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自民党スレ

1630名無しさん:2016/09/11(日) 17:20:45
>>1629

 高みの見物の安倍は、総裁任期延長に邁進する構えだ。ただ各社の世論調査では、任期延長反対が賛成を上回り、安倍政権の長期化が歓迎されているわけではない。石破は「優先順位を間違えてはいけない」と敵意をむき出しにするが、実は石破を下野させた時点で、安倍の戦略には微妙な綻びが生じている。中曽根が特例の任期延長をなし得たのは、後を狙う「安竹宮」が容認したからだ。安倍晋太郎、竹下登、宮澤喜一のいずれかが総裁選出馬を決断していれば、任期延長はなかった。石破はすでに次の総裁選に出馬する意向を固めており、中曽根のような特例延長は望めない。よりハードルの高い抜本的な党則改正が必要となったのだ。

 さらに目前には10月の衆院東京10区と福岡6区のW補選という試練も待ち受ける。いずれも保守分裂の様相だ。

 東京10区では都知事選で党の方針に反して小池百合子を応援した石破派の若狭勝が出馬の構えだ。自民党都連は若狭擁立に難色を示しており、石破・小池vs安倍の対決になりかねない。

 福岡6区は、死去した元総務相・鳩山邦夫の次男・二郎と党福岡県連会長の長男・蔵内謙が公認争いをしている。鳩山を二階派の武田良太が支援し、蔵内を麻生、古賀の重鎮が推している。

 安倍は二階新幹事長に調整を委ねるが、一本化に失敗すれば二階の威信低下は避けられない。東京の結果次第では、石破の勢いが増す。

 人事をめぐる安倍の差配が吉と出るか、凶と出るか。最初の答えは10月23日の投開票日に明らかになる。

(文中敬称略)

(文藝春秋2016年10月号「赤坂太郎」より)


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