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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

5283名無しさん:2020/10/05(月) 17:32:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/6dc97b5e4d6accb4af5ebdb9163f488cec1e58bd
因縁の「二階」VS「岸田」、山口3区めぐり全面戦争か
10/5(月) 16:46配信

 自民党の総裁選挙から3週間。辛うじて2位に滑り込み、今も「ポスト菅」に意欲を示す岸田前政調会長ですが、現在はそれどころではない大きなトラブルを抱えています。(05日15:22)

最終更新:10/5(月) 16:46
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/78c7e6fd4a6b9713a75c1cb06e3901bc67492ed8
自民・山口選対委員長「衆院解散、年内は難しい」
10/2(金) 19:47配信

 自民党の山口泰明選対委員長は2日、政府内で11月中旬を軸に行う方針が浮上している「立皇嗣(りっこうし)の礼」などを念頭に「首相の外遊も皇室行事もある。年内のタイミングは難しい」と高知市で記者団に話した。

5284チバQ:2020/10/05(月) 19:20:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/6dc97b5e4d6accb4af5ebdb9163f488cec1e58bd
【独自】“ポスト菅”岸田氏を襲うトラブル
10/5(月) 16:46配信
 自民党の総裁選挙から3週間。辛うじて2位に滑り込み、今も「ポスト菅」に意欲を示す岸田前政調会長ですが、現在はそれどころではない大きなトラブルを抱えています。

 「倍返しをしていく」(自民党 二階派 伊藤忠彦衆院議員)

 4日に開かれた二階派の河村元官房長官の総決起大会。飛び交ったのは、岸田派のある議員を敵視する声でした。

 「反党行為になるんです。自民党に弓を引くんですね。除名ということも当然あるんです」(自民党 二階派 林幹雄幹事長代理)
 「我々も覚悟があります。選挙の戦なんか全然いといません」(自民党 二階派 二階俊博幹事長)

 批判の矛先は、参院から鞍替えし、河村氏と同じ「山口3区」から出馬する意向を固めた岸田派のナンバー2、林芳正元文科大臣に向けられたものです。

 「10年くらい前から地元では期待がありましたので、その期待に応えてしっかり精進していきたいと、こういうふうに言い続けてきましたので」(自民党 岸田派 林芳正元文科相 先月17日)

 総理・総裁を目指すため長年、衆院への鞍替えを模索してきた林氏を地元の県議らが押し立てた格好ですが、同じ選挙区で戦うことになる現職の河村氏を抱える二階派の議員たちは不快感を隠しません。

 「“売られたケンカ”という言葉があるでしょう。挑んでこられるなら申し訳ないが、我々も受けて立たざるを得ない」(自民党 二階派 二階俊博幹事長)

 二階幹事長は「現職優先」の考えを示し、林氏の動きをけん制しました。

 「完膚なきまでに叩きのめしてやる」(二階派議員)
 「ケンカを売ったことを後悔させてやらないとな」(二階派議員)

 岸田派と二階派の因縁は今に始まったことではありません。去年の参院選では岸田派の溝手元参院会長が後に二階派に所属する河井案里参院議員と激突。ほかにも複数の選挙区で対立した過去があるだけに、岸田氏も二階派の動きには不快感を示すなど、「全面対決」の様相を呈しています。

 ただ、岸田氏が抱える悩みのタネはこれだけではありません。岸田派で今なお大きな影響力を持つ古賀誠元自民党幹事長が、先月下旬、自ら派閥の名誉会長を辞任したいと伝えてきたのです。この背景には、古賀氏が菅総理と親交が深く、それが先の総裁選で岸田氏にマイナスに働いたためと見られます。

 岸田氏は古賀氏の処遇を保留していて、5日に開かれる派閥のパーティにも古賀氏は欠席する見通しです。

 「古賀さんは岸田さんより菅総理のほうが波長が合うんだろう」(岸田派中堅)
 「古賀さんの協力を得られなければ今後の政局は乗り切れない」(岸田派若手)
 「私自身も総理・総裁を目指して努力を続けていきたい」(自民党 岸田派 岸田文雄前政調会長 先月17日)

 こう語る岸田氏ですが、「内憂外患」の状況をどう打開していくのか、その手腕が問われています。(05日18:35)

5285チバQ:2020/10/05(月) 19:22:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/b06db9858e3ff46557dbccffbb24adda11bf05e0
「二階幹事長」に“そりゃないよ”の声 身内の「河村元官房長官」びいき際立つ
10/5(月) 11:40配信

1020
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デイリー新潮
因縁の選挙区「衆院山口3区」における“シマ争い”
言ってきたことと今やっていることが違うと指摘される二階幹事長

 10月4日、自民党の二階俊博幹事長(81)は、山口県宇部市で開かれた志帥会(二階派)会長代行の河村建夫元官房長官(76)の総決起大会に出席。あと1年以内に行われる次期衆院選の山口3区について「党が公認するのは1人」と述べた。河村氏を推すというわけだが、これまでの二階幹事長の言行と一致せず、「さすがに幹事長、そりゃないですよ〜」の声も少なくない。

 ***

 衆院山口3区は因縁の選挙区である。直近の“火種”から触れておこう。

 9月16日、TBSが「林芳正元文科相(参院議員)が山口3区から出馬の意向を固め、所属する岸田派の岸田文雄前政調会長にも伝えた」と報じた。

 林氏はこれについて、「元々、意向がないので(岸田氏に)伝えるも何もない」と全否定。もっとも、「10年くらい前から地元では(くら替えの)期待があった。その期待に応え、しっかりと精進していきたいと言い続けてきたので、それは今までと全く変わっていない」とも述べた。

「TBSとしても、本人もしくは本人に相当近いところから聞いていなければ、この類の話は打てない(ニュースとして出せない)ですよ」

 と、政治部デスク。

「実際には自身が所属する宏池会(岸田派)の若手との会合で、“次の衆院選にくら替え出馬し、現職の河村氏は引退。出馬を模索していた河村氏の息子の政策秘書・健一氏は参院に回ることになる”と説明があったと言われています」

「林さんが否定しつつ、地元からの期待の声を紹介するところまで含めたデキレースでしょう。衆院選が近いのでアドバルーンをあげつつ、ライバルとなる河村さんを牽制する意味合いがあったんです」

5286チバQ:2020/10/05(月) 19:22:47
首相への思いを隠さない林氏にとって衆院くら替えは必要なステップ
「ケンカを売った」とまで言われた林元文科相は首相を目指す

 そして、「元々……」と言って、こう続ける。

「林家は、父・義郎さんの代には衆院中選挙区の山口1区を根城にしていました。その旧1区は小選挙区制の導入で山口3区と4区に分かれ、4区を安倍さん(晋三前首相)が、3区を河村さんが確保。1996年10月の衆院選で、義郎さんは比例代表中国ブロックに回りました」

 そして父親の後を継いだ林芳正氏は、参院にしか居場所がなかった。

 防衛相、経済財政政策担当相、農相、文科相を歴任し、首相への思いを隠さない林氏にとって悲願であり、必要なステップは衆院くら替えである。

 先に触れた林氏のコメントにあるように、例えば自民党が政権を奪還する2012年、若手を中心に「林待望論」が巻き起こり、党山口県連幹部らが役員会の決定をもとに衆院山口3区で擁立するよう党本部に要請した経緯がある。

 しかし、党本部は3区現職の河村氏の支持を打ち出し、林氏は衆院転身を断念せざるを得なかった。ちなみに当時の河村氏のポストは選対局長だった。

 こういった流れの中でのTBS報道だったというわけだが、これにいきり立ったのが他ならぬ二階幹事長。

 4日の集会でも、「反党行為をした人がどういう立場になるか、言わずとも分かるだろう」「売られたケンカという言葉がある。挑んでくるなら受けて立たざるを得ない」「きょうは党の幹事長としての立場でも来ている」と言いたい放題。

 二階派の面々は47人だが、うち20人も山口入りする状況で、二階氏の右腕・林幹雄幹事長代理は「党に弓を引くことになり、除名になる。そういうおろかなことはしないと思う」と発言。

「林さんと河村さんが勝負したら林さんの圧勝。それくらい林家の城下町」
宏池会ボスも林氏が後を継ぐという話が出てきているが…

 永田町関係者に聞くと、

「裏返せば、二階さんたちの焦りが見て取れますよね。実際、地元でチラッと聞いてもらうだけでわかりますが、林さんと河村さんが勝負したら林さんの圧勝。それくらい林家の城下町という意識が強いんです」

「だから、二階さんは自分が力のあるうちにもう一期、河村さんにやらせると意気込んでいる。遅かれ早かれ、地元は林さんの手に落ちると分かっていても関係ないんです」

 二階幹事長と言えば、山梨2区で現職の堀内詔子代議士に長崎幸太郎氏(現・山梨県知事)をぶつけて「勝った方が公認」と言ってみたり、静岡5区では、自民現職がいるのに無所属のまま二階派入りしている細野豪志元環境相の支持を呼び掛けたりと、「横暴ぶりが際立つ」(先のデスク)状況だ。

 二階氏はこの日、「定数1の選挙区に公認候補は1名だということは子どもでも分かること。党の公認は現職優先で進めたい」とも語っている。

 これまでの幹事長の流儀に従えば、両者がガチンコでぶつかり勝った方が公認という判断がないわけではないと思われるが、そうも行かないらしい。

「二階さんは山口の件について、“けじめをつける”と明言しています。メンツを最も大事にするヤクザはそれを潰されたら必死で相手のタマを取りに行く。実弾が飛びかわない戦争である選挙で、相手のタマを取るぞという意気込みなのかもしれません」(先の関係者)

 けじめを取るのはどちらの方か、それは1年以内にわかることでもある。

週刊新潮WEB取材班

2020年10月5日 掲載

5287チバQ:2020/10/05(月) 19:39:24
失礼、既に出てましたね

5288名無しさん:2020/10/05(月) 20:02:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/9edfd9e284952c80b63295347501b8411ba9fbd6
次期衆院選 福岡5区問題 原田氏が自民党県連に陳情書
10/5(月) 17:45配信

次の衆院選福岡5区に、自民党の現職と県議の2人が出馬表明している問題で、5日、原田義昭前環境大臣は、自民党福岡県連の公認推薦について「公平な手続きを求める」陳情書を手渡しました。

次の衆院選の福岡5区には自民党・現職の原田義昭前環境大臣(76)と、自民党福岡県議団の栗原渉県議(55)が出馬を表明していて、保守分裂の可能性がでています。

原田氏は5日午後、福岡市の自民党福岡県連本部を訪れ、原口剣生会長らに推薦候補について、「現職優先」という党の規則を確認した上で陳情書を手渡し、公平公正な手続きを行うよう求めました。

原田氏は、「自民党県議団では全会一致で新人候補を決めた。民主主義の原則に従って厳正な采配をお願いしたい。」と話しています。

福岡5区ではこのほか、立憲民主党の若子直也氏(41)、共産党の古賀新悟氏(56)の2人の新人が、出馬の準備を進めています。

九州朝日放送

https://news.yahoo.co.jp/articles/d6a1782f5b49910d36ee5b83914ff574d62df5e4
自民党岸田派の古賀誠名誉会長が辞意伝達
10/5(月) 17:18配信

 自民党岸田派の古賀誠名誉会長が、同派会長の岸田文雄前政調会長に辞意を伝えた。関係者が5日、明らかにした。

5289チバQ:2020/10/05(月) 21:20:10
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASNB56QBVNB5UTFK00H.html
岸田氏、大宏池会構想実現に意欲 古賀誠名誉会長は欠席
2020/10/05 20:46朝日新聞

岸田氏、大宏池会構想実現に意欲 古賀誠名誉会長は欠席

岸田文雄氏=2020年9月、東京・永田町、内田光撮影

(朝日新聞)

 自民党の岸田文雄前政調会長が率いる岸田派(宏池会、47人)が5日、東京都内で政治資金パーティーを開いた。岸田氏は「宏池会の大きな塊を実現できるように先頭に立って汗をかく」と述べ、来年9月に予定される次期総裁選に向け、源流を同じくする麻生派(54人)と谷垣グループと合流する「大宏池会構想」の実現をめざす考えを表明した。

 パーティーには、麻生派事務総長の棚橋泰文衆院議員や、谷垣グループ代表世話人の遠藤利明衆院議員らが出席。岸田氏は、「宏池会、過去に何度か分裂の歴史を繰り返してきた。しかし、『分断から協調へ』の重要性を訴えている以上、宏池会こそが身をもってそれを実践していかなければならない」と訴えた。

 一方、2012年に派閥トップを岸田氏に譲った後も毎年パーティーに出席してきた同派名誉会長の古賀誠元幹事長は、この日のパーティーに出席しなかった。古賀氏は麻生派を率いる麻生太郎副総理兼財務相と距離がある。岸田氏が麻生氏と接近すれば、古賀氏との関係にも影響を与える可能性がある。

5290チバQ:2020/10/05(月) 22:16:49
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2020100501002593.html
岸田氏「ポスト菅へ精進」 古賀・派閥名誉会長が辞意
2020/10/05 20:54共同通信

岸田氏「ポスト菅へ精進」 古賀・派閥名誉会長が辞意

政治資金パーティーであいさつする自民党の岸田前政調会長=5日午後、東京都港区

(共同通信)

 自民党岸田派(宏池会)は5日夜、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開催した。会長の岸田文雄前政調会長は、菅義偉首相に敗れた先の総裁選に触れ「次は勝利できるよう政策を磨く。力を蓄え、精進したい」と訴えた。これに先立ち同派の古賀誠名誉会長は岸田氏に辞意を伝えた。関係者が明らかにした。パーティーも欠席した。

 岸田氏は、池田勇人元首相が創設した宏池会の流れを共にくむ麻生派や谷垣グループを再結集する「大宏池会」構想を念頭に「宏池会の大きな固まりを実現できるよう、先頭に立って汗をかきたい」とも強調した。

5291名無しさん:2020/10/05(月) 22:30:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/f435b2f8bf95e4fad78c590b2b89ddef591d3113
岸田氏、麻生派・旧谷垣Gと合流目指す 「大宏池会」構想、懸念材料も
10/5(月) 19:18配信

 自民党岸田派(宏池会)会長の岸田文雄前政調会長は5日、東京都内で開いた同派パーティーで「宏池会の大きな固まりを実現できるよう先頭に立って汗をかきたい」とあいさつし、宏池会の流れをくむ麻生派、旧谷垣グループと合流する「大宏池会」を目指す考えを表明した。

 岸田氏はあいさつで来年の総裁選に触れ、「勝利できるように政策を磨き力を蓄えて精進したい」と改めて意欲を示した。「菅政権の先に、宏池会として何を目指すか考えていく。国民が一体感を感じられる社会を目指す」とも述べた。

 その上で「宏池会は過去に分裂の歴史を繰り返してきた」と振り返りつつ、「宏池会だけでは社会を変えられない。より大きな政治の固まりが不可欠だ」と強調。池田勇人元首相が創始した宏池会を源流とする麻生派、旧谷垣グループとの再結集を訴えた。

 岸田氏は9月の総裁選で石破茂元幹事長を上回ったものの、全535票のうち89票と菅義偉首相に完敗。論戦でも存在感を示せなかった。岸田派内からは来年の総裁選について「主流派を固められているのに、本当に出られるのか」(中堅)との声が漏れる。

 岸田派座長を務める林芳正元文部科学相が、将来の総裁選出馬を念頭に参院から衆院へくら替えを目指しているのも懸念材料だ。ある中堅は「麻生派には行かない。林氏を担いで総裁選を戦う」と、分裂も辞さない考えを示した。

5292名無しさん:2020/10/05(月) 22:31:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/6751dab9c7b1b3b0b00192b9a0919fa86f71d7ec
二階幹事長「公認は1人、現職優先」(山口県)
10/5(月) 19:39配信

 衆議院の任期は残り1年となり、山口3区では自民党の林芳正参議院議員のくら替え問題が取り沙汰されている。4日に山口県入りした自民党の二階幹事長は、現職で同じ派閥の河村建夫衆議院議員を擁立する考えを強調した。

 自民党現職の河村氏が開いた総決起大会には、自民党の二階幹事長や現職の大臣など、河村氏が所属する二階派の国会議員20人が顔をそろえた。山口3区では自民党の林芳正参議院議員のくら替え問題が浮上している。二階幹事長は地元での騒ぎを重要視しているとして、「売られた喧嘩って言う言葉があるでしょう?河村先生に何かがあるんじゃないかということであれば、我々も意を決して、政治行動のすべてをなげうってその挑戦に受けて立つ」と話した。
 一方、林氏自身はこれまでの報道陣の取材に対し、「出馬の意向は固めていない」とした上で「地元の期待の声はありがたく精進を重ねていきたい」と述べている。
 4日の河村氏の決起大会では20人の議員全員が挨拶に立ち、「自民党に弓をひくのは罰則、除名もある」といった考えや、「妙なことがあると困る。皆さんの熱烈な総意があればそういう声は必ず封殺される」という声もあがった。大会後、二階幹事長は「2人出して選ぶような不見識なことはしない」と述べ、派閥の仲間である河村さんを擁立する考えを強調した。河村氏は「どうしても選挙に勝ち抜いていかなきゃいけない。その決意を皆さんにできたのは大変光栄なことだと思っている」と話した。
 なお、山口3区では立憲民主党の坂本史子氏も出馬する意向を示している。

最終更新:10/5(月) 20:41
KRY山口放送

5293名無しさん:2020/10/05(月) 22:40:56
https://mainichi.jp/articles/20200930/k00/00m/010/323000c
岸田氏、古賀氏と決別決意? 派閥パーティー招待せず 総裁選対応に不満
会員限定有料記事 毎日新聞2020年9月30日 21時54分(最終更新 9月30日 22時35分)

 自民党の岸田文雄前政調会長は、10月5日に東京都内で開く岸田派(宏池会)の政治資金パーティーに古賀誠名誉会長を事実上、招待しないことを決めた。古賀氏は2012年に派閥会長を岸田氏に譲って以降、初めてパーティーを欠席する。岸田氏は次点に終わった先の総裁選で、古賀氏が菅義偉首相を支援したとみて不満を募らせていた。今後、両氏の関係が断絶する可能性がある。

 岸田派は毎年パーティーを開いており、これまで同派前会長の古賀氏にあいさつを依頼してきた。複数の岸田派関係者によると、今年は岸田氏の意向で依頼はせず、古賀氏からは欠席の連絡があった。古賀氏…

https://mainichi.jp/articles/20201001/ddm/005/010/087000c
岸田派パーティー、古賀誠氏招かず 募る不満、断絶も
会員限定有料記事 毎日新聞2020年10月1日 東京朝刊

 自民党の岸田文雄前政調会長=似顔絵=は、10月5日に東京都内で開く岸田派(宏池会)の政治資金パーティーに古賀誠名誉会長を事実上、招待しないことを決めた。古賀氏は2012年に派閥会長を岸田氏に譲って以降、初めてパーティーを欠席する。岸田氏は次点に終わった先の総裁選で、古賀氏が菅義偉首相を支援したとみて不満を募らせていた。今後、両氏の関係が断絶する可能性がある。

 岸田派は毎年パーティーを開いており、これまで同派前会長の古賀氏にあいさつを依頼してきた。複数の岸田派関係者によると、今年は岸田氏の意向で依頼はせず、古賀氏からは欠席の連絡があった。古賀氏に名誉会長退任を求めることも検討している。派内には古賀氏に近い議員も多い。岸田、古賀両氏の関係が断絶すると、同派を離れる議員も出そうだ。同派の一人は岸田氏の判断について「総裁選で古賀氏は菅氏を支援したとみており、…

https://mainichi.jp/articles/20201005/k00/00m/010/222000c
岸田派、分裂含みか 古賀氏がパーティー欠席「岸田会長があいさつ依頼しなかった」
会員限定有料記事 毎日新聞2020年10月5日 20時40分(最終更新 10月5日 21時50分)

 自民党・岸田派(宏池会・47人)は5日夜、東京・芝公園のホテルで政治資金パーティーを開いた。同派に強い影響力を持ち、岸田文雄会長(63)の「政治の師」でもあった古賀誠名誉会長(80)は欠席したが、周囲に名誉会長を辞任する意向を伝えた。2021年の党総裁選での再起を見据え、岸田氏が距離を置いたことも要因だが、派内には古賀氏に近い議員もおり、分裂の懸念もくすぶる。

 岸田氏はパーティーで「宏池会も新たな時代に向けて進化していくことが求められている」とあいさつし「『分断から協調へ』の重要性を訴える以上、宏池会が身をもって実践する」と語った。会場には1000人以上が詰めかけ、二階俊博幹事長や最大派閥・細田派の細田博之会長らも参加したが、菅義偉首相は出席…

5294名無しさん:2020/10/06(火) 08:48:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/1105542fd9b79402a5d37b6f0db25e0f3889609a
岸田氏、安倍氏接近に活路 古賀氏、岸田派名誉会長退任へ 揺れる岸田派
10/6(火) 5:00配信

 自民党の岸田文雄前政調会長が率いる岸田派(宏池会、47人)の政治資金パーティーが5日、東京都内のホテルで開かれた。名誉会長の古賀誠元幹事長は姿を見せず、今月に入って岸田氏に役職を退く意向を伝えたという。岸田氏が先の総裁選で安倍晋三前首相や麻生太郎副総理兼財務相の支持を得られなかった要因とされる古賀氏の欠席は、岸田氏にとって活路を開くきっかけになるのか。

 「次の機会に勝利することができるように政策を磨き、力を蓄え、精進したい」。岸田氏はパーティーでこう述べ、次期総裁選への意欲を改めて強調。党内の宏池会系勢力の結集を目指す「大宏池会構想」の実現に尽力する考えも明らかにした。菅義偉政権については「国の経済や社会の脆弱(ぜいじゃく)さを克服するために意欲的に取り組んでいる。宏池会としても支えていかなければならない」と語った。

 ただ、先の総裁選で争った菅首相は同じ時間帯に行われた内閣記者会のグループインタビューを理由に欠席。政界引退後も岸田派内で影響力を誇示してきた古賀氏の姿もなかった。岸田氏周辺によると、岸田氏が9月下旬、国会近くの古賀氏の事務所を訪ねて招待状を手渡したが、「所用がある」と断られた。また、今月に入って古賀氏から岸田氏に、「私は退いていく」と名誉会長辞任の意向も伝えられたという。

 次期総裁選をうかがう岸田氏にとって、古賀氏との距離感が焦点だった。

 新政権の人事では総裁選でいち早く「菅支持」を打ち出した二階派(志帥会、47人)の優遇が目立ち、冷遇された岸田派には「今の政権が盤石なら入り込む余地はなくなる」との危機感が強い。安倍氏の出身派閥の細田派(清和政策研究会、98人)や麻生派(志公会、54人)にも人事面で不満がくすぶっているだけに、安倍氏からの支援獲得や、古賀氏と距離がある麻生氏との関係強化が岸田氏の生命線となることは明らかだ。

 「岸田氏はこれまで誠実すぎた。『古賀さんとは縁を切った』といえばいい。二枚舌でも三枚舌でもあらゆる手で安倍氏らを味方にしなければだめだ」

 岸田派若手がこう語るように、古賀氏の欠席や名誉会長退任の意向は、安倍氏らの協力を引き出すことを狙い、岸田、古賀両氏が示し合わせた「策」との見方もある。一方で、岸田氏が次の総裁選を見据え、古賀氏と「本気」で距離を置く決心を固めたとの話もある。岸田氏か古賀氏か、どちらにつくかで派内は二分されており、古賀氏の辞意が派内に動揺を広げる可能性は否定できない。

(永原慎吾)

5295チバQ:2020/10/06(火) 10:57:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/617541b7d6c2004d100d271a1801e07586bdb6bc
「安倍前総理」がほくそ笑む地元山口での政争 
10/6(火) 5:56配信
192




地元は臨戦態勢
 衆院選挙に小選挙区制が導入されて、はや四半世紀。いまだに中選挙区時代の遺恨を引きずっているのは、山口県である。
 9月16日、TBSが“自民党参院議員の林芳正元文科相が、無所属でも次期衆院選で山口3区から鞍替え出馬をする”と報じたのだ。

 この報道を林氏は即座に否定。しかし、水面下では熾烈な攻防が始まっているのだという。

 林氏の地元・山口県は、現在の3区と4区にあたる旧山口1区を、河村建夫元官房長官と安倍晋三前総理、それに林氏の父・義郎氏が縄張りにしてきた。ところが、1996年の小選挙区制の導入で、河村氏が3区を、安倍氏が4区を取り、義郎氏は比例に転出。没後、芳正氏が参院山口選挙区から出馬した経緯がある。

 2012年には総裁選にも出馬した林氏だが、

「慣例的に、参院議員では、総裁はおろか政権の中枢を担うことも難しいとされる。そこで林氏は、10年ほど前から衆院鞍替えを画策してきた」(政治部記者)

 山口3区に狙いを定めたのには、こんなワケが。

「3区は林氏の母方の実家である宇部興産のお膝元。河村氏が次の選挙で引退し、後継ぎの息子に参院に回ってもらって、林氏が3区を貰い受けるというのが林陣営のシナリオだった」(同)

 ところが、河村氏が禅譲してくれる気配は見えず、林氏の支援者はヤキモキ。

「河村先生もはよ引退してくれればええのに、先週、この10月に解散総選挙に向けた決起大会を開くちゅう案内が届いた。将来、山口は議席が1区減らされるというし、芳正さんももう59歳。地元の人間はみんな鞍替えを熱望しちょるけん、万が一、無所属でも、本人が出ると言えば、火の玉になって応援しますよ」

 実は、この争いを横目にほくそ笑むのが、お隣、4区の安倍陣営だという。

「もともと林家が地盤にしてきたのは4区の下関市。市議会は今でも安倍派と林派が会派を分けて鎬を削っているんです。3年前の市長選では林派の前市長に対し、安倍氏の元秘書が出馬。安倍事務所が総動員で応援し、辛くも勝利を収めた。林氏が、全県選挙区の参院議員から衆院3区に鞍替えすれば、4区の林派も大人しくなり、安倍派も安泰というわけです」(先の記者)

 波乱はまだまだ続きそう。

「週刊新潮」2020年10月1日号 掲載
新潮社

5296チバQ:2020/10/06(火) 10:58:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/25763c832a1c8f7cf839093e8bdbf2d8059d0f0d
天敵・創価学会は「平沢勝栄」初入閣をどう見ているか? 24年前から遺恨あり
10/6(火) 6:01配信
151



家庭教師時代に「安倍前首相をシゴきすぎたから入閣できず」説も

75歳にして初入閣を果たした
 メディア露出が多く知名度抜群で当選8回を重ねるのに、なぜか組閣では呼ばれなかった平沢勝栄氏。75歳にして復興相として初入閣した背景には何があったのか? 実は24年前に起こった“事件”をきっかけに、創価学会から“仏敵”呼ばわりされてきた歴史があった。

【写真】創価学会と太いパイプがある「菅首相」

 ***
「入閣適齢期と呼ばれる目安は当選6回ですから、本人は焦りを通り越して、諦めにも似た気持ちだったんじゃないですかね」

 と、永田町関係者。

「例えば、オリンピックとかW杯で選手の活躍を所属企業や選手の出身地の人たちが集まって見守るシーンがあるじゃないですか? 勝てば大喜び、負ければ落胆。後援会の人たちって組閣をあんな感じで見守っているんです」

「だから、平沢さんの場合は毎回、“あ〜あ、次こそは”みたいな雰囲気になっていて、そこは彼も、“なんとかみなさんの熱い思いに応えられてよかった”とホッとしているんですよ」

 そこまでして入閣を避けられてきた理由とは何なのか? 

