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自民党スレ

4003名無しさん:2020/01/22(水) 12:19:46
「官邸のアイヒマン」が暗躍
 菅は、危機管理にも失敗し、そして官僚の掌握にすら失敗した――かつての「最高実力者」にはそんな烙印が押される。

 そればかりではない。12月19日にはIR(統合型リゾート)担当の内閣府副大臣だった秋元司が家宅捜索を受け、後に逮捕された。

 IRの旗振り役だった菅と秋元は非常に近い。秋元がカネを受け取った疑いのある中国企業が参入を狙っていたのは、北海道である。

 「誘致先として北海道の留寿都をごり押ししていたのは菅さんです。鈴木直道知事とともに動いていた案件ですから、菅さんには大ダメージでしょう」(内閣府官僚)

 翌20日には、総務次官が日本郵政の副社長・鈴木康雄に行政処分情報を漏らしたことが発覚し、更迭に追い込まれた。

 「郵政のドンと呼ばれる鈴木氏の退任も必至でしょう。菅さんが総務大臣時代に審議官を務めて以来、鈴木氏は菅さんの大のお気に入りで、日本郵政に送り込んだのも菅さんです」(経済部記者)

 またも、菅案件である。どうだろうか。わずか3ヵ月に、菅周辺で起こったことは、すべて偶然の一致といえるだろうか。

 安倍が手を下したのか。今井が手を下したのか。『官邸のアイヒマン』と呼ばれる北村滋内閣特別顧問が、しきりに菅周辺のスキャンダルを洗っていたという噂も乱れ飛ぶ。

最後の一手はあるか
 少なくともひとつ言えることは、もはや5月にあった菅の勢いは一切そがれ、政治的に「殺された」という事実だ。

 「ただし、安倍は菅を切り捨てることはない。総理を続けるかぎり、菅を留任させる。

 安倍政権での官邸は、菅がいないと回らないシステムになってしまったからだ。その代わりこのままでは、安倍が退任を迎えたときに菅の政治生命は終わる。岸田の禅譲で決まりだろう」(別の自民党幹部)

 菅は、最近、投げやりな表情でこう語っている。

 「俺も長くやりすぎたな。こんなに長く官房長官に居座る気はないんだよ」

 そう、最後のチャンスは、官房長官を辞任し、安倍と徹底抗戦するため、菅派を結成する瞬間だ。二階俊博と古賀誠の2人が後ろ盾になる。

 二階派、それに岸田派の古賀グループを引き入れ、党内最大勢力として、「安倍・岸田連合軍」を蹴散らす。キングメーカーでもいいし、自分が総理になってもいい……。

 そんな夢想をしながらも、菅には以下の記憶も刻み込まれているはずだ。自分の師で、同じように名官房長官といわれた梶山静六がその「分」を忘れ、時の総理・橋本龍太郎を軽く見るようになり、総裁選に出馬、見事に砕け散ったあの記憶を。

 菅に残されている手段は限られている。進むも地獄、退くも地獄。悶えたまま、菅は2020年の新年を迎えた。

 (文中敬称略)

 「週刊現代」2020年1月11日・18日合併号より

週刊現代(講談社)


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