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自民党スレ

4698とはずがたり:2020/09/15(火) 02:19:17
なるべく引っ張ってどうしようもなかったら来年の総裁選で首すげ替え出来る方がいいので任期満了かな

酷い面子が揃いそうだ。。

https://www.news24.jp/articles/2020/09/14/04721877.html

二階幹事長
野田幹事長代行
下村政調会長
佐藤総務会長
森山国対委員長
山口選対委員長

4699名無しさん:2020/09/15(火) 02:20:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/1046d5c0e11b7a6d46d5ceb447072916488fe905
麻生副総理兼財務相、再任へ調整 総裁選で菅氏を支持
9/14(月) 23:45配信

 自民党総裁選で新総裁に選出された菅義偉官房長官は14日、麻生太郎副総理兼財務相を再任させる方向で調整に入った。「安倍政権の継承」を掲げて総裁選を制した菅氏としては、「骨格」としてともに安倍政権を支えてきた麻生氏を引き続き重要閣僚に置くことで、政権の安定化を図りたい考えだ。

 麻生氏は当選13回で、党幹事長や外相なども歴任してきた重鎮。今回の総裁選では麻生派(54人)を率いて菅氏を支持し、総裁選での勝利に貢献した。

 安倍政権下では、森友学園問題をめぐる公文書改ざんや前事務次官のセクハラ問題といった不祥事が続発。野党から不信任も突きつけられた。

朝日新聞社

4700名無しさん:2020/09/15(火) 02:23:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c9e1dcac8921eada0e34442fad66cf2e8fe1ee9
謎の無派閥議員集団「菅義偉グループ」を解析する
9/14(月) 6:01配信

 菅義偉内閣がまもなく発足する。党内の主要派閥に推され、総裁選では圧倒的な数の力を見せつけたが、改めて注目されたのが衆参の無派閥議員からなる「菅グループ」の存在だ。約30人と報じられ、石破派(19人)や石原派(11人)以上の勢力とされている。しかし、顔ぶれについてはほとんど知られていないのが実情だ。「菅グループ」にはどんな人物がいるのか。詳細に検討してみると、意外なことが判明した。

■ 衆院15人、参院11人でカウント

 一般的に「菅グループ」とされるものには、派閥横断の勉強会である「韋駄天の会」もあるが、真っ先に言及されるのが衆院当選4回以下の無派閥議員からなる「ガネーシャの会」である。このほか、参院にもグループがあり、各派閥にも隠れ“菅派”がまるでスパイのように紛れ込んでいる。グループは非常に緩やかなつながりとされており、菅氏が全員を個別にコントロールしているようだ。

 さて本稿では、グループの面々が菅氏に面会して出馬を要請した際の記念写真、一部推薦人名簿を基準に衆院15人、参院11人の計26人を「菅グループ」と認定する。

 衆院は、大串正樹氏のフェイスブックにアップされた写真を基準にする。菅氏に総裁選への出馬を要請した当選4回以下の「無世襲・無派閥」の14人の顔が確認できる。対外的に名簿が発表されているわけではないので、動かぬ証拠として写真を根拠にしたい。

 敬称略で名前をあげると、後列左から、三谷英弘、熊田裕通、穂坂泰、木村哲也、藤井比早之、秋本真利、田中英之、黄川田仁志、武村展英。前列左から、大串正樹、星野剛士、田中良生、菅義偉、坂井学、山本朋広の各氏だ。

 写真には入っていないが、菅氏の推薦人である牧原秀樹経済産業副大臣を加え、衆院は15人とする。

 参院に関しても、総裁選への出馬を要請した11人と菅氏の記念写真を根拠にする。島村大氏のツイッターなどから確認することができる。

 こちらも敬称略で名前をあげると、後列左から、小川克巳、徳茂雅之、朝日健太郎。前列左から、三宅伸吾、和田政宗、三原じゅん子、松下新平、菅義偉、島村大、園田修光、阿達雅志、柘植芳文の各氏だ。

 以上11人を参院の「菅グループ」とする。

4701名無しさん:2020/09/15(火) 02:23:30
>>4700

■ 地方議員出身者3割 東大法卒が最多

 26人がどういう「属性」の人物であるか、一覧にまとめたのが下に示した表だ。細かくて見えにくい場合は、表下の「拡大画像表示」ボタンで大きな画像を参照してもらいたい。

 では、表の内容に準じて、いくつかのポイントに絞ってみていく。

 やはりというべきか、衆院6人、参院2人の計8人が市議、県議出身であり、グループ全体の3割を占める。国会議員秘書経験者も6人いる。

 意外なのは学歴である。菅氏は法政大出身の初の首相となるわけだが、グループ内での同大出身者は4人にとどまる。最も多いのは東大法の6人だった。令和2年8月版の国会議員要覧(国政情報センター)によると、衆参710人の国会議員のうち、東大出身者は130人に上り、全国会議員の2割弱を占めている。

 菅氏は自らの選挙区がある横浜市内はもちろん、神奈川県内全域に絶大な影響力を持つ。河野太郎防衛相、小泉進次郎環境相という自民党の2枚看板も同県選出議員である。菅グループの「神奈川率」は衆院4人、参院2人の計6人。決して大所帯ではないが、足元をきっちり固めていることがわかる。

 松下政経塾出身者が4人いる点も興味深い。政経塾が神奈川県茅ケ崎市内に拠点を置いているという要素もあるかもしれない。

 知名度でいうと、元女優の三原じゅん子氏の名前が光る。三原氏は2012年の総裁選で石破茂氏を支持していたとされるが、15年に神奈川選挙区へ転出したこともあり、菅氏側近へと華麗に転身した格好だ。元ビーチバレーボール五輪日本代表の朝日健太郎氏は199センチ。今回の総裁選では、小柄な菅氏との高低差が話題になることはなかった。

■ 独自の情報網 脱原発派もタカ派も

 菅氏のネットワークの広さ、豊富な情報網は他の追随を許さないレベルにあるが、注目すべき人物が菅グループにいる。

 住友商事出身でニューヨーク州弁護士の資格も持つ阿達雅志氏である。トランプ米大統領の側近と個人的な関係を構築しているという。前回2016年の大統領選でトランプ氏陣営の参謀役だったスティーブン・バノン氏ともパイプがあったとされる。菅氏は前回の大統領選で、トランプ氏が勝利するとの見通しをかなり早い段階から示していた。阿達氏のニューヨーク人脈が活きたようだ。

 情報網という意味では、旧みんなの党で当選した三谷英弘氏、和田政宗氏を“引き取っている”点も見逃せない。他党から来た議員の情報は貴重である。二階俊博幹事長も10年間の非自民党時代に人脈、ルートを拡大した。菅氏も他党出身者を重宝しているはずである。

 菅グループには谷垣禎一元幹事長のグループ「有隣会」に出入りする議員が5人以上いる。谷垣グループは今回、自主投票だったが、谷垣氏は一定の影響力を保持する。谷垣グループと菅グループが連携している形跡もある。

 全国郵便局長会(通称「全特」)を代表して国会に送り込んでいる徳茂雅之氏、柘植芳文氏がいずれも菅グループであるのは興味深い。徳茂氏は2016年に52万票余でトップ当選、柘植氏も2019年に60万票余を獲得し、特定枠の上位2人を除いて首位である。抜群の集票力を誇る両氏を傘下に収める剛腕ぶりが伝わってくる。

 イデオロギーに固執しない菅氏らしく、政策面や思想面で距離のある議員がグループ内で共存している。法政大出身の秋本真利氏は「脱原発」を堂々と掲げていた一方、和田氏は歴史認識分野などで保守の立場を鮮明にする。自民党はもともと政策の左右の幅が広いが、菅グループもウイングが広い。

4702名無しさん:2020/09/15(火) 02:23:58
>>4701

■ 苦労している議員を応援、無派閥議員の4割が「菅印」

 俗にいう「たたき上げ」の菅氏は、苦労している人に手を差し伸べている。声をかけられた側が感激するのは言うまでもない。

 永田町では当選同期(初当選した選挙が同じ)の関係が最初に深まる傾向にある。学校生活における同級生のような感覚だ。ただし、途中で落選してしまうと、当選回数が異なり、その後のポストで差が出る。疎遠になることも珍しくない。

 そんな中、菅氏は当選同期との関係を維持することに腐心してきた。

 例えば、園田修光氏は参院当選1回ながら、菅氏と当選同期である。園田氏は96年に衆院で初当選したが、その後衆院選に3回連続落選。参院選でも落選を経験した。16年ぶりに国政復帰したのは2016年の参院選だった。菅氏は折に触れて園田氏を激励、応援してきた。

 衆院には比例復活組が5人いる。選挙区で苦労している議員を可愛がることは、「面倒見の良さ」というリーダーの必須条件を満たすことにつながる。ちなみに、木村哲也氏は野田佳彦前首相、三谷氏は日本維新の会代表を務めた江田憲司氏、牧原氏は立憲民主党の枝野幸男代表と戦っている。いずれも野党を代表する政治家であり、追い風が吹いても簡単には勝てない。裏を返せば、これらの選挙区で彼らが勝利すれば、菅氏の神通力を見せつけることになる。

 「マイナーな議員」が勢ぞろいした観があるのは、菅グループの特徴だ。名前の知られている議員は正直、三原氏ぐらいだろう。

 それでも、総裁選においては、有力議員だろうが、マイナー議員だろうが、同じ1票であることに変わりはない。国会議員要覧によると、自民党の無派閥議員は65人。4割が少なくとも菅グループなのである。適齢期にもかかわらず、副大臣や政務官のポストに就けていない議員も少なくない。彼ら彼女が、菅内閣で念願のポストを手に入れる可能性は十分ある。地味な面々が政治の表舞台に出てくるかもしれない。(文中一部敬称略)

紀尾井 啓孟

4703名無しさん:2020/09/15(火) 02:26:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ec856120faf4ae353fe8218cd801ff453d88dae
「2位争い」制した岸田氏 地方での「大敗」と国会議員票「善戦」で次につながる?
9/14(月) 18:27配信

 安倍晋三首相(自民党総裁)の後任を選ぶ自民党総裁選が2020年9月14日に投開票され、菅義偉官房長官が石破茂元幹事長、岸田文雄政調会長を破って新総裁に選ばれた。9月16日に召集される臨時国会で首相に指名される見通し。

 菅氏が全体の7割以上を得票し、注目されていた2位争いは岸田氏が制した。ただ、各都道府県連からの地方票では、岸田氏の得票率は約7%と惨敗。岸田派の議員が比較的多い静岡県や福岡県で1票も取れない惨状だった。一方の国会議員票では、岸田氏は岸田派の人数を大幅に上回る票数を得票。結果として石破氏に大差をつけた。

■岸田派名誉会長・古賀誠氏のお膝元で「0票」

 今回の総裁選は党員・党友による投票は行われず、国会議員票394票と、各都道府県連に3票ずつ割り当てられた141票の、計535票で争われた。有効投票数は534票で、菅氏377票、岸田氏89票、石破氏68票だった。

 地方票からの投票では、47ある都道府県連のうち44都道府県が予備選を導入。そのうち36府県が、得票割合で3票を割り振るドント方式を採用した。一方、東京、神奈川など8都道県が、最も得票が多かった候補に3票を投じる「総取り」方式を採用した。結果は、菅氏89票、石破氏42票、岸田氏10票。菅氏が63.1%を得票して過半数を押さえ、石破氏は29.8%を得票。得票率7.1%の岸田氏の惨敗が際立つ。岸田氏が3票取れたのは地元の広島だけで、山梨では2票を獲得。それ以外には山形、福島、香川、長崎、熊本で1票ずつ取れただけだ。

 とりわけ痛手だったのが岸田派の議員が多い静岡や福岡で1票も取れなかったことだ。静岡県内に10人いる自民党国会議員のうち、3人が岸田派だが、3票の内訳は石破氏1票、菅氏2票だった。福岡県では14人中4人が岸田派だが、同様に石破氏に1票、菅氏に2票が投じられた。福岡では、岸田派名誉会長として強い影響力を持つ古賀誠元幹事長と、麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相が激しい勢力争いを展開してきたことでも知られる。自民党に7つある派閥のうち、麻生派を含む5派閥が菅氏の支持を表明。この「岸田氏0票」という結果は、古賀氏の影響力低下を浮き彫りにしたとも言える。

4704名無しさん:2020/09/15(火) 02:26:38
>>4703

1年後の「フルスペック」総裁選に向けた布石?
 だが、国会議員票393票では様子が一変。菅氏は全体の7割以上の288票を得票したのに続いて、岸田氏は2割強にあたる79票を獲得。石破氏はわずか26票、割合にして6.6%しか獲得できなかった。

 菅氏を支持した5派閥には国会議員265人が所属しており、岸田派は47人、石破派は19人。それ以外に無派閥が64人いる。石破氏には派閥以外から7票しか得票できていないのに対して、岸田が派閥以外から得票したのは32票。国会議員からの石破氏への風当たりの強さが際立つ形になっている。

 菅氏の総裁としての任期は、安倍晋三氏の残り任期にあたる21年9月末まで。その後の総裁を選ぶ総裁選は、今回は省略された党員・党友投票を含めた「フルスペック」で行われる。この「フルスペック」総裁選に向けて、今回の総裁選の順位が岸田氏に有利に働く可能性もある。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

4705名無しさん:2020/09/15(火) 02:27:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a5cd7ae937f290ad09ab2e69816ac57d788194d
「ポスト菅」は誰?菅義偉新総裁 今後の焦点は
9/14(月) 20:12配信

安倍総理大臣の後任を決める自民党総裁選挙の投開票が14日行われ、菅官房長官が新しい総裁に決まりました。総裁が決まり、既に焦点は人事の話になっています。 菅さんは党の総裁として、党の役員人事と、総理大臣として閣僚の人事、両方決めないといけません。菅さんがどのような人事をするのか、ポイントは“派閥”です。

2位は岸田政調会長

今回の総裁選は、国会議員票393票と地方票141票、合わせて534票で争われました。
(※国会議員票は394票のはずが、1票が無効票だったため)

菅さんは議員票288票、地方票89票、計377票
岸田さんは議員票79票、地方票10票、計89票
石破さんは議員票26票、地方票42票、計68票
菅さんは国会議員票も地方票も圧倒的勝利となりました。

焦点の2位は、岸田さんとなりました。岸田さんは派閥の人数は石破さんより多いため、それでも石破さんに負けるとこの先の影響力が弱まる可能性がありました。岸田さんにとっては、一安心というところです。

菅さんは、喜びを次のように語っています。

「新型コロナウイルスが拡大をするというまさに国難にあって、政治の空白は許されません。この危機を乗り越えて国民の皆さん1人1人が安心をして、安定をした生活をすることができるように。そのためには、安倍総理が進めてきた取り組みを継承し、進めていかなければなりません」

「ポスト菅」官房長官の人事は?

総裁が決まり、既に焦点は人事の話になっています。

菅さんは党の総裁として、党の役員人事と、総理大臣として閣僚の人事、両方決めないといけません。菅さんがどのような人事をするのか、ポイントは“派閥”です。
菅さんは無派閥で「脱派閥」を掲げていますが、今回の総裁選は二階派をはじめ、主要な派閥の後押しを受けて国会議員票でも圧勝しました。 そのため、派閥を意識した、いわゆる「派閥均衡型」人事、つまり派閥の意向をくんでポストを選ぶ形にするのか。 または、議員票で7割以上、地方票で6割以上をとり安定基盤ですので、派閥を気にせず自分の意向を適材適所で選ぶのか。

閣僚人事ですが、特に官房長官は誰になるか。こちらの3人が注目されています。

・萩生田光一 文部科学大臣
・加藤勝信 厚生労働大臣
・梶山弘志 経済産業大臣

萩生田さんは細田派、加藤さんは竹下派です。菅さんは「安倍政権の継承」ということで、2人はいずれも官房副長官を経験していて、妥当だという声があります。
さらに自民党関係者は、加藤さんだと派閥内でのポスト争いもありそうなので「一番、収まりがいいのは萩生田さん」との声もあります。

菅さんは、梶山さんの父親で亡くなった梶山静六元官房長官を「政治の師」と仰いでいます。息子の梶山さんとも近い関係で、政府関係者は「菅さんが誰よりも信頼している人物が梶山さん」と言っています。 14日、菅さんは官房長官としての最後の会見でも、梶山静六さんの言葉を引用していました。

菅さんは「脱派閥」を掲げていますが、派閥の意向を無視すると波風が立つため、どこまで推薦を受け入れるか、ということがポイントになります。あまり派閥を重視すると「脱派閥」と言っていたにもかかわらず、時代が逆戻りしたのでは…というイメージになる恐れもあります。

菅さんは次の官房長官について「総合的な仕事ができる人がいい」と答えています。自身が長く官房長官していてどのような資質が必要か分かっているだけに、誰を選ぶのかが注目されます。

4706名無しさん:2020/09/15(火) 02:28:20
>>4705

解散総選挙、どうなる?

解散総選挙を早期に行うかどうかも関心事です。

菅さんは12日、「解散権は新総理が持っていますから、新総理の判断だと思います」と話しました。国民が今望んでいるのはコロナ対策と経済再生だとしていますが、総理になってどう判断するのか。

そのような中、麻生副総理は13日に気になる発言をしました。
「1年以内に衆議院の選挙が確実に行われます。下手したらすぐかもしれない。国民の審判を問われていない内閣じゃないかとか、いろいろたたかれるのは目に見えているんだから、“だったら”という感じがしないでもない」

麻生さんは、「選挙はタイミングが大事で、新しい内閣が国民の審判を受けていないと批判されるのであれば、早めに解散総選挙をすることもありえる」としているのです。

では、国民はどう思っているのでしょうか。
NNNと読売新聞が9月4日〜6日に行った世論調査では、解散総選挙は「今年中に行うのがいい」が16%、「2021年前半がいい」が20%、「任期満了まで行う必要はない」が55%でした。
国民の多くは、すぐにやる必要はないと思っている人が多いということです。

増税はどうなる?

そして、消費税の増税はあるかどうか。
菅さんは「安倍総理がかつて、今後10年くらいあげる必要はないと発言していて、私も同じ考え」と話したのですが、「将来までは否定しない」としています。

安倍政権では2014年に5→8%、2019年に8%→10%に2回増税してきましたが、これをどう判断するのかも注目です。

今後の日程は?

今後の日程を整理します。14日、菅新総裁が誕生しました。
幹事長や政調会長など党の役員人事は15日決まると見られています。 16日には臨時国会を召集し、総理大臣の指名選挙が行われ、ここで菅新総理が誕生。この日に組閣し、新内閣が発足する予定です。

さらにその先、11月にはアメリカ大統領選や、2021年には東京オリンピック・パラリンピック、9月には総裁の任期を迎えます。

(2020年9月14日 16時ごろ放送 news every.「ナゼナニっ?」より)

4707名無しさん:2020/09/15(火) 02:36:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/8acb15b728dfe81688460522ffda2456ca80da22
【速報】政調会長は下村元文科相、3役の人事固まる
9/14(月) 23:09配信

 自民党の菅新総裁は15日に行う党役員人事で、二階幹事長を再任させるほか、下村元文部科学大臣を政調会長に充てるなど、党3役の人事を固めました。

 自民党幹部によりますと、菅新総裁は総裁選でいち早く菅氏の支持を表明した二階幹事長を再任させるほか、総務会長に麻生派の佐藤勉元総務大臣、政調会長に細田派の下村元文科大臣を充てる方針を固めました。

 このほか、選挙対策委員長に竹下派の山口泰明衆院議員を、菅新総裁の信頼も厚く国会対策の要である森山国対委員長も再任させる方針も固めています。

 「今、二階幹事長が都内のお店に入ります」(記者)

 こうした中、14日夜、再任が固まった二階幹事長と森山国対委員長らが、東京都内の日本料理店で会合を開きました。会合には、入閣が取りざたされている二階派の平沢勝栄衆院議員らも出席していて、16日に行われる組閣人事についても情報交換されたものとみられます。(14日22:51)

4708名無しさん:2020/09/15(火) 02:41:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca5c44618e913d34beae99a73d45b1610394fb7f
安倍首相はなぜ「岸田」をあきらめ「菅」にしたのか
9/14(月) 7:01配信

 週明けの自民党総裁選で、菅義偉官房長官が「ポスト安倍」の座を射止める公算が大きくなっている。コロナ前から安倍首相が描いてきた「岸田後継」の青写真は、いかにして頓挫したのか。公明党も絡み水面下で展開されてきた暗闘を、全て明らかにしよう。

「岸田潰し」の策を弄した菅

 自民党総裁3期目に入ってから、首相の安倍晋三は、「2020年夏に東京五輪を終えた後、秋にも途中辞任し、党員投票を省略した形の総裁選に持ち込み、気心の知れた政調会長の岸田文雄を後継にする」との構想を有力な選択肢としてきた。

 一方、官房長官の菅義偉は、盟友関係にある安倍と副総理・麻生太郎の主導で岸田政権が誕生すれば、政権中枢に自分の居場所はなくなると考え、これを阻止したいと考えてきた。

 そのため、菅はこの数年、岸田政権阻止のために様々な策を弄してきた。昨年の参院選で、岸田の地元の広島選挙区に自らの側近である河井克行の妻・杏里を強引に立候補させ、岸田派長老の溝手顕正を追い落としたのは「岸田潰し」の典型だった。

 岸田が新型コロナ感染拡大に伴う経済対策などで力量不足を露呈し、風前の灯火となった「岸田政権」の構想だが、安倍が解散して勝利すれば岸田も復活する可能性があった。それゆえ、菅は安倍の手による解散を阻止したいと考えていたのだ。

 7月8日、東京・信濃町の創価学会本部別館で開かれた、全国の学会幹部が集う「最高協議会」。ここで、学会の選挙対策を担う副会長・佐藤浩は、安倍が衆院解散に踏み切る時期について「来年10月の総裁任期満了近くになる可能性が最も高い」との見立てを披露したが、これには菅の考えが反映されていたとみられる。

 創価学会が、準備が整っていない今年初秋の解散に反対だったのは確かな事実だ。だが、一連の経緯を振り返れば、菅はそうした学会の意向を意図的に拡大解釈し、自ら年内の解散を否定する発言を繰り返すとともに、佐藤を通じて公明党にもそれを後押しする発言を頼み、公明党も菅の意向に沿った発信を行った――という構図が透けて見える。

 同時に、これを裏から見ると、本来は学会としては避けたい都議選から3か月後の衆院選をあえて容認することによって、菅が次期政権でも中枢に座ることが可能になるのであれば、その方が学会にとって有益だ――と判断していたことを意味していた。

4709名無しさん:2020/09/15(火) 02:42:09
>>4708

「河野を担げば簡単に勝てる」
 菅の意向を汲んだと思われる公明党幹部の発言は、これだけではない。例えば、8月5日付の読売新聞に掲載された幹事長の斉藤鉄夫のインタビューだ。

 この中で斉藤は「ポスト安倍」について、「誰が望ましいと言うつもりはないが、党員を含めた総裁選を経て、透明感を持って選ばれた自民党総裁と連立政権を組んでいくのが、友党としての望みだ」「(国会議員だけでの選出は)決して自民党にとっても連立政権にとってもよいことではない」と述べている。

 公明党幹部が他党の党首選びの方法に注文を付けるのは異例で、永田町ウオッチャーの間で話題を呼んだ。この発言も菅の意向に沿った発言と考えれば合点がいく。

 菅は、以前から親しい永田町関係者に対し、自らの立候補を否定するとともに「岸田さんには発信力が全くない。私が河野太郎を担げば簡単に勝てる」と漏らしてきた。

 結果的には、安倍の途中辞任に伴い、菅自身が総裁選に立候補することになったが、菅は河野を担いで総裁選を戦うことも有力な選択肢としてきたのだ。同時に、岸田になるくらいなら石破を担ぐことも検討する考えも周辺に漏らしてきた。

 派閥の論理が幅を利かせる国会議員票では岸田が有利でも、フルスペックの総裁選によって党員投票を実施すれば、岸田よりも国民の支持がはるかに高い石破や河野が有利だと考えていたのだ。つまり、この斉藤の発言も菅の意向に沿って行われたと考えれば辻褄が合う。

安倍が「菅後継」を決心するまで
 一方、安倍と麻生は6月の一連の会談で、岸田への禅譲が難しくなっているとの認識で一致していた。各種世論調査で岸田への期待は一向に高まらず、自民党内でも支持が広がっていなかったからだ。

 そもそも「岸田政権」は、安倍の出身派閥である最大派閥の細田派と第2派閥の麻生派、それに第4派閥の岸田派が組めば、それだけで党内の約半数を抑えることになり、勝利はほぼ確実――という計算の上に成り立っていた。

 ところが、岸田が政調会長として新型コロナ対策で脚光を浴びるはずが逆に深い傷を負い、各種の世論調査の「次の首相にふさわしい人物」でも石破に何倍もの差を付けられた。そのため、安倍の足元の細田派内でさえ、安倍や会長の細田博之が「岸田支援」を口にしても、聞こえてくるのは異論や反発の声ばかり。幹事長代行の稲田朋美に至っては、安倍に正面から反論する有様だった。

 このままでは安倍や麻生が「岸田支持」を打ち出しても、両派内から他候補に流れる議員が相次ぐ恐れがある。そうなれば、安倍も麻生もあっという間に「過去の人」になりかねない。そもそも岸田の擁立構想は、安倍と麻生が共に嫌う石破の総裁就任を阻止するためのものだったのに、安倍批判を繰り返す石破に負ければ元も子もない。

 迷走する新型コロナ対策によって低下した内閣支持率は回復せず、解散して局面を打開する見通しも立たず、八方塞がりとなった安倍。その中で安倍は「石破総裁」を阻止するためには、菅を後継にすることが最も現実的だと考え始めた。

 安倍は昨秋の段階から「本人が本当にやる気になれば菅ちゃんでもいいんだ」と周辺に漏らしてきた。「(夫人の)昭恵がしきりに『次の総理は菅さんがいい』と言うんだよ」という安倍の言葉を耳にした永田町関係者も、複数存在する。

 さらには、安倍と麻生の一連の会談でも「石破総裁」を阻止するための候補として菅の名前が出たという。ただその時点ではまだ、第二次安倍政権発足後、様々な局面で菅と対立してきた麻生は「菅後継」に難色を示していた。

 それでも安倍は7月に入り、菅に対し「本当にやる気なら応援する」と伝えた。これに対し、昨春「令和おじさん」として国民的人気を得て以来、自らの立候補も視野に入れてきた菅も、極めて前向きな考えを示していたのだ。

 安倍は、菅が「岸田後継」に反対し、自らの解散権を縛るような言動をしてきたことに強い不快感も抱いていたのだが、首相の座に就いたら安倍政権の実績をことごとく否定しかねない石破の首相就任を何としても阻止するため、次善の策として、しばらく前から「菅後継」への道筋を敷いていたのだ。

4710名無しさん:2020/09/15(火) 02:44:43
>>4709

公明党・創価学会の苦しい現状
 一方の公明党と創価学会はなぜ、そこまで気を使って菅が政権中枢から外れないよう配慮するのか。そこには、日本最大の新興宗教団体が置かれた苦しい現状がある。

 公明党は、結党後初めて臨んだ1965年の参院選全国区でいきなり509万票を獲得し、その後、90年代まで参院選の全国区(83年以降は比例区)で6〜700万票台の票を得てきた。

 それが自民党と連立を組んだ後の2000年代に入ると得票数を大幅に伸ばし、2004年の参院選では862万票、2005年の「小泉郵政解散」の衆院選では比例の得票総数(11ブロックの合計)を898万票まで伸ばした。選挙区で自民党候補を支援する見返りに、自民党の後援会などから比例の公明票を出してもらう選挙協力の成果だった。

 ところがその後、公明党の得票数は減少していく。2010年代に入ると衆参共に700万票台となり、前回2017年衆院選では、今の選挙制度の下で公明党として選挙を戦い始めた2000年衆院選以降、初めて700万票の大台を割って697万票まで減らした。昨年の参院選はさらに653万票まで減少させている。

 その最大の原因は、1950年代から60年代にかけて創価学会の急成長を担った熱心な学会員の高齢化だ。

 創価学会の会員数は公称827万世帯で、この数字は2007年から変更されていない。ただ、かつては世間が眉を顰めるほどの激しい選挙運動によって、一人で何票もの学会員以外の票を獲得してきた熱心な信者も70代から80代となり、動きが極端に鈍くなっている。その一方で「学会員二世」が多い若い学会員たちは選挙になってもあまり動かず、学会の集票力はかなり低下しているのだ。

 もう一つの原因は、自公連立政権下、とりわけ安倍政権の下で、安全保障関連法など公明党の従来の主張と矛盾する「タカ派」的な政策に次々と賛成してきたため、「平和と福祉の党」という看板が色あせ、古くからの学会員が公明党離れを起こしていることだ。

 これは公明党が内々に行った選挙の分析結果でも指摘されている。そのため創価学会内では、自民党との全面的な選挙協力を見直し、連立を解消した方が選挙活動にも力が入る――との意見が長年、燻っている。

 だが、現在の創価学会を動かしている会長の原田稔や事務総長の谷川佳樹、それに佐藤らには、路線を変更する気配はない。

 「選挙区は自民、比例は公明」という選挙協力によって、公明党は最近の国政選挙で150万前後の比例票を自民党支持層から得ている。今の学会執行部は、この戦術をさらに徹底させることで、組織の弱体化と支持者の公明党離れによる得票減を補おうとしているのだ。目前の選挙での集票を考えると、それが最も手っ取り早い方法だからだ。

 (文中敬称略。後編につづく)

戸坂 弘毅

4711名無しさん:2020/09/15(火) 02:47:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/4090bfbe68746f3c02a81f4c89a7bfd021ec0949
菅氏、党役員人事固める 麻生財務相は再任へ
9/15(火) 1:28配信

