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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

5587チバQ:2020/10/29(木) 18:51:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/007ce71b723e797e1b9c9c12f729cb9c81b3eed3
自見氏が二階派入り 自民
10/29(木) 15:41配信
18



 自民党二階派は29日の会合で、自見英子参院議員の入会を決めた。

 同派所属議員は48人となり、これまで議員数で並んでいた岸田派を上回る単独の第4派閥となった。 

最終更新:10/29(木) 15:41
時事通信

5588チバQ:2020/10/29(木) 18:54:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb27563726bf4f6cc8fa1fb30d36bc7e1e11d493
岸田文雄氏、相次ぎ議連発足 次期総裁選へ始動
10/29(木) 18:50配信
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自民党の岸田文雄前政調会長=5日、東京都港区(飯田英男撮影)
 自民党の岸田文雄前政調会長は29日、出産時に支給される出産育児一時金の増額を目指す超党派の議員連盟を発足させた。岸田氏は9月の総裁選に出馬した際、出産費用に関し「負担をゼロにすべく支援する」と意欲を示していた。

 議連には野田聖子幹事長代行や小渕優子元経済産業相、森雅子前法相らも参加した。次期総裁選に向け、会長を務める岸田派(宏池会)以外の議員との連携強化を目指す。

 初会合後、岸田氏は「どこまで一時金を引き上げられるか、負担をゼロに近づけられるかを議論していきたい」と記者団に強調した。岸田氏とともに共同代表に就いた野田氏も「男女共同で具体的に実現可能な政策を出したい。マイナスをプラスに変えるぐらいの勢いで頑張りたい」と訴えた。

 議連は出産費用や負担額の現状を分析し、年内にも政府への提言をまとめる方針だ。年末に編成される令和3年度予算案への反映を目指す。

 岸田氏はこれに先立ち、諸外国の新型コロナウイルス対策から学ぶ議連も立ち上げた。

 初会合にはシンガポールのピーター・タン駐日大使が出席。感染者と濃厚接触した人を特定し、追跡できる小型の携帯用機器の配布など同国の取り組みを説明した。岸田氏は会合後、日本のスマートフォン向け接触確認アプリ「COCOA(ココア)」の普及が停滞している現状を踏まえ「いろいろ考えさせられる貴重な機会だった」と語った。

 岸田氏は近く再生可能エネルギーをテーマにした議連も立ち上げる。議連の活動を活発化させていることについて「(それぞれの)テーマを通じてより多くの議員と意思疎通を図り、具体的な政策で協力できないか考えていくことが大事だ」と語った。

5589名無しさん:2020/10/29(木) 20:29:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/3321de6df90f1479931ce60799c59ab0faded656
石破派、竹下派との合流構想が浮上
10/29(木) 19:22配信

 自民党の石破茂元幹事長が会長辞任を表明した石破派(水月会、19人)で、竹下派(平成研究会、54人)との合流構想が浮上していることが29日、分かった。党関係者によると、石破氏の信頼が厚い石破派重鎮の鴨下一郎元環境相が竹下派幹部との交渉に着手した。ただ、石破派には二階派(志帥会、48人)から勧誘されているメンバーもおり、丸ごとの合流は難しいとの見方がある。

 鴨下氏は竹下派幹部に、石破派の今後を「相談したい」と持ち掛けたという。

 石破派は石破氏を含め、鴨下氏や伊藤達也元金融担当相、田村憲久厚生労働相ら複数の幹部らが過去に竹下派に在籍した。石破氏が出馬した平成30年の党総裁選では、竹下派の参院メンバーから支援を受けるなど両派の親和性は高い。鴨下氏は期限を区切らず、所属議員の意向をもとに慎重に交渉を進める構えだ。

 一方で、石破氏の竹下派加入は認められない公算が大きい。過去4回、党総裁選に挑んだ石破氏が加われば、茂木敏充外相や加藤勝信官房長官ら総裁候補を抱える竹下派内に軋轢(あつれき)を生みかねないからだ。

 竹下派幹部は「石破派は良い粒がそろっている。うちは来るもの拒まずだ。あの人(石破氏)以外はね」と周囲に語る。

https://news.yahoo.co.jp/articles/007ce71b723e797e1b9c9c12f729cb9c81b3eed3
自見氏が二階派入り 自民
10/29(木) 15:41配信

 自民党二階派は29日の会合で、自見英子参院議員の入会を決めた。

 同派所属議員は48人となり、これまで議員数で並んでいた岸田派を上回る単独の第4派閥となった。 

最終更新:10/29(木) 15:41
時事通信

5590名無しさん:2020/10/29(木) 20:30:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a0204b6b817270aec173debc59dd5def8089eb6
「分散型休暇」に二階幹事長が不快感を示した本当の理由
10/29(木) 17:40配信

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(10月29日放送)にジャーナリストの鈴木哲夫が出演。自民党の下村政調会長が年末年始の分散型休暇に対して苦言を呈したというニュースについて解説した。

自民党の下村政調会長〜政府の年末年始の分散型休暇について「連続休暇のよう」と苦言
自民党の下村政務調査会長は、年末年始の休暇のとり方について、西村経済再生担当大臣が1月11日まで分散型ではなく、連続休暇の取得となるような発言をしたとして、西村大臣に対し、事前に党側と調整した上で、正しい発信をするよう苦言を呈した。

飯田)10月23日にアドバイザリーボードで、新型コロナ対策の専門家の方たちが「こういう案もあるよ」ということを示して、週明けの26日に西村さんがそれに沿って話をしたのだけれども、1月11日まで全部休みにするような発言でした。私もそう思いました。

鈴木)ニュアンスはそうでしたよね。「休みを長く取って、そのなかで、帰省や正月の行事を分散してやりましょう」というように聞こえましたよね。

飯田)「カレンダーが1月の頭は真っ赤になります」という話をしてしまいました。

自民党や官邸とすり合わせができていなかった
鈴木)西村さんが発言をして、ニュースになったのが25日の日曜くらいでした。

飯田)テレビ番組などでね。

鈴木)23日の金曜日にそういう提案があって、土日にやっていますから、自民党や官邸のなかですり合わせをしていません。そういう意味では、西村さんのフライングだったのではないでしょうか。自分の感覚で言ったのではないかという気がします。西村さんは、「新型コロナは自分が」という思いで引っ張って来たということもあります。

飯田)安倍政権のときからやっていますよね。

鈴木)そういう意味でも、「言葉足らずでどうなのか」という話です。しかも、党の方とはすり合わせもできていないということだと思います。

任期満了ギリギリまで解散はないか〜一方で「野党が緩んでいる時期がチャンス」
飯田)また、「11日まで休みということはそのあと、仕事始めがあって、1月に始まるという通常国会はどうなるのか。さらに連想すれば、解散は?」などと、いろいろな連想もしてしまいます。二階幹事長が怒っていましたね。

鈴木)いきなり解散の話になるのもなんですが、「解散がいつだろうか」というのが永田町の空気です。昨日(28日)も夜、大臣経験者の方から電話がかかって来て、「何か解散の情報は入っていますか」と聞かれました。「いや、私が取材している感じではありません」と答えましたが、空気としては、早期解散というのもどこかに行ってしまって、来年(2021年)、年明け、下手したら任期満了ギリギリまでないのではないかという感じです。

飯田)年明けを逃したら、任期満了までできないのではないかという話もあります。

鈴木)「先だろう」というのが、永田町の空気としてはあります。菅さんはやるからには勝たなければいけないので、内閣の支持率なども含めて、勝つタイミングはいつかということになります。そういうものを全部推し量って、残り1年を切っている。このなかでタイミングを計るということになれば、「任期満了ギリギリまでないのではないか」と周辺の方たちは言っていました。12月に臨時国会が終わるでしょう。

飯田)いまのところ、4日までということになっています。

鈴木)ここからは、「Xデー」というくらいに構えておかなければいけないと思います。何かが起きて、支持率が下がるような流れになれば、その前にやった方がいい。某幹部が言っていたのは、野党も「しばらくないだろう」という空気になっているみたいです。せっかく1つの党になって、「選挙が近いぞ」という空気になっていたのが、少し緩んで来ているので、「これはチャンスだ」と。

飯田)仕掛ける側からすると。

5591名無しさん:2020/10/29(木) 20:32:38
>>5590

12月以降、1月冒頭の可能性も〜二階幹事長が怒った理由
鈴木)それから、来年は何と言っても、連立パートナーの公明党がすべてをかけて戦うような都議選があります。これは夏にあるのですが。

飯田)7月。

鈴木)7月だけではなく、選挙に向かって走って行くわけだから、その前の3〜4ヵ月、できれば半年。これくらいは都議選に集中したいわけです。「そこは勘弁してくれ」ということを考えると、いつあってもおかしくないと思います。12月以降、1月の冒頭は政治日程としては、それなりの意思疎通を図りながら空けておかなければいけません。

飯田)フリーハンドで。

鈴木)休みを増やすというのは、その社会の流れを変えてしまうわけだから。

飯田)予断を与えることになると。

鈴木)それで、「11日まで休んで、臨時国会だけ始めるのか」という話になるわけです。だから、「そういうことは政局を考えればわかるだろう」というのが二階さんの本音だと思います。

選挙に勝てば、総裁は確実〜先に延ばせばリスクが高まる
飯田)選挙を打つ、打たないがどうなって行くのかということは、次の総裁選が来年9月に重なって来ているということで、総裁選で菅さんが通るかどうかというのは、まさにこの選挙にかかると。

鈴木)そうなのです。だから、総裁選を先にやる。

飯田)本当の任期満了ギリギリ。来年10月。

鈴木)というのもあるし、直前で選挙をやって勝って。

飯田)オリンピックのムードとともに。

鈴木)選挙に勝てば、総裁を変えるということはあり得ませんから。しかし、それを先に延ばせば延ばすほど、リスクは高いです。オリンピックだってどうなっているかわからないでしょう。リスクということを考えると、前の方にやっておいた方がいい。できれば、支持率が高いうちにやっておいた方がいい。いろいろなことを考えると、いつやってもおかしくない状況をつくっておきたいわけです。

石破氏の気になる動き〜来年の総裁選も狙っている
飯田)1つお伺いしたいのが、石破さんについてです。自分のところの会長を辞めました。メディアは「もう総裁選もない」と言っていましたが、私はそんな気がしないのです。ここから一念発起するのではないかと思うのです。

鈴木)石破さんはネガティブではありません。「少し離れて体勢を立て直す」ということでしょう。今度の総裁選に負けたことは、相当ショックを受けています。それは間違いありません。だけど、「立て直すのだ」という作戦です。離れることによって、いろいろな人に会えます。それは、もう1回石破支持の集団を再構築することにつながって行くという可能性があります。そのなかには、野党連携なんていう可能性も、もしかしたらゼロではないかも知れない。ネガティブに報じられていますが、立て直すと見ておいた方がいいと思います。来年の総裁選も狙っていると、私は思います。

飯田)あそこの集団は、政策に明るい人がものすごくたくさんいますよね。

鈴木)外にもいますから。石破派には入っていないという人たちとの連携。会長でなければ、いろいろな人と会えます。会長なら立場もあるし、会えない人もいます。

飯田)メディアに注目されたりしますからね。

鈴木)いまの石破さんはフリーですから。一議員ですから。この辺りがポイントです。

5592名無しさん:2020/10/29(木) 20:37:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/6748d4f0c4c1f577d5f2013c6821c27be1fe53b9
自民・岸田氏と野田氏、少子化対策の勉強会立ち上げ
10/29(木) 17:22配信

自民党の岸田文雄前政調会長(63)が29日、国会内で、野田聖子幹事長代行と共同代表を務める「出産育児費用等の負担軽減を進める議員連盟」の設立総会を開催した。

岸田氏と野田氏は当選同期。岸田氏は設立理由について「少子化対策の中で(9月の)総裁選でも出産費用の負担を何とかしなくてはならないと訴えた。野田さんと相談して財源、予算の議論と並行して具体的な結果が出せないか」と語った。野田氏は「少子化対策はライフワークのようなもの。使命を持ってスタートさせていただいた」と意欲をみせた。

岸田氏は来年9月の次期総裁選へ出馬の意欲を表明しており、自身の派閥である宏池会(47人)の勢力拡大が急務となっている。無派閥の野田氏とは当選同期で議連副代表に小渕優子(竹下派)、顧問には森雅子(細田派)ら麻生派、谷垣グループなど派閥を横断した連携強化へ動きを活発化させている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1b62298a04e0edb4531e9e38f5742803d7b7e2dc
出産育児一時金引き上げ求め提言へ 共同代表に岸田、野田氏 自民議連が初会合
10/29(木) 19:48配信

 自民党の岸田文雄前政調会長や野田聖子幹事長代行らは29日、「出産費用等の負担軽減を進める議員連盟」の初会合を国会内で開催した。共同代表に岸田、野田両氏が就任。現在原則42万円の出産育児一時金引き上げを求める提言を年内にもまとめる方針。

 初会合では地方自治体などから出産費用の実態についてヒアリングを実施。野田氏は会合で「(菅義偉首相が目指す)不妊治療への保険適用と相まって、不妊治療が進めば出産の数も増える。そこ(出産費用)でスタック(立ち往生)してしまってはどうしようもない」と一時金引き上げの必要性を強調した。岸田氏は会合後、「予算が伴う問題。現実の中でどこまで一時金を引き上げられるかだ」と述べた。

 一時金は出産時に健康保険から支給されるが、出産費用は地域によってばらつきが大きく、特に都市部では一時金で賄いきれない例が多いとされる。【野間口陽】

https://news.yahoo.co.jp/articles/66adfea39761ecdcedf4a6d4dc7e65173542c11e
案里被告、保釈後初の参院本会議欠席 事務所「所用のため」
10/29(木) 15:29配信

 昨年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で公選法違反罪で公判中の河井案里被告(47)=参院広島=は29日、参院本会議を欠席した。27日夜に保釈されて初めて迎えた本会議。案里被告の事務所は「所用のため」としている。30日の本会議も出席するかどうか分からないという。

 案里被告について東京地裁は27日、保釈を認める決定をした。案里被告は1200万円の保証金を納付し同日夜、東京拘置所(東京都葛飾区)から保釈された。身柄の拘束が解かれたのは、夫で元法相の克行被告(57)=衆院広島3区、同法違反罪で公判中=と共に逮捕された6月18日以来、約4カ月ぶりだった。

 案里被告が委員を務める参院財政金融委員会は開催日程が決まっていない。

中国新聞社

5593名無しさん:2020/10/29(木) 21:39:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf5ea4bfe5a59cc059ed76f5f34513c936b146cc
自民・伊吹氏、自助できるのに「自称弱者」次々出ると…
10/29(木) 21:11配信

■伊吹文明・元衆院議長(発言録)

 (菅義偉首相が掲げる「自助・共助・公助」に関し)うまくいかなかったやつは、みんな自己責任じゃないかという論調は全く違う。自助は、できる限りのことを自分でやる。政治はその意思を持っている人たちができる限りやれるような平等な条件をつくる。これが本来の保守主義、自由主義政党の理念。そこで、うまくいかない人についてはみんなで助け合っていこうというのが共助だ。

 憲法12条には「憲法が国民に保障する自由および権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」とある。憲法が国民に自助努力を課している。

 自助ができるのに私は自助が出来ませんという「自称弱者」が次々出てきて、自助をしている人の果実をかすめとっていくと社会は成り立たなくなる。(29日、二階派の総会で)

朝日新聞社

5594名無しさん:2020/10/29(木) 22:29:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a59820fdf8b0c348f6dd07f72ba75824eb7cf08
「岸田氏を板挟みに」 古賀氏が語った総裁選への心境
10/29(木) 20:51配信

 来年9月に予定される自民党総裁選に向け、岸田派(宏池会)の名誉会長を辞任する意向の古賀誠・元幹事長は、菅義偉首相や岸田文雄前政調会長とどう距離を取っていくのか。古賀氏は28日、東京都内で開かれた講演会で心境を語った。

 古賀氏がまず期待を寄せたのは、菅氏だった。

 コロナ禍や米中対立などを挙げ、「何かあればしぼんでしまうような総理だったら絶対に乗り越えられない。(菅氏は)いろいろな苦労を乗り越えてきた」と評価した。来秋の総裁選で菅氏が再選し、安定政権を築くことへの期待も示した。

 古賀氏は「土のにおいがする総理が誕生したというのは本当に久しぶり。非常にうれしい」と強調。「しっかりとした安定政権を作りあげて頂く。それには宏池会も全面的に応援するということだろう」と述べた。

 一方、関係悪化も指摘されていた岸田氏について、古賀氏は「宏池会のエース。岸田政権を絶対に作らなきゃいけない」と語った。ただ、古賀氏は「いまこの時代の指導者、誰かっていうことになったら僕はやっぱり、つくしの坊やで育った人より雑草の中で育った人が向いているんじゃないか」と述べ、いまの難局を乗り切ることができるのは、岸田氏ではなく、菅氏の方がふさわしいとの考えを示した。

 古賀氏は続けて、「だけど、そうかといって宏池会のこの大切なエースをこのままうずもらせていいのかって言うと、そうはいかない」とも述べた。

 古賀氏にとって悩ましいのは、岸田政権誕生に向けて、自分の存在が必ずしも「援軍」ばかりになるわけではないということだ。

 岸田氏は総裁選を見据え、派閥としては同じ源流をもつ麻生派を率いる麻生太郎副総理兼財務相からの支援も期待する。

 しかし、古賀氏と麻生氏は地元・福岡の選挙などでこれまで対立してきた経緯がある。古賀氏は、岸田氏に名誉会長を辞める意向を伝えたことを認めたうえで、「いつまでも表に出るのっていうのは良いこともあるけど、悪いことの方が多くなってきた」と説明。「どんどん岸田さんを板挟みにして苦しめる」とし、「岸田政権を実現するために(古賀氏自身の存在の)リスクは大きいなと思ったらやめるべきである」と語った。(笹井継夫)

朝日新聞社

5595チバQ:2020/10/30(金) 08:41:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/da8ebcc78f34317b6f94269fc06234143e733ed1
自民・石破派、会長選び難航 草刈り場の懸念
10/30(金) 7:12配信
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 自民党石破派(水月会)で石破茂前会長の後継選びが難航している。

 党内各派が29日、そろって久しぶりの例会を開く中、石破派は混乱の露呈を懸念し、中止せざるを得なかった。他派からは「石破派は消滅するのではないか」との声も出ている。

 例会取りやめは28日に文書で石破派所属議員に連絡があった。これを受け、山下貴司元法相ら若手8人は29日昼、独自の意見交換会を急きょ開催。出席者からは派の先行きを不安視し、「今まで一緒にやってきた仲間を守ることが大事だ」と結束を呼び掛ける声が上がった。

 石破氏が党総裁選敗北の責任を取るとして同派会長を辞任したのは22日。関係者によると、事務総長の鴨下一郎元環境相は石破氏から後継を託したいと伝えられたが、現状では受けられないと漏らしているという。派閥の今後の在り方をめぐり派内の意見が割れているためだ。

 2015年発足の石破派は「派閥というより石破政権を実現するプロジェクト」(同派中堅)。石破氏は将来の総裁選再挑戦の可能性を排除していないものの、党内には「もう総裁選に出られない」(閣僚経験者)との見方が広がっており、存在目的を見失った状態だ。

 石破派議員の間では「派閥として存続すべきだ」「より緩やかなグループにすればいい」などとさまざまな意見が飛び交っている。

 石破派の混迷を受け、早くも引き抜こうと接触を図る派閥もあり、二階派からは「うちに来てほしいメンバーがいる」(幹部)との声が漏れる。岸田派幹部は「石破派は草刈り場になる」と指摘。竹下派幹部は「このまま空中分解するのではないか」と語った。

5596チバQ:2020/10/30(金) 15:25:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcd254a2c1070bead63bc1426d0455a1b83757ee
石破派の混迷深まる 会長不在、「集団移籍」のうわさも…
10/30(金) 11:51配信




自民党の石破茂元幹事長
 石破茂元幹事長が会長を辞任した自民党の石破派(水月会、19人)が混迷を深めている。「石破氏を首相にするための派閥」には後任が見つからず、毎週木曜の例会は取りやめに。他派閥への集団移籍や、特定の総裁候補を推さない「グループ」への衣替えなどのうわさも飛び交う。来秋の次期総裁選への出馬意欲を失っていないとされる石破氏だが、果たして…。

【画像】石破茂氏の歩み

 木曜の29日正午、通常なら例会が始まる時間。石破派の当選3回を中心とした約10人が、議員会館の一室で顔を並べた。「何も情報が入らないから」と出席者。派の現状を報じた新聞のコピーが配られ、「やっと正確な状況を共有できた」のだと話す。

 担ぐべき「みこし」である石破氏は前週、領袖(りょうしゅう)の座を自ら手放した。急展開の背景を、幹部は「会長のまま離脱者が相次ぐと、総裁候補としての資質に傷が付くと考え、辞任を勧めた」と打ち明ける。石破氏は側近の鴨下一郎元環境相を後継指名したが、鴨下氏は固辞。幹部たちもわれ先にと役職を返上する意向を明らかにした。

 取り残された若手議員らは、この日の例会で派の今後を話し合うものとばかり思っていたが、前日28日に中止の通知を受けた。混乱の表面化を避けるための措置とみられるが、中止を誰が決めたのかもその理由も伝えられなかった。

 第2次安倍晋三政権に与党内から批判を続け、9月の総裁選で最下位に敗れた石破氏。多くの所属議員は「石破派にいる限り冷遇され、地元の予算獲得にも響く」と支持者に突き上げられている。大臣待機組ら複数のベテランが離脱を検討しており、他派閥からの引き抜き工作も激しさを増しつつある。あるメンバーは「移籍しようが抜けて無所属になろうが、自由にしてという雰囲気。もはや派閥の体をなしていない」。

 当の石破氏は28日、国会の代表質問を巡る記者団の取材に応じたが、石破派に関する質問は受け付けなかった。辞任後に接した複数の関係者は、次期総裁選に「出馬すると理解した」と話すが、よって立つ足場は崩壊の速度を速めている。

(湯之前八州)

5597名無しさん:2020/10/30(金) 21:48:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/b622cd643d769d1cb27ee20e8ae2a4b5f193ff0f
竹下派がパーティー 衆参の亀裂が課題…総裁選、派閥人事で溝
10/30(金) 20:03配信

 自民党竹下派(平成研究会、54人)は30日、東京都内で政治資金パーティーを開いた。同派は党内第2勢力ながら9月の総裁選で菅義偉首相の支援に回り、派内では独自候補の擁立を見送ったことに不満もくすぶる。茂木敏充外相や加藤勝信官房長官らが総裁候補として控えるが、平成30年の派閥会長交代劇で表面化した衆参の溝が埋まらず、「派の団結」が大きな課題となっている。

 「一人一人がそれぞれのふるさとのために、日本のために汗をかき続けるという決意だ」

 派の会長を務める竹下亘元総務会長はパーティーでこうあいさつし、結束を訴えた。

 先の総裁選では、派内の若手衆院議員を中心に茂木氏の出馬を求める声もあった。だが、他派が菅氏の支援に傾いたのに加え、竹下派内でも参院側から異論が巻き起こり、擁立は見送られた。

 茂木氏は若手らに「次は期待に応えられるように頑張る」と誓ったが、次期総裁選まですでに1年を切っている。首相が続投を目指した場合、派内では「次も茂木氏の出馬は難しいのではないか」(中堅)との見方が広がる。

 田中角栄元首相が率いた田中派を源流とする竹下派は、前身の「経世会」以降も竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三の3氏を首相に輩出した。ただ、この20年は首相の座から遠ざかっている。

 派の強みだった「鉄の結束」は平成30年初め、額賀福志郎会長(当時)の退任を求める参院側の「額賀降ろし」で大きく揺らぎ、同年の総裁選は衆参で対応が分かれた。参院側の動きをまとめたのは、今も影響力の強い青木幹雄元参院議員会長の意を受けた吉田博美元参院幹事長だった。派内では「参院には『鉄の結束』がある」との声も上がる。

 昨年10月に死去した吉田氏の一周忌に合わせ、同派の参院議員は29日夜、都内でしのぶ会を開いた。「参院の結束を重んじた吉田イズムを大事にしよう」。関口昌一参院議員会長が呼びかけたのは、参院の結束だった。(力武崇樹)

https://news.yahoo.co.jp/articles/6ce90bcd61259c450923a65537ba1725274af8a6
石崎徹衆院議員に罰金20万円の略式命令「納付する予定」 元秘書への暴行罪で略式起訴【新潟】
10/30(金) 15:35配信

去年、車内で元秘書の30代男性の後頭部などを殴る暴行を加えた罪で、19日に新潟区検に略式起訴されていた石崎徹衆院議員。

これを受け、新潟簡易裁判所は26日付けで石崎議員に対し、罰金20万円の略式命令を出したと発表しました。

石崎議員はNST新潟総合テレビの取材に対し「28日に納付書が届いたため、これから適切な手続きを踏み納付する予定」と話し、「事務所内のことでご迷惑をおかけしたことについて深くお詫びします」とコメント。

略式起訴を受けて22日、自民党に離党届を提出しましたが議員辞職については否定しています。

NST新潟総合テレビ

5598名無しさん:2020/10/30(金) 21:50:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcb866be7a971ac644b15fa316ff3f1724b3742e
石破茂復活のカギは安倍晋三……“政権投げ出し”が嘘だったかのように元気に
10/30(金) 6:01配信

 自民党の石破茂元幹事長(63)が10月22日、石破派(水月会)の会長を辞任した。理由は9月の総裁選での惨敗。菅義偉首相圧勝の流れができ、派内に非戦論も出る中、出馬を強行。結局、岸田文雄前政調会長にも敗れて最下位になった。石破派は「石破首相を作るためのプロジェクト」(派のベテラン)だっただけに、領袖退任は、石破氏の首相挑戦終了を意味する。

「自民党内の対立軸だった2人が一斉に表舞台から退いたことで、党内抗争は激しさを増す」(政治部記者)

 2人とは石破氏と安倍晋三前首相のこと。石破氏は、安倍政権を表立って批判してきた党内唯一の実力者。対する安倍氏は「石破だけは首相にさせない」と蛇蝎のごとく嫌ってきた。安倍氏は岸田氏を後継の本命に考えてきたが、「総裁選で岸田は石破に勝てない」と判断したからこそ菅政権誕生に加担した。「菅政権を生んだ原動力は、安倍氏や麻生太郎財務相を筆頭とした党内主流派の『石破憎し』の感情だった」(同前)。党内政局の軸だった2人が退場し、野党の支持率も上がらない停滞ムードの中、自民党の各派は「石破派へのリクルート合戦を開始した」(党関係者)。そもそも「石破派にはいい人材が揃っている」(同前)。

石破派は草刈り場に。安倍氏は?
 まず熱心なのは竹下派(平成研)だ。石破派内には、鴨下一郎元環境相や伊藤達也元金融相、田村憲久厚生労働相ら、かつて平成研に所属した議員もおり、同派幹部は「いつでも戻ってきて欲しい」。他にも、齋藤健元農水相や山下貴司元法相ら将来を嘱望される中堅・若手もおり、岸田派や二階派も触手を伸ばす。石原派の実力者で、鹿児島が地元の森山裕国対委員長は、石破氏の会長辞任直後、隣県・宮崎を地盤とする古川禎久元財務副大臣と「環境問題」という名目で早速接触し、記者団をざわつかせた。石破氏は「政策に強い議員が多い水月会は自民党に必要。なくさないし、なくならない。なくなってほしくない」と語るが、会長辞任で蟄居している内に、石破派が草刈り場となるのは確実だ。

 政治部デスクは「石破氏が存在感を取り戻すカギはやっぱり安倍氏」と指摘する。安倍氏は体調が戻ったのか、保守系議員が集まる会合に出席したり、週末にゴルフを楽しんだり、独占インタビューを受けてアーチェリーのポーズで日刊スポーツの一面を飾ったり。政権投げ出しが嘘だったかのように動き回っている。「菅内閣の支持率が低迷すれば、来秋、安倍氏の再々出馬論が浮上する可能性がある。そうなれば、石破氏も蟄居などしていられない」(同前)。安倍氏という太陽があってこそ、石破氏という月は光るのか。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年11月5日号

5599名無しさん:2020/10/30(金) 23:53:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/1182f806e0dee279b4d878f386518146561df1cd
森山裕「菅首相の特長は辛抱強く進めることだ」
10/30(金) 6:11配信

 自民党国会対策委員長として歴代最長の連続在職日数となった森山裕氏。野党と信頼関係を築き、安定した国会運営に定評があり、菅義偉首相を誕生させたキーマンの1人と目されている。その森山氏に菅政権誕生の舞台裏や評価、今後の展望などについて聞いた。

■一度は自民党を離れた身だったが

 塩田潮(以下、塩田):安倍晋三前首相が突然、辞意を表明したのは8月28日でした。

 森山裕・自民党国会対策委員長(以下、森山):夢にも思っていませんでした。あのころ、体調は回復されているように思いました。28日の閣議で「引き続き頑張る」と言っていただけると思っていました。前日の27日の夜中に、「そうでもないのでは」という話も入ってきましたが、まさかそんなことないだろうと思っていたんです。

 28日、閣議の後、安倍総理は菅義偉官房長官を呼んで辞意を表明され(肩書はいずれも当時)、大騒ぎになった。昼の12時すぎ、党本部に入り、二階俊博幹事長とお会いになられ、私も党本部におりましたので、その後、お目にかかってお話をお伺いしました。本当に総理として苦渋の選択をされ、責任の重さをしっかり受け止めて決断されたんだなと思いました。

 塩田:もともと安倍前首相とは、何がきっかけで、どんな交流を。

 森山:私は2005年の小泉純一郎内閣時代の郵政民営化問題で一度、自民党を離れましたが、次の第1次安倍内閣のとき、安倍総理の英断で党に戻していただいた。あのとき、離党組の復党で、内閣支持率が7ポイントくらい落ち、大変、迷惑をかけた。ですが、復党してみんなで党本部でお目にかかったとき、安倍総理からのお言葉は「お帰りなさい」でした。本当にお世話になった。政治家としての懐の深さを学んだ。

