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世論調査総合スレッド

954名無しさん:2017/10/16(月) 03:59:20
>>953続き

希望は民進党出身の前職を「安全保障法制容認」などを踏み絵に選別した。このため、立憲とは候補を一本化している共産も希望には積極的に対立候補を擁立している。希望の候補が立つ選挙区の多くは野党分裂の三つどもえの構図になっている。

 結果的に希望は自民党に加え、立憲と共産の2野党から挟み撃ちにあっている形で、これが希望が伸び悩む一因だ。希望の細野豪志元環境相は15日、「立憲と共産が組むなどそれぞれの党の動きはいかんともしがたい」と厳しい表情で語った。

 小池氏の足元の東京都内でも苦しんでいる。東京の25選挙区中23選挙区で候補を擁立し、15選挙区で立憲と競合した。東京では接戦区はあっても、希望が優勢な選挙区はない。

 東京10区は小池氏のかつての選挙区だ。側近の前職、若狭勝氏は、自民前職の鈴木隼人氏や立憲新人の鈴木庸介氏と三つどもえの争いになっている。10区は共産新人の岸良信氏も立っており、野党が一本化できていれば状況は一変していた可能性がある。

 さらに、小池氏の知名度頼りの部分が大きく、小池氏の「排除」発言で風向きが変わると各選挙区はそのまま影響を受けた。直前の結党による準備不足も響いている。東京の小選挙区での希望前職はボランティアが不足し、自らポスターを10枚ほど張ったという。

 結党メンバーの希望前職は「東京の候補はこれまで全く政治活動もしていない新人も多い。序盤で出遅れるのはやむを得ない」と語った。自民党関係者は「東京は希望の縄張りだという思いから、無理に新人を立てた結果だ」と冷ややかに話した。

 維新は、希望との間で、大阪の19選挙区と東京の25選挙区で候補者のすみ分けを行った。また大阪府内の公明候補のいる4選挙区で候補擁立を見送った。【松井豊、松本晃】

 ◇立憲、共産と協力に効果

 立憲民主党は共産、社民両党との協力が効果を発揮している。与野党が一騎打ちとなった56選挙区のうち「共産・立憲・社民」の候補は13選挙区で優位に立つ。

 一方で、この56選挙区のうち、「希望・維新」の候補が優勢な選挙区は一つもなく、明暗がくっきり分かれた。

 立憲の福山哲郎幹事長は15日、東京都内で記者団に「浮かれることなく、謙虚に戦っていきたい」と控えめに語った。

 党関係者は「50議席に乗るかどうかで、国会での影響力に大きな差が出る。さらに支持を広げたい」などと述べ、公示前勢力の15議席からの大幅増に期待を示す。

 立憲は候補を擁立した63小選挙区のうち15選挙区で与野党「一騎打ち」の構図を実現した。新潟1区では共産と立憲が一本化した効果が顕著に出ている。

 共産が候補を立てなかったため1対1の対決となり、立憲前職が自民前職をリードしている。北海道でも同様の構図で立憲の好調が目立ち、1区、3区で立憲が自民をリードしている。

 民進党関係者は立憲の勢いについて、「民進党支持層のなかで、希望の党には共感できない層の選択肢となり、一気になだれ込んでいるようだ」と分析する。連合幹部も「立憲に風が吹いている」と指摘した。共産党幹部は「立憲と一本化できたところはうまくいっている。無党派やリベラルの受け皿になっている」と話す。

 もっとも、一本化はあくまで「共産・立憲・社民」の3党の間だけの限定的なものだ。この共産幹部は「民進党がこんなことになる前にちゃんと野党共闘をする前提だった時は、全国で100選挙区ぐらいをひっくり返せると思っていた」と野党分裂を悔やむ。

 すみ分けがない比例では、共産も勢いづく立憲に票を食われかねないジレンマを抱えている。前回2014年の衆院選で、政権批判を取り込んで議席を倍増させる原動力となった比例票も今回は伸び悩んでいる。

 小池晃書記局長は毎日新聞の取材に、自民党が堅調な状況について「希望の党の結成で野党勢力が分断されたために起きた現象だ。立憲、社民との共闘路線を揺るがずやっていきたい」と強調した。

 社民党は小選挙区では優勢なのは沖縄2区にとどまり、比例の議席獲得も見通せない。野党共闘が党勢拡大に直結していない。【影山哲也、光田宗義】


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