 自民党は14日、安倍晋三首相の辞任表明に伴う総裁選の投開票を東京都内のホテルで行い、第26代総裁に菅義偉(すが・よしひで)官房長官(71)を選出した。菅氏は国会議員票、地方票とも圧倒し、7割以上の票を獲得。2位は岸田文雄政調会長、3位は石破茂元幹事長だった。菅氏は二階俊博幹事長(81)を留任させ、総務会長に佐藤勉元総務相(68)、政調会長に下村博文選対委員長(66)、選対委員長に山口泰明組織運動本部長(71)をそれぞれ起用する方針を固めた。麻生太郎副総理兼財務相(79)は再任する方向だ。

 菅氏は16日召集の臨時国会で行われる首相指名選挙で第99代首相に選出され、認証式などを経て16日中に新内閣が発足する。総裁任期は安倍首相の残りの来年9月までとなる。

 二階氏率いる二階派=志帥(しすい)会、47人=は菅氏支持を真っ先に表明。下村氏は細田派(清和政策研究会、98人)、佐藤氏は麻生派(志公会、54人)、山口氏は竹下派(平成研究会、54人)に所属し、支持を受けた各派を党幹部として処遇した形だ。菅氏と佐藤、下村、山口各氏は平成8年衆院選初当選の同期でもある。

 森山裕国対委員長(75)は続投させる方針。森山氏が所属する石原派(近未来政治研究会、11人)も菅氏を支援した。幹事長代行には無派閥の野田聖子元総務相(60)を充てる。

 菅氏は総裁選出後のあいさつで「役所の縦割り、既得権益、あしき前例主義を打倒して規制改革を進めていく。国民のために働く内閣をつくっていく」と強調した。安倍首相は「令和時代に最もふさわしい総裁だ」とエールを送った。

 菅氏は記者会見で「思い切って私の政策と方向に合う人を登用して仕事をしなければ国民に申し訳ない」と述べ、人事は小幅にとどまらない可能性に言及した。衆院解散・総選挙の時期については新型コロナウイルス対策を優先する考えを重ねて強調。「収束後にやるのかといえば、そのようなことでもない」と慎重に判断する構えを示した。

 「デジタル庁」新設に向けた早期の法改正にも意欲を示した。憲法に関しては「現実とそぐわないことがたくさんある」と改憲論議の活性化を目指す考えを強調。北方領土問題について「四島の帰属を明確にした上で交渉する」と語った。

 総裁選は党大会に代わる両院議員総会で行い、国会議員票(394票)と、47都道府県連に3票ずつ割り当てた地方票(141票)の計535票(うち議員1人が棄権)で争われた。

 菅氏は党内7派閥のうち5派閥の支援を受け、地方票も6割を超えて377票(議員288票、地方89票)を獲得。岸田氏が89票(議員79票、地方10票)、石破氏は68票(議員26票、地方42票)だった。

4712名無しさん:2020/09/15(火) 02:49:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/1666331b83ce6f5c9dfc662b2415b2e309044b9a
麻生派「了解なく人事をするな」…菅氏、今から派閥に振り回される?
9/14(月) 9:28配信

14日に行われる自民党総裁選で菅義偉官房長官が全体投票人の約70%を確保して次期首相席が事実上確実視されている。だが、圧倒的な支持にも水面下では自民党派閥の主導権争いが繰り広げられていて党内基盤が弱い菅氏が今後派閥に振り回される可能性があるとの懸念も出ている。

13日、毎日新聞によると、菅氏は国会議員394票中76%である300票ほどの支持を確保している。ここに全国地方議員が行使する141票中80票以上が菅氏を支持することが明らかになった。

菅氏は細田派(98人)・麻生派(54人)・竹下派(54人)・二階派(47人)・石原派(11人)など自民党7派のうち5派の支持を受けている。派閥ではないが菅氏を支持する中堅若手議員グループ「ガネーシャの会」(15人)も支持票として計算される。

反面、岸田文雄政調会長は自身が率いる岸田派所属47人を少し超えた50人台の支持を受けるものと把握されている。石破茂元幹事長は石破派(19人)を含めて30人を少し超える票を確保した。

このように党内の圧倒的支持を菅氏が受けているが、これは各派閥が新首相就任後に予定されている自民党人事と改閣で不利益を受けないために積極的な支持表明をしている側面が大きい。支持取り付けに伴う対価を菅氏が払わなければならないということだ。

朝日新聞によると、菅陣営は11日、国会近くのホテルで選挙対策会議を開き、投票直前の決起集会で菅氏を支持する各派閥や無派閥の代表が順番にあいさつする段取りを決めた。まず「菅首相」の流れを作るために決定的な役割を果たした二階俊博幹事長は幹事長留任がほぼ確実だ。2人の連結役を果たした森山裕国会対策委員長も官房長官候補に挙がっている。二階派よりも一歩遅れて菅氏支持を明らかにした細田派・麻生派・竹下派は今月2日、3派が合同記者会見を行って菅支持を表明して存在感をアピールした。

菅氏は「派閥に推されて、ここに立っているわけではない」とし「人事は改革意欲のある人を優先したい」と明らかにしたが、派閥の影響力を無視することはできないというのが大半の見方だ。

麻生派のある中堅議員は「菅さんが選ぶにしても派閥の領袖から事前に了承を取らなければ後が大変になる」と朝日新聞に語った。自民党では安倍1強が終わり「今度こそポストを」という思いは強く、論功行賞を期待している。「人事次第で一気に政争になりかねない」(派閥幹部)という警告まで出ている。

菅氏は12日に日本記者クラブが主催した自民党総裁選候補討論会で「(外交問題では)当然、ご相談させていただきながらおこなっていく」と話した。候補間の質疑応答時間に岸田氏(元外相)は「分断する国際社会の中で、今後日本はどういったこの方向で存在感を維持し、発言力を維持し、そして国益を守っていくか」と菅氏に質問した。菅氏は「日本外交の基軸はなんといっても、日米同盟」としながら「中国、韓国はじめとして、近隣諸国それぞれ、なかなか難しい問題はあるが、2者択一ということでなくて、戦略的にこうした国々ともしっかり付き合いをし、常に意思疎通は行うことができる、そうした外交を進めていきたい」と答えた。7年9カ月続いた安倍第2次政権の間、一貫して官房長官を務めてきた菅氏は内政には明るいが、外交には弱いという評価を受けている。

4713名無しさん:2020/09/15(火) 02:50:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/822efe8a41d3b37f02a07e38da178a828cceaa5f
菅義偉“新首相”に立ちはだかる最大の課題とは…TBS系「NEWS23」キャスターの星浩が鋭く迫る!〈dot.〉
9/14(月) 13:27配信

 連続在任日数で歴代最長となった安倍政権のあとを受け、自民党総裁選挙が実施される。本命はその最長政権を終始支え続け、すでに国会議員票の7割を固めたとも言われる菅義偉官房長官だ。9月14日に迫った総裁選を前に、著書『官房長官 側近の政治学』で菅義偉氏にロングインタビューを行った、元朝日新聞特別編集委員でTBS系「NEWS23」キャスターの星浩が新政権の展望について語った。

*  *  *
■石破氏にだけは政権を渡したくない

 8月28日に安倍(晋三)さんが退陣表明し、憲政史上最長の記録を作った安倍政権が終わることになりました。

 安倍さんの本音としては、できれば政界の同期で仲の良い岸田(文雄)さんに政権を譲りたかったでしょう。しかしその岸田さんは給付金問題の失敗などで、このところ評判がよくありません。

 安倍さんの退陣にあたって、おそらく菅さんと二階(俊博)さんは、「後継はどうするんですか? このままでは石破(茂)さんですよ」と迫ったはずです。森友問題や桜を見る会の件でたたかれた安倍さんとしては、石破さんにだけは政権を渡したくないという思いが強く、「そういうことなら、しかたない。菅さん、あなたが出なさい」となって、一気に「安倍さんの後継は菅さん」という流れになったのでしょう。

 菅さんが次期総裁となることは、ほぼ確定的です。9月14日の自民党総裁選の後、16日には臨時国会で首相指名が行われ、菅政権がスタートすることになります。

■新政権の最大の課題は外交問題だ

 新政権の大きな課題として、「対米、対中関係をどう仕切っていくのか」という外交問題があります。

 菅さんは携帯電話の料金の値下げを進めたり、緊急放流できるダムの範囲を広げたりといったように、調整力を発揮して個別の問題を解決していくことが得意です。また内政については官房長官としてつぶさに見てきたので、すべきことは熟知しています。一方、グローバルな問題やマクロ経済、理念的な問題については、未知数です。

4714名無しさん:2020/09/15(火) 02:50:47
>>4713

 中国はコロナ禍以降、対外的に非常に強硬な態度を見せており、アメリカとの関係は険悪になっています。日本は国別の貿易額では中国が1位ですが、安全保障はアメリカに頼らざるを得ません。米中の対立の中で、どのような立ち位置を取っていくのか。新政権の一つの見所といっていいでしょう。

■新・立憲民主党の枝野代表がかみついた!

 安倍政権は経産省出身の官邸官僚を利用して規制改革を進めましたが、菅さんは従来型の、財務官僚中心の調整型政治に回帰しそうです。財務官僚は政策上の問題を全体的に把握していますから、菅さんの不得意なところを埋める形で政権を助け、そのうちに消費税を上げる方向に持っていこうと考えているでしょう。テレビ番組の中で菅さんが、「将来的には消費税は引き上げるべきだ」と発言して大きな反響を呼び、翌日すぐ訂正しましたが、そのあたりも今後、論議を呼んでくると思います。

 菅さんは総務相を経験しており、最近しばしば「自助・共助・公助の考え方を大切にします」と述べています。これは「まずは個人が自助努力し、それで足りないところは家族やご近所など身近なコミュニティーで助け合う。それでも困った場合に、政府や自治体など行政が出動する」という、社会保障の世界では昔から言われている考え方です。

 これに対して、新しく誕生した立憲民主党の枝野幸男代表が「政治は自助を強く求めるべきではない」とかみついて、対抗軸を出そうとしています。

 小さい政府で自助を求めるのか、それとも若干大きな政府になってもしっかりケアしていくという方向を目指すのか。そうした選択肢を政治が用意して、国民が選択していく。新政権、新党ともに民主主義の原点に戻り、政治を活性化してほしいと願っています。(構成/久保田正志)

4715名無しさん:2020/09/15(火) 02:51:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/df2eabc15a59230f672c0aa7bbeff750c3e139f1
「この人なら間違いない。令和時代に最もふさわしい新総裁ではないでしょうか」自民党新総裁に菅義偉氏、安倍前総裁あいさつ
9/14(月) 15:57配信

 自民党総裁選は14日午後、投開票が行われ、菅義偉官房長官が377票を獲得、岸田文雄政調会長(89票)、石破茂元幹事長(68票)を破って新総裁に選出された。

 菅新総裁の誕生にあたり、安倍前総裁が挨拶。次のように語った。


 まずはじめに、安倍政権に大変なご協力をいただきながら、任期途中の辞任となりましたこと、心よりお詫び申し上げます。今回、急な総裁選となる中、二階幹事長を中心に、整然と総裁選挙を挙行していただいた執行部の皆さま、同僚議員の皆さま、すべての自民党員の皆さまに厚く御礼申し上げたいと思います。何よりもこの厳しい状況の中、覚悟と勇気をもって立候補していただいた3人の候補者に心から感謝申し上げたいと思います。皆さん自民党らしい、素晴らしい堂々たる論戦を展開していただいた3人の候補者に賞賛の拍手を送ろうではありませんか。

 今回の総裁選においても、各陣営において応援の論陣を張って頑張った若手議員の皆さんの姿が目を引きました。もう昔の話になりますが、平成7年の総裁選挙、橋本さんと小泉さんが戦った1回目の総裁選、党本部において両候補の演説会の前座として、両陣営の若手議員がそれぞれ1名応援演説を行いました。橋本陣営を代表して、当時若き谷垣禎一さんが素晴らしい演説を行いました。小泉陣営を代表して演説を行ったのは、当時当選1回、まだ初々しかった不肖私、安倍晋三でございました。足が震えたのを覚えております。私の演説がつたなかったためか我が陣営は大敗を喫したのでありますが、今回も3陣営においてそれぞれ頑張った、活躍した皆さんの中から将来の自民党の総裁が生まれるんだろうと期待をしております。

 “日本を取り戻す”。この想いの下、皆さんとともに政権を奪還し、夢に向かって進んでいくことができる日本、世界の真ん中で輝く日本を目指し、全力を尽くしてまいりました。困難な課題にも挑戦し、残念ながら残された課題もありますが、達成できた課題もあります。

 7年8カ月、皆さんとともに挑戦し続けることができたこと、熱い戦いを繰り広げることができたことは、私の誇りとするところであります。6回の国政選挙において、その度ごとに新しい仲間が増えました。そして、私たちの挑戦に加わってくれた。全ては至らない私をずっと支えていただいた皆さまのおかげであります。そして、国政選挙のたびに力強い信任を与えて頂いた国民の皆様のおかげであります。8年近く、本当にありがとうございました。

 そして、私たちの戦いは続きます。本日、自民党総裁のバトンを菅義偉新総裁に渡します。この7年8カ月、官房長官として国のため、人のために黙々と汗を流してきた菅さんの姿をずっと見てまいりました。この人なら間違いない。この思いを皆さんと今日、ひとつにできたのではないかと思います。

 令和時代に最もふさわしい自民党の新総裁ではないでしょうか。皆さん、菅義偉新総裁を先頭に、コロナ禍を乗り越えて輝く日本を築き上げていこうではありませんが。私も一議員として、全力で支えていくことを誓い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきたいと思います。皆さま本当にありがとうございました。
(ANNニュース)

4716名無しさん:2020/09/15(火) 02:52:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/3318de1d81be162315f9ed90649c6056117a99cf
「練達の政治家。力量、誠実さ、実行力すべての面で必要な要素を兼ね備えている」菅新総裁誕生に二階幹事長
9/14(月) 16:24配信

 自民党総裁選は14日午後、投開票が行われ、菅義偉官房長官が377票を獲得。岸田文雄政調会長(89票)や石破茂元幹事長(68票)を破って新総裁に選出された。

 菅新総裁に対する期待について聞かれた二階幹事長は「練達の政治家であるし、きょうまでずっと国政、党の運営についても表にも、会派にも、随分お力添えをいただいた方。その力量、誠実さ、実行力すべての面で、政治家に必要な要素を兼ね備えて、持っている。我々は全面的に信頼を申し上げて、協力をさせていただく。こういうことだ」と述べた。

 また今後の人事については「人事は総裁が新たな観点で、日本国の将来、自民党のあるべき立場、姿をお考えになってお決めになること。私から申し上げることは特にない」と話すにとどめた。(ANNニュース)

4717名無しさん:2020/09/15(火) 02:55:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/78997b2bd01a003147fffd7087d63cc3c7d9d283
菅氏はいかにして圧勝したのか 周到な戦略で地方票も
9/14(月) 17:09配信

 安倍晋三首相の突然の辞任表明に伴う今回の自民党総裁選は、首相を官房長官として支え続けた菅義偉(すが・よしひで)新総裁が国会議員票、地方票ともに圧勝した。二階俊博幹事長らの支持を早急に取り付け、党内7派閥のうち5派閥の支援を受けた国会議員票は序盤から優位だったが、その反動で派閥間の主導権争いが勃発。「派閥政治の復活」との批判も出て、地方票への影響が懸念された。そんな流れを止めたのは、菅氏が語った「原点」だった。

 菅氏は首相の辞任表明翌日の8月29日、二階氏に直接、出馬の意向を伝えた。二階氏率いる二階派(志帥会、47人)が菅氏支持を打ち出すと、最大派閥の細田派(清和政策研究会、98人)や第2派閥の麻生派(志公会、54人)などが雪崩を打って加勢した。

 国会議員票は8月中に大勢が決した一方、新政権発足を見据えたポストをめぐる各派の水面下の動きもあり、派閥間抗争の様相も呈した。議員票と地方票の得票差に大きな乖離(かいり)が生じれば、新政権発足後の基盤が脆弱(ぜいじゃく)になりかねなかったが、杞憂(きゆう)だった。

 「私の原点について、少しだけお話をさせていただきたい」

 今月2日の出馬表明記者会見で、菅氏は普段よりゆっくりとした口調で、これまでの半生を語り始めた。

 雪深い秋田県で生まれ、農家を継ぐことに抵抗して上京したこと。働き始めた町工場ですぐに厳しい現実に直面したこと。地縁も血縁もないゼロからのスタートで政治の世界に挑んだこと…。飾りのない言葉の数々は、官房長官としての記者会見で見せる「言葉数の少ない、こわもてのスポークスマン」とは異なる印象を残した。

 「あの出馬会見で党員の反応もガラッとかわった」。党中堅がこう振り返るように、「次のリーダー」を問う報道各社の世論調査で常にトップ級だった石破茂元幹事長を菅氏が上回るようになった。「たたき上げ」の半生が広く知られ、安倍首相や石破氏、岸田文雄政調会長ら「世襲議員」ではないことも新鮮に受け止められたようだ。

 秋田県出身で地方議員の経験をアピールしたことは、論戦にもプラスとなった。総務相時代に取り組んだ「ふるさと納税」や地方の観光振興につながる外国人観光客の「インバウンド誘致」など、実績を織り交ぜた地方経済重視の姿勢に説得力が増したからだ。石破氏を支えた地方の「反安倍」層の切り崩しにもつながった。

 加えて、収束が見通せない新型コロナウイルス対策を最重要課題と位置づけ、安倍政権からの政策の継続と安定を強調して支持を広げた。女性票をにらみ、少子化対策では「不妊治療の保険適用」を打ち出した。

 コロナ禍での特別定額給付金10万円の給付遅れなど国民がイメージしやすい課題を挙げて訴えた「デジタル庁」創設案は、菅氏の信条である省庁間の縦割り打破の象徴にもなった。こうした菅氏の改革志向にも国民の関心が集まるようになり、終わってみれば最初から最後まで「菅圧勝」の総裁選レースだった。(大島悠亮)

4718名無しさん:2020/09/15(火) 02:56:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/83d0dc8ebd9d3407ac776716cf12ac07c15e5ebc
スガ人事は? 二階幹事長続投へ “ポスト菅”に梶山氏、森山氏ら
9/14(月) 17:36配信

気になるのが、今後の“スガ人事”だが、新内閣や党役員人事で具体的な名前は上がってきているのだろうか。
フジテレビ政治部・鹿嶋豪心記者が中継でお伝えする。

菅新総裁は、すでに人事に着手しているが、事前に周囲には相談しない考えで、自民党内では、人事の動向を探る動きが活発化している。

党の役員人事で、総裁選で菅氏への支持をいち早く打ち出した二階幹事長を続投させる方針を固めた。

そして、菅氏の女房役となる官房長官人事では、複数の名前が上がっていて、菅氏と同じ無派閥の梶山経産相のほか、菅氏や二階氏と太いパイプがある、森山国対委員長らの起用が取りざたされている。

新内閣について、菅氏は「働く内閣にしたい」と周囲に話すなど、派手さよりも、実務型の人材の登用に主眼を置いているものとみられる。

周辺によると、「菅氏は、ほぼ1人で人事構想を練っている」ということで、このあと午後6時からの記者会見で、その構想の一端をどこまで明らかにするのかも注目される。

4719名無しさん:2020/09/15(火) 02:57:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/db9e22d3381a25ef4ea169c2d348fa0406937d96
麻生、二階両氏は政権運営で重要と菅新総裁
9/14(月) 18:24配信

 自民党の菅新総裁は、麻生太郎副総理兼財務相や二階俊博幹事長の起用について「内閣の要、党の要であり、政権運営で極めて重要な2人だ」と説明した上で「続投かどうかはまだ決めていない」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f6e5b506f9dfded0b3ab9e3f57ccac5e59e1d1c4
改革意欲ある人材登用し大規模人事を〜菅氏
9/14(月) 22:09配信

新たな自民党総裁に選ばれた菅官房長官が会見し、派閥にこだわらず改革意欲のある人材を登用し大規模な人事を行う考えを示しました。

菅総裁「規制改革、ここは徹底してやりたいと思ってますので、改革意欲のある人、改革に理解を示してくれる人、そうした人を中心に人事というのは進めていきたいというふうに思います。二階幹事長、麻生副総理、続投(かどうか)ということですけども、内閣そして、また党の要であります。極めて政権運営で重要なお2人だというふうに私は思います。それと、官房長官であります。総理との組み合わせもそうだと思います。そうしたことを全体的に考えて、総合的な力がある人がやはり1番落ちつくんじゃないかなというふうに思います。(Q.小幅の改造か?)総理大臣が変わるわけですから、思い切って私の政策の方向に合う人を登用して仕事していかないと、国民の皆さんに申しわけないですから」

菅総裁は、既に続投が固まっている二階幹事長に加え、麻生副総理についても政権運営において「極めて重要」と位置づけ、留任を示唆しました。

そして新たに、佐藤元総務大臣が総務会長に内定したことがわかりました。また、菅総裁の誕生に向けて当初から中心的役割を果たしてきた森山国対委員長についても留任が固まりました。

一方、衆議院の解散・総選挙について菅総裁は、新型コロナウイルスの感染状況が「完全に下火になってきたということでなければ難しいのではないか」との認識を示しました。

4720名無しさん:2020/09/15(火) 02:58:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/d57887ad3efa429918b377468ba139ecb9fb1072
焦点の人事は? 幹事長は 注目の官房長官は
9/14(月) 19:33配信

菅新総裁は、具体的にどのような人事を行うのか。

就任会見に臨んだ菅新総裁は、二階幹事長と麻生副総理について、「極めて政権運営で重要なお2人だ」と述べた。

一方で、人事は決めていないと語り、具体的な人選を進めるのは、14日夜からになるとみられる。

菅氏は会見で、内閣の要で、自身の後任にあたる官房長官について、「首相との組み合わせもある。全体的に考えて総合的な力がある人に一番落ち着くんじゃないか」と語った。

組閣にあたっては、「思い切って私の政策に方向に合う人を登用する。改革意欲があって、仕事ができる人をしっかり結集して、国民のために働く内閣を作りたい」と強調した。

15日に行われる党役員人事で、菅氏は、総裁選でいち早く菅支持を打ち出した二階幹事長を続投させる方針を固めた。

また、最大の注目となる官房長官ポストについては、菅氏と同じ無派閥の梶山経産相のほか、菅氏や二階幹事長に太いパイプを持つ、森山国対委員長を起用する案が浮上している。

また、最大派閥・細田派からは、萩生田文科相を推す声が上がっているほか、党内から河野防衛相の起用を求める声も出ている。

菅新総裁「(座り心地は?)あまりにも良すぎて落ち着かないです」

菅氏は14日午後6時半すぎ、党の総裁室のいすに座り、記者団の取材に笑顔を見せた。

4721名無しさん:2020/09/15(火) 03:06:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b3ade2bf391081109251e1ba53f60ea3ae260ef
菅内閣の官房長官は誰?岸田氏の処遇は?人事を巡りうごめく5派閥の思惑とは
9/14(月) 19:46配信

菅内閣 二階幹事長は続投へ 

菅新総裁は、党の役員人事で総裁選で菅氏への支持をいち早く打ち出した二階幹事長を続投させる方針を固めた。
そして、女房役となる官房長官人事では、菅氏と同じ無派閥の梶山経産相のほか、菅氏や二階氏と太いパイプがある森山国対委員長らの起用が取りざたされ、複数の名前があがっている。

新内閣について、菅氏は「働く内閣にしたい」と周囲に話すなど、派手さよりも実務型の人材の登用に主眼を置いているものとみられ、菅氏周辺によると「菅氏はほぼ一人で人事構想を練っている」という。

菅内閣の官房長官は誰?6名の候補者に注目
佐々木恭子アナウンサー:
官房長官には、一体誰が起用されるのか?今6人の方が注目を集めています。

無派閥の梶山弘志経産相です。このお父様が梶山静六元官房長官で、菅さんはこの方のことを“政治の師匠”と仰いでいます。
出馬を最初に報告した森山裕国対委員長は、菅新総裁、そして二階幹事長との強いパイプを築いている方です。
安倍首相の出身派閥・細田派からは、萩生田光一文科相を推す声も上がっています。
同じ神奈川が選挙区の河野太郎防衛相。
以前に官房副長官として、一緒に菅さんとコンビを組んでいた加藤勝信厚労相。
同じ神奈川が選挙区の小泉進次郎環境相も注目を集めています。

佐々木恭子アナウンサー:
その中で菅さんは「次の官房長官はいったいどんな人がいいのか?」ということにつきまして、12日の公開討論会で「私自身、官房長官をやって、やはり全体を見なければいけない総合的な仕事ができる人の方がいいんだろうな」と発言しています。
これを踏まえた上で、誰が起用されるのか注目ですね。

加藤綾子キャスター:
田﨑さんは誰が有力だとお考えですか?

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏:
わからないんですけれども、菅官房長官の下で官房副長官をやった方が、その中で2人いらっしゃる。官邸勤務の経験があるのが加藤勝信厚労相、萩生田光一文科相です。

「手堅さでは加藤さん」「前へ物事を進める馬力という点では萩生田さん」僕はどちらかじゃないかなと思うんですけれども、まだ自信はないです。

加藤綾子キャスター:
小泉進次郎さんという名前もありますが?

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏:
小泉進次郎さんはまだちょっと政治家として熟練しなきゃいけない段階で、河野太郎さんはちょっと言葉が跳ねる可能性があって。
森山さんは、菅さんから一番信頼されているんですけど、この方は年が75歳でちょっときついかなって感じます。

4722名無しさん:2020/09/15(火) 03:06:35
>>4721

各派閥からの人事を巡る要望は?
今回、菅さんを支持した5つの派閥には、それぞれ人事をめぐって思惑があるという。

佐々木恭子アナウンサー:
各派閥からも、すでに強い要望が出ているようです。

最大派閥の細田派からは、官房長官など政府や党の要職を確保したい。
麻生派は、麻生副総理の続投と棚橋衆院予算委員長の再入閣を希望。
竹下派は、茂木外務大臣・加藤厚労大臣の続投あるいは要職の起用を希望する。
二階派は、いち早く菅さん支持を決めた二階幹事長は続投させる方針だということが分かりました。その他には、平沢勝栄事務総長の初入閣を希望。
石原派は、坂本事務総長の初入閣。そして、森山国対委員長の要職起用。

派閥によってさまざまな思惑がうごめいています。

加藤綾子キャスター:
すべての人たちに納得を行かせるような人事は難しいですよね?

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏:
党四役の人事も15日に一斉に。閣僚人事を16日。まとめて発表して、それで押さえる形じゃないですかね。少しずつ出すとそれぞれ反発が出てくるので、一括処理の考え方じゃないですかね。

自民党の新しい役員人事はどうなる?
加藤綾子キャスター:
自民党の役員人事なんですが、田﨑さんはどういった顔ぶれ予想されますか?

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏:
二階さんは続投される可能性が高いです。
岸田さんは政調会長ずいぶん長くなっているので、閣僚で処遇される可能性のほうが高いんじゃないかなと思います。そういう感じで、15日一斉に発表じゃないでしょうか。

加藤綾子キャスター:
そこまでは全くわからないですね。
そして閣僚人事ですが、現在第4次安倍再改造内閣の顔ぶれご覧の通りとなっています。
田﨑さんはどれくらい入れ替わると思いますか?

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏:
僕は10人近く。数人は入れ替わるんじゃないかなと思います。

加藤綾子キャスター:
岸田さんの入閣というのが先ほどおっしゃった?

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏:
そうですね。
難しいのは麻生副総理兼財務相の扱い。安倍首相の「盟友」としてずっとやってこられたのですけれども、菅さんにとってはちょっと麻生さんは重たい存在。
しかしながら、麻生さんは「菅から頼まれればやるぞ」って構えなので、そこはちょっと難しいですね。

加藤綾子キャスター:
石破茂さんはないですか?

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏:
石破さんはないと思いますよ。

加藤綾子キャスター:
菅さんは「安倍政権を継承する」としているのですが、どこに注目されますか?

パトリック・ハーラン氏:
安倍政権継承と言っているわりには、入れ替わりが激しいんじゃないか?という声をよく聞きます。「どれくらい変わるのか」「重要ポストはどういうメンツになるのか」がポイントの1つ。

もう1つは「女性の活用」ですね。何人が入閣するのか。これは毎年世界中からも注目されますが、女性が輝く社会を掲げて何年も経つが、安倍さんの次の菅さんはどれくらい実現できるのか注目します。

(「Live News it!」9月14日放送分より)

Live News it!

