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自民党スレ

1251チバQ:2016/06/09(木) 19:47:44
http://www.sankei.com/politics/news/160609/plt1606090001-n1.html
2016.6.9 01:00更新

【政界徒然草】
増税政局で炸裂した自民・二階俊博総務会長の「一番槍」 流れをつくる動物的カンは、あの人譲り…

 自民党の二階俊博総務会長が得意とする課題に先鞭を付ける“一番槍”が、またもや炸裂した。安倍晋三首相は6月1日、来年4月に予定した消費税率10%への再増税の2年半延期、「衆参同日選」見送りの方針を表明した。二階氏はその1週間前に再増税延期を安倍首相に直談判したほか、記者会見などで同日選見送りの見通しを語り、安倍首相が決断を下しやすい環境を整えていたのだ。二階派内には、参院選後に想定される党人事での厚遇を期待する声もある。

 「この参院選挙は同日選の価値がある」

 二階氏は6月2日、新潟市でこう語り、参院選の重要性を強調した。3日の記者会見では、安倍首相が設定した勝敗ライン「与党で改選121議席の過半数」について「できないことなんか考えたことはない。必ず達成できると自信を持っている」と力強く語った。選挙になると戦闘モードに入るのが二階流だ。

 二階氏は一連の流れを周到に作ってきた。

 安倍政権内では、麻生太郎副総理兼財務相と谷垣禎一幹事長らが「予定通り再増税を実施し、しないなら同日選を」という意見だった。これに対し、菅義偉官房長官は「衆院で3分の2を手放す必要はない。同日選はない」と周囲に話すなど、対立がくすぶり続けてきた。

 そうした中で、二階氏は5月23日、首相官邸に安倍首相を訪ね、再増税の2年間延期と10〜20兆円の財政出動を求める提言を手渡した。その後、記者団に「首相も積極的というか、前向きにとらえておられるという感じがした」と述べ、再増税延期の空気を醸成した。

 自民党内では提言の主の名前が話題になった。『自由民主党 衆議院議員 二階俊博』。政務調査会や総務会など党内手続きを経たわけでも、議員連盟などの議論を経たわけでもなく、一議員としての提言だった。

 中堅議員は「違和感と唐突感があった。安倍首相の意向を読み取って、先に行動したのだろう。官邸側から『提言を持ってきてほしい』と依頼したヤラセではないか…という話もある。あのとき、再増税延期が既定路線になったんだ、と思った」と振り返った。

 二階氏は公明党の漆原良夫中央幹事会会長と定期的に一緒に朝食をとるなど、太いパイプを持っている。それだけに、提言は公明党にも影響を与えた。自民党や民進党などが再増税延期に傾くなか、公明党は山口那津男代表が「再増税実施。同日選見送り」を主張し続け、“増税政党”として突出しかけていた。

 公明党幹部は「根回しはなかった」と説明し、こう続けた。

 「うまいタイミングだ。安倍首相は『二階さんはよく分かってくれている』と思うし、二階氏としては存在感を示せる。公明党との強いパイプを持っている二階氏が官邸に行くんだから、ウチも文句はいえない。それにしても二階氏の政治的な嗅覚は、谷垣氏やウチの井上義久幹事長にはないな。角さん(=二階氏の政治的な師に当たる田中角栄元首相)譲りの動物的なカンがあるんだろうな」

 公明党は最終的に首相方針を強い反対もなく受け入れた。


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