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自民党スレ

2495チバQ:2017/08/24(木) 20:26:56
 安倍晋三首相(62)は今月5日のテレビ番組で、消費税増税について「予定通り行っていく」と明言したが、首相が消費税増税再延期を掲げ、衆院解散に打って出るとの憶測や希望は、党内で絶えることはない。

 それだけに、財政規律の観点から予定通りの引き上げを求める中堅議員は「増税より増税凍結のほうが有権者のウケがいいのは当然だ。選挙向けのパフォーマンスにしかみえない」と冷ややかに語った。

 確かに、呼びかけ人である安藤氏(52、比例近畿)、青山周平氏(40、比例東海)、石川昭政氏(44、比例北関東)は、いずれも選挙区で落選し、比例代表で復活当選した“銅バッジ”組(永田町では、選挙区当選の議員を金バッジ、比例単独当選の議員を銀バッジ、比例復活当選の議員を銅バッジと呼ぶ隠語がある)。選挙に強いとはお世辞にもいえない顔ぶれだ。「まあまあの2回生」発言には、不祥事ばかりの「魔の2回生」の中で「自分たちは違う」と差別化を図りたい思いもありそうだ。

 提言に対し、二階氏は「どんどん発信してほしい」と歓迎したが、過去には若手が政策の違いを起点に、選挙の顔である首相や総裁を交代させる動きを起こしたことがある。

 民主党に政権交代する直前の21年、当時の麻生太郎首相(76)が打ち出した「定額給付金」に小泉純一郎元首相(75)が反発し、自民党の1回生だった約80人の「小泉チルドレン」の一部が賛同する動きを見せた。


 衆院選が近づくと、小泉チルドレンは会合を重ね「今のままでは選挙を戦えない」として「麻生降ろし」の旗を振った。一部は離党して「みんなの党」入りするなど党内は混乱を極め、世論には選挙に向けた悪あがきとも受け取られ、党のガバナンスは大きく傷つけられた。結果、衆院選で小泉チルドレンは多くが落選し、自民党は下野した。

 歴史が繰り返されないよう、執行部は気をもんでいる。



 自民党では2回生を中心に、「選挙に弱い」現職の次期衆院選での公認差し替えが検討課題となっている。連続2回比例復活の現職が中心で、すでに地元から党本部に差し替え要求が出されている議員もいる。

 しかし、仮に差し替えられた現職が無所属での出馬を強行すれば、保守分裂となり野党に漁夫の利をさらわれることにもなりかねない。選挙区に比例復活当選の現職がいる長崎幸太郎氏(49、山梨2区)や小泉龍司氏(64、埼玉11区)という無所属議員の復党問題も絡み、事態は複雑だ。

 党務や選挙を預かる二階氏は、ことあるごとに「選挙は候補者本人だ」と言っているが、そうとばかり言っていられない現実が目の前にある。
(政治部 沢田大典)


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