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自民党スレ

2709チバQ:2017/11/28(火) 19:00:27
http://www.sankei.com/politics/news/171128/plt1711280002-n1.html
2017.11.28 08:00
【政界徒然草】
なぜか「宏池会」が大流行 左派含め与野党問わず標榜 本家の岸田政調会長は困惑

 今年創立60周年を迎えた自民党の名門派閥「宏池会」(岸田派)の名前が最近、にわかにクローズアップされている。希望の党の玉木雄一郎代表(48)は衆院の代表質問で宏池会を率いた大平正芳元首相(1910〜80)の「楕円の哲学」を引用し、左派色の強い立憲民主党の枝野幸男代表(53)までもが自らの考えを「30年前の宏池会」だと称している。これに対し本家本元、岸田派会長の岸田文雄政調会長(60)は「複雑だ」と困惑気味だ。そんな中、岸田氏は「タカ派保守」の安倍晋三首相(63)に対し「ハト派リベラル」を旗印とする宏池会カラーを前面に「ポスト安倍」をうかがう姿勢を強めている。

 「政治も世の中も2つの相対立するものが、適度な緊張と調和の中に共存する」

 希望の党の玉木代表は20日の衆院本会議での代表質問で、楕円には2つの中心点があることになぞらえた宏池会第3代会長の大平氏の持論「楕円の哲学」を引用し、党是とする「寛容な改革保守」の中身をひもといた。

 玉木氏は続けて「異なる意見を聞き入れず、力の支配を信奉する近年の政治風潮と正反対の考えだ」と安倍首相をあてこすり、「自民党にかわる楕円のもう1つの中心となり、政権を担う核となる」と強調した。

 ちなみに玉木氏にとって、大平氏は財務省(旧大蔵省)官僚の大先輩であり、玉木氏が選出された衆院香川2区は、かつての大平氏の選挙地盤(中選挙区時代の衆院香川2区)の一部を含むなど縁が深い。玉木氏の妻は大平氏の親類にあたる。

 立憲民主党の枝野氏にいたっては自らを「宏池会だ」と言い放つ。衆院選での躍進後、日本テレビ番組に出演し「私は保守である」と説明した上で「多様性を認めて寛容で社会的な助け合いを大事にする。30年前なら自民党宏池会だ」と強調した。

 さらには座右の銘として、聖徳太子が制定した十七条憲法の「以和為貴(和を以て貴しと為す)」との一節を紹介。「日本の一番古い政治方針だ。少なくとも私もリベラルであるとも思っている」と話した。

 宏池会は「保守本流」を自任し、政策面では軽武装や経済優先を基本とし、党内ではリベラル色の強い「ハト派」とされる。先の衆院選でまたも大勝し、安倍1強といわれる政治状況が一層強まる中、そのカウンターとして宏池会の「保守本流」「リベラル」といった路線が見直され、野党側からも熱い視線が注がれているようだ。

 ただ、本家の宏池会からは戸惑いの声が漏れる。岸田氏は先月、都内の講演で枝野氏の発言について「さすがに複雑な思いだ。評価されているのか、けなされているのか分からない」と苦笑いした。

 岸田氏は「私がリベラルというのは自民党内での相対的な話だ」と説明。その上で枝野氏らを念頭に「リベラルと言っている人たちとは、安全保障政策についても、経済政策についても随分違う」と述べた。

 岸田氏は以前、テレビ番組で「政治家としての哲学、信念は簡単に言えば、首相は保守、タカ派。私はリベラル、ハト派だといわれている」と安倍首相との政治理念の違いを指摘したことがある。自らをハト派と称する岸田氏が宏池会の伝統や理念を前面に押し出して「ポスト安倍」としての存在感を高めようとしていることも事実だ。


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