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テレビ・ラジオの局と番組のスレッド

813とはずがたり:2018/12/30(日) 23:30:07
>>812
これに対しても先の学者は、逃げの姿勢が見られると指摘する。

「事実をおさえることは重要だが、今回の問題の本質は“できるのかできないのか”ではなく、“するかしないか”の方にある。3年前の古館キャスター時代なら、スタジオに政治家や官僚を招いて激論を交わしていたが、当時の在野性はどこに行ったのか。沖縄から見ると、肩透かしというか、裏切られた感が拭えない」

日本のテレビ史上、初めて民放が平日のプライムタイムに、帯で1時間のニュース番組を置いたのが同番組の前身・ニュースステーションだった。久米宏をキャスターに1985年にスタート。普段着の親しみやすい口調と分かりやすいコメント、そして鋭い突っ込みでポジションを確立していた。2004年に終了するまでの平均視聴率は14.4%、民放としてニュースの商品化に初めて成功した番組だった。

後を継いだのが古舘伊知郎の報道ステーション。

90年代の勢いには及ばなかったが、それでも視聴率は二桁を誇るテレ朝の看板番組であり続けた。そして16年3月に古館キャスターが降板し、4月からの富川悠太・小川彩佳時代を経て、今年10月からは富川悠太・徳永有美体制となった。ところがこの3年、47都道府県の大半で右肩下がりとなり、特に沖縄での下落ぶりが顕著だった。

NEWS23の場合
こうした中にあって、比較的下落幅が小さく、特に沖縄で良い位置を保っているのがNEWS23だ。

沖縄で報道ステーションが3割強、ニュース7が4割弱の接触率を失ったのに対して、NEWS23は1割ほどで済んでいる。

ただし権力の監視を厳しく行い、下落率も少ないものの、同番組の満足度は他と比べて低い。

また沖縄を除くと接触率も一番低い。社会全体が変化する状況の中で、こうした番組の置かれた状況の厳しさを示すものと言わざるを得ない。

news zeroの場合
NEWS23と対照的なのが、日テレのnews zero。

この3年で下落率が最も少なかったが、より長いスパンでみると逆に視聴率は上昇している。

視聴者の年齢構成でも、他の3番組と比べ圧倒的に若年層が多い。日テレの戦略が当たっていると言えよう。

分かりやすさとキャスティングで、ニュースの新たな視聴者獲得に成功した同番組。

かつて権力の監視や切り口の斬新さで成功したニュースステーションとは、また一味違ったニュースの商品化で、一定の視聴者を獲得しているようだ。

メディア間競争
米国では2000年代前半までに、テレビの主なニュースはネットの存在を強く意識し、解説・分析などニュースの深掘りに力を入れていた。

放送までに多くの視聴者が、ネットでニュースの概要を知ってしまうことへの対策だった。

ところが日本では、ニュース7・報道ステーション・news zeroなどは、米国TVニュースとは逆に深掘りや鋭い解説を避けているように見える。その中にありnews zeroだけが、キャスター陣に人気者を集めることで、若年層を取り込み視聴者確保に成功している。


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