「平沢さんは東大在学中の2年間、当時小学生だった安倍さん(晋三前首相、66)の家庭教師を務め、安倍さんをかなりシゴいたって言われていますよね。それに恨みを持っている安倍さんが傍に近寄らせなかったという話が出回っているんですが、それはさすがに……」

 神話のレベルの話だという。実際は、

「創価学会との関係です」
公明党のホープに勝ってしまったばかりに…

創価学会・池田大作名誉会長にとっての聖地に土足で踏みこんだことが遺恨となり…
「平沢さんは警察官僚を辞めて24年前の1996年の衆院選に東京17区から出馬しました。その時に、公明党から出ていたのが山口那津男さん(68)。そう、今の公明党代表ですね」

「当時から公明党のホープと言われていた山口さんに勝ってしまったことで、創価学会からは『仏敵』認定されました。さらにその4年後の衆院選でも山口さんを破って再選。1999年から自公は連立して政権を担っていて選挙協力が当然あったわけですが、東京17区だけはそれがなかったんです」

 結果、山口氏は参院東京選挙区に鞍替えを余儀なくされた。

 学会関係者にも聞いてみると、

「池田大作名誉会長(92)は初代葛飾総ブロック長として新たな広布の歴史を開拓しました。だから、葛飾区全域を含む東京17区は、学会にとって聖地とも言えるのです」

「自公協力が行き届いた現在でも、都内の衆院24選挙区のうち公明党は平沢氏に推薦を出していません。まあ24年前ほど遺恨があるわけではないのですが、平沢氏も結構な学会批判を展開しましたからね……」

5297チバQ:2020/10/06(火) 10:59:01
 この間、状況が変わりそうなことが1度あった。自民党が下野していた2012年の野田政権時代だ。

「野田さん(佳彦首相、63)は公明党との連立に動いていました。学会側もゴーサインを出し、あとは野田さんの決断だけだったんですが、決めきれなかった」(先の永田町関係者)

「それが実現していれば、平沢さんは落選していた可能性がありますね」
東京17区が学会・公明党に大政奉還される日
 それはともかく、万年「大臣待機組」で終わるかと思われた中での菅政権誕生。

 そして瓢箪から駒のような入閣。それがうまくいった背後に、平沢氏の所属する派閥の親分・二階俊博幹事長(81)がいたことは間違いない。

「菅内閣の流れを作った二階さんは菅さんに支持の絶対条件として、『平沢入閣』を提示しました。菅さんは学会とのパイプは太いので、その他の点で学会側の要求を飲むことで平沢さんの件は目をつぶってもらったわけです」

 色んな饅頭の食い合いで、中に何が入っているのか……もはやよくわからない状況だが、

「平沢さんも今はそれほど学会のことを根に持っていないでしょうし、入閣したからには学会批判は封印でしょう」

 もっとも、血で血を洗うとは大仰だが、衆院選という“戦争”で2度も敗戦を喫した学会側は「平沢大臣」を受け入れられるのだろうか。

「もちろんアレルギーはあるでしょうが、平沢氏は次の衆院選はともかく、その次は出ないというのが大方の見方です」(先の学会関係者)

 となると、

「聖地である東京17区が学会・公明党に“大政奉還”される目だって十分にあります。そう考えれば、悪い話ばかりでもないんですよ」
新潮社

5298チバQ:2020/10/06(火) 11:06:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c2f02c3098cb5d1c2facb113088d82acf82b1ca
古賀氏の真意は?「ポスト菅」狙うが…板挟みの岸田氏
10/6(火) 10:14配信




岸田文雄前政調会長
 9月の自民党総裁選で菅義偉首相に敗れた岸田文雄前政調会長率いる岸田派は5日、東京都内で政治資金パーティーを開催。来秋の総裁選で捲土(けんど)重来を期す足掛かりとするはずだったが、後見役である派閥名誉会長の古賀誠元幹事長は岸田氏に事前に辞意を伝え、姿を見せず、メッセージの読み上げすらなかった。首相と気脈を通じる古賀氏の真意は-。岸田氏の正念場が続く。

【画像】新内閣を命名するなら?870人に聞いた

 二階俊博幹事長や加藤勝信官房長官、総裁選で競った石破茂元幹事長らが出席したパーティー。だが、やはり古賀氏の不在が会場の空気を不穏なものとしていた。

 講演で「温故知新、われわれ宏池会自身も新たな時代に向けて進化していくことが求められている」と力を込めた岸田氏。長年にわたる古賀氏の重しから解き放たれたごとく、「変えるべきものは大胆に、勇気を持って変えていく」と宣言した。
 「今回は所用があるので行けない」

 9月下旬、古賀氏は事務所を訪れた岸田氏に対し、直接告げていた。毎年、パーティーの乾杯の音頭を取るなど、政界引退してなお岸田派を実質的に掌握していた要石の存在。その欠席は「異変」そのものであり、派内を疑念が走った。岸田氏は見限られたのか-。

 古賀氏はこれまでも、自身と同じ「たたき上げ」の政治家である首相を高く評価し、地方議員を引き合わせるなど懇意にしてきた。今回の総裁選でも、周囲に「大いに期待している」と首相への親近感を隠さなかった一方、派閥を譲った岸田氏の出陣式には参加しなかった。永田町では、首相がずっと岸田氏につれなくしてきたのはつとに知られた話。衆院の若手は、こう推し量る。「(古賀氏は)首相の下で実利を得るため、岸田氏と距離を置くことに決めたのではないか」
     ■ 

 派内には、古賀氏の影が薄れることを肯定的に捉える向きもある。

 岸田氏が今後、協力を仰ぎたい麻生太郎副総理兼財務相と古賀氏が、古くから犬猿の仲という事情があるからだ。総裁選の支援を巡っても麻生氏が岸田氏に対し、古賀氏との「絶縁」を突き付けて破談した経緯があり、岸田氏側近は「古賀さんが去れば麻生さんの力を借りやすくなる」。

 47人の岸田派と、同じ流れをくむ麻生派54人が合力すれば勢いがつく。岸田氏もこの日、「政治の協力の固まり、宏池会の大きな固まりを実現できるように私自身、先頭に立って汗をかいていきたい」と踏み込み、「大宏池会」構想に乗せた秋波を麻生氏に送った。
 派閥幹部によると、岸田氏はこのところ、古賀氏の名誉会長の処遇見直しを視野に入れ、その意向を探っていたという。動きを察知した古賀氏側は「先生は、岸田氏の独り立ちを願っていた。『徐々に身を引いていく』とも話しており、親心そのものだ」(ベテラン)とけん制していた。

 「脱古賀氏」が決定的となれば、古賀氏に恩を受けたメンバーまで派閥を去っていかないとも限らない。このまま前に進むのか、立ち止まるのか。岸田氏を巨大なジレンマが包む。 (河合仁志)

5299名無しさん:2020/10/06(火) 18:47:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe6279c1ce2ca11d6f993480077d2c1cb73eba77
岸田・前政調会長、「大宏池会」構想の実現に意欲
10/6(火) 0:14配信

 自民党の岸田文雄・前政調会長は5日、都内で開かれた岸田派(宏池会)の政治資金パーティーで「宏池会の大きな固まりを実現できるよう先頭に立って汗をかきたい」と述べ、「大宏池会」構想の実現に意欲を示した。古賀誠・元幹事長は同派の名誉会長を辞任する意向を伝え、欠席した。

 「大宏池会」は宏池会の流れをくむ岸田派(47人)と麻生派(54人)、谷垣禎一・元総裁を中心とするグループ「有隣会」(約25人)が合流する構想だ。結集すれば細田派(98人)を上回り、党内最大派閥となる。

 過去にも合流を目指す動きはあったが、古賀氏が麻生副総理兼財務相らと緊張関係にあることで実現しなかった。麻生氏は岸田氏に古賀氏との決別を繰り返し求めていたとされる。

 岸田派幹部によると、古賀氏は「所用があって行けない」とこの日のパーティーを欠席し、岸田氏に辞意も伝えた。関係者は「岸田氏は古賀氏と袂(たもと)を分かつつもりだ」と解説する。

 岸田氏はこの日、総裁選に再挑戦する考えを改めて示した上で、「宏池会も新たな時代に向けて進化が求められている」と語り、体制の刷新に踏み出す考えをにじませた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/36355133121c19d8706d723c831624a7e54a6e0f
自民・岸田氏 パーティーで決意新たに“重鎮”欠席
10/5(月) 23:37配信

 自民党の岸田前政調会長は、自らの派閥の政治資金パーティーで来年9月に予定される自民党総裁選を見据えて決意を述べました。一方、後ろ盾とされる派閥の重鎮が欠席し、波紋が広がっています。

 自民党・岸田前政調会長:「次の機会においては、勝利することができるように、私自身これからも政策を磨き、力を蓄え精進していきたいと存じます」
 また、岸田氏は「より大きな政治の塊が必要だ」と訴え、現在の岸田派=宏池会と麻生派などが合流する「大宏池会構想」を念頭に、「大きな塊を実現できるよう先頭に立って汗をかく」と強調しました。一方で、岸田氏の後ろ盾とされ、派閥内に大きな影響力を持つ古賀名誉会長はパーティーを欠席しました。2012年に派閥の会長を岸田氏に譲って以来、初めてのことです。すでに古賀氏は名誉会長の職を辞する意向を岸田氏に伝えていて、来年の総裁選で引き続き岸田氏を支援するのかどうか、今後、派閥の内外で憶測を呼びそうです。

テレビ朝日

5300名無しさん:2020/10/06(火) 18:49:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/0adaffc50c57030b3e3532172fccea4d0890e3db
岸田氏 “大宏池会”構想に意欲
10/6(火) 4:58配信

 「ポスト菅」に意欲を示す自民党の岸田前政調会長は5日、「大きな塊を実現出来るよう先頭に立って汗をかきたい」と述べ、旧宮沢派の流れをくむ麻生派や谷垣グループとの再結集を目指す考えを示しました。

 「宏池会(岸田派)の大きな塊、こうしたものを実現できるように私自身先頭に立って汗をかいていきたい」(自民党 岸田文雄前政調会長)

 岸田氏は5日、自身が率いる派閥のパーティーで次の総裁選への出馬を念頭に麻生派や谷垣グループを再結集する「大宏池会」構想に意欲を示しました。

 一方で、岸田派をめぐっては、古賀名誉会長が先月下旬に岸田氏に辞意を伝えたことがわかっています。岸田派内には「古賀さんの協力を得られなければ今後の政局は乗り切れない」などと、古賀氏の慰留を求める声が上がっていますが、古賀氏はパーティーを欠席していて、その去就が注目されます。(06日00:18)

最終更新:10/6(火) 4:58
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/84c583d28ae6491b77dd0590356c1352b54bf5e7
自民・岸田氏 派閥拡大の意向 古賀名誉会長は辞意伝える
10/6(火) 6:36配信

自民党の岸田派は5日、東京都内でパーティーを開き、会長を務める岸田前政調会長は、次の総裁選挙をにらみ、派閥を拡大させたい意向を強調した。

自民党・岸田前政調会長「より大きな政治の塊が不可欠であるとも思っている。残念ながら、われわれ宏池会、過去に何度か分裂の歴史を繰り返してきた」

岸田氏の発言は、2021年秋の自民党総裁選をにらみ、かつて同じ派閥だった麻生派などとの合流を念頭に置いたものとみられる。

また、岸田氏の後見人である古賀元幹事長は、派閥の名誉会長を退く意向を岸田氏に伝えた。

古賀氏が退くことで、「派閥拡大に有利に働く」と歓迎する声があがる一方、前面に出る岸田の求心力を不安視する見方も出ている。

5301チバQ:2020/10/06(火) 19:13:37
https://www.sankei.com/politics/news/201006/plt2010060001-n1.html
岸田氏、安倍氏接近に活路 古賀氏、岸田派名誉会長退任へ 揺れる岸田派
2020.10.6 05:00政治政局
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自民党岸田派のパーティーであいさつする岸田文雄前政調会長=5日午後、東京都港区(飯田英男撮影)
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 自民党の岸田文雄前政調会長が率いる岸田派(宏池会、47人)の政治資金パーティーが5日、東京都内のホテルで開かれた。名誉会長の古賀誠元幹事長は姿を見せず、今月に入って岸田氏に役職を退く意向を伝えたという。岸田氏が先の総裁選で安倍晋三前首相や麻生太郎副総理兼財務相の支持を得られなかった要因とされる古賀氏の欠席は、岸田氏にとって活路を開くきっかけになるのか。
 「次の機会に勝利することができるように政策を磨き、力を蓄え、精進したい」。岸田氏はパーティーでこう述べ、次期総裁選への意欲を改めて強調。党内の宏池会系勢力の結集を目指す「大宏池会構想」の実現に尽力する考えも明らかにした。菅義偉政権については「国の経済や社会の脆弱(ぜいじゃく)さを克服するために意欲的に取り組んでいる。宏池会としても支えていかなければならない」と語った。
 ただ、先の総裁選で争った菅首相は同じ時間帯に行われた内閣記者会のグループインタビューを理由に欠席。政界引退後も岸田派内で影響力を誇示してきた古賀氏の姿もなかった。岸田氏周辺によると、岸田氏が9月下旬、国会近くの古賀氏の事務所を訪ねて招待状を手渡したが、「所用がある」と断られた。また、今月に入って古賀氏から岸田氏に、「私は退いていく」と名誉会長辞任の意向も伝えられたという。
 次期総裁選をうかがう岸田氏にとって、古賀氏との距離感が焦点だった。
 新政権の人事では総裁選でいち早く「菅支持」を打ち出した二階派(志帥会、47人)の優遇が目立ち、冷遇された岸田派には「今の政権が盤石なら入り込む余地はなくなる」との危機感が強い。安倍氏の出身派閥の細田派(清和政策研究会、98人)や麻生派(志公会、54人)にも人事面で不満がくすぶっているだけに、安倍氏からの支援獲得や、古賀氏と距離がある麻生氏との関係強化が岸田氏の生命線となることは明らかだ。
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 「岸田氏はこれまで誠実すぎた。『古賀さんとは縁を切った』といえばいい。二枚舌でも三枚舌でもあらゆる手で安倍氏らを味方にしなければだめだ」
 岸田派若手がこう語るように、古賀氏の欠席や名誉会長退任の意向は、安倍氏らの協力を引き出すことを狙い、岸田、古賀両氏が示し合わせた「策」との見方もある。一方で、岸田氏が次の総裁選を見据え、古賀氏と「本気」で距離を置く決心を固めたとの話もある。岸田氏か古賀氏か、どちらにつくかで派内は二分されており、古賀氏の辞意が派内に動揺を広げる可能性は否定できない。
(永原慎吾)

5302名無しさん:2020/10/06(火) 20:54:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/eab4722baa0d86ccd8df33166721c897a9d7f2a3
とにかくマメな菅首相 天敵も脱帽する天性の人たらし術
10/4(日) 16:05配信

 9月16日に第99代内閣総理大臣に就任した菅義偉氏(71才)。菅内閣の最初のサプライズは、その支持率の高さだ。

 菅内閣発足後の各社の内閣支持率は軒並み高水準で、安倍政権に批判的だった朝日新聞の世論調査でも65%と高い支持率となった。一方、不支持率はわずか13%。男性62%より女性68%の支持率が高く、40代、50代の女性の支持率が70%を超えたことも大きな特徴だ。では、なぜ菅内閣の船出が、こんなにも幅広く支持されているのだろうか。

『総理の影 菅義偉の正体』(小学館)の著者でジャーナリストの森功さんは、菅首相そのものへの評価ではなく、「同情票が集まっただけ」と指摘する。

「難病を抱えたまま政権運営をしていた安倍さんが志半ばで退陣に追い込まれ、その意志を継ぐのが苦労人の菅さん、という構図が国民の心を動かした。日本人特有の“頑張ってほしい”という応援ムードになり、高支持率につながったのでしょう」(森さん)

 官房長官時代に記者会見で何度もバトルを演じ、菅首相の「天敵」とさえ呼ばれる東京新聞記者の望月衣塑子さんは、菅首相のメディア対策の巧妙さを指摘する。

「菅さんはメディアの扱いが非常に巧み。総裁選前から急に、各社のインタビューに応じるようになったと聞きます。しかも、読売新聞には『デジタル庁創設』、朝日新聞には『組閣は派閥にとらわれない』など、各社に独自のネタという“アメ”を与えて手なずける。そうすれば批判報道は弱まりますから。

 そもそも、菅さんは生粋の人たらし。横浜市議のときに知り合った記者がずいぶん経ってから特派員になったときはわざわざお祝いの席を開いたり、ある雑誌編集者が昇進したときはお祝いの言葉と共に花輪を贈ったりと、とてもマメな人だそうです。

 またあるときは、一度落選して、その後の選挙で復活した野党議員を国会で見つけると、『よく戻ってこられました』とわざわざ駆け寄って握手して、その日の晩にまた祝福の電話をしたとも聞きました。敵さえも取り込む手腕はすごい」

5303名無しさん:2020/10/06(火) 20:54:34
>>5302

 天敵も脱帽するばかりだ。私設秘書を5年半務めた遊佐大輔さんも振り返る。

「有志の皆さんがつくってくれた『すがクラブ』という草野球チームでは、食事会などに呼ばれると、若いメンバーたちの悩みをじっくり聞いていました。とにかく人と人との関係を大事にし、それぞれの性格に応じた接し方をする。事情があって辞めた秘書も、ずっと菅さんを慕い続けています」

 人柄だけでなく、政策も“いかに人に好かれるか”を考え抜いたものだ。総裁選では、石破茂議員や岸田文雄議員が「グローバリズム」「格差拡大」といった国家の大きな枠組みの話をしていたのに対し、菅首相が打ち出したのは「携帯電話料金の引き下げ」など、国民にわかりやすいものばかりだった。

「庶民が何に飛びつくかという感覚が鋭い。目の前にあるわかりやすい課題を挙げれば、国民の気を引けるとわかっているのです。ハッキリ言って、目ざとい。この感覚は小池百合子都知事に似ていると思います。あの2人が嫌い合っているのは、似た者同士だからなのかもしれません」(望月さん)

 真面目で実直、人たらしで、己が信じた正義を貫くのがすがちゃん流のようだが、正義の対極にあるのは悪ではなく、“もうひとつの正義”の場合もある。菅首相が正しいと信じていても、国民には正しくないこともある。はたして、菅首相はそのことに気づいているだろうか。

※女性セブン2020年10月15日号

5304名無しさん:2020/10/06(火) 20:55:11
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/239159
2閣僚辞任に与野党から厳しい声 「慣れや緩み」「内閣総辞職に値」 栃木県関係国会議員
2019/11/1

 菅原一秀(すがわらいっしゅう)前経済産業相に続き、河井克行(かわいかつゆき)法相が31日辞任した。「慣れや緩みが出ている」「内閣総辞職に値する」。内閣改造から2カ月足らずで閣僚2人が去る事態に、本県関係国会議員からも与野党を問わず厳しい声が相次いだ。

 「国会がなかなかスムーズに動かない状況を重く受け止めなければいけない」。茂木敏充(もてぎとしみつ)外相は派閥会合のあいさつでそう述べ、「国会の会期もかなり進んできている。より緊張感を持って国会運営に努めてまいりたいし、また一緒にそうしていきたい」と派閥の所属議員に呼び掛けた。

 自民党の船田元(ふなだはじめ)衆院議員は「正直、第1次安倍政権の『辞任ドミノ』を想起させる状況。相当引き締めて手直しを図らないと政権運営は難しくなる」と危機感を募らせる。政治改革や政治資金規正法の強化から時間が経過したことに触れ「政治家側に慣れや緩みが出てしまっている。皆が改めて身を律しないといけない」とも指摘した。

 立憲民主党県連代表の福田昭夫(ふくだあきお)衆院議員は「内閣総辞職に値する。在庫一掃内閣の弊害がもろに出ている」と反発。その上で「安倍総理は『任命責任』を口にしながら、一度も国会での説明責任を果たしていない」と批判し、衆参両院で予算委員会の集中審議を開催する必要性を強調した。

 「ウグイス嬢の日当上限額は常識中の常識。香典の件もそうだが、お粗末の一言に尽きる」。無所属の渡辺喜美(わたなべよしみ)参院議員も菅原、河井両氏をそう突き放す。一方で2人が菅義偉(すがよしひで)官房長官の側近であることに触れ「『令和おじさん』として存在感を増した菅氏への自民党内のバッシングが(スキャンダルという)形になって表れたという見方もある。ポスト安倍に向けた暗闘が次のステージに上がった印象だ」とも述べた。

5305名無しさん:2020/10/06(火) 20:56:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/345a60c61b0d13ff74098319f93977c0116467f8
肝心なところが分からない「菅首相」立身出世本の不毛
10/6(火) 17:29配信

<都合のいい話ばかりをつなぎ合わせれば本書のように描ける。だが、つまるところ本書は「菅義偉」という人間をこう見てくれたらうれしいという願望が反映された本であり、肝心なところは何も分からない>

●今回のダメ本
『内閣官房長官』
大下英治[著]
エムディエヌコーポレーション
(2020年4月)

この号(※本誌2020年9月29日号)が出る頃には、自民党の新総裁が決まっているだろう。選挙戦の中で、俄然注目度が高まったのが、菅義偉官房長官であることは間違いない。メディア上で肯定的に取り上げられるようになった「たたき上げ」話だ。いわく、秋田県のイチゴ農家に生まれ育った菅は集団就職で上京し、段ボール工場などで働きながら法政大学に入学、苦労して政治の世界に入り、横浜市議からのし上がっていった――。【石戸 諭(記者/ノンフィクションライター)】

「政治家2世ではないから信用できそうだ」「苦労した人だから国民の気持ちが分かるだろう......」、そして安倍政権を支えた7年8カ月によって、「危機管理」に強いといったイメージができつつあるかのように私には見える。

さて、実際のところはどうなのだろうか。

大下英治は政治家の評伝を数多く手掛けてきた作家である。この本の中でも菅本人だけでなく、二階俊博、古賀誠といった自民党の重鎮に始まり、コロナ禍でにわかに注目が集まった経済再生担当相の西村康稔や、菅と親交が深い証券アナリストなどを幅広く取材し、多くの声を引き出し、一冊にまとめている。

政治家の信頼を得ている大下の手法は、本書の中でも健在だ。彼の特徴は非常に明快に指摘できる。それは、政治家を批判的に分析するという視点はほとんどないということだ。とにかく立身出世伝を描こうとする。菅は「乱世に強い」政治家であり、国家観なき民主党政権に代わり「もう一度、安倍晋三という政治家は、国の舵取りをやるべきだ」と信じ、政権に徹底的に尽くした人物として描かれる。

安倍政権下で噴出した数々の疑惑に対して、真摯に説明を果たしたとはおよそ言えない会見は、コリン・パウエル元米国務長官に学んだ「答えない権利」の行使であり、実は「人の話をたくさん聞く」政治家であるという話ばかりがやたらと繰り返される。

異論に耳を傾けるというのは、単に話を聞くだけではなく、誠実に説明し、納得してもらうことこそが結果だという筋論はどこかに飛んでいってしまう。

極端な右派とも共鳴していた安倍政権の「国家観」なるものが支えるに値するものかはイマイチ分からないが、本書を読んで最も分からないのは当の菅自身の「国家観」だ。これまた強調される私心のなさは、言い換えれば政治を通して実現したいことが本人には無いということの裏返しである。

<見えてくるのは古典的「政治屋」の姿ばかり>
拉致問題に熱心に取り組みたいという気持ちは分かるが、では「政治は結果」だと豪語した安倍政権で結果を残せなかった責任をどう感じているのか。せっかくここまで菅に接近しながら見えてくるのは、永田町の権力闘争が好きな、古典的な「政治屋」でしかない。

都合のいい話ばかりをつなぎ合わせれば本書のように描ける。だが、つまるところ本書は「菅義偉」という人間をこう見てくれたらうれしいという願望が反映された本であり、肝心なところは何も分からない。もしかしたら、それは「政治屋」としての本分を見せたいという作家の芸なのかもしれないが......。

<本誌2020年9月29日号掲載>

5306名無しさん:2020/10/06(火) 20:57:19
https://www.excite.co.jp/news/article/TokyoSports_2250864/
〝天下を取り損ねた男〟岸田文雄氏 派閥分裂&抗争激化のダブル受難!
東スポWeb2020年10月6日 11:26

 自民党の岸田文雄前政調会長(63)が、自身が率いる岸田派(宏池会)分裂の危機と、次期衆院選をめぐる派閥抗争のダブルパンチに見舞われている。

 来年9月の総裁選に再チャレンジを目指す岸田氏は、5日に都内で開いたパーティーで、池田勇人元首相が創設した最も古い派閥・宏池会の流れをくむ麻生派、谷垣グループとともに再結集する「大宏池会」プランをぶちまけた。

 ところが、これに先立ち毎年同パーティーに出席していた同派名誉会長の古賀誠元幹事長(80)は欠席。名誉会長の辞意を岸田氏に伝えたことが判明した。岸田氏にとっては想定外の屈辱だ。

 党内では古賀氏と麻生太郎財務相(80)は“犬猿の仲”と呼ばれる。岸田氏が総裁ポスト欲しさに麻生氏に急接近すれば、古賀氏との関係に悪影響を及ぼすのは必至とみられていた。

「岸田派47人の中には古賀シンパが大勢います。古賀氏の辞意が本当なら今後、岸田派の分裂が予想されます」(自民党関係者)

 さらに同派所属で元防衛相の林芳正参院議員(59)は、次期衆院選で衆院山口3区に“鞍替え”を模索している。これが二階俊博幹事長(81)の耳に入り、「売られたケンカ、受けて立つ」とけん制される騒動となった。

 同選挙区は二階派の河村建夫元官房長官(77)が現職。二階氏は「林氏の鞍替えを封じ込める狙いから、党内抗争を予告した」といわれている。

「林氏は同選挙区に後援会事務所を設置しています。二階氏は林氏が鞍替えするなら、除名も辞さない覚悟。それでも林氏が無所属で出馬すれば保守分裂です」(同)

 ちなみに菅義偉首相(71)は、内閣記者会のインタビューを理由にパーティーを欠席した。政界関係者は「出るに足らないと判断したからでしょう。先の総裁選で古賀氏はいち早く岸田氏でなく、菅首相を支持しましたしね。前代未聞でした」。

 派閥のゴタゴタには関わりたくないようだ。

5307名無しさん:2020/10/06(火) 20:58:35
「1人でも多く女性国会議員を」自民党幹事長代行野田聖子衆議院議員
10/6(火) 8:57配信

【まとめ】
・現在務める幹事長代行は自民党の「何でも屋」。
・与野党関係なく、まずは女性国会議員を増やす取り組みを。
・母親が全て背負わず、自然に子育ての役割分担ができる社会へ。

今回の「細川珠生のモーニングトーク」では、自民党幹事長代行の野田聖子衆議院議員をゲストに招いた。
自民党総務会長をはじめ、党の要職や閣僚を歴任した野田氏に女性活躍のあり方について、政治ジャーナリストの細川珠生氏が話を聞いた。

細川氏は野田氏が現在務める幹事長代行の具体的な役割について聞いた。

野田氏は「二階幹事長と菅総裁が自民党の中心だが、必ずしも全て仕事がお二人だけで出来るわけではない」として「(幹事長と総裁の)手の届かない、または時間が足りない仕事を全て引き受ける何でも屋のような役割だと説明し、党の政策から人事、広報まで幅広い分野を担っていると述べた。

細川氏は、今回自民党の四役と総裁が全員男性でかつ平均年齢が71歳を超えていることや、閣僚の平均年齢が高いことを挙げ「(現政権の)高齢と女性の少なさが際立っている」と指摘した。自民党内で女性が要職に就けない原因はどこにあるのか、野田氏の考えを聞いた。

野田氏は原因の一つとして女性議員の数がそもそも少なく、自民党では衆参合わせて40人程度にとどまっていることを挙げた。さらに女性議員の多くは当選回数が2,3回と少ないために「背伸びさせて専門外の大臣にしてもつまずく。そこが大きな傷となって個人の資質はもとより女性全体の評価を悪くするという懸念がある」と述べ、「今は地道に一人でも多く自民党の女性の国会議員を作る土壌づくり」に取り組む必要があるとした。

細川氏は、野田氏が男性優位な世界で様々な苦労をしてきたとして、そうした苦労を乗り越えるためにどのような努力をしたか聞いた。

野田氏は特別な努力はしていないと答えつつも「誰に対しても偏見を持たない」ことを大事にしていると明かした。特に女性に関しては、イデオロギーに関係なく女性であるというだけで男性に比べて過小評価されている姿を長年目の当たりにしているからこそ「目の前の小さな食い違いだけで人を判断しない」ことを意識していると述べた。

また野田氏は、政治の世界では「可愛いマスコット的な女性議員」や「男の人が言いそうなことを言う女性議員」が重宝されると述べ、自身はどちらにもならなかったために「逆にターゲットにされなかった。クラゲのように浮遊して28年間生き延びてきた」と振り返った。

5308名無しさん:2020/10/06(火) 20:59:03
>>5307

女性の社会進出を阻む要因の一つに家庭との両立の難しさがある。
国民のために仕事をする政治家は特に私的な事情を口にしづらいとされているが、育児と両立できる政治家像はあるのか細川氏が聞いた。

野田氏自身も子育てをしつつ、総務会長や総務大臣、そして現在務める幹事長代行などの要職を務めてきた。

野田氏は自身の経験から「気負わないこと」が重要だとしたうえで、「色々な言葉に女性たちが押しつぶされないような取り組みがしたい」という考えを明かした。例えば「両立という言葉をなぜ私だけで、(小泉)進次郎氏には言わないのか」など素朴な疑問を社会に投げかけ続けることで女性の負担を減らしたいと述べた。

また野田氏は『母親』という言葉に明確な定義がないとして、「妊娠した途端『ママ』と言われるが、産んだばかりの時は保育士さんの方がよっぽど専門知識がある。にも関わらずなぜ母親に全てを押し付けるのか」と問題提起した。

さらに、「これまでの女性は全部背負わないと一人前だと認められないという気負いがあった」と述べ、両親がそれぞれの能力に合わせて役割分担できる国を作ることが子供にとってもバランスが取れ、国としての生産性も向上するとの考えを示した。

細川氏は来年行われる総裁選に向けて、女性登用の具体的な計画はあるのか聞いた。

野田氏は来年行われる解散総選挙に向けた準備として、下村政調会長が選対委員長を務めた際に発案し、女性局と作成した「スタンバイ・リスト」を挙げた。有力な女性候補者をあらかじめリストアップし、自民党内で育成することで「落下傘のような女性候補者ではなく、自民党がしっかりとキープしている女性候補者たちを次回の選挙で立候補させたい」という方針を明らかにした。一方で「自民党は空いている議席がない」として女性登用に関しては「野党にも頑張ってもらいたい」と述べ、「(政治家は)男性がやる仕事ではないということを見せていきたい」とした。

細川氏は「野田氏の指導力に期待している」として、「意思決定の場に女性が参加できる社会作りを願う」と対談を締めくくった。

(この記事はラジオ日本「細川珠生のモーニングトーク」2020年10月3日放送の要約です)

「細川珠生のモーニングトーク」
ラジオ日本 毎週土曜日午前7時05分〜7時20分
ラジオ日本HP http://www.jorf.co.jp/index.php
細川珠生公式HP http://hosokawatamao.com/
細川珠生ブログ http://tamao-hosokawa.kireiblog.excite.co.jp/

細川珠生(政治ジャーナリスト)

5309名無しさん:2020/10/06(火) 20:59:44
>>5307-5308

「1人でも多く女性国会議員を」自民党幹事長代行野田聖子衆議院議員
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5223b5064a2f76fc2046b6621ebf18077140b07

5310名無しさん:2020/10/06(火) 21:08:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/515c67839965c03207abed62217986f799dae9fd
二階幹事長が広島県議証言否定「全然存じておりません」 公判で「案里被告が幹事長から預かってきた」
10/6(火) 12:04配信

 昨年夏の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で河井案里被告(参院広島)から30万円を受け取った広島県議が東京地裁の公判で「案里被告が幹事長から預かってきたと話した」と証言したことについて、自民党の二階俊博幹事長は6日の記者会見で「全然存じておりません」と否定した。

 検察側の証人で今月2日に証言したのは岡崎哲夫県議。県議選で無投票当選が決まった翌日の昨年3月30日、案里被告が府中市内の岡崎氏の事務所を訪れ「当選おめでとうございます。二階幹事長から預かってきた」と、30万円が入った封筒を机に置いたと述べた。

 二階幹事長は会見で案里被告の言動について問われると「とてもこの場で言及するに及ばない種類の発言だ」と話した。その話の前に、林幹雄幹事長代理は質問をさえぎるように「事実はない」と繰り返した。

中国新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/3cd541bbd0acdabb54f8079e7a91c1373f099f6b
「幹事長から現金」証言、二階氏否定 「言及に及ばぬ」
10/6(火) 13:43配信

 昨年7月の参院選をめぐり、公職選挙法違反(買収)の罪に問われた参院議員・河井案里被告の公判で現金を「幹事長から預かった」と言われたとする証言があったことについて、自民党の二階俊博幹事長は6日の記者会見で証言内容を否定し、「とてもこの場で言及するに及ばない種類の発言だと思っている」と語った。

 東京地裁で2日に開かれた公判で、広島県議が検察側の証人として出廷。昨年3月、河井議員が現金30万円入りの封筒を差し出しながら「二階幹事長から預かってきた」と言ったとし、「(幹事長の件は)ブラックジョークだと思った」と説明した。

