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自民党政権綜合スレ
1709
:
名無しさん
:2015/02/14(土) 23:12:49
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015021300816
公明、冒頭から異論=恒久法にらみ駆け引き-与党安保協議
与党が13日に再開した安全保障法制整備に関する協議では、公明党が早速、自衛隊の活動拡大につながる政府提案に異論を唱えた。4月に統一地方選を控えて同党には、「ブレーキ役」としての存在感をアピールする狙いがあるとみられる。公明党は、安倍晋三首相が意欲を示す自衛隊海外派遣の恒久法制定にも慎重な立場で、政権内の駆け引きが激化しそうだ。
協議は昨年7月1日以来で、与党は3月第4週までの結論の取りまとめを目指す。武力攻撃に至らない「グレーゾーン」事態への対処に関し協議した13日は、政府側が防衛協力を進めるオーストラリアを想定し、同盟国の米国以外の艦船なども防護対象とできるよう検討を要請。これに対し、公明党の出席者からは「わが国の防衛に資すると言えるのか」などと疑問が相次いだ。
この後に開かれた公明党の会合でも、「昨年7月の閣議決定では、防護対象として米軍しか書いていなかった」といった声が上がった。
集団的自衛権行使を容認した閣議決定の文言を詰めた昨年の与党協議では、当初は憲法解釈の変更に否定的だった公明党が押し切られた印象が否めなかった。支持母体の創価学会には不満も残り、今回の協議に先立って公明党幹部は政府関係者に「ガチンコでやる」と伝えた。
しかし、公明党側に「連立離脱」の選択肢がないことは前回と同様だ。13日の与党協議で北側一雄副代表は「個別の項目ごとに合意をするのではなく、全体のパッケージとして合意を目指す」と語り、法案をめぐる自公の温度差を際立たせたくない思いをにじませた。
一方、自衛隊の活動にできるだけ制約を設けたくないのが自民党だ。公明党の慎重姿勢が目立った13日の協議後、自民党の出席者の一人は「先が思いやられる」と指摘した。ただ、別の同党幹部は「山より大きなイノシシは出ない」と語っており、憲法解釈の変更がハードルとなった昨年の協議以上の困難はないと見る向きもある。
与党協議では、他国軍防護の後は恒久法制定の是非に焦点が移る見通し。公明党の山口那津男代表は、自衛隊の海外派遣は特別措置法による対応が望ましいとの認識を示しているが、自民党側は「恒久法に関しては、譲れない」(防衛相経験者)としており、落としどころは見えていない。(2015/02/13-19:08)
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