4723名無しさん:2020/09/15(火) 03:07:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc8ad9cb5ccf9242086f6fd641b2950517c599ae
総裁選菅氏圧勝で岸田・石破両氏は冷や飯?厚遇?ノーサイドでも「次」を見据えた人事の思惑
9/14(月) 20:01配信

菅新総裁誕生を横目に飛び交う「人事推薦リスト」

安倍首相の後継を選ぶ自民党総裁選挙は、党所属の国会議員票と各都道府県連代表の「地方票」を合わせた535票のうち7割以上を獲得した菅義偉官房長官が、石破元幹事長と岸田政調会長を破り圧勝した。菅氏は、当選後のあいさつで次のように新総裁としての決意を語った。

「この危機を乗り越えて国民のみなさん一人一人が安心をして安定した生活をすることが出来るように、そのためには安倍総理が進めてきた取り組みを継承し、進めていかなければなりません。私にはその使命があると認識を致しております」

その“菅新総裁”誕生を見つめた多くの自民党議員の目下の関心は、直ちに行われる党役員人事と組閣の“菅人事”だといって過言ではないだろう。

党役員人事は15日の午後には明らかになるとみられ、閣僚人事は、16日に国会での首相指名選挙による菅総理大臣誕生を受けて同日中に行われるが、すでに次のような声があがっている。

「二階さんと麻生さんはもちろんそのままだとして、官房長官の候補なんて何人も名前が上がってるよね」(自民党閣僚経験者)

今回の総裁選でいち早く菅氏支持を打ち出して流れを作った二階派の二階幹事長の留任や、二階派に続いて菅氏支持を固め、流れを決定づけた麻生派の麻生副総理の続投などは、既に決まったことの様に語られている。

この2派に、細田派、竹下派、石原派などを加えた“菅陣営”では、菅氏が派閥の推薦は受けないと語っているにも関わらず、「うちからはこの人が最優先だ」と人事での登用を求める「派閥推薦リスト」が飛び交う。人事に関する派閥の推薦については、安倍首相もこれまで推薦は受けないと言ってきたが、実際は派閥の推薦も参考にして人事を行ってきており、菅氏も派閥の推薦を無視はできないと見られる。

冷や飯“常連”の石破氏と“初体験?”の岸田氏
こうした人事をめぐる菅陣営の状況を対岸から見つめるのが、総裁選で敗れた石破陣営と岸田陣営だ。これまでの自民党総裁選の歴史では、かつて小渕元首相が現職の時に、総裁の座に挑戦してきた“政界のプリンス”こと加藤紘一氏に向けた「君は僕を追い落とそうとしたじゃないか」といった言葉が象徴するように、時に勝者が敗者を徹底的に冷遇してきた過去がある。今回が総裁選4度目の挑戦となった石破元幹事長の派閥もまさに、安倍首相から冷遇され“冷や飯”を食わされてきた。石破派では敗色濃厚な総裁選の最中から、今回も冷や飯を食う覚悟はできているとの声が聞かれた。

このように“冷や飯”を長年経験してきた石破派と対照的なのが、今回が総裁選初挑戦となった岸田氏率いる岸田派だ。安倍政権下では、岸田氏自身を含め厚遇を受けてきただけに、岸田派内からは「さて、本当に冷や飯を食う覚悟ができているやつが何人いることか」(岸田派中堅)と、派閥として冷や飯を食わされる覚悟が不十分だとの指摘が聞こえる。

4724名無しさん:2020/09/15(火) 03:08:03
>>4723

岸田氏側の選択…次期総裁選見すえ菅政権外に?存在感維持のためポスト重視?
では、岸田氏本人はどう考えているのか。岸田氏は、菅新総裁誕生直後に、早くも来年秋に予定される“次の総裁選”への意欲を語った。
「これからも将来に向けて、総理総裁を目指すべく努力を続けていきたい。こうした努力を続けていきたいと言うことはしっかりと申し上げていきたい」
そして、菅体制での自らの処遇に関しては「人事については新総裁が判断されることですから、私から何か申し上げることはありません」と多くを語らなかった。

さて、岸田氏の今後の処遇に関して、岸田氏の周辺からは「負けた後にポストを欲しがるなんてことは絶対にない。だったらそもそも総裁選に出馬などせずに菅さん側につけばいいことなんだから」と、たとえ菅氏から打診があったとしても、岸田氏が党幹部に就いたり、菅内閣に閣僚として入閣することはないとの声が聞かれる。この考えの背景には、来年秋に控える次回の総裁選に出馬し、再び“菅首相”と戦うためにも、菅氏とは一定の距離を保つべきだとの思惑も働いているようだ。

その一方で、派内からは「石破さんほど知名度もない岸田さんが冷遇されたら、今度は出馬すらできなくなる」(岸田派若手)と、冷や飯を食わされることで岸田氏の存在感がより低下してしまうことへの危機感を示す声も少なくない。

次の総裁選はすでに始まっている。岸田氏を待つ菅人事の思惑
では菅氏の側は岸田氏の処遇をどう考えるだろうか。岸田派のベテランは「菅さんからすれば、自分の手元(閣内)に岸田会長を置いておく方が、岸田会長の性格からして(総裁選で菅氏に)弓を引けなくなるだろう」と、菅氏は戦略的に岸田氏を何らかの役職に起用するだろうと予測している。さらに、菅氏とって「戦いが終わったらノーサイドだとのアピールにもなる」というメリットがあると語っている。

ただ岸田氏にとっては、菅内閣の一員となってしまえば、次の総裁選で菅氏と対峙する時に向けて、“菅政権の身内”という立場が足かせになることが危惧される。事実、岸田氏は今回の総裁選で、「外務大臣や政調会長という立場にとらわれすぎたことが多分にあった。それぞれの立場の“のり”を作ってしまい、超えることをためらっていた」と語るなど、自らが就いてきたポストの役割に徹してしまうあまり、発信力が不足してきたことを指摘している。

いずれにせよ、岸田氏が菅体制の下でポストに就くのか就かないかは、岸田氏の今後の戦略に大きな影響を及ぼすことは間違いなさそうだ。1つの戦いの終わりは、次の戦いの始まりといえる。菅新総裁の誕生と同時に、来年秋の総裁選に向けた駆け引きはすでに始まっているようだ。

(フジテレビ政治部 福井慶仁)



福井 慶仁

4725名無しさん:2020/09/15(火) 03:11:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/250604a0e552f713365140b9b29901699fdfb4fc
菅義偉氏が総裁選圧勝 早くも派閥の思惑見え隠れ
9/14(月) 20:12配信

安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選の投開票が14日、行われ菅義偉官房長官(71)が第26代総裁に選出された。両院議員総会で実施され、国会議員票と都道府県連の地方票の合計で争われた。菅氏は過半数の377票を獲得して圧勝した。岸田文雄政調会長(63)は89票、石破茂元幹事長(63)は68票だった。きょう15日に新役員人事、あす16日に臨時国会が召集され首相指名選挙を経て第99代首相に指名される。

   ◇   ◇   ◇

無派閥から誕生した異例の総裁は、派閥の力学によって生み出された。7年8カ月間の安倍政権は派閥によって支えられ、安倍継承を唱える新総裁は派閥政治の継承者でもある。党本部で会見した菅氏は「派閥のみなさんの弊害ということは私は全くない」と、派閥からの支配を否定した。

だが、今後の党役員、内閣人事に派閥の意向やバランスを重視せざるを得ない立場が浮き彫りとなっている。「改革意欲がある人、改革に理解を示してくれる人を中心に人事は進めていきたい」とした上で「改革意欲のある人はいろんな派閥に散らばっているので、そうした観点からそこは登用していきたい」と改めて派閥重用を示唆した。

二階俊博幹事長、麻生太郎副総理兼財務相を「内閣の要、そして党の要だ。極めて政権運営で重要な2人だと思う」とし、二階氏は続投させる。

8日の告示前に総裁選は決していた。二階派が早々と菅支持を打ち出すや最大派閥の細田派や麻生派、竹下派などが、なだれを打って「菅推し」を表明した。党内7派閥中、5派閥が菅支持に回り、無派閥の菅グループ約30人を加えた国会議員票だけで294人と過半数に達していた。

シナリオ通りの圧勝劇と映ったが、早くも派閥の思惑が見え隠れする。菅氏の得票から地方票89票を除いた国会議員票は288票で想定を下回った。一方で、岸田氏が健闘した。地方票10票と低調も国会議員票79票を獲得して岸田派(47人)を上回る得票をゲット。逆に石破氏は国会議員票26票と、石破派(19人)以外の支持を得られなかった。

新総裁の任期は安倍前総裁の任期の来年9月末日まで。1年後には再び、総裁選となる。この日、菅氏は衆院の解散総選挙の10月説について、新型コロナウイルスの感染拡大が収束することを判断の1つに掲げ「完全に下火になってきたということでなければなかなか難しい」と否定した。党執行部人事や組閣にどんな「菅流」を発揮するのか、早くも新総裁の真価が問われる。【大上悟】

4726名無しさん:2020/09/15(火) 03:12:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/83eed5b061e1da68911d77dcf3582c0e4cc30812
二階氏、幹事長留任へ 菅氏方針 党内掌握手腕を評価
9/14(月) 20:20配信

 自民党の新総裁に選出された菅義偉官房長官は、二階俊博幹事長を留任させる方針を固めた。党幹部が14日、明らかにした。菅氏は党内を掌握する二階氏の手腕を評価しており、政権運営には欠かせないと判断したとみられる。また、二階氏が率いる二階派は安倍首相の辞任表明後、他派閥に先駆けて菅氏支持を打ち出していた。

 菅氏は二階氏について、今月7日の記者会見で「政策実行には政府、与党の緊密連携が不可欠だ。党内をしっかりとまとめていただけるので、非常に頼りになる存在だ」と評価していた。菅氏は安倍政権で、二階氏を党総務会長、幹事長に起用するよう安倍首相に進言した経緯がある。

 菅、二階両氏は安倍首相の辞任表明前の6〜8月に月1回のペースで会食を重ねていた。二階氏は菅氏に対し、総裁選に出馬すれば支援する考えを伝えていたという。

 二階氏は平成28年8月、自転車事故で負傷した谷垣禎一前幹事長の後任として幹事長に就任。今月8日には通算の幹事長在職日数が1498日に達し、田中角栄元首相を抜いて歴代最長となっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/88becb42e05e89b3c60605e18d8005cbf89fb3f4
河井夫妻事件に揺れた広島 岸田氏敗れ菅氏や安倍首相へ不満 自民党総裁選
9/14(月) 20:35配信

 安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選の投票が14日行われ、菅義偉官房長官が第26代総裁に選出された。

 岸田文雄氏は次点となったものの、得票数は菅氏に大きく水をあけられた。地元の広島県では、大規模買収事件に発展した2019年の参院選広島選挙区で初当選した河井案里被告(46)=自民党を離党、公職選挙法違反で公判中=を支援した菅氏や、岸田氏への「禅譲」をにおわせていた安倍首相への不満が渦巻いた。

 19年の広島選挙区では、改選2議席の独占を狙った党本部が県連の頭越しに案里議員を擁立。岸田氏が領袖(りょうしゅう)を務める派閥の重鎮で、県連が全面支援した元防災担当相の溝手顕正氏(78)は落選した。案里議員の夫で前法相の衆院議員、克行被告(57)=同=は菅氏に近いとされ、参院選の前後に広島入りした菅氏は案里議員のみ応援演説をした。

 河井夫妻側へは、党本部から溝手氏の10倍に及ぶ1億5000万円の選挙資金が渡っていたことも判明。ある県連幹部は「安倍さんにも不満はあるが、県民感情として許せないのは菅さんと、党を仕切る二階(俊博)幹事長だ」と言う。参院選では安倍首相も案里議員と溝手氏双方の応援演説に駆けつけた。溝手氏の会場では立ち会った岸田氏を「令和の時代は岸田さん」と持ち上げており、広島市中区の80代主婦は「安倍さんの本心ではなかったと思うと腹が立つ」と話した。

 岸田氏が次点となったことに、県連幹事長の宇田伸県議は「多くの支持を得られ、次への期待が膨らんだ」とのコメントを出した。ただ、地方票は県内の党員・党友を有権者とした予備選で圧勝した岸田氏が広島の3票を独占したものの、全体では3候補で最低の10票にとどまっており、ある県連関係者は「浸透し切れなかった。普段から知名度アップを心がけなければ」と話した。【賀有勇、中島昭浩、池田一生】

4727名無しさん:2020/09/15(火) 03:13:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/a522508f3469d9e77868cfc21941b38793a31bf0
「働く内閣」「ゼロから総理に」 菅氏、声張り上げる
9/14(月) 20:45配信

 自民党総裁選は14日、官房長官の菅義偉が第26代総裁に選出され、前総裁の安倍晋三(首相)の辞任表明以降、17日間の後継レースが幕を閉じた。「秋田の農家の長男として生まれ、地縁も血縁もない政治の世界に飛び込み、ゼロからのスタートだった」。当選後にこう語った菅は、16日の臨時国会で第99代首相に就任する。(田中一世)

 ■「平常心」 午前9時前 記者団に菅氏

 東京・赤坂の衆院議員宿舎で暮らす菅はいつも通り午前5時に起床した。当選した場合の演説原稿を確認してから周辺を散歩した。午前9時前には国会内の事務所に入り、記者団に「平常心だ」と心境を述べた。

 11時過ぎ、官房長官としての最後の記者会見に臨んだ。在任7年8カ月、前人未到の3213回目。官房長官を辞めたいと思ったことはあるかとの質問に、率直に胸中を明かした。

 「何度もある。国会運営がうまくいかないときだ。安全保障関連法など、いろいろ眠れないことが度々あった」

 ■「いち早く一致」 午後1時からの菅氏決起集会で二階派幹部

 新総裁を決める両院議員総会は東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で開かれた。

 開会直前の午後1時、同じホテルで菅の決起集会が開かれた。菅はいつになく高揚した様子で声を張り上げた。

 「役所の縦割り、既得権益、あしき前例主義、これをぶち壊して規制改革を進め、国民のために働く内閣を作らせていただきたい」

 「ゼロからのスタートでも日本で総理大臣になれることを実証したい」

 見慣れた朴訥(ぼくとつ)とした官房長官としての姿とは全く異なるように見えた。

 党内7派のうち5派の領袖(りょうしゅう)クラスが順番に登壇した。冗談も飛び出すなど勝利集会のような明るいムードに。菅擁立を主導した党幹事長の二階俊博率いる二階派(志帥会)会長代行の元官房長官、河村建夫はこうスピーチし、立役者ぶりをアピールした。

 「この難局を乗り切る人は誰か。この人をおいてほかにない。われわれ志帥会47名は“いち早く”意見が一致した」

 参加した他派の議員は「言わなくてもいいことを…。人事(ポスト争い)だな」とつぶやいた。

 ■「あと1時間ある…」 午後0時50分からの決起集会で岸田氏

 地方票で大幅な出遅れが分かった政調会長の岸田文雄は午前、告示日と同様、妻からプレゼントされた勝負カラーの赤のネクタイで党本部に入った。

 午後0時50分に始まった同じホテルでの決起集会で「(両院議員総会まで)あと1時間ある」と訴え、国会議員票の上積みを呼びかけた。「決断できない」「迫力がない」と評された岸田だが、選対本部長の元五輪相、遠藤利明は選挙戦をこう振り返った。

 「日を追うごとに戦う政治家になった」

 石破は疲れがたまっていたのか、いつもより遅い午前6時20分に起床。午後0時45分、衆院議員会館の会議室で「質素に元気よく」(陣営幹部)集会を開き、「政治は心を震わせるものだと国民の多くに思ってもらった。書生の熱い思いと純粋な志を失ってはならない」と語った。

 ■「安倍首相に万雷の拍手を」 午後2時からの両院議員総会で菅氏

 両院議員総会は午後2時に始まった。3時20分ごろ、菅が全体の7割を占める377票を獲得したとの投票結果が発表された。

 「菅義偉君をもって当選者と決定いたしました」。総裁選管理委員長の野田毅がそう宣言すると、菅は立ち上がり、何度も頭を下げたが、笑顔は見せなかった。

 続いて、誰を支持するか明言しなかった安倍がこうあいさつした。

 「国のため、人のために黙々と汗を流してきた菅さんの姿を私はずっと見てきた。この人なら間違いない。この思いを皆さんと今日一つにできたのではないか。令和時代に最もふさわしい新総裁ではないか」

 菅は安倍に感謝の言葉を述べ、「一緒に万雷の拍手をお願いしたい」と呼びかけると、出席者が一斉に立ち上がり、拍手を送った。

 決意表明を終えた菅は、安倍の長年の労をねぎらい、花束を手渡した。受け取った安倍は、壇上の3候補のうち菅、続いて岸田に頭を下げて謝意を示した。

 地方票で3位だった岸田は、国会議員票で79票を得て2位に食い込んだ。岸田派(宏池会、47人)をはじめとする基礎票を上回る結果は、一部の菅支持の議員が岸田に票を回したのが一因との見方もある。

 一方、石破は国会議員票が伸びなかった。ある議員はこう解説した。

 「3位の人は来年の総裁選への挑戦権を失う。石破氏を3位にする必要があった」。次をにらんだ駆け引きがすでに始まった。(敬称略)

4728名無しさん:2020/09/15(火) 03:14:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e3dc2771c922665804daa6c26e5430a7bea0e20
最下位の石破氏 厳しい再挑戦の道 支持拡大怠った代償大きく
9/14(月) 20:56配信

 「党員すべてに投票権があってもらいたかった」

 自民党総裁選で最下位に終わった石破茂元幹事長は14日、記者団にこう語り、全国一斉の党員投票が見送られたことに重ねて異議を唱えた。敗退は4度目。次回への意欲を問われると「終わったばかりで言えない」と述べるにとどめた。

 石破氏の力の源泉は地方人気だったが、今回の地方票獲得は42票にとどまり、菅義偉官房長官の89票に遠く及ばなかった。課題だった国会議員票は26票で、目標の40票に届かなかった。仲間を増やす取り組みについて問われると「意思疎通に努めることだ」と答えたが、時すでに遅し。努力を怠ってきた代償は大きかった。

 無派閥議員に影響力を持つ菅氏と二階派(志帥会、47人)を率いる二階俊博幹事長の協力を取り付けて頂点に立つ-。石破氏陣営は当初、来年9月の総裁選に照準を合わせ、このようなシナリオを描いていた。だが、安倍晋三首相の辞任表明直後に菅氏は二階氏に出馬を伝達して支持を取り付け、石破氏の計画は破綻した。

 石破派(水月会、19人)は自前で総裁選を戦う基盤を持たない。今後は菅氏に協調姿勢を示しつつ、「菅内閣」の支持率が急落した場合に備え「受け皿」となることを狙う構えだ。

 とはいえ、「反安倍」で注目された石破氏は、首相が表舞台から去れば存在感を失う可能性がある。岸田文雄政調会長にも後れをとったことで「賞味期限が切れた」(閣僚経験者)との評もあり、5度目の挑戦は簡単ではない。(奥原慎平)

4729名無しさん:2020/09/15(火) 03:15:47
>>4721

https://news.yahoo.co.jp/articles/5758f94fb1e2893ca7e9d9f53dc87f951f4035ea
内閣の要 官房長官は誰? 発言で読み解く“意中の人”
9/14(月) 21:12配信

菅新総裁は、党の役員人事で総裁選で菅氏への支持をいち早く打ち出した二階幹事長を続投させる方針を固めた。

そして、女房役となる官房長官人事では、菅氏と同じ無派閥の梶山経産相のほか、菅氏や二階氏と太いパイプがある森山国対委員長らの起用が取りざたされ、複数の名前があがっている。

新内閣について、菅氏は「働く内閣にしたい」と周囲に話すなど、派手さよりも実務型の人材の登用に主眼を置いているものとみられ、菅氏周辺によると「菅氏はほぼ一人で人事構想を練っている」という。

佐々木恭子アナウンサー「官房長官には、一体誰が起用されるのか? 今6人の方が注目を集めています。無派閥の梶山弘志経産相です。このお父さまが梶山静六元官房長官で、菅さんはこの方のことを“政治の師匠”と仰いでいます。出馬を最初に報告した森山裕国対委員長は、菅新総裁、そして二階幹事長との強いパイプを築いている方です。安倍首相の出身派閥・細田派からは、萩生田光一文科相を推す声も上がっています。同じ神奈川が選挙区の河野太郎防衛相。以前に官房副長官として、一緒に菅さんとコンビを組んでいた加藤勝信厚労相。同じ神奈川が選挙区の小泉進次郎環境相も注目を集めています。その中で菅さんは『次の官房長官はいったいどんな人がいいのか?』ということにつきまして、12日の公開討論会で『私自身、官房長官をやって、やはり全体を見なければいけない総合的な仕事ができる人の方がいいんだろうな』と発言しています。これを踏まえた上で、誰が起用されるのか注目ですね」

加藤綾子キャスター「田﨑さんは誰が有力だとお考えですか」

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏「わからないんですけれども、菅官房長官の下で官房副長官をやった方が、その中で2人いらっしゃる。官邸勤務の経験があるのが加藤勝信厚労相、萩生田光一文科相です。『手堅さでは加藤さん』、『前へ物事を進める馬力という点では萩生田さん』、僕はどちらかじゃないかなと思うんですけれども、まだ自信はないです」

加藤綾子キャスター「小泉進次郎さんという名前もありますが?」

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏「小泉進次郎さんはまだちょっと政治家として熟練しなきゃいけない段階で、河野太郎さんはちょっと言葉が跳ねる可能性があって。森山さんは、菅さんから一番信頼されているんですけど、この方は年が75歳でちょっときついかなって感じます」

今回、菅さんを支持した5つの派閥には、それぞれ人事をめぐって思惑があるという。

佐々木恭子アナウンサー「各派閥からも、すでに強い要望が出ているようです。最大派閥の細田派からは、官房長官など政府や党の要職を確保したい。麻生派は、麻生副総理の続投と棚橋衆院予算委員長の再入閣を希望。竹下派は、茂木外務大臣・加藤厚労大臣の続投あるいは要職の起用を希望する。二階派は、いち早く菅さん支持を決めた二階幹事長は続投させる方針だということが分かりました。その他には、平沢勝栄事務総長の初入閣を希望。石原派は、坂本事務総長の初入閣。そして、森山国対委員長の要職起用。派閥によってさまざまな思惑がうごめいています」

4730名無しさん:2020/09/15(火) 03:16:42
>>4729

加藤綾子キャスター「すべての人たちに納得を行かせるような人事は難しいですよね?」

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏「党四役の人事も15日に一斉に。閣僚人事を16日。まとめて発表して、それで押さえる形じゃないですかね。少しずつ出すとそれぞれ反発が出てくるので、一括処理の考え方じゃないですかね」

加藤綾子キャスター「自民党の役員人事なんですが、田﨑さんはどういった顔ぶれ予想されますか?」

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏「二階さんは続投される可能性が高いです。岸田さんは政調会長ずいぶん長くなっているので、閣僚で処遇される可能性のほうが高いんじゃないかなと思います。そういう感じで、15日一斉に発表じゃないでしょうか」

加藤綾子キャスター「そこまでは全くわからないですね。そして閣僚人事ですが、現在第4次安倍再改造内閣の顔ぶれご覧の通りとなっています。田﨑さんはどれくらい入れ替わると思いますか?」

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏「僕は10人近く。数人は入れ替わるんじゃないかなと思います」

加藤綾子キャスター「岸田さんの入閣というのが先ほどおっしゃった?」

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏「そうですね。難しいのは麻生副総理兼財務相の扱い。安倍首相の『盟友』としてずっとやってこられたのですけれども、菅さんにとってはちょっと麻生さんは重たい存在。しかしながら、麻生さんは『菅から頼まれればやるぞ』って構えなので、そこはちょっと難しいですね」

加藤綾子キャスター「石破茂さんはないですか?」

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏「石破さんはないと思いますよ」

加藤綾子キャスター「菅さんは『安倍政権を継承する』としているのですが、どこに注目されますか?」

パトリック・ハーラン氏「安倍政権継承と言っているわりには、入れ替わりが激しいんじゃないか? という声をよく聞きます。『どれくらい変わるのか』『重要ポストはどういうメンツになるのか』がポイントの1つ。もう1つは『女性の活用』ですね。何人が入閣するのか。これは毎年世界中からも注目されますが、女性が輝く社会を掲げて何年もたつが、安倍さんの次の菅さんはどれくらい実現できるのか注目します」

4731名無しさん:2020/09/15(火) 03:17:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef89a718f8918d787c885dcbf561840d7bf4e586
菅新総裁会見(1)政権運営「派閥の弊害は全くない」
9/14(月) 20:16配信

 自民党総裁選を制した菅義偉官房長官は14日、党本部で新総裁の就任会見に臨んだ。会見の全文は以下の通り。

 「改めまして、先ほど自民党総裁に就任をいたしました菅義偉あります。どうぞよろしくお願い申し上げます。私は高校まで秋田で育った農家の長男坊であります。地縁血縁のない私が政治の世界に飛び込んで、まさにゼロからのスタートでありましたけども、歴史と伝統のある自由民主党、その総裁に就任をさせていただける、そうしたことは、まさに民主国家日本の一つの象徴でもあるのかなというふうに思います」

 「私自身、横浜の市会議員を2期8年経験をしてます。まさに現場に耳を傾けながら、そして何がおかしいのか、そうしたことを一つ一つ見極めて仕事を積み重ねてきました。自由民主党総裁に就任した今、まさにそうしたおかしな部分があれば、徹底して見直しをし、この日本の国を前に進めていきたいと思います」

 「まあ、そういう中で、やはり役所の縦割り、さらに既得権益、そしてこの前例主義、こうしたものを打倒して規制改革をしっかり進めていきたい。このように思ってます。そして、国民のために働く内閣というものを作っていきたい。その思いで、自由民主党総裁として取り組んでいきたいというふうに思っております」

 「私自身は内閣官房長官として7年8カ月、安倍晋三首相のもとで日本経済の再生、そして外交安全保障の再構築、さらには全世代型社会保障制度の実現など、まさに重要課題に取り組んできました。そしてこの新型コロナウイルス問題、安倍首相が陣頭指揮を執っていたのでありますけれども、病気のために道半ばで、安倍首相が退かれることになりました。そのときに、私自身、まさに悩みました」

 「それはコロナウイルスの感染が拡大される中で政治空白は作っちゃならない。そして、国民の皆さん一人一人が、安心をして安定した生活を取り戻す、そのためには、この危機を乗り越えていくためには、安倍首相の中で取りまとめてきたコロナ対策とか、そうしたものを実行に移さなければならない。私自身、熟慮に熟慮を重ねて出馬に踏み切ったわけでありますけれども、そういう中で、今日、総裁選によって就任をすることができました。私自身の政治に対する基本的な姿勢は、このような姿勢でありますので、ぜひ皆さんにもご理解をいただく中で、日本の国を前に進めていきたい。よろしくお願いもう上げます」

4732名無しさん:2020/09/15(火) 03:17:50
>>4731

--総裁選に圧勝した勝因は何か。今後の政権運営で、支持を受けた派閥の意向に左右されないか。選挙戦では、「森友・加計学園」や首相主催の「桜を見る会」問題などの追加的対応に否定的だった。今回の総裁選のあり方は党員や国民に理解を得られたか

 「まず、今回のこの総裁選で、今日両院議員総会で発表されましたように、圧倒的大多数の支持のもとに就任をさせていただいたというふうに思ってます。そして私を支持をしていただいた大きな理由として、やはり私自身が地方出身で、地方の現場をよく知っている。ふるさと納税を総務相のときに現に作ったことや、そうした地方の発展のために、インバウンドで、地方の特産品を全部免税品にしたとか、あるいは農業も技術に力を入れ、政権交代をして4500億円から9000億円になって、農林水産品も海外に出始めたとか、そうしたことがかなり浸透し始めてきてるなっていうことがあります」

 「それと私、市会議員を2期8年横浜で経験しました。地方議員の人たちが今回一生懸命に推してくださったというふうにも思ってます。そういうことがあって、私自身にこの票が集まってきたのかな、というふうに思います。それと、やはり先ほど冒頭申し上げましたように、まさに政治空白は作っちゃならない。コロナ対策をちゃんとやってほしい。そして、経済もしっかり再生してほしい。まさにこの両立というものを多くの皆さんが今、望み始めてきたのではないかなというふうに思ってます。そうしたことが相まって、私の大きな勝利につながったのではないかなというふうに思います。いずれにしろ、こうしたことをしっかりこれからもやり遂げていきたいというふうに思ってます」

 「また、派閥でありますけれども、私は派閥に入ってません。で、私自身、この総裁選へ出馬する決心をしたのが、一番遅かったと思います。先ほど申し上げましたけど、首相が病気のために退かれる。そうしたときに、このコロナ対策、そして、私は(観光支援策)『Go Toキャンペーン』なんかも主導してましたので、経済対策、そうしたことを実行に移す人間。私まさに悩みに悩んだんですけど、やはりこれは私がやらなきゃならないと、そういう判断をしました。そうした極めて困難な状況にはやはり、党内の国会議員の皆さんが官房長官として7年8カ月仕事をしてきてますんで、菅がやはり一番適任じゃないかなという、こういうふうになってきたんじゃないでしょうか」

 「私は、ですから、派閥の人からもいろんな意味で、左右されて、私、冒頭申し上げましたけど、まさにこの縦割り、あるいは既得権益、そしてあしき前例主義を、こうしたものを打ち破っていくのが私の仕事でありますから、そう思ってますので、そうした派閥の皆さんの弊害っていうことは、私は全くない。ただ、政策を説明をさせていただいて、大きな数を今日いただきましたんで、安定して自分の目指す政治を行っていける、そういう環境は整ってきたのではないかなというふうに思います」

 「また、森友、加計、桜ですか? について、安倍政権においては、さまざまなご指摘を受けております。そういう中で、客観的におかしいと思ったことについては、正していかなければならないというふうに思いますし、国民の皆さんに、何事も丁寧に説明をすることも大事だというふうに思います。その上で、成果を出して、国民の理解をいただく。そうした対応をしっかり行っていきたいというふうに思います」

=(2)に続く

4733名無しさん:2020/09/15(火) 03:18:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b1b98689951718f39fae191e30643a6e4026272
菅新総裁会見(2)衆院解散「せっかく就任したので仕事したい」
9/14(月) 21:56配信

 --党役員・閣僚人事には全体としてどのような方針で臨むか。支持を受けた派閥に配慮する「派閥均衡型」をとるか。石破茂元幹事長や岸田文雄政調会長の起用も考えるか。二階俊博幹事長や麻生太郎副総理兼財務相は続投を求めるか。官房長官人事で重視することは。森山裕国対委員長はどう処遇するか

 「まず、基本的な人事方針ですけども、それについては、総理総裁がですね、しっかりした方向性を示して各閣僚と一体となって、仕事に行っていきたいと思ってます。ですから、私が目指すのは、先ほど申し上げましたが、規制改革、ここは徹底してやりたいと思ってますんで、改革意欲のある人、改革に理解を示してくれる人、そうした人を中心に、人事というのは進めていきたいというふうに思います」