 塩田:今年の8月28日の辞意表明の後、9月14日の自民党総裁選で、菅・現首相が岸田文雄前政調会長と石破茂元幹事長を破り、菅内閣が誕生しました。森山さんは辞意表明の翌日に二階俊博幹事長、林幹雄幹事長代理とともに菅さんと会談し、そこで総裁選への菅擁立が決まったと報じられました。

 森山:私は国対委員長ですから、いつ臨時国会を開くか、その課題に取り組まなければなりませんが、自民党で総裁決定の手続きがいつ終わるかが決まらないと、次の国会の日程は定まらない。それで8月29日の土曜日、赤坂1丁目のANAインターコンチネンタルホテル東京の中の寿司屋で、私と二階幹事長と林幹事長代理と3人で話をしました。そこに菅官房長官もいたという報道もありましたが、それは間違いです。

5600名無しさん:2020/10/30(金) 23:55:07
>>5599

 国会日程のこともあるので、3人で話し合う前に、私は菅さんに一言、「今日、6時から二階さん、林さんと3人で日程などについて協議します」と申し上げた。そのとき、菅さんから「8時ころには議員宿舎に帰るので、お会いできませんか」という話があった。菅さんの政治姿勢から見て、安倍総理が辞任の話をする前には、そんなことは絶対に言わない方だと私はわかっていましたので、これは大事なお話があるかもしれないと思いました。

 私は「二階幹事長も一緒ですが、どうしましょうか」と申し上げたら、菅さんは「できたら幹事長も一緒に4人で」ということでした。人目につかないところでということで、「衆議院赤坂議員宿舎内の応接室で8時から」という話になりました。

 4人の話で、菅さんが「安倍政治を継承していくという意味から、総裁選に頑張ってみたいと思う」という話をされた。二階さんが「それはいちばんよいことだな」と言われた。私も「安倍政治の継承を考えても、あなたが頑張ってくださるのがいちばん」と述べました。

 二階さんは「自分のムラは、しっかりまとめていかなければ」という話を、同じ派の林さんにされていました。私は石原派です。数は少ないんですが、「石原伸晃会長とよく話をして、石原派をまとめなければいけませんね」と申しました。

■二階幹事長が察した菅氏の真意

 塩田:この場面での話し合いは、なぜこの4人の顔ぶれに。

 森山:実は前哨戦があり、通常国会閉会の翌日の6月18日に、同じ4人で、東麻布の高級中華料理店に集まって話をしました。林さんが電話か何かで部屋を外していたとき、二階さんが菅さんと私の前で「ポスト安倍は安倍だと私は思っている」と口にされ、菅さんに「あなたもそう思っているだろう」と言われた。菅さんの答えは「そうです」という話でした。

 二階さんは「しかし、安倍さんが来年9月にもし総裁選に出ないと言ったときは、あなたも少し考えておかなきゃいかんよ」という意味の話を菅さんにされた。菅さんは、にこっと笑われただけで、直接のコメントはありませんでしたが、否定はされなかった。

 菅さんが先に席を立った後、二階さんが私に「あれ、大丈夫だな」「まんざらでもないような感じだったな」と言われた。そのときが来たら、決意してくれるかもしれないな、と二階さんは直感されたと思います。でも、それは来年9月の話で、そのときには菅さんは総裁選に出ると二階さんは思われたのでしょう。

5601名無しさん:2020/10/30(金) 23:57:16
>>5600

 塩田:森山さんは、安倍前首相の健康状態の異変に気づいたのは、どのへんからですか。

 森山:つらそうだなと思ったのは、お盆の前後からですね。少しおやせになられたなと。

 塩田:菅さんは安倍さんの異変に気づいていたのでしょうか。

 森山:辞任は予想されていなかったみたいです。8月28日、閣議が終わって、党本部で、初めてお聞きになったのではないでしょうか。

 塩田:総裁選では、党内の多数が菅支持に回りました。なぜこういう流れに。

 森山:菅総理の同期生の議員の人たちは本当に仲がいいですね。

 塩田:菅首相は現在の小選挙区・比例代表並立制が初めて実施された1996年の衆院選が初当選です。この1996年総選挙で一緒に初当選した同期組ですね。

 森山:そうです。お互いに助け合ってやっている。ほかの同期生にはあまりない文化ではないかと思います。各派閥にいる菅さんの同期生の人たちの思いが1つになり、各派の会長に影響を与えたのが大きかったと思いますね。菅さんは自民党で無所属・無派閥ですが、同じ無派閥で菅さんを慕っている人たちもかなりの数、おられます。それが短い時間でまとまった。

 塩田:「菅擁立の仕掛人は森山国対委員長」という見方もあります。自民党の中で、森山さんが菅擁立で動き、流れを作ったのでは。

 森山:いえいえ、それはまったくないです。国対委員長としていろいろな会議に陪席したのは事実ですが、私にはそんな力はありません。

■菅首相は「日本の地方をよく理解している」

 塩田:森山さんは鹿児島県生まれで、地元の夜間高校を卒業し、鹿児島でビジネスに成功して、鹿児島市議7期(議長を5期)、参議院議員を経て衆議院議員となりました。一方、菅首相は秋田県で生まれ、高校卒業後に単身で上京し、働きながら大学を出た後、衆議院議員秘書、横浜市議、衆議院議員という歩みです。地方出身で、たたき上げ人生を歩んだ非世襲政治家という点が共通していますが、菅首相を政治家としてどう評価していますか。

5602名無しさん:2020/10/30(金) 23:58:34
>>5601

 森山:私は国対委員長4年目ですが、官房長官として、すべてのことで安倍総理に忠誠を誓っておられる姿をずっと見てきて、政治家として大成される方だなと思っていました。

 塩田:菅さんと何かの場面で一緒に仕事をした経験は。

 森山:それは特別ありませんでした。ただ、同じ地方議会の出身です。そういう意味で、総務大臣としてふるさと納税制度などで頑張っていただいた。本当に日本の地方をよく理解しておられます。高校まで秋田の田舎で過ごしたことが今の菅総理の人間形成に非常にプラスになっていると思います。生きてきた地域、そこで吸った空気が人間を形成していく。同じく地方で生まれ、育ちましたから、よくわかるような気がします。私もそれぞれの地方の発展は非常に大事だと思っています。

 塩田:これから菅内閣にどんな点を期待していますか。

 森山:当たり前のことですが、国民のためになる政治をしていく。この当たり前のことをしっかりやっていくことだと思います。世論に左右されることなく、やるべきことをやって積み上げていく。そのときに反対した人がいても、結果的に正しい政策だったと国民の皆さんにわかっていただけるような政治が大事です。

 塩田:菅首相は「安倍路線継承」と唱える一方、菅流と言ってもいい独自路線を明確に打ち出しています。経済政策では、安倍政権はアベノミクスを掲げてきましたが、「3本の矢」の「第3の矢」の成長路線は半ば看板倒れの感がします。

■菅首相は「本当にこつこつ確実にやってきた」

 森山:成長戦略については、菅さんはきちっとわかっています。規制改革を含めて、どう成長戦略を推し進めるか、考えておられるだろうと思います。

 例えば牛肉の輸出。これを伸ばそうということになっていますが、屠畜場の問題があった。これは国際的なルールがあり、農林水産省の予算で作るのですが、検査の権限は厚生労働省が持っている。省が違うと、国が違うぐらいややこしい。それで菅さんが官房長官のとき、厚労省が持っていた権限を農水省に移して農水省で一括してできるようにされた。

5603名無しさん:2020/10/31(土) 00:00:01
>>5602

 もう1つ、水害のときのダム管理。全国のダムには、経済産業省が管理する発電用のダム、農水省は利水ダム、それと国土交通省の治水ダムがあり、それぞれ方向が違うから、水をどう放流させるか、非常に難しいんです。それを官房長官のときにちゃんとまとめてそれぞれの省庁と協議をしながら、国交省がやっていくことにされた。

 そういうことを1つひとつ積み上げていく。重要なことは、目線がどこにあるかです。国民のためにどういう選択をすべきか、そこに尽きると思うんです。菅さんの特長は辛抱強く進めていくところでしょう。本当にこつこつ確実にやってこられました。政治の場合、こつこつと進めていくのが到達は早いと菅さんはみておられると思います。

 塩田:森山さんから見て、菅さんと二階さんのコンビはどういうふうに見えますか。

 森山:「ポスト安倍を考えなさい」と言われたくらいですから、二階さんは菅さんを評価しておられると思いますよ。2人はあうんの呼吸で通じ合っておられるのではないでしょうか。

 塩田:幹事長・国対委員長という関係でお付き合いして、二階幹事長はどう映りますか。

 森山:私は幹事長の指揮下にありますが、とてつもなく大きな政治家ですね。国会対策や国会運営について何もおっしゃらない。じっと見ていて、任せていただいている。任せてもらったほうからすると、これは必死に応えなければいけないと思う。注文や指図はほとんどない。「それは委員長の考えでいい」とおっしゃる。

 塩田:安倍内閣時代、政府と自民党の関係は「首相官邸主導」「政高党低」と、よく言われました。実態もそのとおりでしたか。

 森山:決してそうではないと思います。よく連携していた。官邸主導と見えたかもしれませんが、菅さんと二階さんは、相互扶助の関係であられた。

 塩田:昨年から今年前半にかけて、安倍さんが岸田さんを後継者と見立てて、昨年9月の党役員人事では「岸田幹事長説」に傾き、そのときに菅さんが「二階幹事長留任」を強く主張して「岸田幹事長起用」に難色を示した、という解説が流れました。

5604名無しさん:2020/10/31(土) 00:01:18
>>5603

 森山:それもいくらか人為的な話のような気もしますが。安倍総理は当時、党運営について二階幹事長に全幅の信頼を置いておられたと思う。そうでないと、上手に回らない。われわれは連立を組んでいますから、公明党ともしっかり連携をしていくことが大事です。

 塩田:菅内閣となって、自公関係に変化が生じる可能性は。

 森山:変わることはないでしょう。同じくしっかり自公連携でということだと思います。

■「派閥の関係にも気を配ることが大事」

 塩田:この先、菅内閣が気をつけるべき点は。

 森山:菅総理は非常に新しい形の総理です。第1に派閥に属していない。現実には派閥は自民党政治の中で一定の役割を果たしているのは間違いありません。各派に総理と個人的に非常に親しい方々や、先ほど申し上げた同期の方がいます。いろいろなつながりのある人たちが総理と派閥の関係にも気を配っていくことが大事ではないかと思います。

 塩田:菅首相は長期に官房長官を務め、内政面では実績が見えますが、外交・安全保障の面で少し不安があるのでは、という見方もあります。

 森山:それは違うと私は思います。官房長官のとき、政策決定には全部、携わってきています。外交は二元外交になるといけないので、総理中心という形が正しい方向だと思います。そこを外務省がどう支えていくか。ですが、私は心配ないと思っています。

 塩田:菅首相の自民党総裁任期は来年9月まで、衆議院議員の任期満了も来年10月です。向こう1年間に自民党総裁選、次期衆院選、1年延期となった夏季東京五輪があり、そのうえ、コロナは未終息です。4つの大きな壁を背負い、困難な政権運営が予想されます。

 森山:まず新型コロナウイルス感染症にしっかり対応することです。これはいい方向に進みつつあると思っています。ただ、経済がそうとう痛んでいるので、議論を重ね、来年度予算をしっかり作っておかないと大変なことになる。内閣支持率が高いから解散・総選挙をという話もないわけではありませんでしたが、菅総理はその選択はされませんでした。

 この先も、コロナ対策と経済対策をどうするか、真剣に取り組んでいくと思います。そうすることによって、次の道が開けてくる。まず臨時国会での所信表明演説と各会派からの質問への答弁で、菅政治とは何か、国民の皆さんにわかるようになると思います。

5605名無しさん:2020/10/31(土) 00:01:54
>>5604

 臨時国会でいちばんの問題はコロナのワクチン対応の2つの法案です。これがないと、ワクチンを打つことも始めることもできないので、急いで成立させなければなりません。日英通商交渉が妥結したので、条約を成立させなければ来年1月からの関税に影響してくる。何としてもやらなければいけない。ほかに、公務員のボーナス給与の問題もあります。

 コロナ対策を含む本年度の第3次補正予算は、臨時国会は無理だと思います。毎年、次の通常国会が始まってからです。今度も1〜2月の話だと思っています。

 塩田:次期衆院選について、解散権を握る菅首相の姿勢と方針をどうみていますか。

 森山:理論上、解散・総選挙は、議論して、野党の皆さんから解散の要求があり、そのことで信を問う必要があると総理が判断をされれば、いつ行われてもおかしくないということです。基本的には、菅総理には、いつ解散するとか、目標を定めて政権運営をしていくという気持ちはないと思います。政権を運営していて、信を問わなければいけないことが出たときは躊躇なくやるという政治スタイルだと思っています。

 塩田:コロナの感染状況が全国的に現在のようなレベルの状態で、全国を対象とした衆院選をやることができるかどうか。コロナと総選挙の関係をどうみていますか。

 森山:大丈夫だと思いますよ。私の地元の鹿児島県は、コロナの状況がいちばん厳しい時期に知事選挙をやりました。それぞれ地方自治体が選挙事務について卓越したものを持っていますから、総選挙は可能だと思います。

 塩田:もう1点、夏季東京五輪は来年7月に予定どおり開催できると思いますか。

 森山:予定どおりできるのではないでしょうか。開催できると思います。

 塩田:予定どおり来年7月の五輪開催という前提に立てば、解散・総選挙は結局、通常国会開幕後の来年1〜2月か、五輪閉幕後の9〜10月のどちらかしか選択肢はないのでは。

 森山:解散・総選挙は、総理の専権事項ですから、誰にもわかりません。

■議員の成り手がいない地方議会の課題

 塩田:政治家として、森山さんが、これだけは、と思っている挑戦テーマは何ですか。

5606名無しさん:2020/10/31(土) 00:02:13
>>5605

 森山:われわれがあまり口を挟めないところがありますが、地方議会の出身者として、どうしたら地方議会を活性化できるか、それを考えています。町や村では議員に立候補する人がいなくて大変です。無投票が増えていて、ぎりぎりの段階です。

 市議でも町議でも、議員になれば、ずっと議員としての仕事をしなければいけませんが、議員の報酬だけでは、なかなか生活ができない。そういう現実があります。ここをどう考えるかが大事ではないかと私は思います。地方民主主義のいちばんの危機です。

 地方自治、地方分権といっても、いろいろな地方の現状がありますので、どういう政策と予算を向けるかは、もうちょっと仕組みから考えていく。その必要があるという気がしますね。

塩田 潮 :ノンフィクション作家・評論家

5607名無しさん:2020/10/31(土) 00:06:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f82e9c2cc5114e95e2da8c6b800177ccb181fd0
岸田氏、次期総裁選へ再始動 議連発足、全国行脚…無役のいま、存在感アピール
10/30(金) 19:25配信

 9月の自民党総裁選で敗れた岸田文雄前政調会長が、2021年9月に予定される次期総裁選に向け再始動した。交流の幅を岸田派以外にも広げようと、29日に党内有志による二つの議員連盟を発足。11月2日には課題の知名度向上に向け「全国行脚」をスタートさせる。菅義偉政権で無役となった岸田氏。情報発信の機会が減る中、あの手この手で存在感を示そうとしている。

 「私も総裁選で出産費用の負担の軽減を訴えた。ぜひこうした問題について多くの先生方と議論を深め、結果を出したい」。岸田氏は29日、国会内で開いた「出産費用等の負担軽減を進める議員連盟」の設立総会でそう力を込めた。

 10年間に及ぶ不妊治療で長男を授かった無派閥の野田聖子幹事長代行に声をかけ、2人で共同代表に就任。細田派、竹下派議員などにも協力を求め、役員だけで総勢20人の派閥横断型議連とした。

 岸田氏は同日、新型コロナウイルス対策関連の派閥横断型議連も設立。「政策テーマごとの議論を通じて私の考え方や人間性を感じてもらえる」とし、他にも複数の議連設立を準備中だ。

 11月2日には「全国行脚」第1弾として山梨県の小菅、丹波山両村などを訪れる。先の総裁選で地方票(計141票)が10票にとどまったことを教訓に草の根的に知名度を高める狙いで、村民らとの交流を通じて「山の風の中で政治の原点を思慮する」(側近)という。8日には長崎県の島しょ部を訪れることを検討している。【飼手勇介】

https://news.yahoo.co.jp/articles/4e31fc67634819e0a91f50f748cbf68e145debc5
岸田氏、議連続々設立 自民総裁選にらみ
10/30(金) 7:12配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は29日、少子化対策と新型コロナウイルス対策に関する議員連盟をそれぞれ発足させた。

 次期総裁選への出馬を目指しており、国会議員票の獲得に向けて、議連を足掛かりに他派閥議員との連携を図る狙いがある。

 いずれの議連も岸田氏がトップに就任。「出産費用等の負担軽減を進める議連」では、共同代表に無派閥の野田聖子幹事長代行、副代表に竹下派の小渕優子元経済産業相が就いた。細田、麻生両派の議員も役員に名前を連ねており、29日の初会合には約30人が出席した。

 先の総裁選で、岸田氏は国会議員票を予想よりも多く獲得して2位を確保したものの、1位の菅義偉首相には大きく引き離された。知名度不足の解消とともに、国会議員の支持拡大が課題だ。

 岸田氏は相次ぐ議連設立について、「同じ方向、政策で協力できないか、考えていくことが大事だ。そのやりとりにこそ、私の考え方や人間性を感じてもらえるチャンスがあるのではないか」と記者団に語った。

 今後も、再生可能エネルギーに関する新たな議連の創設を予定しているという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/22b0f34fecd45b7f00b0d121b6545c49eb6aa91a
岸田文雄氏、総裁選へ議連設立 出産費用の軽減で支持狙う
10/29(木) 20:45配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は29日、野田聖子幹事長代行と共に出産費用の負担軽減に関する議員連盟を設立した。出産時に支給される出産育児一時金の増額を柱とした提言を年内に取りまとめる方針だ。次期総裁選に向け、党内の支持拡大につなげる狙いがある。

 国会内で開かれた初会合には、岸田派を中心に約40人が参加。岸田氏は記者団に「どこまで負担をゼロに近づけられるかだ。高い目標を掲げて努力したい」と強調した。岸田氏と一緒に共同代表に就いた野田氏は「これまでの少子化対策は精神論に近かった。男女共同で具体的な政策を出したい」と述べた。

5608名無しさん:2020/10/31(土) 00:07:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/217ab880e29be8a67d44fb6cead866f62fcc1b6e
「鉄の結束」今は昔 自民・竹下派がセミナー
10/30(金) 21:20配信

 自民党竹下派は30日、政治資金集めのためのセミナーを東京都内のホテルで開いた。

 次期衆院選や党総裁選に向けて結束を確認。ただ、2018年の総裁選で表面化した派内の亀裂は修復できておらず、かつての「鉄の結束」を取り戻す見通しは立っていない。

 竹下派会長の竹下亘元総務会長は「菅内閣が発足した。懸命に支え、日本国をしっかりした形に持ってくるよう引き続き努力する」と表明。菅義偉首相も駆け付け、「内閣、党ともに(竹下派には)主軸でお世話になっている」とあいさつした。

 竹下派の所属国会議員は現在54人。かつて党内最大勢力を誇ったが、今は麻生派と並ぶ第2派閥となっている。先の総裁選で、竹下派は菅氏支持でまとまったものの、18年の総裁選では衆参で支持候補が割れ、派内対立の深刻さは残ったままだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c09a4a174f9df99343dea0f85ea577e0a1a4ea0f
首相、竹下派に協力要請 目玉政策巡り、総裁選では謝意
10/30(金) 20:50配信

 自民党竹下派(平成研究会、54人)は30日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。来賓出席した菅義偉首相は、9月の党総裁選での支援に謝意を表明。「総裁選で約束したデジタル庁創設や不妊治療の保険適用、携帯電話使用料の引き下げなど、できることから実現する」と述べ、自身が掲げる目玉政策への協力を要請した。

 所信表明演説で訴えた2050年の脱炭素社会実現や、総務相時代に主導した「ふるさと納税」に言及。「都会も地方も安心して暮らせる国造りをしたい」と強調した。

 竹下派の竹下亘会長は「平成研は菅内閣を支える。派閥の一人一人が汗をかき続ける決意だ」と語った。

5609名無しさん:2020/10/31(土) 00:25:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/b483743de2a6055fb9a4b5c777137205aecd32cd
離党4カ月、河井夫妻が今も支部長 衆院広島3区と参院、自民本部が動かず 「後任の人選妨害」県連に反発も
10/30(金) 6:35配信

 昨年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で公選法違反罪に問われた元法相の河井克行被告(57)=衆院広島3区=と妻の案里被告(47)=参院広島=の二つの自民党支部が、離党から4カ月たった今も存続し、両被告が支部長にとどまっている。党広島県連は「離党者の党支部は速やかな解散が普通」と主張するが、決定権を持つ党本部は「検察の捜査で収支を確定できない」として動く気配がない。

 自民党は衆院の各小選挙区を単位とする党支部について、支部長を次の衆院選の立候補予定者と位置付ける。克行被告が支部長の党県第三選挙区支部はその一つ。このため、克行被告の後任を早く決めたい党県連幹部からは「党本部が解散を棚上げし、人選を妨害しようとしているのではないか」と反発が出ている。

 県選管によると、党県第三選挙区支部は広島市安佐南区で、案里被告を支部長とする党県参院選挙区第七支部は中区で、それぞれ政治団体として現在も存在する。両被告は6月17日に離党したにもかかわらず、党支部長で居続ける「いびつな状態」となっている。所在地は、既に閉鎖された両被告の地元事務所という。

 ▽書類押収理由に

 党支部を解散するには解散日までの収支報告書の提出が必要だが、両被告の地元事務所は大規模買収事件の関係先として家宅捜索された。党組織運動本部は、克行被告の党支部の解散手続きを進めていない理由について「必要書類が押収されたままの状態だと報告を受けている」と説明する。

 一方で検察の関係者によると、押収済みの書類は、党からの返還請求があれば写しを交付できるという。この手順を踏もうとしない党本部に対し、ある党県連幹部は「両被告は菅義偉首相や二階俊博幹事長に近い。有罪が確定するまであえて後任を決めさせないようにして、かばっているのではないか」といぶかる。

 ▽新たな不協和音

 党県連は次の衆院選に備えて、広島3区で克行被告の後任を公募で決める構えだ。克行被告が広島3区の支部長でいる限り、選んだ人は「支部長予定者」にとどまる。党支部の解散や設立の権限は党本部が握っており、党県連幹部は「人選後に公認されない恐れもぬぐえない」と懸念する。

 昨年7月の参院選広島選挙区では、党本部が新人だった案里被告の初当選を支え、党県連が推した現職の溝手顕正氏は苦杯をなめた。両被告の党支部の解散時期が、党本部との新たな不協和音につながりかねないだけに、別の党県連幹部は「党本部は早急に解散させてほしい」と訴える。

 県内では、女性問題が報道されて2017年4月21日に自民党を離党した中川俊直元衆院議員(50)の党県第四選挙区支部が、離党から9日後に解散した例がある。参院選広島選挙区の場合、新人は党支部を新設して支部長になるのが慣例で、案里被告の党支部が解散されなくても後任選びに支障はないという。

中国新聞社

5610名無しさん:2020/10/31(土) 00:26:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcad07c2f541da3be47b3242a3421c95c8022907
下地衆院議員、自民復党願提出へ 30日にも、沖縄県連反発は必至
10/29(木) 21:05配信

 民主党政権で郵政民営化担当相を務めた無所属の下地幹郎衆院議員(比例九州)が、自民党への復党願を提出することが29日、分かった。30日にも党沖縄県連を訪れる。複数の関係者が明らかにした。衆院選などで下地氏と対立してきた県連内部から反発の声が出るのは必至で、調整には難航も予想される。

 下地氏は1月、日本でのカジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で、中国企業側から選挙資金として現金100万円を受領したと認め、所属した日本維新の会から除名処分を受けていた。

 2017年の衆院選沖縄1区で維新から立候補したが、共産党候補に敗れて比例復活した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/87868d680a433f4dd3b3b8c930b1bb61ebf68557
下地氏、自民・沖縄県連に復党願提出 地元では反対も
10/30(金) 16:13配信

 民主党政権で郵政民営化担当相を務めた無所属の下地幹郎衆院議員(59)=比例九州=が30日、自民党沖縄県連に復党願を提出した。下地氏が出馬を模索する沖縄1区では保守分裂が続いており、県内経済界の一部から保守系候補の一本化を求める声が上がっていた。下地氏は記者団に「沖縄でしっかりと、強い保守勢力をつくりたい」と話した。

 一方、国場幸之助衆院議員が支部長を務める沖縄1区の自民党支部は下地氏の復党に反対しており、復党が実現するかどうかは微妙だ。国会議員の復党は党本部が判断するが、県連の意向も影響するとみられる。

 下地氏は、復党後も沖縄1区からの出馬を目指すかどうかについては、「まずは復党」と明言を避けた。

 県連では現在、自民県議の多くが新型コロナウイルスに集団感染して対応できないため、来月6日以降、役員会などで協議することにしている。

 沖縄1区は直近2回の衆院選で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する「オール沖縄」勢力の赤嶺政賢衆院議員(共産)が連勝しており、国場氏と下地氏は比例復活したものの、保守分裂で共倒れする形になっていた。

 このため国場組会長の国場幸一氏や下地氏の実兄で大米建設会長の下地米蔵氏らが27日、自民党県連に下地氏の復党を求める要望書を提出していた。

 下地氏は平成8年の衆院選に自民党公認で沖縄1区から出馬し、比例復活で初当選した。しかし16年の参院選で自民党の対立候補を支援するなどしたため党本部から離党勧告を受け、翌年に離党。その後は、国民新党や日本維新の会などに所属していたが、今年1月、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件で、贈賄の疑いが持たれている中国企業側から現金100万円を受領したことが発覚し、同党から除名された。

5611名無しさん:2020/10/31(土) 00:28:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ceb95b8b8f6fe92ca18578d446dd2ca11250c08
下地衆院議員が自民復党願 沖縄、地元で反対も
10/30(金) 18:05配信

 無所属の下地幹郎衆院議員(比例九州)は30日、自民党沖縄県連に復党願を提出した。経済関係者の一部が復党を県連に要請していた。下地氏と同じ沖縄1区の自民党支部は反対しており、復党には曲折も予想される。

 下地氏は、17年の衆院選沖縄1区で日本維新の会から立候補したが、共産党候補に敗れて比例復活。今年1月には、日本でのカジノを含む統合型リゾート施設事業を巡る汚職事件で、中国企業からの現金受領を認め、維新から除名処分を受けた。

 沖縄1区で下地氏は、自民現職の国場幸之助衆院議員と争ってきた。下地氏は記者団に「保守合同で強い沖縄の政治勢力をつくりたい」と説明した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f070388b6b7a5c5a9297e23d582056f96c689929
下地幹郎議員、自民へ復党願を提出 IR汚職で維新除名
10/30(金) 19:13配信

 比例九州ブロック選出で、今年1月に日本維新の会を除名された下地幹郎衆院議員が30日、自民党沖縄県連に自民への復党願を提出した。下地氏は記者団に「保守合同で強い沖縄の保守の政治勢力を作りたい」と話した。

 下地氏の復党は、県内の大手企業や首長らも要請している。ただ、衆院沖縄1区で、自民の国場幸之助外務政務官と対決を続けてきただけに、県連内には反対の声が強い。復党願は、自民県連の幹部が新型コロナウイルスに大量感染しているため、事務局長が受け取った。感染が確認された県議の回復を待って県連としての賛否をとりまとめ、党本部に伝えるという。

 下地氏は2004年の参院選で自民の対立候補を支援するなどして離党勧告を受け、05年に離党。その後国民新党を経て維新に加わったが、今年1月、カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件に絡み、維新を除名された。元郵政民営化担当相、当選6回。(藤原慎一)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/d6841705e83c15ae6ad160a352eef510a90fb9a7
無所属の下地氏、自民に復党願
10/30(金) 20:26配信

 無所属で比例代表九州ブロック選出の下地幹郎衆院議員は30日、自民党沖縄県連を訪れ、同党への復党願を提出した。

 県連は11月以降に対応を検討する。経済界の一部が下地氏の復党を求めているが、沖縄1区支部は反対している。

 下地氏は記者団に、玉城デニー沖縄県知事の支持基盤である「オール沖縄」に触れ、「対抗できる保守中道勢力をつくりたいという経済界の思いをくみ取って、復党願を出した」と説明した。

 下地氏は2005年に自民党を離党。今年1月には日本維新の会を除名され、無所属になった。

5612名無しさん:2020/10/31(土) 22:54:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ec8f2ed4295f7e91f8725c97b18e77896cd7a19
はんこ文化を守る“令和のドンキホーテ”、自民党「城内実議員」の考え
10/27(火) 5:57配信

 永田町や霞が関界隈で「はんこ廃止」の動きが加速している。新型コロナウイルスによるテレワークの浸透により、「ビジネスの現場で稟議書などにはんこを押す」という商慣習の弊害が浮き彫りになったからである。

 河野大臣は10月16日の記者会見で「民間からの申請などの行政手続きで求める押印のうち99%を廃止できる見込みだ」と発表した。内閣府は9月、行政手続きで求める押印の原則廃止を全府省に求めたところ、押印が必要な約1万5000種類の手続きのうち、各省が押印を存続する方針を示したのは111種類に過ぎなかったという。

 政府が行政手続きの押印廃止に向けた動きを加速させる中、「日本の印章制度・文化を守る議員連盟(はんこ議連)」は10月8日に総会を開き、国内有数のはんこ生産地である山梨県の長崎幸太郎知事とともに「不要な押印を廃止する動きによって生じるはんこ事業者への風評被害を防止する」よう、政府に要請した。

 はんこ議連は、印章(はんこ)制度の継続を訴える自民党議員で構成される団体である。

 2019年9月に同議連の会長だった竹本直一衆議院議員がIT政策担当大臣に就任するとメディアが注目するようになった。竹本氏は「デジタル化とはんこ文化は両立できる」との見解を示していたが、コロナ禍の今年5月に会長を辞任したことから、幹事長であった城内実衆議院議員が急遽会長代行となった。

