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自民党スレ

4105チバQ:2020/04/30(木) 15:22:39
「今井氏や財務省は、30万円政策は失敗ではなかったという大義を作った。それが安倍首相が突然全国一斉に出した緊急事態宣言ではないか。つまりこれからはすべての国民に外出自粛をお願いすることになる。だから国民一人一人に一律10万円給付することに政策が変わっただけだと。全国には感染者が少ない県などもあるのになぜ一斉に出したのか疑問の声があちこちで上がっていたが、そうした狙いがあるんじゃないか。そんな芸当ができるのは今井氏しかいない」

 新型コロナをめぐって今後も官邸中枢と与党の対立は続くだろう。

 権力構図の変化はほかにもある。今井氏の官邸内の最大のライバル・菅義偉官房長官との距離感だ。

 菅氏は第二次安倍政権発足以来危機管理を負ってきたのだが、同じく安倍首相にぴったりと寄り添う今井氏の危機管理とバッティングすることが多かった。連立与党ベテラン議員が話す。

「この二つの危機管理は性質が違う。菅氏は政権を守ろうとし、今井氏は安倍首相個人を守ろうとする。たとえば閣僚人事で問題があったら菅氏は政権のために切るべきと主張するが、今井氏は首相に傷がつかないことを第一に考え、任命した安倍首相への責任に及ぶからしばらく様子を見るべきと進言する。結果的にズルズルと留任させてしまい支持率が下がってしまうことにもなる。にもかかわらず安倍首相は自分を慮ってくれるから今井氏を取る。菅氏が忸怩たる思いをした場面は何度かあった」

 またこのベテランの話では、今井氏は昨年の春、新元号会見以来菅氏が力をつけポスト安倍にも名前が挙がり始めたことに警戒感を抱き始めたのではないかという。今後ポスト安倍政局の難しい舵取りの中で、菅氏の存在が壁になるという意味だ。そして、昨秋の菅氏の側近2人の大臣辞職をきっかけに今井氏と菅氏の溝は深まり、桜を見る会問題処理では今井氏が首相のぶら下がり会見を行うことなどについて菅氏に相談をしなかったという。菅氏を遠ざける動きは新型コロナ感染でも同様だ。

「今井氏は菅氏とは十分話を詰めずに学校休校やイベント自粛などを首相に進言した。緊急経済対策の詰めも菅氏を外して4人でやった」(前出連立与党ベテラン)

 また、安倍首相は西村経済再生相を担当にして連日記者会見させているが、本来ならあれは「官房長官の仕事」(同ベテラン)なのだ。西村氏は経産省出身で今井氏の後輩。「今井氏に気を遣うのは当たり前。菅氏に代わって西村氏を前面に出しているのも実質的な菅外し」(同)なのだという。

 菅氏は官邸内のゴタゴタを口外しないが、最近菅氏をよく知る財界関係者が「そんな扱いなら職を辞したらどうか」と言うと静かに笑ったという。今後、権力闘争でどんな立ち位置を取るのか。いずれにしても、官邸の危機管理に携わる2人、今井氏と菅氏との確執が続く限り不安定な官邸の意思決定が続くだろう。

 新型コロナで政権基盤が揺らぎ始めた。

鈴木哲夫/ジャーナリスト


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