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自民党スレ

4966名無しさん:2020/09/20(日) 16:06:38
>>4965

不祥事閣僚はすぐ退場
内閣改造で大幅に閣僚を交代させたときに懸念されるのが閣僚の不祥事だ。

安倍にとって、第1次内閣は苦い思い出だ。
年金記録問題や相次ぐ閣僚の不祥事で支持率が急落。参議院選挙で過半数割れの惨敗を喫し、退陣につながった。

当然、同じ轍を踏まないように人事には細心の注意を払っているが、閣僚の不祥事や失言はなくならない。

去年発足した第4次安倍改造内閣では、オリンピック・パラリンピック担当大臣に起用された桜田義孝。二階派所属の桜田は当選7回、待機組だった。
就任当初から、答弁の読み間違えや国会外での発言で「迷走」を続けた。
野党側は桜田や任命した安倍総理大臣を責め続け、改造から半年後、東日本大震災の復興をめぐる発言で事実上、更迭された。

また、2014年9月の改造は人心一新を図ったが裏目に。

600日以上、1人の閣僚の交代もなく続いていたが、大幅改造を行った。
女性活躍の象徴として5人の女性閣僚が起用されたが、松島みどり法務大臣がみずからの選挙区での活動で野党から追及を受けた。
小渕優子経済産業大臣も、政治資金をめぐる問題で追及された。
結局、2人は改造からわずか2か月足らずでそろって辞任することになった。

第2次安倍内閣発足以降、不祥事や失言で辞任や更迭となった閣僚は8人。
しかし、内閣支持率は一定の水準を保ち、政権を揺るがすほどの事態には至らなかった。
本当に替えがたい存在以外は「閣僚を必要以上に守りすぎない」というダメージコントロールが、記録的な長期政権となった要因の1つといえる。

安倍内閣最多となる13人が初入閣した今回の改造内閣はどうなるだろうか。

速報「私閣僚になりました」!?
「いろいろお世話になりました。防衛大臣に内定しました」

外務大臣から防衛大臣にポストが代わることになった河野は、内閣改造の前日午後3時半ごろ、外務省の記者クラブに突然現れた。そして、「役所に入るときに総理から電話が来ました」と防衛大臣への横滑りをみずから明らかにした。
また、経済産業大臣に起用された菅原も、前日の夜、みずからのブログに初入閣の内示を受けた様子を興奮のまま明らかにした。
「あすの内閣改造において、本日、安倍総理から直々にお電話をいただいた。
経済産業大臣をお願いする。
57年間の人生で、経験したことのない感動の瞬間だった」

正式な発表を待たず、SNSでみずから速報する。
かつては総理大臣官邸に閣僚本人が現れるまで明らかにならないこともあったが、ずいぶん様変わりしてきた。総理大臣自身がSNSで「@@大臣 ○○さん なう」なんてつぶやく時代が、そのうち来るのかもしれない。

またやるか内閣改造、そして解散・総選挙は
菅、岸田、茂木、加藤、河野、そして、小泉。
「ポスト安倍」、将来の総理総裁候補と目される議員をバランスよく配置すること。
このことこそが、今回の人事の最大の眼目であり、安倍が心を砕いたことだった。バランスよく、誰かを突出させずにいることは求心力を維持する要諦だ。

安倍人事の最大の特徴は、有力議員、有望な議員は、ポストを代えても、使い続けることだ。
その一方、派閥の意向にも応え、待機組の解消も進め、政権基盤の安定につなげてきた。
「有力議員の起用」と「入閣待機組の解消」によって、「求心力の維持」を図ってきた結果、安倍の在任期間はことし11月に桂太郎元総理大臣を抜き、憲政史上最長に達する。

来年、2020年には、東京オリンピック・パラリンピック。
2021年9月末には自民党総裁としての任期。
その1か月後には、衆議院議員の任期満了を迎える。

安倍の総裁任期が残り2年となる中、最大の焦点は衆議院の解散・総選挙。
衆議院選挙の顔は、安倍自身なのか、あるいは「ポスト安倍」の誰かなのか。
1年に1回程度、内閣改造と自民党役員人事を行ってきた安倍、もう1度行うことは十分考えられる。
政権の体力があるうちに、「待機組のさらなる解消を」と派閥の思惑と一致すれば、可能性は高まるだろう。
党内からは総裁4期目を期待する声すらあがっている。

人事によって、求心力を維持しながら、安倍はどのような判断を下すだろうのか。
2年後も見据えながら、政治の動きは、もう始まっている。

(文中敬称略)


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