 はんこ議連の会合でマスクをしながら自説を述べる城内氏の姿をメディアが伝えることが多くなったが、大方の国民の印象は「時流が読めない頑迷固陋なドン・キホーテ」だと思う。しかしなぜ城内氏はこのような損な役回りを引き受けたのだろうか。

5613名無しさん:2020/10/31(土) 22:54:53
>>5612


城内氏は「温かく、優しく見守って」
 城内氏は1965生まれ、静岡7区選出の5回生議員である。幼少時を西ドイツ(当時)で過ごし、東大卒業後に外務官僚となった。その後政界入りし、外務副大臣や環境副大臣を歴任している。父親は城内康光元警察庁長官である。

 このように書くと、嫌味なぐらいエリートと思われてしまうが、親交がある筆者に言わせれば、城内氏はオタクである。1950年代のヴィンテージ・オーデイオのマニアであり、SPレコードのコレクターでもある。議員会館の事務所に行くと、ヴィンテージ・オーデイオやSPレコードが所狭しと置かれていることに驚かされるが、ユニークな点はさらにある。「衆議院議員落選中に古神道を勉強した」ということで、執務室に立派な神棚が祀ってあるのである。

 とにかくバランス感覚というものがない城内氏だが、はんこの最大産地である山梨県の自民党国会議員を差し置いて会長代行になったのには、巷で言われている「はんこ利権」がさぞ美味しいからだろうか。

 筆者の不躾な質問に対し、城内氏は「そんなもの全くありません。詳しくはわかりませんがデジタル利権の方に注目すべきでしょう。はんこ議連に入ったのは山梨選出の国会議員に誘われたからであって、会長代行になったのも成り行きに過ぎません」とそっけない答えが返ってきた。

 城内氏は「はんこを押すためだけに出社するのは意味がない」とした上で、それでも「はんこがなぜ必要か」と言えば、「インターネットを使うことができない、どうしても紙を使いたいという人もいる。はんこが好きな人を排除しないで、温かく、優しく見守っていただきたい」と訴える。

 世知辛い風潮のせいだろうか、多くの国会議員が「勝ち馬に乗る」ことばかりを気にして「弱者切り捨てやむなし」の行動をとることが多くなっているが、城内氏は「政治は弱い者をつくらない」という古き良き時代の政治家の矜持を大切にしているのかもしれない。

5614名無しさん:2020/10/31(土) 22:55:03
>>5613

 議連に参加した当初、はんこについて特段の興味を持っていなかった城内氏だが、神業のはんこづくりの職人の存在に触発されて、「日本のはんこ文化に根本的な変革を起こそう」と考えるようになっている。

 日本では今でも成人するとはんこを作る習慣が残っているが、はんこが社会で実効力を持っている国は、世界の中で日本と台湾だけと言われている。

 日本のはんこ文化の歴史は古い。はんこの関わりについての歴史書の記述で最も古いのは、教科書で習う「漢委奴国王」の金印である。中国の後漢書東夷伝に「光武帝が金印を贈った」旨が記述されているが、日本で広くはんこが普及したのは江戸時代中期からだとされている。商人が取引の際に使用することがその理由だが、明治時代になると郵便や銀行などで本人確認に利用されたことで、その使用はさらに広がった。

 日本のはんこ文化は近代化とともに歩んできたことがわかるが、「ポスト近代」のステージに入った現在の日本ではんこに求められているのは、「商慣習」ではなく日々の生活に潤いをもたらす「アート」だと思う。日本のサブカルチャーの世界では、昨年から「消しゴムはんこ(消しゴムを素材にして各自が思い思いの「マイはんこ」を作る)」が話題となっている。

 城内氏は、日本で最も注目されている現代美術作家である小松美羽氏とのコラボを計画している。小松氏は今年8月の「24時間テレビ(日本テレビ)」の「チャリTシャツ」を手がけたが、狛犬などの日本の伝統的な意匠を現在的にアレンジすることで、人々の魂を揺さぶることで知られている。小松氏に魂を吹き込んでもらうことで日本のはんこをアートにしよういうわけである。「はんこルネッサンス」を企てる令和のドン・キホーテの今後の動静に要注目である。

藤和彦
経済産業研究所上席研究員。経歴は1960年名古屋生まれ、1984年通商産業省(現・経済産業省)入省、2003年から内閣官房に出向(内閣情報調査室内閣情報分析官)、2016年より現職。

週刊新潮WEB取材班編集

2020年10月27日 掲載

新潮社

5615名無しさん:2020/10/31(土) 22:55:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d01e84d40bc829731f9c899d5dc9d6331fbb512
団塊総理不在の謎 若き日の挫折と論争好きな気質が要因か
10/30(金) 11:05配信

 第99代総理大臣に就任した菅義偉氏は昭和23年(1948年)12月6日生まれの「団塊の世代」である。

 団塊の世代とは、第二次大戦直後の昭和22年(1947年)から昭和24年(1949年)に生まれた人々のことを指す。日本の歴史上最多の毎年260万人以上が生まれ、「金の卵」と呼ばれた集団就職を経験、若い頃から時代の流行・世相を担い、経済成長を遂げた戦後の日本を作ってきた。そして今では超高齢化社会の中心となっている。

 だが、団塊の世代が政治の世界において存在感が薄いことはあまり知られていない。

 別掲の表1をご覧いただきたい。これはここ30年余りの自民党総裁を誕生日順に並べたリストである。宮澤喜一から昭和20年生まれの谷垣禎一まで順に戦前生まれの人間が総裁の椅子に座っていくが、その次は10年ほど飛び、昭和29年生まれの安倍晋三となる。この“空白の10年”こそが、菅首相を含む団塊の世代を中心とした世代だ。

 団塊の世代が60代という政治家として最も脂が乗った時期、平成20年代は、ちょうど民主党政権(平成21年〜24年)および安倍長期政権(平成24年〜令和2年)と重なっている。

 民主党時代には鳩山由紀夫(昭和22年生まれ)という“団塊総理”が一応誕生しているので、他の自民党の団塊世代議員はそのワリを食ったという見方もできるかもしれない。しかし、それなら総裁候補くらいにはなってもおかしくはないのだが、総裁選に出馬した候補にも団塊の世代は1人もいなかった。自民党のトップ争いにさえ関わっていないのである。

 別掲表2は、団塊の世代の現役国会議員リストである。昭和23年生まれで同じ団塊の世代の1人である政治アナリスト・伊藤惇夫氏が話す。

「閨閥のある人が少なく、叩き上げの地方議員出身者が多い印象です。戦争で戦前からの名門が途絶えるケースが多かったからかもしれません。正直、大物感のある人がいませんね」

5616名無しさん:2020/10/31(土) 22:56:40
>>5615

団塊エリートの失脚理由は「若き日の挫折」と「気質」
 昭和23年生まれの社会学者・橋爪大三郎氏が語る。

「我々団塊世代が大学生だった頃、知性、行動力、統率力などに優れた同世代のエリートは学生運動のリーダーを務めることが多かった。しかし彼らはその後逮捕されたり、運動の敗北で挫折を味わったりして、表舞台から姿を消した。様々な分野で優秀な人材が失われたことは間違いない。中には政治の世界に進んだかもしれない人も含まれていたでしょう」

 昭和23年生まれ、元参議院議員で前東京都知事の舛添要一氏によれば、団塊の世代にも総理総裁の可能性があった者はいた。鳩山邦夫、中村喜四郎(ちなみに前出・伊藤氏も同意見)。しかし鳩山はすでに鬼籍に入り、40歳で戦後生まれ初の閣僚となった中村は、汚職事件で失脚し、自民党を離れた。

「人数が多く、競争が激しい世代ゆえに論争好き。なまじ弁が立つのでつい攻撃的になって同世代でもまとまりにくく、失言も多い。これこそが団塊エリートの特質であり、上り詰められなかった要因かもしれません。それと正反対の特質を持つのが菅義偉。余計なことは一切言わず、反感も買いにくいから最後まで生き残った」(舛添氏)

 菅首相誕生の理由は、“平凡な団塊”だったから──なのかもしれない。

※週刊ポスト2020年11月6・13日号

5617名無しさん:2020/10/31(土) 22:57:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ae93954f833e8f6ffd036d9753a4eed91464a42
二階俊博vs.河野太郎「お前に政治ができるのか?」
10/31(土) 9:01配信

 妖怪ニカイに、気鋭のタロウが?みついた! 新旧交代は、どんな業界でも起こり得る。多くの場合、老人は分が悪い。だが政治の世界は事情が違う。若さだけでは乗り越えられない壁があるからだ。発売中の『週刊現代』が特集する。

政治家たるもの……
 田中角栄が総理になる前、一度だけ宮澤喜一を酒席に誘ったことがある。

 「たまには一杯やるか」

 宮澤は付き合いが悪いと言われていた。当然、角栄もそんなことは承知していたが、角栄は嫌がらせをしたかったのではない。

 「腹を割って話そうや」

 政治家たるもの、自己中心的に周囲と馴染むこともせず、いちいち人を遠ざけているようでは器が知れる。「あんたと話をしたい」と、懐の広さを見せるのがリーダーというものだ。

 当時の宮澤は、理論と議論先行で、頭でっかち。東大卒のエリート風を吹かせる嫌味な男とされていた。総理候補ともあろう者が、そんなことで良いはずがない。角栄は、「政治のなんたるか」を宮澤とじっくり語り合おうとしたのである。

 ところが――。その宴席は、角栄の期待を裏切るものとなった。

 一口、二口と酒を舐めていくうちに、宮澤の顔は青くなっていった。そこから宮澤は角栄に議論をふっかけ、それが延々と続いたという。

 さしもの角栄もすっかり閉口し、その後、周囲にこうこぼした。

 「もうアイツとは二度と飲まん」

それが改革ですか?
 そんなかつての宮澤の姿を彷彿とさせるのが、行政改革・国家公務員制度担当相の河野太郎だ。

 議論が好きで、議論で相手を打ち負かすことにすべてを懸ける男――。

 「99・247%の手続きで押印を廃止できる」

 10月16日の会見で、河野はこう宣言した。就任した河野が真っ先に取り組んだのは、「ハンコの廃止」である。

 狙いはこうだ。ハンコが象徴するような「行政の無駄」を徹底的に排除する。同時にデジタル化を推進し、各種行政手続きの簡素化と利便性を高め、国民が使いやすいものに変えていく。

 「コロナ禍により、給付金の振り込みなどの面で、日本のIT後進国ぶりが露呈した。これを、同じく目玉として大臣に就任した平井卓也デジタル改革相と協力しながら、改善していくのが河野大臣の進めている改革です」(全国紙政治部デスク)

 河野は平井とタッグを組み、個別の大臣を呼びつけて「2+1」の会議を頻繁に行い、各種要請を行っているという。

 勢いに乗る河野は、続いて「こより」の廃止も発表した。総理大臣に対し、各大臣が閣議を請議する書面などは、閣僚がハンコを押し、こよりを通して綴じる形式になっていた。これらを「合理的でない」として、廃止するというのである。

 ついに動き出した、ハンコとこよりの排除……。

 「ちょっと待て! それのどこが改革だ。国民が求めているのは、そこじゃないのではないか?」

 などと、言ってはいけない。河野に対し、そんな反論は「論破」の対象になってしまう。文句があるなら、もっと良い改革を示してみろ。できないならば口出しするな――。

 それどころではない。河野はツイッターで210万人ものフォロワーを誇る「ネット番長」である。機嫌を損ねれば「こんなバカがいます」とばかりにネットに晒され、吊るしあげられてしまう。

 こうしたことは、いまや永田町や霞が関では常識となっている。

 「河野さんは、自分の話が官僚に通じないと、『課長がダメなら局長、局長も使えないなら次官を呼べ』というタイプ。そのほうが話が早いというのはわかるが、担当者からすれば『お前は用なしだ』と面罵されたのと同じで、無用な恨みを買う。

 『2+1』の呼び出しも、他の大臣からしたら、ちっとも面白くない。何をしても結局、河野さんと平井さんの得点になる。一部の大臣は、『目立ちたがりのスタンドプレー野郎』と、小馬鹿にしている」(自民党中堅代議士)

5618名無しさん:2020/10/31(土) 22:58:34
>>5617

ハンコだ、ハンコウだ
 河野はツイッターで自らに関するツイートを検索(エゴサーチ)し、自分を批判し、叩く者はブロックする。議論は好きだが、あくまで自分の主張をゴリ押しするためのもので、他人の意見、とくに批判に耳を傾けることはほとんどない。

 こうした姿が、かつて角栄をも辟易させた、宮澤喜一の姿を彷彿とさせるというのである。ちなみに、宮澤も河野同様に、巧みな英語力で知られていた。

 そんな河野を、角栄のそれと同じような目線で見ている者が、現在の自民党にも存在する。

 言うまでもない。「角栄の直弟子」を自任する、二階俊博幹事長だ。

 河野が打ち出したハンコの廃止について、10月8日、自民党「日本の印章制度・文化を守る議員連盟」(はんこ議連)は党本部で決起集会を開き、二階の元に駆け込んでハンコの存続を訴えた。

 これに対し、二階は「しっかり反抗しろ」などと語ったとされている。

 河野はこれを受け、

 「(二階がハンコウと言ったのは)座布団1枚という感じだ」などと、茶化して軽くいなすかのような態度を取った。

 この不遜な態度に、二階が「けしからん」と激怒した、などということはない。二階にとって、河野がやっていることなどは所詮、児戯に過ぎない。

 「まあ、やれるところまでやってみたらいい」
それが二階流だ。

 自民党幹部の一人がこう語る。

 「今年の6月、陸上配備型迎撃ミサイルシステム『イージス・アショア』を(当時防衛相の)河野が凍結した時、二階が『党になんの相談もなく、一方的に発表するとは何事か』などと怒って見せたら、河野は青くなって党本部に来て、二階に直接謝罪する羽目になった。

 河野にしたら屈辱以外の何物でもないが、二階にとって河野はその程度の存在に過ぎない。河野は菅の意向で改革、改革と突っ走っている。その菅は、二階がいなければ政権が保てない。そもそもの格が違う」

5619名無しさん:2020/10/31(土) 22:58:45
>>5618

サラリーマンじゃないんだから
 菅義偉総理は、就任後初の外遊として、ベトナムとインドネシアを選んだ。なぜ初外遊でそこに? という疑問を抱いた国民も多いだろうが、実は確かな理由がある。

 「菅総理は、ベトナムのグエン・スアン・フック首相と会談し、日本産の温州みかんの同国への輸出について、早期実現を目指すことで合意しました。

 温州みかんの一大産地と言えば、二階幹事長の地元・和歌山です。実際、二階さんも今年1月にベトナムを訪問し、フック首相にみかん輸出の早期解禁を要請しています」(全国紙政治部記者)

 つまり、菅の記念すべき初外遊は、二階の願いを叶えるためだった。

 総理すらこんな具合に動かしてしまう二階にしてみれば、その手下の鉄砲玉に過ぎない河野など、吹けば飛ぶような小僧でしかない。

 そして、二階が河野を眼中に入れない理由は、もうひとつある。河野には、「友だちがいない」からだ。

 自民党ベテラン議員がこう話す。

 「ごく単純な話ですが、友だち、つまり『同志』がいない政治家は大成しません。石破(茂元幹事長)がいい例です。彼は世論では人気があるとされていますが、党内での人望がなく、仲間が少ないので総理総裁にはなれない。

 河野も同じです。奇人変人扱いされていた小泉(純一郎元首相)さんですら、YKK(元自民党副総裁の山崎拓、元幹事長の加藤紘一と小泉)という同志がいた。河野には、そんな『友だち』がまったくいない」

 出る杭は打たれる……というわけでもない。それは純粋に、河野自身の性格と性癖の問題だ。

 河野はほとんど、宴席に顔を出さない。一介のサラリーマンなら、そんな生き方もできるだろう。仲間とつるまず、同僚や後輩に疎まれても、運よく上司に恵まれれば出世することもできる。

 だが、河野は「永田町」の住民だ。河野の後援会関係者ですら、こんなことを語って危惧する。

 「太郎さんには人が寄り付かないんですよ。酒席を共にできなくとも、普通に対話ができるなら、それでも構わない。

 でも太郎さんの場合、やっと会えてもハナから議論、100%の仕事モードで、冗談のひとつもない。その議論も、相手を論破するだけが目的だから、意思の疎通もできない。

 これでは大臣にはなれても、総理になるのは難しい。対話ができないから、太郎さんはわれわれがこう考えていることすら知らないんです」

 政治の界隈には、「ニコポン」という言葉がある。国会や議員会館で官僚とすれ違う際、ニッコリと笑いながら肩をポンと叩き、「最近、どうだ?」などと気さくに声をかける所作のことだ。

 たったそれだけのことで、官僚たちはその政治家の「ファン」になる。しかし河野は、そんなことはしない。彼にとって官僚とは、命令を下し、論破するだけの有象無象に過ぎないからだ。

 したがって身内の国会議員のみならず、官僚たちの間でも河野の人気は低い。

 「そんな古臭いアナログな政治をいつまでやっているんだ。昭和か!」

 と、河野なら反論するかもしれない。だが、人と人が交わって織りなす、社会の究極ドラマである政治の世界に、古いも新しいもないのである。

5620名無しさん:2020/10/31(土) 22:59:57
>>5619

河野よ、貸しを作れるか
 では、そんな「ニコポン」を、いまだ日常的に、さりげなく実行しているのは誰だろう? 
 それは、やはり二階なのだった。

 「二階さんは高齢だし、小柄なので、肩をポンとすることはできない。でも、会うといつも、『〇〇はよくできていた』『何かあったらいつでも言って』などと若手官僚にも声をかけている。

 以前はそんな政治家がたくさんいましたが、最近はずいぶんと少なくなりました。だから、悪の化身で権力の権化みたいに一部で言われているのに、意外にも官僚の間で、二階さんはとても評判がいいんですよ」(霞が関キャリア官僚)

 当然それは、計算し尽くされた、二階の手練手管である。敏い官僚たちがそんなことに気づかぬはずもない。だが、わかっていても、実際にそうされると誰もが嬉しい。「抜け目ない爺さんだな」と思いつつ、つい相好を崩し、緩んでしまう。

 それが、「政治」というものだ。二階はそれを誰よりもよく知っていて、かつ実践ができる。

 一方、河野は、それがまったくできない。

 世間的には「悪」の二階に対し、河野が正義の味方でも、「政治家」としての力量という点で、両者の間には、まだとてつもない開きがある。

 「二階はあえて、周りに『貸し』を作る。譲って、世話して貸しを作ることで、自らの力に変えていく。河野は他人に譲らないし、自分が勝つことしか考えないから、貸しが作れない。

 一緒にいる仲間を立てて、さりげなく貸しを作れるか。それができないうちは、河野が総理になることはない」(閣僚経験者)

 きっと二階は、こう言うだろう。

 「どうだ河野。お前に政治ができるのか」

 舞台を支えるのは、主演の役者や監督、演出家だけではない。それに河野が気づかない限り、まだまだ続く二階劇場を、終演に追い込むことはできないのだ。
(文中敬称略)

 発売中の『週刊現代』ではこのほかにも「夫婦はどちらかが死んでからが本当の人生」「この冬のインフルエンザ これが正しい考え方」「トヨタの売り上げが5分の1になる日」「あなたの脳の健康寿命について」などを特集している。

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 『週刊現代』2020年11月7日号より

週刊現代(講談社)

5621名無しさん:2020/11/01(日) 20:36:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/331e17c497ccafe93a1fea720bf15941a8701c12
首相動静(10月30日)
10/30(金) 7:10配信

 午前7時2分、東京・赤坂の衆院議員宿舎発。
 午前7時7分、官邸着。同14分から同52分まで、岡田直樹官房副長官。
 午前8時49分から同9時5分まで、閣議。
 午前9時51分、官邸発。同52分、国会着。同54分、参院議長応接室へ。同57分、同室を出て、参院本会議場へ。同10時1分、参院本会議開会。
 午前11時33分、参院本会議休憩。参院本会議場を出て、同35分、国会発。同37分、官邸着。
 午前11時40分から同41分まで、北村滋国家安全保障局長。
 午後0時51分、官邸発。同53分、国会着。同56分、参院議長応接室へ。同57分、同室を出て、参院本会議場へ。同1時1分、参院本会議再開。
 午後3時51分、参院本会議散会。同52分、参院本会議場を出て、同53分、国会発。同55分、官邸着。同4時22分から同27分まで、総務省の黒田武一郎事務次官、高原剛自治行政局長。同29分から同37分まで、滝沢裕昭内閣情報官。同47分から同52分まで、外務省の秋葉剛男事務次官、市川恵一北米局長。
 午後5時1分から同14分まで、地球温暖化対策推進本部。
 午後5時20分から同38分まで、新型コロナウイルス感染症対策本部。
 午後5時54分、官邸発。
 午後6時2分、東京・芝公園の東京プリンスホテル着。同ホテル内の宴会場「鳳凰の間」で自民党竹下派のパーティーに出席し、あいさつ。同12分、同ホテル発。
 午後6時21分、自民党本部着。同党広報用のビデオメッセージ収録。
 午後6時45分、同所発。
 午後6時58分、東京・虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」着。同ホテル内の中国料理店「桃花林」で新藤義孝同党政調会長代理と会食。
 午後8時16分、同ホテル発。
 午後8時24分、東京・赤坂の衆院議員宿舎着。
 午後10時現在、同議員宿舎。(了)

5622名無しさん:2020/11/01(日) 20:38:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/d17f55af340435712129ebd2b41b3bd3c430bfbb
沖縄1区争奪戦 候補者は“不倫訴訟”と“IRウラ金疑惑”
11/1(日) 5:56配信

 年明け解散の声も聞こえてくる中、南の島では選挙区の公認を巡る妙な騒動が。舞台は沖縄県那覇市を中心とする衆院沖縄1区。

「ここは沖縄最大の建設会社・國場(こくば)組のオーナー一族で、菅内閣で外務大臣政務官に就任した國場幸之助氏(47)の地盤です。1区ではまた、維新の会から出馬した下地幹郎議員(59)が比例復活で当選していますが、この下地氏が自民党への入党を画策。猛反発を招いているんです」(地元政界関係者)

 そりゃそうだろう。國場氏側にしてみれば、選挙区を譲ることになりかねない。そこで10月13日、県連に下地氏の“汚れた過去”を綴った文書の提出に及んだ。

「いわく“下地氏はIR事業を巡る汚職事件で中国企業から100万円を受領し、疑惑を呼んで、維新の会を除名された。入党を認めれば自民党への信頼は失墜する”との内容。強い拒絶の要望書でした」(同)

 だが、國場氏もまたスネに傷の身。一昨年4月、那覇市内で観光客とケンカを演じて書類送検され、昨年4月には那覇市でガールズバーを営む女性と不倫関係に陥ったとして、女性の夫から民事訴訟を起こされた。

「もはや國場組の幸一(ゆきかず)会長(78)は彼を見放しているそうです。幸之助は、國場組の創業者と妾の間に生まれた息子の子どもで、幸一会長とはもともと距離があった。そこへ不倫訴訟が重なって“あいつは地元のためにならない”と怒り心頭とか。下地氏の実兄が会長をつとめる沖縄2位の建設会社・大米(だいよね)建設と手を携え、次期選挙では下地氏の支持に回るとも」(同)

 さらに國場氏は、女性問題を毛嫌いする創価学会婦人部からNGを出されたとされ、四面楚歌の様相だが、

「自民党幹部らは、両者を併存させるべく模索中」

 だと自民党関係者は言う。

「1区は共産党候補が勝利し、國場氏も下地氏と同じ比例復活組です。だから二人の力を合わせたい。國場組と大米という大企業2社を結集できるのも大きい」

 実際、10月1日には都内で二階俊博幹事長、林幹雄幹事長代理の2名に、下地兄弟と國場幸一氏をまじえた会食の席がもたれたが、続く7日には自民党の山口泰明選対委員長の政治資金パーティーに、下地、國場両氏の姿が見られた。

「来賓として招かれた公明党の斉藤鉄夫総合選対本部長も、下地氏と談笑したり、國場氏と挨拶を交わしたりしていた」(出席者)

 自民党幹部が続ける。

「次の選挙では國場氏を選挙区で、下地氏を比例区で処遇する手が一つの案」

 それにしても、こんな二人しか人材がいないとは。

「週刊新潮」2020年10月29日号 掲載

新潮社

5623名無しさん:2020/11/01(日) 22:53:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/1601a2e338a1418ee1afcf6dfc8768796412b141
維新「否決なら首相はジョーカー失う」 大阪都構想、政権影響も
10/31(土) 21:37配信

 1日に投開票が行われる大阪都構想の是非を問う住民投票は、結果次第で菅義偉(すが・よしひで)首相の政権運営にも影響を及ぼしそうだ。都構想を主導する日本維新の会は首相と親密な関係にある一方、与党は連立を組む自民党と公明党で賛否が分かれているためだ。仮に否決されれば、首相と維新、公明党による「菅トライアングル」が崩れる恐れもある。

 首相は10月30日の参院本会議で維新の片山虎之助共同代表から都構想について問われ、「二重行政の解消と住民自治の拡大・拡充を図ろうとする大都市制度の大きな改革だ」と述べた。

 平成27年の前回住民投票ではわずか1万741票差で否決され、橋下徹大阪市長が政界引退。今回否決された場合、維新の松井一郎代表(現大阪市長)が政界引退を表明している。首相は都構想への賛否を明言していないが、「引退させたくない気持ちが強い」(首相周辺)とされる。

 維新以外の全政党が反対した前回と異なり、今回は公明党が賛成に回ったが、報道各社の情勢調査では賛否が拮抗(きっこう)している。

 賛成に回った公明党は、国政で自民党と連立政権を組むが、大阪府政では維新との関係を重視する。10月18日には山口那津男代表が大阪入りした。党重鎮は「山口氏が現地で直接、賛成を呼びかけた効果は相当大きい」と太鼓判を押す。

 こうした公明党の離反に自民党大阪府連からは恨み節も漏れる。府連幹部は「都構想が通ったら公明党現職の選挙区に候補者を立てる」と息巻く。

 国政選挙での集票力で影響力を持つ公明党と、与党と野党の中間の「ゆ党」として首相を陰に陽に支える維新は首相の求心力の源泉であり、政権運営の切り札だ。関係者によると、首相は公明党の支持母体である創価学会との太いパイプを生かし、学会幹部を通じて支持者に都構想への理解を呼び掛けているという。

 維新幹部は「維新と公明党というジョーカーを持つのが首相の武器。否決なら、首相は大事なジョーカーを一気に2枚失うということや」と語った。(千田恒弥)

5624名無しさん:2020/11/01(日) 23:52:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/4075f2270b90625ac9b54cbda4da88a19b565349
大阪維新が敗北、盟友の松井代表は政界引退へ 菅首相が二階幹事長に屈する日 「大阪都構想」否決〈週刊朝日〉
11/1(日) 22:54配信

「負けたのか?」

「ウソ、そんなはずない」

 審判が下った瞬間、落胆の声やすすり泣きが一斉に響き渡った。

 大阪市を廃止し、特別区を設置するか、否かを問う「大阪都構想」の住民投票が11月1日に実施されたが、反対多数となり、否決された。

 大阪都構想は大阪維新の会の創立者で元大阪市長の橋下徹氏が提唱。前回の2015年に続き、2度目の挑戦だったが、維新の悲願は市民の手によって阻まれた。

 会見した大阪維新の会の松井一郎代表は敗北を認め、「大阪市民の判断を受け止める。2度目の敗北は僕の力不足です」とし、かねて公言していたとおり、「今回の任期を終えたら政界を引退する」と明言した。

 同じく会見した大阪維新の会の吉村洋文代表代行も「大阪市民の民意を受け止めます。僕自身が大阪都構想に再チャレンジすることはない」と硬い表情で語った。

 全国的にみると「大阪の住民投票」と永田町や霞が関は冷ややかに傍観していた。その中で唯一、固唾をのんで情勢を見守ったのは、菅義偉首相だった。

「菅首相ひとりだけが大阪都構想の動静を気にしていた」(自民党ベテラン議員)

 大阪維新の会、日本維新の会代表である松井大阪市長と太いパイプを持つ菅首相。

「松井さんが自民党の大阪府議時代から菅さんと親しかったと聞いた。2人は携帯で直にやり取りするツーカーの仲。菅さんが官房長官時代から松井さんと一緒に安倍前首相と橋下氏と食事会をするなど蜜月をアピールしていた。維新と関係が悪い自民党の大阪府連はじめ、二階幹事長も大阪都構想にはもともと反対。だが、菅さんが維新びいきだからみな、関わりたくないのが本音だった」(近畿の自民党国会議員)

 そのため、自民党の大物議員が応援に入ることもなく、大阪では大阪都構想に反対を唱える自民党の大阪市議団らが孤軍奮闘した。

「大阪都構想が告示されて以降、菅首相はつらそうだった。自民党の大阪府連が反対している手前、大っぴらに維新を応援するワケにもいかない。国会答弁でも無関心を装ったが、側近の議員や官僚にこっそり、大阪都構想の賛否に関する世論調査の情報を入手していた。しかし、側近が動けば、菅首相の維新びいきはバレバレだった」(自民党幹部)

5625名無しさん:2020/11/01(日) 23:52:39
>>5624

そして孤軍奮闘する自民党府連に「敵の敵は味方」という援軍がやってきた。立憲民主党の枝野幸男代表、同党副代表の辻元清美衆議院議員、れいわ新選組の山本太郎代表らも大阪入りし、反対を次々と訴えた。

 投開票日前日の10月31日、大阪・梅田には若者がギッシリ集まった。ハロウィーンではなく、れいわ新選組の山本代表の演説を聞く聴衆だった。

「維新がいう大阪の成長を止めるな。数字みたら大阪の成長、維新が知事、市長をとってから全国レベルでは止まったまま、いや下がっている」

こう山本氏が訴えると大きな拍手があがった。

 一方の吉村氏は同じ日、必死でこう訴えていた。

「前回、2015年は若者の支持が多かったが、投票率が伸びなかった。ぜひ、賛成と投票をしてください」

 だが、今回も20代の若い層の投票率は低迷した。

「年配者より若者に賛成の割合が多いので、期待していた。しかし、そこが伸びなかったのが敗因の一つかもしれない」(大阪維新の市議)

 一方、自民党と国政で連立を組む公明党の大阪府本部は今回、維新と組んで賛成に回り、ねじれ現象が起こった。

 前回、2015年の住民投票で反対にまわった公明党が今回、賛成にまわったことで、可決の公算が大という見方もあった。公明党は、10月18日は公明党の山口那津男代表が、大阪入り。大阪維新の会の松井代表、大阪府知事の吉村洋文代表代行らとマイクを握り「賛成」を訴えた。公明党の国会議員はこう話す。

「表向きは大阪の公明党支援のために山口代表は現地に入った形になっている。だが、国政は自公でやっているので当然、菅首相と調整しています。10月下旬の調査で維新の劣勢が明らかになると、創価学会を動員し、賛成票を集めるべく各支部に指示を出してテコ入れをしたんだが…」

 待っていたのは、敗北という結果に…。敗因をこう分析した。

「正直、大阪の動向を読み違えていた。当初、大阪の公明党支持者の7割が前回同様に大阪都構想には反対と言っていた。山口代表が大阪に乗り込み、5割から6割は賛成にまわってくれたはず。だが、そうは言っても、投票に行かずに寝てしまった人がかなりいたようだ」(前出の公明党議員)

5626名無しさん:2020/11/01(日) 23:53:02
>>5625

 自民党内では維新を「隠れ菅派」と揶揄する声もあった。

「安倍前首相は大阪都構想に反対と言ってくれた。菅首相はノーともイエスとも何も言わない。本音では維新支持がにじみ出ていた。逆に中央がそうなら大阪は負けないと一致結束した。その思いが通じて、勝利となったように思う」(大阪選出の自民党の国会議員)

 菅首相と気脈の通じる維新の松井代表は大阪都構想の否決となった場合、政界引退を公言していた。今後、大阪維新の会、日本維新の会の党運営は、吉村氏が中心となっていくとみられる。

「菅首相はいずれ橋下氏を大臣にし、勢い増す維新に公明党という自公維で政権運営を担うという思惑があったはず。住民投票の中盤あたりまでは、圧勝ムードだっただけに敗戦はショックだろう。逆に二階幹事長は近畿地方に派閥議員も複数いるので、大阪都構想にはもともと反対だった。維新の敗北は菅首相の今後の政権運営にとって大きな痛手となる。二階幹事長に屈せざるを得ず、党高政低に拍車がかかるでしょう」(前出・自民党幹部)

 菅首相が失った「維新カード」は今後の政局にどう影響を与えるのか?

