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自民党スレ

3330チバQ:2018/09/25(火) 20:25:23
 しかし、政調会長に加藤勝信厚労相、総務会長に下村氏を有力視する見方もある。

「加藤さんは故・加藤六月さんの娘婿。首相の母、洋子さんは六月夫人と懇意で、加藤家と安倍家は強い関係がある。さらに加藤さんは竹下派で、石破一本化を潰し、自主投票にした功労者。ねぎらう必要もある。加藤さんを政調会長にすると、総務会長の竹下さんと同じ派閥になってしまうので、玉突きで下村さんを総務会長にするのではないか」(角谷氏)

 下村氏本人は細田派会長ポストを希望しているという情報もある。

 萩生田氏も入閣が有力視される。自民党関係者の一人が言う。

「本人は総務、経産相など重要閣僚狙いらしい。だが、まだ5期目だし、初入閣だから経済再生担当などになるのではないか。だが、お友達人事をやると、不満のマグマが党内にたまることになる」

 こうしたお友達らの猟官運動は水面下で激しさを増している。鈴木氏がこう指摘する。

「安倍さんに次はないわけですから、3年の任期が、世代交代し、場合によっては途中退陣もありうる。下手すれば、最後の組閣になりかねない」
 同じ派閥の萩生田氏、西村康稔官房副長官、橋本聖子氏ら入閣待望組にとってはラストチャンスとなりそうなのだ。

 女性閣僚枠では、金融庁への口利きスキャンダルにさらされた野田聖子総務相に代わって、高市早苗・元総務相の返り咲き、片山さつき氏の抜擢という予想も出ている。

 ジャーナリストの歳川隆雄氏はこう解説する。

「片山氏は旧大蔵官僚出身なので、総務相は務まるでしょう。上川陽子法相はオウム真理教の大量死刑執行を実行し、自民党の保守系の人から評価されているので留任です」

 だが、女性枠で本命視されるのは、政治資金問題でミソをつけた小渕優子元経産相だ。

「起用に国民の理解が得られるとは思えませんが、入閣させるとすれば目立たないポスト、例えば環境相あたりではないか。小渕復帰の裏には竹下派を抑え、参院のドン・青木幹雄氏をも懐柔できるとの安倍首相の思惑もあるのでしょう」(野上氏)

 総裁選前は粛清人事が囁かれていた石破茂氏の派閥からの入閣はあるのか。

「党員の3人に1人は石破氏を支持したわけですから、もはや無視できない。1人は石破派から登用する可能性はある。斎藤(健)農水相はパワハラ告発で揉めたので、かつて厚労相に起用された田村憲久氏の起用もある」(鈴木氏)

 防衛相ポストも焦点だ。野上氏はこう語る。

「サプライズ人事を狙うなら当選8回で未入閣の平沢勝栄氏の起用があってもいい。警察官僚時代にはテロ対策を手がけ、防衛審議官などを経験し、手堅い実務型として知られています」

 ただ、平沢氏は安倍首相の小学生時代の家庭教師をしていた過去があり、これまで敬遠されてきた。今回も二階氏が平沢入閣を推してくることが確実とされるが、どう対処するか。

 人事は後に火種となる危険性をはらむ。来年は統一地方選挙と参院選挙が控えているので、議席を減らせば、安倍政権はレームダック化し、政局の火ぶたが切られる可能性がある。

「安倍さんが失脚して退陣する事態になれば、たちまち石破さんがクローズアップされることになる。石破さんは安倍降ろしの筆頭なわけで、石破さんの処遇も難しい。おそらく、本人的には入閣も党三役につきたいとも思っていないでしょう」(歳川氏)

 安倍首相は憲法改正を掲げるが、自民党の船田元・憲法改正推進本部長代行は総裁選で白票を投じたことを明らかにした上で、「首相の改憲への姿勢に同調できない」と発言するなど早くも反旗を翻した。

 安倍首相の3選目の任期は2021年9月までだが、衆議院議員の任期が切れるのは21年10月だ。ここに自民党のジレンマがある。

「次の総裁選の1カ月後には、すぐまた衆議院選が控えるが、安倍4選は無理でしょう。問題はいつ、解散を打つか。来年は新天皇の即位などのスケジュールがびっしり詰まっているので、20年の東京五輪の後しかできない。自民党は東京五輪の成果を勢いにして、オリンピック解散をすることも視野に入れて蠢きだしていると思います」(歳川氏)

 安倍3選は終わりの始まりとなるのだろうか。(本誌・上田耕司、亀井洋志、田中将介)

※週刊朝日  2018年10月5日号より抜粋


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