 「派閥均衡型、石破さん、岸田さんを起用するかどうかということですけれども、これについては、総裁選が終わった時点で全て終了した。自民党の旗の下にみんな結集して一致団結をして、この国を前に進めていこう。こういう私を今日ごあいさつさせていただきました。そういう意味合いにおいて、適材適所、さっき言いましたけど、改革意識のある人、そうした人たちがいろんな派閥に散らばってますんで、そうした観点から、そこは登用していきたい。こういう意向をもっています」

 「二階幹事長、麻生副総理続投ということですけども、内閣組織の要、そしてまた党の要であります。極めて政権運営で重要なお二人だというふうに私は思います。続投をするかどうかっていうのは、まだ決めてません」

 「それと、官房長官であります。官房長官というのは私、7年8カ月やるにつれて、いろんな要素がありますけれども、それと首相との組み合わせもそうだと思います。そうしたことを全体的に考えて総合的な力がある人がやはり、一番落ち着くんじゃないかなというふうに思います」

 「森山国対委員長でありますけど、本当に素晴らしい国対委員長というふうに思いますし、政治経験も豊かですから森山委員長の能力というのは私は大変高く評価をしております。人事をどうするかということはまだ決めてません」

 「また、安倍政権を継承する方針から、居抜き内閣や小幅改造ということですけれども、これは首相が変わるわけですから、思い切って私の政策に方向にあう人という視点、これ仕事をしていかないと国民の皆さんに申し訳ないですから。改革意欲があって、仕事できる人をしっかり結集して国民のために働く内閣。こうしたものを私は作っていきたいというふうに思ってます」

 「民間の登用ですけれども、まだ決めてません。今日総裁に就任したばかりであり、明日、党の主な人事があるわけでありますから、とにかく総裁選出馬からこの日まで全く時間がない中で、毎日毎日懸命に取り組んできました。ようやく今日で落ち着きましたんで、ゆっくり考える暇は実はないんですが、私自身の基本方針、改革意欲があって仕事ができる人、そうした人を中心にこれから進めていきたいというふうに思います」

4734名無しさん:2020/09/15(火) 03:18:44
>>4733

 --どのような条件が整えば、衆院解散に踏み切るか。これまで「コロナ対策最優先」と発言してきたが、何をもってコロナ感染の「収束」と判断するのか。衆院選で省庁改革を争点として問うか

 「衆院の解散がどんな条件かということですけども、私は官房長官のときから常にコロナ問題を収束してほしいというのが国民の皆さんの大きな声である。また、経済を再生させてほしい。これも皆さんの大きな声がある。そうしたことを申し上げてきました。やはり、今はまさにコロナがまだ感染者が毎日出ている状況でありますから、ここを徹底して収束に持っていく」

 「そして経済も、私(観光支援策)『Go To キャンペーン』を主導してまいりました。地方の経済を考えたときにキャンペーンはやるべきだという判断でした。いろいろ皆さんからご意見をいただきましたけれども、結果的には、780万人の方が利用してコロナの陽性の方は確か7人ぐらいだったというふうに思います。これは地方から大変評価をいただいてます。やはりこのことによって、地方の旅館やホテル、また食品の納入業者だとかお土産屋さんだとか、そうした地方経済にはものすごく役に立ってきているというふうに思ってます。そういう中で、その条件ということでありますけれども、そこは、やはり専門家委員の先生から私はGo To キャンペーンのときそうだったんですけど、そうした専門家の先生の考え方を参考にしながら、判断をさせていただいてますんで。その特別の条件というよりも先生方の見方、もう完全に下火になってきたと。そういうことでなければ、そこはなかなか難しいのではないかなというふうに思っています」

 「それと、せっかく総裁に就任したわけですから、仕事したいなというふうに思ってますんで、収束も徹底して、行っていきたいと思いますし、そうした中で解散の時期というのは、いずれにしろ1年しかないわけですから、なかなか悩ましい問題だろうというふうに思います。官房長官のときは首相がやるっていうのはやる、やらなきゃやらないっていう乱暴な発言しましたけれども、今日は、今申し上げましたように、やはりコロナが収束と同時に、経済はやはり立て直す。こうしたことが大事だというふうに思います。それと、収束したらすぐやるのかというと、そんなことでもないと思います。全体を見ながら判断したいというふうに思います」=(3)に続く

4735名無しさん:2020/09/15(火) 03:19:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d71173e7402650ac0f1ad16df21a441af2ce8b6
菅新総裁会見(3完)省庁再編「目標を決めたら進んでいきたい」
9/14(月) 22:54配信

 「それとデジタル庁やこの厚労省再編の省庁改革ということでありますけど、今回のコロナ禍の中であって、浮き彫りになったのは、やはりこの日本のデジタル関係というのが、機能しなかったということが一つの大きな課題であります。実は私、マイナンバーカード、去年から対応してきてたんです。これだけのお金をかけて、なかなか、(普及率が)12%でしたから、これを普及させようと思って、まずやったのが、厚生労働省に健康保険証として使えるような、こうしたことを厚労省としてました。かなり強い抵抗があったんですけども、これは何とか協力してもらえるようにいたしました。ですから、確かラインでした? だと、これ失礼しました。もうそんなに時間がかからないで保険証は使えるようになりました。今は免許証も検討になってますから、少しずつ省庁の壁を越えながら、最終的にはマイナンバーカードがあれば、役所にわざわざ行かなくても24時間365日できるような、そうした方向にしたいというふうに思います」

 「私がなぜデジタル庁を作るといったかといえば、やはりどうしても各省庁が持っているんです。それを法律改正をしなければできませんから、思い切って、その象徴としてデータ庁を作ると。それで法改正も早速やっていきたいと。法改正に向けて早速準備をしていきたい、こう思っています。そういう中で、デジタル庁というものを作り上げて、一つの象徴になると思います」

 「私自身、このコロナ禍の中にあって、(令和2年度)第2次補正で光ファイバーに500億円予算つけてます。これは私、総務省が当初300億円の要求だったんですけども、こういう機会だから一挙に、日本全国に光ファイバーを敷設しようと思いまして、離島まで含めると500億円でできるということで、要求より200億円多くつけてますから。そういう意味で、意気込みというのも皆さんにご理解をいただけるのかなというふうに思っています」

 「選挙で省庁再編というのはどうでしょう。考えてもないんですけども。ただ、抵抗するというんですかね。今は、省庁の皆さんも、変えていかなければならないと私はかなりの人たちが思い始めてきたんじゃないでしょうか。私が官房長官やってたから、ああ、官房長官をやっているからということでなくてですね。省庁そのものもやはり改革に前向きにしないと立ちゆかなくなるという、そうした考え方の方が非常に大きくなってきているのかというふうに思っています。いずれにしろ、目標を決めたら、それに向かって進んでいきたい。こういうふうに思っています」

 --北方領土交渉について。ロシアに4島返還を求めていくか。

 「北方領土ついては、私今申し上げましたように、四島の帰属を明確にした上で交渉していく。それと、安倍晋三首相に相談ということですけど、やはり、ロシアがプーチン大統領でありますから、首相とプーチン大統領の間は極めて信頼感があります。もっと言いますと、森喜朗元首相とプーチン氏ともやはりものすごい信頼感があるんですよね。そういう中で、安倍外交についても、森元首相から、いろんな助言をいただいて進めてきているということも事実でありますんで。やはり外交というのは総合力でありますから、ありとあらゆるものを駆使する中で進めていくだろうというふうに思います」

 「それと、プーチン氏は柔道が大好きで、日本の山下泰裕先生が一緒に来れば、交渉がしやすくなると、そういうことを平気で言われるほど、柔道にはですね、親近感を持ってるようで。プーチン氏が訪日したときも全て山下選手に同行いただいたということも事実ですから。やはり同じ人間ですから、やはり自分のあう人ということはものすごい大事なんだろうと思います」

 --憲法改正に具体的にどう取り組むか

 「自民党は、憲法改正を是として立党された政党であることも事実です。そして、もう70年以上たつわけでありますから、現実とそぐわないことがたくさんあります。そういう中で、自民党は(改憲)4項目を決定をし、4項目を中心に、国会の中でそれぞれの政党の立場を明確にして、まず憲法審査会を動かしていくことが大事だというふうに思います。そこで議論して、国民の雰囲気を高めていくということも大事だというふうに思います。いずれにしろ、私自身総裁として、そうした憲法改正、4項目中心に、自民党はもう決定をしてますので、そうしたことに挑戦をしていきたい。こういうふうに思います」=おわり

4736名無しさん:2020/09/15(火) 03:27:19
https://news.infoseek.co.jp/article/hochi_20200914-OHT1T50113/
田崎史郎氏が予想 総裁選で岸田氏3位なら「派内で岸田下ろしが始まりますよ」
スポーツ報知 / 2020年9月14日 14時15分

 14日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜・後1時55分)では、この日、投開票された自民党総裁選を生中継した。

 菅義偉官房長官(71)の1位がほぼ確実とされる結果について、リモート出演した政治ジャーナリストの田崎史郎氏(70)は投票直前に「菅さんが8割取れそう。370票以上行きそうです」と予想。その上で岸田文雄政調会長(63)と石破茂元幹事長(63)の2位争いについて、「岸田さんは3位なら派内で岸田下ろしが始まりますよ。石破さんに負けたら、来年の総裁選で岸田さん自身が『この後、立候補できるのか?』となってくると思います。岸田さんの方が必死ですよ」と分析。

 宮根誠司キャスター(57)が「自民党員の皆さんは何とか岸田さんを2位に滑り込ませたいというのは、どういう意図? 石破さんになってもらっちゃ困るってことで、菅さんが出てきたんですか?」と聞くと、田崎氏は「今回も石破さんにはしたくないという意図で菅さんになった。岸田さんでは危ないということで菅さんにしたという背景があるから今、なんとか岸田さんを2位にしたいと必死になっている」と返答。

 「安倍(晋三)さんにしろ、麻生(太郎)さんにしろ、石破さんに恨み骨髄ってところがある。時の首相を引きずり下ろそうとした。俺の足を引っ張りやがってという思いがあるから」と話していた。

4737名無しさん:2020/09/15(火) 03:31:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f6336b7a696c9bdb785c158dd0d61f77f68131a
「菅内閣」組閣全容! 官房長官に河野氏、進次郎氏ら浮上 岸田、石破両氏どうなる? 人事失敗なら“菅降ろし”も
9/14(月) 16:56配信

 安倍晋三首相(65)の後継を選ぶ自民党総裁選(14日投開票)は、大本命の菅義偉官房長官(71、無派閥)が、国会議員票の7割以上を固めるなど、岸田文雄政調会長(63、岸田派)と、石破茂元幹事長(63、石破派)を大きくリードしている。このまま菅氏が勝利すれば、来週16日には「菅義偉内閣」が発足する。新型コロナウイルスの感染拡大と、日本経済の回復という喫緊の課題を抱えて、どんな顔ぶれになりそうか。最新の永田町情報を探ると、国民的人気の高い、河野太郎防衛相(57、麻生派)や、小泉進次郎環境相(39、無派閥)らの名前も浮上している。

 「(新総裁・新首相に選ばれた場合の)人事は適材適所でやるものだ。どのような点を重視するかは、改革意欲のある人を、まず優先して考えたい。専門的立場の人も優先した方がいいだろう」

 菅氏は8日、党本部での共同記者会見で、こう語った。党内7派閥のうち5派閥の支持を得て、終始優勢に選挙戦を進めており、永田町の関心は人事に移っている。

 組閣をめぐる最新の永田町情報は別表の通りだ。

 安倍首相が、持病の潰瘍性大腸炎の悪化を受けて任期途中で辞任表明したうえ、新型コロナ禍という緊急事態もあり、麻生太郎副総理兼財務相(79、麻生派)や、茂木敏充外相(64、竹下派)、新型コロナ対応にあたる西村康稔経済再生相(57、細田派)、1年延期された東京五輪・パラリンピックを担当する橋本聖子五輪相(55、細田派)らは留任とみられる。安倍首相や麻生氏の信頼が厚い甘利明税調会長(71、麻生派)を財務相にという声もある。

 政治評論家の小林吉弥氏は「安倍首相の路線継承が前面に出ると、世論は『代わり映えしない』とそっぽを向く。支持率も上がらない。そこで骨格以外は大胆に入れ替え、新鮮味を出すはずだ」と分析する。

 最大の注目は、「菅首相」の女房役である官房長官ポストだ。

 現時点で、菅氏の推薦人に名前を連ねた河野氏や、菅氏が環境相起用を後押しした進次郎氏、二階俊博幹事長(81、二階派)との「二階-森山ライン」で安倍政権を支えてきた森山裕国対委員長(75、石原派)、菅氏が「政治の師」と仰ぐ梶山静六元官房長官の長男、梶山弘志経産相(64、無派閥)らの名前が浮上している。

 小林氏は「森山氏が適任ではないか。派手さはないが、会見をやれば丁寧に答えられる。菅氏とも呼吸が合う」と語る。

 河野氏は、防衛相留任や、経産相へのスライドも取り沙汰されている。

 進次郎氏については、「将来の宰相候補」として、首相の外遊同行などで経験を積ませる観点から、官房副長官が現実的だと予想する声がある。

 総裁選で激突した、岸田、石破両氏の処遇もポイントだ。

 岸田氏は、党政調会長の続投か防衛相への起用が指摘される。石破氏は農水相か1億総活躍相という声もあるが、菅氏が仕切った安倍官邸とは距離を置いてきただけに、入閣要請があっても拒否するとみられる。

 ■人事失敗なら“菅降ろし”

 別表にはないが、安倍首相の実弟である岸信夫氏(61、細田派)の閣僚起用を推す声もある。

 女性では、行政手腕が手堅い高市早苗総務相(59、無派閥)や、小渕優子元経産相(46、竹下派)、渡嘉敷奈緒美衆院議員(58、竹下派)、三原じゅん子参院議員(55、無派閥)らの名前も上がる。

 「菅官邸」の地味なイメージを払拭するため、歴代内閣で女性閣僚が5人と最多だった第1次小泉純一郎内閣(2001年4月発足)に並ぶか、超える女性を抜擢(ばってき)する案もある。

 一方、自民党役員人事では、いち早く菅氏支持を表明した二階氏の続投が確実視されている。二階氏は8日に幹事長の通算在職日数が田中角栄元首相を抜き、歴代最長となったばかりだ。

 人事には、リーダーの理念や情熱が反映される。これまで軍師的立場だった菅氏は、どんな布陣を敷くのか。

 小林氏は「菅氏は表向き、『派閥の要望は聞かない』と言うが、自身が無派閥だけに、安倍首相の出身派閥で最大派閥の細田派や、二階氏率いる二階派など、各派閥の意向を含んで人事構想を練るほかない。派閥均衡型でなければ、いずれ、じんわりと『菅降ろし』が始まる。難しい人事になるだろう」と分析している。

4738名無しさん:2020/09/15(火) 03:33:06
【入閣待機組】第14次組閣本部スレ【内閣改造予想】
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/giin/1597129334/849

849 名前:無党派さん (ワッチョイ ea4b-QmsY)[] 投稿日:2020/09/14(月) 18:44:58.08 ID:TGKQIwNU0
なんか不安になってきたようで笑える


>二階氏の続投は固まっていますが、人事についてある自民党幹部は
>「本当に一人で決めるかもしれない」と話しています
https://www.news24.jp/articles/2020/09/14/04721612.html

4739名無しさん:2020/09/15(火) 03:34:56
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020091400932&g=pol
二階幹事長続投へ 政調・下村氏、総務・佐藤氏、選対・山口氏―自民役員人事
2020年09月15日00時17分

 自民党の菅義偉新総裁は14日、二階俊博幹事長(81)を続投させる方針を固めた。政調会長に細田派の下村博文選対委員長(66)、総務会長に麻生派の佐藤勉・衆院憲法審査会長(68)、選対委員長に竹下派の山口泰明・党組織運動本部長(71)をそれぞれ起用する。党幹部が明らかにした。

 石原派の森山裕国対委員長(75)の再任も固まった。総裁選で菅氏を支持した細田、麻生、竹下、二階、石原の5派閥のバランスに配慮した。幹事長代行には無派閥の野田聖子元総務相(60)を充てる。15日に党役員人事を決定し、新内閣は16日に発足する。
 菅氏は総裁選出後の記者会見で、新政権での課題に「規制改革」を挙げ、「改革意欲のある人、改革に理解を示す人を中心に人事を進める」と表明。「(人材は)いろんな派閥に散らばっている」とも指摘し、党内から幅広く起用する方針を示した。
 官房長官には、竹下派の加藤勝信厚生労働相(64)や細田派の萩生田光一文部科学相(57)、菅氏と同じ無派閥の梶山弘志経済産業相(64)らの名前が挙がっている。自身の後任となる官房長官について菅氏は、「全体的に考えて総合的な力がある人が一番落ち着く」と指摘した。
 総裁選勝利に貢献した二階氏と麻生太郎副総理兼財務相(79)については「極めて政権運営で重要な2人だ」と強調。麻生氏も続投するとの見方が強まっている。引き続き国会運営の司令塔となる森山氏に関しては「政治経験も豊かで、能力を大変高く評価している」と語った。
 菅氏が「安倍政権の継承」を掲げた経緯から、閣僚の多くが再任するとの観測も出ているが、菅氏は「首相が代わるわけだから思い切って私の政策に合う人を登用する」との意向を示した。
 人事では、総裁選を戦った岸田文雄政調会長(63)、石破茂元幹事長(63)の処遇も焦点。これに関し菅氏は「総裁選が終わった時点で(戦いは)全て終了した」と述べたが、それ以上の言及は避けた。

4740名無しさん:2020/09/15(火) 03:35:29
【入閣待機組】第14次組閣本部スレ【内閣改造予想】
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/giin/1597129334/976

976 名前:無党派さん (ワッチョイW ea1c-4gZj)[sage] 投稿日:2020/09/14(月) 20:38:37.27 ID:2D7JR7c60
茂木留任@テレ朝

【速報】新内閣人事 茂木外務大臣留任 菅総裁が意向固める
https://twitter.com/tv_asahi_news/status/1305470361480224770
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)

4741名無しさん:2020/09/15(火) 03:37:00
https://news.yahoo.co.jp/byline/yoneshigekatsuhiro/20200914-00198255/
「石破人気」はなぜ幻に終わったか 菅氏大勝の背景にある「選挙制度」と「世論」
米重克洋 | 報道研究者/JX通信社 代表取締役
9/14(月) 15:24

自民党総裁選は、国会議員票、地方票ともに菅義偉官房長官が有効投票総数534票のうち377票を獲得し、大差で勝利する結果となった。

石破茂元幹事長は、当初「有利」とされた地方票でも十分に得票できず、菅氏はおろか岸田氏にも差をつけられて3位に沈んだ(地方票では2位)。下馬評では、世論調査の結果から、石破氏がポスト安倍の「1番人気」とされ、報道でも「党員投票」を行えば、石破氏がかなり有利であるかのような論評も多くあった。現実はそうはならなかったのは一体なぜなのか。各社世論調査のデータや総裁選のしくみから紐解いていきたい。

「勝者総取り」方式で支持率以上に得票を上積み
菅氏に投じられた地方票は全141票中89票と、実に63%に達した。この割合は、党員・党友における菅氏の支持率よりも高い。

11日に報じられた、日本テレビの自民党員・党友向け調査(JX通信社協力)では、支持する総裁候補として、菅氏が46%、石破氏が35%、岸田氏が10%となった。態度未定・不明(9%)を除いて計算すると、ちょうど約半数が菅氏を支持する計算だ。

なぜ、菅氏は地方票でも支持率を上回る地滑り的勝利を収めたのか。地方票を割り振る「予備選挙」の仕組みにその一因がある。

今回の自民党総裁選は、安倍晋三首相が総裁の任期途中で退くため、党則に基づき簡易な方式で行われた。党員投票を伴うフルスペックの総裁選と異なり、国会議員票394票と都道府県連に3票ずつの地方票141票、合計535票で争うというものだ。

国会議員は1人1票投票できるが、都道府県連にはそれぞれ3票が割り当てられる。今回は、党員投票を行わなかった代わりに、北海道、新潟、秋田以外の44都府県連で党員・党友を対象とした「予備選挙」が行われた。

予備選の結果、3票をどう割り振るかは都道府県連によって異なるが、勝者総取りで割り振られるところも多いために、1位の菅氏にはこの支持率以上の得票率が集まりやすい構造となったのだ。

例えば、自民党千葉県連では、予備選の結果、菅氏が1万998票、石破氏が7059票、岸田氏が834票を獲得したとされる。この結果をもとに3票をドント式で割り振ると、菅氏に2票、石破氏に1票が投じられることになるが、千葉県連の予備選は「勝者総取り」方式のため、菅氏に3票全てを投じることとなった。首都圏では、同様に神奈川県、埼玉県、東京都も「勝者総取り」方式であり、これらの都県の地方票は全て菅氏に投じられた。

「勝者総取り」方式は、アメリカ大統領選でも州ごとの選挙人選出に用いられている。2016年のアメリカ大統領選では、トランプ大統領が民主党のヒラリー・クリントン候補より300万票近くも少ない得票であったにも関わらず、「勝者総取り」の接戦州の多くで選挙人を獲得したため、選挙人数では大差で勝利を収めた。自民党総裁選に置き換えると、議員票に比べて比重の小さい地方票の声を、より大きく増幅させる効果があったと言える。

しかし、当初はその地方票でも石破氏が有利という見立てがあった。その根拠として、世論調査で石破氏への支持が最も高かったことや、前回2018年の総裁選で石破氏が安倍首相を相手に戦い、45%もの党員票を獲得したことが挙げられていた。これらの予想は、なぜ外れたのか。

「石破支持」の中身は野党・無党派層など「反・安倍層」が軸
まず前提として指摘しておくべきことは、世論調査が外れたわけではないということだ。むしろ、世論調査の内訳を丁寧に分析すれば、石破氏が党員から十分な支持が得られないことは事前に十分予測できた。

各社世論調査では、菅氏の立候補表明まで、大半の調査で石破氏が「ポスト安倍」支持率1位だった。だが、これはあくまでも「全体」の話であり、自民党支持層に絞って内訳を見てみると様相が異なる。具体的には、石破氏のリードが縮まり、他候補の比重が増える傾向にあったのだ。これは、石破氏の「支持」の源泉が野党支持層や無党派層にあったことが影響している。

加えて、安倍政権の「実績」への世論の評価が高いことも菅氏に支持が集中した要因として挙げられる。

4742名無しさん:2020/09/15(火) 03:37:11
>>4741

安倍首相の辞意表明後、各社世論調査で、政権支持率は10ポイント前後から最大20ポイントまで、軒並み大幅な上昇を記録した。ご祝儀相場ならぬ「花道相場」とも言うべき異例の変化だ。

朝日新聞が9月に行った緊急世論調査では、安倍政権の7年8ヶ月の実績を「大いに評価する」とした層が17%、「ある程度評価する」とした層が54%で、実に71%が実績を肯定的に評価している。

菅氏はその安倍政権の路線をそのまま引き継ぐ候補であり、「グレートリセット」を掲げて安倍路線の転換を掲げる石破氏や、中間的な岸田氏よりも安倍政権を評価する層をそのまま引き継ぎやすい。

加えて、菅氏や、今回菅氏支援に回った河野太郎防衛大臣と安倍政権支持層に年齢層などの共通点が見られることも、先般の記事で指摘した通りだ。これまで「ポスト安倍」への意欲を公には一切示してこなかった菅氏が、立候補表明を機に本命候補として浮上し、安倍政権の路線継続を期待する層の支持を集めたことが窺える。最終的には河野氏や小泉氏が出馬しなかったことで、菅氏が安倍政権を肯定的に評価する層からの支持をそっくり受け止める構図ができた。結果、菅氏が地方票でも大差で勝利する情勢となったわけだ。

4743名無しさん:2020/09/15(火) 03:42:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca5ffb198bee0e31b1c74576fff7850de2a17d51
自民党総裁選で菅氏が圧勝 意味するものは?
9/14(月) 21:30配信

 自民党は9月14日、両院議員総会を開き、菅義偉官房長官が岸田政務調査会長と石破元幹事長を破って圧勝し、新しい総裁に選ばれました。党内の派閥に所属していない「無派閥」で総裁に選ばれるのは異例のことです。

 国会議員と都道府県連の票を合計して開票した結果、菅氏が377票、岸田氏89票、石破氏68票で、菅氏が初回の投票で過半数を得て圧勝しました。このうち、国会議員票は菅氏が288票、岸田氏79票、石破氏26票でした。一方、各都道府県連に3票ずつ配分された地方票は菅氏が89票、石破氏42票、岸田氏10票でした。

 永田町の取材活動を通して幅広い人脈を持つフリージャーナリストの鈴木哲夫さんに、今回の総裁選の得票数の意味するものや、今後の自民党人事について話を聞きました。動画でご覧ください。

4744名無しさん:2020/09/15(火) 03:43:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/2fc6a3f0ef32ce07a3a7a6d920ee52f975e4803a
自民・菅新総裁が誕生 小池都知事と関係改善は?
9/14(月) 21:34配信

 安倍総理大臣の後継を決める自民党の総裁選挙が9月14日に行われ、菅義偉官房長官が選ばれました。

 菅新総裁誕生で、不安視されている“東京都の小池知事との連携”について、菅氏を支持してきた東京選出の石原伸晃衆院議員は「二階幹事長が党役員人事で続投になるだろうから大丈夫」と述べました。一方、「ポスト安倍」に菅氏が決定して、今後は“総理の女房役”で政権の核となる官房長官、いわば「ポスト菅」が誰になるのか注目されます。

 東京都との関係、そして注目の官房長官人事などについて、永田町の取材活動を通して幅広い人脈を持つフリージャーナリストの鈴木哲夫さんにスタジオで話を聞きました。動画でご覧ください。

4745名無しさん:2020/09/15(火) 03:44:38
https://hochi.news/articles/20200914-OHT1T50115.html
菅新総裁誕生、2位の岸田氏は来秋総裁選に望み残す
2020年9月14日 15時21分スポーツ報知 # 社会

 安倍晋三首相(65)の辞任表明に伴う自民党総裁選は14日、都内のグランドプリンスホテル新高輪で両院議員総会があり、菅義偉内閣官房長官(71)が第26代総裁に選出された。告示前から細田派、麻生派、二階派など主要派閥が菅氏の支持を決め、地方票でも有利に展開した。

 注目の2位争いは岸田文雄政調会長幹事長(63)に軍配が上がり、石破茂元幹事長(63)は最下位に沈んだ。「3位なら政治生命の危機」(陣営)と背水の覚悟で臨んだ岸田氏は、来年9月の任期満了に伴い行われる総裁選に望みを残す一方、石破氏には厳しい結果となった。

 総裁選初挑戦となった岸田氏は安倍首相からの禅譲論も出るなど周囲の期待も高かったが、知名度の低さが選挙戦でも弱点に。「選挙の顔」として戦うには「力不足」(党関係者)との声も上がった。石破氏には知名度も及ばず、来秋の総裁選を見据え、戦略の見直しが必要となる。

 4度目の挑戦となった石破氏は総裁選を振り返り、「政策を作るのが自民党の原点。野に下った時に誓った原点です。そうあるかどうか常に検証し、心がけたい」。報道各社の世論調査では閣僚入りしていないにもかかわらず、安倍首相に次ぐ2位が多く、今回の総裁選に関する調査でも、岸田氏を大きく引き離していた。安倍首相の突然の辞任表明により形勢不利な中、一定の存在感を示した。

 菅新総裁は14日午後6時から党本部で記者会見を行う。15日に党役員人事に入り、16日召集の臨時国会で第99代首相に選出され、正式に菅内閣が発足する。2012年12月から続いた安倍内閣は16日に総辞職、約8年ぶりに首相が変わる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6fc73242cd41e8fb589f618e687baee4e16e6298
青山繁晴参院議員は岸田氏に投票 「習主席国賓来日『中止』守った」
9/14(月) 17:25配信

 安倍晋三首相(自民党総裁)の後継を決める14日の総裁選で、保守系有志議員による「日本の尊厳と国益を護る会」代表の青山繁晴参院議員は、岸田文雄政調会長に投票した。産経新聞の取材に明らかにした。

 青山氏は「岸田氏は外交部会による習近平主席の国賓来日『中止』(の要請)を守った」と評価した上で、「党と国の全体を考え、(出馬した3人のうち)2位のどなたかを守る選択として、岸田氏に投票した」と説明した。

 青山氏は「トップは決断力がある菅義偉官房長官だ。岸田氏は助言する立場として適役だ」とも語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a47e28bf98e6aebd5585bb447e4def0561cbeda2
野田聖子氏を自民幹事長代行に起用へ
9/14(月) 23:09配信

 自民党の菅総裁は14日、幹事長代行に野田聖子元総務相を起用する方針を固めた。党幹部が明らかにした。

4746名無しさん:2020/09/15(火) 03:45:14
https://blogos.com/article/484132/
田原総一朗2020年09月11日 15:17安倍首相が2年前に決めていた「ポスト安倍」

田原総一朗です。

8月28日、安倍首相が辞意を表明した。
「ポスト安倍」は誰かと、メディアは騒然とした。
岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長が、総裁選に立候補を表明。
遅れて菅義偉官房長官が名乗りをあげると、多くの派閥が支持を決めた。
「菅首相」誕生はまず間違いないだろう。

実は私は、安倍首相に、「ポスト安倍は誰がいいだろう」と聞かれたことがある。
安倍首相が三選した直後、2018年9月のことだった。
その表情は真剣そのものだった。
私は、「菅さんがいい」と答えた。

二世、三世議員が多い自民党のなかで菅さんは世襲ではない。
そして、高校を卒業すると故郷の秋田から上京し、働きながら夜間の大学に通った。
やがて議員秘書を経て、横浜市会議員になる。いわゆるエリートではない、苦労人だ。