(今西憲之)

※週刊朝日オンライン限定記事

5627名無しさん:2020/11/02(月) 00:03:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/85b0463fbef25ebc49a92c7958d1fa322a32a847
自民党次期総裁選に意欲 野田聖子氏
11/1(日) 11:32配信

 自民党の野田聖子幹事長代行は1日放送のBSテレ東の番組で、来年秋の党総裁選に関し「常にチャレンジすることで(党の)多様性を引っ張り出していきたい」と述べ、出馬に意欲を示した。

 野田氏は「菅義偉首相と、子どもを抱えている野田聖子の政治家としての立ち位置はおのずと違ってくる」と指摘。「まだまだ自民党の政治の中で、引き出していない政策はたくさんある。それを引き受けていきたい」と語った。

5628名無しさん:2020/11/02(月) 09:54:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/f66cec2bb333a762f2cba3ab9cfd15cef24b8487
安倍前首相が再始動「体調戻ってきた」…発信強めていく考え
11/2(月) 6:56配信

 安倍前首相が、政治活動をそろりと再始動させている。まずは外国首脳とのパイプを生かして菅首相をサポートするとともに、自身に近い議員らで作る保守系グループを拠点に発信を強めていく考え。細田派への復帰は来年中になる見通しだ。

 安倍氏は1日、辞任後初めて地元・山口県長門市にお国入りした。父・安倍晋太郎元外相の墓参りをした後、支持者との会合で「体調も戻ってきた。今後は一議員として菅首相を支えながら地域振興にも尽くしたい」と抱負を述べた。3日までの同県滞在中、後援会幹部との会合などを精力的にこなすとしている。

 安倍氏は持病の潰瘍性大腸炎の悪化を理由に、9月16日に退陣した。関係者によると、菅首相は首脳会談の前に安倍氏に電話し、たびたびアドバイスを請うているようだ。安倍氏と最近話した自民党議員は、米大統領選の開票結果を巡って混乱が生じた場合、「トランプ大統領を説得できるのは安倍さんだけだ」との話題で盛り上がったという。

 10月25日には、自身が会長を務める保守系議員グループ「創生日本」による慰労会に出席した。下村政調会長や萩生田文部科学相、衛藤晟一・前少子化相ら多数の側近が顔を出した。同27日には保守系の「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」が安倍氏をゲストに招き、最高顧問への就任を要請した。いずれのグループも、菅首相になり、政権から保守色が薄れているとして、安倍氏を前面に押し出して存在感を示したいとの思いがあるようだ。

 一方、出身派閥・細田派への復帰について、安倍氏はこの日も「全党的な支援をいただいた。しばらくは一議員としての活動に専念したい」と明言を避けた。ただ、同派議員の政治資金パーティーにこまめに顔を出すなど領袖(りょうしゅう)就任を意識した振る舞いも見える。同派関係者は「来年には戻るだろう。他派閥が反発しないよう状況を見ながらだ」と解説している。

5629名無しさん:2020/11/02(月) 17:26:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d04b78de50c73e3714d1dd10361baa4dfe9a6d3
ここにきて、安倍前総理に「新たな野心」が復活か…? 再々登板の「仰天シナリオ」
11/2(月) 6:02配信

 「安倍前総理は議員会館の事務所に毎日通い、夕方6時頃に帰宅されているようです。挨拶すると気さくに応じてくれ、体調も良さそうです」

 こう話すのは安倍前総理と同じ衆議院第一議員会館12階に事務所を構える自民党議員だ。

 潰瘍性大腸炎の悪化による辞任から約1ヵ月、安倍前総理は精力的に活動している。

 9月28日には、東京・芝公園のホテルで開かれた細田派の政治資金パーティに出席した。

 98人が所属する最大派閥・細田派は、安倍氏の出身派閥だ。総理就任前に派閥からは抜けているが、復帰に期待する声は根強い。

 「安倍氏は細田派所属議員のパーティにも顔を出しており、徐々に派閥に戻っていくようです。

 細田派のドンである森喜朗元総理も10月12日、細田博之会長の政治生活30年を祝う会で、『細田さんからも、早く安倍さんに帰ってきてもらえと言われた』と話していました」(細田派担当記者)

 派閥復帰の先には、総理を経験した後に会長に就任するという「仰天シナリオ」まである。

 「細田派は、下村博文政調会長や稲田朋美元防衛相、西村康稔経済再生担当相など、首相候補が乱立し、分裂の危機にあります。ここをまとめられるのは安倍前総理しかいない」(細田派中堅議員)

 安倍氏は細田派議員のパーティで、「(衆院選の時期も)2ヵ月前なら私が決められたんですが」と軽口を叩いたという。キングメーカーを目指し、新たな野心が燃え上がっているのか。

 『週刊現代』2020年10月24・31日号より

週刊現代(講談社)

5630名無しさん:2020/11/02(月) 17:27:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc1af2b2bcb7b71d38f51cc7a1d8fb22b8dedc8e
安倍前首相 憲法改正「もう言い訳は通用しない」 野党を牽制
11/1(日) 18:55配信

 安倍晋三前首相は1日、憲法改正について「安倍政権の間は憲法改正しないと野党は言っていたわけだが、今は菅義偉政権なので、その言い訳はもう通用しない」と述べ、議論に消極的な立憲民主党などを牽制した。山口県長門市で、首相を辞任後初めて父・晋太郎元外相の墓参りをした後、記者団に答えた。

 安倍氏は「憲法について議論すべきだというのが国民の民意だろうと思う。それに応えていくのが国会議員の職責で、憲法の議論こそ国会議員が自分の見識を示す機会となる。機運を高めていくために私も努力していきたい」と語った。

 また、自らの出身派閥である細田派(清和政策研究会)への復帰については「しばらくは一議員として活動を再開することに専念したい」と述べるにとどめた。

 安倍氏の地元入りは昨年8月以来、約1年2カ月ぶり。約50人の地元支持者が出迎える中、昭恵夫人とともに墓前で手を合わせた。墓参後は「首相の職責を果たすために全力を尽くし、今回、辞職したことを報告をした。今後は一議員として地域の発展のためにも尽くしていきたい」とも語った。

 安倍氏は支持者に「体調による辞職で心配をかけたが、使っている薬がよく効いて、体調も回復をしている」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8a45ff04783577aa72f878726c68f773383f378f
安倍前首相「憲法改正しない言い訳通用しない」 野党をけん制
11/1(日) 18:26配信

 自民党の安倍晋三前首相は1日、山口県長門市で記者団に「安倍政権の間は憲法改正はしないと野党は言っていたが、今は菅政権だからその言い訳は通用しない」と述べ、憲法改正を巡り野党をけん制した。

 8月に体調不良で辞任表明した安倍氏は「非常に速いスピードで回復をしている」と、健在ぶりを強調した。一方で、今後の政治活動について「全党的な支援もいただいてきたので、しばらくは一議員として活動を再開することに専念したい」と述べ、出身派閥である細田派への復帰は明言しなかった。

 これに先立ち安倍氏は、妻の昭恵氏とともに長門市にある父・晋太郎元外相の墓参りをした。2012年の第2次安倍内閣発足以降、毎年夏に地元入りしていたが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で見送っていた。3日まで滞在し、山口県庁や支援者を回る予定。【遠藤修平】

https://news.yahoo.co.jp/articles/b51adfa07ba01fd3052759e21269d3353ad28cb0
改憲「今後も取り組む」 安倍前首相が山口で意欲
11/2(月) 11:38配信

 安倍晋三前首相は2日、山口県庁を訪れ、出迎えた職員らに「憲法改正をはじめ、やり残した仕事もある。今後は一議員として残した課題に取り組みたい」とあいさつした。

 自身が進めた地方創生にも触れ「まだまだ道半ばだ」と強調。「山口県出身の国会議員として、地域の再生にも全力で取り組む」と語った。

 安倍氏は1日、9月の首相辞任後初めて地元の山口県に入り、2日は長門市役所も訪問した。3日まで県内で過ごす。

5631名無しさん:2020/11/02(月) 18:52:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cd908951add375b528ae8674d94ef1030fd016c
都構想阻止「誇らしい」 二階自民幹事長
11/2(月) 18:47配信

 自民党の二階俊博幹事長は2日、国会内で同党大阪府連の大塚高司会長(衆院議員)と会い、反対多数で否決された「大阪都構想」の住民投票について報告を受けた。

 大塚氏によると、二階氏は「あれだけ劣勢だったのに、よくここまで頑張ってくれた。党として誇らしい」と反対運動を展開した府連をねぎらったという。 

最終更新:11/2(月) 18:47
時事通信

5632名無しさん:2020/11/02(月) 22:08:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/360ae6d4681c0db722152a50b433c3227350978d
自民・二階幹事長、大阪都構想否決「党としても誇らしい」
11/2(月) 18:49配信

 自民党の二階俊博幹事長は2日、国会内で同党の大塚高司大阪府連会長(衆院大阪8区)と面会し、「大阪都構想」の住民投票が否決されたことについて「党としても誇らしい」と述べた。面会後、大塚氏が記者団に明らかにした。

 住民投票で賛成に回った公明党との亀裂が指摘されているが、大塚氏は「一切ない。国では連立政権をきっちりと結んでいる。変わりなく対応していきたい」と強調した。

5633名無しさん:2020/11/02(月) 23:40:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/38ec4b2a4445fc07c07ed2fdc7ec493570647258
アングル:大阪都構想否決、与党内に波紋 解散時期に影響の見方も
11/2(月) 19:07配信

[東京 2日 ロイター] - 大阪市を廃止し、特別区を設置するか否かを問う「大阪都構想」の住民投票が1日、反対多数で否決され、与党内に波紋を広げている。与党内では、維新への支持そのものが減ったわけではないとの声が多い一方で、菅義偉首相とパイプの太い維新・公明党そろっての敗北は、首相の求心力や早期解散戦略に影響するとの声も浮上している。

首相は2日朝、大阪都構想の住民投票の結果について記者団に対し「地域の判断なので政府としてコメントは控える」としつつも、「大都市制度の議論に一石を投じた」と述べ、都構想を推進してきた維新への配慮も示した。

自民党内では「住所の区名変更などが受けいられなかっただけで、政策への支持と政党への支持は異なる」(幹部)として、自民党と協力関係にある維新に対する大阪市民の人気が陰っているわけでないとの受け止めも聞かれる。しかし、維新の会の代表でもある松井一郎大阪市長は都構想否決を受け、2023年までの「残りの市長任期をもって政界を引退する」と表明。関西での圧倒的な人気をてこに全国への浸透を狙う維新の戦略自体が問われる結果となった。

前回2015年の住民投票で都構想に反対した公明党が今回は賛成に転じたが、公明党支持層の5割が反対に回った結果も、与野党で驚きをもって受け止められている。

自民党内では「新型コロナの感染が拡大している間は、(集会などの選挙活動が制限される)公明党は戦力として使えないことが明らかになった」(竹下派)として、感染終息前の早期衆院解散は難しいとの見解が聞かれる。野党からも「安倍政権の7年間、安保法制などで苦しい決断を迫られた公明支持層に対して、中央のガバナンスが効かなくなっているのでは」(立憲民主党幹部)との見方がでている。

公明党内では今回の結果について「住民投票ではこのようなことはよくある」(幹部)と静観の姿勢。しかし維新前代表の橋下徹氏はテレビ番組で、公明党と「表面上は手を握ったが票が動いてなかった」と指摘。自民党内では「大阪での次期衆院選に様々な影響がある」(関係者)と懸念されはじめている。

9月の総裁選で圧勝し、高い内閣支持率を得てスタートした菅首相だが、都構想否決が今後の政権運営に影響するとの指摘もある。首相は官房長官時代から維新の会の松井代表や橋下氏と毎年年末に会食するなど良好な関係にある。次期衆院選で仮に自公が議席を減らし、憲法改正の発議に必要が3分の2を割り込んでも、「自公に維新を加えた連立も視野に入れている」(官邸関係者)とされてきた。

菅首相は無派閥のため政権基盤が盤石とはいえず、二階俊博幹事長や森山裕国対委員長ら与党中枢と公明党・維新との良好な関係が求心力の核とみられていた。このため「首相は今回の敗北で公明党と維新という2枚のカードを失った。来年は経済もより厳しくなる。早期解散はできないだろう。来年10月の任期間際までできないのではないか」(細田派)との見方も出ている。

(竹本能文 編集:石田仁志)

5634名無しさん:2020/11/02(月) 23:42:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/84cd293ffde014354bfa96a15c947b3f366c4b57
額賀元財務相「ゆで卵ボヤ」と茂木外相「漁夫の利」の行方
7/10(金) 6:00配信

 東京・赤坂の衆院議員宿舎でボヤ騒ぎがあったのは7月2日午後11時のことだった。部屋の主は自民党の額賀福志郎元財務相(76)。ゆで卵を作る途中で眠りこけ、鍋が空だきに。煙を感知し駆けつけた消防に泥酔したまま暴言を吐き、顰蹙を買ったという。

 源流を辿れば田中角栄元首相に行き着く名門派閥・平成研究会(現竹下派)。つい2年前まで領袖だった額賀氏だが、からきし存在感がない。「ポスト安倍」レースに向けて活発に夜会合をこなす年長の二階俊博幹事長(81)や麻生太郎副総理(79)とは大違いだ。

 平成研は、竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三という歴代首相を生み、「一致団結、箱弁当」という鉄の結束を誇ったが、もはや遠い過去。前回2018年9月の総裁選の半年前には、領袖の額賀氏を引きずり下ろすクーデターが勃発。竹下亘・元総務会長が領袖になり、「竹下派」が復活した。総裁選で、竹下氏は、兄・登氏の秘書だった青木幹雄元党参院議員会長の意向を受け、石破茂元幹事長で派をまとめようとしたが、安倍晋三首相を推したい衆院側と分裂し、自主投票に追い込まれた。

「岸田がダメなら次は茂木でいい」との声
 次の総裁選で竹下派はどう動くか。意欲を示すのは茂木敏充外相だが、前回、衆院側で安倍首相支持を取りまとめた中心で、参院側からは「今も茂木は許せない」(ベテラン)との怨嗟が渦巻いてきた。しかし、ここにきて茂木氏に追い風が吹き始めている。発生源は「ポスト安倍」に岸田文雄政調会長を推してきた安倍、麻生の両氏だ。安倍首相周辺からは「岸田がダメなら次は茂木でいい」との声が漏れ、茂木氏を一方的に嫌っていた麻生氏との関係も、会食を約束するまでに修復された。

「岸田氏はコロナ対策で失態続き。『岸田首相じゃ選挙に勝てない』との声が広がっている。このままでは安倍、麻生両氏が、どうしても避けたい『石破政権』が誕生しかねず、2人は“次善の策”を考え始めた」(政治部デスク)。党員人気はあるものの、国会議員の支持が広がらない石破氏にとって、竹下派(54人)は、固まった議員票が見込める貴重な存在。安倍、麻生両氏が茂木氏に秋波を送るのは、石破氏を「数の論理」で追い込むためでもある。岸田氏の失速、そして実力者2人の石破嫌い。「漁夫の利とはいえ、派内を固め切れていない茂木氏には渡りに船の展開」(政治部記者)。茂木氏の総裁選出馬に向かって竹下派が久々に「一致団結」できるかもしれない情勢だ。ただし、「最近派内の若手とも会食を重ねたりしているが、元々パワハラ体質で人望はない」(同前)。“箱弁当”の復活は簡単ではなさそうだ。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年7月16日号

5635名無しさん:2020/11/02(月) 23:45:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e6609b6a5ba1e6a7906b251a5085d4cb95956f7
安倍氏、首相辞任後初の地元入り 父の墓前に報告、山口・長門
11/1(日) 17:07配信

 安倍晋三前首相は1日、持病の潰瘍性大腸炎の再発により首相を9月に辞任後、初めて地元の山口県に入った。長門市で父の故晋太郎元外相の墓前に手を合わせ、歴代最長の7年8カ月間、首相として全力を尽くしたと報告。記者団に「今後は一議員として、地域の発展のためにも尽くしたいと報告した」と述べた。

 同時に、在任中を振り返り「さまざまな政策を実行できた」と強調。自らの出身である自民党細田派内で、派閥復帰への待望論があると問われ「首相を辞したばかりだ。全党的な支援もいただいてきたので、しばらくは一議員としての活動に専念したい」と語った。

5636名無しさん:2020/11/02(月) 23:47:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/12560701f8642f7a42e2f022750977541d77abe7
来年の自民党総裁選見据え 岸田前政調会長 山梨県小菅村など視察
11/2(月) 19:00配信

自民党の岸田文雄前政調会長が小菅村などを視察しました。
来年行われる次の自民党総裁選を見据え、地方の支持を広げる狙いがあると見られています。
岸田前政調会長は11月2日、総裁選後、初の全国行脚の皮切りとして、同じ岸田派で山梨2区を選挙区とする堀内詔子環境副大臣と小菅村や丹波山村などを訪れました。
このうち小菅村ではワサビを栽培する農家の説明を受けながら収穫を体験しました。
また、ヤマメなど地元の食材を使った食事をとりながら住民と意見交換をし、「人口の少ない村だからこそ5Gや自動運転などの最新技術の活用が必要」といった要望を受けていました。
9月の総裁選では菅首相に敗れた岸田前政調会長ですが、来年9月に予定されている自民党総裁選を見据えて、地方での支持拡大に動き出した形となります。

[UTYテレビ山梨]

UTYテレビ山梨

https://news.yahoo.co.jp/articles/73ab3cbae267c094b5d75172763c71a535b8d361
自民・岸田前政調会長、来年の総裁選に向け全国行脚をスタート 地方票“惨敗”受け
11/2(月) 20:14配信

 自民党の岸田前政調会長は来年予定される自民党総裁選への再出馬に向け、全国行脚をスタートさせました。

 岸田氏は全国行脚の第一弾として山梨県の小菅村などを訪れ、村民らと地方の現状などについて意見を交わしました。

 来年9月に予定される自民党総裁選への再出馬に意欲を示す岸田氏ですが、今年の総裁選では地方票で菅総理、石破元幹事長に後れを取っていて、知名度アップもはかりたい考えです。

 「東京の机の上だけではなく、やはり現地の空気を雰囲気を声をしっかり聞かせていただきながら、地方を感じながら考えていく」(自民党 岸田文雄前政調会長)

 岸田氏は全国行脚を通じて地方の声を聞き、政策に反映させたいとしています。(02日18:37)

最終更新:11/2(月) 20:14
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/5da1b703d5b19d72ffd836bc94dab3d9cba17624
岸田氏、地方行脚スタート 自民党員不人気の克服狙う
11/2(月) 18:41配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は2日、山梨県小菅村、丹波山村など3カ所を訪れ、党総裁選への再挑戦をにらんだ地方行脚をスタートさせた。

 9月の総裁選で鮮明になった党員の間の「不人気」を克服するのが狙いだ。8日には長崎県を訪れる予定で、来年秋に向けて全国をめぐる考えだ。

 岸田氏は丹波山村で記者団に「総裁選では地方票も考えないといけない。地方を回りながらいろんな方々と交流し、私を知ってもらえればありがたい」と意欲を表明。「机の上だけでなく現地の空気を感じながら政策を考えていく」と語った。

 小菅村では長靴を履き、山あいの湿地でワサビの収穫を体験。屋外に据えたテーブルで地元の川魚などを使った料理に舌鼓を打ちながら、デジタル技術を通じた地方活性化の方策などについて地元住民らと意見交換した。

5637名無しさん:2020/11/03(火) 08:18:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/09c2b89c7c25479d9b7d810fcc716c4dd6bc86a6
菅総理との不仲説が囁かれ…麻生太郎財務大臣「存在感なし」の憂鬱
11/3(火) 8:02配信

妻・ちか子さんと久々のディナーを楽しんだ後でも、麻生太郎財務相(80)の表情は冴(さ)えなかった。

10月上旬の土曜日、広尾(渋谷区)の高級フレンチ懐石を後にした麻生大臣は、小雨の中を少し歩き、運転手が待つ高級外車に乗り込んだ。

せっかくの休日なのに、麻生大臣が浮かない様子なのはワケがある。週が明けて永田町に戻れば、憂鬱な日々が待っているからだ。

「心中にあるのは、菅(義偉)首相との関係でしょう。麻生さんの菅さん嫌いは有名な話。そもそも、麻生さんは『叩き上げ』の菅さんと根本から合わないんです。華麗なる一族の出身である俺が、なぜ秋田の農家の倅(せがれ)を支えなきゃいけないんだと、思っている。9月の派閥会合で菅内閣を『かん内閣』と読み間違えたのも、間違いなくわざとです」(自民党ベテラン議員)

菅首相が麻生大臣の感情に気づかぬはずはない。50名を超える大派閥の領袖(りょうしゅう)である麻生大臣を大っぴらに干すことはできないが、ジワジワと締め上げている。

「新内閣発足に伴う人事では、露骨に麻生さんの力をそぎ落としにかかりました。麻生派の中で厚遇と言えるのは行政改革大臣の河野太郎くらい。あとは万博大臣などの軽いポストにしか置いていません。とくに麻生さんにとって面白くないのが、総務大臣という重要ポストに二階派の武田良太が就いたことです」(同前)

’19年4月に行われた福岡県知事選において、麻生大臣は元厚労官僚を擁立した。しかし武田総務相は、無所属の現職を支持。しかも、結果は麻生陣営の惨敗に終わった。以来、両者は犬猿の仲として知られている。

麻生大臣を憂鬱にさせているのは、菅首相との関係だけではない。

「実は、長男との代替わりが噂されているんです。しかも、それを麻生さんに迫っているのは、他でもない妻のちか子さんだとされています」(麻生派議員)

麻生大臣ももう80歳。このまま引退してしまうのか。政治ジャーナリストの角谷浩一氏が語る。

「麻生派、岸田派、谷垣グループをまとめる大派閥構想を麻生大臣は考えている。3つが集結すれば議員は100名を超える。そうなったら、菅首相は再び麻生大臣を持ち上げざるを得なくなります。仮に息子に代替わりしても、政界に隠然たる影響力を持つ可能性は十分にある」

永田町を舞台に、暗闘は続く。

『FRIDAY』2020年10月30日・11月6日号より

FRIDAYデジタル

5638名無しさん:2020/11/03(火) 08:23:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c96c41c79fb0ed79568dd0d49f01b8f2ec9bfce
大阪都構想、「住民投票否決」で菅首相の大打撃
11/3(火) 5:31配信

 いわゆる「大阪都構想」が11月1日の住民投票で否決され、同構想の実現に政治生命をかけてきた大阪維新の会代表の松井一郎大阪市長は、2023年4月の任期満了での政界引退を表明した。

 松井氏は国政政党・日本維新の会の代表でもあり、今回の結果は次期衆院選での勢力拡大を狙う維新の失速にもつながりかねない。さらに、自民党が反対する中、松井氏と気脈を通じて秘かに大阪都構想実現を期待していたとされる菅義偉首相にとっても、今後の政権運営への打撃は避けられそうもない。

■公明支持者は半数が反対に

 維新創業者の橋下徹元大阪市長と松井氏は、安倍晋三前首相や菅首相との親密な関係を軸に、国政政党・維新の全国的勢力への拡大を目指して菅政権との連携強化を進めてきた。菅首相も憲法改正で維新と連携するなど、補完勢力確保による政権基盤の安定化を狙っていたとみられる。

 菅首相は2021年9月の自民党総裁で再選し、任期4年の本格政権を目指すために、次期衆院選後の自公維連立政権の可能性も探っていたとされる。しかし今回、維新の大黒柱である松井氏が引退を表明し、「政局運営の重要なカードを失った格好」(自民長老)とみえる。

 大阪都構想に賛成して「敗者」となった公明党も、大阪における自民党との関係が悪化しており、次期衆院選戦略も含めて菅政権の動揺につながる可能性もある。

 大阪市を廃止して4つの特別区に再編する大阪都構想の是非を問う住民投票は2015年に続いて2度目となったが、前回同様、僅差での否決となった。この結果、政令市としての大阪市存続が決まり、松井氏とともに都構想実現に邁進した吉村洋文大阪府知事(維新代表代行)は再挑戦を否定した。

 住民投票の当日有権者数は220万5730人、投票率は前回を4.48ポイント下回る62.35%にとどまった。結果は賛成が約67万6000票、反対約69万3000票で、前回の約1万票差より大きい約1万7000票差での否決となった。メディア各社の出口調査などによると、都構想への賛成が多かったとされる若年層の投票率が低く、前回反対だったのに今回は賛成に転じた公明党も、支持者の半数以上が反対に回ったとみられる。

 大阪都構想は橋下氏が提唱し、同氏が松井氏とともに立ち上げた地域政党・大阪維新の会の看板政策だった。大阪府と大阪市の二重行政をなくすことで大阪全体の発展につなげるとの発想だった。

 過去の大阪では府知事と市長が対立し、行政の無駄が際立っていた。松井氏らは「大阪の不幸せ(府市あわせ)解消」として改革を目指した。

 住民投票の開票結果を受けて1日夜に記者会見した松井氏は、「2度目の敗北は、すべて私の力不足が原因。政治家としてのけじめをつけなければならない」と市長任期満了時の政界引退を表明。吉村氏は「僕が都構想に挑戦することはない。(政治家としての進退は)任期満了の前に判断したい」と、悔し涙をにじませて敗北を認めた。

5639名無しさん:2020/11/03(火) 08:24:02
>>5638

■憲法改正で安倍前首相と連携

 松井、吉村両氏の後見人でもある橋下氏は1日夜、今後の維新について「吉村氏が担うのでは」と述べ、世代交代の必要性を強調した。ただ、大阪の地域政党から中央政界へと勢力を拡大した維新は、今回の大阪都構想否決で党運営のトップリーダーと看板政策を同時に失うことになる。今後は国政政党としての存在感も低下する可能性が大きい。

 橋下氏が府知事時代の2010年4月に大阪維新の会を旗揚げした際、当時首相退陣後の無役に甘んじていた安倍氏を党首に迎えようと打診したことが、両氏の親密な交流のきっかけとされる。これと並行して、橋下氏とタッグを組む松井氏も地方議員時代に菅首相と意気投合し、党派を超えた盟友として連携を強めてきた。

 第2次安倍政権が発足した2012年暮れ以降、安倍、菅両氏と橋下、松井両氏は年末などに定期的に4者会談を続け、安倍1強時代の自公政権の補完勢力として維新は存在感を示してきた。維新の国会議員も「我々は与(よ)党でも野(や)党でもない『ゆ』党」と自任してきた。

 大阪の地域政党として出発した維新は、大阪都構想を軸に「統治機構の抜本改革」(橋下氏)を政治目標に掲げ、その延長線上で憲法改正を主張。その実現を悲願とする安倍前首相と連携を深めた。自民党にとっても参院での改憲勢力3分の2を確保するためには維新の協力が必要で、それを背景に自民、維新両党は「国会運営での持ちつ持たれつの関係」(自民幹部)を維持してきた。

 こうした中、大阪都構想の住民投票が目前に迫った10月29日には、馬場伸幸維新幹事長が衆院の代表質問で都構想実現の意義を力説。菅首相も前向きな答弁で援護射撃する場面もあった。その一方、国・地方選挙で維新と激しく対立する自民党大阪府連は、大阪都構想への反発が根強く、菅首相との思惑の違いも際立っていた。

