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第23回参議院議員選挙(2013年)

2307チバQ:2013/07/01(月) 22:13:57
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130701ddlk12010143000c.html
2013参院選ちば:混迷・3人区/下 政権批判票、どこへ 離党組に苦悩する民主 /千葉
毎日新聞 2013年07月01日 地方版

 ◇「追い風」強調の共産 「非自民」結集せず
 「かつての仲間が2人、また対立候補になった。彼ら(2人)の地元の東葛地域は大変な草刈り場になるかもしれない」。6月7日、千葉市内で参院選千葉選挙区に向けた協議が行われた民主党県連の総支部長・幹事会合同会議。浪人中の前衆院議員が語気を強めると、重苦しい空気が広がった。政権から転落した昨年の衆院選の悪夢がよぎったかのように、黙り込む県連幹部たち。だが、肝心の参院選に挑む民主現職の長浜博行氏(54)と野田佳彦前首相らはすでに別の用事で退席していた。

 「かつての仲間」とは、日本維新の会新人で我孫子市選出の前県議、花崎広毅氏(36)と、生活の党新人で柏市出身の前衆院議員、太田和美氏(33)。両氏は民主から政界入りしたが、衆院選前に離れた。離党組と票を奪い合ったことが民主の衆院選敗因の一つとされ、参院選でも同じ構図が形成されている。

 ただ、5月下旬、維新とみんなの党が選挙協力を解消し、それぞれが候補者を擁立することになり、県連が「緊張感がない」(国会議員経験者)状態に陥った。第三極の票が割れれば相対的に民主票が上がる−−こんな計算からか、県連幹部は「ホクホクだよ」と安堵(あんど)感を漂わせていた。

 6月23日の東京都議選。民主は「戦慄した」(県連幹部)ほどの大敗北を喫した。その2日後の25日朝。JR船橋駅北口で、安倍政権の経済政策「アベノミクス」を批判するビラを通行人に頭を下げて配る野田氏の姿があった。傍らには環境相などで野田内閣を支え、「浜ちゃん」と呼ばれる間柄の長浜氏が立ち、社会保障などの政策を訴えた。

 前首相による地元でのビラ配りは約3年ぶり。だが、受け取るのは5、6人に1人だけ。「政治改革を推進するためにも、民主党がへこたれてはいけない」とマイクで叫ぶも、立ち止まったのは数えるほどだった。

 3人が当選する選挙区の楽観と党に突きつけられている現実。ある選対メンバーは「都議選以降、陣営でそうとう厳しくやっているが、全く挽回できていないのに引き締まらない」と嘆いた。

    ◇

 「必ずや次の総選挙には国民の生活を大事にする政治グループを結集し、政権交代を実現する。そのために参院選は極めて重要だ」

 生活の小沢一郎代表は6月2日、母親の出身地の柏市内の居酒屋で開いた支援者約120人との会合で語った。県庁で記者会見を行い、太田氏の擁立を発表したのはこの4日前。野党が競合して自民候補を利する事態を避けるため、改選数1の選挙区では生活の擁立を抑える小沢氏だが、「3人区の千葉で擁立するのは自然なこと。何としても当選を期したい」と説明した。

 太田氏は06年の衆院千葉7区補選で初当選後、福島2区に転出。3選を目指した昨年の衆院選で落選した。小沢氏からは「1日50回のつじ立ち」を課され、遊説には自転車を使う。警戒を強める民主陣営に対し、「長浜先生は尊敬している。対抗馬だが、敵だとは思っていない」と話す。

 小沢氏が描く「非自民勢力」の結集は具体化していない。それでも太田氏は「ここで筋を通して出馬しないと、何も起こらない」と強調する。

    ◇

 6月25日に千葉市内であった共産党新人で党県委員の寺尾賢氏(37)の決起集会。壇上に立った浮揚幸裕・党県委員長が「民主はまだ底があり、第三極への期待もしぼんでいる今、選挙区でも共産党への期待が膨らむ状態にある」とあいさつした。

 都議選では民主などを尻目に議席を倍増させ、陣営は有力野党不在の中、反自民票を集める好機と捉える。寺尾氏は護憲や原発ゼロなど自民との明確な対抗軸を打ち出し、「自・共対決となるこの選挙を勝ち抜く」と意気込む。

 政権批判の受け皿はどの野党になるのか。公示後の「票流」に注目が集まる。(この連載は、田中裕之、岡崎大輔、山縣章子、宮地佳那子、味澤由妃が担当しました)


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