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民主党スレ・2

1344名無しさん:2015/10/03(土) 13:51:50
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151001-00054242-playboyz-soci
元総理・菅直人が見捨てられた福島を再訪して今何を伝えるのか
週プレNEWS 10月1日(木)6時0分配信

福島第一原発事故から4年半が過ぎた。今も終わりの見えぬ事故収束作業が行なわれ、大勢の人々が避難生活を続けているが、ここにきて政府は原発事故の被災者たちを元の土地へ戻す動きを強め始めた。

これは一見、復興が順調に進んでいるかのようだが、実際には被災者のほとんどが故郷への帰還をためらっている。その理由と福島の現状を知るために、本誌は事故時の総理大臣であり脱原発に取り組む現衆議院議員の菅直人氏とともに現地取材を行なった。

最初に取材班が向かったのは、事故で故郷を奪われた人々が暮らす伊達市内の「応急仮設住宅」だった。

東日本大震災の後、福島県内には約1万6800戸の応急仮設住宅が造られ、伊達市内の仮設住宅には主に飯舘村からの避難者たちが暮らしている。フクイチ(福島第一原発)の北西方向に位置する飯舘村は、事故発生当初、高濃度の放射性物質が降り注いだが、フクイチから20km圏の危険想定区域から離れていたため避難が大幅に遅れ、結果、村民たちは県内でも最も高い数値の初期被曝を受けてしまった。

しかし今年6月、政府は住民の避難指示を2017年3月までに解除すると閣議決定。住民の“帰還”を熱心に進めている。放射線量が格段に高い大熊町の「帰還困難区域」ですら、避難住民の帰還に向けた除染作業がスタートした。この流れでいけば、大熊町と同じ全域避難指定されている飯舘村でも、住民たちを呼び戻す計画が浮上しそうだ。

こうした帰還政策の加速化を、避難者たちは決して手放しで喜んでいるわけではない。

伊達市の仮設住宅に住み続けてきたひとり、「飯舘村民救済申立団」の団長・長谷川健一氏は、今回の政府の閣議決定に対して、こう説明する。

「国と県が強引に推し進める帰村政策は、あまりにも非現実的で、帰るに帰れないというのが大多数の避難者たちの一致した考えです。まず、故郷へ戻ったところで生活基盤は放射性物質で破壊されているので、原発事故以前の暮らしに復帰できる見通しが立ちません。

しかも多くの村民は事故直後の自主避難の際に被曝させられているので、健康上の不安は時間が経つほど強まっていくでしょう。

仮設住宅に暮らし始めた頃は、いずれ国や県が助けてくれるだろうと信じていました。しかし4年半のうちに強まってきたのは、このまま見捨てられるのではないか?という不安感だけでした。おそらく飯舘村だけでなく、他の被災地域の人々も同じ気持ちだと思います」

伊達市の仮設住宅地では数十人の飯舘村民が、菅氏が来るのを待ち受け、集会場で口々に将来への不安を訴えた。帰還困難区域の避難者からも「再び昔の家で、安心して生活できる日が来るのだろうか?」という質問が出たが、菅氏は「今のところ、それは厳しい状況にある」と、率直に返答した。

しかし集会場を離れる時、村民たちは菅氏に握手を求めた。今は政権の座を降りた菅氏の立場は誰もが承知しているが、それでも切実な思いを託せる数少ない相手なのだろう。この仮設住宅地を訪れた人物は現政権の要人でひとりもいないという。


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