 国政政党の維新にとっても「大阪都構想の実現は党勢拡大のカギ」(幹部)との位置づけだった。最初の挑戦となった2015年の住民投票で否決された際には、維新のリーダーで大阪市長だった橋下氏が政界引退を余儀なくされた。その結果、2017年衆院選では2014年衆院選で獲得した41議席を大きく減らす、11議席まで落ち込んだ。

■松井氏の政界引退が痛手に

 ただ、その後は党勢も回復し、次期衆院選では「30議席以上の獲得が確実」(選挙アナリスト)との分析もあった。ただこれは、「大阪都構想の可決が前提」(同)で、維新内部でも「今回の都構想否決と松井氏の引退表明による選挙戦への痛手は測り知れない」(幹部)との不安が広がる。

 その一方で、衆院解散のタイミングを探る菅首相にとっても「都構想否決による維新の失速は大きな計算違い」(閣僚経験者)とみる向きが多い。自民党などが定期的に実施している全国情勢調査などでは、「次期衆院選は自民の議席減の可能性が高い」(自民選対)とされる。菅首相サイドは「自公が議席減となっても、維新を取り込めば十分補える」と自公維連立政権をちらつかせていた。だからこそ、9月の菅政権の組閣でも、橋下氏の総務相起用が取りざたされたのだ。

 ただ、「自公維連立実現のキーパーソンは松井氏」(自民幹部)とされていただけに、橋下氏に続く松井氏の政界引退は「菅首相にとって痛手」(同)となる。しかも、菅首相と緊密に連携する自民党の二階俊博幹事長は、かねて大阪都構想に否定的だった。このため、今回の事態を踏まえ、「菅政権内では維新と距離を置く二階氏の影響力が一段と増す」(自民長老)との見方も広がる。

 一方、大阪自民とともに都構想否決に成功した立憲民主や共産など主要野党は、「これで次期衆院選で維新の全国展開に歯止めがかかる」(立憲民主選対)と読み、全国的な野党統一候補の調整に全力を挙げる構えだ。

 菅首相は周囲に「国政への影響はない」と平静を装うが、自民党内では「学術会議問題で支持率が急落している中、新たな痛手になるのは間違いない」(若手)との声が多い。

 11月2日に始まった衆院予算委では、野党側が学術会議問題での菅首相の強権的姿勢を厳しく追及し、菅首相は防戦を強いられている。それだけに与党内では「今回の維新の挫折は、菅1強が弱まるきっかけになるのでは」(公明幹部)との見方も出始めている。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

5640名無しさん:2020/11/03(火) 08:29:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e2c87275c8dfd1e9a6b92d524f4001466a1b554
大阪維新の敗北ではじまった菅義偉VS二階俊博の暗闘 「党高政低」に拍車が…〈週刊朝日〉
11/3(火) 8:02配信

 11月1日に投開票が行われた大阪都構想をめぐる住民投票は、約1万7000票という僅差で反対が賛成を上回った。このことは、実は菅義偉首相にとっても大きな打撃になりかねない。

 維新と近かった菅首相は今回、明言はしなかったものの、都構想に「賛成」だったと思われる。一方、「盟友」のはずの二階俊博幹事長は、都構想に「反対」の立場。両者の間で、水面下の主導権争いが展開していたのだ。大阪都構想をめぐる人脈図を分析すると、2人の「本当の関係性」が浮かび上がってきた──。

「聞いていない」

 二階幹事長が記者会見で発したこの一言が、菅政権を震撼させた。

 発端は、西村康稔経済再生相が年末年始の休暇を1月11日まで延ばすよう呼びかけたこと。休日が延びると年明けとも言われる衆院解散の時期に影響しかねない。西村氏が相談もなく発表したことに、二階氏は怒りをあらわにしたのだ。

 二階氏の反発を招いた西村氏は10月28日に党本部を訪問。「与党と連携して取り組んでいきたい。改めて強く胸に刻んで対応したい」と反省の弁を述べた。現職の大臣が党への連絡不足で事実上の謝罪に追い込まれたことは、「官邸一強」と言われた安倍晋三政権では見られなかった光景だ。

 無派閥で総裁選を制した菅首相にとって、勝利への道筋を作った二階氏は最大の功労者で、その意向には配慮せざるを得ない。すでに永田町の天気図は「政高党低」から「党高政低」に移ったかに見えるが、菅氏も屈したわけではないという。政治ジャーナリストの角谷浩一氏がこう語る。

「永田町で今ささやかれているのは、菅氏と二階氏の間がギクシャクしているということ。菅氏は初外遊先のベトナムとインドネシアで『中国包囲網』ともとれる『自由で開かれたインド太平洋』構想について話した。これでは親中派の二階氏の顔が立ちません。内心、『誰のおかげで首相になれたんだ』と思ったでしょうし、一方の菅氏には『首相になったのだから、もう二階氏の顔色をうかがう必要はない』という感覚があるのではないか」

 2人に水面下の主導権争いが生じているようなのだ。その最前線となっていたのが、大阪都構想の住民投票だ。関西出身のある自民党議員が言う。

「両者とも表では言わないが、菅氏は日本維新の会びいきで、本音では大阪都構想に賛成。一方の二階氏の本音は反対。二階氏は前回の住民投票の時ははっきり反対していたし、今回も国会議員の集まりでは、『大阪市を廃止することに何のメリットがあるのか』と話していた」

 ある自民党幹部もこう証言する。

「菅さんは住民投票の行方が気になって、官僚や側近議員にコッソリと情勢を聞いていたそうだ。序盤に賛成派がリードしていると聞いて、『今度は決まりそうだ』とニンマリしていたそうです」

5641名無しさん:2020/11/03(火) 08:29:29
>>5640

 なぜ菅氏はここまで維新の肩を持つのか。一つのヒントになるのが、菅氏のブレーン人脈だ。

 政権発足にともない、菅氏は経済政策を取りまとめる組織として成長戦略会議を新設した。委員に元金融アナリストのデービッド・アトキンソン氏や国際政治学者の三浦瑠麗氏らが名を連ねる中、竹中平蔵元金融相もメンバーに選ばれた。

「菅氏は小泉純一郎政権時代、竹中総務相の元で副大臣を務めたのがきっかけで、後任の総務相に抜擢された。菅氏にとっては『恩人』で、政策的にもかなり影響を受けています」(政界関係者)

 竹中氏と維新との関係はどうか。竹中氏についての著書があるノンフィクションライターの佐々木実氏は言う。

「竹中氏は2012年の衆院選で維新の候補者を選定する『公募委員会』の委員長でした。維新の生みの親の一人とも言えます。大胆な規制緩和を実施する新自由主義的方向性は維新と親和性があり、竹中氏が提唱する『スーパーシティ構想』にも維新は前向き。今後も菅氏と維新をつなぐ役割をしていくでしょう」

 また、内閣官房参与には元財務官僚の高橋洋一嘉悦大教授が任命された。高橋氏も維新に立ち上げ時から有識者として関わり、大阪市の特別顧問も務めていた。菅氏と維新のブレーン人脈は見事に重なり合うのである。

「そもそも菅氏は、維新の会の松井代表が大阪府議時代から親交があり、道州制の導入などでも意気投合していた。安倍政権時代も、安倍氏、菅氏、松井氏、橋下徹氏の4人で定期的に食事会を開くなど、ずっとつながっていましたからね」(前出の政界関係者)

 もちろん、菅氏が維新とのつながりを保つのには別の理由もある。前出の自民党幹部はこう語る。

「菅氏にとって、維新は重要なカード。安倍政権のようにいつまでも選挙で大勝できるわけがない。公明党だけではなく維新を加えた自・公・維連合の選択肢を持っておくことで、心もとない自身の権力基盤を強固にしておきたいという思いがある」

 いわば、維新は「第2の菅派」。大阪都構想で維新が勝利することは、菅氏の力を増強させることにつながるのだ。

 ただ、こうした流れが加速すれば、割を食うことになるのが二階氏だ。前出の自民党幹部が言う。「維新の力が増すと大阪だけでなく兵庫や京都に維新が多くの候補者を立てる動きが広まる。近畿地方で自民の議席が減るのは幹事長のメンツとして、影響力にかかわる。いずれ地元の和歌山も脅かされますし」

 ただ、今回、二階氏は沈黙を保ち、菅氏と事を構えることはなかった。

「二階さんにとって、菅内閣は自分が作った政権。今、維新をめぐって菅さんと対立しても意味がないからね」(二階氏側近)

 あたかも、大阪都構想が否決されて菅氏が「自滅」するのを待っているかのような態度。こんな情勢もあって、自民党内では微妙な空気が漂っていたという。

「本来は党をあげて(都構想に反対の)大阪府連に協力すべきだが、菅さんが維新びいきなのはみんな知っているから都構想には誰も関わりたくない。『触らぬ神に祟りなし』ということ」(前出の関西出身自民党議員)

 実際、世論調査で賛否が拮抗し続ける中でも大物議員が大阪入りすることもなく、自民党は終始「様子見ムード」だった。

5642名無しさん:2020/11/03(火) 08:29:40
>>5641

 二階氏と菅氏の関係をさらに複雑にしているのが公明党の存在だ。

 前回の住民投票で反対の立場だった公明党は今回、賛成に転じた。同党元幹部がこう話す。

「公明は衆院小選挙区の8議席のうち四つが大阪府内にあり『常勝関西』と呼ぶ最重要選挙区。維新が選挙区に対立候補を出す構えを見せる中、議席を維持するために協力せざるをえなくなった」

 これには、自民党から「議員バッジのために魂を売った」(大阪府連関係者)との批判が噴出し、大阪の自公協力は崩壊寸前。支持母体である創価学会の中でも動揺が広がっていたという。

「こんな時は学会員は動員されても応援演説に行かないし、投票もしない。投票所に行っても白票を入れるだけです」(前出の公明党元幹部)

 公明党側にも自民党への“遠慮”があったのか、山口那津男公明党代表が大阪で演説をした時も動員はかからなかったという。しかし、その姿勢も終盤で変化した。

「世論調査で反対派が追い上げて賛成を上回ると、学会内で山口代表の演説内容が文書になって配布され、賛成に投じるように踏み込んだ指示が出たと聞いています」(前出の関西出身自民党議員)

 公明党との太いパイプを誇る二階氏からしたら、見過ごせない展開だったのではないか。“遺恨”はますます深まったように見える。

 維新が住民投票で敗れ、松井氏の任期満了後の引退が決まったことで、今後、菅首相の勢いにも陰りが出る可能性がある。ただ、維新をめぐり菅氏と二階氏の利害が対立する構図自体はこの先も変わらない。いつか、2人が火花を散らす時がやってくるのか──。今後も注視する必要がありあそうだ。

(本誌・西岡千史、上田耕司/今西憲之)

※週刊朝日  2020年11月13日号に加筆

5643名無しさん:2020/11/03(火) 15:56:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/00dcb8a8122d923d8932192c3d7a63ab6cc46131
自民・野田幹事長代行「油断しないように」 大阪都構想否決も引き締め
11/2(月) 19:14配信

 自民党の野田聖子幹事長代行は2日の記者会見で、大阪都構想が住民投票によって否決されたことについて「大阪市民のお気持ちということで尊重させていただきたい」と語った。

 次期衆院選への影響に関しては「住民投票と国政はきっちり分けて油断しないように。より一層、同志の議員たちに精進していただかなければならない」と引き締めた。

5644名無しさん:2020/11/03(火) 17:25:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/e177d79f102e6c269dd00d59230824d9ef88bb82
菅首相、維新カードは保持 政権運営に影も 「大阪都」否決
11/3(火) 7:24配信

 菅義偉首相は、看板政策の「大阪都構想」で挫折した日本維新の会との連携を引き続き重視する考えだ。

 政策で維新と重なる部分が多いことに加え、今後の国会運営で維新の協力が必要な場面も否定できないからだ。ただ、維新が勢いを失えば、首相の政権運営にも影を落としかねない。

 首相は2日、都構想の賛否を問う住民投票が反対多数となったことについて、記者団に「大都市制度の議論において一石を投じた」と配慮を示した。首相は「経済を回復させていく中で、地方を元気にするためにいろんな議論をしていくことは大事だ」とも語り、地方活性化などで維新と協力していく姿勢に変わりない考えをにじませた。

 維新の松井一郎代表(大阪市長)と信頼関係を築いてきた首相は、2025年の国際博覧会(大阪・関西万博)の誘致実現をバックアップ。カジノを含む統合型リゾート(IR)の大阪誘致でも連携してきた。国際金融都市構想の実現など、力を注ぐ政策課題で維新との連携を期待する。

 国会運営でも安倍前政権時、「共謀罪」法などの与野党対決法案で維新の協力を得てきた。首相は、政権の「補完勢力」として今後も「維新カード」を保持しておきたい考えだ。

 自民党大阪府連が都構想に反対する中、首相は10月30日の参院本会議で、維新の片山虎之助共同代表の質問に対し「二重行政の解消と住民自治の拡充を図ろうとする大都市制度の大きな改革だと認識している」と答弁。維新に最大限配慮したのは今後のことが念頭にあるためだ。

 それだけに、松井市長が23年4月の任期満了で政界を引退すると表明したことは首相にとって痛手だ。求心力がなくなった維新が次期衆院選で議席を減らす可能性もある。首相が衆院選を乗り切ったとしても、国会で「応援団」が減ることになる。

5645名無しさん:2020/11/03(火) 22:10:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e1d59c256b82ada4afe9997e464a7e08ae87f09
印章が伝統産業の山梨、知事が河野氏のツイート画面掲載し「ただただ限りない嫌悪感」
11/3(火) 14:32配信

 山梨県の長崎知事は2日、自身のツイッターに、「押印廃止」のハンコの写真とともに河野行政・規制改革相と平井デジタル改革相が並んだ河野氏のツイッター画面を掲載し、「ただただ限りない『嫌悪感』」とつぶやいた。

 行政文書の押印を省略する国の動きに対し、知事は山梨県の伝統産業である印章の制度や文化を守るよう訴えている。ツイッターでは、「決してデジタル化に反対している訳ではない」と断りつつ、「印章関係者の健気(けなげ)な想(おも)いや切実さに対する敬意はおろか想像力すら微塵(みじん)も感じられない」などと批判した。

 知事は先月、自民党本部(東京都)で開かれた議員連盟の総会に出席するなど、各方面に協力を求める活動を展開している。

5646チバQ:2020/11/04(水) 09:30:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/03202ffb67d020eba59497255b9ad2e02578f8a9
河野行革相、首相肝いりの事業にも切り込み 行政事業レビュー
11/3(火) 22:20配信
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河野太郎行政改革担当相=10月28日午前、首相官邸(春名中撮影)
 菅義偉(すが・よしひで)内閣で初めてとなる行政事業レビューの「秋のレビュー」は、内閣の目玉人事として起用された河野太郎行政改革担当相が取り仕切る。行革に熱心に取り組む河野氏は、首相への意欲を隠さない。行革・規制改革は菅内閣の重要課題であるだけに、「河野行革」は次世代の首相候補への試金石ともなる。

【写真】行政事業レビューで検証される主なテーマ

 「事業レビューは全て聖域なく、例外なく見る」

 河野氏は10月13日の記者会見で、こう強調した。秋のレビューの対象には、9月まで防衛相として担当した防衛省の「次期戦闘機の調達」もリストアップした。自身の「古巣」にも切り込む姿勢を示すことで「聖域なき改革」を印象付ける狙いが透けてみえる。

 首相肝いりの政策も対象にする。温室効果ガスの2050年までの実質ゼロや農林水産品の輸出促進など、成否が政権の評価に直結するテーマに関連する事業も取り上げる。菅政権が重点課題に掲げる政策でも極力無駄を排して効率を高めるとともに、公開の場で検証することで周知を図る狙いもあるとみられる。

 河野氏にとって行革は、初当選以来取り組むテーマだ。平成20年には自民党の「無駄撲滅プロジェクトチーム」を率いた。「アニメの殿堂」と呼ばれた国立メディア芸術総合センターの予算凍結などを求めたが、当時の麻生太郎内閣では21年度補正予算に盛り込まれた苦い経験がある。

 その後に誕生した民主党政権では行政刷新会議のレビュー「事業仕分け」がメディアに注目され、河野氏は野党議員だったにもかかわらず視察に訪れた。視察当日の21年11月27日の自身のブログでは「僕らがやったときは反乱軍だったが、今度は正規軍のように扱われた。うらやましい」と本音を漏らしている。

 河野氏の行革担当相就任は2回目。規制改革担当相も兼任しており、就任当初は「今回は国民の側から見て新しい価値をつくり出す規制改革を中心に据える」と述べていたが、首相への意欲を見せる河野氏にとって、行革でも目立った成果を挙げることは必要だ。

 河野氏自身もその点は意識しているようで、行政事業レビューには厳しく臨む姿勢を示している。先月30日の記者会見で、レビュー用の資料に誤記が多いと指摘されると、「あまりにひどい場合には人事評価に反映をするとか、考えていかなければいけない」と語気を強めた。(大島悠亮)

5647名無しさん:2020/11/04(水) 19:37:48
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASNC44V5VNC4UTFK018.html
政治家の世襲制限を迫った辻元氏、麻生財務相の答えは
2020/11/04 15:01朝日新聞

政治家の世襲制限を迫った辻元氏、麻生財務相の答えは

午前の衆院予算委を終え、麻生太郎財務相(左)と話す菅義偉首相=2020年11月4日午後0時、上田幸一撮影

(朝日新聞)

 衆院予算委員会では4日午後、立憲民主党から辻元清美氏が質問に立った。辻元氏は政治家の世襲の是非を取り上げた。

 辻元氏は、首相がかつて「世襲制限をして世代交代を図る。こんな当たり前のことをやらないと自民党に未来はない」と述べていたと紹介し、「今も同じお考えか」とただした。

 菅首相は「私はゼロからスタートした。小選挙区世代初めての選挙で当選させていただいたが、当時、自民党は世襲が圧倒的に多かった」と述べたうえで「世襲の方が小選挙区に出る場合でも、予備投票などの方策を作って今日まできている」と答弁した。

 辻元氏は、菅内閣も世襲議員が多いと指摘。さらに、首相がかつて「3親等以内の親族を公認しないことを考えている。出たければ違う選挙区から出ればいい、と具体的に考えていた」というエピソードも披露した。

 さらに、辻元氏は麻生太郎財務相兼金融担当相に対し、「こういう対応をされたら、息子さんを出したいですか」と質問。麻生氏は「事前通告を受けてないね。後継ぎをさせるかどうかという意味か」と問いかけ、「まだ引退することを考えていないから」と応じた。議場から笑いが漏れた。

5648名無しさん:2020/11/04(水) 20:23:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/1408d8e479421af3f56307cc248365de9771d9af
石破派の会合、再び見送りへ 2週連続、新体制未定
11/4(水) 17:54配信

 自民党の石破茂元幹事長が会長を辞任した石破派(19人)は4日、毎週木曜に開く定例会合の5日の開催を見送ると決めた。後任会長をはじめ新体制が決まらないためで、会合中止は10月29日に続き2週連続となる。

 同派幹部は定例会合中止に関し「混乱を外に見せるのはよくない」と語った。石破氏は4日、事務総長を務める鴨下一郎元環境相の非公開のセミナーで講演したが、派閥の今後について明確な方向性は示さなかったという。

 石破氏は、9月の党総裁選敗北の責任を取るとして10月22日に会長を辞任、山本有二元農相も会長代行の辞意を示した。鴨下氏は石破氏からの後継指名を固辞している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d6987986aee150ac11732e31ca78ddab71aa57c4
下地幹郎氏の衆院選前復党認めず 自民3衆院議員が一致
11/4(水) 6:44配信

 自民党県連所属の衆院議員3氏が3日、那覇市内で会合を開き、自民への復党願を提出した下地幹郎衆院議員=無所属=の処遇について、次期衆院選の前に復党を認めるべきではないとの考えで一致した。県連は復党願の取り扱いについて、早ければ今週末から議論を始める予定。県連所属の国会議員全員が復党を認めない方針を示したことで、県連の判断にも影響を及ぼしそうだ。

 会合に出席したのは西銘恒三郎氏、国場幸之助氏、宮崎政久氏。会合では、下地氏が次期衆院選を見据え復党願を提出したことを問題視し、「選挙ありきの復党は認められない」「過去の反党行為を考えると支持者からも賛同が得られない」などの反対意見が上がったという。

 県連関係者によると、今月1日に県連最高顧問を務める仲井真弘多元知事と西銘氏、国場氏の3人で下地氏の復党について協議し、仲井真氏は復党に反対する方針を示したという。下地氏の復党を巡っては、国場氏が支部長を務める沖縄1区支部が、復党を認めないよう求める要請書を自民党県連に提出している。一方、経済界の一部からは、保守合同を目的に下地氏の復党を求める要請書が県連に出されている。

琉球新報社

https://news.yahoo.co.jp/articles/a8e7641cc7444143c9a63f60b2d4430be7fd6a3c
自民党が2050年温室効果ガスゼロで推進本部新設へ 二階氏が本部長
11/4(水) 18:26配信

 自民党の下村博文政調会長は4日の記者会見で、菅義偉首相(党総裁)が表明した2050(令和32)年までの温室効果ガス排出量実質ゼロの実現に向け、総裁直属の「2050年カーボンニュートラル実現推進本部」を新設すると発表した。二階俊博幹事長が本部長を務め、来週にも初会合を開く方針だ。

 これに関連し、小泉進次郎環境相は4日の記者会見で「脱炭素の理解者を増やしていく活動を幅広くやっていきたい」と述べた。

5649名無しさん:2020/11/06(金) 00:44:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef43dde3f95ad8ef08f4a61fc5bc5aa96b851c6c
「すこぶる調子がいい」安倍氏“復権”の先に見据えるのは…
11/4(水) 11:34配信

 安倍晋三前首相は1日、退任後初めて地元・山口県に入り、父晋太郎氏の墓前に手を合わせた。持病の悪化に伴う無念の退陣表明から約2カ月。支援者の歓迎を受け、取り囲む報道陣を前に「今後は一議員として、地域の発展のために尽くしていきたい」。史上最長政権を築いた者として“復権”の先に見据えるのは何か。

 「総理の職責を果たすために全力を尽くし、今回、辞職しましたという報告をいたしました」

 午後、同県長門市で墓参を終えた安倍氏は、力強い口調で報道陣に復調ぶりを示した。その後は、近くの市役所支所など4カ所をはしごし、集まった支援者に「おかげで薬も効いて体調も早く回復している」。笑みをたたえ、一人一人と言葉を交わした。

 新型コロナウイルス感染症の影響により、昨夏の盆以来となった帰郷。常々、「地元に帰れば元気になる」と語ってきただけに、花束も受け取って心身を充電した様子がうかがえた。

 「すこぶる調子がいい。辞めたのがうそみたい」。安倍氏の出身派閥・細田派の幹部は、最近の安倍氏に目を見張る。所属議員の政治資金パーティーに連日駆け付けてマイクを握り、夜の会合にも出席。アルコールも口にする。

 派内では、派閥復帰と会長就任を望む声が一段と高まり、安倍氏も周囲に「(来秋までに行われる)総選挙の前後を考えている」と、その時期に言及し始めた。「ここで終わるつもりはさらさらない、ということだ」と自民党関係者。院政を敷き存分に影響力を振るうキングメーカーか、「(首相)再々登板」への布石か。永田町では、近い将来の「安倍派」発足をどう読み解くかの推論がかまびすしい。

      ■ 

 安倍氏と親密な閣僚経験者はあるエピソードを基に、菅義偉首相体制の下でもキーマンであり続けていると指摘する。今後の最大焦点である衆院解散時期について安倍氏が最近、「私だったら、来年1月の通常国会冒頭だ」と持論を開陳したというのだ。

 内閣と党の支持率がともに高い時期を逃さず衆院選を仕掛け、野党を圧倒し、その流れで来秋の総裁選も制する-。この側近は「(政局の)相談を受ければ指南するのが安倍さん」。実際、首相は今も安倍氏と密に連絡を取り、外交の報告も欠かさないという。

 この日、在任中に念願成就できなかった憲法改正についても、安倍氏は「(安倍政権の間は議論しないとの)野党の言い訳はもう通用しない。より一層(議論の)機運を高めていくために、私も努力していきたい」と踏み込んだ。再始動のエンジンが全開になるのも遠くなさそうだ。 (河合仁志)

5650名無しさん:2020/11/06(金) 00:46:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e21d720c97a9222794d2c1ab01de5a3161292dd
自民・石破派、2週連続で定例会合見送り 代わりに昼食懇談会
11/5(木) 18:23配信

 自民党石破派(19人)は5日、週1回の定例会合を2週連続で見送り、代わりに派閥議員有志による昼食懇談会を国会内で開催した。石破茂元幹事長らを除く14人が集まった。

 石破氏が10月22日に派閥会長を辞任して以降、後任会長が決まっていない。毎週木曜の定例会合を開催できていないが、国会や党内情勢の情報共有を望む若手有志が先週に続き、昼食懇談会を企画した。懇談会終了後、平将明元副内閣相は記者団に「(雰囲気は)和気あいあいだった。モメンタム(勢い)が出てきた感じはする」と語った。派閥の方向性についての議論はなかったという。【立野将弘】

https://news.yahoo.co.jp/articles/0c6ac6198615e8e64403cfc10cb27b6d1a10db5a
伊吹氏「学問の自由は印籠か」 学術会議側をけん制
11/5(木) 21:42配信

 自民党の伊吹文明元衆院議長は5日の二階派会合で、日本学術会議の会員任命拒否問題に関連し「学問の自由と言えば、水戸黄門の印籠の下にひれ伏さなくてはいけないのか。憲法は、自由は乱用してはならないと定めている」と述べ、学術会議側をけん制した。

 学術会議の会員は特別職の国家公務員だと指摘し「一方的に政治的な声明を出すとか、学術会議の肩書で政治的な発言をするのは自粛しないといけない」と強調した。

 任命拒否した菅首相について「心中を忖度すれば、政府の一組織である者には、一方的な意見公表は自重してもらいたいと。人事を含め考えたという気持ちだったのではないか」と語った。

5651名無しさん:2020/11/06(金) 18:04:15
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020092700157
首相動静(9月27日)
2020年09月27日22時02分

 午前10時現在、東京・赤坂の衆院議員宿舎。
 午前10時22分、同議員宿舎発。
 午前10時27分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。同ホテル内のスパ&バーバー「カージュラジャ ティアド」で散髪。同ホテル内の中国料理店「星ケ岡」で秘書官と食事。午後1時32分、同ホテル発。
 午後1時38分、東京・平河町の都市センターホテル着。同ホテル内の宴会場「コスモスホール」で第13回公明党大会に出席し、あいさつ。
 午後2時13分、同ホテル発。
 午後2時17分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。
 午後2時25分から同58分まで、全国地方銀行協会の大矢恭好会長。
 午後3時から同30分まで、渡瀬裕哉早稲田大公共政策研究所招聘(しょうへい)研究員。同40分から同4時16分まで、水野弘道経済産業省参与。
 午後4時23分、同ホテル発。
 午後4時28分、東京・赤坂の衆院議員宿舎着。
 午後10時現在、同議員宿舎。

5652名無しさん:2020/11/06(金) 18:07:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/b76f2715017394422455be82f982f6fc7890a77e
菅政権は憲法改正で“安倍越え”を 「キングメーカー」二階が秘密会合で語った2つのこと
11/6(金) 11:12配信

 まさにキングメーカーの面目躍如の一夜だった。

「その日はまさに、新体制における野望を示す会でした。会合の音頭を取ったのは二階俊博幹事長(81)。彼の鶴の一声で、自民党の重鎮クラスが続々と集まったのですからまさに壮観でした」

 こう語るのはある自民党関係者だ。

 10月29日、築地の料亭である極秘会合が開催された。

 同日19時30分、路地裏に位置する料亭「治作」の前に続々と黒塗りの車が集結していた。降り立ったのは極秘会合を招集した二階氏を始め、岸田文雄前政調会長(63)、細田博之元官房長官(76)、竹下亘元総務会長(74)、森山裕国対委員長(75)、山本有二元農水相(68)、中谷元元防衛相(63)、森英介元法務相(72)、衛藤征士郎(79)等の大物政治家たちだった。

 岸田派、細田派、竹下派は派閥の領袖が参加し、麻生派の森氏、石原派の森山氏、谷垣グループの中谷氏、そして石破茂会長が退任した石破派からは山本氏がと、それぞれの派閥の重鎮が名代として参加した。事実上、各派閥が総結集した一夜となったのである。

秘密会合で話し合われた2つのこと
 二階氏が招集をかけた理由は何か。前出・自民党関係者が解説する。

「この会の発案者は自民党の憲法改正推進本部長を務める衛藤征士郎衆議院議員です。菅政権で“憲法改正”をどうするかをテーマに党内で話し合いたいと進言したといいます。『自民党として憲法改正原案を取りまとめるのが私たちの仕事である。菅総裁も「挙党態勢で取り組んでほしい」と言っている』と衛藤氏は熱く語り、二階氏も『よし、わかった』と快諾した。そして幹事長の鶴の一声で全派閥に招集をかけたのです。 会では竹下氏、岸田氏が乾杯の音頭をとり、熱い議論が交わされた。

 会合は関係者だけの極秘裏に行われ、政治部記者も会合の存在を知らなかったそうです」

 関係者への取材を総合すると、会合で話し合われたことは主に2つ。

5653名無しさん:2020/11/06(金) 18:07:22
>>5652

 1つは年内に「憲法改正案」を党でまとめること。もう1つは「国民投票法改正案」を年内国会に提出し成立を目指すこと。他にも北朝鮮問題などが討議されたという。

会合から見えた菅政権の野心
 この会合で話された内容にこそ、菅政権の野心が透けて見えると語るのは、菅政権に詳しいある政治ジャーナリストだ。

「菅政権の最大の後ろ盾となっているのが二階氏であることは衆目の一致するところです。実は二人には政治家として大きな弱点があると、これまでは囁かれて来ました。

 菅氏は実務肌とこそ評価されますがイデオロギー色が薄く、二階氏は媚中派と揶揄されるほど現実主義的です。つまり二人とも“政治信条”に欠けてると見られてきたのです。そこで憲法改正に着手することで、政治家として評価を高めたいという野心があるのではないかと、見ることが出来るのです」

