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自民党スレ

2489チバQ:2017/08/20(日) 11:41:55
 二階派では、衆院当選7回の平沢勝栄、山本拓両衆院議員、同6回の桜田義孝、福井照両衆院議員も初入閣待機組に数えられていた。4人は江崎氏と異なり、いずれも他派閥から移籍した「外様」だが、江崎氏には派内からも「やっぱりなという感じだ。大事な閣僚の一枠を…」と恨み節が漏れる。

 実際、二階派から輩出した閣僚はトラブル続きだ。西川公也元農林水産相(74)が「政治とカネ」の問題で、今村雅弘前復興相(70)が東日本大震災の被災地をめぐる失言で辞任に追い込まれた。閣僚以外でも、宮崎謙介元衆院議員(36)が「ゲス不倫」で議員辞職し、中川郁子(58)、門博文(52)両衆院議員は週刊誌で「路チュー」写真を報じられるなど、不祥事や失言が相次いでいる。

 二階派は二階氏が幹事長に就任して以降、この1年間で8人のメンバーを増やし、45人の岸田派にあと1人と迫るなど存在感を高めている。「数は力」を信条とする田中角栄元首相に師事した二階氏らしい手腕だが、党内からは「人数を増やすのは結構だが、質にも目を向けてはどうか」と口さがない意見もあがる。

 江崎氏の発言は軽率のそしりを免れない。国民の政治への信頼が揺らぐ中で、新閣僚の失言は厳に慎むべきタイミングだった。内容も野党側が主張するように「国会軽視」と受けとられても仕方のないものだ。

 一方、江崎氏は法を犯したわけでも、悪質な差別や虚偽の答弁をしたわけでもない。「朗読」という物言いは不適切だが、閣僚が官僚のつくった資料に添って国会答弁するのは当然のことでもある。「素人」も江崎氏の人柄からして、本当に謙遜のつもりだったのだろう。この段階で「資質なし」として辞任まで求める野党側の姿勢は過剰だ。北朝鮮情勢は風雲急を告げている。デフレ脱却に向けた経済政策の推進も待ったなしだ。ささいな端緒でも政局化させたい立場はわかるが、今は国政の場で本質ではない議論に時間を割く余裕はないはずだ。(政治部 石鍋圭)



 江崎鉄磨(えさき・てつま) 昭和18年9月17日、愛知県一宮市生まれ。42年、立教大卒業後、少林寺拳法の開祖・宗道臣氏の秘書、自治相や通産相などを務めた父・江崎真澄衆院議員の秘書を経て平成5年の衆院選旧愛知3区で初当選した。以後、当選6回。新生党を皮切りに新進党、自由党、保守党、保守新党と多くの政党を渡り歩き、15年に自民党に入った。この間、外務総括政務次官、国土交通副大臣、衆院法務委員長などを歴任し、今回の内閣改造で初入閣を果たした。自身も少林寺拳法四段の腕前を持つ。


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