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自民党政権綜合スレ

2179名無しさん:2015/09/29(火) 21:19:10
>>2178

 この範囲でなら、反対派野党は同意できるはずである。だが他の政策はどうするのか。志位氏も言うように、今回の提案は暫定政権構想である。戦争法が廃止されれば、衆議院の解散・総選挙で国民に再び信を問うことになる。こう書いてしまえば簡単だが、経済政策も、外交政策も、社会保障政策も寄り合い所帯でバラバラの政党が政権を作るというのは、現実には簡単なことではない。

 万が一にもそんな政権ができたとして、安保法制廃止には一定の時間を必要とする。その間にも、さまざまな政策課題が惹起するはずである。それにどう対応するのか。場合によっては、予算編成もしなければならない。政策がバラバラの政党が寄り集まってどんな予算編成をするのか。

 しかも安保法制が廃止になれば、衆議院を解散するというのである。これは暫定政権がなくなり、もとのバラバラに戻るということである。その結果、もし自民党が政権に復帰すれば、また安保法制が作られるかもしれない。

 少し“万が一”にこだわりすぎたかもしれない。だが結論的に言えば、この暫定政権構想は、極めて無責任なものであり、たった1つの課題での政権などあり得ないということである。そして万が一にも実現しないということである。

■暫定政権は必ず政治を混迷させる

 小沢代表が、一も二もなく賛意を表明しているのは、そうでもしなければ生活の党自体の存立が困難だからである。この小沢代表の発言に喜んでいるようでは、成功はおぼつかないであろう。

 最大野党の民主党は、どうなのか。岡田代表は、松野頼久維新の党代表との会談で、選挙と政策で協力するための「連携協議会」の立ち上げで合意したが、「共産党はちょっと別格だ。一線を画していく」と語り、共産党を「連携協議会」に加えることは想定していないようである。

 このことからも分かることは、民主党は少なくとも一点のみでの政権構想など追求していないということである。岡田、松野会談では、「選挙と政策での協力」ということを前提に協議を開始するということだ。これが政権構想なのか、あるいは党の合流のためなのかは分からないが、いずれにしろ主要政策での一致を前提としていることだけは間違いない。

 では、この協議に共産党は無関係なのかと言えば、そうではない。


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