 記者会見では、河井議員が二階氏からお金を預かったのは事実かと聞かれ、同席した林幹雄幹事長代理が「事実はありません」と否定。その後、二階氏も「全然存じておりません」と述べた。

朝日新聞社

5311名無しさん:2020/10/06(火) 21:11:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/47c53b65fa3c149a6680c2a1924d199349c888cc
安倍前首相が二階氏らと会食、自民旧役員会メンバーで慰労会
10/6(火) 19:13配信

 安倍晋三前首相は6日夜、自民党の二階俊博幹事長や岸田文雄前政調会長ら旧役員会メンバーと、東京都内の中国料理店で会食した。7年9カ月間にわたり首相を務めた安倍氏をねぎらう目的で二階氏が呼びかけた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2780673d3625b9e899e8c5dd00ad66f6582f7d46
各派領袖を顧問に 自民改憲推進本部
10/6(火) 19:15配信

 自民党憲法改正推進本部(衛藤征士郎本部長)の役員人事が6日、分かった。

 二階派の二階俊博幹事長や細田派の細田博之元官房長官ら派閥領袖(りょうしゅう)を顧問に据えた。「挙党態勢」で改憲論議に臨むのが狙いで、8日に新メンバーによる役員会を開き、人事を正式決定する。

 総裁選に出馬した岸田派会長の岸田文雄前政調会長、石破派会長の石破茂元幹事長も名を連ねた。麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相は政府側のため、顧問に就かなかった。

5312名無しさん:2020/10/06(火) 22:22:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/31a1ca1a3c976b2a62ca0a579651bb08b9e2310e
安倍前首相、二階氏らと会食 長期政権への協力に謝意
10/6(火) 22:01配信

 安倍晋三前首相は6日夜、自民党の二階俊博幹事長や岸田文雄前政調会長ら旧役員会メンバーと東京都内の中国料理店で会食した。出席者によると、安倍氏は再発した持病の潰瘍性大腸炎に触れ「薬が徐々に効き、体調は良くなっている。政権を7年8カ月支えてくれて、ありがとうございました」と謝意を伝えた。一議員として菅義偉首相を支える考えも示した。

 国会審議で野党議員にやじを飛ばした過去を取り上げ「皆さんにご迷惑を掛けた。申し訳ない」と頭を下げる場面もあった。出された食事をほぼ残さないほど食欲があったという。

 会食は、安倍氏の慰労目的で二階氏が呼び掛けた。

5313名無しさん:2020/10/07(水) 18:35:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2a22d1aeba1aeb94fd912922f91f74f18eeee6b
衆院選「来秋の可能性大」 自民・岸田前政調会長
10/7(水) 17:37配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は7日、札幌市で講演し、衆院解散・総選挙の時期について「今年中は難しい。年明けはあるかもしれないが、来年秋ごろの選挙の可能性が最も高い」との認識を示した。衆院議員の任期満了は来年10月21日。

 岸田派の林芳正元文部科学相(参院山口選挙区)が、二階派の河村建夫元官房長官の地盤(衆院山口3区)へのくら替えを模索しているとの臆測にも言及。「林氏は否定しているのに、物事がエスカレートしている。推移を注視したい」と語った。

 山口3区などで強まる二階派とのあつれきに関しては「恨みがあるといった話ではない」と述べるにとどめた。

5314名無しさん:2020/10/07(水) 19:02:20
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100700835&g=pol
衆院選へ公明と連携 菅首相
2020年10月07日16時02分

 菅義偉首相は7日、東京都内のホテルで公明党総合選対本部長の斉藤鉄夫副代表と会い、来年10月の衆院議員任期満了までの次期衆院選に向けて自民、公明両党で連携していくことを確認した。首相は斉藤氏が9月まで党幹事長を務めていたことを慰労した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100700839&g=pol
「大宏池会」重ねて意欲 地方の支持拡大へ行脚―自民・岸田氏
2020年10月07日16時07分

 自民党岸田派(宏池会)会長の岸田文雄前政調会長は7日、札幌市で開かれた内外情勢調査会で講演した。岸田氏は来年の総裁選に向け、「大きな政治の固まりの結集を考えていかなければいけない」と述べ、宏池会の流れをくむ麻生派、旧谷垣グループと合流する「大宏池会」構想の実現に重ねて意欲を示した。

 構想をめぐっては、麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相と距離がある古賀誠元幹事長の存在がハードルとなっている。古賀氏は岸田派名誉会長を辞任する意向を示しているとされるが、岸田氏は「あえて発言を控える。しばらく様子をじっと見させていただく」と述べるにとどめた。

5315名無しさん:2020/10/07(水) 20:48:44
自民党派閥最新

菅G増

http://home.a07.itscom.net/kazoo/seizi/jimin/habatsu_giinmei.htm

5316名無しさん:2020/10/07(水) 21:16:31
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100701128&g=pol
勢いづく二階派 菅政権で目立つ重用
2020年10月07日20時09分

 自民党二階派は7日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。会長の二階俊博幹事長は、先の総裁選で菅義偉首相支持を真っ先に打ち出し、菅政権誕生を主導。新政権の内閣・党役員人事では同派議員の重用が目立ち、党内第4派閥の規模を超える勢いを見せつける場となった。
 二階氏はあいさつで「政治は一人の力ではできない。自民党の中心的なグループとして、皆さんの思いを国政で果たしていきたい」と表明。所属議員数では第4勢力にすぎない幹事長派閥としての「実力」を誇示した。
 来賓として登壇した首相は「デジタル化など規制改革を進めるためには、党と政府が一体でないといけない。そうした中で二階氏に引き続き幹事長をお願いした」と同氏を持ち上げた。公明党の山口那津男代表も「菅政権の生みの親となったことが二階派の力だ」と舌を巻いた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100701163&g=pol
菅首相ツイートに疑問の声 つたない英文「自動翻訳?」
2020年10月07日20時46分

 新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領夫妻に見舞いのメッセージを寄せるため、菅義偉首相がツイッターに書き込んだ英文に対し、自民党内から7日、「英語のレベルがあまりに低い」などと問題視する声が上がった。
 投稿は3日。「親愛なるトランプ大統領へ」と書き出し、「コロナに感染したとのツイートを見て心配した」「速やかに克服し、日常を取り戻すことを祈る」などと平易な英語でつづった。これに関し、7日の自民党外交部会で出席者から「表現が不自然」「和文を自動翻訳したのでは」といった意見が出された。
 指摘を受け、外務省の吉田朋之外務報道官は記者会見で「英訳に関しお手伝いすることがあればしていると思うが、経緯は承知していない」と釈明。省内からは「確かにちょっとくだけている。改善した方がいい」との声も漏れた。

5317名無しさん:2020/10/07(水) 21:17:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/25064a47d8b5f177cd24b409b59ada875fe18fcd
自民・首相と”蜜月”も二階氏包囲網?候補者擁立や河井夫妻問題で
10/7(水) 19:38配信

 自民党の二階派は7日、政治資金パーティーを開きました。菅総理もお祝いに駆けつけるなど蜜月ぶりをアピールしましたが、自民党内では今、この二階派と各派閥との対立が表面化しています。

 「私ども、この志帥会(二階派)ワンチームであります」(二階派 二階俊博会長)

 7日午後、東京都内のホテルで開かれた二階派の政治資金パーティー。パーティーには、菅総理もお祝いに駆けつけ、“党と政府が一体となり、政権を安定させるため二階幹事長に続投をお願いした”と、二階幹事長の手腕に期待を寄せました。

 先月の総裁選でいち早く菅総理の支持を表明するなど総理との関係が深い二階氏ですが、今、自民党内では、次期衆院選をめぐり、二階派への不満の声が高まり始めています。

 「倍返しをしていく」(二階派 伊藤忠彦衆院議員・4日)

 「反党行為になるんです。自民党に弓を引くんですね」(二階派 林幹雄幹事長代理・4日)

 今月4日、岸田派の林芳正参院議員がくら替えし山口3区から出馬する方針であることについて、現職の河村元官房長官が所属する二階派の議員たちは怒りをあらわにしました。

 「“売られたケンカ” という言葉があるでしょう。挑んでこられるなら申し訳ないが、我々も受けて立たざるを得ない」(二階派 二階俊博会長・4日)

 二階氏は公認については「現職優先」を強調しましたが、実は次期衆院選をめぐっては、二階氏自身が現職議員がいる選挙区に候補者を擁立する動きを見せています。

 「さんざん自分たちがやってきておいて、自分のところがやられたら文句とは、どの口が言っているんだ」(自民党議員)

 二階氏への反発は、これだけではありません。

 去年の参議院選挙では、岸田派の溝手元参院会長を破って当選し、後に二階派入りした河井案里被告に、自民党は1億5000万円もの選挙資金を提供。河井被告は地元議員らに現金を渡し買収した罪に問われていますが、現金を受け取った広島県議が「『二階幹事長から預かってきました』と言われた」と裁判で証言したのです。

Q.「二階幹事長からお金を預かった」と 話していることについて?
 「全然存じておりません。とてもこの場で言及するには及ばない種類の発言だ」(自民党 二階俊博幹事長・6日)

 明言を避けた二階氏ですが、衆議院議員の任期があと1年に迫る中、党内融和をどう図るのか、課題が突き付けられています。(07日18:23)

最終更新:10/7(水) 19:38
TBS系(JNN)

5318名無しさん:2020/10/07(水) 22:18:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e8f537de3efa828b4ccc1e90d1c1093262d5146
首相、二階派に協力を要請 安定政権で政策実現
10/7(水) 21:32配信

 自民党の二階俊博幹事長が率いる二階派は7日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。来賓出席した菅義偉首相は、総裁選で掲げた行政のデジタル化や携帯電話料金の引き下げといった目玉政策を巡り「実現には政権が安定しないといけない。国民の期待に応えられるよう全力で頑張る」として協力を求めた。

 新型コロナウイルス対策にも触れ「欧米諸国のような爆発的な感染拡大は絶対に阻止し、国民の命と健康を守る」と語った。加藤勝信官房長官も「大変な時期だが、二階派の力を借りて国難を乗り越えたい」と訴えた。

 二階氏は「自民党の中心的なグループとしてしっかり対応したい」と語った。

5319名無しさん:2020/10/07(水) 22:30:43
https://www.asahi.com/articles/ASNB76VY5NB2ULFA03S.html
安倍前首相の体調悪化 総理番こそ感じ、伝えられること
会員記事
政治部・楢崎貴司
2020年10月7日 21時06分

 首相の一挙手一投足を追う「総理番」として、7年8カ月余り続いた安倍政権の終わりを間近で取材した。持病再発を理由とする辞意表明という多くの人の予期せぬ格好で、歴代最長政権は幕が引かれた。ただ、安倍晋三前首相の体調の急激な悪化は、端から見ても分かるものだった。

 総理番が首相の様子をじかにうかがい知る機会は、官邸への出退邸時や閣僚らが集まる会議など1日に何度かある。明らかな「おかしさ」を確信したのは、8月12日午後。広島への原爆投下後に降った「黒い雨」をめぐる訴訟で政府が控訴し、その理由を「ぶら下がり」で尋ねた時だった。

 足取りは重そうで、顔色も悪い。安倍氏は3問に答えたが、声はか細く、かすれ気味。答えに詰まる場面も何度かあった。3問目は、それまでもたびたびあった「はぐらかし」とは違い、質疑が全くかみ合っていなかった。

 「首相の様子がおかしい」。官…

5320名無しさん:2020/10/08(木) 00:18:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/b531746b9dd3608ea286ef09247ebf678c9ff463
二階派がパーティー 「主流派」確保も選挙区競合で他派警戒
10/7(水) 22:33配信

 自民党二階派(志帥会、47人)を率いる二階俊博幹事長は7日、東京都内で開かれた同派の政治資金パーティーで所属議員に一致結束を訴えた。同派は先の総裁選でいち早く菅義偉(すが・よしひで)首相支持を表明。勝利の立役者として「我が世の春」を満喫する中、派閥の勢力争いが絡む次期衆院選の候補者調整をめぐっては、公認権を持つ二階氏の影響力強化に警戒感が広がっている。

 「党の中心的なグループとして皆さんの思いを国政で果たしていきたい」

 二階氏がパーティーで自信たっぷりにこう語った後、来賓で出席した首相は「党と政府が一体でなければならない中、二階先生に引き続き幹事長をお願いした」と持ち上げた。2人について党の幹部職員は「関係は固い。幹事長の影響力は安倍晋三前政権以上に増すのではないか」と話す。

 二階派の勢いは党人事を見ても明らかだ。選対委員会では、新設の「選対委員長代行」に吉川貴盛元農林水産相が就任。これまで最大派閥の細田派(清和政策研究会、98人)の議員が多かった筆頭副幹事長には、旧民主党出身の山口壮元外務副大臣が抜擢された。経理局長や党紀委員長も二階派が取った。

 同派の特色は固い結束だ。4日には山口県宇部市で開かれた派重鎮の河村建夫元官房長官の集会に二階氏ら20人が集結。河村氏の地元・山口3区での出馬を模索しているとされる岸田派(宏池会、47人)の林芳正参院議員を牽制(けんせい)した。

 とはいえ、この集会には党内から「強権的だ」との不満が出ている。特に二階氏が党公認候補をめぐり「現職優先」の方針を示したことについて、岸田派幹部は「その言葉をそっくりそのままお返ししたい」と反発する。

 岸田派の吉川赳衆院議員(比例東海)は静岡5区を地盤とするが、平成29年の前回衆院選は希望の党の細野豪志元環境相に敗れた。細野氏はその後、二階派特別会員となったが、自民党には入党できておらず、「現職優先」の解釈によっては次期衆院選の候補者選びで吉川氏が優位になる可能性もある。

 二階派は北海道7区、群馬1区、新潟2区などでも他派閥と競合。候補者調整、党運営で細田派や第2派閥の麻生派(志公会、54人)などを刺激すればしっぺ返しを食らいかねない。二階派内からも「やり過ぎて遺恨を残せば党運営に支障が出る」と懸念が出ている。(広池慶一)

https://news.yahoo.co.jp/articles/7d1e0127faf34b98834e9ac974cd0092370e8dbd
菅首相のツイート、自民から苦言 「英文のレベル低すぎる」
10/7(水) 18:14配信

 菅義偉首相がトランプ米大統領夫妻の新型コロナウイルス感染を受け、ツイッターに投稿したお見舞いメッセージに対し、7日の自民党外交部会で「英文のレベルが低すぎる」と苦言が相次いだ。外務省の担当者は「サポート態勢を組んで対応する」と低姿勢だった。

 問題になったのは、3日朝に首相の個人アカウントで発信された文章。夫妻の感染を知り「心配した」とする英文が「I was worried」と過去形になっており、出席議員は「今は心配していない、という意味に受け取られる」と指摘した。「日本語を自動翻訳したような文章だ」との酷評も上がった。

5321名無しさん:2020/10/08(木) 08:30:33
https://www.asahi.com/articles/ASN8331YTN70UTFK02W.html
コロナでもパーティー「こんな時期に」影響力落とす派閥
有料会員記事
笹井継夫
2020年8月4日 5時00分

 安倍晋三首相の自民党総裁としての任期の終わりが見え、自民党は節目を迎えています。「1強政治」を支えてきた党の変容と実像を追う連載「自民党 長期政権の果てに」。第2回は、自民党政治の「代名詞」ともいえる派閥の虚と実を描きます。

 7月16日夜、東京・紀尾井町のホテル。自民党・麻生派は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期していた政治資金パーティーを、党内7派閥の先陣を切って開いた。副総理兼財務相の麻生太郎は「政権のど真ん中で引き続き精進したい」と声を張り上げた。

 麻生派以外の各派は、パーティーを9〜10月に再設定した。麻生が早期開催にこだわったのは、この夏以降の政治の動きに備えるためだった。

 麻生は、首相の安倍晋三に早期の衆院解散を進言しており、麻生派幹部は「いつ総選挙があるか分からない。その弾を集めなければならない」と選挙資金の確保を急ぐ。次の総裁選に向け、結束を維持する狙いもある。同派は最近、期数ごとに会合を開いて、麻生側近らが「いずれ会長推薦を示したい」という麻生の指示を伝えている。

 ただ、中堅・若手には冷ややか…

5322名無しさん:2020/10/08(木) 08:31:21
https://www.asahi.com/articles/ASNB77J7QNB7UTFK00J.html
二階派、カネとポスト掌握 他派閥「不満マグマのよう」
会員記事
野平悠一、岡村夏樹
2020年10月8日 6時00分

 自民党二階派(47人)は7日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。派閥領袖(りょうしゅう)の二階俊博幹事長が菅政権の誕生を主導したことを追い風に「ポスト」と「カネ」への影響力をさらに強めている。隆盛を誇る二階派に対し、他派閥は不満を募らせている。

 「自民党の中心的なグループとしてみなさんの思いを国政のうえに果たしていきたい」。二階氏はパーティーでこう胸を張った。

 会場には派閥の領袖や党幹部のほか、小池百合子東京都知事も出席した。

 菅義偉首相も公務の合間を縫って出席し、「就任に際して二階幹事長をはじめ、みなさま方に大変お世話になった」と述べ、深々と一礼。政策を実現していくためには「政権の安定」が不可欠と強調し、「党と政府が一体でなければならない。そうしたなかで引き続き二階先生に幹事長をお願いした」と持ち上げた。

 ただ、影響力を強める二階派に対し、他派閥からは「マグマのように不満がたまっている」(竹下派ベテラン議員)との声が上がる。

党内抗争の火種も
 そもそも二階派は党内では細田…

5323名無しさん:2020/10/08(木) 08:37:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/dde605eccb7962a7e9f2eae2ba41f665fc7baa18
菅総理、政権安定に向け二階幹事長らの協力求める
10/8(木) 7:42配信

 菅総理大臣は、自民党二階派のパーティーであいさつし、今後の政権運営に向けた二階幹事長らの協力を求めました。

 菅総理大臣:「政権の安定のもとに、国民の皆さんの期待にお応えすることができますように全力で頑張りますので、皆さま方の変わらぬご理解とご支援を心からお願い申し上げます」
 菅総理は、デジタル化や不妊治療の保険適用など政策を進めていくうえで「党と政府が一体でなければならない。そうしたなかで二階先生に引き続き幹事長をお願いした」と強調しました。また、先月の自民党総裁選で二階派がいち早く菅氏の支持を表明したことから、「大変お世話になったことを厚く御礼申し上げる」と感謝の意を示しました。

テレビ朝日

5324チバQ:2020/10/08(木) 09:22:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/356acf2247711bb17f73d77209f3cb5c1daf4fdc
「主流派」二階氏パーティー、小池知事・石破氏出席…「時間勘違い」岸田氏は欠席
10/8(木) 9:18配信




(写真:読売新聞)
 自民党二階派(47人)は7日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。派閥を率いる二階幹事長=写真=は「自民党の中心的なグループとして、皆さんの思いを国政で果たしていきたい」と述べ、主流派としての地位をアピールした。

 菅首相も駆けつけ、先の総裁選での支援に謝意を伝えた上で、「国民のために働く内閣を作るには、党と政府が一体でなければならないと思い、二階先生に幹事長をお願いした」と強調した。同派は無派閥の菅首相誕生の流れを作り、事実上の「総裁派閥」として存在感を高めている。公明党の山口代表も「菅政権の生みの親」と持ち上げてみせた。

 二階氏と関係が良好な小池百合子都知事や、総裁選で菅氏と戦った石破茂・元幹事長も出席したが、岸田文雄・前政調会長は欠席した。関係者によると、岸田氏は出席時間を勘違いし、訪問中の札幌市から戻れなかったという。

5325名無しさん:2020/10/08(木) 10:58:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/356acf2247711bb17f73d77209f3cb5c1daf4fdc
「主流派」二階氏パーティー、小池知事・石破氏出席…「時間勘違い」岸田氏は欠席
10/8(木) 9:18配信

 自民党二階派(47人)は7日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。派閥を率いる二階幹事長=写真=は「自民党の中心的なグループとして、皆さんの思いを国政で果たしていきたい」と述べ、主流派としての地位をアピールした。

 菅首相も駆けつけ、先の総裁選での支援に謝意を伝えた上で、「国民のために働く内閣を作るには、党と政府が一体でなければならないと思い、二階先生に幹事長をお願いした」と強調した。同派は無派閥の菅首相誕生の流れを作り、事実上の「総裁派閥」として存在感を高めている。公明党の山口代表も「菅政権の生みの親」と持ち上げてみせた。

 二階氏と関係が良好な小池百合子都知事や、総裁選で菅氏と戦った石破茂・元幹事長も出席したが、岸田文雄・前政調会長は欠席した。関係者によると、岸田氏は出席時間を勘違いし、訪問中の札幌市から戻れなかったという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac58111dda5dd4be6d3d9f58543e7846fee2c843
衆院山口3区 河村氏、林氏 自民2陣営にらみあい 市長選は代理戦争
10/8(木) 10:23配信

次期衆院選に向け、ガンバローコールで気勢を上げる河村氏の支援者=山口県宇部市のANAクラウンプラザホテルで2020年10月4日午前11時38分、平塚裕介撮影

 「無理やり挑んでくるなら我々にも覚悟はあります。全力で河村先生を支えます」

 4日、次期衆院選に向け山口県宇部市で開かれた自民党現職の河村建夫元官房長官(77)=衆院山口3区=の総決起大会で、所属派閥会長の二階俊博幹事長が語気を強めた。矛先は3区へのくら替えが取り沙汰される岸田派の林芳正元文部科学相(59)=参院山口選挙区。9月に入り、林氏が衆院転出意向を固めたと一部で報じられた。二階氏側近の林幹雄(もとお)幹事長代理も「自民党は現役優先で公認する。反党行為になり、除名も当然ある」とくぎを刺した。

 二階派所属国会議員約20人も出席する陣容で、二階氏本人まで乗り込む異例の決起大会。背景には、林芳正氏の陣営に地盤を侵食されつつあるという河村氏陣営のあせりがあった。

 象徴的な出来事の一つが4月の美祢市長選だ。下関市が拠点の林氏の秘書が美祢入りし、元副市長で新人の篠田洋司氏を支援し、初当選に導いた。対立候補だった西岡晃前市長の下では、河村氏の元秘書が教育長に就いて市政を支えており、河村氏自身も選挙戦で応援していただけに、陣営に衝撃が走った。

 河村氏は9月、美祢市内に新たな選挙事務所を開設した。事務所開設と美祢市長選の関係について報道陣から問われると「代理戦争のような意識はない」と否定したが、「選挙が近いから声が届くように努力したい」と発言。林陣営の美祢市への浸透に神経をとがらせる。

 美祢市と隣接する萩市でも、2021年3月21日に投開票される次期市長選を巡り、河村・林両陣営がつばぜり合いを繰り広げそうだ。8月に立候補を表明した田中文夫県議(72)は河村氏の実弟で、自民党県連などの推薦を要請する方針を固めた。現職の藤道健二市長(61)は「(2期目を目指すかどうかは)決めていない」と現時点では態度を明らかにしていないが、前回選では林氏陣営の支援を受けて当選した。林氏陣営の複数の関係者は「今回も代理戦争。藤道氏が立候補すれば支援することになるだろう」と臨戦態勢を整えている。

 林氏は9月21日、報道陣から衆院転出の意思を問われ、「意向を固めたということは無い」と否定した。ただ「10年前から県民から期待の声をもらっている。応えられるように精進を重ねていきたい」と含みを持たせている。林氏は大票田の宇部市に地盤もある。支援者の一人は「公認があってもなくても自民党を割ってでも出るだろう。今回を逃すと未来はない」と話し、期待の声は根強い。公示直前まで両陣営のにらみ合いが続きそうだ。

 一方、野党側は立憲民主党の坂本史子氏(65)が立候補を予定し、共闘態勢を整える。新型コロナウイルスの影響を受ける地方の経済対策や子育て支援の拡充を掲げ、若者世代の支持拡大を図っていく構えで「地域の実情にあったきめ細かな政策」を訴える。地元・山陽小野田市などでのミニ集会や、朝の街頭演説で浸透を図っている。

 3区の選挙人名簿登録者数は9月時点で25万9099人(男12万1018人、女13万8081人)。【平塚裕介、遠藤雅彦、佐藤緑平】

5326名無しさん:2020/10/08(木) 19:05:20
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2010080028.html
自民党石原派 新体制で船出 存在感維持へ派内で結束
2020/10/08 14:54産経新聞

自民党石原派 新体制で船出 存在感維持へ派内で結束

自民党石原派の資金パーティー「2020 近未来政治研究会と語る集い」が行われた。終了後に出席者と挨拶する石原伸晃会長=8日、東京都港区(寺河内美奈撮影)

(産経新聞)

 自民党石原派(近未来政治研究会、11人)の政治資金パーティーが8日、東京都内で開かれた。先の党総裁選では菅義偉(すが・よしひで)首相(総裁)の出馬表明前に支持を打ち出し、党内最小派閥ながら他派閥と比べ人事での厚遇が目立った。首相の信頼が厚い森山裕国対委員長が派閥の事務総長に就任し、新たな体制で再始動するが、派内では今後の派閥の在り方を模索する動きも出ている。

 「日本国のためにわれわれが一致結束して、菅内閣を支え頑張ることを約束する」

 石原派会長の石原伸晃元幹事長は、パーティーでこう強調した。

 先の総裁選は、同派にとって存続をかけた戦いだった。平成30年の総裁選で安倍晋三前首相を支持した同派だが、支持表明は党内7派のうち最も遅くなった。背景には「反安倍」を鮮明とする同派の最高顧問、山崎拓元副総裁の存在があった。

 森山氏が国対委員長として連続在任日数の歴代最長記録を延ばす一方、最近の内閣改造では入閣者を出せない状態が続いていた。しかし、先の総裁選では首相と近い森山氏が、二階俊博幹事長とともに首相の出馬と有利な流れを作った。

 その後、党内主要3派が態度表明をしない中、石原氏は首相の出馬表明前に支持を宣言。菅政権では森山氏が国対委員長の続投を決めたほか、坂本哲志氏が1億総活躍担当相に就任し、派内から久々の入閣を果たした。

 このほか、文部科学副大臣に田野瀬太道氏、総務政務官に宮路拓馬氏、党では内閣第1部会長に冨岡勉氏が就任するなど人事面で厚遇された。派閥幹部は「今回は山崎氏が前面に出なかったからうまくいった」と胸をなでおろすが、総裁選での「論功行賞」との見方がされている。

 首相もパーティーでは「石原氏や森山氏はじめ、先生方に総裁選では大変お世話になった」と感謝の言葉を述べた。

 派内では新たな動きもあった。これまで事務総長を務めていた坂本氏が入閣したため、森山氏が事務総長に就任した。国会運営に定評があり、首相からの信頼も厚い森山氏の就任に若手議員は「派閥としてより重みが増した」と歓迎する。

 森山氏はパーティーで「石原会長の下、団結してお国のために頑張っていきたい」と改めて派閥の結束を呼びかけた。

 これまで同派は存続をかけ、谷垣グループ(有隣会)などとの合流話が浮かんだが、いずれも立ち消えとなってきた。ただ、「このままでの状態では存続していけない」(石原派関係者)との危機感もあり、派閥の勢力拡大も視野に入れる。派内でも幹部と若手議員の結束を改めて強め、党内で存在感を維持したい考えだ。

5327名無しさん:2020/10/08(木) 20:01:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/e016fa663d195619ea85e160dfd9e0223f86ba90
二階派「除名も」vs岸田派「負けない」 安倍前首相のお膝元で「喧嘩上等」因縁の長州戦争が過熱
10/8(木) 19:31配信

衆議院議員の任期満了まで約1年となり解散総選挙の時期に注目が集まる中、安倍晋三前首相のお膝元・山口県で、自民党の大物同士による派閥のメンツをも賭けたバトルが繰り広げられている。

それは、衆院山口3区の現職である二階派の河村建夫元官房長官と、参議院議員で衆院山口3区への鞍替えを狙う岸田派の林芳正元文科相の争いだ。そこに二階派と岸田派の因縁もからみ二階幹事長が言う所の「けんか」そのものの事態に発展している。

「衆議院から出たい」林芳正の悲願
その戦場である「山口3区」は宇部市や萩市などが区域だ。1996年に小選挙区制が実施される前は、安倍前首相の地盤である下関市や長門市などと共に「旧山口1区」の一部で、その旧山口1区において自民党内でしのぎを削っていたのが、安倍氏と、林氏の父の林義郎元大蔵大臣、河村氏の3者だった。

しかし1つの選挙区から1人しか選ばれない小選挙区制が導入され、宇部市や萩市が3区、下関市や長門市が4区となると、同じ下関市などを地盤とする安倍氏と林氏が競合する形となってしまった。そこで、林義郎氏は比例代表に転出、3区は河村氏、4区は安倍氏という棲み分けができた。一方、小選挙区制の初選挙の前年1995年には、林義郎氏の長男である林芳正氏が参院山口選挙区で初当選したが、この時点で芳正氏には父から禅譲される衆院の選挙区はなく、参議院でしか当選の道がなくなってしまったのだ。

その後、林芳正氏は防衛大臣、農水大臣、文科大臣を歴任。2012年には自民党総裁選挙に出馬し、総理大臣の座を目指した。しかし総理大臣は歴代、衆院議員から選ばれてきており、参院議員は衆院の解散権を持つ総理になるべきではないという意見も根強く、総裁選では5位に甘んじた。こうした政治人生の中で林氏は、幾度も衆議院への鞍替えの機会を模索してきた。

その林氏が今回改めて、次期衆院選での鞍替え出馬を一層強く望んでいるという。林氏は来年で還暦を迎えるため、次の選挙での鞍替えを逃すと首相の座を狙うには遅すぎるという指摘がある。加えて、山口県は人口減少が続いていて、ゆくゆくは4つある選挙区の数が3つに減ると言われており、待てば待つほど衆院へ鞍替えできる余地が低くなってしまう。そのため林氏に対しては、鞍替えを待望する支持者からのプレッシャーも高まっていて、「次の衆院選に出馬しなかったら地元から見放されてしまう」(自民党関係者)という声もある。

こうしたことから、本人は表では否定しているものの、山口県内や永田町界隈では、林氏が次の衆院選での鞍替えの本格検討に入ったとささやかれているのだ。

5328名無しさん:2020/10/08(木) 20:02:19
>>5327

二階派の反撃
この動きに危機感を隠せないのが、もちろん河村氏だ。河村氏は二階派の会長代行で、麻生内閣では官房長官も務めた77歳のベテランだ。59歳の林氏より20歳近く年上になる。