 国内外で安倍政権の後継と見られている菅政権だが、水面下では脱安倍の動きも見られているという。その象徴の1つが安倍政権に大きな影響力を行使してきた今井秘書官からその実権を取り上げ、官邸内の権力構造を変えたことだ。

「いま、官邸内で最も力があるとされているのが和泉洋人首相補佐官(76年、建設省、東大工)です。和泉氏は補佐官ながら、安倍政権でも地位を築いていた北村滋国家安全保障局長(80年、警察庁、東大法)より今や格上になった。

 菅政権は和泉氏、そして菅首相の一本釣りによって共同通信から転じた柿崎明二首相補佐官が権力を握り始めている。今後、和泉・柿崎という補佐官コンビにより官邸は仕切られていくだろうという見方が強まっています」(政治部デスク)

“岩盤支持層”は現政権に対して冷ややか
 菅首相が官房長官として仕えてきた安倍政権は戦後最長という長期政権だった。安倍氏の人気を下支えしてきたのが、“岩盤支持層”といわれる右派の人たちである。憲法改正を旗印に掲げるなどイデオロギー色を前面に押し出してきた安倍氏に比べ、菅首相は思想性が薄く実務派というイメージが強い。こうした印象からか安倍氏を支持してきた右派勢力は、実は現政権に対して冷ややかであるとされている。

 10月26日に行われた所信表明演説でも、菅首相は憲法改正に関しては「各党が建設的な議論を行い、国民的な議論につなげていくことを期待する」と述べるにとどめた。これは安倍氏が今年1月の施政方針演説で「未来に向かってどのような国を目指すのか、案を示すのは国会議員の責任だ」と訴えたのと比べ淡泊だと、主要メディアで報道された。

 だが、表面上の動きだけで菅首相を測ることは出来ない。自民党総裁選まで自らの権力欲を一切出さなかったように、菅氏は野心の為に本心を隠せる政治家なのである。

5654名無しさん:2020/11/06(金) 18:08:00
>>5653

 菅首相が前任者を超えるためには、安倍政権を超える“何か”が必要となる。その最大の一手となるのが、安倍首相が成し得なかった「憲法改正」なのである。

党内で燻っていた不満
 じつは党内には憲法改正に対する不満が燻っていたと語るのは、別の自民党関係者である。

「安倍政権は常に憲法改正を旗印として掲げていましたが、在任のあいだについぞ発議すら出来なかった。“一強”として君臨した安倍首相が憲法改正に着手しなかったことについては、党内の改憲派からは失望の声があがっていた。安倍氏は憲法改正によって世論の批判を浴びる可能性を恐れ、支持率を下げたくないがために着手しなかったのではないか。つまり、憲法改正より政権延命を優先したのではないかという不満が燻っていたのです」

「現行憲法の自主的改正」は自民党結党以来の党是である。だからこそ、党内の改憲派内では、安倍氏が憲法改正への道筋も作れなかったことへの不満が蓄積していたのだ。

そうした状況下で二階幹事長は全派閥を招集し、憲法改正を議題とする極秘会合を催した。これは菅政権下で憲法改正を実現させたいという強い意思表示だと思われる。

「菅首相と二階幹事長は一蓮托生の間柄であり、菅氏を無視して全派閥に招集をかけるとは考えにくい。だから極秘会合も官邸との連携のもとに行われていると考えていい。

 憲法改正を成し遂げれば彼らの評価は一変する。そして“憲法改正”という実利のために、手練手管を使えるのも彼らの共通点です」(前出・政治ジャーナリスト)

 つまり菅・二階は結託して憲法改正を成し遂げようとしているというのだ。

野党が妥協の可能性も
 前出・政治部デスクが解説する。

「安倍政権下での憲法改正については、野党側が常に強く反発しており『在任中は改憲論に応じない』という姿勢を貫いていました。だが安倍氏の退任によって潮目は変わりつつある。実は野党内にも改憲論者は多い。いまの雰囲気を見ていると、野党内にも菅政権が改憲に動きだすことを期待していると見ることも出来る流れがあります」

 すなわち菅政権の出方次第によっては野党側に妥協の余地が生まれる可能性は高いということなのだ。

 退任した安倍氏も先日、「憲法改正をはじめやり残した仕事がある。一議員として課題に取り組みたい」と語っており菅政権での改憲に反対する理由はない。前任者からのお墨付きも得ただけではなく、更に二階氏によって自民党内の意思確認も進められている。外堀を埋めながら本丸を攻めるのが菅流だとすれば、来るべき日への環境整備は着々と進められているといえるだろう。

 極秘会合で露わになった菅・二階コンビによる“憲法改正”への動き。果たして菅政権の安倍政権越えを果たそうという野心は、実現するのだろうか。

赤石 晋一郎

5655名無しさん:2020/11/06(金) 22:42:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba57258b8618cf7a20d16d2462a44e21fde8bda5
男系維持、旧宮家養子を 保守系議員団、皇位継承で政府提言
11/6(金) 21:16配信

 超党派の保守系議員でつくる「日本会議国会議員懇談会」(古屋圭司会長)は6日、国会内で会合を開き、父方に天皇がいる男系の皇位継承を維持することを求める提言をまとめた。秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣(こうし)になられたことを国内外に示す8日の「立皇嗣の礼」の後に菅義偉首相や加藤勝信官房長官に提出する方向で調整している。

 懇談会は、女性皇族が結婚後も皇室にとどまる「女性宮家」の創設について、前例のない女系天皇誕生につながるとして反対の立場を取る。提言では、旧宮家の男子を皇族の養子に迎えたり、皇籍取得を可能にしたりすることで男系を維持する考えを盛り込んだ。皇室典範は改正せず、特例法制定での実現を目指す。

 また、戦後に連合国軍総司令部(GHQ)の意向で旧宮家が皇籍離脱を余儀なくされた歴史的背景を提言の中で説明し、国民の理解を得たい考えだ。

 平成29年に成立した譲位特例法の付帯決議では、安定的な皇位継承策の速やかな検討を政府に求めている。政府は立皇嗣の礼の後に議論を本格化させる考えだが、首相は4日の衆院予算委員会で「男系継承が古来例外なく維持されてきた重みを踏まえながら慎重かつ丁寧に行う必要がある」と答弁した。

 加藤氏も6日の記者会見で「国民のコンセンサスを得るためには十分な分析、検討と慎重な手続きが必要ではないか」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fce3520277422d64fa2482eef42f474d45b63a8b
河野氏投稿は「蛮行だ」 ハンコ業界、二階幹事長に抗議
11/6(金) 20:09配信

 印章の産地として知られる山梨県の長崎幸太郎知事は6日、自民党本部で二階俊博幹事長と面会した。河野太郎行政改革相が「押印廃止」の印影と印章の写真をツイッターに投稿したことに抗議し、印章業界の窮状を訴えて支援を求めた。

 長崎氏は面会後、記者団に「血を流す業界。単にSNSのツイートだけでなく、具体的な施策を発信してほしい」と話した。面会に同席した全日本印章業協会の徳井孝生会長は「零細企業も多く、不安な気持ちで過ごしているなかで、傷口に塩を塗り込むような投稿だ。本当に蛮行だ」と河野氏を批判した。

朝日新聞社

5656名無しさん:2020/11/06(金) 22:54:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d641f62f3e7bee155b3e06cc1ca11309fc15c04
「10年後も闇将軍として君臨か」首相を辞めてから活発に動く安倍氏の今後
11/6(金) 19:16配信

■山口県庁を訪問した姿は「凱旋将軍」のようですらあった

 持病の潰瘍性大腸炎の悪化に伴い首相を辞任した安倍晋三前首相が、早くも活発に動き始めている。

 辞任してからまだ1カ月半しかたたないのだが、連日のように活発な動静が伝えられてくる。健康回復するのはもちろん好ましいのだが、自民党内部からは「ならば辞める必要はなかったのではないか」という皮肉が聞こえてくる。

 安倍氏は11月1日から3日間、辞任後初の地元・山口県入りした。

 2日には山口県庁を訪問。出迎えた約500人の職員を前に「7年8カ月、厚い支援を送ってくれた皆さまにお礼申し上げる」とあいさつした。村岡嗣政知事は「歴代最長の長きにわたり、重責を果たされた。県民を代表して心より敬意を表します」と呼びかけた。

 その光景は、まるで凱旋将軍のようですらあった。安倍氏はこの3日間、後援者や地元の記者団を前に、首相時代に積み残した課題、憲法改正に向けても意欲を示した。

■辞任してから3日後の9月19日、靖国神社への参拝を敢行

 それだけではない。安倍氏は辞任後活発な動きをみせる。辞任してから3日後の9月19日、靖国神社への参拝を敢行。さらに1カ月後の10月19日にも参拝している。

 首相時代は、中国、韓国などへの配慮から、13年12月に靖国参拝して以来自重していたが、首相を退任してその足かせが解けたということなのだろう。今後も足しげく通っていくことになるのではないか。

 この他にも9月28日には自分の出身派閥である自民党細田派の会合に出席。同派所属議員と記者団らの私的宴席にサプライズ出席することもあった。宴席などでは、酒は控えめだが、ジョークも交えながら軽快なトークを繰り広げている。出席者が、3度目の首相登板への期待を口にすることもあるが、その都度、「そんなことはあり得ない」と全面否定しつつ、まんざらでもなさそうな笑顔を見せているという。

5657名無しさん:2020/11/06(金) 22:54:32
>>5656

■1年以内に党内最大派閥「安倍派」が誕生する

 その安倍氏。今後どんな政治活動をするのか。当面注目が集まるのは、党内最大派閥・清和政策研究会(通称・細田派)への復帰だ。細田派は、その名の通り細田博之元党幹事長が領袖を務め、7年8カ月間の安倍政権を支えていた。安倍氏の父・晋太郎氏が会長を務めたこともあり(当時は清和会)、安倍氏もこの派閥にわらじを脱いだが、12年、首相就任の時、離脱していた。

 首相退任した今、安倍氏は古巣への復帰に意欲満々だ。周囲には、次の衆院選までは「一兵卒」にとどまり、選挙後に派閥復帰する考えを伝えている。このことは、永田町では大きなニュースとして伝わる。

 安倍氏が細田派に復帰するということは、自動的に即同派の会長となることを意味する。呼称も「安倍派」に変わる。来年秋までには衆院選は必ず行われるから、安倍氏は1年以内に自民党最大派閥のリーダーとなることが固まったといえるのだ。

 最大派閥のリーダーとして辣腕をふるった先人としては、1970年代から80年代にかけて「数の力」を背景に闇将軍といわれた田中角栄氏のことを思い出す。安倍氏は田中氏のようになれるのだろうか。

 その可能性は十分あると考えていい。その理由は3つある。

■安倍氏が「闇将軍・田中角栄」のようになれる3つの理由

 ①「安倍株」は高まっている

 まず安倍氏が求心力を維持して退陣したことを指摘したい。

 辞任理由は、第1次政権の時と同じように潰瘍性大腸炎の悪化による退場だったが、1度目の辞任の際に「政権投げだし批判」を受けた反省から、今回は、新首相が決まるまではきちんと政権運営する考えを表明。記者会見での立ち居振る舞いが潔く見えたことで国民の支持は上がった。政権末期に支持が上がるのは珍しいことだ。

 いいムードで菅義偉氏にバトンを渡し、その効果もあり菅政権は順調なスタートダッシュに成功した。現在の「安倍株」は自身の政権末期よりも高まっている。

5658名無しさん:2020/11/06(金) 22:54:53
>>5657

■66歳になったばかりで、あと10年はバッジを付けていられる

 ②安倍派は「ほどほどの総裁候補」を複数抱えている

 2つ目。これは、細田派の性質だ。

 衆参両院議員あわせて100人近い勢力を誇る圧倒的な数の力を誇るが、それに加えて「ほどほどの総裁候補」を多数抱えている。下村博文、稲田朋美、萩生田光一、西村康稔氏らが「ほどほどの候補」にあたる。本人たちは「ほどほど」と呼ばれるのは不本意かもしれない。

 ただ、将来の総裁就任に意欲を持ち、能力も評価されてはいるのだが、「次」を目指すにはまだ早いというのは客観的事実といっていいだろう。安倍氏は「次の次」もしくは「次の次の次」を目指す4人を競わせながら育てることになるのだろう。そして複数の「将来の総裁候補」を最大限活用して存在感を示すころができる。

 これは、自派の総裁を次々に誕生させるという意味ではない。自派のカードをちらつかせて他派に高く売りつけ、内閣や党の主要ポストを独占するという選択肢もあるだろう。これは田中角栄氏が長年とってきた手法だ。

 ③安倍氏はまだ若い

 3つ目。安倍氏の年齢だ。

 長期政権を築いてきたので高齢のような印象をうけるが、66歳になったばかり。体調さえ万全なら、あと10年はバッジを付け続けるだろう。

 これら3つの理由から、安倍氏は、令和のキングメーカーとして君臨していく可能性は十分ある。

■そして、「3度目の首相就任」というシナリオも残る

 ここまで「派閥会長」として隠然とした力を持ち続けるシナリオを書いてきたが、もう1つのシナリオがあることを指摘しておきたい。再々登板、つまり3度目の首相就任だ。先に紹介した通り、本人は「そんなことあるわけない」と笑う。ただ、過去の歴史をひもとくと伊藤博文氏は計4度首相に就任している。

 今の首相、菅氏が71歳。米大統領を激しく争ったトランプ氏が74歳、バイデン氏が77歳。そう考えると安倍氏の再々登板というシナリオは絵空事ではない。

 8月下旬、突然の辞任表明をした際は、政府、自民党を混乱に陥れたが、2カ月たらずで「おいしい」ポジションを確保しつつある安倍氏。あいかわらず浮き沈みの激しい、お騒がせ政治家であることには変わりない。

永田町コンフィデンシャル

5659名無しさん:2020/11/07(土) 10:40:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/70887335aef546c527b0622b0dca05f96119f855
「石破茂」突如辞任の裏側 来年の総裁選がラストチャンスか
11/7(土) 5:57配信

何ものにもとらわれない、自由自在な境地――。

 2015年に「水月会」を旗揚げした際、名前の由来をそう語った石破茂元幹事長(63)。10月22日には、その会長職を辞すると表明したが、皮肉にも氏が求めたのは“自由”だった。

 9月に行われた自民党総裁選で石破氏が得たのは、国会議員票26票に、地方票42票。最下位に甘んじた。

 10月25日には、地元・鳥取で記者会見を開き、〈(派閥所属議員の)みんながつらい思いをしてきたことに対して、言葉だけでは足りない〉と言及。“子分たちへの思い”を口にしたが、

「辞めざるを得なくなった、というのが本当のところではないでしょうか。総裁選での惨敗後、石破さんは派閥のメンバーとサシでの面会を重ねた。そこでかけられた言葉は“見通しが甘かった”“そもそも立候補すべきではなかった”という厳しいものも多かったと聞きますから」(政治部記者)

“また俺たちは反主流派として冷や飯を食わされるのか”。そんな派内の冷たい空気感を知るに及び、身を退かざるを得なくなったという見立てである。

 しかし、水月会の関係者は別の見解を披露する。

「石破氏は確かに、総裁選での惨敗に落胆してはいましたが、派閥の議員からの苦言はある程度、想定されたこと。むしろ氏は、昨年から、総裁選に照準を定めて、苦手だった飲み会にも頻繁に参加し、二階俊博幹事長とも面会するなど、変化をアピールしてきた。それでも力が及ばなかったことへの徒労感なんです」

 さらに、石破氏を悩ませてきたのは“派閥の長”という立場そのものだった。

「高知2区で派閥の山本有二衆院議員が選挙区で公認を得られるか危うく、徳島1区では後藤田正純、福山守というともに石破派所属の衆院議員が選挙区争いを始めてしまった。石破氏は“派閥の領袖として調整力が足りない”などと批判されましたが、そもそも氏がやりたかったのは“政策集団”で、“派閥”などではない。そこで一議員に戻って“政策の石破”として出直し、与野党の垣根を越えて人脈を培いたいとの思いが出てきたのです」(同)

 気になるのは、今後の総裁選への出方。

「菅義偉総理は次の任期も続投を目指すでしょう。その次となると、麻生太郎財務相率いる志公会が河野太郎行革相を押し立ててくるのは明白。だから、チャンスがあるとすれば、実質、来年の総裁選しかない。そこで敗北すれば、党を割るなんていう“まさかの選択”も、現実味を帯びてくるかもしれません」(同)

“自由”は見つかるか。

「週刊新潮」2020年11月5日号 掲載

新潮社

5660名無しさん:2020/11/07(土) 10:50:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9593c26fcd169d1200a0a44a244075e9b0f4f1b
河野氏の似顔絵ハンコ投稿に業界側「フォローのつもりか…非常に腹立たしい」
11/7(土) 7:17配信

 政府の進める「脱ハンコ」を巡り、印章の産地である山梨県の長崎幸太郎知事らは6日、自民党本部に二階幹事長を訪ね、河野行政・規制改革相への抗議を伝えた。河野氏は先月下旬、平井デジタル改革相から贈られた「押印廃止」のハンコを自身のツイッターに投稿し、その後、長崎氏からツイッター上で批判を受けて削除していた。

 長崎氏は面会で、「業界が希望を持てる具体的な施策を発信するように働きかけてほしい」と要望。全日本印章業協会の徳井孝生会長は「我々の業界の窮状をあざ笑うような投稿だ」と訴えた。二階氏は「党の議論や国会の質疑を通じ、政府をただすべきだ」と応じたという。

 河野氏は投稿を削除した後の4日、自身の似顔絵のハンコを並べた写真を新たに投稿した。徳井氏は記者団に「フォローしたつもりかもしれないが、非常に腹立たしい」と不快感を示した。

 長崎氏によると、河野氏は6日夕時点で面会の求めに応じていないという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/723de0374a42fb8852f7fcb1bd1925de48a5c75b
自民・石原氏、不信任案提出なら衆院解散も
11/5(木) 14:35配信

 自民党石原派会長の石原伸晃元幹事長は5日の同派例会で、衆参両院の予算委員会審議について「野党は誕生したばかりの菅政権にかなりきついことを言っている。こんな勢いで会期末に内閣不信任案が出たらさまざまな事態が考えられる。緊張感を持っていきたい」と述べた。

 状況によっては菅義偉首相が衆院解散に踏み切る可能性もあり得るとして、野党をけん制したものだ。

5661名無しさん:2020/11/07(土) 20:58:10
https://mainichi.jp/articles/20201106/k00/00m/010/274000c
菅首相、安倍氏の談話軽視? あつれき懸念も
会員限定有料記事 毎日新聞2020年11月7日 07時00分(最終更新 11月7日 20時32分)

 菅義偉首相が、敵基地攻撃能力の保有検討を念頭においた安全保障政策に関する安倍晋三前首相の「談話」を軽視しているのではないかとの見方が広がっている。一方の安倍氏は活発な動きで、路線継承するよう菅氏への圧力を強めているとの臆測もあり、新旧首相のあつれきを懸念する声も出ている。【木下訓明】

談話「効力は及ばない」
 菅氏は11月4日の衆院予算委員会で、安倍氏の談話について「私の内閣においても談話を踏まえて議論を進め、あるべき方策は考えていきたい」と述べる一方で、「この談話は閣議決定を得ていない。そういう意味において、原則として効力が後の内閣に及ぶものではないと考えている」と踏み込んだ。

 この談話は、退陣間近だった安倍氏が「首相の談話」として9月11日に発表した。抑止力の強化などについて、敵基地攻撃能力の保有検討を念頭に「与党ともしっかり協議し、今年末までに、あるべき方策を示し、我が国を取り巻く厳しい安全保障環境に対応していく」と明記。安倍氏は記者団に対し、談話は次期政権を縛らないと前置きしつつ、「次の内閣でも議論を深め、責任を果たしていくのは当然だ」と語っていた。

 敵基地攻撃能力とは、攻撃される前に敵のミサイル基地などの拠点をたたく能力。安倍氏は在任中、ミサイル技術を向上させた北朝鮮の動向などを受け、敵基地攻撃能力の保有検討に意欲を持っていた。

所信から消えた「今年末」
 ところが、9月16日に就任した菅氏は、10月26日の所信表明演説で「イージス・アショアの代替策、抑止力の強化については、先月公表の談話を踏まえて議論を進め、あるべき方策を取りまとめていく」と述べただけで、安倍氏の談話にあった「今年末までに」という期限は抜け落ちていた。

 政府・与党内には「どうして『今年末』が消えたのか」「越年の可能性もあるのか」などと動揺が走り、敵基地攻撃能力の保有検討に関して、政府が年末までの結論取りまとめを見送るとの見方も出ている。

 安倍政権の継承を掲げていたはずの菅氏が、なぜ談話の「効力は及ばない」とまで踏み込んだのか。背景には、敵基地…

5662名無しさん:2020/11/07(土) 23:02:57
https://www.asahi.com/articles/DA3S14683827.html
(#政界ファイル)国民玉木代表と自民二階幹事長が会食
会員記事
2020年11月5日 5時00分

 国民民主党の玉木雄一郎代表は2日夜、都内の日本料理店で、自民党の二階俊博幹事長らと会食した。1日が誕生日だった亀井静香・元自民党政調会長を囲む集いで、ほかには二階派の武田良太総務相も参加した。

 亀井氏は玉木氏の政界での後見人的な立場で、かつて派閥・志帥会(現二階派)の会長を務めた縁もある。玉木…

5663名無しさん:2020/11/07(土) 23:53:43
https://mainichi.jp/articles/20201104/k00/00m/010/134000c
会長なき石破派はどこに 鴨下事務総長「総理の夢 ここでピリオド」 新しい集団へ
会員限定有料記事 毎日新聞2020年11月4日 18時10分(最終更新 11月4日 18時10分)

 自民党石破派(19人)は、石破茂元幹事長が10月22日に会長辞任を表明後、会長不在の状態が続いている。同29日に予定されていた派閥の定例会合も開催されなかった。他派閥からの引き抜き工作も加速する中、石破派はどこへ向かうのか。派閥事務総長の鴨下一郎元環境相に聞いた。【聞き手・立野将弘】

「明確な判断をしたのは潔いことだ」
 ――9月の自民党総裁選後、石破さんとはどのような話をしてきましたか。

 ◆私は石破さんとは過去4回の総裁選を一緒…

5664名無しさん:2020/11/08(日) 11:28:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/1bbc8431c354dd67cd92e7e4af59a23a753ad4fc
二階俊博vs麻生太郎のバトルが過熱…「おい麻生、お前はもう死んでるぜ」
11/8(日) 8:02配信

 まさに前代未聞、史上最高(齢)の戦いが始まった。生まれも育ちも、政治家としての歩みも、まったく違うこの二人。竜虎相搏つ、それが宿命だったのだ―。(※ただし、勝負はすでに決しています)

流行する「二階のマネ」
 最近、霞が関界隈にこんな「通達」が出た。

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〈内閣総務官室連絡 (自)幹事長室からの要請(幹事長への説明について)〉
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 「読後廃棄」と注意書きされたこの文書、件名の通り、自民党幹事長室からのある要請を周知するための内部文書だ。そこには、「官房幹部とも共有の上、今後の対応をお願いします」との文言に続き、こんなことが書かれていた。

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〈今後、各府省庁から二階幹事長への説明については、原則、事務次官対応としていただきたい〉
----------

 中堅キャリア官僚の一人が嘆息する。

 「つまり、二階(俊博自民党幹事長)さんのところに、局長とか課長程度の『下っ端』を寄越すな、ということです。

 政策や法案の説明の必要が生じた際は、トップの事務次官が幹事長室に出向いて来い、と。『対応に迷うときは、幹事長室とご相談をお願いします』などと追記もしてある。何もかも幹事長室=二階さんを通せということですね」

 自民党史上最長任期、いまや「極大幹事長」と化した二階が一声発すれば、どんな山でも動く。菅義偉総理は、自ら標榜した改革に四苦八苦しているが、二階には対岸の火事。

 総理や河野太郎行革相らの苦戦を尻目に、二階がチラリと睨みを利かせるだけで、永田町・霞が関のどんなルールも易々と書き換えられていく。

 これほど長いものには、ぜひ巻かれたいというのが国会議員の本能だ。いま永田町では、「飯食ったか?」と先輩議員が後輩議員に声をかけるのが流行っているという。

 「これも二階さんの影響なんですよ。『飯食ったか』というのは、もともと故・田中角栄元総理の口癖だった。配下の議員にそうやって声をかけ、面倒を見て、皆に慕われていた。

 二階さんは『俺は角栄さんの最後の弟子だ』と公言していて、同じような声のかけ方をする。そのため、『やっぱり自民党は義理人情の党だよなぁ』などと言い出す議員が急に増え、にわかに真似をする者が出ているんです」(自民党中堅議員)

 上から下まで、漂う空気も含めて二階劇場。すべてが二階の色に染まっていく。もはや政界で、二階の前に立ち塞がる者は、誰もいないのである。―というような状況を見て、苦虫を噛み潰したような顔でジリジリとしているのは、麻生太郎副総理兼財務相だ。

 (調子に乗りやがって)

 麻生はこのところ、存在感がまったくない。肩書は安倍(晋三)政権の時と同じであるが、「総理の相談役」「兄貴分」という扱いはもう誰もしてくれない。

 メディアの扱いも、定例の閣議前に菅総理の横に座っている姿がチラリと映るくらいで、発言が大きく取り上げられることもなくなった。

 仕方なく麻生は最近、菅や二階についてこっそり嫌味を言うことで、自らを慰めているという。

 「まあ、(菅も)お里が知れてしまったよね」

 日本学術会議が推薦した会員候補である6人の学者を任命しなかった件で、菅政権は炎上中。それを麻生は皮肉ったのだ。もちろん、助け舟を出すつもりなどない。

5665名無しさん:2020/11/08(日) 11:28:39
>>5664

福岡戦争を制圧
 「菅さんがイケメン風の官僚を総理秘書官につけた際も、『あいつは見るからにネクラだからな。花のある奴を身近に置いときたいんだろ』と、嫌味を言ってましたね。

 政権発足時の支持率が高いことも、『まあ日本人は叩き上げって言葉が好きだからな』と、ネチネチ言っていた。

 その菅総理を実質的に操縦している二階さんに対しても、当然、不満が爆発寸前です。大臣ポストだけでなく、選挙関連の党の要職もほとんど二階派が押さえていますからね」(麻生派中堅議員の一人)

 麻生が焦り、苛立っているのは、自らの膝元、福岡がいつの間にやら「二階の一味」に占領されかけているからだ。

 福岡県議会関係者の一人がこう解説する。

 「衆院福岡5区(福岡市南区の一部、筑紫野市、春日市など)が、『火薬庫』と化しています。現職の選出議員は麻生派の原田義昭(元環境相)。そこに、前県議会議長の栗原渉が対抗馬として出馬することになり、自民党が真っ二つに割れている」

 麻生子飼いの原田は、地元の県議選に自らの秘書を出馬させ、保守分裂の結果、野党候補に競り負けて保守系の議席を減らすなどして、自民党県連との関係が悪化していたという。

 にもかかわらず、麻生が原田をゴリ押しし続けるので、堪忍袋の緒が切れた県連の一部が、栗原の支持に回った。

 「麻生さんは、昨年の県知事選でも、自分と仲が悪い現職知事に対抗馬を無理やり立てて、惨敗を喫した。あれやこれやで、麻生さんに愛想を尽かした地元の自民党関係者がどんどん増えている。ではその離反者たちがどこに流れるかと言えば、菅政権で総務相に抜擢された、二階派の武田良太のところなのです」(同)

5666名無しさん:2020/11/08(日) 11:28:50
>>5665

85歳までやるんだよ
 福岡は長く、麻生や古賀誠(元幹事長)、山崎拓(元副総裁)が三つ巴で勢力争いをしてきた、修羅の国だ。

 ところがいまや、武田(11区)を筆頭に、宮内秀樹(4区)が農林水産副大臣、鳩山二郎(6区)が国交大臣政務官に就任し、二階派議員が大躍進。勢力伸長が著しいこの3人は、福岡で「武田三兄弟と呼ばれている」(別の県議会関係者)という。

 前出・麻生派議員がこう続ける。

 「自分の城が二階一味に乗っ取られる寸前なので、麻生さんは必死です。9月27日に地元で参院議員・大家敏志さんの政治資金パーティが開かれたのですが、麻生さんは主役の大家さんそっちのけで、原田さんを壇上に上げて猛プッシュした。

 次の選挙で原田さんが落選したら麻生さんは終わりですから、何が何でも勝たなければならない」

 今年80歳になった麻生が、千賀子夫人をはじめ周囲から、「引退して息子に地盤を譲ってはどうか」と勧められていることは、本誌も何度か触れた。しかし麻生は、「絶対に引退しない」と、ますます意固地になっているという。

 「麻生さんは、『(祖父の元総理)吉田茂は85歳まで政治家をやっていた。俺も85歳までやる』と言い張っているそうです。周囲は『あと5年なんて無理だろう』と呆れていますが、そこには、二階さんの存在がある。年上の二階さんがキャリアの頂点に向かいつつあるのに、俺だけ引退できるかよ、という思いが非常に強い」(同)

 そんな麻生が起死回生と、政治家人生の集大成を懸け、狙っている一大計画がある。

 「大宏池会」構想だ。

 宏池会は'00年、「加藤の乱」の失敗によって空中分解し、その後、今の麻生派、岸田(文雄前政調会長)派、谷垣(禎一元総裁)グループなどに分裂して現在に至る。

 そのバラバラになった勢力を20年の時を超え再び寄せ集め、「保守本流」を自任してきた往時の勢力を取り戻そうというのが、大宏池会構想だ。

 10月5日、岸田は派閥のパーティで演壇に立ち、

 「令和の時代の新たな政策集団を目指し、風通しが良く、そしてしっかりとした団結力を持つ、政局にあたっては戦闘能力を持つ集団として進化していかなければならない」

 と語り、大宏池会へ向けた決意を語った。

 だが、そんな麻生や岸田を、二階は嗤うだろう。

 (何も、わかっちゃいないわな)

