したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

自民党スレ

4927名無しさん:2020/09/20(日) 01:17:53
>>4926

巨額資金の決裁権者は誰だったのか
 今回の総裁選において注目すべき点は、党本部から河井陣営に渡った1億5000万円という巨額の資金の決裁権者が誰だったのかというところである。

 帳簿上1億5000万円の支出は「広報費」として処理されており、その責任者は記者会見で「問題はない。最終責任は幹事長にある」と断言した二階幹事長である。そして、もう一つの資金の出所として疑われている、領収書不要で会計検査院監査も免除され、原則使途が公開されることのない官房機密費の管理責任者は官房長官である。

 つまり、党の資金と官房機密費から案里被告側に1億5000万円という巨額の資金を渡すためには菅前官房長官と二階幹事長の承認が不可欠だったのだ。

 仮に菅前官房長官と二階幹事長が安倍前総理の了承のもとにこの巨額の選挙資金の提供を実行していたとしたら、次期総裁が安倍政権に批判的な立場であった石破氏になることはもとより、自派閥の重鎮議員が落選に追い込まれた岸田氏であっても、総理総裁の椅子に座らせるわけにはいかないはずだ。

 どちらが総理総裁の椅子に座っても、1億5000万円という巨額の資金の出所に強い関心を寄せることは間違いないからだ。

 それは安倍前総理、菅前官房長官、二階幹事長らが隠蔽した秘密が白日の下に晒される危険性を孕むものであり、彼らには看過できないことのはずだからである。

 つまり、河井陣営に渡った1億5000万円の資金の出所を隠蔽し続けるためには、3人のうちから総理総裁を出すというのが暗黙の了解だったということである。それは、現実には菅新総理以外に選択肢がなかったということでもある。

 このように考えると、安倍前総理の退陣表明を受けて官房機密費を管理する菅前官房長官と党資金の管理責任者である二階幹事長が真っ先に動き、この二人の会談によって「熟慮に熟慮を重ねる」時間を設けずに一気に「菅新総裁」の流れを作り上げたというのは筋が通る話である。

 さらに、今年になってから総裁候補であった岸田氏の存在感がどんどん失われていたのも納得のいくものである。

 そして、菅新総理誕生が確実になり1億5000万円の巨額資金の出所が自民党と政府から漏れる心配がなくなったことを待っていたかのように、河井克行被告は「勾留が続いて十分な打ち合わせができないまま、過密日程で審理が進むことに不安を感じた」というあやふやな理由で弁護団全員の解任に踏み切った。

 河井夫妻の裁判は迅速な判決を目指す「百日裁判」として週3〜4回のペースで12月18日まで計55回の公判期日が指定されていた。しかし、河井克行被告による突然の不可解な弁護士解任で審理が遅れることは避けられない見通しとなり、年明けとみられていた判決はさらに先送りされることが確実になった。これは、裁判を通して資金の出所が明白になるリスクを避ける、あるいは先送りすることを目論んだ行動だったと考えるべきだろう。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板