりも祖父の政治家像に強い親近感を持っていると言われる。一郎は65年に死去しているので、63年生まれの太郎氏は実際の思い出はないだろうが。

 安倍晋三前首相が父の安倍晋太郎元外相より母方の祖父だった岸元首相の政治行動を敬愛している姿と似ている。岸・安倍3代と河野3代の類似性と言ってよい。太郎氏が所属する麻生派の幹部によると「(河野)太郎さんは息子に一平と名前をつけたが、『一は一郎の一だが、平は洋平の平ではない。(自分の選挙区の)平塚(神奈川県平塚市)の平だ』と言っている」という(長男一平氏は2002年生まれ。太郎氏の衆院初当選は1996年)。ただそうは言っても父洋平氏と息子太郎氏の間の情愛は健在で、かつて洋平氏が生体肝移植を受けた時に、太郎氏はドナーになったこともある。

 河野家3代目の太郎氏も自民党では有数の閣僚経験者に育っている。2度の規制改革・行政改革担当相、外相、防衛相を歴任。菅氏の後継首相になってもおかしくない経歴だ。日本経済新聞社の1月29〜31日の世論調査では、「次の首相にふさわしい人は」という問いに、太郎氏が1位の25%、2位が石破茂元幹事長の16%、3位が小泉進次郎環境相の13%、4位が安倍前首相の7%、5位が菅首相の6%との結果が出ている。

 しかし、太郎氏は祖父の一郎同様、ハレーションを起こしやすい体質を持っている。ワクチン担当相になってまもなく、ワクチン接種の時期を巡り、首相側近の坂井学官房副長官と認識が食い違い、物議をかもした。

 ワクチン接種は「日本医療史上、最大のプロジェクト」(鴨下一郎・自民党ワクチンプロジェクトチーム座長)となるのは間違いない。厚生労働省、総務省、経済産業省、国土交通省の4省にまたがる事業だ。田村憲久厚生労働相、武田良太総務相、梶山弘志経済産業相、赤羽一嘉国土交通相ら一家言を持つ関係閣僚と調整を行うのは容易ではない。

 また、コロナ対策の司令塔とも言うべき、西村康稔経済再生担当相もいる。西村氏は最大派閥・細田派のプリンス的存在で安倍前首相にも近く、ポスト菅を虎視眈々(たんたん)と狙っている。太郎氏をライバルとみなし、強い警戒感を持っている。菅首相のワクチン担当相人事は「船頭多くして」の典型になりかねない危険性を秘めている。突破力はあっても、太郎氏のアキレスけんは、切れやすく強情だという点だ。

 所属する麻生派も太郎氏を総力挙げて支えようという空気ではない。同派会長の麻生太郎副総理兼財務相は太郎氏を高く評価し、将来への期待感を隠さないが、一匹狼的な太郎氏が政治家として練れることを願っているようだ。

 練れるとはどういうことか。吉田茂元首相の孫だった麻生太郎氏は祖父が嫌った一郎の息子の洋平氏とタグを組み、ハト派の洋平氏とは全くそりの合わない安倍晋三氏の政権下では、安倍氏の盟友として副総理兼財務相を全期間務めた(第1次安倍内閣では外相、自民党幹事長)。また保守本流の吉田とは全く違う保守傍流の三木武夫元首相の流れをくむ番町政策研究所を自派に引き入れた。

 自民党派閥の系譜を乗り越えて、10人程度の河野グループから党内第2派閥に成長させ、1度は首相の座に上り詰めた麻生氏からすれば、太郎氏の行状は見ていて、まだまだ危なかしさを感じるのであろう。太郎氏の祖父一郎への憧憬(しょうけい)はもろ刃の剣になりかねない。【中川佳昭】

6444名無しさん:2021/02/15(月) 13:42:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/b827172ecff8b0cec6612c7c1ebc02a36e47b6f7
失言・森喜朗政権と同じ…“支持率暴落”の菅政権を待ち受ける「崩壊シナリオ」
2/15(月) 8:01配信
現代ビジネス
政権の支持率が急落している
 2020年の年末から、菅政権の支持率が残念ながら低下を続けていて、新聞各紙の世論調査で30%代と報じられている。最初の3か月だけご祝儀的に政権支持率が高い「ハネムーン」期間を過ぎ、2021年に入ってからは、多くのメディアで支持と不支持が逆転することが常態化するようになった。

 1月31日に、緊急事態宣言の中で行われた東京都の千代田区長選や北九州市議選でも、自民党は手痛い敗北を喫した。このままでは、7月4日投開票の東京都議選、そして今年の10月21日の任期満了までには必ず行われる衆院選にも、悪影響をおよぼす可能性がある。

 自民党内では、「菅は9月の総裁選に勝てないかもしれない」と、ささやかれ始めている。菅氏が続投出来ないとすると、辞任のタイミングは4月か9月が有力ではないだろうか。21世紀になって、似たような結末を迎えたのが、それぞれ2001年、2009年に辞職した森喜朗内閣と麻生太郎内閣である。

 仮にコロナが沈静化し、東京オリンピック・パラリンピックが開催できたとして、どういった「菅政権の終幕シナリオ」が予想されるのか、過去の事例から考察する。

菅首相、コロナ対応の大誤算
 「サルは木から落ちてもサルだが、政治家は選挙に落ちればただの人」

 とよくいわれる。そこで一般に、政党のリーダーに要求されている資質は「選挙に勝てるカオ」ということになる。安倍晋三前首相が憲政史上最長の連続政権を維持できたのは、彼が自民党にとって「選挙に勝てるカオ」だったからである。

 そこで、後継の菅氏はまず、政策面で結果を出すことで国民の支持を取り付け、「選挙に勝てるカオ」として解散総選挙に勝利し、その勢いで政権を継続することを企図したのであった。

 しかしそもそも菅政権は、二階俊博幹事長を領袖とする二階派に先導され、「派閥の力学」によって誕生したという経緯があった。また首相として異例の「無派閥」であることは、自身を支持する強力な集団がなく、二階派を中心に、自分を支持してくれた各派閥に配慮しなければならないという弱点を抱えていた。

 そのため菅氏が政権を維持するためには、何よりも国民からの支持を維持して、党内が納得する「選挙に勝てるカオ」になるしかなかった。つまり党内基盤が弱いため、これまでの総理総裁以上に国民からの支持を必要としているのだ。しかし最近の支持率低下によって、菅氏の「長期政権計画」は根本から崩壊しかけている。

 経済再生を優先させコロナ対策が後手に回ってしまったことにより、支持を失ってきた菅政権。そして重要な地方選での敗北は、東京都議選の帰趨にも不安を与える結果となった。連立のパートナーである公明党が、歴史的に「政界進出の原点」と重視する東京都議選への影響は、菅内閣の命運を握るといってもいい。

 1993年以降の日本政治は「93年体制」と呼ばれる「連立内閣の時代」であり、自民党は公明党と協力することで政権を維持してきた。そこで、単に党内だけではなく、連立のパートナーの意向にも配慮しながら、政権運営を行う必要がある。

 支持率が低迷する中で、選挙のために総辞職せざるを得なかった内閣は、93年体制下で2つ存在する。その2つである森内閣と麻生内閣がそれぞれ、菅政権が4月と9月に辞職した場合のモデルケースとなるのだ。


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