 二階派のベテラン議員がこう話す。

 「そもそも大宏池会構想は、麻生さんが領袖として君臨するための構想。岸田さんが合流を呼びかけたとして、岸田さん自身はどういう立場に収まるつもりなのか。単に麻生さんの軍門に下るというのではまったく意味がない。

 逆に岸田さんがボスになるというなら、麻生さんが許さない。合流した挙げ句に、(麻生派の)河野太郎を総裁候補にする? 河野は身内からの人望がないので、それではまとまらない」

 麻生派54人、岸田派47人、谷垣グループ20人。合体さえすれば121人となり、最大派閥の細田派98人を超え、大宏池会が党内の最大勢力となる。

 だがそれは机上の数字で、この121人は「烏合の衆」に過ぎない。

 「先走って山口3区での衆院出馬を図る林芳正(元文科相)が象徴的で、岸田派ではボスの岸田が、すっかり舐められ、見限られている。

 麻生派も、もとは宏池会を離脱した旧河野グループ(大勇会)が源流だが、その時からいるのは森英介(元法務相)くらいで、『名ばかり宏池会』の寄り合い所帯に過ぎない。麻生の力が落ちれば、すぐに派閥は崩壊してしまう」(自民党閣僚経験者)

5667名無しさん:2020/11/08(日) 11:29:25
>>5666

「カチカチ山」は誰でしょう
 かつて自民党で「寄せ集め」といえば、二階派を形容する言葉だった。秋元司、河井案里ら疑惑の不良議員を囲い込み、「二階総合病院」などと揶揄する声もあった。

 ところが実際は、そうではなかった。チンピラ集団と思われた二階派は軍団として政争を勝ち抜き、「菅政権の総裁派閥」と言われるまで勢力を拡大。一方、宏池会系の各派閥は、遅れをとって分裂の危機に瀕している。

 いいように踊らされている悔しさに耐えかねてか、麻生は二階について、

 「まるでカチカチ山のタヌキだな」

 などと皮肉っているという。

 調子に乗り過ぎている二階一味は、必ずしっぺ返しを食らうはず。スキャンダルで炎上し、二階が失脚する可能性も十分ある。何より菅政権の支持率が下落すれば、二階も一気に求心力を失うかもしれない。その時こそ逆襲だ―。

 「そう考える麻生さんが狙う逆転の一手は、来年の自民党総裁選で、体調が回復した安倍さんに『4選』してもらい、キングメーカーに返り咲くことです。

 そのためには『数の力』が必要で、何としてでも派閥の崩壊は防がなければならない。今、麻生派の幹部が岸田派の議員の間を駆け回って、『軽挙妄動するな』と必死で説得しています」(麻生周辺)

 しかし、やはり二階は嗤うだろう。

 (わかっちゃいないわな。俺はパンダだよ)

 二階に近い自民党幹部の一人はこう語る。

 「背中に火が付き、アチチ、アチチと駆け回っているのは麻生だろう。大宏池会をまとめようとしても、岸田派では、追い出された古賀誠を慕う議員も多く、その古賀は二階と繋がっている。

 衆院鞍替え騒動を起こした同派の林が、公認を得るため二階派に入るという話まで出ている。宏池会はすでに切り崩されている」

 ちなみに、二階幹事長室に展示された和歌山名物・パンダのぬいぐるみの隣には、ウサギ(ミッフィー)のぬいぐるみも鎮座している。

 タヌキを嵌めて大やけどさせた上、最後は泥舟に乗せて海に沈めるのは、ウサギの仕事だ。ブクブクと沈んでいくタヌキを見ながら、ウサギの皮を被ったパンダがこうつぶやくのだ。

 「おい、お前はもうとっくに死んでいたんだぜ」

 得体のしれない怪物に、化かし合いを挑んだ時点で麻生の負け。ゾンビが二階劇場に登場する予定は、今のところない。(文中敬称略)

 『週刊現代』2020年10月24・31日号より

週刊現代(講談社)

5668名無しさん:2020/11/08(日) 23:16:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/63350169d3438177a335533a10895c196fd2daea
【点描・永田町】「大宏池会」構想の思惑と成否
11/8(日) 19:03配信

 自民党総裁選で菅義偉首相に惨敗して約8年ぶりの「無役」となった岸田文雄前政調会長が突然「大宏池会」構想を打ち上げたことが、自民党内に波紋を広げている。保守本流の名門「宏池会」の流れをくむ党内第2勢力で麻生太郎副総理兼財務相の率いる麻生派や、谷垣禎一前幹事長を慕う旧谷垣グループと合流することで、来秋の総裁選再挑戦に向けて党内支持拡大を狙う思惑がにじむからだ。ただ、秋波を送られた麻生氏や周辺の反応は概して冷たく、岸田派内にも「なぜ今、合流なのか」との疑問の声が出るなど、早期実現は困難との見方も広がる。

 岸田派(宏池会、47人)は10月5日、都内のホテルで政治資金パーティーを開催し、主催者としてあいさつした岸田氏は「宏池会の大きな塊を実現できるように先頭に立って汗をかく」と語り、宏池会から分派した麻生派(志公会、56人)と谷垣グループ(有隣会、他派掛け持ちも含め20人余)との合流による「大宏池会」の実現を目指す考えを表明した。

 パーティーには、麻生派や谷垣グループの幹部らも出席。岸田氏は、「宏池会は過去に何度か分裂の歴史を繰り返してきた。しかし、『分断から協調へ』の重要性を訴えている以上、宏池会こそが身をもってそれを実践していかなければならない」と、合流の必要性を訴えた。この後岸田氏は8日、自らが呼び掛けた谷垣グループ幹部らとの会食で、「宏池会は間違いなく変わる」と、吹っ切れた表情で熱弁を振るった。岸田氏は今後、麻生派との合流工作も積極的に進める構えだ。

 ただ、肝心の麻生派の反応は芳しくない。同派幹部は「当面、菅首相を支える主流派の一角を占めるのが基本戦略」と語り、大宏池会構想についても「すでに総裁候補として河野太郎氏(行革・規制改革担当相)がいる」と突き放す。また、総裁選で自主投票となった谷垣グループ幹部も「合流は選択肢の一つだが、麻生派と対立する議員も多く、無理に進めればこちらも分裂する」と首をかしげる。

麻生、古賀両氏の確執で立ち消えの過去も

 そもそも、この大宏池会構想は2018年の前回総裁選の数年前、麻生氏が側近を通じて密かに岸田氏に派閥合流を持ち掛けたとされる。両派が合流すれば、最大派閥の細田派(清和会、98人)と肩を並べる巨大派閥となるからで、関係者は「合流後は麻生・岸田派(宏池会)とし、麻生会長、岸田総裁候補の2頭立てで派を運営するとの具体案もあった」と証言する。ただ、麻生氏が「古賀誠元幹事長(宏池会名誉会長)と手を切るのが条件」と迫り、岸田氏が踏み切れずに立ち消えになったとされる。麻生、古賀両氏は同じ福岡県を地元とするライバルで「互いに口も利かない関係」(麻生氏側近)だったことが背景にある。

 ところが、今回は岸田氏が古賀氏に名誉会長退任を促し、古賀氏も受け入れる意向を示したことで、岸田氏が麻生氏に秋波を送る格好となった。ただ、岸田派内の古賀氏側近議員の派閥離脱の動きも浮上し、麻生派からは「他派の力を借りようとするのは虫がよ過ぎる」(幹部)との声も出る。そうした中、岸田氏のライバルの石破茂元幹事長は22日の石破派臨時総会で派閥会長辞任を表明した。総裁選惨敗の責任を取るのが理由だけに、岸田氏も当惑を隠せない。同日夜には自民各派事務総長が会合を開き、「一致して菅政権を支える」ことを申し合わせるなど、党内は“菅1強”への流れが加速している。来秋の総裁選をにらむ河野氏ら次世代リーダーの台頭も岸田氏を脅かしているだけに、「大宏池会構想は岸田氏の悪あがきに終わる」(自民長老)との厳しい指摘も少なくない。【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」11月2日号より】

5669名無しさん:2020/11/09(月) 12:56:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/2399e993239604b7363198828be63934e8511036
菅義偉「叩かれるのには慣れている、オレは叩き上げだから」
11/9(月) 11:01配信

 おらおらおらおら〜! 鋼は熱して、叩いて叩いて叩き上げれば、鬼をも滅する刃となる。叩きたい奴は叩け。オレが挫けることは絶対にない!!  てな具合にブームに媚びた、ガースー劇場開幕。発売中の『週刊現代』が特集する。

「特高顔」と書かれ激怒
 最近、官邸の「ガースー」こと、菅義偉総理が大いに怒った件がある。

 「なんだこの見出しは!」

 菅が内閣官房の職員を呼びつけ、

 「この記事を読んでみろ!」

 と怒鳴ったのは、毎日新聞の10月28日付夕刊に載った、作家・辺見庸氏のインタビュー記事のことだった。

 〈この国はどこへ コロナの時代に 作家 辺見庸さん 首相の「特高顔」が怖い〉

 コロナ禍の中、世に閉塞感が蔓延し、日本が「排除型社会」に陥りつつあるという辺見氏の懸念を伝える記事である。

 その中で、同氏は菅を「怖い」と語る。

 〈彼は昔の特高(戦中の特別高等警察)の仕事をしてると思うんだよね〉

 〈日本学術会議の人選で容赦なく6人を外すっていうのがそうでしょ〉

 〈菅さんの場合は機密という意味のインテリジェンスはあっても、総合的な知性という意味でのインテリジェンスがないと思うんです。だから、この人は好かんな、怖いなというイメージがあります〉

 〈菅さんっていうのはやっぱり公安顔、特高顔なんだよね。昔の映画に出てくる特高はああいう顔ですよ〉

 菅はカッとなった。

 「こいつ(辺見氏)はいったい誰だ!」

 慌てた周囲が「著名なジャーナリストです」と説明して宥めようとしても、怒りが収まらない様子だったという。

 (インテリジェンスがないだと……? おらの、おらの、どこが特高だ)

「鬼滅ブーム」に乗っかって
 菅は衆院予算委員会の初日、大ブームとなっている漫画『鬼滅の刃』の主人公のセリフを用いて、

 「全集中の呼吸で答弁する」

 などと言って受けを狙ったが、他の国会議員らには意味が通じず、スベってしまった。

 その様は痛々しくもあったが、実は無理しなくとも、菅には自身も認める、もっと似つかわしい漫画作品がある。『釣りキチ三平』(矢口高雄作)だ。

 「最近はパンケーキなど、スイーツ好きを前面に押し出して世間の好感度を上げようとしている菅さんですが、大好きな趣味のひとつに、渓流釣りがあるんですよ。腕にも自信があるようで、毛バリまで自作するタイプ。

 そのため、以前は自分こそが『釣りキチ三平』のモデルなんだ、などと話してアピールしていました」(自民党ベテラン議員)

 本当に菅がモデルであるかどうかは不明だが、三平は山村で祖父と暮らす純朴な少年で、秋田から上京してきたことを売りにする菅には、確かにそちらのほうが相応しい。

 釣り少年・三平は、自分のことを「おら」と言うのが特徴だ。漫画を利用して支持率につなげたいという菅の意思を尊重し、本稿では菅の一人称を「おら」とする。

 (お、おらを……おらをバカにして……)

 菅が辺見氏の記事に激怒した背景には、「痛いところを突かれた後ろめたさがある」
と言うのは、とある自民党の閣僚経験者だ。

 「人脈豊富などと言われていた菅だが、総理に就任して以降、徐々に周囲から人がいなくなってしまった。『一度でも逆らった奴は決して許さない』という菅の恨み深い性格が知れ渡ったこともあり、恐れて誰も近づこうとしなくなってきている」

 叩き上げの苦労人、という看板で自らの評判を上げてきた菅は、「周囲への気配り」は武器の一つだった。

 「きちんと総理に言っておくから」

 官房長官時代はこれが口癖で、前総理の安倍と、他の議員や官僚たちとの間を取り持ち、気さくに声をかけたりもした。それが、総裁選で「菅さんなら」という空気が醸成される下地にもなった。

5670名無しさん:2020/11/09(月) 12:56:20
>>5669

なぜ逆ギレ
 だが、そうした「良さ」が、総理になってからはすっかり失われてしまったという。

 「総理だから多忙というのは分かるが、目つきも悪くなったし、話ができる雰囲気でもなくなった。

 官房長官時代、かつて自民党参院のドンと言われた青木幹雄(元参院議員会長)とは月イチで必ず会合をしていたが、それも中断しているという。

 かつては、出産した鈴木貴子議員にわざわざ直接電話をかけて祝辞を伝えるなど、『そこまでやるか』というくらいのキメ細やかさが売りだったが、そうした部分がすっかり鳴りを潜めている」(前出・閣僚経験者)

 菅に何か口を出せばクビが飛ぶ。誰もが萎縮しており、腫れ物に触るような扱いに……。

 「菅総裁になってポスターもできたのですが、議員会館や地元にそれを貼ろうという気にならないんですよね……。

 安倍政権では、なんだかんだでけっこう自由に発言や提言ができたのですが、菅さんの場合、目を付けられたら陰湿な復讐をされかねないという雰囲気がある。正直、自民党内の空気はどんどん悪くなっています」(若手代議士)

 まるで特高のようだ、という指摘は、つまり図星なのだ。痛いところを突かれ、ゆえに菅は逆ギレしたということだろう。

 菅がイラつく要因としては、一部で危惧されていた国会での答弁下手という問題もある。

 「機転が利くタイプではないし、そもそも舌の滑りが良いほうではないので、答弁で失敗をするんじゃないかと当初から危ぶまれていたが、案の定、言い間違え等も多い。

 『菅総理になるべく答弁させないようにするには、どうしたらいいか』と、閣僚や秘書官たちが頭を悩ませているほどです」(官邸スタッフの一人)

 菅は先の外遊でも、「ASEAN」を「アルゼンチン」と言ったり、「カバレッジ(カバー率)」を「カレッジ」と言い間違えたりして、顰蹙を買ってしまった。

 他にも、所信表明演説で「重点化」を「ゲンテン化」(? )としたり、「被災者」を「被害者」と言ってみたり……。

5671名無しさん:2020/11/09(月) 12:57:00
>>5670

字が小さい!
 ただ、菅はこうした間違いについて、「おらのせいじゃない!」と言い張っているという。別の官邸スタッフがこう嘆く。

 「菅さんは、『字を大きくしない官僚が悪い』と言っています。

 答弁を作成する側としては、大きな字にすると原稿をマスコミに撮影されて面倒な事になりかねないので、『老眼鏡を上手く使ってくれないか』と思っているようですが、『とにかく大きくしろ! 』とばかり。

 菅さんは、自分が官僚に恐れられ、距離を取られていることに気づいています。そのため、官僚たちが自分を無視して、嫌がらせをしているのではないかと、疑心暗鬼になっている感じですね」

 衆院予算委では、立憲民主党など野党議員が入れ替わり立ち替わりで、日本学術会議の会員の任命拒否問題をしつこく追及しているが、菅は、「任命の理由については、人事に関わることなので(答えを)控えたい」の一点張り。

 「おらに逆らった学者など許せぬ」というホンネは言えない事情があるにせよ、その裏には、官僚たちのサボタージュで、気の利いた反論が捻り出せないという理由もありそうだ。

麻生「やらせねぇよ」
 菅の微妙な悩みの種は、他にもある。

 「安倍政権における今井尚哉補佐官に代わり、菅さんの懐刀と言われた和泉洋人補佐官が、現在は官邸を取り仕切っています。この和泉さんの手法が大雑把なので、周囲の官邸官僚と軋轢が起きている」(官邸関係者)

 それが表面化したのは、先の菅によるベトナム・インドネシア訪問だった。

 首脳会談の際、和泉は通訳を挟んだ菅の隣に陪席。これが内々で大問題となっている。

 「その場には北村滋国家安全保障局長もいて、官僚としては和泉さんより格上。当然、総理の隣は北村さんが座るべきところですが、和泉さんが出しゃばって座り、『最側近』のアピールをした。

 これに、北村さんの出身母体である警察庁の官僚たちが『どういうつもりだ』と怒っています。

 和泉さんは、いわゆる『コネクティング・ルーム不倫』についても、悪びれもせず自分でネタにして笑いを取るなど、なかなか太い神経の持ち主です。

 反面、細かい配慮がなく雑なので、官邸官僚同士の対立を助長しているきらいがある」(同)

 四苦八苦のガースー劇場を見て、最近、機嫌が良くなったのが麻生太郎(副総理兼財務相)だ。

 「(学術会議の問題は)菅政権の支持率が低下しただけじゃなく、日本全体のイメージダウンにもなったよな」

 麻生は菅の苦労を他人事のように眺めながら、チクチクと嫌味を言っているという。自民党幹部の一人がこう話す。

 「菅が麻生派の河野(太郎行革相)を、自分の息がかかった将来の総裁候補にしようとしていると見て、頭にきた麻生は、『これだけ大きくなった派閥(麻生派の運営)は河野には無理だろう』などとケチをつけ始めた。

 麻生は菅が、河野を売り出すことで自分を事実上の『一丁上がり』に追い込むつもりだと看破している。だから『そんなことはさせねぇよ』と釘を刺しているんだ」

5672名無しさん:2020/11/09(月) 12:57:38
>>5671

「安倍復活」はあるか
 一時は逼塞状態に追い込まれかけた麻生にとって、朗報となったのは安倍前総理の「復活」だ。

 「総理をやめてから、安倍の体調が回復しているのは事実。その安倍は、側近の今井を切った菅に不信感を抱いている。

 麻生にしてみれば、また安倍を担いで再々登板させ、一気に復権するというシナリオに現実味が出てきた。

 そのため、麻生は菅が『死なない』程度に邪魔をするつもりでいる。菅が打ち出した地方の金融機関の再編などは、麻生と財務省の横槍で頓挫する可能性が高い」(前出・閣僚経験者)

 麻生は周囲に、菅のことを「所詮は安倍家の使用人」などと嘯いており、それを小耳に挟んだ菅との関係が、いよいよ険悪になっているという。

 「はっきり言って、菅さんと麻生さんの関係は修復不可能になっています。麻生さんは『早期の解散総選挙』を主張していますが、自分が言ってもどうせ菅は聞き入れはしないとも思っている。

 早期解散をせずにズルズルと引っ張って菅総理が支持率を落とすなら、安倍さんを担いで安倍4選を目指す。

 仮に来年、冒頭解散があっても、自民党の議席が減ったら、それを口実に菅さんを追い落とす。それが麻生さんが描いている戦略です」(前出・官邸関係者)

 では、菅はどう対抗するのか。疲労困憊で夕方になると官邸で居眠りしてしまうと囁かれている菅だが、「おらはやる!」と強気の姿勢を崩していないという。

 なぜなら菅は、その手にまだ、最強にして最高のカードを握っているからだ。
(おらには、あの二階さんがついているのだ! )

 つい「特高顔」になってしまい、周りから人がいなくなった菅だが、実は二階俊博幹事長とのコンタクトだけは欠かさない。

 いま、菅と二階の間をつなぐ、強力なパイプとなっているのが、国対委員長の森山裕と二階側近の林幹雄幹事長代理だ。

二階「次がいるから」
 別の自民党幹部がこう解説する。

 「菅は毎朝6時くらいに、『モーニングコール』を森山にかけている。二人とも下戸で、朝が早いから都合がいい。

 菅から官邸の意向や動きを聞いた森山が林と相談して、午前中のうちに調整と整理をし、午後一番に二階に伝える。

 二階がそれらを聞いて、『いいんじゃないか』と言えば、それが政策のGOサイン。これが菅政権の現在のルーチン(日課)になっている」

 二階さんがいれば、おらは何も怖くない。おらの政権は、大丈夫だ――。

 (麻生だろうが安倍だろうが、舐めるんじゃねべ。もっともっと、おらを叩け! 叩くがいい)

 ガースー劇場は、まだ始まったばかり。大盛況・二階劇場の隣で公演していれば、客の入りで困ることはないっぺ。

 果たしてそうだろうか。

 「二階はそれほど甘くない」と語るのは、自民党元幹部だ。

 「釣りキチと称する総理だが、二階の手法は釣りではなく『定置網』。自分は動かず、網だけを仕掛けて、獲物がかかるのをじっと待つ。

 二階は、安倍と麻生が復権を狙っているのは十分承知している。だから、菅に代わって対抗するための『網』をもう仕掛けている。

 たとえば、幹事長代行に据えた野田聖子。石破(茂元幹事長)とその派閥にも仕掛けをし、二階派の拡大もして、菅の『次』にも対処できるようにしてある。絡めとられた菅が、いつまでもエサをもらえるとは限らない」

 おらが二階を釣り上げたのではなく、おらは網にかかったのだ―。
それを忘れてしまうと、ガースー劇場は、意外に早く終幕してしまうかもしれない。
(文中一部敬称略)

 発売中の『週刊現代』ではこのほかにも「65歳すぎた夫と妻 やってはいけないこと やめるべきこと」「妻の財産、夫の財産、夫婦の財産 お互いどこまで情報共有すべきか」「医療特集 パンであなたは脳梗塞になる」などを特集している。

 『週刊現代』2020年11月14・21日合併号より

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週刊現代(講談社)

5673名無しさん:2020/11/10(火) 21:21:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/4668ddf70b3564e42373a1dd2bebdc229da2c218
「どうぞご随意に」二階幹事長、与党幹部の“解散総選挙”に静観の構え
11/10(火) 7:24配信

 与党の幹部が相次いで年明け早々の解散総選挙に言及したことに対し、自民党の二階幹事長は「いちいち幹事長がその発言は良かったとか正しかったとか、どこが足りないとか、いちいちそんなこと言うべきじゃありません。どうぞご随意に」と、あえて静観する構えをみせた。

 また、アメリカ大統領選挙の結果を受けた菅総理大臣の訪米が来年1月以降に決まれば解散時期にも影響が出るのではないか、との見方には、「総理の訪米と解散とは関係ないんじゃないですか。全くないというわけではない、政治ですからね/特に関係があるはずがありません。アメリカはアメリカ、日本は日本ですから」と話した。(ANNニュース)

https://news.yahoo.co.jp/articles/2152f877992e14c6f88e15a8315f4073ac74457f
自民・二階幹事長“年明け解散”に静観の構え
11/10(火) 7:31配信

 与党の幹部が相次いで年明け早々の解散総選挙に言及したことに対し、自民党の二階幹事長はあえて静観する構えを見せました。

 自民党・二階幹事長:「いちいち幹事長がその発言は良かったとか正しかったとか、どこが足りないとか、いちいちそんなこと言うべきではありません。どうぞご随意に」
 また、アメリカ大統領選挙の結果を受けた菅総理大臣の訪米が来年1月以降に決まれば解散時期にも影響が出るのではないかとの見方に二階幹事長は。
 自民党・二階幹事長:「総理の訪米と解散とは関係ないんじゃないですか。全くないというわけではない、政治ですからね。特に関係があるはずがありません。アメリカはアメリカ、日本は日本ですから」

テレビ朝日

5674名無しさん:2020/11/10(火) 21:25:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/46129c203be1e858a3f9e05a8e90497268e03ec9
安倍晋三氏、バイデン大統領誕生に消えた再始動プランは「トランプ特使」
11/10(火) 6:04配信

「う〜ん、なんだかお腹まわりがだぶついてきたなあ」なんて、聞こえてきそうな掴み方である。10月29日、衆院本会議中の議席でお腹のぜい肉を気にするのは、安倍晋三前首相(66)だ。

 持病の悪化を理由とした電撃辞任劇から2カ月、最近は体調も良好らしい。

「辞任前後は重たそうだった足取りも、最近は軽やか。昭恵さんの経営する居酒屋から食事を取り寄せて、自宅で食べることも増えたそうです」(自民党中堅議員)

「安倍さんは、『自分でも驚くほど元気になった。辞める前には、ここまで元気になれるとは思わなかった』と周囲に話しています。

 ほぼ毎日、議員会館の事務所にいて、夜は細田派の議員などとの会食をこなしています。お酒はさほど飲みませんが、好物の肉もしっかり食べるようになりました」(自民党関係者)

 じつは、健康を取り戻した安倍氏が心待ちにしていた再始動プランが、政府内にあったというのだ。

「トランプ大統領が再選を果たした暁には、安倍さん夫妻が政府特使として駆けつける予定だったんです。“ドナルド” “シンゾー” と呼び合うほどの信頼関係ができていましたから、安倍さんはお祝いの特使としてうってつけだったわけです」(前出・自民党中堅議員)

 だが、全米各地で開票が進むにつれて、トランプ氏は失速。シンゾーが再選祝いに駆けつける “プラン” は幻へ--。

「昭恵さんも訪米を楽しみにしていて、そのときに着るために新しく赤いドレスを発注していたそうなんです。安倍さんも辞任されてから、『これからは女房孝行をしたい』と言っていたので、ご夫妻は相当残念がっているんじゃないでしょうか」(安倍夫妻の知人)

 安倍氏は、《新しい薬が、大変よく効いている。(中略)なるべく静かなかたちで活動を再開していきたい》(「夕刊フジ」11月7日付)と話し、意欲を燃やす。

 だが、米国大統領に就任する見込みのジョー・バイデン氏(77)の新政権移行チームに対するパイプ役として期待が集まるのは、シンゾーではないようだ。

「バイデン新政権の閣僚として名前があがっているジョン・F・ケリー元国務長官と岸田文雄元外相は、オバマ大統領の広島市訪問を実現するために2人で尽力し、それ以降厚い信頼関係があるそうです。うちの北米担当は、バイデン新政権と菅政権のパイプ役として、岸田さんを立てて動いています」(外務省関係者)

 アッキーとお腹のぜい肉を気にする静かな日々が、しばらく続きそうだ。

(週刊FLASH 2020年11月24日号)

5675名無しさん:2020/11/10(火) 22:29:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0b67108820bd29a69bcb232d95c837bc68b6956
河野太郎氏、ここへきて「資質が問われる」と自民党内で大批判され始めたワケ
11/10(火) 6:31配信

ハンコをバカにするようなツイート
 「そもそもメディアが彼を持ち上げすぎ。所詮、あの程度の男なんだから。期待してはいけないんだよ」

 自民党麻生派のベテラン衆院議員はこう苦笑しながら話した。この議員が言う「あの程度の男」とは、河野太郎行政改革担当相のことだ。

 どういうことか。菅義偉政権が発足して1週間余りが経った9月25日、河野氏は「正当な理由がない行政手続きについては、『ハンコをやめろ』ということを押し通そうと思う」と宣言した。縦割り行政打破を託された河野氏が挙げたアドバルーンが、行政の押印廃止だった。

 確かに、日本社会は多くの手続きに押印がつきまとう。新型コロナウイルス流行で4月7日、安倍晋三首相(当時)が緊急事態宣言を出して以降、各企業ではリモートワークが数多く採用されたが、書類を決裁するために押印が必要となり、そのためだけにわざわざ出社するような事態があると喧伝された。

 とは言っても、実態は意外なほど少なかったのだが、しかし、行政でも企業でも日本社会に定着している「押印制度」が、不要不急な外出を妨げる要因となっているとの“誇張された指摘”がなされたのだ。

 そこで、行革推進の第一矢として河野氏が行政の押印廃止を推し進めることとなった。この河野氏の行動に、快哉を叫んだ人も多い。212万人のフォロワーがいる河野氏のツイッターには、河野氏を応援するコメントが数多く並んでいる。

 しかし、行政手続きの見直し、制度の簡素化とは別の問題が出てきたのだ。事の発端は10月29日に遡る。河野氏は自身のツイッターに「2+1は田村厚労大臣と。平井大臣からのプレゼント」とのつぶやきとともに、平井卓也デジタル改革担当相と笑顔でのツーショット写真、さらに「押印廃止」と彫られたハンコと捺印の写真をアップしたのだ。

 要するに、押印廃止のアピールにわざわざハンコを用いるという皮肉によって、押印廃止に積極的な支持者の「内輪受け」を狙ったのだろう。

「私たちへの侮辱だ」
 このツイートに対して怒りをあらわにし噛みついたのが、長崎幸太郎・山梨県知事だった。長崎知事は「唖然として言葉も出ません……ただただ限りない『嫌悪感』。(中略)あたかも、薄ら笑いを浮かべながら土足で戦場の死体を踏み付ける残虐シーンの映画を見ているが如き」と書き込み、リツイートした。山梨県は全国有数のハンコ生産地だという。

 このやりとりだけを見ると、一見、改革勢力と既得権益の闘いのように受け取られがちだが、そうではない。業界団体「公益社団法人全日本印章業協会」の福島恵一副会長は、こう語る。

 「社会がデジタル化に対応するために変わらなければいけないのは理解しているし、不要な押印は求めないという時代の流れは仕方ないと感じている。しかし、このツイートは次元が違います。私たち印章業者に対する侮辱でしかない」

 平井氏がわざわざ業者に発注し、作らせた「押印廃止」というハンコ。それを贈られ、押印した写真を無邪気に喜んでツイッターに投稿する河野氏の神経に怒りを爆発させたのである。

 「悪ふざけしてほくそ笑んでいる姿が拡散される。これを見た人がどういう気持ちになるのか、全く想像せずに投稿していることに対して、議員としての資質を疑ってしまいました」(福島副会長)

5676名無しさん:2020/11/10(火) 22:29:55
>>5675

想定内の行動
 冒頭の麻生派の議員が言うのもこの点だ。以前、ポスト安倍について麻生派の河野氏の存在について聞いた際、この議員は「人としてダメだね」と、一刀両断していた。人の言うことに耳を貸さない、キレると手がつけられないなど、自分勝手な言動が派閥内でも問題視されていたというのだ。加えて、自分が敵わないと思う相手には平身低頭になる。要は、強い相手にはビクつき、弱い相手には強面で通すとの指摘だ。

 そんな人間性だから、一国のリーダー候補に挙げること自体、おこがましいと語ったのである。このツイッターの一件があって、改めて聞いた時、冒頭の発言が出てきたのである。この議員に言わせれば、いわば“想定内”だったというのだ。

 自民党の「日本の印章制度・文化を守る議員連盟(ハンコ議連)」の会長代行を務める城内実衆院議員は憤懣やるかたない表情でこう語る。

 「4日夜、協会関係者に電話をしたら、『これまで誇りを持ってやってきた仕事なのに、河野大臣、平井大臣にこれだけコケにされた。業界のみんなに申し訳ないし、情けない』と、嗚咽しながら話してくれました。軽い気持ちとか、冗談で済む話ではない」