河村氏にとっては、本来は4区が地盤のはずの林氏が3区から出馬しよういうのは、言わば自分の選挙区に「土足で乗り込まれる」形で、快く思わないのは当然だろう。

とはいえ、林家にとっては3区にも一定の地盤があり、安倍前首相が退陣した今、山口県からの次の首相候補として河村氏より若い林氏に期待する声も地元にある。ベテラン現職の河村氏であっても林氏と選挙で戦うとなった場合、勝てるとは言い切れない情勢なのだ。

そこで河村氏は、派閥の会長でもある二階幹事長に相談。すると二階幹事長は「議員を連れて行くから会を開け」と応じ、10月4日に河村氏の地元で「決起大会」が開かれる運びとなった。

さらに二階幹事長は、派閥の会合でも山口3区の事情について具体的に言及し、「(林氏が)土俵に立てると思っている時点でダメだ、そもそも土俵に立てないようにしないと」と強調した。そうした結果、河村氏の決起大会には、閣僚経験者から当選1回の若手まで、二階派の国会議員計20人が山口県入りして出席し、河村氏全面支援をアピールすることになった。二階派関係者は「まるで大名行列だ、これで林芳正はビビるだろう」と自信を見せた。

「売られた喧嘩は…」二階幹事長自ら牽制
迎えた10月4日、河村氏の「決起大会」は、二階派議員が壇上にずらりと並ぶ中で催された。二階氏は、林氏の鞍替えを念頭に、次のように語った。

「品の悪いことですが『売られた喧嘩』という言葉があるでしょう。我々はかけがえのない同士です。河村先生に何かがあるんじゃないかということであれば、我々も意を決して、政治行動のすべてをなげうって我々はその挑戦に受けて立ちます」

二階氏は語気を強めて「喧嘩」という言葉を使って林氏を牽制し、「全力を挙げて我々は河村先生を支える」と強調した。

さらに、二階氏最側近の林幹雄幹事長代理は、現職優先の原則に従って、次の衆院選での自民党公認候補は河村氏となる旨を説明し、林芳正氏が出馬を強行するなら“除名もあり得る”と露骨な脅しをかけた。

「小選挙区で定数1ですからね、出る人は無所属になるかほかの政党に移ってもらうかしかないんですね。そうすることはどういうことかというと反党行為になるんです。自民党に弓を引くんですね、それは罰則があります当然。ですから除名と言うことも当然あるんです」

大会の最後には議員らが一列に並んで「ガンバロー」のかけ声を上げ、参加者らは議員たちの熱気に圧倒されていた。

その後、議員一行は宇部市が全国に誇る名門企業・宇部興産を視察した。同行者によると、この視察には「裏の狙い」があった。実は、林芳正氏の母方の祖父は宇部興産の創業者であり、現在の社長は林芳正氏の同級生なのだ。つまり、林芳正氏とつながりが深く地元での影響力も大きい宇部興産にプレッシャーをかけ、林氏陣営を揺さぶるのが狙いなのだ。

5329名無しさん:2020/10/08(木) 20:03:26
>>5328

対する林芳正氏側は余裕の声も
二階派の大挙しての山口入りの情報は早くから林芳正氏の耳にも届いていたが、林氏が表立って反応することなかった。そして、周囲には「大ごとにすればするほどこちらを(河村氏側が)怖がっていると言っているようなものだろうに」と余裕ともとれる表情を浮かべたという。林氏が所属する岸田派のベテラン議員は次のようにその余裕の理由を語った。

「単純に戦っても負けないだろう。あそこは林王国なんだから」

山口県は今も「安倍」と「林」が双璧をなす地盤に変わりはなく、まともに勝負をしたら河村氏よりも林氏の方が強いという自負心の表れだというのだ。

そして、二階氏が山口入りという具体的な行動に出て、“決戦の火ぶたを切った”ことによって、林氏の側も「引くに引けない状況になった」(岸田派中堅)と言う。今までのように衆院鞍替えを“匂わすだけ”とはいかなくなったと指摘する声も聞かれた。

実は二階派と岸田派は、これまでにも山梨や静岡の選挙区の公認をめぐって対立してきた過去があり、去年の参院選でも広島選挙区で二階派の推した河井案里氏が現職だった岸田派の溝手顕正氏を押しのける形で当選するなど、因縁の歴史がある。

衆議院の総選挙は1年以内に必ず行われるが、この山口3区の動きが党内の一つの大きな火種となるのは間違いない。林氏は、自民党除名のリスクを背負ってでも衆院選に出る覚悟があるのか?河村氏はどう応戦するのか?今後の両陣営の動向に注目が集まる。

(フジテレビ政治部 福井慶仁 山田勇)

山田勇

5330名無しさん:2020/10/08(木) 20:04:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee725697f6dca5524b41461f7bfe8d89454e5d33
自民党本部の議員連盟に 山梨県の長崎知事 ハンコ維持で要望書
10/8(木) 19:20配信

ハンコは山梨県の地場産業の1つですが長崎知事は自民党本部のハンコ議員連盟に印章制度・文化を守るための要望書を提出しました。
ハンコをめぐっては10月7日、菅総理が省庁の行政手続きでのハンコの使用を原則廃止することに意欲を示し見直し方針のとりまとめを指示しました。
ハンコは山梨県の地場産業の1つですが長崎知事は10月8日、自民党本部で開かれたハンコに関する議員連盟に出席し印章制度・文化を守るための県の要望書を手渡しました。
要望書ではハンコを押す「押印」の省略がハンコそのものの否定と受けとられないよう適確な周知をすることなどを求めています。
この後、知事は議連のメンバーとともに加藤官房長官と自民党の二階幹事長にも県の要望を伝えました。
また知事は今後、河野行革担当大臣とも直接面会し説明する場を設けたいとしています。

[UTYテレビ山梨]

UTYテレビ山梨

5331名無しさん:2020/10/08(木) 20:11:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e0cc000bfe1856d67982c1ac3a15d4457861e86
首相が岸田氏と会談 デジタル化の重要性で一致
10/8(木) 19:51配信

 菅義偉(すが・よしひで)首相は8日、先の自民党総裁選で争った岸田文雄前政調会長と官邸で会談した。総裁選後、両氏の1対1での対面は初めてで、デジタル化の重要性などで一致したという。会談後、岸田氏が記者団に明らかにした。

 岸田氏率いる岸田派(宏池会)は5日に東京都内で政治資金パーティーを開催した。首相は内閣記者会のグループインタビューのため欠席したが、加藤勝信官房長官が代理出席した。岸田氏はその返礼のために官邸を訪れた。

 岸田氏によると、岸田派の平井卓也デジタル改革・IT担当相が菅内閣の一員となったことを踏まえ、首相にデジタル化の推進を「応援させてほしい」と伝えたという。

5332名無しさん:2020/10/08(木) 20:14:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/c336f0dffdfb97958b85fbabd32d314afb5a7546
自民・石原派「菅内閣支える」 政治資金パーティーで結束強調
10/8(木) 17:03配信

 自民党石原派は8日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。会長の石原伸晃元幹事長は「日本のために、一致結束して菅内閣を支え、頑張ることを約束する」と強調した。会合には菅義偉首相が駆け付け規制改革の推進に向け協力を要請した。

 首相はあいさつで、9月の党総裁選で石原派が支援したことに謝意を表明。「新型コロナウイルスの感染拡大を防いで国民の命と健康を守る。社会経済活動を両立させる」と述べた。デジタル庁新設や携帯電話料金の引き下げなどの目玉政策にもスピード感を持って取り組むと訴えた。

 石原派は所属国会議員11人の党内最小派閥。

https://news.yahoo.co.jp/articles/33d3645db107055541768286d6109014b4e31a50
自民石原派がパーティー
10/8(木) 15:27配信

 自民党石原派は8日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。

 会長の石原伸晃元幹事長は「一致結束して菅内閣を支え、頑張ることを約束する」と強調した。

 菅義偉首相も出席し、先の党総裁選での同派の支援に謝意を表明。「国民の安全・安心の生活を一日も早く取り戻し、役所の縦割り、既得権益、あしき前例を打ち破る」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/44ba73b672f64cdd418817a869d57b864920f847
首相動静(10月8日)
10/8(木) 7:20配信

 午前6時43分、東京・赤坂の衆院議員宿舎発。同46分、官邸着。官邸の敷地内を散歩。
 午前7時24分、官邸発。同26分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。同ホテル内のレストラン『ORIGAMI』で葉田順治エレコム社長、野島広司ノジマ社長、吉田憲一郎ソニー社長、瀬戸欣哉LIXILグループ社長と会食。
 午前8時33分、同ホテル発。同36分、衆院第2議員会館着。同49分から同53分まで、山口泰明自民党選対委員長。
 午前9時、同所発。同3分、官邸着。
 午前9時26分から同10時3分まで、野田聖子自民党幹事長代行。柿崎明二首相補佐官同席。同4分から同14分まで、一平ホールディングスの村岡浩司社長、松下新平同党参院議員。
 午前10時42分から同59分まで、塩田康一鹿児島県知事。森山裕自民党国対委員長同席。
 午前11時2分から同17分まで、和田政宗同党参院議員、原田博司京都大教授。同20分から同33分まで、小林喜光三菱ケミカルホールディングス会長、船橋洋一アジア・パシフィック・イニシアティブ理事長。同34分から同40分まで、柳居俊学山口県議会議長ら。
 午後0時27分、官邸発。同32分、東京・虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」着。同ホテル内の宴会場『平安の間』で自民党石原派のパーティーに出席し、あいさつ。同38分、同ホテル発。
 午後0時43分、官邸着。
 午後1時42分から同56分まで、岸田文雄自民党前政調会長。
 午後2時3分から同18分まで、皇位継承に関する式典委員会。
 午後2時19分から同29分まで、鈴木浩外務審議官、田中繁広経済産業審議官。同50分から同3時3分まで、鈴木直道北海道知事。同48分から同4時1分まで、自民党の中泉松司前参院議員。同2分から同11分まで、北村滋国家安全保障局長、滝沢裕昭内閣情報官、山田重夫外務省総合外交政策局長、防衛省の岡真臣防衛政策局長、増子豊統合幕僚副長。同12分から同13分まで、北村国家安全保障局長。
 午後4時16分から同21分まで、萩生田光一文部科学相。
 午後4時32分から同52分まで、小此木八郎領土問題担当相。
 午後4時58分から同5時13分まで、自民党の武見敬三参院議員、小林鷹之衆院議員。
(了)

5333名無しさん:2020/10/08(木) 20:17:40
https://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/201002/plt20100223180042-n1.html
自民改憲本部、全派閥領袖が顧問就任へ 挙党態勢で改憲アピール
2020.10.2 23:18

 自民党憲法改正推進本部(衛藤征士郎本部長)が党内7派閥の領袖らを役員である顧問に起用する方向で検討していることが2日、分かった。各派の協力による挙党態勢を構築し、安倍晋三前首相が掲げ、菅義偉首相(党総裁)が継承すると表明した改憲実現に向け強い意欲をアピールする狙いがある。

 顧問は党幹部や憲法改正の議論にかかわってきたベテランを中心に構成してきた。党三役はこれまでも顧問を務め、今回も二階派(志帥会)を率いる二階俊博幹事長、佐藤勉総務会長、下村博文政調会長が就任する。

 加えて、最大派閥の細田派(清和政策研究会)会長で、衆院憲法審査会長就任が内定している細田博之元幹事長、竹下派(平成研究会)の竹下亘会長、石原派(近未来政治研究会)の石原伸晃会長を起用する。

 総裁選で菅首相と争った岸田派(宏池会)の岸田文雄会長、石破派(水月会)の石破茂会長も顧問に就く。麻生派(志公会)は、会長の麻生太郎副総理兼財務相が政府側のため、森英介元衆院憲法審会長が就任する予定。事務総長には、衆院憲法審査会の与党筆頭幹事を続投するとみられる新藤義孝元総務相の起用を予定している。

 顧問や副本部長などを含む役員は約20人に及ぶとみられる。副本部長には野田聖子幹事長代行、稲田朋美元政調会長、小渕優子元経済産業相、山谷えり子元拉致問題担当相、片山さつき元地方創生担当相と5人の女性を起用する方向だ。

 重厚な布陣について、党関係者は「自民党の『本気』を示す狙いがある」と解説する。一方、衛藤氏は野党との協力関係の構築も重視し、改憲論議に前向きとされる国民民主党の幹部と水面下で接触するなど、改憲の環境づくりに向け動き出しているという。

5334名無しさん:2020/10/08(木) 20:51:52
https://www.sankei.com/politics/news/201008/plt2010080048-n1.html
自民党内で存在感増す森山氏と石原派 菅首相選出を主導
2020.10.8 20:23政治政局

自民党石原派の資金パーティー「2020 近未来政治研究会と語る集い」が行われた。石原伸晃会長(左端)の後方を通り過ぎる森山裕座長(中央)。右は山崎拓最高顧問=8日、東京都港区(寺河内美奈撮影)

 自民党石原派(近未来政治研究会、11人)は8日、東京都内で政治資金パーティーを開いた。9月の総裁選では事務総長を務める森山裕国対委員長が菅義偉首相(党総裁)の選出に主導的な役割を担い、平成29年以来となる派出身の閣僚が誕生した。党内7派のうち最小勢力だが、森山氏とともに存在感も向上している。

 「一致結束して菅内閣を支え、頑張ることを約束する」。パーティーで、領袖の石原伸晃元幹事長はこう強調し、胸を張った。

 石原派は平成30年の総裁選で、安倍晋三前首相への支持表明が石破派(水月会)を除く党内6派の中で最も遅れた。背後には安倍氏と遠く、石破茂元幹事長を支持する最高顧問の山崎拓元副総裁の影響があったが、派の求心力は大きく低下。近年は入閣者を出せない状態が続いていた。

 反転攻勢のきっかけを作ったのが森山氏だ。首相とは長年国会対策で細かく連絡を取り合っており、今年6月頃からは、二階俊博幹事長を交えた3氏で夜会合も重ねていた。

 安倍氏が8月28日に辞任表明すると、森山氏は二階氏とともに即座に首相の出馬を後押し。石原派と二階派(志帥会)は他派に先駆け首相への支持を表明した。今回、石原派の国会議員は総裁選の期間中、山崎氏と距離を置き、一定のけじめをつけたという。

 こうしたことが、今回坂本哲志1億総活躍担当相の誕生につながった。

 「新内閣の発足にいろんな形で関与した。『土のにおいがする首相』というのは今の時期に大事だ」

 森山氏は4日、地元の鹿児島県霧島市で開かれた国政報告会でこう述べ、新首相の生みの親としての自負をにじませた。新政権は地方議員からのたたき上げである首相と二階氏、森山氏による「トライアングル」(閣僚経験者)態勢との見方もある。

 そんな森山氏にとって、国対委員長として重要になるのが26日召集予定の臨時国会だ。日英経済連携協定案(EPA)など重要案件が多い上、野党は政府が日本学術会議推薦の新会員候補6人の任命を見送ったことも追及する構えをみせる。

 首相が就任後初の本格的な論戦の場で苦戦を強いられれば、誕生して間もない政権の土台が揺らぐ可能性もある。森山氏が生みの親の真価を発揮できるかが注目される。(今仲信博、永原慎吾)

5335名無しさん:2020/10/08(木) 20:53:43
https://mainichi.jp/articles/20201008/k00/00m/010/257000c
自民・石原派パーティー 菅氏支持先駆け論功行賞? 最小派閥に600人
毎日新聞2020年10月8日 20時48分(最終更新 10月8日 20時48分)

 自民党・石原派(11人)は8日、東京・虎ノ門のホテルで政治資金パーティーを開催した。先の総裁選では主要派閥に先駆けて菅義偉首相の支持に動き、二階派と共に「総裁派閥」とささやかれるだけに、党内最小派閥ながら会場いっぱいの約600人が集まった。

 首相や公明党の山口那津男代表、二階俊博自民党幹事長ら各派閥の幹部が参加した。首相は「先の自民党総裁選、大変お世話になりまして、この場をお借りし改めて厚く御礼申し上げます」と謝辞を述べた。

 首相は石原派内から「待機組」だった坂本哲志1億総活躍担当相の他、田野瀬太道副文部科学相、宮路拓馬総務政務官を起用。2019年の内閣改造では副大臣ポスト一つだけだったが、大幅な躍進を遂げた。二階氏と共に真っ先に菅氏支持に動いた森山裕国対委員長(石原派事務総長)も続投となった。

 石原伸晃会長は「一致団結して菅内閣を支え頑張ることをお約束する」と応じ、森山氏も「首相をはじめ多くの来賓の方々に出席いただけたことは大変ありがたい」と述べた。【東久保逸夫】

5336名無しさん:2020/10/08(木) 21:13:02
https://mainichi.jp/articles/20201007/k00/00m/010/305000c
このまま終わるの? 石破茂氏に会いに行ってみたら… 語った「限界」と「次」
会員限定有料記事 毎日新聞2020年10月8日 12時00分(最終更新 10月8日 13時52分)
吉井理記

 秋の風が吹いている。あの人は今、何を思うのか。自民党の石破茂・元幹事長である。国民の人気はダントツだったのに、4度目の挑戦となった9月の自民党総裁選、またも宰相の椅子に届かなかった。このまま終わるのか? 気になって会いに行った。【吉井理記/統合デジタル取材センター】

 永田町を歩きながら考えた。秋の空も人の心も、何と移ろいやすいことか。

 思えば石破さん、冒頭で「人気ダントツ」と書いたけど、それは菅義偉首相が総裁選出馬に名乗りを上げるまでの話である。

 当初はポスト安倍の影が薄かった「令和おじさん」だけど、自民党の主要派閥が支持を表明するや、ワイドショーまでも「パンケーキ好き」などともてはやし、世論調査トップの座を石破さんから奪って、するりと宰相の椅子に座ってしまった。石破さんはといえば、岸田文雄前政調会長にまで敗れ、最下位である。

 「石破は終わった」なんて声もある。本人もさぞや力を落としているだろう。近況が気になる……ということで、永田町の議員会館事務所を訪ねてみたのだった。

 「願わくは、我に七難八苦を与えたまえ、と。そんな心境ですわなあ、ハハハ」

 ほほう。応接室に入ってきた石破さん、意外に表情はさばさば。講談でおなじみ、戦国武将・山中鹿之介の名句を引いたりして。

 鹿之介と言えば、中国地方に覇を唱えた戦国大名・尼子氏の家来。宿敵・毛利氏に滅ぼされた主家の再興を願って苦闘するさなか、三日月に向かって「我に七難八苦を……」と祈った逸話で有名だ。石破さんの地元・鳥取でも戦いを繰り広げた。

 石破さんの苦難も続く。安倍晋三政権では、ずっと冷や飯を食わされ、総裁選4度目の挑戦も悲願ならず。菅政権でもやっぱり無役だし、自派閥からの入閣は田村憲久厚生労働相1人だけだ。敗軍の将に語らせるのは忍びないが、まずは総裁選の総括から。

 「選挙応援で、全国を行脚してきた自負はあるんで…

5337名無しさん:2020/10/08(木) 21:33:58
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/359484
7人中6人 菅氏に投票 船田氏は岸田氏を支持 栃木県の自民国会議員
9/15 9:46

 14日の自民党総裁選で栃木県関係の自民国会議員7人のうち、6人が菅義偉(すがよしひで)官房長官に投票した。安倍政権の路線継続や、菅氏が意欲的な規制改革の進展に期待した票が多かった。一方、これまで支持する候補を明らかにしていなかった船田元(ふなだはじめ)衆院議員は岸田文雄(きしだふみお)政調会長に投票した。

 菅氏と共に安倍政権を支えてきた自民県連会長の茂木敏充(もてぎとしみつ)外相は「新型コロナウイルス対策、景気回復などに最優先で取り組み、日本を前に進めるため、安定した政権運営による力強い政治を期待したい」とコメントした。

 初当選同期の菅氏に総裁選出馬を直接要請した佐藤勉(さとうつとむ)衆院議員は「本当にうれしい。感無量」と喜んだ。個人的に「菅首相」を数年前から目指してきたと言い、「一国の首相を選ぶ真っただ中に自分がいて、菅総裁を実現できたことは政治家冥利(みょうり)に尽きる」。菅氏には「選挙戦で主張したことや安倍首相の政策をさらに進めてほしい」と望む。

 簗和生(やなかずお)衆院議員は「コロナ禍の中、スピード感を持って的確な政策を実行する上で最適な方だ。苦境にあえぐ地方経済を重視した政策を望みたい」と菅氏に期待する。佐藤明男(さとうあきお)衆院議員、高橋克法(たかはしかつのり)、上野通子(うえのみちこ)両参院議員も菅氏に投票した。

 菅氏支持の所属派閥・竹下派の方針と違い、岸田氏に投票した船田氏は「政策に安定性があり、財政健全化の必要性を他候補より明確に主張していた。外交経験も豊富だ」と理由を語った。所得格差是正や憲法改正への考え方にも共感したという。菅氏には規制緩和やコロナ対応の継続を期待する半面、官邸主導の政権運営を続ける意向を示していることには「官僚の忖度(そんたく)が横行する状況はよくない。行きすぎた官邸主導の修正は必要だ」と指摘した。

5338名無しさん:2020/10/08(木) 21:58:09
https://news.rcc.jp/e/rcc.php3?i=NjgzMg==
自民党総裁選 あす告示 岸田政調会長に地元・広島から大きなしゃもじ(9/7 18:05)

 3人での戦いとなる見通しの自民党総裁選は、8日、告示です。衆議院広島1区選出の岸田文雄政調会長は、支持拡大に向け、7日もあわただしく過ごしています。 7日朝、岸田氏が会長を務める宏池会に届いたのは、縁起物の大きなしゃもじ。自民党広島県連の幹事長が自ら持参しました。 「宮島のしゃもじで、『敵をめしとれ』ということで、持ってきました。地元は、必勝を期して、みんなの願いをこのしゃもじに込めて、持ってきたつもりでございます。」(自民党 広島県連 宇田伸幹事長) 地元の大きな期待に応えるべく岸田政調会長は、朝からオンラインで兵庫・大阪・滋賀の党関係者らとの懇談をこなしました。 「わたしはぜひ、自民党オールスターチームをしっかりと作り、それぞれの協力を引き出し、メンバーを輝かせる、こういったリーダーになるべく、努力をしていきたい。」(自民党 岸田文雄政調会長) 5つの派閥が菅官房長官の支持を打ち出し、世論調査でも苦戦する岸田政調会長…。多忙なため、7日の選挙対策本部の発足式は欠席しましたが、明るい材料もありました。 選対本部長には、谷垣グループの遠藤利明衆議院議員が就任。谷垣グループからはあわせて4人が入りました。また、竹下派で広島2区の平口洋衆議院議員の姿も…。 ― 出席ですか? 「出席。」 ― ということは岸田さんに…? 検討中? 「まあ、そこは…。そう。そう。」(竹下派 広島2区 平口 洋衆院議員) 同じ竹下派で広島4区の新谷正義衆議院議員も秘書が代理で出席、選対組織に名を連ねました。 選対組織では、所属する議員をほかの派閥の国会議員担当や都道府県連担当に分けるなどして、支持拡大を図っています。 「自分の派閥以外からどれだけ票を取り込めるか。都道府県連票でどこまで存在感を示すことができるのか。総裁選は、あす、告示です。」(大平洋記者)

5339名無しさん:2020/10/08(木) 22:00:49
http://www.kry.co.jp/news/e/news162810253.html
総裁選告示 岸田氏地元の議員らが全国で支持訴え(広島県)

●岸田文雄政調会長
「次を誰が狙うのか担うのか、この闘いにおいてしっかりと存在感を示しそして戦い抜いていきたいと思う」

総裁選挙に初めて挑む広島1区選出の岸田政調会長…。選挙対策本部での出陣式では、「分断から協調へ」をテーマに中間所得層への住宅や教育支援の強化を訴える。

選対本部には同じ広島選出で竹下派の平口洋衆院議員と、新谷正義衆院議員も名を連ねており、国会議員の票の上積みを模索している。出陣式終了後、選対本部のメンバーにはカツカレーが振る舞われた。勝利へのゲン担ぎか・・・。

一方、自民党広島県連の2人の県議はけさ、地方での支持を広げるため、関西へ向かった。
●自民党広島県連緒方直之県議
「厳しいから何もしないのではなく、やっぱりどんなところでも
可能性がある以上は活路を見いだしていきたい」

2人はきょう1日で兵庫・大阪・滋賀県の支部を訪問した。
広島県連は候補者3人の地元を除く44の都道府県を回り、岸田氏の政策や人柄を訴えていく方針だ。

●自民党兵庫県連石川憲幸幹事長
「自分が所属する県連から候補者を出せるというのは非常に私は
うらやましいなと思う。広島県連の2人の熱い気持ちは十分受け止めさせていただいた。予備選挙をやってるのでそのことは十分ルールに則って県連としては粛々と進めていく」

きょう午後、立候補した石破氏、菅氏、岸田氏による演説会が
行われた。

●石破元幹事長
「今こそ、納得と共感の政治をやりたい。そして、成し遂げたいのはグレートリセット。もう一度、この国の設計図を書き換えていくこと」

石破氏は「東京一極集中」を是正し「地方創生」に取り組むことや
災害対策分野の専門職員からなる「防災省」の創設を訴えた。

一方、菅氏は安倍政権の「継承」を強調し、行政のデジタル化を進めるため「デジタル庁」の新設などを掲げている。

●菅官房長官ON
「行政の縦割りを打破し、既得権益を取り払い、悪しき前例主義を廃し、規制改革を全力で進める国民のために働く内閣をつくりたいと思う」

岸田氏は最低賃金の引き上げなどを訴えた。

●岸田政調会長
「本当に多くの失敗を繰り返していた。チームに参加する、協力してくれる人の心がわかるようになった。自分が輝くのではなくして、チームの1人一人を輝かせるこういったリーダーを目指したい」

今回の総裁選は、国会議員と地方の党員によるあわせて535票で争われる。菅氏は既に党内のおよそ7割を占める5つの派閥から支持を得ていて、岸田氏と石破氏がどこまで地方票で追い上げられるかが焦点だ。投開票は今月14日だ。
(9/8 20:04 広島テレビ)

5340名無しさん:2020/10/08(木) 22:08:30
http://www.uty.co.jp/news/20200914/7992/
事実上の次の首相 自民党総裁に菅官房長官
2020.09.14 19:20

事実上の次の総理を決める自民党総裁選が行われました。
自民党総裁選は9月14日の投票と開票の結果、菅義偉官房長官が岸田政調会長と石破元幹事長を破り選出されました。
自民党総裁選は国会議員票と各都道府県連の地方票で争われ、その結果、菅官房長官が377票、岸田政調会長が89票、石破元幹事長が68票で菅官房長官が総裁に選出されました。
山梨県関係では中谷真一衆院議員と赤池誠章参院議員は菅官房長官に県連会長の森屋宏参院議員と堀内詔子衆院議員は岸田政調会長に、投票したということです。
また山梨県の地方票3票は党員による予備選の結果、約5000票をとった岸田政調会長に2票、約3000票の菅官房長官に1票が投じられました。
今回の結果を受け県連の森屋宏会長は「山梨県内の党員の声も聞きながら総裁選挙が出来たことにホッとしている日本・山梨を元気にするため菅さんを支えていきたい」とコメントしています。
今回の自民党総裁選は安倍総理の辞意に伴うもので任期は来年9月までで16日国会で菅総理が正式に誕生します。

5341名無しさん:2020/10/08(木) 22:18:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4bc55511cf6cb7d32e10b6469d8b519ef73bd12
自民総裁選、道連3票の行方に不透明感 役員会が決定、党員に不満相次ぐ 「意向調査いらぬ」「いつも密室」
9/11(金) 16:34配信

 自民党総裁選で党道連に配分された3票の投票先の決め方について、党員・党友から疑問視する声が相次いでいる。道連は党員・党友の意向調査を行っているが、道連分の投票先は最終的に役員会で決めるため、意向がどこまで反映されるのか不透明だからだ。44都府県連は党員投票の結果で投票先を決める予備選を行っており、道連との対応の違いが際立っている。

 「最終的に役員会で決めるなら意向調査なんて要らないのでは」。9日午後、道議会の自民党会派控室で道議の一人が疑問の声を上げると、別の道議が「いつも密室で決めるイメージだ」と相づちを打った。

 吉川貴盛道連会長は総裁選で、菅義偉官房長官の陣営の事務局長に就任。北海道新聞が自民党所属の道内関係国会議員13人に投票予定先を聞いたところ、12人が菅氏と答えた。道内の党員の多くが「執行部は菅氏にしたがっている」とみているが、「事実上、首相を決める選挙なのだから、開かれた形で行ってほしい」との声も少なくない。

 道連は道内の党員・党友約3万8千人に発送した意向調査用紙を13日に集計する。支持が最多の候補に全3票を投じる「総取り方式」を基本とするが、道連幹部が他の役員や国会議員の聞き取りも行い、役員会で投票先を決める。意向調査結果とは違う投票先に変える余地を残している。

 道連執行部は、予備選ではなく意向調査とした理由について、道内は広く離島も多いため、短期間での郵便投票が困難だったと説明。回収率が3割程度の可能性もあるとして、役員会で最終的な検討を加える必要があると判断したという。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/460278
自民総裁選 道内12議員が菅氏に投票
09/15 01:05 更新

 自民党総裁選を巡り、北海道新聞は道内関係国会議員13人に投票先を聞いた。新総裁に選出された菅義偉氏が13人のうち12人に上り、9割以上を占めた。

 12人は、菅氏を支持した5派閥のいずれかに所属している。岸田派の渡辺孝一衆院議員のみ岸田文雄政調会長と答えた。

残り:54文字/全文:183文字

5342名無しさん:2020/10/08(木) 22:26:30
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/409840
2020年9月15日
青森県4議員は菅氏に投票

 14日行われた自民党総裁選で、江渡聡徳、津島淳、木村次郎の3衆院議員と滝沢求参院議員はいずれも取材に対し、菅義偉氏に投票したと明らかにした。菅氏が掲げた「地方重視」「省庁縦割り打破と規制改革断行」に期待を寄せた。

https://www.iwate-np.co.jp/article/2020/9/15/84885
2020.09.15

 【東京支社】14日に行われた自民党総裁選で、本県の鈴木俊一党総務会長(衆院岩手2区)、高橋比奈子衆院議員(比例東北)、藤原崇衆院議員(同)はいずれも投票先として「菅義偉官房長官」と取材に答えた。県連(藤原崇会長)は予備選の開票を行い、県連分の3票について、菅義偉官房長官に2票、石破茂元幹事長に1票を配分した。

 県連の予備選は、菅氏3039票、石破氏1594票、岸田文雄党政調会長222票。県連分の3票を、得票数に応じたドント方式で各候補に割り振った。

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202009/20200915_11008.html
宮城の国会議員、菅氏に4票、岸田氏に1票 自民総裁選