だからといって、他人の足をひっぱるようなところはまったくない。
政治家というのは野心がある人が多いけれど、菅さんには、野心もない。
だからこそ、安倍首相は菅さんを心から信頼しきって7年8カ月もの長きにわたり、官房長官を任せていたのだ。「菅さんがいいと思う」という私の答えに、安倍首相も「そう思います」と同意していた。

4月の緊急事態宣言発令後、私は安倍首相と会った。「ポスト安倍」として岸田さんが浮上していたので、私は、「気持ちが変わって、岸田さんでいくのですか?」と聞いてみた。

すると、安倍首相は、「いえ、菅さんでいく」と、きっぱり言ったのだった。
安倍首相の意思は変わっていなかったのである。
その2日後、二階俊博幹事長に会って安倍首相の発言を確かめると、二階幹事長も「菅さんが一番いい」と言う。

今の日本は新型コロナウイルス問題だけでなく、さまざまな問題が山積みである。
去年の春には、私は安倍首相に、「憲法はともかく、日米地位協定を改正すべき」と進言した。

日米地位協定は占領の延長であるドイツもイタリアも改正したのに、日本だけがいまだ「占領」されているのだ。
日本の国土のわずか0.6%という面積の沖縄県に日本にある米軍基地の70%が集中するという、いびつな状況になっている。安倍首相は「必ずやる」と誓っていた。

また、経済では、日本企業の国際競争力が低下し、深刻な事態となっている。
産業構造を抜本から変えるべく、安倍首相はプロジェクトを立ち上げていた。
官房長官として安倍内閣を支えてきた菅さんなら、こうした課題を引き継ぎ、やりきってくれるだろう。

そして、世襲でも、エリートでもない、菅さんならではの政治を期待したい。

4747名無しさん:2020/09/15(火) 03:47:50
https://mainichi.jp/articles/20200914/k00/00m/010/189000c
2位の岸田氏「私の実力不足」 議員票、想定以上の積み上げ「財産」 自民総裁選
毎日新聞2020年9月14日 20時22分(最終更新 9月14日 20時22分)

 自民党総裁選で2位となった岸田文雄政調会長は14日、「私の実力不足」と悔しさをにじませた。一方で議員票が想定以上に積み上がったことを「財産になった」と前向きに評価した。両院議員総会後、記者団に語った。

 開票後に岸田派議員が待つホテルの一室に戻った岸田氏は、総裁選で広まった愛称「キッシー」のコールと手拍子で迎えられた。最下位との予想もあっただけに、陣営には「まるで勝ったみたい」(中堅)との声が漏れるほどの安堵(あんど)感が広がった。

 当初から菅氏優勢の情勢だったが、岸田氏は「派閥の枠組みで大きな方向性が決まったと言われたが、それを超えて多く支持をいただいた」と手応えを語った。ただし、わずか10票だった地方票には「内容はよく分析しなければいけない。これからにつながるよう努力を続けたい」と述べた。【飼手勇介】

4748名無しさん:2020/09/15(火) 03:53:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebbbf900cb999b715deb4563a121712f19f46dd4
自民党幹部人事固まる 二階幹事長続投、政調会長に下村氏、総務会長に佐藤氏
9/14(月) 23:32配信

 自民党の菅義偉新総裁(71)は14日、党本部で記者会見し、党役員・閣僚人事について、「首相がかわるわけだから、思い切って私の政策に合う人を登用し仕事をしていく」と述べた。菅氏は自身への支持を真っ先に表明した二階俊博幹事長(81)=二階派=と森山裕国対委員長(75)=石原派=を続投させ、政調会長に下村博文選対委員長(66)=細田派、総務会長に佐藤勉衆院憲法審査会長(68)=麻生派、選対委員長に山口泰明組織運動本部長(71)=竹下派=を起用する方針を決めた。

 ◇麻生副総理、茂木外相は留任

 麻生太郎副総理兼財務相(79)=麻生派、茂木敏充外相(64)=竹下派=と赤羽一嘉国土交通相(62)=公明党=は留任させる見通しだ。官房長官には、梶山弘志経済産業相(64)=無派閥、加藤勝信厚生労働相(64)=竹下派、萩生田光一文部科学相(57)=細田派=の名前が挙がっている。野田聖子元総務相(60)=無派閥=を幹事長代行に充てる。

 菅氏は「安倍政権の継承」を掲げていることから人事も小幅になるのではとの見方があることについて、会見では中規模以上の人事とすることを示唆した。人選に当たっては「改革意欲があり、仕事ができる人を結集する」と述べ、「適材適所」を強調した。

 二階、麻生両氏に関しては「内閣の要、党の要で、政権運営で極めて重要な2人だ」と強調。森山氏については「素晴らしい国対委員長だ。能力は大変高く評価している」と語った。総裁選で戦った岸田文雄政調会長(63)、石破茂元幹事長(63)の処遇も焦点となる。

 菅氏は衆院解散の条件については「新型コロナウイルスを収束させ、経済を再生してほしいというのが国民の大きな声だと言ってきた」と改めて指摘。「特別の条件というよりも、専門家の先生方が『もう完全に下火になってきた』ということでなければ、なかなか難しいのではないか」と述べた。「収束」に関しては専門家の判断を重視する考えを示した上で、「収束したらすぐ(解散を)やるということでもない。全体を見ながら判断をしたい」と述べた。【水脇友輔、畠山嵩】

4749名無しさん:2020/09/15(火) 04:02:35
議員票について


>>4531

9/8朝日新聞社調査

菅──308
岸田─52
石破─24
不明─10
合計─394

>>4639
>>4637
>>4696
>竹下派からも、岸田氏と同じ広島県が地盤の平口洋元副環境相、新谷正義元厚生労働政務官が選対に加わり、他派閥への支持拡大を目指す。
>山本公一元環境相が投票棄権

菅──308→306
岸田─52→54
石破─24→24
不明─10→9
棄権─0→1
合計─394→394

>>4705
>菅さんは議員票288票、地方票89票、計377票
>岸田さんは議員票79票、地方票10票、計89票
>石破さんは議員票26票、地方票42票、計68票

菅──308→306→288(マイナス18)
岸田─52→54→79(プラス25)
石破─24→24→26(プラス2)
不明─10→9→0(マイナス9)
棄権─0→1→1
合計─394→394→394

4750名無しさん:2020/09/15(火) 11:30:30
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200915/k10012618331000.html
自民党執行部顔ぶれ固まる 官房長官は副長官経験者軸に人選へ
2020年9月15日 5時09分

自民党総裁選挙で勝利した菅・新総裁は、二階幹事長を続投させるなど、新執行部の顔ぶれを固めました。一方、16日の組閣に向けては、麻生副総理兼財務大臣が重要ポストで処遇されるという見方が強まっているほか、焦点となっている官房長官をめぐっては、安倍政権をともに支えた官房副長官の経験者を軸に人選を進めています。

自民党総裁選挙は14日、国会議員と都道府県連の代表による投票が行われ、菅官房長官が、有効投票534票のうち、およそ7割にあたる377票を獲得して圧勝し、新総裁に選出されました。

これを受けて、菅・新総裁は、新たな執行部の人選を進め、二階幹事長と、石原派の森山国会対策委員長を続投させることが固まりました。

また、総務会長には、麻生派の佐藤・元総務大臣、政務調査会長には、細田派の下村選挙対策委員長、そして、下村氏の後任には竹下派の山口泰明氏をあてる意向で、今回の総裁選挙でみずからを支持した5つの派閥から1人ずつ起用した形となっています。

このほか、幹事長代行には、無派閥の野田聖子・元総務大臣を起用し、二階派の林幹事長代理は続投させる方針です。

一方、菅氏は、16日の組閣に向けて、閣僚人事の検討を本格化させることにしています。

菅氏は15日、麻生副総理兼財務大臣について、「極めて政権運営で重要だ」と述べていて、重要ポストで処遇されるという見方が強まっています。

また、焦点となっている官房長官をめぐっては、第2次安倍内閣以降、政権をともに支えた官房副長官の経験者を軸に人選を進めています。

菅氏は、16日開かれる衆参両院の本会議で第99代の総理大臣に選出される運びで、その日のうちに新しい内閣を発足させることにしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/96e0a7483253358417b45a68fb57f0001d6bf13d
新官房長官 加藤厚労相の起用を軸に調整
9/15(火) 8:53配信

自民党の菅総裁は、新たに麻生副総理兼財務大臣、茂木外務大臣らを留任させる意向を固めました。焦点の官房長官には加藤厚生労働大臣の起用を軸に調整が進んでいます。

自民党の菅総裁は新たに、麻生副総理兼財務大臣、茂木外務大臣、赤羽国土交通大臣、橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣を留任させる意向を固めました。

焦点の官房長官には菅官房長官のもとで副長官を務めた経験のある加藤厚労大臣の起用を軸に調整が進んでいます。同じく副長官だった、萩生田文部科学大臣の起用も検討されています。

さらに、坂本哲志氏と平沢勝栄氏の初入閣も固まりました。

また、加藤厚労大臣が官房長官に起用された場合の後任には厚労大臣経験者の田村憲久氏の名前があがっているほか、新型コロナウイルスへの対応にあたっている西村経済再生担当大臣は留任の見通しとなっています。

4751名無しさん:2020/09/15(火) 11:32:38
https://this.kiji.is/678411116724438113
官房長官に加藤厚労相起用で調整
2020/9/15 10:23 (JST)9/15 10:39 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

 自民党の菅義偉総裁は15日、新たな官房長官に加藤勝信厚生労働相を起用する方向で調整を始めた。関係者が明らかにした。

https://this.kiji.is/678413647341749345?c=39546741839462401
官房長官は加藤勝信氏、菅総裁
麻生副総理、茂木外相再任

2020/9/15 11:13 (JST)
c一般社団法人共同通信社

 自民党の菅義偉総裁は16日発足の新内閣で、新たな官房長官に加藤勝信厚生労働相(64)を起用する方向で調整を始めた。また、麻生太郎副総理兼財務相(79)、茂木敏充外相(64)、橋本聖子五輪相(55)、公明党から入閣している赤羽一嘉国土交通相(62)を再任する意向を固めた。関係者が15日、明らかにした。菅氏は16日の衆参両院本会議で首相指名を受け、直ちに組閣に着手。皇居での首相任命式、閣僚認証式を経て、新内閣を発足させる。自民党は15日の臨時総務会で二階俊博幹事長(81)ら党四役人事を決定する。

4752名無しさん:2020/09/15(火) 11:33:45
https://this.kiji.is/678405208610079841
組織運動本部長に小野寺氏起用へ
2020/9/15 09:59 (JST)
c一般社団法人共同通信社

 自民党の菅義偉総裁は15日、組織運動本部長に小野寺五典元防衛相、広報本部長に丸川珠代元五輪相をそれぞれ起用する方針を固めた。関係者が明らかにした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/106f5f95ae837b7b0f5cdeb54b4daf6694107db4
後藤田正純氏、総裁選と報道に苦言「いつから、こんなにカッコ悪い大人が増えたのか」
9/14(月) 23:12配信

 自民党の後藤田正純衆院議員が14日夜、ツイッターに新規投稿。自民党総裁選で菅義偉官房長官が岸田文雄政調会長と石破茂元幹事長を破って新総裁に選出されたことを受け、「総裁選でみた下作と外道」と題してメディアと政治の在り方に持論をつづった。

 後藤田氏は「正義を愚直に語る石破茂氏に対してコメンテーターやwebニュースは、石破は不人気だと、容赦なく罵倒」と指摘し、「総裁選での『施し票』の話も、もし本当ならば、した方も、された方も、下作で外道」と憂慮。「メディアも政治も、いつから、こんなにカッコ悪い大人が増えたのか」と苦言を呈した。

 後藤田氏はこの投稿に先立ち、「菅自民党新総裁選出」と題して投稿。「総裁選の意味は、自民党や内閣の課題を、遠慮なく忖度なく述べ合い、浮き彫りにして、政党自体が改革・進化を遂げていくためにある」と説き、「自民党は、改革保守、国民政党に進化した姿を、一致団結と語った菅新総裁・新内閣のもと、誠実に示していかなければならない」と呼びかけた。

 菅氏は16日召集の臨時国会で、衆参両院の本会議での首相指名選挙を経て新首相に就任する運びとなる。

4753名無しさん:2020/09/15(火) 11:35:25
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/644918/
露骨な「石破つぶし」 2位岸田氏に票融通 自民総裁選 
2020/9/15 6:00
西日本新聞 河合 仁志 一ノ宮 史成 下村 ゆかり

「派閥の論理」むき出し

 14日、菅義偉新総裁を選出した自民党総裁選はむき出しの「派閥の論理」に始まり、終わった。無派閥の菅氏に5派閥が競うように相乗りし、告示前に勝負はついた。石破茂元幹事長を最下位に落とし、再起不能にさせることをもくろみ、安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相がそれぞれ所属する派閥から、2位の岸田文雄政調会長に議員票を融通する工作も行われたとみられる。「密室」「談合」色が拭えぬ選出過程は、新政権を縛る足かせになりそうだ。

 「岸田文雄君、89票」-。

 野田毅・総裁選挙管理委員長が読み上げた瞬間、総裁選会場のホテルにどよめきが広がった。岸田氏の地方票はわずか10票。率いる岸田派は47人のため、数字は岸田氏が事前の予想をはるかに上回る国会議員票を獲得した事実を告げていた。「よしっ」と強くあごを引く岸田氏。派閥の参院中堅は拍手をしながら「予定より30票近く、多いな」とつぶやいた。

 今回、菅氏を推した首相と麻生氏だが、岸田氏も見捨てたわけではなく、一方で石破氏を毛嫌いしているのは周知の事実。2位争いに後れを取りそうだった岸田氏を見かね、当の菅氏も地方票の集計直前、方々に電話して岸田票の現状を情報収集していた。

 この日、首相の出身派閥・細田派の中枢幹部は、菅陣営の関係者から「(岸田氏に)票を回したのか」と尋ねられ「自民党には、こういういいところがあるんだよな」と満足そうに独りごちた。麻生氏の側近も「うまくいった」と漏らし、圧倒的優位だった菅陣営から岸田氏サイドに対する温情票の存在をにおわせた。

 国会議員票が伸びず、計68票にとどまった石破氏は、硬い表情を崩さず会場を後にした。幕引きまで続いた「石破つぶし」の背景を、自民党関係者は明かした。「『石破総理』がいかに非現実的かを、党内外に示す。石破氏の政治生命の芽を徹底的に摘んでおくということだ」

      ■     

 首相が辞意表明した翌日の8月29日、二階俊博幹事長らと菅氏が密会して流れをつくり、5派閥が勝ち馬に乗ろうと「菅氏支持」で雪崩を打った構図だった。

 派閥に属さず、党内基盤の薄さが弱点だった菅氏。自身の派閥に総裁候補を持たないため、「キングメーカー」になることでしか党中枢の地位を保てない二階氏。両者は利害がピタリと一致し、補完し合える関係にあった。二階氏は地方で人気の高い石破氏に有利とならないよう、党員・党友投票を省略する「簡易型」の選挙方式も早々にレールを敷き、菅氏に大きな恩を売った。大勢は決した。告示前から各派閥の関心は菅政権を見越した猟官運動に移り、「論功行賞」狙いの綱引きが際立った。

 自民党はかつてカネ、人事、選挙を陰で操った派閥支配が世論の批判にさらされ、政治改革の潮流ともあいまって2009年には野党に転落、出直しを図ったはずだった。今回の選挙戦では政策論争は後景にかすみ、「数は力」の原理に基づく派閥政治が堂々と復権し、「古い自民に後戻りするな」の声はかき消された。

 16日、第99代首相となることが確実な菅氏。14日の記者会見では「派閥の弊害ということは全くない」と言い切ってみせたが、選挙戦で背負い込んだ派閥のしがらみがそのリーダーシップに影を落とすことは避けられない。

(河合仁志、一ノ宮史成、下村ゆかり)

4754名無しさん:2020/09/15(火) 11:41:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/df9886f443faae061506b9d26f82075f1fb69f68
菅新首相が謀る「安倍首相への逆襲」派閥・側近を切り崩し…
9/15(火) 6:36配信

 ついに、内閣総理大臣まで上り詰めた菅義偉氏(71)。7年8カ月の間、官房長官として黙々と安倍晋三首相(65)に仕えてきたが、「じつはその胸中に怨恨を抱えていた」と明かすのは、菅氏の側近議員だ。

「政権発足以来、閣議前に安倍総理と菅さん、3人の官房副長官と、今井尚哉補佐官兼秘書官が集まって会議を開くのが習わしでした。しかし2019年秋から、先に今井補佐官と安倍総理だけで打ち合わせをすませ、その結果が会議に諮られるようになった。

 それは、“令和おじさん” として台頭した菅さんを、安倍総理と今井補佐官が警戒したからです。以降、菅さんは、不愉快そうに官邸の会議について話していました」

 第2次安倍政権では、経済産業省出身者を中心とする “官邸官僚” が幅を利かせていた。菅氏が、安倍首相とそうした側近への “逆襲” を始めると、永田町がざわめいている。

「安倍総理は、『今井ちゃんを引き続き使って』と菅さんにお願いしたそうだが、菅さんにしてみれば、今井から敵視され続けたばかりか、新型コロナウイルス対策から自分が外された経緯がある。今井は国内に残れればいいほうで、大使として海外に出されるという話もある」(自民党幹部)

“菅新首相” にとって、最大派閥・清和会(細田派)を事実上ひきいる安倍首相が “キングメーカー” として振る舞いだすことは、自身の政権運営にとって邪魔でしかない。

「新政権でキャスティングボートを握るのは、所属議員98人を擁する清和会。今も昔も、永田町では “数は力” だよ。今後、解散総選挙に打って出たとしても、劇的に “菅派” の数が増えることはなく、菅さんの党内基盤は弱いまま。

 その菅さんが、閣僚・党役員人事で『派閥の要望は受け付けない』と発言したのは、最大派閥である清和会への宣戦布告にほかならない。菅さんは今後、“安倍派” となる清和会の分裂工作を加速させるだろう」(同前)

 この自民党幹部は、「今回、総裁候補を出せなかったことが、清和会の終焉が近いことを物語っている」と悲観しつつ、こう続ける。

「後継総裁候補がまったく育っていないし、議員から会費を頻繁に取るほど、いまの清和会にはカネがない。それでも、派閥の結束力さえあれば、安倍さんが体を治して戻ってきたあとに、菅政権に影響力を及ぼすこともできる。

 しかし、安倍さんの院政を許さない菅さんや二階(俊博)幹事長が、萩生田(光一)さんや稲田(朋美)さんを要職に起用して焚きつけて、派閥が割れるように仕向けるだろうね……。そうなれば、安倍さんの戻る場所はない」

 安倍首相を “ぼっち化” し、唯一の権力者となったあかつきに、どんな国を作るのか。元衆院議員の亀井静香氏は、「外交についての発言がないだろ。菅の国家観は、どうにも見えてこないわな」と警鐘を鳴らす。

 菅氏は長年、好きな歴史上の人物として、豊臣秀吉を補佐してきた弟・豊臣秀長を挙げていた。しかし、「いまは秀吉を目指している」と、支援者との会合で漏らす。

 非情な手段も辞さない新宰相の手練手管は、やはり空恐ろしい。

(週刊FLASH 2020年9月26日・10月6日号)

4755名無しさん:2020/09/15(火) 11:43:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/68cc02397b159284cbafb219163590b85bb68260
“たたき上げ”の菅氏が自民党新総裁に、世襲政治に風穴を開けられるか
9/15(火) 6:40配信

 安倍晋三首相の後任を選ぶ自民党総裁選が14日あり、官房長官の菅義偉氏が政調会長の岸田文雄氏、元幹事長の石破茂氏を大差で破り、新総裁に選ばれた。16日に召集される臨時国会で自民、公明両党の多数により首相に選ばれる見通し。自民党出身の首相は2001年に就任した小泉純一郎氏以来、世襲議員が続いていたが、菅氏は横浜市議から衆議院議員に転じたたたき上げ。世襲議員が目立つ政界に風穴を開けると期待する声もある。しかし、立命館大政策科学部の上久保誠人教授(政治学)は「派閥や長老の微妙なバランスの上でトップに立った以上、思い切った改革を進めるのは難しいのではないか」とみている。

●無派閥だが、官房長官として手腕を発揮

 「秋田県の農家の長男に生まれ、地縁血縁のない中、ゼロからスタートした。安倍政権の取り組みを継承し、働く内閣を作っていきたい」。新総裁に選ばれた菅氏は当選あいさつで自らの過去に触れながら、決意を語った。

 自民党総裁選は国会議員394票、地方141票の合計535票で争われた。菅氏は全体の7割を超す377票を集め、2位の岸田氏89票、3位の石破氏68票を大きく引き離して当選した。

 菅氏は1948年、秋田県秋ノ宮村(後の雄勝町、現湯沢市)に生まれた。父はイチゴ栽培で成功し、雄勝町議会議員も務めていた。菅氏は高校卒業後、東京へ行けば何かが変わると信じて上京し、町工場に就職したが、秋田時代と変わらぬ日々を過ごし、現実の厳しさを痛感したという。工場をやめてアルバイトで学費を貯め、法政大に進学した。


 卒業後は民間企業に就職したものの、政治家を志して元通産相の小此木彦三郎衆院議員の秘書になった。1987年に地縁も血縁もない横浜市議会議員選挙に出馬して初当選、2期務めたあと、1996年に自民党公認で神奈川2区から衆院選に立候補して当選した。

 衆院議員になってからは、平成研究会(現竹下派)、宏池会(現岸田派)と派閥を渡り歩いて無派閥に。安倍首相に実力を認められ、第1次安倍政権で総務相、第2次安倍政権で官房長官を務めた。総務相時代はふるさと納税を提唱、官房長官としては内閣人事局を設置して官僚を掌握するなど官邸に絶大な力を集め、実務を取り仕切ってきた。

 身内から地盤を譲られ、若くして国会議員になった世襲議員が多い自民党では、久々に登場したたたき上げの実力者。秋田県の佐竹敬久知事は記者会見で「同郷のよしみもあるが、要望をゆっくり聞いてくれる人情家で、地方行政に詳しい」と評価した。

 ただ、安倍政権の官房長官時代は官僚やマスコミににらみを利かせる一方、裏方として汚れ役もこなしてきた。徳島県選出の自民党国会議員は「実務に秀でた人物だが、目標達成のためには手段を選ばず、冷徹な一面もある」と述べた。

●21世紀の自民党出身首相は全員が世襲

 菅氏が自民党内で異彩を放つのは世襲議員でないことだ。今回の総裁選で菅氏と争った岸田氏は祖父が元衆院議長、父が衆院議員。石破氏は父が鳥取県知事から参議院議員、自治相を歴任している。


 時事通信社が2017年の衆院選に立候補した自民党候補を調べたところ、332人の候補者のうち94人が三親等以内の親族に国会議員がいて、同一選挙区から立候補した世襲議員だった。前回を2.4ポイント上回る28.3%を占めている。安倍政権の閣僚も内閣改造で多少増減があったものの、おおむね半数程度が世襲議員となる。

 首相経験者となると、21世紀になって就任した自民党出身者は安倍晋三首相をはじめ、全員が世襲議員。党内7派のうち、岸田派の岸田氏、石破派の石破氏以外の派閥の領袖(りょうしゅう)では、麻生派の麻生太郎氏、細田派の細田博之氏、石原派の石原伸晃氏は父、竹下派の竹下亘氏は兄が衆院議員を務めていた。


 二階派の二階俊博氏は世襲議員に該当しないが、父が元和歌山県議会議員で、政治家一家の出身だ。父が地方議員を務めた自民党国会議員は、東京都選出の菅原一秀氏、福井県選出の山本拓氏、徳島県選出の山口俊一氏ら数多い。菅氏もその1人に数えられる。

 ただ、地方議員の親族を持つ政治家は国政選挙に立候補した際、自分の力で選挙に勝利した部分が大きい。同じ政治家一家といっても、地盤(選挙区内の支持者組織)、看板(知名度)、かばん(選挙資金)の三バンをそっくり譲渡された世襲議員とは異なる。

4756名無しさん:2020/09/15(火) 11:43:50
>>4755

●党内の年功序列システムが世襲を後押し

 世襲議員が増えるのは親族の七光りで当選しやすいからだ。支援者側にも都合が良い。和歌山県の建設業者は「世襲だと後援会組織をそのまま継続できる。持ちつ持たれつの関係を続けられるメリットは大きい」と証言する。

 しかし、在野の優秀な人材が政界へ進出するのを妨げることになりかねない。さらに、世襲議員の多くは地方に選挙区があっても、子ども時代を東京で過ごし、貧困や差別などを肌で感じることがないお坊ちゃん、お嬢ちゃん生活をすることが多い。世襲と個人の資質に関係はないが、地方や弱者に対する思いやりに欠ける傾向があると指摘する声もある。

 世襲議員が相次いで首相に就いた背景には、自民党内で当選回数による年功序列システムが生まれたことが大きい。首相となった自民党世襲議員の初当選年齢は橋本龍太郎氏、小渕恵三氏がともに26歳、小泉純一郎氏30歳、麻生太郎氏39歳、安倍晋三氏38歳。地方議員や首長からの転身組に40〜50代で国政へ進出するケースが多いのに比べて早い。

 このシステムは当選前の実績や経験をほとんど考慮しない。長く知事を務めた人物でも初当選したときは1回生議員として扱われる。高度経済成長期には1期目に蔵相を務めた池田勇人氏らが抜擢されたが、そうした実力主義は影を潜めた。

 その結果、たたき上げの議員が初入閣する50代後半から60代の時点で同年代の世襲議員は主要閣僚や党役員を歴任し、総裁の座をうかがう位置に立っている。このハンディを乗り越えてたたき上げがトップを目指すのは難しい。

●過去には世襲制限に強い意欲

 そんな中で自民党総裁になった菅氏には、閉塞感が漂う日本の現状を打ち破る活躍が期待されている。横浜市議時代は「影の市長」と呼ばれるほどの手腕を発揮した。安倍政権の官房長官としては実務を取り仕切り、安倍1強を7年8カ月にわたって支えている。

 過去には自民党の政治改革に力を入れたこともある。2007年に自民党選挙対策副委員長になると、当時の古賀誠選挙対策委員長とともに世襲制限に意欲を見せた。党内の反発で実現できなかったが、2010年には個人ブログに派閥解消と世襲制限への強い意欲を記している。

 しかし、今回の総裁選立候補は細田派、麻生派など5派と、安倍首相ら実力者の微妙なバランスの上に実現した。菅氏は無派閥議員に約20人の支持グループがあるとはいえ、党内で大きな勢力を持つわけではない。

 上久保教授は「行政改革や政治改革に下手に乗り出せば、派閥の論理に押しつぶされかねない。かといって、既得権を守るためだけに動けば、改革は難しい。安倍政権は実力者の菅氏が官房長官を務めたことで難しい問題を乗り切れたが、菅氏自身に代わり得る官房長官の人材を探すのも大変だ」との見方を示した。

 菅氏はこれまで年下の部下に心を殺して尽くしてきたこともあっただろうが、その手腕は折り紙つきだ。71歳でたどりついた国政の頂点で目指すのは改革か、それとも安倍政権の継承だけなのだろうか。

政治ジャーナリスト 高田 泰(たかだ たい)

4757名無しさん:2020/09/15(火) 11:44:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/82c3fd9534a7dd31c72e9f23e6bcb84bd241c182
あなたが「菅総理大臣」なら、どうするだろうか?/倉山満
9/15(火) 8:31配信

―[言論ストロングスタイル]―

さて、あなたが「菅総理大臣」なら、どうするだろうか?
 本欄では何回も、「余力を残した上での安倍内閣退陣」を提言してきた。賢明にも採用されて、安堵している。安倍晋三さんには「長い間お疲れさまでした。今後はしっかり療養し、政界の外の大所高所で役割を果たしてください」と申し上げたい。

 一方、“お友達”の枝野幸男さんは、野党新党の代表に当選、党名も立憲民主党と決まった。枝野さんは今後も自民党を支える気だろうか。

 最初に前提となるルールを確認しておく。総理大臣は衆議院の首班指名で決まる。衆議院議員の大半は小選挙区制で選ばれる。小選挙区制は、与党内に反主流派を認めない制度だ。

 なぜなら、小選挙区制とは一つの選挙区で一人しか当選できない制度だ。だから、その党で反主流派になれば、公認を得られない可能性もある。それが不満で党を出ていけば、「刺客」を差し向けられる可能性もある。代議士は落選が怖い。

 最たる例が、郵政選挙だ。小泉純一郎首相が掲げる郵政民営化に、自民党内の半分が敵に回った。これに対し小泉首相(自民党総裁でもある)は、造反者を除名、対立候補を立てて戦い、党を制圧した。

 かつての自民党政治のように活発すぎる派閥抗争は、今の制度では成立しえないのだ。その証拠に、8年間も反主流派だった石破茂派は干しあげられてしまった。

 こうした制度の下で野党第一党が政権を獲得する意思が無いとしたらどうなるか。与党の政権は永遠である。時の首相は内外に敵がいなくなる。安倍首相が党内の目ぼしい敵は石破茂だけ、野党第一党は常にナンチャラ民主党。長期政権を築けて当然だったのだ。

 この状況で、党首が枝野幸男で選挙互助組合を作る。だから、枝野さんは自民党の最大の“お友達”だと言うのだ。

既に熾烈な駆け引きが始まっている
 自民党総裁選挙(総理大臣を決める選挙である)は菅義偉官房長官の当確を前提に(14日、菅官房長官が選出)、関心は人事と総選挙の時期に移り、既に熾烈な駆け引きが始まっている。

 二階俊博幹事長を嚆矢に、細田博之、麻生太郎、竹下亘、石原伸晃と五大派閥の領袖が次々と菅支援を打ち出した。異様なのは、細田・麻生・竹下の三大派閥の領袖が、合同記者会見で菅支持を打ち出したことだ。麻生氏の呼びかけとされるが、露骨な二階はずしだ。現に二階派は不快感を示している。

 党を牛耳る二階幹事長と政府で副総理の麻生財務大臣は、安倍内閣の主流派だったが、常に主導権争いをしてきた。そして、安倍退陣とともに対立が先鋭化した。自らの留任とともに、官房長官に森山裕国会対策委員長を推す二階氏に、主流三派が業を煮やした格好だ。石原派の森山氏は、菅・二階の両氏とトリオを組み、「MSNライン」と称される。

 両陣営は解散時期を巡っても、つばぜり合いを繰り広げている。竹下氏が「コロナが収束していなくても解散総選挙は打てる」と発言すれば、公明党の斉藤鉄夫幹事長と山口那津男代表は「コロナが収束していなければ選挙はできない」と主張、二階氏も同調している。二階幹事長を外すなら、選挙に協力しないとの恫喝だ。菅氏も「国民が望んでいることをやる」とトーンダウンさせている。公明党は、創価学会の意向を受けて発言している。創価学会は今や自民党の最大支持団体でもあるので、時の首相も無下にできない。

4758名無しさん:2020/09/15(火) 11:45:10
>>4757

まずは官房長官。そして幹事長、早期解散総選挙を突破しなければ、安倍内閣の二の舞、死に体だ
 さて、あなたが「菅総理大臣」なら、どうするだろうか?