 当の河野氏は長崎知事の指摘後、自身のツイートを削除。11月4日、閣議後の記者会見で河野氏は「ハンコを使ってメッセージを出すことを考えられないかという提案だった」と、釈明した。しかし、ハンコ業界は敵でも抵抗勢力でもない。「メッセージ」というのはあまりにもお粗末だという批判は、甘んじて受けるべきだろう。

 また、平井氏も「これからはちゃんと説明していきたい」と会見で述べたが、あのようなハンコをわざわざ作った理由をどう説明するというのだろうか。理由があるのであれば、しっかり聞いていきたい。

 近年、数多くの政治家が自分で発信するツールとしてツイッターを活用している。世界に目を向ければ、大統領選で物議を醸している米国のトランプ大統領がその典型例だし、日本でも橋下徹・元大阪市長のツイッター活用術が話題となった。

 たかがツイッター、されどツイッターである。その時の気分で、何気なしに書き込んだものが大問題になる。公人であれば、会見などの発言とともに責任が生じるのだ。ところが、河野氏はこのツイート削除後、自身のツイッターでこの件に関する発言は皆無となっている。

二階幹事長が語ったこと
 11月6日、東京・平河町の自民党本部に長崎知事、ハンコ議連の城内氏、協会関係者が訪れ、二階俊博幹事長に要請書を手渡した。事情説明などで面会は約30分も要した。“この手のセレモニー”では異例の時間だった。その後、長崎知事らは会見に応じ、「(河野氏は)面会を求めているが、応じてもらっていない」ことを明かし、河野氏に対する不快感を隠さなかった。

 その上で、二階氏に「具体的な施策を発信していただくように働きかけていただくことをお願いした」と語った。これに対して二階氏は「党の議論や国会の質疑を通じて政府をただすべきだ」と語ったという。

 業界団体が県知事や自民党議員とともに党幹事長に抗議に行ったというだけで、問題は終わらない。自民党の中堅衆院議員は嘆息交じりにこう語る。

 「なぜ、野党は黙ったままなのか。本来、この問題が浮上したら、すぐさま国会で追及すべきでしょう。いやしくも大臣2人の資質が問われているのだから。菅総理の任命責任の追及があっても、しかるべきです。ところが、野党は日本学術会議のことだけに集中していて、この問題の本質が分かっていない。だから、野党の支持率は伸びないのではないでしょうか。せっかく大きなまとまりになったのに、これでは意味がないですよね」

 ようやく始まった臨時国会。しかし、衆参予算委員会などを見ると、野党の多くは学術会議問題の追求に時間を費やしている。その意義は否定しないが、自民党議員の指摘ももっともだ。河野氏、平井氏とも「説明する」と述べている以上、こちらも徹底して追及してしかるべきだが、その動きは皆無だ。

 制度の見直し、業務の効率化など、河野氏が手掛けていることを否定しているわけではない。むしろ、意義あることだ。行政のシステムが変わっていき、民間もそれに応じて変化していくからだ。

 とはいえ、指揮権を持つ大臣が軽々な言動を見せるようでは、心許ない。責任と相手を慮った言動が常に求められる立場だということを改めて求めたい。また、全国会議員は、他山の石としてSNSの活用法を今一度見直してほしい。政治家には、〝炎上商法〟は必要ないからだ。そして、これを機会に、先細りしていく印章業の新たな道の模索をより多くの人たちが提案していくことが、前向きな議論にしていけるのではないかと感じている。

山田 厚俊(ジャーナリスト)

5677名無しさん:2020/11/11(水) 09:08:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/e87fe66c477c613ae56ae871b067675836af1ced
菅首相訪米、解散戦略に影響も 1月なら困難の見方
11/10(火) 7:13配信

 米大統領選で政権交代が確実になったことが、菅義偉首相の衆院解散戦略に影響しそうだ。

 解散時期をめぐり来年1月召集の通常国会冒頭が選択肢の一つとされているが、首相は初訪米・日米首脳会談の時期について、同月20日の大統領就任式以降を軸に検討しているためだ。

 政府・与党は通常国会に、新型コロナウイルス対策などを盛り込んだ2020年度第3次補正予算案と21年度予算案を提出する方針。首相が「冒頭解散」に踏み切る場合、1月早々に召集し、3次補正を処理して解散するとのシナリオが想定される。

 菅内閣の支持率は、発足当初の高水準ではないものの、依然として5割以上を維持。自民党内には「予算委員会での首相答弁はおぼつかなかった。通常国会を無傷で乗り切るのは難しい」(閣僚経験者)として、冒頭解散への期待は消えていない。

 ただ、冒頭に解散する場合、21年度予算案の成立が4月以降にずれ込み、コロナ禍で深刻な打撃を受けた経済の再生が立ち遅れる恐れが出てくる。首相訪米後の解散となると、予算審議日程がさらに遅れることになる。自民ベテランは「常識的に考えれば訪米と冒頭解散は両立しない」との見方を示した。

 これに関し、自民党の二階俊博幹事長は9日の記者会見で「訪米と解散は関係ない」と述べ、外遊日程は解散の判断を制約しないと指摘した。

 東京や北海道を中心に、感染者が再び増加していることもネックだ。自民中堅は「年末年始を過ぎれば重症者が増えるかもしれない。選挙なんてやっていたら大変なことになる」と指摘。党幹部は「有権者から総スカンを食らう」と述べた。

 一方、小選挙区での候補者一本化が遅れている野党は、冒頭解散をけん制している。立憲民主党の安住淳国対委員長は記者団に「年が明けたらいつ選挙があってもいいように共闘を進める」と強調した上で、「『日本学術会議問題を追及されて支持率が下がるから今のうちにやっておけ』というのは党利党略だ」と批判した。

5678名無しさん:2020/11/11(水) 09:08:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/774670d59c27033dba3b0f4b5d7f421c868507e9
立民・枝野幸男代表の足元は安泰ではなく…衆院埼玉5区
11/10(火) 21:30配信

 7日昼、週末の買い物客らでにぎわうJR大宮駅(さいたま市)前の広場。立憲民主党代表の枝野幸男は赤いビールケースの上に立って熱弁すると、100人ほどが足を止めた。

 「弱い人、今困っている人のことなんか自己責任でやれ、という方は自民党を応援してあげてください」

 旧民主党政権で官房長官などを歴任し、今も野党の顔である枝野の知名度は高い。演説を次期衆院選への意気込みで締めた。

 「米大統領選、おもしろかったでしょ。どっちが勝つかわからないハラハラドキドキで。横浜の菅さん(首相の菅義偉)か大宮の枝野かを選んでいただけるよう前に進んでいきたい」

 枝野は3年前の前回衆院選直前、希望の党代表(当時)で東京都知事の小池百合子の「排除」発言に反発して立民を立ち上げ、左派のヒーローになった。共産党は「連帯のメッセージ」(委員長の志位和夫)として真っ先に埼玉5区で候補者を取り下げ、枝野は共産支持層も取り込んだ。

 結果、自民党の牧原秀樹に4万2千票の差をつけて圧勝した。

 ■支持率は低迷

 ただ、それ以前は苦戦した。旧民主党幹事長だった前々回(平成26年)は勝利したものの3400票の僅差。枝野周辺は「3年前は例外」と余裕はない。

 今年9月、旧・立民や旧・国民民主党などの議員が合流し、150人規模で新「立憲民主党」が発足し、枝野が代表に就いた。自民党に対抗できる規模を目指した新党だが、3年前のような追い風は吹いていない。10月の共同通信社の世論調査では、政党支持率は6・4%に過ぎず、自民党の45・8%に及ばない。

 共産、立民両党の党員らが参加する埼玉5区の市民団体は、次期衆院選でも枝野を支持する意向を両党本部に伝えた。ただ前回、選挙区に候補を立てなかった共産党は組織の動きが鈍った。5区の同市大宮区で獲得した比例票が前々回から4割減るなど痛手も受けた。

 ■自民は重点区に

 自民党は前回衆院選で埼玉5区を重点区に指定し、環境相の小泉進次郎ら人気者を応援に入れた。仮に立民のトップに勝てば野党に大打撃を与えるだけに、自民は次も注力する構えだ。

 当の牧原は選挙区内の自宅に住み、ほぼ毎朝、街頭活動をした後に、国会まで電車通勤している。

 10月末の肌寒い朝、牧原はJR土呂駅(さいたま市)にいた。朝の通勤客が慌ただしく通り過ぎる中で1時間半、脱炭素社会の実現など政策をとうとうと語ったが、国会近くの議員宿舎に住む枝野への対抗心を見せる場面もあった。

 「さいたま市で暮らしたことがない人が『草の根政治』を叫んでも、まがい物ではないか」

 4度の当選はすべて枝野に負けた末の比例復活だ。自民党内からは「比例に甘んじてはいけない」(幹部)との声も出るなど、厳しい立場に置かれている。

 菅は党総裁選を控えた9月3日、あいさつのため東京都内にある元総裁、谷垣禎一の自宅を訪ねた。お膳立てしたのは谷垣グループ(有隣会)に属する牧原。谷垣は菅に、総裁選の出馬時に届け出る推薦人名簿に牧原を入れるよう頼んだ。

 菅は要請通り、牧原を推薦人名簿に入れた。「牧原に箔をつけたい谷垣の親心」(谷垣グループ幹部)が生きるかどうか。=敬称略(田中一世)

5679名無しさん:2020/11/11(水) 09:37:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/83639f4b833cca693575f0cd260e63d7635d0b08
菅首相、防戦一方で「年明け解散論」が急浮上
11/11(水) 6:21配信

 菅義偉政権が発足してから間もなく2カ月が経過する。臨時国会で日本学術会議の任命拒否問題を軸とする与野党攻防が続く中、与党内では年明けの衆院解散断行論が急浮上している。

 菅首相と野党幹部との初の直接対決の場となったのが、11月2日から6日まで開かれた衆参両院の予算委員会だ。「任命拒否は学問の自由の侵害で、違法だ」などと追及する立憲民主、共産両党に対し、菅首相は「答弁は差し控える」を連発。防戦一方となった。

■年明け解散に備え、臨戦態勢に

 このため、与党内でも「年明けの通常国会での長期間の予算委質疑を乗り切れるのか」(自民国対)との不安が拡大。局面を打開するため、自民、公明両党幹部らが相次いで「年明け解散」に言及する事態となった。与野党の議員も一斉に選挙区入りするなど、「臨戦態勢」(自民若手)に入りつつある。

 菅首相は10日の閣議で2020年度第3次補正予算案の編成を指示した。与党内ではコロナ対策と経済回復を両立させるため、「30兆円以上の財政出動」の掛け声も出ている。しかも、菅首相が第3次補正と年内に編成する2021年度予算を一体化した「15カ月予算」とする方針を明確にしたのも、「年明け召集の通常国会冒頭での補正予算成立後の解散断行への道を開くため」(自民幹部)と受け取る向きが多い。

 北海道では冬の到来に合わせるようにコロナの感染拡大が際立っており、「『感染拡大前線』は年末にかけて南下する」(感染症専門家)ことは避けられそうもない。与党内でも「そもそもコロナ感染が拡大している限り、年明け解散なんてありえない」(公明幹部)との声も相次ぐ。

 アメリカ大統領選で民主党のバイデン前副大統領の勝利が濃厚となりつつあり、政府は1月20日の新大統領就任後の菅首相の早期訪米を目指している。これも踏まえ、外交専門家は「選挙中に初の日米首脳会談というわけにはいかない」(外務省OB)と指摘し、政治・外交日程からみても年明け解散は「ハードルだらけ」(政府筋)というのが実態だ。

 「コロナと経済の両立が最優先」と繰り返す菅首相は「就任時からコロナ禍の中での早期解散には慎重だった」(周辺)とされる。携帯電話料金値下げやデジタル庁創設、不妊治療の保険適用という”3大スガ案件”を早期に実現させ、「内閣支持率を実績で底上げして、任期満了かそれに近い時点での解散断行が基本戦略」(自民幹部)だったとみられている。

 ただ、臨時国会前半の与野党論戦を通じて、国民の間にも「菅首相は答弁能力が欠如している」(立憲民主)との印象が広がった。与党内にも「通常国会の長期予算委論戦で攻撃され続けると、政権の体力がじりじりと奪われ、その挙句の追い込まれ解散になりかねない」(自民国対)との不安も広がる。

 自民総裁選での記録的な圧勝でスタートした新政権だけに、「改めて党内を引き締め、野党を牽制するためにも年明け解散説を流す」(閣僚経験者)ことが必要になったともみられている。

 仮に年明け解散に踏み切る場合、「通常国会の召集冒頭か補正予算の成立直後の2択」(自民国対)となりそうだ。具体的には、①仕事始めの1月4日召集・冒頭解散で同24日投開票②1月12日召集・補正成立後解散で、2月7日投開票、が考えられる。

5680名無しさん:2020/11/11(水) 09:37:42
>>5679

■選対委員長と選挙戦略を協議

 安倍前政権下では2015年に1月4日召集の例があり、自民党内でも「4日の冒頭解散で選挙後の特別国会を2月初旬に召集できれば、日程的に来年度予算の年度内成立も可能になる」(国対幹部)との声も出る。

 ただ、政府はコロナ対策のために正月休みを1月11日まで延ばす「仕事始めの分散化」を呼び掛けており、「菅首相が4日召集による冒頭解散を強行すれば、コロナ禍に苦しむ国民の反発を招く」(閣僚経験者)との見方が強い。

 これに対し、全国的な仕事始めとなりそうな12日の通常国会召集の場合、「1週間以内に補正予算を成立させた上での解散断行なら、国民的反発は少なくなる可能性はある」(自民幹部)とみられている。「大型補正予算を成立させておけば、その執行には数カ月かかり、来年度予算の成立が5月連休前後までずれ込んでも、経済運営への影響は避けられる」(閣僚経験者)という。

 そうした中、菅首相は8日に次期衆院選の公認調整などの実務を担う山口泰明選対委員長と会談して選挙戦略を協議した。その結果、連続2回以上小選挙区で敗れ、比例代表で復活当選した議員は比例の重複立候補を原則として認めないとする内規を厳格に適用する方針を決めた。

 党選対幹部によると、対象はいわゆる「魔の3回生」も含めた25人だが、「今の時点で選挙方針を明確にしたのは、菅首相が年明け解散も視野に入れている証拠」(自民若手)と受け止める向きもある。

 野党側も旧民進党系議員の再結集による新立憲民主党を結成するなど、選挙態勢づくりを急いでいる。ただ、野党の盟主となる立憲民主内部でも、共産党との選挙共闘をめぐっては意見対立があり、執行部が強引に進めれば、「お定まりの路線論争」が再燃しかねない。

 加えて、立憲民主との合流を拒否した新国民民主党との選挙区調整も難航必至だ。野党でありながら与党寄りの路線をとる日本維新の会や、「消費税5%」を共闘の条件とするれいわ新選組との競合も、全国的な野党統一候補を擁立したい立憲民主のハードルとなっている。

 こうした状況から、菅首相も「野党の態勢が整わないうちに解散すれば、負けるはずがない」と判断してもおかしくない。もちろん、学術会議問題などで露呈した菅首相の強権的政治手法への国民的反発もあり、「就任時の高支持率下での解散で見込まれた自民300議席はもはや幻想」(自民選対)とされる。有力な選挙アナリストの分析では、「自民党は20議席程度減らしても絶対安定多数(261議席)は確保し、政権も揺るがない」との予測が多い。

5681名無しさん:2020/11/11(水) 09:37:52
>>5680

■目指すは総裁選再選で本格政権

 菅首相が目指すのは、2021年9月の自民党総裁選での再選による4年間の本格政権とみられている。もし、年明け解散で一定以上の勝利となれば、学術会議問題だけでなく安倍前政権から引き継ぐ形となったさまざまな負の遺産も「選挙勝利で清算される」(自民長老)ことになる。その上で経済再生と携帯電話料金値下げなどの実利的な政策を実現すれば、再選を阻む要因はなくなる。

 しかも、総裁選で惨敗した岸田文雄前政調会長と石破茂元幹事長は、「無役になったことで戦闘力を失った」(細田派幹部)とみられている。とくに石破氏が派閥会長辞任を表明したことは、「総裁選からの撤退宣言」とみられている。

 党内基盤拡大のため「大宏池会構想」を打ち出した岸田氏も、その対象となる麻生派や谷垣グループの反応は鈍い。このため「衆院選で負けなければ、菅首相の総裁選での無投票再選が既定路線化する」(自民長老)と確実視されている。

 そうした中、10日の東京株式市場では取引時間中として1991年11月以来の2万5000円台を回復した。アメリカの大手製薬会社がコロナウイルスのワクチンについて、「90%超の確率で感染防止の有効性が確認された」と公表したことが原因とみられる。菅首相にとっても、「このままコロナも収束傾向となれば解散しない手はない」(自民長老)ということになる。

 ただ、株高を牽引するアメリカも、トランプ大統領の出方次第では混乱が拡大し、世界経済に深刻な影響を与えかねない。北海道で始まった感染が全国的に広がれば、Go To トラベルキャンペーンを押し進めてきた菅首相への批判につながることは避けられない。

 こうしてみると、政界で現実味が増しつつある年明け解散論も、「あまりにも不確定要素が多すぎる」(自民幹部)。臨時国会は12月5日が会期末で、「主要野党が内閣不信任案を出すかどうかも、年明け解散の可能性を占うカギになる」(同)とされる。「すべてが永田町の駆け引きばかりで、コロナ禍におびえ続ける国民の声は無視されている」(首相経験者)とみられるだけに、菅首相が首尾よく伝家の宝刀を抜けるかどうかは「正月明けまでわからない」(同)というのが実態だ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

5682名無しさん:2020/11/11(水) 22:02:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa3d6d7c424426a5626cbff4b5a074282c1a1eb7
二階幹事長が大阪自民議員招き『慰労会』都構想否決を受けて…この夜かけた言葉は?
11/11(水) 17:20配信

 いわゆる「大阪都構想」が住民投票で否決されたことを受け、11月10日夜、自民党の二階俊博幹事長が、反対を掲げて戦った大阪府連の議員らを招き、『慰労会』を開きました。

 11月11日午後に国会内で勉強会を開いた自民党大阪府連所属の国会議員や大阪市議会議員ら。「都構想」の住民投票が2度も行われた制度上の問題点などを話し合いました。その夜…。

 (記者リポート)
 「窓越しに二階幹事長の姿が見えました。」

 東京都内では自民党の二階幹事長が大阪府連の議員らを招き『慰労会』を開いていました。中には、反対派の急先鋒として活動した北野妙子大阪市議団幹事長も。二階幹事長を囲んで記念撮影をするなど和気藹々とした雰囲気です。

 しかし、維新と菅義偉首相の深い関係は公然の事実。住民投票の反対活動では、自民党本部から自民党大阪府連に対して応援演説や資金面などの直接的な支援はなく、地元からは不満の声も上がりました。二階幹事長も態度を明確にしませんでした。

 (自民党 二階俊博幹事長 10月26日)
 「大阪市の皆さんの、良識あるご判断、これが期待されるところだと思います。」

 そんな苦しい局地戦を強いられた大阪自民の議員らに、11月10日の慰労会で二階幹事長はどんな言葉をかけたのでしょうか?

 (Q大阪府連にはどういう言葉をかけた?)
 (二階幹事長)「大阪府連が政治的にしっかりやろうということで団結しておられる。素晴らしい、ということを言いました。」

 この言葉に自民党大阪府連の議員は…。

 (自民党大阪府連 岡下昌平衆院議員)
 「『よく頑張った、党として誇らしい』と仰っていただいて、みんな感激しています。ありがたいです。」
 (Q今回、党の支援が1円も無かったが?)
 「それがかえって奮起を促したという解釈で。色んなところで幹事長にサポートしていただいたので。」

 一方で二階幹事長は、1年以内に予定されている総選挙を見据え、「これからが大阪の実力の見せどころだ」とさらなる奮起を促したということです。

MBSニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/1bd4de4588ca7dc10602c83062315c2674350fda
菅首相、予算拡充「しっかり応える」 国土強靱化、二階氏と会談
11/11(水) 19:14配信

 菅義偉首相は11日、災害に強いインフラ整備を進める国土強靱(きょうじん)化をめぐり、自民党の二階俊博幹事長と首相官邸で会談した。

 二階氏は予算の拡充を求める党の緊急決議を提出。「不退転の決意で実行し、国民を安心させてもらいたい」と要請したのに対し、首相は「しっかり応える」と述べた。

 党国土強靭化推進本部(本部長・二階氏)が10日にまとめた緊急決議は、2021年度から5年間、国土強靭化に関する特別枠を設け、政府に十分な予算を確保するよう求めている。

5683名無しさん:2020/11/11(水) 22:05:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd052509fd7ff84a5ca16e0315687bb0ea5b61af
石破元幹事長「総理への道」 ピンチ続き この先どうなる?
11/11(水) 16:39配信

記者のイチ押しネタを集めた「取材部ネタプレ」。

11日は、「石破さんどうなっちゃうの?」を、フジテレビ政治部・佐藤友紀記者がお伝えします。

10月、自身が率いる派閥の会長を辞任したものの、後任の会長が決まらず、12日、予定されていた派閥の定例の会合も開けない状態です。

さらに仲間の議員も、違う派閥への移籍話が出るなど、ピンチが続いています。

ポイントは、「ボタンの掛け違い? どうなる石破さん」です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/363a46fc714ec402c5242fe75a0d4a8d9c33065d
河野規制改革相、業界団体反発でおわび 「押印廃止」はんこ投稿
11/11(水) 15:49配信

 河野太郎規制改革担当相は11日の衆院内閣委員会で、「押印廃止」と彫られたはんこの写真をツイッターに投稿して業界団体の反発を招いたことに関し「しっかりとその意図が伝わらなかったことはおわびを申し上げたい」と述べた。

 河野氏は同委で、行政手続きの押印廃止を進めていることに触れ、「はんこに新しい価値を生み出すことができないか。はんこを使ってインパクトのあるメッセージは何だということで(写真を)出した」と釈明した。立憲民主党の大西健介氏への答弁。

5684名無しさん:2020/11/11(水) 22:07:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/a381e42aa97c8c21e5daad5e2e0388d2415fb2c0
河野行革相が「おわび」 「押印廃止」ツイッター騒動で
11/11(水) 17:32配信

 河野太郎行政改革相は11日の衆院内閣委員会で、「押印廃止」と彫られた印章と印影をいったんツイートし、印章の業界団体などの反発を招いたことについて、「しっかりと意図が伝わらなかったことについてはおわびを申し上げたい」と謝罪した。

 河野氏は「行政において認め印はほぼ全廃する。印章業に何らかの影響が出る」と指摘。「ハンコに何か新しい価値を生み出すことができないか、何かメッセージを出すことに使えるんではないか、ということで(ツイッターに)出した」と釈明したうえで、陳謝した。立憲民主党の大西健介氏が「思いが足りないのではないか」とただしたのに対し、答えた。

 河野氏のツイートを全日本印章業協会の徳井孝生会長は「傷口に塩を塗り込むような投稿だ。本当に蛮行だ」と批判し、自民党執行部に抗議していた。(小林豪)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/b310b9d3eb4c723d25018922952e2cc78a025286
河野行革相、はんこ業界に「おわび」 色紙に落款、ハンコ文化振興に「個人的に努力」
11/11(水) 18:36配信

 河野太郎行政改革担当相は11日の衆院内閣委員会で、「押印廃止」と書かれたはんこの写真を自身のツイッターに投稿し、はんこ産地や業界の反発を招いた問題に関し「しっかりとその意図が伝わらなかったことについてはおわびを申し上げたい」と述べた。

 河野氏は内閣委で、行政手続き上の押印廃止を進めていることに触れ「はんこに新しい価値を生み出すことができないか。はんこを使って一番インパクトのあるメッセージは何かということで(写真を)出した」と釈明した。そのうえで、「色紙を頼まれた時に落款(印)を使っている。今後もそういう努力は個人的にやっていきたい」と述べ、はんこ文化の振興に努める考えを改めて示した。立憲民主党の大西健介氏への答弁。【影山哲也】

5685名無しさん:2020/11/12(木) 00:10:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/58bfc40c0713e7da64d5c99a6a6889e01b29416d
首相動静(11月11日)
11/11(水) 6:55配信

 午前6時41分、東京・赤坂の衆院議員宿舎発。同44分、官邸着。官邸の敷地内を散歩。
 午前7時26分、官邸発。同28分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。同ホテル内のレストラン「ORIGAMI」で柘植芳文自民党参院議員、増田寛也日本郵政社長と会食。
 午前8時36分、同ホテル発。
 午前8時39分、衆院第2議員会館着。
 午前8時52分から同56分まで、山口泰明同党選対委員長。
 午前9時7分、同所発。同10分、官邸着。同25分から同55分まで、同党の佐藤勉総務会長、園田修光参院議員。
 午前10時12分、官邸発。
 午前10時24分、皇居着。秋の叙勲大綬章親授式。
 午前10時47分、皇居発。
 午前10時53分、官邸着。
 午前11時28分から同38分まで、岸信夫防衛相、高橋憲一官房副長官補、秋葉剛男外務事務次官、島田和久防衛事務次官。
 午前11時58分から午後0時44分まで、高橋洋一内閣官房参与と昼食。
 午後1時19分から同42分まで、松本哲治沖縄県浦添市長ら。宮崎政久同党衆院議員同席。同57分、官邸発。
 午後2時6分、皇居着。秋の叙勲重光章伝達式。
 午後2時29分、皇居発。
 午後2時37分、官邸着。
 午後3時12分から同22分まで、島田防衛事務次官。同38分から同39分まで、内山田竹志トヨタ自動車会長。
 午後3時40分から同55分まで、麻生太郎副総理兼財務相、金融庁の氷見野良三長官、古沢知之企画市場局長、栗田照久監督局長。同4時2分から同16分まで、坂井学、岡田直樹両官房副長官、北村滋国家安全保障局長、和泉洋人首相補佐官、外務省の森健良、鈴木浩両外務審議官、小林賢一南部アジア部長、四方敬之経済局長、植野篤志国際協力局長、福島靖正厚生労働省医務技監、田中繁広経済産業審議官。
 午後4時30分から同45分まで、連合の神津里季生会長、相原康伸事務局長。木原稔首相補佐官同席。同48分から同5時4分まで、自民党の二階俊博幹事長、林幹雄幹事長代理ら。
 午後5時10分から同20分まで、アジア太平洋経済協力会議(APEC)などに向けたビデオメッセージ収録。同21分から同25分まで、大鷹正人駐ハンガリー大使らの新任あいさつ。
 午後5時31分から同57分まで、男女共同参画会議。同6時23分、官邸発。同30分、東京・紀尾井町のホテル「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」着。同ホテル内のレストラン「WASHOKU 蒼天」で衆院予算委員会の金田勝年委員長、与党理事と会食。加藤勝信、坂井正副官房長官同席。
 午後8時4分、同ホテル発。
 午後8時10分、衆院第2議員会館着。
 午後8時34分、同所発。
 午後8時39分、東京・赤坂の衆院議員宿舎着。(了)

5686名無しさん:2020/11/12(木) 00:11:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/889bceba3a93bb8da37618feb9630a7d0453f3ef
安倍前首相が同期会
11/11(水) 22:28配信

 安倍晋三前首相は11日夜、自民党の岸田文雄前政調会長、野田聖子幹事長代行ら1993年の衆院初当選同期組と東京都内の日本料理店で懇談した。

 安倍氏の同期会出席は退陣後初めて。出席者によると、安倍氏は首相時代の苦労話や外交にまつわるエピソードを披露していたという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b997b78d6bebced78fd67cb3674a9fe000945f32
安倍前首相が反論、物価上昇率2%「事実上到達した」
11/11(水) 22:11配信

 安倍晋三前首相は11日、自らが会長に就任した自民党の議員連盟の会合で、安倍政権が掲げた物価上昇率2%が未達成との批判があるとして「ある意味、間違った議論。完全雇用に近い状況をつくった。事実上政策ターゲットに到達したと考えていい」と反論した。

 議連は、「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」。これまで安倍氏に近い議員有志でつくってきた「アベノミクスを成功させる会」を改称して、同日に設立総会を開いた。

 安倍氏は冒頭のあいさつで、2013年に政府と日本銀行がデフレ脱却などの実現に向けて掲げた「物価上昇率2%」に言及。安倍氏は「目標として掲げたが、正しく言えば2%以下で安定させることでもよかった」と強調。安倍政権下で雇用が増えたとし、「マクロ政策の目標は雇用なので達成したのではないか。開き直るのかと言われたら、それは分かっていない議論だと思う」と述べた。(笹井継夫)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/4621ebcf939fbd0cd8eb5b35d6675061983eec69
安倍氏、「ポストコロナ経済議連」会長に就任へ 「アベノミクスを成功させる会」を衣替え
11/11(水) 14:39配信

 安倍晋三前首相は11日、自民党の「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」の会長に就任する。安倍氏は首相在任中に休眠していた議連「創生日本」も再開させる予定。9月の首相退任から2カ月足らずだが、活動を活発化させており、周囲からは早くも3回目となる将来の首相登板を期待する声も出ている。

 「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」は既存の「アベノミクスを成功させる会」が安倍氏の会長就任を機に衣替えする。11日に国会内で設立総会を開き、元日銀副総裁の岩田規久男氏との意見交換などを予定している。

 設立総会の案内文は呼びかけ人の山本幸三元地方創生担当相の文責で「安倍晋三先生(前内閣総理大臣)に会長に復帰して頂き、新たなスタートを切りたい」と明記した。「第2次安倍政権下でのアベノミクスは大きな成果を上げましたが、本年初頭からの新型コロナウイルス・ショックによって頓挫し、デフレに逆戻りしかねない岐路に立たされています。今こそ、アベノミクスの原点に立ち戻り、積極果敢な金融・財政政策によってデフレ完全脱却に向けて再始動を図らなくてはなりません」とも訴えている。【宮島寛】


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