 14日投開票された自民党総裁選で、宮城県選出の衆院議員5人のうち菅義偉官房長官への投票が4人で最も多かった。岸田派の小野寺五典元防衛相(6区)は岸田文雄政調会長に投じ、石破茂元幹事長を支持した議員はいなかった。

 県選出議員の投票動向は表の通り。細田派の土井亨元復興副大臣(1区)、竹下派の秋葉賢也首相補佐官(2区)、細田派の西村明宏官房副長官(3区)、麻生派の伊藤信太郎氏(4区)が菅氏を推した。
 土井氏は「地方をしっかりと見てくれるのが菅氏だ」と強調した。安倍晋三首相が掲げた経済政策「アベノミクス」に触れ、「足らざる部分の政策を示してくれると期待している。農林水産業や商店街など地方経済の活力を生み出してほしい」と述べた。
 秋葉氏は「安倍首相の路線を継承、前進させるのは官房長官として支えてきた菅氏しかいない」と説明。新型コロナウイルス感染症を早期に収束させた上で、経済再生に力を注ぐことを期待した。
 昨年9月から官房副長官として菅氏に仕えた西村氏は「1年間仕事を共にし、能力の高さを見てきた。大いに期待したい」と話した。伊藤氏は改革の具体性や安定感、地方重視などを菅氏支持の理由に挙げ、「新型コロナ感染拡大防止、雇用と経済を守ることの両立」を求めた。
 議員票を上積みした岸田氏は2位に滑り込んだ。総裁選の報告会は愛称の「キッシー」コールが上がり、高揚感に包まれた。
 小野寺氏は「予想以上に議員票が入った。次につながる」と手応えを口にした。菅氏に対し「東日本大震災からの復興は道半ばだ。秋田県出身の新総裁と一緒に復興へ汗を流したい」と語った。

2020年09月15日火曜日

5343名無しさん:2020/10/08(木) 22:33:47
https://www.sakigake.jp/news/article/20200914AK0026/
冨樫氏のみ石破氏に投票 総裁選、本県自民議員の投票行動
会員向け記事 2020年9月14日 掲載

 14日投開票された自民党総裁選で、秋田県選出の党国会議員4氏のうち金田勝年(衆院秋田2区)、御法川信英(同3区)、石井浩郎(参院本県選挙区)の3氏が菅義偉官房長官に票を投じた。一方、冨樫博之氏(衆院秋田1区)は所属する派閥の会長の石破茂元幹事長に投票。各都道府県連に3票ずつ配分された地方票は、秋田県連が全3票を菅氏に投じた。

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https://www.yamagata-np.jp/news/202009/07/kj_2020090700125.php
県連会長・加藤氏は岸田氏支持
2020/9/7 07:15
 自民党総裁選で、県連会長の加藤鮎子氏(衆院県3区)は6日、山形新聞の取材に対して岸田文雄政調会長を支持する意向を明らかにした。

 加藤氏が所属する谷垣グループは自主投票を決めているが、岸田氏支持の理由を「政策の継続性を大切にしつつ、政権の大きな路線変更ができると思う。外相を務めており、外交でも各国とパイプがある」とし、「『分断から協調へ』を掲げ、地方を含めた協調を大事にした国造りが期待できる」と語った。依頼を受け、推薦人を引き受ける方向という。

 県選出議員では遠藤利明氏(衆院県1区)が岸田氏、鈴木憲和氏(同2区)は菅義偉官房長官の支持をそれぞれ明らかにしている。

https://www.yamagata-np.jp/news/202009/07/kj_2020090700129.php
遠藤氏、選対本部長就任へ 岸田氏陣営
2020/9/7 08:58
 自民党総裁選で、遠藤利明元五輪相(衆院県1区)は6日、岸田文雄政調会長の選挙対策本部長に就くことを明らかにした。

 遠藤氏は岸田氏と初当選同期で、かつて同じ派閥・宏池会に所属していた。山形市内で取材に対し、「本人からどうしてもやってくれと頼まれた。長い付き合いの友人で、しっかり支えたい」と述べた。推薦人の代表となる予定という。

 就任に当たっては会長代行を務める東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長や、代表世話人となっている谷垣グループの特別顧問である谷垣禎一前総裁からも後押しされたという。遠藤氏は県連が行う党員・党友投票(予備選)で「(割り当てられる)3票全てを取りたい」と語った。

https://www.yamagata-np.jp/news/202009/03/kj_2020090300055.php
遠藤氏は岸田氏、鈴木氏は菅氏 自民党総裁選で県選出議員支持
2020/9/3 08:41

 自民党総裁選で、県選出の同党所属衆院議員3人のうち、山形新聞の取材に遠藤利明氏(県1区)は岸田文雄政調会長、鈴木憲和氏(県2区)は菅義偉官房長官の支持を2日、それぞれ明らかにした。
 遠藤氏は岸田氏と初当選同期で、かつて同じ派閥・宏池会に所属していた。岸田氏支援は、遠藤氏が代表世話人を務める谷垣グループの特別顧問である谷垣禎一前総裁の思いでもあるとした上で、「苦しい戦いにはなるだろうが最後まで応援したい」と語った。

 鈴木氏は所属する竹下派の会長代行を務める茂木敏充外相に出馬要請していたが、派閥として菅氏への支援を決めたことを踏まえ「新型コロナウイルスや外交課題など厳しい社会情勢の中、危機管理の重要性から菅氏を支持しようと思う」と述べた。

 加藤鮎子氏(県3区)は現時点で態度を明らかにしていない。

5344名無しさん:2020/10/08(木) 22:34:10
https://www.yamagata-np.jp/news_core/index_pr.php?kate=Politics&no=2020091001002527
自民議連、女性の閣僚登用を要請 総裁選3候補に
9/10 20:47
 自民党の議員連盟「女性議員飛躍の会」は10日までに、総裁選の3候補者に、閣僚や党役員への女性登用を求める要望書をそれぞれ提出した。菅義偉官房長官は10日、国会内で受け取った。面会した議連共同代表の稲田朋美幹事長代行によると、菅氏はうなずいて聞いていたという。

 要望書は、次期衆院選の比例単独候補に女性を積極的に登用すべきだとの内容も盛り込んだ。

5345名無しさん:2020/10/08(木) 22:41:41
https://www.fnn.jp/articles/-/84810
自民党総裁選 国会議員と 各都道府県連による投票 福島県選出の国会議員は誰に1票を!?
福島テレビ
2020年9月14日 月曜 午後8:30

<自民党所属の福島県選出国会議員>

衆議院議員では、福島県連会長の根本匠議員、亀岡偉民文部科学副大臣、上杉謙太郎議員、菅家一郎復興副大臣、吉野正芳議員の5人。

参議院議員では、森まさこ法務大臣。

<6人はどの候補に票を投じたのか?>

各議員や事務所によると6人のうち根本議員は岸田政調会長に。

その他の5人は菅新総裁に投票したという。

菅新総裁に1票を投じた理由には、「安倍政権」が取り組んだ政策の継続を挙げた。

亀岡偉民衆議院議員:「菅さんが本当に安倍政権を支えてきたのと、コロナ対策しっかりやりたい、これは一番大事な事だと思うんですね。中小企業対策をしっかりできる人にやってもらわないと大変なことになるのが一つと。もう一つは安倍政権が頑張ってきた外交も含めてしっかりと継承したいという意思表示をしてくれたので」

同じく菅新総裁に投票した菅家議員。新型コロナウイルスへの対応など歴代最長となった官房長官の経験に期待を寄せた。

菅家一郎衆議院議員:「いままでの7年以上の官房長官でやっぱり安倍政権を支えてこられた方ですからそういったことは熟知されている。緊急性に対応できるのは菅候補しかないのではないかと」

安倍内閣で復興大臣を務めた吉野議員は、帰還困難区域の復興政策などを重視したという。

吉野正芳衆議院議員:「安倍政権では組閣の時に”全ての閣僚は復興大臣だ”こういう形で復興に全力をあげた政権でございますので、それを菅新政権に期待をしていきたいところです」

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202009/20200909_71010.html
自民総裁選 東北は18人が菅氏に投票へ 岸田氏4人、石破氏は1人
 8日告示された自民党総裁選(14日投開票)で、東北選出の党所属国会議員のうち約7割の18人が、菅義偉官房長官に投票する見通しになったことが河北新報社の取材で分かった。岸田文雄政調会長が4人、石破茂元幹事長は1人。党内5派閥から広く支持を取り付けた菅氏の優位が、東北でも浮き彫りになった。
 6県の衆参議員のうち、投票権がない大島理森衆院議長(青森2区)を除く25人や周辺に聞き取りし、支持動向を探った。2人が態度を明らかにしなかった。
 菅氏支持の18人を派閥別で見ると、安倍晋三首相の出身派閥で最大勢力の細田派が8人と最多。麻生派5人、竹下派4人、二階派1人と続いた。菅氏は石原派を含む5派閥から支持を得ており、派閥の意向が東北でも反映された格好だ。
 支持の理由については、外交や経済、新型コロナウイルス感染症対策など主要課題で安倍政権の路線を継承すると表明した菅氏の姿勢に多くの議員が賛同。第2次安倍政権以降、約7年8カ月にわたり官房長官を務めた実績も評価された。
 岸田氏を推すのは、同氏が会長を務める岸田派の2人と、同じ流れをくむ谷垣グループの2人。外相、政調会長の経歴から「外交と内政の双方に精通する」との声が挙がった。
 2018年の前回総裁選に続き、4回目の出馬となった石破氏への支持を明言したのは、東北で唯一の石破派の冨樫博之衆院議員(秋田1区)だけだった。
 新総裁は両院議員総会での投票で決まる。配分は国会議員394票と都道府県連各3票。東北では秋田を除く5県連が、党員・党友による予備選を行う。秋田県連は全3票を湯沢市出身の菅氏に投じる方針。

2020年09月09日水曜日

5346名無しさん:2020/10/08(木) 22:46:56
https://mainichi.jp/articles/20200915/k00/00m/010/023000c
自民県連予備選で「菅直人」などの無効票 有権者は白け気味? 群馬
毎日新聞2020年9月15日 09時09分(最終更新 9月15日 09時09分)

 安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選は14日、菅義偉官房長官の圧勝に終わった。群馬県連に割り当てられた3票は13日に実施された予備選の結果、2票は菅氏に、1票は石破茂元幹事長に投じられた。県関係の党所属国会議員は取材に回答した9人全員が菅氏に投票し、県内でも多くの支持を集めた。【鈴木敦子、道岡美波、妹尾直道】

 自民党総裁選に先立ち県連は13日、予備選の開票を行った。得票は菅氏9918票、石破氏6361票、岸田文雄政調会長808票で、菅氏が次点の石破氏を3500票以上、上回った。県連に割り当てられた3票はこれを基にドント式で配分し、14日午後の総裁選で菅氏に2票、石破氏に1票を投じた。

 県連によると、予備選の有権者数は2万8986人で、投票総数は1万7132票(うち無効45票)。投票率は59・10%だった。

 菅氏が新総裁に決まったことを受け、小渕優子県連会長は「菅総裁のもと、一致団結して山積する課題に取り組んでいきたい。まずは、新型コロナの感染防止対策と社会経済の活性化の両立という課題を克服してほしい」とコメントした。菅氏に投票したある自民県議は「コロナ禍で落ち着いて国政のかじ取りができそう」と述べ、別の県議も「デジタル庁の新設は群馬県政の方向性にも合致する」と期待を寄せた。

 定例記者会見などで菅氏への投票を呼び掛けてきた山本一太知事は「菅総裁の下で国との連携を強め、群馬県に必要な事業を進められるよう全力を尽くしていきたい」と話した。

 一方で党員からは、自身が支持する国会議員に従って菅氏に投じたものの、官房長官としてのこれまでの発言を疑問視する声も上がる。館林市の女性(77)は森友学園や加計学園、桜を見る会などの疑惑を巡る振る舞いに「クリーンでないイメージ」を抱いているといい、コロナ対応を含めて「国民が納得できるようしっかりと説明して、疑惑をもたれない政治を目指してほしい」と注文を付けた。

 甘楽町の男性は「みんなが官邸になびく中、政権に嫌われても信念を通す姿勢に上州人として拍手を送りたい」と石破氏に投票。渋川市の会社役員の男性(67)は「外相としてバランスのとれた協調路線が評価できる」と岸田氏に1票を入れた。

9人が菅氏に投票 国会議員
 14日の自民党総裁選では、県連所属の国会議員10人のうち、毎日新聞の取材に投票先を明らかにした9人全員が菅義偉官房長官に投票した。9人はいずれも菅氏支持を表明した各派閥に所属している。

 井野俊郎衆院議員は誰に投票したか明らかにしなかった。菅氏に投じたのは、▽細田派=尾身朝子衆院議員、福田達夫衆院議員、上野宏史衆院議員、羽生田俊参院議員▽二階派=中曽根康隆衆院議員、中曽根弘文参院議員、清水真人参院議員▽竹下派=笹川博義衆院議員、小渕優子衆院議員――だった。

 竹下派で菅氏の選対事務局次長(地方票担当)を務めた笹川氏は「地方出身、地方議員経験者という点で、地方の声や地方経済への配慮に期待できる。安倍政権が進めた経済政策や雇用拡大、女性政策などを継承する上で、最も安定している」とコメント。「石破氏らが一定の票を獲得したことに心を寄せ、謙虚に耳を傾ける必要はある」と指摘した。

 細田派の福田氏は「危機対応能力、危機管理能力が非常に優れている。強いリーダーシップで指導力やけん引力を発揮してもらいたい」と期待。二階派の中曽根弘文氏は「コロナや景気の問題、緊迫した安全保障状況など国難ともいえる状況にある。菅総裁は政権の中枢で国政全般で働いてきた実績から適任だ」と強調した。

菅直人、ゲル長官…「有権者は冷めていた」
 自民党総裁選に先立ち県連が13日に開票した予備選では無効票が45票あり、白票に加え、3人の候補者以外の名前が書かれた投票用紙も少なくなかった。野党の議員の名前なども含まれ、関係者は「総裁選が出来レースで白けたのかも」とこぼした。

 「菅直人」「ゲル長官」――。投票箱には、新総裁に決まった菅氏と名前の漢字が同じ立憲民主党の菅元首相や、一部で使われている石破茂氏の愛称が書かれていた。県内の現職の衆院議員や元議員のほか、今回の総裁選で一時立候補が取り沙汰された現職閣僚、県議の名前が書かれた投票用紙もあった。

 「予備選の意味が分からなかったのではないか」。ある自民党関係者は、今回の総裁選が短期決戦で党員投票もなかったために、党員が困惑した可能性を指摘する。一方で「最初から菅さんありきで総裁選への期待感が薄かったのも事実。党内の有権者は冷めていた」と付け加えた。【鈴木敦子】

5347名無しさん:2020/10/08(木) 23:17:12
https://www.kanaloco.jp/news/government/article-232613.html
神奈川の自民議員、菅氏を一丸支援 「国難乗り切って」
政治・行政 | 神奈川新聞 | 2020年9月14日(月) 22:19

 「国難を乗り切って」「行政のパワーアップを」─。菅義偉官房長官(衆院2区)の新総裁選出に、神奈川県内の自民党議員からは、大きな期待が寄せられた。菅氏を含めた全20人が陣営の決起集会に出席。神奈川で小泉純一郎元首相以来となる総裁の誕生を一丸となって後押しした。

 麻生派事務局長で、横浜市会議員時代から歩みを共にしてきた松本純党国対委員長代理(1区)は「幅広く森羅万象に対応するのが総理の大きな仕事。きっと応えてくれるだろう」と太鼓判を押す。

 「激務で大変だと思うが、健康に気を付けて頑張ってもらいたい」とエールを送ったのは、衆院初当選同期の田中和徳復興相(10区)。

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1160705
福井県選出の自民5議員は菅氏支持
総裁選、「安倍路線の継承」に適任
2020年9月9日 午前7時10分

 9月8日告示された自民党総裁選で、福井県の党所属国会議員はいずれも、菅義偉官房長官を支持する意向を明らかにした。所属する派閥の方針に沿った形で「安倍路線の継承」を求める声が相次いだ。

 菅氏を支持する理由について、稲田朋美幹事長代行(細田派)は「経済、外交安全保障、憲法改正などの政策を引き継ぐと明言している」と説明。「改革マインドがあり、力のある政治家。首相が急きょ代わる今回、最も安定したリーダーだ」と指摘した。滝波宏文参院議員(同)も「安倍首相が進めてきた地方創生、(民主主義を共有する国々との)価値観外交を継承し発展させる最適任者」と期待を寄せた。

 高木毅衆院議員(同)は新型コロナウイルス対策が求められている非常時であることからも、菅氏を推した。「継続性、緊急性を考えると、現政権を熟知している菅氏がふさわしい」と強調。自民が野党時代に議運委で仕事をともにしており「仕事ぶり、人柄ともに適役だ」と語った。

 山本拓衆院議員(二階派)は、安倍首相の辞任を受けた緊急事態として、官房長官を務める菅氏を支持した。「急きょ辞任した安倍首相の残り任期を担うには適任」とした。

 山崎正昭参院議員(細田派)は「7年8カ月にわたり官房長官を務め、すべての政策に精通している。実直で、信念が強く、地方出身で地方創生の重要性も肌身で分かっている。非常に期待が持てる」と評価した。

https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20200914/KT200914ASI000003000.php
自民総裁選 県内地方票の配分 菅氏2票・石破氏1票

 自民党県連の総裁選挙管理委員会は13日、県内党員・党友が郵便投票した県連独自の「党員・党友投票」を開票し、党県連に割り振られた地方票3票について、菅義偉官房長官に2票、石破茂元幹事長に1票を配分した。県連に届いた有効票1万141票を、ドント方式で配分した。

 県内で投票資格がある党員と党友計1万6639人の61・08%に当たる1万163人がはがきで投票した。得票数は菅氏5508票、石破氏3978票、岸田文雄政調会長655票だった。無効は22票。得票を1から順に整数で割り、商の大きい順に定数に達するまで候補者に割り振った。

 一方、県関係国会議員5人のうち後藤茂之氏(衆院4区)、宮下一郎氏(同5区)、務台俊介氏(同比例北陸信越)、宮島喜文氏(参院比例)の4人は菅氏への支持を示し、投票に臨んだ。所属派閥が菅氏を推す井出庸生氏(衆院3区)は「投票が終わるまでは言えない」として明らかにしていない。

(9月14日)

5348名無しさん:2020/10/08(木) 23:24:45
https://twitter.com/yamatanieriko/status/1305361696471445504
山谷えり子
@yamatanieriko
総裁選投開票を前に、菅候補の決起集会へ。

このあと14時から党大会に代わる両院議員総会が開かれ、新しい総裁が選出されます。
午後1:24 ・ 2020年9月14日・Twitter Web App

https://www.chunichi.co.jp/article/118409
菅氏支持5人、岸田氏1人 自民総裁選で県ゆかり国会議員
2020年9月10日 05時00分 (9月10日 05時00分更新) 会員限定

 十四日に投開票を予定する自民党総裁選で、県ゆかりの党国会議員六人のうち、五人が菅義偉官房長官、一人が岸田文雄政調会長を支持すると、本紙のアンケートなどに回答した。
 初当選以来、菅氏に近い無派閥グループに所属する自民党県連会長の武村展英議員(衆院滋賀3区)は「官房長官としての実績、官僚を動かすリーダーシップ、国民目線での政治感性、お人柄から、国の難局を乗り越えることができる最適な候補者だ」とした。
 菅氏を支持する理由として、上野賢一郎議員(同2区)は「政策の継続性」、小寺裕雄議員(同4区)は「非世襲であり地方議員出身」を挙げ、大岡敏孝議員(同1区)は「政治改革、党改革に対する強い思いを持っている」と評価した。有村治子議員(参院比例)は、菅氏の推薦人に名を連ねた。
 一方、岸田氏の推薦人となった小鑓隆史議員(参院滋賀選挙区)は「愚直なほど思いは強いが、性格上、どんな立場にあっても、ことさらにアピールしない。一貫性のある人柄に共感する。さまざまな場面で揺るがずに、国政を引っ張っていける」と話した。
 総裁選は、国会議員票と、四十七都道府県連に三票ずつ割り当てられた地方票で争われる。県連では、約...

5349名無しさん:2020/10/08(木) 23:34:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/a37c1d846394fbf608c5d4fc84b457e2efba4793
自民党で“脱ハンコ”に異論も ニ階幹事長「署名を集め反抗を」
10/8(木) 22:16配信

 自民党の二階幹事長はハンコ文化を守ることなどを目的とした議員連盟と会談し、政府の“脱ハンコ”の動きに「ちゃんとした議論になるよう、しっかり反抗しろ」などと述べ、国会議員の署名を集めるよう提案しました。

 8日に行われた会談には国内有数のハンコの産地である山梨県の長崎知事も駆けつけ、政府が進める行政手続きの“脱ハンコ化”について、「風評被害」を訴えました。

 自民党の二階幹事長は、会談の中で、ハンコの重要性を理解してもらうため、国会議員の署名を集めるよう提案。“ハンコがデジタル化のブレーキをかけるという主張に対して反論しろ”と述べ、議員連盟の活動を支援する考えを示したということです。(08日21:01)

最終更新:10/8(木) 22:16
TBS系(JNN)

https://mainichi.jp/articles/20200915/ddl/k26/010/347000c
自民総裁選 菅氏、府内も制す 国会議員票、半数集める /京都
会員限定有料記事 毎日新聞2020年9月15日 地方版

 菅義偉官房長官が新総裁に選ばれた14日投開票の自民党総裁選。5派閥の支持を得た菅氏は、府内の党所属国会議員(8人)の投票でも、少なくとも半数を獲得。府連票(3票)の配分を決める党員・党友の予備選でも菅氏が最多の2票を獲得し、幅広い支持を得た。新総裁選出に、府内の国会議員からは「新型コロナウイルスの一日も早い終息と経済の立て直しを」と、コロナ対策強化を求める声が出た。【矢倉健次、松野和生、鈴木健太郎、小田中大】

 毎日新聞は府内の衆参選挙区で活動する国会議員8人を対象に、総裁選の投票先を尋ねた。伊吹文明元衆院議長(京都1区)▽安藤裕衆院議員(京都6区)▽二之湯智参院議員(京都選挙区)――の3人は投票先を明らかにしなかった。

 菅氏には、府連会長の西田昌司参院議員(京都選挙区)▽田中英之衆院議員(京都4区)▽木村弥生衆院議員(比例近畿)▽繁本護衆院議員(同)――の4氏が投票。

 推薦人に名を連ねた木村氏は、安倍政権からの「継続性と安定」を理由に挙げた。

 元官僚の繁本氏は、菅氏が縦割り行政の打破を掲げたことを評価し「霞が関と永田町は縦割りの打破でもっと大きな力を発揮できる。ぜひ新総裁にリーダーシップを発揮してほしい」と期待を寄せた。

 田中氏は官房長官としての「7年8カ月の実績」を挙げた。

 一方、本田太郎衆院議員(京都5区)は府内で唯一、岸田文雄政調会長に投票したと回答した。

 谷垣禎一・元総裁から地盤を引き継ぎ、谷垣氏を中心とする谷垣グループに所属。

 同グループは宏池会(現岸田派)が源流のため「根源的に考えが近い」とし、岸田氏が掲げた「デジタル田園都市構想」も評価するなど「国民のさまざまな声を聞き、丁寧に理解と信頼を得る政治スタンスに共感した」としている。

5350名無しさん:2020/10/08(木) 23:35:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/d60a582c1da71b1b2d210e45cf336b23c9eba929
自民岸田派、旧谷垣Gが会合
10/8(木) 22:58配信

 自民党の岸田派(宏池会)と旧谷垣グループ(旧谷垣G)の幹部らは8日、東京都内で会合を開き、今後の連携を確認した。

 岸田派座長の林芳正元文部科学相や旧谷垣Gの遠藤利明代表世話人らが出席。竹下派からも一部参加した。

 会合は先の総裁選で岸田文雄前政調会長の支援に回った旧谷垣Gメンバーの慰労が名目。岸田氏は宏池会の流れをくむ麻生派、旧谷垣Gと合流する「大宏池会」実現に意欲を示している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/caaed6f564d52fb954dff3ed2f5d6e434bba1876
岸田氏が遠藤氏ら谷垣グループと会食 「大宏池会」への布石か
10/8(木) 23:08配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は8日夜、遠藤利明元五輪相ら谷垣グループ(有隣会)のメンバーと東京都内で会食した。谷垣グループは池田勇人元首相が立ち上げた宏池会(現・岸田派)が源流。岸田氏は宏池会勢力を結集する「大宏池会構想」を目指しており、今回もそのための布石とみられる。遠藤氏は先の総裁選で岸田氏の陣営の選対本部長を務めた。

5351名無しさん:2020/10/08(木) 23:45:35
https://twitter.com/andouhiroshi/status/1300356274391928832
あんどう裕(ひろし)衆議院議員(自民党 京都6区 )
@andouhiroshi
石破氏、消費税減税に言及!!マーク
総裁候補が消費税減税に言及するのは非常に大きな意義がある。デフレ脱却とコロナ禍からの経済立て直しのためにも消費税減税は必須。できれば #消費税ゼロ まで踏み込んで欲しい。代替財源が必要なら下げすぎた大企業の法人税を元に戻せばいい。
インタビュー:自民・石破氏、出馬明言せず 本格的な総裁選を
自民党の石破茂・元幹事長は31日、ロイターのインタビューに応じ、焦点となっている自民党総裁選への出馬には明言を避け、簡素化された選挙のやり方は「党員に対する侮辱」だと批判した。安倍晋三政権の財政・金融政策「アベノミクス」は大きな変更は必要ないとしつつ、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済対策として消費減税を提言した。
jp.reuters.com
午後5:54 ・ 2020年8月31日・Twitter for Android

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202009/0013695084.shtml
2020/9/14 20:15神戸新聞NEXT
自民党総裁選 兵庫県関係議員も菅氏が大多数

 菅義偉官房長官の圧勝となった自民党総裁選で、兵庫県関係の国会議員の投票先も菅氏が大多数を占めた。神戸新聞が12人に取材した結果、9人が菅氏と回答。岸田文雄政調会長と石破茂元幹事長に投票したと答えたのは、各1人だった。

 菅氏を慕う無派閥若手有志グループの藤井比早之衆院議員(兵庫4区)は「世襲ではなく、派閥にも属さない普通の方がトップに立てるというのは日本の民主主義を体現している。国民の痛みや苦しみを理解し、規制改革や省庁の縦割りを打破していただきたい」。これまで態度を明らかにしていなかった麻生派の松本剛明衆院議員(同11区)も、菅氏に投票したとした。

 自民の県関係議員で唯一、岸田派の盛山正仁衆院議員(同1区)は「2位で良かった。(来年の総裁選も含めて)次につながる。地方票で石破さんと差がついてひやひやしたが、多くの国会議員が岸田だと評価してくれた」と前向きに受け止めた。

 石破氏の推薦人となった無派閥の渡海紀三朗衆院議員(同10区)は、3位という結果に「もう少し議員票を取れると思っていたが、派閥の引き締めが厳しかったのか」とがっくり。「派閥の数合わせで決まるのは本来おかしい」と疑問を呈しつつも「ルールにのっとった結果なので厳粛に受け止め、支えていかなければ」と話した。

 二階派の谷公一衆院議員(同5区)は投票先を明らかにしなかった。(永見将人、今福寛子、西井由比子)

   ■   ■

 兵庫県連は県内の党員約2万2千人を対象に予備選を行い、菅氏が最多の7847票を獲得。兵庫と隣接する鳥取県が地盤で、日頃から交流のある石破氏は5406票、兵庫にも後援会がある岸田氏は1121票だった。投票率は66・59%。「ドント方式」により得票数に応じて県連の持ち分3票を割り振り、菅氏が2票、石破氏が1票を得た。

5352名無しさん:2020/10/09(金) 00:05:21
https://mainichi.jp/articles/20201006/ddm/005/010/082000c
自民党 古賀氏、名誉会長退く意向 岸田派、分裂の懸念
会員限定有料記事 毎日新聞2020年10月6日 東京朝刊

 自民党・岸田派(宏池会・47人)は5日夜、東京・芝公園のホテルで政治資金パーティーを開いた。同派に強い影響力を持ち、岸田文雄会長(63)の「政治の師」でもあった古賀誠名誉会長(80)は欠席したが、周囲に名誉会長を辞任する意向を伝えた。2021年の党総裁選での再起を見据え、岸田氏が距離を置いたことも要因だが、派内には古賀氏に近い議員もおり、分裂の懸念もくすぶる。

 岸田氏はパーティーで「宏池会も新たな時代に向けて進化していくことが求められている」とあいさつし「『分断から協調へ』の重要性を訴える以上、宏池会が身をもって実践する」と語った。会場には1000人以上が詰めかけ、二階俊博幹事長や最大派閥・細田派の細田博之会長らも参加したが、菅義偉首相は出席しなかった。関係者によると、首相は当初は出席する意向を示したが「公務」を理由に欠席したという。首相は岸田氏と距離…

https://mainichi.jp/articles/20200915/ddl/k29/010/270000c
自民総裁選 菅氏、得票6割 党員・党友投票 国会議員は全員 /奈良
会員限定有料記事 毎日新聞2020年9月15日 地方版

 14日に投開票された自民党総裁選は、菅義偉官房長官が石破茂元幹事長と岸田文雄政調会長を大差で破り、新総裁に選出された。県内でも、地方の声を反映させるために党県連が実施した党員・党友投票の結果、約6割を菅氏が獲得し、石破氏、岸田氏を上回った。県選出(比例近畿含む)の国会議員(自民)は、6人全員が菅氏に投票したことを明らかにした。【久保聡】

 今回の総裁選は安倍晋三首相(自民党総裁)の任期途中での辞任表明を受けて実施、国会議員票394票(衆参両院議長除く)と47都道府県連に3票ずつ配分された地方票141票の計535票で争われた。急な総裁選だとして、党本部は党員投票の省略を決めたが、県連は郵便投票による「予備選挙」の形で独自の党員・党友投票を実施。県連がある自由民主会館(奈良市)では14日午前に開票作業があった。

 県連によると、党員・党友7588人のうち5032人が投票。投票率は66・32%で、前回(2018年9月)の64・62%を上回った。

 開票の結果、菅氏3145票、石破氏1544票、岸田氏335票、無効票8票。

 県連は割り当てられた3票について、最多得票者の菅氏に2票、次点の石破氏に1票を配分した。

 県連の荻田義雄幹事長は総裁選後、「菅新総裁には7年8カ月にわたる内閣官房長官としての経験を生かし、新型コロナウイルス感染症対策に傾注するとともに経済対策、外交問題、社会保障など、国民の安全安心に全力で取り組まれ、成果をあげていただくことを期待する」との談話を発表した。

5353名無しさん:2020/10/09(金) 00:21:16
かど博文 OFFICIAL SITE
http://www.warau-kado.jp/report-index.php?y=2020&m=9

菅官房長官に総裁選に向けての和歌山県選出国会議員団による「推薦状」をお届け
2020年09月01日

菅官房長官に総裁選に向けての和歌山県選出国会議員団による「推薦状」をお届け菅官房長官に総裁選に向けての和歌山県選出国会議員団による「推薦状」をお届け
菅官房長官が自民党総裁選へ出馬表明する前日の夕方、和歌山県選出国会議員団が菅官房長官を総裁選に推薦する「推薦状」を石田真敏先生と共にお届けさせていただいました。「都道府県選出の国会議員団から、このような推薦状をいただくのは初めてです。ありがとうございます」とおっしゃっていただきました。今月14日(月)に行われる総裁選に向けて支持してまいります。

https://www.nnn.co.jp/news/200912/20200912060.html
2020年9月12日
青木国交副大臣、石破氏支持を示唆 配慮にじます
 自民党竹下派所属の青木一彦国土交通副大臣(参院鳥取・島根選挙区)は11日、本紙の取材に対し、党総裁選で誰を支持するかについて、自身が鳥取・島根の合区選出であることを強調し「そこは“あうん”でやらせてもらう」と石破茂元幹事長(衆院鳥取1区)への投票を示唆した。

https://www.kochinews.co.jp/article/395857/
2020.09.09 08:34
県関係国会議員 支持割れる 自民党総裁選
中谷、山本、中西哲氏は石破氏 福井、中西祐、高野氏は菅氏

 8日告示された自民党総裁選。県関係の自民国会議員6氏のスタンスは、中谷元(衆院高知1区)、山本有二(衆院比例四国)、中西哲(参院比例)の3氏が石破茂元幹事長を、福井照(衆院比例四国)、中西祐介(参院徳島・高知選挙区)、高野光二郎(同)の3氏が菅義偉官房長官をそれぞれ支持する構図となっている。...

https://www.kochinews.co.jp/article/397439/
2020.09.15 08:40
自民新総裁に菅氏 高知県関係議員は 山本氏「昔の派閥政治に」高野氏「党員冷静に判断」

 14日行われた自民党総裁選で、菅義偉官房長官(71)が岸田文雄政調会長(63)、石破茂元幹事長(63)を破って圧勝し、第26代総裁に選出された。県関係の自民国会議員は、福井照氏(衆院比例四国)、中西祐介氏(参院徳島高知選挙区)、高野光二郎氏(同)が菅義偉官房長官に投票。中谷元氏(衆院高知1区)、山本有二氏(衆院比例四国)、中西哲氏(参院比例)が石破茂氏にそれぞれ投じた。

 石破氏の推薦人となった中谷氏は「新型コロナウイルス対策と経済対策の継続が強調され、すぐに仕事ができる菅さんの支持が広がった」と総括した上で、「石破氏は堂々と政策を論じ、高知をはじめ地方で健闘した。政治姿勢が党員の気持ちをつかんでいた成果だ」とねぎらった。...