 まず、官房長官は自派で固めなければ何もできない。菅派の全貌は不明だったが、25名の国会議員が所属しているとか。弱小派閥を率いる「菅首相」は、官邸主導で政官界ににらみを利かすしかない。それは安倍内閣8年で官房長官を務めた菅氏が、誰よりも熟知しているはずだ。具体的には梶山弘志現経済産業大臣のような人材を据えられるかが第一だろう。

 次に幹事長人事だ。安倍首相が満を持して病気退陣したのは、勝てる内に解散総選挙に打って出るという魂胆だ。しかも相手は枝野幸男。天地がひっくり返っても政権交代はない。ならば、次の幹事長は総選挙勝利の功績で留任となる。

 もし二階幹事長留任で選挙に臨む、あるいは「菅首相」が解散を打てないとすると、二階氏に党を明け渡した安倍内閣の二の舞である。

 仮に「菅首相」がやりたいことをやるとしたら、官房長官は自前、幹事長から二階はずし。その上で、財務大臣と外務大臣の主要二閣僚、自民党三役(幹事長・政調会長・総務会長)を主流五派に割り振りつつ、主導権を確保するのが第一の関門だ。

 第二の関門が、早期解散総選挙だ。仮に創価学会・公明党の意向で首相の解散権が封じ込められるなら、「菅首相」は自民党の多数ともども屈服する格好となる。それでは「菅内閣」は死に体だ。しかし、マスコミに流れている10月総選挙説も、安倍内閣の時代から創価学会・公明党を抜きにして決めている訳が無い。二階はずしに対し、それまでの義理で創価学会・公明党が抵抗しているに過ぎないだろう。

 ならばコロナを収束させてしまえばいい。どうやって?

 安倍内閣の時代から、政府は科学的知見など一顧だにしていない。御用学者にテキトーな理由を付けて「収束している」と言わせれば良い。息苦しい世の中に国民は飽き飽きしている。「マスクのいらない生活」を訴えれば、自民党は議席を増やすかもしれない。

 その方法が適切とは思わないが、創価学会・公明党の顔が立つようにすれば、現職総理及び自民党多数三派を敵に回し、二階氏(幹事長を外されているならなおさら)をとるか。とるまい。

 二階氏は親中派として知られるが、麻生氏は祖父吉田茂の代から親米派である。最近でもアメリカの対中経済制裁に合わせて外為法を改正するなど、親米派として親中派を掣肘する動きが見える。「二階はずし」の動きも、その一環か。

 二階氏は「菅内閣」の黒幕として動いていた。その動きすら操る黒幕がいたとしたら、どうだろう。

 菅氏は総裁選出馬の初日、青木幹雄元参議院議員に挨拶に行った。青木氏に関しては、私は2年前から本欄で重要人物として指摘してきた。菅氏との関係も深い、親米派だ。

「菅首相」に期待したいのは、親中派潰しだ。

 切り死に覚悟で戦うなら、応援する。

※当記事は9月11日に執筆されたものです。

―[言論ストロングスタイル]―

【倉山 満】
憲政史研究家 ’73年、香川県生まれ。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務め、’15年まで日本国憲法を教える。現在、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰し、大日本帝国憲法や日本近現代史、政治外交について積極的に言論活動を行っている。ベストセラーになった『嘘だらけシリーズ』など著書多数。最新著書に『13歳からの「くにまもり」』

日刊SPA!

4759名無しさん:2020/09/15(火) 11:46:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/fcd77e697f1f23ca67b73188407234950afb48b1
菅自民党新総裁〜森山国対委員長の続投人事に疑問
9/15(火) 11:35配信

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(9月15日放送)にジャーナリストの有本香が出演。菅新総裁に決定した今回の自民党総裁選を振り返り解説した。

菅自民党新総裁〜党役員人事着手へ

自民党の菅新総裁は9月15日に行われる自民党の役員人事で、二階幹事長を続投させる意向を固めたと朝刊各紙が報じた。

飯田)党四役も顔ぶれが出ています。政調会長が細田派の下村博文さん、総務会長が麻生派の佐藤勉さん、そして選挙対策委員長は竹下派の山口泰明さん。森山国対委員長も続投となります。

役員人事〜コロナの危機状況のなかで国会空転させた森山国対委員長でいいのか

有本)党内での一種の論考考証的な力関係はさておき、森山国対委員長は内部ではいい仕事をしたと評価されています。この辺りは、国民の目線との違和感があると思います。あの国会対策でいいのかということです。

飯田)「けっこう譲っているではないか」とか。

有本)ほとんど国会は空転していましたよね。それが野党のやり方だったとも言えるのですが、いちばん直近のことを言うと、本当に日本は危機のなかにあったわけです。

飯田)コロナもそうだし。

有本)そのなかで国会が開かれている。そこで国民のため、特に直近の危機のために話し合うべきこと、決めるべきことを優先させる国会になっていたとは、とても言い難いと思います。

飯田)2〜3月の審議状況を見ると、コロナ対策をしなければならないということで、そういう質問をしていた野党議員もいましたが、中心は森友・加計問題と、桜を見る会でした。

有本)ひたすら野党に譲って、日本的に言えば波風を立てない。しかし国民から見れば、国会そのものは波風だらけという感じでした。疑問はありますが、そういう党役員人事になっています。

熱気なき圧勝、見えぬ国家像〜国家像を明確に打ち出した候補はいなかった

有本)一方、総裁選の行方を見ていて、新聞各紙でそれぞれ報じ方は違うのですが、朝日新聞が「熱気なき圧勝、見えぬ国家像」という見出しを掲げています。私も同じようなことを感じました。自民党のなかでは「頑張るぞ」と言って盛り上がるような、一種の熱気はあったのかも知れませんけれども、国民はそれを共有できるような雰囲気ではありませんでした。それぞれ3候補の討論を聞いていても、国家像を明確に打ち出したと言える候補はいなかったと言っていいと思います。それぞれ、そういう観点で論戦したというところも見えませんでした。

飯田)この国をどう率いて行くのか、という大きな話よりも、個別の具体的な政策論というところでした。

4760名無しさん:2020/09/15(火) 11:46:36
>>4759

地方票でも菅氏の圧勝〜党員投票をしても結果は同じ

有本)内政の話が多く、細かい話が多かったように見えました。世界がいまどう動いていて、そのなかで日本がどのように立って行くのかということをお話しになった候補はいませんでした。結果としては、菅新総裁の圧勝ということになり、党員投票をやらないことについてメディアがいろいろと言っていましたが、それぞれの都道府県連に割り当てられた地方票を見ても、菅さんの圧勝です。

飯田)菅さんが89票ですから、全体の6割以上になります。

有本)メディアは石破さんに「国民的人気が圧倒的にある」という描き方をしていたのだけれども、それは果たして正しかったのかということがあります。仮に党員投票をやったとしても、菅さんの勝ちは動かなかったように見えます。

飯田)各都道府県で、予備選的なものをやったにも関わらず。

有本)党員投票をやれば、石破さんが広く票を取るという予測もおかしかったのではないかと思います。そういう意味で、盛り上がりには欠けたという印象でした。

4761とはずがたり:2020/09/15(火) 13:41:29
田崎史郎氏、総裁選2位の岸田氏に「施し票24票が流れた」と指摘「安倍さんや麻生さんは石破さんを許さない」
スポーツ報知 / 2020年9月15日 10時3分
https://news.infoseek.co.jp/article/hochi_20200915-OHT1T50045/
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田崎史郎氏

 15日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・前8時)では、安倍晋三首相(65)の辞任表明に伴う自民党総裁選で菅義偉内閣官房長官が第26代総裁に選出されたことを報じた。岸田文雄政調会長が2位、石破茂元幹事長は3位だった。

 岸田氏が2位になったことに、政治ジャーナリストの田崎史郎氏は「施し票24票が岸田氏に流れた可能性がある」と指摘。

 「通常の総裁選である候補がかなり勝ちそうだとなると、バランス感覚が働いて弱い候補に20票前後が通常流れるんです。これが自民党総裁選の歴史なんです」とした上で「今回もっと特殊なのが、岸田さんを何とか生かしたいという気持ちが安倍総理や麻生副総理が強くて」と背景を説明。

 また「岸田さんが石破さんに負けて3位になると、次の芽がなくなると。一方で安倍さんや麻生さんは石破さんを許さないと。その感情なんですよ。どうしても岸田さんを3位から2位に引き上げたかった。そのために24票をまわしたということなんですね」と話した。

4762名無しさん:2020/09/15(火) 13:42:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/37b4cfa8c3624bca9f0de8c7acc6f140b2b3ee69
官房長官に加藤厚労相 派閥バランス型の自民新四役、午後決定
9/15(火) 11:17配信

 自民党の菅義偉新総裁(71)は15日、新たな官房長官に加藤勝信厚生労働相(64)=竹下派=を起用する方針を固めた。菅氏は16日の臨時国会で新首相に指名され、皇居での首相任命式と閣僚の認証式を経て新内閣が発足する。自民党は15日午後の臨時総務会で二階俊博幹事長(81)=二階派=の続投など新四役人事を正式に決める。

 閣僚人事では、麻生太郎副総理兼財務相(79)=麻生派、茂木敏充外相(64)=竹下派、赤羽一嘉国土交通相(62)=公明党、橋本聖子五輪担当相(55)=細田派=を再任させる方針を固めた。加藤氏の後任となる厚生労働相は、田村憲久元厚労相の再登板が有力だ。

 菅氏は官僚トップとなる事務の杉田和博官房副長官(79)も再任させる意向だ。

 党役員人事では、二階氏の続投と、政調会長に下村博文選対委員長(66)=細田派、総務会長に佐藤勉元総務相(68)=麻生派、選対委員長に山口泰明組織運動本部長(71)=竹下派=を起用する方針。森山裕国対委員長(75)=石原派、林幹雄幹事長代理(73)=二階派=を続投させ、幹事長代行に野田聖子元総務相(60)=無派閥、組織運動本部長に小野寺五典元防衛相(60)=岸田派=を起用する。

 菅氏は15日午後の臨時総務会の前に二階氏ら新四役を党本部に呼んで就任を要請する。総務会の承認を受けて、新四役はそろって記者会見に臨む。その後、菅氏は公明党の山口那津男代表と国会内で会談し、連立政権樹立の合意文書に署名する。

 菅氏は総裁選で「派閥均衡型人事」を否定してきたが、党役員人事では、自身を支持した5派閥に主要ポストを均等に割り振っており、バランスに配慮した形だ。【東久保逸夫、遠藤修平、野間口陽】

4763チバQ:2020/09/15(火) 18:13:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/610836d0a2d90460adac9efc921a2ac36336cea9
河野太郎総務相固まる
9/15(火) 15:35配信

 16日発足の新内閣で、総務相に河野太郎防衛相を充てる人事が固まった。政権幹部が15日、明らかにした。

https://this.kiji.is/678438045627909217
<速報>坂本哲志氏、初入閣へ
2020/9/15 12:05 (JST)9/15 12:10 (JST)updated
 自民党の菅義偉総裁は16日発足の新内閣で、坂本哲志元総務副大臣(69)=衆院熊本3区、当選6回=を入閣させる意向を固めた。熊本県選出国会議員の入閣は、2006年9月発足の第1次安倍内閣で農相を務めた故松岡利勝氏以来。

https://news.yahoo.co.jp/articles/443b99e6159fb2a6b825c7588643f17cfe12e213
岸信夫防衛相固まる
9/15(火) 15:37配信
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 16日発足の新内閣で、防衛相に岸信夫元外務副大臣を充てる人事が固まった。政権幹部が明らかにした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/663e8777d120294a1278c28c77ee946bbe4b6c11
官房長官に加藤厚労相 麻生財務相再任の方向 茂木外相、赤羽国交相続投・菅総裁
9/15(火) 12:03配信

 自民党の菅義偉総裁(官房長官)は15日、新内閣人事の焦点である官房長官に竹下派の加藤勝信厚生労働相(64)を起用する方針を固めた。

 茂木敏充外相(64)、赤羽一嘉国土交通相(62)は再任が固まり、麻生太郎副総理兼財務相(79)と橋本聖子五輪担当相(55)も再任の方向。二階派の平沢勝栄広報本部長(75)、石原派の坂本哲志元総務副大臣(69)の初入閣も内定した。自民党・政府関係者が明らかにした。

 加藤氏の後任の厚労相には石破派の田村憲久政調会長代理(55)を充てる案が有力。田村氏は厚労相経験があり、党で新型コロナウイルス対策の責任者を務めた。麻生派の河野太郎防衛相(57)は総務相で調整。岸信夫元外務副大臣(61)の防衛相起用が取り沙汰されている。

 事務方トップの杉田和博官房副長官(79)の続投も固まった。

 菅氏は15日、二階俊博幹事長(81)を続投させるなど党4役人事を決めた。政調会長に細田派の下村博文選対委員長(66)、総務会長に麻生派の佐藤勉・衆院憲法審査会長(68)、選対委員長に竹下派の山口泰明・党組織運動本部長(71)をそれぞれ起用。午後の臨時総務会で正式に決定した。

 二階派を率いる二階氏は総裁選でいち早く菅氏支持を打ち出し、圧勝の流れを主導した。細田、麻生、竹下の3派も菅氏を支援した。菅氏が二階氏を中心に4派の幹部を党運営の柱と位置付けた形だ。

4764チバQ:2020/09/15(火) 18:16:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/02edaf04c69379d24abec359bc3b6a9c4c156efb
元法相・上川氏が入閣へ 新閣僚人事
9/15(火) 15:56配信
 自民党の菅義偉新総裁は16日発足の新内閣で、上川陽子元法相=岸田派=を入閣させる方針を固めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a1e1000da7e9974902270be4b180252bf3d57d16
平沢勝栄、坂本哲志氏の入閣固まる
9/15(火) 11:27配信

 16日発足の新内閣で、自民党の平沢勝栄広報本部長、坂本哲志元総務副大臣の入閣が固まった。

4765名無しさん:2020/09/15(火) 19:21:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/73151478acf25b0f73e009a8926fc651462ac209
「岸田氏を2位にしたい、石破氏を3位にしたい実力者」の存在か 自民党総裁選、菅氏陣営から動いた“20票“のナゾ
9/15(火) 13:17配信

 きのう投開票が行われた自民党総裁選。総裁に選出された菅氏が400票近くを固めたとの事前の票読みもあったが、蓋を開けてみれば、それよりも20票あまり少ない377票。この差分が、実は菅氏から岸田氏に動いた票ではないかとの見方が広がっている。

■「来年を見据えたドロドロした権力闘争」

 テレビ朝日政治部の官邸キャップ・吉野真太郎記者は「石破さんも岸田さんも、結果だけを見れば完膚なきまでの負け方だ。しかし、総裁選は勝ち方だけでなく、負け方も重要だ。我々の票読みでは、石破陣営は69だったので、これは議員票も地方票もぴったりだった。ということは、菅さんに投票すると思われていた人の20人くらいが岸田さんに流れたということだ。そして、この20票がなければ2位と3位は逆転していたことになる。つまり、菅陣営の中に、石破さんを2位にしたくない人、あるいは、岸田さんに“次の目”を残すことを意図した人たちがいたということだ。これは来年を見据えたドロドロした権力闘争、政局的な動きだ」と話す。

 元産経新聞政治部長で政治ジャーナリストの石橋文登氏も「吉野さんのおっしゃる通り、岸田さんを2位に、石破さんを3位にしたい勢力がいたということだ。ただ、国会議員票を流すのは、そう簡単なことではない。候補者が本当に競っている時には、議員たちが投票台で名前を書いているときの書き順や画数をチェックすることもある。そして、国会議員はお喋りが多いので、すぐにバレてしまう。そういう中で子分に口を割らせず、“岸田”と書かせることができる有力政治家はそんなにいない。麻生さんだったら漏れる(笑)。パッと思い付くのは、二階さん、菅さん、あるいは森山さんあたりだが、二階さんは勝ちにいく時には情け容赦ないからそういうことはしないだろうし、菅さんもやるわけがないと思う。実は安倍さんだったという可能性もある」と語った。

 無派閥である菅新総裁を支える“菅グループ”の中核をなすといわれる「ガネーシャの会」メンバーで経済産業副大臣の牧原秀樹衆院議員は「今回は揺るぎなく菅官房長官だったが、私も無派閥なので、1期目の時の総裁選では“誰にしようかな”と迷ったこともある。“中高の先輩だから”とか、“あの時お世話になった”とか、“この人とは政策が合う”とか、投票の理由は色々あると思うが、ある議員は“直接電話をくれたらコロッと来てしまって入れちゃうんだけどな。でも電話は来なかったな”という話をされていた。つまり、派閥がこの人にと決めたからといっても、最終的には1人の議員として直前に揺れることはあり得る。むしろ、全然いいと思っていないのに派閥で言われたから入れるというよりは、その方が健全ではないかと思う。例えば、菅先生は大阪の方(維新)と仲が良いので、そうでない大阪出身の自民党議員の中には、“なかなかつらい”という方もいるという話もある。今回も、そういった様々な理由から、菅さんではなく岸田さんに入れようと考えた議員がいたということかもしれない」とした。

4766名無しさん:2020/09/15(火) 19:22:35
>>4765

■厳しい状況に追い込まれた石破元幹事長

 一方、3位となった石破氏は、強いとされていた地方票でも、菅氏に差をつけられる結果となっており、今後を心配する声もある。

 吉野記者は「岸田さんは国会議員票で低迷したものの、“あの石破さんを破った”という形を作ることはできたという意味ででは、分のある負け方だった。しかし石破さんは、地方票でも菅さんの半分しか取れなかった。そもそも石破さんの“ビジネスモデル”は安倍総理のアンチを受け皿にした、野党的なものだった。ところがその安倍さんが突然退陣し、菅さんが先制攻撃で一気に勝負を決めてしまった。愚直なところや、地方重視という点で石破さんと菅さんは“キャラ被り”もある。この新たなライバルに対し、石破さんは戦術を組み立て、陣容を整える間もなかった。菅さんは“豊臣秀長が好き”とおっしゃっていたが、むしろ織田信長亡き後の豊臣秀吉そのものだったと思う。石破陣営のある人は意気消沈気味に“来年までモチベーションが保てない”と話していたが、状況はかなり苦しいと思う」と話す。

 石橋氏も「しんどいと思う。これまでに総裁選に4回出ているが、議員票は出る度に減っていた。これはどういうことなのか。精力的に地方を回るので地方票は集めるが、同じ努力をなぜ議員に対してもしないのかと思う。今まで支えていた19人の水月会(石破派)メンバーも、“次も石破でいきます”と本当に言うのかどうか。次の総裁選は黄色信号ではないか。小池都知事と組んで新党結成となってもおかしくはない」との見方を示した。

 牧原議員は「私は自民党青年局長の仲間たちと“ぜひ党員投票をしてくれ”ということで議員150人分の署名も集めた。やはり1カ月、2カ月余分に時間がかかったとしても、きちんとした総裁選挙をやって欲しかった。結局、安倍総理の突然の辞任という自民党内の事情によって、全ての党員による予備投票を行う形になったが、やはり準備が整っていた方、あるいは20人以上の派閥の親分しか出にくい状況だった。来年行われる任期終了に伴う総裁選は若手や女性の方が挑戦できるものにして、自民党には次の人材もいるんだということを見せていく必要があると思う」と指摘した。(ABEMA/『ABEMA Prime』より)

4767チバQ:2020/09/15(火) 20:05:04
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020091401072&g=pol
「派閥の重荷」前途多難 菅自民総裁、看板倒れ憂慮も―識者
2020年09月15日07時12分


 自民党総裁選で圧勝した菅義偉官房長官は、「地方出身・たたき上げ」「非世襲・無派閥」が金看板だが、専門家は「独自色を出すのは容易でない」と指摘。国政運営には苦労が多いと予測する。
 「この勝ち方は危うい」。そう話すのは自民党政治に関する著作も多い一橋大の中北浩爾教授(日本政治史)。「派閥主導で勝利の流れがつくられたが、配分ポストの数は限られる。難しい組閣作業になる」と指摘する。岸田氏が2位となった結果も「石破氏をつぶすため誰かの意向が働いたのではないか」と推測し、派閥の力学が強く作用した選挙戦だったと振り返った。
 政権運営では「党内基盤が弱い以上、世論を味方に付けないといけない」とし、苦労人を印象付けたり、若手登用による世代交代や改革色を打ち出したりして、国民にアピールする手法を予測。「一番の後ろ盾は選挙の勝利。タイミングは今しかないのでは」と、解散総選挙が近いとの見方を示した。
 鳥取県知事や総務相を務めた片山善博早稲田大大学院教授も「勝ちすぎ。人事の不満は不協和音の元になる」と指摘。地方票まで雪崩を打った選挙結果は「匿名性の高い党員投票がなくなり、にらまれないよう勝ち馬に乗ろうとする意識が強く働いたからでは」と分析する。
 地方出身を売りにする菅氏だが、片山教授は「実績というふるさと納税やGo Toキャンペーンは、税金頼みで持続可能性がない。真に地方の底力を引き出すものではない」と厳しく評価。組閣についても「派閥均衡の上、世襲議員が多い顔ぶれになりかねない。偶像化されてきたイメージが剥がれる結果にならなければいいが」と懸念した。人事を中心とした官邸主導については「菅氏の力の源泉で変わらない」と予測。「官僚の息苦しさはさらに続くだろう」と憂慮した。

4768チバQ:2020/09/15(火) 20:11:00
https://www.sankei.com/politics/news/200915/plt2009150017-n1.html
橋本聖子五輪相再任へ
2020.9.15 12:59政治政策
菅政権発足
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首相官邸入りする橋本聖子五輪担当相・女性活躍担当相=15日午前、首相官邸(春名中撮影)
首相官邸入りする橋本聖子五輪担当相・女性活躍担当相=15日午前、首相官邸(春名中撮影)

 自民党の菅義偉新総裁は15日、橋本聖子五輪相を再任する方針を固めた。来夏に東京五輪・パラリンピックが延期されたことを受け、大会準備を継続して担わせる狙いがあるとみられる。

https://www.sankei.com/politics/news/200915/plt2009150018-n1.html
「大阪万博担当相」設置へ
2020.9.15 13:43政治政局
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2025年大阪・関西万博の公式ロゴマーク
2025年大阪・関西万博の公式ロゴマーク

 2025年の大阪・関西万博開催に向け、万博担当相が新たに設置されることが15日、分かった。政府高官が明らかにした。

 自民党は昨年1月、万博開催に向けた大阪・関西万博推進本部(本部長・二階俊博幹事長)が、閣僚増員による専任の万博担当相設置などを求める提言をまとめている。

4769チバQ:2020/09/15(火) 20:12:03
https://www.sankei.com/politics/news/200915/plt2009150045-n1.html
【自民4役の横顔】二階幹事長 通算在職日数最長、党内掌握する政治手腕
2020.9.15 18:56政治政策
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 記者会見する自民党の二階幹事長=15日午後、東京・永田町の党本部
 記者会見する自民党の二階幹事長=15日午後、東京・永田町の党本部

 自民党総裁選では他派閥に先駆けて菅義偉(すが・よしひで)官房長官支持を打ち出し、勝利の流れを作った。平成28年8月の幹事長就任以来、党運営の要として一貫して安倍晋三政権を支えてきた。

 今年9月8日には通算在職日数が「政治の師」と仰ぐ田中角栄元首相を抜いて歴代トップに。81歳と高齢で常に交代論がくすぶるが、党内きっての老練な党内掌握術ではね返し再任となった。

https://www.sankei.com/politics/news/200915/plt2009150044-n1.html
【自民4役の横顔】下村政調会長 文教行政に精通、保守派のベテラン
2020.9.15 18:57政治政策
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記者会見する自民党の下村政調会長=15日午後、東京・永田町の党本部
記者会見する自民党の下村政調会長=15日午後、東京・永田町の党本部
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 選対委員長から横滑りとなった。自民党最大派閥、細田派(清和政策研究会)の保守派ベテランで、文部科学相を務めるなど文教政策に精通。党憲法改正推進本部長を務めた際には、改憲議論に消極的な野党について「職場放棄」と発言し、反発を招くなど軽率な発言も少なくない。

 父親を交通事故で亡くして奨学金で大学を卒業、苦学した経験から遺児支援にも取り組む。

4770チバQ:2020/09/15(火) 20:12:48
https://www.sankei.com/politics/news/200915/plt2009150046-n1.html
自民4役の横顔】佐藤総務会長 野党にパイプ、頼れる「サトベン」
2020.9.15 18:59政治政局
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 記者会見する自民党の佐藤総務会長=15日午後、東京・永田町の党本部
 記者会見する自民党の佐藤総務会長=15日午後、東京・永田町の党本部

 国対委員長を3期務めるなど、調整力の高さには定評がある。その経験から、なかなか開催に応じない野党との「パイプ」を期待されて衆院憲法審査会長にも就任、国会における頼れる存在というのが周りの評価だ。

 後輩の面倒見も良く、敬愛を込めて「サトベン」の愛称で親しまれている。裏方気質で、発信力には物足りなさも。ゴルフは政界有数の腕前だ。
https://www.sankei.com/politics/news/200915/plt2009150047-n1.html
【自民4役の横顔】山口選対委員長 ガス業界顔役、党の「宴会部長」
2020.9.15 19:01政治政策
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記者会見する自民党の山口選対委員長=15日午後、東京・永田町の党本部
記者会見する自民党の山口選対委員長=15日午後、東京・永田町の党本部

 自民党の党員拡大を指揮する組織運動本部長を異例の約5年務め、支援団体との関係強化に取り組んできた。地元でガス会社の役員を務めていたこともあり、今もガス業界では顔役。平成8年衆院初当選同期で同い年の菅義偉(すが・よしひで)官房長官とは関係が深く、次男が菅氏の秘書を務めたこともある。

 飲み方が豪快で誰とでも打ち解ける党の「宴会部長」といわれるが、飲み過ぎを心配する声も。

4771名無しさん:2020/09/15(火) 22:00:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/694e7627d296c282d6b9f91bd52283a3a255149c
自民党役員人事、二階幹事長と森山国対委員長が再任
9/15(火) 14:29配信

自民党は15日、臨時総務会を開催し、党執行部の役員人事を発表した。

二階俊博幹事長(81)と森山裕国会対策委員長(75)が再任され、総務会長に佐藤勉元総務相(68)、政務調査会長に下村博文元文科相(66)、選対委員長に山口泰明元内閣府副大臣(71)が就任した。

総裁選でいち早く菅支持を表明した二階派率いる二階氏、森山氏(石原派)、下村氏(細田派)に菅義偉新総裁と衆院で当選同期の佐藤(麻生派)、山口氏(竹下派)と、主要ポストは総裁選で菅氏を支持した5派閥から、それぞれ起用された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7236353eb52ce8a624820013793dc33d523f8b5a
自民4役の横顔 二階幹事長 通算在職日数最長、党内掌握する政治手腕
9/15(火) 19:10配信

 自民党総裁選では他派閥に先駆けて菅義偉(すが・よしひで)官房長官支持を打ち出し、勝利の流れを作った。平成28年8月の幹事長就任以来、党運営の要として一貫して安倍晋三政権を支えてきた。

 今年9月8日には通算在職日数が「政治の師」と仰ぐ田中角栄元首相を抜いて歴代トップに。81歳と高齢で常に交代論がくすぶるが、党内きっての老練な党内掌握術ではね返し再任となった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2bedeac06c717e2eab9cb9479c73cbf291379a9e
「自民党に対する偏見」二階幹事長、党役員人事は論功行賞との指摘を否定
9/15(火) 16:10配信

 さきほど自民党の新役員による共同記者会見に出席した二階幹事長が、党の新たな役員人事の評価について「菅氏を支持した5派閥からバランスよく役員が登用されているが、派閥均衡、論功行賞型の人事と受け止められるのでは」との指摘を受け「マスコミは得てしてそんなことを言いたがるわけだが、我々は論功行賞なんてことは露ほども思っていない。我々は菅さんを一生懸命支持した。支持はしたが、論功行賞でもって仕事をもらうとか、役割を新総理からいただくとか、そんなことは全く期待していない。事実、そんなことは全くない」と述べたうえで「それはマスコミの皆さんがずっと頭の中に刷り込んでいる自民党に対する偏見だ。論功行賞なんてありません」と話し、論功行賞にあたるのでは、との指摘を真っ向から否定した。(ANNニュース)

