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自民党スレ

1753名無しさん:2016/10/09(日) 22:23:09
>>1752

──その小泉氏が首相になり、日朝首脳会談などを成し遂げたのだから、政治的な勘はピカイチなんでしょう。

「ローマ皇帝が『人心を掌握するにはパンとサーカスを与えよ』と言ったらしいね。小泉がよく僕に話してたよ。パンは経済・生活。サーカスは人を驚かせるような政治。彼の電撃訪朝もそう。僕は加藤をして『最高最強のリベラリスト』と言ったけれど、小泉は『最高最強のポピュリスト』ですよ」

 そんな小泉、加藤、山崎には、初当選同期という共通点はあった。だが、政治信条的には異色な3者が「経世会支配の打倒」を結節点に共闘し、永田町に名を轟かせた。

「経験なき知識は知識なき経験に劣る、という言葉があるでしょう。学歴が高くても、それは単なる学校知識であって、自分の経験から出てきた知ではない」

 確かにその通りである。だが、それとYKKがどう結びつくのか。

「いまの自民党には、保守だリベラルだというような知識、つまりは本当の思想・信条のぶつかり合いがない。ぶつかり合わなければ洗練されないから、洗練された野性味がいまの政治家にない。誰かいるか、あなたに聴きたいくらいですよ」

 異物同士のぶつかり合いの欠如。だから生じる無色透明、無個性、一強に従う羊のごとき政治家の群れ。日本政界が急速に堕してしまったのはなぜか。山崎が挙げたのは、私も予想した3つのエレメントだった。

 まずは選挙制度。中選挙区制を廃し、比例代表並立の小選挙区制を導入したことにより、党執行部の力は飛躍的に高まった。山崎も言う。

「小選挙区制にしたら派閥がなくなり、信条のぶつかり合いがなくなる。だから我々(YKK)は反対した。実際、小選挙区制になって以降、個人の力ではなく、政党の力で当選する時代になり、リーダーの力が強くなって総無力化してしまった」

 山崎が次に挙げたのが世襲の弊害。

「いわゆる2世、3世の時代になって、我々のような、俗に言う“党人派”がいなくなった。(世襲議員は)選挙の苦労もないし、逆境というものを経験していない」


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