5354名無しさん:2020/10/09(金) 00:31:33
https://www.topics.or.jp/articles/-/418982
自民総裁選 県連票は菅氏2、石破氏1 県国会議員は菅氏4石破氏2
9/15 5:00

 14日行われた自民党総裁選で、徳島県関係の国会議員は、4氏が菅義偉官房長官に、2氏が石破茂元幹事長にそれぞれ投票した。党県連は独自に実施した予備選挙に基づき、菅氏に2票、石破氏に1票を投じた。岸田文雄政調会長は0票だった。

 国会議員で菅氏に投票したのは、麻生派の山口俊一衆院議員(徳島2区)と中西祐介、高野光二郎両参院議員(いずれも徳島・高知選挙区)、二階派の三木亨参院議員(比例)の4人。石破氏に投票したのは、石破派の後藤田正純衆院議員(徳島1区)と福山守衆院議員(比例四国)。

 県連によると、予備選は県内の党員・党友1万35人が対象で、投票総数6913票、投票率は68・89%だった。菅氏は50・72%に当たる3506票を獲得し、石破氏3226票(46・67%)、岸田氏177票(2・56%)と続いた。無効票は4票だった。

 総裁選で割り当てられた3票の投票先について、県連は候補3人の得票数に応じて比例配分する「ドント方式」で決めた。

 2018年の前回総裁選は投票率69・41%。石破氏が投票総数の57・44%に当たる3963票を獲得、安倍晋三首相は2925票(42・40%)だった。

https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2020091403713
総裁選 菅氏が選出 県予備選挙では石破氏が菅氏に迫る得票数【佐賀県】
2020/09/14 (月) 18:45

全国のニュースでもお伝えしましたように14日自民党の総裁選挙が行われ、菅官房長官が選出されました。

一方で、佐賀県の自民党員による予備選挙では石破元幹事長が菅氏に迫る得票数だったことが分かりました。
今回の自民党総裁選では、地方票として各都道府県連に3票ずつが割り振られました。
自民党県連は予備選挙として県内の党員約9700人から投票を受け付けて集計し、それを元に3票の投票先を決めました。県内の党員の予備選では菅氏に2442票、石破氏に2312票岸田氏に909票の得票があり、これをドント式で配分し、総裁選の県連票としては、菅氏に2票、石破氏に1票を入れたということです。
県連の留守会長は県内の党員票で石破氏が菅氏に迫る票を得た結果について「石破氏は地方で根強い人気があることの表れだ」と話す一方、菅氏については「地方議員出身であり地方組織としては頼もしい」と期待を込めました。

また、佐賀県を地盤とする自民党国会議員では、古川康衆議院議員、福岡資麿参議院議員、山下雄平参議院議員が菅氏に投票し、岩田和親衆議院議員は岸田氏に投票したということです。

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/571938
<自民党総裁選>菅氏優勢、岸田氏支持1人、石破氏ゼロ 佐賀県関係国会議員
9/9 8:02

 安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選が告示された8日、県関係国会議員からは「新型コロナウイルスへの対応が続く中、政治体制を大きく変えるべきでない」などとして、菅義偉官房長官を支持する声が相次いだ。岸田派の1人は岸田文雄政調会長を支持し、石破茂元幹事長の支持を明言する議員はいなかった。菅氏優位の見方が広がる中、議員たちは「2位争い」にも関心を寄せている。

 竹下派の古川康衆院議員(比例九州・唐津市)と福岡資麿、山下雄平両参院議員は、派閥方針と一致して菅氏を支持する。

 古川氏は「派閥ではなく、自分がいいと思ったから菅さんに投票する。継承だけでなく独自色もある」。コロナ禍の社会情勢を踏まえ「政治体制を大きく変えるべきでない」(福岡氏)、「迅速な災害対応ができる菅さんが陣頭指揮をとった方がいい」(山下氏)などの意見がある。「ふるさと納税」を導入した地方の視点を評価し「省庁の縦割りを超えて政策を進める力量がある」と手腕に期待を寄せる。

 「岸田会長を全力で支援する」と話すのは岸田派の岩田和親衆院議員(比例九州・佐賀市)。安倍政権の成果を継承しつつ「新しい資本主義」や「デジタル田園都市」など地方目線の岸田カラーを強調し、「新しい日本の力、『ポストコロナ』の姿を示せる人だ」と訴える。議員会館の各事務所を「戸別訪問」したり、地元党員に電話をしたりして票の掘り起こしを狙う。

 今村雅弘衆院議員(比例九州・鹿島市)は「総裁選の選挙管理委員を務めているためコメントは控えたい」とした。所属する二階派は、菅氏支持を表明している。自民5派閥の支持と党員投票省略で、菅氏優位の見方が広がる。ある議員は「地方票が大きく影響するため、誰が2位になるかも大きな関心事だ」と話した。(山口貴由)

5355名無しさん:2020/10/09(金) 00:40:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/75c287a18ed7bb6e9233acd04f0eda3785b1621d
自民総裁選告示 長崎県国会議員の支持状況 菅氏3人 岸田氏3人
9/9(水) 12:00配信

 8日告示された自民党総裁選について、長崎新聞社が本県選出の同党国会議員6人に支持する候補者を尋ねたところ、菅義偉官房長官が3人、岸田文雄政調会長が3人、石破茂元幹事長がゼロとなった。いずれも所属派閥の方針に沿う投票行動となりそうだ。
 菅官房長官を支持すると答えたのは細田派の加藤寛治氏(衆院長崎2区)、谷川弥一氏(同3区)、石原派の冨岡勉氏(同比例九州)。
 谷川氏は「国境離島新法の制定で世話になった」と話し、冨岡氏は「実績があり、政策も大きく外さない手堅さがある。芯も強そうだ」と理由を挙げる。
 岸田政調会長を推すのはいずれも岸田派の北村誠吾氏(同4区)、金子原二郎氏(参院長崎選挙区)、古賀友一郎氏(同)。北村氏は「外交安全保障に強く、責任感がある。武士道精神を持った人だ」と持ち上げる。
 古賀氏は「これからの日本は国論を二分するようなテーマに果敢に挑まなくてはならない。政治への信頼を得て、まとめていくには『聞く力』が必要で、岸田さんが最も適任だ」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e551fe00c8dfcd48db85b2b426a930acf4668c3e
「菅」3氏「岸田」2氏、熊本県選出国会議員の支持 自民総裁選告示
9/9(水) 8:07配信

 8日告示された自民党総裁選は、菅義偉官房長官が国会議員票で優位に立つ中、地方票の争いも激化している。熊本県選出の同党国会議員6人は、半数の3人が菅氏を支持。一方、岸田文雄政調会長が率いる岸田派には2人が所属しており、巻き返しを狙い、地元での支持拡大に躍起だ。

 8日午前、都内のホテルであった岸田氏の出陣式。派閥領袖[りょうしゅう]の“初陣”を飾る場に、同派所属の金子恭之衆院議員(熊本4区)と馬場成志参院議員(熊本選挙区)の姿はなかった。地方票の掘り起こしで、県内にとどまっていたためだ。

 今回の総裁選は、国会議員394票、地方141票の計535票で争う。各都道府県連には3票の割り当てがあり、熊本県連は党員投票の予備選を実施し、3票の行方を決める。

 両氏は、次期総裁選を見越して8月に発足した県内の後援会「熊本岸田会」の準備に奔走した。この週末も熊本豪雨の被災地を訪ねる傍ら、党員投票での支持を呼びかけた。金子氏は「岸田さんには、熊本地震や豪雨の被災地をきめ細かく視察してもらった。地方を重視する人で、次の総理、総裁にふさわしい」と話す。

 主要派閥の支持を取り付けた菅氏と比べ、劣勢とされる岸田氏。馬場氏は「厳しい情勢だが、今回の苦労は必ず“次”につながる」と強調。菅氏らを上回る県内得票を目標に掲げる。

 一方、坂本哲志衆院議員(熊本3区)が事務総長を務める石原派と、木原稔衆院議員(熊本1区)、松村祥史参院議員(熊本選挙区)が所属する竹下派は、菅氏支持でまとまる。

 坂本氏は菅氏の推薦人に名を連ね、陣営の選挙対策本部で九州の地方票獲得を担う。岸田派の追い上げを警戒しつつ、「地方議会出身のたたき上げで、2世議員でもない。仕事も緻密だ」と共感を寄せる。同じく石原派に所属する野田毅衆院議員(熊本2区)は今回、総裁選の選挙管理委員長を務めることから「公平公正を旨とする立場であり、差し控えたい」と、現時点では支持候補を明かしていない。

 竹下派は、2018年の前回総裁選で衆参で支持候補が割れた。その経緯から、松村氏は「一つにまとまったことはよかった」と派閥の結束に安堵[あんど]の様子。首相補佐官の木原氏は「政権が倒れた後の総裁選ではない。安倍路線の継続が求められており、菅氏が適任だ」と訴える。(並松昭光、嶋田昇平)

https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2020/09/09/JD0059546298
自民総裁選、大分県関係3氏は菅氏支持へ 政権の継続性求める
2020/09/09 03:01.

 8日に告示された自民党総裁選で、県関係の党国会議員4人はいずれも菅義偉官房長官を支持する派閥に所属。選挙管理委員を務める1人を除き、3人が菅氏を推す考えを明言している。安倍政権を支えた手腕への評価や政策の継続性を理由にしており、新型コロナ・・・

※この記事は、9月9日 大分合同新聞 26ページに掲載されています。

5356名無しさん:2020/10/09(金) 00:51:02
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1189640.html
自民総裁選の県出身議員対応 岸田氏支持の国場幸之助氏「沖縄振興に実績」 菅氏支持の西銘恒三郎氏「基地軽減に成果」 菅氏支持の宮崎政久氏「実行力で適任だ」
2020年9月11日 15:04

 安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選は14日の投開票に向け、石破茂元幹事長、菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長の3候補による論戦が本格化している。沖縄の国会議員は竹下派の西銘恒三郎、宮崎政久の両衆院議員が菅氏を、岸田派の国場幸之助衆院議員が岸田氏を支持している。3氏に支持の理由や沖縄政策で望むことなどを聞いた。 ...

5357名無しさん:2020/10/10(土) 02:29:35
https://mainichi.jp/articles/20200919/ddm/005/010/134000c
菅内閣 目立つ「大阪」登用 政務三役人事、維新対策か
会員限定有料記事 毎日新聞2020年9月19日 東京朝刊

 菅義偉内閣は18日、副大臣・政務官人事を閣議決定した。自民党大阪府連所属の衆院議員14人の中から副大臣1人、政務官6人の計7人を起用。大阪選挙区の参院議員も1人登用された。一つの地域から集中的に政務三役に充てるのは異例だ。衆院議員の任期満了が2021年10月に迫り、早期の衆院解散・総選挙も取り沙汰される中、大阪で勢力を伸ばす日本維新の会への対策として、府連議員に「はく付け」する狙いがあるとみられる。

 大阪からの起用が目立ったのが、政務官人事だ。内閣府政務官に大阪17区が地盤で比例復活当選した岡下昌平氏(二階派・2回)、厚生労働政務官には大阪10区が地盤で比例復活の大隈和英氏(麻生派・2回)を充てるなどした。

5358名無しさん:2020/10/10(土) 02:58:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fc8d17e545d0cfd9677b7d8a65fac99fd1e4524
最小派閥の石原派「じわり存在感」 他派閥と合流の危機感も
10/9(金) 9:55配信

 自民党石原派(近未来政治研究会、11人)は8日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。近年閣僚を出していなかった最小派閥だが、9月の総裁選では二階派とともに菅義偉首相支持をいち早く固め、その後の人事で複数の主要ポストを射止めた。一方、小所帯だけに他派閥との合流による解消を危ぶむ声も根強くある。

 パーティーには、菅氏も公務の合間を縫って出席し「総裁選では大変お世話になりました」とあいさつ。二階俊博幹事長は「党内で一層の光を放っており、大いに期待している」と石原派を持ち上げた。

 総裁選時、派閥の屋台骨である森山裕国対委員長が二階氏とともに菅氏に接触し、その出馬表明前から大勝へのレールを敷いた。論功行賞から、新政権では森山氏の留任に加え、入閣待機組だった坂本哲志氏が地方創生担当相に初入閣。2018年の総裁選で安倍晋三前首相の支持表明が最も遅れ、「冷や飯」を食うこととなった過去からすると、今回は副大臣や政務官人事も含め「これまでにない厚遇ぶり」(中堅議員)に沸いている。

 存在感を増したとはいえ、所属議員数はピーク時の4分の1ほどまで減少。なりふり構わぬ拡大路線を取る二階派との合流の可能性もささやかれる。この日、最高顧問の山崎拓元副総裁は「石原伸晃会長には日本国を背負ってもらいたい」と強調。石原氏も「一致団結し菅内閣を支えて頑張る」と結束を呼び掛けた。 (森井徹)

https://news.yahoo.co.jp/articles/7fb7d9d9d4e17392e4b8cfa57368f567cd0e8cf0
安倍氏に配慮?挙党態勢「演出」するも温度差 自民党改憲本部
10/9(金) 10:39配信

 自民党の憲法改正推進本部(衛藤征士郎本部長)は8日、菅義偉首相となって初の役員会を開催。衛藤氏は、安倍晋三前首相の主導で2018年にまとまった自衛隊明記を含む党改憲案の4項目に関し「『党の改憲原案』を策定するため、起草委員会を立ち上げたい」と表明した。挙党態勢も演出したが、役員間では温度差もあらわになった。

 この日は、二階俊博幹事長をはじめとする党幹部に加え、細田博之前本部長や竹下亘元総務会長、岸田文雄前政調会長、石破茂元幹事長ら6派閥のトップを顧問に迎えることを決定。

 改憲論議の中核を担ってきた高村正彦前副総裁を引き続き最高顧問とし、副本部長には安倍氏と親密な古屋圭司元国家公安委員長。本部長の衛藤氏も安倍氏の出身派閥・細田派で、「改憲に執念を燃やし続けた安倍氏への配慮」(自民関係者)を、右派支持層など党内外にアピールするような面々となった。

 ただ、安倍氏と異なり菅氏にとって「改憲の優先順位は高くない」(政府関係者)のが実情だ。

 衛藤氏がぶち上げた「党の改憲原案」についても、役員の新藤義孝事務総長は終了後、記者団に「新たな案が出るわけではなく一切、これまでと変わらない。誤解されては困る」と色をなして軌道修正することに。この認識のずれの要因を、衆院12期目のベテランで久しぶりの大役に意気軒高な衛藤氏が「ちょっと肩に力が入りすぎている」(閣僚経験者)ことに求める向きもある。

 歴代最長政権を実現した安倍氏の威光も背にした細田派が、改憲論議の手綱を握ることで菅氏や他派閥をけん制しようとしている-。党内には、こんな解説も聞かれる。ある役員は「ようやく野党の中にも議論に応じていいという雰囲気が出ているのに、こちらが独走するような形になれば、また何年も国会で進まなくなる」と憂えた。 (河合仁志、郷達也)

5359名無しさん:2020/10/10(土) 04:17:42
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/statement/26738.html
2019年11月29日
注目の発言集
中曽根康弘元首相が死去 101歳

「戦後政治の総決算」を掲げ、国鉄の民営化や日米安全保障体制の強化などに取り組んだ、中曽根康弘元総理大臣が29日、東京都内の病院で亡くなりました。101歳でした。

中曽根元総理大臣は、大正7年に、群馬県高崎市で生まれ、昭和16年に旧東京帝国大学を卒業し、当時の内務省に入ったあと、太平洋戦争中は海軍の士官を務めました。

そして、昭和22年の衆議院選挙で、旧群馬3区に、当時の民主党から立候補して初当選し、その後、自民党の結成に参加して、20回連続で当選しました。

この間、昭和34年に第2次岸改造内閣の科学技術庁長官として初入閣し、防衛庁長官、運輸大臣、通産大臣のほか、自民党の幹事長や総務会長などを務めました。

また、改進党に所属していた当時、被爆国の日本でも、原子力発電に向けた研究開発が不可欠だとして、原子力関係の予算案の提出を主導したことでも知られました。

中曽根氏は、当時の佐藤栄作総理大臣の長期政権のもと、三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫と並んで、いわゆる「三角大福中」の一角をなし、「ポスト佐藤」の候補として、党内の実力者のひとりに数えられるようになりました。

昭和57年11月、自民党の総裁予備選挙で、河本敏夫氏、安倍晋太郎氏、中川一郎氏を抑えて、第71代の内閣総理大臣に就任し、「戦後政治の総決算」を掲げて、懸案の解決を目指しました。昭和60年8月15日には、戦後の総理大臣として初めて、靖国神社に公式参拝しましたが、中国などから強い批判を受け、それ以降は参拝を見送りました。

中曽根氏は、行政改革などに尽力し、第2次臨時行政調査会、いわゆる「土光臨調」の土光敏夫氏と二人三脚で、「増税なき財政再建」に取り組み、当時の「国鉄」、「電電公社」、「専売公社」の民営化に取り組みました。

一方、外交面では、総理大臣就任からまもない昭和58年1月に、当時、関係がぎくしゃくしていた韓国を訪れて関係改善に道筋をつけて、そのままアメリカを訪問し、レーガン大統領との間で強固な信頼関係を築きました。互いを「ロン」「ヤス」と呼び合うレーガン大統領との関係は、中曽根外交の基盤となり、昭和58年11月にレーガン大統領が日本を訪れた際には、東京 日の出町のみずからの別荘「日の出山荘」でもてなし、中曽根氏がほら貝を吹く姿も話題になりました。

昭和60年3月には、旧ソビエトのチェルネンコ書記長の葬儀を利用して、ゴルバチョフ新書記長との首脳会談も実現させました。

一方、中曽根氏は、私的な諮問機関を設けることで、大統領型のトップダウン政治を目指したほか、日米貿易摩擦をめぐる記者会見では、みずからグラフを指し示したり、水泳や座禅をする様子を公開したりするなど、パフォーマンスのうまさでも知られました。

昭和61年には、「死んだふり解散」、「ねたふり解散」とも呼ばれる、衆参同日選挙を行い勝利を収め、党総裁としての任期が1年延長されました。しかし、昭和62年4月の統一地方選挙で敗北し、みずからが目指していた売上税の導入を断念し、その年の10月には、当時、「ニューリーダー」と呼ばれた、安倍晋太郎、竹下登、宮沢喜一の3氏の中から、竹下氏を後継総裁に指名し、11月に退陣しました。

中曽根氏の総理大臣としての在任期間は1806日と、当時としては異例の5年におよび安倍、佐藤、吉田、小泉の4氏に次ぐ、戦後5番目の長期政権となりました。

総理大臣退任後、リクルート問題で、平成元年5月に衆議院予算委員会で証人喚問を受け、党を離れましたが、2年後に復党しました。

そして、平成8年の衆議院選挙では、小選挙区制度の導入に伴い、当時の党執行部から、比例代表の終身1位で処遇することを確約され、小選挙区での立候補を見送りました。翌年には、大勲位菊花大綬章を受章したほか、国会議員在職50年の表彰も受けました。

しかし、平成15年の衆議院選挙の際、当時の小泉総理大臣が、比例代表の73歳定年制の例外を認めず、中曽根氏は立候補を断念して、56年に及ぶ国会議員としての活動に幕を閉じました。

中曽根氏は、政界引退後も、安全保障や国際交流のシンクタンクの会長を務め、内政や外交をめぐって積極的な発言を続け、みずからの心境を、「くれてなお命の限り蝉しぐれ」と詠んでいます。

とりわけ、憲法改正には強い意欲を示し、新しい憲法の制定を目指す、超党派の国会議員らでつくる団体の会長を務めてきたほか、おととし5月に出版した著書では、戦力の不保持などを定めた9条2項を改正し、自衛隊の存在を憲法に位置づけるべきだなどと提案しました。

5360名無しさん:2020/10/10(土) 04:19:08
>>5359

葬儀は近親者のみ 後日 お別れの会開催
中曽根氏の長男で自民党の中曽根弘文元外務大臣は、自民党の関係者などに対して訃報を出し「父は、本日、永眠致しました。葬儀につきましては近親者のみによる家族葬にて執り行い、後日お別れの会を開催する予定でございます。永年に亘りますご厚誼に対しまして、故人に代わり衷心からの感謝を申し上げます」としています。

またNHKの取材に対して、中曽根弘文元外務大臣は「多くの皆さんに支えてもらい、国のことを思いながら人生を全うした。悔いのない人生をおくることができたのではないか。家族として皆さんに感謝している」と述べました。

そのうえで「父は戦争から引きあげて、昭和22年に国会議員に出た。焦土と化した国土を見て、どういうふうに復興していくかというのが、父の政治家としての出発点だったと思う」と述べました。

また「家族に対しては、あまりあれこれ言う人ではなかった。本当に一生懸命勉強する人で、息子が言うのもおかしいが、あんなにも勉強する人は知らない。飛行機の中でも、汽車の中でも、船の中でも、いつも努力をする人だった。スポーツしたり、水泳したり俳句をつくったり、趣味の広い人でもあり、自分の時間を有効に使い、健康にも自分で気をつけて、101歳まで元気でいられたんだと思う」と述べました。

孫の康隆議員「最後まで日本の未来考えていた」
中曽根元総理大臣の孫で、自民党の中曽根康隆衆議院議員は記者団に対し「おかげさまで101年という人生をやりきった。ずっと元気で、即位礼正殿の儀(そくいれい せいでんのぎ)のニュースを見て喜んでいたし、新聞も読んでいた。われわれも驚くくらい生命力が強いというのは感じていた。ずっと『国家が体に宿っている』と本人は言っていたが、最後の最後まで日本の未来のことを考えていた」と述べました。

また、中曽根元総理大臣との思い出について「初当選の直後、事務所に報告に行った際に、開口一番『しっかり歴史を勉強しなさい。政治家は先見性を持つために過去を知らなければいけない』とするどい目つきで言われた。私も思いを引き継ぎ、しっかり国会議員として頑張りたい」と述べました。

安倍首相「わが国の国際的地位 大きく向上させた」

安倍総理大臣は、弔意を表す談話を発表しました。

この中で「中曽根氏は、東西の軍事対立や日米貿易摩擦の高まりなど、わが国が厳しい内外情勢におかれた時期に、5年間にわたり総理大臣の重責を担われ、戦後史の大きな転換点に当たってかじ取り役を果たされた」としています。

そのうえで「戦後日本政治の総決算を掲げ、アメリカのレーガン元大統領との強い信頼関係のもとで強固な日米同盟を確立し、近接するアジア諸国との関係を強化するとともに、国際社会の一員として、世界の平和、経済秩序の維持に重要な役割を果たし、わが国の国際的地位を大きく向上させた」としています。

さらに「中曽根氏は、行政改革の断行を最重要課題と位置づけ、強いリーダーシップを発揮して21世紀に向けた諸制度の改革に取り組み、国鉄の民営化をはじめとして、大きな実績を上げられた」としています。

そして「私は、この訃報に接し、深い悲しみを禁じえません。国民の皆様とともに、心から哀悼の意を表します」としています。

森元首相「とにかく偉大な政治家」

第2次中曽根内閣で文部大臣を務めた東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の森元総理大臣は、NHKの取材に対し「とにかく偉大な政治家で、自民党や国政全般の大変大きなおもしになり、象徴的な方だった。その方が亡くなられて大きな時代の流れだという印象だ。私個人としては中曽根内閣で教育改革が大きな柱に取り上げられる中、私に文部大臣をやってほしい、がんばってくれと言われ、大きな命題を任されて光栄でもあったし、責任の重さを感じていた」と話しました。

福田元首相「政治の先達としての実績 高く評価」

福田元総理大臣は「政治の先達として果たされたご実績を高く評価します。日米関係の安定化や国営企業の民営化などで示された政治のリーダーシップの在り方や、政界引退後の平和研究所での終生のご活躍など、多いに勉強させて頂きました。長い間ご苦労さまでした」とするコメントを出しました。

亀井静香氏「『巨星墜つ』だ」

自民党の政務調査会長などを務めた亀井静香氏は、東京都内でNHKの取材に対し「『巨星墜つ』だ。戦後の政治史の1ページがめくられた。歴史観や国家観を大事にしようとした政治家だった。中曽根氏は、戦中と戦後を生き抜かれ、国家に対する愛情や国民の在り方をいつも考えていた方だ」と述べました。

一方で「憲法改正は、中曽根氏のレゾンデートルだったが、それに手をつけられずに引退したということは、1つの汚点だと思う」と述べました。

5361名無しさん:2020/10/10(土) 04:19:25
>>5360

島村元農相「私にとって親と同じ 大変驚いている」

中曽根氏の秘書を務めたあと、衆議院議員となり、農林水産大臣や文部大臣などを務めた島村宜伸さんは、NHKの取材に対し、「なんとも言えない。私にとって、中曽根元総理は親と同じですから、大変驚いているが、いまは落ち着いている。いろいろな思いは、頭の中によみがえっている。お世話になった皆様には、私からも大変お世話になりましたと言いたい」と話していました。

自民 山崎元副総裁「惜別の情を誰よりも強く感じる」

自民党の山崎元副総裁はNHKの取材に対し「年齢から、この日がいつか来ると覚悟はしていたが、惜別の情を誰よりも強く感じる。私は中曽根氏に見いだされて国会議員になった一人で、大恩人だ。思い出は数限りない」と述べました。

また、官房副長官として中曽根氏の首脳会談に同席した思い出に触れ「アメリカのレーガン大統領との会談では、冷戦構造の解消をアメリカに強く迫ったうえで6者協議を提案し、今の対北朝鮮外交が始まった。迫力を身にしみて感じた」と振り返りました。

自民 甘利税制調査会長「追いつけない存在」

かつて中曽根派に所属していた自民党の甘利税制調査会長は、「『巨星墜つ』という感じだ。本当に残念だ。ご冥福をお祈り申し上げる。偉大な政治家で、常に世界観とか大局観とか、物事をふかんして戦略的に見られる人だったと思う。どんなに頑張っても追いつけない存在だった」と述べました。

自民 河村元官房長官「われわれの手本のような方だった」

自民党の河村元官房長官は記者団に対し「寂しい思いだ。日本の厳しい時代に総理大臣として貢献され、われわれの手本のような方だったので非常に残念だ。残った者がしっかり頑張っていかなければならない。また、総理大臣になって最初に行った外国が韓国だったことを考えると、中曽根元総理大臣は日本と韓国の関係を大事にされていたと思う」と述べました。

自民 額賀元財務相「こんにちの日本の土台を作った方」

自民党の額賀元財務大臣はNHKの取材に対し「自分が初当選したのは中曽根内閣の時だったが、『戦後政治の総決算』だと言ってさまざまな改革に取り組んでいたことが印象的だ。こんにちの日本の土台を作った方であり、信念を貫き、未来に向けた哲学を持った政治家だった」と述べました。

自民 細田元幹事長「筋の通った大政治家」

自民党の細田元幹事長は記者団に対し「行政改革の問題や日本の発展、それにアメリカをはじめとする外国との外交に力を入れていた。生涯の課題として憲法改正も長く主張しておられた。筋の通った大政治家だったと思う。憲法改正も中曽根先生のお気持ちに沿って自民党は進んでいる。心からご冥福を申し上げる」と述べました。