4772名無しさん:2020/09/15(火) 22:01:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/b121466741fa0c16ccc6c27c35a3f4407f566056
解散は総裁と相談 自民二階幹事長
9/15(火) 16:15配信

 自民党の二階俊博幹事長は15日、党四役就任の記者会見で、早期の衆院解散・総選挙が取り沙汰されていることについて、「首相自身が判断することだ」とした上で、「解散は重大な政治問題だ。(菅義偉)新総裁とも十分、日常から意見を交わしながら円満な党運営に腐心していきたい」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e702bb4881fa8de70cc5fcb5a102d1df1fe13a63
二階幹事長、解散は「首相自身が判断」…菅新総裁はコロナ対策に意欲
9/15(火) 16:23配信

 自民党の二階幹事長ら新執行部は15日午後、党本部で記者会見を行った。

 二階氏は、衆院の解散・総選挙について、「首相自身が判断することであり、私の方から特に意見を申し上げることはない」と述べるにとどめた。

 二階氏は「解散は重大な政治問題であり、(菅)新総裁とも十分、日常から意見を交わしながら、円満な党運営に腐心していく」とも語った。

 これに先立ち、菅新総裁(官房長官)は15日午後、党本部での総務会で、新型コロナウイルスの感染拡大に全力で取り組む考えを強調し、「この危機を乗り越えて、国民の皆さんに信頼される政府を作り上げていきたい」と意欲を語った。

 菅氏は「役所の縦割り、既得権益、悪しき前例主義、こうしたものを打破して規制改革を含めて国民のために働く内閣を作っていきたい」とも述べた。

4773名無しさん:2020/09/15(火) 22:01:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/0db12a9ec195d7bcae95f5d2e1466c047539a5fc
日本自民党は「安倍・麻生体制」から「菅・二階体制」へ
9/15(火) 16:58配信

菅義偉自民党新総裁が就任し7年9カ月間にわたり強固だった自民党内の権力構造にも本格的な変化が予想される。

菅政権で位置づけが最も強固になったのは二階俊博幹事長だ。東京のある消息筋は15日、「菅総裁の流れを作る決定的な役割をした二階幹事長の存在感が相当に大きくなるだろう」と話した。

前日TBS「ニュース23」の星浩キャスターは「いままで自民党政権は安倍・麻生体制だったが、菅・二階体制に変わる。麻生氏が副総理・財務大臣を続けるとしても影響力が少しずつ下がってくるだろう」と話した。彼は麻生氏と菅氏・二階氏はそりが良くないとも指摘した。

これまで麻生太郎副総理は名実ともに安倍政権のナンバー2であり実力者として君臨してきた。安倍首相は最近月刊誌のインタビューで、麻生氏は永遠の盟友であり、心を開いて話せる相手だと打ち明けることもした。

実際に安倍首相が先月辞意を表明する前に麻生氏に首相再登板を打診したとの報道もあった。

しかし菅氏が新総裁となり実力者麻生氏の存在感も変わりそうだ。二階幹事長率いる二階派は党内4番目の規模の派閥だが最初に菅氏支持を宣言し残り3派閥が後を追う形に持ち込んだ。麻生氏が率いる麻生派など3派閥が二階派を除いて「菅氏支持」の記者会見を行ったのはそれだけ二階派を牽制しているものという傍証でもある。

また別の消息筋は、「二階幹事長は韓国・中国など周辺国との外交チャンネルがしっかりしている。菅氏は内政には詳しいが、外交には疎いので外交問題は二階幹事長と多く相談することになるだろう」とも予想した。

菅体制の自民党権力構造も徐々に輪郭が現れている。この日発表する自民党役員人事で菅氏は党4役を各派閥にまんべんなく配分する人事案を発表した。

菅氏は二階派の二階幹事長と森山裕国対委員長の留任を最初に決めた。続いて政調会長には細田派の下村博文氏、総務会長には党内第2派閥である麻生派の佐藤勉元総務相、選挙対策委員長には竹下派の山口泰明衆議員を起用すると発表された。

16日に確定する閣僚人事に対しては麻生財務相兼副総理を留任し、茂木敏光外相、赤羽一嘉国土交通相、橋本聖子五輪担当相も留任が確実視されている。

関心が集まる官房長官の後任には加藤勝信厚生労働相が有力視されている。加藤氏は安倍首相の側近としても知られている。

菅氏は2009年に無派閥になってから自ら「脱派閥」を主張してきた。しかし皮肉にも今回の選挙で総裁に当選したのは派閥の積極的な支持があったためだ。

派閥は支持にともなうポスト配分に露骨な欲を示している。朝日新聞は「(菅氏の)脱派閥はマスコミ向け」(麻生派幹部)、「衆参合わせて閣僚4ポストは確保したい」(細田派幹部)など派閥内部の声を伝えた。

4774チバQ:2020/09/15(火) 22:14:00

厚生労働大臣とコロナ担当相を決めるのが先じゃないのか・・・?

4775チバQ:2020/09/15(火) 22:21:12
>加藤氏の後任の厚労相には、石破派の田村憲久・元厚労相(55)を再登板
決まってたか
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b94addec0744ff614b7c5fbea7876c75f0bbc76
国家公安委員長に小此木八郎氏
9/15(火) 22:08配信
 16日発足の新内閣で、小此木八郎元国家公安委員長の再入閣が固まった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dac126d02dd47fecf1bd3e3895f2620f79f7498c
行革相に河野氏、防衛相に安倍首相実弟の岸氏…菅新政権の全容固まる
9/15(火) 22:03配信

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読売新聞オンライン
 自民党の菅義偉総裁(官房長官)は16日召集の臨時国会で第99代首相に指名され、同日中に新内閣を発足させる。新政権の全容はほぼ固まり、官房長官に加藤勝信厚生労働相(64)、行政改革相に河野太郎防衛相(57)を起用する。麻生太郎副総理兼財務相(79)は再任し、安倍首相の実弟の岸信夫・元外務副大臣(61)を防衛相で初入閣させる。

 加藤氏は、安倍内閣で官房副長官を務めた。政策全般に明るく、実務能力にも定評がある。菅氏は新型コロナウイルスへの対応を新政権の最優先課題と位置づけており、厚労相を務めた加藤氏の起用で万全の体制を整えたい考えだ。

 菅氏は組閣について「規制改革を徹底してやりたいので、改革意欲のある人を中心に進めたい」と明言しており、行革相には発信力もある河野氏が適任と判断した。麻生氏は2012年末の第2次安倍内閣発足以降、安倍内閣を政権の屋台骨として支えており、引き続き要職に起用し、政権基盤の安定を図る狙いがある。

 茂木敏充外相(64)、梶山弘志経済産業相(64)、萩生田光一文部科学相(57)、西村康稔経済再生相(57)、公明党の赤羽一嘉国土交通相(62)、小泉進次郎環境相(39)、橋本聖子五輪相(55)は再任する。

 加藤氏の後任の厚労相には、石破派の田村憲久・元厚労相(55)を再登板させ、武田良太国家公安委員長(52)は総務相に横滑りさせる。上川陽子・元法相(67)は法相で再入閣する。デジタル分野を担当する閣僚に平井卓也・元科学技術相(62)を充てる。

 平沢勝栄・元内閣府副大臣(75)は復興相、野上浩太郎・前官房副長官(53)は農相、坂本哲志・元総務副大臣(69)は1億総活躍相で、それぞれ初入閣する。井上信治・元環境兼内閣府副大臣(50)は、新たに創設された大阪・関西万博の担当相として初入閣する。

 一方、自民党は15日、新たな党役員人事を決めた。二階俊博幹事長(81)が続投し、総務会長に佐藤勉・元総務相(68)が就いた。政調会長に下村博文選挙対策委員長(66)、選挙対策委員長に山口泰明組織運動本部長(71)をそれぞれ充てた。森山裕国会対策委員長(75)も続投した。

 5氏は、総裁選で菅氏を支持した5派閥にそれぞれ所属しており、枢要なポストを各派に割り振ることで、派閥間のバランスを考慮したとみられる。

 菅総裁は16日午後の衆参両院の本会議で首相に指名され、同日中に皇居での首相親任式、閣僚認証式を経て新内閣を発足させる。

4776チバQ:2020/09/15(火) 22:21:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/915584d4317b1ed75205ba3f10f461f879db79b1
菅氏の盟友…真価問われる「選挙巧者」 自民選対委員長に山口泰明氏
9/15(火) 20:11配信

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産経新聞
山口泰明氏(春名中撮影)

 15日に発足した自民党の新執行部に、山口泰明衆院議員(埼玉10区)が選対委員長として名を連ね、初の党四役入りを果たした。遠くない将来の次期衆院選を見据え、「選挙巧者」の真価を問われることになる。

【写真】中学3年のクラス写真での菅義偉氏(上段中央)

 山口氏は、菅義偉新総裁とは「盟友中の盟友」(山口氏)の間柄で、今回の総裁選では菅氏の選挙対策本部で事務総長を務めた。

 菅氏とは当選同期でもあり、政治家を志す次男を菅氏の事務所に預けるほど関係は深い。山口氏周辺は「2人とも県は違えど農村部の出身だ。自然と通じる部分があったのではないか」と話す。

 衆院当選7回の山口氏は入閣適齢期でもあり、地元では閣僚への起用を待望する声は根強かった。

 とはいえ、新政権への評価が問われる次期衆院選の陣頭指揮をほぼ確実に担う立場とあって、その責任は極めて重い。

 山口氏を初当選以来支援し続けている地元後援会の小谷野博司さん(83)は、平成21年の衆院選で山口氏が旧民主党候補に敗れた経験に触れ「落選した経験もあり、選挙の酸いも甘いも知っている。選対委員長にこれほど適任の人物はいない」と期待を語る。

 「人を立て、相手の話をよく聞くのが私のカラーだ。全国の意見を聞きながら選挙対策に生かしていきたい」

 山口氏は15日の記者会見でこう意気込んだ。(竹之内秀介)

4777チバQ:2020/09/15(火) 22:22:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/123d995eb3b874128213244fa71099967f085839
菅内閣、16日発足 官房長官に加藤氏、河野氏は行政改革担当相に横滑り
9/15(火) 21:51配信

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毎日新聞
(左上から時計回りに)菅義偉総裁、二階俊博幹事長、森山裕国対委員長、山口泰明選対委員長、佐藤勉総務会長、下村博文政調会長

 自民党の菅義偉総裁(71)は16日、臨時国会で第99代首相に選出される。菅氏はその後、直ちに組閣に着手し、同日中に自民、公明両党連立による菅内閣を発足させる。菅氏は閣僚人事で官房長官に加藤勝信厚生労働相(64)=竹下派=を起用する。河野太郎防衛相(57)=麻生派=を行政改革担当相に横滑りさせ、河野氏の後任の防衛相に安倍晋三首相の実弟の岸信夫元副外相(61)=細田派=を初入閣させる。新設するデジタル担当相には平井卓也前IT担当相(62)=岸田派=を起用する。

 16日午前の臨時閣議で第4次安倍再改造内閣は総辞職する。菅氏は同日午後、衆参両院本会議で行われる首相指名選挙で、首相に選出される。その後、首相官邸で公明党の山口那津男代表と党首会談を行い、組閣本部を設置。皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て、新内閣が発足する。

 菅氏は15日の自民党総務会のあいさつで、新型コロナウイルスの感染拡大に言及し、「この危機を乗り越えて国民に信頼される政府を作り上げていきたい」と強調。「そのためには役所の縦割り、既得権益、そしてあしき前例主義を打破して規制改革を進めて働く内閣を作っていきたい」と述べた。

 初入閣組では、岸氏のほか、新設する万博担当相に井上信治元副環境相(50)=麻生派=を充てる。平沢勝栄・自民党広報本部長(75)=二階派=は復興相に起用する。野上浩太郎元官房副長官(53)=細田派=は農相に就任する。坂本哲志元副総務相(69)=石原派=は1億総活躍担当相に起用する。

 加藤氏の後任の厚労相には田村憲久元厚労相(55)=石破派=が固まった。また、上川陽子元法相(67)=岸田派=は法相に起用する方針で、2014、17年に続き3度目となる。総務相には武田良太国家公安委員長(52)=二階派=を横滑りさせる。

 第4次安倍再改造内閣に続く再任は、麻生太郎副総理兼財務相(79)=麻生派▽茂木敏充外相(64)=竹下派▽萩生田光一文部科学相(57)=細田派▽赤羽一嘉国土交通相(62)=公明党▽西村康稔経済再生担当相(57)=細田派▽橋本聖子五輪担当相(55)=細田派▽梶山弘志経済産業相(64)=無派閥▽小泉進次郎環境相(39)=無派閥――が固まった。西村氏は引き続き、新型コロナウイルス対策も担当する。

 首相官邸の事務方については、官僚トップの杉田和博官房副長官(79)、菅氏側近の和泉洋人首相補佐官(67)、外交安保政策を取り仕切る国家安全保障局(NSS)の北村滋局長(63)を再任する意向だ。安倍首相側近の今井尚哉首相補佐官兼秘書官(62)は内閣官房参与に起用する方針だ。【東久保逸夫、野間口陽】

4778チバQ:2020/09/15(火) 22:24:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3b5cc4d6625efbb5b93aa730b51a9a838b9a34b
官房副長官に坂井学元副総務相 岡田直樹副長官は再任
9/15(火) 21:47配信

毎日新聞
 菅義偉総裁は官房副長官(衆院)に坂井学元副総務相(無派閥)を起用する方針を固めた。官房副長官(参院)の岡田直樹副長官(細田派)は再任させる意向を固めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3300fa8f1fde602f9ff2001ec71d02f3fb6a8b68
梶山弘志経産相は再任 無派閥 菅総裁、方針固める
9/15(火) 21:42配信



 自民党の菅義偉新総裁は16日発足の新内閣で、梶山弘志経済産業相(無派閥)を再任させる方針を固めた。

4779チバQ:2020/09/15(火) 22:37:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/6336e47806b92ab2bfa25201b0d73e60f7e8ef65
菅内閣、陣容固まる 官房・加藤氏 行革・河野氏 防衛・岸氏
9/15(火) 21:31配信

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産経新聞
官邸に入る菅義偉官房長官=15日午後、首相官邸(春名中撮影)

 自民党の菅義偉総裁(71)が16日に発足させる菅内閣の陣容が固まった。官房長官に加藤勝信厚生労働相(64)を起用する方針を固めた。河野太郎防衛相(57)は、菅氏が特に力を入れる行政改革担当相に登用する。防衛相には岸信夫元外務副大臣(61)を起用する。菅氏は16日召集の臨時国会で、衆参両院の首相指名選挙を経て第99代首相に選出される。

 菅氏は15日の党臨時総務会で「新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎ、社会経済活動を両立をさせる。国民の安全・安心を一日も早く取り戻すのが私の使命だ」と述べた。

 閣僚人事ではこのほか、総務相に武田良太国家公安委員長(52)を横滑りさせるほか、麻生太郎副総理兼財務相(79)、茂木敏充外相(64)、萩生田光一文部科学相(57)、梶山弘志経済産業相(64)、小泉進次郎環境相(39)、橋本聖子五輪相(55)、赤羽一嘉国土交通相(62)、西村康稔経済再生担当相(57)を再任する。

 過去に務めた同じポストへの再登板も目立ち、法相に上川陽子元法相(67)、厚労相に田村憲久元厚労相(55)を起用する。菅氏が「デジタル庁」の創設を掲げていることを踏まえ、デジタル担当相に平井卓也元IT担当相(62)を充てる。

 また、農林水産相に野上浩太郎元官房副長官(53)、復興相に平沢勝栄前広報本部長(75)、2025年大阪・関西万博を担当する万博担当相に井上信治元内閣府副大臣(50)、1億総活躍担当相に坂本哲志元総務副大臣(69)を初入閣させる。

 官僚トップの杉田和博官房副長官(79)と北村滋国家安全保障局長(63)は再任する。

 党役員人事では、二階俊博幹事長(81)と森山裕国対委員長(75)が再任。総務会長に佐藤勉元総務相(68)、政調会長に下村博文選対委員長(66)、選対委員長に山口泰明組織運動本部長(71)を起用した。

 このほか、組織運動本部長に小野寺五典元防衛相(60)、党広報本部長に丸川珠代元五輪相(49)、青年局長には女性初の牧島かれん衆院議員(43)を起用。幹事長代行は野田聖子元総務相(60)を充て、林幹雄幹事長代理(73)は再任した。

4780チバQ:2020/09/16(水) 09:21:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/7eccf6eb894ccb4ae2e7da35dda154c39f6892c9
消去法の加藤氏起用 論功行賞、派閥均衡の党人事 菅自民総裁
9/16(水) 7:13配信
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参院予算委員会の前に言葉を交わす菅義偉官房長官(左)と加藤勝信厚生労働相=4月30日、国会内
 新内閣の閣僚人事で焦点となった官房長官ポストに厚生労働相の加藤勝信氏が内定した。

【国会議員情報】加藤 勝信(かとう かつのぶ)氏

 選定の過程では複数候補が取り沙汰されたが、いずれも決め手に欠けるなど、最後は消去法で決まったとの見方が強い。一方、自民党役員人事は総裁選で菅義偉総裁を支持した5派閥のベテランを均等に配置する論功行賞の色がにじんだ。

 「私で良ければやらせていただきます」。加藤氏は15日夜、東京都内のホテルで菅氏から官房長官就任を打診され、こう応じた。会談後、加藤氏は記者団に「菅長官と同じようなことはできないと思ったが、できる限り努力をしたい」と語った。

 官房長官人事をめぐっては加藤氏のほか、個人的なつながりの強い森山裕国対委員長、菅氏が師事した故梶山静六元官房長官の長男、梶山弘志経済産業相や、安倍晋三首相の側近で細田派の萩生田光一文部科学相らの名が挙がっていた。

 全体の人事では安定した国会運営に定評のある森山氏の国対委員長再任が早々に固まった。梶山氏に関しては官邸での経験がなく、調整力を不安視する向きもあり、官房長官就任の線が消えたとされる。

 菅氏は官邸の事情に精通する官房副長官経験者の萩生田氏や加藤氏を軸に検討。ただ、細田派が萩生田氏の起用を求めていたため、「受け入れれば派閥人事と言われる」(竹下派中堅)との指摘もあり、萩生田氏も候補から外れた。

 無派閥グループで菅氏側近として知られた河井克行前法相と菅原一秀前経済産業相は、いずれも「政治とカネ」の問題を引きずり、表舞台に姿を見せていない。結局、菅氏は官房副長官として自らに仕え、そつのない仕事ぶりに定評がある加藤氏に白羽の矢を立てた。

 加藤氏は竹下派に所属しているものの派閥のイメージが薄い。菅氏にとって「派閥にとらわれない人事」との印象を打ち出すのに好都合という事情ものぞく。

 一方、党幹部ポストは派閥に配慮。幹事長は二階派、総務会長は麻生派、政調会長は細田派、選対委員長は竹下派、国対委員長は石原派と見事に総裁選の菅氏陣営5派閥から均等に配置した。無派閥で党内基盤の弱い菅氏としては派閥の意向を無視できない。

 ただ、こうした見方は政権のイメージダウンにつながりかねず、党内には警戒する空気も漂う。二階俊博幹事長は新執行部発足後初の記者会見で語気を強めてこう反論してみせた。「われわれは菅氏を一生懸命支持したが論功行賞は全く期待していない。それは自民党に対する偏見だ」。

4781チバQ:2020/09/16(水) 09:22:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c0a15a7b06b16a352d5301810daecec832618df
「庶民の暮らし分かる」 非世襲宰相に期待 「視野の狭さ」「意固地」懸念も
9/16(水) 7:10配信
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官房長官会見で笑顔を見せる菅義偉氏=14日午前、首相官邸
 自民党総裁となった菅義偉氏が16日、次期首相に指名される。

 無派閥、非世襲で「たたき上げ」議員の宰相誕生に、地方出身の会社経営者らは「庶民の暮らしが分かる」などと期待の声を上げる一方、有識者は「視野が狭く、意固地になる可能性がある」と懸念する。

 菅氏は上京後、働いて学費を稼ぎ法政大に進み、衆院議員秘書などを経て横浜市議から国政に進出。地元町議だった父を持つ菅氏だが、父が地方の首長や国会議員ではない党総裁の首相は海部俊樹氏以来初めてになる。

 熊本県の中学卒業後に集団就職し、働きながら夜間の専門学校に通った会社社長の竹森要さん(75)=千葉県鎌ケ谷市=は、菅氏と自らの境遇を重ね「すごく誇りに思う」と声を弾ませる。「ぜいたくが当たり前の人と違い、庶民の暮らしを分かっていると思うので生活に直結する政治をしてくれるのではないか」と期待を寄せた。

 アルバイトで生活費を賄う東京都立大3年の男子学生(21)も「お金がない学生の気持ちが分かるかもしれない」とし、「親の経済力で教育に格差が出ないよう、若者の未来を考えた政策を考えてほしい」と求めた。

 御厨貴東京大名誉教授(日本政治史)は、「問題点を把握するのがものすごくうまい」と菅氏を評する。携帯電話の料金引き下げに意欲を示すのも、「少し高過ぎるのではないかと誰もが思っていても政治の問題にする発想は普通出ない。たたき上げだから、国民目線で『これはおかしい』と思える」と語る。

 一方、御厨氏は「地方の現場を知っているから内政は強いが外交、防衛に関して経験がない。そこをどう補強していくかが一番大きな課題だ」と指摘。一般論として「たたき上げの人はどちらかというと、現実主義で堅実だが視野が狭い」と述べ、「頼むところは自らの力なのでやり方にこだわる。言われても変えず意固地になる可能性がある」との懸念を示した。

4782チバQ:2020/09/16(水) 09:23:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/952b439b52baa1f08b7f207cdfd72c1ea061aaa5
菅氏「俺はつくるほう。壊すのは河野」 安全運転と突破力の布陣
9/15(火) 23:42配信
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河野太郎防衛相=8日午前、首相官邸(春名中撮影)
 自民党の菅義偉総裁が初めて取り組む組閣と党役員人事には、派閥均衡やベテランを重視する「安全運転」が目立つ一方で、改革を進める「突破力」を同居させる一面ものぞかせた。

【図で見る】自民党の新たな勢力図

 ■7派の勢力応じ…ポスト配分

 官房長官に起用する加藤勝信厚生労働相は、安定した答弁や実務能力に定評がある。ただ、一部には加藤氏が旧大蔵省出身で、菅氏が重視する「省庁の縦割り打破」が実行できるか懸念する声もあった。

 加藤氏は平成24年の第2次安倍政権発足時から約2年10カ月、菅氏とともに政権を支える官房副長官だった。菅氏は歩調を合わせて取り組むことができる人材が最適と判断したようだ。

 さらに、二階俊博幹事長や麻生太郎副総理兼財務相ら安倍政権の屋台骨となったベテランを起用。田村憲久元厚生労働相や上川陽子元法相ら前政権の閣僚を再任し、リスク回避に努める姿勢も目立った。

 党四役と国対委員長には、総裁選を支えた党内5派が顔を並べた。菅氏は派閥の推薦を受けない方針を示していたが、党内全7派に勢力に応じたポスト数を分配した。党内政局の安定を優先したといえる。特に総裁選の勝利に尽力した二階氏と森山裕国対委員長には、両氏が推す二階派(志帥会)や石原派(近未来政治研究会)の入閣待機組を登用する配慮も示した。

 ■「目玉だから、しっかりやれ!」

 一方、行政改革・規制改革担当相に起用する河野太郎防衛相は、役所の縦割り打破などを掲げる菅氏の切り札だ。菅氏は15日夜、周囲に「河野には、俺がやりたいことをやってもらおうと思う」と語った。

 菅氏は官房長官として、訪日外国人客(インバウンド)の拡大や利水ダムの事前放流など複数の省庁にまたがる課題に積極的に取り組んだ。その役割を河野氏に託したといえる。

 河野氏は6月、防衛相として地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備を断念した際、関係者に十分な根回しをせず反発を受けた。それでも菅氏は、軋轢を生んでも政策を実現する行動力を買った。

 「目玉だから、しっかりやれ!」

 菅氏は15日、河野氏をこう激励したという。周囲には「俺はつくるほうだから、壊すのは河野にやってもらう」と打ち明けた。

 菅氏は15日の党臨時総務会で、新内閣について「役所の縦割り、既得権益、あしき前例主義を打破して規制改革を進め、国民のために働く内閣をつくっていきたい」と語った。盾と矛を兼ね備えた新内閣の評価はこれから問われる。(大島悠亮、小川真由美)

4783チバQ:2020/09/16(水) 11:15:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c53e33919c223982343414e74694b38ced3d1ca
杉田、北村氏続投へ 首相秘書官は横滑り 新政権
9/15(火) 16:46配信
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杉田和博 官房副長官
 16日に首相に就任する菅義偉官房長官は15日、首相官邸で自身を支えるスタッフの人事を固めた。

 安倍政権との継続性を重視し、事務方トップの杉田和博官房副長官、外交・安全保障政策を統括する北村滋国家安全保障局長(ともに警察庁出身)は続投させる方針だ。

 首相秘書官には官房長官秘書官を務める外務省出身の高羽陽、財務省出身の大沢元一、経済産業省出身の門松貴、警察庁出身の遠藤剛各氏を横滑りさせる。厚生労働、防衛両省からも起用する。長官時代から側近と目されてきた国土交通省出身の和泉洋人首相補佐官も留任させる意向だ。

4784チバQ:2020/09/16(水) 11:35:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/82871dbc953957f5b7c1a2f09cdd30f79de1f9d9
「1強」去り…自民の力学変化 二階氏の影響力、さらに大きく
9/16(水) 5:00配信
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自民党の新たな勢力図
 自民党役員人事は、総裁選で菅義偉総裁を支持した5派からベテラン勢を起用する「派閥均衡型」が目立った。党内では、菅政権誕生の流れをいち早く作った二階俊博幹事長の影響力が強まることへの警戒感が消えない。無派閥で党内基盤が脆弱な菅氏は、これまで「1強」として党内を統率してきた安倍晋三首相の重しが外れることもあり、細田派(清和政策研究会)など主要3派に手厚く配慮したとみられる。

■主要3派、四役がっちり

 「論功行賞だとはつゆほども思っていない。自民党への偏見だ」

 再任が決まった二階氏は15日、新役員による共同記者会見で、総裁選で菅氏を支援した派閥優先の「恩賞人事」との見方を色をなして否定した。

 だが、二階派(志帥会)を率いる二階氏は、同じく再任が決まった石原派(近未来政治研究会)の森山裕国対委員長とともに、いち早く菅氏を総裁選に担ぎ上げた立役者。2人の要職起用は半ば既定路線だった。

 菅氏の支援に回った主要3派は、細田派が下村博文政調会長、麻生派(志公会)が佐藤勉総務会長、竹下派(平成研究会)が山口泰明選対委員長と、すべて党四役ポストを手に入れた。党幹部は「人事の狙いははっきりしている」と論功行賞をにおわせる。

 ■菅氏から絶大な信頼

 今回の総裁選では派閥間の主導権争いも浮き彫りとなった。真っ先に菅氏の支持を打ち出した二階派に対し、やや出遅れた細田、麻生、竹下の3派が反発。菅氏支援を発表した共同記者会見に二階氏を呼ばず、「二階派が抜け駆けするからだ」と不満の声も駆けめぐった。

 二階氏は15日の会見で「党内の小競り合いは絶対に生じさせてはならない」とも語ったが、絶大な権限を持つ幹事長職の続投には「古い政治が全く変わらない」(若手)と世代交代を求める声もくすぶる。

 しかし、菅氏はこうした不満をよそに、「最も頼りがいがある」と二階氏に絶大な信頼を寄せる。デジタル庁創設など省庁再編には既得権益を守ろうとする勢力の反発がつきものだが、老練な二階氏に抵抗者の懐柔を期待しているとの見方がある。

 実際、二階氏には菅氏が希望を抱くに足る“実績”がある。自民党内でも反対が根強かった平成17年の郵政民営化をめぐり、小泉純一郎首相(当時)から衆院郵政民営化特別委員会の委員長に任命され、持ち前の政治力で郵政民営化法案を可決に導いたのが二階氏だった。

 ■派閥バランスと改革の道筋

 とはいえ、菅氏の改革が小泉氏のと同様、党内の反発を二の次に考えられるほどの「民意」の後押しを得られるのかは不透明だ。

 これまでは、最大派閥の細田派出身の安倍晋三首相が強い影響力を持ち、党内の政局を安定させていた。しかし、無派閥の菅氏には、主要3派が足元をみてさまざまな注文をつけることも予想され、改革が暗礁に乗り上げかねない。

 「二階派を立てれば主要3派が立たず」の袋小路に迷い込む危険もある。菅氏は当面、派閥の力学を分析し、改革実現への道筋を模索することになりそうだ。(力武崇樹)

4785チバQ:2020/09/16(水) 11:37:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/443680ef620895a7db55bb04b2ee0cd043881329
官房長官に加藤厚労相、決め手は安定感…「役所の言いなり」との評も
9/16(水) 9:05配信




(写真:読売新聞)
 自民党の菅義偉総裁(官房長官)は、自らの後任の官房長官に加藤厚生労働相を充てることを決めた。官房副長官として自らの下で働いた加藤氏の安定感を高く評価しており、適任と判断したようだ。


 「よろしく頼む」

 菅氏は15日夜、東京都内のホテルで加藤氏と会談し、長官就任を打診した。加藤氏は「私でよければ、やらせていただきます」と応じ、会談後は記者団に「職務をまっとうすべく努力したい」と述べた。

 菅氏は後任の官房長官について、「総合的な力がある人」を選ぶと強調してきた。与党や国会との調整に当たる副長官の経験がある加藤氏は、当初から長官候補の筆頭と目されていた。