自民 古賀元幹事長「戦後政治の大功労者」

自民党の古賀元幹事長は、NHKの取材に対し「日本の戦後政治をリードした大功労者であり、敬愛し尊敬していた。私が自民党の幹事長に就任した際、『総理を支えることも大事だが、国があり国民があるということを忘れるな』と言われ、そのことばを肝に銘じて仕事をしてきた。これからも頑張ってもらいたいと思っていたので、寂しいし残念だ」と述べました。

小泉環境相「懐の深さ 学ばなければならない」

小泉環境大臣は経団連との懇談会のあと、記者団に対し「私の父と中曽根元総理は、ぶつかり合うこともあったのは皆さんご承知のとおりだが、中曽根元総理がお元気だった時に私がごあいさつした際、笑顔で明るくご対応いただき、その懐の深さを学ばなければならないと思った。『日本のためにありがとうございました』と、心からご冥福をお祈りしたい」と述べました。

元秘書 田中茂氏「あれだけ勉強する総理はほかにはいない」
中曽根元総理大臣の秘書をおよそ30年務めた田中茂元参議院議員はNHKの取材に対し「とにかく本を読み、勉強をした人だった。総理大臣になるために20冊ものノートを記して用意していて、あれだけ勉強する総理大臣はほかにいない。『いつかは』と思っていたが、思い出がありすぎて、今は何とも言えない」と話していました。

元秘書 柳本卓治氏「憲法改正がライフワーク」
中曽根氏の元秘書で参議院憲法審査会長などを務めた柳本卓治氏は、NHKの取材に対し、「父同然の恩師だった。憲法改正は中曽根元総理大臣のライフワークだったし、『政治家は、国家観、歴史観の上に立って日本の在り方を考えなければいけない』ということを教わった。ひと月ほど前にお目にかかったときは、逆に励まされるほどお元気だったが、それが最後の別れになってしまった。今はことばが出てこない」と話していました。

5362名無しさん:2020/10/10(土) 04:19:46
>>5361

立民 枝野代表「学ぶべきことがたくさんあった」

立憲民主党の枝野代表は記者会見で「大変学識にあふれた方であり、姿、形だけでなくきぜんとした姿勢の方だった。立場や意見は違うが、学ぶべきことがたくさんあった。日本の歴史に大きな足跡を残され、その中には大きな功績と言っていい部分があったのは間違いない。重ねて心から哀悼の意を表したい」と述べました。

立民 菅元首相「異なる意見の人の言うこと聞く」

立憲民主党の菅直人 元総理大臣はNHKの取材に対し、「非常に存在感のある方で、私が総理大臣としてサミットに出席する際に意見をいただいたこともあった。印象深いのは、後藤田正晴さんを官房長官に起用したことで、異なる意見の人の言うことも聞くということだったのだろう。私も総理大臣になった時に、自分にとって耳の痛いことを言ってくれる人を起用する手法をモデルにした。心からご冥福をお祈りしたい」と述べました。

国民 玉木代表「単なるタカ派ではなかった」

国民民主党の玉木代表は記者団に対し、「尊敬する偉大な政治家で、まさに『巨星墜つ』だ。『日本』という背骨がまっすぐ入った気骨ある方で、国鉄民営化をはじめ戦後政治に大きな足跡をしるした。1983年に韓国を訪問した際には韓国語であいさつし、日韓関係の改善につなげるなど、単なる『タカ派』ではなく、国益を考え、アジアの平和と繁栄に貢献をされた。心からご冥福をお祈りしたい」と述べました。

国民 平野幹事長「日本の政治を主導 極めて残念」

国民民主党の平野幹事長はNHKの取材に対し「101歳という長寿で、これまで日本の政治を主導してこられた方であり、極めて残念だ。われわれは、思いをしっかりと受け止めて頑張りたい」と述べました。

国民 原口国対委員長「濃厚でありがたい時間だった」

国民民主党の原口国会対策委員長はNHKの取材に対し「心から哀悼の誠をささげたい。何度もご指導をいただいたが、安全保障に関する勉強会では『部分だけを見ず、広く世界の流れを見ながら、日々、研さんするように』というお話をされた。限られた時間だったが、非常に濃厚で、ありがたい時間だった」と述べました。

国民 小沢元自治相「戦後政治を総決算した指導者」

中曽根内閣で自治大臣などを務めた国民民主党の小沢一郎衆議院議員は「選挙を担当する自民党総務局長としてお仕えし、衆議院京都2区の補欠選挙で、谷垣前総裁と、野中元幹事長の両方を当選させることができた際『名医の手術を見ているようだ』とえらく褒めていただいたことをよく覚えている。文字どおり、戦後政治を総決算されたすばらしい指導者だった。心からご冥福をお祈り申し上げたい」というコメントを発表しました。

公明 山口代表「引退後も提言 深く敬意表する」

公明党の山口代表は、党の参議院議員総会で、「大きくはない派閥を率いて総理大臣になられたのは、自民党の中では並大抵のことではなかったと思う。総理大臣になってからは『戦後政治の総決算』を掲げて、3つの大きな国営企業を『中曽根行革』で民営化に導いたのは力が必要で、大きな業績のひとつだった。引退されてからも100歳を超えるまで外交安全保障に対する、さまざまな提言をなされ、つい最近まで姿勢よく行動していたことに深く敬意を表するところだ。逝去を心から悼み、ご冥福をお祈りしたい」と述べました。

維新 馬場幹事長「国鉄民営化は歴史に残る功績」

日本維新の会の馬場幹事長は記者団に対し「当時、国鉄の民営化は絶対に無理だと言われていたが、民間の知恵を借りて民営化にこぎ着けたのは日本の歴史に輝かしく残る功績だと思う。国会議員を引退後も憲法改正に力を入れておられ、叱咤(しった)激励をいただいた。行財政改革や規制緩和に取り組むことが中曽根元総理大臣の心を引き継ぎ、弔意をあらわすことになる」と述べました。

維新 鈴木宗男参院議員「最後の大物政治家」

日本維新の会の鈴木宗男参議院議員は「衆議院議員に無所属で初当選し、のちに自民党に入ったのが中曽根総理大臣のときだったので、いろいろな思い出がある。昭和、平成を通じて、最後のステーツマンと言える大物政治家で、非常に残念だ」と述べました。

共産 不破前議長「立場違うが礼節ある人」

共産党の不破哲三前議長は、NHKの取材に対し、「国会で私の質問に政府がまともに答弁しないときに、審議が終わった後に追いかけてきて、感想を言われたこともあった。自民党議員に追いかけられたのは最初にして最後だった。また、中曽根氏が大臣を務めていて、国会の質疑で席を外す際には、『外して大丈夫か』と声をかけてくるような人だった。自民党と共産党で立場は違ったが、おもしろく、礼節のある人だった」と述べました。

5363名無しさん:2020/10/10(土) 04:20:58
>>5362

東大 御厨名誉教授「国鉄解体しJR作ったことが功績」

生前、中曽根氏と新聞や民放のテレビ番組で対談やインタビューを重ねた東京大学の御厨貴名誉教授は中曽根氏の功績について「いちばんはやはり、戦後、労働組合と対じして結果的につぶしたこと。国鉄を解体して、JRを作ったことが彼の功績でしょう」と話しています。

また、アメリカのレーガン元大統領とお互いを「ロン」「ヤス」と呼び合う仲だったことに触れ「レーガンとの日本での会談で『彼は土のにおいがする』と言って、自分の別荘に招いて、ホラ貝なんかも吹いてもてなした。戦後日本の安保が重要視されていたなかで、強い関係性を作った」と評価していました。

そのほか、「それまでの政治家と違って視覚に訴えることを重視した政治家だった。サミットでは自分が真ん中になるようにしたり、ぬれた髪のまま人前に出てきて、『水泳やっていたんだ』と言って、自分の体自慢のようなことをした。見せることに関心のある政治家だった」と中曽根氏の一面を話しました。そして「中曽根さんが今の政治を見ると、大きい政治、この国を変えていくような政治がなくなったと、残念に思っていただろう」と話していました。

JR東日本「輝かしい功績 敬意と感謝」

中曽根氏は巨額な債務を抱えて経営が行き詰まった旧国鉄の分割・民営化に取り組み、昭和62年に今のJR各社が発足しました。

中曽根氏が死去したことについて、JR東日本は「中曽根康弘元首相の突然の訃報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。国鉄の分割・民営化を主導し、今日の鉄道の発展につながる大きな功績を残された、偉大な政治家を失ったことは誠に残念に思います。ご生前の輝かしいご功績に敬意と感謝の意をささげ、ご冥福をお祈り申し上げます」とコメントしています。

JR西日本「国鉄改革推進で主導的役割」

またJR西日本は「中曽根元総理のご訃報に接し、心からお悔やみを申し上げる。故人は、総理ご就任直後から、国鉄再建対策推進本部の本部長をみずからお務めになり、国鉄改革推進の主導的役割を果たされた。すでに国鉄改革から30余年が経過したが、『鉄道の再生』を目指した故人のご遺志を忘れることなく安全で持続可能な鉄道の実現に取り組んで参りたい」とコメントしています。

JR東海 葛西名誉会長「大きな功績残した」
中曽根氏とともに国鉄の民営化にあたったJR東海の葛西敬之名誉会長は「国鉄の分割民営化は、中曽根元総理のリーダーシップがあったからこそ実現できた。その結果が鉄道の今日の発展につながっており、大変大きな功績を残された。心よりご冥福をお祈り申し上げます」とコメントしました。

NTT「電気通信市場の発展にも尽力」
NTTは「電電公社の民営化をはじめ、電気通信市場の発展にもご尽力された中曽根元首相のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみを申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします」とする談話を出しました。

拓殖大学「大学改革に寄与」
中曽根氏が12代総長を務めていた拓殖大学は「大学改革に大きく寄与いただきました。産業界や社会と結び付いた教育を実現したいという思いから、財界人を講師とする講座を開講。退任後も創立100周年の記念式典にご臨席いただくなど、暖かく心を寄せていただきました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」とコメントしています。

経団連 中西会長「世界的にも卓越した指導者」
中曽根氏が亡くなったことを受けて、経済界からは行財政改革や外交政策の実績を評価する声が相次いでいます。

このうち経団連の中西会長は「中曽根元総理は、時代の先を読む洞察力と改革を実行に移す政治的リーダーシップを兼ね備えた、わが国のみならず、世界的にも卓越した政治指導者の1人だった」としたうえで、「とりわけ、中曽根元総理が実行に移された、いわゆる『土光臨調』や三公社の民営化をはじめとする行財政改革、エネルギー問題への対応、米国との同盟関係の強化などの功績は特筆すべきものであり、これらの重要性はますます高まっているといえる」とするコメントを発表しました。

また、経済同友会の櫻田代表幹事は「中曽根元総理は『戦後政治の総決算』を掲げ、さまざまな改革に道筋をつけてきた。2005年に経済同友会で行われた講演では『今われわれがどこに位置しているのかを、歴史の座標軸の中で見極める必要がある』と発言され、国家の基本政策を構築する重要性を強調していた。課題先進国である日本は、元総理による本質的な問いに真摯(しんし)に向き合い、将来への展望を開いていかなければならない」とコメントしています。

5364名無しさん:2020/10/10(土) 04:21:33
>>5363

日本商工会議所の三村会頭「国益のため頑張られた」
日本商工会議所の三村会頭は記者団に対し「亡くなられたと聞いて本当に驚いている。私は中曽根さんを囲む経済に関する研究会に参加していて、その中で非常に印象に残っているのが『政治家は歴史という法廷の被告人である。評価は後世に任せて、自分の信じることを力強く実行することが政治家の役割だ』ということだった。私心なく国益のために頑張られた政治家だった」と述べました。

また、経済政策については「JRの民営化は、いいことだったと思う。NTTもそうだが、民営化以前とは格段に業績もサービスもよくなっている。民営化をめぐっては、いろいろな抵抗が世の中全般からあったが、見事に政治家として乗り越えられたことも立派な功績だ」と述べました。

さらに、三村会頭は「中曽根さんが総理大臣に就任して最初に訪問した国は韓国だった。そのとき、カラオケを韓国語で歌ったと聞いている。そうした姿勢が反日感情が厳しかった中でも、関係改善に結び付くという感覚をお持ちだったと思う。今の日韓の情勢を見て、中曽根さんなら、おそらく『対話をしろ』と言ったと思う」と述べました。

渡辺恒雄氏「彼以上に敬愛した人物はいない」

中曽根氏と親交の深かったことで知られる読売新聞グループ本社主筆の渡辺恒雄氏(93)は「中曽根さんの逝去は、私にとっては親の死と同様のショックです。私が平記者、中曽根さんがまだ陣笠代議士の頃から、毎週土曜日には決まって読書会をして、良書を読みあさった。夜二人で酒を飲むときも、話題は読書の話、政治の話ばかりだった。あのような勉強家、読書家は他に知らない。小泉首相の時、勝手に国会議員定年制を作られ、国会議員を八十五歳で無理矢理引退させられた時は、本当に憤慨していた。質素な生活にも感銘していた。私にとって彼以上に敬愛した人物はいない」というコメントを出しました。

ウシオ電機 牛尾会長「先端の世界知り政治で実行」
中曽根政権で政府税制調査会の特別委員などを務め、その後、経済同友会の代表幹事を務めたウシオ電機の牛尾治朗会長は、中曽根元総理大臣の死去について「行動力をもって常に自分の感性で最も先端の世界を知り、それを政治として実行する珍しい人でした。ああいった人は当分は出ないのではないか」と述べました。

牛尾氏はアメリカの大学に留学経験があり、事業を通じて豊富な人脈を持っていたことから、当時のアメリカの情報化社会に向けた動きや軍事関連の最新の情報を頻繁に中曽根氏に伝えていたと言います。

牛尾氏は「僕がアメリカから帰って近代軍事について話をすると、その翌日には当時の防衛庁の幹部に確認するなどしていた。そして『非常に参考になった』と電話をもらうこともあり、反応の速い人だった」と述べました。

また、「新しい考えを持った日本の学者やジャーナリストの助言を聞くだけでなく、そういった人が持ち帰ってきたアメリカの考え方を、よいものはダイレクトに自分のポリシーとして採択する。そういう意味で非常に近代化された人だった。いろいろな形で協力したが、中曽根さんの内閣は変革を実行した内閣だったと思う」と述べました。

地元の資料館に献花台

亡くなった中曽根元総理大臣の政治活動に関する資料などを展示している高崎市の施設では、献花台の設置が進められ、手を合わせる人の姿も見られました。

中曽根元総理大臣の出身地の高崎市には、中曽根氏がかつて自宅と政治活動に使っていた建物や、政治活動に関する資料を展示している施設があります。

施設では、30日から献花を受け付けることになり、29日は献花台と記帳台を設置する作業が進められていました。死去の知らせを聞いて早速、施設を訪れ、献花台に手を合わせる人の姿も見られました。

訪れた91歳の男性は「中曽根先生はとにかく日本再建のために頑張ろうと、きょうまでそれだけを考えていた立派な方でした」と話していました。

中曽根元総理大臣の元秘書で、施設を運営する公益財団法人「青雲塾」の新井敏則事務局長は「とても優しい人でわかりやすく話をしてくれた記憶があります。最後に会ったのは2年前にこちらに来たときで、その時は、はつらつとしたあいさつをいただきました。知らせを聞いたときにはつらく、いよいよ来てしまったかと、がく然としました」と話していました。

5365名無しさん:2020/10/10(土) 04:21:43
>>5364

母校の高崎高校には直筆の書も

亡くなった中曽根元総理大臣の母校、群馬県立高崎高校には直筆の書が掲げられています。

縦およそ80センチ、横およそ2メートルの大きさで、「人生開拓」と書かれ、高崎高校の校長室に飾られています。高校によりますとこの書は、昭和58年に当時、総理大臣だった中曽根氏が母校の高崎高校を訪れ、生徒たちに講演を行った際に贈ったものだということです。「志を持って人生を歩んでほしい」という高校生へのエールが込められているということです。

加藤聡校長は「中曽根元総理大臣は高崎高校のシンボル的な存在で生徒たちには志を持って羽ばたくことの大切さを残してくれたと思います。自分たちの高校の大先輩に偉大な方がいたことを生徒たちに改めて感じてほしいです」と話していました。

日の出山荘の管理人は
東京・日の出町にある「日の出山荘」は、中曽根康弘元総理大臣のかつての別荘で平成18年、町に寄付されました。

記念館として整備され、昭和58年にアメリカのレーガン大統領との日米首脳会談が行われた茶室「天心亭」や、中曽根氏の書や俳句などが一般に公開されています。

管理人の原清さんとヨネ子さん夫妻は、中曽根氏が別荘として使っていた当時から50年近く管理にあたっています。

中曽根氏は記念館となってからも、たびたびこの山荘を訪れて来館者と交流したり、原さん夫妻と飲食をともにしたりしたということです。

原ヨネ子さんは「中曽根さんは、ここがあったから総理の5年間を務められたと話していました。来館者との記念撮影にも気軽に応じるなど気さくで優しい人柄でした。中曽根さんが亡くなったと知ってことばになりません」と話していました。

町では、30日から来月6日までの1週間、入館料を無料にして献花台と記帳台を設けることにしています。

東京 新橋では
中曽根氏が亡くなったことについて、東京・新橋駅前で話を聞きました。

76歳の男性は「戦後が終わったという印象です。戦後復興してきたのは中曽根さんの力が大きく、復興を成し遂げて国のためによくやってくれたと思います」と話していました。

また、81歳の男性は「政治というと少し汚い部分もあるのでしょうけど、あまりそういうのを感じない人のように見えました。昭和が本当に終わったなと感じました」と話していました。

一方、沖縄県の64歳の男性は、「日米軍事同盟を大事にしていた人だったので沖縄には犠牲を強いているような印象を持っていました。私としては憤りを感じていた政治家でした」と話していました。

5366名無しさん:2020/10/10(土) 18:35:31
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/6791.html
2018年7月25日特集記事
総理になるなら本を書け

総理大臣になる条件とは何か。

「政策」「カネ」「手腕」「人気」…どれもこれも、必要に思える。でも、何か足りなかった人でも総理になったことがある気もするし…
そんなことを考えているうち、私たちは、総理大臣の座をつかみ取った人たちに、ある共通点があることに気づいた。
それは…本を出していることだ。
(政治部自民党担当 加藤雄一郎、立町千明)

本を出すことが「立候補表明」!?
…というわけで、「総理大臣と本の関係を探ってみよう。そうすれば、9月の自民党総裁選挙も、ちょっと変わった視点で見られるんじゃないか」などと、記者と編集担当で話していたのだが、そんな折も折の7月14日、ある本が出版された。タイトルは「政策至上主義」。

著者は、石破茂 元幹事長(61)だ。
著書では、アベノミクスの問題点をあげるとともに、森友学園や加計学園をめぐる問題の政権の説明は丁寧さを欠いていたと指摘するなど、安倍総理大臣との対立軸を鮮明に打ち出している。そして、みずからの政治理念として、『自立』と『持続可能性』のキーワードを掲げる。初代地方創生担当大臣の経験も生かし、地方で農林水産業や建設業の生産性を向上させ、所得を底上げしたいと訴える。

そう、この本の出版、永田町では事実上の「立候補表明」だと受け止められた。石破氏が、自民党総裁選挙への立候補の準備を進めていたことも背景にある。

この本の編集作業に携わったのは、赤澤亮正 衆議院議員。石破氏の側近だ。

話を聞いてみると、もちろん、総裁選挙を見据えたものだとはっきり語った。
「総裁選挙に向けたステップの1つだ。
石破茂はどういう人間で、どういう政治家なのか、国民や党員に知ってもらうために出した」

「ちまたでは彼のことを軍事オタクという人もいるが、政策は安全保障に特化しているわけではなく、経済や憲法、社会保障と幅広いことが分かってもらえる」

なんと7割以上が!
総理大臣と本に、どんな関係があるのか。

なんと言っても有名なのが、田中角栄の「日本列島改造論」だ。91万部を売り上げるベストセラーとなり、出版直後に総理大臣に就任した。著書の内容がそのまま、田中内閣の施策となった。それ以降、総理大臣となった政治家の多くが、政権を取る前後に本を出版していることがわかる。調べてみると、確認できただけで田中角栄総理大臣以降、民主党政権も含め、23人中、17人にのぼっていた。なんと7割超えということになる。

ターゲットは変わった
どうして総理大臣を目指す人が本を書くのか。日本政治史に詳しい東京大学先端科学技術センターの牧原出教授は、政治を取り巻く環境の変化が、政治家に本を書かせるようになったと話す。

「実は戦後の総理大臣で、本を効果的に活用したのは池田勇人でした。1952年の抜き打ち解散の時に『均衡財政』を出版します。総裁選挙とは直接には関係ありませんが、この本の執筆に関わったブレーンがその後の池田の看板政策『所得倍増計画』にも携わります」

「総裁選挙に打って出た田中角栄も、同様に官僚や番記者などと相談し、選挙の直前に自らの宿願だった『日本列島改造論』を出版しました。
それが変わってくるのは1990年代です。小選挙区比例代表制の導入に代表される政治改革が行われました。それまでは挑戦者は自民党の中、それも旧田中派という派閥を見ているだけで良かったのですが、そうはいかなくなりました。そして自民党が与党であり続ける55年体制が崩れ、総裁選挙に勝つだけではなく、その後の国政選挙にも勝たなければならない。政治家の意識が大きく国民に向いたと言えると思います」

5367名無しさん:2020/10/10(土) 18:35:51
>>5366

書く政治家のタイプは2つ
牧原教授によれば、総理大臣を目指して本を書く政治家は、2つのタイプに分類できるという。

1つは「執筆派」。
政権構想を磨き、政権を自分で取りに行くタイプ。牧原教授が例に挙げたのは、橋本龍太郎。

そして、小泉純一郎氏だ。

もう1つが「総裁選対応派」。
総裁選挙に出るから、そのために本を出すタイプで、田中角栄や竹下登が典型だという。

本で長期政権!?
では、現在の安倍晋三総理大臣(63)は、どちらのタイプなのか。
2006年7月、第1次安倍政権発足前に出版した「美しい国へ」。

政治家になった経緯や政治信念から始まり、拉致問題や靖国参拝、集団的自衛権の行使容認などといった外交安全保障のほか、教育改革や年金改革、憲法改正などについて考えを記している。

そして政権に返り咲き、第2次安倍政権を発足させた翌月の2013年1月に出した「新しい国へ 美しい国へ完全版」。

東日本大震災からの復興やデフレ脱却、それに集団的自衛権に関する憲法解釈の変更などを打ち出した。
牧原教授は、二冊の本からこう分析する。

「当初の安倍総理大臣は『総裁選対応派』の典型だったと思います。やっぱり準備がなかったし、本は書いたけど、ほとんど政権運営にはいかされなかった。でも安倍総理大臣は、下野したあとノートを毎日のようにつけた。そのプロセス、思索を重ねたことで、本に書いたことを消化し、何をするか考えた。それが今の長期政権につながっているのではないかと思います」

「中曽根、小泉、安倍。自民党で長期政権を担っている人たちは、みな『執筆派』だと言えるのだと思います。そして『執筆派』じゃない政治家は、やっぱりつまづく。それなりに識見があっても、総理大臣になって何をするかというものが、しっかりしていないといけません」

政権論を競う時代
また、近年の傾向として“政策論”だけで無く、どのように政権を運営していくかという“政権論”への言及が増えてきたという。

「第1次安倍政権以後、政権交代ということを、徐々に政治家たちが意識するようなった。菅直人、野田佳彦、安倍総理大臣の本は“政権論”つまり政権をどう組織するかという国造り、国家ビジョンに重きが置かれている。お互いの“政権論”を出し合う時代になった」

5368名無しさん:2020/10/10(土) 18:36:13
>>5367

編集長に聞いてみた「売れるのは?」
では、政治家の本って、売れるのか?
最近では安倍晋三氏の「美しい国へ」が51万部、麻生太郎氏の「とてつもない日本」が22万部を売り上げた。しかしそのほかの多くは、数万部にとどまっているという。

ちなみに最初に取り上げた石破氏の「政策至上主義」は、初版が2万部。発売3日で5000冊の増刷。ここ数年の新書市場の冷え込みを考えると、かなり速い増刷だという。

どういう本なら売れるのか。今回、石破氏の本を手がけた新潮社新書編集部の後藤裕二編集長に聞いてみた。

「本を作る上では本人の知名度に加え、本1冊分を語るに足るロジックがあるかというのは欠かせない要素です。その政治家が10時間語った内容を凝縮したものが本1冊なんです。自民党総裁だろうが総理大臣だろうが、それくらい語るべき内容がないと本はつくれません」

まずは本の中身、と語る後藤編集長。さらに政治家の本では、もう1つ重要な要素があると指摘する。

「政治家は一定のキャリアがないと、いくらプランが素晴らしくても、それだけでは説得力に欠けてしまう。いくら勉強しても『キャリアまだ2年だろ』となったら説得力も無いわけですからね」

「ポスト安倍」は書くのか
総裁選挙に立候補が取りざたされている「ポスト安倍」、本を書くつもりはあるのか。

立候補したいと表明している野田聖子総務大臣(57)は、8月上旬にも出版の予定だ。前回、3年前の総裁選挙に立候補しようとした時、「ライフワークの女性政策以外に、政策が見えない」と指摘された反省から一念発起。この3年間、練ってきた外交や経済などの政策を発表するという。

一方、24日に立候補を見送ったばかりの岸田文雄 政務調査会長、実は直前に取材をしたのだが、いまのところ出版の予定はないとの回答だった。毎週末のように地方に出向き、1時間近い講演を行っている岸田氏。当選9回、5年近く外務大臣を務め、現在は政権の政策決定の要である政務調査会長だ。本が売れる条件は整っているようにも思えるが…。

暑いし…じゃあ、読んでみるか
9月に迫る自民党総裁選挙。政権与党のリーダーを決める選挙は、日本のリーダーを決める選挙にもなります。「命に関わる暑さ」が続くこの夏、とても外に出られないと思ったら、かつての総理や候補が書いた本を読んで、これからの社会や暮らしのことを、考えてみてもいいかも知れません。さてさて、読後に「涼しく」なるか、「熱く」なるか…

5369名無しさん:2020/10/10(土) 18:39:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa93a30fa592de18a9afddeb5e0cf9b7cd8c459f
政権交代でお払い箱…安倍ガールズ・高市早苗氏の「逆ギレ」と今後のゆくえ
10/10(土) 15:01配信

 菅義偉内閣で、総務相が高市早苗氏から元国家公安委員長の武田良太氏に交代した。

 丸川珠代参院議員、稲田朋美元防衛相などと並び「安倍ガールズ」の一角を自任してきた高市氏は、第2次安倍政権下で総務省の歴代最長となる計4年も大臣を務めた。

 しかし、菅総理が誕生した時点で、もはや高市氏の「お役御免」は決定的だった。全国紙政治部記者が言う。

 「昨年夏に発覚したかんぽ生命の不適切販売問題で、行政処分の中身を日本郵政側に漏らした鈴木茂樹前総務事務次官の処分をめぐり、高市氏は菅氏の恨みを買った。

 旧郵政省出身の鈴木氏は、郵政に強い影響力をもつ菅氏の子飼いとして有名な人物。高市氏が彼に懲戒処分を下して事実上更迭したことを、菅氏は根に持っていたのです」

 案の定、菅政権では何のポストも与えられず、あからさまな冷遇を受けた高市氏。その怒りに周囲が戦慄したのが、9月17日に行われた武田氏との引き継ぎ式だ。

 「普通なら後任を激励するところ、のっけから『NHK受信料と携帯電話料金の改革を最後までできなかったのが、残念で残念で』と言い出した。明らかに、仕事を横取りされて不服だと言いたげでした」(総務省キャリア)

 さらには、引き継ぎ書に毛筆で署名する際、武田氏に向かって「麻生(太郎財務相・副総理)さんは本当に達筆ですよね」といきなり口走った。一見すると脈絡のない、この発言の真意は―。

 「武田氏と麻生氏が口もきかない犬猿の仲で、地元の福岡では党公認候補の選出をめぐって対立を繰り広げていることは、自民党議員なら誰でも知っている。それなのにあえて名前を出したのは『武田さん、あなたを認めない』という当て付けです」(自民党中堅議員)

 とはいえ、安倍前総理という後ろ盾を失った今、いくら皮肉を言っても空しいばかり。当分は忍耐の日々が続きそうだ。

 『週刊現代』2020年10月3・10日号より

週刊現代(講談社)

5370名無しさん:2020/10/10(土) 18:51:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc1d851c8f5b97ab723d84466c0a1e16dee53cf1
菅首相、「学術会議」任命拒否に込めた権謀術数
10/10(土) 5:51配信

 菅義偉首相が日本学術会議の新会員候補6人の任命を拒否したことが、政局を揺るがす政治問題に発展しつつある。

 立憲民主など主要野党は「学問の自由への侵害」と批判し、多くのメディアも「学者の萎縮と政権への忖度につながる」として、拒否理由の説明を拒む菅首相ら政府側の対応を追及している。

 その一方で、保守系有識者などからは学術会議の閉鎖性などへの批判も相次ぎ、自民党は学術会議の在り方を検討するプロジェクトチームを立ち上げて組織見直しの議論を進める構えだ。

■任命拒否の理由は「悪しき前例の打破」

 「悪しき前例主義の打破」を掲げる菅首相が投じた一石だが、国民も巻き込んで世論を分断し、与党内には「政権への打撃になりかねない」(公明幹部)との不安も広がる。主要野党は10月26日召集の次期臨時国会で菅首相を厳しく追及する考えで、衆院解散を軸とする今後の政局へ影響しそうだ。

 日本学術会議は理系から文系まで全分野の日本の科学者を代表する機関として1949年に発足した。1948年制定の日本学術会議法が根拠で、内閣総理大臣が所轄し、経費は国庫負担、会員は非常勤の特別国家公務員となっている。誕生の経緯などから「学者の国会」とも呼ばれ、現在は人文・社会科学、生命科学、理学・工学の3分野から各70人ずつ、合計210人の会員で構成され、3年ごとに半数が交代する。 

 今年は会員の改選期に当たり、学術会議は8月末に会員の半数の105人の新会員候補を推薦した。しかし、政府は9月末に6人の候補について、理由も示さずに任命しないことを決めた。

 これを10月1日に共産党の機関紙「赤旗」が報じたことで一気に政治問題化した。学術会議は2日の総会で、菅首相に対し任命拒否についての理由説明と撤回を求める方針を決め、ノーベル物理学賞受賞者の梶田隆章会長が菅首相充ての要望書を提出した。

 菅首相は10月5日、内閣記者会とのインタビューで「同会議は政府機関で、会員は公務員。年間10億円の予算を使っており、人選は事実上、現在の会員が後任を指名することも可能で、そうした前例を踏襲していいのかを考えた」と述べ、悪しき前例の打破が任命拒否の理由との姿勢をにじませた。