 加藤氏は2012年の第2次安倍内閣発足に伴い、当選4回で副長官に就任。約2年10か月間、安倍首相と菅氏を支えながら、長期政権の地盤固めに尽力してきた。

 副長官の後は厚労相や1億総活躍相を歴任して働き方改革を進めたほか、党三役の一つである総務会長もこなし、「ポスト安倍」候補に名前を連ねるようになった。

 加藤氏と同時期に副長官を務めた自民党の世耕弘成参院幹事長は15日の記者会見で、「非常に堅実で、官僚出身として霞が関の特徴や習性を熟知している」と評価した。菅氏は安倍政権の継承を前面に掲げており、首相と加藤氏の関係の近さも重視した模様だ。

 ただ、加藤氏に対しては、新型コロナウイルスへの対応を巡り「厚労省をグリップするどころか、役所の言いなりだった」(首相周辺)との評価もある。菅氏は行政改革や規制改革への意欲を示しており、今後、加藤氏の手腕が問われそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1d29b440dd74aa55dceb2711dbafb892c7e7e4e5
菅内閣の全容が判明 官房長官に加藤氏 初入閣5人
9/16(水) 6:24配信
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All Nippon NewsNetwork(ANN)
 16日に発足する菅新内閣21人の全容が判明しました。大阪万博担当大臣が新設され、閣僚の数が1人増えます。

 政権の要の官房長官には加藤勝信厚生労働大臣が起用されました。安倍内閣からの再任は麻生太郎副総理兼財務大臣、茂木敏充外務大臣、萩生田光一文部科学大臣、梶山弘志経済産業大臣、小泉進次郎環境大臣、橋本聖子東京オリパラ担当大臣、それに新型コロナ担当の西村康稔経済再生担当大臣と公明党の赤羽一嘉国土交通大臣の8人です。
 また、武田良太国家公安委員長が総務大臣に、河野太郎防衛大臣が行革担当大臣に横滑りで起用されます。再登板するのは上川陽子元法務大臣と田村憲久元厚労大臣、小此木八郎元国家公安委員長で、同じポストで起用されます。菅総裁肝いりのデジタル担当大臣には平井卓也元IT担当大臣が再入閣します。
 初入閣するのは5人です。農林水産大臣に野上浩太郎元官房副長官、防衛大臣に安倍総理の実の弟の岸信夫元外務副大臣が起用されます。また、復興大臣に平沢勝栄元内閣府副大臣、一億総活躍担当大臣に坂本哲志元総務副大臣、そして、新設の万博担当大臣には井上信治元環境副大臣が固まりました。

4786チバQ:2020/09/16(水) 11:45:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/f381e230abbb0c5551b3cc67f99d0db829622796
二階氏“論功行賞”に不快感 安定重視の思惑にじむ…自民党新役員人事
9/16(水) 11:01配信




自民党新総裁に選出され、両手を挙げて拍手に応える菅義偉官房長官=14日午後(撮影・中村太一)
 自民党役員人事で菅義偉総裁は二階俊博幹事長の続投を決めた。総裁選で後押しを受けた党内5派閥に要職を割り振った布陣は「論功行賞」が鮮明で、党内基盤を安定させたい思惑がにじむ。コロナ禍の重要局面で官邸主導の政策決定にほころびが出る中、党運営の実権を握る二階氏の影響力が強まるのは確実で、「政高党低」と言われた構図に変化が起きそうだ。

【写真】自民党の臨時総務会で拳を合わせる菅総裁と二階幹事長ら=15日午後

 「円満な党運営に心を砕いてまいりたい。党内の小競り合いは絶対に生じてはならないし、見過ごさない」

 15日、党本部で記者会見した二階氏はこう強調し、党運営に自信をにじませた。派閥均衡人事ではないかと問われると「論功行賞などつゆほども思っていない。自民党に対する偏見だ」。自身の起用を皮肉るような見方に不快感を示した。

 安倍政権下、老練な政治術で「アンチ安倍」勢力を抑え込む「重し」として党内を掌握してきた二階氏。党総裁任期を3期9年に延長する党則改正も主導し、「安倍1強」を支えてきた。毎年秋の内閣改造では「幹事長を外すとどう動くか分からない」と警戒され、安倍首相も触れない重鎮になった。

 一方、政策面ではこの間に、党が政府の方針に従う「政高党低」が定着する。「本来、政府と与党は車の両輪だが、党の政務調査会が軽視され、首相官邸の意向がまかり通っていた」(中堅議員)。党内には政策に関与できない不満がくすぶる。

 注目されるのは菅政権下での二階氏の出方だ。新型コロナウイルスの緊急経済対策の現金給付では、二階氏が火付け役となって政府が方針を急転換した。首相退陣は政府と党の力関係に変化が出始めた時期と重なるだけに、二階氏が政権運営でも主導権を握ろうとすれば、菅氏との関係が微妙になりかねない。

 菅氏は党内の異論を封じ込める二階氏の手腕に期待し、二階氏も「新総裁を支える」と菅氏への忠誠を誓う。ただ、これまで野党出身議員を相次いで自派閥に受け入れた経緯もあり、選挙区で他の派閥と競合するケースも。「なりふり構わぬのが二階派だ」(ベテラン議員)と「お手盛り」の党運営に冷ややかな視線も集まる。

 強権は敵もつくる。中堅議員は声を潜める。「二階氏の影響力が強まることは間違いないが、人事の顔ぶれにも水面下の派閥間の主導権争いがにじみ出ている。『幹事長1強』で党内が黙っているかというと、そうはいかない」 (郷達也)
西日本新聞

4787チバQ:2020/09/16(水) 15:22:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/905adcfef5b3415192bafd5133eaca43613e5216
"菅内閣"は横滑り、再登板、元「同僚」... 「思い切った」人事には「身体検査」の吟味時間足らず?
9/16(水) 13:33配信
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官房長官に起用されることが決まった加藤勝信氏は、副長官として菅氏の下で働いた経験がある(2015年)
 菅内閣が2020年9月16日に発足する。全国紙各紙などが既に16日付朝刊で閣僚20人の全容を報じているが、うち8人が安倍内閣からの再任、3人が閣内の別ポストへの「横滑り」、他に4人が安倍政権時代と同じポストに「再登板」することに。菅義偉首相は14日に「思い切って私の政策に合う人を登用する」と話していたが、開けてみれば、新鮮味あふれるとは言いがたい。

 全国紙各紙が16日付朝刊で、テレビ各局も16日昼のニュースまでに、菅氏以外の閣僚20人の名前とポストを報じた。全国紙の政治部デスクによると、菅氏側から15日までにそれぞれに入閣の打診があったという。各社とも15日夜までに内閣の全容をつかむことができたようだ。閣僚名簿は16日午後に正式に発表される。

■「新鮮味に欠ける布陣になったな、というのが第一印象です」

「菅さんならではの大胆な人選を期待していましたが、新鮮味に欠ける布陣になったな、というのが第一印象です」(全国紙政治部デスク)

 実際、菅氏以外の閣僚20人のうち、麻生太郎・副総理兼財務相ら8人が同じポストに引き続き就く「再任」、加藤勝信・厚生労働相が官房長官に就くなど3人が閣内の別ポストに就く「横滑り」。田村憲久・元厚労相などかつて安倍政権で同じポストを経験した3人が再び同じポストに就くほか、新設されるデジタル担当相に就く平井卓也氏も安倍政権でIT担当相を経験しており、これら4人が実質的に「再登板」と言える。

 残る新入閣の5人のうち、防衛相に就く岸信夫氏は安倍晋三氏の実弟。農林水産相に就く野上浩太郎氏も安倍政権で2019月秋までの3年間に官房副長官を担うなど、内閣全体として安倍政権からの継続性を強く印象づける布陣となっている。フジテレビは16日昼のニュースで、野党幹部の談話として「『アベノママ内閣』」だと皮肉った」と報じた。

 菅氏は自民党総裁に選出された14日の記者会見で、閣僚について「思い切って、私の政策に合う人を登用して仕事をしていかないと、国民に申し訳ない」と大幅な入れ替えをするとも受け取れる発言をしていた。先出の政治部デスクが言う。

「菅さんは官房長官を7年8カ月務め、同じ内閣で閣僚経験者の15人や副長官だった野上氏らの仕事ぶりをよく分かっています。(万博担当相に就く)井上信治氏も安倍内閣の環境副大臣の時、福島第一原発の放射性廃棄物を保存する中間貯蔵施設の設置に関する福島県や自治体との交渉で菅氏から高く評価されました。菅さんは実は慎重な性格ですから、『同僚』『上司』として仕事ぶりを吟味して、閣僚に適した実績がある人しか選ぶつもりはなかったのでしょう」

就任後のスキャンダル発覚、避けたかった?
「派閥が推薦した『入閣待機組』の平沢勝栄氏(復興相に就任予定)と坂本哲志氏(1億総活躍相に就任予定)がやや未知数ですが、いずれも重要ポストではなく、失言やスキャンダルさえなければ1年くらいは任せようというつもりなのでは」(全国紙政治部デスク)

 別の見方もある。

 大臣ともなれば、全国紙社会部や週刊誌が総力で取材し、「政治とカネ」などのスキャンダルを暴こうとするため、組閣や内閣改造の際に候補者は事前に「身体検査」と呼ばれるチェックを受けるとされる。警察庁や内閣情報調査室などの情報機関が幅広く持つ情報網や蓄積した資料などから情報を集め、「政権中枢」に上げるという。

 ある情報機関で政治家の身辺や選挙区などの情報収集も担当している職員は話す。

「安倍さんの辞任表明が突然だったため、十分な時間がなかったのが実情です。今回の閣僚就任予定者以外にも調査を指示された議員はいましたが、上げた情報が十分と判断されなかったようですね。菅さんが『この人は身辺がきれいだ』と判断できないなら、選ばれないということではないでしょうか」

4788チバQ:2020/09/16(水) 15:27:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec6b276b91a6e842decfcc7b7d927da91784fc10
小泉進次郎氏への1票は丸山穂高議員 首相指名で
9/16(水) 14:54配信
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FNNプライムオンライン
国会では、安倍内閣の総辞職に伴う総理大臣指名選挙が行われ、衆参両院で菅義偉氏が選出されたが、衆議院での投票では小泉進次郎氏に1票が入った。
小泉進次郎氏への1票はNHKから国民を守る党の丸山穂高議員が投票したことがわかった。

丸山議員はSNSで事前に誰に投票したいかアンケートを呼びかけ、小泉進次郎氏を選択肢とするなどしていた。

衆議院での総理大臣指名選挙の結果は、菅義偉氏が314票、枝野幸男氏が134票、片山虎之助氏が11票、中山成彬氏が2票、小泉進次郎氏が1票だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ae56264eb4e7e320aa6f2e3ad2c5f9ea4137a3be
参院首相指名 菅氏は142票
9/16(水) 14:52配信
第99代首相に選出され議場に一礼する自民党・菅義偉総裁=16日午後、国会・衆院本会議場(春名中撮影)
 参院本会議で16日に行われた首相指名選挙の投票総数は240票で、自民党の菅義偉(すが・よしひで)氏が142票を獲得した。立憲民主党の枝野幸男氏が78票、日本維新の会の片山虎之助氏が16票、国民民主党の伊藤孝恵氏が1票、白票3票だった。

4789名無しさん:2020/09/16(水) 19:18:16
https://www.asahi.com/articles/ASN9J5CN7N9JUTFK01T.html

自民・関口参院議員会長が白票 「間違えて予備の用紙を…」
2020.9.16 16:23政治政局

関口昌一参院議員会長=15日午後、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)
 参院本会議で16日に行われた首相指名選挙で、自民党の関口昌一参院議員会長が白票を投じた。参院自民党は関口氏と欠席した山崎正昭氏を除き、全員が菅氏に投票した。

 関口氏や参院事務局によると、議場内の各議員の机には過半数を得た議員がいなかった場合に行われる決選投票に備え、予備の投票用紙もおかれている。関口氏は、首相に指名された菅義偉氏の名前を投票用紙に記入したものの、誤って何も書かれていない予備を投票したという。


 関口氏は記者団に対し「(菅氏の名前は)書いたが、間違えて予備の投票用紙を出した。他意があるわけではない」と説明した。

4790チバQ:2020/09/16(水) 19:59:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/da7ea945fd8158e28feb1df5ef73b4e91248a92f
河野太郎「行革相」人事のウラ側 「総務相」には党内反発?菅首相の思惑は...
9/16(水) 19:32配信

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J-CASTニュース
防衛相時代の河野太郎氏

 前防衛相の河野太郎氏について、「総務相」から「行革相」に変更されたとも報じられ、ネット上で様々な憶測が流れている。

 「左遷」させられたのではとの見方も一部で広がっているが、実際のところはどうなのだろうか。

■当初は、総務相に固まると報じられるが、結果は無任所大臣に

 「河野なら本当に携帯料金下げられるかもしれない」「テレビ局の電波利権にも手を突っ込んでくれ!」。河野氏を総務相に充てる人事が固まったと、いくつかのメディアが2020年9月15日に報じると、ネット上ではこんな声が相次いだ。

 自民党の菅義偉新総裁が、国際的にも高いとされる携帯電話料金の引き下げに意欲を見せていたため、突破力のあるとされる河野氏に期待が集まった形だ。

 ところが、15日夜になって、総務相から行革相に変更される方向だと報じられると、「変更」にはどんな意味があるかに関心が集まった。

 行革相は、受け持ち省庁のない無任所大臣であることから、「役不足だろう」「実質左遷みたいな形かこれ?」「総理大臣レースから外す思惑があるのではないか」などと推測する声も相次いだ。河野氏は、イージス・アショアの配備断念で十分な根回しを行わずに反発を受けたなどとも報じられていることから、党執行部からクレームがついたのではとの憶測も出た。

 一方で、菅氏が「俺はつくるほう。壊すのは河野」といった内容を周囲に漏らし、河野氏には「目玉だから、しっかりやれ!」と激励した、と産経新聞が報じたこともあって、「菅総理肝煎りのポストだから、むしろ重用されてる」との見方もあった。

 菅氏が16日、国会で首相に指名され、閣僚名簿が発表されると、河野氏は、行革・規制改革相兼沖縄・北方相に起用されたことが分かった。

 河野氏が左遷された可能性があるのかについて、政治評論家の有馬晴海さんは16日、J-CASTニュースの取材に次のように話した。

「政権の目玉だと考え、縦割り打破を期待しているはず」
「具体的なことは聞いていませんが、河野さんでは嫌な族議員がいて、党内から注文があったとも見られています。それでも、菅さんは、河野さんのことを政権の目玉だと考えていると思います。菅さんは、縦割り行政のような無意味なものを壊せと河野さんに言っているそうですから、そのことを河野さんに任せ、自分は国をまとめるという考えでしょう。スクラップ&ビルドによる国政再編を狙っており、菅さんは、河野さんとのすみ分けを考えていると思います」

 例えば、行革においては、菅氏がマイナンバー制度の普及に力を入れていたことから、役所の手続き一元化のために省庁を結ぶオンライン化を進めるのではとみる。また、大雨によるダムの放流で、縦割り行政の弊害が指摘されたことから、一斉にできる横断的なシステムの導入なども考えているはずだとした。

 沖縄担当としては、官房長官時代の菅氏が担当していた辺野古問題について、菅氏と協議しながら対策を進めるはずだとみている。

 衆院解散・総選挙の時期については、有馬さんは、これまでささやかれていた10月ごろではなくなった可能性があると話す。

「菅さんは、コロナの鎮静化やワクチンについて触れていましたので、解散は、来年の任期満了近くになる公算も出てきました。総理になったからには長期政権を目指しているはずで、携帯料金の4割値下げなどを進めて、実績を残してから来年の総裁選に臨むことを考えていると思います。河野さんは、ライバルでもありますが、河野さんも生き残るために一生懸命やるはずで、それは菅さんの実績にもなります。菅さんは、仕事をして、政権の評価を受けてから、総選挙をしたいと考えているのではないでしょうか」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

4791チバQ:2020/09/16(水) 20:02:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d1163580f24e30b443132e14c940074da964ed5
万博相新設、閣僚20人に 省庁再編前へ逆戻り
9/16(水) 16:19配信

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時事通信
 16日発足の菅内閣は閣僚が20人となり、総辞職した第4次安倍再改造内閣から1人増えた。

 2025年大阪・関西万博に向けた特別措置法の全面施行に伴い担当相を新設したためで、01年の中央省庁再編以前の規模に戻った。

 閣僚定員は内閣法に定められ、田中角栄首相時代の1974年に国土庁が設置されて以降は「20人以内」だった。省庁再編時に「14人以内」とし、特別に必要な場合は3人まで増員可と改正。実際は17人であることが多かったが、12年に復興相、15年に五輪担当相が置かれて1人ずつ増えた。

4792チバQ:2020/09/16(水) 20:03:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e1e343f7bfc33cdf1c98922393619d4a5c9ff4d
情報BOX:菅内閣の顔ぶれ
9/16(水) 17:51配信

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ロイター
 自民党の菅義偉総裁(写真)が16日午後、衆参両議院で第99代首相に選出された。官房長官として支えた安倍内閣の政策を踏襲、財務相や外相など主要閣僚を再任した(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 16日 ロイター] - 菅内閣の閣僚名簿は以下の通り。

・内閣総理大臣     菅義偉

・副総理兼財務大臣・内閣府特命担当(金融、デフレ脱却) 麻生太郎

・総務大臣       武田良太

・法務大臣       上川陽子

・外務大臣       茂木敏充

・文部科学大臣・教育再生担当 萩生田光一

・厚生労働大臣・働き方改革担当 田村憲久

・農林水産大臣     野上浩太郎(初)

・経済産業大臣・産業競争力担当・ロシア経済分野協力担当・原子力経済被害担当・内閣府特命担当(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)  梶山弘志

・国土交通大臣・水循環政策担当 赤羽一嘉

・環境大臣・内閣府特命担当(原子力防災)小泉進次郎

・防衛大臣       岸信夫(初)

・内閣官房長官・沖縄基地負担軽減担当・拉致問題担当 加藤勝信

・復興大臣・福島原発事故再生総括担当 平沢勝栄(初)

・国家公安委員長・国土強靭化担当・領土問題担当・内閣府特命担当(防災、海洋政策)小此木八郎

・行政改革担当・国家公務員制度担当・内閣府特命担当(沖縄及び北方対策、規制改革)河野太郎

・1億総活躍担当・まち・ひと・しごと創生担当・内閣府特命(少子化対策、地方創生)坂本哲志(初)  

・経済再生担当・全世代社会保障改革担当・内閣府特命担当(経済財政政策)西村康稔 

・デジタル改革担当・情報通信技術(IT)政策担当・内閣府特命担当(マイナンバー制度)平井卓也

・東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当・女性活躍担当・内閣府特命担当(男女共同参画)橋本聖子     

・国際万博担当・内閣府特命担当(消費者および食品安全、クールジャパン戦略、知的財産戦略、科学技術政策、宇宙政策)井上信治(初)

4793チバQ:2020/09/16(水) 20:04:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9c1d4f326f6ddd0ce99c6e33e7bd7083a64982c
まさに「アベノマンマ内閣」菅首相15人留任で発足
9/16(水) 19:42配信
自民党の菅義偉総裁(71)が16日、衆参本会議で第99代首相に選出された。病気のため、任期途中で辞任した安倍晋三首相(65)の後継として2012年12月以来、7年8カ月ぶりの新政権となった。自民、公明党連立の新内閣が発足したが留任(再任含む)15人、平沢勝栄復興相(75=二階派)ら5人が初入閣するなど派閥人事の色濃く、サプライズ起用もなく、安倍政治を継承する顔ぶれとなった。

  ◇   ◇   ◇

衆院の首相指名選挙が行われた国会本会議場で主役は後方席にいた。周囲に対してはリラックスした様子だったが、マスクを着用した目は険しかった。午後1時45分、「菅義偉君を内閣総理大臣に指名することに決まりました」と、議長が発すると菅氏は立ち上がった。マスクはなかった。与党席からの大きな拍手と歓声に何度も頭を下げた。

菅氏は衆院で投票総数462票中、過半数の314票を獲得し、参院でも首相に指名された。初仕事は自民党、連立を組む公明党や各野党の控室を訪ねての就任あいさつだった。警護のSPにガードされて国会内の通路を精力的に移動したが笑顔はなかった。厳しい目で前を見据えていた。

7年8カ月ぶりに誕生した新内閣だが、新鮮味はゼロだ。まさに「アベノマンマ内閣」と形容できる。安倍政権でおなじみの15人が留任(再任)し、初入閣5人を含めて総裁選で菅氏を支持した5派閥に配分。総裁選を戦った岸田派2人、石破派1人も入閣して、党内融和もぬかりない。若手や民間起用などのサプライズはなし。平均年齢60・4歳だ。二階俊博幹事長は「世間で言われている派閥どうのこうのは、ありません」と不快感をあらわにしたが、二階派で入閣待ちの平沢氏抜てきは総裁選でいち早く菅氏支持を表明した二階氏への配慮が色濃い。

一方で安倍路線を継承する実務派の菅氏らしく、派手さはないが、コロナ禍の政権のかじ取りに経験値のある実力重視の面々をそろえたとも言えるが、お手並みを拝見するしかない。コロナ禍でネット通販が増大して家庭ゴミに段ボールが増えた。秋田から単身上京して段ボール工場で働き、粉じんにまみれて汗を流した。「世の中は当たり前のことが当たり前ではない」と、政治を志した。現実の社会を、庶民の思いを肌で知っている。国民宰相の新たな船出に国民は期待を込める。【大上悟】

4794チバQ:2020/09/16(水) 20:05:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6fd7733eb5d3377293ec6075d62c66b811b11cc
官房副長官に側近坂井氏 補佐官は阿達氏ら 菅首相
9/16(水) 18:15配信

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時事通信
 菅義偉首相は16日、政務担当の衆院の官房副長官に、自身に近い無派閥議員グループのまとめ役である坂井学・元総務副大臣を起用した。

 参院の岡田直樹官房副長官、事務担当の杉田和博官房副長官、近藤正春内閣法制局長官は再任された。

 また、首相補佐官に阿達雅志自民党参院議員を充て、経済と外交を担当させた。同氏は米国の弁護士資格を持つ。木原稔、和泉洋人両補佐官の再任も決まった。

4795チバQ:2020/09/16(水) 20:33:48
・気持ち、麻生派が他に比べて軽量感があるかな。河野は半分菅Gだし
・とりあえず見事な派閥均衡
・岸田派は軽く干してる感じですかね
・石破派はコロナ対策で大変な厚労相をやらせる(しかも再任)とゆー
 なかなか上手いなあ


幹事長、官房長官、外務・財務・経産 3点
政調、総務、選対、国対、省庁大臣・経再2点
特命大臣官房副長官1点 


細田派 下村博文政調会長
    萩生田光一文科相 野上浩太郎農林相 岸信夫防衛相 西村康稔経再生相 橋本聖子五輪
    岡田直樹官房副長官 
    3×0 2×4 1×2=10
麻生派 佐藤勉総務会長(元谷垣G)
    麻生太郎財務相 河野太郎行革相 井上信治万博
    3×1 2×1 1×2=7
竹下派 山口泰明選対委員長
    茂木敏充外務相 加藤勝信官房長 
    木原稔首相補佐官
    3×2 2×1 1×1=9
二階派 二階俊博幹事長(留任)
    武田良太総務相 平沢勝栄復興相
    3×1 2×2 1×0=7
石原派 森山裕国対委員長(留任)
    坂本哲志総活躍
    3×0 2×1 1×1=3
菅G  梶山弘志経産相 小泉進次郎環境相 小此木八郎公安相
    坂井学官房副長官 阿達雅志首相補佐官
    3×1 2×2 1×2=9

岸田派 
    上川陽子法務相 平井卓也デジタル
    3×0 2×1 1×1=3
石破派
    田村憲久厚労相
    3×0 2×1 1×0=1  
谷垣G

無派閥 野田聖子幹事長代行

公明党
    赤羽一嘉国交相

4796チバQ:2020/09/16(水) 21:39:09
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20200916-567-OYT1T50285.html
安倍氏側近「官邸官僚」今井補佐官ら3氏退任…コロナ対策などに影響力
2020/09/16 19:49読売新聞

 菅内閣の発足に伴い、安倍前首相の側近で「官邸官僚」とも呼ばれた経済産業省出身の今井尚哉首相補佐官兼首相秘書官、佐伯耕三首相秘書官、長谷川栄一内閣広報官がそろって退任した。

 3氏は、新型コロナウイルス対策や、外交を含む政権運営全般に影響力があったとされる。

 警察庁出身で事務のトップの杉田和博官房副長官と、国土交通省出身で菅首相の「懐刀」とされる和泉洋人首相補佐官は再任された。外交・安全保障政策の継続性の観点から、北村滋国家安全保障局長も続投させる。

 内閣広報官には、総務省出身で安倍首相秘書官を務めたことのある山田真貴子氏が起用される。

 一方、安倍内閣で5人だった事務の首相秘書官は6人に増やし、新たに厚生労働省から起用した。新型コロナ対策などにあたらせる狙いがある。

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20200915k0000m010313000c.html
杉田官房副長官を再任 安倍首相側近の今井補佐官は内閣官房参与に
2020/09/15 22:14毎日新聞

杉田官房副長官を再任 安倍首相側近の今井補佐官は内閣官房参与に

杉田和博内閣官房副長官=首相官邸で2020年9月4日、梅村直承撮影

(毎日新聞)

 自民党の菅義偉新総裁は、官僚トップの杉田和博官房副長官、菅氏側近の和泉洋人首相補佐官、外交安保政策を取り仕切る国家安全保障局(NSS)の北村滋局長を再任する意向だ。安倍首相側近の今井尚哉首相補佐官兼秘書官は内閣官房参与に起用する方針だ。

https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2009160056.html
首相補佐官に木原稔氏ら3人
2020/09/16 19:09産経新聞

 政府は16日、首相補佐官に木原稔衆院議員と阿達雅志参院議員(いずれも自民党)、和泉洋人氏の3人が就任すると発表した。木原、和泉両氏は再任。安倍晋三前政権では5人の首相補佐官がいたが、秋葉賢也衆院議員(同)、政務秘書官でもあった今井尚哉氏、内閣広報官兼務の長谷川栄一氏は退任した。

 政務の官房副長官は坂井学衆院議員(同)が新たに就任。岡田直樹参院議員(同)と、事務の杉田和博官房副長官は再任となった。近藤正春内閣法制局長官も再任された。

 【官房副長官(政務)】

 坂井学氏(さかい・まなぶ)東大卒。自民党副幹事長、総務副大臣。55歳。神奈川5区、衆院当選4回(無派閥)

 【同(政務)】

 岡田直樹氏(おかだ・なおき)東大卒。自民党参院幹事長代行、財務副大臣。58歳。石川選挙区、参院当選3回(細田派)

 【同(事務)】

 杉田和博氏(すぎた・かずひろ)東大卒。内閣危機管理監。79歳。

4797チバQ:2020/09/16(水) 21:42:06
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20200916k0000m010311000c.html
再任8人、閣僚経験者4人再登用の安定志向 菅新内閣発足
2020/09/16 20:51毎日新聞

再任8人、閣僚経験者4人再登用の安定志向 菅新内閣発足

宮中での認証式を終え、記念写真に納まる菅義偉首相(手前中央)と閣僚ら=皇居・宮殿北車寄せで2020年9月16日午後8時14分、手塚耕一郎撮影

(毎日新聞)

 第202臨時国会が16日召集され、衆参両院の本会議での首相指名選挙で自民党の菅義偉総裁(71)が第99代首相に選出された。午後6時前からの皇居での首相任命式と閣僚の認証式を経て、公明党との連立による菅内閣が発足した。

 菅氏は16日朝、東京・赤坂の議員宿舎周辺で日課の散歩をした後、ホテルで秘書官と打ち合わせ。安倍内閣総辞職の臨時閣議に官房長官として出席した後、党本部で広報用の写真撮影をした。午後1時前、首相官邸から去る安倍晋三前首相をホールで見送ってから衆院本会議場に向かった。

 首相指名選挙は衆院(投票総数462票)が菅氏314票▽立憲民主党の枝野幸男氏134票▽日本維新の会の片山虎之助氏11票▽無所属の中山成彬氏2票▽自民党の小泉進次郎氏1票。参院(同240票)は菅氏142票▽枝野氏78票▽片山氏16票▽国民民主党の伊藤孝恵氏1票▽白票3票の結果だった。いずれも菅氏が過半数を得た。

 菅氏はその後、官邸で公明党の山口那津男代表と党首会談を行って組閣本部を設置。加藤勝信官房長官(64)=竹下派=が記者会見で閣僚名簿を発表した。

 菅氏肝いりの「デジタル庁」創設に向けて新設したデジタル改革担当相に就いた平井卓也氏(62)=岸田派=を呼び込んだ際、菅氏は「思い切ってやってくれ」と指示。平井氏は記者団に「総理の覚悟がうかがえた。私も全力を尽くしたい」と語った。

 初入閣は5人で、閣僚経験者4人を再登用。25年の大阪・関西万博に関する特別措置法に基づく万博担当相が新設され、閣僚ポストは1増の20となった。第4次安倍再改造内閣からの残留は11人。麻生太郎副総理兼財務相(79)=麻生派=ら8人が再任され、3人が横滑りで担当を変わった。

 官房副長官に側近の坂井学元副財務相(55)=無派閥=を新たに起用。参院議員の岡田直樹官房副長官(58)=細田派、官僚トップの杉田和博官房副長官(79)は再任した。側近の和泉洋人首相補佐官(67)と木原稔首相補佐官(51)を再任し、トランプ米大統領周辺に人脈を持つ阿達雅志・元党外交部会長(60)を新たに補佐官に起用した。

 菅氏は秋田県出身者で初の首相。70代で初めて首相に就任するのは福田康夫元首相以来、戦後8人目。派閥に所属せず、国会議員の親族を持つ世襲でもない「無派閥・非世襲」議員が自民党から首相となるのは異例だ。【笈田直樹】


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