 ただ、6人の任命拒否の具体的理由は「コメントを控える」とし、「同会議の総合的、俯瞰的活動を確保する観点から判断した」とあいまいな説明に終始した。併せて「学問の自由への侵害では」との記者団の問いには、「まったく関係がない。どう考えてもそうではない」と気色ばみ、6人が安保法制などに反対していたことについても「まったく関係ない」と否定した。

5371名無しさん:2020/10/10(土) 18:52:24
>>5370

 野党側は7、8日の衆参両院での内閣委員会の閉会中審査で「選に漏れた方たちの名誉にかかわる」などと追及。三ッ林裕巳内閣府副大臣は「業績にとらわれない広い視野に立って活動を進めていただく必要があるということ」と答弁したが、理由については「総合的、俯瞰的に判断」というセリフを繰り返すだけで、論議はまったくかみ合わなかった。

■何も説明しない、何も答えない

 野党側は、1983年の国会で政府が「(学術会議から)会員が推薦され、それをその通り内閣総理大臣が形式的な発令行為を行うと解釈している」と答弁していることとの整合性を質したが、政府側は「必ず推薦の通りに任命しなければならないとまでは言及されていない。この解釈は一貫している」とかわした。

 野党側は首相の任命権に関する法的根拠も違法だと主張したが、政府側は2018年11月に内閣府日本学術会議事務局が作成した内部文書を引き合いに出し、公務員の選定罷免権を規定する憲法15条を根拠にして「違法ではない」と反論した。

 政府側の対応について、立憲民主の枝野幸男代表は「まったくのゼロ回答。何も説明しない、何も答えない、言い訳すらしないという姿勢には強い憤りを持つ」と猛反発。次期臨時国会での各党代表質問やそれに続く衆参両院での予算委員会などで菅首相を厳しく追及する方針を示した。

 また、任命拒否された6人の学者もそれぞれの立場から、「とうとうここまで手を出してきたか」などと菅首相の対応を批判。これと並行して、ネット上では任命拒否撤回を求める署名活動に賛同する書き込みが殺到し、国会周辺では連日、抗議デモが続いている。

 これに対し、自民党の下村博文政調会長は7日、「学術会議は2007年以来、政府へのきちんとした答申や提言を出していない」と指摘。組織、運営を抜本的に見直すため、党内で検討機関を立ち上げて批判に対抗する構えだ。

 しかし、与党内には「藪をつついて蛇を出した」(閣僚経験者)などの不安も広がり、公明も「丁寧な説明が必要で、それができなければ政権の大きな失点となる」(幹部)と強い懸念を示す。

■”官邸官僚”が人事に横やり

 任命拒否された6人はいずれも社会科学分野の著名な学者で、しかも、安倍前政権が強引な手法で成立させた新安保法制や特定秘密保護法・共謀罪法に国会での参考人として反対を表明したり、沖縄のアメリカ軍普天間基地の辺野古移設に反対していた。それだけに、いくら「無関係」と力説しても「国民は報復措置だと受け取ることは間違いない」(自民幹部)。

5372名無しさん:2020/10/10(土) 18:52:43
>>5371

 そうした中、学術会議元会長らの指摘で、安倍前政権下の2016年から同会議の会員人選に横やりが入り、欠員補充の候補を政府が受け入れなかったことで欠員が生じた事実も明らかになった。その際、学術会議会長にクレームをつけた政府高官は、菅政権でも内閣の中枢で活動する“官邸官僚”で、「安保法制など政府の対応に反対した人物は会員になじまない」などと指摘したとされている。

 9日夕に内閣記者会の2回目のインタビューに応じた菅首相は、改めて任命拒否の理由について、「広い視野に立ってバランスの取れた行動を行い、国の予算を投じる機関として国民に理解される存在であるべきことを念頭に判断した」と述べ、6人の学者の言動が理由となったことを事実上認めた。

 加藤勝信官房長官は「政府として判断させていただいており、判断を変えるということはない」と明言するが、任命拒否の理由は「人事の経過は明らかにできない」と繰り返すだけだ。これは「いわゆる『モリカケ』や『桜』などで説明責任から逃げまくった」(自民長老)とされる安倍前政権と同じで、「国民のために働く内閣」を掲げる菅政権の前途に暗い影を投げかける。

 今回の問題を政治的に見ると、「出だし順調な菅政権が、なぜ大した影響もない学術会議の会員任命拒否を強行する必要があったのか」(閣僚経験者)という疑問に突き当たる。問題発覚当初は「菅首相は悪しき前例と思い込み、よく考えずに踏み切った」(自民幹部)との見方もあった。しかし、菅首相がすぐさま内閣記者会のインタビューに応じたことなどから「まさに確信犯」(政府筋)との見方が広がった。

 もちろん、菅首相周辺にも「余計な波風を立てただけで、メリットなどまったくない」との声もある。さらに、「菅首相が『問題ない』『指摘は当たらない』などと、官房長官時代からの常套句で説明拒否を続ければ、苦労人で庶民の気持ちがわかるなどとされた好印象が消え、支持率低落につながる」(自民幹部)との声も少なくない。

 菅首相は2021年9月の自民党総裁選で再選を果たし、4年間の本格政権を目指す構えだが、「今回の問題は、再選へ最大のカギとなる次期衆院選への悪影響が避けられない」(同)との指摘も相次ぐ。その一方で、政界では「首相があえて支持率低下を狙った”焦土作戦”では」(首相経験者)とのうがった見方も浮上する。

5373名無しさん:2020/10/10(土) 18:53:03
>>5372

 世論も賛否が分かれ、いわゆる「ネット右翼」と呼ばれるグループからは学術会議批判も噴き出している。同会議は2017年、軍事的研究には関与しないという発足以来の立場を改めて表明したことについて、「日本を取り巻く安全保障環境の変化を無視している」(防衛相経験者)という声もあがり、首相批判一辺倒ではない。

■解散ムードの高まりに懸念

 こうした状況から「支持率が多少下がっても、保守層の支持固めを優先した」(自民若手)と指摘もある。さらに「政権発足時の予想を超える高支持率に一番プレッシャーを受けているのは菅首相で、いたずらに自民党内で解散ムードが高まることへの懸念から、あえて支持率低下につなげる戦略に出た」(閣僚経験者)と解説する向きもある。

 たしかに、歴代3位とされる内閣支持率に伴い、自民党の支持率は上昇した。「今、選挙をやれば大勝確実」(自民若手)との声も広がる。しかし、選挙情勢を分析する専門家は「いくら支持率が高くても、それに危機感を強めた主要野党が全国での統一候補擁立に踏み切れば、自民の議席減は確実」と指摘する。

 だからこそ、「菅首相は年明け解散も含めて早期解散は見送り、事実上の任期満了選挙を見据えていったん支持率を低下させ、携帯料金値下げなどの実績を積み上げることで、改めて国民の支持を得て、選挙勝利で再選につなげるのが狙い」(自民長老)との見方も出る。

 ただ、ここにきて自民党内では菅首相と蜜月関係の二階俊博幹事長の強引な党運営への批判も渦巻く。岸田文雄前政調会長が麻生派などとの「大宏池会構想」を打ち出したのも、「反菅・二階勢力総結集による菅降ろしの動き」(細田派幹部)との声が広がる。

 党・内閣の運営や衆院選での公認や資金をこのまま「菅・二階連合」に支配されれば、細田、麻生、竹下の3大派閥の不満爆発は必至だ。今回の事態が焦土作戦だったとしても、菅首相自らが政権動揺を招く導火線に火をつける結果となる可能性は否定できず、今後も自民党内の実力者による神経戦が続くことになりそうだ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

5374名無しさん:2020/10/11(日) 09:26:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/0aae6c2d48215c6a8b26a4c4f6c7f956a5c64a1b
林氏VS河村氏、過熱 衆院山口3区くら替え巡り お膝元の市長選で相次ぎ火花
10/11(日) 9:01配信

 衆院の任期満了まで1年余りとなり、次期衆院選山口3区で自民党の林芳正元文部科学相(59)が参院からくら替えするのではないかとの臆測が地元で飛び交っている。3区の現職は同党の河村建夫元官房長官(77)だが、林氏は過去にも衆院転出に動いただけに、河村氏側は派閥を挙げて警戒感をあらわにする。両者はお膝元の地方選でも代理戦争を繰り広げ、対立はヒートアップする。

■反党行為で除名処分辞さず

 「『売られたけんか』という言葉がある。河村先生に何かあれば政治行動の全てをなげうち(林氏の)挑戦を受けて立つ」。4日、河村氏が次期衆院選に向け宇部市で開いた総決起大会。所属する二階派トップの二階俊博幹事長は会場の約400人を前に語気を強めた。

 壇上には二階派の国会議員の半数近い20人がそろい、3区の党公認は河村氏だと念押しせんばかりに気勢を上げた。「きょうは党幹事長としても来た」と二階氏。林氏が打って出た場合は反党行為で除名処分も辞さない考えを示した。

 発端は林氏が3区へくら替えする意向を固めたと報じた9月16日深夜のテレビニュース。これを受け二階氏は河村氏に「やれよ」と総決起大会の開催を促し、派閥議員に宇部行きを号令。終了後、二階派議員の一人は「あれだけ言えば林氏はもう出られないだろう」と笑みを浮かべた。

 河村陣営をこれほど神経質にさせるのは、県内で将来の首相候補と期待される林氏が過去に2度、衆院くら替えを模索したことがあるからだ。

 党山口県連によると、1度目は旧民主党から政権を奪還した2012年。林氏の意向をくんだ県連幹部が3区の公認候補とするよう党本部に推薦したが、はじかれた。17年には林氏の支援者が県連経由で公認申請を上げたが、党本部は現職の河村氏を優先した。

■「次のステージを目指す」
 林氏はその後も「首相として解散権を行使するには同じ衆院の立場であるべきだ」との持論を展開。今回の報道については「意向を固めた事実はない」と涼しげに否定する一方、9月21日に宇部市で報道陣の取材に応じた際は「支援者の期待に応えられるよう精進を重ねる」とくら替えへの意欲を隠さなかった。

 両者の対立は地元の地方選にも波及。4月の美祢市長選では河村氏が応援する現職が林氏の推す新人に敗れた。林氏は告示前から秘書を送り込む力の入れよう。河村氏も電話作戦で巻き返しを図ったが、及ばなかった。来年3月の萩市長選には河村氏の実弟田中文夫県議が立候補を表明。林氏の地元後援会の後押しで初当選した現職の藤道健二市長への批判を強める。

 林氏はことしに入り、萩市中心部に近い場所へ事務所を移転。山陽小野田市の2カ所に後援会事務所を新たに設けた。新調したリーフレットには「参院5期25年の実績を生かし、次のステージを目指す」と意味深なメッセージを記す。美祢市で敗れた河村氏も9月、同市中心部に事務所を構え臨戦態勢を強めている。

 二階幹事長のけん制に対し林派のベテラン県議は「古くさい威圧政治。こちらはネクスト安倍の大義名分で世代交代を進める」と息巻く。一方、河村派で山陽小野田市議会の小野泰議長は「参院でも首相になれる。地方がもめないよう党本部は調整を」と求める。

 3区ではほかに野党共闘で立憲民主党の坂本史子氏(65)が立候補を予定する。

中国新聞社

5375名無しさん:2020/10/11(日) 13:08:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9a58a44672ceede8eb33d4c564a059642ef5c39
「大宏池会」構想が波紋 自民・岸田派、分裂の懸念
10/11(日) 8:02配信

 自民党の岸田文雄前政調会長が、宏池会(岸田派)の流れをくむ麻生派、旧谷垣グループ(旧谷垣G)と合流する「大宏池会」構想を打ち出したことが波紋を広げている。

 岸田氏は来年の党総裁選に向けた布石のつもりのようだが、唐突な表明に岸田派内では反発も出ており、派の分裂を懸念する声も上がっている。

 「今は何も言えないが、宏池会は間違いなく変わる」。岸田氏は8日夜、自らが呼び掛けた旧谷垣Gなどとの会食でこう熱っぽく語った。今後は麻生派も含めた水面下の調整に入りたい考えだ。

 「大宏池会」構想の表明があったのは5日の岸田派パーティー。関係者によると、岸田氏はこれに先立つ9月24日、同派に強い影響力を保つ名誉会長の古賀誠元幹事長に「距離を取りたい」と伝えた。古賀氏はその場で名誉会長を退任する考えを示したとされ、パーティーも欠席した。

 岸田氏が古賀氏との「決別」に踏み出したのは、大宏池会実現に向けて麻生派との連携に軸足を置くためだ。麻生派会長は古賀氏と犬猿の仲の麻生太郎副総理兼財務相。岸田氏には先の総裁選で古賀氏の地元・福岡で自身の地方票がゼロだったことに不満もあり、麻生氏との関係を優先することにしたようだ。

 ただ、岸田派内には古賀氏に近いメンバーもいる。古賀氏が派閥と距離を置けば数人が派を出て行動を共にするとの情報も飛び交っている。大宏池会構想に関しても「いまさら遅い。麻生派には河野太郎行政改革担当相がいる」との冷めた声もあり、盛り上がっていないのが実情だ。

 麻生派の反応も鈍い。同派中堅議員は「うちの派は菅義偉首相を支えるのが基本路線。しばらくは動かない」と語る。先の総裁選で自主投票とした旧谷垣G幹部も「まとめたい気持ちはあるが、首相を支援する議員がついてこない。無理に進めればこちらも割れる」と様子見の構えだ。

 党内には「首相が好調な状態を保てば、来年の総裁選は無投票になる可能性がある」(閣僚経験者)との見方も出ている。岸田氏の構想が前進するかは見通せない。

5376名無しさん:2020/10/11(日) 13:13:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/0efcb0c43cc4361bdb2e7a38a34a1683c3f1faa6
菅新首相 「政治の師」梶山静六氏と強い絆 「今も思い出深く」
9/17(木) 6:00配信

菅義偉新首相が誕生し、新内閣が発足した。菅氏は、常陸太田市出身の梶山静六元官房長官を「政治の師」と仰ぐ。菅氏は、梶山氏の墓参りにたびたび訪問し「人生の節目には必ず来ている」と語る。自民党総裁選告示後の今月10日には、全国の地方議員との「リモート対話集会」で梶山氏の教えを語り、「非常に今も思い出深く思っている」と強い絆をにじませた。

■教え
「政治家は国民の食いぶちをつくるのが仕事。どのような産業が育つのか先手を打って、国民が仕事に就くことができるものをつくれ」「官僚の説明だけを聞くな。学者やマスコミ、経済人の話も聞いて自分で判断して仕事をしろ」

1996年、菅氏が衆院選で初当選した後に、梶山氏にあいさつした際に言われた教えだ。菅氏は心に刻み込まれた師の言葉を、総裁選の活動の中で若手議員や党員に伝えた。

菅氏は秋田県出身。高卒で上京し、法大卒後に横浜市が地盤の小此木彦三郎元建設相に秘書として仕えた。政治の道を志したきっかけだ。横浜市議を2期務め、96年に神奈川2区から衆院初当選した。

一方、梶山氏は「竹下派七奉行」の一人として、自民党幹事長や官房長官、通産相、自治相などの要職を歴任した。

98年の総裁選で菅氏は、小渕恵三氏を担ぐ小渕派の方針に背き、新人ながら梶山氏擁立に奔走。梶山氏の同派離脱に従った。梶山氏は予想を上回る100票以上を獲得し、小渕氏に次ぐ2位と善戦した。

■背中
梶山氏の秘書を務めた下路健次郎県議は「小此木彦三郎先生と先代(梶山氏)は盟友だった」と振り返る。「先代は3選を狙った衆院選で落選して『ただの人』となり、そこから苦労して当選を重ねた。直接の師弟関係ではないが、菅さんは秘書時代からずっと先代の背中を見てきた」と話す。

梶山氏は2000年に74歳で死去。菅氏は節目節目で常陸太田市に墓参する。

第1次安倍政権が誕生した06年、総務相として初入閣した際は「あの(1998年の)総裁選で学んだ経験が実った」と語り掛けた。官房長官に就任した2013年は「梶山先生のような官房長官になる。政治で物事を変えられると教えてくれた人。同じ官房長官としてそれを実現させたい」と誓った。17年は、第3次安倍改造内閣の安定運営を墓前で決意した。

■後押し
墓参に毎回付き添うのは梶山氏の長男で衆院議員の弘志氏。17年、地方創生担当相として初入閣し、19年10月からは経済産業相を務める。

菅氏は、弘志氏との関係も深い。自民県連会長の弘志氏は、17年8月の知事選に新人の大井川和彦氏を擁立。菅氏も官房長官として後押しし、大井川知事誕生の立役者の一人になった。知事選を控えた同年4月、菅氏は水戸市内で県連の講演会に出席。「茨城を変える大井川和彦に全力で支援をお願いします」と述べ、深々と頭を下げた。

また、元衆院議員(茨城5区)の岡部英男・元県建設業協会長とは衆院当選同期だった。岡部氏の叙勲祝賀会や胸像建立式で来県。今年2月、岡部氏の告別式では、梶山氏を共に応援した思い出を振り返りながら「故郷茨城のために生涯尽くされた」と弔辞でしのんだ。

茨城新聞社

5377名無しさん:2020/10/11(日) 13:14:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad86089025e6f54055fe04dbb7a3e5aeb7482604
自民党・新総裁に菅義偉氏選出 福島県選出議員6人は菅氏投票
9/15(火) 11:38配信

 自民党は14日、党大会に代わる両院議員総会を東京都内のホテルで開き、菅義偉官房長官(71)が岸田文雄政調会長(63)、石破茂元幹事長(63)を破って圧勝し、第26代総裁に選出された。菅氏377票、岸田氏89票、石破氏68票で菅氏が過半数を得た。菅氏は二階俊博幹事長を続投させる方針を固めた。16日に臨時国会で安倍晋三首相(65)の後継となる第99代首相に指名され、新内閣を発足させる。首相交代は7年8カ月ぶり。
 本県関係では、細田派の菅家一郎復興副大臣(衆院福島4区)、吉野正芳元復興相(衆院福島5区)、亀岡偉民文部科学副大臣(衆院比例東北)、上杉謙太郎衆院議員(比例東北)、森雅子法相(参院福島選挙区)と竹下派の佐藤正久参院議員(比例、福島市出身)の6人が菅氏に投票。岸田派で県連会長の根本匠前厚生労働相(衆院福島2区)は岸田氏に投票した。福島民友新聞社の取材に答えた。

5378名無しさん:2020/10/11(日) 13:44:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/435931d143b17012ef36d465ffef5920bd1b97a1
野中広務氏との不思議な縁、稀代の政治家に学んだ「仕事への向き合い方」
9/23(水) 6:01配信

 文芸春秋に入社して2018年に退社するまで40年間。『週刊文春』『文芸春秋』編集長を務め、週刊誌報道の一線に身を置いてきた筆者が語る「あの事件の舞台裏」。自民党元幹事長の野中広務先生との親子2代にわたる不思議な縁をお話しします。(元週刊文春編集長、岐阜女子大学副学長 木俣正剛)

● 自民党・公明党の同盟秘話 始まりは京都の野中広務氏だった

 自民党元幹事長・野中広務先生とは、昔からの縁があります。

 私の父親は京都市議でした。当時の京都は蜷川虎三というカリスマ知事が人民戦線政府(社会党と共産党が与党の革新派政権)で、その反対派・自民党の市議が父の木俣秋水、そして府議会の反蜷川の急先鋒が野中先生でした。

 私の父は明治45年生まれ。野中先生は大正14年生まれですから、かなり年齢の差はありましたが、革新であろうと保守であろうと、権力を持つ側は反対派を弾圧するものです。父親はポスターのサイズまで、決められたものより1センチ小さくするほど気を遣っていました。

 その木俣父・野中コンビが仕掛けた「打倒蜷川政権」の秘策が、自民党・公明党の同盟。

 学生の町・京都では、革新派の政治運動は民青をはじめ、若者が担うのに対して、自民党には若手の支持者が圧倒的に少なく、公明党の参加による若手の選挙運動投入は大きな成果をあげました。

 後に中央で自民党と公明党の同盟を結んだのは野中広務先生でしたから、京都での体験を生かしたものだと思います。

 ただし、そのころの私はすでに京都を出て文芸春秋に勤めており、野中先生の話は父親から聞く程度で、お目にかかるのは随分後のことになります。政治家に会うのは、雑誌ジャーナリストとしては極めて危険です。どうしても筆が緩んでしまいかねませんし、政治家は政治家で「あの編集長とは親しい」という宣伝をしかねません。父親との関係があるだけに、なおさら近づかないようにしていました。

 私が週刊文春の編集長時代は、小泉純一郎政権。野中氏は「抵抗勢力」というレッテルを貼られ、悪役として報道される存在でした。

 そして、週刊誌の当然の役目である小泉政権批判をする週刊文春。そんな時期に『噂の真相』という雑誌に一行情報が掲載されます。「週刊文春の木俣編集長の父親は、野中広務元自民党幹事長の後援会の会長である」というものでした。

 まったくの事実無根です。前述のように、父親は野中先生よりかなり年上、京都市は政令指定都市でしたから、府議会との関係は同列なので、年齢が上の市議が府議の後援会長になるはずがありません。

 しかも野中氏は田中派から竹下派、父は京都では数少ない中曽根派に属し、後に衆院議長になる伊吹文明氏を財務省から京都一区の衆議院に呼び、後ろ楯となっていたのですから。素人でしか考えつかないような間違いですが、父親が京都の自民党市議というところから、こういう面白おかしい、いかにも謀略の臭いのする記事ができ上がります。

 ネットを検索すると、まだこの記事があります。ネットは怖いです。

● 著者チェックしない政治家は 野中氏ただ1人だった

 さて、現実には野中先生とは、先生が議員を引退されるときから本格的にお付き合いをするようになりました。父のこともあり、可愛がってくださったのだと思います。

 どのメディアも欲しがっていた「議員引退の手記」を『週刊文春』でいただきました。

 そのころから、時折人を招いての会合をしたり、野村克也監督と野中先生の対談本『憎まれ役』を出版したりするようになりました。

5379名無しさん:2020/10/11(日) 13:45:08
>>5378

 立派だと思ったのは、インタビューをまとめても、まったく著者校正をしないことです。大抵の政治家はインタビューでいろいろサービス発言をしても、後で秘書や担当の官僚が削ってきて、原型を留めないものになることがままあります。

 しかし野中先生は、「政治家の発言は一度出たら覆せない。だから、著者校正はしません。覚悟をもって日々しゃべっているのだから、一切見ない」の一辺倒。こういう政治家に出会ったのは、長い編集者生活でもたった1人でした。

 町会議員から府議会議員を経て58歳で初めて国会に登場、国政を仕切るまでに至った人は、政治家としての使命を徹頭徹尾理解していた人だと思います。

 たとえば言論の自由。

 当時、文芸春秋から発行されていた『諸君!』という雑誌が、野中氏の北朝鮮寄りの姿勢を徹底的に批判していました。その『諸君!』が廃刊になりました。すると、野中先生はこう言ったのです。

 「残念なことです。私は京都府議時代、当時の京都府知事・蜷川虎三さんの、社会党・共産党と組んだ独裁政権と闘ってきました。そのころ、メディアで蜷川批判をしていたのは『諸君!』くらいです。だから、ずっと定期講読しています。自分が政権側に立って『諸君!』から批判を受けると辛いのですが、政権の座にある者として謙虚になることは大事です。ですから、どんなに批判されても『諸君!』は愛読していました」

 今どきの政治家は、自分の批判をされるといきり立ち、メディアへ批判を繰り広げます。しかし、権力の座に立つものは、民の声に耳を澄まさねばなりません。コワモテの政治家のイメージがありますが、野中先生は気配りも天下一でした。

● 記者に食事に招かれたら 必ず手土産を持ってきた理由

 政治家の後輩たちの心配もしていました。

 雑誌記者に食事に招かれたら、野中先生は必ず手土産を人数分持ってこられます。京都人らしい、センスのある手土産でした。

 「雑誌記者にごちそうになっていたら、必ずその後困ることになる。同席してもお互いに立場が違うことを認識しない政治家はダメだ」

5380名無しさん:2020/10/11(日) 13:46:04
>>5379

 可愛がっていた後輩の政治家の方たちとお目にかかったという話をすると、「手土産は持ってきたか?ハイヤーの運転手に食事代を出していたか?」と必ず聞き、本人に注意していたようです。

● 「君たちには人間の心があるのか」 忘れられない野中氏の叱責

 一方、地下鉄サリン事件では国家公安委員長として、事態の収拾にあたっています。

 地下鉄サリン事件やオウム真理教被害者への給付金制度が決まったとき、何らかの理由で、全額保障できない人がいるという報告があったそうです。そのとき野中氏は爆発。「君たちには人間の心があるのか」と叱責し、全額保障を実現させました。

 翻って、コロナ騒動の際、安倍政権は営業自粛で損をする人、休業で職を失った人をはじめ、とにかくおカネを出すことを渋りました。「国民の心がわかるという政治家がいなくなった」と、心から思います。

 彼が引退してからのこんな話が好きです。

 京都のマンションの近くを毎日散歩するのですが、いつもホームレスと会話していたのだそうです。ある日、あるホームレスに、「いつまでもホームレスをやっているな」と説教して、故郷に帰るための資金をあげた。「その日から公園にきていない。やっと故郷に帰ったんだろう」と、自分のことのように喜んでおられました。

 喉元まで「先生、たぶんその5万円で美味しいものでも食べて、他の公園に移っているだけですよ」と言いたくなるのですが、あの笑顔の前では言えません。

 選挙民との一対一の本当の交流の上に政治がある。これが民主主義の原点ですが、1人区に慣れ、選挙区がなく東京で育った世襲政治家には、このあたりが全然わかっていないのだと思います。

木俣正剛

5381名無しさん:2020/10/11(日) 21:44:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/127be477f14386b1ca85cdf555f83420b389271d
衆院福岡5区、自民分裂で党員投票実施へ 前環境相vs前県議会議長
10/11(日) 19:35配信

 現職と新人による自民分裂選挙の様相となっている次期衆院選福岡5区を巡り、自民党福岡県連は11日、執行部会を開き、5区内で党員投票を実施して党本部に推薦する公認候補予定者を選考する方針を決めた。

 福岡5区の自民では、現職の原田義昭前環境相(76)と前県議会議長の栗原渉県議(55)が立候補に意欲を示している。このため、県連は5区内にある七つの地域支部にそれぞれ意見集約を要請。各支部からは、公認申請の候補者選考について「党員一人一人の声を聞いてほしい」などの意見が出されたという。

 13日には県連の松尾統章幹事長が上京し、党本部の山口泰明選挙対策委員長や林幹雄幹事長代理らと面会。県連として党員投票を実施する方針や各地域支部の意見を伝えるという。 (黒石規之、御厨尚陽)

西日本新聞社

5382名無しさん:2020/10/11(日) 21:45:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/aec5299cc452d6bacb6d9eafc6f48924edb19b2b
【点描・永田町】「早期解散」には多くのハードル
10/11(日) 19:06配信

 菅義偉新政権発足から半月余。首相はデジタル庁新設や携帯電話料金値下げの実現に向けて矢継ぎ早に指示を繰り出すなど、実績作りにまい進している。その一方で、就任時としては歴代3位とされる内閣高支持率を背景に、自民党内では早期衆院解散論が台頭し、多くの衆院議員は事務所確保などの選挙準備を進めている。このため、首相がいつ解散権を行使するかが今後の政局の最大の焦点だが、早期解散には多くのハードルがあり、解散風の行方もなかなか定まらない。

 首相は9月16日の新政権発足以来、解散については「時間の制約も視野に入れながら考えていきたい」(就任会見)と、慎重な物言いに終始している。首相が伝家の宝刀を抜くにはコロナの感染収束が大前提となる上、11月に日程が集中する首脳外交や、年内成立が必要な協定・法案処理のための国会審議が控えているからだ。解散に踏み切れば約1カ月間の政治空白は避けられず、就任時の「コロナ対策と経済立て直しが最優先」との公約も“空文化”しかねない。

 下村博文政調会長は「私が選対委員長だったら、自民党議員のほぼ総意で即解散」と首相の背中を押すが、野田聖子幹事長代行は「解散強行で、国民に説明責任を果たせるのか」とけん制する。各種世論調査でも早期解散に期待する声は少なく、首相周辺も「国民の新内閣への期待を裏切るような強引な解散は、支持を失うだけ」と声を潜める。

 菅政権発足前後に永田町で飛び交った秋口解散説は、自民党が次期臨時国会召集を10月下旬とする方針を固めたことで消滅。このため、自民党内では、年明けも含めた早期解散説と、来年9月の自民党総裁選後の事実上の任期満了選挙説が交錯している。

首相は「攻めの任期満了選挙」も視野
 政治・外交日程も考慮した解散時期について、与党幹部は(1)年内(2)年明けから来春(3)来秋──の三つの選択肢を想定する。最短は10月下旬召集の国会での所信表明・代表質問直後の解散だが、選挙期間の11月中下旬が同時期に集中する首相の首脳外交と重なり、「外交儀礼上はあり得ない」(外務省幹部)との指摘が多い。しかも、次期国会では日英経済連携協定(EPA)や、来年夏の五輪開催に伴い祝日を移動させる特別措置法などの承認・成立が必要。

 このため、案件処理後の解散なら11月中下旬解散──12月6日か13日衆院選投開票──という日程が浮上する。ただ、初冬を迎える時期だけに「コロナの感染再拡大で選挙どころではない」との声も多く、首相にとってもリスクが大きい。

 さらに、年明けの通常国会での冒頭か、補正予算成立直後の解散も取り沙汰されるが、いずれの場合でも来年度予算案の審議入りが大幅に遅れて、年度内成立も困難となる。来年度予算成立後の3月末か4月初めの解散説もあるが、7月上旬に想定される東京都議選に全力投球したい公明党が強く反対しており、同党と太いパイプを持つ首相が「公明の離反を招くような解散はするはずがない」(自民選対)との見方が支配的だ。

 ここにきて東京五輪・パラリンピックが、予定通り来年7月23日から9月5日に開催される方向となっており、その間の解散・衆院選も政治的には不可能だ。となれば、結果的に9月中下旬に実施予定の自民総裁選を受けての任期満了選挙が現実味を帯びる。このため、与党内では「首相が実績作りを優先するのも、総裁再選後の“攻めの任期満了選挙”を視野に入れているからだ」(自民長老)との声が広がるが、この先も「全てはコロナ次第」(同)という状況が続くのは間違いない。【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」10月5日号より】


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